JPH09303379A - 開閉素子 - Google Patents
開閉素子Info
- Publication number
- JPH09303379A JPH09303379A JP11632296A JP11632296A JPH09303379A JP H09303379 A JPH09303379 A JP H09303379A JP 11632296 A JP11632296 A JP 11632296A JP 11632296 A JP11632296 A JP 11632296A JP H09303379 A JPH09303379 A JP H09303379A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- tubular body
- buckling prevention
- prevention tubular
- spring buckling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Springs (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来例えば携帯電話における折り畳み部の開閉
を行う開閉素子として捻じりコイルバネが使用されてい
たために、折り畳み部の小型化が困難であるという問題
があった。 【解決手段】超弾性合金からなる直線状のバネ1と、該
バネの外周に配置されたバネ座屈防止用筒状体2とから
なり、前記バネ1とバネ座屈防止用筒状体2とは両端部
3のみで一体化されおり、かつバネ座屈防止用筒状体2
は長手方向中間部に捻じれ許容部4が形成されているも
のである。
を行う開閉素子として捻じりコイルバネが使用されてい
たために、折り畳み部の小型化が困難であるという問題
があった。 【解決手段】超弾性合金からなる直線状のバネ1と、該
バネの外周に配置されたバネ座屈防止用筒状体2とから
なり、前記バネ1とバネ座屈防止用筒状体2とは両端部
3のみで一体化されおり、かつバネ座屈防止用筒状体2
は長手方向中間部に捻じれ許容部4が形成されているも
のである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば本体を折り
畳んで小型化を図った携帯電話の本体折り畳み部やプッ
シュボタンを保護するためのカバーを備えた携帯電話の
カバー開閉部等に使用する開閉素子に関するものであ
る。
畳んで小型化を図った携帯電話の本体折り畳み部やプッ
シュボタンを保護するためのカバーを備えた携帯電話の
カバー開閉部等に使用する開閉素子に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば携帯電話の開発目標の一つに小型
軽量化がある。携帯電話はそれ自体が受話器の機能を有
するため、マイクとスピーカとの位置にある程度の長さ
が必要となる。そこで小型化の手段として、マイクとス
ピーカとの間に折り畳み部を設け、携帯時には折り畳ん
でコンパクト化し、通話時には折り畳み部を開くことに
よってマイクとスピーカとの距離を確保するようにした
携帯電話が開発されている。また、プッシュボタンを保
護するためのカバーにマイクを取り付けて、これを開閉
する構造のものも開発されている。
軽量化がある。携帯電話はそれ自体が受話器の機能を有
するため、マイクとスピーカとの位置にある程度の長さ
が必要となる。そこで小型化の手段として、マイクとス
ピーカとの間に折り畳み部を設け、携帯時には折り畳ん
でコンパクト化し、通話時には折り畳み部を開くことに
よってマイクとスピーカとの距離を確保するようにした
携帯電話が開発されている。また、プッシュボタンを保
護するためのカバーにマイクを取り付けて、これを開閉
する構造のものも開発されている。
【0003】上記のような携帯電話における折り畳み部
やカバーの開閉を行う開閉素子として従来は捻じりコイ
ルバネが使用されていた。
やカバーの開閉を行う開閉素子として従来は捻じりコイ
ルバネが使用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、捻じり
コイルバネを使用して折り畳み部の開閉やカバーの開閉
を行おうとすると、かなり大きな捻じりコイルバネが必
要となり、折り畳み部やカバーの開閉部の小型化が困難
であるという問題があった。
コイルバネを使用して折り畳み部の開閉やカバーの開閉
を行おうとすると、かなり大きな捻じりコイルバネが必
