JPH0930400A - 負圧式倍力装置 - Google Patents
負圧式倍力装置Info
- Publication number
- JPH0930400A JPH0930400A JP7183727A JP18372795A JPH0930400A JP H0930400 A JPH0930400 A JP H0930400A JP 7183727 A JP7183727 A JP 7183727A JP 18372795 A JP18372795 A JP 18372795A JP H0930400 A JPH0930400 A JP H0930400A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power piston
- valve plunger
- rear end
- substantially annular
- hole
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 より安価に、より容易に、バルブプランジャ
がスムーズにパワーピストン内を摺動することができ
る、又、支持点のずれを無くす負圧式倍力装置を提供す
ること。 【解決手段】 バルブプランジャは第1バルブプランジ
ャ421と第2バルブプランジャ422とから成り、第
2バルブプランジャ422は、第1径部422aと、キ
ー184の嵌合部422bと、第2径部422cと、大
気制御用シート部422eを備える後端部422dとを
有し、パワーピストン18の穴186に、第1径部42
2aの先端が略環状の凸部187の内周を貫通するよう
に、且つ、第2径部422cの一部が穴186に侵入す
るように嵌合されている。略環状の凸部187が第2バ
ルブプランジャ422に接触する部分187a、187
bと、開口縁部分186aとは丸みを帯びている。略環
状の凸部187の後端側と第2径部422c先端の外周
部側とに、逃がし70、71が設けられている。
がスムーズにパワーピストン内を摺動することができ
る、又、支持点のずれを無くす負圧式倍力装置を提供す
ること。 【解決手段】 バルブプランジャは第1バルブプランジ
ャ421と第2バルブプランジャ422とから成り、第
2バルブプランジャ422は、第1径部422aと、キ
ー184の嵌合部422bと、第2径部422cと、大
気制御用シート部422eを備える後端部422dとを
有し、パワーピストン18の穴186に、第1径部42
2aの先端が略環状の凸部187の内周を貫通するよう
に、且つ、第2径部422cの一部が穴186に侵入す
るように嵌合されている。略環状の凸部187が第2バ
ルブプランジャ422に接触する部分187a、187
bと、開口縁部分186aとは丸みを帯びている。略環
状の凸部187の後端側と第2径部422c先端の外周
部側とに、逃がし70、71が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ブレーキ装
置の一構成部品として使用される負圧式倍力装置に関す
る。
置の一構成部品として使用される負圧式倍力装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の負圧式倍力装置は、特開平6−1
71496号公報に開示されるように、ハウジング内を
移動可能に設置され変圧室と常時負圧の作用する定圧室
とに区画する可動壁と、該可動壁に連結された樹脂材か
ら成るパワーピストンと、該パワーピストンに摺動可能
に嵌合されブレーキペダルに入力ロッドを介して連結さ
れるバルブプランジャと、該バルブプランジャの後端に
設けられた大気制御用シート部及び前記パワーピストン
の内部に同パワーピストンの後端側に向けて突出形成さ
れた負圧制御用シート部に向けて付勢手段により付勢さ
れて前記大気制御用シート部と前記負圧制御用シート部
に対して接触及び離脱するシール部を筒状部の一端に有
し該筒状部の他端で前記パワーピストンに固定されたコ
ントロールバルブと、前記定圧室と前記変圧室との圧力
差により前記可動壁に発生する推進力に応じた反力を前
記プランジャに印加する反力機構とを備えた負圧式倍力
装置において、前記バルブプランジャは第1バルブプラ
ンジャと前記入力ロッドが係合される第2バルブプラン
ジャとから成り、該第2バルブプランジャは小径部と大
径部と前記大気制御用シート部を有する後端部とから成
り、前記バルブプランジャが嵌合される前記パワーピス
トンの穴は前記小径部の径と略同一径の内径の略環状の
凸部を有し、前記第2バルブプランジャは前記パワーピ
ストンの穴に前記小径部の先端が前記略環状の凸部を貫
通するように且つ前記大径部の全体がパワーピストンの
後端側の穴に侵入するように嵌合され、前記第2バルブ
プランジャが前記パワーピストンの穴に嵌合されて前記
パワーピストンの軸方向に対して傾斜した状態時に前記
略環状の凸部が接触する部分と前記大径部の後端側外周
部とが尖っているものである。
71496号公報に開示されるように、ハウジング内を
移動可能に設置され変圧室と常時負圧の作用する定圧室
とに区画する可動壁と、該可動壁に連結された樹脂材か
ら成るパワーピストンと、該パワーピストンに摺動可能
に嵌合されブレーキペダルに入力ロッドを介して連結さ
れるバルブプランジャと、該バルブプランジャの後端に
設けられた大気制御用シート部及び前記パワーピストン
の内部に同パワーピストンの後端側に向けて突出形成さ
れた負圧制御用シート部に向けて付勢手段により付勢さ
れて前記大気制御用シート部と前記負圧制御用シート部
に対して接触及び離脱するシール部を筒状部の一端に有
し該筒状部の他端で前記パワーピストンに固定されたコ
ントロールバルブと、前記定圧室と前記変圧室との圧力
差により前記可動壁に発生する推進力に応じた反力を前
記プランジャに印加する反力機構とを備えた負圧式倍力
装置において、前記バルブプランジャは第1バルブプラ
ンジャと前記入力ロッドが係合される第2バルブプラン
ジャとから成り、該第2バルブプランジャは小径部と大
径部と前記大気制御用シート部を有する後端部とから成
り、前記バルブプランジャが嵌合される前記パワーピス
トンの穴は前記小径部の径と略同一径の内径の略環状の
凸部を有し、前記第2バルブプランジャは前記パワーピ
ストンの穴に前記小径部の先端が前記略環状の凸部を貫
通するように且つ前記大径部の全体がパワーピストンの
後端側の穴に侵入するように嵌合され、前記第2バルブ
プランジャが前記パワーピストンの穴に嵌合されて前記
パワーピストンの軸方向に対して傾斜した状態時に前記
略環状の凸部が接触する部分と前記大径部の後端側外周
部とが尖っているものである。
【0003】上述した負圧式倍力装置は、ブレーキペダ
ルが踏み込み操作されると、入力ロッドはパワーピスト
ン内へ入力ロッドの先端部を中心点としてパワーピスト
ンの軸方向に対して傾斜して移動し、入力ロッドの移動
に伴って第2バルブプランジャひいては第1バルブプラ
