JPH09304453A - 低圧配電線路のインピーダンス簡易測定装置およびインピーダンス簡易測定方法 - Google Patents

低圧配電線路のインピーダンス簡易測定装置およびインピーダンス簡易測定方法

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JPH09304453A
JPH09304453A JP12384396A JP12384396A JPH09304453A JP H09304453 A JPH09304453 A JP H09304453A JP 12384396 A JP12384396 A JP 12384396A JP 12384396 A JP12384396 A JP 12384396A JP H09304453 A JPH09304453 A JP H09304453A
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impedance
low
voltage
distribution line
circuit
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JP12384396A
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Toshio Otake
登志男 大竹
Mitsuhiko Kanda
光彦 神田
Katsumi Tomiyama
勝己 富山
Naohito Oka
尚人 岡
Chiharu Miyazaki
千春 宮崎
Takeshi Uchida
雄 内田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線系低圧回路のインピーダンス測定を行う
場合、中性点に注入用変圧器を要し、測定時に2周波数
分の電圧発生器を用意しなければならないという課題が
あった。 【解決手段】 通電状態の低圧配電線路1に接続した負
荷回路2と、この負荷回路2に予め設定した入力電流を
流す電流供給手段3と、前記低圧配電線路1と前記負荷
回路2との間に接続し、検出した電圧と電流および電力
より力率を算出する力率計4と、この力率計4で算出し
た力率に基づき前記低圧配電線路1のインピーダンスの
絶対値を得る演算手段8とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、低圧配電線路に
負荷回路である例えば全波整流コンデンサ平滑回路を、
力率計を介して接続し、通電中における力率を測定し、
その測定した力率から近似法を用い簡易的に低圧配電線
路のインピーダンスを推定する低圧配電線路のインピー
ダンス簡易測定装置およびインピーダンス簡易測定方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図19は例えば実開平2−668号公報
に示された従来のインピーダンス簡易測定装置としての
絶縁抵抗測定装置の構成を示すブロック図であり、図に
おいて、31は中性点31aが非接地の三相低圧配電線
路(以下、配電線路または低圧配電線路と称する)であ
り、50Hzまたは60Hzの送電交流が流れる。32
は絶縁抵抗測定装置を用いて形成された絶縁監視装置で
あり、マイクロプロセッサ(以下、プロセッサと略称す
る)33、電圧発生器34、注入用スイッチ35、注入
用変成器36、零相変成器37(ZCT)の出力端子間
に接続したバイアス用の抵抗40、入力増幅器38およ
び上記抵抗40を入力端子に接続した入力増幅器39、
マルチプレクサ41、A/D変換器42、プロセッサ3
3における測定結果の表示信号が入力される抵抗値表示
器43〜46等を有する。プロセッサ33は絶縁監視装
置32の制御、演算等を行い、後述のインピーダンス演
算手段と補正演算手段を形成する。
【0003】電圧発生器34はプロセッサ33によって
発振周波数が可変され、測定時に2周波数f1,f2に
順に変化する低周波の電圧信号V(f) を形成して出力す
る。注入用スイッチ35はプロセッサ33の出力信号を
受けてオン・オフする。注入用変成器36は1次側に注
入用スイッチ35を介した電圧信号V(f) が供給され2
次側が中性点31aとアースとの間に設けられ、電圧発
生器34、注入用スイッチ35とともに電圧注入手段を
形成し、電圧信号V(f) を中性点31aに注入する。
【0004】零相変成器(ZCT)37は配電線路31
の零相電流を検出するものであり、電流検出手段を形成
し、零相電流に比例した電圧の検出信号I(f) を出力す
る。マルチプレクサ41は入力増幅器38,39の出力
信号を選択出力するものであり、プロセッサ33によっ
て動作制御される。A/D変換器42はマルチプレクサ
41の出力信号をデジタル変換するものであり、プロセ
ッサ33によって動作制御され、電圧信号V(f) 、検出
信号I(f) のデジタルデータをプロセッサ33に出力す
る。
【0005】次に動作について説明する。多相低圧配電
線路の非接地の中性点31aに送電交流と異なる2周波
数の低周波の電圧信号を順に注入する電圧注入手段とし
ての電圧発生器34、注入用スイッチ35、注入用変成
器36と零相電流を検出する電流検出手段としての零相
変成器37で零相電圧、電流の実効値および位相角を算
出し、両電圧信号それぞれに基づき配電線路のインピー
ダンスの抵抗成分、リアクタンス成分の測定値を算出す
るインピーダンス演算手段とを備えるという技術手段を
講じている。
【0006】従って、2周波数の電圧信号の注入に基づ
き、配電線路の零相電圧、電流が零相電圧の周波数をか
えて2回測定されるとともに、それぞれの測定結果に基
づき、インピーダンス演算手段によって配電線路のイン
ピーダンスの抵抗成分、リアクタンス成分が算出され
る。このとき、測定位相ずれに基づき、両電圧信号それ
ぞれに基づく抵抗成分、リアクタンス成分の演算が、真
のインピーダンス座標を所定角度回転した同一の測定イ
ンピーダンス座標によって行われる。
【0007】そして、前記2回の測定に基づき、抵抗成
分、リアクタンス成分がr1,x1およびr2,x2と
して算出されたとすると、測定位相ずれにより、抵抗成
分r1,r2が異なるとともに、測定位相ずれが90°
または270°になってリアクタンス成分x1,x2が
等しくなる特別な場合を除き、点(r1,x1)、(r
2,x2)を結ぶ線分が真のインピーダンス座標のリア
クタンス軸に平行になるとともに該線分と真のインピー
ダンス座標の抵抗軸との交点が真の抵抗成分の点にな
る。
【0008】そして、プロセッサ33の制御に基づき、
電圧発生器34が比較的短い時間に所定の2周波数f
1,f2の電圧信号V(f) を順に出力するとともに、注
入用スイッチ35が2周波数f1,f2の電圧信号V
(f) それぞれの安定な期間にオンし、2周波数f1,f
2の電圧信号V(f) が注入用変成器36を介して中性点
31aに零相電圧として順に注入される。
【0009】なお、2周波数f1,f2は送電交流の周
波数と異なる低周波の異なる2周波数に設定され、たと
えば、送電交流が50Hzのときに60Hz,62Hz
それぞれに設定され、送電交流が60Hzのときに50
Hz,52Hzそれぞれに設定される。
【0010】そして、電圧信号V(f) の注入に基づき、
配電線路31の零相電流が電圧信号V(f) の周波数に応
じて変化するとともに、配電線路31の零相電流が零相
変成器37によって検出される。
【0011】さらに、電圧信号V(f) および零相変成器
37の検出信号I(f) が一定利得の入力増幅器38,3
9を介してマルチプレクサ41に入力され、このとき、
プロセッサ33の制御に基づき、周波数f1,f2それ
ぞれの電圧信号V(f) の注入時の低圧配電線路31また
