JPH09304555A - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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Publication number
JPH09304555A
JPH09304555A JP8120648A JP12064896A JPH09304555A JP H09304555 A JPH09304555 A JP H09304555A JP 8120648 A JP8120648 A JP 8120648A JP 12064896 A JP12064896 A JP 12064896A JP H09304555 A JPH09304555 A JP H09304555A
Authority
JP
Japan
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motor
time
power
display
electronic timepiece
Prior art date
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Pending
Application number
JP8120648A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Ishikawa
延男 石川
Noriaki Shimura
典昭 志村
Hidehiro Akaha
秀弘 赤羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワーセーブのために運針を停止した後であ
っても正確な現在時刻に復帰可能な電子時計を提供し、
時刻が狂うことを心配することなくパワーセーブを行え
る電子時計を提供する。 【解決手段】 モータ2を停止した後の経過時間を測定
する第1のカウンタ15と、モータ2を早送りした表示
時間を測定する第2のカウンタ16とを設ける。そし
て、時刻表示を現在時刻に復帰させるときは、第2のカ
ウンタ16の値が第1のカウンタ15の値に一致するま
で早送りを行う。第1のカウンタ15は、早送りを行っ
ている間の経過時間も計測しているので、早送りに伴う
時間のずれがなく正確な時刻に復帰させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時刻表示用のモー
タを備えた電子時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、腕時計タイプなどの小型の電子時
計には、計時機能に加えて計算機能や高度測定機能など
多種多用な機能が搭載可能になっており日常の生活に欠
かせないものとなりつつある。従って、電子時計は電池
交換なしに長時間、安定して継続的に動作することが要
求されている。また、従来のボタン電池などの代わり
に、重りを用いて運動エネルギーを捉えて電気エネルギ
ーに変換する発電装置や太陽電池などを搭載した電子時
計が開発されている。これらの発電機能を備えた電子時
計においては電池交換なしに継続して動作可能であり、
さらに、発電装置から電力が得られない場合に備えて蓄
電装置を設けることにより、腕から外されたときや夜間
などの条件下であっても安定して動作できるようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、太陽電
池を備えた電子時計が太陽光にさらされない状態で長時
間放置されると、蓄電装置も放電してしまうので電子時
計は計時を停止してしまう。重りを用いて発電する装置
を搭載している電子時計も同様であり、長時間放置され
ると蓄電装置が放電してしまう。いったん計時を停止し
てしまうとその後、発電装置が発電を再開して計時が始
められても正しい時刻は表示されない。特に、モータを
用いて運針を行ったり、表示板を駆動して時刻を表示す
る電子時計においては、モータで消費される電力が比較
的大きい。このため、正しい時刻を長時間表示できるよ
うにするには容量の大きな大型の蓄電装置が必要とな
る。しかしながら、小型軽量で携帯に適した電子時計に
おいては、搭載できる蓄電装置の容量は限られている。
さらに、近年、計時機能に加えて、通信機能など複数の
機能を搭載した電子時計が開発されており、搭載される
機能が増加すると消費される電力も増加し、ますます時
刻表示の可能な時間が限られてしまう。
【0004】このため、太陽電池を搭載した腕時計にお
いては、太陽電池から発電されないときにはモータによ
る運針を停止することが考えられている。そして、運針
を停止している間の計時信号をカウントし、太陽電池が
発電を開始したときにカウントした分だけ秒針を早送り
して現在時刻の表示に戻して計時を再開することが考え
られている。このような処理を行うことによって、消費
電力が低減され蓄電装置の放電時間が延長される。この
ため、長時間放置された場合であっても電子時計内部で
は継続して計時が行われる。従って、長時間にわたって
太陽電池から電力が供給されないときでも電子時計内部