ンジャもパワーピストン内を摺動する。
ルが踏み込み操作されると、入力ロッドはパワーピスト
ン内へ入力ロッドの先端部を中心点としてパワーピスト
ンの軸方向に対して傾斜して移動し、入力ロッドの移動
に伴って第2バルブプランジャひいては第1バルブプラ
ンジャもパワーピストン内を摺動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た負圧式倍力装置は、第2バルブプランジャのパワーピ
ストン内の摺動においては、入力ロッドが傾斜して移動
することから第2バルブプランジャに軸方向垂直方向へ
の力も作用し、第2バルブプランジャはパワーピストン
の軸方向に対して傾きを生じつつパワーピストン内を摺
動する。
た負圧式倍力装置は、第2バルブプランジャのパワーピ
ストン内の摺動においては、入力ロッドが傾斜して移動
することから第2バルブプランジャに軸方向垂直方向へ
の力も作用し、第2バルブプランジャはパワーピストン
の軸方向に対して傾きを生じつつパワーピストン内を摺
動する。
【0005】従って、パワーピストンの穴のパワーピス
トン後端側の内周面に第2バルブプランジャの大径部の
尖った後端側外周部が擦り、略環状の凸部の尖った接触
部に第2バルブプランジャの小径部の外周面が擦るため
摺動抵抗が働らき、第2バルブプランジャはパワーピス
トン内を滑らかに摺動することができない。
トン後端側の内周面に第2バルブプランジャの大径部の
尖った後端側外周部が擦り、略環状の凸部の尖った接触
部に第2バルブプランジャの小径部の外周面が擦るため
摺動抵抗が働らき、第2バルブプランジャはパワーピス
トン内を滑らかに摺動することができない。
【0006】又、一般的に略半球状の大気制御用シート
部は、パワーピストンの穴を軸方向で二等分した断面に
おいて、パワーピストンのバルブプランジャを支持する
先端側上部支持点とパワーピストンのバルブプランジャ
を支持する後端側下部支持点とを結ぶ線と先端側下部支
持点と後端側上部支持点とを結ぶ線とを結んだ交点を中
心点にして略半球状を呈しており、前述した負圧式倍力
装置において大気制御用シート部が略半球状を呈する場
合、略半球状の大気制御用シート部は、略環状の凸部の
先端側上部支持点とパワーピストンの後端側開口縁部の
下部支持点とを結ぶ線と、同様にして結んだパワーピス
トンの軸線に対称な線との交点を中心点にして、大気制
御用シート部は略半球状を呈している。
部は、パワーピストンの穴を軸方向で二等分した断面に
おいて、パワーピストンのバルブプランジャを支持する
先端側上部支持点とパワーピストンのバルブプランジャ
を支持する後端側下部支持点とを結ぶ線と先端側下部支
持点と後端側上部支持点とを結ぶ線とを結んだ交点を中
心点にして略半球状を呈しており、前述した負圧式倍力
装置において大気制御用シート部が略半球状を呈する場
合、略半球状の大気制御用シート部は、略環状の凸部の
先端側上部支持点とパワーピストンの後端側開口縁部の
下部支持点とを結ぶ線と、同様にして結んだパワーピス
トンの軸線に対称な線との交点を中心点にして、大気制
御用シート部は略半球状を呈している。
【0007】しかしながら、この負圧式倍力装置におい
ては、パワーピストンに対してバルブプランジャに傾き
が生じることから、支持点が略環状の凸部の先端側と後
端側、又は、パワーピストンの後端側の内周面で第2バ
ルブプランジャの大径部の外周に当接する面の先端側と
後端側とにずれ、この支持点のずれにより略半円球状の
大気制御用シート部の中心点もずれることで、大気制御
用シート部とコントロールバルブとの当接が不完全にな
る虞れがある。
ては、パワーピストンに対してバルブプランジャに傾き
が生じることから、支持点が略環状の凸部の先端側と後
端側、又は、パワーピストンの後端側の内周面で第2バ
ルブプランジャの大径部の外周に当接する面の先端側と
後端側とにずれ、この支持点のずれにより略半円球状の
大気制御用シート部の中心点もずれることで、大気制御
用シート部とコントロールバルブとの当接が不完全にな
る虞れがある。
【0008】本発明は、バルブプランジャがスムーズに
パワーピストン内を摺動することができる、又、支持点
のずれを無くす負圧式倍力装置を提供することを、その
技術的課題とするものである。
パワーピストン内を摺動することができる、又、支持点
のずれを無くす負圧式倍力装置を提供することを、その
技術的課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明は、ハウジング内を移動可能に設置さ
れ変圧室と常時負圧の作用する定圧室とに区画する可動
壁と、該可動壁に連結された樹脂材から成るパワーピス
トンと、該パワーピストンに摺動可能に嵌合されブレー
キペダルに入力ロッドを介して連結されるバルブプラン
ジャと、該バルブプランジャの後端に設けられた大気制
御用シート部及び前記パワーピストンの内部に同パワー
ピストンの後端側に向けて突出形成された負圧制御用シ
ート部に向けて付勢手段により付勢されて前記大気制御
用シート部と前記負圧制御用シート部に対して接触及び
離脱するシール部を筒状部の一端に有し該筒状部の他端
で前記パワーピストンに固定されたコントロールバルブ
と、前記定圧室と前記変圧室との圧力差により前記可動
壁に発生する推進力に応じた反力を前記プランジャに印
加する反力機構とを備えた負圧式倍力装置において、前
記バルブプランジャは同バルブプランジャの先端側で前
記反力機構に当接可能な第1バルブプランジャと同バル
ブプランジャの後端側で前記入力ロッドが係合される第
2バルブプランジャとから成り、該第2バルブプランジ
ャは少なくとも第1径部と第2径部と前記大気制御用シ
ート部を備える後端部とを有し、前記バルブプランジャ
が嵌合される前記パワーピストンの穴は前記第1径部の
径と略同一径の内径の略環状の凸部を有し、前記第2バ
ルブプランジャは前記パワーピストンの穴に前記第1径
部の先端が前記略環状の凸部の内周を貫通するように且
つ前記第2径部の一部が同パワーピストンの後端側の穴
に侵入するように嵌合され、前記第2バルブプランジャ
が前記パワーピストンの穴に嵌合されて前記パワーピス
トンの軸方向に対して傾斜した状態時に前記略環状の凸
部が接触する部分と前記パワーピストンの穴の同パワー
ピストン後端側の開口縁部分とが丸みを帯びていること
を特徴とする負圧式倍力装置を構成した。
るために、本発明は、ハウジング内を移動可能に設置さ
れ変圧室と常時負圧の作用する定圧室とに区画する可動
壁と、該可動壁に連結された樹脂材から成るパワーピス
トンと、該パワーピストンに摺動可能に嵌合されブレー
キペダルに入力ロッドを介して連結されるバルブプラン
ジャと、該バルブプランジャの後端に設けられた大気制
御用シート部及び前記パワーピストンの内部に同パワー
ピストンの後端側に向けて突出形成された負圧制御用シ
ート部に向けて付勢手段により付勢されて前記大気制御