は数周期分の電圧信号V(f) 、検出信号I(f) がマルチ
プレクサ41からA/D変換器42に時系列に出力され
る。
【0012】そして、A/D変換器42により、入力さ
れた電圧信号V(f) 、検出信号I(f) それぞれが微小な
周期でデジタル変換され、周波数f1,f2それぞれの
零相電圧、電流の1周期当りN個の瞬時値*V(t) 、*
I(t) (t=1,・・・,N)のサンプリングデータが
プロセッサ33に出力される。なお、*印はベクトルを
表す。
【0013】このとき、プロセッサ33のインピーダン
ス演算手段により、周波数f1,f2それぞれの零相電
圧、電流の1周期分の瞬時値*V(t) 、*I(t) に基づ
くフーリエ変換処理から、周波数f1,f2それぞれの
電圧信号V(f) が注入されたときの零相電圧、電流の測
定値*V、*Iの実効値V、Iおよび*V、*Iの位相
角θが算出される。
【0014】ところで、周波数f1の電圧信号V(f) に
基づく測定値*V,*Iを*V1,*I1とし、周波数
f2の電圧信号V(f) に基づく測定値*V,*Iを*V
2,*I2とした場合、配電線路31のインピーダンス
は、次の(1)、(2)式のベクトル演算それぞれから
求まる。 *V1/*I1=*Z1=r1+jx1 ・・・・・・・(1) *V2/*I2=*Z2=r2+jx2 ・・・・・・・(2) なお、*Z1,*Z2は演算から求められた配電線路3
1のインピーダンスを示し、r1,r2はインピーダン
ス*Z1,*Z2の抵抗成分を示し、x1,x2はイン
ピーダンス*Z1,*Z2のリアクタンス成分を示す。
【0015】なお、ここでいう低圧配電線路31はこの
発明でも説明する関連の上から、その差異をあらかじめ
説明しておく。図20において、低圧配電線路31は、
通常、三相3線式非接地の交流6.6kV系あるいは
3.3kV系の高圧配電線14より三相変圧器16によ
って三相200V(u,v,w)に降圧される。
【0016】なお、低圧配電線路31のインピーダンス
をなぜ推定しなければならないかは次の理由による。供
試機器より発生する高調波電流の測定原理は、決められ
たインピーダンス下で、供試機器に流れる消費電流の高
調波解析を行い、判定することになっている。
【0017】低圧配電線路(例えば100V供給回路)
31の長さが長くなるにつれて、また線種が細くなるに
つれて低圧配電線路31のインピーダンスは高くなる。
高調波電流の測定の際、交流安定化電源に規定の測定系
インピーダンスを挿入すれば、ほぼ正確に測定が可能で
ある。しかし、交流安定化電源は高額であるため、この
交流安定化電源を使用せず、低圧配電線路31から供給
される電源(一般に商用電源と言われている)を使用し
て高調波電流を測定すれば安価である。
【0018】また、商用電源を用いるには、上記で述べ
た通り、測定するコンセント箇所で長さの違いにより、
インピーダンスが異なるという問題が生じてくる。例え
ば、低圧配電線の末端ではインピーダンスが高くなって
高調波電流を正確に測定することはできない。通常の値
より、低めになるからである。規定された測定系インピ
ーダンスを用いて測定すると、限度値をオーバすること
も考えられるからである。低圧配電線路31の電圧源に
近く、かつ、線種が太ければインピーダンスも低いはず
であり、余裕(マージン)をもった測定が行える。な
お、上記の従来例に関連する先行技術として、例えば実
開昭58−169571号公報、実開昭61−2050
83号公報、実開昭62−158366号公報、実開昭
62−104170号公報、特開昭52−37079号
公報、特開昭55−40939号公報、特開平3−23
8367号公報等に記載されたものがある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来の低圧配電線路の
インピーダンス簡易測定装置は以上のように構成されて
いるので、低圧配電線路のインピーダンス測定を行う場
合、中性点に注入用変成器を接続しなければならなかっ
た。また、測定時において2周波数分の電圧発生器を用
意しなければならず、しかも電圧、電流を測定する際、
周波数を変えて2回、検出用の零相変成器を介して測定
しなければならなかった。また、これらを接続するため
に長いコードを用意する必要があり、準備に手間がかか
るという課題があった。
【0020】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、活線状態にある低圧配電線路と測
定すべきコンセントに負荷回路である全波コンデンサ平
滑回路を力率計を介して接続し、この力率計で測定した
力率から、近似法を用いて簡易的に低圧配電線路のイン
ピーダンスを推定する低圧配電線路のインピーダンス簡
易測定装置およびインピーダンス簡易測定方法を得るこ
とを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る低圧配電線路のインピーダンス簡易測定装置は、通電
状態の低圧配電線路に接続した負荷回路と、この負荷回
路に予め設定した入力電流を流す電流供給手段と、前記
低圧配電線路と前記負荷回路との間に接続し、検出した
電圧と電流および電力より力率を算出する力率計とを備
え、演算手段は前記算出した力率に基づき前記低圧配電
線路のインピーダンスの絶対値を演算するものである。
【0022】請求項2記載の発明に係る低圧配電線路の
インピーダンス簡易測定装置は、負荷回路を抵抗、イン
ダクタあるいはコンデンサの単独回路、あるいはこれら
の直列、並列で組合せた複合回路で構成したものであ
る。
【0023】請求項3記載の発明に係る低圧配電線路の
インピーダンス簡易測定装置は、通電状態の低圧配電線
路単相100V系において、全波整流コンデンサ平滑回
路の負荷側に接続される抵抗値を379.6Ω±3%に
設定し、規定のインピーダンス下では1Aの入力電流を
流す電流供給手段を備えたものである。
【0024】請求項4記載の発明に係る低圧配電線路の
インピーダンス簡易測定装置は、通電状態の低圧配電線
路単相100V系において、全波整流コンデンサ平滑回
路の負荷抵抗を166.5Ω±3%,104.4Ω±3
%,56.6Ω±3%、および24.4Ω±3%にそれ
ぞれ設定し、規定のインピーダンス下では2A,3A,
5Aおよび10Aの入力電流を流す電流供給手段を備え
たものである。
【0025】請求項5記載の発明に係る低圧配電線路の
インピーダンス簡易測定装置は、インピーダンス測定を
実施する低圧配電線路の単相100V系を、単相200
V系あるいは、三相200V系あるいは、400V系と
したものである。
【0026】請求項6記載の発明に係る低圧配電線路の
インピーダンス簡易測定装置は、通電状態の低圧配電線
路に接続した負荷回路と、この負荷回路に予め設定した
入力電流を流す電流供給手段と、前記低圧配電線路と前
記負荷回路との間に接続し、検出した電圧と電流および
電力より力率を算出する力率計と、前記算出した力率に
基づき前記低圧配電線路のインピーダンスの絶対値を演
算する演算手段とを備え、インピーダンス演算手段はイ
ンピーダンスの絶対値から抵抗分とリアクタンス分ある
いは、抵抗分とインダクタンス分の値を近似するもので
ある。
【0027】請求項7記載の発明に係る低圧配電線路の
インピーダンス簡易測定装置は、負荷回路を抵抗、イン
ダクタあるいはコンデンサの単独回路、あるいはこれら
の直列、並列で組合せた複合回路で構成したものであ
る。
【0028】請求項8記載の発明に係る低圧配電線路の
インピーダンス簡易測定装置は、通電状態の低圧配電線
路単相100V系において、全波整流コンデンサ平滑回
路の負荷側に接続される抵抗値を379.6Ω±3%に
設定し、規定のインピーダンス下では1Aの入力電流を
