JPH09302207A - 液体噴射記録用透明フィルム - Google Patents
液体噴射記録用透明フィルムInfo
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- JPH09302207A JPH09302207A JP15737196A JP15737196A JPH09302207A JP H09302207 A JPH09302207 A JP H09302207A JP 15737196 A JP15737196 A JP 15737196A JP 15737196 A JP15737196 A JP 15737196A JP H09302207 A JPH09302207 A JP H09302207A
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- JP
- Japan
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- film
- lactic acid
- jet recording
- liquid jet
- transparent film
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- Biological Depolymerization Polymers (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、光透過性、耐傷性、印刷性及び生
分解性を有するOHPフィルムを提供することを目的と
する。 【解決手段】 乳酸系ポリマーを含有する組成物を主成
分とするOHPフィルムを提供する。また、必要に応じ
て、組成物中にはエチレン−酢酸ビニルコポリマー、無
機充填剤、熱安定剤、可塑剤、変性シリコーンのうち一
種または二種以上を含有させることができる。
分解性を有するOHPフィルムを提供することを目的と
する。 【解決手段】 乳酸系ポリマーを含有する組成物を主成
分とするOHPフィルムを提供する。また、必要に応じ
て、組成物中にはエチレン−酢酸ビニルコポリマー、無
機充填剤、熱安定剤、可塑剤、変性シリコーンのうち一
種または二種以上を含有させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乳酸系ポリマーを
主成分とする組成物からなるフィルムで、透明性に優れ
た液体噴射記録用透明フィルムに関する。
主成分とする組成物からなるフィルムで、透明性に優れ
た液体噴射記録用透明フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】液体噴射記録用透明フィルム、所謂吸収
タイプOHPフィルムはインクジェットプリンターに代
表されるように、フィルム表面に水性インクが噴射され
画像形成されるものである。このようなOHPフィルム
には、インクの吸収速度が大きいこと、記録後のインク
ジェットの径が拡散によって必要以上に大きくならない
こと、フィルムの透明性が高いこと、耐久性があること
等が要求されており、OHPフィルムのベースフィルム
としては、透明性、強度及び経済的にポリエチレンテレ
フタレート(PET)が一般に使用されてきた。しか
し、このベースフィルムではインク吸収性がないので、
基材上にインクに対する親和性の高いインク吸収層を設
けることによって、印刷性を補なっている。このような
フィルムは光透過性やスクリーンへの転写が悪く、ま
た、使用後はシュレッダー等で裁断し廃棄物としてい
た。
タイプOHPフィルムはインクジェットプリンターに代
表されるように、フィルム表面に水性インクが噴射され
画像形成されるものである。このようなOHPフィルム
には、インクの吸収速度が大きいこと、記録後のインク
ジェットの径が拡散によって必要以上に大きくならない
こと、フィルムの透明性が高いこと、耐久性があること
等が要求されており、OHPフィルムのベースフィルム
としては、透明性、強度及び経済的にポリエチレンテレ
フタレート(PET)が一般に使用されてきた。しか
し、このベースフィルムではインク吸収性がないので、
基材上にインクに対する親和性の高いインク吸収層を設
けることによって、印刷性を補なっている。このような
フィルムは光透過性やスクリーンへの転写が悪く、ま