用シート部と前記負圧制御用シート部に対して接触及び
離脱するシール部を筒状部の一端に有し該筒状部の他端
で前記パワーピストンに固定されたコントロールバルブ
と、前記定圧室と前記変圧室との圧力差により前記可動
壁に発生する推進力に応じた反力を前記プランジャに印
加する反力機構とを備えた負圧式倍力装置において、前
記バルブプランジャは同バルブプランジャの先端側で前
記反力機構に当接可能な第1バルブプランジャと同バル
ブプランジャの後端側で前記入力ロッドが係合される第
2バルブプランジャとから成り、該第2バルブプランジ
ャは少なくとも第1径部と第2径部と前記大気制御用シ
ート部を備える後端部とを有し、前記バルブプランジャ
が嵌合される前記パワーピストンの穴は前記第1径部の
径と略同一径の内径の略環状の凸部を有し、前記第2バ
ルブプランジャは前記パワーピストンの穴に前記第1径
部の先端が前記略環状の凸部の内周を貫通するように且
つ前記第2径部の一部が同パワーピストンの後端側の穴
に侵入するように嵌合され、前記第2バルブプランジャ
が前記パワーピストンの穴に嵌合されて前記パワーピス
トンの軸方向に対して傾斜した状態時に前記略環状の凸
部が接触する部分と前記パワーピストンの穴の同パワー
ピストン後端側の開口縁部分とが丸みを帯びていること
を特徴とする負圧式倍力装置を構成した。
【0010】好ましくは、前記大気制御用シート部は略
半円球状を呈しており、前記略環状の凸部の後端側と前
記第2径部先端の外周部側とに前記第2バルブプランジ
ャが前記パワーピストンの穴に嵌合され前記パワーピス
トンの軸方向に対して傾斜した状態時に前記バルブプラ
ンジャが前記略環状の凸部の内周部と前記パワーピスト
ンの穴の同パワーピストン後端側の開口縁部分との2箇
所で支持されるように逃がしを設けるのが望ましい。
半円球状を呈しており、前記略環状の凸部の後端側と前
記第2径部先端の外周部側とに前記第2バルブプランジ
ャが前記パワーピストンの穴に嵌合され前記パワーピス
トンの軸方向に対して傾斜した状態時に前記バルブプラ
ンジャが前記略環状の凸部の内周部と前記パワーピスト
ンの穴の同パワーピストン後端側の開口縁部分との2箇
所で支持されるように逃がしを設けるのが望ましい。
【0011】より好ましくは、前記略環状の凸部は前記
パワーピストンに一体形成され、前記略環状の凸部の後
端側の逃がしは前記略環状の凸部の後端部を加工するこ
とにより設けられ、前記第2径部先端の外周部側の逃が
しは同大径部先端の外周部を加工することにより設けら
るのが望ましい。
パワーピストンに一体形成され、前記略環状の凸部の後
端側の逃がしは前記略環状の凸部の後端部を加工するこ
とにより設けられ、前記第2径部先端の外周部側の逃が
しは同大径部先端の外周部を加工することにより設けら
るのが望ましい。
【0012】請求項1の発明によれば、ブレーキペダル
が踏み込み操作されると、入力ロッドはパワーピストン
内へ入力ロッドの先端部を中心点としてパワーピストン
の軸方向に対して傾斜して移動し、入力ロッドの移動に
伴って第2バルブプランジャひいては第1バルブプラン
ジャもパワーピストン内を摺動する。第2バルブプラン
ジャのパワーピストン内の摺動においては、入力ロッド
が傾斜して移動することから第2バルブプランジャに軸
方向垂直方向への力も作用し、第2バルブプランジャは
パワーピストンの軸方向に対して傾きを生じつつパワー
ピストン内を摺動する。従って、バルブプランジャのパ
ワーピストン内の摺動においては、パワーピストンの穴
のパワーピストン後端側の開口縁部に第2バルブプラン
ジャの第2径部の外周面が擦り、略環状の凸部の接触部
に第2バルブプランジャの第1径部の外周面が擦るが、
パワーピストンの穴のパワーピストン後端側の開口縁部
と略環状の凸部の接触部とは丸みを帯びているため摺動
抵抗がさほど働かず、第2バルブプランジャはパワーピ
ストン内を滑らかに摺動する。
が踏み込み操作されると、入力ロッドはパワーピストン
内へ入力ロッドの先端部を中心点としてパワーピストン
の軸方向に対して傾斜して移動し、入力ロッドの移動に
伴って第2バルブプランジャひいては第1バルブプラン
ジャもパワーピストン内を摺動する。第2バルブプラン
ジャのパワーピストン内の摺動においては、入力ロッド
が傾斜して移動することから第2バルブプランジャに軸
方向垂直方向への力も作用し、第2バルブプランジャは
パワーピストンの軸方向に対して傾きを生じつつパワー
ピストン内を摺動する。従って、バルブプランジャのパ
ワーピストン内の摺動においては、パワーピストンの穴
のパワーピストン後端側の開口縁部に第2バルブプラン
ジャの第2径部の外周面が擦り、略環状の凸部の接触部
に第2バルブプランジャの第1径部の外周面が擦るが、
パワーピストンの穴のパワーピストン後端側の開口縁部
と略環状の凸部の接触部とは丸みを帯びているため摺動
抵抗がさほど働かず、第2バルブプランジャはパワーピ
ストン内を滑らかに摺動する。
【0013】請求項2の発明によれば、第2バルブプラ
ンジャがパワーピストン内を滑らかに摺動しつつ、更
に、略半球状の大気制御用シート部はパワーピストンの
穴を軸方向で二等分した断面において略環状の凸部の内
周面上部とパワーピストンの開口縁部の下部とを結ぶ線
と同様にして結んだパワーピストンの軸線に対称な線と
の交点を中心点にして略半球状を呈しており、略環状の
凸部の後端側と第2径部先端の外周部側とに逃がしを設
けたことから、第2バルブプランジャがパワーピストン
の穴に嵌合されパワーピストンの軸方向に対して傾斜し
た状態時でもバルブプランジャは略環状の凸部の内周部
とパワーピストンの穴のパワーピストン後端側の開口縁
部分との2箇所で確実に支持され、従って、略半球状の
大気制御用シート部の中心点がずれることはなく、略半
球状の大気制御用シート部とコントロールバルブとの当
接が不完全になる虞れは無い。
ンジャがパワーピストン内を滑らかに摺動しつつ、更
に、略半球状の大気制御用シート部はパワーピストンの
穴を軸方向で二等分した断面において略環状の凸部の内
周面上部とパワーピストンの開口縁部の下部とを結ぶ線
と同様にして結んだパワーピストンの軸線に対称な線と
の交点を中心点にして略半球状を呈しており、略環状の
凸部の後端側と第2径部先端の外周部側とに逃がしを設
けたことから、第2バルブプランジャがパワーピストン
の穴に嵌合されパワーピストンの軸方向に対して傾斜し
た状態時でもバルブプランジャは略環状の凸部の内周部
とパワーピストンの穴のパワーピストン後端側の開口縁
部分との2箇所で確実に支持され、従って、略半球状の
大気制御用シート部の中心点がずれることはなく、略半
球状の大気制御用シート部とコントロールバルブとの当
接が不完全になる虞れは無い。
【0014】請求項3の発明によれば、略環状の凸部の
後端側の逃がしは略環状の凸部の後端部を加工すること
により設けられ、略環状の凸部は樹脂材から成るため、
