JPH09304182A - 穀粒色彩選別機 - Google Patents

穀粒色彩選別機

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JPH09304182A
JPH09304182A JP14985996A JP14985996A JPH09304182A JP H09304182 A JPH09304182 A JP H09304182A JP 14985996 A JP14985996 A JP 14985996A JP 14985996 A JP14985996 A JP 14985996A JP H09304182 A JPH09304182 A JP H09304182A
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JP
Japan
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grain
light receiving
light
sensor
receiving element
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Application number
JP14985996A
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English (en)
Inventor
Satoru Satake
覺 佐竹
Takafumi Ito
隆文 伊藤
Norimasa Ikeda
憲政 池田
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Satake Engineering Co Ltd
Original Assignee
Satake Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可視光域と近赤外域の2波長を1つのセンサ
ーで検出する光学検出部を備えるとともに、光軸調整と
素子の出力バランス調整が容易となる穀粒色彩選別機を
提供する。 【構成】 照明手段は、分光エネルギー分布が可視光域
と近赤外域とを有する単種または複数種の光源を用い、
受光ブロックは、2つの通過帯域を有するフィルターと
集光レンズと受光センサーとを備え、該受光センサー
は、可視光域の波長に高い感度を有する第一受光素子と
近赤外域の波長に高い感度を有する第二受光素子とを任
意に対応させるよう接合して一体的に形成し、前記第一
受光素子及び前記第二受光素子の少なくとも一方にCC
Dラインセンサーを用いた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、穀類、特に米麦粒中に
混入する変色粒又はガラス片などの無機異物を除去する
穀粒色彩選別機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、流下中の穀粒に可視光域と近赤外
域の光線を照射し、その透過・反射光を利用して穀粒中
に混入する変色粒又はガラス片などの無機異物を除去す
る穀粒色彩選別機については、本出願人が特願平7ー2
1161により提案している。
【0003】この穀粒色彩選別機における光学検出部
は、可視光域に高い感度を有する受光センサーと近赤外
域に高い感度を有する受光センサーとを備えており、こ
れら2種類の受光センサーの配置については以下の2つ
のタイプを提案している。すなわち、図10(特願平7
ー21161の図7)に示す複数レンズタイプと図11
(特願平7ー21161の図2)に示すダイクロイック
タイプである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図10の複数レンズタ
イプの場合、各受光センサーごとにレンズ筒を設けてい
るため、光学検出部全体が大きくなり、また、各レンズ
筒(計4箇所)の光軸調整をしなければならず、調整が
煩わしいといった欠点があった。これに対し、図11の
ダイクロイックタイプは、1つのレンズ筒内に可視光域
に高い感度を有する受光センサーと近赤外域に高い感度
を有する受光センサーとを備えているため、光学検出部
全体がコンパクトになり、しかも、前後2つのレンズ筒
の光軸調整を行えば良いことになり、図10の複数レン
ズタイプに比べて光軸調整が簡単である。
【0005】しかしながら、可視光域に高い感度を有す
る受光センサーとして多素子のCCDセンサー(Charge
