JPH09302908A - 幅 木 - Google Patents

幅 木

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JPH09302908A
JPH09302908A JP11741296A JP11741296A JPH09302908A JP H09302908 A JPH09302908 A JP H09302908A JP 11741296 A JP11741296 A JP 11741296A JP 11741296 A JP11741296 A JP 11741296A JP H09302908 A JPH09302908 A JP H09302908A
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plinth
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Hidetoshi Wakatake
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品工場や厨房のように洗浄液等を多量に使
用する建物において用いられる、耐食性、耐薬品性を向
上させた幅木を提供する。 【解決手段】 床面13と壁面12とに沿って配設し
て、床面13との間に所定幅の目地15を設置する幅木
11であって、この幅木11の下端縁に、目地15の底
部に沿う延出部17bを一連に設けた構成である。従っ
て、目地15の底部が延出部17bに覆われているの
で、例えば食品工場や厨房等において、床面に流れた洗
浄液等が目地15から染み込んだ場合でも、コンクリー
トの床13まで直接浸透せず、コンクリートが腐食する
ことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物内における壁
の最下部に沿って配設する幅木に関し、更に詳しくは、
例えば、食品工場や厨房のように洗浄液等を多量に使用
する建物において用いられる、耐食性、耐薬品性を向上
させた幅木に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、食品工場や厨房等の耐食性、耐薬
品性が要求される建物においては、熱湯や熱油、或いは
洗浄液等が床面に流れて、これらが床面のコンクリート
に腐食作用を及ぼすので、耐食性等の高い幅木が必要で
あった。
【0003】そこで、従来の幅木は、図6に示すよう
に、コンクリート製の床1と壁2との境目近傍に沿っ
て、モルタル3をコテ塗りして所定の曲面を有する幅木
部分を形成し、このモルタル3の表面にアルミニウム板
4等を前記曲面に沿って配設して、幅木5を形成してい
た。
【0004】そして、幅木5と、床仕上げ材6及び壁仕
上げ材7との各々の隙間には、目地部8が形成され、こ
の目地部8にシリコン等の目地材9を充填して幅木5を
仕上げていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来例の幅木5に
おいては、床面に流れた洗浄液等の種々の液体が目地部
8から徐々に染み込んで、コンクリート製の床1を腐食
させるという問題点を有していた。
【0006】また、このような床1の腐食と共に、モル
タル3自体の腐食も生じ、従って、アルミニウム板4の
下端縁がモルタル3から剥離してしまうという問題点も
有していた。
【0007】従って、従来例における幅木5においは、
床面に流れた洗浄液等を目地部8からコンクリート製の
床1まで染み込ませず、コンクリート等を腐食させない
こと、及びアルミニウム板4の剥離を生じさせないこと
に解決しなければならない課題を有している。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記従来例の課題を解決
する具体的手段として本発明は、床面と壁面とに沿って
配設し、前記床面との間に所定幅の目地を設置する幅木
であって、該幅木の下端縁に、前記目地の底部に沿う延
出部を一連に設けたことを特徴とする幅木を提供するも
のである。
【0009】また、前記幅木は、耐食性又は耐薬品性の
高い金属製材料で形成した構成としたものであり、そし
て、前記幅木の裏面側には、壁面と所定の間隔を保持す
る間隔保持部材を設けた構成としたものであり、更に、
前記幅木の表面側は、所定の曲面に形成した構成とした
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明を実施する一例につ
いて図面を参照しながら説明する。まず、図1及び図2
において、符号11は幅木を示し、この幅木11は、建
物内における壁面12の最下部、即ち、壁面12と床面
13との境目近傍に沿って隣接状態に複数配設されてい
る。
【0011】床面13は、コンクリートで形成されてお
り、この床面13の上には、所定の床仕上げ材14が配
設されている。そして、床仕上げ材14と幅木11との
間には、所定幅の目地15が形成されており、この目地
15には、硬質ウレタン等のシール材16が充填され
て、防水処理が施されている。
【0012】幅木11は、図3に示すように、幅木本体
17と、この幅木本体17と壁面12との間隔を保持す
る間隔保持部材18と、幅木本体17の上端に取り付け
られるコーナー部材19と、このコーナー部材19を支
持する支持部材20と、この支持部材20を係止する係
止部材21とから構成される。
【0013】幅木本体17は、上端17aが長さ方向に
沿って且つ壁面12側に向かってL字状に形成されてい
る。
【0014】また、幅木本体17の床面13近傍は、曲
面部22が形成されている。このように曲面部22を形
成したことによって、建物内の角部にゴミや種々の材料
カス等が目詰まりすることがなく、掃除がし易く、常に
衛生的な環境を保てるのである。
【0015】更に、幅木本体17の下端縁には、前記目
地15の底部に沿う延出部17bが一連に設けられてい
る。即ち、延出部17bは、目地15の一側面から底部
を覆った状態で形成されており、その上に前記シール材
16が充填されているのである。
【0016】このように、目地15の底部が延出部17
bに覆われているので、例えば食品工場や厨房等におい
て、床面に流れた洗浄液等が目地15から染み込んだ場
合でも、コンクリートの床13まで直接浸透せず、従っ