要となり、折り畳み部やカバーの開閉部の小型化が困難
であるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
した開閉素子を提供するもので、その構成は、超弾性合
金からなる直線状のバネと、該バネの外周に配置された
バネ座屈防止用筒状体とからなり、前記バネとバネ座屈
防止用筒状体とは両端部のみで一体化されおり、かつバ
ネ座屈防止用筒状体は長手方向中間部に捻じれ許容部が
形成されていることを特徴とするものである。
した開閉素子を提供するもので、その構成は、超弾性合
金からなる直線状のバネと、該バネの外周に配置された
バネ座屈防止用筒状体とからなり、前記バネとバネ座屈
防止用筒状体とは両端部のみで一体化されおり、かつバ
ネ座屈防止用筒状体は長手方向中間部に捻じれ許容部が
形成されていることを特徴とするものである。
【0006】超弾性合金からなる直線状のバネは、降伏
に伴う応力誘起マルテンサイト変態によって、外力によ
り降伏点を越える過大な歪みを与えても、すべりを生じ
ないので、外力を外すと自動的に元の形状に復帰する。
この時の歪みは8%にもおよび、大きな回転力と広い回
転ストロークを得ることができるので、開閉素子用のバ
ネとして充分使用に耐え得ることができる。また、超弾
性合金からなる直線状のバネの外周にはバネ座屈防止用
筒状体が配置してあるので、直線状のバネが弓状に反っ
て座屈等を起こすことがない。更に、バネとバネ座屈防
止用筒状体とは両端部のみで一体化されおり、かつバネ
座屈防止用筒状体は長手方向中間部に捻じれ許容部が形
成されているので、バネの一端側を回転させるとバネを
簡単に捻じることができる。
に伴う応力誘起マルテンサイト変態によって、外力によ
り降伏点を越える過大な歪みを与えても、すべりを生じ
ないので、外力を外すと自動的に元の形状に復帰する。
この時の歪みは8%にもおよび、大きな回転力と広い回
転ストロークを得ることができるので、開閉素子用のバ
ネとして充分使用に耐え得ることができる。また、超弾
性合金からなる直線状のバネの外周にはバネ座屈防止用
筒状体が配置してあるので、直線状のバネが弓状に反っ
て座屈等を起こすことがない。更に、バネとバネ座屈防
止用筒状体とは両端部のみで一体化されおり、かつバネ
座屈防止用筒状体は長手方向中間部に捻じれ許容部が形
成されているので、バネの一端側を回転させるとバネを
簡単に捻じることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して詳
細に説明する。図1は本発明に係る開閉素子の第1の実
施の形態を示すものであり、1は超弾性合金からなる直
線状のバネ、2はバネ座屈防止用筒状体である。バネ1
は、ニッケル・チタンをベースとする合金で作られてお
り所定の長さを有している。該バネ1の長手方向外周に
はバネ座屈防止用筒状体2が被せてある。バネ座屈防止
用筒状体2は金属管やプラスチック管等で形成されてお
り、バネ1とバネ座屈防止用筒状体2とは両端部3のみ
で一体化されている。このバネ座屈防止用筒状体2は、
長手方向中間部に捻じれ許容部4が形成されている。実
施の形態における捻じれ許容部4は、バネ座屈防止用筒
状体2の一部を切り取って形成してある。このためにバ
ネ座屈防止用筒状体2は2分割された状態となってい
る。5はバネ座屈防止用筒状体2の外周にルーズに被せ
た保護筒である。このような保護筒5を使用すると、バ
ネの座屈をさらに有効に防止することができると共に捻
じれ許容部4の保護を図ることができる。
細に説明する。図1は本発明に係る開閉素子の第1の実
施の形態を示すものであり、1は超弾性合金からなる直
線状のバネ、2はバネ座屈防止用筒状体である。バネ1
は、ニッケル・チタンをベースとする合金で作られてお
り所定の長さを有している。該バネ1の長手方向外周に
はバネ座屈防止用筒状体2が被せてある。バネ座屈防止
用筒状体2は金属管やプラスチック管等で形成されてお
り、バネ1とバネ座屈防止用筒状体2とは両端部3のみ
で一体化されている。このバネ座屈防止用筒状体2は、
長手方向中間部に捻じれ許容部4が形成されている。実
施の形態における捻じれ許容部4は、バネ座屈防止用筒
状体2の一部を切り取って形成してある。このためにバ
ネ座屈防止用筒状体2は2分割された状態となってい
る。5はバネ座屈防止用筒状体2の外周にルーズに被せ
た保護筒である。このような保護筒5を使用すると、バ
ネの座屈をさらに有効に防止することができると共に捻
じれ許容部4の保護を図ることができる。