Coupled Device )を使用し、近赤外域に高い感度を有
する受光センサーとしてInGaAs(インシ゛ウム-カ゛リウム-
砒素)センサーを使用した場合は、図10の複数レンズ
タイプだけでなく図11のダイクロイックタイプの光軸
調整も困難となることが判明した。これを図12、図1
3及び図14を参照して説明する。
【0006】図12は穀粒を流下させる複数個のシュー
ト(チャンネル)102の端面と、各シュート102か
ら落下する穀粒をCCDセンサー101により監視する
模式図を示すものである。本例のCCDセンサー101
は、例えば256個の素子を横一列に配列した、いわゆ
る一次元イメージセンサーである。そして、このCCD
センサーの256個の素子に対し、チャンネルに対応し
たシュート102の数は21本とCCDの素子に比べて
はるかに少ない。このため、シュート1本(1チャンネ
ル)に対してCCDの素子を12個ずつ対応させて25
6個の素子を21個のブロックに区分けし、12個の素
子による各ブロック(チャンネル)毎に良品と変色粒の
判別をするようになっている。なお、この場合、12×
21=252となるので、256個の素子のうち4個が
余りとなるが、横一列に配列したCCDセンサーのうち
両端の2個ずつの素子については、その出力を取り扱わ
ないで252個の素子の出力を有効とする。
【0007】次に、上記CCDセンサー101の光軸調
整について説明する。図12においてシュート102下
方の穀粒検出位置には、シュート102の端面と平行と
なるように光軸調整目印103を横一列状に設ける。こ
の光軸調整目印103には、各シュートの境界と対応し
て黒点が塗布されている。そして、集光レンズ104を
介してCCDセンサー101の焦点が光軸調整目印10
3に合うように調節するとよい。これにより、CCDセ
ンサー101が光軸調整目印103を走査することで検
出波形が出力され、この出力波形により光軸が正確か否
かを判別する。すなわち、図13のように各シュートの
境界となる波形の谷が境界位置となるべき素子と対応さ
せて判別できるものは光軸が正確であり、光軸が上下左
右にずれて波形の谷が判別できないものは光軸が正確で
はない。光軸が正確でない場合は、図13のような波形
が検出されるようCCDセンサー101の位置を調整し
て光軸調整するとよい。
【0008】上述のCCDセンサーの場合は光軸調整が
比較的簡単に行われるのであるが、一方で近赤外域に高
い感度を有するInGaAsセンサーはCCD形式とな
っていないため光軸調整が困難である。図12及び図1
4によりInGaAsセンサーの光軸調整を説明する
と、このInGaAsセンサー105は前記複数個のシ
ュート102の本数、つまりチャンネル数に対応して2
1個の素子を横一列に配列してある。そして、InGa
Asセンサー105はCCDセンサー101とは異なり
同時に複数の素子の信号が得られないため、素子から得
られる単一の信号強度によって光軸調整をするしかな
い。すなわち、図14に示す検出波形はInGaAsセ
ンサー105に対応するバックグラウンドを監視してい
るものであり、実際に信号強度を検出して光軸調整をす
るにはガラス片などのサンプルを流して全ての素子から
均一な信号が得られるようにする必要があった。
【0009】本発明は上記問題点にかんがみ、可視光域
と近赤外域の2波長を1つのセンサーで検出する光学検
出部を備えるとともに、光軸調整と素子の出力バランス
調整が容易となる穀粒色彩選別機を提供することを技術
的課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、所定の穀粒流路に沿って穀粒を誘導する穀粒
案内手段と、該穀粒案内手段に穀粒を供給する穀粒供給
手段と、穀粒が穀粒流路から落下する際、所定の検出範
囲の穀粒を照明する照明手段と、照明された前記穀粒か
らの光量を受光する受光センサーを備えた受光ブロック
と穀粒の落下軌跡を挟んで前記受光センサーに対向した
位置に設けたバックグラウンドとからなる光学検出手段
と、該光学検出手段の出力信号と任意のしきい値との比
較により除去信号を出力する制御回路と、前記光学検出
手段の下方にあって前記制御回路の除去信号により不良
穀粒又は異物を除去するエジェクター手段とを設けてな
る穀粒色彩選別機であって、前記照明手段は、分光エネ
ルギー分布が可視光域と近赤外域とを有する単種または
複数種の光源を用い、前記受光ブロックは、2つの通過
帯域を有するフィルターと集光レンズと受光センサーと
を備え、該受光センサーは、可視光域の波長に高い感度
