JPH09303465A - ショックアブソーバ - Google Patents
ショックアブソーバInfo
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- JPH09303465A JPH09303465A JP7280397A JP7280397A JPH09303465A JP H09303465 A JPH09303465 A JP H09303465A JP 7280397 A JP7280397 A JP 7280397A JP 7280397 A JP7280397 A JP 7280397A JP H09303465 A JPH09303465 A JP H09303465A
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Abstract
ると共に、特性合わせの困難性を解消する。 【解決手段】シリンダ2は内径の大きな部分21と小さ
な部分22とを有する。ピストン3は、一端に端壁31
を有する筒状に形成すると共に、シリンダ2における内
径の小さな部分22を摺動し得る程度の外径を有し、さ
らに周壁32に複数のオリフィス32aと、端壁31に
ピストンロッド4の挿通孔31aと少なくとも一つの粘
性液体の貫流穴31bとを形成する。ピストンロッド4
は、ピストン3の端壁31の厚みよりも広い間隔を有す
ると共に、該端壁31を間に挟んで配設される2つのフ
ランジ部43,44を設ける。衝撃吸収特性を発揮する
方向へのピストン3の移動の際には、端壁31の貫流穴
31bを一方のフランジ部43により閉塞し、粘性液体
の移動をオリフィス32aのみで行わせ、ピストン3の
復帰移動の際に貫流穴31bを開放し、粘性液体の移動
を大量に行わせる。
Description
する。
れているが、シリンダの構造から分類すると、大きく分
けて、一つの筒体からなる単一チューブ構造のものと、
外筒と、該外筒に対して一定間隔をおいて形成された内
筒とを有する二重チューブ構造のものとがある。
体の周壁に溝状のオリフィスを有する溝オリフィス式の
ものや、ピストンの外径を筒体の内径よりも小さくし、
両者のギャップをオリフィスとして利用するダッシュポ
ット式のもの等がある。二重チューブ構造のものとして
は、内筒に複数の孔を形成したものが一般に普及してい
る。
クアブソーバは、コストや用途に合わせて、選択使用さ
れているが、一般的には構造の簡易さから単一チューブ
構造のものの方が二重チューブ構造のものに比し、製造
コスト的には安価である。しかしながら、ダッシュポッ
ト式のものは理論上特性が安定しがたく、製品間の特性
のバラツキが大きいという欠点を有している。溝オリフ
ィス式のものは、このような問題は少ないものの、溝を
形成するに当たっては切削や型による成形により行うの
が通常であるため、用途に合った特性を発揮するように
溝を形成することは、二重チューブ構造のものにおいて
孔を形成する大きさや数によって特性調整する作業と比
較すると手間、時間ともにかかる。
は、製造コストのほかに、ピストンが内筒内に配設され
るため、単一チューブ構造のものとシリンダの外寸が同
じ場合には、ピストン径は必然的に単一チューブ構造の
ものよりも小さくなる。取り付ける場所には制限がある
ことから、シリンダの外寸を大きくすることもできず、
ピストン径ばかりか、内筒の厚みにも制限を伴うのが通
常である。このため、単一チューブ構造のものと外寸を
同じにした場合には、衝撃吸収特性を単一チューブ構造
のものよりも小さなものにしなければ、使用中、内筒な
どに損傷を来すおそれがある。
されたものであり、製造コストが安価であると共に、小
型でも大きな衝撃吸収特性を発揮することが可能な単一
チューブ構造を採用する一方で、単一チューブ構造の問
題点である特性合わせの困難性を解消したショックアブ
ソーバを提供することを目的とする。
め、本発明のショックアブソーバは、シリンダ内を移動
可能なピストンを有し、該ピストンの移動により、シリ
ンダ内に充填された粘性液体がオリフィスを通じて移動
することにより衝撃吸収するショックアブソーバにおい
て、前記シリンダは、内径の大きな部分と小さな部分と
を有し、前記ピストンは、一端に端壁を有する筒状に形
成され、シリンダにおける内径の小さな部分を摺動し得
る程度の外径を有すると共に、周壁に複数のオリフィス
を有することを特徴とする。
も一つの粘性液体の貫流穴を有する一方、ピストンロッ
ドが該端壁に設けられたピストンロッドの挿通孔に配設
されていると共に、該端壁の厚みよりも広い間隔を有
し、該端壁を間に挟んで配設される2つのフランジ部で
あって、衝撃吸収特性を発揮する方向へのピストンの移
動の際に該端壁の貫流穴を閉塞し得る大きさに形成され
ている、端壁の外側に設けられる一方のフランジ部と、
