JPH09298204A - 半導体製造装置および半導体ウェーハの移載方法 - Google Patents
半導体製造装置および半導体ウェーハの移載方法Info
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- JPH09298204A JPH09298204A JP13587696A JP13587696A JPH09298204A JP H09298204 A JPH09298204 A JP H09298204A JP 13587696 A JP13587696 A JP 13587696A JP 13587696 A JP13587696 A JP 13587696A JP H09298204 A JPH09298204 A JP H09298204A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 高温の炉内からウェーハを取り出す際のスリ
ップ発生またはウェーハの割れを防止する。 【解決手段】 ツィーザ15をホットウォール型反応炉
11の管体12内に挿入して、この管体12内に保持さ
れた半導体ウェーハ16をツィーザ15により炉外に移
載する。このツィーザ15を管体12内に挿入したと
き、ツィーザ温度と半導体ウェーハ温度との差値を一定
範囲に保持する。この一定範囲とは、半導体ウェーハに
スリップが発生しない程度の範囲である。例えばウェー
ハ温度が1000℃では10℃以内に、800℃では7
0℃以内にツィーザ温度を制御する。この制御は、例え
ば、制御手段17でツィーザ15を半導体ウェーハ16
から少なくとも10mm離した状態で、かつ、少なくと
も60秒間停止させておく。ツィーザ15は加熱されて
ウェーハを持ち上げてもウェーハを局部冷却せず、スリ
ップ発生を完全に防ぐことができる。
ップ発生またはウェーハの割れを防止する。 【解決手段】 ツィーザ15をホットウォール型反応炉
11の管体12内に挿入して、この管体12内に保持さ
れた半導体ウェーハ16をツィーザ15により炉外に移
載する。このツィーザ15を管体12内に挿入したと
き、ツィーザ温度と半導体ウェーハ温度との差値を一定
範囲に保持する。この一定範囲とは、半導体ウェーハに
スリップが発生しない程度の範囲である。例えばウェー
ハ温度が1000℃では10℃以内に、800℃では7
0℃以内にツィーザ温度を制御する。この制御は、例え
ば、制御手段17でツィーザ15を半導体ウェーハ16
から少なくとも10mm離した状態で、かつ、少なくと
も60秒間停止させておく。ツィーザ15は加熱されて
ウェーハを持ち上げてもウェーハを局部冷却せず、スリ
ップ発生を完全に防ぐことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体ウェーハに
熱処理を施したり、CVD膜を形成するホットウォール
型反応炉を有する半導体製造装置およびその反応炉から
の半導体ウェーハの移載方法に関する。
熱処理を施したり、CVD膜を形成するホットウォール
型反応炉を有する半導体製造装置およびその反応炉から
の半導体ウェーハの移載方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のホットウォール型の反応
炉を備えた半導体製造装置にあっては、半導体ウェーハ
を反応炉内に装入して所定の熱処理が施されていた。こ
の場合、反応炉内への半導体ウェーハの出し入れはロボ
ット(石英製またはアルミナ製のツィーザ)を用いて行
っていた。すなわち、ホットウォール型の反応炉では抵
抗加熱ヒータによって炉内温度を昇降させるが、昇降温
に時間がかかるため、炉内温度を反応温度(例えば80
0℃)に設定した状態でウェーハを出し入れする。よっ
て、800℃以上の高温にさらされたウェーハを反応炉
内からツィーザにより取り出す場合、通常の搬送速度で
ツィーザを動かしてウェーハを取り出すと、高温のウェ
ーハに対して室温に近いツィーザが接触することとな
る。具体的には、ツィーザをウェーハの直下約5mmの
位置に挿入し、ツィーザを上昇させてウェーハをすくい
上げていた。そして、このツィーザの2方向の動きを一
連の動作として連続して行っていたため、以下のような
問題があった。
炉を備えた半導体製造装置にあっては、半導体ウェーハ
を反応炉内に装入して所定の熱処理が施されていた。こ
の場合、反応炉内への半導体ウェーハの出し入れはロボ
