JPH09303747A - 煙突ライニングのメンテナンス方法 - Google Patents
煙突ライニングのメンテナンス方法Info
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- JPH09303747A JPH09303747A JP11256596A JP11256596A JPH09303747A JP H09303747 A JPH09303747 A JP H09303747A JP 11256596 A JP11256596 A JP 11256596A JP 11256596 A JP11256596 A JP 11256596A JP H09303747 A JPH09303747 A JP H09303747A
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Landscapes
- Incineration Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ライニング壁の更新を短期間に行うことが
でき、内張りした薄板耐蝕鋼を長期間にわたり使用で
きる煙突ライニングのメンテナンス方法を提供する点に
ある。 【解決手段】 煙突内面の古い無機系ライニング壁2に
多数のハンガーピース3を水平に並べて建込み固定し、
同各ハンガーピース3により薄板耐蝕鋼製内張板4を支
持して内張りすることにより、古いライニング壁2の全
面を覆装する。また上記薄板耐蝕鋼製内張板4の内張り
に際し、周方向及び軸方向の温度伸縮を吸収する曲断面
の継板5を介して薄板耐蝕鋼製内張板4相互を接合す
る。
でき、内張りした薄板耐蝕鋼を長期間にわたり使用で
きる煙突ライニングのメンテナンス方法を提供する点に
ある。 【解決手段】 煙突内面の古い無機系ライニング壁2に
多数のハンガーピース3を水平に並べて建込み固定し、
同各ハンガーピース3により薄板耐蝕鋼製内張板4を支
持して内張りすることにより、古いライニング壁2の全
面を覆装する。また上記薄板耐蝕鋼製内張板4の内張り
に際し、周方向及び軸方向の温度伸縮を吸収する曲断面
の継板5を介して薄板耐蝕鋼製内張板4相互を接合す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼製煙突の内面等
に適用される煙突ライニングのメンテナンス方法に関す
るものである。
に適用される煙突ライニングのメンテナンス方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼製煙突の内面には、図11、図
12に示すようにガナイト、レンガ、抗火石等のような
無機系ライニング壁を形成している。即ち、図11は、
煙突筒身01に一定間隔でスタッドボルト02を固定
し、このスタッドボルト02に縦筋03、横筋04、ラ
ス05を取付け、これらを補強芯材としてガナイト06
を吹き付け塗装して、無機系ライニング壁を形成されて
いる。
12に示すようにガナイト、レンガ、抗火石等のような
無機系ライニング壁を形成している。即ち、図11は、
煙突筒身01に一定間隔でスタッドボルト02を固定
し、このスタッドボルト02に縦筋03、横筋04、ラ
ス05を取付け、これらを補強芯材としてガナイト06
を吹き付け塗装して、無機系ライニング壁を形成されて
いる。
【0003】図12は、煙突筒身01に裏目地材07及
び縦・横目地材08を接着剤としてこれにレンガブロッ
クまたは抗火石ブロック09を貼付けて、無機系ライニ
ング壁を形成している。このようなライニング壁は、1
0年以上も経過すると、腐蝕して煤とともに煙突筒身0
1から剥離し、飛散して、公害問題を起こすようにな
る。従って古いライニング壁は、削岩機010等を使用
して、はつり落とし、新たなライニング材を吹き付ける
か、貼付けるかして、更新している。
び縦・横目地材08を接着剤としてこれにレンガブロッ
クまたは抗火石ブロック09を貼付けて、無機系ライニ
ング壁を形成している。このようなライニング壁は、1
0年以上も経過すると、腐蝕して煤とともに煙突筒身0
