JPH0930439A - 作業車両の操向装置 - Google Patents
作業車両の操向装置Info
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- JPH0930439A JPH0930439A JP20909795A JP20909795A JPH0930439A JP H0930439 A JPH0930439 A JP H0930439A JP 20909795 A JP20909795 A JP 20909795A JP 20909795 A JP20909795 A JP 20909795A JP H0930439 A JPH0930439 A JP H0930439A
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Landscapes
- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両操向を、車両の変速走行駆動機構とは独
立させた油圧伝動装置により得て、変速走行駆動機構を
任意に構成できることとしつつ、センサ信号に基づく自
動操向にも対処する。 【構成】 油圧伝動装置23の油圧モータを左右の走行
駆動軸に対し、左右逆方向の付加回転を与え得るように
接続して、油圧伝動装置のポンプ斜板24aをハンドル
10により操作し車両操向を得ることとした。ポンプ斜
板を一方向に傾動させる第2の操作手段を設け、該操作
手段の操作に連動して油圧ポンプ24と油圧モータ間の
接続を断ち油圧ポンプの両ポート間を短絡させると共
に、その短絡回路部81Cから油圧モータに対し一方向
及び他方向で選択的に作動油を供給可能とする電磁弁装
置92を、設けた。
立させた油圧伝動装置により得て、変速走行駆動機構を
任意に構成できることとしつつ、センサ信号に基づく自
動操向にも対処する。 【構成】 油圧伝動装置23の油圧モータを左右の走行
駆動軸に対し、左右逆方向の付加回転を与え得るように
接続して、油圧伝動装置のポンプ斜板24aをハンドル
10により操作し車両操向を得ることとした。ポンプ斜
板を一方向に傾動させる第2の操作手段を設け、該操作
手段の操作に連動して油圧ポンプ24と油圧モータ間の
接続を断ち油圧ポンプの両ポート間を短絡させると共
に、その短絡回路部81Cから油圧モータに対し一方向
及び他方向で選択的に作動油を供給可能とする電磁弁装
置92を、設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコンバイン等の作業車
両において、回転方向を含めて出力回転数を無段に変更
可能である油圧伝動装置を用い車両旋回を行う操向装置
に関するものである。
両において、回転方向を含めて出力回転数を無段に変更
可能である油圧伝動装置を用い車両旋回を行う操向装置
に関するものである。
【0002】
【発明の背景】コンバイン等の作業車両において2組の
油圧伝動装置を用い車両の走行と旋回を得る技術が、例
えば特公昭54−34972号公報、特開平6−343
32号公報、特公平7−2468号公報に開示されてい
るように、周知である。またこのような車両走行装置
に、穀稈列に接当する等で車両の左右の偏りを検出する
センサの信号に基づいて作業車両の進行方向を自動的に
修正する自動操向機構を組合せる技術も、例えば特開平
2−70597号公報に開示されているように、良く知
られている。
油圧伝動装置を用い車両の走行と旋回を得る技術が、例
えば特公昭54−34972号公報、特開平6−343
32号公報、特公平7−2468号公報に開示されてい
るように、周知である。またこのような車両走行装置
に、穀稈列に接当する等で車両の左右の偏りを検出する
センサの信号に基づいて作業車両の進行方向を自動的に
修正する自動操向機構を組合せる技術も、例えば特開平
2−70597号公報に開示されているように、良く知
られている。
【0003】これらの周知技術は、2組の油圧伝動装置
のうち一の組の油圧伝動装置ないしその油圧モータを左
側最終走行駆動手段(クローラ又は車輪)を駆動するた
めに用い、他の組の油圧伝動装置ないしその油圧モータ
を右側最終駆動手段(クローラ又は車輪)を駆動するた
めに用いて、車両の旋回は、一の組の油圧伝動装置の出
力回転数と他の組の油圧伝動装置の出力回転数とに差を
与えることにより左右の最終走行駆動手段に回転数差を
与えて得ることとしていることから、車両の直進性を確
保するために複雑な制御装置を必要としていた。すなわ
ち左右の最終走行駆動手段を各別の油圧伝動装置ないし
その油圧モータによって駆動する構造によると、車両の
荷重の左右のアンバランス、圃場面の走行抵抗の左右の
アンバランス等により左右の最終走行駆動手段の等速回
転が得難く、このため左右の回転数差を検出して補正す
る等の複雑な制御装置を必要としていたのである。
のうち一の組の油圧伝動装置ないしその油圧モータを左
側最終走行駆動手段(クローラ又は車輪)を駆動するた
めに用い、他の組の油圧伝動装置ないしその油圧モータ
を右側最終駆動手段(クローラ又は車輪)を駆動するた
めに用いて、車両の旋回は、一の組の油圧伝動装置の出
力回転数と他の組の油圧伝動装置の出力回転数とに差を
与えることにより左右の最終走行駆動手段に回転数差を
与えて得ることとしていることから、車両の直進性を確
保するために複雑な制御装置を必要としていた。すなわ
ち左右の最終走行駆動手段を各別の油圧伝動装置ないし
その油圧モータによって駆動する構造によると、車両の
荷重の左右のアンバランス、圃場面の走行抵抗の左右の
アンバランス等により左右の最終走行駆動手段の等速回
転が得難く、このため左右の回転数差を検出して補正す
る等の複雑な制御装置を必要としていたのである。
【0004】また上述の構造によると、車両の車速レン
ジをセットする他の有段変速装置を、設け得ないことに
なる。すなわち油圧伝動装置は高出力回転を与える高速
変速域で使用するのが出力回転数が安定するもので、作
業車両が路上走行時には比較的高速で、圃場内等での作
業時には比較的低速で、それぞれ走行せしめられる点を
考慮すると、そのような走行条件に合せた車速レンジの
設定を有段変速装置で得て、油圧伝動装置は高速変速域
で使用することとするのが望ましいのであるが、左右各
別の油圧伝動装置を用いる構造によると該2組の油圧伝
動装置の従動側に車速レンジ設定用の単一の有段変速装
置を設けるようなことは出来ない。
ジをセットする他の有段変速装置を、設け得ないことに
なる。すなわち油圧伝動装置は高出力回転を与える高速
変速域で使用するのが出力回転数が安定するもので、作
業車両が路上走行時には比較的高速で、圃場内等での作
業時には比較的低速で、それぞれ走行せしめられる点を
考慮すると、そのような走行条件に合せた車速レンジの
設定を有段変速装置で得て、油圧伝動装置は高速変速域
で使用することとするのが望ましいのであるが、左右各
別の油圧伝動装置を用いる構造によると該2組の油圧伝
動装置の従動側に車速レンジ設定用の単一の有段変速装
置を設けるようなことは出来ない。
【0005】この発明の主たる目的とするところは油圧
伝動装置を、車両の変速走行駆動機構とは独立させて車
両旋回のために用いることにより、車両の変速駆動は油
圧伝動装置その他の無段変速装置によってはもとより無
段変速装置と有段変速装置の組合せ、或は有段変速装置
のみの任意の変速駆動機構によって行えることとし、且
つ、センサ信号に基づく自動操向方式を直ちに採用可能
とする、作業車両の新規な操向装置を提供するにある。
伝動装置を、車両の変速走行駆動機構とは独立させて車
両旋回のために用いることにより、車両の変速駆動は油
圧伝動装置その他の無段変速装置によってはもとより無
段変速装置と有段変速装置の組合せ、或は有段変速装置
のみの任意の変速駆動機構によって行えることとし、且
つ、センサ信号に基づく自動操向方式を直ちに採用可能
とする、作業車両の新規な操向装置を提供するにある。
【0006】付随する目的は、自動操向方式を採り入れ
た場合の応答性が高い操向装置を提供するにある。
た場合の応答性が高い操向装置を提供するにある。
【0007】
【発明の要約】この発明に係る作業車両の操向装置は、
可変容積形の油圧ポンプ24と定容積形の油圧モータ2
5を備えた油圧伝動装置23、左右の最終走行駆動手段
1に伝動する左右の走行駆動軸30L,30Rに対し上
記油圧モータを、左右の走行駆動軸に互いに逆方向の付
加回転を与え得るように連動連結する付加回転伝達装置
36、上記油圧ポンプのポンプ斜板24aを中立位置か
ら両方向に傾動操作するための第1の操作手段10、上
記ポンプ斜板を中立位置から一方向に傾動操作する第2
の操作手段90、及びこの第2の操作手段の操作に連動
して上記油圧ポンプと油圧モータ間の接続回路を断ち油
圧ポンプの両ポート間を短絡する一方、その短絡回路部
から油圧モータに対し作動油を、供給方向を選択的に切
換えて供給するように、短絡回路部と油圧ポンプの両ポ
ート間を接続可能とする電磁弁装置92、を備えたもの
に構成される。
可変容積形の油圧ポンプ24と定容積形の油圧モータ2
5を備えた油圧伝動装置23、左右の最終走行駆動手段
1に伝動する左右の走行駆動軸30L,30Rに対し上
記油圧モータを、左右の走行駆動軸に互いに逆方向の付
加回転を与え得るように連動連結する付加回転伝達装置
36、上記油圧ポンプのポンプ斜板24aを中立位置か
ら両方向に傾動操作するための第1の操作手段10、上
記ポンプ斜板を中立位置から一方向に傾動操作する第2
の操作手段90、及びこの第2の操作手段の操作に連動
して上記油圧ポンプと油圧モータ間の接続回路を断ち油
圧ポンプの両ポート間を短絡する一方、その短絡回路部
から油圧モータに対し作動油を、供給方向を選択的に切
換えて供給するように、短絡回路部と油圧ポンプの両ポ
ート間を接続可能とする電磁弁装置92、を備えたもの
に構成される。
【0008】この発明の操向装置は油圧伝動装置23の
油圧モータ25によって付加回転伝達装置36を介し、
左右の走行駆動軸30L,30Rに対し互いに逆方向の
付加回転を与えて、それにより左右の走行駆動軸30
L,30Rの回転数に差を生じさせ、クローラ又は車輪
である左右の最終走行駆動手段1に回転数差を与えるこ
とで車両を旋回させ操向する。油圧伝動装置23の油圧
ポンプ24のモータ斜板24aの第1の操作手段10に
よる傾角制御で油圧モータ25の回転方向と回転速度を
自在に選択できるから、車両の前進中にも後進中にも任
意の旋回半径で車両を旋回させることができる。
油圧モータ25によって付加回転伝達装置36を介し、
左右の走行駆動軸30L,30Rに対し互いに逆方向の
付加回転を与えて、それにより左右の走行駆動軸30
L,30Rの回転数に差を生じさせ、クローラ又は車輪
である左右の最終走行駆動手段1に回転数差を与えるこ
とで車両を旋回させ操向する。油圧伝動装置23の油圧
ポンプ24のモータ斜板24aの第1の操作手段10に
よる傾角制御で油圧モータ25の回転方向と回転速度を
自在に選択できるから、車両の前進中にも後進中にも任
