JPH09303433A - 電気自動車の液圧ブレーキ装置 - Google Patents
電気自動車の液圧ブレーキ装置Info
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- JPH09303433A JPH09303433A JP12317696A JP12317696A JPH09303433A JP H09303433 A JPH09303433 A JP H09303433A JP 12317696 A JP12317696 A JP 12317696A JP 12317696 A JP12317696 A JP 12317696A JP H09303433 A JPH09303433 A JP H09303433A
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- hydraulic
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 減圧量が可変の小型で安価な減圧手段を得
る。 【解決手段】 リリーフ弁26の減圧量を可変とするた
めにリリーフ弁26のスプリング28は弁体27と制御
ピストン31との間に設置されている。制御ピストン3
1は制御液圧室32と車輪ブレーキ17,18との間の
差圧によりスプリング28を介して弁体27を閉じる方
向へ押す。制御ピストン31の差圧作用面積は弁体27
の差圧作用面積より少し大きく設定されている。制御液
圧室32にマスタシリンダ22から制御液圧を導入する
ための制御液圧導入路33とこの制御液圧導入路33を
開閉する常開の制御液圧増圧用開閉電磁弁34が設置さ
れている。
る。 【解決手段】 リリーフ弁26の減圧量を可変とするた
めにリリーフ弁26のスプリング28は弁体27と制御
ピストン31との間に設置されている。制御ピストン3
1は制御液圧室32と車輪ブレーキ17,18との間の
差圧によりスプリング28を介して弁体27を閉じる方
向へ押す。制御ピストン31の差圧作用面積は弁体27
の差圧作用面積より少し大きく設定されている。制御液
圧室32にマスタシリンダ22から制御液圧を導入する
ための制御液圧導入路33とこの制御液圧導入路33を
開閉する常開の制御液圧増圧用開閉電磁弁34が設置さ
れている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、回生ブレ
ーキ装置を備えた電気自動車の液圧ブレーキ装置に関す
るものであり、特に、車両ブレーキ時の回生効率を高め
るためにブレーキ操作力に対応した液圧を発生する液圧
発生手段とこの液圧発生手段から液圧を付与されて作動
する車輪ブレーキとの間の液圧伝達路に減圧手段を設置
した電気自動車の液圧ブレーキ装置に関するものであ
る。
ーキ装置を備えた電気自動車の液圧ブレーキ装置に関す
るものであり、特に、車両ブレーキ時の回生効率を高め
るためにブレーキ操作力に対応した液圧を発生する液圧
発生手段とこの液圧発生手段から液圧を付与されて作動
する車輪ブレーキとの間の液圧伝達路に減圧手段を設置
した電気自動車の液圧ブレーキ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の電気自動車用液圧ブレーキ装置
は公知であり、例えば特開平5−161211号公報、
特開平5−176406号公報に記載されている。
は公知であり、例えば特開平5−161211号公報、
特開平5−176406号公報に記載されている。
【0003】特開平5−161211号公報記載の液圧
ブレーキ装置においては、ブレーキペダルにより作動さ
れるマスタシリンダと車輪ブレーキとの間の液圧伝達路
に、開閉電磁弁とリリーフ弁が互いに並列の関係に設置
される。このリリーフ弁は、入口と出口との間の差圧に
より開かれスプリングの力で閉じられる弁体を備えてい
る。そして、リリーフ弁のスプリングの力を調整するリ
ニアソレノイドが設置されている。車両ブレーキ時、開
閉電磁弁が閉位置に作動され、マスタシリンダから車輪
ブレーキに付与される液圧がリリーフ弁によりスプリン
グの力に対応した量だけ減圧される。スプリングの力が
リニアソレノイドにより変えられることでリリーフ弁に
よる減圧量が変えられる。
ブレーキ装置においては、ブレーキペダルにより作動さ
れるマスタシリンダと車輪ブレーキとの間の液圧伝達路
に、開閉電磁弁とリリーフ弁が互いに並列の関係に設置
される。このリリーフ弁は、入口と出口との間の差圧に
より開かれスプリングの力で閉じられる弁体を備えてい
る。そして、リリーフ弁のスプリングの力を調整するリ
ニアソレノイドが設置されている。車両ブレーキ時、開
閉電磁弁が閉位置に作動され、マスタシリンダから車輪
ブレーキに付与される液圧がリリーフ弁によりスプリン
グの力に対応した量だけ減圧される。スプリングの力が
リニアソレノイドにより変えられることでリリーフ弁に
よる減圧量が変えられる。
【0004】特開平5−176406号公報記載の液圧
ブレーキ装置においては、ブレーキペダルにより作動さ
れるマスタシリンダと車輪ブレーキとの間の液圧路に、
開閉電磁弁とリリーフ弁が互いに並列の関係に設置され
る。このリリーフ弁は、入口と出口との間の差圧により
開かれスプリングの力で閉じられる弁体を備えており、
スプリングの力が固定されている。車両ブレーキ時、電