1から剥離し、飛散して、公害問題を起こすようにな
る。従って古いライニング壁は、削岩機010等を使用
して、はつり落とし、新たなライニング材を吹き付ける
か、貼付けるかして、更新している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】煙突ライニング壁の補
修は、1乃至2年毎に実施されているボイラー本体の定
期修理期間(二カ月)内に行うことが望ましいが、ライ
ニング壁のはつり落としには、多くの時間を要する上
に、煙突のライニング面積が大きいため、上記期間内に
必要な範囲を適切にはつり落とすのが困難である。
修は、1乃至2年毎に実施されているボイラー本体の定
期修理期間(二カ月)内に行うことが望ましいが、ライ
ニング壁のはつり落としには、多くの時間を要する上
に、煙突のライニング面積が大きいため、上記期間内に
必要な範囲を適切にはつり落とすのが困難である。
【0005】そして腐蝕したライニング壁の更新には、
一般的に数カ月の工事期間が必要で、その間、ボイラー
等の運転を休止しなければならないという問題があっ
た。本発明は前記の問題点に鑑み提案するものであり、
その目的とする処は、ライニング壁の更新を短期間に
行うことができ、内張りした薄板耐蝕鋼を長期間にわ
たり使用できる煙突ライニングのメンテナンス方法を提
供しようとする点にある。
一般的に数カ月の工事期間が必要で、その間、ボイラー
等の運転を休止しなければならないという問題があっ
た。本発明は前記の問題点に鑑み提案するものであり、
その目的とする処は、ライニング壁の更新を短期間に
行うことができ、内張りした薄板耐蝕鋼を長期間にわ
たり使用できる煙突ライニングのメンテナンス方法を提
供しようとする点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の煙突ライニングのメンテナンス方法は、
煙突内面の古い無機系ライニング壁に多数のハンガーピ
ースを水平に並べて建込み固定し、同各ハンガーピース
により薄板耐蝕鋼を支持して内張りすることにより、古
いライニング壁の全面を覆装することを特徴としている
(請求項1)。
めに、本発明の煙突ライニングのメンテナンス方法は、
煙突内面の古い無機系ライニング壁に多数のハンガーピ
ースを水平に並べて建込み固定し、同各ハンガーピース
により薄板耐蝕鋼を支持して内張りすることにより、古
いライニング壁の全面を覆装することを特徴としている
(請求項1)。
【0007】前記請求項1記載の煙突ライニングのメン
テナンス方法において、薄板耐蝕鋼の内張りに際し、周
方向及び軸方向の温度伸縮を吸収する曲断面の継板を介
して薄板耐蝕鋼相互を接合するようにしてもよい(請求
項2)。
テナンス方法において、薄板耐蝕鋼の内張りに際し、周
方向及び軸方向の温度伸縮を吸収する曲断面の継板を介
して薄板耐蝕鋼相互を接合するようにしてもよい(請求
項2)。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の煙突ライニングのメ
ンテナンス方法を図1〜図10に示す実施形態により説
明する。図1〜図3は、ライニング壁の3つの実施例を
示している。1が鋼製煙突筒身、2が鋼製煙突筒身1の
内面に施されたガナイト、レンガ、抗火石等の無機質の
古いライニング壁、3が水平方向に間隔を置いて古いラ
イニング壁2に建込み固定した多数のハンガーピース、
4が同各ハンガーピース3により下縁部を支持した一定
サイズ単位の円筒曲面の内張板、5が隣接する内張板4
の端部に溶接した曲断面の継板である。
ンテナンス方法を図1〜図10に示す実施形態により説
明する。図1〜図3は、ライニング壁の3つの実施例を
示している。1が鋼製煙突筒身、2が鋼製煙突筒身1の
内面に施されたガナイト、レンガ、抗火石等の無機質の
古いライニング壁、3が水平方向に間隔を置いて古いラ
イニング壁2に建込み固定した多数のハンガーピース、
4が同各ハンガーピース3により下縁部を支持した一定
サイズ単位の円筒曲面の内張板、5が隣接する内張板4
の端部に溶接した曲断面の継板である。