を有する第一受光素子と近赤外域の波長に高い感度を有
する第二受光素子とを任意に対応させるよう接合して一
体的に形成し、前記第一受光素子及び前記第二受光素子
の少なくとも一方にCCDラインセンサーを用いる、と
いう技術的手段を講じた。
【0011】そして、前記CCDラインセンサーの素子
の複数個を1ブロックとして区分けし、この1ブロック
の素子が前記穀粒流路ごとにそれぞれ対応するように横
一列状に配列するとよい。
【0012】また、前記第一受光素子は、可視光域に高
い感度を有するシリコンフォトダイオードを用いること
ができる。
【0013】更に、前記第二受光素子は、近赤外域の波
長に高い感度を有するInGaAsアレイセンサーを用
いたり、ゲルマニウムアレイセンサーを用いることもで
きる。
【0014】
【作用】穀粒中に混入する変色粒などの不良穀粒又はガ
ラス片などの無機異物は、穀粒案内手段の穀粒流路から
落下し、その落下途中の検出範囲に到達するとき、可視
光域と近赤外域とを有する光源により照明されて可視光
域の波長に高い感度を有する第一受光素子(例えばCC
Dラインセンサー)及び近赤外域の波長に高い感度を有
する第二受光素子(例えばInGaAsアレイセンサ
ー)によりその反射・透過光が受光される。そして、第
一受光素子の検出信号により良品であるか変色粒である
かを、また、第二受光素子の検出信号により良品である
か良品と同色の異物若しくは透明なガラス片等の無機異
物であるかを制御回路により判別される。そして、変色
粒及び無機異物であった場合には、その穀粒流路に対応
するエジェクター手段に除去信号が出力され、エアーの
噴出により良品の流れから除去される。
【0015】前記受光センサーは、第一受光素子と第二
受光素子とを任意に対応させるよう接合して一体的に形
成し、第一受光素子及び第二受光素子の少なくとも一方
にCCDラインセンサーを用いているため、第一受光素
子の光軸とその背後の第二受光素子の光軸とが一致し、
一方のCCDラインセンサーの光軸調整を行えば他方の
受光素子の光軸も追随して調整されることになる。
【0016】更に、前記CCDラインセンサーの素子の
複数個を1ブロックとして区分けし、この1ブロックの
素子が前記穀粒流路ごとにそれぞれ対応するように横一
列状に配列しているため、CCDラインセンサーが複数
個の穀粒流路を走査することで、穀粒流路と各穀粒流路
の境界とを識別する矩形状の波形を検出し、この検出波
形から光軸が正確であるか否かを簡単に判別することが
可能になった。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明の穀粒色彩選別機の全体の構成
を示す縦断面図である。図1において、フレーム1内の
一側上部に原料タンク2を設け、原料タンク2の下端は
振動供給樋3を接続し、バイブレーターなどからなる振
動発生装置4上に載置される。そして、振動供給樋3
は、傾斜して設けた複数本のシュート5に接続してあ
る。すなわち、横断面をV字型又はU字型となしたシュ
ート5の上端は、振動供給樋3の樋端に近接して設けら
れ、その下端は一対の光学検出手段6の間に臨ませ、更
に、シュート5の下方には、シュート5の下端から落下
する穀粒等を受けるべき筒状の受樋7を設け、受樋7の
下端には製品を排出する搬送手段8を連絡する。また、
シュート5の下端から受樋7内に落下する間の検出範囲
付近には、検出範囲を通過する穀粒中から変色粒又はガ
ラス片等の無機異物を除去するため、エジェクターバル
ブ9のノズル口を配設する。エジェクターバルブ9はエ
アー管10を経て図外のエアーコンプレッサーに接続し
てあり、エジェクターバルブ9の下方には不良品排出口
11を設け、不良品排出口11には、不良品を排出する
搬送手段12を連絡する。そして、フレーム1の上部に
はコントロールボックス13及び操作パネル14を設け
る。
【0018】次に、照明手段及び光学検出手段6の一実
施例について、図2を参照して説明する。照明手段は所
定の検出範囲Fを落下する穀粒に光を照射するために光
学検出手段6の近傍に配設されている。この照明手段に
は分光エネルギー分布が可視光域と近赤外域とを有する
単種又は複数種の光源が用いられるが、本実施例では可
視光域を有する蛍光管15と近赤外域を有するハロゲン
電球16とを一組として、検出範囲Fを取り囲むように
複数組設けた。
【0019】前記光学検出手段6は照明された前記穀粒
からの光量を受光する受光センサー17と検出範囲Fを
挟んで前記受光センサー17に対向した位置に設けたバ
ックグラウンド18とからなる。本実施例では、集光レ