ット(石英製またはアルミナ製のツィーザ)を用いて行
っていた。すなわち、ホットウォール型の反応炉では抵
抗加熱ヒータによって炉内温度を昇降させるが、昇降温
に時間がかかるため、炉内温度を反応温度(例えば80
0℃)に設定した状態でウェーハを出し入れする。よっ
て、800℃以上の高温にさらされたウェーハを反応炉
内からツィーザにより取り出す場合、通常の搬送速度で
ツィーザを動かしてウェーハを取り出すと、高温のウェ
ーハに対して室温に近いツィーザが接触することとな
る。具体的には、ツィーザをウェーハの直下約5mmの
位置に挿入し、ツィーザを上昇させてウェーハをすくい
上げていた。そして、このツィーザの2方向の動きを一
連の動作として連続して行っていたため、以下のような
問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】第1に、室温のツィー
ザをウェーハ直下に近接して(5mm以下)挿入してい
たため、ウェーハが局部的に冷却され、その時の熱応力
で結晶欠陥が発生していた。第2に、室温のツィーザで
ウェーハをすくい上げていたため、低温のツィーザがウ
ェーハに接触し、ウェーハのツィーザ接触部分の温度が
大きく低下する。よって、スリップ欠陥が発生したり、
ウェーハが割れる等の問題があった。
ザをウェーハ直下に近接して(5mm以下)挿入してい
たため、ウェーハが局部的に冷却され、その時の熱応力
で結晶欠陥が発生していた。第2に、室温のツィーザで
ウェーハをすくい上げていたため、低温のツィーザがウ
ェーハに接触し、ウェーハのツィーザ接触部分の温度が
大きく低下する。よって、スリップ欠陥が発生したり、
ウェーハが割れる等の問題があった。
【0004】そこで、この発明の目的は、高温の炉内か
らウェーハを取り出す際のスリップ発生またはウェーハ
の割れを防止することができる半導体製造装置を提供す
ることである。また、この発明の目的は、半導体ウェー
ハに結晶欠陥が発生することなく、高温の反応室より半
導体ウェーハの取り出しを可能とした半導体ウェーハの
移載方法を提供することにある。
らウェーハを取り出す際のスリップ発生またはウェーハ
の割れを防止することができる半導体製造装置を提供す
ることである。また、この発明の目的は、半導体ウェー
ハに結晶欠陥が発生することなく、高温の反応室より半
導体ウェーハの取り出しを可能とした半導体ウェーハの
移載方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ホットウォール型反応炉に挿入されてこの反応炉内
に保持された半導体ウェーハを反応炉外に移載するツィ
ーザを備えた半導体製造装置において、上記ツィーザを
反応炉に挿入したとき、ツィーザ温度と半導体ウェーハ
温度との差値を一定範囲に保持するツィーザ温度制御手
段を有する半導体製造装置である。
は、ホットウォール型反応炉に挿入されてこの反応炉内
に保持された半導体ウェーハを反応炉外に移載するツィ
ーザを備えた半導体製造装置において、上記ツィーザを
反応炉に挿入したとき、ツィーザ温度と半導体ウェーハ
温度との差値を一定範囲に保持するツィーザ温度制御手
段を有する半導体製造装置である。
【0006】請求項2に記載の発明は、上記ツィーザ温
度制御手段は、ツィーザを反応炉内で半導体ウェーハか
ら所定間隔離れた状態で所定時間保持することにより、
ツィーザ温度と半導体ウェーハ温度との差値を一定範囲
に保持し、その後ツィーザに半導体ウェーハを搭載した
とき半導体ウェーハに結晶欠陥が発生しないようにした
請求項1に記載の半導体製造装置である。
度制御手段は、ツィーザを反応炉内で半導体ウェーハか
ら所定間隔離れた状態で所定時間保持することにより、
ツィーザ温度と半導体ウェーハ温度との差値を一定範囲
に保持し、その後ツィーザに半導体ウェーハを搭載した
とき半導体ウェーハに結晶欠陥が発生しないようにした
請求項1に記載の半導体製造装置である。
【0007】請求項3に記載の発明は、ホットウォール
型反応炉で加熱された半導体ウェーハをツィーザで移載
する半導体ウェーハの移載方法であって、半導体ウェー
ハの近傍位置にツィーザを所要時間停止させることによ
りツィーザの温度を半導体ウェーハの温度に接近させた
後、このツィーザで半導体ウェーハを保持し、移載する
半導体ウェーハの移載方法である。
型反応炉で加熱された半導体ウェーハをツィーザで移載
する半導体ウェーハの移載方法であって、半導体ウェー
