JPH09301700A - 位置決め装置 - Google Patents
位置決め装置Info
- Publication number
- JPH09301700A JPH09301700A JP11929296A JP11929296A JPH09301700A JP H09301700 A JPH09301700 A JP H09301700A JP 11929296 A JP11929296 A JP 11929296A JP 11929296 A JP11929296 A JP 11929296A JP H09301700 A JPH09301700 A JP H09301700A
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- Japan
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- positioning
- positioning device
- main body
- installation
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 据付物の位置決めにおいて、位置決めの
微調整が可能で高精度の位置決めができる位置決め装置
を提供する。 【解決手段】 開口部を有する据付部上に延長配置され
る交差した腕部を有する本体の端部に前記据付部上に固
定した位置決め治具を係合すると共に、前記本体の下面
に支持部材を設けて据付部上に支持させ、更に、前記本
体に設けた保持具で前記開口部内に配置された据付物を
保持する位置決め装置であって、前記位置決め治具は前
記本体を水平面内において二方向に微小距離移動させる
ように構成し、また、前記支持部材は下端に水平方向の
移動を容易にする移動補助部材を有するように構成す
る。
微調整が可能で高精度の位置決めができる位置決め装置
を提供する。 【解決手段】 開口部を有する据付部上に延長配置され
る交差した腕部を有する本体の端部に前記据付部上に固
定した位置決め治具を係合すると共に、前記本体の下面
に支持部材を設けて据付部上に支持させ、更に、前記本
体に設けた保持具で前記開口部内に配置された据付物を
保持する位置決め装置であって、前記位置決め治具は前
記本体を水平面内において二方向に微小距離移動させる
ように構成し、また、前記支持部材は下端に水平方向の
移動を容易にする移動補助部材を有するように構成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は重量のある機器類の
台盤などの据付け時に、位置決めに高精度が要求される
位置決め装置に関するものである。
台盤などの据付け時に、位置決めに高精度が要求される
位置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種の動力プラントの建設工事、例えば
原子力施設などの建設工事においては、大型のポンプ、
発電機、熱交換機などの各種機器や精密な機器を高精度
で位置決めして設置するので、これらの各種機器類の据
付けの基準になる台盤自体の位置決めは、通常の位置決
め精度とは異なり、水平度および水平位置に対して、数
十ミクロンから百ミクロンの高精度で位置決めすること
が要求される。
原子力施設などの建設工事においては、大型のポンプ、
発電機、熱交換機などの各種機器や精密な機器を高精度
で位置決めして設置するので、これらの各種機器類の据
付けの基準になる台盤自体の位置決めは、通常の位置決
め精度とは異なり、水平度および水平位置に対して、数
十ミクロンから百ミクロンの高精度で位置決めすること
が要求される。
【0003】従来の位置決め作業では、据付物をクレー
ンなどで吊り上げて、大まかな水平位置を決めながら、
据付台上のジャッキなどの高さ調整治具に搭載し、次
に、これらの高さ調整治具で垂直(上下:Z)方向の調
整をして高さ決めした後に、水平(縦横:XY)方向に
設けたジャッキなどの押圧具で、水平方向の力を加えて
据付物を水平移動させ、水平方向の位置決めをしてい
る。
ンなどで吊り上げて、大まかな水平位置を決めながら、
据付台上のジャッキなどの高さ調整治具に搭載し、次
に、これらの高さ調整治具で垂直(上下:Z)方向の調