磁開閉弁が閉位置に作動され、マスタシリンダから車輪
ブレーキに付与される液圧がスプリングの力に対応した
一定量だけ減圧される。
ブレーキ装置においては、ブレーキペダルにより作動さ
れるマスタシリンダと車輪ブレーキとの間の液圧路に、
開閉電磁弁とリリーフ弁が互いに並列の関係に設置され
る。このリリーフ弁は、入口と出口との間の差圧により
開かれスプリングの力で閉じられる弁体を備えており、
スプリングの力が固定されている。車両ブレーキ時、電
磁開閉弁が閉位置に作動され、マスタシリンダから車輪
ブレーキに付与される液圧がスプリングの力に対応した
一定量だけ減圧される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−17640
6号公報記載の液圧ブレーキ装置においては、構造が簡
単であるため小型であり安価であるが、リリーフ弁によ
る減圧量が固定であるため回生効率を高い値に維持しつ
つ必要な車両ブレーキ力を得ることができない。また、
特開平5−161211号公報記載の液圧ブレーキ装置
においては、リリーフ弁による減圧量が可変であるため
回生効率を高い値に維持しつつ必要な車両ブレーキ力を
得ることができるが、リリーフ弁のスプリングの力を変
えるためのリニアソレノイドとその電流をリニア制御す
る電気回路を必要とするため大型であり高価である。
6号公報記載の液圧ブレーキ装置においては、構造が簡
単であるため小型であり安価であるが、リリーフ弁によ
る減圧量が固定であるため回生効率を高い値に維持しつ
つ必要な車両ブレーキ力を得ることができない。また、
特開平5−161211号公報記載の液圧ブレーキ装置
においては、リリーフ弁による減圧量が可変であるため
回生効率を高い値に維持しつつ必要な車両ブレーキ力を
得ることができるが、リリーフ弁のスプリングの力を変
えるためのリニアソレノイドとその電流をリニア制御す
る電気回路を必要とするため大型であり高価である。
【0006】回生ブレーキ装置を備えた電気自動車の液
圧ブレーキ装置では、マスタシリンダ等の液圧発生手段
から車輪ブレーキに付与される液圧の減圧量が可変であ
り且つ小型で安価な減圧手段が望まれる。
圧ブレーキ装置では、マスタシリンダ等の液圧発生手段
から車輪ブレーキに付与される液圧の減圧量が可変であ
り且つ小型で安価な減圧手段が望まれる。
【0007】この出願の発明は、液圧発生手段から車輪
ブレーキに付与される液圧の減圧量が可変であり且つ小
型で安価な減圧手段を備えた電気自動車の液圧ブレーキ
装置を提供することを目的とする。
ブレーキに付与される液圧の減圧量が可変であり且つ小
型で安価な減圧手段を備えた電気自動車の液圧ブレーキ
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この出願の発明に係る電
気自動車の液圧ブレーキ装置は、請求項1に記載したよ
うに、回生ブレーキ装置を備えた電気自動車の液圧ブレ
ーキ装置であって、ブレーキ操作力に対応した液圧を発
生する液圧発生手段と、液圧により作動する車輪ブレー
キと、前記液圧発生手段が発生した液圧を前記車輪ブレ
ーキに伝達する液圧伝達路と、前記液圧発生手段から前
記液圧伝達路を介して前記車輪ブレーキに伝達される液
圧を減圧するために前記液圧伝達路に設置されており、
前記液圧発生手段と前記車輪ブレーキとの間の差圧によ
り開かれスプリングの力により閉じられる弁体を有した
リリーフ弁と、ブレーキ操作の解除時に前記車輪ブレー
キの液圧を低下させるために前記液圧伝達路に前記リリ
ーフ弁と並列に接続されたブレーキ解除用弁手段とを有
した液圧ブレーキ装置において、前記車輪ブレーキと制
御液圧室との間の差圧により前記スプリングを介して前
記弁体を閉じる方向へ押すための制御ピストンが設置さ
れており、この制御ピストンに前記車輪ブレーキと前記
制御液圧室との間の差圧が作用する面積は前記弁体に前
記液圧発生手段と前記車輪ブレーキとの間の差圧が作用
する面積より大きく設定されており、前記液圧発生手段
の液圧を前記制御室に導入するための制御液圧導入路と
この制御液圧導入路を開閉する制御液圧増圧用開閉電磁
弁が設置されているものである。
気自動車の液圧ブレーキ装置は、請求項1に記載したよ
うに、回生ブレーキ装置を備えた電気自動車の液圧ブレ
ーキ装置であって、ブレーキ操作力に対応した液圧を発
生する液圧発生手段と、液圧により作動する車輪ブレー
キと、前記液圧発生手段が発生した液圧を前記車輪ブレ
ーキに伝達する液圧伝達路と、前記液圧発生手段から前
記液圧伝達路を介して前記車輪ブレーキに伝達される液
圧を減圧するために前記液圧伝達路に設置されており、
前記液圧発生手段と前記車輪ブレーキとの間の差圧によ
り開かれスプリングの力により閉じられる弁体を有した
リリーフ弁と、ブレーキ操作の解除時に前記車輪ブレー
キの液圧を低下させるために前記液圧伝達路に前記リリ
ーフ弁と並列に接続されたブレーキ解除用弁手段とを有
した液圧ブレーキ装置において、前記車輪ブレーキと制
御液圧室との間の差圧により前記スプリングを介して前
記弁体を閉じる方向へ押すための制御ピストンが設置さ
れており、この制御ピストンに前記車輪ブレーキと前記
制御液圧室との間の差圧が作用する面積は前記弁体に前
記液圧発生手段と前記車輪ブレーキとの間の差圧が作用
する面積より大きく設定されており、前記液圧発生手段
の液圧を前記制御室に導入するための制御液圧導入路と
