JPH09302953A - 建物及び増床方法 - Google Patents

建物及び増床方法

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JPH09302953A
JPH09302953A JP11936296A JP11936296A JPH09302953A JP H09302953 A JPH09302953 A JP H09302953A JP 11936296 A JP11936296 A JP 11936296A JP 11936296 A JP11936296 A JP 11936296A JP H09302953 A JPH09302953 A JP H09302953A
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JP
Japan
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floor
building
beams
space
wall
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JP11936296A
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Yoshihiro Yoshida
義広 吉田
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吹き抜け空間を有する建物において、建築
後、床面積を拡げる必要がでた場合に、容易に吹き抜け
空間の二階部分に床を設けられるようにする。 【解決手段】 建物の吹き抜け空間28の二階20と一
階1との境界部分に、床を支持可能な強度を有する梁4
0を水平に配置する。上記梁40の左右両端部を建物の
躯体である外壁32と内壁29とに支持させる。また、
予め、上記梁40上に載置することにより床を構成可能
な複数の床パネルを用意し、屋根裏等に収納しておく。
そして、家族の増加等により床面積の増加を必要とした
場合に、上記床パネルを梁40上に設置して床を設け
る。すなわち、建物の建築時に床を支持することが可能
な梁40が吹き抜け空間28に設けられているので、極
めて容易に床を設けることができる。また、床を設ける
前の梁40は、吹き抜け空間28の装飾として用いるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吹き抜け空間を有
する建物と、該建物における増床方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、住宅においては、家族の構成員
が増えた場合に、状況によって許される範囲内での増改
築を行うことにより、住宅の床面積を増加させていた。
従来、住宅の床面積を増加させる場合には、例えば、改
築前の住宅に隣接して増築部分を構築するとともに、改
築前の住宅と増築部分とを接続させる工事を行なってい
た。
【0003】一方、住宅においては、一階(下階)と二
階(上階)とを連通する吹き抜け空間を設けることによ
り、住宅内部の意匠性を高めたり、採光性を高めたりし
て居住性を向上することが行われている。しかし、吹き
抜け空間の二階側は、基本的になにもない空間であり、
壁以外の部分に装飾を施すこともできず、また、収納ス
ペースとしても使用することができない。従って、上述
のように家族の構成員が増加した場合に、住宅内のデッ
ドスペースである吹き抜け空間の二階側を有効利用する
ために、吹き抜け空間の一階と二階との境界部分に二階
の床を構築して、床面積を増やすことが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な増改築においては、増築部分の施工とともに、元の住
宅部分でも施工を行うことになり比較的長い施工期間と
比較的高いコストがかかっていた。特に、住宅の二階部
分で増築を行う場合には、一階部分の補強が必要になる
可能性もあり、元の住宅部分の施工にコストがかかる可
能性があった。
【0005】また、増改築の施工期間中は、住宅の一部
が使用できなくなる場合があり、生活が制限される可能
性があった。また、吹き抜け空間部分に、床を設けるに
は、吹き抜け空間部分に床を支持する躯体を配置する必
要があり、比較的大がかりな改築が必要となり、さらに
上述の二階部分における増築の場合と同様に一階部分の
補強が必要になる可能性もあり、比較的高いコストと比
較的長い施工期間がかかることになる。
【0006】また、上述のように吹き抜け空間に二階の
床を設ける工事は、基本的に建物内部の工事となるの
で、住宅の比較的多くの部分が施工期間中に使用できな
くなる可能性があり、住宅の外部に増築部分を設ける場