た、使用後はシュレッダー等で裁断し廃棄物としてい
た。
【0003】このようなインク印刷可能型のOHPフィ
ルムは、近年一般に普及しつつあるパソコンにより、よ
り簡便に画像作成できるようになり、かつインクジェッ
ト用プリンターの技術進歩と低価格化によりその普及は
加速されている。今日でさえ、プレゼンテーション用O
HPフィルムとして国内で数100万枚/月使用されて
おり、更に使用量は増加すると思われ、このため使用後
のOHPフィルムの廃棄量は増加の一歩を辿っている。
ルムは、近年一般に普及しつつあるパソコンにより、よ
り簡便に画像作成できるようになり、かつインクジェッ
ト用プリンターの技術進歩と低価格化によりその普及は
加速されている。今日でさえ、プレゼンテーション用O
HPフィルムとして国内で数100万枚/月使用されて
おり、更に使用量は増加すると思われ、このため使用後
のOHPフィルムの廃棄量は増加の一歩を辿っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記を鑑みると、従来
より使用されているPET等のフィルム基材は、使用頻
度が高いが使用後にゴミとして土中に埋められており、
永久的に分解されず、土中に残り、また回収して利用さ
れていないのが実状である。本発明は、生分解性ポリマ
ーを使用し、透明性、強度かつ印刷性を損なうことな
く、また廃棄された場合、自然環境下で生分解性を有す
る液体噴射記録用透明フィルムを提供するものである。
より使用されているPET等のフィルム基材は、使用頻
度が高いが使用後にゴミとして土中に埋められており、
永久的に分解されず、土中に残り、また回収して利用さ
れていないのが実状である。本発明は、生分解性ポリマ
ーを使用し、透明性、強度かつ印刷性を損なうことな
く、また廃棄された場合、自然環境下で生分解性を有す
る液体噴射記録用透明フィルムを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を行った結果、乳酸系ポリマー、必要ならばエチレン−
酢酸ビニルコポリマー及び滑剤を添加した組成物を主成
分とした熱可塑性樹脂組成物を用いて透明性、強度かつ
印刷性に優れた生分解性の液体噴射記録用フィルム(O
HPフィルム)を得ることができた。
を行った結果、乳酸系ポリマー、必要ならばエチレン−
酢酸ビニルコポリマー及び滑剤を添加した組成物を主成
分とした熱可塑性樹脂組成物を用いて透明性、強度かつ
印刷性に優れた生分解性の液体噴射記録用フィルム(O
HPフィルム)を得ることができた。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を具体的に説明すると、本
発明においては生分解性ポリマーとして乳酸系ポリマー
が用いられるが、該乳酸系ポリマーとしてはポリ乳酸及
び乳酸−ヒドロキシカルボン酸コポリマーが挙げられ
る。この乳酸系ポリマーは単独または混合して用いるこ
とができる。
発明においては生分解性ポリマーとして乳酸系ポリマー
が用いられるが、該乳酸系ポリマーとしてはポリ乳酸及
び乳酸−ヒドロキシカルボン酸コポリマーが挙げられ
る。この乳酸系ポリマーは単独または混合して用いるこ
とができる。
【0007】本発明で用いるポリ乳酸は、L−乳酸、D
−乳酸、またはこれらの混合物を脱水縮合することによ
り得られるが、好ましくは乳酸の環状二量体であるラク
チドを開環重合することにより得られる。ラクチドに
は、L−乳酸の環状二量体であるL−ラクチド、D−乳
酸の環状二量体であるD−ラクチド、D−乳酸とL−乳
酸とが環状二量化したDL−ラクチド等が挙げられる
が、れらのうち一種もしくは二種以上を用いることがで
きる。ラクチドの開環重合が好ましいのは、ラクチドの
重合が容易であり、高重合度品が得られやすいためであ
る。また、本発明で用いるポリ乳酸の重量平均分子量は
特に限定しないが、通常3万〜100万であり、好まし
くは10万〜30万の範囲である。市販のポリ乳酸とし
てはECOPLA(カーギル社製)、ラクティ(島津製
作所製)等が挙げられる。
−乳酸、またはこれらの混合物を脱水縮合することによ
り得られるが、好ましくは乳酸の環状二量体であるラク
チドを開環重合することにより得られる。ラクチドに
は、L−乳酸の環状二量体であるL−ラクチド、D−乳
酸の環状二量体であるD−ラクチド、D−乳酸とL−乳