整をして高さ決めした後に、水平(縦横:XY)方向に
設けたジャッキなどの押圧具で、水平方向の力を加えて
据付物を水平移動させ、水平方向の位置決めをしてい
る。
【0004】そして、この高さおよび水平方向の位置決
めが終了した後に、シム(金属の薄板)を組み合わせた
束を据付物と据付台との間に挿入して、水平度を確認し
ながら据付けし、各方向の位置が確認できたところでア
ンカーボルトなどで固定している。また、比較的軽い据
付物の場合には、据付物をクレーンなどで吊り上げて、
据付部に徐々に降ろしていき、据付物の水平位置を決め
ながら、シム(金属の薄板)を組み合わせた束を据付物
と据付部との間に挿入して、高さ・水平度を確認しなが
ら降ろして据付けし、各方向の位置が確認できたところ
で、アンカーボルトなどで固定している。
めが終了した後に、シム(金属の薄板)を組み合わせた
束を据付物と据付台との間に挿入して、水平度を確認し
ながら据付けし、各方向の位置が確認できたところでア
ンカーボルトなどで固定している。また、比較的軽い据
付物の場合には、据付物をクレーンなどで吊り上げて、
据付部に徐々に降ろしていき、据付物の水平位置を決め
ながら、シム(金属の薄板)を組み合わせた束を据付物
と据付部との間に挿入して、高さ・水平度を確認しなが
ら降ろして据付けし、各方向の位置が確認できたところ
で、アンカーボルトなどで固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、据付物である
例えば大型機器据付用の台盤を据付部に降ろしてから、
水平移動させる場合には、台盤の荷重を負担するジャッ
キやシムに大きな荷重が加わっているため摩擦力が大き
く、水平移動させる時には大きな力を加える必要があ
り、しかも台盤が一旦動き出すと予定以上に大きく動い
てしまい行き過ぎ量が多くなり、据付物が重くなる程摩
擦力も大きくなるため、微調整は著しく困難になってい
た。
例えば大型機器据付用の台盤を据付部に降ろしてから、
水平移動させる場合には、台盤の荷重を負担するジャッ
キやシムに大きな荷重が加わっているため摩擦力が大き
く、水平移動させる時には大きな力を加える必要があ
り、しかも台盤が一旦動き出すと予定以上に大きく動い
てしまい行き過ぎ量が多くなり、据付物が重くなる程摩
擦力も大きくなるため、微調整は著しく困難になってい
た。
【0006】また、台盤をクレーンで吊りながら、高さ
方向および水平方向の位置を決めながら、徐々に降ろし
て位置決めする場合には、台盤が不安定に浮いた状態に
なっているので据付物の位置を固定するのが難しく、精
度の高い位置決めは困難であった。更に、シムは、挿入
した後に、台盤の荷重によって圧縮されて薄くなり、そ
の薄くなる分だけ台盤は沈下することになり、予め圧縮
量すなわち沈下量を見込んで、シムの束の厚さを調整し
て作業を行う必要があり、高精度の高さ調整を行うには
高度な熟練作業が必要となり、台盤などの据付物の重量
が増す程難しい作業となっていた。
方向および水平方向の位置を決めながら、徐々に降ろし
て位置決めする場合には、台盤が不安定に浮いた状態に
なっているので据付物の位置を固定するのが難しく、精
度の高い位置決めは困難であった。更に、シムは、挿入
した後に、台盤の荷重によって圧縮されて薄くなり、そ
の薄くなる分だけ台盤は沈下することになり、予め圧縮
量すなわち沈下量を見込んで、シムの束の厚さを調整し
て作業を行う必要があり、高精度の高さ調整を行うには
高度な熟練作業が必要となり、台盤などの据付物の重量
が増す程難しい作業となっていた。
【0007】本発明は、上述の問題を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、据付物の位置
決めにおいて、位置決めの微調整が可能で高精度の位置
決めができる位置決め装置を提供することである。
されたもので、その目的とするところは、据付物の位置
決めにおいて、位置決めの微調整が可能で高精度の位置
決めができる位置決め装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、開口部を有する据付部上に延長配置される
交差した腕部を有する本体の端部に前記据付部上に固定