合に比較して施工期間中の生活がさらに制限されるとと
もに、場合によっては、施工期間中の住宅の使用ができ
なくなる可能性があった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、吹き抜け空間の上階と下階との境界部分に短い
施工期間で容易かつ低コストに床を構築することができ
る建物及び増床方法を提供することを目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
建物は、図1、図2及び図3に示すように、上階(二階
20)と下階(一階1)とを連通する吹き抜け空間28
が設けられ、該吹き抜け空間28の上階20と下階1と
の境界部分に、床44を支持可能な強度を有するととも
に、吹き抜け空間28の装飾となる梁40…が両端部を
躯体(外壁32、内壁29)に支持された状態で水平に
配置されていることを上記課題の解決手段とした。
【0009】上記構成によれば、予め、吹き抜け空間2
8の上階20と下階1との境界部分に床44を支持可能
な梁40…が配置されているので、上述のように床面積
を増やすために、吹き抜け空間28に上階20の床44
を設ける場合に、改築前の住宅部分に大幅な改築を施す
必要がなく、吹き抜け空間28の梁40…上に容易に床
44を構築できる。従って、住宅の床面積を増加させる
際のコストと施工期間を大幅に低減することができる。
【0010】また、改築前の住宅部分に大幅な改築を施
す必要がないとともに、施工期間が短いことから、床面
積を増加させるための施工期間中の住宅内における生活
の制限を僅かなものとすることができる。また、吹き抜
け空間28の上階20と下階1との部分に梁40…を設
けることにより、吹き抜け空間28の一部が遮られて吹
き抜け空間28による開放感が僅かに低下する可能性が
あるが、逆に吹き抜け空間28に梁40…を設けること
により、なにもない空間である吹き抜け空間28に変化
を付けて意匠性を高めることができる。
【0011】また、上記梁40…に観葉植物やオブジェ
をぶら下げたり、照明を取り付けたりすることが可能と
なり、吹き抜け空間28の装飾性を高めることができ
る。また、梁40…の外観を工夫することにより、梁4
0…自体を吹き抜け空間28の装飾とすることができ
る。また、梁40…は、吹き抜け空間29を有す建物の
強度を高くする機能を有する。なお、上記上階20と下
階1とは、例えば、一階と二階もしくは二階と三階とい
った上下に連続する階の上側と下側とを示すものであ
る。また、上記梁40…は、その両端部が躯体に支持さ
れるとともに、梁40…自体が吹き抜け空間28に床4
4を配置した場合にこの床44を支持できる強度を有す
れば、その長さや、厚みや幅はどのようなものでも良
い。
【0012】本発明の請求項2記載の建物は、上記吹き
抜け空間28に隣接する躯体(外壁31、32、内壁2
9)の上階20と下階1との境界部分に、床44を支持
可能に吹き抜け空間28側に突出する支持部42、43
が形成されていることを上記課題の解決手段とした。上
記構成によれば、吹き抜け空間28に上階20の床44
を設ける場合に、床44の周縁部を上記支持部42、4
3に支持させることができるので、吹き抜け空間28に
床44を設ける際の施工をさらに容易なものとすること
ができる。
【0013】なお、例えば、上記梁40…が、吹き抜け
空間28の周縁部にも配置されていれば、上記支持部4
2、43がなくとも吹き抜け空間28に設けられる床4
4の周縁部を支持することができる。また、上記支持部
42を梁40…と同様に両端部が躯体に支持された状態
で吹く抜け空間28側に突出するものとしても良い。ま
た、上記支持部42は、床44の周縁部を支持可能な強
度を有するものならば、特に形状等を限定されるもので
はない。
【0014】本発明の請求項3記載の建物は、上記梁4
0…上に敷き詰めることにより上記吹き抜け空間28の
上階20と下階1との境界部分に床44を構成可能な複
数の床体(床パネル41…)が予め用意されていること
を上記課題の解決手段とした。上記構成によれば、吹き
抜け空間28を利用して床面積を増加させる際には、予
め用意された複数の床体41…を吹き抜け空間28部分
に搬入し、上記梁40…もしくは上記梁40…と支持部
42、43上に、床体41…を敷き詰めるように載置す
るとともに、床体41…同士を接合するとともに、床体
41…と梁40…もしくは床体41と支持部42、43
とを接合することにより、容易に床44を構築すること
ができる。
【0015】従って、熟練した作業員でなくとも床44
を構築することができるので、場合によっては、日曜大
工等として床44の構築による増床を行うことができ
る。また、床44は、複数の床体41…からなるので、
床体41…自体は、床44に比較して小さなものとする
ことができるので、建物を構築した時点で床体41…を
製造しておき、屋根裏等の収納部に収納しておくことが
できる。
【0016】本発明の請求項4記載の増床方法は、上記
請求項1、2または3記載の建物において床面積を増加
させる際のものであり、上記建物の床面積の増加を行う
に際して、上記梁40…上に床44を構成可能な部材
(床パネル41…)を設置することにより、上記吹き抜
け空間28の上階20と下階1との境界部分に新たに床
44を構築することを上記課題の解決手段とした。
【0017】上記構成によれば、増床前の住宅部分の改
築を余り必要とせず、吹き抜け空間28において、梁4
0…もしくは梁40…と支持部42、43上に床44を
設けるだけで容易に床面積を増加することができる。特
に、予め請求項3記載の床体41…が用意されていれ
ば、上述のようにさらに容易に床面積を増加することが
できる。なお、部材とは、例えば、床パネル41…であ
るが、梁40…上に跨って掛け渡される棧材と該棧材上
に貼設される板材でも良く、また、床パネル41…と同
様な強度を有する板材を直接梁40…上に配置するよう
にしても良い。また、吹き抜け空間28に設けられた床
44を部屋として用いるためには、上記床44の周囲の
壁の無い部分に壁を設ける必要がある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の一
例の建物及び増床方法を図面を参照して説明する。図1
及び図2はこの一例の建物の一階及び二階の間取りを示
すものであり、図3は増床後の吹き抜け部分を示すもの
である。図1に示すように、建物の一階(下階)1に
は、建物の一側面aの中央部より少しずれた位置に配置
された玄関2と、該玄関2と他の部屋をつなぐ廊下3
と、該廊下3と二階20とをつなぐ階段4とが配置され
ている。
【0019】また、一階1には、上記廊下3の一方の側
縁側と上記建物の一側面aに隣接する側面bとの間に、
上記一側面a側から浴室5、洗面室6、トイレ7とが水
回り設備として配置され、さらに、これら水回り設備の
設けられた建物の上記側面b側には、トイレ7に隣接し
てキッチン8が設けられている。また、一階1には、上
記廊下3の他方の側縁側と上記建物の一側面aに隣接す
る他の側面cとの間に和室9が設けられ、和室9と上記
建物の一側面aとの間に押入10と和室9の床の間9a
が設けられている。
【0020】また、一階1には、上記建物の一側面aと
は反対の側面d側に、キッチン8に隣接してリビングダ
イニング11が設けられている。なお、キッチン8とリ
ビングダイニング11との間には、間仕切りがなく、一
体の広い空間となっているが、その天井裏部分に、後述
する支持部42となるマグサ12が配置されている。ま
た、マグサ12は、上記廊下3と和室9とを区切る壁と
連続するように、上記壁のリビングダイニング11側へ
の延長線上に配置されている。また、建物の2階20に
は、上記玄関2の上の部分にトイレ21が設けられると
ともに、該トイレ21から上記建物の一側面aの反対の
側面d側に至る廊下22が設けられ、該廊下22に上記
階段4がつながっている。
【0021】また、上記廊下22の一側縁側と上記建物
の一側面aに隣接する側面bとの間には、それぞれ収納
スペース23、24を有する二つの洋室25、26が互
いに隣接して配置されている。また、上記廊下22の他
側縁側と上記建物の一側面aに隣接する他の側面cとの
間には、上記一階1の和室9の上に洋室27が配置さ
れ、上記一階1のリビングダイニング11の和室9に隣
接する部分の上に一階1と連通する吹き抜け空間28が
配置されている。従って、洋室27と吹き抜け空間28
とが隣接して配置されるとともに、これらの間が内壁2
9により仕切られている。
【0022】また、吹き抜け空間28と廊下22とが隣
接して配置されるとともに、これらの間(廊下側22)
に手摺30が設けられている。そして、吹き抜け空間2
8の二階20部分は、平面視して四角形上とされ、その
四方が、上記洋室27の内壁29と、上記廊下22の手
摺30と、上記側面c側の外壁31と、上記側面d側の
外壁32とにより囲まれた状態となっている。
【0023】そして、吹き抜け空間28においては、そ
の一階1と二階20の境界部分、すなわち二階20の床
の高さ位置に、外壁32と内壁29とに掛け渡された状
態で、三本の梁40…が配置されている。そして、梁4
0…の左右両端部は、それぞれ外壁32と、内壁29と
に取り付けられている。
【0024】なお、外壁32及び内壁29は、図示しな
い複数の壁パネルからなり、該壁パネルは、矩形状の枠
体と、該枠体の両面にそれぞれ貼設された面板とからな
る。そして、上記梁40…は、接合部材である図示しな
い梁受け金物により上記壁パネルに接合されている。そ