該端壁に当接しても貫流穴を閉塞しない構造に形成され
ている、端壁の内側に設けられる他方のフランジ部を有
する構成とすることができる。
一つの粘性液体の貫流穴であって、それぞれが小径孔部
と大径孔部とを有する貫流穴を有し、該大径孔部内に、
衝撃吸収特性を発揮する方向へのピストンの移動の際に
小径孔部を閉塞し、ピストンの復帰方向への移動の際に
は小径孔部から離間するボール弁が配設される構成とし
てもよい。
基づき本発明をさらに詳細に説明する。図において、1
は本実施の形態にかかるショックアブソーバであり、シ
リンダ2、ピストン3、ピストンロッド4を有して構成
される。
部)21と内径の小さな部分(小径部)22とを有する
ように形成されている。具体的には、ピストン3の復帰
位置側(上端24側)に大径部21が、他側(底壁23
側)に小径部22が形成されている。大径部21の径
は、ピストン3の外径よりも大きく、小径部22の径は
ピストン3が摺動し得る程度、すなわちピストン3の外
径とほぼ同じ大きさになっている。逆に言えば、ピスト
ン3の外径が大径部21の径よりも小さく、小径部22
の内径とほぼ同じ大きさになっているということであ
る。そして、この大径部21と小径部22は、内部に粘
性液体が充填される液体室として機能する。なお、この
シリンダ2は、底壁23が閉塞されて形成され、上端2
4には後述のピストンロッド4をシリンダ2外へ突出さ
せるためのピストンロッド挿通孔を有する蓋部材25が
液密に配設される。また、大径部21と蓋部材25の間
にはピストンロッド4を取り囲むようにアキュムレータ
26が配設されている。
壁31を有すると共に、他端側(底壁23側)が開放さ
れた筒状に形成され、周壁32が上記したような外径を
有している。端壁31は、略中央部に後述のピストンロ
ッド4の先端部を遊挿し得る程度の径で形成されたピス
トンロッド用の挿通孔31aを有すると共に、その周囲
には少なくとも一つの粘性液体貫流用の貫流穴31bが
形成されている。また、周壁32には、複数のオリフィ
ス32aが形成されている。もちろん、このオリフィス
32aの形成位置は、ピストン3の復帰位置において大
径部21内に位置するように形成される。
た蓋部材25のピストンロッド挿通孔から外部に突出す
ると共に、ピストン3が取り付けられる先端42側に2
つのフランジ部43,44が設けられている。この2つ
のフランジ部43,44は、所定間隔をおいて設けら
れ、上記したピストン3は、その端壁31が両者の間に
位置するように配設されることによりピストンロッド4
に取り付けられる。より具体的には、まず、ピストンロ
ッド4の適宜位置に一方のフランジ部43をピストン3
の端壁31に形成された挿通孔31aよりも大きな径で
形成する一方で、該一方のフランジ部43よりも先端4
2寄りの部分(先端部)42aを該挿通孔31aよりも
細い径に形成して、該挿通孔31aに遊挿しピストン3
の周壁32内に臨ませる。他方のフランジ部44は、先
端部42aと嵌合する孔45aを有する別体に形成され
た嵌合部材45において、挿通孔31aよりも大きな径
で形成されており、該嵌合部材45をピストンロッド4
の先端部42aを挿通孔31aに挿通した後嵌合固定す
ることで、一方のフランジ部43に対してピストン3の
端壁31の厚みよりも広い間隔をおいてかつ該端壁31
を間に挟んで配設されることになる。
ピストン3の端壁31の外側に配置され、ピストンロッ
ド4の後端41が押圧されて、ピストン3が衝撃吸収方
向に移動する場合、すなわち、シリンダ2の底壁23側
に移動する場合に、ピストン3の端壁31に当接して貫
流穴31bを閉塞できるものであればよく、挿通孔31
aよりも大きな径を有する限り、その形状は限定される
ものではない。例えば、貫流穴31bに対応して部分的
に突出しているものであってもよい。但し、一般的に
は、製造の容易さから、貫流穴31bを閉塞できる半径
を有する略円形状に形成される。また、本実施の形態で
は、一方のフランジ部43は、ピストンロッド4のうち
該フランジ部43よりも後端41寄りの部分(後端部)
41aよりも大きな径で形成しているが、後端部41a
とフランジ部43として機能する部分も含めて全て同じ
径で形成してもよい。さらには、一方のフランジ部43
としては、別体の環部材(図示せず)を嵌合装着するこ
とにより形成することもできる。
ピストン3の端壁31の内側に設けられ、ピストンロッ
ド4の後端41に対する負荷が解除されて復帰動作する
際には、貫流穴31bを閉塞しないように端壁31の内
面に当接するものであればどのような形状であってもよ
い。一般的には、軸心から貫流穴31bの設けられてい
る位置までの距離よりも短い長さの外径を有する略円形
に形成すれば、製造も容易である。但し、より大きな径
で形成して、貫流穴31bに相当する部分に溝や孔(図
