JPH0929830A - 樹脂製ベンド管の製造方法 - Google Patents
樹脂製ベンド管の製造方法Info
- Publication number
- JPH0929830A JPH0929830A JP18399095A JP18399095A JPH0929830A JP H0929830 A JPH0929830 A JP H0929830A JP 18399095 A JP18399095 A JP 18399095A JP 18399095 A JP18399095 A JP 18399095A JP H0929830 A JPH0929830 A JP H0929830A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bend
- pipe
- straight
- mold
- die
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 所定の曲率半径及びベンド角を有する樹脂製
のベンド管の製造方法を改良する。具体的には、製造工
程を簡易にするとともに、製造効率を向上させる。 【解決手段】 対向するベンド金型10と一対のストレ
ート金型20とを使用する。ベンド金型10には円弧状
の溝11を形成する。溝11の曲率半径rは、ベンド管
1の曲率半径Rと同じか若しくは小さくする。溝11の
曲げ角度γは、ベンド管1のベンド角θと同じか若しく
は大きくする。中央部を加熱することにより軟化させた
直管3を、ベンド金型10とストレート金型20とによ
って挟み、直管3を撓める。
のベンド管の製造方法を改良する。具体的には、製造工
程を簡易にするとともに、製造効率を向上させる。 【解決手段】 対向するベンド金型10と一対のストレ
ート金型20とを使用する。ベンド金型10には円弧状
の溝11を形成する。溝11の曲率半径rは、ベンド管
1の曲率半径Rと同じか若しくは小さくする。溝11の
曲げ角度γは、ベンド管1のベンド角θと同じか若しく
は大きくする。中央部を加熱することにより軟化させた
直管3を、ベンド金型10とストレート金型20とによ
って挟み、直管3を撓める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の曲率半径及
びベンド角を有するような樹脂製ベンド管の製造方法に
関し、詳しくは、製造工程を簡易にするとともに製造効
率を向上させた樹脂製ベンド管の製造方法に関するもの
である。
びベンド角を有するような樹脂製ベンド管の製造方法に
関し、詳しくは、製造工程を簡易にするとともに製造効
率を向上させた樹脂製ベンド管の製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】上下水道や電気、ガスなどの配管の曲が
り部には、図5に示すような樹脂製ベンド管(以下、ベ
ンド管という)1が使用されることがある。ベンド管1
を製造するには、通常、製造しようとするベンド管1の
曲率半径Rに等しい曲率半径及びベンド角度θに等しい
曲げ角度を有する上下金型101,102が使用されて
いる。尚、本明細書中では、ベンド管の曲率半径Rと
は、ベンド管の各断面の中心が描く軌跡の曲率半径を指
す。また金型の曲率半径とは、金型に所定の管を完全に
密着して沿わした際に、その管の中心が描く軌跡の曲率
半径を言う。
り部には、図5に示すような樹脂製ベンド管(以下、ベ
ンド管という)1が使用されることがある。ベンド管1
を製造するには、通常、製造しようとするベンド管1の
曲率半径Rに等しい曲率半径及びベンド角度θに等しい
曲げ角度を有する上下金型101,102が使用されて
いる。尚、本明細書中では、ベンド管の曲率半径Rと
は、ベンド管の各断面の中心が描く軌跡の曲率半径を指
す。また金型の曲率半径とは、金型に所定の管を完全に
密着して沿わした際に、その管の中心が描く軌跡の曲率
半径を言う。
【0003】従来技術では、上下金型101,102が
加熱されて軟化している樹脂製の直管を所定時間、挟ん
だ状態とすることにより加圧成形し、次いで上下金型1
01,102を冷却することにより、加圧成形された樹
脂管を硬化し、最後に脱型することにより、ベンド管1