略環状の凸部の後端部の加工は容易にでき、第2径部先
端の外周部側の逃がしは第2径部先端の外周部を加工す
ることにより設けら、第2径部先端の外周部の加工には
面粗度の精度にこだわる必要がないことから容易且つ安
価に設けられ、第2バルブプランジャがパワーピストン
内を滑らかに摺動しつつ、略半球状の大気制御用シート
部の中心点がずれることはなく、略半球状の大気制御用
シート部とコントロールバルブとの当接が不完全になる
虞れも無い。
後端側の逃がしは略環状の凸部の後端部を加工すること
により設けられ、略環状の凸部は樹脂材から成るため、
略環状の凸部の後端部の加工は容易にでき、第2径部先
端の外周部側の逃がしは第2径部先端の外周部を加工す
ることにより設けら、第2径部先端の外周部の加工には
面粗度の精度にこだわる必要がないことから容易且つ安
価に設けられ、第2バルブプランジャがパワーピストン
内を滑らかに摺動しつつ、略半球状の大気制御用シート
部の中心点がずれることはなく、略半球状の大気制御用
シート部とコントロールバルブとの当接が不完全になる
虞れも無い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を発明の実施の形態
により具体的に説明する。
により具体的に説明する。
【0016】(実施の形態1)図1に示すように、ハウ
ジング10は、第3シェル11、第2シェル12、第1
シェル13から構成される。ハウジング10は第3シェ
ル11の内部に第2シェル12と第1シェル13とを気
密的に嵌合させたものである。
ジング10は、第3シェル11、第2シェル12、第1
シェル13から構成される。ハウジング10は第3シェ
ル11の内部に第2シェル12と第1シェル13とを気
密的に嵌合させたものである。
【0017】第1シェル13と第2シェル12の間には
密閉された空間Rbが形成される。
密閉された空間Rbが形成される。
【0018】空間Rb内には可動壁15が設置されてい
る。空間Rbの内部は可動壁15によって、更に変圧室
Rb1と定圧室Rb2に分割されている。可動壁15
は、環状プレート151と、ダイヤフラム152とを備
えている。環状プレート151の内周部は樹脂材から成
るパワーピストン18の外周部に係合されている。又、
ダイヤフラム152の内周部152aはパワーピストン
18の外周に支持されると共に、挟持部材153、15
4に気密的に挟持され、外周部152bは第1シェル1
3及び第2シェル12によって気密的に挟持されてい
る。
る。空間Rbの内部は可動壁15によって、更に変圧室
Rb1と定圧室Rb2に分割されている。可動壁15
は、環状プレート151と、ダイヤフラム152とを備
えている。環状プレート151の内周部は樹脂材から成
るパワーピストン18の外周部に係合されている。又、
ダイヤフラム152の内周部152aはパワーピストン
18の外周に支持されると共に、挟持部材153、15
4に気密的に挟持され、外周部152bは第1シェル1
3及び第2シェル12によって気密的に挟持されてい
る。
【0019】第3シェル11と第2シェル12の間には
密閉された空間Raが形成される。
密閉された空間Raが形成される。
【0020】空間Ra内には可動壁14が設置されてい
る。空間Ra内部は、可動壁14によって、更に定圧室
Ra1と変圧室Ra2に分割されている。可動壁14
は、環状プレート141と、ダイヤフラム142とを備
える。環状プレート141の一端はパワーピストン18
の段部183に支持されている。ダイヤフラム142の
外周端部142aは、第2シェル12及び第3シェル1
1によって気密的に挟持され、内周端部142bは、パ
ワーピストン18、環状プレート141、挟持部材14
3により気密的に挟持されている。
る。空間Ra内部は、可動壁14によって、更に定圧室
Ra1と変圧室Ra2に分割されている。可動壁14
は、環状プレート141と、ダイヤフラム142とを備
える。環状プレート141の一端はパワーピストン18
の段部183に支持されている。ダイヤフラム142の
外周端部142aは、第2シェル12及び第3シェル1
1によって気密的に挟持され、内周端部142bは、パ
ワーピストン18、環状プレート141、挟持部材14
3により気密的に挟持されている。
【0021】パワーピストン18の内部には連通路18
1と182とが形成されている。連通路181は定圧室
Ra2と定圧室Rb2とを接続している。連通路182
は変圧室Ra1と変圧室Rb1とを接続している。
1と182とが形成されている。連通路181は定圧室
Ra2と定圧室Rb2とを接続している。連通路182
は変圧室Ra1と変圧室Rb1とを接続している。
【0022】第1シェル13には複数のボルト21が固
定されている。第1シェル13はボルト21によってダ
ッシュボード(図示省略)に取り付けられている。
定されている。第1シェル13はボルト21によってダ
ッシュボード(図示省略)に取り付けられている。
【0023】第3シェル13にはマスタシリンダ(図示
省略)を固定するための凹部111が形成されている。
この凹部111内には、第3シェル11と出力ロッド4
3との間を密閉するシール35が固定されている。
省略)を固定するための凹部111が形成されている。
この凹部111内には、第3シェル11と出力ロッド4
3との間を密閉するシール35が固定されている。
【0024】第3シェル11の内側には補強板16が固
着されている。補強板16にはマスタシリンダを固定す
るための複数のボルト22が固着されている。
着されている。補強板16にはマスタシリンダを固定す
るための複数のボルト22が固着されている。
【0025】又、第3シェル11には空間Ra2を内燃
エンジン等の負圧源(図示省略)に連通するコネクタ1
7が固着されている。
エンジン等の負圧源(図示省略)に連通するコネクタ1
7が固着されている。
【0026】又、第2シェル12とパワーピストン18
との間には、第2シェル12に固定された環状のシール
31と、ブッシュ32が設けられている。又、第1シェ
ル13とパワーピストン18との間には、第1シェル1
3に挟持固定された環状のシール33とブッシュ34が
設けられている。そして、パワーピストン18はシール
31とブッシュ32、シール33とブッシュ34によっ
て支持されており、ハウジング10の軸方向に摺動でき
る。
との間には、第2シェル12に固定された環状のシール
31と、ブッシュ32が設けられている。又、第1シェ
ル13とパワーピストン18との間には、第1シェル1
3に挟持固定された環状のシール33とブッシュ34が
設けられている。そして、パワーピストン18はシール
31とブッシュ32、シール33とブッシュ34によっ
て支持されており、ハウジング10の軸方向に摺動でき
る。
【0027】パワーピストン18の内部には、セパレー
タ51、エアクリーナ52、入力ロツド41、バルブプ
ランジャ42、出力ロツド43が挿入されている。パワ
