JPH09300059A - ダイカスト鋳造における射出速度制御方法 - Google Patents

ダイカスト鋳造における射出速度制御方法

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JPH09300059A
JPH09300059A JP12033296A JP12033296A JPH09300059A JP H09300059 A JPH09300059 A JP H09300059A JP 12033296 A JP12033296 A JP 12033296A JP 12033296 A JP12033296 A JP 12033296A JP H09300059 A JPH09300059 A JP H09300059A
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JP
Japan
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injection
molten metal
speed
injection speed
die casting
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JP12033296A
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English (en)
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Hidesato Uebayashi
秀悟 植林
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 射出スリーブ内での溶湯の湯面高さに応じて
射出速度を制御することにより、射出スリーブ内の空気
が溶湯に巻き込まれるのを防止して鋳造製品の品質向上
を図る。 【解決手段】 射出スリーブ20内に供給される溶湯を
射出シリンダ10のプランジャチップ12の作動によっ
て金型24のキャビティ26に充填するダイカスト鋳造
における射出速度制御方法であって、前記射出スリーブ
20内での溶湯の湯面高さを計測し、この湯面の高さが
プランジャチップ12側からキャビティ26側に向かっ
て順に低くなるように射出速度を制御することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイカストマシン
による鋳造において金型のキャビティに対して溶湯を充
填するときの射出速度制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開昭61−67558号
の公報に開示されている技術が公知である。この技術で
は、ダイカストマシンの鋳造時に溶湯の射出速度を多段
階に設定する射出速度設定方法において、射出速度が変
化するストローク位置とその位置における速度とによ
り、射出速度が変化するときの適正な加速度を算出して
射出速度パターンを自動的に設定している。そしてこの
射出速度パターンにおいては低速射出領域で射出速度が
一定となるように設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記技術によ
る射出速度パターンは、ダイカストマシンにおける射出
スリーブ内での溶湯の挙動を確認することなく、あくま
でも予測による演算結果に基づいて設定されている。実
際の鋳造時における射出スリーブ内では、ダイカストマ
シンの精度のばらつき、あるいは溶湯の温度や粘性の変
化などが原因となって予測どおりの射出状態が得られな
い。特に低速射出領域での射出速度が演算結果などに基
づいた一定の適正速度に設定されていても、実際の状況
下では射出速度が速すぎる場合がある。その結果は射出
スリーブ内の空気が溶湯に巻き込まれて混入し、鋳造製
品の品質低下を招くこととなる。
【0004】本発明の第1の目的は、射出スリーブ内で
の溶湯の湯面高さに応じて射出速度を制御することによ
り、射出スリーブ内の空気が溶湯に巻き込まれるのを防
止して鋳造製品の品質向上を図ることである。本発明の
第2の目的は、溶湯に対する空気の巻き込みが生じやす
い低速射出領域でのみ射出速度を制御することで、効率
よく鋳造品の品質を向上させることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、射出スリ
ーブ内に供給される溶湯を射出シリンダのプランジャチ
ップの作動によって金型のキャビティに充填するダイカ
スト鋳造における射出速度制御方法であって、前記射出
スリーブ内での溶湯の湯面高さを計測し、この湯面の高
さが前記プランジャチップ側からキャビティ側に向かっ
て順に低くなるように射出速度を制御することを特徴と
する。これにより、鋳造時における射出スリーブ内の湯
面高さが空気の巻き込みを起こさない状態に保たれ、溶
湯に対する空気の混入による鋳造製品の品質低下が防止
される。
【0006】第2の発明は、第1の発明のダイカスト鋳
造における射出速度制御方法であって、前記射出速度の
制御を低速射出領域に限定したことを特徴とする。この