この制御液圧導入路を開閉する制御液圧増圧用開閉電磁
弁が設置されているものである。
【0009】このような構造においては、ブレーキ操作
が行われていない時には液圧発生手段から車輪ブレーキ
への液圧伝達路がリリーフ弁により閉じられている。ブ
レーキ操作が行われると、液圧発生手段がブレーキ操作
力に対応した液圧を発生する。制御液圧増圧用開閉電磁
弁は車両ブレーキ開始時には開位置にされるので、液圧
発生手段の液圧が制御液圧室に導入され、液圧発生手段
と車輪ブレーキとの間の差圧がリリーフ弁の弁体と制御
ピストンに作用する。差圧により弁体に働く力と差圧に
より制御ピストンに働く力とはスプリングを介して互い
に対抗するものであり、制御ピストンの差圧作用面積の
方が弁体の差圧作用面積より大きいので、制御液圧増圧
用開閉電磁弁が開位置に位置する限りリリーフ弁が液圧
伝達路を閉じ続け、液圧発生手段と車輪ブレーキとの間
の差圧が液圧発生手段の液圧の上昇につれて増大し、そ
の間スプリングの力が増加する。制御液圧増圧用開閉電
磁弁が開位置から閉位置に作動されると、制御ピストン
に作用する差圧の増大が止まりスプリングの力の増大が
止まるので、液圧発生手段の液圧の上昇により差圧が増
大して差圧により弁体に働く力がスプリングの力を上回
った時にリリーフ弁が開き液圧発生手段から車輪ブレー
キへ液圧が付与される。液圧発生手段の液圧はリリーフ
弁のスプリングの力により決まる液圧値だけ減圧されて
車輪ブレーキへ付与されるものであり、リリーフ弁のス
プリングの力は制御液圧室に導入された制御液圧により
決まる。液圧発生手段の液圧が低い段階で制御液圧増圧
用開閉電磁弁を閉位置に作動させれば制御液圧室の制御
液圧が低い値となり、リリーフ弁の減圧量は小さいもの
となる。また、液圧発生手段の液圧が高い段階で制御液
圧増圧用開閉電磁弁を閉位置に作動させれば制御液圧室
の制御液圧が高い値となり、リリーフ弁の減圧量は大き
いものとなる。
が行われていない時には液圧発生手段から車輪ブレーキ
への液圧伝達路がリリーフ弁により閉じられている。ブ
レーキ操作が行われると、液圧発生手段がブレーキ操作
力に対応した液圧を発生する。制御液圧増圧用開閉電磁
弁は車両ブレーキ開始時には開位置にされるので、液圧
発生手段の液圧が制御液圧室に導入され、液圧発生手段
と車輪ブレーキとの間の差圧がリリーフ弁の弁体と制御
ピストンに作用する。差圧により弁体に働く力と差圧に
より制御ピストンに働く力とはスプリングを介して互い
に対抗するものであり、制御ピストンの差圧作用面積の
方が弁体の差圧作用面積より大きいので、制御液圧増圧
用開閉電磁弁が開位置に位置する限りリリーフ弁が液圧
伝達路を閉じ続け、液圧発生手段と車輪ブレーキとの間
の差圧が液圧発生手段の液圧の上昇につれて増大し、そ
の間スプリングの力が増加する。制御液圧増圧用開閉電
磁弁が開位置から閉位置に作動されると、制御ピストン
に作用する差圧の増大が止まりスプリングの力の増大が
止まるので、液圧発生手段の液圧の上昇により差圧が増
大して差圧により弁体に働く力がスプリングの力を上回
った時にリリーフ弁が開き液圧発生手段から車輪ブレー
キへ液圧が付与される。液圧発生手段の液圧はリリーフ
弁のスプリングの力により決まる液圧値だけ減圧されて
車輪ブレーキへ付与されるものであり、リリーフ弁のス
プリングの力は制御液圧室に導入された制御液圧により
決まる。液圧発生手段の液圧が低い段階で制御液圧増圧
用開閉電磁弁を閉位置に作動させれば制御液圧室の制御
液圧が低い値となり、リリーフ弁の減圧量は小さいもの
となる。また、液圧発生手段の液圧が高い段階で制御液
圧増圧用開閉電磁弁を閉位置に作動させれば制御液圧室
の制御液圧が高い値となり、リリーフ弁の減圧量は大き
いものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この出願に係る発明の実施
形態について図を参照して説明する。
形態について図を参照して説明する。
【0011】図1および図2は第1の実施形態を示すも
のである。図1において、11は走行用電動機であり、
変速機12を介して前左車輪13および前右車輪14と
連結されている。15は後左車輪であり、16は後右車
輪である。17は車輪13用の車輪ブレーキ、18は車
輪14用の車輪ブレーキ、19は車輪15用の車輪ブレ
ーキ、20は車輪16用の車輪ブレーキである。
のである。図1において、11は走行用電動機であり、
変速機12を介して前左車輪13および前右車輪14と
連結されている。15は後左車輪であり、16は後右車
輪である。17は車輪13用の車輪ブレーキ、18は車
輪14用の車輪ブレーキ、19は車輪15用の車輪ブレ
ーキ、20は車輪16用の車輪ブレーキである。
【0012】ブレーキペダル21はマスタシリンダ22
と連結されており、マスタシリンダ(タンデムマスタシ
リンダ)22はブレーキペダル21に加えられたブレー
キ操作力に対応した液圧を発生する。マスタシリンダ2
2の液圧は液圧伝達路23により車輪ブレーキ17およ
び18に伝達されるとともに液圧伝達路24により車輪
ブレーキ19および20に伝達される。液圧伝達路24
には前後ブレーキ力配分を理想配分に近似させるための
周知の比例減圧弁25が設置されている。
と連結されており、マスタシリンダ(タンデムマスタシ
リンダ)22はブレーキペダル21に加えられたブレー
キ操作力に対応した液圧を発生する。マスタシリンダ2