て、コンクリートが腐食することがないのである。
【0017】間隔保持部材18は、断面が略正方形状を
呈し、幅木本体17の裏面側(壁面12側)に溶接等の
適宜の手段で取り付けられている。また、間隔保持部材
18は、壁面12に対して両面テープ18a又は接着剤
等の適宜の手段で固定状態に取り付けられている。
【0018】そして、間隔保持部材18は、幅木本体1
7と壁面12(又は壁面仕上げ材)との間隔を常に一定
に保持して、衝撃や押圧力等を受けても凹みが生じない
のである。尚、間隔保持部材18の上部及び下部には、
空間部が形成されている。
【0019】コーナー部材19は、一端側19aが幅木
本体17の上端17aに連結して、他端側19bが壁面
12に当接した状態で取り付けられている。そして、コ
ーナー部材19の一端側19a及び他端側19bには、
凹形状の目地23、24が形成されている。
【0020】この目地23、24には、防カビシール等
の所定のシール材25が各々充填されて、防水処理が施
されている。
【0021】支持部材20は、断面が略長方形状を呈
し、前記目地23、24の底部に各々当接した状態で、
コーナー部材19を支持している。
【0022】尚、幅木本体17の上端17a、即ち目地
23の底部には、図4に示すように、長穴26が設けら
れており、この長穴26からコーナー部材19の一端側
19aを介して支持部材20までネジ止めして固定され
ている。
【0023】係止部材21は、断面が略L字状を呈する
と共に、一方側が壁面12(又は壁面仕上げ材)にボル
ト27を挿通してナット28で固定されており、他方側
が支持部材20及び幅木部材17の上端17a側を係止
している。
【0024】各幅木部材17の隣接位置、即ち、幅木部
材17の端部17cは、図5に示すように、高さ方向に
沿って且つ壁面側に向かってL字状に形成されている。
そして、隣接する前記端部17c同士が重なり合って凹
形状を呈し、目地29を形成している。
【0025】この目地29には、前記目地23、24と
同様に、防カビシール等の所定のシール材25が各々充
填されて、防水処理が施されている。
【0026】以上のように説明した幅木11は、壁面1
2における直線部分だけでなく、出隅部分及び入り隅部
分においては、幅木11を予め折曲させて形成しておく
ものである。
【0027】また、幅木11は、全体的にステンレス等
の耐食性又は耐薬品性の高い金属製材料で形成されてお
り、従って、洗浄液等の種々の液体によって、幅木11
自体が腐食することがないのである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る幅木
は、床面と壁面とに沿って配設し、前記床面との間に所
定幅の目地を設置する幅木であって、該幅木の下端縁
に、前記目地の底部に沿う延出部を一連に設けたことに
よって、床面に流れた洗浄液等の種々の液体が仮に目地
から染み込んだ場合であっても、延出部が目地の底部を
覆っているので、コンクリート製の床が腐食することが
なく、更に従来例のように幅木が床面から剥離すること
もないという優れた効果を奏する。
【0029】また、幅木は、耐食性又は耐薬品性の高い
金属製材料で形成したことによって、床面に流れた洗浄
液等の種々の液体により、幅木自体が腐食することがな
いという優れた効果を奏する。
【0030】そして、幅木の裏面側には、壁面と所定の
間隔を保持する間隔保持部材を設けたことによって、幅
木と壁面との間隔が常に一定に保持され、衝撃や押圧力
等を受けても凹みが生じないという優れた効果を奏す
る。
【0031】更に、幅木の表面側は、所定の曲面に形成
したことによって、ゴミや種々の材料カス等が角部に目
詰まりすることがなく、掃除がし易く常に衛生的な環境
を保てるという種々の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る幅木を配設した状態を示す端部を
破断した説明図である。
【図2】図1の端部を拡大して示した説明図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】本発明に係る幅木の一部を示しシール材の一部
を破断した状態の正面図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【図6】従来例に係る幅木を説明する縦断面図である。
【符号の説明】
1 床 2 壁 3 モルタル 4 アルミニウム板 5 幅木 6 床仕上げ材 7 壁仕上げ材 8 目地部 9 目地材 11 幅木 12 壁面 13 床面 14 床仕上げ材 15 目地 16 シール材 17 幅木本体 17a上端 17b延出部 17c端部 18 間隔保持部材 18a両面テープ 19 コーナー部材 19a一端側 19b他端側 20 支持部材 21 係止部材 22 曲面部 23 目地 24 目地 25 シール材 26 長穴 27 ボルト 28 ナット 29 目地

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面と壁面とに沿って配設し、前記床面
    との間に所定幅の目地を設置する幅木であって、該幅木
    の下端縁に、前記目地の底部に沿う延出部を一連に設け
    たことを特徴とする幅木。
  2. 【請求項2】 幅木は、耐食性又は耐薬品性の高い金属
    製材料で形成したことを特徴とする請求項1に記載の幅
    木。
  3. 【請求項3】 幅木の裏面側には、壁面と所定の間隔を
    保持する間隔保持部材を設けたことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の幅木。
  4. 【請求項4】 幅木の表面側は、所定の曲面に形成した
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の幅木。
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JP2012036623A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Kajima Corp 巾木および巾木の施工方法
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