【0009】この内張板4及び継板5には、厚さ1.5
〜2.0mm程度のニッケル合金、SUS316L等の
薄板耐蝕鋼を使用する。図1は、継板5の下部を下部内
張板4の裏側に重ね、継板5の上部を上部内張板4の表
側に重ねて接合した場合を示し、図2は、継板5の上下
部を下部内張板4及び上部内張板4の表側に重ねて接合
した場合を示し、図3は、下部内張板4の上部に曲断面
の継板5’を連続的に形成して、継板5’の上部裏側を
上部内張板4の表側に重ねて接合した場合を示してい
る。
〜2.0mm程度のニッケル合金、SUS316L等の
薄板耐蝕鋼を使用する。図1は、継板5の下部を下部内
張板4の裏側に重ね、継板5の上部を上部内張板4の表
側に重ねて接合した場合を示し、図2は、継板5の上下
部を下部内張板4及び上部内張板4の表側に重ねて接合
した場合を示し、図3は、下部内張板4の上部に曲断面
の継板5’を連続的に形成して、継板5’の上部裏側を
上部内張板4の表側に重ねて接合した場合を示してい
る。
【0010】図4は、ハンガーピース3の一構成例を示
している。3aが古いライニング壁にドリルにより穿っ
た孔に挿入固着するアンカー部、3bがアンカー3aの
頭部に設けたねじ部、3cがねじ部3bに螺合した内張
板4受止用エルボー部で、同エルボー部3cは、ねじ込
み深さの調節によりライニング壁面2とエルボー部3c
との間に適当な内張板4受入れ用隙間を形成するように
なっている。ハンガーピース3は、他の構成に変えても
差し支えない。
している。3aが古いライニング壁にドリルにより穿っ
た孔に挿入固着するアンカー部、3bがアンカー3aの
頭部に設けたねじ部、3cがねじ部3bに螺合した内張
板4受止用エルボー部で、同エルボー部3cは、ねじ込
み深さの調節によりライニング壁面2とエルボー部3c
との間に適当な内張板4受入れ用隙間を形成するように
なっている。ハンガーピース3は、他の構成に変えても
差し支えない。
【0011】図5、図6は、鋼製煙突筒身1に対する内
張板4の配置例を示している。図5は、古いライニング
壁2の内周面を2枚の半円形内張板4で覆い、内張板4
相互の横の隣接端部を2条の縦方向の継板5で接合した
場合を示し、図6は、古いライニング壁2の内周面を3
枚の円弧状内張板4で覆い、内張板4相互の横の隣接端
部を3条の縦方向の継板5で接合した場合を示してい
る。内張板4の横方向の単位長さは、施工する煙突の大
きさに応じて変え、ライニング壁2の内周面の長さを2
区画以上に分割して施工する。
張板4の配置例を示している。図5は、古いライニング
壁2の内周面を2枚の半円形内張板4で覆い、内張板4
相互の横の隣接端部を2条の縦方向の継板5で接合した
場合を示し、図6は、古いライニング壁2の内周面を3
枚の円弧状内張板4で覆い、内張板4相互の横の隣接端
部を3条の縦方向の継板5で接合した場合を示してい
る。内張板4の横方向の単位長さは、施工する煙突の大
きさに応じて変え、ライニング壁2の内周面の長さを2
区画以上に分割して施工する。
【0012】図7、図8は、縦方向の継板5と横方向の
継板5との交差部における覆板7の構成を示している。
図7、図8の5aが縦方向の継板、5bが横方向の継板
である。曲断面の縦方向の継板5aと横方向の継板5b
との交差部は、相互に山形に形成して、4個の継板5a
〜5bを突き合わせ溶接してもよいが、現場での突き合
わせ溶接部の調整加工は困難である。このため、曲断面
の縦方向の継板5aと横方向の継板5bとの端部は、部
分断面で示すように、内張板4相互の間隙の手前で切
り、継板5a、5bの両側溶接部6a、6bで内張板4
と溶接接合する。また隣接する継板5a、5bの先端隅
角部と内張板4とで溝形に形成される間隙部6cを埋め
込み溶接する。
継板5との交差部における覆板7の構成を示している。
図7、図8の5aが縦方向の継板、5bが横方向の継板
である。曲断面の縦方向の継板5aと横方向の継板5b
との交差部は、相互に山形に形成して、4個の継板5a
〜5bを突き合わせ溶接してもよいが、現場での突き合
わせ溶接部の調整加工は困難である。このため、曲断面
の縦方向の継板5aと横方向の継板5bとの端部は、部
