JPH09300589A - 巻帯体印刷機用のダイナミック反射密度測定及び制御システム - Google Patents
巻帯体印刷機用のダイナミック反射密度測定及び制御システムInfo
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Abstract
される所定領域の品質を測定するシステムで、その測定
を印刷機の運転中に行える改良システムを提供する。 【解決手段】 巻帯体印刷機において使われ、印刷され
たインクの反射密度を高速運転中にリアルタイムで測定
するシステムであり、巻帯体上の複数のカラーブロック
セットの画像をデジタル化し、これらの画像を解析して
シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの反射密度を
求める。また本システムは、光散乱、光の不連続及びス
トロボ強度の変動を補償する。
Description
おけるインクの印刷パターンの反射密度を測定すると共
に、その測定結果を用いて印刷機による印刷インクの供
与を制御する方法及び装置に関する。
速で印刷する種類の巻帯体(ウェブ)印刷機は一般に多
数の印刷ステーションを有し、巻帯体が印刷機を通過す
る際、各ステーションが巻帯体上に異なる色を印刷す
る。このような印刷機は一般に、それぞれシアン、マゼ
ンタ、イエロー並びにブラックを通例印刷する複数の印
刷ステーションを有している。印刷物の品質は、それぞ
れの印刷ステーションによって印刷される各色の適切な
整合だけでなく、印刷ステーションによって各色毎に印
刷されるインクの量及び得られる分布パターンによって
も左右される。
分布は基本的に、通常「キー(key)」と呼ばれ、印刷機
の種類に応じて異なるが通例ほぼ1〜2インチの間隔で
印刷機の幅を横切って離間した多数のインクゾーン制御
機構によって制御され、これらのキーが、最終的に巻帯
体に転移されるのに使えるインクの量を規制するゾーン
を有効に定める。印刷される各色毎に、各印刷ステーシ
ョンの各キー位置で転移されるインクの量は、印刷され
る像中の知覚される色に応じて非常にわずかだったりあ
るいは比較的多かったりする。当業者にはよく知られて
いるように、刷り(impression)の領域のかなりの部分を
占める明るい赤の服を着た女性の場合、赤はマゼンタと
イエローの組合せなので、多量のマゼンタとイエローの
インクがマゼンタとイエロー両印刷ステーションで施さ
れる必要がある。つまり赤い服の領域の各キーは、印刷
される刷りの他の領域におけるよりも多くそれらのイン
クを与えるように制御される。一般的に、得られる製品
で所望の知覚色を達成するためには、各印刷ステーショ
ンで印刷されるインクの転移が重要である。
的な印刷製品の反射密度を小型の手持ち濃度計を用いて
測定し最終仕上げ品の品質を確かめるため、実際の刷り
(例えば雑誌の1頁)の外側領域にインクの各色のテス
トターゲットをいくつか印刷することが長い間行われて
きた。このような濃度計はほぼ0.5〜2.5の範囲の
読取値を与え、大きい値ほど反射率が低く黒に近い。か
かる濃度計は動作の感度が極めて高く、信頼できる反射
密度の読取値を与えるように較正しなければならないこ
とが多い。印刷作業を設定した後、印刷工は印刷機の運
転中定期間隔でサンプルを取り、反射密度の測定を行っ
て、インクの転移が変化していないかどうかを確かめね
ばならない。変化していたら、印刷機を適切に調整し、
測定結果を所望値と一致させる。印刷機の調整はインク
の転移の変化を即座にもたらさないことも、当該分野で
は知られている。例えば、1つのインクキーの調整は隣
合うキーに影響を及ぼすことがある。
上に印刷されるインクの転移を、印刷機の運転中に測定
可能なシステムが得られたら望ましいことが長年の間認
識されてきた。そのようなシステムを提供する試みも行
われてきたが、巻帯体印刷機のダイナミック特性のた
め、そのような試みはまだ成功に至っていない。
印刷機によって巻帯体上に印刷される所定領域の品質を
測定するシステムで、その測定を印刷機の運転中に行え
る改良システムを提供することにある。
している最中に、いくつかの色のインクの各々毎に反射
密度値を与えるように動作可能であり、しかもその反射
密度値が正確且つ信頼できるものであるような改良シス
テムを提供することにある。
している間に、いくつかの色のインクの各々毎に反射密
度値を与えるように動作可能であり、しかもその反射密
度値が正確且つ信頼できるものであるような改良システ
ムを提供することにある。
ス像を得るのにCCDマトリックスセンサとストロボを
用い、印刷機の個々の印刷ステーションによって印刷さ
れた各種のカラーブロックを含むテスト印刷領域を含ん
でおり、得られた像を解析して各ブロック毎に反射密度
値を得る改良された反射密度測定装置を提供することに
ある。
セルデータに関する反射密度の解析を、印刷機が高速で
運転している間にリアルタイムで行えるような改良装置
を提供することにある。
ョンによって印刷された各色のカラーブロックを含むテ
スト印刷領域が巻帯体上に印刷されると共に、各色毎に
別々の反射密度値が各キー位置で求められるように、テ
スト印刷領域が印刷機の各キー位置に隣接して印刷さ
れ、それによって極めて信頼でき且つ正確な反射密度値
を与えるような改良装置を提供することにある。テスト
印刷領域はべた(ソリッド)のカラーブロックの他、網
掛け(スクリーン)カラーブロック、網掛けとべたの組
合せカラーブロック、及び重ね印刷したマルチべたカラ
ーブロックを含み得る。
クセルデータ像を取得し、像を赤、緑及び青の3つ別々
のチャネルに分け、得られた像を各チャネル毎にデジタ
ル化して解析し、印刷されるシアン、マゼンタ、イエロ
ー及びブラックの各色毎の正確な反射密度値を与える改
良装置を提供することにある。
償及び較正方式を採用したため、反射密度値を求める際
に極めて信頼でき且つ正確であるような改良装置を提供
することにある。これに付随した目的は、特定のストロ
ボ点弧の強度及び色温度の変化を補償すること、並びに
像をそこから取得する巻帯体上におけるストロボ光の分
布の不連続を補償することにある。別の付随した目的
は、非常に反射率の高いつまりホワイトと非常に反射率
の低いつまり公認のブラック基準を用いて、装置のデジ
タル化部分を最小及び最大の反射率値に較正し、時間の
経過につれた較正の一貫性を保証することにある。
によって得られたアナログ像のデジタル化像を与え、装
置の各種動作中にそのデジタル化像をピクセル毎に解析
することにある。かかる解析により、装置は自らによっ
て行われる各種の解析中に実質上ピクセル毎にダストス
ポットやその他の汚点を無視可能になると共に、得られ
た像に含まれる形状やスクリーンの寸法の幾何学的な測
定を行うことができる。
照した以下の詳細な説明から明かとなろう。
時に巻帯体印刷機の幅を横切って相互に離間した位置で
巻帯体に転移可能な第1の色のインクの量を制御する調
整可能なインクゾーン制御機構を有するとともに、イン
クを巻帯体に転移する印刷ローラを有する型の巻帯体印
刷機であって、版板を印刷ローラに取り付けた状態で巻
帯体の横方向に延びた非印刷領域をもち、前記巻帯体印
刷機が巻帯体上で前記相互に離間した各位置にほぼ配さ
れ、少なくとも前記第1の色を有するカラーブロックセ
ットを用いて、該巻帯体印刷機の運転中に移動する巻帯
体上に印刷された該少なくとも第1の色の反射密度を測
定する巻帯体印刷機用のダイナミック反射密度測定制御
システムにおいて、所定範囲内の強度値を有する複数の
ピクセルからなる前記巻帯体の所定サイズのデジタル化
像を取得する像取得手段と、前記デジタル化像を記憶す
るメモリ手段と、点弧時に少なくとも前記巻帯体の所定
領域を照明するストロボ手段と、前記デジタル化像の高
い及び低い光反射率レベルについての所定の値を与えて
前記像取得手段を較正する較正手段と、前記カラーブロ
ックセットの1つの少なくとも一部の取得されたデジタ
ル化像内に位置した印刷物の存在と強度とを測定し、少
なくとも前記第1の色の測定反射密度に影響を及ぼす該
印刷物の存在を補償する光散乱補償信号を発生する補償
手段と、前記メモリ手段内に記憶された、基準が一様な
表面の取得されたデジタル化像を解析し、該デジタル化
像の解析により前記ストロボ手段の点弧時に取得された
前記デジタル化像の全体にわたる複数の位置について照
明の強度を求め、この複数の位置間での非一様な照明を
補償する光不連続補償信号を発生する処理手段とを具備
し、前記処理手段は、少なくとも前記第1の色を含むデ
ジタル化像を解析して、該デジタル化像の反射密度値を
生成し、前記光散乱補償信号及び前記光不連続補償信号
によって該反射密度値が修正されることを特徴とする。
像取得手段は、前記デジタル化像を取得するのに適した
電荷結合素子(CCD)マトリクスセンサ手段を有し、
該CCDマトリクスセンサ手段は、レンズと、該レンズ
を通過した光をそれぞれ赤、緑及び青の光を有する3つ
の経路に分離する分離手段とを有し、前記CCDマトリ
クスセンサ手段は、前記分離手段によって分離された3
つの経路に対応する3つのチャネルを有し、該各チャネ
ルは、対応する各色の像マトリクスを出力することを特
徴とする。
巻帯体の所望領域のデジタル化像を取得するため、前記
CCDマトリクスセンサ手段と前記ストロボ手段とを装
着し、該CCDマトリクスセンサ手段と該ストロボ手段
とを巻帯体の幅を横切って移動するキャリッジ手段をさ
らに具備したことを特徴とする。
ストロボ手段によって点弧時に発生される照明の強度と
色とを測定し、該測定された強度と色とを示すストロボ
強度信号を発生する手段をさらに具備し、前記処理手段
は、前記ストロボ強度信号を用いて、ストロボ点弧時の
強度と色との変動を補償した前記反射密度を発生するこ
とを特徴とする。
カラーブロックセットは、べたカラーブロック、網掛け
ブロック、べた及び網掛けを組み合わせたブロック、及
び重ね印刷されたべたブロックを具備したことを特徴と
する。
メモリ手段は、まとめてプロットされることにより略漸
近曲線となる、光散乱補償信号対する、デジタル化像内
のピクセルの高反射レベル及び該デジタル化像内の対象
のカラーブロックからの距離の関係を示し、これらの関
係がまとめてプロットされることにより略漸近曲線とな
る光散乱補償データを有することを特徴とする。
処理手段は、前記カラーブロックセットのデジタル化像
のほぼすべてのピクセルを解析し、このカラーブロック