ンズ19を挿設した受光ブロック20内に受光センサー
17を設け、この受光ブロック20を二組設けて穀粒の
背部と腹部とを同時に監視することができる構成とし
た。そして、符号24に示す透明ガラス板は、光学検出
手段6,6にほこり等が入り込まないようにするための
もので、この透明ガラス板24,24に清掃体を往復動
させる掃除手段(図示せず)を設ける場合もある。
【0020】前記受光ブロック20内の集光レンズ19
と受光センサー17との間には、図3のように可視光域
と近赤外域に透過特性を示す二重ピークフィルター21
を設ける。この透過特性は、二つのピーク値、すなわ
ち、可視光域中にある波長450nm付近のピーク値
と、近赤外域中にある波長1500nm付近のピーク値
になる。
【0021】次に、受光センサー17について図4を参
照して説明する。受光センサー17は、可視光域に高い
感度を有する第一受光素子22と近赤外域に高い感度を
有する第二受光素子23とが任意に対応するよう接合し
て一体的に形成し、特に、前記第一受光素子22及び前
記第二受光素子23の少なくとも一方に高分解能のCC
Dラインセンサーを用いるとよい。本実施例では、可視
光域に高い感度を有する第一受光素子22にCCDライ
ンセンサー(Charge Coupled Device )22Aを用い、
近赤外域に高い感度を有する第二受光素子23にInG
aAsアレイセンサー(インシ゛ウム-カ゛リウム- 砒素)23Aを
用いるとよい。
【0022】本例の場合、前記CCDラインセンサー2
2Aは、例えば256個のCCD素子を横一列に配列し
た、いわゆる一次元イメージセンサーであり、このCC
Dラインセンサーの256個の素子に対し、チャンネル
に対応した前記シュート5の本数は、例えば21本とC
CD素子に比べてはるかに少ない。このため、シュート
1本(1チャンネル)に対してCCD素子を12個ずつ
対応させて256個の素子を21個のブロックに区分け
し、12個の素子による各CCDブロック(チャンネ
ル)毎に良品と変色粒の判別をする。なお、この場合、
12×21=252となるので、256個の素子のうち
4個が余りとなるが、横一列に配列したCCD素子のう
ち両端の2個ずつの素子については、その出力を取り扱
わないで252個の素子の出力を有効とする。
【0023】また、上記CCDラインセンサー22Aと
任意に対応するように接合したInGaAsアレイセン
サー23Aは、例えば前記シュート5の本数に対応する
21個の素子を横一列に配列したものであり、前記CC
Dブロックの背後に接合し、CCDラインセンサー22
AとInGaAsアレイセンサー23Aとを一体的に形
成する。そして、照明手段から被検出物に照射して得ら
れた透過・反射光は2重ピークフィルター21を介して
入射し、CCDラインセンサー22Aにより図3に示す
450nm付近の波長に応答する。近赤外域の長い波長
はCCDラインセンサー22Aを通過し、InGaAs
アレイセンサー23Aに入射され、1500nm付近の
波長に応答する。前記2重ピークフィルター21は狭帯
域フィルタとするのが望ましく、ハロゲン電球16から
の赤色光が前記CCDラインセンサー22Aに入射して
着色粒の選別不良が生じないようにする。前記受光セン
サー17の一側にはCCDラインセンサー22Aの端子
25と、InGaAsアレイセンサー23Aの端子26
とを設け、それぞれ増幅器等を経由して制御回路に入力
される。ところで、上述したInGaAsアレイセンサ
ー23Aが、技術の向上により安価にCCD素子に製造
できるようになれば、可視光とともにCCDラインセン
サーに形成することも可能である。
【0024】更に、図4を参照して上記受光センサー1
7の光軸調整について説明する。図4においてシュート
5下方の検出位置Fには、シュート5の端面と平行とな
るように光軸調整目印27を横一列状に設ける。この光
軸調整目印27には、各シュート5の境界5Aと対応し
て黒点が塗布されている。そして、集光レンズ19を介
して第一受光素子であるCCDラインセンサー22Aの
焦点が光軸調整目印27に合うように調節される。これ
により、CCDラインセンサー22Aが光軸調整目印2
7を走査することで検出波形が出力され(図5参照)、
この出力波形により光軸が正確か否かを判別する。すな
わち、図5のように各シュートの境界となる波形の谷が
境界となるべき素子と対応させて判別できるものは光軸
が正確であり、光軸が上下左右にずれて波形の谷が判別
できないものは光軸が正確でない。光軸が正確でない場