分断面で示すように、内張板4相互の間隙の手前で切
り、継板5a、5bの両側溶接部6a、6bで内張板4
と溶接接合する。また隣接する継板5a、5bの先端隅
角部と内張板4とで溝形に形成される間隙部6cを埋め
込み溶接する。
【0013】従ってこの状態で交差部は、内張板4相互
の隅の間隙部で古いライニング壁2面が露出している。
覆板7は、この交差部で突き合わせた4個の継板5a〜
5bの端部に被さる形状に予め曲断面の十字形に製作
し、4個の継板5a〜5bの端部に被せて、覆板7の全
周縁を溶接部6dで4個の継板5a〜5b上に全周溶接
して、交差部の間隙を遮蔽する。
の隅の間隙部で古いライニング壁2面が露出している。
覆板7は、この交差部で突き合わせた4個の継板5a〜
5bの端部に被さる形状に予め曲断面の十字形に製作
し、4個の継板5a〜5bの端部に被せて、覆板7の全
周縁を溶接部6dで4個の継板5a〜5b上に全周溶接
して、交差部の間隙を遮蔽する。
【0014】図9は、本発明の煙突ライニングのメンテ
ナンス方法の施工時に使用するゴンドラを示している。
図9の10がゴンドラで、ゴンドラ10は、全体を巻上
索11により鋼製煙突筒身1内に昇降可能に支持され、
屋根組12及び床組13の間を支柱14で接続して構成
され、床組13上を作業場とし、屋根組12と床組13
端の伸縮押当て手段15とでライニング壁2面に固定す
るようにし、床組13の下側に内張板4等の部材を支持
する梁組16を設け、屋根組12に部材吊揚げ手段(図
示せず)を設けている。
ナンス方法の施工時に使用するゴンドラを示している。
図9の10がゴンドラで、ゴンドラ10は、全体を巻上
索11により鋼製煙突筒身1内に昇降可能に支持され、
屋根組12及び床組13の間を支柱14で接続して構成
され、床組13上を作業場とし、屋根組12と床組13
端の伸縮押当て手段15とでライニング壁2面に固定す
るようにし、床組13の下側に内張板4等の部材を支持
する梁組16を設け、屋根組12に部材吊揚げ手段(図
示せず)を設けている。
【0015】次に本発明の煙突ライニングのメンテナン
ス方法を具体的に説明する。内張板4の単位サイズは、
メンテナンス対象煙突の大きさに応じて縦5〜10m×
横1/2円周〜1/3円周の範囲内等で決定し、内張板
4の単位サイズに合う長さの縦方向継板5a、横方向継
板5b、覆板7、ハンガーピース3を工場で製作して、
施工現場へ搬送する。
ス方法を具体的に説明する。内張板4の単位サイズは、
メンテナンス対象煙突の大きさに応じて縦5〜10m×
横1/2円周〜1/3円周の範囲内等で決定し、内張板
4の単位サイズに合う長さの縦方向継板5a、横方向継
板5b、覆板7、ハンガーピース3を工場で製作して、
施工現場へ搬送する。
【0016】施工現場では、搬送されてきた内張板4、
その他の部材を煙突下部のダクト接続口等から煙突内へ
搬入し、ゴンドラ10の下部梁組16に一定量の材料を
吊り下げ支持するか、床組12上に積み込むかする。ま
たゴンドラ10上には、溶接機、穿孔機等の機材を搭載
する。そして図10(a)〜(d)に示す作業を行う。 (a)ゴンドラ10を昇降し、ゴンドラ10上の作業で
円筒筒身の上端側から内張板4の単位サイズに応じて古
いライニング壁2の円周方向に300〜500mm程度
の間隔でドリル穿孔し、この孔に必要数のハンガーピー
ス3を横並びに建込み固定する。
その他の部材を煙突下部のダクト接続口等から煙突内へ
搬入し、ゴンドラ10の下部梁組16に一定量の材料を
吊り下げ支持するか、床組12上に積み込むかする。ま
たゴンドラ10上には、溶接機、穿孔機等の機材を搭載
する。そして図10(a)〜(d)に示す作業を行う。 (a)ゴンドラ10を昇降し、ゴンドラ10上の作業で
円筒筒身の上端側から内張板4の単位サイズに応じて古
いライニング壁2の円周方向に300〜500mm程度
の間隔でドリル穿孔し、この孔に必要数のハンガーピー
ス3を横並びに建込み固定する。
【0017】個々のハンガーピース3は、エルボー部3
cのねじ込み深さの調節でライニング壁面2とエルボー
部3cとの間に適当な内張板4受入れ隙間を形成する。