【0008】上記の如き開閉素子は、一端側を固定し他
端側をバネ1の長手方向を軸として回転させると、超弾
性合金からなる直線状のバネがその長手方向を軸として
捻じられる。この際バネ座屈防止用筒状体2には捻じれ
許容部4が形成されているので、バネ座屈防止用筒状体
2が直線状のバネの捻じれを阻害することがない。バネ
から捻じり力を取り去ると、バネは自動的に元の形状に
復帰する。
端側をバネ1の長手方向を軸として回転させると、超弾
性合金からなる直線状のバネがその長手方向を軸として
捻じられる。この際バネ座屈防止用筒状体2には捻じれ
許容部4が形成されているので、バネ座屈防止用筒状体
2が直線状のバネの捻じれを阻害することがない。バネ
から捻じり力を取り去ると、バネは自動的に元の形状に
復帰する。
【0009】なお上記の実施の形態においては、保護筒
5を設けた場合について説明したが、この保護筒5は特
に設けなくても差し支えない。
5を設けた場合について説明したが、この保護筒5は特
に設けなくても差し支えない。
【0010】図2は 本発明の他の実施の形態を示すも
ので、前記の実施の形態と異なる点は、バネ座屈防止用
筒状体2の外周に被せる保護筒5として、熱収縮性チュ
ーブを使用した点である。この熱収縮性チューブは、バ
ネ座屈防止用筒状体2の外周に軽く密着させて取付けて
ある。
ので、前記の実施の形態と異なる点は、バネ座屈防止用
筒状体2の外周に被せる保護筒5として、熱収縮性チュ
ーブを使用した点である。この熱収縮性チューブは、バ
ネ座屈防止用筒状体2の外周に軽く密着させて取付けて
ある。
【0011】このような構成にすると、捻じられた超弾
性合金からなる直線状のバネが元の形状に復帰する際、
バネ座屈防止用筒状体2と熱収縮性チューブとの間に適
度な摩擦力が発生するので、バネが元の形状に復帰する
際の回転速度を減速させることができるという効果があ
る。
性合金からなる直線状のバネが元の形状に復帰する際、
バネ座屈防止用筒状体2と熱収縮性チューブとの間に適
度な摩擦力が発生するので、バネが元の形状に復帰する
際の回転速度を減速させることができるという効果があ
る。
【0012】なお熱収縮性チューブに代えてゴムチュー
ブを使用しても同様な効果を得ることができる。
ブを使用しても同様な効果を得ることができる。
【0013】図3は本発明の他の実施の形態を示すもの
で、前記の実施の形態と異なる点は、バネ座屈防止用筒
状体2の長手方向2か所に捻じれ許容部(図示せず)を
設けてバネ座屈防止用筒状体2を3分割した点および2
か所の捻じれ許容部4に、可撓性保護カバー6を取付け
た点である
で、前記の実施の形態と異なる点は、バネ座屈防止用筒
状体2の長手方向2か所に捻じれ許容部(図示せず)を
設けてバネ座屈防止用筒状体2を3分割した点および2
か所の捻じれ許容部4に、可撓性保護カバー6を取付け
た点である
【0014】図4は本発明の更に他の実施の形態を示す
もので、図3に示した実施の形態と異なる点は、バネ座
屈防止用筒状体2の長手方向2か所に設けた捻じれ許容
部4にコイル状連結体7と摩擦発生体8とを取付けた点
である。コイル状連結体7は圧縮状態で配置されており
このために反発力を生じている。このコイル状連結体7
の両端には摩擦発生体8が配置されている。摩擦発生体
8は、2個の円板体を面接触させた状態で配置したもの
で、一方側8Aがコイル状連結体7に固定されており、
他方側8Bがバネ座屈防止用筒状体2に固定されてい
る。
もので、図3に示した実施の形態と異なる点は、バネ座
屈防止用筒状体2の長手方向2か所に設けた捻じれ許容
部4にコイル状連結体7と摩擦発生体8とを取付けた点
である。コイル状連結体7は圧縮状態で配置されており
このために反発力を生じている。このコイル状連結体7
の両端には摩擦発生体8が配置されている。摩擦発生体
8は、2個の円板体を面接触させた状態で配置したもの
で、一方側8Aがコイル状連結体7に固定されており、
他方側8Bがバネ座屈防止用筒状体2に固定されてい
る。
【0015】このように、コイル状連結体7および摩擦
発生体8を使用することにより、捻じられた超弾性合金
からなる直線状のバネが元の形状に復帰する際、摩擦発
生体8に摩擦力が発生するので、バネが元の形状に復帰
する際の回転速度を減速させることができるという効果
がある。
発生体8を使用することにより、捻じられた超弾性合金
からなる直線状のバネが元の形状に復帰する際、摩擦発
生体8に摩擦力が発生するので、バネが元の形状に復帰
する際の回転速度を減速させることができるという効果