酸とが環状二量化したDL−ラクチド等が挙げられる
が、れらのうち一種もしくは二種以上を用いることがで
きる。ラクチドの開環重合が好ましいのは、ラクチドの
重合が容易であり、高重合度品が得られやすいためであ
る。また、本発明で用いるポリ乳酸の重量平均分子量は
特に限定しないが、通常3万〜100万であり、好まし
くは10万〜30万の範囲である。市販のポリ乳酸とし
てはECOPLA(カーギル社製)、ラクティ(島津製
作所製)等が挙げられる。
【0008】乳酸−ヒドロキシカルボン酸コポリマーと
しては、乳酸単位が80〜20重量%、ヒドロキシカル
ボン酸単位が20〜80重量%からなるコポリマーであ
る。乳酸としては、L−乳酸、D−乳酸、又はこれらの
混合物を脱水縮合することにより得られた乳酸がよい。
ヒドロキシカルボン酸としては、グリコール酸、3−ヒ
ドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ吉
草酸、5−ヒドロキシ吉草酸、6−ヒドロキシカプロン
酸等が挙げられる。分子量としては、10万〜20万が
好ましい。分子量が10万未満では十分な破談強度が得
られず、20万を超えると破談強度が低下する。
しては、乳酸単位が80〜20重量%、ヒドロキシカル
ボン酸単位が20〜80重量%からなるコポリマーであ
る。乳酸としては、L−乳酸、D−乳酸、又はこれらの
混合物を脱水縮合することにより得られた乳酸がよい。
ヒドロキシカルボン酸としては、グリコール酸、3−ヒ
ドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ吉
草酸、5−ヒドロキシ吉草酸、6−ヒドロキシカプロン
酸等が挙げられる。分子量としては、10万〜20万が
好ましい。分子量が10万未満では十分な破談強度が得
られず、20万を超えると破談強度が低下する。
【0009】本発明で用いるエチレン−酢酸ビニルポリ
マー(以下EVAとする)としてはエチレン含有量が1
0〜70重量%かつ酢酸ビニル含有量が30〜90重量
%のものが用いられるが、好ましくはエチレン含有量が
20〜40重量%かつ酢酸ビニル含有量が60〜80重
量%のものがよい。酢酸ビニル含有量が30重量%未満
であると、破断伸びが小さくなり、酢酸ビニル含有量が
90重量%を超えるとアイゾット衝撃値が小さくなる。
EVAの分子量は5万〜50万が望ましく、分子量が5
万未満であると、破断伸びが小さくなり、50万を超え
ると破断強度が低下する。その添加量としては、EVA
を添加する場合は、乳酸系ポリマー100重量部に対し
て、EVAは5〜70重量部であり、好ましくは20〜
50重量部である。EVAが5重量部未満であると、充
分な破断伸びが得られず、70重量部を超えると、透明
性と強度が低下する。市販のEVAとしては、エバスレ
ン250、310P、450P(大日本インキ社製)、
ソアレックスBH、CH、DM(日本合成社製)等が挙
げられる。
マー(以下EVAとする)としてはエチレン含有量が1
0〜70重量%かつ酢酸ビニル含有量が30〜90重量
%のものが用いられるが、好ましくはエチレン含有量が
20〜40重量%かつ酢酸ビニル含有量が60〜80重
量%のものがよい。酢酸ビニル含有量が30重量%未満
であると、破断伸びが小さくなり、酢酸ビニル含有量が
90重量%を超えるとアイゾット衝撃値が小さくなる。
EVAの分子量は5万〜50万が望ましく、分子量が5
万未満であると、破断伸びが小さくなり、50万を超え
ると破断強度が低下する。その添加量としては、EVA
を添加する場合は、乳酸系ポリマー100重量部に対し
て、EVAは5〜70重量部であり、好ましくは20〜
50重量部である。EVAが5重量部未満であると、充
分な破断伸びが得られず、70重量部を超えると、透明
性と強度が低下する。市販のEVAとしては、エバスレ
ン250、310P、450P(大日本インキ社製)、
ソアレックスBH、CH、DM(日本合成社製)等が挙
げられる。
【0010】本発明で用いる滑剤としては、一般に用い
られているものが使用可能であるが、脂肪酸エステル、
炭化水素樹脂、パラフィン、高級脂肪酸、オキシ脂肪
酸、脂肪酸アミド、アルキレンビス脂肪酸アミド、脂肪
族ケトン、脂肪酸低級アルコールエステル、脂肪酸多価
アルコールエステル、脂肪酸ポリグリコールエステル、