流す電流供給手段を備えたものである。
【0029】請求項9記載の発明に係る低圧配電線路の
インピーダンス簡易測定装置は、通電状態の低圧配電線
路単相100V系において、全波整流コンデンサ平滑回
路の負荷抵抗を166.5Ω±3%,104.4Ω±3
%,56.6Ω±3%、および24.4Ω±3%にそれ
ぞれ設定し、規定のインピーダンス下では2A,3A,
5Aおよび10Aの入力電流を流す電流供給手段を備え
たものである。
【0030】請求項10記載の発明に係る低圧配電線路
のインピーダンス簡易測定装置は、インピーダンス測定
を実施する低圧配電線路の単相100V系を、単相20
0V系あるいは、三相200V系あるいは、400V系
としたものである。
【0031】請求項11記載の発明に係る低圧配電線路
のインピーダンス簡易測定方法は、通電状態の低圧配電
線路に接続した負荷回路に予め設定した入力電流を流
し、前記低圧配電線路と前記負荷回路との間に接続した
力率計で検出した電圧と電流および電力より力率を算出
し、この算出した力率に基づき、演算手段で前記低圧配
電線路のインピーダンスの絶対値を得るものである。
【0032】請求項12記載の発明に係る低圧配電線路
のインピーダンス簡易測定方法は、通電状態の低圧配電
線路に接続した負荷回路に予め設定した入力電流を流
し、前記低圧配電線路と前記負荷回路との間に接続した
力率計で検出した電圧と電流および電力より力率を算出
し、この算出した力率に基づき、演算手段で前記低圧配
電線路のインピーダンスの絶対値を演算し、このインピ
ーダンスの絶対値から抵抗分とリアクタンス分あるい
は、抵抗分とインダクタンス分の値を近似するものであ
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による低
圧配電線路のインピーダンス簡易測定装置の概念図であ
り、図において、1は例えば100V供給回路である低
圧配電線路、2は全波整流コンデンサ平滑回路等を用い
た負荷回路、3は規定のインピーダンス下において、入
力電流II を1Aにするために負荷回路2内に設けた可
変抵抗(電流供給手段)、4は低圧配電線路1と負荷回
路2との間に挿入された力率計(本体部分)であり、こ
の力率計4は、電流を検出する電流検出部5、電圧を検
出する電圧検出部6、電力を検出する電力検出部7を備
えている。
【0034】8は力率計4より電流、電圧などの信号の
収集、処理、表示等を行う演算手段としてのコンピュー
タ回路であり、このコンピュータ回路8は力率計4より
電流、電圧等の信号を受け取るデータ収集回路9と、こ
のデータ収集回路9より信号を受け取り、インピーダン
スの絶対値に変換処理するデータ処理回路10と、この
データ処理回路10より信号を受け取りインピーダンス
の絶対値を表示する表示回路11と、データ収集回路
9、データ処理回路10、表示回路11等に電源を供給
する電源回路12と、必要により接続し、紙等に印刷の
できるプリンタ13とを備えている。なお、概略的に力
率計4と負荷回路2、可変抵抗3およびコンピュータ回
路8により、インピーダンス簡易測定装置を構成してい
る。
【0035】また、念のためインピーダンスを測定する
際に必要となる基本的な事項について、あらかじめ、こ
こで触れておくことにする。図2は国内の一般的な配電
系統における概念図を示す。国内の一般配電線は、三相
3線式、非接地系の6.6kV系の高圧配電線14を1
00V,200Vに降圧する単相用トランスの柱上変圧
器15、交流電源供給回路の例えば100V等の低圧配
電線路1および引込線20で構成されている。
【0036】柱上変圧器15は、比較的小形のものが分
散配置されている。一般家庭や、工場等でもおかれてい
る環境、配置等によって、引込線20の長さは異なる。
電力会社3社を対象として、柱上変圧器15、低圧配電
線路1および引込線20のインピーダンスを調査したデ
ータがある。また、これらのインピーダンスを回路的に
表したものを図3に示す。図において、Ztは柱上変圧
器15のインピーダンス、Zeは低圧電圧線18のイン
ピーダンス、Znは低圧中性線19のインピーダンス、
Zsは引込線20のインピーダンスである(出典:「低
圧回路の高調波対策の調査研究に関する中間報告」電設
工業、昭和58年9月)。
【0037】電力会社における低圧配電線路1等のイン
ピーダンス、すなわち線種、長さ等の設計基準は各電力
会社ともほぼ同じである。電力会社3社における配電系
統の低圧回路21のインピーダンスの累積百分率値が実
態調査により求められている。配電系統の低圧回路21
のインピーダンスは、柱上変圧器15、低圧配電線路1
(低圧電圧線18と低圧中性線19の総合)、および引
込線20を総合したものであり、一般に電源インピーダ
ンスと言われている。柱上変圧器15から一般家庭、工
場迄の距離が長ければ、当然のことながら、配電系統の
低圧回路21のインピーダンスも大きくなる。それを調
査した結果を表した表図を図15に示す。
【0038】図15の表に表したサンプル平均値および
累積百分率に示すように、低圧回路21のインピーダン
スは平均値(50%)と80〜95%累積百分率値がそ
れぞれ求められている。配電系統の低圧回路21のイン
ピーダンスの平均値は0.2068Ωであり、80,8
5,90、および95%の累積百分率値はそれぞれ0.
3247Ω,0.3593Ω,0.4202Ω、および
0.5358Ωである。100Vにおける低圧回路21
のインピーダンス累積百分率を図4に示す。
【0039】また、図15の表示内容に基づきベクトル
で表したものが図5であり、低圧回路21の累積百分率
50%〜95%迄のインピーダンスを抵抗成分とリアク
タンス成分とで表した。一方、低圧回路21の累積百分
率50%〜95%毎にインピーダンスと方向角θを表し
た表が図16である。
【0040】まず、手始めに行ったのが、既に分かって
いる配電系統の低圧回路21のインピーダンスを用い
て、各種のデータを得ることであった。図6は交流安定
化電源による入力電流の測定回路の説明図であり、評価
用として基準となる交流安定化電源24を用意し、交流
電源電圧100Vに設定、片側の線路に上記で求めた配
電系統の低圧回路21のインピーダンスと同じ測定系イ
ンピーダンス25を接続する。この測定系インピーダン
ス25の出力側に力率計4を接続し、この力率計4の出
力側に全波整流コンデンサ平滑回路を用いた負荷回路2
を接続、さらに負荷回路2に可変抵抗3を設けている。
【0041】なお、上記測定系インピーダンス25は、
交流安定化電源24、および交流安定化電源24から負
荷回路2迄の配線ケーブルの各インピーダンスを除い
て、設定してある。つまり、力率計4を除く、交流安定
化電源24から負荷回路2迄のインピーダンス値の総合
は、配電系統における低圧回路21のインピーダンス値
と同じ値となるように設定した。また、測定系インピー
ダンス25は、交流安定化電源24の出力に抵抗とイン
ダクタンスが直列に接続されたインピーダンスネットワ
ークで構成して実現した。機器の高調波電流限度値は4
0次迄の高調波電流について決められており、商用周波
数50Hzで2kHz、60Hzで2.4kHz迄の広
範囲において電源インピーダンスを一定の値で実現しな
ければならない。特に、高次高調波になるほど電源イン
ピーダンス値(特にインダクタンス分)の変化に対する
高調波電流値の変化が大きいためであり、注意を要する
点である。
【0042】また、負荷回路2の構成をさらに詳細にし
たものも同時に説明する。負荷回路2の中は、電源側か
らダイオードブリッジ26の2入力端子に入り、他方の
2端子から出力された線は330μF×4の電解コンデ
ンサ27に入力された全波整流コンデンサ平滑回路であ
り、この電解コンデンサ27と並列に可変抵抗3が接続