意の旋回半径で車両を旋回させることができる。
【0009】第2の操作手段90によりポンプ斜板24
aを中立位置から一方向に傾動操作すると、それにより
電磁弁装置92は油圧ポンプ24と油圧モータ25間の
接続回路を断ち油圧ポンプの両ポート間を短絡させるよ
うに回路を切換える。したがって油圧ポンプ24の一方
のポートから吐出されることになる油が、同ポンプの両
ポート間を短絡している短絡回路部を介し他方のポート
に戻される、短絡回路部での一方向の油循環状態が得ら
れることになる。そして電磁弁装置92がこの状態で短
絡回路部から油圧モータ25に対し作動油を、供給方向
を選択的に切換えて供給できるものに構成されているこ
とから、車両の進行方向の偏りを検出するセンサの信号
に基づいて電磁弁装置92の作動を制御し進行方向の偏
りを無くす方向の車両旋回が達成されるモータ回転が得
られるように、油圧モータ25に対し選択的に作動油を
供給するようにすれば、車両の進行方向を自動的に修正
する自動操向制御を得ることができる。
aを中立位置から一方向に傾動操作すると、それにより
電磁弁装置92は油圧ポンプ24と油圧モータ25間の
接続回路を断ち油圧ポンプの両ポート間を短絡させるよ
うに回路を切換える。したがって油圧ポンプ24の一方
のポートから吐出されることになる油が、同ポンプの両
ポート間を短絡している短絡回路部を介し他方のポート
に戻される、短絡回路部での一方向の油循環状態が得ら
れることになる。そして電磁弁装置92がこの状態で短
絡回路部から油圧モータ25に対し作動油を、供給方向
を選択的に切換えて供給できるものに構成されているこ
とから、車両の進行方向の偏りを検出するセンサの信号
に基づいて電磁弁装置92の作動を制御し進行方向の偏
りを無くす方向の車両旋回が達成されるモータ回転が得
られるように、油圧モータ25に対し選択的に作動油を
供給するようにすれば、車両の進行方向を自動的に修正
する自動操向制御を得ることができる。
【0010】すなわちこの発明の操向装置はポンプ斜板
24aを中立位置から一方向に傾動操作する第2の操作
手段90と、この操作手段90の操作に連動して油圧ポ
ンプ24と油圧モータ25間の接続を断ち油圧ポンプ2
4の両ポート間を短絡する回路部に一方向の油流れを生
じさせる電磁弁装置92であって同短絡回路部から油圧
モータ25に対し作動油を、供給方向を選択的に切換え
て供給可能とする電磁弁装置92とを、設けてあること
からして、センサ信号に基づく自動操向方式を直ちに採
用可能とするものとなっているのである。そして自動操
向方式を採り入れた場合、ポンプ斜板24aが一方向に
傾動されていて短絡回路部を常時流れている油を油圧モ
ータ25に対し選択的に供給することになるから、油圧
モータへの作動油供給が迅速に行われ、センサ信号に迅
速に対応した高い応答性が確保されることになる。
24aを中立位置から一方向に傾動操作する第2の操作
手段90と、この操作手段90の操作に連動して油圧ポ
ンプ24と油圧モータ25間の接続を断ち油圧ポンプ2
4の両ポート間を短絡する回路部に一方向の油流れを生
じさせる電磁弁装置92であって同短絡回路部から油圧
モータ25に対し作動油を、供給方向を選択的に切換え
て供給可能とする電磁弁装置92とを、設けてあること
からして、センサ信号に基づく自動操向方式を直ちに採
用可能とするものとなっているのである。そして自動操
向方式を採り入れた場合、ポンプ斜板24aが一方向に
傾動されていて短絡回路部を常時流れている油を油圧モ
ータ25に対し選択的に供給することになるから、油圧
モータへの作動油供給が迅速に行われ、センサ信号に迅
速に対応した高い応答性が確保されることになる。
【0011】そしてこの発明は油圧伝動装置23を専
ら、左右の走行駆動軸30L,30Rに対し車両操向の
ための互いに逆方向の付加回転を与える目的で使用し、
車両の走行駆動は左右の走行駆動軸30L,30Rに対
し任意の機構によって走行駆動力を伝動し得ることとし
ているから、単一の走行動力伝動機構により左右の走行
駆動軸30L,30Rを互いに等速で回転駆動すること
を可能とし、それによって車両の直進性を問題なく確保
できることとするものとなっている。
ら、左右の走行駆動軸30L,30Rに対し車両操向の
ための互いに逆方向の付加回転を与える目的で使用し、
車両の走行駆動は左右の走行駆動軸30L,30Rに対
し任意の機構によって走行駆動力を伝動し得ることとし
ているから、単一の走行動力伝動機構により左右の走行
駆動軸30L,30Rを互いに等速で回転駆動すること
を可能とし、それによって車両の直進性を問題なく確保
できることとするものとなっている。
【0012】そしてその場合、車両の変速駆動は任意の
変速駆動機構、つまり油圧伝動装置その他の無段変速装
置によってはもとより無段変速装置と有段変速装置の組
合せ、或は有段変速装置のみを含む機構によって行える
こととする。したがって車速レンジを設定するための有
段変更装置と車速の精密制御を得させる無段変速装置を
組合せて用いるとか、車速の無段の精密制御までは必要
でない作業車両では有段変速装置のみを用いる等、車両
の変速駆動機構についての自在な選択を可能とする。
変速駆動機構、つまり油圧伝動装置その他の無段変速装
置によってはもとより無段変速装置と有段変速装置の組
合せ、或は有段変速装置のみを含む機構によって行える
こととする。したがって車速レンジを設定するための有
段変更装置と車速の精密制御を得させる無段変速装置を
組合せて用いるとか、車速の無段の精密制御までは必要
でない作業車両では有段変速装置のみを用いる等、車両
の変速駆動機構についての自在な選択を可能とする。
【0013】前記電磁弁装置92は適当した電磁弁を組
合せて、構成できる。例えば第2の操作手段90の操作
に連動して油圧ポンプ24と油圧モータ25間の接続回
路を断ち油圧ポンプ24の両ポート間を短絡させる複数
個又は1個の電磁弁93A,93B,93C;93と、
油圧ポンプ24の両ポート間の短絡回路部81Cを選択
的に油圧モータ25の両ポートに、方向を切換えて接続
可能とする3ポジションの電磁方向切換弁94とを、組
合せて構成できる。また第2の操作手段90の操作に連
動して油圧ポンプ24と油圧モータ25間の接続回路を
断ち油圧ポンプ24の両ポート間を短絡させる位置へと
変位せしめられる2個の2ポジションの電磁弁99A,
99Bを設けて、これらの電磁弁を、1個のみの電磁弁
が原位置に戻されると短絡回路部から油圧モータ25に
対し作動油が供給されるように回路再切換えを行うもの
に構成して、3ポジションの電磁方向切換弁を無くすこ
ともできる。
合せて、構成できる。例えば第2の操作手段90の操作
に連動して油圧ポンプ24と油圧モータ25間の接続回
路を断ち油圧ポンプ24の両ポート間を短絡させる複数
個又は1個の電磁弁93A,93B,93C;93と、
油圧ポンプ24の両ポート間の短絡回路部81Cを選択
的に油圧モータ25の両ポートに、方向を切換えて接続
可能とする3ポジションの電磁方向切換弁94とを、組
合せて構成できる。また第2の操作手段90の操作に連
動して油圧ポンプ24と油圧モータ25間の接続回路を
断ち油圧ポンプ24の両ポート間を短絡させる位置へと
変位せしめられる2個の2ポジションの電磁弁99A,
99Bを設けて、これらの電磁弁を、1個のみの電磁弁
が原位置に戻されると短絡回路部から油圧モータ25に
対し作動油が供給されるように回路再切換えを行うもの
に構成して、3ポジションの電磁方向切換弁を無くすこ
ともできる。
【0014】第1の操作手段10及び第2の操作手段9
0はそれぞれ、ポンプ斜板24aに対し機械的に接続し
てあるものであってもよいが、操作の容易さと制御のし
易さの点から、ポンプ斜板24aを傾動させるための油
圧アクチュエータ86を設けて、第1の操作手段10に
より変位操作されて該油圧アクチュエータ86を一方向
及び他方向に作動させる方向切換弁87、及び第2の操
作手段90の操作に連動して油圧アクチュエータ86を
一方向に作動させる電磁弁89を、設けるのがよい。こ
の場合に電磁弁89は、電磁弁装置92中の電磁弁を変
位制御する制御装置を介して位置制御できる。
0はそれぞれ、ポンプ斜板24aに対し機械的に接続し
てあるものであってもよいが、操作の容易さと制御のし
易さの点から、ポンプ斜板24aを傾動させるための油
圧アクチュエータ86を設けて、第1の操作手段10に
より変位操作されて該油圧アクチュエータ86を一方向
及び他方向に作動させる方向切換弁87、及び第2の操
作手段90の操作に連動して油圧アクチュエータ86を
一方向に作動させる電磁弁89を、設けるのがよい。こ
の場合に電磁弁89は、電磁弁装置92中の電磁弁を変
位制御する制御装置を介して位置制御できる。
【0015】油圧アクチュエータ86を作動させる上記
電磁弁89は、油圧アクチュエータ86に対する油供給
回路を単一に構成できることとするため上記方向切換弁
87に対し、同切換弁87の中立位置で該切換弁を介し
油圧アクチュエータ86が作動せしめられるように接続
したものとするのが、好ましい。
電磁弁89は、油圧アクチュエータ86に対する油供給
回路を単一に構成できることとするため上記方向切換弁
87に対し、同切換弁87の中立位置で該切換弁を介し
油圧アクチュエータ86が作動せしめられるように接続
したものとするのが、好ましい。
【0016】この発明の他の特徴と長所は、添付図面を
参照して行う以下の説明から明瞭に理解できる。
参照して行う以下の説明から明瞭に理解できる。
【0017】
【実施例】図2は、本発明に係る操向装置の実施例を装
備したコンバインを示している。図示コンバインは通例
のように左右のクローラ1により走行駆動され、機体前
方の刈取部2で植立穀稈を刈取り、刈取られた穀稈につ
いて機体上の脱穀部3で脱穀して、穀粒は機体上の穀粒
タンク4に収納し、排わらは機体後方の排わら処理装置
(集束、結束、カッター装置又はその切替え式組合せ)
5により処理するものとされている。エンジン6は機体
中寄りに設置され、該エンジンから入力伝動を受けるト
ランスミッション7が、エンジン6の前下方位置に配置
されている。エンジン6の上前方側に座席8を備える操
縦部9が配置されている。この操縦部9は車両操向用の
ステアリングホイール10、車速制御用の主変速レバー
11及び副変速レバー12、駐車ブレーキレバー13等
を備える。図2において14はクローラ駆動輪15を装
備する車軸、16は刈刃、17は穀粒タンク4から穀粒
を搬出するための揚穀装置である。
備したコンバインを示している。図示コンバインは通例
のように左右のクローラ1により走行駆動され、機体前
方の刈取部2で植立穀稈を刈取り、刈取られた穀稈につ
いて機体上の脱穀部3で脱穀して、穀粒は機体上の穀粒
タンク4に収納し、排わらは機体後方の排わら処理装置
(集束、結束、カッター装置又はその切替え式組合せ)
5により処理するものとされている。エンジン6は機体
中寄りに設置され、該エンジンから入力伝動を受けるト
ランスミッション7が、エンジン6の前下方位置に配置