2の液圧は液圧伝達路23により車輪ブレーキ17およ
び18に伝達されるとともに液圧伝達路24により車輪
ブレーキ19および20に伝達される。液圧伝達路24
には前後ブレーキ力配分を理想配分に近似させるための
周知の比例減圧弁25が設置されている。
【0013】液圧伝達路23には、マスタシリンダ22
から車輪ブレーキ17および18に付与される液圧を減
圧するためのリリーフ弁26が設置されている。このリ
リーフ弁26の弁体27は、スプリング28の力により
閉じられ、マスタシリンダ22と車輪ブレーキ17,1
8との間の差圧により開かれる。ブレーキ操作の解除時
に車輪ブレーキ17,18の液圧を低下させるために液
圧伝達路23にブレーキ解除用逆止弁29がリリーフ弁
26と並列に接続されている。また、ブレーキ操作時に
おいてマスタシリンダ22と車輪ブレーキ17,18と
の間の差圧を解消させるために液圧伝達路23に常開の
差圧解消用開閉電磁弁30がリリーフ弁26と並列に接
続されている。
から車輪ブレーキ17および18に付与される液圧を減
圧するためのリリーフ弁26が設置されている。このリ
リーフ弁26の弁体27は、スプリング28の力により
閉じられ、マスタシリンダ22と車輪ブレーキ17,1
8との間の差圧により開かれる。ブレーキ操作の解除時
に車輪ブレーキ17,18の液圧を低下させるために液
圧伝達路23にブレーキ解除用逆止弁29がリリーフ弁
26と並列に接続されている。また、ブレーキ操作時に
おいてマスタシリンダ22と車輪ブレーキ17,18と
の間の差圧を解消させるために液圧伝達路23に常開の
差圧解消用開閉電磁弁30がリリーフ弁26と並列に接
続されている。
【0014】リリーフ弁26の減圧量を可変とするため
にリリーフ弁26のスプリング28は弁体27と制御ピ
ストン31との間に設置されている。制御ピストン31
は制御液圧室32と車輪ブレーキ17,18との間の差
圧によりスプリング28を介して弁体27を閉じる方向
へ押す。制御ピストン31の差圧作用面積は弁体27の
差圧作用面積より少し大きく設定されている。制御液圧
室32にマスタシリンダ22から制御液圧を導入するた
めの制御液圧導入路33とこの制御液圧導入路33を開
閉する常開の制御液圧増圧用開閉電磁弁34が設置され
ている。電磁弁30を閉位置にするとともに電磁弁34
を開位置にした状態においては、マスタシリンダ22と
車輪ブレーキ17,18との間の差圧が弁体27と制御
ピストン31に作用することと制御ピストン31の差圧
作用面積は弁体27の差圧作用面積より少し大きく設定
されていることとにより、制御ピストン31がマスタシ
リンダ22と車輪ブレーキ17,18との間の差圧の増
加に応じて弁体27の方向へ摺動してスプリング28の
力を増加し、弁体27は開かない。電磁弁34が閉位置
に作動されると、制御液圧室32の制御液圧の増加が止
まり、スプリング28の力の増加が止まるので、マスタ
シリンダ22と車輪ブレーキ17,18との間の差圧の
増加により弁体27が開く。制御ピストン31の弁体2
7方向への摺動量は量Sに限定されており、従ってスプ
リング28の力の最大値も限定されている。電磁弁34
には、電磁弁34が閉位置にされている状態の下で制御
液圧室32からマスタシリンダ22への流れのみを許容
する逆止弁34aが組み込まれている。
にリリーフ弁26のスプリング28は弁体27と制御ピ
ストン31との間に設置されている。制御ピストン31
は制御液圧室32と車輪ブレーキ17,18との間の差
圧によりスプリング28を介して弁体27を閉じる方向
へ押す。制御ピストン31の差圧作用面積は弁体27の
差圧作用面積より少し大きく設定されている。制御液圧
室32にマスタシリンダ22から制御液圧を導入するた
めの制御液圧導入路33とこの制御液圧導入路33を開
閉する常開の制御液圧増圧用開閉電磁弁34が設置され
ている。電磁弁30を閉位置にするとともに電磁弁34
を開位置にした状態においては、マスタシリンダ22と
車輪ブレーキ17,18との間の差圧が弁体27と制御
ピストン31に作用することと制御ピストン31の差圧
作用面積は弁体27の差圧作用面積より少し大きく設定
されていることとにより、制御ピストン31がマスタシ
リンダ22と車輪ブレーキ17,18との間の差圧の増
加に応じて弁体27の方向へ摺動してスプリング28の
力を増加し、弁体27は開かない。電磁弁34が閉位置
に作動されると、制御液圧室32の制御液圧の増加が止
まり、スプリング28の力の増加が止まるので、マスタ
シリンダ22と車輪ブレーキ17,18との間の差圧の
増加により弁体27が開く。制御ピストン31の弁体2
7方向への摺動量は量Sに限定されており、従ってスプ
リング28の力の最大値も限定されている。電磁弁34
には、電磁弁34が閉位置にされている状態の下で制御
液圧室32からマスタシリンダ22への流れのみを許容
する逆止弁34aが組み込まれている。
【0015】液圧伝達路23には、マスタシリンダ22
の液圧を検出する圧力センサ35と、車輪ブレーキ1
7,18の液圧を検出する圧力センサ36が接続されて
いる。また走行用電動機11の回転数を検出する回転数
センサ37が設置されている。圧力センサ35,36の
出力、回転数センサ37の出力はコントローラ38に入
力される。コントローラ38は電磁弁30、電磁弁3
4、電動機11、変速機12およびバッテリー39と接
続されている。