した位置決め治具を係合すると共に、前記本体の下面に
支持部材を設けて据付部上に支持させ、更に、前記本体
に設けた保持具で前記開口部内に配置された据付物を保
持する位置決め装置であって、前記位置決め治具は前記
本体を水平面内において二方向に微小距離移動させるよ
うに構成し、また、前記支持部材は下端に水平方向の移
動を容易にする移動補助部材を有することを特徴とする
位置決め装置を提供する。
するために、開口部を有する据付部上に延長配置される
交差した腕部を有する本体の端部に前記据付部上に固定
した位置決め治具を係合すると共に、前記本体の下面に
支持部材を設けて据付部上に支持させ、更に、前記本体
に設けた保持具で前記開口部内に配置された据付物を保
持する位置決め装置であって、前記位置決め治具は前記
本体を水平面内において二方向に微小距離移動させるよ
うに構成し、また、前記支持部材は下端に水平方向の移
動を容易にする移動補助部材を有することを特徴とする
位置決め装置を提供する。
【0009】また、前記本体を、開口部を設けた中央作
業部の外周部に腕部を放射状に設けて形成する。そし
て、前記移動補助部材を、支持部材の下端部にボールを
設けて形成し、又は、支持部材の下端部に平面的な接触
面を持つ軸受け材料を設けて形成する。
業部の外周部に腕部を放射状に設けて形成する。そし
て、前記移動補助部材を、支持部材の下端部にボールを
設けて形成し、又は、支持部材の下端部に平面的な接触
面を持つ軸受け材料を設けて形成する。
【0010】
【発明の実施の形態】先ず、図面を用いて、本発明の実
施の形態について説明する。図1、図2に示すように、
この例では、据付物は、中央に例えば大型ポンプなどの
機器類を据え付けるための開口部15を有する台盤1であ
り、これを建屋2側に設けられた開口部16を有する据付
部6の上に位置決めして据え付ける。
施の形態について説明する。図1、図2に示すように、
この例では、据付物は、中央に例えば大型ポンプなどの
機器類を据え付けるための開口部15を有する台盤1であ
り、これを建屋2側に設けられた開口部16を有する据付
部6の上に位置決めして据え付ける。
【0011】この台盤1は、例えば大型ポンプの据付台
であって、位置決め装置3の保持具7を脱着するための
取付け用ネジ孔10と、台盤1を据付部6に固定するため
の硬化剤Kを注入するための硬化剤注入孔4をそれぞれ
所定の位置に設けておく。また、建屋2側の据付部6側
には、本発明の位置決め装置3を水平方向に移動させる
ための押圧具9x,9yを備えた位置決め治具9を、位
置決め装置3の本体5を形成している腕部19の端部12
x,12yに係合するように設けておく。この押圧具9
x,9yは、水平方向で交差する押圧ボルトや油圧、空
気圧、電動などのジャッキで形成する。
であって、位置決め装置3の保持具7を脱着するための
取付け用ネジ孔10と、台盤1を据付部6に固定するため
の硬化剤Kを注入するための硬化剤注入孔4をそれぞれ
所定の位置に設けておく。また、建屋2側の据付部6側
には、本発明の位置決め装置3を水平方向に移動させる
ための押圧具9x,9yを備えた位置決め治具9を、位
置決め装置3の本体5を形成している腕部19の端部12
x,12yに係合するように設けておく。この押圧具9
x,9yは、水平方向で交差する押圧ボルトや油圧、空
気圧、電動などのジャッキで形成する。
【0012】それとともに、据付部6の中心部側の縁部
全周に、硬化剤Kを台盤1と据付部6との間の充填部13
に流し込んだ時に、硬化剤Kの流出を防止するために、
ゴムなどの弾性体で作られた堰14を設けておく。そし
て、位置決め装置3には、台盤1の重量を負担する支持
部材8と台盤1を吊り上げて保持する保持具7と、クレ
ーンなどで位置決め装置3を吊り上げる時に使用する吊
り金具18を設けてある。この支持部材8の下端には、水
平方向の位置調整時に容易に台盤1を水平移動できるよ
うに、水平方向の摩擦力を小さくするための移動補助部
材11を設ける。
全周に、硬化剤Kを台盤1と据付部6との間の充填部13
に流し込んだ時に、硬化剤Kの流出を防止するために、
ゴムなどの弾性体で作られた堰14を設けておく。そし
て、位置決め装置3には、台盤1の重量を負担する支持
部材8と台盤1を吊り上げて保持する保持具7と、クレ