を得ることができる。しかし、上記のような成形法によ
って製造されたベンド管1は、脱型後に曲げが幾分、戻
って曲率半径Rが増大し、かつベンド角θが減少すると
いった戻りが生じていた。したがって上記の成形法で
は、厳密に所定の曲率半径R及びベンド角θを有するベ
ンド管1を得ることが困難であるといった不具合があっ
た。
加熱されて軟化している樹脂製の直管を所定時間、挟ん
だ状態とすることにより加圧成形し、次いで上下金型1
01,102を冷却することにより、加圧成形された樹
脂管を硬化し、最後に脱型することにより、ベンド管1
を得ることができる。しかし、上記のような成形法によ
って製造されたベンド管1は、脱型後に曲げが幾分、戻
って曲率半径Rが増大し、かつベンド角θが減少すると
いった戻りが生じていた。したがって上記の成形法で
は、厳密に所定の曲率半径R及びベンド角θを有するベ
ンド管1を得ることが困難であるといった不具合があっ
た。
【0004】加熱成形されたベンド管1に戻りが生じる
のは、加熱されて軟化した状態の樹脂管が粘弾性を有
し、曲げられたうえに、短時間に冷却されることによ
り、残留応力が生じるからであると考えられる。したが
って、加熱されて軟化した状態の樹脂管を長時間にわた
って加圧すれば、完全な塑性流動によって残留応力を消
失させることができる。また、極めて徐々に冷却するこ
とにより、熱応力の発生を防止することができる。しか
し、このように長時間を掛けて製造することは、生産性
が低下するといった問題が生じる。
のは、加熱されて軟化した状態の樹脂管が粘弾性を有
し、曲げられたうえに、短時間に冷却されることによ
り、残留応力が生じるからであると考えられる。したが
って、加熱されて軟化した状態の樹脂管を長時間にわた
って加圧すれば、完全な塑性流動によって残留応力を消
失させることができる。また、極めて徐々に冷却するこ
とにより、熱応力の発生を防止することができる。しか
し、このように長時間を掛けて製造することは、生産性
が低下するといった問題が生じる。
【0005】このような現象に鑑み、製造されたベンド
管1に戻りが生じることがなく、しかも生産性を低下さ
せないようにした樹脂製ベンド管の製造方法が、特開平
4−193524号公報に開示されている。この製造方
法は、以下の第1段階から第4段階から構成される。
管1に戻りが生じることがなく、しかも生産性を低下さ
せないようにした樹脂製ベンド管の製造方法が、特開平
4−193524号公報に開示されている。この製造方
法は、以下の第1段階から第4段階から構成される。
【0006】第1段階では、樹脂の直管を所定の曲率半
径Rよりも小さな曲率半径Rで、かつ所定のベンド角θ
よりも大きなベンド角θの金型により、曲がり成形管を
加圧成形する。第2段階では、曲がり成形管を上記した
加熱温度と常温との中間温度で冷却したうえで脱型す
る。第3段階では、所期のベンド管の曲率半径R及びベ
ンド角θと等しい曲率半径及び曲げ角度を有する金型に
よって、前記曲がり成形管を加圧成形する。この加圧成
形によって、最終製品となるベンド管1が所定に曲率半
径Rとベンド角θとに設定される。第4段階では、金型
冷却によって最終製品の冷却を行う。
径Rよりも小さな曲率半径Rで、かつ所定のベンド角θ
よりも大きなベンド角θの金型により、曲がり成形管を
加圧成形する。第2段階では、曲がり成形管を上記した
加熱温度と常温との中間温度で冷却したうえで脱型す
る。第3段階では、所期のベンド管の曲率半径R及びベ
ンド角θと等しい曲率半径及び曲げ角度を有する金型に
よって、前記曲がり成形管を加圧成形する。この加圧成
形によって、最終製品となるベンド管1が所定に曲率半
径Rとベンド角θとに設定される。第4段階では、金型
冷却によって最終製品の冷却を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平4−19352
4号公報に開示された樹脂製ベンド管の製造方法におい
て、第1段階で成形される曲がり成形管は、残留応力が
生じていている。この残留応力は曲率半径Rを増大さ
せ、ベンド角θを減少させようとする。しかし、この曲
がり成形管の曲率半径及びベンド角は、所期のベンド管
1の曲率半径Rよりも大きく、ベンド角θよりも小さい