の液圧を検出する圧力センサ35と、車輪ブレーキ1
7,18の液圧を検出する圧力センサ36が接続されて
いる。また走行用電動機11の回転数を検出する回転数
センサ37が設置されている。圧力センサ35,36の
出力、回転数センサ37の出力はコントローラ38に入
力される。コントローラ38は電磁弁30、電磁弁3
4、電動機11、変速機12およびバッテリー39と接
続されている。
【0016】コントローラ38の処理内容を図2に示
す。ステップ101でイグニッションスイッチIGがオ
ンであるか否かを判定し、その判定結果がN(ノー)で
あるならばステップ101へ戻る。また、ステップ10
1での判定結果がY(イエス)であるならばステップ1
02に進んでフラグAが0(電磁弁30,34を初期状
態にセットすべきことを意味する)であるか否かを判定
し、その判定結果がYであればステップ103に進んで
電磁弁34をオフ(開位置)とし且つ電磁弁30をオン
(閉位置)とした後、ステップ104へ進む。また、ス
テップ102での判定結果がNであればステップ104
へ進む。
す。ステップ101でイグニッションスイッチIGがオ
ンであるか否かを判定し、その判定結果がN(ノー)で
あるならばステップ101へ戻る。また、ステップ10
1での判定結果がY(イエス)であるならばステップ1
02に進んでフラグAが0(電磁弁30,34を初期状
態にセットすべきことを意味する)であるか否かを判定
し、その判定結果がYであればステップ103に進んで
電磁弁34をオフ(開位置)とし且つ電磁弁30をオン
(閉位置)とした後、ステップ104へ進む。また、ス
テップ102での判定結果がNであればステップ104
へ進む。
【0017】ステップ104では、マスタシリンダ22
の液圧Pmと車輪ブレーキ17,18の液圧Pwとが等
しいか否かを判定し、その判定結果がYであれば(ブレ
ーキ操作が行われていない場合であるか、或は、ブレー
キ操作が行われているが回生ブレーキが作用されていな
い場合)ステップ105に進んで走行用電動機11の回
転数Nmが0(ゼロ)であるか否かを判定し、その判定
結果がYであれば(車両が停止している場合)ステップ
106に進んで電磁弁30をオフ(開位置)とするとと
もにフラグAを1にセットした後、ステップ101へ戻
る。このように、車両が停止している時には、回生ブレ
ーキは作用されないものであり、電磁弁30が開位置に
され、マスタシリンダ22の液圧が減圧されることなく
車輪ブレーキ17,18に付与され、液圧ブレーキだけ
で車両ブレーキ力が確保されるものである。
の液圧Pmと車輪ブレーキ17,18の液圧Pwとが等
しいか否かを判定し、その判定結果がYであれば(ブレ
ーキ操作が行われていない場合であるか、或は、ブレー
キ操作が行われているが回生ブレーキが作用されていな
い場合)ステップ105に進んで走行用電動機11の回
転数Nmが0(ゼロ)であるか否かを判定し、その判定
結果がYであれば(車両が停止している場合)ステップ
106に進んで電磁弁30をオフ(開位置)とするとと
もにフラグAを1にセットした後、ステップ101へ戻
る。このように、車両が停止している時には、回生ブレ
ーキは作用されないものであり、電磁弁30が開位置に
され、マスタシリンダ22の液圧が減圧されることなく
車輪ブレーキ17,18に付与され、液圧ブレーキだけ
で車両ブレーキ力が確保されるものである。
【0018】ステップ105での判定結果がNの場合に
はステップ107に進み電動機11の状態、変速機12
の状態、バッテリー39の状態等に基づいて回生ブレー
キ禁止か否かを判定し、その判定結果がYであればステ
ップ106に進むが、その判定結果がNであればステッ
プ108に進んでフラグAを0にセットした後、ステッ
プ101へ戻る。
はステップ107に進み電動機11の状態、変速機12
の状態、バッテリー39の状態等に基づいて回生ブレー
キ禁止か否かを判定し、その判定結果がYであればステ
ップ106に進むが、その判定結果がNであればステッ
プ108に進んでフラグAを0にセットした後、ステッ
プ101へ戻る。
【0019】ステップ104での判定結果がNの場合は
ステップ109に進み回転数Nmが所定回転数N1未満
であるか否かを判定し、その判定結果がYの場合にはス
テップ110に進み、電磁弁34をオン(閉位置)と
し、電磁弁30をオフとし、フラグAを1にセットした
後、ステップ101へ戻る。走行用電動機11の特性
上、回転数Nmが所定回転数N1未満の場合には回生ブ
レーキ作用が期待できないので、回生ブレーキは作用さ
れず、液圧ブレーキだけで車両ブレーキ力が確保される
ものである。
ステップ109に進み回転数Nmが所定回転数N1未満
であるか否かを判定し、その判定結果がYの場合にはス
テップ110に進み、電磁弁34をオン(閉位置)と
し、電磁弁30をオフとし、フラグAを1にセットした
後、ステップ101へ戻る。走行用電動機11の特性
上、回転数Nmが所定回転数N1未満の場合には回生ブ
レーキ作用が期待できないので、回生ブレーキは作用さ
れず、液圧ブレーキだけで車両ブレーキ力が確保される
ものである。
【0020】ステップ109での判定結果がNの場合に
はステップ111に進みマスタシリンダ22の液圧Pm
と車輪ブレーキ17,18の液圧Pwとの差圧ΔPを演
算し且つ差圧ΔPに基づき回生ブレーキトルクの目標値
Mを演算し、次いでステップ112に進んで目標値Mを