ーピストン18の内部には、バルブプランジャ42がキ
ー184によって動きを規制されながら摺動可能に挿入
されている。バルブプランジャ42は、バルブプランジ
ャ42の先端側でリアクションディスク432に当接可
能な第1バルブプランジャ421と、バルブプランジャ
42の後端側で入力ロッド41を摺動可能に支持する第
2バルブプランジャ422とから構成されている。入力
ロッド41の一端にはボールジョイント部411が形成
されている。ボールジョイント部411は第2バルブプ
ランジャ422の内部に挿入されると共にかしめられて
いる。
タ51、エアクリーナ52、入力ロツド41、バルブプ
ランジャ42、出力ロツド43が挿入されている。パワ
ーピストン18の内部には、バルブプランジャ42がキ
ー184によって動きを規制されながら摺動可能に挿入
されている。バルブプランジャ42は、バルブプランジ
ャ42の先端側でリアクションディスク432に当接可
能な第1バルブプランジャ421と、バルブプランジャ
42の後端側で入力ロッド41を摺動可能に支持する第
2バルブプランジャ422とから構成されている。入力
ロッド41の一端にはボールジョイント部411が形成
されている。ボールジョイント部411は第2バルブプ
ランジャ422の内部に挿入されると共にかしめられて
いる。
【0028】図2は、本実施例の負圧式倍力装置のバル
ブプランジャ周辺部の拡大断面図である。図2に示すよ
うに、入力ロッド41とバルブプランジャ42との間に
は、制御バルブが構成されている。制御バルブは、バネ
60によってバルブプランジャ42に向かって付勢され
たコントロールバルブ61と、パワーピストン18に設
けられた負圧制御用シート部185と、第2バルブプラ
ンジャ422の後端に設けられた略半球状の大気制御用
シート部422eとにより構成される。コントロールバ
ルブ61は、端部612をパワーピストン18と挟持部
材62とにより挟持されている。この挟持部材62には
入力ロッド41を初期位置に向けて付勢するバネ53の
一端が当接している。バネ53の他端側は、入力ロッド
41のフランジ部412に当接している。
ブプランジャ周辺部の拡大断面図である。図2に示すよ
うに、入力ロッド41とバルブプランジャ42との間に
は、制御バルブが構成されている。制御バルブは、バネ
60によってバルブプランジャ42に向かって付勢され
たコントロールバルブ61と、パワーピストン18に設
けられた負圧制御用シート部185と、第2バルブプラ
ンジャ422の後端に設けられた略半球状の大気制御用
シート部422eとにより構成される。コントロールバ
ルブ61は、端部612をパワーピストン18と挟持部
材62とにより挟持されている。この挟持部材62には
入力ロッド41を初期位置に向けて付勢するバネ53の
一端が当接している。バネ53の他端側は、入力ロッド
41のフランジ部412に当接している。
【0029】第2バルブプランジャ422は、第1径部
422aと、キー184の嵌合部422bと、第2径部
422cと、大気制御用シート部422eを備える後端
部422dとを有している。
422aと、キー184の嵌合部422bと、第2径部
422cと、大気制御用シート部422eを備える後端
部422dとを有している。
【0030】バルブプランジャ42が嵌合されるパワー
ピストン18の穴186には、第2バルブプランジャ4
22の第1径部422aの径と略同一径の内径の略環状
の凸部187が一体形成されている。
ピストン18の穴186には、第2バルブプランジャ4
22の第1径部422aの径と略同一径の内径の略環状
の凸部187が一体形成されている。
【0031】第2バルブプランジャ422は、パワーピ
ストン18の穴186に、第1径部422aの先端が略
環状の凸部187の内周を貫通するように、且つ、第2
径部422cの一部が穴186に侵入するように嵌合さ
れている。
ストン18の穴186に、第1径部422aの先端が略
環状の凸部187の内周を貫通するように、且つ、第2
径部422cの一部が穴186に侵入するように嵌合さ
れている。
【0032】第2バルブプランジャ422がパワーピス
トンの穴186に嵌合されてパワーピストン18の軸方
向に対して傾斜した状態時に、略環状の凸部187が第
2バルブプランジャ422に接触する部分187a、1
87bと、パワーピストン18の穴186の開口縁部分
186aとは丸みを帯びている。
トンの穴186に嵌合されてパワーピストン18の軸方
向に対して傾斜した状態時に、略環状の凸部187が第
2バルブプランジャ422に接触する部分187a、1
87bと、パワーピストン18の穴186の開口縁部分
186aとは丸みを帯びている。
【0033】略環状の凸部187の後端部を切削加工す
ることにより略環状の凸部187の後端側に逃がし70
が設けられ、第2バルブプランジャ422の第2径部4
22c先端の外周部を切削加工することにより第2径部
422c先端の外周部側の逃がし71が設けられてい
る。
ることにより略環状の凸部187の後端側に逃がし70
が設けられ、第2バルブプランジャ422の第2径部4
22c先端の外周部を切削加工することにより第2径部
422c先端の外周部側の逃がし71が設けられてい
る。
【0034】図1において、出力ロツド43の一端には
カップ部431が形成されている。
カップ部431が形成されている。
【0035】カップ部431の内部にはリアクションデ
ィスク432が挿入されている。出力ロッド43は第3
シェル11の凹部111の挟持部材36により挟持され
たシール35によって摺動自在に支持されている。又、
リアクションディスク432はパワーピストン18に当
接している。
ィスク432が挿入されている。出力ロッド43は第3
シェル11の凹部111の挟持部材36により挟持され
たシール35によって摺動自在に支持されている。又、
リアクションディスク432はパワーピストン18に当
接している。
【0036】カップ部431と第3シェル11との間に
はメインスプリング45が設けられている。メインスプ
リング45は板バネ46を固定すると共にパワーピスト
ン18を非作動位置に向かって押し付けている。板バネ
46は、出力ロッド43をパワーピストン18側に押し
付けている。
はメインスプリング45が設けられている。メインスプ
リング45は板バネ46を固定すると共にパワーピスト
ン18を非作動位置に向かって押し付けている。板バネ
46は、出力ロッド43をパワーピストン18側に押し
付けている。
【0037】本実施の形態の真空倍力装置は、ブレーキ
ペダル(図示省略)が踏み込まれ、入力ロッド41が出
力ロッド43に向かって移動すると入力ロッド41のボ
ールジョイント部411がバルブプランジャ42を押し
つけ、バルブプランジャ42も出力ロッド43に向かっ
て移動する。バルブプランジャ42が出力ロッド43に
向かって移動すると、コントロールバルブ61のシール
部611がパワーピストン18の負圧制御用シート部1