セットに関する少なくとも1つの光散乱補償信号を求め
るとともに、前記カラーブロックセットのうちの対象の
ブロックに関する前記光散乱補償信号を算出することを
特徴とする。
較正手段は、前記像取得手段が第1の基準のデジタル化
像を取得する際に用いる所定のサイズと所定の高い反射
率とからなる該第1の基準と、前記像取得手段が第2の
基準のデジタル化像を取得する際に用いる所定のサイズ
と所定の低い反射率とからなる該第2の基準とを有し、
前記処理手段は、前記第1の基準及び前記第2の基準の
デジタル化像を解析し、該第1の基準及び第2の基準に
対する所定値を生成することを特徴とする。
デジタル化像の各々が複数の個々のピクセルからなり、
これらピクセルの各々が0付近から少なくとも255の
範囲にわたって変化可能な強度値を有し、前記CCDマ
トリクスセンサ手段は、高い反射率で一様な基準の表面
のマトリクス像を取得し、前記システムは、該マトリク
ス像を、前記メモリ手段内に記憶し、前記処理手段は、
前記個々のピクセルのうち多数の強度値を調べて、一様
な強度値からずれた強度値を有するピクセルに対する補
償係数を求め、該補償係数は、前記一様な強度値からの
不連続量に比例し、さらに前記メモリ手段内に記憶さ
れ、前記少なくとも第1の色の前記反射密度値を生成す
る際に前記処理手段によって用いられることを特徴とす
る。
転中に移動する巻帯体のエッジ位置を突き止めるのに適
しており、前記処理手段は、前記キャリッジ手段によっ
て前記CCDマトリクスセンサ手段を巻帯体のエッジに
近い位置に移動させ、巻帯体の一部のマトリクス像を取
得せしめると共に、前記ストロボ手段の点弧に応じて前
記像取得手段を起動させ、該取得されたマトリクス像
は、所定の限界以下の強度値の低い標準偏差を各々有す
る個々のピクセルのマトリクスからなり、印刷されてい
ない巻帯体の像の各ピクセルは強度値の低い標準偏差を
有し、巻帯体支持ローラの像の各ピクセルは強度値の高
い標準偏差を有し、印刷された巻帯体部分の像の各ピク
セルは前記巻帯体支持ローラの強度値の標準偏差にほぼ
匹敵する強度値の標準偏差を有しており、前記処理手段
は、前記マトリクス像を解析して、強度値の低い標準偏
差のピクセルが存在するかどうかを判定し、前記エッジ
の一方に向かう方向へ移動しながらピクセルが強度値の
低い標準偏差を持たなくなる位置を検出して巻帯体のエ
ッジを求めることによって該巻帯体のエッジ位置を突き
止め、前記処理手段は、先行する各像内に強度値の低い
標準偏差が存在しないと判定された場合には、前記キャ
リッジ手段によって前記CCDマトリクスセンサ手段
を、前記像取得手段が巻帯体の縦方向に沿って1つまた
はそれより多い連続した新たなデジタル化像を取得する
位置に移動させ、強度値の低い標準偏差のピクセルが存
在すると判定されるまで、巻帯体の縦方向にほぼ沿った
新たなデジタル化像のピクセルを解析し、その後前記エ
ッジの一方に向かう方向へ移動しながらピクセルが強度
値の低い標準偏差を持たなくなる位置を検出して巻帯体
のエッジを求めることによって該巻帯体のエッジ位置を
突き止めることを特徴とする。
の色の刷りを印刷するのに適した多数の印刷ステーショ
ンを有する型の巻帯体印刷機によって、巻帯体好ましく
は巻取紙上に印刷されたインクの各色の反射密度値を求
める装置を意図している。フルカラー印刷機は一般にシ
アン、マゼンタ及びイエローに加えて、ブラックを印刷
する。本発明を実施した装置は、印刷動作中に巻帯体が
高速で移動する間に、各色毎に反射密度値を信頼でき且
つ正確な方法で得るのに適する。
する巻帯体のデジタル化像を得た後、その像の個々のピ
クセルの強度を調べ、デジタル化像を解析することによ
って反射密度値を得るのに適する。本装置は、印刷機が
毎分3000フィートを越える速度で動作している間で
もデジタル化像を得るように動作し、反射密度値が各測
定毎にリアルタイムで得られる。
スセンサを用い、このセンサがマトリクス像を得ると共
に、光を赤、緑及び青の各成分に分離もしくは分割する
プリズムなどの分離手段を有し、その後光の各成分が別
々のチャネルで処理される。つまり、マルチカラーのC
CDマトリックスセンサによって得られた各マトリクス
像が赤、緑及び青の各色について別々のチャネルを生
じ、これに対応して各チャネルがシアン、マゼンタ及び
イエローの印刷されたインク色の反射密度をそれぞれ測
定する。尚センサは、光を赤、緑及び青の各成分に分離
するのに上記と異なる種類の分離手段を備えてもよい。
計を用いても、印刷されたインクの反射密度を高信頼且
つ正確に測定するのが困難なことは、一般に当業者に知
られている。このような濃度計はドリフトする測定結果
を生じ易く、しばしば手作業で較正し直さなければなら
ないのが普通である。本発明は、自動較正の結果として
正確で且つ信頼できる反射密度測定を与え、また反射密
度測定を濃度計によって測定されたものと実質上同じ読
取値へ変換するのに適する。濃度計の読取値は理論上0
と3の間で、高い数値が最小の反射率を表し、低い数値
が100%の反射率を表すが、作動範囲は一般にほぼ
0.5と2.5の間内で、2.5の値が一般的に印刷可
能な最も暗いダークを表す。
びブラックの数組の小さいべたカラーブロックを含み得
るいくつかのテスト印刷領域を用いる。これら複数のカ
ラーブロックセットは巻帯体の幅を横切って、印刷機の
インクゾーン調整制御機構(キーと呼ばれることが多
い)に対応した所定の位置にそれぞれ印刷される。テス
ト印刷領域は複数のべたカラーブロックセットの他、複
数の網掛けカラーブロックセット、網掛けとべたの組合
せカラーブロック、及び重ね印刷したマルチべたカラー
ブロックを含み得る。当該分野でよく知られているよう
に、制御機構は巻帯体を横切って延びたゾーン内でのイ
ンク供給を調整する。つまり制御機構は、印刷動作中に
存在し、最終的に巻帯体へと転移可能なインクの量を変
化させる。制御機構はほぼ1〜2インチづつ相互に離間
しているので、38インチ幅の印刷機では、ほぼ24個
のゾーンが存在する。本発明の装置においては、1〜2
インチ毎に反射密度が測定可能なように、各キー位置に
テスト印刷領域を用いている。
の各々は相互に隣合った矩形のカラーブロックを含む複
数のカラーブロックセットからなり、各カラーブロック
セットは7個のカラーブロックを有するのが好ましく、
ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローのカラーブロ
ックを好ましい順序で含む。各カラーブロックは得られ
るデジタル化像に対して、ブラックを含む各色の少なく
とも1つのカラーブロックを必然的にもたらす7個すべ
てのカラーブロックが、正しく位置されて得られた像に
含まれるように寸法決めされる。デジタル化像は760
ピクセルx480ピクセルからなるのが好ましく、各ピ
クセルは0と少なくとも255との間で可変の強度値を
有する。アナログの強度値とデジタルの密度値との相関
は、線形または非線形どちらにもなり得る。
レベルは200より大きく255より小さい強度値に設
定されるのが好ましく、ブラックレベルは0より大きく
63より小さい強度値に設定されるのが好ましい。ホワ
イトレベルは公認のホワイト基準(好ましくは反射率9
9%)の像を得ることによって設定され、ブラックレベ
ルは公認のブラック基準(好ましくは反射率2%)の像
を得ることによって設定される。また本装置は、ストロ
ボユニットの個々の点弧時に発生し、5%ほどにもなる
光の強度と色温度の変動も補償する。この点は、ストロ
ボユニットの各点弧の照明を測定し、そのような補償で
使われる補正値を生成することによってなされる。さら
に本装置は、像を得る視野の領域における照明の不連続
をも補償し、これは光視野不連続補償と称される。この
光視野不連続補償データはメモリ内に記憶され、動作中
にそうした照明の非一様性を補償するのに使われる。
程度の光散乱が存在する。これは光散乱効果として知ら
れる影響を引き起こし、解析領域内で測定されるピクセ
ルの強度が視野内、すなわち印刷物それ自体からの反射
光の量及び位置によって左右され、さらに印刷物の内容
に応じて、解析領域自体の強度読取値にも変動をもたら
す。本装置はそのような光散乱特性を補償する。光散
乱、光の不連続、及びストロボ照明の変動の較正と補償
は、動作中に正確な反射密度値を発生させる上で重要で
ある。
が存在し、そうした汚染源が測定の精度に大きく影響を
及ぼすことも有り得ることが理解されるべきである。ま
た、印刷プロセスは完璧なものでなく、テスト印刷領域
自体における望ましくないスポットや汚点などとして、
さまざまな異常が起こり得る。テスト印刷領域とは関係
のない理由で矢印やその他の印が巻帯体上に印刷される
こともあり、このような印が時折テスト印刷領域に重な
って印刷され、本発明の装置の適正な動作に問題を生じ
ることがある。このため本装置は、予測される強度レベ
ル内にないピクセルを補正してから、測定値の解析を行
って信頼できる反射密度値を与えることにより、正確で
信頼できる性能を保証する解析ルーチンも含む。
た装置のブロック図である図1を参照すれば、本装置は
ノズル構造34を具備したレンズ32を有するCCDマ
トリクスセンサ30を含む。CCDマトリクスセンサ3
0は巻帯体36のマトリクス像を得るものであり、巻帯
体36はその印刷された印を有する面を与えるように巻
帯体支持ローラ38の周囲に巻かれ、CCDマトリクス
センサ30が巻帯体の各部のマトリクス像を取得できる
ようになっている。一対のストロボユニット40がCC
Dマトリクスセンサ30に隣接して設けられ、巻帯体3
6に向かってセンサを挟んだ両側から照明を差し向け、
動作中CCDマトリクスセンサによってそこからマトリ
クス像を得る巻帯体36の領域を照明する。巻帯体36
が高速で移動していてもマトリクス像が得られるよう
に、ストロボユニット40は巻帯体を実質上こま止めす
る。
ニット40、並びにストロボ電源及びトリガーモジュー
ル42とケーブルインタフェース及びピクセルデータ増
幅器44は点線46内に納めて示してあり、この点線4
6は巻帯体のマトリクス像を得るために、スキャナロー
ルの幅及びそれを越えて横移動する像形成ヘッドを有し
たキャリッジ構造を表している。別の点線48は、装置
のうちセンサモジュール上に装着された部分を表してい
る。エンコーダ50も印刷機に接続され、印刷機の動作
速度を測定し、マトリクス像が適切な時点で得られてテ