達成するように電動機11を回生ブレーキ制御を実行す
る。次いで、ステップ113に進んで回生電流値Iを検
出し且つ回生電流値Iに基づき回生ブレーキトルクの実
際値M1を演算する。次いでステップ114に進んで実
際値M1が目標値Mと等しいか否かを判定し、その判定
結果がYの場合にはステップ115にてフラグAを0に
セットした後、ステップ101へ戻る。つまり、回生ブ
レーキトルクが最大値に到達していない場合は回生ブレ
ーキ制御が引き続き実行される。
はステップ111に進みマスタシリンダ22の液圧Pm
と車輪ブレーキ17,18の液圧Pwとの差圧ΔPを演
算し且つ差圧ΔPに基づき回生ブレーキトルクの目標値
Mを演算し、次いでステップ112に進んで目標値Mを
達成するように電動機11を回生ブレーキ制御を実行す
る。次いで、ステップ113に進んで回生電流値Iを検
出し且つ回生電流値Iに基づき回生ブレーキトルクの実
際値M1を演算する。次いでステップ114に進んで実
際値M1が目標値Mと等しいか否かを判定し、その判定
結果がYの場合にはステップ115にてフラグAを0に
セットした後、ステップ101へ戻る。つまり、回生ブ
レーキトルクが最大値に到達していない場合は回生ブレ
ーキ制御が引き続き実行される。
【0021】また、ステップ114での判定結果がNの
場合、つまり回生ブレーキトルクが最大値に到達した時
には、ステップ116に進んで電磁弁34をオンとす
る。電磁弁34のオンにより制御液圧室32の制御液圧
の上昇が止まり、スプリング28の力の増加が止まるの
で、マスタシリンダ22の液圧が更に上昇することによ
りリリーフ弁26が開いて車輪ブレーキ17,18に液
圧が付与され、車輪13,14が回生ブレーキと液圧ブ
レーキの両者によりブレーキされるようになるものであ
る。
場合、つまり回生ブレーキトルクが最大値に到達した時
には、ステップ116に進んで電磁弁34をオンとす
る。電磁弁34のオンにより制御液圧室32の制御液圧
の上昇が止まり、スプリング28の力の増加が止まるの
で、マスタシリンダ22の液圧が更に上昇することによ
りリリーフ弁26が開いて車輪ブレーキ17,18に液
圧が付与され、車輪13,14が回生ブレーキと液圧ブ
レーキの両者によりブレーキされるようになるものであ
る。
【0022】次いでステップ117に進んで目標値Mに
対する実際値M1の偏差(未到達量)に基づき差圧低減
補正量ΔP1を演算し、ステップ118に進んで差圧低
減補正量ΔP1が第1の所定値ΔPm1より大きいか否
かを判定し、その判定結果がNの場合にはステップ11
9にてフラグAを1にセットした後、ステップ101へ
戻る。差圧低減補正量ΔP1が所定値ΔPm1より大き
くないことは回生ブレーキと液圧ブレーキとにより車輪
13、14に加えられるブレーキ力の不足量が許容範囲
内であることを意味し、車輪13、14には引き続き回
生ブレーキと液圧ブレーキとによりブレーキ力が加えら
れる。ステップ118での判定結果がYの場合、つまり
回生ブレーキと液圧ブレーキとにより車輪13、14に
加えられるブレーキ力の不足量が許容範囲外である場合
にはステップ120に進んで電磁弁30をオフとすると
ともにフラグAを1にセットした後、ステップ101へ
戻る。電磁弁30のオフによりマスタシリンダ22と車
輪ブレーキ17,18との間の差圧が解消され、車輪ブ
レーキ17,18のブレーキトルクが増加され車両の必
要なブレーキ力が確保されるものである。
対する実際値M1の偏差(未到達量)に基づき差圧低減
補正量ΔP1を演算し、ステップ118に進んで差圧低
減補正量ΔP1が第1の所定値ΔPm1より大きいか否
かを判定し、その判定結果がNの場合にはステップ11
9にてフラグAを1にセットした後、ステップ101へ
戻る。差圧低減補正量ΔP1が所定値ΔPm1より大き
くないことは回生ブレーキと液圧ブレーキとにより車輪
13、14に加えられるブレーキ力の不足量が許容範囲
内であることを意味し、車輪13、14には引き続き回
生ブレーキと液圧ブレーキとによりブレーキ力が加えら
れる。ステップ118での判定結果がYの場合、つまり
回生ブレーキと液圧ブレーキとにより車輪13、14に
加えられるブレーキ力の不足量が許容範囲外である場合
にはステップ120に進んで電磁弁30をオフとすると
ともにフラグAを1にセットした後、ステップ101へ
戻る。電磁弁30のオフによりマスタシリンダ22と車
輪ブレーキ17,18との間の差圧が解消され、車輪ブ
レーキ17,18のブレーキトルクが増加され車両の必
要なブレーキ力が確保されるものである。
【0023】図3および図4は第2の実施形態を示すも
のである。この第2の実施形態は、図1と図3との比較
から明らかなように、第1の実施形態の構成に常閉の制
御液圧減圧用開閉電磁弁40を追加した構成である。こ
の電磁弁40は制御液圧室32の制御液圧を車輪ブレー
キ17,18へ逃がす液圧路41を開閉する。電磁弁3
4を閉位置に作動させた状態で電磁弁40を開位置に作
動させることにより制御液圧室32の制御液圧を減圧す
ることができる。第2の実施形態の液圧ブレーキコント
ローラ39の処理内容を図4に示す。図4において、電
磁弁40の追加に対応して、ステップ103には電磁弁
40をオフ(閉位置)とする処理内容が追加され、ステ
ップ110には電磁弁40を所定時間オン(開位置)に
した後オフとする処理内容が追加され、更にステップ1