ハの近傍位置にツィーザを所要時間停止させることによ
りツィーザの温度を半導体ウェーハの温度に接近させた
後、このツィーザで半導体ウェーハを保持し、移載する
半導体ウェーハの移載方法である。
【0008】請求項1に記載の発明では、ツィーザをホ
ットウォール型反応炉に挿入して、この反応炉内に保持
された半導体ウェーハをツィーザにより炉外に移載す
る。このツィーザを反応炉に挿入したとき、ツィーザ温
度と半導体ウェーハ温度との差値を一定範囲に保持す
る。この一定範囲とは、半導体ウェーハにスリップが発
生しない程度の範囲である。
ットウォール型反応炉に挿入して、この反応炉内に保持
された半導体ウェーハをツィーザにより炉外に移載す
る。このツィーザを反応炉に挿入したとき、ツィーザ温
度と半導体ウェーハ温度との差値を一定範囲に保持す
る。この一定範囲とは、半導体ウェーハにスリップが発
生しない程度の範囲である。
【0009】請求項2に記載の発明では、上記ツィーザ
を反応炉内に挿入したとき、この反応炉内にて半導体ウ
ェーハから所定間隔離れた状態でツィーザを所定時間保
持する。この結果、ツィーザ温度と半導体ウェーハ温度
との差値を一定範囲に保持される。そして、このように
温度差が一定範囲に保持されたツィーザに半導体ウェー
ハを搭載し、炉外に移載する。この結果、ツィーザとの
接触により半導体ウェーハが局部的に過冷されることが
なく、半導体ウェーハに結晶欠陥が発生することはな
い。
を反応炉内に挿入したとき、この反応炉内にて半導体ウ
ェーハから所定間隔離れた状態でツィーザを所定時間保
持する。この結果、ツィーザ温度と半導体ウェーハ温度
との差値を一定範囲に保持される。そして、このように
温度差が一定範囲に保持されたツィーザに半導体ウェー
ハを搭載し、炉外に移載する。この結果、ツィーザとの
接触により半導体ウェーハが局部的に過冷されることが
なく、半導体ウェーハに結晶欠陥が発生することはな
い。
【0010】請求項3に記載の発明によれば、ホットウ
ォール型反応炉で加熱された半導体ウェーハをツィーザ
で移載する。このとき、半導体ウェーハの近傍位置に
(例えばウェーハから10mm離して)ツィーザを所要
時間(例えば60秒間)停止させる。そして、ツィーザ
の温度を半導体ウェーハの温度に接近させた後、このツ
ィーザで半導体ウェーハを保持し、移載する。
ォール型反応炉で加熱された半導体ウェーハをツィーザ
で移載する。このとき、半導体ウェーハの近傍位置に
(例えばウェーハから10mm離して)ツィーザを所要
時間(例えば60秒間)停止させる。そして、ツィーザ
の温度を半導体ウェーハの温度に接近させた後、このツ
ィーザで半導体ウェーハを保持し、移載する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る半導体製造
装置の一実施例を図面を参照して説明する。図1にはこ
の発明の一実施例に係る枚葉式のホットウォール型反応
炉を備えた半導体製造装置の概略構造を示している。こ
の図において、11はホットウォール型の反応炉であっ
て、その水平載置型の管体(石英製反応容器)12は抵
抗加熱ヒータ13によりその周囲が取り囲まれている。
管体12はシャッタを介してチャンバ(搬送室)14に
連通・接続されている。チャンバ14内にはウェーハ搬
送治具であるツィーザ15が配設されており、このツィ
ーザ15はモータ等で駆動されて上記管体12内に挿入
される。ツィーザ15は管体12内に保持された半導体
ウェーハ16を持ち上げて搭載し、管体12からチャン
バ14内に移送可能に構成されている。なお、図示して
いない圧力調整手段により、この反応炉11は管体12
内の圧力が調節される構成である。
装置の一実施例を図面を参照して説明する。図1にはこ
の発明の一実施例に係る枚葉式のホットウォール型反応
炉を備えた半導体製造装置の概略構造を示している。こ
の図において、11はホットウォール型の反応炉であっ
て、その水平載置型の管体(石英製反応容器)12は抵
抗加熱ヒータ13によりその周囲が取り囲まれている。
管体12はシャッタを介してチャンバ(搬送室)14に
連通・接続されている。チャンバ14内にはウェーハ搬
送治具であるツィーザ15が配設されており、このツィ
ーザ15はモータ等で駆動されて上記管体12内に挿入
される。ツィーザ15は管体12内に保持された半導体
ウェーハ16を持ち上げて搭載し、管体12からチャン
バ14内に移送可能に構成されている。なお、図示して
