JPH09302959A - 移動屋根式天体観測室 - Google Patents
移動屋根式天体観測室Info
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- JPH09302959A JPH09302959A JP12503896A JP12503896A JPH09302959A JP H09302959 A JPH09302959 A JP H09302959A JP 12503896 A JP12503896 A JP 12503896A JP 12503896 A JP12503896 A JP 12503896A JP H09302959 A JPH09302959 A JP H09302959A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- observation room
- open
- pair
- sliding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 観測室の天井部分全体を開放することができ
て観察時の視界を妨げることがなく、開放時のスライド
屋根の退避スペースが小さく、しかも大型の天体望遠鏡
を容易に収納できる移動屋根式天体観測室を得る。 【構成】 天体望遠鏡を据え付け、天井を開放した観測
室;この観測室の開放天井部分を開閉する、左右に分割
された一対の半割スライド屋根体;この一対の半割スラ
イド屋根体を、観測室の上部に密接して位置してその開
放天井部分を閉じる上部閉塞位置と、観測室の下部に離
間して位置して開放天井部分を開く下部開放位置とに移
動ガイドするガイド手段;及びこのガイド手段に沿っ
て、一対の半割スライド屋根体をスライド移動させるス
ライド屋根駆動装置;を備えた移動屋根式天体観測室。
て観察時の視界を妨げることがなく、開放時のスライド
屋根の退避スペースが小さく、しかも大型の天体望遠鏡
を容易に収納できる移動屋根式天体観測室を得る。 【構成】 天体望遠鏡を据え付け、天井を開放した観測
室;この観測室の開放天井部分を開閉する、左右に分割
された一対の半割スライド屋根体;この一対の半割スラ
イド屋根体を、観測室の上部に密接して位置してその開
放天井部分を閉じる上部閉塞位置と、観測室の下部に離
間して位置して開放天井部分を開く下部開放位置とに移
動ガイドするガイド手段;及びこのガイド手段に沿っ
て、一対の半割スライド屋根体をスライド移動させるス
ライド屋根駆動装置;を備えた移動屋根式天体観測室。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、大型の天体望遠鏡を据え付け、
移動屋根を開いて観測する移動屋根式天体観測室に関す
る。
移動屋根を開いて観測する移動屋根式天体観測室に関す
る。
【0002】
【0003】大型の天体望遠鏡は、観測室に固定的に据
え付けられる。この観測室の屋根の一部を、非観察時に
は閉じ観察時には開放するため、従来半球形のドームタ
イプが知られている。このドームタイプは、天井部のス
リットを開閉するものであり、スリットは屋根面積に比
べてかなり狭いため、空全体が見渡せないばかりか、天
体の観測中に天体の移動につれてスリットを天体の方向
に向けるため、屋根全体を別途移動(回転)させる必要
があった。また、スリットを通して室内の空気が外気に
置き換わるには時間がかかるため、観測室内に生じる空
気の揺らぎが収まるのに時間がかかり、観測に支障を来
すことがあった。
え付けられる。この観測室の屋根の一部を、非観察時に
は閉じ観察時には開放するため、従来半球形のドームタ
イプが知られている。このドームタイプは、天井部のス
リットを開閉するものであり、スリットは屋根面積に比
べてかなり狭いため、空全体が見渡せないばかりか、天
体の観測中に天体の移動につれてスリットを天体の方向
に向けるため、屋根全体を別途移動(回転)させる必要
があった。また、スリットを通して室内の空気が外気に
置き換わるには時間がかかるため、観測室内に生じる空
気の揺らぎが収まるのに時間がかかり、観測に支障を来
すことがあった。
【0004】一方、スライド屋根により、観測室の天井
部分の全体を開閉するスライド屋根タイプも知られてい
る。このスライド屋根タイプは、内外の空気の移動は迅
速に生じ、従って空気の揺らぎによって観測に支障が生
じることは少ない。しかし、スライド屋根は、水平方向
に移動するため、移動した屋根が視界の妨げになるとい
う問題がある。勿論、屋根を小型にし、移動距離を大き
くとることで、視界が妨げられるという問題はある程度
解決できるが、屋根の退避用に大きいスペースを要す
る。また、大型の天体望遠鏡は、回動支点が高いため、
水平方向に移動するスライド屋根の小型化には限度があ
る。
部分の全体を開閉するスライド屋根タイプも知られてい
る。このスライド屋根タイプは、内外の空気の移動は迅
速に生じ、従って空気の揺らぎによって観測に支障が生
じることは少ない。しかし、スライド屋根は、水平方向
に移動するため、移動した屋根が視界の妨げになるとい
う問題がある。勿論、屋根を小型にし、移動距離を大き
くとることで、視界が妨げられるという問題はある程度
解決できるが、屋根の退避用に大きいスペースを要す
る。また、大型の天体望遠鏡は、回動支点が高いため、
水平方向に移動するスライド屋根の小型化には限度があ
る。
【0005】
【発明の目的】本発明は、観測室の天井部分全体を開放
することができて観察時の視界を妨げることがなく、開
放時のスライド屋根の退避スペースが小さく、しかも大
型の天体望遠鏡を容易に収納できる移動屋根式天体観測
室を得ることを目的とする。
することができて観察時の視界を妨げることがなく、開
放時のスライド屋根の退避スペースが小さく、しかも大
型の天体望遠鏡を容易に収納できる移動屋根式天体観測
室を得ることを目的とする。
【0006】
【発明の概要】本発明の移動屋根式天体観測室は、天体
望遠鏡を据え付け、天井を開放した観測室;この観測室
の開放天井部分を開閉する、左右に分割された一対の半
割スライド屋根体;この一対の半割スライド屋根体を、
観測室の上部に密接して位置してその開放天井部分を閉
じる上部閉塞位置と、観測室の下部に離間して位置して
開放天井部分を開く下部開放位置とに移動ガイドするガ
イド手段;及びこのガイド手段に沿って、一対の半割ス
ライド屋根体をスライド移動させるスライド屋根駆動装
置;を備えたことを特徴としている。
望遠鏡を据え付け、天井を開放した観測室;この観測室
の開放天井部分を開閉する、左右に分割された一対の半
割スライド屋根体;この一対の半割スライド屋根体を、
観測室の上部に密接して位置してその開放天井部分を閉
じる上部閉塞位置と、観測室の下部に離間して位置して
開放天井部分を開く下部開放位置とに移動ガイドするガ
イド手段;及びこのガイド手段に沿って、一対の半割ス
ライド屋根体をスライド移動させるスライド屋根駆動装
置;を備えたことを特徴としている。
【0007】各半割スライド屋根体には、具体的には、
平面的に見てそれぞれ観測室の外面壁の外側に位置する
一対の縦壁と、この一対の縦壁を接続する屋根壁とを設
け、一対の縦壁をガイド手段にガイドさせることができ
る。
平面的に見てそれぞれ観測室の外面壁の外側に位置する
一対の縦壁と、この一対の縦壁を接続する屋根壁とを設
け、一対の縦壁をガイド手段にガイドさせることができ
る。
【0008】観測室の側部には、各半割スライド屋根体
が下部開放位置にあるときその屋根壁によって覆われる
位置に、物入を設けることができる。
が下部開放位置にあるときその屋根壁によって覆われる
位置に、物入を設けることができる。
【0009】一対の半割スライド屋根の観測室の中心部
の高さは、半割スライド屋根を上部閉塞位置に位置させ
たとき、垂直位置にした天体望遠鏡と干渉することがな
いように定めることが望ましい。また一対の半割スライ
ド屋根の形状は、半割スライド屋根を上部縦閉塞位置に
位置させた状態で天体望遠鏡を回動操作したとき、天体
望遠鏡に干渉しない形状とすることが好ましい。
の高さは、半割スライド屋根を上部閉塞位置に位置させ
たとき、垂直位置にした天体望遠鏡と干渉することがな
いように定めることが望ましい。また一対の半割スライ
ド屋根の形状は、半割スライド屋根を上部縦閉塞位置に
位置させた状態で天体望遠鏡を回動操作したとき、天体
望遠鏡に干渉しない形状とすることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】基礎11上には、天井部分の開放
された観測室12が備えられている。観測室12は、4
面の直立壁13を有して、平面矩形をなしており、少な
くとも一つの直立壁13に、出入り用のドア14が設け
られている。観測室12内には、その中心部に天体望遠
鏡Tが据え付けられている。天体望遠鏡Tは、不動点
(回動支点)Rを中心に回動可能であり、不動点Rは、
観測室12の上端部とほぼ一致し、あるいは上端部より
上方に突出している。図7は、基礎11上に固定した固
定台F上に支持された天体望遠鏡Tを示しているが、本
発明は、天体望遠鏡Tの具体的構造を問うものではな
い。
された観測室12が備えられている。観測室12は、4
面の直立壁13を有して、平面矩形をなしており、少な
くとも一つの直立壁13に、出入り用のドア14が設け
られている。観測室12内には、その中心部に天体望遠
鏡Tが据え付けられている。天体望遠鏡Tは、不動点
(回動支点)Rを中心に回動可能であり、不動点Rは、
観測室12の上端部とほぼ一致し、あるいは上端部より
上方に突出している。図7は、基礎11上に固定した固
定台F上に支持された天体望遠鏡Tを示しているが、本
発明は、天体望遠鏡Tの具体的構造を問うものではな
い。
【0011】平行をなして相対向する一対の直立壁13
の外面にはそれぞれ、観測室12の正面中心12Xに関
して対称に、傾斜ガイドレール15が固定されている。
この傾斜ガイドレール15はそれぞれ、互いに平行をな
す内レール15aと外レール15bを備えており、正面
中心12Xに関し、上方で接近し、下方で離間するよう
に傾斜している。この傾斜ガイドレール15は、その内
レール15aと外レール15bが平行であるのみなら
ず、観測室12の側面中心12Yに関しても互いに平行
である。つまり、傾斜ガイドレール15は、都合8本あ
り、図ではハッチングが付されている。
の外面にはそれぞれ、観測室12の正面中心12Xに関
して対称に、傾斜ガイドレール15が固定されている。
この傾斜ガイドレール15はそれぞれ、互いに平行をな
す内レール15aと外レール15bを備えており、正面
中心12Xに関し、上方で接近し、下方で離間するよう
に傾斜している。この傾斜ガイドレール15は、その内
レール15aと外レール15bが平行であるのみなら
ず、観測室12の側面中心12Yに関しても互いに平行
である。つまり、傾斜ガイドレール15は、都合8本あ
り、図ではハッチングが付されている。
【0012】この傾斜ガイドレール15には、正面中心
12Xに関し同一の側に位置する4本にそれぞれ、半割
スライド屋根20がスライド自在に支持されている。一
対の半割スライド屋根20は、正面中心12Xに関して
対称形状をなしており、各半割スライド屋根20は、観
測室12の側面中心12Yと平行で平面的に見て直立壁
13の外側に位置する一対の縦壁21と、この一対の縦
壁21を接続する屋根壁22とを備えている。この実施
例では、屋根壁22は、傾斜ガイドレール15の傾斜角
度θより若干大きい傾斜角度αを有している。このよう
な急傾斜の屋根壁22は、降雪地域に好適であるが、こ
の他、半割のかまぼこ型、サイロ型、多角形型等の形状
とすることができる。傾斜ガイドレール15の基礎11
に対する傾斜角度θは、半割スライド屋根20の収納ス
ペースを小さくするため、45゜前後、あるいはそれ以
上とすることが好ましい。
12Xに関し同一の側に位置する4本にそれぞれ、半割
スライド屋根20がスライド自在に支持されている。一
対の半割スライド屋根20は、正面中心12Xに関して
対称形状をなしており、各半割スライド屋根20は、観
測室12の側面中心12Yと平行で平面的に見て直立壁
13の外側に位置する一対の縦壁21と、この一対の縦
壁21を接続する屋根壁22とを備えている。この実施
例では、屋根壁22は、傾斜ガイドレール15の傾斜角
度θより若干大きい傾斜角度αを有している。このよう
な急傾斜の屋根壁22は、降雪地域に好適であるが、こ
の他、半割のかまぼこ型、サイロ型、多角形型等の形状
とすることができる。傾斜ガイドレール15の基礎11
に対する傾斜角度θは、半割スライド屋根20の収納ス
ペースを小さくするため、45゜前後、あるいはそれ以
上とすることが好ましい。
【0013】この一対の半割スライド屋根20の屋根壁
22の最大高さ(観測室12の中心部の高さ)は、縦位
置にした天体望遠鏡Tが干渉することがないように定め
られており、かつその形状は、スライド屋根20を閉じ
た状態で天体望遠鏡Tを不動点Rを中心に回動操作した
とき、同様に天体望遠鏡Tに干渉しない形状とされてい