スト印刷領域をCCDマトリクスセンサの視野内に与え
るように、円周方向(点弧角)を同期させるのに必要で
ある。
リッジを前後に駆動して、CCDマトリクスセンサの位
置を正確に制御する。モータ52は、コントローラ58
からライン56を介して信号を受け取るドライバ54に
よって駆動されるステッピングモータであるのが好まし
い。本装置は、図1の最下部に示した構成要素と回路を
収容するキャビネットを含むのが好ましい。モータコン
トローラ58は、その他の構成要素へのその他のバス接
続路と同様なバス接続路62を介して16ビットバス6
0に接続されている。上記その他の構成要素には、ライ
ン66を介してエンコーダ50からエンコーダ信号を受
け取り、ピクセルデータメモリ70へも延びたライン6
8を介して出力信号をストロボ制御装置64に与える点
弧制御装置42も含まれており、ピクセルデータメモリ
70はデジタル化像を受け取り、デジタル化像内のデー
タに関する解析ステップの一部を行う。
ルデータメモリ70、CCDマトリクスセンサ30、ス
トロボ制御装置64及び装置のモータ制御部分の動作の
ための制御を与える。ライン74がI/O制御装置72
からストロボ制御装置64へと延び、ストロボの点弧の
同期を制御すると共に、CCDマトリクスセンサによっ
てマトリクス像を取得させ、後者の像取得は機能的には
ライン76を介して送られるデータによって行われる。
また、I/O制御装置72はライン80を介してアナロ
グ/デジタル(A/D)変換器78にも接続されると共
に、ライン82を介してセンサモジュール48からのセ
ンサ情報及びライン84を介してピクセルデータメモリ
70の動作に関するデータを受け取る。ピクセルデータ
メモリ70用のピクセルデータメモリプロセッサ86も
存在し、これはライン87を介してピクセルデータメモ
リ70に接続されている。同じく、CCDマトリクスセ
ンサによって得られたアナログマトリクス像を線形また
は非線形の方法でデジタル化像に変換するA/D変換器
78も、ライン73を介してピクセルデータメモリ70
に接続されている。A/D変換器78は、32ビットの
処理能力を有する型とし得る。3つの色用の0から25
5の強度レベルは32ビットのうちの24ビットを占め
るにすぎず、従って4つの色について追加の2ビットを
使えば、10ビットの分解能、すなわち1024の強度
レベルを与えられる。
れ、複数の装置とのネットワーク化のためイーサネット
(Ethernet)ネットワークカード90も設けられている。
センサモジュール48は、キャリッジがその移動の終端
またはそれに近い位置まで移動したことを示す信号を与
える3つの移動端(EOT)センサ91を含む多数のセ
ンサを含み、これらセンサはライン82を介して信号を
I/O制御装置72に送り、それ以上動作すると装置に
損傷を与えかねないモータ52を停止する。CCDマト
リクスセンサ30は得られたマトリクス像のアナログ信
号をライン93を介して増幅器44に与え、ストロボユ
ニット40を点弧するための制御信号がライン94を介
して与えられる。
示した各部によって実施されるが、図1のブロック図は
印刷機に設置される装備全体の一部にすぎないことが理
解されるべきである。本発明を実施した装置は、一般に
巻帯体の両面への印刷を含む完全型印刷機においてテス
ト印刷領域の反射密度と幾何学的形状を測定するのに適
する。また本装置は、図2に示すシステムのように、2
つの巻帯体の各両面上のテスト印刷領域の反射密度を測
定するのにも適し、このシステムは95で表した図1に
示す装置4台、制御プロセッサ96、各巻帯体毎のワー
クステーション98を備え、各ワークステーションはモ
ニター99とキーボード100とを有する。ワークステ
ーション98、個々の装置95及び制御プロセッサ96
はイーサネットネットワーク101で相互に接続され、
制御プロセッサ96は装置を印刷工場ネットワークにリ
ンクさせるネットワーク102を有することもできる。
制御プロセッサ96は、ネットワーク101上の各構成
要素からのメッセージを別の構成要素へ伝えるように動
作する中央メッセージパサー(CMP)モジュール10
3を含む。つまり、あるどのプロセッサから別のどのプ
ロセッサへのメッセージはすべてCMP103によって
制御される。システムは、制御プロセッサ96にそれぞ
れ接続されたハードディスク104、フロッピーディス
ク105及びモデム106も有する。装置の状態及び動
作に関するデータはハードディスク104に記憶でき、
フロッピーディスク105を用いてデータをロード及び
アンロード可能である。モデム106は装置に関し、長
距離からの診断及び保守作業を可能とする。
プロセッサであることも理解されるべきである。後で説
明するように、ピクセルデータメモリプロセッサ86で
行われるマイクロコード演算があるが、これをCPU8
8で実施できる。同じく、図1の特定の構成要素で行わ
れる機能演算もあるが、これは別の構成要素で実施して
もよい。コンピュータ技術の発展で処理速度が速くなり
続けているので、図1に示したより少ないマイクロプロ
セッサでよくなることも予期される。
るためのここに説明する特定のルーチン及びサブルーチ
ンを含め、ここに説明する概念を実施することを含む。
ルーチンを実施するための計算をきわめて迅速に実施し
なければならないことはもちろん重要だが、特定のハー
ドウェア構成は図1に示した構成とまったく異なるもの
になることもある。例えば、いくつかのサブルーチンを
専用のハードウェアで行うこともできる。
3、図4及び図5に示すような巻帯体上に印刷されたテ
スト印刷領域を用いる。図3は、ターゲットブロック内
の各部をマゼンタ、シアン及びイエローの各色のインク
を組み合わせて重ね刷りした作成したトラップターゲッ
トブロック108を示す。また図3は、網掛け及びべた
部分の組合せであるブロックセット110と111も有
する。ブロックセット110と111の一方は50%の
網掛け部分を有し、他方は75%の網掛け部分を有する
のが好ましい。網掛け部分は網掛け領域内に所定サイズ
のドットを印刷して作られるが、網掛けは図3(b)に
示すとおりには現れない場合もあることが理解されるべ
きである。1セット(組)毎にそのようなブロックが4
つ存在し、マゼンタ、シアン及びイエローの各色で1ブ
ロックするのが好ましい。図4及び図5はトラップター
ゲットブロックや網掛けとべたの組合せブロックを含ま
ず、各組の一部を成す各種カラーブロックの反射密度を
測定するのに使われるべたカラーブロックセット112
を特に示している。カラーブロックセットのうち2つが
図3に示してあり、拡大した1つのカラーブロックセッ
トが図4に示してある。図5は印刷された頁の一部の複
写を示し、この頁は左側エッジ116と点線118で示
した折り線とによって画成されたほぼ8インチ幅の1頁
を有する雑誌の印刷頁の最下部を表す線114下方の余
白近くに5つのカラーブロックセットを含む。図5の複
写は、通常尺度のほぼ80%である。
の印刷物の最下部を表す線114と、左側エッジ116
と、次頁の印刷物の始まりを表す線120が示してあ
る。印刷物は斜線で概略的に表してあり、番号122が
付してある。各々のカラーブロックセットは隣接して配
置された7つのカラーブロックからなり、各カラーブロ
ックセット112は図3では中心の両側1.565イン
チとして示した印刷機の制御ゾーン近くに位置する。線
114と120の間の領域は、カラーブロックセット1
12の他、例えば裁断線の測定制御や整合制御のための
印などを含むギャップ124を表す。図5は、印刷機に
よって切断や雑誌の成形などを制御するのに使われる矢
印26及び短い線128を示す。
の拡大図を参照すれば、このセットはシアン、マゼン
タ、イエロー並びにブラックの各色の7つのブロックか
らなる。カラーブロックの特定数及び種類は図示した7
つから変更し得るが、図4のカラーブロックセットに示
された数が有効な数であることが実証されている。すな
わち、ブラックカラーブロック130が中央に位置し、
シアンカラーブロック132がブラックカラーブロック
130の右側と左端に位置し、マゼンタカラーブロック
134がシアンカラーブロックの右隣にそれぞれ位置
し、イエローカラーブロック136がブラックカラーブ
ロックの左隣と右端に位置する。ブラックカラーブロッ
ク130は図4に示すように右上隅にタブ131を有
し、このタブは図3及び図5に示すように、巻帯体上に
印刷される各カラーブロックセット毎に順次異なる隅に
位置している。これらのタブが該当位置にどのカラーブ
ロックがあるのかに関する情報を与え、CCDマトリク
スセンサの通過時にカラーブロックセットがスキップさ
れたかどうかを装置で判定可能とする。尚、例示したよ
りも小さいあるいは大きいサイズのカラーブロックも使
えることが理解されるべきである。
00分の500インチx1000分の380インチのサ
イズのマトリクス像を得るように、巻帯体36に充分接
近して位置される。図4において、矩形138がカラー
ブロックセット112のサイズに対する、CCDマトリ
クスセンサ30によって得られるマトリクス像の概略サ
イズを表す。この物理的サイズは、デジタル化されたと
き760ピクセルx480ピクセルの個々のピクセルで
構成されるマトリクスとなるマトリクス像を生じる。装
置は実際には、赤、青及び緑の各色毎に1つづつ、計3
つのそのようなマトリクス像を生成する。かかる物理的
サイズ対ピクセルサイズの比から、各ピクセルはほぼ
0.0006インチを表す。この比は、各種スクリーン
で印刷されたドットのサイズ、特に印刷コントラストと
ドットゲインを計算するために使われるスクリーンター
ゲットで印刷されるドットのサイズを含め、印刷物の形
状とサイズを装置で求めるのを可能とする。また、図3
に示したカラーブロック112について、各ブロックの
ピクセル単位の寸法は、ほぼ幅60ピクセルx長さ11
2ピクセルであり、1つのべたカラーブロック136が
図6に示してある。図6に示したカラーブロック136
の外側境界は、頂端140、底端142、左端144、
右端146及びタブ131を含む。
111の形状が、図3に示してある。べた及び網掛けの
両部分は横断方向、すなわち図3の左右方向でなく、巻
帯体の円周方向に相互に隣接していることが理解される
べきである。印刷コントラストを求めるのに使われる7
5%の網掛けを有する組合せブロック110では、ブロ
ック110の像が得られ、上記した物理的サイズ対ピク