いない圧力調整手段により、この反応炉11は管体12
内の圧力が調節される構成である。
【0012】また、上記ツィーザ15は制御手段17に
よりその駆動が制御されている。制御手段17は、例え
ばCPU、ROM、RAM、I/O等を有して構成され
ており、所定のプログラム(ROMに格納)に基づいて
ツィーザ15の駆動機構部(モータ等)15Aを制御し
ている。例えば、制御手段17はツィーザ15が管体1
2内に挿入されたとき、その挿入位置・停止時間・リフ
トアップ動作・チャンバ14への退出等を制御してい
る。具体的には、図2に示すように、ツィーザ15を半
導体ウェーハ16の下方に10mm離れて少なくとも6
0秒間停止させ、その後半導体ウェーハ16を持ち上げ
るように構成されている。このように上記制御手段17
はツィーザ15の挿入時の温度を制御するツィーザ温度
制御手段を構成するものである。なお、反応炉としてC
VD炉を用いた場合は管体に対して所定の反応ガスの供
給・排出がなされる。
よりその駆動が制御されている。制御手段17は、例え
ばCPU、ROM、RAM、I/O等を有して構成され
ており、所定のプログラム(ROMに格納)に基づいて
ツィーザ15の駆動機構部(モータ等)15Aを制御し
ている。例えば、制御手段17はツィーザ15が管体1
2内に挿入されたとき、その挿入位置・停止時間・リフ
トアップ動作・チャンバ14への退出等を制御してい
る。具体的には、図2に示すように、ツィーザ15を半
導体ウェーハ16の下方に10mm離れて少なくとも6
0秒間停止させ、その後半導体ウェーハ16を持ち上げ
るように構成されている。このように上記制御手段17
はツィーザ15の挿入時の温度を制御するツィーザ温度
制御手段を構成するものである。なお、反応炉としてC
VD炉を用いた場合は管体に対して所定の反応ガスの供
給・排出がなされる。
【0013】以上の構成に係る半導体製造装置にあって
は、反応炉11がヒータ13により所定温度に加熱さ
れ、この温度の管体12内に半導体ウェーハ16が装入
されて熱処理などが施されることとなる。ところで、こ
のホットウォール型の反応炉11にあっては、コールド
ウォール型のそれに比較して昇降温の速度が緩であるた
め、反応温度(例えば800〜900℃)は保持した状
態で半導体ウェーハ16の出し入れがアルミナ製ツィー
ザ15を用いて行われる。すなわち、反応室である管体
12の内部から半導体ウェーハ16を取り出す際、制御
手段17により駆動制御されたツィーザ15が、半導体
ウェーハ16から10mm以上離れた下方位置に挿入さ
れ、60秒以上の間、停止・待機してから半導体ウェー
ハ16をすくい上げる。そして、管体12内から引き出
し、チャンバ14内に半導体ウェーハ16を移送する。
なお、この際の管体12の開口のシャッタの開閉は同じ
く制御手段17で制御されている。また、管体12内の
圧力も適切に制御されるものとする。
は、反応炉11がヒータ13により所定温度に加熱さ
れ、この温度の管体12内に半導体ウェーハ16が装入
されて熱処理などが施されることとなる。ところで、こ
のホットウォール型の反応炉11にあっては、コールド
ウォール型のそれに比較して昇降温の速度が緩であるた
め、反応温度(例えば800〜900℃)は保持した状
態で半導体ウェーハ16の出し入れがアルミナ製ツィー
ザ15を用いて行われる。すなわち、反応室である管体
12の内部から半導体ウェーハ16を取り出す際、制御
手段17により駆動制御されたツィーザ15が、半導体
ウェーハ16から10mm以上離れた下方位置に挿入さ
れ、60秒以上の間、停止・待機してから半導体ウェー
ハ16をすくい上げる。そして、管体12内から引き出
し、チャンバ14内に半導体ウェーハ16を移送する。
なお、この際の管体12の開口のシャッタの開閉は同じ
く制御手段17で制御されている。また、管体12内の
圧力も適切に制御されるものとする。
【0014】上記ツィーザ15の60秒間程度の停止・
待機により、ツィーザ15は加熱されて、半導体ウェー
ハ16の温度に近似した値となる。例えば炉内温度(ウ
ェーハ温度)が1000℃,800の場合、ツィーザ温
度は約10℃以内,70℃以内にそれぞれ制御されるも
のとする。なお、この制御温度は、上記図2に示す形状
のアルミナ製ツィーザ15、12インチ径のシリコンウ
ェーハを使用した場合である。このように上述した距離
を保って、ツィーザ15を60秒間以上管体12内に停