場合には、溶湯に対する空気の巻き込みが生じやすい低
速射出領域でのみ射出速度を前記のように制御するの
で、効率よく鋳造品の品質を向上させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1はダイカストマシンの概要を表した構成図で
ある。この図面で示すようにダイカストマシンの射出シ
リンダ10は油圧もしくはエア圧によってプランジャチ
ップ12を作動させる構成になっている。図1では所定
の油圧源(図示外)から供給されて一時的にアキュムレ
ータ16に蓄えられた油圧が射出バルブ14を通じて射
出シリンダ10に作用するようになっている。
【0008】前記プランジャチップ12は射出スリーブ
20の内部を移動するようになっており、この射出スリ
ーブ20の内部に対してはその注湯口22から溶湯が注
入されるようになっている。この溶湯は図示外の溶湯保
持炉からラドル28によって運ばれる。また射出スリー
ブ20は、固定型24aと可動型24bとからなる金型
24のキャビティ26に連通している。したがって前記
射出バルブ14を開放してアキュムレータ16の油圧を
射出シリンダ10に作用させることにより、前記プラン
ジャチップ12が射出スリーブ20の内部を前進し、こ
の射出スリーブ20の内部に注湯されている溶湯が金型
24のキャビティ26に充填されることとなる。
【0009】前記射出シリンダ10には、溶湯を金型2
4のキャビティ26に充填しているときのプランジャチ
ップ12の速度、つまり溶湯の射出速度を制御するため
のコントロールバルブ18が設けられている。このコン
トロールバルブ18は、プランジャチップ12が前進し
ているときに射出シリンダ10内の圧縮側から排出され
る油の流量を制御可能なソレノイドバルブなどが使用さ
れる。また前記射出スリーブ20の外周部には、複数個
(三個)のセンサー29が前記プランジャチップ12の
移動方向に沿って配置されている。これらのセンサー2
9は、例えば光ビームセンサーや超音波センサーが使用
され、射出スリーブ20内の溶湯の湯面高さをそれぞれ
計測可能である。
【0010】前記の各センサー29による個々の検出信
号は制御ユニット30に送られ、それに基づいて制御ユ
ニット30から前記コントロールバルブ18のソレノイ
ド回路に対して制御信号が出力されるようになってい
る。図2で示すように制御ユニット30は、CPU32
(プロセッサ)、ROM34、RAM36、入力処理回
路38、出力処理回路40、操作盤42、表示制御回路
44などによって構成されている。CPU32は、RO
M34に格納されている制御プログラム、例えば図3で
示す溶湯の射出パターンのプログラムにしたがって前記
コントロールバルブ18の開度を制御可能である。また
RAM36には鋳造条件に基づくデータなどを設定する
データテーブルが格納される。
【0011】入力処理回路38は、前記の各センサー2
9から送られた湯面高さの計測データを受けて制御ユニ
ット30内で処理可能な形式に変換し、バス48を通じ
てCPU32やRAM36に送る。出力処理回路40
は、CPU32からバス48を通じて送られる制御指令
データを受けてコントロールバルブ18を開閉させるた
めの電圧や電流に変換し、それをコントロールバルブ1
8のソレノイド回路に出力する。なお操作盤42はオペ
レータが制御ユニット30に対して所定の指令を行うた
めのもので、例えばキーボードが用いられる。また表示
制御回路44はCPU32からバス48を通じて送られ
てくる表示指令データ、例えば溶湯の射出速度や図3で
示す射出パターンの「低速射出領域」、「高速射出領
域」の区別をCRTディスプレイや液晶ディスプレイあ
るいは表示ランプなどの表示器46に表示する。
【0012】つづいて前記のダイカストマシンによる鋳
造について説明する。まず図1で示す前記のラドル28
によって射出スリーブ20の中に溶湯が注湯され、前記
射出バルブ14が開放されて射出シリンダ10のプラン
ジャチップ12が射出スリーブ20の内部を前進する。
そして前記コントロールバルブ18の開度により、溶湯
の射出速度が図3の射出パターンにしたがって制御され
ながら射出スリーブ20内の溶湯は金型24のキャビテ
ィ26に充填される。
【0013】さて図3で示す射出パターンの「低速射出
領域」においても、原則的には射出速度をできるだけ速
くした方が射出スリーブ20内での溶湯の温度低下が少
なくなり、鋳造品の品質が高まる。しかしその反面にお
いて射出速度が速すぎると、すでに説明したように射出
スリーブ20内の空気が溶湯に巻き込まれて混入し、鋳
造製品の品質低下を招くことになる。図4で示すように
射出時における射出スリーブ20内での溶湯の湯面高さ
は射出速度によって変化するが、プランジャチップ12
の側からキャビティ26の側に向かって順に低くなって
おれば空気の巻き込みは生じない。つまり各センサー2
9による湯面高さの計測値a,b,cが図4(A)で示
すようにa<b<cとなっているときの射出速度は適正
であり、図4(B)で示すような状態では溶湯内に空気
が巻き込まれることがある。
【0014】そこで「低速射出領域」においては、各セ