セルサイズの比の結果として個々のドットのサイズを正
確に測定できる。これにより装置は、既知ブロックのピ
クセルの幾何形状測定から、ドットゲインと印刷コント
ラストを測定可能となる。
うに周知の Murray-Daviesの式によって計算できる: %見かけドット面積= 100 x (1-10-(D(t)-D(p)))/(1-1
0-(D(s)-D(p)))-50 但しD(s)はべた部分の密度、D(t)は網掛け部分
の密度、D(p)は紙の密度である。
はその像を解析して、次式に基づき見かけのトラップを
求める: %見かけのトラップ=100x(Dop−D1)/D2 但しDopは、「重ね印刷の密度−紙の密度」、D1
は、「最初の塗布インクの密度−紙の密度」、D2は、
「2番目の塗布インクの密度−紙の密度」である。
け/べた組合せブロックのデジタル化像を得て解析し、
次式を使って求められる: %印刷コントラスト=100x(D(s)−D(t))
/D(s) 但しD(s)はべた部分のメジャーフィルタ密度、D
(t)は網掛け部分のメジャーフィルタ密度である。網
掛け及びべたの両部分を巻帯体の円周方向に相互に隣接
させた網掛け及びべた組合せブロック110の配置向き
により、同じ円周線上にある網掛け及びべた両部分を使
って比較できるので、より正確な印刷コントラストの測
定を行え、またインクの剥がれで網掛け部分へのインク
供与がべた部分へのインク供与に対して変わる可能性も
減る。
てあり、外壁148を有する外囲器を備え、この外囲器
が内部にCCDマトリクスセンサ30とストロボユニッ
ト40を保持している。図11は大幅に簡略化されてい
るが、ストロボユニット40はその出口近くに位置した
コリメータレンズ150を有するものとして示してあ
り、コリメータレンズ150がストロボ光の中心をCC
Dマトリクスセンサ30の中心線とも一致する点152
に向かわせる。つまり、ストロボは巻帯体36上の像の
領域を照明する。ストロボユニットからの光は、CCD
マトリクスセンサノズル34が延出する開口に隣接して
位置した透明の窓154を通って外壁148から外へ出
る。ストロボユニット40に隣接してコンデンサ156
が位置し、またストロボユニット用の電源158が図示
のごとく右下隅に位置する。外囲器の頂部は示してない
が、ダスト粒子がその内部に入れないように完全に閉じ
られ、外部から実質上密封されているのが好ましい。こ
の点に関連して、唯一の開口はコーン34の端部におけ
る開口であり、巻帯体36のマトリクス像が得られるよ
うにそこからCCDマトリクスセンサ30がエアパージ
されている。
働する取付構造(図示せず)と対応した一対のレール1
62に沿って移動することにより、巻帯体に対して横方
向に、すなわち矢印160で示す左右方向に移動する。
キャリッジはベルトドライブ164によって横方向に移
動され、ベルトドライブ164は図1のモータ52に接
続された駆動スプロケットなどに接続されている。レー
ル162とベルト164の詳しい構造は当業者にとって
周知であり、キャリッジをレールに沿って横方向に移動
させるのに使われる特定の構造あるいはそれに匹敵する
構造は、本発明の新規な特徴には含まれない。キャリッ
ジ46は巻帯体36に沿って横方向に移動するが、巻帯
体の端部116さらには巻帯体支持ローラ38自体のエ
ッジを越えて延びてもよい。
66まで移動してもよく、外囲器166はキャリッジ4
6の移動範囲の端近くに位置させ得るホワイト基準16
8とブラック基準170を含む。図11には示してない
が、基準168と170はダストを含まない環境内に収
容されるのが好ましく、これは各基準の像が取得される
ときを除き、外囲器166が実質上密封されていること
を意味する。移動の通常端は外囲器166まで延ばさ
ず、基準の像を取得するときだけ、キャリッジをさらに
左側に移動可能とし、適切な地点で起動して実質上閉じ
られたドアなどを開いて基準168と170を露出さ
せ、それらの像を得られるようにするのが好ましい。
センサが、巻帯体支持ローラ38の端までキャリッジ4
6が移動したことを示す信号を与える。また、ACC移
動端センサが外囲器166における移動端を示し、ロー
ラ38の反対端が移動端センサ91によって制御され
る。後で説明するように、フォトダイオード172がコ
リメータレンズ150にそれぞれ隣接して設けられ、ス
トロボユニット40の出力に比例する信号を与えるよう
に位置する。この信号は、ライン93を介してA/D変
換器78に送られ、アナログマトリクス像のデジタル化
後、得られたデジタル化像の一部であるピクセルの強度
値を調整するのに使われる情報の一部である。
トリクスセンサ30は光を3つの経路またはチャネル、
すなわち赤、緑及び青に分ける内部プリズムを含む種類
のものである。つまり、得られた各マトリクス像は3色
の各々毎に1つづつ計3つのマトリクス像を与え、これ
ら3つのマトリクス像がA/D変換器78に送られ、そ
こで3つ別々のデジタル化像にデジタル化される。デジ
タル化像の個々のピクセルの強度値は、対象とするイン
ク色のチャネル内で低くなる。各チャネルの色に応答す
るフォトダイオードを設けて全強度及び色温度の変動を
補償するのが望ましく、かかる場合には、図11に示し
たセンサ172と同様な追加のセンサが設けられる。こ
のようなセンサは赤、緑及び青の各色に応答するように
製造してもよく、あるいはセンサにフィルタを付けてそ
れぞれの色に応答するようにしてもよい。
ルの全範囲を発生させる加算法を表す一方、巻帯体上で
の色の印刷は減算法に基づいており、CCDマトリクス
センサの各チャネルと処理されるインク色との間には一
定の関係がある。例えば、イエローは3チャネルのうち
1つを取り除いたもので、同じくマゼンタとシアンは他
の2チャネルのうち1つを取り除いたものである。ブラ
ックは、3チャネルすべてを取り除いたものである。イ
エローは青がないことなので、完全なイエローの青チャ
ネルが青なしつまり100%の赤と緑を生じる。シアン
の場合は赤がないので、赤チャネルがゼロとなり、緑及
び青チャネルはほぼ100%になる。マゼンタチャネル
は緑を含まず、ほぼ100%の赤と青である。ブラック
は3チャネルすべてがないものなので、完全なブラック
は赤、緑及び青いずれも生じない。シアンの上にイエロ
ーを印刷すれば、青と赤のチャネルが取り除かれ、緑が
残る。このように当業者には周知のように、インクを印
刷するときは減算法であるが、光で赤と緑を加えれて黄
を得るときは加算法である。
だけでよく、その信号レベルが下がれば、反射密度は色
の反射率の不足なので、その低下は反射密度の評価を示
すものとなる。高密度のインクは非常に暗く、これはそ
のインクがその色をより少なく反射することを意味す
る。反射率が本発明で求められるものであり、シアン、
マゼンタ及びイエローの3色各々の反射密度を求めるに
は、3つのチャネルを個々に解析するだけでよい。ブラ
ックの反射密度は、1つのチャネルまたは3つ全てのチ
ャネルの平均から求められる。
ば、装置の動作の概略を示したフローチャートである図
12を参照すると、スタートブロック200を経てブロ
ック202に示すようにシステムの初期化がなされ、次
いで主ループが開始し(ブロック204)、それに伴っ
て装置の動作の各特徴を制御する各ケース間で多重化機
能が切り換えられる(ブロック206)。つまりルーチ
ンは、CCDマトリクスセンサを較正するかどうか問い
合わせ(ブロック208)、起動時であればそうする
(ブロック210)。CCDマトリクスセンサが最近較
正されていれば、ルーチンは巻帯体のエッジが見つかっ
たかどうかを問い合わせ(ブロック212)、見つける
必要があれば、巻帯体のエッジを見つけるルーチンを実
行する(ブロック214)。
多く存在するが、一般には巻帯体上に印刷物があるかど
うかに依存する。巻帯体が印刷されていなければ、巻帯
体のエッジの判定は印刷されている場合より、容易に行
える。いずれの場合も、巻帯体のエッジが見つかった
ら、主ループの開始204に戻る。巻帯体のエッジを見
つける必要がなければ、すなわちエッジが分かっていれ
ば、ルーチンはケース3に進み、データが得られるべき
かどうかを判定し(ブロック216)、そうであれば、
反射密度データまたは散乱データどちらが得られるべき
か判定される(ブロック218)。印刷機の運転が新規
で、光散乱データが得られていなければ、装置は光散乱
データを得る(ブロック220)。光散乱データがすで
に得られていれば、装置は反射密度を得るように設定さ
れる(ブロック222)。後述するように、光散乱デー
タの取得時には、装置がCCDマトリクスセンサを移動
し、巻帯体を横切って各キー位置でマトリクス像を順次
取得し、そのマトリクス像をデジタル化して解析を行
い、得られたマトリクス像におけるホワイト度の内容を
判定する。このとき、マトリクス像内のすべてのピクセ
ルがしきいホワイトと比べて測定され、各特定の像につ
いてなされるべき光散乱補償の量を求める。この補償量
は、各キーに隣接した印刷像に依存する。
ックの終わりに達し(ブロック224)、ルーチンは印
刷機が停止しているかどうかを問い合わせる(ブロック
226)。印刷機が停止していれば、ルーチンはCCD
マトリクスセンサを再び較正する時点であるかどうか問
い合わせ、そうであれば、CCDマトリクスセンサが再
び較正される(ブロック230)。較正する時点でなけ
れば、ルーチンは主ループの開始204に戻る。一般
に、印刷機が10分以上の間停止していたなら、CCD
マトリクスセンサを較正し直すのが望ましい。印刷機が
停止していなければ、ルーチンは動作要求がなされてい
るかどうかを問い合わせる(ブロック232)。動作要
求がなされていれば、いくつかの作業動作を実施できる
(ブロック234)。作業動作つまり通常の印刷動作
は、オペレータがカラーブロックセットについて得られ
る像と別のものであってもよい巻帯体上の特定位置の像
を得ることを要求できるビューリクエストを含む。ここ
で印刷機のオペレータは、例えば最も明るい部分(ハイ
ライト)など、刷りの特に重要な領域をモニターするこ
とも望める。このような動作は一般に、CCDマトリク
スセンサを制御して特定の位置に移動し、許容される時
点にデータを取得してから、装置の通常動作へ戻すこと
によって、その他のデータ取得動作の多くと同時に実施
できる。またオペレータは、自らによって決められ、ブ
ロック210と230に示したようなルーチンの動作中