ーンなどで位置決め装置3を吊り上げる時に使用する吊
り金具18を設けてある。この支持部材8の下端には、水
平方向の位置調整時に容易に台盤1を水平移動できるよ
うに、水平方向の摩擦力を小さくするための移動補助部
材11を設ける。
【0013】この移動補助部材11は、支持部材8の下端
に、ボールを回転自在に配設して形成すると、摩擦力が
小さくなり、その上、水平のどの方向にも移動できるよ
うになるので、位置決めが極めて容易となる。なお、分
担荷重が大きくなって、単独のボールでの支持が難しく
なった場合には複数個のボールを設けてもよい。また、
この移動補助部材11は重量を負担しながら、水平移動を
容易にするものであればよく、移動補助部材11を、支持
部材8の下端に平面的な接触面を持つ軸受用合金、含浸
軸受、更に、ナイロンなどの工業用樹脂などの軸受け材
料を設けて形成し、必要に応じて潤滑油膜層を介して、
据付台6に配置した平滑面を有する金属材料や軸受け材
料の板と平面的に接触させるように設けて、所謂プレー
ンベアリングを形成すると、簡単な構造で大きな分担荷
重を支持できる。
に、ボールを回転自在に配設して形成すると、摩擦力が
小さくなり、その上、水平のどの方向にも移動できるよ
うになるので、位置決めが極めて容易となる。なお、分
担荷重が大きくなって、単独のボールでの支持が難しく
なった場合には複数個のボールを設けてもよい。また、
この移動補助部材11は重量を負担しながら、水平移動を
容易にするものであればよく、移動補助部材11を、支持
部材8の下端に平面的な接触面を持つ軸受用合金、含浸
軸受、更に、ナイロンなどの工業用樹脂などの軸受け材
料を設けて形成し、必要に応じて潤滑油膜層を介して、
据付台6に配置した平滑面を有する金属材料や軸受け材
料の板と平面的に接触させるように設けて、所謂プレー
ンベアリングを形成すると、簡単な構造で大きな分担荷
重を支持できる。
【0014】また、保持具7を高さ調整ボルトで形成す
ると、台盤1の取付け用ネジ孔10を使用して台盤1を装
着して、台盤1を吊り上げることができるとともに、高
さ調整ボルトを回転することにより、台盤1の高さおよ
び水平度の調整を容易に行うことができる。なお、通常
は、この保持具7は、台盤1の高さ・水平度が3位置の
高さで決まるので、正三角形の頂点である等間隔で3箇
所に配置されるのが最も好ましく、次に、二等辺三角形
の頂点にするのが好ましいが、位置決め装置3や台盤1
の形状や台盤1の荷重分布によっては、別の三角形の配
置または4箇所以上の配置としてもよい。
ると、台盤1の取付け用ネジ孔10を使用して台盤1を装
着して、台盤1を吊り上げることができるとともに、高
さ調整ボルトを回転することにより、台盤1の高さおよ
び水平度の調整を容易に行うことができる。なお、通常
は、この保持具7は、台盤1の高さ・水平度が3位置の
高さで決まるので、正三角形の頂点である等間隔で3箇
所に配置されるのが最も好ましく、次に、二等辺三角形
の頂点にするのが好ましいが、位置決め装置3や台盤1
の形状や台盤1の荷重分布によっては、別の三角形の配
置または4箇所以上の配置としてもよい。
【0015】次に、以上のような本発明の位置決め装置
3を使用した位置決め方法について説明する。先ず、位
置決め装置3に台盤1を保持具7で吊り上げて保持し、
クレーンなどを使用して、位置決め装置3を建屋2側に
設けた据付部6上に載置して、位置決め装置3の支持部
材8で、台盤1と据付部6の間に空間がある状態、つま
り、台盤1を据付部6の上に浮かした状態で、台盤1と
位置決め装置3の重量を支持する。
3を使用した位置決め方法について説明する。先ず、位
置決め装置3に台盤1を保持具7で吊り上げて保持し、
クレーンなどを使用して、位置決め装置3を建屋2側に
設けた据付部6上に載置して、位置決め装置3の支持部
材8で、台盤1と据付部6の間に空間がある状態、つま
り、台盤1を据付部6の上に浮かした状態で、台盤1と
位置決め装置3の重量を支持する。
【0016】次いで、必要に応じて、保持具7を形成す
る高さ調整ボルトを回転させて、台盤1の高さおよび水
平度を調整し、その後、据付部6側に固定して設けた位
置決め治具9の押圧具9x,9yを用いて、即ち、押圧
具9x,9yが押しボルトで形成されている場合は押し