止・保持させる。この条件で保持することにより、ツィ
ーザ15の温度を上記温度範囲に近似させることがで
き、その後ウェーハ持ち上げ時の接触でウェーハ16に
スリップを発生させることはない。この場合、ツィーザ
15と半導体ウェーハ16との間の距離は10mm以上
に保った状態でツィーザ15を停止させている理由は、
ツィーザ15を半導体ウェーハ16に接近させ過ぎる
と、局部冷却により半導体ウェーハ16にスリップが発
生するからである。
待機により、ツィーザ15は加熱されて、半導体ウェー
ハ16の温度に近似した値となる。例えば炉内温度(ウ
ェーハ温度)が1000℃,800の場合、ツィーザ温
度は約10℃以内,70℃以内にそれぞれ制御されるも
のとする。なお、この制御温度は、上記図2に示す形状
のアルミナ製ツィーザ15、12インチ径のシリコンウ
ェーハを使用した場合である。このように上述した距離
を保って、ツィーザ15を60秒間以上管体12内に停
止・保持させる。この条件で保持することにより、ツィ
ーザ15の温度を上記温度範囲に近似させることがで
き、その後ウェーハ持ち上げ時の接触でウェーハ16に
スリップを発生させることはない。この場合、ツィーザ
15と半導体ウェーハ16との間の距離は10mm以上
に保った状態でツィーザ15を停止させている理由は、
ツィーザ15を半導体ウェーハ16に接近させ過ぎる
と、局部冷却により半導体ウェーハ16にスリップが発
生するからである。
【0015】図3には反応室内(管体12内)の温度が
1000℃でアルミナ製ツィーザ15を12インチ径の
シリコンウェーハ16の下方12.5mmに挿入し、待
機時間を変えた場合の、シリコンウェーハの局部冷却温
度を示している。図4にはこの場合の待機時間による結
晶欠陥(スリップ)の発生の有無を示している。これら
の結果から明らかなように60秒以上の待機によりウェ
ーハでのスリップ発生を抑えることができた。
1000℃でアルミナ製ツィーザ15を12インチ径の
シリコンウェーハ16の下方12.5mmに挿入し、待
機時間を変えた場合の、シリコンウェーハの局部冷却温
度を示している。図4にはこの場合の待機時間による結
晶欠陥(スリップ)の発生の有無を示している。これら
の結果から明らかなように60秒以上の待機によりウェ
ーハでのスリップ発生を抑えることができた。
【0016】図5には、同じくシリコンウェーハ16の
下方にツィーザ15を挿入した場合のこれらの間の距離
と、局部冷却温度との関係を示している(待機時間は例
えば60秒)。また、図6にはこの場合の距離と結晶欠
陥の有無との関係を示している。これらの結果、10m
m以上離間して保持すればスリップ発生が抑止できるこ
とが明らかである。
下方にツィーザ15を挿入した場合のこれらの間の距離
と、局部冷却温度との関係を示している(待機時間は例
えば60秒)。また、図6にはこの場合の距離と結晶欠
陥の有無との関係を示している。これらの結果、10m
m以上離間して保持すればスリップ発生が抑止できるこ
とが明らかである。
【0017】なお、本発明によれば、高温状態のウェー
ハを常温のツィーザにより炉外へ取り出す際、ウェーハ
に結晶欠陥等が発生しない程度のツィーザの待機時間、
距離を任意に選択すれば良く、上記実施例における、炉
内温度1000℃、ウェーハ径12インチ、ツィーザが
アルミナ製のものについてのツィーザの待機時間、距離
に限定されないことは言うまでもない。例えば、炉内温
度、ウェーハ径、又、ツィーザの材質の違いから生じる
熱容量の違いにより当然ツィーザの待機時間、距離は変
化するものであり、炉内温度、ウェーハ径が上記実施例
の値より小さくなればそのツィーザの待機時間、距離
は、例えば10秒以上、3mm以上と小さくなる。
ハを常温のツィーザにより炉外へ取り出す際、ウェーハ
に結晶欠陥等が発生しない程度のツィーザの待機時間、
距離を任意に選択すれば良く、上記実施例における、炉
内温度1000℃、ウェーハ径12インチ、ツィーザが
アルミナ製のものについてのツィーザの待機時間、距離
に限定されないことは言うまでもない。例えば、炉内温
度、ウェーハ径、又、ツィーザの材質の違いから生じる
熱容量の違いにより当然ツィーザの待機時間、距離は変
化するものであり、炉内温度、ウェーハ径が上記実施例
の値より小さくなればそのツィーザの待機時間、距離
は、例えば10秒以上、3mm以上と小さくなる。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、ツィーザによる半導