18とステップ120との間には差圧低減補正量ΔP1
が補正量上限値ΔPm2(但し、ΔPm1<ΔPm2)
より大きいか否かを判定するステップ121が挿入さ
れ、このステップ121での判定結果がNの場合にはス
テップ122に進んで電磁弁40を所定時間オンにした
後オフとした後、ステップ101へ戻り、またステップ
121での判定結果がYの場合にステップ120に進む
ようにされている。そして、ステップ120には電磁弁
40を所定時間オン(開位置)にした後オフとする処理
内容が追加されている。電磁弁34をオンにした状態で
電磁弁40を所定時間オンにした後オフとすることによ
り、制御液圧室32の制御液圧がだけ減圧され、リリー
フ弁26の減圧量が低減され、車輪ブレーキ17,18
のブレーキトルクが増加される。第2の実施形態では、
回生ブレーキトルク実際値M1が目標値Mに満たない場
合にはリリーフ弁26の減圧量を低減して液圧ブレーキ
のブレーキトルクを増加させることができるので、回生
効率を高い値に維持しつつ必要な車両ブレーキ力を得る
上で都合が良い。
のである。この第2の実施形態は、図1と図3との比較
から明らかなように、第1の実施形態の構成に常閉の制
御液圧減圧用開閉電磁弁40を追加した構成である。こ
の電磁弁40は制御液圧室32の制御液圧を車輪ブレー
キ17,18へ逃がす液圧路41を開閉する。電磁弁3
4を閉位置に作動させた状態で電磁弁40を開位置に作
動させることにより制御液圧室32の制御液圧を減圧す
ることができる。第2の実施形態の液圧ブレーキコント
ローラ39の処理内容を図4に示す。図4において、電
磁弁40の追加に対応して、ステップ103には電磁弁
40をオフ(閉位置)とする処理内容が追加され、ステ
ップ110には電磁弁40を所定時間オン(開位置)に
した後オフとする処理内容が追加され、更にステップ1
18とステップ120との間には差圧低減補正量ΔP1
が補正量上限値ΔPm2(但し、ΔPm1<ΔPm2)
より大きいか否かを判定するステップ121が挿入さ
れ、このステップ121での判定結果がNの場合にはス
テップ122に進んで電磁弁40を所定時間オンにした
後オフとした後、ステップ101へ戻り、またステップ
121での判定結果がYの場合にステップ120に進む
ようにされている。そして、ステップ120には電磁弁
40を所定時間オン(開位置)にした後オフとする処理
内容が追加されている。電磁弁34をオンにした状態で
電磁弁40を所定時間オンにした後オフとすることによ
り、制御液圧室32の制御液圧がだけ減圧され、リリー
フ弁26の減圧量が低減され、車輪ブレーキ17,18
のブレーキトルクが増加される。第2の実施形態では、
回生ブレーキトルク実際値M1が目標値Mに満たない場
合にはリリーフ弁26の減圧量を低減して液圧ブレーキ
のブレーキトルクを増加させることができるので、回生
効率を高い値に維持しつつ必要な車両ブレーキ力を得る
上で都合が良い。
【0024】尚、逆止弁29は比例減圧弁に置換するこ
とができる。この比例減圧弁の減圧作用開始圧は、液圧
ブレーキにブレーキトルクが発生し始める程度の低い値
とし、また減圧比率の大きいものとする。
とができる。この比例減圧弁の減圧作用開始圧は、液圧
ブレーキにブレーキトルクが発生し始める程度の低い値
とし、また減圧比率の大きいものとする。
【0025】また、図3における液圧路41を制御液圧
室32とマスタシリンダ22に付属したリザーバとの間
に設けた液圧路に置換することができる。この場合、制
御液液圧室33の制御液圧の増減を多数回繰り返すこと
が可能である。
室32とマスタシリンダ22に付属したリザーバとの間
に設けた液圧路に置換することができる。この場合、制
御液液圧室33の制御液圧の増減を多数回繰り返すこと
が可能である。
【0026】
【発明の効果】この出願の発明に係る電気自動車の液圧
ブレーキ装置は、液圧発生手段から車輪ブレーキに付与
される液圧の減圧量が可変であるため回生効率を高い値
に維持しつつ必要な車両ブレーキ力を得ることができ
る。そして、減圧手段を小型で安価なものにできる。
ブレーキ装置は、液圧発生手段から車輪ブレーキに付与
される液圧の減圧量が可変であるため回生効率を高い値
に維持しつつ必要な車両ブレーキ力を得ることができ
る。そして、減圧手段を小型で安価なものにできる。
【図1】この出願の発明の第1の実施形態を示す図であ
る。
る。
【図2】図1中のコントローラの処理内容を示す図であ
る。
る。
【図3】この出願の発明の第2の実施形態を示す図であ
る。
る。
【図4】図3中のコントローラの処理内容を示す図であ
る。
る。
11・・・走行用電動機 13,14・・・車輪 17,18・・・車輪ブレーキ 23・・・液圧伝達路 26・・・リリーフ弁 27・・・弁体 28・・・スプリング 29・・・ブレーキ解除用逆止弁 31・・・制御ピストン 32・・・制御液圧室 33・・・制御液圧導入路 34・・・制御液圧増圧用開閉電磁弁 34a・・・逆止弁 38・・・コントローラ 39・・・バッテリー 40・・・制御液圧減圧用開閉電磁弁
Claims (5)
- 【請求項1】 回生ブレーキ装置を備えた電気自動車の
液圧ブレーキ装置であって、ブレーキ操作力に対応した
液圧を発生する液圧発生手段と、液圧により作動する車
輪ブレーキと、前記液圧発生手段が発生した液圧を前記
車輪ブレーキに伝達する液圧伝達路と、前記液圧発生手