ボルトを回し、ジャッキで形成されている場合は、ジャ
ッキを伸ばして、それぞれの押圧具9x,9yに当接す
る位置決め装置3の腕部19の端部12x,12yを押圧し
て、位置決め装置3ごと台盤1を水平移動させて、水平
方向の位置決めをする。この時、移動補助部材11により
小さい力で台盤1を保持している位置決め装置3を移動
させることができるので、行き過ぎ量が無くなり容易に
高精度の位置決めができる。
る高さ調整ボルトを回転させて、台盤1の高さおよび水
平度を調整し、その後、据付部6側に固定して設けた位
置決め治具9の押圧具9x,9yを用いて、即ち、押圧
具9x,9yが押しボルトで形成されている場合は押し
ボルトを回し、ジャッキで形成されている場合は、ジャ
ッキを伸ばして、それぞれの押圧具9x,9yに当接す
る位置決め装置3の腕部19の端部12x,12yを押圧し
て、位置決め装置3ごと台盤1を水平移動させて、水平
方向の位置決めをする。この時、移動補助部材11により
小さい力で台盤1を保持している位置決め装置3を移動
させることができるので、行き過ぎ量が無くなり容易に
高精度の位置決めができる。
【0017】そして、必要に応じて、高さおよび水平方
向の位置決めを繰り返して位置決めを終了したら、台盤
1の下部にライナーを設けるが、これは、台盤1に設け
られた硬化剤注入孔4から、硬化剤Kを台盤1と据付部
6と据付部6に予め設けられた堰14とで囲われた充填部
13に充填して行う。この硬化剤Kの例としては、原田産
業(株)が販売する硬化剤”商品名:チョックファース
ト”があるが、この硬化剤Kは樹脂やコンクリートのよ
うなもので、固まる前は流動性が大きく、流し込みがで
きるが、時間を経て硬化した後は、台盤1を支持できる
固い剛性を示すものであればよい。
向の位置決めを繰り返して位置決めを終了したら、台盤
1の下部にライナーを設けるが、これは、台盤1に設け
られた硬化剤注入孔4から、硬化剤Kを台盤1と据付部
6と据付部6に予め設けられた堰14とで囲われた充填部
13に充填して行う。この硬化剤Kの例としては、原田産
業(株)が販売する硬化剤”商品名:チョックファース
ト”があるが、この硬化剤Kは樹脂やコンクリートのよ
うなもので、固まる前は流動性が大きく、流し込みがで
きるが、時間を経て硬化した後は、台盤1を支持できる
固い剛性を示すものであればよい。
【0018】この硬化剤Kが硬化して固くなった後に、
位置決め装置3の保持具7から台盤1を切り離して、ク
レーンなどで位置決め装置3を吊り上げて取り外し、ま
た、据付け用の位置決め治具9などを取り除いて台盤1
の位置決めおよび据付け作業を完了する。なお、予め据
付部6にアンカーボルトを設けておき、台盤1を位置決
めし、次いで前記のように硬化剤Kを据付物1と据付部
6の間に注入して硬化させ、アンカーボルトをナットで
締めつけて固定すると更に強固に固定できて良い。
位置決め装置3の保持具7から台盤1を切り離して、ク
レーンなどで位置決め装置3を吊り上げて取り外し、ま
た、据付け用の位置決め治具9などを取り除いて台盤1
の位置決めおよび据付け作業を完了する。なお、予め据
付部6にアンカーボルトを設けておき、台盤1を位置決
めし、次いで前記のように硬化剤Kを据付物1と据付部
6の間に注入して硬化させ、アンカーボルトをナットで
締めつけて固定すると更に強固に固定できて良い。
【0019】以上のような装置によると、開口部16を有
する据付部6上に延長配置される交差した腕部19を位置
決め装置3に設けているので、据付部6の開口部16を跨
いで、保持具7で据付物1を吊り上げて保持して、上側
から据付けの様子を確認しながら作業できる。しかも、
小さい力で据付物1を水平移動できるように移動補助部
材11を下端に有する支持部材8を設けて、据付物1を浮
かした状態で据付部1上に支持するので、台盤1の重量
を位置決め装置3に設けた支持部材8で負担するととも
に、移動補助部材11によって、位置決め装置3ごと台盤
1を小さい力で容易に水平移動でき、その上、据付部1
上に固定した位置決め治具9を位置決め装置3の腕部19
の端部12x,12yに係合できるようにしたので、据付部
6側に設けた水平方向に交差して押圧できる押圧具9
x,9yを使用して、高精度な水平(X,Y)方向の位