なお横方向の内張板4相互の間隙部に対応する箇所は、
ハンガーピース3の取付けを省略することができる。 (b)横並びした多数のハンガーピース3を支点として
ライニング壁2に沿って薄板耐蝕鋼の内張板4を建付
け、最上部の内張板4の上端側と鋼製煙突筒身1の上部
リング部とには、曲断面の水平方向継板5bをラップし
て位置合わせした後、溶接接合して固定する。 (c)ハンガーピース3上に建付けた内張板4相互の側
部間及び上下間の縦・横の間隙部は、曲断面の縦方向継
板5a及び横方向継板5bを被せて順次内張板4と溶接
部6a、6bで溶接接合し、さらに内張板4の端部隅角
部の間隙部6cの埋め込み溶接を行う。 (d)次いで縦方向継板5a及び横方向継板5bの交差
部に十字形の覆板7を被せ、覆板7の全周を溶接部6d
で4個の継板5a及び5bと全周溶接して、交差部の間
隙を覆装する。
cのねじ込み深さの調節でライニング壁面2とエルボー
部3cとの間に適当な内張板4受入れ隙間を形成する。
なお横方向の内張板4相互の間隙部に対応する箇所は、
ハンガーピース3の取付けを省略することができる。 (b)横並びした多数のハンガーピース3を支点として
ライニング壁2に沿って薄板耐蝕鋼の内張板4を建付
け、最上部の内張板4の上端側と鋼製煙突筒身1の上部
リング部とには、曲断面の水平方向継板5bをラップし
て位置合わせした後、溶接接合して固定する。 (c)ハンガーピース3上に建付けた内張板4相互の側
部間及び上下間の縦・横の間隙部は、曲断面の縦方向継
板5a及び横方向継板5bを被せて順次内張板4と溶接
部6a、6bで溶接接合し、さらに内張板4の端部隅角
部の間隙部6cの埋め込み溶接を行う。 (d)次いで縦方向継板5a及び横方向継板5bの交差
部に十字形の覆板7を被せ、覆板7の全周を溶接部6d
で4個の継板5a及び5bと全周溶接して、交差部の間
隙を覆装する。
【0018】以上の図10(a)〜(d)に示す工程を
煙突下方へ繰り返し行う。またこのとき、最上部と最下
部の水平方向継板5bと縦方向継板5aとのT状交差部
には、図7に示す十字形覆板7と同じ要領で構成したT
字形覆板7を被せ、全周溶接して間隙を覆う。このよう
にすれば、薄板耐蝕鋼により古いライニング壁2の全体
を覆装できる。
煙突下方へ繰り返し行う。またこのとき、最上部と最下
部の水平方向継板5bと縦方向継板5aとのT状交差部
には、図7に示す十字形覆板7と同じ要領で構成したT
字形覆板7を被せ、全周溶接して間隙を覆う。このよう
にすれば、薄板耐蝕鋼により古いライニング壁2の全体
を覆装できる。
【0019】このとき、上記方法に使用するハンガーピ
ース3として図4に示すものを使用すると、内張板4を
支持するに必要なエルボー部3cの位置決め調節をエル
ボー部3cだけのねじ送り調節で容易に行うことができ
る。また内張板4と横方向継板5bとの溶接接合に際
し、図1に示す接続構造を採用すると、継板5aと内張
板4との溶接箇所6a及び6bの何れもが上向きにな
り、ゴンドラ10上での現場溶接が下向き溶接になっ
て、作業が容易になる。
ース3として図4に示すものを使用すると、内張板4を
支持するに必要なエルボー部3cの位置決め調節をエル
ボー部3cだけのねじ送り調節で容易に行うことができ
る。また内張板4と横方向継板5bとの溶接接合に際
し、図1に示す接続構造を採用すると、継板5aと内張
板4との溶接箇所6a及び6bの何れもが上向きにな
り、ゴンドラ10上での現場溶接が下向き溶接になっ
て、作業が容易になる。
【0020】また図2に示す接続構造を縦方向継板5b
の接続部に採用すると、内張板4への縦方向継板5bの
位置合わせも、溶接作業も容易になる。また図3に示す
接続構造を上下の内張板4の間、横の内張板4の間の接
続に採用すると、内張板4の端部の曲げ加工は必要にな
るが、継板5が内張板4と一体形になるので、部品数が
減少する利点がある。
の接続部に採用すると、内張板4への縦方向継板5bの
位置合わせも、溶接作業も容易になる。また図3に示す
接続構造を上下の内張板4の間、横の内張板4の間の接
続に採用すると、内張板4の端部の曲げ加工は必要にな