段から前記液圧伝達路を介して前記車輪ブレーキに伝達
される液圧を減圧するために前記液圧伝達路に設置され
ており、前記液圧発生手段と前記車輪ブレーキとの間の
差圧により開かれスプリングの力により閉じられる弁体
を有したリリーフ弁と、ブレーキ操作の解除時に前記車
輪ブレーキの液圧を低下させるために前記液圧伝達路に
前記リリーフ弁と並列に接続されたブレーキ解除用弁手
段とを有した液圧ブレーキ装置において、 前記車輪ブレーキと制御液圧室との間の差圧により前記
スプリングを介して前記弁体を閉じる方向へ押すための
制御ピストンが設置されており、この制御ピストンに前
記車輪ブレーキと前記制御液圧室との間の差圧が作用す
る面積は前記弁体に前記液圧発生手段と前記車輪ブレー
キとの間の差圧が作用する面積より大きく設定されてお
り、前記液圧発生手段の液圧を前記制御室に導入するた
めの制御液圧導入路とこの制御液圧導入路を開閉する制
御液圧増圧用開閉電磁弁が設置されていることを特徴と
する電気自動車の液圧ブレーキ装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の電気自動車の液圧ブレ
ーキ装置であって、前記制御液圧導入路には前記制御液
圧増圧用開閉電磁弁が閉位置に位置する状態の下で前記
制御液圧室から前記液圧発生手段へ向かう流れのみを許
容する逆止弁が設置されていることを特徴とする電気自
動車の液圧ブレーキ装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の電気自動車の液圧ブレ
ーキ装置であって、前記液圧発生手段と前記車輪ブレー
キとの間の差圧を検出し、この差圧に基づき回生ブレー
キトルクの目標値を演算し、この目標値に基づき走行用
電動機を回生制御し、走行用電動機の回生電流を検出
し、この回生電流に基づき回生ブレーキトルクの実際値
を演算し、この実際値を目標値と比較して実際値が目標
値に満たない場合に前記制御液圧増圧用開閉電磁弁を開
位置から閉位置に操作する制御手段が設置されているこ
とを特徴とする電気自動車の液圧ブレーキ装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の電気自動車の液圧ブレ
ーキ装置であって、前記制御液圧室の制御液圧を減圧す
るための制御液圧減圧用開閉電磁弁が設置されているこ
とを特徴とする電気自動車の液圧ブレーキ装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の電気自動車の液圧ブレ
ーキ装置であって、前記液圧発生手段と前記車輪ブレー
キとの間の差圧を検出し、この差圧に基づき回生ブレー
キトルクの目標値を演算し、この目標値に基づき走行用
電動機を回生制御し、走行用電動機の回生電流を検出
し、この回生電流に基づき回生ブレーキトルクの実際値
を演算し、この実際値を目標値と比較して実際値が目標
値に満たない場合に差圧低減補正量を演算し、この差圧
低減補正量に基づいて前記制御液圧増圧用開閉電磁弁お
よび前記制御液圧減圧用開閉電磁弁を操作して前記制御
液圧を減圧し差圧を差圧低減補正量だけ低減する制御手
段が設置されていることを特徴とする電気自動車の液圧
ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12317696A JPH09303433A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 電気自動車の液圧ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12317696A JPH09303433A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 電気自動車の液圧ブレーキ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09303433A true JPH09303433A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14854074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12317696A Pending JPH09303433A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 電気自動車の液圧ブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09303433A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015076961A (ja) * | 2013-10-08 | 2015-04-20 | スズキ株式会社 | 電動車両 |
-
1996
- 1996-05-17 JP JP12317696A patent/JPH09303433A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015076961A (ja) * | 2013-10-08 | 2015-04-20 | スズキ株式会社 | 電動車両 |
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