されている。エンジン6の上前方側に座席8を備える操
縦部9が配置されている。この操縦部9は車両操向用の
ステアリングホイール10、車速制御用の主変速レバー
11及び副変速レバー12、駐車ブレーキレバー13等
を備える。図2において14はクローラ駆動輪15を装
備する車軸、16は刈刃、17は穀粒タンク4から穀粒
を搬出するための揚穀装置である。
【0018】図3は図2のコンバインに設けられた伝動
機構を、前記した刈取部2及び脱穀部3等への伝動機構
を省略して示している。後で説明する図5に示すように
前記トランスミッション7にはエンジン6にて駆動させ
る入力軸19をポンプ軸とする2個の可変容積形油圧ポ
ンプ21,24を設けてあり、図2,3に示すように該
入力軸19に入力プーリ26を嵌着して、エンジン6の
出力プーリ6aからベルト27によって入力軸19への
入力伝動を行ってある。図3に示すように上記油圧ポン
プ21と定容積形の油圧モータ22を1対の油給排回路
によって接続してなる第1の油圧伝動装置20、及び上
記油圧ポンプ24と定容積形の油圧モータ25を1対の
油給排回路によって接続してなる第2の油圧伝動装置2
3が、設けられている。このうち第1の油圧伝動装置2
0はコンバインの走行駆動のために、また第2の油圧伝
動装置23はコンバインの操向のために、それぞれ用い
るものとされている。
機構を、前記した刈取部2及び脱穀部3等への伝動機構
を省略して示している。後で説明する図5に示すように
前記トランスミッション7にはエンジン6にて駆動させ
る入力軸19をポンプ軸とする2個の可変容積形油圧ポ
ンプ21,24を設けてあり、図2,3に示すように該
入力軸19に入力プーリ26を嵌着して、エンジン6の
出力プーリ6aからベルト27によって入力軸19への
入力伝動を行ってある。図3に示すように上記油圧ポン
プ21と定容積形の油圧モータ22を1対の油給排回路
によって接続してなる第1の油圧伝動装置20、及び上
記油圧ポンプ24と定容積形の油圧モータ25を1対の
油給排回路によって接続してなる第2の油圧伝動装置2
3が、設けられている。このうち第1の油圧伝動装置2
0はコンバインの走行駆動のために、また第2の油圧伝
動装置23はコンバインの操向のために、それぞれ用い
るものとされている。
【0019】より具体的に説明すると同様に図3−5に
示すように、走行用の主駆動軸29と左右の走行駆動軸
30L,30Rとを互いに同心配置して設け、左右の走
行駆動軸30L,30Rを左右の歯車31,32減速機
構を介して左右の前記車軸14に対し連動連結してあ
る。主駆動軸29は左右の走行駆動軸30L,30Rに
対し減速用の左右の遊星歯車装置33L,33Rを介し
接続してあり、第1の油圧伝動装置20において油圧モ
ータ22によって回転駆動される出力軸34を主駆動軸
29に対し接続して、第1の油圧伝動装置20により車
両を走行駆動させることとしてある。そして第2の油圧
伝動装置23は、同装置23において油圧モータ25に
より回転駆動される出力軸35を左右の走行駆動軸30
L,30Rに対し、該左右の走行駆動軸30L,30R
に互いに逆方向の付加回転を与えることとする付加回転
伝達装置36により接続して、主駆動軸29により互い
に等速度で回転駆動される左右の走行駆動軸30L,3
0Rの回転数を互いに異ならせることによって、車両の
操向を行うものとされている。
示すように、走行用の主駆動軸29と左右の走行駆動軸
30L,30Rとを互いに同心配置して設け、左右の走
行駆動軸30L,30Rを左右の歯車31,32減速機
構を介して左右の前記車軸14に対し連動連結してあ
る。主駆動軸29は左右の走行駆動軸30L,30Rに
対し減速用の左右の遊星歯車装置33L,33Rを介し
接続してあり、第1の油圧伝動装置20において油圧モ
ータ22によって回転駆動される出力軸34を主駆動軸
29に対し接続して、第1の油圧伝動装置20により車
両を走行駆動させることとしてある。そして第2の油圧
伝動装置23は、同装置23において油圧モータ25に
より回転駆動される出力軸35を左右の走行駆動軸30
L,30Rに対し、該左右の走行駆動軸30L,30R
に互いに逆方向の付加回転を与えることとする付加回転
伝達装置36により接続して、主駆動軸29により互い
に等速度で回転駆動される左右の走行駆動軸30L,3
0Rの回転数を互いに異ならせることによって、車両の
操向を行うものとされている。
【0020】主駆動軸29上には入力歯車38を固定設
置してあり、第1の油圧伝動装置20の出力軸34は図
3に示す伝動機構によって入力歯車38に対し連動連結
されている。同伝動機構は出力軸34により歯車39,
40を介し減速駆動されるクラッチ軸41、クラッチ軸
41上に設けた多板式クラッチ42と歯車43,44と
を介しクラッチ軸41により減速駆動される中間軸4
5、中間軸45と次段の副変速軸46間に配設された副
変速装置47を、含む。副変速装置47は中間軸45上
に摺動のみ自在に設けたシフト歯車48、同軸45上に
遊嵌設置した2個の歯車49,50、副変速軸46上に
固定設置されシフト歯車48を噛合せ可能な歯車51、
及び同軸46上に固定設置され歯車49,50を噛合せ
てある2個の歯車52,53を、備えている。シフト歯
車48と歯車49,50間にはそれぞれシフト歯車48
のシフト操作により係合せしめられるクラッチを介在さ
せてあり、これによって副変速装置47は副変速軸46
を比較的高速で回転させる路上走行変速段、第1の低速
で回転させる乾田作業時変速段、及びより低い第2の低
速で回転させる湿田作業時変速段の3段の変速段に切替
えられるものとされている。副変速軸46上の湿田作業
時変速段用の歯車53を主駆動軸29上の入力歯車38
に対し噛合せてあり、また副変速軸46には駐車ブレー
キ54を配設してある。副変速装置47及び駐車ブレー
キ54はそれぞれ、図2に図示の前記副変速レバー12
及び駐車ブレーキレバー13によって操作される。クラ
ッチ42を操作するためには、図2に示すペダル55を
設けてある。
置してあり、第1の油圧伝動装置20の出力軸34は図
3に示す伝動機構によって入力歯車38に対し連動連結
されている。同伝動機構は出力軸34により歯車39,
40を介し減速駆動されるクラッチ軸41、クラッチ軸
41上に設けた多板式クラッチ42と歯車43,44と
を介しクラッチ軸41により減速駆動される中間軸4
5、中間軸45と次段の副変速軸46間に配設された副
変速装置47を、含む。副変速装置47は中間軸45上
に摺動のみ自在に設けたシフト歯車48、同軸45上に
遊嵌設置した2個の歯車49,50、副変速軸46上に
固定設置されシフト歯車48を噛合せ可能な歯車51、
及び同軸46上に固定設置され歯車49,50を噛合せ
てある2個の歯車52,53を、備えている。シフト歯
車48と歯車49,50間にはそれぞれシフト歯車48
のシフト操作により係合せしめられるクラッチを介在さ
せてあり、これによって副変速装置47は副変速軸46
を比較的高速で回転させる路上走行変速段、第1の低速
で回転させる乾田作業時変速段、及びより低い第2の低
速で回転させる湿田作業時変速段の3段の変速段に切替
えられるものとされている。副変速軸46上の湿田作業
時変速段用の歯車53を主駆動軸29上の入力歯車38
に対し噛合せてあり、また副変速軸46には駐車ブレー
キ54を配設してある。副変速装置47及び駐車ブレー
キ54はそれぞれ、図2に図示の前記副変速レバー12
及び駐車ブレーキレバー13によって操作される。クラ
ッチ42を操作するためには、図2に示すペダル55を
設けてある。
【0021】図4はトランスミッション7のミッション
ケース56内の下方部分を示し、そこに主駆動軸29と
左右の走行駆動軸30L,30R間を接続する左右の前
記遊星歯車装置33L,33Rが配置されている。各遊
星歯車装置33L,33Rは主駆動軸29に一体形成し
てある太陽歯車57、この太陽歯車57の外周位置に設
けた内歯々車58、及び各走行駆動軸30L,30Rに
固定支持させてあるキャリア59に遊転可能に軸支され
太陽歯車57と内歯々車58とに対し噛合せてある複数
個(3個)の遊星歯車60を、備えている。左右の各キ
ャリア59には入力歯車38側に配置のリング59a
を、スペーサ59b及びボルト59cを介して連結して
あり、リング59aにより抜止めしたピン59dを設け
て、該ピン59d上に遊星歯車60を遊転自在に設けて
いる。
ケース56内の下方部分を示し、そこに主駆動軸29と
左右の走行駆動軸30L,30R間を接続する左右の前
記遊星歯車装置33L,33Rが配置されている。各遊
星歯車装置33L,33Rは主駆動軸29に一体形成し
てある太陽歯車57、この太陽歯車57の外周位置に設
けた内歯々車58、及び各走行駆動軸30L,30Rに
固定支持させてあるキャリア59に遊転可能に軸支され
太陽歯車57と内歯々車58とに対し噛合せてある複数
個(3個)の遊星歯車60を、備えている。左右の各キ
ャリア59には入力歯車38側に配置のリング59a
を、スペーサ59b及びボルト59cを介して連結して
あり、リング59aにより抜止めしたピン59dを設け
て、該ピン59d上に遊星歯車60を遊転自在に設けて
いる。
【0022】各内歯々車58は太陽歯車57の外周側に
配置したリング61の内面に形成してあるが、左右の各
リング61は特に、次のように支持されている。すなわ
ち左右のリング61は、左右の走行駆動軸30L,30
R上にキャリア59のボス部と1対宛のボールベアリン
グ62とを介して遊嵌設置した左右の歯車63に、リン
グ61の内周面に形成した内歯61aと歯車63のボス
部に形成した外歯63aとを噛合せることで、歯車63
と共に回転変位可能に支持してある。また各リング61
は、該リング61に挿通したピン64を内歯61a及び
外歯63aの側面に接当させリング61の抜止めを行う
ことにより、歯車63に対し放射方向で可動であるよう
に支持されていて、これにより複数遊星歯車60に対し
動力が等配分されるように図られている。
配置したリング61の内面に形成してあるが、左右の各
リング61は特に、次のように支持されている。すなわ
ち左右のリング61は、左右の走行駆動軸30L,30
R上にキャリア59のボス部と1対宛のボールベアリン
グ62とを介して遊嵌設置した左右の歯車63に、リン
グ61の内周面に形成した内歯61aと歯車63のボス
部に形成した外歯63aとを噛合せることで、歯車63
と共に回転変位可能に支持してある。また各リング61
は、該リング61に挿通したピン64を内歯61a及び
外歯63aの側面に接当させリング61の抜止めを行う
ことにより、歯車63に対し放射方向で可動であるよう
に支持されていて、これにより複数遊星歯車60に対し
動力が等配分されるように図られている。
【0023】図5,6は、第2の油圧伝動装置23の出
力軸35から左右の走行駆動軸30L,30Rに対し付
加回転を伝達するための前記付加回転伝達装置36を、
示している。本装置36は出力軸35に平行する中間軸
66及びロック軸67を備え、出力軸35と中間軸66