されている。全波整流コンデンサ平滑回路を用いた負荷
回路2の力率は一般的に0.45〜0.7程度である。
【0043】次に力率計4の詳細を図7について説明す
る。この力率計4の中は、上記で述べられている通り、
電流、電圧および電力を測定する必要があるので、電流
検出部5は、電流を検出するカーレント・トランス(電
流トランス)のCT5a、検出した電流を増幅するアン
プ5b、アナログ信号の電流をデジタルに変換するA/
D変換器5cで構成され、検出された信号は順次、コン
ピュータ回路8内のデータ収集回路9へ送られる。電圧
検出部6は、電圧を減衰させ検出しやすいようにするア
ッテネータ6a、検出した電圧を増幅するアンプ6b、
アナログ信号の電圧をデジタルに変換するA/D変換器
6cで構成され、検出された信号は順次、コンピュータ
回路8内のデータ収集回路9へ送られる。また、電力検
出部7は、ワットメータ7a、アンプ7b、A/D変換
器7cで構成され、検出された信号は順次、コンピュー
タ回路8内のデータ収集回路9へ送られる。
【0044】次に動作について説明する。図15の表か
らの引用により、配電系統の低圧回路21のインピーダ
ンス、累積百分率90%でのインピーダンス値は、抵抗
R=0.40ΩとインダクタンスL=0.37mHの直
列回路であり、これを模擬したインピーダンスに、測定
系インピーダンス25を設定する。この累積百分率90
%の値は、高調波電流を測定する際、国内の基準となる
インピーダンスであり、規定のインピーダンスである。
測定系インピーダンス25を累積百分率90%値にした
まま、可変抵抗3を可変して例えば1Aの入力電流I1
を流して力率計4にて各種データである電圧、電流、電
力等を測定する。この場合、入力電流の1Aを流すため
には可変抵抗3の値を379.6Ωにする必要があっ
た。
【0045】次に上記を基準とし、可変抵抗3は37
9.6Ωに固定したまま測定系インピーダンス25をパ
ラメータとして50%値の0.19Ωと0.18mHに
変えて、そのとき力率計4にて各種データである電圧、
電流、電力等を同様に測定する。
【0046】次に同じく可変抵抗3は固定したまま測定
系インピーダンス25をパラメータとして80%値の
0.30Ωと0.31mHに変えて、そのとき力率計4
にて各種データを電圧、電流、電力等を同様に測定す
る。次に同じく可変抵抗3は固定したまま測定系インピ
ーダンス25をパラメータとして95%値の0.51Ω
と0.47mHに変えて、そのとき力率計4にて各種デ
ータである電圧、電流、電力等を同様に測定する。
【0047】なお、測定系インピーダンス25のうち、
50,80,90,95%で、ほぼ等間隔のインピーダ
ンス(約0.1Ω)となるため、図4にある85%値の
0.34Ωと0.33mH(図15参照)でのデータ測
定は、要因数の削減ができるため除いた。
【0048】こうして得られた結果、入力電流を1Aに
固定して、測定系インピーダンス25を50〜95%ま
で変化させた場合の力率値を、図17に示す各入力電流
におけるインピーダンス毎の力率特性に示す。なお、図
17は、入力電流1A以外の電流での力率測定結果もあ
わせて示してある。
【0049】図8は各入力電流におけるインピーダンス
毎の力率特性の説明図であり、横軸に測定系のインピー
ダンス|Z|(Ω)をとり、縦軸に力率Pfをとり、パ
ラメータとして入力電流I1 を1Aに固定して表示した
ものである。
【0050】ところで一般に力率Pfは有効電力と皮相
電力の比で表され、入力電圧が理想的な正弦波であると
仮定すると、次の(3)式のように入力電流実効値とそ
の基本波成分との比率になる。
【数1】
【0051】したがって、力率が1に近づくということ
は、線路インピーダンスが増える。つまり、線路インピ
ーダンスが増えることによって、入力電流の高調波成分
が少なくなり、電圧源から遠ざかることに等しいことに
なる(力率の測定は上記の式である電力から算出しても
よいし、電圧、電流をフーリエ展開して求めてもよ
い)。
【0052】例えば、100Vの低圧配電線路1のイン
ピーダンスを測定する概略の説明を図9により行う。求
めたいインピーダンスは図9(a)に示す低圧回路21
のインピーダンスZkである。そこで、図9(b)に示
すように、電源電圧100Vの固定された電圧におい
て、低圧回路21のインピーダンスZkを変化させて、
既知である負荷回路2のインピーダンスZoが接続され
た状態で力率を測定する。つまり、既知である負荷回路
2のインピーダンスZoを電源電圧100Vに接続し、
力率を測定することにより、インピーダンスの不明な低
圧回路21のインピーダンスZkが推定できると考え
た。要約すると、既知である全波整流コンデンサ平滑回
路の負荷回路2を接続することによって、線路のインピ
ーダンスZoを推定しようとするものである。
【0053】さらに詳細に説明する前に、低圧配電線路
1のインピーダンスを測定する際の手順を説明する。図
1のインピーダンス簡易測定装置により、測定すべき低
圧配電線路1の引込線20のコンセント箇所(表示せ
ず)を選択する。インピーダンスは電源側に近い方が低
く、電源側から遠ざかるにつれて、高くなると考えられ
る。図示例における選択したコンセントは、電源側に近
い方(図1に点線にて表示)より、遠い方(図1に太い
実線にて表示)のコンセントを選択した訳であり、この
コンセントにインピーダンス簡易測定装置を接続し、力
率を測定する。
【0054】図8は各インピーダンス毎の入力電流1A
における力率特性を示すものであるから、上記の図1で
測定した力率を図8に当てはめて考えることとする。例
えば、図1で測定して得られた力率値が0.5であった
場合、力率値0.5から水平に入力電流1Aの線まで伸
ばし、その交点からさらに垂直に線を伸ばし、インピー
ダンス値0.38というように推定するものである。
【0055】なお、図17に示すように、各入力電流に
おけるインピーダンス毎の力率特性のデータがあり、補
間法により求めても良い。入力電流値1Aの場合におい
て、力率値0.503のときインピーダンスは0.42
Ωとなり、力率値0.492のとき0.32Ωである。
これらを図8によって表すと、求めたい(x0 ,y0
は、(x1 ,y1 )と(x2 ,y2 )の間にあることに
なる。(x0 ,y0 )は、(x0 ,0.50)であり、
(x1 ,y1 )は、(0.32,0.492)であり、
(x2 ,y2 )は、(0.42,0.503)である。
【数2】 よって、低圧配電線路1でのインピーダンスを求めたい
コンセントで測定されたデータが、上記と同様、もし力
率値0.50であった場合を想定すると、x0は、
(4)式による補間でx0 =0.393Ωと上記より詳
しく推定することができる。
【0056】実施の形態2.本実施の形態2は前記実施
の形態1における可変抵抗3を除去し、負荷回路2は全
波整流コンデンサ平滑回路から、図10に示すように、
抵抗R、インダクタLあるいはコンデンサCの単独回
路、あるいはこれらの直列、並列で組合せた複合回路と
に変更したもので、他の構成は実施の形態1と同様に構
成されている。
【0057】次に動作について説明する。本実施の形態
2は、負荷回路2を抵抗R、インダクタLあるいはコン
デンサCの単独回路、あるいはこれらの直列、並列で組
合せた複合回路とし、図6に示す交流安定化電源24に
よる入力電流の測定回路により、図17に示す表と同様
な各入力電流におけるインピーダンス毎の力率特性を求
める。測定した結果を図8と同様に置き換え、力率値か
ら力率特性によりインピーダンスの絶対値|Z|を実施
の形態1と同様に推定する。
【0058】実施の形態3.本実施の形態3は前記実施
の形態1における低圧配電線路1を単相100V系と
し、負荷回路2の負荷側に接続される抵抗値を379.