置決めができる。
する据付部6上に延長配置される交差した腕部19を位置
決め装置3に設けているので、据付部6の開口部16を跨
いで、保持具7で据付物1を吊り上げて保持して、上側
から据付けの様子を確認しながら作業できる。しかも、
小さい力で据付物1を水平移動できるように移動補助部
材11を下端に有する支持部材8を設けて、据付物1を浮
かした状態で据付部1上に支持するので、台盤1の重量
を位置決め装置3に設けた支持部材8で負担するととも
に、移動補助部材11によって、位置決め装置3ごと台盤
1を小さい力で容易に水平移動でき、その上、据付部1
上に固定した位置決め治具9を位置決め装置3の腕部19
の端部12x,12yに係合できるようにしたので、据付部
6側に設けた水平方向に交差して押圧できる押圧具9
x,9yを使用して、高精度な水平(X,Y)方向の位
置決めができる。
【0020】また、台盤1を吊り上げる役割をする保持
具7を兼ねた高さ調整ボルトで台盤1の高さ(Z)方向
の調整を高精度で行うことができ、垂直方向の高さ調整
機能と水平移動の機能を一つの位置決め装置3に取り付
け、更に、台盤1を着脱可能にしているので、別の台盤
にも使用でき、経済的である。その上、原子力設備など
における遮蔽効果の要求や気密、水密の要求があって据
付部分に隙間ができないようにする必要がある場合で
も、位置決め装置3を用いて台盤1を高精度で位置決め
しておき、その状態で硬化剤Kを注入して固定すると、
台盤1と据付部6を直接接触させずに硬化剤Kで隙間を
塞げるので、台盤1と据付部6とを密着させるためにお
互いの接触面を高精度に仕上げ加工する必要が無くな
り、これらの対面する面の加工精度を大幅に落とすこと
ができ、作業性を著しく向上できる。
具7を兼ねた高さ調整ボルトで台盤1の高さ(Z)方向
の調整を高精度で行うことができ、垂直方向の高さ調整
機能と水平移動の機能を一つの位置決め装置3に取り付
け、更に、台盤1を着脱可能にしているので、別の台盤
にも使用でき、経済的である。その上、原子力設備など
における遮蔽効果の要求や気密、水密の要求があって据
付部分に隙間ができないようにする必要がある場合で
も、位置決め装置3を用いて台盤1を高精度で位置決め
しておき、その状態で硬化剤Kを注入して固定すると、
台盤1と据付部6を直接接触させずに硬化剤Kで隙間を
塞げるので、台盤1と据付部6とを密着させるためにお
互いの接触面を高精度に仕上げ加工する必要が無くな
り、これらの対面する面の加工精度を大幅に落とすこと
ができ、作業性を著しく向上できる。
【0021】次に、その他の実施の形態を図3、図4に
示すが、この位置決め装置3では、本体5を、台盤1の
開口部15の上部が開放されるように、開口部17を設けた
中央作業部20の外周部に腕部19を放射状に設けて形成す
る。このような形状とすることで、開口部15に大型ポン
プなどの機器類を搭載した台盤1など、上部に突出した
形状の据付物についても、位置決めおよび据付け作業が
容易にでき、作業の効率を向上できる。
示すが、この位置決め装置3では、本体5を、台盤1の
開口部15の上部が開放されるように、開口部17を設けた
中央作業部20の外周部に腕部19を放射状に設けて形成す
る。このような形状とすることで、開口部15に大型ポン
プなどの機器類を搭載した台盤1など、上部に突出した
形状の据付物についても、位置決めおよび据付け作業が
容易にでき、作業の効率を向上できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、開口部を有する据付部上に延長配置される交差し
た腕部を位置決め装置に設けたので、据付部の開口部を
跨いで、保持具で据付物を吊り上げて保持して、上側か
ら据付けの様子を確認しながら作業できる。
れば、開口部を有する据付部上に延長配置される交差し
た腕部を位置決め装置に設けたので、据付部の開口部を
跨いで、保持具で据付物を吊り上げて保持して、上側か
ら据付けの様子を確認しながら作業できる。
【0023】しかも、小さい力で据付物を水平移動でき
る移動補助部材を下端に有する支持部材を設けて、据付
物を浮かした状態で据付部上に支持すると共に、据付部
上に固定した位置決め治具を位置決め装置の腕部の端部