間は減速歯車68,69列によって接続されている。ま
た中間軸66とロック軸67間は、減速歯車70,71
列によって接続されている。そしてロック軸67と左右
の遊星歯車装置33L,33Rのリング61間を前記し
た左右の歯車63を利用して、ロック軸67により左右
のリング61が互いに逆方向に等速で回転せしめられる
ように接続している。すなわち左側のリング61と一体
回転する歯車63に対しては歯車71と一体形成してロ
ック軸67に嵌着した歯車72を噛合せ、また右側のリ
ング61と一体回転する歯車63に対してはロック軸6
1に嵌着した歯車73を、アイドラ軸74上のアイドラ
歯車75を介して噛合せ、且つ、左側の歯車72,63
列の減速比と右側の歯車73,75,63の減速比とを
等しく設定している。
力軸35から左右の走行駆動軸30L,30Rに対し付
加回転を伝達するための前記付加回転伝達装置36を、
示している。本装置36は出力軸35に平行する中間軸
66及びロック軸67を備え、出力軸35と中間軸66
間は減速歯車68,69列によって接続されている。ま
た中間軸66とロック軸67間は、減速歯車70,71
列によって接続されている。そしてロック軸67と左右
の遊星歯車装置33L,33Rのリング61間を前記し
た左右の歯車63を利用して、ロック軸67により左右
のリング61が互いに逆方向に等速で回転せしめられる
ように接続している。すなわち左側のリング61と一体
回転する歯車63に対しては歯車71と一体形成してロ
ック軸67に嵌着した歯車72を噛合せ、また右側のリ
ング61と一体回転する歯車63に対してはロック軸6
1に嵌着した歯車73を、アイドラ軸74上のアイドラ
歯車75を介して噛合せ、且つ、左側の歯車72,63
列の減速比と右側の歯車73,75,63の減速比とを
等しく設定している。
【0024】このように左右のリング61に対し互いに
逆方向の回転を与え得るようにしたことによっては、後
でも述べるように主駆動軸29により左右の遊星歯車装
置33L,33Rを介し回転駆動される左右の走行駆動
軸30L,30Rに対し、左右逆方向の回転を付加的に
与え得ることになるから、それによって左右の走行駆動
軸30L,30Rの回転数を異ならせて車両を旋回させ
得ることとなる。第2の油圧伝動装置23ないしその油
圧ポンプ24が中立状態とされ出力軸35に回転が与え
られない場合、左右のリング61が互いに同方向に等速
で回転変位しようとするとその回転変位はロック軸67
に対し互いに逆方向で等速で伝えられるからロック軸6
7は何れの方向にも回転せず、したがって逆にロック軸
67により左右のリング61が回転不能にロックされる
ことになる。
逆方向の回転を与え得るようにしたことによっては、後
でも述べるように主駆動軸29により左右の遊星歯車装
置33L,33Rを介し回転駆動される左右の走行駆動
軸30L,30Rに対し、左右逆方向の回転を付加的に
与え得ることになるから、それによって左右の走行駆動
軸30L,30Rの回転数を異ならせて車両を旋回させ
得ることとなる。第2の油圧伝動装置23ないしその油
圧ポンプ24が中立状態とされ出力軸35に回転が与え
られない場合、左右のリング61が互いに同方向に等速
で回転変位しようとするとその回転変位はロック軸67
に対し互いに逆方向で等速で伝えられるからロック軸6
7は何れの方向にも回転せず、したがって逆にロック軸
67により左右のリング61が回転不能にロックされる
ことになる。
【0025】なお図5に示すようにミッションケース5
6の上端部一側面には上方向きに突出する厚手のプレー
ト部材77を装着してあり、このプレート部材77の一
側面と他側面にハウジング78,79を装着してある。
トランスミッション入力軸19は両ハウジング78,7
9とプレート部材77を貫通させて設けてあり、前記の
ように該入力軸19をポンプ軸とする前記油圧ポンプ2
1,24を、ハウジング78,79内に配置してプレー
ト部材77上に装着してある。これらの油圧ポンプ2
1,24のポンプ斜板21a,24aはそれぞれ、図2
に図示の前記した主変速レバー11及びステアリングホ
イール10によって傾動操作される。前記油圧モータ2
2,25は、図5に油圧モータ25について示すように
ハウジング79内に配置してプレート部材77上に装着
してある。
6の上端部一側面には上方向きに突出する厚手のプレー
ト部材77を装着してあり、このプレート部材77の一
側面と他側面にハウジング78,79を装着してある。
トランスミッション入力軸19は両ハウジング78,7
9とプレート部材77を貫通させて設けてあり、前記の
ように該入力軸19をポンプ軸とする前記油圧ポンプ2
1,24を、ハウジング78,79内に配置してプレー
ト部材77上に装着してある。これらの油圧ポンプ2
1,24のポンプ斜板21a,24aはそれぞれ、図2
に図示の前記した主変速レバー11及びステアリングホ
イール10によって傾動操作される。前記油圧モータ2
2,25は、図5に油圧モータ25について示すように
ハウジング79内に配置してプレート部材77上に装着
してある。
【0026】図1は第2の油圧伝動装置23とその作動
を制御する操向制御機構を、油圧回路図で示している。
油圧伝動装置23は通例のように、油圧ポンプ24と油
圧モータ25間を1対の油給排回路81A,81Bによ
り接続してなる。油給排回路81A,81Bに対し作動
油を補給するためのチャージポンプ82が設けられ、1
対の逆止弁83を介して油給排回路81A,81Bに接
続されている。補給油の油圧を設定するリリーフ弁8
4、及び1対の油給排回路81A,81Bのうち高圧側
となる回路の油圧を設定するリリーフ弁85も、通例の
ように設けられている。油圧ポンプ24のポンプ斜板2
4aは複動形油圧シリンダに構成されている油圧アクチ
ュエータ86により傾角を変更制御され、ステアリング
ホイール10によって変位操作され該油圧アクチュエー
タ86に対する油圧の給排を制御する方向切換弁87が
設けられている。方向切換弁87は油圧アクチュエータ
86の両油室から油をドレーンしポンプ斜板24aを1
対のスプリングの付勢力のバランスにより中立位置に維
持することとする中立位置N、及び油圧アクチュエータ
86に対し一方向或は他方向から作動油を供給し該アク
チュエータ86を一方向或は他方向に作動させポンプ斜
板24aを一方向或は他方向に傾動させる2つの作用位
置A,Bを、有する。油圧アクチュエータ86へ供給さ
れる作動油はチャージポンプ82から、回路88を介し
て方向切換弁87の一次側に導かれる。
を制御する操向制御機構を、油圧回路図で示している。
油圧伝動装置23は通例のように、油圧ポンプ24と油
圧モータ25間を1対の油給排回路81A,81Bによ
り接続してなる。油給排回路81A,81Bに対し作動
油を補給するためのチャージポンプ82が設けられ、1
対の逆止弁83を介して油給排回路81A,81Bに接
続されている。補給油の油圧を設定するリリーフ弁8
4、及び1対の油給排回路81A,81Bのうち高圧側
となる回路の油圧を設定するリリーフ弁85も、通例の
ように設けられている。油圧ポンプ24のポンプ斜板2
4aは複動形油圧シリンダに構成されている油圧アクチ
ュエータ86により傾角を変更制御され、ステアリング
ホイール10によって変位操作され該油圧アクチュエー
タ86に対する油圧の給排を制御する方向切換弁87が
設けられている。方向切換弁87は油圧アクチュエータ
86の両油室から油をドレーンしポンプ斜板24aを1
対のスプリングの付勢力のバランスにより中立位置に維
持することとする中立位置N、及び油圧アクチュエータ
86に対し一方向或は他方向から作動油を供給し該アク
チュエータ86を一方向或は他方向に作動させポンプ斜
板24aを一方向或は他方向に傾動させる2つの作用位
置A,Bを、有する。油圧アクチュエータ86へ供給さ
れる作動油はチャージポンプ82から、回路88を介し
て方向切換弁87の一次側に導かれる。
【0027】コンバインの操向はステアリングホイール
10により方向切換弁87を変位操作して行う手動制御
による他、自動操向制御によっても行えることとされて
おり、そのためには先ず、図1に示すように上記回路8
8と方向切換弁87の一次側とに接続された電磁弁89
が設けられている。この電磁弁89は方向切換弁87か
らの油ドレンを許容する位置Iと、ソレノイド89aの
励磁によって移され回路88から中立位置Nの方向切換
弁87を介し油圧アクチュエータ86に対し一方向から
作動油を供給することとする他の位置IIとを、備えてい
る。図7に示すように前記操縦部9には他の制御スイッ
チ類と並設して自動操向設定スイッチ90を配置してあ
り、このスイッチ90を押してオンさせるとソレノイド
89aが励磁して電磁弁89が位置IIに移されることと
されている。
10により方向切換弁87を変位操作して行う手動制御
による他、自動操向制御によっても行えることとされて
おり、そのためには先ず、図1に示すように上記回路8
8と方向切換弁87の一次側とに接続された電磁弁89
が設けられている。この電磁弁89は方向切換弁87か
らの油ドレンを許容する位置Iと、ソレノイド89aの
励磁によって移され回路88から中立位置Nの方向切換
弁87を介し油圧アクチュエータ86に対し一方向から
作動油を供給することとする他の位置IIとを、備えてい
る。図7に示すように前記操縦部9には他の制御スイッ
チ類と並設して自動操向設定スイッチ90を配置してあ
り、このスイッチ90を押してオンさせるとソレノイド
89aが励磁して電磁弁89が位置IIに移されることと
されている。
【0028】自動操向制御を選択した状態で油圧モータ
25の作動を制御するため、油圧ポンプ24と油圧モー
タ25間の接続回路中には図1に示す電磁弁装置92を
挿入設置してある。本実施例では電磁弁装置92は、2
ポジションの3個の電磁弁93A,93B,93Cと3
ポジションの電磁方向切換弁94から構成されている。
電磁弁93A,93Bはそれぞれ、1対の油給排回路8
1A,81B中に挿入され、該回路81A,81Bを導
通状態に維持する位置Iとソレノイド93Aa,93B
aの励磁によって移され回路81A,81Bを遮断する
位置IIとを、有する。電磁弁93Cは両油給排回路81
A,81B間を接続する短絡回路部81C中に挿入され
ていて、該回路部81Cを遮断状態に維持する位置Iと
ソレノイド93Caの励磁によって移され回路部81C
の遮断を解除する位置IIとを、有する。電磁弁93A,
93B,93Cのソレノイド93Aa,93Ba,93
Caはそれぞれ、図7に示す前記自動操向設定スイッチ
90をオンさせると励磁せしめられることとされてい
る。
25の作動を制御するため、油圧ポンプ24と油圧モー
タ25間の接続回路中には図1に示す電磁弁装置92を
挿入設置してある。本実施例では電磁弁装置92は、2
ポジションの3個の電磁弁93A,93B,93Cと3
ポジションの電磁方向切換弁94から構成されている。
電磁弁93A,93Bはそれぞれ、1対の油給排回路8
1A,81B中に挿入され、該回路81A,81Bを導