85に接触して定圧室Ra2、Rb2と変圧室Ra1、
Rb1との連通を遮断する。シール部611の負圧制御
用シート部185への接触後、バルブプランジヤ422
の大気制御用シート部422eがシール部611から離
脱して変圧室Ra1、Rb1内にセパレータ51とエア
クリーナ52とを通った大気が流入し圧力が上昇する。
変圧室Ra1、Rb1内の圧力と定圧室Ra2、Rb2
との圧力差により、可動壁14、15、パワーピストン
18に第3シェル11方向(図1中左方)に向かって移
動させる作動力が生じ、出力ロッド43を介してマスタ
シリンダのピストン(図示省略)を押し、倍力作用がな
される。
ペダル(図示省略)が踏み込まれ、入力ロッド41が出
力ロッド43に向かって移動すると入力ロッド41のボ
ールジョイント部411がバルブプランジャ42を押し
つけ、バルブプランジャ42も出力ロッド43に向かっ
て移動する。バルブプランジャ42が出力ロッド43に
向かって移動すると、コントロールバルブ61のシール
部611がパワーピストン18の負圧制御用シート部1
85に接触して定圧室Ra2、Rb2と変圧室Ra1、
Rb1との連通を遮断する。シール部611の負圧制御
用シート部185への接触後、バルブプランジヤ422
の大気制御用シート部422eがシール部611から離
脱して変圧室Ra1、Rb1内にセパレータ51とエア
クリーナ52とを通った大気が流入し圧力が上昇する。
変圧室Ra1、Rb1内の圧力と定圧室Ra2、Rb2
との圧力差により、可動壁14、15、パワーピストン
18に第3シェル11方向(図1中左方)に向かって移
動させる作動力が生じ、出力ロッド43を介してマスタ
シリンダのピストン(図示省略)を押し、倍力作用がな
される。
【0038】一方、リアクションディスク432は、パ
ワーピストン18からの押圧力によって弾性変形し、第
1エアバルブ421の前端面に当接してプッシュロッド
41に反力を生じる。
ワーピストン18からの押圧力によって弾性変形し、第
1エアバルブ421の前端面に当接してプッシュロッド
41に反力を生じる。
【0039】この入力ロッド41の移動においては、パ
ワーピストン18内へ入力ロッド41のボールジョイン
ト部411を中心点としてパワーピストン18の軸方向
に対して傾斜して移動し、入力ロッド41の移動に伴っ
て第2バルブプランジャ422ひいては第1バルブプラ
ンジャもパワーピストン内を摺動する。第2バルブプラ
ンジャのパワーピストン内の摺動においては、入力ロッ
ド41が傾斜して移動することから第2バルブプランジ
ャ422に軸方向垂直方向への力も作用し、第2バルブ
プランジャ422はパワーピストン18の軸方向に対し
て傾きを生じつつパワーピストン18内を摺動する。
ワーピストン18内へ入力ロッド41のボールジョイン
ト部411を中心点としてパワーピストン18の軸方向
に対して傾斜して移動し、入力ロッド41の移動に伴っ
て第2バルブプランジャ422ひいては第1バルブプラ
ンジャもパワーピストン内を摺動する。第2バルブプラ
ンジャのパワーピストン内の摺動においては、入力ロッ
ド41が傾斜して移動することから第2バルブプランジ
ャ422に軸方向垂直方向への力も作用し、第2バルブ
プランジャ422はパワーピストン18の軸方向に対し
て傾きを生じつつパワーピストン18内を摺動する。
【0040】従って、バルブプランジャ42のパワーピ
ストン18内の摺動においては、パワーピストン18の
穴186の開口縁部186aに第2バルブプランジャ4
22の第2径部422cの外周面が擦り、略環状の凸部
187の接触部187a、187bに第2バルブプラン
ジャ422の第1径部422aの外周面が擦るが、開口
縁部186aと略環状の凸部187の接触部187a、
187bとは、丸みを帯びているため摺動抵抗がさほど
働かず、第2バルブプランジャ422はパワーピストン
18内を滑らかに摺動する。又、第2バルブプランジャ
422が滑らかに摺動することから、ブレーキペダル操
作に伴うフィーリングが良好なものとなる。
ストン18内の摺動においては、パワーピストン18の
穴186の開口縁部186aに第2バルブプランジャ4
22の第2径部422cの外周面が擦り、略環状の凸部
187の接触部187a、187bに第2バルブプラン
ジャ422の第1径部422aの外周面が擦るが、開口
縁部186aと略環状の凸部187の接触部187a、
187bとは、丸みを帯びているため摺動抵抗がさほど
働かず、第2バルブプランジャ422はパワーピストン
18内を滑らかに摺動する。又、第2バルブプランジャ
422が滑らかに摺動することから、ブレーキペダル操
作に伴うフィーリングが良好なものとなる。
【0041】更に、略環状の凸部187の後端側と第2
径部422cの先端側の外周部とに逃がし70、71を
設けた為、第2バルブプランジャ422がパワーピスト
ン18の穴186に嵌合され、パワーピストン18の軸
方向に対して傾斜した状態時に、第2バルブプランジャ
422は略環状の凸部187の内周部とパワーピストン
18の穴186の開口縁部分186aとの2箇所で確実
に支持される。
径部422cの先端側の外周部とに逃がし70、71を
設けた為、第2バルブプランジャ422がパワーピスト
ン18の穴186に嵌合され、パワーピストン18の軸
方向に対して傾斜した状態時に、第2バルブプランジャ
422は略環状の凸部187の内周部とパワーピストン
18の穴186の開口縁部分186aとの2箇所で確実
に支持される。
【0042】一般的に略半球状の大気制御用シート部
は、パワーピストンの穴を軸方向で二等分した断面にお
いて、パワーピストンのバルブプランジャを支持する先
端側上部支持点とパワーピストンのバルブプランジャを
支持する後端側下部支持点とを結ぶ線と先端側下部支持
点と後端側上部支持点とを結ぶ線とを結んだ交点を中心
点にして略半球状を呈している。
は、パワーピストンの穴を軸方向で二等分した断面にお
いて、パワーピストンのバルブプランジャを支持する先
端側上部支持点とパワーピストンのバルブプランジャを
支持する後端側下部支持点とを結ぶ線と先端側下部支持
点と後端側上部支持点とを結ぶ線とを結んだ交点を中心
点にして略半球状を呈している。
【0043】本実施の形態の負圧式倍力装置において
は、略半球状の大気制御用シート部422eは、パワー
ピストン18の穴を軸方向で二等分した断面において、
略環状の凸部187の内周面上部とパワーピストン18
の開口縁部186aの下部とを結ぶ線と、同様にして結
んだパワーピストンの軸線に対称な線との交点を中心点
にして、大気制御用シート部422eは略半球状を呈し
ている。
は、略半球状の大気制御用シート部422eは、パワー
ピストン18の穴を軸方向で二等分した断面において、
略環状の凸部187の内周面上部とパワーピストン18
の開口縁部186aの下部とを結ぶ線と、同様にして結
んだパワーピストンの軸線に対称な線との交点を中心点