に係合できるようにしたので、容易に水平(X,Y)方
向の位置の微調整ができ高精度の位置決めができる。ま
た、請求項2の発明によれば、位置決め装置の本体を開
口部を設けた円盤の外周部に腕部を設けて形成している
ので、上部に突出した形状の据付物も位置決めでき、ま
た、機器類を据付物に予め搭載した状態での位置決めが
可能となり、作業の効率が向上する。
る移動補助部材を下端に有する支持部材を設けて、据付
物を浮かした状態で据付部上に支持すると共に、据付部
上に固定した位置決め治具を位置決め装置の腕部の端部
に係合できるようにしたので、容易に水平(X,Y)方
向の位置の微調整ができ高精度の位置決めができる。ま
た、請求項2の発明によれば、位置決め装置の本体を開
口部を設けた円盤の外周部に腕部を設けて形成している
ので、上部に突出した形状の据付物も位置決めでき、ま
た、機器類を据付物に予め搭載した状態での位置決めが
可能となり、作業の効率が向上する。
【0024】そして、請求項3の発明によれば、支持部
材の下端部にボールを設けて移動補助部材を形成したの
で、水平面内において、一方向だけでなく全方向への移
動が小さい力で容易にでき、高精度の位置決めができ
る。更に、請求項4の発明によれば、移動補助部材を、
前記移動補助部材を、支持部材の下端部に平面的な接触
面を持つ軸受け材料を設けて形成したので、水平面内に
おいて、一方向だけでなく全方向への移動が小さい力で
容易にできるととともに、簡単な構造で大きな荷重を支
持できる。
材の下端部にボールを設けて移動補助部材を形成したの
で、水平面内において、一方向だけでなく全方向への移
動が小さい力で容易にでき、高精度の位置決めができ
る。更に、請求項4の発明によれば、移動補助部材を、
前記移動補助部材を、支持部材の下端部に平面的な接触
面を持つ軸受け材料を設けて形成したので、水平面内に
おいて、一方向だけでなく全方向への移動が小さい力で
容易にできるととともに、簡単な構造で大きな荷重を支
持できる。
【図1】本発明の実施の形態の位置決め装置を示す平面
図である。
図である。
【図2】図1のA−A断面を示す断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態の位置決め装置を示す
平面図である。
平面図である。
【図4】図3のB−B断面を示す側面図である。
1 … 台盤(据付物) 2 … 建屋 3 … 位置決め装置 4 … 硬化剤注
入孔 6 … 据付部 7 … 保持具 8 … 支持部材 9 … 位置決め
治具 9x,9y… 押圧具 10 … 取付け用
ネジ孔 11 … 移動補助部材 12x,12y… 端
部 13 … 充填部 14 … 堰 15 … 開口部(台盤) 16 … 開口部
(据付部) 17 … 開口部(位置決め装置) 18 … 吊り金具 19 … 腕部 20 … 中央作業
部 K … 硬化剤
入孔 6 … 据付部 7 … 保持具 8 … 支持部材 9 … 位置決め
治具 9x,9y… 押圧具 10 … 取付け用
ネジ孔 11 … 移動補助部材 12x,12y… 端
部 13 … 充填部 14 … 堰 15 … 開口部(台盤) 16 … 開口部
(据付部) 17 … 開口部(位置決め装置) 18 … 吊り金具 19 … 腕部 20 … 中央作業
部 K … 硬化剤
Claims (4)
- 【請求項1】 開口部を有する据付部上に延長配置され
る交差した腕部を有する本体の端部に前記据付部上に固
定した位置決め治具を係合すると共に、前記本体の下面
に支持部材を設けて据付部上に支持させ、更に、前記本
体に設けた保持具で前記開口部内に配置された据付物を
保持する位置決め装置であって、前記位置決め治具は前
記本体を水平面内において二方向に微小距離移動させる
ように構成し、また、前記支持部材は下端に水平方向の
移動を容易にする移動補助部材を有することを特徴とす
る位置決め装置。 - 【請求項2】 前記本体を、開口部を設けた中央作業部
の外周部に腕部を放射状に設けて形成したことを特徴と
する請求項1記載の位置決め装置。 - 【請求項3】 前記移動補助部材を、支持部材の下端部
にボールを設けて形成したことを特徴とする請求項1ま
たは請求項2記載の位置決め装置。 - 【請求項4】 前記移動補助部材を、支持部材の下端部