合は、図5のような波形が検出されるよう受光センサー
17の位置を調整すればよい。また、第二受光素子であ
るInGaAsアレイセンサー23Aは、前記CCDラ
インセンサー22Aと一体的に形成されているので光軸
調整の必要はない。
【0025】次に、前記受光素子22,23の検出信号
とエジェクターバルブ9の除去信号との対応及びエジェ
クターバルブ9の作動について図6及び図7を参照して
説明する。図6は良品(白米)、ガラス片、プラスチッ
ク片及び白色の石の反射光量特性を示す図であり、図7
は受光ブロック20による被選別物の監視から各受光セ
ンサーの検出信号とエジェクターバルブの除去信号とを
対応させた模式図である。
【0026】可視光域に高い感度を有する受光素子22
と近赤外域に高い感度を有する受光素子23とを用いる
のは、図6から分かるように近赤外域の波長1400〜
1600nm付近で白米の反射率とガラス片、プラスチ
ック片及び白色の石の反射率とを識別するためである。
【0027】いま、被選別物が検出範囲Fに到達する
と、可視光域と近赤外域とを有する光源により照明され
て可視光域の波長に高い感度を有するCCDラインセン
サー22A及び近赤外域の波長に高い感度を有するIn
GaAsアレイセンサー23Aによりその反射・透過光
が受光される。このとき、検出範囲Fに例えば着色粒、
ガラス片、プラスチック片、白色の石が到達したと仮定
すると(図7参照)、CCDラインセンサー22Aは可
視光域による色彩の差異により着色粒に対して検出信号
を生じる(図7の(A))。また、InGaAsアレイ
センサー23Aは近赤外域による反射光量の差異により
プラスチック片、ガラス片及び白色の石に対して検出信
号を生じる(図7の(B))。
【0028】そして、図9に示すようにCCDラインセ
ンサー22A及びInGaAsアレイセンサー23Aの
検出信号は、増幅器28及び信号処理手段29に連絡さ
れ、OR論理などを備えた信号処理手段29により演算
処理が行われて除去信号が出力される(図7の
(C))。該除去信号はエジェクターバルブ9を作動
し、ノズル口から圧縮空気が噴出される。図7の例では
6番目、8番目、11番目、14番目及び16番目のエ
ジェクターバルブを作動させ、上記の着色粒、プラスチ
ック片、ガラス片及び白色の石を吹き飛ばして選別除去
を行う。吹き飛ばされた上記異物は、図1の不良品排出
口11から搬送手段12へ移送され、機外へ排出され
る。
【0029】なお、上記の実施例では穀粒案内手段とし
て傾斜状に配設した複数個のシュート5を主体に述べた
が、図8に示す一対のローラー30に横設された搬送ベ
ルト31でもよく、穀粒だけでなく豆類の選別除去も可
能となる。
【0030】更に、上記実施例では受光素子として、可
視光域の波長に高い感度を有するCCDラインセンサー
と近赤外域の波長に高い感度を有するInGaAsアレ
イセンサーとを用いることを主体に述べたが、これに限
られるものではなく、近赤外域に高い感度を有する受光
素子として、ゲルマニウムアレイセンサーを用いたり、
可視光域に高い感度を有する受光素子として、シリコー
ンフォトダイオードを用いることもできる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、照
明手段は、分光エネルギー分布が可視光域と近赤外域と
を有する単種または複数種の光源を用い、受光ブロック
は、2つの通過帯域を有するフィルターと集光レンズと
受光センサーとを備え、該受光センサーは、可視光域の
波長に高い感度を有する第一受光素子と近赤外域の波長
に高い感度を有する第二受光素子とを任意に対応させる
よう接合して一体的に形成し、前記第一受光素子及び前
記第二受光素子の少なくとも一方にCCDラインセンサ
ーを用いたので、可視光域と近赤外域の2波長を1つの
センサーで検出することが可能となった。
【0032】また、前記CCDラインセンサーの素子の
複数個を1ブロックとして区分けし、この1ブロックの
素子が前記穀粒流路ごとにそれぞれ対応するように横一
列状に配列しているため、CCDラインセンサーが複数
個の穀粒流路を走査することで、穀粒流路と各穀粒流路
の境界とを識別する矩形状の波形を検出し、この検出波
形から光軸が正確であるか否かを簡単に判別することが
可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の穀粒色彩選別機の全体の構成を示す縦
断面図である。
【図2】穀粒色彩選別機の照明手段及び光学検出手段を
示す拡大断面図である。
【図3】2重ピークフィルターの透過特性を示す図であ
る。
【図4】複数個のシュートの端面と、各シュートから落
下する穀粒を受光センサーにより監視する模式図を示す
ものである。
【図5】CCDラインセンサーの検出波形である。
【図6】良品(白米)、ガラス片、プラスチック片及び
白色の石の反射光量特性を示す図である。
【図7】受光ブロックによる被選別物の監視から各受光
センサーの検出信号とエジェクターバルブの除去信号と
を対応させた模式図である。
【図8】穀粒案内手段の別の実施例である。
【図9】本発明の制御回路を示すブロック図である。
【図10】従来の受光センサーの配置を示す概略図であ
る。
【図11】従来の受光センサーの配置を示す概略図であ
る。
【図12】各シュートから落下する穀粒をCCDセンサ
ーにより監視する模式図を示すものである。
【図13】CCDセンサーの検出波形である。
【図14】InGaAsセンサの検出波形である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 原料タンク 3 振動供給樋 4 振動発生装置 5 シュート 6 光学検出手段 7 受樋 8 搬送手段 9 エジェクターバルブ 10 エアー管 11 不良品排出口 12 搬送手段 13 コントロールボックス 14 操作パネル 15 蛍光管 16 ハロゲン電球 17 受光センサー 18 バックグラウンド 19 集光レンズ 20 受光ブロック 21 2重ピークフィルター 22 第一受光素子 22A CCDラインセンサー 23 第二受光素子 23A InGaAsアレイセンサー 24 透明ガラス板 25 端子 26 端子 27 光軸調整目印 28 増幅器 29 信号処理手段 30 ローラー 31 搬送ベルト

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の穀粒流路に沿って穀粒を誘導する
    穀粒案内手段と、該穀粒案内手段に穀粒を供給する穀粒
    供給手段と、穀粒が穀粒流路から落下する際、所定の検
    出範囲の穀粒を照明する照明手段と、照明された前記穀
    粒からの光量を受光する受光センサーを備えた受光ブロ
    ックと穀粒の落下軌跡を挟んで前記受光センサーに対向
    した位置に設けたバックグラウンドとからなる光学検出
    手段と、該光学検出手段の出力信号と任意のしきい値と
    の比較により除去信号を出力する制御回路と、前記光学
    検出手段の下方にあって前記制御回路の除去信号により
    不良穀粒又は異物を除去するエジェクター手段とを設け
    てなる穀粒色彩選別機であって、前記照明手段は、分光
    エネルギー分布が可視光域と近赤外域とを有する単種ま
    たは複数種の光源を用い、前記受光ブロックは、2つの
    通過帯域を有するフィルターと集光レンズと受光センサ
    ーとを備え、該受光センサーは、可視光域の波長に高い
    感度を有する第一受光素子と近赤外域の波長に高い感度
    を有する第二受光素子とを任意に対応させるよう接合し
    て一体的に形成し、前記第一受光素子及び前記第二受光
    素子の少なくとも一方にCCDラインセンサーを用いた
    ことを特徴とする穀粒色彩選別機。
  2. 【請求項2】 前記CCDラインセンサーの素子の複数
    個を1ブロックとして区分けし、この1ブロックの素子
    が前記穀粒流路ごとにそれぞれ対応するように横一列状
    に配列してなる請求項1記載の穀粒色彩選別機。
  3. 【請求項3】 前記第一受光素子は、可視光域に高い感
    度を有するシリコンフォトダイオードを用いてなる請求
    項1又は2記載の穀粒色彩選別機。
  4. 【請求項4】 前記第二受光素子は、近赤外域の波長に
    高い感度を有するInGaAsアレイセンサーを用いて
    なる請求項1又は2記載の穀粒色彩選別機。
  5. 【請求項5】 前記第二受光素子は、近赤外域の波長に
    高い感度を有するゲルマニウムアレイセンサーを用いて
    なる請求項1又は2記載の穀粒色彩選別機。
  6. 【請求項6】 前記穀粒案内手段は傾斜状に配設した複
    数個のシュートからなる請求項1、2、3、4又は5記
    載の穀粒色彩選別機。
  7. 【請求項7】 前記穀粒案内手段は一対のローラに横設
    された搬送ベルトからなる請求項1、2、3、4又は5
    記載の穀粒色彩選別機。
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