示せず)を形成する構成とすることもできる。また、別
体の環部材(図示せず)を装着するようにしてもよい。
プリングである。本実施の形態では、大径部21と小径
部22とから構成される液体室内において、上記した他
方のフランジ部44とシリンダ2の底面との間に配設し
ているが、これに限定されるものではない。例えば、蓋
部材25から突出しているピストンロッド4の周囲に設
けることもできる。
クアブソーバ1によれば、ピストンロッド4の後端41
に制御対象物が当接するなどして、ピストンロッド4が
押圧されるとピストン3はシリンダ2の底壁23方向へ
移動する。このとき、ピストン3の端壁31にはピスト
ンロッド4の一方のフランジ部43が当接し、貫流穴3
1bを閉塞するため、ピストン3の周壁32内からピス
トン3とシリンダ2の大径部21とにより形成される間
隙へはオリフィス32aのみを介して粘性液体が移動す
る。そして、粘性液体がこのオリフィス32aを通過す
る際の動圧抵抗、粘性抵抗によりピストン3及びピスト
ンロッド4の動きはゆっくりしたものとなり、制御対象
物の衝撃を緩和する。ピストン3がシリンダ2の小径部
22内をさらに摺動していくと、複数設けられているオ
リフィス32aが小径部22の内面により、ピストン3
の開放端寄りに設けられているものから順に閉塞されて
いく。従って、作用する抵抗は徐々に大きくなる。全て
のオリフィス32aが、大径部21内から小径部22内
に位置するまで移動すると、粘性液体の移動が行われな
くなり、ロック状態となる。
除去されると、復帰スプリング5により、まず、他方の
フランジ部44がピストン3の端壁31の内面に当接す
るまでピストンロッド4のみが瞬間的に復帰する。端壁
31に他方のフランジ部44が当接した場合には、一方
のフランジ部43は端壁31の外面から離間するためそ
の間に隙間が生じ、貫流穴31bは開放状態になる。そ
の結果、ピストン3の外面と大径部21とにより形成さ
れる間隙に溜まっている粘性液体が該貫流穴31bと、
復帰動作に伴い順次大径部21内に位置してくるオリフ
ィス32aとを経由してピストン3内に大量に移動する
ため、該ピストン3とピストンロッド4は速やかに原位
置に復帰する。
物に合わせて衝撃吸収特性を変化させたい場合、本実施
の形態では、ピストン3に形成されるオリフィス32a
の数、孔径を調整するだけでよい。
3,44をピストンロッド4に設け、これによって、ピ
ストン3の貫流穴31bを開閉する弁としての機能を発
揮させているが、フランジ部43,44を設けずに従来
公知の種々の弁機構を採用することももちろん可能であ
る。例えば、貫流穴31bを、小径孔部と大径孔部とを
有するように形成し、大径孔部内にボール弁(図示せ
ず)を配設することができる。この場合には、衝撃吸収
特性を発揮する方向へピストン3が移動する際には、該
ボール弁により小径孔部が閉塞されてオリフィス32a
のみによって粘性液体の移動が行われるが、ピストン3
が復帰方向へ移動する際には小径孔部から離間し、該貫
流穴31bを通じて大量の粘性液体の移動がなされるこ
とになる。
ダが単一壁であるいわゆる単一チューブ構造を採用して
いるため、二重チューブ構造のものと比較して製造コス
トが安価である。また、外寸の同じ二重チューブ構造の
ものと比較した場合には、ピストンの径を大きく、かつ
シリンダの壁部の厚みも厚く確保できるため、衝撃吸収
特性もより大きなものとすることができる。しかも、オ
リフィスが孔形状であるため、溝を形成する場合と比較
して、作業が楽で、制御対象物に合わせた衝撃吸収特性
の調整作業も容易である。
の形態を示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 シリンダ内を移動可能なピストンを有
し、該ピストンの移動により、シリンダ内に充填された
粘性液体がオリフィスを通じて移動することにより衝撃
吸収するショックアブソーバにおいて、 前記シリンダは、内径の大きな部分と小さな部分とを有
し、前記ピストンは、一端に端壁を有する筒状に形成さ
れ、シリンダにおける内径の小さな部分を摺動し得る程
度の外径を有すると共に、周壁に複数のオリフィスを有
することを特徴とするショックアブソーバ。 - 【請求項2】 前記ピストンの端壁が少なくとも一つの
粘性液体の貫流穴を有する一方、ピストンロッドが該端
壁に設けられたピストンロッドの挿通孔に配設されてい
ると共に、該端壁の厚みよりも広い間隔を有し、該端壁
を間に挟んで配設される2つのフランジ部であって、衝
撃吸収特性を発揮する方向へのピストンの移動の際に該
端壁の貫流穴を閉塞し得る大きさに形成されている、端
壁の外側に設けられる一方のフランジ部と、該端壁に当
接しても貫流穴を閉塞しない構造に形成されている、端
壁の内側に設けられる他方のフランジ部を有する請求項