にして、大気制御用シート部422eは略半球状を呈し
ている。
【0044】第2バルブプランジャ422がパワーピス
トン18の穴186に嵌合され、パワーピストン18の
軸方向に対して傾斜した状態時においても、第2バルブ
プランジャ422は略環状の凸部187の内周部とパワ
ーピストン18の穴186の開口縁部分186aとの2
箇所で確実に支持されることから、略半球状の大気制御
用シート部422eの中心点はずれることなく、従っ
て、略半球状の大気制御用シート部422eとコントロ
ールバルブ61との当接が不完全になる虞れは無い。
トン18の穴186に嵌合され、パワーピストン18の
軸方向に対して傾斜した状態時においても、第2バルブ
プランジャ422は略環状の凸部187の内周部とパワ
ーピストン18の穴186の開口縁部分186aとの2
箇所で確実に支持されることから、略半球状の大気制御
用シート部422eの中心点はずれることなく、従っ
て、略半球状の大気制御用シート部422eとコントロ
ールバルブ61との当接が不完全になる虞れは無い。
【0045】又、パワーピストン18は樹脂材から成
り、従って、略環状の凸部187の第2バルブプランジ
ャ422に接触する部分187a、187bと、穴18
6の開口縁部分186aとを、容易に丸みを持たせるよ
うに形成加工することが可能であり、面粗度の精度も高
くできる。
り、従って、略環状の凸部187の第2バルブプランジ
ャ422に接触する部分187a、187bと、穴18
6の開口縁部分186aとを、容易に丸みを持たせるよ
うに形成加工することが可能であり、面粗度の精度も高
くできる。
【0046】又、略環状の凸部187も樹脂材から成
り、略環状の凸部187の後端部を切削加工することに
より略環状の凸部187の後端側に逃がし70を設ける
ことも容易であり、第2バルブプランジャ422の第2
径部422c先端の外周部を切削加工することにより第
2径部422c先端側の外周部にも逃がし71を設けて
いるが、この逃がし71は第2バルブプランジャ422
が滑らかに摺動するように加工されたものではなく、従
って、面粗度の精度を高くする必要もないため第2バル
ブプランジャ422は金属材から形成されているが切削
加工は比較的に容易であり加工費も高いものとはならな
い。
り、略環状の凸部187の後端部を切削加工することに
より略環状の凸部187の後端側に逃がし70を設ける
ことも容易であり、第2バルブプランジャ422の第2
径部422c先端の外周部を切削加工することにより第
2径部422c先端側の外周部にも逃がし71を設けて
いるが、この逃がし71は第2バルブプランジャ422
が滑らかに摺動するように加工されたものではなく、従
って、面粗度の精度を高くする必要もないため第2バル
ブプランジャ422は金属材から形成されているが切削
加工は比較的に容易であり加工費も高いものとはならな
い。
【0047】以上、本発明を上記実施の形態に即して説
明したが、本発明は上記態様にのみ限定されるものでは
なく、本発明の原理に準ずる各種態様を含むものであ
る。
明したが、本発明は上記態様にのみ限定されるものでは
なく、本発明の原理に準ずる各種態様を含むものであ
る。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、より安価に、より容易に、バルブプランジャが
スムーズにパワーピストン内を摺動することができる負
圧式倍力装置提供することを可能としている。
よれば、より安価に、より容易に、バルブプランジャが
スムーズにパワーピストン内を摺動することができる負
圧式倍力装置提供することを可能としている。
【0049】又、請求項2の発明によれば、より安価
に、より容易に、バルブプランジャがスムーズにパワー
ピストン内を摺動することができ、且つ、バルブプラン
ジャの支持点のずれを無くす負圧式倍力装置を提供する
ことを可能としている。
に、より容易に、バルブプランジャがスムーズにパワー
ピストン内を摺動することができ、且つ、バルブプラン
ジャの支持点のずれを無くす負圧式倍力装置を提供する
ことを可能としている。
【0050】又、請求項3の発明によれば、より容易
に、より安価に、逃がしを設けることを可能としてい
る。
に、より安価に、逃がしを設けることを可能としてい
る。
【図1】実施の形態1の負圧式倍力装置の断面図。
【図2】図1の一部拡大断面図。
【図3】図2の第2バルブプランジャ周辺の拡大断面
図。
図。
10 ハウジング 11 第3シェル 111 凹部 12 第2シェル 13 第1シェル 14 可動壁 141 環状
プレート 142 ダイヤフラム 142a 外
周端部 142b 内周端部 143 挟持
部材 15 可動壁 151 環状
プレート 152 ダイヤフラム 152a 内
周部 152b 外周部 153、15
4 挟持部材 16 補強板 17 コネクタ 18 パワーピストン 181、182 連通路 183 段部 184 キー 185 負圧
制御用シート部 186 穴 186a 開
口縁部 187 略環状凸部 187a、1
87b 接触部 21、22 ボルト 31、33 シール 32、34 ブッシュ 35 シール 36 挟持部材 41 入力ロッド 411 ボールジョイント部 412 フラ
ンジ部 42 バルブプランジャ 421 第1バルブプランジャ 422 第2
バルブプランジャ 422a 第1径部 422b 嵌
合部 422c 第2径部 422d 後
端部 422e 大気制御用シート部 43 出力ロッド 431 カッ
プ部 432 リアクションディスク 45 メインスプリング 46 板バネ 51 セパレータ 52 エアクリーナ 53 バネ 60 バネ 61 コントロールバルブ 611 シ
ール部 612 端部 62 挟持部材 70、71 逃がし Ra、Rb 空間 Ra1、Rb1 変圧室 Ra2 Rb2 定圧室
プレート 142 ダイヤフラム 142a 外
周端部 142b 内周端部 143 挟持
部材 15 可動壁 151 環状
プレート 152 ダイヤフラム 152a 内
周部 152b 外周部 153、15
4 挟持部材 16 補強板 17 コネクタ 18 パワーピストン 181、182 連通路 183 段部 184 キー 185 負圧
制御用シート部 186 穴 186a 開
口縁部 187 略環状凸部 187a、1
87b 接触部 21、22 ボルト 31、33 シール 32、34 ブッシュ 35 シール 36 挟持部材 41 入力ロッド 411 ボールジョイント部 412 フラ
ンジ部 42 バルブプランジャ 421 第1バルブプランジャ 422 第2
バルブプランジャ 422a 第1径部 422b 嵌
合部 422c 第2径部 422d 後
端部 422e 大気制御用シート部 43 出力ロッド 431 カッ
プ部 432 リアクションディスク 45 メインスプリング 46 板バネ 51 セパレータ 52 エアクリーナ 53 バネ 60 バネ 61 コントロールバルブ 611 シ