がある。
【0016】
(実施例1)直径0.6mmの超弾性合金を500°C
の温度で直線形状に記憶熱処理を施した後、長さ50m
mに切断して、超弾性合金からなる直線状のバネを1本
制作した。また、外径1.5mm、内径0.7mm、長
さ50mmのsus304からなるバネ座屈防止用筒状
体を作成した。このバネ座屈防止用筒状体の中央部を二
分割して、該中央部に捻じれ許容部を形成した。次に、
バネ座屈防止用筒状体の内部に直線状のバネを挿入し、
バネ座屈防止用筒状体の両端部5mmを厚さ1mmにプ
レスで圧縮して、バネとバネ座屈防止用筒状体の両端と
を一体化した。上記構成の開閉素子を、図5に示した携
帯電話のダミーモデル10の折り畳み部11に取付け
た。11A側が固定側、11B側が回動側である。この
ダミーモデル10の蓋12は140°の角度開いた状態
となっている。このダミーモデル10の蓋12を手で閉
めてから、手を放したところ、セットした状態の140
°の角度まで自動的に瞬時に開いた。この開閉動作を1
万回行ったところ、開閉角度は140°を保っており、
特性の劣化は認められなかった。
の温度で直線形状に記憶熱処理を施した後、長さ50m
mに切断して、超弾性合金からなる直線状のバネを1本
制作した。また、外径1.5mm、内径0.7mm、長
さ50mmのsus304からなるバネ座屈防止用筒状
体を作成した。このバネ座屈防止用筒状体の中央部を二
分割して、該中央部に捻じれ許容部を形成した。次に、
バネ座屈防止用筒状体の内部に直線状のバネを挿入し、
バネ座屈防止用筒状体の両端部5mmを厚さ1mmにプ
レスで圧縮して、バネとバネ座屈防止用筒状体の両端と
を一体化した。上記構成の開閉素子を、図5に示した携
帯電話のダミーモデル10の折り畳み部11に取付け
た。11A側が固定側、11B側が回動側である。この
ダミーモデル10の蓋12は140°の角度開いた状態
となっている。このダミーモデル10の蓋12を手で閉
めてから、手を放したところ、セットした状態の140
°の角度まで自動的に瞬時に開いた。この開閉動作を1
万回行ったところ、開閉角度は140°を保っており、
特性の劣化は認められなかった。
【0017】(実施例2)直径0.3mmの超弾性合金
を500°Cの温度で直線形状に記憶熱処理を施した
後、長さ30mmに切断して、超弾性合金からなる直線
状のバネを3本制作した。また、上記超弾性合金と同組
成からなる、外径2.0mm、内径1.5mm、長さ3
0mmで両端5mmにロレット加工を施したバネ座屈防
止用筒状体を作成した。このバネ座屈防止用筒状体の中
央部を二分割して、該中央部に捻じれ許容部を形成し
た。次に、バネ座屈防止用筒状体の内部に直線状の3本
のバネを挿入し、バネ座屈防止用筒状体の両端部5mm
をレーザ溶接により溶解して3本のバネとバネ座屈防止
用筒状体の両端とを一体化した。更にバネ座屈防止用筒
状体の外周に捻じれ許容部を覆って、内径1.8mm、
厚さ0.3mm、長さ20mmのシリコンゴムチューブ
を取付けた。上記構成の開閉素子を、図6に示した二つ
折り型の携帯電話のダミーモデル15の折り畳み部16
に取付けた。16A側が固定側、16B側が回動側であ
る。このダミーモデル15の蓋17は180°角度が開
いた状態となっている。このダミーモデル15の蓋17
を閉じてから、手を放したところ、ゆっくりとした速度
で滑らかに180°の角度まで開いた。
を500°Cの温度で直線形状に記憶熱処理を施した
後、長さ30mmに切断して、超弾性合金からなる直線
状のバネを3本制作した。また、上記超弾性合金と同組
成からなる、外径2.0mm、内径1.5mm、長さ3
0mmで両端5mmにロレット加工を施したバネ座屈防
止用筒状体を作成した。このバネ座屈防止用筒状体の中
央部を二分割して、該中央部に捻じれ許容部を形成し
た。次に、バネ座屈防止用筒状体の内部に直線状の3本
のバネを挿入し、バネ座屈防止用筒状体の両端部5mm
をレーザ溶接により溶解して3本のバネとバネ座屈防止
用筒状体の両端とを一体化した。更にバネ座屈防止用筒
状体の外周に捻じれ許容部を覆って、内径1.8mm、
厚さ0.3mm、長さ20mmのシリコンゴムチューブ
を取付けた。上記構成の開閉素子を、図6に示した二つ
折り型の携帯電話のダミーモデル15の折り畳み部16
に取付けた。16A側が固定側、16B側が回動側であ
る。このダミーモデル15の蓋17は180°角度が開
いた状態となっている。このダミーモデル15の蓋17
を閉じてから、手を放したところ、ゆっくりとした速度
で滑らかに180°の角度まで開いた。
【0018】(実施例3)直径0.6mmの超弾性合金
を500°Cの温度で直線形状に記憶熱処理を施した
後、長さ50mmに切断して、超弾性合金からなる直線
状のバネを1本制作した。また、外径2.5mm、内径
0.7mm、長さ36mmのsus304からなるバネ
座屈防止用筒状体を作成した。このバネ座屈防止用筒状
体は3等分に分割して、2か所に捻じれ許容部を形成し
た。2か所の捻じれ許容部の位置には、外径2.5mm
のコイル状連結体を圧縮状態で配置すると共に該コイル
状連結体の両端に外径2.5mmの摩擦発生体を配置し
た。摩擦発生体は、2個の円板体を面接触させた状態で
配置したもので、一方側がコイル状連結体に固定されて
おり、他方側がバネ座屈防止用筒状体に固定されてい
る。次に、バネ座屈防止用筒状体の内部に直線状のバネ
を挿入し、バネ座屈防止用筒状体(中間にコイル状連結
体および摩擦発生体を含む)を50mmに圧縮した状態
で両端部5mmを厚さ2mmにプレスで圧縮して、バネ
とバネ座屈防止用筒状体の両端とを一体化した。上記構
成の開閉素子を、図5に示した携帯電話のダミーモデル
10の折り畳み部11に取付けた。11A側が固定側、
11B側が回動側である。このダミーモデル10の蓋1
2は140°の角度開いた状態となっている。このダミ
ーモデル10の蓋12を手で閉めてから、手を放したと
ころ、セットした状態の140°の角度まで自動的にゆ
っくりとした速度で開いた。
を500°Cの温度で直線形状に記憶熱処理を施した
後、長さ50mmに切断して、超弾性合金からなる直線
状のバネを1本制作した。また、外径2.5mm、内径
0.7mm、長さ36mmのsus304からなるバネ
座屈防止用筒状体を作成した。このバネ座屈防止用筒状
体は3等分に分割して、2か所に捻じれ許容部を形成し
た。2か所の捻じれ許容部の位置には、外径2.5mm
のコイル状連結体を圧縮状態で配置すると共に該コイル
状連結体の両端に外径2.5mmの摩擦発生体を配置し
た。摩擦発生体は、2個の円板体を面接触させた状態で
配置したもので、一方側がコイル状連結体に固定されて
おり、他方側がバネ座屈防止用筒状体に固定されてい
る。次に、バネ座屈防止用筒状体の内部に直線状のバネ
を挿入し、バネ座屈防止用筒状体(中間にコイル状連結
体および摩擦発生体を含む)を50mmに圧縮した状態
で両端部5mmを厚さ2mmにプレスで圧縮して、バネ
とバネ座屈防止用筒状体の両端とを一体化した。上記構
成の開閉素子を、図5に示した携帯電話のダミーモデル
10の折り畳み部11に取付けた。11A側が固定側、
11B側が回動側である。このダミーモデル10の蓋1
2は140°の角度開いた状態となっている。このダミ
ーモデル10の蓋12を手で閉めてから、手を放したと
ころ、セットした状態の140°の角度まで自動的にゆ
っくりとした速度で開いた。
【0019】なお、上記各実施の形態においては本発明
を携帯電話の折り畳み部に使用した場合を示したが、本
発明は携帯電話のみでなく開閉動作を繰り返す開閉箇所
に幅広く使用できるものである。また、バネ座屈防止用
筒状体は断面円筒型ではなく、断面C字型等であっても
よい。さらに、捻じられた超弾性合金からなる直線状の
バネが元の形状に復帰する際の回転速度を減速させる手
段としては任意の手段が使用できるものであり、前記各
実施の形態に限定されるものでないことは勿論である。
を携帯電話の折り畳み部に使用した場合を示したが、本
発明は携帯電話のみでなく開閉動作を繰り返す開閉箇所
に幅広く使用できるものである。また、バネ座屈防止用
筒状体は断面円筒型ではなく、断面C字型等であっても
よい。さらに、捻じられた超弾性合金からなる直線状の
バネが元の形状に復帰する際の回転速度を減速させる手
段としては任意の手段が使用できるものであり、前記各
実施の形態に限定されるものでないことは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る開閉素子
は、超弾性合金からなる直線状のバネと、該バネの外周
に配置されたバネ座屈防止用筒状体とからなり、前記バ
ネとバネ座屈防止用筒状体とは両端部のみで一体化され
おり、かつバネ座屈防止用筒状体は長手方向中間部に捻
じれ許容部が形成されているものであるために、小型化
することができると共に繰り返し使用にも充分耐えるこ
とができる。
は、超弾性合金からなる直線状のバネと、該バネの外周
に配置されたバネ座屈防止用筒状体とからなり、前記バ