金属セッケン及びこれらの混合物等が用いられる。市販
の滑剤としては、リケスターEW−100(理研ビタミ
ン社製脂肪酸エステル)、ヘキストワックスOP(ヘキ
スト社製脂肪酸Ca/脂肪酸エステル混合物)等が挙げ
られる。これらの滑剤を添加する場合は、乳酸系ポリマ
ー100重量部に対して0.05〜5重量部の範囲で用
いられる。0.05重量部未満であると、離型性の効果
が不十分であり、5重量部を超えると、樹脂からのしみ
出しコーティング剤の塗工性等に問題を生じる。
られているものが使用可能であるが、脂肪酸エステル、
炭化水素樹脂、パラフィン、高級脂肪酸、オキシ脂肪
酸、脂肪酸アミド、アルキレンビス脂肪酸アミド、脂肪
族ケトン、脂肪酸低級アルコールエステル、脂肪酸多価
アルコールエステル、脂肪酸ポリグリコールエステル、
金属セッケン及びこれらの混合物等が用いられる。市販
の滑剤としては、リケスターEW−100(理研ビタミ
ン社製脂肪酸エステル)、ヘキストワックスOP(ヘキ
スト社製脂肪酸Ca/脂肪酸エステル混合物)等が挙げ
られる。これらの滑剤を添加する場合は、乳酸系ポリマ
ー100重量部に対して0.05〜5重量部の範囲で用
いられる。0.05重量部未満であると、離型性の効果
が不十分であり、5重量部を超えると、樹脂からのしみ
出しコーティング剤の塗工性等に問題を生じる。
【0011】また、フィルム間のブロッキング防止のた
め、上記組成のほかに無機充填剤を併用することもでき
る。無機充填剤としては、シリカ、タルク、炭酸カルシ
ウム、クレー、アルミナ等が挙げられるが、好ましくは
シリカ、タルク、炭酸カルシウムである。本発明で用い
る無機充填剤の平均粒径は1〜5μmの範囲であるもの
を用いるのが好ましい、平均粒径が1μm未満であると
十分なブロッキング防止効果が得られない。また、平均
粒径が5μmを超えると成形して得られるフィルム表面
の粗れが大きくなり、フィルム表面に印刷した場合、ピ
ンホール等の印刷ムラができるので好ましくない。これ
らの無機充填剤の添加量は、乳酸系ポリマーに対して0
〜0.5重量%が好ましく、0.5重量%を超えるとフ
ィルムの透明性が低下して好ましくない。
め、上記組成のほかに無機充填剤を併用することもでき
る。無機充填剤としては、シリカ、タルク、炭酸カルシ
ウム、クレー、アルミナ等が挙げられるが、好ましくは
シリカ、タルク、炭酸カルシウムである。本発明で用い
る無機充填剤の平均粒径は1〜5μmの範囲であるもの
を用いるのが好ましい、平均粒径が1μm未満であると
十分なブロッキング防止効果が得られない。また、平均
粒径が5μmを超えると成形して得られるフィルム表面
の粗れが大きくなり、フィルム表面に印刷した場合、ピ
ンホール等の印刷ムラができるので好ましくない。これ
らの無機充填剤の添加量は、乳酸系ポリマーに対して0
〜0.5重量%が好ましく、0.5重量%を超えるとフ
ィルムの透明性が低下して好ましくない。
【0012】また、必要に応じて熱安定剤、可塑剤、変
性シリコーンのうち一種または二種以上を含有させるこ
とができる。
性シリコーンのうち一種または二種以上を含有させるこ
とができる。
【0013】本発明のフィルム基材は、射出成形法、押
出成形法、キャスト成形法等の方法によりフィルム成形
ができる。一般的には、T−die押出成形法がよく用
いられており、120〜160℃に加熱したロールにE
VA及び滑剤を一括投入した後、乳酸系ポリマーを添加
し混練し、シート状にする。続いて得られたシートをペ
レタイザー等を用いてペレットにする。該ポリマーのペ
レットをホッパーより押出機に挿入して入口温度を10
0〜140℃にして溶融し、薄膜のフィルムを成形する
ため、T−dieの金型を通してT−die出口温度を
160〜190℃にして、フィルム状に流出させ冷却し
て得られるものである。金型の出口の隙間の間隔を50
〜600μmにすることにより適正な厚みのフィルムを
作成でき、特にOHPフィルムとして有用なフィルムが
得られる。なお、本発明のフィルム基材は通常0.01
〜1mm、好ましくは0.08〜0.15mmである。
出成形法、キャスト成形法等の方法によりフィルム成形
ができる。一般的には、T−die押出成形法がよく用
いられており、120〜160℃に加熱したロールにE
VA及び滑剤を一括投入した後、乳酸系ポリマーを添加
し混練し、シート状にする。続いて得られたシートをペ