ため、この残留応力によって、所期のベンド管1の形状
となる方向に戻される。そして、第3段階での加圧成形
によって、この残留応力が打ち消され、製品の曲げ寸法
が安定される。したがって、最終製品となるベンド管1
は、所定の曲率半径Rとベンド角θとを維持する。
4号公報に開示された樹脂製ベンド管の製造方法におい
て、第1段階で成形される曲がり成形管は、残留応力が
生じていている。この残留応力は曲率半径Rを増大さ
せ、ベンド角θを減少させようとする。しかし、この曲
がり成形管の曲率半径及びベンド角は、所期のベンド管
1の曲率半径Rよりも大きく、ベンド角θよりも小さい
ため、この残留応力によって、所期のベンド管1の形状
となる方向に戻される。そして、第3段階での加圧成形
によって、この残留応力が打ち消され、製品の曲げ寸法
が安定される。したがって、最終製品となるベンド管1
は、所定の曲率半径Rとベンド角θとを維持する。
【0008】しかし、このようにしてベンド管1を製造
するには、曲率半径及び曲げ角度が異なる2種類の金型
が必要となるため、製造工程も煩雑となるだけでなく、
製造効率も低下するといった不具合もあった。
するには、曲率半径及び曲げ角度が異なる2種類の金型
が必要となるため、製造工程も煩雑となるだけでなく、
製造効率も低下するといった不具合もあった。
【0009】そこで本発明は、上記した二つの従来技術
が持つ問題点を一挙に解決するものであり、簡易な製造
工程で所定形状のベンド管を製造することができる製造
方法を提供することを目的とするものである。
が持つ問題点を一挙に解決するものであり、簡易な製造
工程で所定形状のベンド管を製造することができる製造
方法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段は、合成樹脂直管を加熱して軟化し、さらに当該
直管を押し曲げてベンド管を製造する方法において、表
面に円弧状の溝が設けられ、所期のベンド管の曲率半径
と同じか若しくは小さな曲率半径を有し、かつ所期のベ
ンド管のベンド角よりも大きな曲げ角度を備えたベンド
型に、加熱されて軟化した直管の中央部を当接させる工
程と、前記直管のベンド型に当接していない部位であっ
てベンド型に当接している面と反対の面に、一対の当て
型を当接して直管を押圧し、直管を所期のベンド角以上
に押し曲げ、冷却した後に脱型する工程を含むことを特
徴とする樹脂製ベンド管の製造方法である。
の手段は、合成樹脂直管を加熱して軟化し、さらに当該
直管を押し曲げてベンド管を製造する方法において、表
面に円弧状の溝が設けられ、所期のベンド管の曲率半径
と同じか若しくは小さな曲率半径を有し、かつ所期のベ
ンド管のベンド角よりも大きな曲げ角度を備えたベンド
型に、加熱されて軟化した直管の中央部を当接させる工
程と、前記直管のベンド型に当接していない部位であっ
てベンド型に当接している面と反対の面に、一対の当て
型を当接して直管を押圧し、直管を所期のベンド角以上
に押し曲げ、冷却した後に脱型する工程を含むことを特
徴とする樹脂製ベンド管の製造方法である。
【0011】上記手段によれば、一対の当て型が直管に
当接し、直管はベンド型に沿って曲げられる。ベンド型
は、製造しようとする所期のベンド管のベンド角よりも
大きな曲げ角度を備え、当て型の当接によって、直管は
所期のベンド角度よりも大きく曲げられる。そしてその
状態で冷却されて、脱型される。この脱型されたベンド
管は、所期のベンド角よりも大きなベンド角を持つもの
であるが、残留応力等の影響により、時間の経過に伴っ
てベンド角度が小さくなる。そして本発明の方法による
と、所期のベンド角度になったところでベンド管は安定
し、それ以上の形状変化は少なくなる。
当接し、直管はベンド型に沿って曲げられる。ベンド型
は、製造しようとする所期のベンド管のベンド角よりも
大きな曲げ角度を備え、当て型の当接によって、直管は
所期のベンド角度よりも大きく曲げられる。そしてその
状態で冷却されて、脱型される。この脱型されたベンド
管は、所期のベンド角よりも大きなベンド角を持つもの
であるが、残留応力等の影響により、時間の経過に伴っ
てベンド角度が小さくなる。そして本発明の方法による