通状態に維持する位置Iとソレノイド93Aa,93B
aの励磁によって移され回路81A,81Bを遮断する
位置IIとを、有する。電磁弁93Cは両油給排回路81
A,81B間を接続する短絡回路部81C中に挿入され
ていて、該回路部81Cを遮断状態に維持する位置Iと
ソレノイド93Caの励磁によって移され回路部81C
の遮断を解除する位置IIとを、有する。電磁弁93A,
93B,93Cのソレノイド93Aa,93Ba,93
Caはそれぞれ、図7に示す前記自動操向設定スイッチ
90をオンさせると励磁せしめられることとされてい
る。
【0029】電磁方向切換弁94は短絡回路部81Cに
接続された2個の入力ポートと油圧ポンプ24の1対の
ポートに接続された2個の出力ポートを有し、図示の中
立位置Nでは両入力ポート間を接続して短絡回路部81
Cを導通状態に維持し、また両出力ポートをブロックす
るものとされている。そしてこの電磁方向切換弁93は
それぞれソレノイド94a,94bの励磁によって移さ
れる左旋回位置Lと右旋回位置Rとを有し、これらの位
置L,Rでは短絡回路部81Cの導通状態を断って同回
路81Cから油圧モータ25に対しそれぞれ一方向及び
他方向で作動油を供給し、油圧モータ25からの戻り油
は再び短絡回路部81Cに戻すものに構成されている。
図2に模式的に示すように刈取部2の左右の分草体に取
付けて左右の操向センサスイッチ95L,95Rを設け
てあり、これらのセンサスイッチ95L,95Rは左右
の植立穀稈条に接触するとオン動作してコンバインの左
右方向への偏りを検出するものとされている。そしてソ
レノイド94a,94bはそれぞれ、センサスイッチ9
5R,95Lのオン動作により励磁されるものとされ、
電磁方向切換弁94は右操向センサスイッチ95Rによ
りコンバインの右方向への偏りが検出されると左旋回位
置Lに、また左操向センサスイッチ95Lによりコンバ
インの左方向への偏りが検出されると右旋回位置Rに、
それぞれ移されることとなっている。
接続された2個の入力ポートと油圧ポンプ24の1対の
ポートに接続された2個の出力ポートを有し、図示の中
立位置Nでは両入力ポート間を接続して短絡回路部81
Cを導通状態に維持し、また両出力ポートをブロックす
るものとされている。そしてこの電磁方向切換弁93は
それぞれソレノイド94a,94bの励磁によって移さ
れる左旋回位置Lと右旋回位置Rとを有し、これらの位
置L,Rでは短絡回路部81Cの導通状態を断って同回
路81Cから油圧モータ25に対しそれぞれ一方向及び
他方向で作動油を供給し、油圧モータ25からの戻り油
は再び短絡回路部81Cに戻すものに構成されている。
図2に模式的に示すように刈取部2の左右の分草体に取
付けて左右の操向センサスイッチ95L,95Rを設け
てあり、これらのセンサスイッチ95L,95Rは左右
の植立穀稈条に接触するとオン動作してコンバインの左
右方向への偏りを検出するものとされている。そしてソ
レノイド94a,94bはそれぞれ、センサスイッチ9
5R,95Lのオン動作により励磁されるものとされ、
電磁方向切換弁94は右操向センサスイッチ95Rによ
りコンバインの右方向への偏りが検出されると左旋回位
置Lに、また左操向センサスイッチ95Lによりコンバ
インの左方向への偏りが検出されると右旋回位置Rに、
それぞれ移されることとなっている。
【0030】図7に示すようにステアリングホイール1
0のハンドル軸には手動操向スイッチ96を装備させて
あり、このスイッチ96はステアリングホイール10が
操作されるとオン動作し、手動操向を優先させるために
何れの状態でも前記ソレノイド89a,93Aa,93
Ba,93Ca,94a,94bを全て解磁状態とする
ために利用されている。またステアリングホイール10
には条合せスイッチ97を付設してあり、自動操向スイ
ッチ90のオン状態で該条合せスイッチ97が一方向或
は他方向に操作されると、図1に示すソレノイド94a
或は94bが励磁され電磁方向切換弁94が左旋回位置
L或は右旋回位置Rに移されることとされている。
0のハンドル軸には手動操向スイッチ96を装備させて
あり、このスイッチ96はステアリングホイール10が
操作されるとオン動作し、手動操向を優先させるために
何れの状態でも前記ソレノイド89a,93Aa,93
Ba,93Ca,94a,94bを全て解磁状態とする
ために利用されている。またステアリングホイール10
には条合せスイッチ97を付設してあり、自動操向スイ
ッチ90のオン状態で該条合せスイッチ97が一方向或
は他方向に操作されると、図1に示すソレノイド94a
或は94bが励磁され電磁方向切換弁94が左旋回位置
L或は右旋回位置Rに移されることとされている。
【0031】操縦部9のコラム内には図7に示すように
制御装置98を設けてあり、図8に示すように前述のス
イッチ類からの電気信号を制御装置98に入力し、該制
御装置98の出力信号により前述の各種ソレノイドを前
述した通りに励解磁させることとしてある。
制御装置98を設けてあり、図8に示すように前述のス
イッチ類からの電気信号を制御装置98に入力し、該制
御装置98の出力信号により前述の各種ソレノイドを前
述した通りに励解磁させることとしてある。
【0032】図2に示すコンバインはその走行条件に応
じ副変速レバー12により図3に図示の副変速装置47
に路上走行時には高速、乾田作業時には第1の低速、湿
田作業時にはより低い第2の低速の変速段を選択セット
し、主変速レバー11により図3,5に図示の第1の油
圧伝動装置20のポンプ斜板21aを操作し進行方向の
制御を含め車速を無段に変更制御して、走行せしめられ
る。車両の直進時にはステアリングホイール10による
図1,5に図示の第2の油圧伝動装置23のポンプ斜板
24a操作は行われず、同油圧伝動装置23は中立状態
に維持され、このとき前述したように左右の遊星歯車装
置33L,33Rのリング61はロック軸67により回
転変位不能に拘束されている。なお左右のリング61の
回転変位不能なロックは、該左右のリング61に伝動す
る左右の伝動機構中にウォーム伝動機構を設けて、左右
のリング61からの逆方向の回転伝達を不能とすること
によっても得られる。
じ副変速レバー12により図3に図示の副変速装置47
に路上走行時には高速、乾田作業時には第1の低速、湿
田作業時にはより低い第2の低速の変速段を選択セット
し、主変速レバー11により図3,5に図示の第1の油
圧伝動装置20のポンプ斜板21aを操作し進行方向の
制御を含め車速を無段に変更制御して、走行せしめられ
る。車両の直進時にはステアリングホイール10による
図1,5に図示の第2の油圧伝動装置23のポンプ斜板
24a操作は行われず、同油圧伝動装置23は中立状態
に維持され、このとき前述したように左右の遊星歯車装
置33L,33Rのリング61はロック軸67により回
転変位不能に拘束されている。なお左右のリング61の
回転変位不能なロックは、該左右のリング61に伝動す
る左右の伝動機構中にウォーム伝動機構を設けて、左右
のリング61からの逆方向の回転伝達を不能とすること
によっても得られる。
【0033】図9の(L),(R)は左右の遊星歯車装
置33L,33Rを模式的に示している。第1の油圧伝
動装置20の油圧モータ22が正転している状態では太
陽歯車57が矢印A方向に回転し、これにより各遊星歯
車60が矢印B方向に自転しつつ矢印C方向に、図9で
は図示省略のキャリア59を回転させつつ公転する。こ
の場合にキャリア及び各走行駆動軸30L,30Rに与
えられる回転数Rは、太陽歯車57の回転数を1とし、
太陽歯車57の歯数をN1 、内歯々車58の歯数をN2
とすると、 R=N1 /(N1 +N2 ) で与えられるから、歯数N2 を適当に設定しておくこと
で大幅な減速が得られる。油圧モータ22の逆転時には
回転方向が逆になるのみで、上記したのと事情は等し
い。
置33L,33Rを模式的に示している。第1の油圧伝
動装置20の油圧モータ22が正転している状態では太
陽歯車57が矢印A方向に回転し、これにより各遊星歯
車60が矢印B方向に自転しつつ矢印C方向に、図9で
は図示省略のキャリア59を回転させつつ公転する。こ
の場合にキャリア及び各走行駆動軸30L,30Rに与
えられる回転数Rは、太陽歯車57の回転数を1とし、
太陽歯車57の歯数をN1 、内歯々車58の歯数をN2
とすると、 R=N1 /(N1 +N2 ) で与えられるから、歯数N2 を適当に設定しておくこと
で大幅な減速が得られる。油圧モータ22の逆転時には
回転方向が逆になるのみで、上記したのと事情は等し
い。
【0034】車両の前進中にステアリングホイール10
を回動操作し図1に示す方向切換弁87を変位させて、
油圧アクチュエータ86により第2の油圧伝動装置23
のポンプ斜板24aを傾動させ、油圧モータ25を正転
方向に回転させるときは図3,5に示す付加回転伝達装
置36により、左側の歯車72,63列を介し左側の遊
星歯車装置33Lのリング61には矢印D1 方向の回転
が与えられ、また右側の歯車73,75,63列を介し
右側の遊星歯車装置33Rのリング61には矢印D2 方
向の回転が与えられる。左側のリング61の矢印D1 方
向への回転によってはその回転速度分だけ遊星歯車60
の矢印C方向への回転数、したがって左側キャリア59
及び走行駆動軸30Lの回転数が減少され、逆に右側の
リング61の矢印D2 方向への回転によってはその回転
速度分だけ遊星歯車60の矢印C方向への回転数、した
がって右側キャリア59及び走行駆動軸30Rの回転数
が増加される。したがって車両は左旋回せしめられ、そ
の旋回半径はステアリングホイール10の操作量を加減
し油圧モータ25の回転数を制御することによって、自
在に選択できる。車両前進中の右旋回、後進中の左又は
右旋回も類似して得ることができる。
を回動操作し図1に示す方向切換弁87を変位させて、
油圧アクチュエータ86により第2の油圧伝動装置23
のポンプ斜板24aを傾動させ、油圧モータ25を正転
方向に回転させるときは図3,5に示す付加回転伝達装
置36により、左側の歯車72,63列を介し左側の遊
星歯車装置33Lのリング61には矢印D1 方向の回転
が与えられ、また右側の歯車73,75,63列を介し
右側の遊星歯車装置33Rのリング61には矢印D2 方
向の回転が与えられる。左側のリング61の矢印D1 方
向への回転によってはその回転速度分だけ遊星歯車60
の矢印C方向への回転数、したがって左側キャリア59
及び走行駆動軸30Lの回転数が減少され、逆に右側の
リング61の矢印D2 方向への回転によってはその回転
速度分だけ遊星歯車60の矢印C方向への回転数、した
がって右側キャリア59及び走行駆動軸30Rの回転数
が増加される。したがって車両は左旋回せしめられ、そ
の旋回半径はステアリングホイール10の操作量を加減
し油圧モータ25の回転数を制御することによって、自
在に選択できる。車両前進中の右旋回、後進中の左又は
右旋回も類似して得ることができる。
【0035】図10は図1の油圧回路を、図7に示す自
動操向設定スイッチ90がオン操作され自動操向制御が
選択された状態で示している。この状態では前述した通
り方向切換弁87の一次側に設けた電磁弁89が位置II
をとり、このため中立位置Nの方向切換弁87を介し油
圧アクチュエータ86に一方向で作動油が供給され、図
示のように該アクチュエータ86によりポンプ斜板24
aが一方向に傾動された姿勢をとる。また前述した通り
電磁弁装置92の3個の電磁弁93A,93B,93C
が、それぞれの位置IIをとる。したがって油圧ポンプ2
4から矢印方向に吐出される油は順次矢印で示す通り、
油給排回路81Aから短絡回路部81Cへ流入し電磁弁
93C及び中立位置Nの電磁方向切換弁94を介し他方
の油給排回路81Bへ、そして油圧ポンプ24へと還流
するように流れ、油圧ポンプ24の両ポート間が短絡さ
れた状態が得られる。そしてこの図10の状態で図3に
示す操向センサスイッチ95L或は95Rがオン動作し
てコンバインの左右一方向への偏りが検出されると電磁
方向切換弁94が右旋回位置R或は左旋回位置Lへと移
されるから、位置Rでは破線図示の矢印R方向で、また
位置Lでは破線図示の矢印L方向で、それぞれ油圧モー
タ25に対し作動油が供給され、これによる油圧モータ
25の一方向或は他方向への回転によって、図3,5に
示す付加回転伝達装置36を介し左右の走行駆動軸30
L,30Rに互いに逆方向の付加回転が与えられ、それ
による機体旋回によって左右方向での偏りを無くすよう
にコンバインの進路が自動修正される。これによって操
向センサスイッチ95L,95Rがオフすると、電磁切
換弁94が図10に示す中立位置Nに戻る。
動操向設定スイッチ90がオン操作され自動操向制御が
選択された状態で示している。この状態では前述した通
り方向切換弁87の一次側に設けた電磁弁89が位置II
をとり、このため中立位置Nの方向切換弁87を介し油
圧アクチュエータ86に一方向で作動油が供給され、図
示のように該アクチュエータ86によりポンプ斜板24
aが一方向に傾動された姿勢をとる。また前述した通り
電磁弁装置92の3個の電磁弁93A,93B,93C
が、それぞれの位置IIをとる。したがって油圧ポンプ2
4から矢印方向に吐出される油は順次矢印で示す通り、
油給排回路81Aから短絡回路部81Cへ流入し電磁弁
93C及び中立位置Nの電磁方向切換弁94を介し他方
の油給排回路81Bへ、そして油圧ポンプ24へと還流
するように流れ、油圧ポンプ24の両ポート間が短絡さ
れた状態が得られる。そしてこの図10の状態で図3に
示す操向センサスイッチ95L或は95Rがオン動作し
てコンバインの左右一方向への偏りが検出されると電磁
方向切換弁94が右旋回位置R或は左旋回位置Lへと移
されるから、位置Rでは破線図示の矢印R方向で、また
位置Lでは破線図示の矢印L方向で、それぞれ油圧モー
タ25に対し作動油が供給され、これによる油圧モータ
25の一方向或は他方向への回転によって、図3,5に
示す付加回転伝達装置36を介し左右の走行駆動軸30
L,30Rに互いに逆方向の付加回転が与えられ、それ
による機体旋回によって左右方向での偏りを無くすよう
にコンバインの進路が自動修正される。これによって操
向センサスイッチ95L,95Rがオフすると、電磁切
換弁94が図10に示す中立位置Nに戻る。
【0036】圃場内の枕地でコンバインを、その進路を
逆方向に変更するように旋回させた後等で、コンバイン
の進路が穀稈条に正しく沿っていないことを操縦者が発
見した場合、図10の状態から図7に示す条合せスイッ
チ97を進路修正方向に操作する。それによって前述し
た通り電磁方向切換弁94が左旋回位置L又は右旋回位
置Rに移されて、自動操向制御の場合同様に進路が修正
される。
逆方向に変更するように旋回させた後等で、コンバイン
の進路が穀稈条に正しく沿っていないことを操縦者が発
見した場合、図10の状態から図7に示す条合せスイッ
チ97を進路修正方向に操作する。それによって前述し
た通り電磁方向切換弁94が左旋回位置L又は右旋回位
置Rに移されて、自動操向制御の場合同様に進路が修正
される。
【0037】図11は第2の実施例を示し、本実施例で
は図1に示した2ポジションの3個の電磁弁93A,9
3B,93Cを、同様に2ポジションの1個の電磁弁9
3に置換えている。この電磁弁93は二次側に、油圧モ
ータ25に接続される1対のポートと電磁方向切換弁9
4に接続される1対のポートとの4個のポートを有し、
図示の位置Iでは電磁方向切換弁94に対する両接続ポ
ートがブロックされ、ソレノイド93aの励磁によって
移される位置IIでは油圧モータ35に対する両接続ポー
トがブロックされるものに、構成されている。電磁弁9
3の位置Iでは該電磁弁93を介し、両油給排回路81
A,81Bが導通状態に維持されることとしてある。電
磁弁93が位置IIに移されると油圧モータ35に対する
両接続ポートのブロックにより油給排回路81A,81
Bが遮断され、油圧ポンプ24の両ポートが電磁弁93
を介し電磁方向切換弁94の一次側へと接続される。電
磁方向切換弁94は第1の実施例で設けたものと等し
く、中立位置Nでは短絡回路部81Cを介しての油圧ポ
ンプ24の両ポート間の短絡状態を維持し、左旋回位置
L或は右旋回位置Rに移されると短絡回路部81Cの導
通状態を断って該回路部81Cから油圧モータ25に対
し、車両を左旋回或は右旋回させるモータ回転が得られ
る方向で作動油を供給する。第2の実施例の他の部分の
構成は、第1の実施例におけるのと等しい。
は図1に示した2ポジションの3個の電磁弁93A,9
3B,93Cを、同様に2ポジションの1個の電磁弁9
3に置換えている。この電磁弁93は二次側に、油圧モ
ータ25に接続される1対のポートと電磁方向切換弁9
4に接続される1対のポートとの4個のポートを有し、
図示の位置Iでは電磁方向切換弁94に対する両接続ポ
ートがブロックされ、ソレノイド93aの励磁によって
移される位置IIでは油圧モータ35に対する両接続ポー
トがブロックされるものに、構成されている。電磁弁9
3の位置Iでは該電磁弁93を介し、両油給排回路81
A,81Bが導通状態に維持されることとしてある。電
磁弁93が位置IIに移されると油圧モータ35に対する
両接続ポートのブロックにより油給排回路81A,81
Bが遮断され、油圧ポンプ24の両ポートが電磁弁93
を介し電磁方向切換弁94の一次側へと接続される。電
磁方向切換弁94は第1の実施例で設けたものと等し
く、中立位置Nでは短絡回路部81Cを介しての油圧ポ
ンプ24の両ポート間の短絡状態を維持し、左旋回位置
L或は右旋回位置Rに移されると短絡回路部81Cの導
通状態を断って該回路部81Cから油圧モータ25に対
し、車両を左旋回或は右旋回させるモータ回転が得られ
る方向で作動油を供給する。第2の実施例の他の部分の
構成は、第1の実施例におけるのと等しい。
【0038】図12,13は第3の実施例を示し、図1
2が手動操向時を、図13が自動操向制御時を、それぞ
れ表している。本実施例では電磁弁装置92が2ポジシ
ョンの2個の電磁弁99A,99Bを備えたものに構成
されている。電磁弁99Aは両側1対宛の4個のポート
A1 ,A2 ,A3 ,A4 を、また電磁弁99Bは同様に
両側1対宛の4個のポートB1 ,B2 ,B3 ,B4 を、
それぞれ有する。
2が手動操向時を、図13が自動操向制御時を、それぞ
れ表している。本実施例では電磁弁装置92が2ポジシ
ョンの2個の電磁弁99A,99Bを備えたものに構成
されている。電磁弁99Aは両側1対宛の4個のポート
A1 ,A2 ,A3 ,A4 を、また電磁弁99Bは同様に
両側1対宛の4個のポートB1 ,B2 ,B3 ,B4 を、
それぞれ有する。
【0039】電磁弁99Aは図12の位置Iでは一側の
両ポートA1 ,A2 間及び他側の両ポートA3 間がそれ
ぞれ連通し、ソレノイド99Aaの励磁によって移され
る図13の位置IIでは両側のポートA1 ,A3 間及びA
2 ,A4 間がそれぞれ連通するものに、構成されてい
る。また電磁弁99Bは図12の位置Iでは両側のポー
トB1 ,B4 間及びB2 ,B3 間がそれぞれ連通し、ソ
レノイド99Baの励磁によって移される図13の位置
IIでは両側のポートB1 ,B3 間及びB2 ,B4間がそ
れぞれ連通するものに、構成されている。そしてこれら
の電磁弁99A,99BはポートA3 ,B3 間及びポー
トA4 ,B4 間をそれぞれ接続することで、互いに接続
されている。油圧ポンプ24と油圧モータ25は、油給
排回路81A側ではそれぞれ電磁弁99AのポートA1
とA2 に、油給排回路81B側ではそれぞれ電磁弁99
BのポートB1 とB2 に、接続されている。
両ポートA1 ,A2 間及び他側の両ポートA3 間がそれ
ぞれ連通し、ソレノイド99Aaの励磁によって移され
る図13の位置IIでは両側のポートA1 ,A3 間及びA
2 ,A4 間がそれぞれ連通するものに、構成されてい
る。また電磁弁99Bは図12の位置Iでは両側のポー
トB1 ,B4 間及びB2 ,B3 間がそれぞれ連通し、ソ
レノイド99Baの励磁によって移される図13の位置
IIでは両側のポートB1 ,B3 間及びB2 ,B4間がそ
れぞれ連通するものに、構成されている。そしてこれら
の電磁弁99A,99BはポートA3 ,B3 間及びポー
トA4 ,B4 間をそれぞれ接続することで、互いに接続
されている。油圧ポンプ24と油圧モータ25は、油給
排回路81A側ではそれぞれ電磁弁99AのポートA1
とA2 に、油給排回路81B側ではそれぞれ電磁弁99
BのポートB1 とB2 に、接続されている。
【0040】以上により図12の手動操向状態では油給
排回路81Aが電磁弁99AのポートA1 ,A2 間の連
通によって導通状態に維持され、また油給排回路81B
側では電磁弁81BのポートB1 ,B4 間の連通、電磁
弁99AのポートA4 ,A3間の連通、及び電磁弁99
BのポートB3 ,B2 間の連通によって維持されること
となっている。また図13の自動操向制御状態では油給
排回路81A,81B間が、電磁弁99Aのポート
A1 ,A3 間の連通及び電磁弁99BのポートB1,B
3 間の連通によって短絡回路部81Cを介し接続され、
油圧ポンプ24との接続を断たれた油圧モータ25は両
電磁弁99A,99Bを介し両ポート間が接続された状
態をとることとなっている。
排回路81Aが電磁弁99AのポートA1 ,A2 間の連
通によって導通状態に維持され、また油給排回路81B
側では電磁弁81BのポートB1 ,B4 間の連通、電磁
弁99AのポートA4 ,A3間の連通、及び電磁弁99
BのポートB3 ,B2 間の連通によって維持されること
となっている。また図13の自動操向制御状態では油給
排回路81A,81B間が、電磁弁99Aのポート
A1 ,A3 間の連通及び電磁弁99BのポートB1,B
3 間の連通によって短絡回路部81Cを介し接続され、
油圧ポンプ24との接続を断たれた油圧モータ25は両
電磁弁99A,99Bを介し両ポート間が接続された状
態をとることとなっている。
【0041】第3の実施例では前記のもの同様の自動操
向設定スイッチ90のオン操作によりソレノイド99A
a,99Baが励磁されて電磁弁99A,99Bがそれ
ぞれの位置IIに移される他、一側の操向センサスイッチ
95Rのオン動作によってソレノイド99Aaが解磁さ
れて電磁弁99Aが図13の状態から位置Iに戻され、
また他側の操向センサスイッチ95Lのオン動作によっ
てソレノイド99Baが解磁されて電磁弁99Bが図1
3の状態から位置IIに戻されるように、制御装置(9
8)が構成されている。また同様の位置Iへの戻りは、
条合せスイッチ97によっても得ることができることと
されている。
向設定スイッチ90のオン操作によりソレノイド99A
a,99Baが励磁されて電磁弁99A,99Bがそれ
ぞれの位置IIに移される他、一側の操向センサスイッチ
95Rのオン動作によってソレノイド99Aaが解磁さ
れて電磁弁99Aが図13の状態から位置Iに戻され、
また他側の操向センサスイッチ95Lのオン動作によっ
てソレノイド99Baが解磁されて電磁弁99Bが図1
3の状態から位置IIに戻されるように、制御装置(9
8)が構成されている。また同様の位置Iへの戻りは、
条合せスイッチ97によっても得ることができることと
されている。
【0042】したがって図13に示すように自動操向制
御が選択されている状態で操向センサスイッチ95Rに
より進路の偏りが検出されると電磁弁99Aが位置Iへ
戻り、その時は短絡回路部81Cから電磁弁99Aのポ
ートA1 ,A2 を介して油圧モータ25に作動油が供給
され(破線矢印L参照)、同モータ25からの戻り油は
電磁弁99BのポートB2 ,B4 、電磁弁99Aのポー
トA4 ,A3 、及び電磁弁99BのポートB3 ,B1 を
介して油圧ポンプ24方向に戻される。また操向センサ
スイッチ95Lにより進路の偏りが検出されると電磁弁
99Bが位置Iへ戻り、短絡回路部81Cから電磁弁9
9AのポートA1 ,A3 及び電磁弁99Bのポート
B3 ,B2 を介して油圧モータ25に作動油が供給され
(破線矢印R参照)、同モータからの戻り油は、電磁弁
99AのポートA2 ,A4 及び電磁弁99BのポートB
1 ,B4 を介して油圧ポンプ24方向に戻される。条合
せスイッチ97により電磁弁99A又は電磁弁99Bを
位置Iに戻した場合も、同様である。
御が選択されている状態で操向センサスイッチ95Rに
より進路の偏りが検出されると電磁弁99Aが位置Iへ
戻り、その時は短絡回路部81Cから電磁弁99Aのポ
ートA1 ,A2 を介して油圧モータ25に作動油が供給
され(破線矢印L参照)、同モータ25からの戻り油は
電磁弁99BのポートB2 ,B4 、電磁弁99Aのポー
トA4 ,A3 、及び電磁弁99BのポートB3 ,B1 を
介して油圧ポンプ24方向に戻される。また操向センサ
スイッチ95Lにより進路の偏りが検出されると電磁弁
99Bが位置Iへ戻り、短絡回路部81Cから電磁弁9
9AのポートA1 ,A3 及び電磁弁99Bのポート
B3 ,B2 を介して油圧モータ25に作動油が供給され
(破線矢印R参照)、同モータからの戻り油は、電磁弁
99AのポートA2 ,A4 及び電磁弁99BのポートB
1 ,B4 を介して油圧ポンプ24方向に戻される。条合
せスイッチ97により電磁弁99A又は電磁弁99Bを
位置Iに戻した場合も、同様である。
【0043】なお前述実施例におけるように付加回転伝
達装置36を、左右の遊星歯車装置33L,33Rを介
して左右の走行駆動軸30L,30Rに対し互いに逆方
向の付加回転を与えるものに構成する場合、前記のよう
に左右の内歯々車58ないしそのリング61に対し油圧
モータ25の回転を伝達するものとする他、左右の太陽
歯車57或は左右のキャリア59に対し油圧モータ25
の回転を伝達するものとすることもできる。図14はそ
のような他例を、模式的に示している。
達装置36を、左右の遊星歯車装置33L,33Rを介
して左右の走行駆動軸30L,30Rに対し互いに逆方
向の付加回転を与えるものに構成する場合、前記のよう
に左右の内歯々車58ないしそのリング61に対し油圧
モータ25の回転を伝達するものとする他、左右の太陽
歯車57或は左右のキャリア59に対し油圧モータ25
の回転を伝達するものとすることもできる。図14はそ
のような他例を、模式的に示している。
【0044】図14の実施例で主駆動軸29と左右の走
行駆動軸30L,30R間に配置の左右の遊星歯車装置
33L,33Rをそれぞれ、内歯々車58を形成したリ
ング61を主駆動軸29に固定すると共に、複数遊星歯
車60を軸支するキャリア59を各走行駆動軸30L,
30Rに固定し、太陽歯車57は各走行駆動軸30L,
30R上に遊嵌設置して、該太陽歯車57と一体に前記
歯車63対応の歯車63を設けている。前記中間軸66
とその上の前記歯車69を省略したものに図示されてい
る付加回転伝達装置36は前記のもの同様、ロック軸6
7から左右で回転を逆にする歯車列によって左右の歯車
63に対し伝動するものに構成されている。本実施例で
は左右の太陽歯車57に互いに逆方向の回転を与えるこ
とで、左右の走行駆動軸30L,30Rに対し互いに逆
方向の付加回転を与えることとしていることから、油圧
モータ25の回転を大きく減速した付加回転を走行駆動
軸30L,30Rに対し与える関係となり、ステアリン
グハンドル10の切り角に応じて車両の緩旋回から徐々
に急旋回を得ることができるといった実益が与えられ
る。
行駆動軸30L,30R間に配置の左右の遊星歯車装置
33L,33Rをそれぞれ、内歯々車58を形成したリ
ング61を主駆動軸29に固定すると共に、複数遊星歯
車60を軸支するキャリア59を各走行駆動軸30L,
30Rに固定し、太陽歯車57は各走行駆動軸30L,
30R上に遊嵌設置して、該太陽歯車57と一体に前記
歯車63対応の歯車63を設けている。前記中間軸66
とその上の前記歯車69を省略したものに図示されてい
る付加回転伝達装置36は前記のもの同様、ロック軸6
7から左右で回転を逆にする歯車列によって左右の歯車
63に対し伝動するものに構成されている。本実施例で
は左右の太陽歯車57に互いに逆方向の回転を与えるこ
とで、左右の走行駆動軸30L,30Rに対し互いに逆
方向の付加回転を与えることとしていることから、油圧
モータ25の回転を大きく減速した付加回転を走行駆動
軸30L,30Rに対し与える関係となり、ステアリン
グハンドル10の切り角に応じて車両の緩旋回から徐々
に急旋回を得ることができるといった実益が与えられ
る。
【0045】図14の実施例ではまた主駆動軸29を変
速駆動するのに、機械式3段の副変速装置101と前進
3速,後進1速の4段の変速段を有する油圧クラッチ式
の主変速装置102とを用いている。図14において1
05はエンジン6から前述同様の機構で入力される入力
軸であり、副変速装置101は該入力軸105とそれに
平行な副変速軸106間に配設されている。入力軸10
5上にはシフト歯車107を摺動のみ自在に設置してあ
ると共に、該シフト歯車107のシフトによって入力軸
105に対しクラッチ結合される2個の歯車108,1
09を遊嵌設置してある。副変速軸106上にはシフト
歯車107を噛合せ得る歯車110、及び歯車108,
109に対しそれぞれ噛合された歯車111,112を
固定設置してある。したがって副変速装置101は、シ
フト歯車107のシフト操作により3段の変速を得るも
のに構成されている。
速駆動するのに、機械式3段の副変速装置101と前進
3速,後進1速の4段の変速段を有する油圧クラッチ式
の主変速装置102とを用いている。図14において1
05はエンジン6から前述同様の機構で入力される入力
軸であり、副変速装置101は該入力軸105とそれに
平行な副変速軸106間に配設されている。入力軸10
5上にはシフト歯車107を摺動のみ自在に設置してあ
ると共に、該シフト歯車107のシフトによって入力軸
105に対しクラッチ結合される2個の歯車108,1
09を遊嵌設置してある。副変速軸106上にはシフト
歯車107を噛合せ得る歯車110、及び歯車108,
109に対しそれぞれ噛合された歯車111,112を
固定設置してある。したがって副変速装置101は、シ
フト歯車107のシフト操作により3段の変速を得るも
のに構成されている。
【0046】上記各軸105,106に平行する2本の
クラッチ軸114,115と出力軸116を設け、クラ
ッチ軸114上には2個の歯車118,119と該歯車
をクラッチ軸114に対し選択的に結合するための2個
の油圧クラッチCF1 ,CF2 とを設置し、クラッチ軸
115上には2個の歯車120,121と該歯車をクラ
ッチ軸115に対し選択的に結合するための2個の油圧
クラッチCF3 ,CRとを設置している。歯車118は
副変速軸106に嵌着の歯車122と噛合されて前進方
向に回転し、歯車119,120は副変速軸106に嵌
着の歯車123と噛合されて前進方向に回転する。歯車
121はクラッチ軸114上の上記歯車118と噛合さ
れて、後進方向に回転する。クラッチ軸114,115
に嵌着した歯車125,126を出力軸116に嵌着し
た歯車127に対し噛合せ、油圧クラッチ式の主変速装
置102による変速回転を出力軸116に得ることとさ
れている。出力軸116には油圧クラッチCF1 ,CF
2 ,CF3 の各作動によって前進1速、前進2速、前進
3速が得られ、油圧クラッチCRの作動によって後進1
速が得られる。
クラッチ軸114,115と出力軸116を設け、クラ
ッチ軸114上には2個の歯車118,119と該歯車
をクラッチ軸114に対し選択的に結合するための2個
の油圧クラッチCF1 ,CF2 とを設置し、クラッチ軸
115上には2個の歯車120,121と該歯車をクラ
ッチ軸115に対し選択的に結合するための2個の油圧
クラッチCF3 ,CRとを設置している。歯車118は
副変速軸106に嵌着の歯車122と噛合されて前進方
向に回転し、歯車119,120は副変速軸106に嵌
着の歯車123と噛合されて前進方向に回転する。歯車
121はクラッチ軸114上の上記歯車118と噛合さ
れて、後進方向に回転する。クラッチ軸114,115
に嵌着した歯車125,126を出力軸116に嵌着し
た歯車127に対し噛合せ、油圧クラッチ式の主変速装
置102による変速回転を出力軸116に得ることとさ
れている。出力軸116には油圧クラッチCF1 ,CF
2 ,CF3 の各作動によって前進1速、前進2速、前進
3速が得られ、油圧クラッチCRの作動によって後進1
速が得られる。
【0047】出力軸116はそれに嵌着した歯車128
を前記のもの同様の主駆動軸29上の入力歯車38に対
し噛合せて、主駆動軸29を減速駆動するものとされて
いる。なお出力軸116には、内拡式の走行ブレーキ1
30を配設してある。
を前記のもの同様の主駆動軸29上の入力歯車38に対
し噛合せて、主駆動軸29を減速駆動するものとされて
いる。なお出力軸116には、内拡式の走行ブレーキ1
30を配設してある。
【図1】第1の実施例を示す油圧回路図である。
【図2】同実施例を装備したコンバインの概略側面図で
ある。
ある。
【図3】同コンバインに設けられた伝動機構を示す機構
図である。
図である。
【図4】同コンバインに設けられたトランスミッション
の一部を示す縦断背面図である。
の一部を示す縦断背面図である。
【図5】上記トランスミッションを他の縦断面に沿って
切断して画いた一部省略縦断背面図である。
切断して画いた一部省略縦断背面図である。
【図6】同トランスミッションの一部分を示す縦断面図
である。
である。
【図7】コンバインの操縦部を示す概略斜視図である。
【図8】操向制御機構の概要を示すブロック図である。
【図9】実施例で設けた遊星歯車装置の作用を説明する
ための模式図である。
ための模式図である。
【図10】図1の油圧回路を、異なった状態で示す回路
図である。
図である。
【図11】第2の実施例を示す油圧回路図である。
【図12】第3の実施例を示す油圧回路図である。
【図13】図12の油圧回路を、異なった状態で示す回
路図である。
路図である。
【図14】一部の変形に係る実施例を示す模式的な機構
図である。
図である。
1 クローラ 6 エンジン 10 ステアリングホイール 23 油圧伝動装置 24 油圧ポンプ 24a ポンプ斜板 25 油圧モータ 30L,30R 走行駆動軸 33L,33R 遊星歯車装置 35 出力軸 36 付加回転伝達装置 63 歯車 67 ロック軸 72 歯車 73 歯車 75 アイドラ歯車 81A,81B 油給排回路 81C 短絡回路部 86 油圧アクチュエータ 87 方向切換弁 89 電磁弁 90 自動操向設定スイッチ 92 電磁弁装置 93,93A,93B,93C 電磁弁 94 電磁方向切換弁 95L,95R 操向センサスイッチ 99A,99B 電磁弁
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【発明の背景】コンバイン等の作業車両において2組の
油圧伝動装置を用い車両の走行と旋回を得る技術が、例
えば特公昭54−34972号公報、特開平6−343
332号公報、特公平7−2468号公報に開示されて
いるように、周知である。またこのような車両走行装置
に、穀稈列に接当する等で車両の左右の偏りを検出する
センサの信号に基づいて作業車両の進行方向を自動的に
修正する自動操向機構を組合せる技術も、例えば特開平
2−70597号公報に開示されているように、良く知
られている。
油圧伝動装置を用い車両の走行と旋回を得る技術が、例
えば特公昭54−34972号公報、特開平6−343
332号公報、特公平7−2468号公報に開示されて
いるように、周知である。またこのような車両走行装置
に、穀稈列に接当する等で車両の左右の偏りを検出する
センサの信号に基づいて作業車両の進行方向を自動的に
修正する自動操向機構を組合せる技術も、例えば特開平
2−70597号公報に開示されているように、良く知
られている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】図5,6は、第2の油圧伝動装置23の出
力軸35から左右の走行駆動軸30L,30Rに対し付
加回転を伝達するための前記付加回転伝達装置36を、
示している。本装置36は出力軸35に平行する中間軸
66及びロック軸67を備え、出力軸35と中間軸66
間は減速歯車68,69列によって接続されている。ま
た中間軸66とロック軸67間は、減速歯車70,71
列によって接続されている。そしてロック軸67と左右
の遊星歯車装置33L,33Rのリング61間を前記し
た左右の歯車63を利用して、ロック軸67により左右
のリング61が互いに逆方向に等速で回転せしめられる
ように接続している。すなわち左側のリング61と一体
回転する歯車63に対しては歯車71と一体形成してロ
ック軸67に嵌着した歯車72を噛合せ、また右側のリ
ング61と一体回転する歯車63に対してはロック軸6
7に嵌着した歯車73を、アイドラ軸74上のアイドラ
歯車75を介して噛合せ、且つ、左側の歯車72,63
列の減速比と右側の歯車73,75,63列の減速比と
を等しく設定している。
力軸35から左右の走行駆動軸30L,30Rに対し付
加回転を伝達するための前記付加回転伝達装置36を、
示している。本装置36は出力軸35に平行する中間軸
66及びロック軸67を備え、出力軸35と中間軸66
間は減速歯車68,69列によって接続されている。ま
た中間軸66とロック軸67間は、減速歯車70,71
列によって接続されている。そしてロック軸67と左右
の遊星歯車装置33L,33Rのリング61間を前記し
た左右の歯車63を利用して、ロック軸67により左右
のリング61が互いに逆方向に等速で回転せしめられる
ように接続している。すなわち左側のリング61と一体
回転する歯車63に対しては歯車71と一体形成してロ
ック軸67に嵌着した歯車72を噛合せ、また右側のリ
ング61と一体回転する歯車63に対してはロック軸6
7に嵌着した歯車73を、アイドラ軸74上のアイドラ
歯車75を介して噛合せ、且つ、左側の歯車72,63
列の減速比と右側の歯車73,75,63列の減速比と
を等しく設定している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
Claims (5)
- 【請求項1】 可変容積形の油圧ポンプ(24)と定容
積形の油圧モータ(25)を備えた油圧伝動装置(2
3)、 左右の最終走行駆動手段(1)に伝動する左右の走行駆
動軸(30L,30R)に対し上記油圧モータを、左右
の走行駆動軸に互いに逆方向の付加回転を与え得るよう
に連動連結する付加回転伝達装置(36)、 上記油圧ポンプのポンプ斜板(24a)を中立位置から
両方向に傾動操作するための第1の操作手段(10)、 上記ポンプ斜板を中立位置から一方向に傾動操作する第
2の操作手段(90)、及びこの第2の操作手段の操作
に連動して上記油圧ポンプと油圧モータ間の接続回路を
断ち油圧ポンプの両ポート間を短絡する一方、その短絡
回路部から油圧モータに対し作動油を、供給方向を選択
的に切換えて供給するように、短絡回路部と油圧ポンプ
の両ポート間を接続可能とする電磁弁装置(92)、を
備えた作業車両の操向装置。 - 【請求項2】 前記電磁弁装置(92)が、前記第2の
操作手段(90)の操作に連動して前記油圧ポンプ(2
4)と油圧モータ(25)間の接続回路を断ち油圧ポン
プの両ポート間を短絡させるための複数個又は1個の2
ポジションの電磁弁(93A,93B,93C;93)
と、油圧ポンプの両ポート間の短絡回路部に接続された
3ポジションの電磁方向切換弁(94)であって、短絡
回路部を導通状態に維持する中立位置と該短絡回路部の
導通状態を断って短絡回路部から油圧モータに対しそれ
ぞれ一方向及び他方向で作動油を供給するように短絡回
路部を油圧モータの両ポートに対し接続する2つの作用
位置を有する電磁方向切換弁(94)とを、備えている
請求項1の作業車両の操向装置。 - 【請求項3】 前記電磁弁装置(92)が、前記第2の
操作手段(90)の操作に連動して前記油圧ポンプ(2
4)と油圧モータ(25)間の接続回路を断ち油圧ポン
プの両ポート間を短絡させる位置へと変位せしめられる
2個の2ポジションの電磁弁(99A,99B)であっ
て、そのうちの1個の電磁弁のみが原位置に戻されると
油圧モータに対し一方向で作動油が供給され他の1個の
電磁弁のみが原位置に戻されると油圧モータに対し他方
向で作動油が供給されるように、油圧ポンプの両ポート
間の短絡回路部を油圧モータの両ポートに対し接続する
2個の電磁弁(99A,99B)を、備えている請求項
1の作業車両の操向装置。 - 【請求項4】 前記ポンプ斜板(24a)を傾動させる
ための油圧アクチュエータ(86)、前記第1の操作手
段(10)により変位操作されて該油圧アクチュエータ
を一方向及び他方向に作動させる方向切換弁(87)、
及び前記第2の操作手段(90)の操作に連動して上記
油圧アクチュエータを一方向に作動させる電磁弁(8
9)を設けてある、請求項1から3までの何れか一項に
記載の作業車両の操向装置。 - 【請求項5】 前記油圧アクチュエータ(86)を作動
させる前記電磁弁(89)を前記方向切換弁(87)
に、該方向切換弁の中立位置で方向切換弁を介し油圧ア
クチュエータが作動せしめられるように接続してある請
求項4の作業車両の操向装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20909795A JP3542666B2 (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 作業車両の操向装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20909795A JP3542666B2 (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 作業車両の操向装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0930439A true JPH0930439A (ja) | 1997-02-04 |
| JP3542666B2 JP3542666B2 (ja) | 2004-07-14 |
Family
ID=16567245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20909795A Expired - Fee Related JP3542666B2 (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 作業車両の操向装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3542666B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007269317A (ja) * | 2007-05-28 | 2007-10-18 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
-
1995
- 1995-07-24 JP JP20909795A patent/JP3542666B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007269317A (ja) * | 2007-05-28 | 2007-10-18 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3542666B2 (ja) | 2004-07-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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