レタイザー等を用いてペレットにする。該ポリマーのペ
レットをホッパーより押出機に挿入して入口温度を10
0〜140℃にして溶融し、薄膜のフィルムを成形する
ため、T−dieの金型を通してT−die出口温度を
160〜190℃にして、フィルム状に流出させ冷却し
て得られるものである。金型の出口の隙間の間隔を50
〜600μmにすることにより適正な厚みのフィルムを
作成でき、特にOHPフィルムとして有用なフィルムが
得られる。なお、本発明のフィルム基材は通常0.01
〜1mm、好ましくは0.08〜0.15mmである。
【0014】本発明の液体噴射記録用透明フィルム用基
材に用いられる乳酸系ポリマーを含有する組成物を主成
分とするフィルムの光線透過率(JIS K 7105
に基づく)は波長400〜800nmの光に対して90
%以上が好ましい。90%未満であると、投影画像が暗
く、投影した際、不鮮明なものとなる。
材に用いられる乳酸系ポリマーを含有する組成物を主成
分とするフィルムの光線透過率(JIS K 7105
に基づく)は波長400〜800nmの光に対して90
%以上が好ましい。90%未満であると、投影画像が暗
く、投影した際、不鮮明なものとなる。
【0015】本発明のフィルム基材は、更に吸水性のコ
ーティング材を塗布することが望ましい。コーティング
材としては、ゼラチン、カゼイン、デンプン、アルギン
酸ソーダ、カルボキシメチルセルロース、カチオン化デ
ンプン、ヒドロキシエチルセルロース、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリビニルアルコール等が挙げられる。また、該コ
ーティン材には必要に応じて無機フィラーを添加するこ
とができ、フィラーの例としてはシリカ、アルミナ、ケ
イ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、塩基性炭酸マ
グネシウム、タルク、クレイ、ハイドロタルサイド、炭
酸カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛等の無機顔料等が
挙げられる。更にOHPフィルムとしての記録特性、あ
るいは保存安定性や生産性等をより高めるために分散
剤、蛍光染料、PH調節剤、帯電防止剤、消泡剤、潤滑
剤、防腐剤等の各種添加剤を添加させることもできる。
上述のような、コーティング材は水等の溶媒に均一分散
させグラビアコーター、ダイコーター等の通常のコーテ
ィング法を用いて塗工できる。またコーティング材の厚
さは5〜35μmが望ましい。
ーティング材を塗布することが望ましい。コーティング
材としては、ゼラチン、カゼイン、デンプン、アルギン
酸ソーダ、カルボキシメチルセルロース、カチオン化デ
ンプン、ヒドロキシエチルセルロース、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリビニルアルコール等が挙げられる。また、該コ
ーティン材には必要に応じて無機フィラーを添加するこ
とができ、フィラーの例としてはシリカ、アルミナ、ケ
イ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、塩基性炭酸マ
グネシウム、タルク、クレイ、ハイドロタルサイド、炭
酸カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛等の無機顔料等が
挙げられる。更にOHPフィルムとしての記録特性、あ
るいは保存安定性や生産性等をより高めるために分散
剤、蛍光染料、PH調節剤、帯電防止剤、消泡剤、潤滑
剤、防腐剤等の各種添加剤を添加させることもできる。
上述のような、コーティング材は水等の溶媒に均一分散
させグラビアコーター、ダイコーター等の通常のコーテ
ィング法を用いて塗工できる。またコーティング材の厚
さは5〜35μmが望ましい。
【0016】
【実施例】以下実施例1〜5及び比較例を挙げて具体的
に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもの
ではない。
に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもの
ではない。
【0017】実施例1〜5 フィルム基材は、6インチロール(西村工機社製No.