体ウェーハの局部冷却を防ぐことができ、ツィーザによ
る取り出しでの結晶欠陥の発生を抑制することができ
る。すなわち、反応炉からの移載時に半導体ウェーハに
スリップが発生すること、割れが生じることを防止する
ことができる。また、ウェーハ取り出し時には反応炉の
温度を下げなくて済むため、そのスループットを低下さ
せることがない。
体ウェーハの局部冷却を防ぐことができ、ツィーザによ
る取り出しでの結晶欠陥の発生を抑制することができ
る。すなわち、反応炉からの移載時に半導体ウェーハに
スリップが発生すること、割れが生じることを防止する
ことができる。また、ウェーハ取り出し時には反応炉の
温度を下げなくて済むため、そのスループットを低下さ
せることがない。
【図1】この発明の一実施例に係る枚葉式ホットウォー
ル型反応炉の概略構造を示す模式的断面図である。
ル型反応炉の概略構造を示す模式的断面図である。
【図2】この発明の一実施例に係る反応炉内での半導体
ウェーハとツィーザとの位置関係を示す模式図である。
ウェーハとツィーザとの位置関係を示す模式図である。
【図3】この発明の一実施例に係る反応炉内でのツィー
ザの待機時間と局部冷却温度との関係を示すグラフであ
る。
ザの待機時間と局部冷却温度との関係を示すグラフであ
る。
【図4】この発明の一実施例に係るツィーザの待機時間
と結晶欠陥との関係を説明するための模式図である。
と結晶欠陥との関係を説明するための模式図である。
【図5】この発明の一実施例に係る反応炉内でのツィー
ザとウェーハとの間の距離と局部冷却温度との関係を示
すグラフである。
ザとウェーハとの間の距離と局部冷却温度との関係を示
すグラフである。
【図6】この発明の一実施例に係るツィーザ・ウェーハ
間距離と結晶欠陥との関係を説明するための模式図であ
る。
間距離と結晶欠陥との関係を説明するための模式図であ
る。
11 反応炉、 12 管体、 13 ヒータ、 15 ツィーザ、 16 半導体ウェーハ、 17 制御手段(ツィーザ温度制御手段)、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板谷 秀治 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 西脇 倫子 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 井ノ口 泰啓 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 ホットウォール型反応炉に挿入されてこ
の反応炉内に保持された半導体ウェーハを反応炉外に移
載するツィーザを備えた半導体製造装置において、 上記ツィーザを反応炉に挿入したとき、ツィーザ温度と
半導体ウェーハ温度との差値を一定範囲に保持するツィ
ーザ温度制御手段を有することを特徴とする半導体製造
装置。 - 【請求項2】 上記ツィーザ温度制御手段は、ツィーザ
を反応炉内で半導体ウェーハから所定間隔離れた状態で
所定時間保持することにより、ツィーザ温度と半導体ウ
ェーハ温度との差値を一定範囲に保持し、その後ツィー
ザに半導体ウェーハを搭載したとき半導体ウェーハに結
晶欠陥が発生しないようにした請求項1に記載の半導体
製造装置。 - 【請求項3】 ホットウォール型反応炉で加熱された半
導体ウェーハをツィーザで移載する半導体ウェーハの移
載方法であって、 半導体ウェーハの近傍位置にツィーザを所要時間停止さ
せることによりツィーザの温度を半導体ウェーハの温度
に接近させた後、このツィーザで半導体ウェーハを保持
し、移載することを特徴とする半導体ウェーハの移載方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13587696A JPH09298204A (ja) | 1996-05-02 | 1996-05-02 | 半導体製造装置および半導体ウェーハの移載方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13587696A JPH09298204A (ja) | 1996-05-02 | 1996-05-02 | 半導体製造装置および半導体ウェーハの移載方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09298204A