6Ω±3%に設定し、規定のインピーダンス下では1A
の入力電流を流せるようにしたもので、他の構成は実施
の形態1と同様に構成されている。
【0059】次に動作について説明する。本実施の形態
3は前記図6に示す交流安定化電源24による入力電流
の測定回路において、低圧配電線路1を単相100V系
とし、負荷回路2の負荷側に接続される抵抗値を37
9.6Ω±3%に設定し、規定のインピーダンス下では
1Aの入力電流を流せるようにして、図17に示す表に
あるように各入力電流におけるインピーダンス毎の力率
特性を求める。測定した結果を図8に置き換え、力率値
から力率特性によりインピーダンス|Z|を実施の形態
1と同様に推定する。
【0060】実施の形態4.本実施の形態4は前記実施
の形態1の図1において、低圧配電線路1を単相100
V系とし、負荷回路2の負荷側に接続される抵抗値を1
66.5Ω±3%,104.4Ω±3%,56.6Ω±
3%、および24.4Ω±3%にそれぞれ設定し、規定
のインピーダンス下では2A,3A,5Aおよび10A
と各々の入力電流を流せるようにしたもので、他の構成
は実施の形態1と同様である。
【0061】次に動作について説明する。図6に示す交
流安定化電源24による入力電流の測定回路において、
低圧配電線路1を単相100V系とし、負荷回路2の負
荷側に接続される抵抗値を166.5Ω±3%,10
4.4Ω±3%,56.6Ω±3%、および24.4Ω
±3%にそれぞれ設定し、規定のインピーダンス下では
2A,3A,5Aおよび10Aと各々の入力電流を流せ
るようにして、図17の表にあるように各入力電流にお
けるインピーダンス毎の力率特性を求める。それを次に
詳細に述べる。
【0062】図15の表の引用により、配電系統の低圧
回路21での累積百分率90%のインピーダンス値は、
抵抗RとインダクタンスLの直列回路、0.40Ωと
0.37mHであり、これを模擬したインピーダンスに
測定系インピーダンス25を設定する。この累積百分率
90%の値は、高調波電流を測定する際、国内の基準と
なるインピーダンスであり、ここでは、規定のインピー
ダンスとおいた。次に、累積百分率90%でのインピー
ダンス値、抵抗Rの0.40ΩとインダクタンスLの
0.37mHに設定する。
【0063】測定系インピーダンス25を累積百分率9
0%値にしたまま、可変抵抗3を可変し入力電流I1
例えば2Aの規定電流を流して力率計4にて各種データ
である電圧、電流、電力等をまず測定する。この場合、
入力電流の2Aを流すためには可変抵抗3の値を16
6.5Ωにする必要があった。
【0064】次に上記を基準とし、可変抵抗3は16
6.5Ωに固定したまま測定系インピーダンス25をパ
ラメータとして50%値の0.19Ωと0.18mHに
変えて、そのときの各種データを力率計4にて電圧、電
流、電力等を同様に測定する。次に同じく可変抵抗3は
固定したまま測定系インピーダンス25をパラメータと
して80%値の0.30Ωと0.31mHに変えて、そ
のときの各種データを力率計4にて電圧、電流、電力等
を同様に測定する。
【0065】次に同じく可変抵抗3は固定したまま測定
系インピーダンス25をパラメータとして95%値の
0.51Ωと0.47mHに変えて、そのときの各種デ
ータを力率計4にて電圧、電流、電力等を同様に測定す
る。
【0066】さらに、上記と同様に最初に戻り、累積百
分率90%でのインピーダンス値、抵抗Rの0.40Ω
とインダクタンスLの0.37mHに設定し直す。測定
系インピーダンス25を累積百分率90%値にしたま
ま、可変抵抗3を可変し入力電流I1 、例えば3Aの規
定電流を流して力率計4にて各種データである電圧、電
流、電力等をまず測定する。この場合、入力電流の3A
を流すためには可変抵抗3の値を104.4Ωにする必
要がある。次に上記を基準とし、可変抵抗3は104.
4Ωに固定したまま測定系インピーダンス25をパラメ
ータとして50%値から95%値まで変えて、そのとき
の各種データを力率計4にて電圧、電流、電力等を同様
に測定する。
【0067】さらに、上記と同様に最初に戻り、累積百
分率90%でのインピーダンス値、抵抗Rの0.40Ω
とインダクタンスLの0.37mHに設定し直す。測定
系インピーダンス25を累積百分率90%値にしたま
ま、可変抵抗3を可変し入力電流I1 、例えば5Aの規
定電流を流して力率計4にて各種データである電圧、電
流、電力等をまず測定する。この場合、入力電流の5A
を流すためには可変抵抗3の値を56.6Ωにする必要
がある。次に上記を基準とし、可変抵抗3は56.6Ω
に固定したまま測定系インピーダンス25をパラメータ
として50%値から95%値まで変えて、そのときの各
種データを力率計4にて電圧、電流、電力等を同様に測
定する。
【0068】さらに、上記と同様に最初に戻り、累積百
分率90%でのインピーダンス値、抵抗Rの0.40Ω
とインダクタンスLの0.37mHに設定し直す。測定
系インピーダンス25を累積百分率90%値にしたま
ま、可変抵抗3を可変し入力電流I1 、例えば10Aの
規定電流を流して力率計4にて各種データである電圧、
電流、電力等をまず測定する。この場合、入力電流の1
0Aを流すためには可変抵抗3の値を24.4Ωにする
必要がある。次に上記を基準とし、可変抵抗3は24.
4Ωに固定したまま測定系インピーダンス25をパラメ
ータとして50%値から95%値まで変えて、そのとき
の各種データを力率計4にて電圧、電流、電力等を同様
に測定する。
【0069】こうして得られた結果が図8に示す通りで
ある。横軸に測定系のインピーダンス25をとり、縦軸
に力率をとり、パラメータとして入力電流II を2A〜
10Aまで変化させて表示したものである。測定した結
果を実施の形態1と同様に図8に置き換え、力率値から
グラフによりインピーダンス|Z|を推定する。
【0070】実施の形態5.本実施の形態5は前記図1
において、低圧配電線路1を単相200V系あるいは、
三相200V系(V相の中央を接地した3相3線式)あ
るいは、400V系(Y相の中性点を接地した3相4線
式)としたもので、他の構成は実施の形態1と同様に構
成されている。
【0071】次に動作について説明する。図1におい
て、低圧配電線路1を単相200V系(図15に低圧回
路のサンプル平均値および累積百分率値を掲載)あるい
は、図20に示すように三相200V系(V相の中央を
接地した3相3線式)あるいは、400V系(Y相の中
性点を接地した3相4線式)とし、図17の表と同様に
各入力電流におけるインピーダンス毎の力率特性を求め
る。測定した結果を図8に置き換え、力率値から力率特
性によりインピーダンス|Z|を実施の形態1と同様に
推定する。
【0072】実施の形態6.図11はこの発明の実施の
形態6による低圧配電線路のインピーダンス測定回路の
概念図であり、インピーダンスの絶対値に変換処理する
データ処理回路10までは、実施の形態1を示す図1と
同様であり、図において、28は図1の実施の形態1に
おけるデータ処理回路10と表示回路11との間に接続
したインピーダンス演算回路であり、このインピーダン
ス演算回路28はデータ処理回路10で絶対値のインピ
ーダンス|Z|に変換された値から抵抗成分とリアクタ
ンス成分を推定する。
【0073】11はインピーダンス演算回路28より信
号を受け取りインピーダンスを表示する表示回路、12
はデータ収集回路9、データ処理回路10、インピーダ
ンス演算回路28、表示回路11等に電源を供給する電
源回路、13は必要により接続することができるプリン
タであり、これ等は前記実施の形態1と同一または相当
部分であるため同一符号を付して重複説明を省略する。
【0074】次に動作について説明する。データ処理回
路10までの動作は実施の形態1と同様である。また、
低圧回路21の累積百分率50%〜95%迄のインピー
ダンスを抵抗成分とリアクタンス成分とに分けて、ベク
トル表示したものが図5である。
【0075】一方、低圧回路21の累積百分率50%〜
95%毎にインピーダンスと方向角θを示した表が図1
8であり、上記インピーダンスの各方向角θの平均をと
ると、19.8°となる。そのインピーダンスの絶対値
|Z|(Ω)のベクトルを図12に示す。
【0076】例えば、図12に示してあるように推定し
て得られたインピーダンス値が0.393(Ω)であっ
た場合、インピーダンス値0.393(Ω)から水平の
左方向にリアクタンス成分の線まで伸ばし、その交点を
0.13(Ω)と算出し、さらにインピーダンス値0.