に発生するCCDマトリクスセンサ較正ルーチンと独立
に行われるCCDマトリクスセンサの較正も要求でき
る。
動、見本及び維持を含むいくつかのモードの1つで動作
可能である。アイドルモード時には、装置がデータを得
る準備を整えるが、実際にデータを得るようには指令さ
れない。印刷機の運転の初期化中、装置はデータを得る
準備を整えられるが、例えばCCDマトリクスセンサが
較正されていると、光散乱の補償について解析可能な印
刷物が巻帯体上に現れるまで光散乱のデータを得ること
はできない。装置は印刷物が現れる前に巻帯体のエッジ
を求めることができると共に、巻帯体の幅も求めること
ができ、次いでシステムは印刷物が現れるのを待つ。印
刷物が現れると、オペレータは始動モードに切り換えら
れる。光散乱パス(通過)時には、CCDマトリクスセ
ンサが横方向にゆっくり移動して、光散乱の補償に使わ
れる光散乱データを得る。光散乱データを得るのにスロ
ーパスが必要なのは、光散乱の補償を決めるのにより多
くのデータ、すなわち760x480ピクセルマトリク
スの各ピクセル、が解析されるからである。光散乱デー
タを得る数回のパスがなされたら、得られたデータをそ
れらのパスにわたって平均し、反射密度を求めるのに使
われる信頼できる光散乱の補償係数を与える。
のチャネル各々毎に取得しなければならならず、またこ
れら3つの補償係数が巻帯体を横切る各キーの位置毎に
発生されることが理解されるべきである。得られた光散
乱の補償係数はメモリ内に記憶され、印刷作業時に使わ
れる。こうして、データの各取得毎に応じたリアルタイ
ムの散乱補正が可能になることが理解されるべきであ
る。かかる機能を実施するのに、インラインの専用プロ
セッサが必要になることもある。
は、5,000から25,000回のの刷りを印刷する
必要がある。本発明の装置では、そのような設定を大幅
に少ない刷り、すなわち2,500回の刷りで達成でき
る。
に切り換えられ、そこでほぼ500回の刷り毎に好まし
くは最小数のデータパスを行って反射密度データを得
る。これらの反射密度値はメモリ内に記憶される。維持
モードでは、ほぼ500回の刷り毎に数回のデータパス
を装置が行い、そのデータをメモリに記憶し、印刷機の
運転レポートの作成に使われる。
スセンサは巻帯体を横切って移動される。装置が各カラ
ーブロックのデジタル化像を取得して、ほぼ70ミリ秒
より短い間に反射密度を計算できるように、移動速度は
印刷機の巻帯体速度と同期され、CCDマトリクスセン
サは各回転中にほぼ1・1/2インチづつ移動する。こ
こに図示し説明した好ましい実施例において、印刷機の
設定速度では、刷りローラの各回転毎に装置がデジタル
化像を得ることができ、1秒の間にほぼ12箇所のカラ
ーキーからデジタル化像が得られ解析される。
の印刷の品質に苦情を付けた場合など将来使われること
があるかも知れないため、印刷作業の見本を保管してお
く必要がよくあり、またそのような見本を蓄えておくか
なりの面積が印刷工場内の脇に用意されることも珍しく
ない。このように、印刷工場内の貴重なフロアスペース
を使うのは不経済である。
持両モード時に得られる反射密度データは、印刷作業の
全体を通じてほぼ500回の刷り毎に印刷される各カラ
ーの色密度の詳細なレポートを与える。このようなデー
タを使って反射密度の頻繁な「スナップショット」を与
えるレポートを作成できるので、印刷の品質に関して顧
客を満足させるのに使える印刷実行の経歴が得られる。
メモリ内に蓄積され、実質上ほぼ500回の刷り毎に印
刷の品質を示すレポートの形で、作業後プリントアウト
可能であるから、印刷実行の見本を保管する必要を実質
的に取り除く。装置は3つのラインを有し、顧客はそこ
で6桁の作業(ジョブ)番号、3桁の様式(フォーム)
番号、3桁の実行(ラン)番号、作業名称、作業の記述
及び刊行コードを識別できる。
点に達するまでの間になされた補正を含め、初めから終
わりまでに各キーに施された変更の記録を与えるという
点で、印刷会社にとって有用な情報も与える。この情報
は、作業実行の初めに印刷工が不必要な補正をしなくて
すむようにする教授ツールとして使える。通例は、印刷
会社内の別の設備から、安定な印刷機の動作へ達するま
でにそれに基づいて補正が成された各キー用のプリセッ
ト値が得られる。また通例は印刷工が、時期尚早すぎて
不必要と分かっている初期補正で、その補正がなされる
前は安定化されない反射密度のキー設定を意味する初期
補正を行っている。本発明から得られる反射率データを
使えば、尚早の初期補正の多くは事実上不必要になり、
また数千回の刷り後でも、各キーをプリセット時に近い
位置または設定に戻せることが、印刷工に明瞭に示され
る。
照すると、CCDマトリクスセンサ30と装置のデジタ
ル化部分を較正するため、CCDマトリクスセンサ30
が所定の位置でホワイト基準168またはブラック基準
170いずれかのマトリクス像を得られるように、キャ
リッジ46が図示左側に移動可能である。各基準は図1
0に示すようにほぼ平らな円形状で、米国ニューハンプ
シャ州03260、ノースサットン、私書箱70の Lab
sphere社によって製造されているスペクトラロン(Spect
ralon)色基準である。これらの基準は、ダブルビーム比
記録積分球反射計を用いて、8度/半球スペクトル反射
率について較正及び測定されている。前述したように、
基準168と170は保護外囲器166内に収容され、
CCDマトリクスセンサ30による像の取得時に、各ピ
クセル毎に得られる強度読取値を大幅に左右する可能性
のあるダスト粒子が各基準の表面に存在しないようにす
る。カバーなどを開いてCCDマトリクスセンサが標準
168と170のマトリクス像を得られるようにする機
構を、キャリッジが有するのが好ましいのはこの理由か
らである。
CDマトリクスセンサ30がブラック及びホワイト両基
準のマトリクス像を取得し、デジタル化像の各ピクセル
が0〜255の可能範囲内に入る強度レベルを有するよ
うにマトリクス像がデジタル化される。但し較正プロセ
スでは、ブラック標準の強度値を好ましくはほぼ8に設
定し、ホワイト標準の強度値をほぼ240に設定する。
これは、赤、緑及び青の3つの独立チャネルについて、
すべてを個々に扱うことによって達成される。
像が得られるように、キャリッジ46が両基準の位置に
移動される。モータ52(図1)が移動限界の端である
ゼロ位置に移動され、ピクセルデータメモリ70(図
1)がテストされて、不良データ値が取り除かれる。
54上のスポットをチェックする。この点は、スポット
212、214及び216を有するホワイト基準168
の2つのマトリクス像を示す図10を参照することによ
って理解できるであろう。図10(b)に示したマトリ
クス像は、CCDマトリクスセンサを図10(a)のマ
トリクス像に対して0.020〜0.030インチ動か
した後に得られる像を誇張したものである。装置は論理
的に、図10(a)の位置に対して図10(b)で右側
に移動したスポット216が、基準168自体でなく窓
154上に位置したダストの結果であることを判定す
る。これらのスポットの多くは基準の精度に悪影響を及
ぼすので、そのようなスポットが検出されたら、両基準
及びガラス窓154を清浄にすべきである。
ることとは別に、本発明の装置はその解析時、各ピクセ
ルのピクセル強度を測定し、それが所定のしきい値内に
ないとそのピクセルを排除することによって、スポット
が位置するピクセルを無視することも行う。言い替えれ
ば、マトリクス像がブラック基準の場合、反射率は非常
に低いはずで、例えば40を越える強度値を有するスポ
ットは放棄される。同様にマトリクス像がホワイト基準
の場合、ほぼ200より低い反射値は、その基準のピク
セル値の平均を計算するときに放棄または排除される。
Dマトリクスセンサをブラック基準に移動させてマトリ
クス像を取得し、そのマトリクス像がデジタル化され、
好ましくはほぼ8である所定のレベルに設定される。C
CDマトリクスセンサとそれに付属の構成要素は、レベ
ルが8±0.25になるまで続けてデジタル化像を取得
する。範囲内に入らなければ、許容値が満たされるまで
調整を行い、約8回の像取得が必要なこともある。その
後、キャリッジ46がCCDマトリクスセンサを移動し
てホワイト基準168のマトリクス像を取得させ、シス
テムは240±0.95のホワイトレベルを有するよう
に設定される。ホワイトレベルもこの許容値内になるま
で、ホワイト基準について続けてデジタル化像が取得さ
れる。これが完了したら、装置はさらに2回、つまり合
計3回上記操作を繰り返す。その完了後、装置はブラッ
ク基準に戻り、10個のデジタル化像を取得し、それら
を平均して装置によって使われる値を与える。次いでホ
ワイト基準についても同じ操作を行い、得られた平均値
はメモリ内に記憶される。
る最後のパス後に取得された各基準毎10個のデジタル
化像の平均だけからなる。こうした値を用いる理由は、
特にブラックレベルを8に設定しホワイトレベルを24
0に設定した場合、ブラックレベルとホワイトレベル間
で相互作用が生じるからである。相互作用はわずかなの
で、両基準間を前後に移動して各レベルを反復設定し、
得られるレベルが正確になるようにするのが望ましい。
されると共に、装置が安定な作業実行温度に達するま
で、より頻繁に再較正を行う必要のあることが理解され
るべきである。尚例えば印刷機が停止されたら、CCD
マトリクスセンサを再較正し、各レベルが正確に設定さ
れていることを確かめる。また、較正を完了するのに必
要な時間はわずかほぼ30秒から1分である。
11を参照すると、ストロボユニット40が光の中心
を、CCDマトリクスセンサ30の中心線でもある点1
52へ差し向けるように位置していることが明かであ
る。光は各窓154を通過して巻帯体上の領域に至り、
巻帯体を2方向から照明する。得られるマトリクス像の
ピクセルの強度はストロボユニットから発生される光量
の関数なので、得られるマトリクス像の領域が一様に照
明されるか、あるいは変動を補償できるように各領域の
照明が既知となることが重要である。
れる光の強度を解析し、光の不連続特性がどうであるか
を判定すると共に、マトリクス像を横切る光の非一様性
を補償する。装置はこの補償を、ホワイト基準から得ら
れたデジタル化像全体の領域、好ましくは約64x64
ピクセル、を解析することによって行う。装置は各領域
内のピクセルの強度を平均してから、各領域のアドレス