ネとバネ座屈防止用筒状体とは両端部のみで一体化され
おり、かつバネ座屈防止用筒状体は長手方向中間部に捻
じれ許容部が形成されているものであるために、小型化
することができると共に繰り返し使用にも充分耐えるこ
とができる。
【図1】本発明の一実施の形態を示す一部切開正面図。
【図2】本発明の他の実施の形態を示す正面図。
【図3】本発明の更に他の実施の形態を示す正面図。
【図4】本発明の更に他の実施の形態を示す斜視図。
【図5】携帯電話のダミーモデルの斜視図。
【図6】携帯電話の他のダミーモデルの斜視図。
1 超弾性合金からなる直線状のバネ 2 バネ座屈防止用筒状体 3 両端部 4 捻じれ許容部 5 保護筒 6 可撓性保護カバー 7 コイル状連結体 8 摩擦発生体
Claims (1)
- 【請求項1】 超弾性合金からなる直線状のバネと、該
バネの外周に配置されたバネ座屈防止用筒状体とからな
り、前記バネとバネ座屈防止用筒状体とは両端部のみで
一体化されおり、かつバネ座屈防止用筒状体は長手方向
中間部に捻じれ許容部が形成されていることを特徴とす
る開閉素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11632296A JPH09303379A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 開閉素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11632296A JPH09303379A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 開閉素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09303379A true JPH09303379A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14684118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11632296A Pending JPH09303379A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 開閉素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09303379A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006051618A1 (ja) * | 2004-11-12 | 2006-05-18 | Furukawa-Sky Aluminum Corp. | 可動機構 |
| US8096120B2 (en) | 2003-05-14 | 2012-01-17 | Furukawa-Sky Aluminum Corp. | Movable mechanism |
| JP2013227074A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-11-07 | Daio Paper Corp | 家庭用薄葉紙収納容器 |
-
1996
- 1996-05-10 JP JP11632296A patent/JPH09303379A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8096120B2 (en) | 2003-05-14 | 2012-01-17 | Furukawa-Sky Aluminum Corp. | Movable mechanism |
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| JPWO2006051618A1 (ja) * | 2004-11-12 | 2008-05-29 | 古河スカイ株式会社 | 可動機構 |
| JP4711968B2 (ja) * | 2004-11-12 | 2011-06-29 | 古河スカイ株式会社 | 可動機構 |
| JP2013227074A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-11-07 | Daio Paper Corp | 家庭用薄葉紙収納容器 |
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