ンサー29による湯面高さの計測値a,b,cが常にa
<b<cの状態を維持するように射出速度を制御してや
ればよい。この制御を主として図5に示すフローチャー
トにしたがって説明する。まず前記制御ユニット30の
CPU32から出力処理回路40に制御指令データを送
り、それによって前記コントロールバルブ18の開度が
「低速射出領域」となるように制御される。そして図5
のステップS10において「低速射出領域」か否かが判
断され、その結果がイエスであればステップS11に移
行する。
【0015】前記ステップS11で前記の各センサー2
9による湯面高さの計測データを取り込んだ後、つぎの
ステップS12において射出速度が設定速度以上か否か
を判断する。この射出速度は、速度センサーなどによる
実測値でなくとも前記コントロールバルブ18の開度に
基づく推定値でよい。前記ステップS12の判断結果が
イエスであればステップS13に移行し、各センサー2
9の計測データによる湯面高さが「a<b<c」である
か否かを判断する。この結果がイエスの場合はステップ
S14においてコントロールバルブ18の開度を大きく
する速度アップの指令を出力した後、再びステップS1
0に戻って循環処理を続ける。
【0016】前記ステップS12において射出速度が設
定速度以下と判断された場合はステップS16において
コントロールバルブ18の開度を大きくする速度アップ
の指令を出力した後、前記のステップS13に移行す
る。またステップS13において湯面高さが「a<b<
c」でないと判断されたときはステップS17に移行し
てコントロールバルブ18の開度を小さくする速度ダウ
ンの指令を出力した後、再びステップS10に戻って循
環処理を続ける。なお射出パターンが「低速射出領域」
かを判断する前記ステップS10においてノーと判断さ
れた場合は、図3の「高速射出領域」に入ったのである
から本処理を終了する。
【0017】このように射出スリーブ20内での溶湯の
湯面高さが前記の「a<b<c」、つまりプランジャチ
ップ12側から金型24のキャビティ26側に向かって
順に低くなるように射出速度を制御することにより、射
出スリーブ20内の空気が溶湯に巻き込まれるのを防止
して鋳造製品の品質を向上させることができる。そして
この射出速度の制御は、溶湯に対する空気の巻き込みが
生じやすい「低速射出領域」でのみ実行すれば充分であ
るが、射出の全領域で速度制御を行っても鋳造品の品質
上は何ら差し支えない。
【0018】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
この実施の形態には特許請求の範囲に記載した技術的事
項の他につぎのような技術的事項が含まれていることを
付記しておく。請求項1記載のダイカスト鋳造における
射出速度制御方法であって、射出スリーブ内での溶湯の
湯面高さを複数個のセンサーによって計測し、その計測
値に基づいて射出シリンダのプランジャチップの作動速
度を制御ユニットにより制御することを特徴としたダイ
カスト鋳造における射出速度制御方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】ダイカストマシンの概要を表した構成図。
【図2】制御ユニットの概要図。
【図3】射出パターンの説明図。
【図4】射出時における射出スリーブ内での溶湯の湯面
高さの変化を表した説明図。
【図5】射出速度の制御を表したフローチャート。
【符号の説明】
10 射出シリンダ 12 プランジャチップ 20 射出スリーブ 24 金型 26 キャビティ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出スリーブ内に供給される溶湯を射出
    シリンダのプランジャチップの作動によって金型のキャ
    ビティに充填するダイカスト鋳造における射出速度制御
    方法であって、前記射出スリーブ内での溶湯の湯面高さ
    を計測し、この湯面の高さが前記プランジャチップ側か
    らキャビティ側に向かって順に低くなるように射出速度
    を制御することを特徴としたダイカスト鋳造における射
    出速度制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のダイカスト鋳造における
    射出速度制御方法であって、前記射出速度の制御を低速
    射出領域に限定したことを特徴とするダイカスト鋳造に
    おける射出速度制御方法。
JP12033296A 1996-05-15 1996-05-15 ダイカスト鋳造における射出速度制御方法 Pending JPH09300059A (ja)

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Cited By (2)

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WO2018181075A1 (ja) * 2017-03-31 2018-10-04 東洋機械金属株式会社 ダイカストマシン
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