またはロケーションと一緒に平均値を記憶し、補償時、
各領域内に位置したピクセルに関する測定強度値にいず
れかの補償係数が適用されるようにする。補償解析は、
初期の位置合わせ時及び場合により光学部品が調整され
るかまたはその後に変更されるときにだけ行えばよい。
系の各チャネル毎になされること、すなわち赤、緑及び
青の各チャネルが像内における64x64ピクセルの各
領域毎に光不連続補償係数を有することが理解されるべ
きである。そして最も明るい強度が1に設定され、その
他の強度すべてが最も明るい強度に対して計算され、一
般に0.97、0.98、0.99または1.0などと
される。
度測定の精度はここで光散乱と呼ぶ現象によっても影響
され、このことは反射密度の決定が、相対的な位置及び
得られるマトリクス像の一部であるカラーブロックセッ
ト112のカラーブロックに隣接した印刷物の内容によ
って影響されることもあることを意味する。図3及び図
4に示すように、線114上方の領域122は印刷物を
含むことができ、たいていの場合は含んでおり、線12
0下方の領域122も同様である。図4に示す得られた
マトリクス像138はほぼ7つのカラーブロックを含む
が、同時に領域122の一部も必然的に含んでいる。
刷物の内容に応じて全体の明度が変化する印刷物122
と隣合うので、明るい及び暗いピクセルの数は巻帯体の
幅を横切り各キーで変わることがある。光散乱の影響は
実質上、視野内に位置するより高い反射値、すなわちよ
り高いピクセル強度によって発生される。一方視野内で
は、そのように高い強度のピクセルが、測定されるピク
セルに近いほどより大きい影響を及ぼす。これら両方の
影響、すなわち高い強度ピクセルの量と測定されるピク
セルに対するそれらの接近度は漸近特性である。CCD
マトリクスセンサは集束レンズとマトリクス像を赤、緑
及び青の各チャネルに分けるCCDマトリクスセンサプ
リズムを有し、得られたマトリクス像内に存在するホワ
イトの量に応じて、カラーブロックなどの小さい領域は
ブラックで取り囲まれてるときはある読取値を、またホ
ワイトで取り囲まれてるときはそれと別の読取値を与え
る。光はレンズを通って進むときに散乱し、対象とする
カラーブロックの読取値を変化させる。
それを取り囲む領域122(図4)がすべてホワイトで
あれば、一般に約94%ホワイトと測定されることが見
いだされている。これは、7つのカラーブロックのう
ち、ブラックと各チャネル内の対象のカラーブロックだ
けが暗いと判断されることによる。従って3つのチャネ
ルを考慮すれば、3つのデジタル化像内に暗いブロック
が9個だけ存在する。領域122がブラックだと、全ホ
ワイト領域はほぼ80%ホワイトに低下する。
赤、緑及び青の各チャネルから得られる読取値が相対的
に変化するので、光散乱の補償は3つのチャネルの各々
毎に求めなければならない。この点は一部には、ストロ
ボユニットは青の光が非常に明るく、イエローを際立た
せてしまうことにもよる。ストロボユニットは、青の光
が支配的な成分であるキセノンストロボであるのが好ま
しい。キセノンストロボの出力は比較的一定であるが、
1回のストロボ点弧から次のストロボ点弧まで±5%の
範囲までで変化することがある。このため、ストロボユ
ニット40の出力を測定するようにフォトダイオード1
72(図11)が位置され、各ストロボ毎の実際の出力
がピクセルデータメモリ70にフィードバックされて、
反射密度の解析時に個々のカラーブロックについて得ら
れる強度値を補償するのに使われる。フォトダイオード
は、両方のストロボから出力された光を総和する。スト
ロボの各点弧時に発生される光の強度はほぼ5%変化す
ることがあるが、こうした変動はランダムで一般には約
1%であることが見いだされている。この程度の変動は
得られる強度値、つまりたいていは0.75ピクセル強
度、に実質的な変動をもたらさない。しかしながら、そ
のような変動も補償するのが望ましく、それには各スト
ロボユニット毎に3つのセンサを設け、各センサの前方
に適切なフィルタを位置し、各色チャネル毎にストロボ
ユニットの強度を測定可能とし、各色毎にストロボ点弧
の変動をより正確に測定するのが有利である。
トパターンを使って散乱の影響をモデル化し、図7に示
すような光散乱補償曲線を近似するデータを得ることが
できる。光散乱現象の補償は8〜240の範囲内で4〜
5にもなることがあり、補償が行われないと読取値が不
正確になってしまう。このデータは、各色毎にメモリ内
に記憶される。その結果図7に示すような漸近線のチャ
ートが得られ、全ピクセルに対するホワイトピクセルの
比率が100%から0に変化するにつれ、1からほぼ
0.9に下がる強度補償係数を与える。このような曲線
を決めるデータの取得は各色毎に1回行えばよく、その
後その曲線が製造される各装置について使われる。但
し、光散乱の補償量は各印刷作業毎に決められ、各キー
毎で各色毎の曲線上の一点がメモリ内に記憶され、測定
される光散乱を補償するのに使われることが理解される
べきである。
曲線を取得するため、装置は各チャネルの得られたデジ
タル化像を解析し、全体像内のホワイトピクセルの総数
をカウントして、全体像内のホワイトの百分率(%)を
求める。全範囲の半分より大きい強度値を有するなら、
それらのピクセルはホワイトと見なす。6回の光散乱パ
スのデータを平均して百分率が求められたら、光散乱デ
ータがメモリ内に記憶され、動作中各キーで各カラーブ
ロックの反射密度の解析を行う際に測定される反射密度
データを補償するのに使われる。ホワイトピクセルの有
り得る最も低い百分率は80%なので、実際に使われる
曲線の領域は図7に示した曲線の左側部分である。
クスセンサのパスの開始及び終了位置を計算する。装置
が巻帯体の両エッジを突き止め、巻帯体の幅を計算する
方法を以下説明する。開始及び終了位置が計算された
ら、装置は印刷機の速度を読み取り、各キー位置でカラ
ーブロックセットの像を得るのに必要な速度を計算す
る。また装置は、キャリッジ46が図2に示した実際の
巻帯体エッジ116の左側に相当する停止位置からスタ
ートして一定速度へ至るまでに要する時間である加速時
間を計算する。印刷機の速度はエンコーダ50から得ら
れる。加速時間が許容されるものであれば、ルーチンは
モータ速度、ストロボ制御装置64及びピクセルデータ
メモリ70を設定し、動作の優先順位が確立される。始
動時間が許容できるものでなければ、モータ制御装置5
8がキャリッジ46の位置を変更し、最初のキーへ達す
る時までに、適切なパス速度へ加速されて達するように
なされる。位置が変更されたら、印刷機の速度を再び読
み取り、パス速度と加速時間が計算し直される。ストロ
ボ制御モータ速度とピクセルデータメモリが設定された
後、ルーチンは高速の遅延タイマーを使って次のストロ
ボ点弧機会を待つと共に、計算時間を待った後、モータ
52の移動を開始して、ストロボ割り込みをイネーブル
する。
ンコーダ50の各1回転が3600カウントに相当する
ことが理解されるべきである。装置は例えば特定のエン
コーダカウント2000でストロボを点弧しようとして
おり、この時間は8ミリ秒であるが、エンコーダの回転
速度に応じて、ストロボを適切な時間に点弧させるのに
異なるカウント数が必要になったりならなかったりする
ことが知られている。どのカウントにすべきかを決める
ため、装置は固定速度のクロックを用い回転の1/4の
間カウントアップして、それがどれくらい長くかかるか
を計時し、8ミリ秒に等しくするには幾つのカウントが
必要かを求める。これが求められたら、CCDマトリク
スセンサをリセットし、カウントダウンして、200カ
ウントでストロボを点弧する。
作時における実際の巻帯体の両エッジをまず突き止め、
巻帯体の幅を確かめることが重要である。これは印刷機
の作業実行(ラン)の始めに行われ、そのランの間は再
び行う必要はない。幅を知ることは、反射密度の制御で
巻帯体を横切りいくつのキーが印刷ユニットによって使
われるのかを求めるために重要である。また幅が計算さ
れた後、巻帯体の少なくとも一方のエッジをモニター
し、印刷機の運転中、巻帯体がローラ38に対して横方
向に移動したかどうかを装置が判定できるようにするこ
とも重要である。
実行モードにあるときは、反射密度パスをほぼ500回
の刷り毎に行い、反射密度パスを行わない間は装置をア
イドル状態にしておくことが特に重要である。但し、装
置はその待ち状態においても、カラーブロックセットの
位置を正確に計算できるように巻帯体のエッジを追跡し
ており、反射密度パスを行うときカラーブロックセット
の位置を突き止め可能としている。
帯体のエッジ位置を見つけるのが面倒になることがあ
る。印刷物が巻帯体のまさにエッジに至るまで印刷され
ていると、巻帯体上の印刷物をローラ38の表面から区
別するのが難しいことが多い。実際上、ローラは一般に
高反射率の鋼製である一方、巻帯体に隣接するローラ表
面上にもインクが存在することが多いので、巻帯体をロ
ーラから区別するのが困難になる。基本的に巻帯体のエ
ッジは、巻帯体の既知位置の像を取得してから、エッジ
の方に向かってほぼステップ移動しながらピクセルを解
析し、エッジ位置を突き止めることによって求められて
おり、この際の解析は一般に巻帯体がそうである白い紙
が240とほぼ128の間にあると分かっている強度値
を有するという事実に基づいている。ローラはその表面
上にインクがなければ、一般に最大255の強度値を生
じる。そのため、強度が240を越えていれば、ローラ
表面が解析されていることが分かり、また強度が240
と128の間であれば、解析されているのは巻帯体自体
である。強度が128より低ければ、巻帯体上の印刷物
かまたはローラ上のインクであると判定される。
ける印刷シリンダを有するという事実を活用している。
印刷シリンダ370の端面図である図8を参照すれば、
印刷シリンダ370はそこに版板を取り付けるのに使わ
れるギャップ372を有し、版板はギャップ372の片
側から印刷シリンダ370の円周に沿って取付ギャップ
の反対側にまで延びている。ギャップ372の重要性
は、それがどの刷りシリンダにも存在し、巻帯体のうち
ギャップ372と重なる部分には印刷物が印刷されない
ため、巻帯体上に印刷ギャップを与える点にある。巻帯
体のうちギャップ372に基づく領域に対応する領域と
なる部分は、図9に示すように線376と368の間と
なる。
術水準ではますます小さくなっており、従来の多くの印
刷機におけるフルギャップ0.25インチと比べ、一部