true JPH09298204A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=15161842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13587696A Pending JPH09298204A (ja) | 1996-05-02 | 1996-05-02 | 半導体製造装置および半導体ウェーハの移載方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09298204A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6413888B1 (en) * | 1997-12-10 | 2002-07-02 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Method and apparatus for preventing rapid temperature variation of wafers during processing |
| CN109872962A (zh) * | 2018-03-26 | 2019-06-11 | 株式会社国际电气 | 半导体装置的制造方法、存储介质及基板处理装置 |
-
1996
- 1996-05-02 JP JP13587696A patent/JPH09298204A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6413888B1 (en) * | 1997-12-10 | 2002-07-02 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Method and apparatus for preventing rapid temperature variation of wafers during processing |
| US6919541B2 (en) | 1997-12-10 | 2005-07-19 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Apparatus for preventing rapid temperature variation during wafer processing |
| CN109872962A (zh) * | 2018-03-26 | 2019-06-11 | 株式会社国际电气 | 半导体装置的制造方法、存储介质及基板处理装置 |
| US20190295854A1 (en) * | 2018-03-26 | 2019-09-26 | Kokusai Electric Corporation | Method of Manufacturing Semiconductor Device and Non-Transitory Computer-Readable Recording Medium |
| JP2019169662A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | 株式会社Kokusai Electric | 半導体装置の製造方法、プログラムおよび基板処理装置 |
| KR20190112637A (ko) * | 2018-03-26 | 2019-10-07 | 가부시키가이샤 코쿠사이 엘렉트릭 | 반도체 장치의 제조 방법, 기록 매체 및 기판 처리 장치 |
| US10978310B2 (en) | 2018-03-26 | 2021-04-13 | Kokusai Electric Corporation | Method of manufacturing semiconductor device and non-transitory computer-readable recording medium capable of adjusting substrate temperature |
| TWI822734B (zh) * | 2018-03-26 | 2023-11-21 | 日商國際電氣股份有限公司 | 半導體裝置之製造方法、程式及基板處理裝置 |
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