1記載のショックアブソーバ。 - 【請求項3】 前記ピストンの端壁が、少なくとも一つ
の粘性液体の貫流穴であって、それぞれが小径孔部と大
径孔部とを有する貫流穴を有し、該大径孔部内に、衝撃
吸収特性を発揮する方向へのピストンの移動の際に小径
孔部を閉塞し、ピストンの復帰方向への移動の際には小
径孔部から離間するボール弁が配設されている請求項1
記載のショックアブソーバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7280397A JPH09303465A (ja) | 1996-03-15 | 1997-03-11 | ショックアブソーバ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-86057 | 1996-03-15 | ||
| JP8605796 | 1996-03-15 | ||
| JP7280397A JPH09303465A (ja) | 1996-03-15 | 1997-03-11 | ショックアブソーバ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09303465A true JPH09303465A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=26413940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7280397A Pending JPH09303465A (ja) | 1996-03-15 | 1997-03-11 | ショックアブソーバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09303465A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003014027A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-15 | Fuji Seiki Co Ltd | ショックアブソーバ |
| JP2012506523A (ja) * | 2008-10-23 | 2012-03-15 | ラマ ディ.ディ.デカニ | 減衰装置 |
| JP2015518120A (ja) * | 2012-04-25 | 2015-06-25 | タイタス インターナショナル リミテッド | 緩衝器における改良 |
-
1997
- 1997-03-11 JP JP7280397A patent/JPH09303465A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003014027A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-15 | Fuji Seiki Co Ltd | ショックアブソーバ |
| JP2012506523A (ja) * | 2008-10-23 | 2012-03-15 | ラマ ディ.ディ.デカニ | 減衰装置 |
| JP2015518120A (ja) * | 2012-04-25 | 2015-06-25 | タイタス インターナショナル リミテッド | 緩衝器における改良 |
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Legal Events
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|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20061206 |
|
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Effective date: 20070221 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070223 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070501 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070611 |
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| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20071203 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |