JPH09304251A - 生物組織の処理装置及び処理容器 - Google Patents
生物組織の処理装置及び処理容器Info
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- JPH09304251A JPH09304251A JP8119399A JP11939996A JPH09304251A JP H09304251 A JPH09304251 A JP H09304251A JP 8119399 A JP8119399 A JP 8119399A JP 11939996 A JP11939996 A JP 11939996A JP H09304251 A JPH09304251 A JP H09304251A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 生物組織の試料に試薬を反応させて処理する
生物組織の処理装置において、処理終了後の試薬の除去
を簡易な構成で効率よく行う機構を提供する。 【解決手段】 処理容器12の排出管126先端の排出
口126aは毛細管寸法の径の開口である。このため、
試薬30を処理容器12に注入した場合、試薬30の表
面張力の働きにより、試薬30の量がある程度以上にな
るまでは試薬30は排出口126aから排出されず、処
理容器12内には所定量の試薬30が保持される。試薬
処理終了後は、吸引ポンプ22を作動させることによ
り、それまで保たれていた排出口126aにおける液圧
と表面張力との均衡が崩れ、試薬30が排出口126a
から排出される。この構成によれば、排出口126aに
弁などの機械的な機構を設けなくても、試薬の保持及び
排出を制御できる。
生物組織の処理装置において、処理終了後の試薬の除去
を簡易な構成で効率よく行う機構を提供する。 【解決手段】 処理容器12の排出管126先端の排出
口126aは毛細管寸法の径の開口である。このため、
試薬30を処理容器12に注入した場合、試薬30の表
面張力の働きにより、試薬30の量がある程度以上にな
るまでは試薬30は排出口126aから排出されず、処
理容器12内には所定量の試薬30が保持される。試薬
処理終了後は、吸引ポンプ22を作動させることによ
り、それまで保たれていた排出口126aにおける液圧
と表面張力との均衡が崩れ、試薬30が排出口126a
から排出される。この構成によれば、排出口126aに
弁などの機械的な機構を設けなくても、試薬の保持及び
排出を制御できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生物組織の試料を
試薬で処理するための生物組織の処理装置に関し、特に
生物組織をスライスせずにそのまま処理するホールマウ
ント処理に用いる装置に関する。
試薬で処理するための生物組織の処理装置に関し、特に
生物組織をスライスせずにそのまま処理するホールマウ
ント処理に用いる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】遺伝子診断などの分野で行われる免疫染
色処理やISH(in situ hybridization) 処理などの試
薬処理においては、生物組織の試料を薄くスライスして
スライドグラスに貼り付けて行う処理のほかに、試料を
そのままの形態で試薬処理する方法がある。この方法
は、ホールマウント処理と呼ばれ、鶏の胚などの微小な
試料の処理に用いられることが多い。
色処理やISH(in situ hybridization) 処理などの試
薬処理においては、生物組織の試料を薄くスライスして
スライドグラスに貼り付けて行う処理のほかに、試料を
そのままの形態で試薬処理する方法がある。この方法
は、ホールマウント処理と呼ばれ、鶏の胚などの微小な
試料の処理に用いられることが多い。
【0003】図8は、従来のホールマウント処理の手順
を説明する図である。従来のホールマウント処理は、2
4穴や96穴のマイクロプレート200を用い、まずそ
のマイクロプレート200の各収容部202に試料20
4を収容し、ピペット208を用いて各収容部202に
試薬206を分注する(図8(a))。その後、試薬2
06と試料204との反応を促進するため、マイクロプ
レート200を撹拌装置に載せて撹拌する操作や、マイ
クロプレート200を恒温槽に入れて適温に保つ操作が
行われる。このようにして試薬206による処理が完了
すると、ポンプに連結された微細なガラス管210の先
端を収容部202に挿入し、試薬206を収容部202
から吸引除去する(図8(b))。免疫染色処理やIS
H処理などでは、通常複数の試薬を用いるため、上記の
試薬分注、反応、試薬除去という手順が複数回繰り返し
て行われる。
を説明する図である。従来のホールマウント処理は、2
4穴や96穴のマイクロプレート200を用い、まずそ
のマイクロプレート200の各収容部202に試料20
4を収容し、ピペット208を用いて各収容部202に
試薬206を分注する(図8(a))。その後、試薬2
06と試料204との反応を促進するため、マイクロプ
レート200を撹拌装置に載せて撹拌する操作や、マイ
クロプレート200を恒温槽に入れて適温に保つ操作が
行われる。このようにして試薬206による処理が完了
すると、ポンプに連結された微細なガラス管210の先
端を収容部202に挿入し、試薬206を収容部202
から吸引除去する(図8(b))。免疫染色処理やIS
H処理などでは、通常複数の試薬を用いるため、上記の
試薬分注、反応、試薬除去という手順が複数回繰り返し
て行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のホールマウント
処理では、収容部202内部の試薬を残らず吸引するに
は、ガラス管210の先端を収容部202の底面近くま
で近接させる必要があり、このような微妙な制御は自動
化が比較的困難であり、敢えて自動化を行うとすれば大
規模な制御機構が必要となる。特に、マイクロプレート
200には多数の収容部202が設けられているため、
これらの試薬を効率よく除去しようとすればガラス管2
10を複数設けて並列的に吸引を行うなどの対策が必要
となり、装置構成が勢い大規模化しがちである。
処理では、収容部202内部の試薬を残らず吸引するに
は、ガラス管210の先端を収容部202の底面近くま
で近接させる必要があり、このような微妙な制御は自動
化が比較的困難であり、敢えて自動化を行うとすれば大
規模な制御機構が必要となる。特に、マイクロプレート
200には多数の収容部202が設けられているため、
これらの試薬を効率よく除去しようとすればガラス管2
10を複数設けて並列的に吸引を行うなどの対策が必要
となり、装置構成が勢い大規模化しがちである。
【0005】また、従来のホールマウント処理では、試
薬を除去する際に、ガラス管210に試料204を吸い
込んでしまったり、あるいはガラス管210の先端に試
料204が詰まったりすることがないよう、例えば試料
204をピンセットで押さえておくなどの作業が必要で
あった。しかしながら、微小な試料204を押さえ付け
ておくという微妙な作業は自動化が極めて困難なので、
この作業は手作業で行わざるを得ず、従って作業効率は
極めて悪かった。
薬を除去する際に、ガラス管210に試料204を吸い
込んでしまったり、あるいはガラス管210の先端に試
料204が詰まったりすることがないよう、例えば試料
204をピンセットで押さえておくなどの作業が必要で
あった。しかしながら、微小な試料204を押さえ付け
ておくという微妙な作業は自動化が極めて困難なので、
この作業は手作業で行わざるを得ず、従って作業効率は
極めて悪かった。
【0006】遺伝子診断の分野の研究・検査などでは、
多くの標本を作成する必要上標本作成作業の省力化が求
められており、簡易な構成で効率よく試薬の除去を行う
ことができる装置が要望されている。
多くの標本を作成する必要上標本作成作業の省力化が求
められており、簡易な構成で効率よく試薬の除去を行う
ことができる装置が要望されている。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、試薬除去処理を簡易な構成で効
率よく行うことができ、ひいては大量の標本の作成を効
率的に行うことができる生物組織の処理装置を提供する
ことを目的とする。
になされたものであり、試薬除去処理を簡易な構成で効
率よく行うことができ、ひいては大量の標本の作成を効
率的に行うことができる生物組織の処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明に係る生物組織の処理装置は、処理容器内
に生物組織の試料の配置及び試薬の注入を行い、前記試
料を試薬処理する生物組織の処理装置において、前記処
理容器の底部に毛細管寸法の試薬排出口を設けたことを
特徴とする。
めに、本発明に係る生物組織の処理装置は、処理容器内
に生物組織の試料の配置及び試薬の注入を行い、前記試
料を試薬処理する生物組織の処理装置において、前記処
理容器の底部に毛細管寸法の試薬排出口を設けたことを
特徴とする。
【0009】この構成では、処理容器の底部に設けられ
た試薬排出口が毛細管寸法の開口であるため、処理容器
に試薬を注入した場合、試薬の液面高さが試薬排出口に
おける試薬の表面張力とその位置における液圧が釣り合
う高さになるまでは、試薬が試薬排出口から排出されな
い。逆にいえば、毛細管寸法の試薬排出口とは、処理容
器内に所定の液面高さまで試薬が収容されているとき
に、当該試薬排出口にて表面張力と液圧(すなわち試薬
に作用する重力)とが拮抗する程度のサイズの開口のこ
とを意味する。このような機構により処理容器内に保持
された試薬により試料の処理を行うことができる。
た試薬排出口が毛細管寸法の開口であるため、処理容器
に試薬を注入した場合、試薬の液面高さが試薬排出口に
おける試薬の表面張力とその位置における液圧が釣り合
う高さになるまでは、試薬が試薬排出口から排出されな
い。逆にいえば、毛細管寸法の試薬排出口とは、処理容
器内に所定の液面高さまで試薬が収容されているとき
に、当該試薬排出口にて表面張力と液圧(すなわち試薬
に作用する重力)とが拮抗する程度のサイズの開口のこ
とを意味する。このような機構により処理容器内に保持
された試薬により試料の処理を行うことができる。
【0010】そして、試薬処理の終了後は、試薬排出口
から吸引したり、あるいは処理容器の上部から試薬に圧
力をかけたりすることにより、試薬排出口から試薬を排
出することができる。
から吸引したり、あるいは処理容器の上部から試薬に圧
力をかけたりすることにより、試薬排出口から試薬を排
出することができる。
【0011】この構成によれば、比較的簡易な構成によ
り、処理容器内の試薬を効率よく除去することができ
る。特に、本構成は、試薬排出口に弁などの特別の機構
を設けなくても、試薬の保持及び排出を制御することが
できるという利点がある。
り、処理容器内の試薬を効率よく除去することができ
る。特に、本構成は、試薬排出口に弁などの特別の機構
を設けなくても、試薬の保持及び排出を制御することが
できるという利点がある。
【0012】なお、本構成において、試薬排出口を設け
る位置は、処理容器の厳密な底面に限られるものではな
く、例えば処理容器の側面下部のように処理容器内の試
薬が当該試薬排出口を通ってほぼすべて排出可能な位置
であればよい。また、処理容器の底面や側面下部に孔を
設け、その孔から毛細管寸法の径を有する管を下方ある
いは側方に延設し、その管の先端の開口から試薬を排出
する構成も本発明の範囲に含まれる。
る位置は、処理容器の厳密な底面に限られるものではな
く、例えば処理容器の側面下部のように処理容器内の試
薬が当該試薬排出口を通ってほぼすべて排出可能な位置
であればよい。また、処理容器の底面や側面下部に孔を
設け、その孔から毛細管寸法の径を有する管を下方ある
いは側方に延設し、その管の先端の開口から試薬を排出
する構成も本発明の範囲に含まれる。
【0013】また、本発明の1つの態様では、前記処理
容器内に保持された試薬による処理が終了すると、次の
試薬を前記処理容器内に注入し、この注入による液圧の
増加により前記処理容器内に保持された試薬を前記試薬
排出口より排出して前記次の試薬と置換する。この構成
によれば、次の試薬の注入により自動的に前の試薬が排
出されるので、試薬排出機構を設けることなく試薬の排
出を行うことができる。
容器内に保持された試薬による処理が終了すると、次の
試薬を前記処理容器内に注入し、この注入による液圧の
増加により前記処理容器内に保持された試薬を前記試薬
排出口より排出して前記次の試薬と置換する。この構成
によれば、次の試薬の注入により自動的に前の試薬が排
出されるので、試薬排出機構を設けることなく試薬の排
出を行うことができる。
【0014】また、本発明の別の態様では、前記試薬排
出口は吸引手段に接続され、前記処理容器内から試薬を
除去する際には前記吸引手段を作動させて前記試薬排出
口から試薬を吸引する。この構成では、吸引手段を作動
させることにより、試薬排出口近傍の気圧が減少し、試
薬排出口から試薬が急速に吸引排出される。
出口は吸引手段に接続され、前記処理容器内から試薬を
除去する際には前記吸引手段を作動させて前記試薬排出
口から試薬を吸引する。この構成では、吸引手段を作動
させることにより、試薬排出口近傍の気圧が減少し、試
薬排出口から試薬が急速に吸引排出される。
【0015】また、本発明の別の態様では、前記処理容
器に収容された試薬の上面に圧力を加える加圧手段を設
け、前記処理容器内から試薬を除去する際には前記加圧
手段にて前記試薬に上から圧力を加えることにより、前
記処理容器内の試薬を前記試薬排出口から排出させる。
この構成によれば、加圧手段で試薬に対して上から圧力
を加えることにより、試薬排出口から試薬が急速に排出
される。なお、生物組織の処理装置においては、処理容
器の上方を密閉する蓋機構を設け、試薬処理中にこの蓋
機構によって処理容器に蓋をすることにより試薬の蒸発
等を低減する場合があるが、この蓋機構に加圧手段を設
けることもできる。この構成によれば、蓋機構に加圧手
段を設けたことにより、装置構成を簡略化することがで
きる。
器に収容された試薬の上面に圧力を加える加圧手段を設
け、前記処理容器内から試薬を除去する際には前記加圧
手段にて前記試薬に上から圧力を加えることにより、前
記処理容器内の試薬を前記試薬排出口から排出させる。
この構成によれば、加圧手段で試薬に対して上から圧力
を加えることにより、試薬排出口から試薬が急速に排出
される。なお、生物組織の処理装置においては、処理容
器の上方を密閉する蓋機構を設け、試薬処理中にこの蓋
機構によって処理容器に蓋をすることにより試薬の蒸発
等を低減する場合があるが、この蓋機構に加圧手段を設
けることもできる。この構成によれば、蓋機構に加圧手
段を設けたことにより、装置構成を簡略化することがで
きる。
【0016】また、本発明に係る生物組織の処理装置
は、複数の前記処理容器を着脱自在に装着可能な容器ラ
ックであって、前記各処理容器の試薬排出口に接続され
た廃液管を有する容器ラックを有し、前記各処理容器内
の試薬を前記廃液管を通して排出することを特徴とす
る。
は、複数の前記処理容器を着脱自在に装着可能な容器ラ
ックであって、前記各処理容器の試薬排出口に接続され
た廃液管を有する容器ラックを有し、前記各処理容器内
の試薬を前記廃液管を通して排出することを特徴とす
る。
【0017】この構成では、容器ラックに複数の処理容
器を装着することにより、従来のマイクロプレートと同
様に多数の試料を扱うことが可能となる。そして、各処
理容器から排出された試薬は、容器ラックに設けられた
廃液管から排出される。この構成は、使い捨てという面
において従来のマイクロプレートに比べてコスト的に極
めて有利である。すなわち、検査などで用いられる容器
においては、洗浄の手間を省くため、一度使用され汚染
のおそれがある容器を使い捨てにしたいという要望があ
るが、従来のマイクロプレートでは、一部の収容部しか
使わなかった場合でも、そのマイクロプレートごと捨て
ることとなり、コスト負担が大きいという問題があっ
た。これに対して、本構成では、各処理容器一つ一つを
使い捨てにできるため無駄が生じない。
器を装着することにより、従来のマイクロプレートと同
様に多数の試料を扱うことが可能となる。そして、各処
理容器から排出された試薬は、容器ラックに設けられた
廃液管から排出される。この構成は、使い捨てという面
において従来のマイクロプレートに比べてコスト的に極
めて有利である。すなわち、検査などで用いられる容器
においては、洗浄の手間を省くため、一度使用され汚染
のおそれがある容器を使い捨てにしたいという要望があ
るが、従来のマイクロプレートでは、一部の収容部しか
使わなかった場合でも、そのマイクロプレートごと捨て
ることとなり、コスト負担が大きいという問題があっ
た。これに対して、本構成では、各処理容器一つ一つを
使い捨てにできるため無駄が生じない。
【0018】また、本発明に係る生物組織の処理装置
は、前記処理容器内に、前記試料の前記試薬排出口への
吸い込み及び前記試料による試薬排出口の閉塞を防止す
る吸込・閉塞防止手段を設けたことを特徴とする。吸込
・閉塞防止手段としては、例えば試料よりも目の細かい
メッシュ部材を用いることができる。このような吸込・
閉塞防止手段を設けることにより、試薬排出時に試料が
一緒に排出されたり、試料により試薬排出口が塞がれた
りということがなくなり、試薬排出を円滑に行うことが
可能となる。
は、前記処理容器内に、前記試料の前記試薬排出口への
吸い込み及び前記試料による試薬排出口の閉塞を防止す
る吸込・閉塞防止手段を設けたことを特徴とする。吸込
・閉塞防止手段としては、例えば試料よりも目の細かい
メッシュ部材を用いることができる。このような吸込・
閉塞防止手段を設けることにより、試薬排出時に試料が
一緒に排出されたり、試料により試薬排出口が塞がれた
りということがなくなり、試薬排出を円滑に行うことが
可能となる。
【0019】また、本発明に係る生物組織の処理容器
は、底部に毛細管寸法の試薬排出口を有することを特徴
とする。この処理容器は、弁などの特別な機構を用いず
に試薬の保持及び排出を行うことができる。この処理容
器に、試料の試薬排出口への吸い込みや試料による試薬
排出口の閉塞を防止する吸込・閉塞防止手段を設けれ
ば、試薬排出を円滑に行うことができる。
は、底部に毛細管寸法の試薬排出口を有することを特徴
とする。この処理容器は、弁などの特別な機構を用いず
に試薬の保持及び排出を行うことができる。この処理容
器に、試料の試薬排出口への吸い込みや試料による試薬
排出口の閉塞を防止する吸込・閉塞防止手段を設けれ
ば、試薬排出を円滑に行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0021】図1は、本発明に係る生物組織の処理装置
の全体構成を概略的に示した斜視図である。
の全体構成を概略的に示した斜視図である。
【0022】生物組織の処理装置は、容器ラック10を
有しており、その容器ラック10に複数の処理容器12
が装着される。より詳しくは、処理容器12は、ホルダ
14を介して容器ラック10に装着される。ホルダ14
は、板状部材であり、処理容器12が挿入される穴が所
定数設けられている。また、容器ラック10は、ヒータ
16及び振盪器18の上に載置されている。ヒータ16
は、試薬処理時の温度を制御するための装置であり、振
盪器18は、試薬に振動を与えて反応を促進するための
装置である。
有しており、その容器ラック10に複数の処理容器12
が装着される。より詳しくは、処理容器12は、ホルダ
14を介して容器ラック10に装着される。ホルダ14
は、板状部材であり、処理容器12が挿入される穴が所
定数設けられている。また、容器ラック10は、ヒータ
16及び振盪器18の上に載置されている。ヒータ16
は、試薬処理時の温度を制御するための装置であり、振
盪器18は、試薬に振動を与えて反応を促進するための
装置である。
【0023】分注ヘッド26は、3軸方向に移動可能に
構成されており、各処理容器12に試料がセットされる
と、必要な試薬を試薬瓶テーブル28から適量吸い上
げ、各処理容器12に分注する。
構成されており、各処理容器12に試料がセットされる
と、必要な試薬を試薬瓶テーブル28から適量吸い上
げ、各処理容器12に分注する。
【0024】試薬の分注後、蓋機構24が移動し、容器
ラック10の各処理容器12の上面を覆って密閉する。
この蓋機構24は、試薬の蒸発を低減するための構成で
ある。そして、この状態で、ヒータ16の作用により各
処理容器12内の試薬の温度を適温に制御し、さらに必
要に応じて振盪器18を作動させて試薬と試料との反応
を促進する。
ラック10の各処理容器12の上面を覆って密閉する。
この蓋機構24は、試薬の蒸発を低減するための構成で
ある。そして、この状態で、ヒータ16の作用により各
処理容器12内の試薬の温度を適温に制御し、さらに必
要に応じて振盪器18を作動させて試薬と試料との反応
を促進する。
【0025】試薬による処理が終了すると、蓋機構24
が上昇するとともに、吸引ポンプ22が作動する。容器
ラック10には後述するように各処理容器12の排出口
に接続された廃液管が設けられており、吸引ポンプ22
はテフロン製のチューブ20を介してこの容器ラック1
0の廃液管に接続されている。従って、吸引ポンプ22
が作動すると、処理容器12の排出口から試薬が排出さ
れ、この排出された試薬はチューブ20及び吸引ポンプ
22を通って図示しない廃液瓶に排出される。
が上昇するとともに、吸引ポンプ22が作動する。容器
ラック10には後述するように各処理容器12の排出口
に接続された廃液管が設けられており、吸引ポンプ22
はテフロン製のチューブ20を介してこの容器ラック1
0の廃液管に接続されている。従って、吸引ポンプ22
が作動すると、処理容器12の排出口から試薬が排出さ
れ、この排出された試薬はチューブ20及び吸引ポンプ
22を通って図示しない廃液瓶に排出される。
【0026】以上、本実施形態の全体的な構成につき概
略的に説明した。次に、本実施形態における処理容器1
2の構造、及び処理容器12からの試薬排出の機構につ
いて図2及び図3を参照して説明する。
略的に説明した。次に、本実施形態における処理容器1
2の構造、及び処理容器12からの試薬排出の機構につ
いて図2及び図3を参照して説明する。
【0027】図2に示すように、本実施形態の処理容器
12は、円錐台形状のカップ部120と、カップ部12
0の底面から延設された排出管126とから構成され
る。カップ部120の上部は、前述のホルダ14に掛止
されるよう、外に張り出した外縁122を形成してい
る。カップ部120の寸法は、ホルダ14や容器ラック
10の寸法と関連を有しており、例えば上部開口の直径
が14mm、底面124の直径が10mm、深さ12m
mである。
12は、円錐台形状のカップ部120と、カップ部12
0の底面から延設された排出管126とから構成され
る。カップ部120の上部は、前述のホルダ14に掛止
されるよう、外に張り出した外縁122を形成してい
る。カップ部120の寸法は、ホルダ14や容器ラック
10の寸法と関連を有しており、例えば上部開口の直径
が14mm、底面124の直径が10mm、深さ12m
mである。
【0028】そして、カップ部120の底面124には
毛細管寸法(例えば約1mm)の穴が設けられ、その穴
に対して同じ内径を有する長さ10mmの排出管126
が接続されている。そして、排出管126の下端は、同
じく毛細管寸法の排出口126aとなっている。このよ
うな処理容器12は、例えば樹脂成形により形成するこ
とができる。
毛細管寸法(例えば約1mm)の穴が設けられ、その穴
に対して同じ内径を有する長さ10mmの排出管126
が接続されている。そして、排出管126の下端は、同
じく毛細管寸法の排出口126aとなっている。このよ
うな処理容器12は、例えば樹脂成形により形成するこ
とができる。
【0029】図3は、この処理容器12を容器ラック1
0に装着した状態を示した図である。図3に示すよう
に、容器ラック10には、処理容器12を収容する穴1
00が所定数穿設されている。容器ラック10は、例え
ばアルミニウムで形成される。また、ホルダ14には、
処理容器12が挿入される穴が設けられている。この穴
の径は、処理容器12の外縁が引っ掛かる程度の大きさ
である。このホルダ14は、試薬処理がすべて終了した
後に複数の処理容器12を一度に容器ラック10から取
り外すために設けたものである。
0に装着した状態を示した図である。図3に示すよう
に、容器ラック10には、処理容器12を収容する穴1
00が所定数穿設されている。容器ラック10は、例え
ばアルミニウムで形成される。また、ホルダ14には、
処理容器12が挿入される穴が設けられている。この穴
の径は、処理容器12の外縁が引っ掛かる程度の大きさ
である。このホルダ14は、試薬処理がすべて終了した
後に複数の処理容器12を一度に容器ラック10から取
り外すために設けたものである。
【0030】容器ラック10への処理容器12の装着
は、人手により行う。この場合、作業者は、容器ラック
10の上にホルダ14を重ねた後、処理容器12をホル
ダ14の穴を介して容器ラック10に差し込んでいく。
容器ラック10の穴100の下端にはゴムで形成された
シール部材104が設けられており、処理容器12の排
出管126がこのシール部材に差し込まれ、固定され
る。この結果、排出管126先端の排出口は、容器ラッ
ク10に設けられた廃液管102内に突出する。廃液管
102は、シール部材104の作用により所定の気密性
が確保されている。
は、人手により行う。この場合、作業者は、容器ラック
10の上にホルダ14を重ねた後、処理容器12をホル
ダ14の穴を介して容器ラック10に差し込んでいく。
容器ラック10の穴100の下端にはゴムで形成された
シール部材104が設けられており、処理容器12の排
出管126がこのシール部材に差し込まれ、固定され
る。この結果、排出管126先端の排出口は、容器ラッ
ク10に設けられた廃液管102内に突出する。廃液管
102は、シール部材104の作用により所定の気密性
が確保されている。
【0031】処理容器12の装着が終わると、各処理容
器12内に試料32をセットし、分注ヘッド26を作動
させて各処理容器12に所定の試薬を分注する。
器12内に試料32をセットし、分注ヘッド26を作動
させて各処理容器12に所定の試薬を分注する。
【0032】本実施形態の処理容器12では、排出管1
26先端の排出口126aが毛細管寸法の径の開口であ
るため、試薬30を処理容器12に注入した場合、試薬
30の表面張力の働きにより、試薬30の量がある程度
以上になるまで(すなわち試薬30の液面がある高さ以
上になるまで)は試薬30は排出口126aから排出さ
れない。すなわち、排出口126aにおいて試薬30の
自重などによる液圧と試薬30の表面張力とが釣り合っ
ているうちは、試薬30は排出口126aから排出され
ず、処理容器12内に保持される。そして、注入量が限
界量を超え、表面張力が液圧に抗し切れなくなって初め
て、試薬30が排出口126aから排出される。このメ
カニズムにより、処理容器12内に所定量の試薬30が
保持される。
26先端の排出口126aが毛細管寸法の径の開口であ
るため、試薬30を処理容器12に注入した場合、試薬
30の表面張力の働きにより、試薬30の量がある程度
以上になるまで(すなわち試薬30の液面がある高さ以
上になるまで)は試薬30は排出口126aから排出さ
れない。すなわち、排出口126aにおいて試薬30の
自重などによる液圧と試薬30の表面張力とが釣り合っ
ているうちは、試薬30は排出口126aから排出され
ず、処理容器12内に保持される。そして、注入量が限
界量を超え、表面張力が液圧に抗し切れなくなって初め
て、試薬30が排出口126aから排出される。このメ
カニズムにより、処理容器12内に所定量の試薬30が
保持される。
【0033】そして、試薬30による試料32の処理が
終了すると、吸引ポンプ22が作動し、容器ラック10
の廃液管102を引圧する。これにより、それまで保た
れていた液圧と表面張力との均衡が崩れ、試薬30が排
出口126aから廃液管102へと吸い出される。排出
された試薬30は、チューブ20及び吸引ポンプ22を
介して廃液瓶へ排出される。そして、一定時間経過後、
各処理容器12内の試薬がすべて排出されると、吸引ポ
ンプ22は停止する。従って、その後処理容器12に他
の試薬が注入された場合には、表面張力の作用により処
理容器12内には所定量の試薬が保持される。
終了すると、吸引ポンプ22が作動し、容器ラック10
の廃液管102を引圧する。これにより、それまで保た
れていた液圧と表面張力との均衡が崩れ、試薬30が排
出口126aから廃液管102へと吸い出される。排出
された試薬30は、チューブ20及び吸引ポンプ22を
介して廃液瓶へ排出される。そして、一定時間経過後、
各処理容器12内の試薬がすべて排出されると、吸引ポ
ンプ22は停止する。従って、その後処理容器12に他
の試薬が注入された場合には、表面張力の作用により処
理容器12内には所定量の試薬が保持される。
【0034】このように、本実施形態によれば、処理容
器12の排出口126aを毛細管寸法の開口とすること
により、弁などの機械的な機構を設けなくても、試薬の
保持及び排出を吸引ポンプ22の操作に連動して切り換
えることができる。従って、本実施形態によれば、比較
的簡易な構成により、各処理容器12内の試薬を自動的
に効率よく除去することができる。
器12の排出口126aを毛細管寸法の開口とすること
により、弁などの機械的な機構を設けなくても、試薬の
保持及び排出を吸引ポンプ22の操作に連動して切り換
えることができる。従って、本実施形態によれば、比較
的簡易な構成により、各処理容器12内の試薬を自動的
に効率よく除去することができる。
【0035】なお、上記実施形態の構成では、廃液管1
02を吸引ポンプ22で引圧することにより、処理容器
12内の試薬30を吸い出していたが、試薬の排出方法
にはこのほかにも次のような方法がある。
02を吸引ポンプ22で引圧することにより、処理容器
12内の試薬30を吸い出していたが、試薬の排出方法
にはこのほかにも次のような方法がある。
【0036】一つは、処理容器12内の試薬30の上方
から圧力を加える方法である。図4は、この方法を実現
する構成を示す概略図である。図4の構成では、処理容
器12を密閉する蓋機構24の内部に配管24aが設け
られ、この配管24aから各処理容器12に対して図示
しないエアポンプにて空気を供給し、試薬30の上面を
加圧できる構成となっている。この構成では、各処理容
器12に試薬30を分注後、蓋機構24を移動させて処
理容器12に蓋をし、試薬30による処理を行う。そし
て、処理が終了すると、蓋をしたままでエアポンプにて
各処理容器12を加圧する。この結果、試薬30は、排
出管126を通って排出口126aから廃液管102へ
と排出される。この構成によれば、処理容器12内の試
薬の保持及び排出をエアポンプの動作により切り換える
ことができる。
から圧力を加える方法である。図4は、この方法を実現
する構成を示す概略図である。図4の構成では、処理容
器12を密閉する蓋機構24の内部に配管24aが設け
られ、この配管24aから各処理容器12に対して図示
しないエアポンプにて空気を供給し、試薬30の上面を
加圧できる構成となっている。この構成では、各処理容
器12に試薬30を分注後、蓋機構24を移動させて処
理容器12に蓋をし、試薬30による処理を行う。そし
て、処理が終了すると、蓋をしたままでエアポンプにて
各処理容器12を加圧する。この結果、試薬30は、排
出管126を通って排出口126aから廃液管102へ
と排出される。この構成によれば、処理容器12内の試
薬の保持及び排出をエアポンプの動作により切り換える
ことができる。
【0037】この構成では、処理容器12内の試薬30
を加圧するための手段を蓋機構24に内蔵したが、その
ような加圧手段は、蓋機構24と別体に設けてももちろ
んよい。
を加圧するための手段を蓋機構24に内蔵したが、その
ような加圧手段は、蓋機構24と別体に設けてももちろ
んよい。
【0038】試薬排出のためのもう一つの方法は、試薬
30を保持している処理容器12内に、更に液体を注入
し、処理容器12内の液量を表面張力で支えられる限界
を越える量まで増やすという方法である。すなわち、こ
の方法では、試薬処理終了後に、例えば分注ヘッド26
により各処理容器12にさらに液体を注入する。この結
果、排出口126aでの液圧が増加して表面張力に打ち
勝ち、処理容器12内の試薬30が排出口126aから
排出される。この方法によれば、吸引や加圧のための特
別の手段を設けることなしに試薬の保持・排出を制御す
ることができる。なお、試薬排出のために処理容器12
に注入する液体を、次の試薬処理に用いる試薬とすれ
ば、処理済みの試薬の排出と同時に次の試薬の注入を行
うことができ、処理効率が向上する。
30を保持している処理容器12内に、更に液体を注入
し、処理容器12内の液量を表面張力で支えられる限界
を越える量まで増やすという方法である。すなわち、こ
の方法では、試薬処理終了後に、例えば分注ヘッド26
により各処理容器12にさらに液体を注入する。この結
果、排出口126aでの液圧が増加して表面張力に打ち
勝ち、処理容器12内の試薬30が排出口126aから
排出される。この方法によれば、吸引や加圧のための特
別の手段を設けることなしに試薬の保持・排出を制御す
ることができる。なお、試薬排出のために処理容器12
に注入する液体を、次の試薬処理に用いる試薬とすれ
ば、処理済みの試薬の排出と同時に次の試薬の注入を行
うことができ、処理効率が向上する。
【0039】次に、処理容器12の変形例について説明
する。
する。
【0040】図5は、処理容器12にフィルタ128を
設けた例である。この構成では、処理容器12の底面1
24に対して少し上方にフィルタ128が設けられてい
る。フィルタ128としては、例えば0.4mm角程度
の開口をもつメッシュを用いることができる。フィルタ
128を設けたことにより、試薬排出時において、排出
管126に試料32が吸い込まれたり、試料32が排出
管126の入り口を塞いだりすることを防止することが
できる。なお、フィルタ128としては、試薬を通過さ
せるが、試料を通過させないようなものであれば、メッ
シュ以外のものを用いてもよい。また、例えば底面12
4の開口の部分にフィルタ128を設ける構成でもよ
い。
設けた例である。この構成では、処理容器12の底面1
24に対して少し上方にフィルタ128が設けられてい
る。フィルタ128としては、例えば0.4mm角程度
の開口をもつメッシュを用いることができる。フィルタ
128を設けたことにより、試薬排出時において、排出
管126に試料32が吸い込まれたり、試料32が排出
管126の入り口を塞いだりすることを防止することが
できる。なお、フィルタ128としては、試薬を通過さ
せるが、試料を通過させないようなものであれば、メッ
シュ以外のものを用いてもよい。また、例えば底面12
4の開口の部分にフィルタ128を設ける構成でもよ
い。
【0041】図6は、処理容器12の側面下端部に排出
管130を設けた例を示す。前述の図2の例では、処理
容器12の底面に排出管が設けられていたが、排出管の
配設位置はこれに限らず、処理容器12内の試薬がすべ
て排出可能な位置であればよい。従って、図6のごとく
処理容器12の側面下端部に排出管130を設けた場合
でも、本実施形態の効果を得ることができる。
管130を設けた例を示す。前述の図2の例では、処理
容器12の底面に排出管が設けられていたが、排出管の
配設位置はこれに限らず、処理容器12内の試薬がすべ
て排出可能な位置であればよい。従って、図6のごとく
処理容器12の側面下端部に排出管130を設けた場合
でも、本実施形態の効果を得ることができる。
【0042】図7は、処理容器12の更に別の例を示
す。図7では、処理容器12の底面に排出口132が設
けられているだけで、図2の例のような排出管は設けら
れていない。このような構造の場合でも、排出口132
の径を毛細管寸法とすれば、前述の例と同様の効果を得
ることができる。
す。図7では、処理容器12の底面に排出口132が設
けられているだけで、図2の例のような排出管は設けら
れていない。このような構造の場合でも、排出口132
の径を毛細管寸法とすれば、前述の例と同様の効果を得
ることができる。
【0043】なお、以上に説明した実施形態では、各処
理容器12ごとに使い捨てが可能であるので、従来のマ
イクロプレートのように一部の穴しか用いていないのに
マイクロプレート一枚すべてを捨てなければならないと
いうような無駄が生じない。
理容器12ごとに使い捨てが可能であるので、従来のマ
イクロプレートのように一部の穴しか用いていないのに
マイクロプレート一枚すべてを捨てなければならないと
いうような無駄が生じない。
【図1】 生物組織の処理装置の全体構成を概略的に示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】 本発明に係る生物組織の処理装置において用
いられる処理容器の構造を示す斜視図である。
いられる処理容器の構造を示す斜視図である。
【図3】 処理容器を容器ラックに装着した状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】 処理容器内の試薬を加圧することにより試薬
を排出する構成例を示す断面図である。
を排出する構成例を示す断面図である。
【図5】 処理容器内にフィルタを設けた例を示す図で
ある。
ある。
【図6】 排出管を処理容器の側面下端部に設けた例を
示す図である。
示す図である。
【図7】 処理容器の構成の別の例を示す図である。
【図8】 従来の生物組織の処理装置における試薬処理
の手順を示す説明図である。
の手順を示す説明図である。
10 容器ラック、12 処理容器、14 ホルダ、1
6 ヒータ、18 振盪器、20 チューブ、22 吸
引ポンプ、24 蓋機構、26 分注ヘッド、28 試
薬瓶テーブル、30 試薬、32 試料、102 廃液
管、104 シール部材、126 排出管、126a
排出口。
6 ヒータ、18 振盪器、20 チューブ、22 吸
引ポンプ、24 蓋機構、26 分注ヘッド、28 試
薬瓶テーブル、30 試薬、32 試料、102 廃液
管、104 シール部材、126 排出管、126a
排出口。
Claims (10)
- 【請求項1】 処理容器内に生物組織の試料の配置及び
試薬の注入を行い、前記試料を試薬処理する生物組織の
処理装置において、 前記処理容器の底部に、毛細管寸法の試薬排出口を設け
たことを特徴とする生物組織の処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の生物組織の処理装置にお
いて、 前記処理容器内に保持された試薬による処理が終了する
と、次の試薬を前記処理容器内に注入し、この注入によ
る液圧の増加により前記処理容器内に保持された試薬を
前記試薬排出口より排出して前記次の試薬と置換するこ
とを特徴とする生物組織の処理装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の生物組織の処理装置にお
いて、 前記試薬排出口は吸引手段に接続され、前記処理容器内
から試薬を除去する際には前記吸引手段を作動させて前
記試薬排出口から試薬を吸引することを特徴とする生物
組織の処理装置。 - 【請求項4】 請求項1又は3記載の生物組織の処理装
置において、 前記処理容器に収容された試薬の上面に圧力を加える加
圧手段を設け、前記処理容器内から試薬を除去する際に
は前記加圧手段にて前記試薬に上から圧力を加えること
により、前記処理容器内の試薬を前記試薬排出口から排
出させることを特徴とする生物組織の処理装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の生物組織の処理装置にお
いて、 前記加圧手段を、前記処理容器の上面を密閉するために
用いる蓋機構に設けたことを特徴とする生物組織の処理
装置。 - 【請求項6】 請求項1記載の生物組織の処理装置にお
いて、 複数の前記処理容器を着脱自在に装着可能な容器ラック
であって、前記各処理容器の試薬排出口に接続された廃
液管を有する容器ラックを有し、前記各処理容器内の試
薬を前記廃液管を通して排出することを特徴とする生物
組織の処理装置。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の生物組
織の処理装置において、 前記処理容器内に、前記試料の前記試薬排出口への吸い
込み及び前記試料による試薬排出口の閉塞を防止する吸
込・閉塞防止手段を設けたことを特徴とする生物組織の
処理装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の生物組織の処理装置にお
いて、 前記吸込・閉塞防止手段は、少なくとも前記試薬排出口
を覆う、前記試料の大きさより目の細かいメッシュ部材
であることを特徴とする生物組織の処理装置。 - 【請求項9】 生物組織の試料及び試薬を保持する生物
組織の処理容器であって、底部に毛細管寸法の試薬排出
口を有することを特徴とする生物組織の処理容器。 - 【請求項10】 請求項9記載の生物組織の処理容器で
あって、 前記処理容器は、前記試料の前記試薬排出口への吸い込
み及び前記試料による試薬排出口の閉塞を防止する吸込
・閉塞防止手段を有することを特徴とする生物組織の処
理容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8119399A JPH09304251A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 生物組織の処理装置及び処理容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8119399A JPH09304251A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 生物組織の処理装置及び処理容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09304251A true JPH09304251A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14760539
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8119399A Pending JPH09304251A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 生物組織の処理装置及び処理容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09304251A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005111572A1 (ja) * | 2004-05-18 | 2005-11-24 | Eisai R & D Management Co., Ltd. | 試料調製装置及び方法 |
| JP2010511144A (ja) * | 2006-05-22 | 2010-04-08 | 10エイチ インコーポレイテッド | 顕微鏡試料を調製するための装置と方法 |
| CN113462529A (zh) * | 2020-03-31 | 2021-10-01 | 广州盛嘉生物科技有限公司 | 一种生物组织处理设备 |
-
1996
- 1996-05-14 JP JP8119399A patent/JPH09304251A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005111572A1 (ja) * | 2004-05-18 | 2005-11-24 | Eisai R & D Management Co., Ltd. | 試料調製装置及び方法 |
| JPWO2005111572A1 (ja) * | 2004-05-18 | 2008-03-27 | エーザイ・アール・アンド・ディー・マネジメント株式会社 | 試料調製装置及び方法 |
| JP2010511144A (ja) * | 2006-05-22 | 2010-04-08 | 10エイチ インコーポレイテッド | 顕微鏡試料を調製するための装置と方法 |
| CN113462529A (zh) * | 2020-03-31 | 2021-10-01 | 广州盛嘉生物科技有限公司 | 一种生物组织处理设备 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040427 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040831 |