の印刷機のギャップは今やわずか0.040インチであ
る。版板は2枚の頁をそれぞれの刷りの間に124で示
したスペースを空けて印刷し、そのスペースにカラーブ
ロックセットが印刷される。印刷機における現在の技術
水準ではギャップ372の寸法を小さくするだけでな
く、図3及び図4に示すそのスペースまたはギャップ1
24も減少されており、わずか0.100インチのもの
もある。この場合にはカラーブロックの高さをわずか
0.09375インチにする必要があり、これはほぼ1
12ピクセルである。カラーブロックの高さは、さらに
一層小さくなると思われる。
を行う。始動時、装置は現在位置を知ることが重要であ
り、このためモータがまず最も左端の停止位置にまで移
動され、その後解析を開始する正しい位置へ移動可能と
なるようにされる。
ラーブロックの位置を突き止めることであり、これによ
って用紙のサイズの検証及びカラーブロックセット位置
の判定が可能となる。これを行うのは、装置が各カラー
ブロックセットの像を取得していることを保証するため
である。両端のカラーブロックセットが見つかったら、
それらの存在を利用して用紙の幅の広さをチェックす
る。印刷機の運転が維持モードで継続しているときは、
装置がカラーブロックセットのうち用紙のエッジにある
1つを捜しながら連続的に走査を行い、巻帯体が水平方
向または円周方向に移動しているかどうかを確かめる、
つまり巻帯体を追跡する。
初めて動作される始動モードで、装置はカラーブロック
セットの位置を突き止め、用紙の幅を求める。これがう
まく行われたら、巻帯体のエッジに位置するキーが使用
可能かどうかチェックして確かめる。これを行うのは、
時折印がカラーブロックの上に重ねて印刷されたり、も
しくは端のカラーブロックセットが巻帯体に半分だけ乗
ったり外れたりし、使えなくなることがあるからであ
る。つまり、ルーチンが最も外側のキーをチェックして
それらのキーが有効であるかを確かめ、最も外側のキー
が有効でないと、次のキーに移動し、そのキーのカラー
ブロックセットを使って巻帯体を追跡する。このように
始動モードにおいて、装置はカラーブロックセットの位
置を突き止め、用紙の幅を求め、有効なキーを見つけ、
これが終了してから動作中にエッジキーを解析する。そ
してエッジキーが見失われたら、それを捜すサーチルー
プにジャンプして戻る。なんらかの理由でエッジキーが
見つからなかったら、装置は上記のプロセスを初めから
繰り返し、最初のカラーブロックセットを捜す。
りが行われている場合、すなわち巻帯体上に印刷物があ
っていずれのカラーブロックセットの位置も突き止めら
れない場合であっても、本装置は巻帯体のエッジを見い
出すように構成されている。基本的に本装置は、巻帯体
上の2つの線376と378(図9)の間のギャップを
突き止め、そのギャップ領域を用い巻帯体のエッジを見
い出すことによって、巻帯体のエッジ位置を求めるよう
に動作する。これは、ギャップ位置において巻帯体上に
印刷物は存在しないことが分かっているからである。
して、図9中に470と472で示したような取得像内
の2つの垂直線を読み取る。つまりこのプロセスの課題
は像を取得し、両線470と472に沿って移動する解
析が一致するまで、すなわち2つの線376と378の
間のギャップに到達するまで垂直方向に解析を行い、像
が実際にギャップを含んでいることを確かめることにあ
る。そしてこの時点でルーチンは、点394と396と
をもとにエッジへ向かっての移動を可能とする。
を取得し、反射密度値を正確に求める。また本装置は、
各キー毎にカラーブロックセットのカラーブロックを有
効に突き止め、装置のデジタル化部を較正すると共に、
ストロボユニットの強度、像の領域全体にわたる光の不
連続、及び光散乱を補償する。
平均和、ピクセルの数、解析されている色、画面上の位
置、及び反射密度の計算された行平均を与える。次いで
装置は、対象とする特定ピクセルにとって必要な光不連
続の補償及び光散乱の補償を計算し、解析されている色
のホワイト及びブラック両レベルを求め、補償された平
均を計算する。その後装置は、補償された平均と解析さ
れている色のホワイト及びブラック両レベルから反射密
度を計算する。そして、装置はキー番号を計算し、その
キー番号と色に従って反射密度値を記憶し、良好な反射
密度状態を設定する。次いで装置は、全てのデータが解
析されたかどうかを問い合わせ、そうでなければ解析の
開始に戻る。すべてのデータが解析されていれば、経路
(チャネル)の数だけ進み方向を反転する。
析されている色、像上のx及びy座標の値、解析されて
いる領域の高さと幅、領域内のすべてのピクセルの和、
及び加算されたピクセルの数である。
クは、図3及び図4に示すように位置している。装置
は、最初のキー位置で像を取得するように設定されてい
る。像が得られたら、カラーブロックセットのサーチが
呼び出され、像内に存在するすべてのカラーブロック1
30〜136を突き止める。見いだされた各カラーブロ
ック毎に、装置はブロックのデータを読み取る。
60ピクセルx112ピクセルのサイズであり、解析領
域はカラーブロックのまん中に位置するのが好ましく且
つ40x70ピクセルのサイズであるのが好ましい矩形
651である。そして、装置は読取がうまく行われたか
どうかを判定し、そうであったら、4つまたはそれより
多いブロックが存在するかどうかを問い合わせ、平均の
垂直ブロック位置が計算される。次いで、ブロックがカ
ラーブロックの中心から50ピクセルより大きいかどう
かを判定し、そうであればCCDマトリクスセンサの垂
直位置を調整する。その後装置は次のブロックへ進み、
4つまたはそれより多いブロックが見いだされたかどう
かを問い合わせる。4つまたはそれより多いブロックが
見いだされたら、正しいカラーブロックが解析されてい
るかどうかを装置がチェックして確かめる。この点は、
ブロックの正しい順序を検証し、間隔が妥当かどうかを
判定し、各4番目のブロックが同じ色であることを確認
し、さらにブラックブロックがタブを有していることを
確認することで行われる。正しく離間していないブロッ
クは装置によって取り除かれる。次いで装置は、正しい
カラーブロックが見いだされたかどうかを判定し、見つ
からなかったら、CCDマトリクスセンサの垂直位置を
調整する。
来の手持ち式濃度計を使用してきた印刷機のオペレータ
にとって、手持ち式濃度計で得られる読取値と等価であ
る本発明の装置によって得られる濃度計読取値を使える
ため便利である。正確な反射密度の解析値を得るには、
厳密に言うと、次式によって与えられるような変換が必
要である: 反射密度=−Log10[(値−Blevel)/(Wlevel−
Blevel)] 但しBlevel は反射がない場合のピクセル値に等しく、
Wlevel は100%反射の場合のピクセル値に等しい。
ホワイトレベルは200〜240の範囲内に較正される
のが好ましくまたブラックレベルは0〜63の範囲内に
較正されるのが好ましいので、これがそれぞれまったく
反射しない場合(ホワイト)または完全に反射する場合
(ブラック)の基準となる。これらの値はホワイトレベ
ル242とブラックレベル4にさらに細かく設定でき、
この場合上記の式は一般に次のようになる: 反射密度=−Log10[(値−4)/238] 本装置は、正確に較正された手持ち式濃度計によって得
られるものとほぼ匹敵する測定値を高い信頼度で発生す
る。
すると、ノズル34は、CCDマトリクスセンサ30の
レンズを妨害して上述して各種の解析に含まれるピクセ
ルの数を減少させるダストやその他の粒子がダストの内
部へ入り込むのを防ぐように設計されている。ノズル3
4は空気ホース1202がそれぞれ取り付けられる一対
のポート1200を有し、これらの空気ホースが正の空
気圧源に接続され、空気がノズル34内に導かれるよう
になっている。ノズル34は内壁1206を備えた内部
環状室1204を有し、内壁1206は空気をノズル3
4の内部へと差し向ける多数の開口1208を有する。
また空気は主中心開口に向かっても差し向かれ、開口1
208は渦巻効果を生じるようにCCDマトリクスセン
サの中心線に対して幾分角度を成している。こうして形
成される空気流が、レンズにまで達する恐れのある粒子
がノズル内へ入るのを制限している。
したが、上記以外のさまざまな代替物、代用物及び等価
物も使用でき、また本発明は特許請求の範囲及び特許請
求の範囲の等価な内容によってのみ限定されることが理
解されるべきである。
載されている。
イエロー及びブラックの各色の反射密度を極めて正確に
且つ信頼できる方法で求められる装置が記述されたこと
が理解されるべきである。正確で信頼できる動作は、高
度な較正と補償技術、さらにこれらがデジタルドメイン
において実施されることによる。本装置は、毎分300
0フィートを越える速度で印刷機が運転している間に反
射密度の測定をリアルタイムで行えると共に、印刷機の
個々のキーを制御するのに使われて、運転中に所望のイ
ンク反射密度を与えられる制御信号を発生可能である。
帯体印刷機によって印刷されたものをモニターする装置
のブロック図。
面上に印刷されたものをモニターする装置のブロック
図。
ト印刷領域の2つのべたカラーブロックセットに加え
て、印刷物を有する巻帯体の一部の拡大平面図。図3A
は、図3に示した網掛けとべたの組合せカラーブロック
を拡大した一部を示す図。
ロックセットを、CCDマトリックスセンサによって得
られるマトリクス像の概略サイズの外郭線と併せて示す
図。
を有する雑誌の1頁の一部分を示し、印刷頁の外側領域
に印刷されたテスト印刷領域の5つのべたカラーブロッ
クセットを有する印刷物の複写を示す図。
せて示す図。
図。
面図。
る高反射基準の側面図及び本発明の装置のデジタル化部
の較正に使われる高反射基準の別の側面図。
面図で、ヘッドは巻帯体の一部のマトリクス像を取得す
る位置にある状態を示す図。
ート。
ロック) 110、111 網掛け及びべた組合せブロックセット 112 べたブロックセット 116 巻帯体のエッジ 122 印刷物 138 マトリクス像 150 コリメータレンズ 160、170 第1、2(ホワイト、ブラック)基準
Claims (10)
- 【請求項1】 印刷動作時に巻帯体印刷機の幅を横切っ
て相互に離間した位置で巻帯体に転移可能な第1の色の
インクの量を制御する調整可能なインクゾーン制御機構
を有するとともに、インクを巻帯体に転移する印刷ロー