るが、継板5が内張板4と一体形になるので、部品数が
減少する利点がある。
【0021】前述のように無機質の古いライニング壁2
の更新に当たって、従来のように古いライニング壁2の
削岩機等によるはつり落とし作業が不要になり、薄板耐
蝕鋼の内張り覆装作業だけで済むようになるので、煙突
等の無機質ライニング壁2の更新メンテナンスの工期が
大幅に短縮する上に、作業が容易になる。試算による
と、従来のような古い無機質ライニング壁2のはつり落
としと、更新施工方法では、ボイラー本体の定期修理期
間二カ月間で500m2 が精一杯であるが、本発明のメ
ンテナンス方法では、この期間に2000m2 程度まで
施工可能である。
の更新に当たって、従来のように古いライニング壁2の
削岩機等によるはつり落とし作業が不要になり、薄板耐
蝕鋼の内張り覆装作業だけで済むようになるので、煙突
等の無機質ライニング壁2の更新メンテナンスの工期が
大幅に短縮する上に、作業が容易になる。試算による
と、従来のような古い無機質ライニング壁2のはつり落
としと、更新施工方法では、ボイラー本体の定期修理期
間二カ月間で500m2 が精一杯であるが、本発明のメ
ンテナンス方法では、この期間に2000m2 程度まで
施工可能である。
【0022】従ってボイラーの定期修理期間二カ月間を
使用して、計画的に有効に古いライニング壁2の点検及
び更新メンテナンスが実施される。また古いライニング
壁2はそのまま耐熱材として機能させ、新たに内張りし
た薄板耐蝕鋼の内張板4、継板5、覆板7で廃ガスによ
る腐蝕を防止し、且つ内張りした薄板耐蝕鋼で古いライ
ニング壁2を覆装して封じ込めるので、古いライニング
壁2の煙突外への飛散も有効に防止される。
使用して、計画的に有効に古いライニング壁2の点検及
び更新メンテナンスが実施される。また古いライニング
壁2はそのまま耐熱材として機能させ、新たに内張りし
た薄板耐蝕鋼の内張板4、継板5、覆板7で廃ガスによ
る腐蝕を防止し、且つ内張りした薄板耐蝕鋼で古いライ
ニング壁2を覆装して封じ込めるので、古いライニング
壁2の煙突外への飛散も有効に防止される。
【0023】
【発明の効果】本発明の煙突ライニングのメンテナンス
方法は前記のように煙突内面の古い無機系ライニング壁
に多数のハンガーピースを水平に並べて建込み固定し、
同各ハンガーピースにより薄板耐蝕鋼を支持して内張り
することにより、古いライニング壁の全面を覆装するの
で、古いライニング壁をはつり落とす必要がなくて、ラ
イニング壁の更新を短期間に行うことができる。
方法は前記のように煙突内面の古い無機系ライニング壁
に多数のハンガーピースを水平に並べて建込み固定し、
同各ハンガーピースにより薄板耐蝕鋼を支持して内張り
することにより、古いライニング壁の全面を覆装するの
で、古いライニング壁をはつり落とす必要がなくて、ラ
イニング壁の更新を短期間に行うことができる。
【0024】また薄板耐蝕鋼の内張りに際し、周方向及
び軸方向の温度伸縮を吸収する曲断面の継板を介して薄
板耐蝕鋼相互を接合するので、古いライニング壁に対す
る内張板の温度伸縮を吸収できて、内張りした薄板耐蝕
鋼を長期間にわたり使用できる。
び軸方向の温度伸縮を吸収する曲断面の継板を介して薄
板耐蝕鋼相互を接合するので、古いライニング壁に対す
る内張板の温度伸縮を吸収できて、内張りした薄板耐蝕
鋼を長期間にわたり使用できる。
【図1】本発明の煙突ライニングのメンテナンス方法の
実施に使用する内張り構造の一実施例を示す縦断側面図
である。
実施に使用する内張り構造の一実施例を示す縦断側面図
である。
【図2】内張り構造の他の実施例を示す縦断側面図であ
る。
る。
【図3】内張り構造のさらに他の実施例を示す縦断側面
図である。
図である。
【図4】ハンガーピースの実施例を示す縦断側面図であ
る。
る。
【図5】内張板の配置例を示す横断平面図である。
【図6】内張板の他の配置例を示す横断平面図である。
【図7】覆板を示す平面図である。
【図8】図7の矢視A−A線に沿う縦断側面図である。
【図9】本発明の煙突ライニングのメンテナンス方法の
実施に使用するゴンドラの概略を示す側面図である。