と、所期のベンド角度になったところでベンド管は安定
し、それ以上の形状変化は少なくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る実施例を図1ないし
図4を参照して説明する。図1(a)は、実施例1の前
段の工程を示す正面図、図1(b)は、同じく側面図で
ある。図2は、実施例1の後段の工程を示す正面図であ
る。図3(a)は、実施例2の前段の工程を示す正面
図、図3(b)は同じく側面図である。図4は、実施例
2の後段の工程を示す正面図である。
図4を参照して説明する。図1(a)は、実施例1の前
段の工程を示す正面図、図1(b)は、同じく側面図で
ある。図2は、実施例1の後段の工程を示す正面図であ
る。図3(a)は、実施例2の前段の工程を示す正面
図、図3(b)は同じく側面図である。図4は、実施例
2の後段の工程を示す正面図である。
【0013】(実施例1)実施例1において使用する装
置は、円弧部を有するベンド金型10と、ベンド金型1
0の幅よりも若干広い間隔で配置した一対のストレート
金型(当て型)20とを接近・離隔するように対向させ
たものである。ベンド金型10は例えばフロアーF上に
固定し、ストレート金型(当て型)20と対向する上面
側には円弧形の溝11を形成する。ベンド金型10の曲
率半径rは、成形するベンド管1の曲率半径Rと同じか
若しくは小さくし、ベンド金型10の曲げ角度αは成形
するベンド管1のベンド角θよりも大きくする。また、
溝11の側面形状は図1(b)に示すように、成形する
ベンド管1が嵌まるような半円形とする。
置は、円弧部を有するベンド金型10と、ベンド金型1
0の幅よりも若干広い間隔で配置した一対のストレート
金型(当て型)20とを接近・離隔するように対向させ
たものである。ベンド金型10は例えばフロアーF上に
固定し、ストレート金型(当て型)20と対向する上面
側には円弧形の溝11を形成する。ベンド金型10の曲
率半径rは、成形するベンド管1の曲率半径Rと同じか
若しくは小さくし、ベンド金型10の曲げ角度αは成形
するベンド管1のベンド角θよりも大きくする。また、
溝11の側面形状は図1(b)に示すように、成形する
ベンド管1が嵌まるような半円形とする。
【0014】他方、ストレート金型(当て型)20は
「コ」字形の連結棒21の両端部にヒンジ22などによ
って揺動可能に取り付けたものであり、ベンド金型10
と対向する下面には、ストレートな溝23を形成する。
この溝23の側面形状は図1(b)に示すように、成形
するベンド管1が嵌まる半円形とし、溝23の長さはベ
ンド管1の直線部の長さ以上とする。連結棒21の中央
には昇降機24を取り付け、ストレート金型(当て型)
20がベンド金型10に接近・離隔することができるよ
うにする。
「コ」字形の連結棒21の両端部にヒンジ22などによ
って揺動可能に取り付けたものであり、ベンド金型10
と対向する下面には、ストレートな溝23を形成する。
この溝23の側面形状は図1(b)に示すように、成形
するベンド管1が嵌まる半円形とし、溝23の長さはベ
ンド管1の直線部の長さ以上とする。連結棒21の中央
には昇降機24を取り付け、ストレート金型(当て型)
20がベンド金型10に接近・離隔することができるよ
うにする。
【0015】実施例1に係る装置は以上のように構成
し、次にベンド管1を製造する方法について説明する。
先ず、合成樹脂製の直管3の中央部を加熱して、曲げ加
工が可能になるまで軟化させる。次に、その直管3の中
央部をベンド金型10の頂部にセッティングする。続い
て図2に示すように、昇降機24によってストレート金
型(当て型)20を下降させ、直管3のベンド型10に
当接していない部位であってベンド型10に当接してい
る面と反対の面に、ストレート金型(当て型)20を押
し当てる。そして一対のストレート金型(当て型)20
が直管3の両端部を押し下げることによって、直管3を
撓ませる。ストレート金型(当て型)20は連結棒21
に揺動可能に取り付けられているため、撓んだ直管3の
向きに対応してストレート金型(当て型)20は直管3
の両端部を押し下げることができる。
し、次にベンド管1を製造する方法について説明する。
先ず、合成樹脂製の直管3の中央部を加熱して、曲げ加
工が可能になるまで軟化させる。次に、その直管3の中
央部をベンド金型10の頂部にセッティングする。続い
て図2に示すように、昇降機24によってストレート金
型(当て型)20を下降させ、直管3のベンド型10に
当接していない部位であってベンド型10に当接してい
る面と反対の面に、ストレート金型(当て型)20を押
し当てる。そして一対のストレート金型(当て型)20
が直管3の両端部を押し下げることによって、直管3を
撓ませる。ストレート金型(当て型)20は連結棒21
に揺動可能に取り付けられているため、撓んだ直管3の
向きに対応してストレート金型(当て型)20は直管3
の両端部を押し下げることができる。
【0016】直管3は所定のベンド角θ度よりも大きな
角度となるまで加圧する。具体的には、所定のベンド角
θに対して5%から20%程度大きな角度になるまで押
し曲げる。ベンド金型10の頂部にセッティングされて
いる直管3の中央部は加熱されて軟化しているため、直
管3の両端部を押し下げられるだけで、ベンド部が形成
される。また、直管3の両端部はストレートな溝23に
よって押し下げられるため、所定の直線部を確保するこ
とができる。この状態で十分に冷却した後、ストレート
金型(当て型)20を上昇させる。すると、残留応力に
よる戻りによって、所期の曲率半径Rとベンド角θを有
するベンド管1を得ることができる。
角度となるまで加圧する。具体的には、所定のベンド角
θに対して5%から20%程度大きな角度になるまで押
し曲げる。ベンド金型10の頂部にセッティングされて
いる直管3の中央部は加熱されて軟化しているため、直
管3の両端部を押し下げられるだけで、ベンド部が形成
される。また、直管3の両端部はストレートな溝23に
よって押し下げられるため、所定の直線部を確保するこ
とができる。この状態で十分に冷却した後、ストレート
金型(当て型)20を上昇させる。すると、残留応力に
よる戻りによって、所期の曲率半径Rとベンド角θを有
するベンド管1を得ることができる。
【0017】なお上記実施例1はベンド金型10をフロ
アーF上に固定し、ストレート金型(当て型)20がベ
ンド金型10に接近・離隔する場合について説明した
が、ストレート金型(当て型)20を取り付ける連結棒
21をフロアーに固定し、ベンド金型10を移動させる
ことにより、ベンド金型10がストレート金型(当て
型)20に接近・離隔するようにすることも可能であ
る。
アーF上に固定し、ストレート金型(当て型)20がベ
ンド金型10に接近・離隔する場合について説明した
が、ストレート金型(当て型)20を取り付ける連結棒
21をフロアーに固定し、ベンド金型10を移動させる
ことにより、ベンド金型10がストレート金型(当て
型)20に接近・離隔するようにすることも可能であ
る。
【0018】ここで、実施する場合の寸法の一例を示
す。ベンド管1の材質が高密度ポリエチレン、呼び径が
75(外径が89mm)、所期の曲率半径Rが270mm 、所期の
ベンド角θ度が45°のベンド管を製造する場合であれ
ば、ベンド金型10は曲率半径が243mm であって、ベン
ド金型の曲げ角度αは120°のものを使用する。スト
レート金型(当て型)20は長さが100mm とする。そし
て、直管をベンド金型10によって曲げ角度αが50°ま
で押し曲げ、冷却した後、脱型する。
す。ベンド管1の材質が高密度ポリエチレン、呼び径が
75(外径が89mm)、所期の曲率半径Rが270mm 、所期の
ベンド角θ度が45°のベンド管を製造する場合であれ
ば、ベンド金型10は曲率半径が243mm であって、ベン
ド金型の曲げ角度αは120°のものを使用する。スト
レート金型(当て型)20は長さが100mm とする。そし
て、直管をベンド金型10によって曲げ角度αが50°ま
で押し曲げ、冷却した後、脱型する。
【0019】(実施例2)実施例2はS字形のベンド管
2を製造する方法である。実施例2において使用する装
置は、一対の並列治具30,31を接近・離隔可能に対
向させたものである。並列治具30,31は上記実施例
1と同様のベンド金型10とストレート金型(当て型)
20とを所定の間隔で配置したものである。このような
並列治具30,31は、図3に示すように両方のベンド
金型10,10がともに、対向する並列治具30,31
のベンド金型10とストレート金型(当て型)20との
間であって、ストレート金型(当て型)20寄りに対向
し、ストレート金型(当て型)20,20が対向してい
るベンド金型10,10の外側面よりも外側にずらせた
位置関係とする。一方の並列治具30はフロアーF上に
固定し、他方の並列治具31は連結棒32によって、ベ
ンド金型10とストレート金型(当て型)20とを連結
する。連結棒32には昇降機24を取り付ける。
2を製造する方法である。実施例2において使用する装
置は、一対の並列治具30,31を接近・離隔可能に対
向させたものである。並列治具30,31は上記実施例
1と同様のベンド金型10とストレート金型(当て型)
20とを所定の間隔で配置したものである。このような
並列治具30,31は、図3に示すように両方のベンド
金型10,10がともに、対向する並列治具30,31
のベンド金型10とストレート金型(当て型)20との
間であって、ストレート金型(当て型)20寄りに対向
し、ストレート金型(当て型)20,20が対向してい
るベンド金型10,10の外側面よりも外側にずらせた
位置関係とする。一方の並列治具30はフロアーF上に
固定し、他方の並列治具31は連結棒32によって、ベ
ンド金型10とストレート金型(当て型)20とを連結
する。連結棒32には昇降機24を取り付ける。
【0020】どちらのストレート金型(当て型)20も
揺動することができるように,ヒンジ33などによって
フロアーF及び連結棒32に取り付ける。それぞれのベ
ンド金型10の対向面には、図3(b)に示すように円
弧形の11溝を形成し、ストレート金型(当て型)20
の対向面にはストレートな溝23を形成する。どちらの
溝11,23も実施例1と同様、成形するベンド管22
が嵌まる半円形とする。
揺動することができるように,ヒンジ33などによって
フロアーF及び連結棒32に取り付ける。それぞれのベ
ンド金型10の対向面には、図3(b)に示すように円
弧形の11溝を形成し、ストレート金型(当て型)20
の対向面にはストレートな溝23を形成する。どちらの
溝11,23も実施例1と同様、成形するベンド管22
が嵌まる半円形とする。
【0021】実施例2に係る装置は以上のように構成
し、次にS形のベンド管2を製造する方法について説明
する。先ず、合成樹脂製の直管3の曲げられる部位3
a,3aを加熱して、曲げ加工が可能になるまで軟化さ
せる。次に、その直管3をフロアー上の並列治具30の
上にセッティングする。そして図4に示すように、移動
する並列治具31を下降させ、直管3をS字形に変形さ
せる。本実施例では、直管3は二箇所の部分で曲げられ
るので、一方のベンド金型10は、直管3を他方のベン
ド金型10に押しつけるための当て型としても機能す
る。
し、次にS形のベンド管2を製造する方法について説明
する。先ず、合成樹脂製の直管3の曲げられる部位3
a,3aを加熱して、曲げ加工が可能になるまで軟化さ
せる。次に、その直管3をフロアー上の並列治具30の
上にセッティングする。そして図4に示すように、移動
する並列治具31を下降させ、直管3をS字形に変形さ
せる。本実施例では、直管3は二箇所の部分で曲げられ
るので、一方のベンド金型10は、直管3を他方のベン
ド金型10に押しつけるための当て型としても機能す
る。
【0022】直管3の両端部はストレート金型(当て
型)20に接合し、中間部がベンド金型10,10に当
接するため、両端に直線部を有するS字形のベンド管2
が形成される。S字部分のベンド角度は、所期のそれよ
りも5%から20%程度大きな角度になるまで押し曲げ
る。このS字形のベンド管2は、1対の並列治具30,
31に挟まれた状態で十分に冷却した後、移動する並列
治具31を上昇させる。その後、残留応力による戻りに
よって、所期の曲率半径Rとベンド角θを有するS字形
のベンド管2を得る。
型)20に接合し、中間部がベンド金型10,10に当
接するため、両端に直線部を有するS字形のベンド管2
が形成される。S字部分のベンド角度は、所期のそれよ
りも5%から20%程度大きな角度になるまで押し曲げ
る。このS字形のベンド管2は、1対の並列治具30,