393(Ω)から垂直の下方向に抵抗成分の線まで伸ば
し、その交点を0.37(Ω)と算出するものである。
よって低圧配電線路1でのインピーダンスを抵抗分とリ
アクタンス分とに分けて算出する場合に有効な手段であ
る。
【0077】つまり、この場合、ある低圧配電線路1の
コンセントで測定されたデータが、上記と同様、もし力
率値0.50であった場合を想定すると、抵抗分Rは
0.37(Ω)、リアクタンス分Xは0.13(Ω)と
近似できる。また、さらに上記のリアクタンス分Xよ
り、インダクタンスLも次式により求めることができ
る。リアクタンスXは、 X=j2πfL ・・・・・・・・・・・・・・・・・(5) である。よって、 L=X/2πf ・・・・・・・・・・・・・・・・・(6) f=60Hzの場合(X=0.13Ω)、 インダクタンス L=0.35mH となる。
【0078】実施の形態7.本実施の形態7は前記実施
の形態1における可変抵抗3を除去し、負荷回路2は全
波整流コンデンサ平滑回路から、図10に示すように、
抵抗R、インダクタLあるいはコンデンサCの単独回
路、あるいはこれらの直列、並列で組合せた複合回路と
に変更したもので、他の構成は実施の形態2と同様に構
成されている。
【0079】次に動作について説明する。本実施の形態
7は負荷回路2を抵抗R、インダクタLあるいはコンデ
ンサCの単独回路、あるいはこれらの直列、並列で組合
せた複合回路とし、前記図12に示すインピーダンスの
絶対値から抵抗分とリアクタンス分の求め方により、実
施の形態1により求められたインピーダンスの絶対値|
Z|から抵抗分とリアクタンス分とを近似する。また、
その値は、抵抗分とインダクタンス分とでも求めること
ができる。
【0080】実施の形態8.本実施の形態8は前記図1
において、低圧配電線路1を単相100V系とし、負荷
回路2の負荷側に接続される抵抗値を379.6Ω±3
%に設定し、規定のインピーダンス下では1Aの入力電
流を流せるようにしたもので、他の構成は実施の形態2
と同様に構成されている。
【0081】次に動作について説明する。図6に示す交
流安定化電源24による入力電流の測定回路において、
低圧配電線路1を単相100V系とし、負荷回路2の負
荷側に接続される抵抗値を379.6Ω±3%に設定
し、規定のインピーダンス下では1Aの入力電流を流せ
るようにして、図12に示すインピーダンスの絶対値|
Z|から抵抗分とリアクタンス分の求め方により、実施
の形態1により求められたインピーダンスの絶対値|Z
|から抵抗分とリアクタンス分とを近似する。また、そ
の値は、抵抗分とインダクタンス分とでも求めることが
できる。
【0082】実施の形態9.本実施の形態9は前記図1
において、低圧配電線路1を単相100V系とし、負荷
回路2の負荷側に接続される抵抗値を166.5Ω±3
%,104.4Ω±3%,56.6Ω±3%、および2
4.4Ω±3%にそれぞれ設定し、規定のインピーダン
ス下では2A,3A,5Aおよび10Aと各々の入力電
流を流せるようにしたもので、他の構成は実施の形態2
と同様に構成されている。
【0083】次に動作について説明する。図6に示す交
流安定化電源24による入力電流の測定回路において、
低圧配電線路1を単相100V系とし、負荷回路2の負
荷側に接続される抵抗値を166.5Ω±3%,10
4.4Ω±3%,56.6Ω±3%、および24.4Ω
±3%にそれぞれ設定し、規定のインピーダンス下では
2A,3A,5Aおよび10Aと各々の入力電流を流せ
るようにして、図12に示すインピーダンスの絶対値|
Z|から抵抗分とリアクタンス分の求め方により、実施
の形態1により求められたインピーダンスの絶対値|Z
|から抵抗分とリアクタンス分とを近似する。また、そ
の値は、抵抗分とインダクタンス分とでも求めることが
できる。
【0084】実施の形態10.本実施の形態10は前記
図1において、低圧配電線路1を単相200V系(図1
5に低圧回路のサンプル平均値および累積百分率値を掲
載)あるいは、図20に示すように三相200V系(V
相の中央を接地した3相3線式)あるいは、400V系
(Y相の中性点を接地した3相4線式)としたもので、
他の構成は実施の形態1と同様に構成されている。
【0085】次に動作について説明する。図11におい
て、低圧配電線路1を単相200V系あるいは、三相2
00V系(V相の中央を接地した3相3線式)あるい
は、400V系(Y相の中性点を接地した3相4線
式)、図17の表と同様に各入力電流におけるインピー
ダンス毎の力率特性を求める。測定した結果を図8に置
き換え、力率値から力率特性によりインピーダンス|Z
|を実施の形態1と同様に推定する。さらに図12に示
すインピーダンスの絶対値|Z|から抵抗分とリアクタ
ンス分の求め方により、インピーダンスの絶対値|Z|
から抵抗分とリアクタンス分とを近似する。また、その
値は、抵抗分とインダクタンス分とでも求めることがで
きる。
【0086】実施の形態11.図13は、図1の変形図
である。図1では表示回路11をコンピュータ回路8に
内蔵していたが、本実施の形態11のように表示回路1
1を外に出して、分離してもよい。なお、表示回路11
は例えば、CRTディスプレイのようなものでもよく、
また、プリンタ13も同時に外に出して、分離してもよ
い。
【0087】実施の形態12.図14は、図11の変形
図である。図11では表示回路11をコンピュータ回路
8に内蔵していたが、本実施の形態12のように表示回
路11を外に出して、分離してもよい。なお、表示回路
11は例えば、CRTディスプレイのようなものでもよ
く、また、プリンタ13も同時に外に出して、分離して
もよい。
【0088】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、通電状態の低圧配電線路に例えば全波整流コンデン
サ平滑回路を用いた負荷回路を力率計を介して接続し、
予め得られたデータを基に上記力率計で負荷回路に流れ
る電流と電圧および電力を検出して力率を算出し、この
算出された力率の値から演算手段でインピーダンスの絶
対値|Z|を得るように構成したので、活線(通電した
状態)時にインピーダンスを測定することができる。し
かも簡単に、また迅速に低圧配電線路のインピーダンス
を効率よく測定することができる効果がある。
【0089】請求項2記載の発明によれば、通電状態の
低圧配電線路に、抵抗、インダクタあるいはコンデンサ
の単独回路、あるいはこれらの直列、並列で組合せた複
合回路である負荷回路を力率計を介して接続し、負荷回
路に流れる電流と電圧および電力を検出して力率を算出
し、この算出された力率の値から演算手段によってイン
ピーダンスの絶対値を得るように構成したので、活線
(通電した状態)時、簡単、かつ迅速に低圧配電線路の
インピーダンスを効率よく測定することができる効果が
ある。
【0090】請求項3記載の発明によれば、全波整流コ
ンデンサ平滑回路を用いた負荷回路の抵抗を379.6
Ω±3%の範囲内に設定し、規定のインピーダンス下で
は1Aの入力電流を流し、負荷回路に流れる電流と電圧
を検出することによって力率を算出し、この力率の値か
ら演算手段によってインピーダンスの絶対値を得るよう
に構成したので、簡単に、しかも迅速に低圧配電線路の
インピーダンスを効率よく測定でき、その値を決定する
ことができる効果がある。
【0091】請求項4記載の発明によれば、全波整流コ
ンデンサ平滑回路を用いた負荷回路の抵抗を166.5