実施に使用するゴンドラの概略を示す側面図である。
【図10】(a)〜(d)は本発明の煙突ライニングの
メンテナンス方法の工程を示す説明図である。
メンテナンス方法の工程を示す説明図である。
【図11】従来のライニング・メンテナンス方法の一例
を示す縦断側面図である。
を示す縦断側面図である。
【図12】従来のライニング・メンテナンス方法の他の
例を示す縦断側面図である。
例を示す縦断側面図である。
1 煙突筒身 2 古い無機質ライニング壁 3 ハンガーピース 3a アンカー部 3b ねじ部 3c エルボー部 4 薄板耐蝕鋼の内張板 5 継板 5a 縦方向継板 5b 横方向継板 6a 継板5と内張板4との溶接部 6b 〃 6c 継板5端隅の埋込み溶接部 7 覆板 10 ゴンドラ 11 巻上索 12 ゴンドラ10の屋根組 13 〃 の床組 14 〃 の支柱 15 〃 伸縮押当て手段 16 〃 内張板4等の支持用梁組
Claims (2)
- 【請求項1】 煙突内面の古い無機系ライニング壁に多
数のハンガーピースを水平に並べて建込み固定し、同各
ハンガーピースにより薄板耐蝕鋼を支持して内張りする
ことにより、古いライニング壁の全面を覆装することを
特徴とした煙突ライニングのメンテナンス方法。 - 【請求項2】 前記薄板耐蝕鋼の内張りに際し、周方向
及び軸方向の温度伸縮を吸収する曲断面の継板を介して
薄板耐蝕鋼相互を接合する請求項1記載の煙突ライニン
グのメンテナンス方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11256596A JPH09303747A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 煙突ライニングのメンテナンス方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11256596A JPH09303747A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 煙突ライニングのメンテナンス方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09303747A true JPH09303747A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14589880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11256596A Withdrawn JPH09303747A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 煙突ライニングのメンテナンス方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09303747A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102661004A (zh) * | 2012-05-14 | 2012-09-12 | 上海德昊化工有限公司 | 一种烟囱钢内筒膨胀节 |
| CN114011100A (zh) * | 2021-12-03 | 2022-02-08 | 扬州大学 | 一种刮板薄膜蒸发器用两相组合式加热夹套及制作方法 |
-
1996
- 1996-05-07 JP JP11256596A patent/JPH09303747A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102661004A (zh) * | 2012-05-14 | 2012-09-12 | 上海德昊化工有限公司 | 一种烟囱钢内筒膨胀节 |
| CN114011100A (zh) * | 2021-12-03 | 2022-02-08 | 扬州大学 | 一种刮板薄膜蒸发器用两相组合式加热夹套及制作方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030805 |