31に挟まれた状態で十分に冷却した後、移動する並列
治具31を上昇させる。その後、残留応力による戻りに
よって、所期の曲率半径Rとベンド角θを有するS字形
のベンド管2を得る。
【0023】なお、実施例2は上記した内容に限定する
ことなく、本発明の要旨内において設計変更することが
できる。例えば、一対の並列治具はともに連結棒によっ
てベンド金型とストレート金型(当て型)とを取り付
け、鉛直方向に対向させ、合成樹脂製直管を鉛直方向に
立てた状態で、一対の並列治具を水平方向に移動して成
形することもできる。
ことなく、本発明の要旨内において設計変更することが
できる。例えば、一対の並列治具はともに連結棒によっ
てベンド金型とストレート金型(当て型)とを取り付
け、鉛直方向に対向させ、合成樹脂製直管を鉛直方向に
立てた状態で、一対の並列治具を水平方向に移動して成
形することもできる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、円弧状の溝を形成した
ベンド金型と、ストレート金型とを使用するだけで所期
の曲率半径及びベンド角度を有するベンド管を製造する
ことができる。したがって、製造工程が簡易になり、製
造効率も向上するため、製品のコストダウンも図ること
も可能になる。
ベンド金型と、ストレート金型とを使用するだけで所期
の曲率半径及びベンド角度を有するベンド管を製造する
ことができる。したがって、製造工程が簡易になり、製
造効率も向上するため、製品のコストダウンも図ること
も可能になる。
【図1】(a)は本発明に係る実施例1の前段の工程を
示す正面図、(b)は同じく側面図である。
示す正面図、(b)は同じく側面図である。
【図2】本発明に係る実施例1の後段の工程を示す正面
図である。
図である。
【図3】(a)は本発明に係る実施例2の前段の工程を
示す正面図、(b)は同じく側面図である。
示す正面図、(b)は同じく側面図である。
【図4】本発明に係る実施例2の後段の工程を示す正面
図である。
図である。
【図5】ベンド管の正面図である。
1 ベンド管 2 ベンド管 3 直管 3a 曲げられる部位 10 ベンド金型 20 ストレート金型 30 並列治具 32 連結棒 R ベンド管の曲率半径 α ベンド金型の曲げ角度
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂直管を加熱して軟化し、さらに
当該直管を押し曲げてベンド管を製造する方法におい
て、表面に円弧状の溝が設けられ、所期のベンド管の曲
率半径と同じか若しくは小さな曲率半径を有し、かつ所
期のベンド管のベンド角よりも大きな曲げ角度を備えた
ベンド型に、加熱されて軟化した直管の中央部を当接さ
せる工程と、前記直管のベンド型に当接していない部位
であってベンド型に当接している面と反対の面に、一対
の当て型を当接して直管を押圧し、直管を所期のベンド
角以上に押し曲げ、冷却した後に脱型する工程を含むこ
とを特徴とする樹脂製ベンド管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18399095A JPH0929830A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 樹脂製ベンド管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18399095A JPH0929830A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 樹脂製ベンド管の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0929830A true JPH0929830A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16145393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18399095A Pending JPH0929830A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 樹脂製ベンド管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0929830A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113977877A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-01-28 | 江苏拉斐尔模塑科技有限公司 | 一种可控制风控弯管弯曲角度的热塑成型装置 |
| CN114368099A (zh) * | 2021-08-24 | 2022-04-19 | 上海仁慈实业发展有限公司 | 一种fep管全自动热弯成型装置 |
| JP2023026040A (ja) * | 2021-08-12 | 2023-02-24 | 積水化学工業株式会社 | 樹脂配管 |
-
1995
- 1995-07-20 JP JP18399095A patent/JPH0929830A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023026040A (ja) * | 2021-08-12 | 2023-02-24 | 積水化学工業株式会社 | 樹脂配管 |
| CN114368099A (zh) * | 2021-08-24 | 2022-04-19 | 上海仁慈实业发展有限公司 | 一种fep管全自动热弯成型装置 |
| CN113977877A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-01-28 | 江苏拉斐尔模塑科技有限公司 | 一种可控制风控弯管弯曲角度的热塑成型装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN102240716B (zh) | 高压弯头压弯和卧式整形方法 | |
| JPH07115091B2 (ja) | 箱型枠部材の成型方法 | |
| JP3569006B2 (ja) | 長円形横断面チューブの端部成形方法と装置 | |
| JP2663381B2 (ja) | 中空導波路の製造方法 | |
| JPH0763758B2 (ja) | 板材から軸芯が屈曲するテーパ管を製造する方法 | |
| JPH09155446A (ja) | 湾曲中空パイプの製造方法 | |
| CN1408533A (zh) | 带镜筒的光学元件的制造方法 | |
| CN113600732B (zh) | 一种将管坯局部周长缩短的模具及其使用方法 | |
| JP2527296B2 (ja) | 角パイプの製造方法 | |
| JPH11156440A (ja) | 金属管の成形方法 | |
| JP6791397B2 (ja) | 鋼管の製造方法及びプレス金型 | |
| JPH11277543A (ja) | マイクロレンズアレイ成形用金型の作製方法 | |
| CN215431037U (zh) | 一种组合式的弯管水胀模具 | |
| KR100236438B1 (ko) | 관 연결기 제조 방법 | |
| KR20060034639A (ko) | 금속 튜브 프레스 성형 방법 | |
| JP4259075B2 (ja) | ハイドロフォーミング用素材管の成形方法及び成形装置 | |
| JP2875007B2 (ja) | プラスチックベンド管の製造方法 | |
| JP2900230B2 (ja) | 熱可塑性エラストマ曲り管の製造方法 | |
| CN215745883U (zh) | 一种多楔带轮加工预成型工装 | |
| CN224170338U (zh) | 一种反包边一体化结构模具 | |
| JP4319115B2 (ja) | 金属製成形体の成形方法 | |
| CN223288784U (zh) | 多次折弯终部避让推入成型结构 | |
| JPH0890671A (ja) | プラスチックベンド管の製造方法 | |
| CN214184755U (zh) | 一种步进小曲率管件弯曲成型装置 | |
| JPS6021014B2 (ja) | 硬質アルミニウム箔湾曲成形羽根状材の成形方法 |