る。長尺の筒状体からなる望遠鏡は、撓みによる変形を
防ぐため、不使用時には垂直位置に保持することが好ま
しく、本発明によれば、不使用時の垂直位置保持を容易
に達成できる。
22の最大高さ(観測室12の中心部の高さ)は、縦位
置にした天体望遠鏡Tが干渉することがないように定め
られており、かつその形状は、スライド屋根20を閉じ
た状態で天体望遠鏡Tを不動点Rを中心に回動操作した
とき、同様に天体望遠鏡Tに干渉しない形状とされてい
る。長尺の筒状体からなる望遠鏡は、撓みによる変形を
防ぐため、不使用時には垂直位置に保持することが好ま
しく、本発明によれば、不使用時の垂直位置保持を容易
に達成できる。
【0014】このような縦壁21と屋根壁22を有する
半割スライド屋根20は、傾斜ガイドレール15に沿っ
て昇降でき、上昇端では、一対の半割スライド屋根20
が観測室12の上部に位置して、天井開口部を閉じる
(図1)。一方、下降端では、互いに離間して、天井開
口部を開く。この開放状態では、縦壁21が観測室12
の直立壁13の外側に位置し、屋根壁22が傾斜ガイド
レール15を覆う(図3)。観測室12の側部の直立壁
13の外面には、この屋根壁22によって覆われる位置
に、物入16が備えられている。物入16には、観測室
12の室内に設けた引き戸17を介して出入りできる。
半割スライド屋根20は、傾斜ガイドレール15に沿っ
て昇降でき、上昇端では、一対の半割スライド屋根20
が観測室12の上部に位置して、天井開口部を閉じる
(図1)。一方、下降端では、互いに離間して、天井開
口部を開く。この開放状態では、縦壁21が観測室12
の直立壁13の外側に位置し、屋根壁22が傾斜ガイド
レール15を覆う(図3)。観測室12の側部の直立壁
13の外面には、この屋根壁22によって覆われる位置
に、物入16が備えられている。物入16には、観測室
12の室内に設けた引き戸17を介して出入りできる。
【0015】図3ないし図6は、この半割スライド屋根
20の昇降機構の具体例を示している。内レール15
a、外レール15bはそれぞれ、図3に直線で示すフラ
ンジ15fを有しており、半割スライド屋根20の縦壁
21にはそれぞれ、このフランジ15fを挟着する一対
のローラ23、24が備えられている。ローラ24は、
強風等により半割スライド屋根20が浮き上がって外れ
るのを防止する。阪和上側のローラ23には、チェーン
25の下端が固定されており、チェーン25は、傾斜ガ
イドレール15に沿って上方に導かれ、その上端部は、
観測室12の上端部に回転自在に支持したスプロケット
26に噛み合っている。左右のスプロケット26は、連
結シャフト27によって結合されており、この連結シャ
フト27が、ウォームホイル機構30によって回転駆動
される。28は、連結シャフト27の中間部に介在させ
たユニバーサルジョイントである。
20の昇降機構の具体例を示している。内レール15
a、外レール15bはそれぞれ、図3に直線で示すフラ
ンジ15fを有しており、半割スライド屋根20の縦壁
21にはそれぞれ、このフランジ15fを挟着する一対
のローラ23、24が備えられている。ローラ24は、
強風等により半割スライド屋根20が浮き上がって外れ
るのを防止する。阪和上側のローラ23には、チェーン
25の下端が固定されており、チェーン25は、傾斜ガ
イドレール15に沿って上方に導かれ、その上端部は、
観測室12の上端部に回転自在に支持したスプロケット
26に噛み合っている。左右のスプロケット26は、連
結シャフト27によって結合されており、この連結シャ
フト27が、ウォームホイル機構30によって回転駆動
される。28は、連結シャフト27の中間部に介在させ
たユニバーサルジョイントである。
【0016】ウォームホイル機構30は、連結シャフト
27に固定したウォームホイル31に、ウォーム32を
噛み合わせ、このウォーム32の軸33を減速機付きモ
ータ34、及びベベルギヤ35、36を介して回転駆動
するようにしたものである。すなわち、軸33にはベベ
ルギヤ35が固定されており、このベベルギヤ35に噛
み合うベベルギヤ36が減速機付きモータ34の回転軸
に固定されている。従って、減速機付きモータ34を正
逆に回転駆動すると、ベベルギヤ36、35を介してウ
ォーム32が正逆に回転し、ウォーム32と噛み合うウ
ォームホイル31が正逆に回転して、連結シャフト27
及びスプロケット26が正逆に回転する。すると、スプ