Ω±3%,104.4Ω±3%,56.6Ω±3%、お
よび24.4Ω±3%の範囲内にそれぞれ設定し、2
A,3A,5Aおよび10Aの入力電流を流し、負荷回
路に流れる電流と電圧を検出することによって力率を算
出し、この力率の値から演算手段によってインピーダン
スの絶対値を得るように構成したので、簡単に、しかも
迅速に低圧配電線路のインピーダンスを効率よく測定で
き、その値を決定することができる効果がある。
【0092】請求項5記載の発明によれば、低圧配電線
路を単相200V系あるいは、三相200V系(V相の
中央を接地した3相3線式)あるいは、400V系(Y
相の中性点を接地した3相4線式)に変え、全波整流コ
ンデンサ平滑回路を用いた負荷回路を力率計を介して接
続し、この負荷回路の抵抗を調整して、設定した入力電
流を流し、負荷回路に流れる電流と電圧を検出して力率
を算出し、この力率の値から演算手段によってインピー
ダンスの絶対値を得るように構成したので、簡単に、し
かも迅速に低圧配電線路のインピーダンスを効率よく測
定することができる効果がある。
【0093】請求項6記載の発明によれば、インピーダ
ンス演算手段を有するように構成したので、インピーダ
ンスの絶対値から、抵抗分とリアクタンス分あるいは、
抵抗分とインダクタンス分の近似した値を求めることが
できる効果がある。
【0094】請求項7記載の発明によれば、通電状態の
低圧配電線路に、抵抗、インダクタあるいはコンデンサ
の単独回路、あるいはこれらの直列、並列で組合せた複
合回路である負荷回路を力率計を介して接続し、負荷回
路に流れる電流と電圧および電力を検出して力率を算出
し、この算出された力率の値から演算手段によってイン
ピーダンスの絶対値を得るように構成したので、活線
(通電した状態)時にインピーダンスを簡単、かつ迅速
に効率よく測定することができる。しかも、インピーダ
ンス演算手段を有するように構成したので、インピーダ
ンスの絶対値から、抵抗分とリアクタンス分あるいは、
抵抗分とインダクタンス分の近似した値を求めることが
できる効果がある。
【0095】請求項8記載の発明によれば、全波整流コ
ンデンサ平滑回路を用いた負荷回路の抵抗を379.6
Ω±3%の範囲内に設定し、規定のインピーダンス下で
は1Aの入力電流を流し、負荷回路に流れる電流と電圧
を検出することによって力率を算出し、この力率の値か
ら演算手段によってインピーダンスの絶対値を得るよう
に構成したので、簡単に、しかも迅速に低圧配電線路の
インピーダンスを効率よく測定でき、その値を決定する
ことができる。しかも、インピーダンス演算手段を有す
るように構成したので、インピーダンスの絶対値から、
抵抗分とリアクタンス分あるいは、抵抗分とインダクタ
ンス分の近似した値を求めることができる効果がある。
【0096】請求項9記載の発明によれば、全波整流コ
ンデンサ平滑回路を用いた負荷回路の抵抗を166.5
Ω±3%,104.4Ω±3%,56.6Ω±3%、お
よび24.4Ω±3%の範囲内にそれぞれ設定し、2
A,3A,5Aおよび10Aの入力電流を流し、負荷回
路に流れる電流と電圧を検出することによって力率を算
出し、この力率の値から演算手段によってインピーダン
スの絶対値を得るように構成したので、簡単に、しかも
迅速に低圧配電線路のインピーダンスを効率よく測定で
き、その値を決定することができる。しかも、インピー
ダンス演算手段を有するように構成したので、インピー
ダンスの絶対値から、抵抗分とリアクタンス分あるい
は、抵抗分とインダクタンス分の近似した値を求めるこ
とができる効果がある。
【0097】請求項10記載の発明によれば、低圧配電
線路を単相200V系あるいは、三相200V系(V相
の中央を接地した3相3線式)あるいは、400V系
(Y相の中性点を接地した3相4線式)に変え、全波整
流コンデンサ平滑回路を用いた負荷回路を力率計を介し
て接続し、この負荷回路の抵抗を調整して、設定した入
力電流を流し、負荷回路に流れる電流と電圧を検出して
力率を算出し、この力率の値から演算手段によってイン
ピーダンスの絶対値を得るように構成したので、簡単
に、しかも迅速に低圧配電線路のインピーダンスを効率
よく測定することができる。しかも、インピーダンス演
算手段を有するように構成したので、インピーダンスの
絶対値から、抵抗分とリアクタンス分あるいは、抵抗分
とインダクタンス分の近似した値を求めることができる
効果がある。
【0098】請求項11記載の発明によれば、通電状態
の低圧配電線路に接続した負荷回路の抵抗値をあらかじ
め決められた値に調整して設定した入力電流を流し、前
記低圧配電線路と前記負荷回路との間に接続した力率計
で検出した電圧と電流および電力より力率を算出し、こ
の力率計で算出した力率に基づき、演算手段で前記低圧
配電線路のインピーダンスの絶対値を得るように構成し
たので、活線(通電した状態)時に簡単、かつ迅速に低
圧配電線路のインピーダンスを効率よく測定することが
できる効果がある。
【0099】請求項12記載の発明によれば、通電状態
の低圧配電線路に接続した負荷回路の抵抗値をあらかじ
め決められた値に調整して設定した入力電流を流し、前
記低圧配電線路と前記負荷回路との間に接続した力率計
で検出した電圧と電流および電力より力率を算出し、こ
の力率計で算出した力率に基づき、演算手段で前記低圧
配電線路のインピーダンスの絶対値を演算し、このイン
ピーダンスの絶対値から抵抗分とリアクタンス分あるい
は、抵抗分とインダクタンス分の値を近似するように構
成したので、活線(通電した状態)時に簡単、かつ迅速
に低圧配電線路のインピーダンスを効率よく測定するこ
とができる。しかも、インピーダンスの絶対値から、抵
抗分とリアクタンス分あるいは、抵抗分とインダクタン
ス分の近似した値を求めることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1から5における低圧
配電線路のインピーダンス簡易測定装置の説明図であ
る。
【図2】 この発明を説明するための基本的な配電系統
における長さによる違いの概念図である。
【図3】 この発明を説明するための配電系統の低圧回
路インピーダンスの説明図である。
【図4】 この発明を説明するための低圧回路(100
V)インピーダンスの累計百分率値の説明図である。
【図5】 この発明を説明するための配電系統低圧回路
(100V)インピーダンスベクトルの説明図である。
【図6】 この発明を説明するための交流安定化電源に
よる入力電流の測定回路の説明図である。
【図7】 この発明における力率計の詳細説明図であ
る。
【図8】 この発明を説明するための各入力電流におけ
るインピーダンス毎の力率特性の説明図である。
【図9】 この発明を説明するための低圧回路のインピ
ーダンス測定法(従来/本発明の比較)の説明図であ
る。
【図10】 この発明で用いる負荷回路の変形例の説明
図である。
【図11】 この発明の実施の形態6から10のインピ
ーダンス簡易測定装置の説明図である。
【図12】 この発明を説明するためのインピーダンス
の絶対値から抵抗分とリアクタンス分の求め方の説明図
である。
【図13】 この発明の図1で用いた低圧配電線路のイ
ンピーダンス簡易測定装置の変形例の説明図である。
【図14】 この発明の図11で用いた低圧配電線路の
インピーダンス簡易測定装置の変形例の説明図である。
【図15】 この発明を説明するための配電系統低圧回
路のサンプル平均値および累積百分率を示す図である。