では現在の時刻がカウントされているので、これに合わ
せて秒針を早送りすることにより、現在時刻を表示させ
ることができる。
【0005】しかしながら、長時間にわたって運針を停
止していると、早送りして現在時刻の表示に戻すために
かなりの時間が必要になる。従って、現在時刻の表示に
復帰させたとしても早送りしている間の経過時間が反映
されないので、現実的には、いったん運針を停止させる
と正確な時刻は表示されない。従って、正確な時刻を表
示させるためにはユーザが時刻合わせを行う必要があ
る。また、運針を停止していたことにユーザが気がつか
ない場合は、電子時計には遅れた時刻が表示されたまま
となり、時計としての精度が実質的に低下してしまう。
【0006】そこで、本発明においては、蓄電装置の放
電時間を延長したり、電池寿命を延ばすために運針を停
止することが可能であり、さらに、運針を再開したとき
に正確な時刻を再表示可能な電子時計を提供することを
目的としている。また、発電装置の発電電力レベルが復
帰したり、再表示の要求があったときには短時間で現在
時刻を再現できる電子時計を提供することも目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、モータが停止してからの経過時間をカウントする
第1のカウンタと、モータを早送りして進めた表示時間
をカウントする第2のカウンタを設け、時刻を再表示す
る際はこれら第1および第2のカウンタの値が一致する
まで早送りするようにしている。すなわち、本発明の電
子時計は、時刻表示を行う少なくとも1つのモータと、
モータに電力を供給する電源と、モータが停止してから
の経過時間をカウントする第1のカウンタと、モータを
早送りして進めた表示時間をカウントする第2のカウン
タと、モータが停止した後に第1のカウンタと第2のカ
ウンタの値が一致するまでモータを早送りしてから時刻
表示を再開する制御手段とを有することを特徴としてい
る。本発明の電子時計においては、経過時間をカウント
する第1のカウンタと、早送りされた表示時間をカウン
トする第2のカウンタを別々に設けてある。従って、第
1のカウンタではモータを停止してからの経過時間に加
え、モータを早送りしている間の経過時間も継続してカ
ウントできる。このため、第1および第2のカウンタの
値が一致するまで早送りすることによって、表示時刻を
正確な現在時刻に復帰させることが可能であり、その後
も正しい時刻を表示させることができる。
【0008】電源が、発電装置と、この発電装置によっ
て充電される蓄電装置とを備えている場合は、制御手段
が発電装置の発電電力レベルが低下するとモータを停止
し、発電電力レベルが高くなると時刻表示を開始するこ
とによって蓄電装置の放電時間を延長でき、長時間にわ
たって精度の良く計時できる。また、発電電力レベルが
低下して所定の値になるとスタートするタイマーを設
け、このタイマーによって所定の時間が経過した後にモ
ータを停止することが望ましい。このようなタイマーを
設けることにより、長時間にわたって腕から外された
り、暗室に放置された場合などユーザが電子時計を長時
間必要としない場合にのみ運針を停止してパワーセーブ
を行える。従って、腕を動かしていないだけのときや、
夜間などのユーザが即座に時刻を参照する可能性のある
状況では不用意に運針を停止させずに時刻を継続して表
示させることができる。
【0009】また、時刻の表示位置を検出する手段を設
け、発電電力レベルが低下した後に、時刻の表示位置が
所定の位置に達するとモータを停止してパワーセーブを
行わさせることも有効である。停止状態の時刻の表示位
置によって電子時計がパワーセーブのために運針を停止
しているのか、あるいは、故障して計時がされていない
状態で運針を停止しているのかを容易に判別することが
可能になる。
【0010】また、モータを停止し、時刻表示を再開す
るスイッチを設けておいてももちろん良い。例えば、懐
中時計においては蓋をしたときはモータを停止してパワ
ーセーブし、蓋を開けたときに現在時刻まで早送りする
といった処理が行える。また、パワーセーブのためにモ
ータを停止するスイッチを設け、一方、発電装置の発電
電力レベルが高くなると時刻表示を再開するようにして
も良い。
【0011】また、モータとして、秒を表示する第1の
モータと、時分を表示する第2のモータとを設け、第1
のモータのみを停止しても良い。第1のモータを停止す
ることによってパワーセーブが図れ、一方、第2のモー
タによって時分は継続して表示されるので、時刻を常に
見ることができる。第1および第2のモータを停止し
て、さらにパワーセーブを図ることも可能である。ま
た、第1および第2のモータを設けることにより、秒お
よび時分の表示をそれぞれ正しい現在時刻へ復帰できる
ので、第1および第2のモータを早送りする時間が短く
て済む。このため、現在時刻に復帰する時間が短縮され
ると共に早送りのために費やされる電力を低減すること
が可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1に、本発明に係る電子時計1
の主な構成をブロック図を用いて示してある。本例の電