ロケット26に噛み合っているチェーン25を介して、
半割スライド屋根20が昇降する。ウォームホイル機構
30は、半割スライド屋根20の自重によりウォームホ
イル31が回転するのを防止する逆転防止機能を有す
る。なお、軸33には、手動ハンドル37が着脱可能で
あり、停電時には、図示しない機構によりモータ34の
ベベルギヤ36とベベルギヤ35との噛合を解除してか
ら、手動ハンドル37を介して軸33を回転駆動するこ
とにより、半割スライド屋根20の昇降ができる。
27に固定したウォームホイル31に、ウォーム32を
噛み合わせ、このウォーム32の軸33を減速機付きモ
ータ34、及びベベルギヤ35、36を介して回転駆動
するようにしたものである。すなわち、軸33にはベベ
ルギヤ35が固定されており、このベベルギヤ35に噛
み合うベベルギヤ36が減速機付きモータ34の回転軸
に固定されている。従って、減速機付きモータ34を正
逆に回転駆動すると、ベベルギヤ36、35を介してウ
ォーム32が正逆に回転し、ウォーム32と噛み合うウ
ォームホイル31が正逆に回転して、連結シャフト27
及びスプロケット26が正逆に回転する。すると、スプ
ロケット26に噛み合っているチェーン25を介して、
半割スライド屋根20が昇降する。ウォームホイル機構
30は、半割スライド屋根20の自重によりウォームホ
イル31が回転するのを防止する逆転防止機能を有す
る。なお、軸33には、手動ハンドル37が着脱可能で
あり、停電時には、図示しない機構によりモータ34の
ベベルギヤ36とベベルギヤ35との噛合を解除してか
ら、手動ハンドル37を介して軸33を回転駆動するこ
とにより、半割スライド屋根20の昇降ができる。
【0017】一対の半割スライド屋根20の対向部分に
は、両者が上昇端に達したとき互いに係合して雨漏りを
防ぐ適当な雨仕舞を施す。図8はその一例をスケルトン
で示すもので、屋根閉動作時に先に上昇端に達する(屋
根開動作時に後から下降する)図の左方の半割スライド
屋根20に外側屈曲縁20aを形成し、屋根閉動作時に
後に上昇端に達する(屋根開動作時に後から下降する)
図の右方の半割スライド屋根20に、この外側屈曲縁2
0aの内側に位置する内側屈曲縁20bを形成してい
る。以上は雨仕舞の一例であり、本発明は雨仕舞の如何
を問わない。
は、両者が上昇端に達したとき互いに係合して雨漏りを
防ぐ適当な雨仕舞を施す。図8はその一例をスケルトン
で示すもので、屋根閉動作時に先に上昇端に達する(屋
根開動作時に後から下降する)図の左方の半割スライド
屋根20に外側屈曲縁20aを形成し、屋根閉動作時に
後に上昇端に達する(屋根開動作時に後から下降する)
図の右方の半割スライド屋根20に、この外側屈曲縁2
0aの内側に位置する内側屈曲縁20bを形成してい
る。以上は雨仕舞の一例であり、本発明は雨仕舞の如何
を問わない。
【0018】上記構成の本移動屋根式天体観測室によれ
ば、減速機付きモータ34を正逆に回転駆動することに
より、一対の半割スライド屋根20を、観測室12の天
井部分を開放する下部開放位置と閉塞する上部閉塞位置
とに移動させることができる。半割スライド屋根20
は、下部開放位置では、観測室12の下部に位置するた
め、天体望遠鏡Tの視野を遮ることがないばかりか、そ
の退避スペースも小さい。また、上部閉塞位置では、天
体望遠鏡Tを垂直位置に保持することができ、また誤っ
てあるいは意図的に天体望遠鏡Tを回動操作しても、半
割スライド屋根20と干渉することがない。
ば、減速機付きモータ34を正逆に回転駆動することに
より、一対の半割スライド屋根20を、観測室12の天
井部分を開放する下部開放位置と閉塞する上部閉塞位置
とに移動させることができる。半割スライド屋根20
は、下部開放位置では、観測室12の下部に位置するた
め、天体望遠鏡Tの視野を遮ることがないばかりか、そ
の退避スペースも小さい。また、上部閉塞位置では、天
体望遠鏡Tを垂直位置に保持することができ、また誤っ
てあるいは意図的に天体望遠鏡Tを回動操作しても、半
割スライド屋根20と干渉することがない。
【0019】なお、一対の半割スライド屋根20は、外
観上、左右対称形状にするのが普通であるが、機能上
は、左右対称とする必要はない。
観上、左右対称形状にするのが普通であるが、機能上