【図16】 この発明を説明するための配電系統低圧回
路のインピーダンスと方向角を示す図である。
【図17】 この発明を説明するための各入力電流にお
けるインピーダンス毎の力率特性を示す図である。
【図18】 この発明を説明するための配電系統低圧回
路のインピーダンスと方向角を示す図である。
【図19】 従来の絶縁抵抗測定装置の1実施例を示す
ブロック図である。
【図20】 従来例の配電系統概念図である。
【符号の説明】
1 低圧配電線路、2 負荷回路、3 可変抵抗(電流
供給手段)、4 力率計、8 コンピュータ回路(演算
手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 尚人 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 宮崎 千春 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 内田 雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電状態の低圧配電線路に接続した負荷
    回路と、この負荷回路に予め設定した入力電流を流す電
    流供給手段と、前記低圧配電線路と前記負荷回路との間
    に接続し、検出した電圧と電流および電力より力率を算
    出する力率計と、この力率計で算出した力率に基づき前
    記低圧配電線路のインピーダンスの絶対値を得る演算手
    段とを備えた低圧配電線路のインピーダンス簡易測定装
    置。
  2. 【請求項2】 負荷回路を抵抗、インダクタあるいはコ
    ンデンサの単独回路、あるいはこれらの直列、並列で組
    合せた複合回路で構成したことを特徴とする請求項1記
    載の低圧配電線路のインピーダンス簡易測定装置。
  3. 【請求項3】 通電状態の低圧配電線路単相100V系
    において、全波整流コンデンサ平滑回路の負荷側に接続
    される抵抗値を379.6Ω±3%に設定し、規定のイ
    ンピーダンス下では1Aの入力電流を流す電流供給手段
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の低圧配電線路
    のインピーダンス簡易測定装置。
  4. 【請求項4】 通電状態の低圧配電線路単相100V系
    において、全波整流コンデンサ平滑回路の負荷抵抗を1
    66.5Ω±3%,104.4Ω±3%,56.6Ω±
    3%、および24.4Ω±3%にそれぞれ設定し、規定
    のインピーダンス下では2A,3A,5Aおよび10A
    の入力電流を流す電流供給手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の低圧配電線路のインピーダンス簡易測
    定装置。
  5. 【請求項5】 インピーダンス測定を実施する低圧配電
    線路の単相100V系を、単相200V系あるいは、三
    相200V系あるいは、400V系としたことを特徴と
    する請求項1記載の低圧配電線路のインピーダンス簡易
    測定装置。
  6. 【請求項6】 通電状態の低圧配電線路に接続した負荷
    回路と、この負荷回路に予め設定した入力電流を流す電
    流供給手段と、前記低圧配電線路と前記負荷回路との間
    に接続し、検出した電圧と電流および電力より力率を算
    出する力率計と、この力率計で算出した力率に基づき前
    記低圧配電線路のインピーダンスの絶対値を得る演算手
    段と、インピーダンスの絶対値から抵抗分とリアクタン
    ス分あるいは、抵抗分とインダクタンス分の値を近似す
    るインピーダンス演算手段とを備えた低圧配電線路のイ
    ンピーダンス簡易測定装置。
  7. 【請求項7】 負荷回路を抵抗、インダクタあるいはコ
    ンデンサの単独回路、あるいはこれらの直列、並列で組
    合せた複合回路で構成したことを特徴とする請求項6記
    載の低圧配電線路のインピーダンス簡易測定装置。
  8. 【請求項8】 通電状態の低圧配電線路単相100V系
    において、全波整流コンデンサ平滑回路の負荷側に接続
    される抵抗値を379.6Ω±3%に設定し、規定のイ
    ンピーダンス下では1Aの入力電流を流す電流供給手段
    を備えたことを特徴とする請求項6記載の低圧配電線路
    のインピーダンス簡易測定装置。
  9. 【請求項9】 通電状態の低圧配電線路単相100V系
    において、全波整流コンデンサ平滑回路の負荷抵抗を1
    66.5Ω±3%,104.4Ω±3%,56.6Ω±
    3%、および24.4Ω±3%にそれぞれ設定し、規定
    のインピーダンス下では2A,3A,5Aおよび10A
    の入力電流を流す電流供給手段を備えたことを特徴とす
    る請求項6記載の低圧配電線路のインピーダンス簡易測
    定装置。
  10. 【請求項10】 インピーダンス測定を実施する低圧配
    電線路の単相100V系を、単相200V系あるいは、
    三相200V系あるいは、400V系としたことを特徴
    とする請求項6記載の低圧配電線路のインピーダンス簡
    易測定装置。
  11. 【請求項11】 通電状態の低圧配電線路に接続した負
    荷回路に予め設定した入力電流を流し、前記低圧配電線
    路と前記負荷回路との間に接続した力率計で検出した電
    圧と電流および電力より力率を算出し、この算出した力
    率に基づき、演算手段で前記低圧配電線路のインピーダ
    ンスの絶対値を得ることを特徴とする低圧配電線路のイ
    ンピーダンス簡易測定方法。
  12. 【請求項12】 通電状態の低圧配電線路に接続した負
    荷回路に予め設定した入力電流を流し、前記低圧配電線
    路と前記負荷回路との間に接続した力率計で検出した電
    圧と電流および電力より力率を算出し、この算出した力
    率に基づき、演算手段で前記低圧配電線路のインピーダ
    ンスの絶対値を演算し、このインピーダンスの絶対値か
    ら抵抗分とリアクタンス分あるいは、抵抗分とインダク
    タンス分の値を近似することを特徴とする低圧配電線路
    のインピーダンス簡易測定方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003004781A (ja) * 2001-06-25 2003-01-08 Kanto Denki Hoan Kyokai 負荷装置
KR101471341B1 (ko) * 2014-10-29 2014-12-09 서울과학기술대학교 산학협력단 송배전 시스템에서의 회귀전류를 이용한 송배전 선로의 유효 접지저항 계산 방법
KR101511624B1 (ko) * 2011-11-16 2015-04-14 이현창 중성선 비접지 저압망 점검방법

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KR101471341B1 (ko) * 2014-10-29 2014-12-09 서울과학기술대학교 산학협력단 송배전 시스템에서의 회귀전류를 이용한 송배전 선로의 유효 접지저항 계산 방법

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