86−308型)を140℃/10分に加熱し、表1の
エバスレン450P(EVA)とEW−100(ジペン
タエリトリトールステアレート)を一括投入し、ロール
に巻き付いた後Eco−PLA(乳酸ポリマー)を徐々
に添加し、均一混練し、厚さ2mmのロールシートを得
た。該シートをペレタイザー(朋來鉄工所社製GHP
型)を用いてペレットを成形し、更に得られたペレット
を原料として直径50mmの押出機を用いて、入口温度
を120℃、出口温度を180℃、スクリュー回転数を
30rpm及びスクリューCR1を使用するという成形
条件で、縦29cm、横21cm、厚さ100μmのフ
ィルムを押出成形した。
86−308型)を140℃/10分に加熱し、表1の
エバスレン450P(EVA)とEW−100(ジペン
タエリトリトールステアレート)を一括投入し、ロール
に巻き付いた後Eco−PLA(乳酸ポリマー)を徐々
に添加し、均一混練し、厚さ2mmのロールシートを得
た。該シートをペレタイザー(朋來鉄工所社製GHP
型)を用いてペレットを成形し、更に得られたペレット
を原料として直径50mmの押出機を用いて、入口温度
を120℃、出口温度を180℃、スクリュー回転数を
30rpm及びスクリューCR1を使用するという成形
条件で、縦29cm、横21cm、厚さ100μmのフ
ィルムを押出成形した。
【0018】さらに、得られたフィルム基材上に以下の
組成aからなる固形分約20%の塗工液をグラビアコー
トで乾燥時の膜厚が10μmになるように塗布し、液体
噴射記録透明フィルムを得た。
組成aからなる固形分約20%の塗工液をグラビアコー
トで乾燥時の膜厚が10μmになるように塗布し、液体
噴射記録透明フィルムを得た。
【0019】 組成a コロイダルシリカ(日産化学社製)0−40 粒径4nm 70部 ポバール(信越化学社製C−17(固形分10%)) 30部 及び水
【0020】得られた透明フィルムにインクジェットプ
リンター(キャノン社製BJC−410J)で実際に印
字し、印字後のフィルムの耐傷性、光透過性、土中によ
る分解性の評価を行った。
リンター(キャノン社製BJC−410J)で実際に印
字し、印字後のフィルムの耐傷性、光透過性、土中によ
る分解性の評価を行った。
【0021】光透過率:JIS K 7105に従って
測定した。 90%を越えるもの ○ 90%未満のもの ×
測定した。 90%を越えるもの ○ 90%未満のもの ×
【0022】耐傷性:印字後のフィルム表面の傷の発生
具合を目視により観察した。 傷がほとんどないもの ○(5個以下/mm2) 傷が少々あるもの △(5〜20個以下/mm2) 傷が多いもの ×(20個以上/mm2)
具合を目視により観察した。 傷がほとんどないもの ○(5個以下/mm2) 傷が少々あるもの △(5〜20個以下/mm2) 傷が多いもの ×(20個以上/mm2)
【0023】生分解性:OHPをシュレッダーにかけ、
細切りにした後、深度10cmの土中(温度10〜25
℃)に埋め、0、3、6、12か月後に掘り出して分解
の度合いを観測した。 分解して形状を保持していないもの ○ やや形状を保持しているもの △ 形状を保持しているもの ×
細切りにした後、深度10cmの土中(温度10〜25
℃)に埋め、0、3、6、12か月後に掘り出して分解
の度合いを観測した。 分解して形状を保持していないもの ○ やや形状を保持しているもの △ 形状を保持しているもの ×
【0024】また、上記測定のほかに得られた透明フィ
ルムにインクジェットプリンター(キャノン社製BJC
−410J)を用いて、フィルム上に1cm四方の正方
形を印字し、間隙感覚1mm、ます目の数100個にな
るようにカッターで線引きした試料を作成し、フィルム
のインク付着性を測定した。
ルムにインクジェットプリンター(キャノン社製BJC
−410J)を用いて、フィルム上に1cm四方の正方
形を印字し、間隙感覚1mm、ます目の数100個にな
るようにカッターで線引きした試料を作成し、フィルム
のインク付着性を測定した。
【0025】インク付着性:JIS K 5400(碁
盤目法)に準拠し、上記試料を用いてセロハン粘着テー
プでフィルムに付着しているインクの付着状態を測定し
た。測定地はテープ引きはがし後のフィルムに付着して
いるインクのます目の数である。
盤目法)に準拠し、上記試料を用いてセロハン粘着テー
プでフィルムに付着しているインクの付着状態を測定し
た。測定地はテープ引きはがし後のフィルムに付着して
いるインクのます目の数である。
【0026】比較例 フィルム基材としてPETフィルムを使用したエプソン
インクジェットカラー用OHPマッハジェットカラー
(MJ−OHP−S1N)を用いて、実施例と同様な物
性の評価を行った。
インクジェットカラー用OHPマッハジェットカラー
(MJ−OHP−S1N)を用いて、実施例と同様な物
性の評価を行った。
【0027】
【表1】
【0028】
【発明の効果】表1から明らかなように、印刷機種に関
係なく、光透過性、耐傷性に優れ、フィルム表面へ印刷
した場合でもピンホール等の印刷ムラを生じないインク
付着性のよい、生分解性を有するOHPフィルムが得ら
れる。
係なく、光透過性、耐傷性に優れ、フィルム表面へ印刷
した場合でもピンホール等の印刷ムラを生じないインク
付着性のよい、生分解性を有するOHPフィルムが得ら
れる。
Claims (4)
- 【請求項1】乳酸系ポリマーを含有する組成物を主成分
とする液体噴射記録用透明フィルム。 - 【請求項2】乳酸系ポリマー及びエチレン−酢酸ビニル
コポリマーを含有する組成物を主成分とする液体噴射記
録用透明フィルム。 - 【請求項3】乳酸ポリマー、エチレン−酢酸ビニルコポ
リマー及び滑剤を含有する組成物を主成分とする液体噴
射記録用透明フィルム。 - 【請求項4】請求項1〜3に記載の液体噴射記録用透明