子時計1は、秒針を動かす第1のモータ2と、時分を表
示するために時針および分針を動かす第2のモータ3と
を備えており、これに伴って第1のモータ2を制御する
第1の制御ブロック10と、第2のモータ3を制御する
第2の制御ブロック20を備えている。また、第1およ
び第2のモータ2および3に電源を供給する電源ブロッ
ク30を備えており、本例の電源ブロック30は、発電
装置31と、この発電装置31によって充電される2次
電池あるいはコンデンサからなる蓄電装置32を備えて
いる。電源ブロック30からは、上記のモータ2および
3の駆動回路11および21に電力が供給されると共
に、発振機能を備えて所定の周波数のパルスを出力する
発振分周回路5にも電力が供給されている。発振分周回
路5からは秒針を動かす第1のモータ2を駆動するため
の1Hzの信号φ1と、時針および分針を動かす第2の
モータ3を駆動するための1/5Hzの信号φ2と、さ
らに、これらのモータ2および3を早送り駆動するため
の32Hzの信号φ3とが出力されており、これらがそ
れぞれの駆動回路11および21に供給されている。も
ちろん、これらの信号の周波数は一例であり、本発明を
限定するものではない。また、本例の電子時計1は、電
源ブロック30から供給される電力の電圧によって発電
電力レベルを監視する監視回路6を備えており、電圧が
低下して所定の値V1に達したことを示す信号φ5や、
電圧が上昇して所定の値V2に達したことを示す信号φ
5(バー)などを各制御ブロック10および20に供給
できるようになっている。
【0013】各制御ブロック10および20はほぼ同じ
構成であり、秒針を制御する第1のブロック10を中心
に説明する。第1の制御ブロック10は、監視回路6か
ら発電電力レベルの低下によって電源電圧が低下したこ
とを示す信号φ5を受けると計時を開始するタイマー1
3を備えており、このタイマー13は、所定の時間を計
測(タイムアップ)すると制御回路12に信号を出力す
る。一方、タイムアップする前に監視回路6から電源電
圧が復活したことを示す信号φ5(バー)を受けると計
時を中止して、カウントしていた時間をリセットする。
制御回路12は、タイマー13からタイムアップした信
号を受けると、表示位置カウンタ17の内容を確認し、
カウンタ17が0になると駆動回路11を停止してモー
タ2の動きを停止する。表示位置カウンタ17は60進
のカウンタであり秒針51の運針パルスによって秒針5
1の位置が常に反映されるようになっている。この表示
位置カウンタ17は、りゅうず55によってリセットで
きるようになっている。秒針が12時の位置で表示位置
カウンタ17をリセットすれば、タイマー13がタイム
アップした後、表示位置カウンタ17が0になる位置、
すなわち、秒針が12時の位置に達したときに秒針を駆
動するモータ2をストップする。このため、本例の電子
時計1においては、パワーセーブの際に、秒針の動きを
ユーザの指定した位置で停止させることができるので、
パワーセーブ中であることが判別できる。
【0014】制御回路12は、駆動回路11を停止する
と同時に、第1のカウンタ15を用いてカウントを開始
する。この第1のカウンタ15には、1Hzの計時用の
パルス信号φ1が入力されており、モータ2が停止して
からの経過時間がカウントされる。また、制御回路12
は、監視回路6から電源が復帰した信号φ5(バー)を
受けると駆動回路11を早送り用の信号φ3によって駆
動してモータ2を早送りする。これと共に、第2のカウ
ンタ16に早送り用の信号φ3を供給してカウントを開
始する。そして、第1のカウンタ15と第2のカウンタ
16の値が一致すると、駆動回路11を秒運針を行うた
め通常の信号である信号φ1で駆動して計時処理を再開
する。同時に、第1および第2のカウンタ15および1
6をリセットする。第1および第2のカウンタ15およ
び16は、60進カウンタであり、第1のカウンタ15
は、モータ2が停止してからの経過時間を秒単位でカウ
ントするために1Hzの信号φ1でカウントする。一
方、第2のカウンタ16は、早送り用の32Hzの信号
φ2が供給されており、これによって、早送りされてい
る秒針の位置をカウントする。このため、第1のカウン
タ15は、モータ2の早送りが開始されてからも経過時
間を計測(アップカウント)している。従って、第2の
カウンタ16が信号φ2によってアップカウントされ、
第1のカウンタ15の値と一致するまで早送りを行うこ
とによって、復帰による時間遅れを完全に防止でき、正
確な現在時刻を表示した後に通常の計時動作に復帰させ
ることができる。
【0015】時分を表示する第2の制御ブロック20
は、タイマー23、制御回路22、第1のカウンタ25
および第2のカウンタ26を備えており、上記の秒を表
示する第1の制御ブロック10とほぼ同様に動作する。
ただし、表示位置用のカウンタは備えておらず、タイマ
ー23がタイムアップするとすぐにモータ3の動きを停
止してパワーセーブできるようになっている。所定の表
示位置に時分を表示する針が到達するまでには時間を要
する場合があり、また、秒針の停止位置によってパワー
セーブで停止しているか否かの判断が可能なので、本例