して、壁パネルは、図示しない基礎に接合されて耐力壁
として使用可能なものであり、壁パネルは、充分な強度
で梁40…を支持できるようになっている。
【0025】上記梁40…は、後述する床パネル41…
による固定荷重及び床パネル41…上にかかる活荷重に
耐えうる強度を有するものである。また、梁40…は、
基本的に断面矩形状のものであるが、その側面や下面に
装飾が施されているものでも良い。また、上記吹き抜け
空間28の廊下22側の側縁部及び壁31側の側縁部に
支持部42、43が設けられている。
【0026】上記廊下22側の支持部42は、基本的に
梁40…と同様のものであり、その両端部が梁40と同
様に外壁32と内壁29とに接合され、廊下22側から
吹き抜け空間28側に突出した状態となっている。上記
外壁31側の支持部43は、梁40…と同様の形状を有
するとともに、外壁31に接合され、外壁31側から吹
き抜け空間28側に突出した状態となっている。
【0027】そして、上記梁40…と支持部42、43
とが互いに平行に配置されているとともに、それらの上
面が同一の高さになっている。また、上記梁40…及び
支持部42、43の上面の高さは、二階20の床の床面
の高さより低い位置とされ、後述するように上記梁40
…及び支持部42、43上に床44を構築した際に、構
築された床44の床面が上階20の他の床の床面の高さ
と同じになるようになっている。
【0028】そして、建物においては、予め、図3に示
すように、上記梁40…及び支持部42、43の上面に
床44を構築するための床パネル41…が製造されて用
意され、例えば、屋根裏に保管されるようになってい
る。上記床パネル41…は、図示しない矩形状の枠体と
その上面に貼設された面板とからなるものである。
【0029】そして、上記床パネル41…は、その長辺
が、吹き抜け空間28の外壁32に沿った方向の長さの
1/2とされ、その短辺が、吹き抜け空間28の外壁3
1に沿った方向の長さの1/4とされている。そして、
図3に示すように8枚のパネルを4枚ずつ2列に敷き込
むことにより、吹き抜け空間20の一階1と二階20と
の境界部分を塞いで床44を構築できるようになってい
る。
【0030】また、廊下22側に配置される床パネル4
1…は、その一方の端部が、支持部42に支持され、他
方の端部が吹き抜け空間28の中央部に配置された梁4
0に支持され、中央部が、上記中央部の梁40と廊下2
2との間に配置された梁40に支持されるようになって
いる。また、外壁31側に配置される床パネル41…
は、その一方の端部が、支持部43に支持され、他方の
端部が吹き抜け空間28の中央部に配置された梁40に
支持され、中央部が、上記中央部の梁40と外壁31と
の間に配置された梁40に支持されるようになってい
る。
【0031】次に、上述のような建物において、床面積
を増やす際の増床方法を説明する。まず、上記建物にお
いては、建築された段階で、上記梁40…及び支持部4
2、43が設けられている。そして、上記梁40…は、
基本的になにも無い空間である吹き抜け空間に配置され
て、吹き抜け空間を装飾するようになっている。
【0032】また、梁40…には、観葉植物やその他の
飾り等を吊り下げたり、照明装置を取り付けたりするこ
とができ、吹き抜け空間28の装飾を豊かにすることが
できる。そして、建物において、家族の構成員の増加
や、家財道具の増加等により床面積を増やす必要が生じ
た場合には、上述のように収納されていた床パネル41
…を上述のように梁40…及び支持部42、43に敷き
込み、床パネル41と梁40…及び支持部42、43と
を接合するとともに、床パネル41同士を接合すること
により、床44を極めて容易に構築することができる。
【0033】このように構築された床44の部分を取り
合えず収納スペースとして用いるのならば、このまま床
44上を収納スペースとして用いることができる。ま
た、上記床44の部分を居住スペースとしての部屋とし
て用いる場合には、床パネル41…からなる床44の上
面に図示しないカーペットや畳やシートやフローリング
やその他の床材を配置する必要がある。また、上記手摺
30の部分において、手摺30を取り外して、入出口を
有する間仕切り壁(図示略)を設置する必要がある。
【0034】また、一階のリビングダイニング11にお
いては、床パネル41…の裏面が露出した状態となって
いるので、天井を形成する必要がある。しかし、これら
床材、間仕切り壁、天井の設置は、建物の強度には関係
しないものであり、容易に施工することができる。な
お、上記例においては、床パネル41…により床44を
構築するものとしたが、必ずしも床44を構築するのに
床パネル41…を用いる必要はなく、例えば、上記梁4
0…及び支持部42、43間に棧材を掛け渡し、その上