フィルムにゼラチン、カゼイン、デンプン、アルギン酸
ソーダ、カルボキシメチルセルロース、カチオン化デン
プン、ヒドロキシエチルセルロース、ポリ酢酸ビニル、
ポリビニルアルコールから選ばれるコーティング材を塗
布した液体噴射記録用透明フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15737196A JPH09302207A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 液体噴射記録用透明フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15737196A JPH09302207A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 液体噴射記録用透明フィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09302207A true JPH09302207A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=15648203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15737196A Pending JPH09302207A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 液体噴射記録用透明フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09302207A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL1008410C2 (nl) * | 1998-02-25 | 1999-08-26 | Campina Melkunie B V Kaasgroep | Biologisch afbreekbaar laminaat en verpakkingsfolie die een dergelijk laminaat omvat. |
| EP1609819A4 (en) * | 2003-03-28 | 2006-04-12 | Toray Industries | POLYMIC ACID RESIN COMPOSITION, METHOD OF MANUFACTURING THEREOF, BIAXIALLY SUPPOSED POLYMILIC ACIDIC FILM AND ARTICLES MADE FROM THEREOF |
| JP2008222873A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Taiyo Kagaku Kk | 塗装成形品および塗装成形品の製造方法 |
| WO2014002417A1 (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-03 | 株式会社カネカ | ポリ-3-ヒドロキシアルカノエート系樹脂組成物および成形体 |
-
1996
- 1996-05-15 JP JP15737196A patent/JPH09302207A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| NL1008410C2 (nl) * | 1998-02-25 | 1999-08-26 | Campina Melkunie B V Kaasgroep | Biologisch afbreekbaar laminaat en verpakkingsfolie die een dergelijk laminaat omvat. |
| WO1999043497A1 (en) * | 1998-02-25 | 1999-09-02 | Campina Melkunie B.V. Kaasgroep | Biodegradable laminate and packaging foil comprising such a laminate |
| EP1609819A4 (en) * | 2003-03-28 | 2006-04-12 | Toray Industries | POLYMIC ACID RESIN COMPOSITION, METHOD OF MANUFACTURING THEREOF, BIAXIALLY SUPPOSED POLYMILIC ACIDIC FILM AND ARTICLES MADE FROM THEREOF |
| US7718718B2 (en) | 2003-03-28 | 2010-05-18 | Toray Industries, Inc. | Polylactic acid resin composition, process for producing the same, biaxially stretched polylactic acid film, and molded articles thereof |
| JP2008222873A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Taiyo Kagaku Kk | 塗装成形品および塗装成形品の製造方法 |
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| JPWO2014002417A1 (ja) * | 2012-06-29 | 2016-05-30 | 株式会社カネカ | ポリ−3−ヒドロキシアルカノエート系樹脂組成物および成形体 |
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