は、左右対称とする必要はない。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、観測室の天井部分全体
を開放することができて観察時の視界を妨げることがな
く、開放時のスライド屋根の退避スペースが小さく、し
かも大型の天体望遠鏡を容易に収納できる移動屋根式天
体観測室を得ることができる。
を開放することができて観察時の視界を妨げることがな
く、開放時のスライド屋根の退避スペースが小さく、し
かも大型の天体望遠鏡を容易に収納できる移動屋根式天
体観測室を得ることができる。
【図1】本発明による移動屋根式天体観測室の実施例を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の半割スライド屋根の開放状態を示す正面
図である。
図である。
【図4】半割スライド屋根の駆動機構の例を示す平面図
である。
である。
【図5】同駆動機構の要部の拡大図である。
【図6】同駆動機構の要部の傾斜ガイドレールと半割ス
ライド屋根の関係を示す斜視図である。
ライド屋根の関係を示す斜視図である。
【図7】基礎上に据え付ける天体望遠鏡の具体例を示す
正面図である。
正面図である。
【図8】半割スライド屋根の雨仕舞の例をスケルトンで
示す断面図である。
示す断面図である。
11 基礎 12 観測室 13 直立壁 14 ドア 15 傾斜ガイドレール 15f フランジ 16 物入 17 引き戸 20 半割スライド屋根 21 縦壁 22 屋根壁 23 24 ローラ 25 チェーン 26 スプロケット 27 連結シャフト 30 ウォームホイル機構 31 ウォームホイル 32 ウォーム 34 減速機付きモータ
Claims (5)
- 【請求項1】 天体望遠鏡を据え付け、天井を開放した
観測室;この観測室の開放天井部分を開閉する、左右に
分割された一対の半割スライド屋根体;この一対の半割
スライド屋根体を、観測室の上部に密接して位置してそ
の開放天井部分を閉じる上部閉塞位置と、観測室の下部
に離間して位置して開放天井部分を開く下部開放位置と
に移動ガイドするガイド手段;及びこのガイド手段に沿
って、一対の半割スライド屋根体をスライド移動させる
スライド屋根駆動装置;を備えたことを特徴とする移動
屋根式天体観測室。 - 【請求項2】 請求項1において、各半割スライド屋根
体は、平面的に見てそれぞれ観測室の外面壁の外側に位
置する一対の縦壁と、この一対の縦壁を接続する屋根壁
とを有し、一対の縦壁がガイド手段にガイドされている
移動屋根式天体観測室。 - 【請求項3】 請求項2において、観測室の側部には、
各半割スライド屋根体が下部開放位置にあるときその屋
根壁によって覆われる位置に、物入が備えられている移
動屋根式天体観測室。 - 【請求項4】 請求項1において、一対の半割スライド
屋根の観測室の中心部における高さは、半割スライド屋
根を上部閉塞位置に位置させたとき、垂直位置にした天
体望遠鏡と干渉することがないように定められている移
動屋根式天体観測室。 - 【請求項5】 請求項1において、一対の半割スライド
屋根の形状は、該半割スライド屋根を上部閉塞位置に位
置させた状態で天体望遠鏡を回動操作したとき、天体望
遠鏡に干渉しない形状とされている移動屋根式天体観測
室。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12503896A JP3495505B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 移動屋根式天体観測室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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| CN103578331A (zh) * | 2013-01-04 | 2014-02-12 | 李家海 | 一种初中物理实验用的可折叠的倾斜角度可调的斜面 |
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1996
- 1996-05-20 JP JP12503896A patent/JP3495505B2/ja not_active Expired - Fee Related
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