ラを有する型の巻帯体印刷機であって、版板を印刷ロー
ラに取り付けた状態で巻帯体の横方向に延びた非印刷領
域をもち、前記巻帯体印刷機が巻帯体上で前記相互に離
間した各位置にほぼ配され、少なくとも前記第1の色を
有するカラーブロックセットを用いて、該巻帯体印刷機
の運転中に移動する巻帯体上に印刷された該少なくとも
第1の色の反射密度を測定する巻帯体印刷機用のダイナ
ミック反射密度測定制御システムにおいて、 所定範囲内の強度値を有する複数のピクセルからなる前
記巻帯体の所定サイズのデジタル化像を取得する像取得
手段と、 前記デジタル化像を記憶するメモリ手段と、 点弧時に少なくとも前記巻帯体の所定領域を照明するス
トロボ手段と、 前記デジタル化像の高い及び低い光反射率レベルについ
ての所定の値を与えて前記像取得手段を較正する較正手
段と、 前記カラーブロックセットの1つの少なくとも一部の取
得されたデジタル化像内に位置した印刷物の存在と強度
とを測定し、少なくとも前記第1の色の測定反射密度に
影響を及ぼす該印刷物の存在を補償する光散乱補償信号
を発生する補償手段と、 前記メモリ手段内に記憶された、基準が一様な表面の取
得されたデジタル化像を解析し、該デジタル化像の解析
により前記ストロボ手段の点弧時に取得された前記デジ
タル化像の全体にわたる複数の位置について照明の強度
を求め、この複数の位置間での非一様な照明を補償する
光不連続補償信号を発生する処理手段とを具備し、 前記処理手段は、少なくとも前記第1の色を含むデジタ
ル化像を解析して、該デジタル化像の反射密度値を生成
し、前記光散乱補償信号及び前記光不連続補償信号によ
って該反射密度値が修正されることを特徴とする巻帯体
印刷機用のダイナミック反射密度測定制御システム。 - 【請求項2】 前記像取得手段は、前記デジタル化像を
取得するのに適した電荷結合素子(CCD)マトリクス
センサ手段を有し、 該CCDマトリクスセンサ手段は、 レンズと、 該レンズを通過した光をそれぞれ赤、緑及び青の光を有
する3つの経路に分離する分離手段とを有し、 前記CCDマトリクスセンサ手段は、前記分離手段によ
って分離された3つの経路に対応する3つのチャネルを
有し、該各チャネルは、対応する各色の像マトリクスを
出力することを特徴とする請求項1記載の巻帯体印刷機
用のダイナミック反射密度測定制御システム。 - 【請求項3】 前記巻帯体の所望領域のデジタル化像を
取得するため、前記CCDマトリクスセンサ手段と前記
ストロボ手段とを装着し、該CCDマトリクスセンサ手
段と該ストロボ手段とを巻帯体の幅を横切って移動する
キャリッジ手段をさらに具備したことを特徴とする請求
項2記載の巻帯体印刷機用のダイナミック反射密度測定
制御システム。 - 【請求項4】 前記ストロボ手段によって点弧時に発生
される照明の強度と色とを測定し、該測定された強度と
色とを示すストロボ強度信号を発生する手段をさらに具
備し、 前記処理手段は、前記ストロボ強度信号を用いて、スト
ロボ点弧時の強度と色との変動を補償した前記反射密度
を発生することを特徴とする請求項2記載の巻帯体印刷
機用のダイナミック反射密度測定制御システム。 - 【請求項5】 前記カラーブロックセットは、べたカラ
ーブロック、網掛けブロック、べた及び網掛けを組み合
わせたブロック、及び重ね印刷されたべたブロックを具
備したことを特徴とする請求項1記載の巻帯体印刷機用
のダイナミック反射密度測定制御システム。 - 【請求項6】 前記メモリ手段は、 まとめてプロットされることにより略漸近曲線となる、
光散乱補償信号対する、デジタル化像内のピクセルの高
反射レベル及び該デジタル化像内の対象のカラーブロッ
クからの距離の関係を示し、これらの関係がまとめてプ
ロットされることにより略漸近曲線となる光散乱補償デ
ータを有することを特徴とする請求項1記載の巻帯体印
刷機用のダイナミック反射密度測定制御システム。 - 【請求項7】 前記処理手段は、 前記カラーブロックセットのデジタル化像のほぼすべて
のピクセルを解析し、このカラーブロックセットに関す
る少なくとも1つの光散乱補償信号を求めるとともに、
前記カラーブロックセットのうちの対象のブロックに関
する前記光散乱補償信号を算出することを特徴とする請
求項1記載の巻帯体印刷機用のダイナミック反射密度測
定制御システム。 - 【請求項8】 前記較正手段は、 前記像取得手段が第1の基準のデジタル化像を取得する
際に用いる所定のサイズと所定の高い反射率とからなる
該第1の基準と、 前記像取得手段が第2の基準のデジタル化像を取得する
際に用いる所定のサイズと所定の低い反射率とからなる
該第2の基準とを有し、 前記処理手段は、前記第1の基準及び前記第2の基準の
デジタル化像を解析し、該第1の基準及び第2の基準に
対する所定値を生成することを特徴とする請求項2記載
の巻帯体印刷機用のダイナミック反射密度測定制御シス
テム。 - 【請求項9】 前記デジタル化像の各々が複数の個々の
ピクセルからなり、これらピクセルの各々が0付近から
少なくとも255の範囲にわたって変化可能な強度値を
有し、 前記CCDマトリクスセンサ手段は、高い反射率で一様
な基準の表面のマトリクス像を取得し、 前記システムは、該マトリクス像を、前記メモリ手段内
に記憶し、 前記処理手段は、前記個々のピクセルのうち多数の強度
値を調べて、一様な強度値からずれた強度値を有するピ
クセルに対する補償係数を求め、 該補償係数は、前記一様な強度値からの不連続量に比例
し、さらに前記メモリ手段内に記憶され、前記少なくと
も第1の色の前記反射密度値を生成する際に前記処理手
段によって用いられることを特徴とする請求項8記載の
巻帯体印刷機用のダイナミック反射密度測定制御システ
ム。 - 【請求項10】 運転中に移動する巻帯体のエッジ位置
を突き止めるのに適しており、 前記処理手段は、前記キャリッジ手段によって前記CC
Dマトリクスセンサ手段を巻帯体のエッジに近い位置に
移動させ、巻帯体の一部のマトリクス像を取得せしめる
と共に、前記ストロボ手段の点弧に応じて前記像取得手
段を起動させ、該取得されたマトリクス像は、所定の限
界以下の強度値の低い標準偏差を各々有する個々のピク
セルのマトリクスからなり、印刷されていない巻帯体の
像の各ピクセルは強度値の低い標準偏差を有し、巻帯体
支持ローラの像の各ピクセルは強度値の高い標準偏差を
有し、印刷された巻帯体部分の像の各ピクセルは前記巻
帯体支持ローラの強度値の標準偏差にほぼ匹敵する強度
値の標準偏差を有しており、 前記処理手段は、前記マトリクス像を解析して、強度値
の低い標準偏差のピクセルが存在するかどうかを判定
し、前記エッジの一方に向かう方向へ移動しながらピク
セルが強度値の低い標準偏差を持たなくなる位置を検出
して巻帯体のエッジを求めることによって該巻帯体のエ
ッジ位置を突き止め、 前記処理手段は、先行する各像内に強度値の低い標準偏
差が存在しないと判定された場合には、前記キャリッジ
手段によって前記CCDマトリクスセンサ手段を、前記
像取得手段が巻帯体の縦方向に沿って1つまたはそれよ
り多い連続した新たなデジタル化像を取得する位置に移
動させ、強度値の低い標準偏差のピクセルが存在すると
判定されるまで、巻帯体の縦方向にほぼ沿った新たなデ
ジタル化像のピクセルを解析し、その後前記エッジの一
方に向かう方向へ移動しながらピクセルが強度値の低い
標準偏差を持たなくなる位置を検出して巻帯体のエッジ
を求めることによって該巻帯体のエッジ位置を突き止め
ることを特徴とする請求項3記載の巻帯体印刷機用のダ
イナミック反射密度測定制御システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11156196A JP3877181B2 (ja) | 1996-05-02 | 1996-05-02 | 巻帯体印刷機用のダイナミック反射密度測定及び制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11156196A JP3877181B2 (ja) | 1996-05-02 | 1996-05-02 | 巻帯体印刷機用のダイナミック反射密度測定及び制御システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09300589A true JPH09300589A (ja) | 1997-11-25 |
| JP3877181B2 JP3877181B2 (ja) | 2007-02-07 |
Family
ID=14564511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11156196A Expired - Fee Related JP3877181B2 (ja) | 1996-05-02 | 1996-05-02 | 巻帯体印刷機用のダイナミック反射密度測定及び制御システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3877181B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101056145B1 (ko) * | 2011-03-25 | 2011-08-10 | 한국기계연구원 | 잉크 전이 가시화 장치 및 방법 |
| CN119459126A (zh) * | 2025-01-17 | 2025-02-18 | 深圳市金岷江智能装备有限公司 | 一种辊印机的印刷纠偏方法及辊印机 |
-
1996
- 1996-05-02 JP JP11156196A patent/JP3877181B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101056145B1 (ko) * | 2011-03-25 | 2011-08-10 | 한국기계연구원 | 잉크 전이 가시화 장치 및 방법 |
| CN119459126A (zh) * | 2025-01-17 | 2025-02-18 | 深圳市金岷江智能装备有限公司 | 一种辊印机的印刷纠偏方法及辊印机 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3877181B2 (ja) | 2007-02-07 |
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