ール部 612 端部 62 挟持部材 70、71 逃がし Ra、Rb 空間 Ra1、Rb1 変圧室 Ra2 Rb2 定圧室
Claims (3)
- 【請求項1】 ハウジング内を移動可能に設置され変圧
室と常時負圧の作用する定圧室とに区画する可動壁と、
該可動壁に連結された樹脂材から成るパワーピストン
と、該パワーピストンに摺動可能に嵌合されブレーキペ
ダルに入力ロッドを介して連結されるバルブプランジャ
と、該バルブプランジャの後端に設けられた大気制御用
シート部及び前記パワーピストンの内部に同パワーピス
トンの後端側に向けて突出形成された負圧制御用シート
部に向けて付勢手段により付勢されて前記大気制御用シ
ート部と前記負圧制御用シート部に対して接触及び離脱
するシール部を筒状部の一端に有し該筒状部の他端で前
記パワーピストンに固定されたコントロールバルブと、
前記定圧室と前記変圧室との圧力差により前記可動壁に
発生する推進力に応じた反力を前記プランジャに印加す
る反力機構とを備えた負圧式倍力装置において、前記バ
ルブプランジャは同バルブプランジャの先端側で前記反
力機構に当接可能な第1バルブプランジャと同バルブプ
ランジャの後端側で前記入力ロッドが係合される第2バ
ルブプランジャとから成り、該第2バルブプランジャは
少なくとも第1径部と第2径部と前記大気制御用シート
部を備える後端部とを有し、前記バルブプランジャが嵌
合される前記パワーピストンの穴は前記第1径部の径と
略同一径の内径の略環状の凸部を有し、前記第2バルブ
プランジャは前記パワーピストンの穴に前記第1径部の
先端が前記略環状の凸部の内周を貫通するように且つ前
記第2径部の一部が同パワーピストンの後端側の穴に侵
入するように嵌合され、前記第2バルブプランジャが前
記パワーピストンの穴に嵌合されて前記パワーピストン
の軸方向に対して傾斜した状態時に前記略環状の凸部が
接触する部分と前記パワーピストンの穴の同パワーピス
トン後端側の開口縁部分とが丸みを帯びていることを特
徴とする負圧式倍力装置。 - 【請求項2】 前記大気制御用シート部は略半円球状を
呈しており、前記略環状の凸部の後端側と前記第2径部
先端の外周部側とに前記第2バルブプランジャが前記パ
ワーピストンの穴に嵌合され前記パワーピストンの軸方
向に対して傾斜した状態時に前記バルブプランジャが前
記略環状の凸部の内周部と前記パワーピストンの穴の同
パワーピストン後端側の開口縁部分との2箇所で支持さ
れるように逃がしを設けたことを特徴とする請求項1に
記載の負圧式倍力装置。 - 【請求項3】 前記略環状の凸部は前記パワーピストン
に一体形成され、前記略環状の凸部の後端側の逃がしは
前記略環状の凸部の後端部を加工することにより設けら
れ、前記第2径部先端の外周部側の逃がしは同第2径部
先端の外周部を加工することにより設けられたことを特
徴とする請求項2の負圧式倍力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7183727A JPH0930400A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 負圧式倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7183727A JPH0930400A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 負圧式倍力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0930400A true JPH0930400A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16140916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7183727A Pending JPH0930400A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 負圧式倍力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0930400A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013147246A1 (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-03 | 本田技研工業株式会社 | ピストンプッシュロッド組立体、マスタシリンダ及びピストンプッシュロッド組立体の製造方法 |
| JP2014043134A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Advics Co Ltd | マスタシリンダ |
-
1995
- 1995-07-20 JP JP7183727A patent/JPH0930400A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013147246A1 (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-03 | 本田技研工業株式会社 | ピストンプッシュロッド組立体、マスタシリンダ及びピストンプッシュロッド組立体の製造方法 |
| CN104203678A (zh) * | 2012-03-30 | 2014-12-10 | 本田技研工业株式会社 | 活塞推杆组装体、主液压缸及活塞推杆组装体的制造方法 |
| JPWO2013147246A1 (ja) * | 2012-03-30 | 2015-12-14 | 本田技研工業株式会社 | ピストンプッシュロッド組立体、マスタシリンダ及びピストンプッシュロッド組立体の製造方法 |
| US9726285B2 (en) | 2012-03-30 | 2017-08-08 | Honda Motor Co., Ltd. | Piston push rod assembly, master cylinder, and manufacturing method for piston push rod assembly |
| JP2014043134A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Advics Co Ltd | マスタシリンダ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040630 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050222 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050628 |