に平面的な接触面を持つ軸受け材料を設けて形成したこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載の位置決め
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11929296A JPH09301700A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11929296A JPH09301700A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 位置決め装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09301700A true JPH09301700A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14757804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11929296A Withdrawn JPH09301700A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 位置決め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09301700A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102672536A (zh) * | 2012-01-12 | 2012-09-19 | 河南科技大学 | 轴类零件机加工用分度工装 |
| CN104074365A (zh) * | 2013-03-27 | 2014-10-01 | 中国核工业第五建设有限公司 | 核电站钢制安全壳的设备闸门安装方法 |
| CN107263368A (zh) * | 2017-07-20 | 2017-10-20 | 张北运达风电有限公司 | 风力发电机组主轴轴承座安装用的定位装置 |
| CN114319123A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-12 | 中交二公局第一工程有限公司 | 一种预制装配式分丝管定位装置及分丝管定位方法 |
-
1996
- 1996-05-14 JP JP11929296A patent/JPH09301700A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102672536A (zh) * | 2012-01-12 | 2012-09-19 | 河南科技大学 | 轴类零件机加工用分度工装 |
| CN102672536B (zh) * | 2012-01-12 | 2014-06-11 | 河南科技大学 | 轴类零件机加工用分度工装 |
| CN104074365A (zh) * | 2013-03-27 | 2014-10-01 | 中国核工业第五建设有限公司 | 核电站钢制安全壳的设备闸门安装方法 |
| CN107263368A (zh) * | 2017-07-20 | 2017-10-20 | 张北运达风电有限公司 | 风力发电机组主轴轴承座安装用的定位装置 |
| CN107263368B (zh) * | 2017-07-20 | 2022-11-25 | 张北运达风电有限公司 | 风力发电机组主轴轴承座安装用的定位装置 |
| CN114319123A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-12 | 中交二公局第一工程有限公司 | 一种预制装配式分丝管定位装置及分丝管定位方法 |
| CN114319123B (zh) * | 2021-12-31 | 2024-04-09 | 中交二公局第一工程有限公司 | 一种预制装配式分丝管定位装置及分丝管定位方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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