に床を構成する板体を接合するようにしても良い。
【0035】また、上記支持部42、43に代えて、吹
き抜け空間の一階と二階との境界部分の側縁部に梁40
…を配置し、床44を梁40…だけで支持するようにし
ても良い。また、建物の間取り、階数、梁40…の数、
吹き抜け空間28の形状等は、上記例に限定されるもの
ではなく、適宜、変更することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の建物によれば、
既に設置された梁上に床を構築することにより床面積を
増加させることができるので、床面積を増加させる際の
コストと施工期間を大幅に低減することができる。ま
た、改築前の住宅部分に大幅な改築を施す必要がないと
ともに、施工期間が短いことから床の面積を増加させる
ための施工期間中の住宅内における生活の制限を僅かな
ものとすることができる。また、吹き抜け空間の上階と
下階との部分に梁を設けることにより、吹き抜け空間の
意匠性を高めることができる。また、梁40…は、吹き
抜け空間29を有す建物の強度を高くする機能を有す
る。
【0037】本発明の請求項2記載の建物によれば、吹
き抜け空間に上階の床を設ける場合に、床の周縁部を上
記支持部に支持させることができるので、吹き抜け空間
に上階の床を設ける際の施工をさらに容易なものとする
ことができる。
【0038】本発明の請求項3記載の建物によれば、吹
き抜け空間を利用して床面積を増加させる際には、予め
用意された複数の床体を吹き抜け空間部分に搬入し、上
記梁もしくは上記梁と支持部上に、床体を敷き詰めるよ
うに載置するとともに、床体同士、床体と梁、床体と支
持部とを接合することにより、容易に床を構築すること
ができる。また、床は、複数の床体からなるので、床体
自体は、床に比較して小さなものとすることができるの
で、建物を構築した時点で床体を製造しておき、屋根裏
等の収納部に収納しておくことができる。
【0039】本発明の請求項4記載の増床方法によれ
ば、増床前の住宅部分の改築をほとんど行う必要がな
く、吹き抜け空間において、梁もしくは梁と支持部上に
床を設けるだけで容易に床面積を増加することができ
る。特に、予め請求項3記載の床体が用意されていれ
ば、上述のようにさらに容易に床面積を増加することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の建物の一階の間取
りを示す平図面である。
【図2】上記例の建物の二階の間取りを示す平図面であ
る。
【図3】上記例の建物の吹き抜け空間に設けられた床を
示す平面図である。
【符号の説明】
1 一階(下階) 20 二階(上階) 28 吹き抜け空間 40 梁 41 床パネル(床体) 42 支持部 43 支持部 44 吹き抜け空間に設けられる床

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上階と下階とを連通する吹き抜け空間が
    設けられ、該吹き抜け空間の上階と下階との境界部分
    に、床を支持可能な強度を有するとともに、吹き抜け空
    間の装飾となる梁が両端部を躯体に支持された状態で水
    平に配置されていることを特徴とする建物。
  2. 【請求項2】 上記吹き抜け空間に隣接する躯体の上階
    と下階との境界部分に、床を支持可能に吹き抜け空間側
    に突出する支持部が形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の建物。
  3. 【請求項3】 上記梁上に敷き詰めることにより上記吹
    き抜け空間の上階と下階との境界部分に床を構成可能な
    複数の床体が予め用意されていることを特徴とする請求
    項1または2記載の建物。
  4. 【請求項4】 上記請求項1、2または3記載の建物に
    おいて床面積を増加させる際の増床方法であって、上記
    建物の床面積を増加するに際して、上記梁上に床を構成
    可能な部材を設置することにより、上記吹き抜け空間の
    上階と下階との境界部分に新たに床を構築することを特
    徴とする増床方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002322695A (ja) * 2001-04-27 2002-11-08 Misawa Homes Co Ltd 住宅及び住宅の配管方法
JP2008133650A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Sumitomo Forestry Co Ltd 住宅建物の空間リフォーム工法及び空間リフォーム構造

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