では時分の制御ブロック20には表示位置用のカウンタ
を設けていない。さらに、タイマー23の設定時間はタ
イマー13に比べ同じもしくは長く設定してあることが
望ましい。秒針が1〜2秒で現在時刻に復帰するのに対
し、時分の表示を復帰するためには、最長で12時間の
遅れが発生するので以下に示すように最大4分半程度の
時間を要する。
【0016】 復帰時間=12時間×60分×運針ステップ(60×1/5Hz) ÷復帰スピード(32Hz) ・・・(1) 従って、頻繁にパワーセーブモードに入ると現在時刻を
表示させるために多少の待ち時間が必要となる。このた
め、時分表示については不用意にパワーセーブモードに
移行せず、ユーザが目的に応じて装着する時計を取り替
えたときのように長時間放置される状況に合わせてパワ
ーセーブできるようにすることが望ましい。
【0017】一方、本例の電子時計1は、秒表示用のモ
ータ2と、時分表示用のモータ3の2モータ方式を採用
しているので、現在時刻の復帰が最長で4分半程度に短
縮できている。従って、1〜2時間のパワーセーブであ
れば20〜40秒程度で現在時刻に復帰させることがで
きる。従って、この程度の復帰時間が運用上問題がない
状況下では、より頻繁にパワーセーブへ移行することが
可能であり、電力消耗を抑止することが可能となる。ま
た、復帰時間は、時刻表示用のモータと分表示用のモー
タをさらに分割した3モータ方式を採用することによっ
ていっそう短縮することが可能であり、ユーザの睡眠中
や休養時などの短期間であってもパワーセーブモードに
移行し、復帰後は素早く現在時刻の表示に戻すことが可
能となる。また、本例の電子時計は、秒表示および時分
表示共に第1および第2のカウンタの2つを用いて現在
時刻に早送りするようにしているので、それぞれの表示
を復帰する際の現在時刻とのずれを完全に防止でき、正
確な時刻を常に表示させることができる。
【0018】なお、本例の電子時計1においては、秒表
示を制御する第1の制御ブロック10のカウンタ15お
よび16は60進カウンタを採用しており、モータ2の
停止時間が60秒以上になる場合は、経過時間を全て早
送りするのではなく秒針の停止位置から現在時刻の秒針
の位置までだけを早送りすれば良いようになっている。
また、時分表示を制御する第2の制御ブロック20のカ
ウンタ25および26は、1/5Hzの運針ステップに
合わせて12時間をカウントできる8640進カウンタ
を採用している。このため、停止時間が12時間以上に
なったときに時分針を無駄に1回転早送りすることはな
く、停止位置から現在時刻までの間のみを早送りするよ
うになっている。従って、停止時間が長時間にわたると
時刻表示に係る電力を大幅に削減することができる。
【0019】図2に本例の電子時計のパワーセーブに係
わる処理の流れを示してある。まず、ステップ61おい
て電源電圧を確認する。電源電圧が所定の値V1以下に
なると監視回路から電圧低下を示す信号φ5が出力され
る。電源ブロック30の発電装置31としては太陽電池
や、重りなどを用いて運動エネルギーを電気エネルギー
に変換するAGSなどが採用されており、電池を用いず
に電子時計の計時機能や他の機能を活用できるようにな
っている。これらの発電装置は継続して発電することは
通常は不可能であり、夜間やユーザの休養中、あるいは
長時間放置された場合は発電が行われない。従って、そ
の間は蓄電装置32から放電された電力によって計時機
能などが活かされるが、発電が行われない期間が長くな
ると蓄電装置32から供給される電圧が低下して、最終
的には発振分周回路5などの機能が停止することなる。
このため、本例においては、モータ2および3を停止す
ることによって消費される電力を低減し、より長期間に
わたって電子時計の機能を活用できるようにしている。
従って、電源ブロック30の構成は本例に限定されず通
常の電池でももちろん良く、長期間にわたって電子時計
を使用しない場合は電池寿命を大幅に延ばすことが可能
になる。もちろん、時刻表示を行わない間も電子時計内
部では正確な時刻が計測されているので、いつでも正確
な現在時刻の表示に復帰させることができる。
【0020】発電電力レベルの低下による電圧低下を示
す信号φ5が供給されると、ステップ62において、タ
イマー13および23がスタートする。そして、ステッ
プ63において秒タイマー13がアップしたか否かが判
断され、タイムアップした場合はさらにステップ64に
おいて秒針の位置が確認される。そして、カウンタ17
によって秒針の位置が所定の場所に達していると判断さ
れると、ステップ65においてモータを停止し、それと
共に経過時間を測定する第1のカウンタ15がスタート
する。一方、時分表示においては、ステップ66におい
てタイマー23がアップしたか否かが判断され、タイム
アップした場合はステップ67においてモータ3を停止
し、経過時間を測定する第1のカウンタ25がスタート
する。タイマー13あるいは23がタイムアップしてい
ない場合、あるいは秒針の位置が所定の位置に到達して
いない場合は、ステップ68に移行して発電電力レベル
が高くなり電源電圧が復帰したか否かを確認する。タイ
マー13および23の稼働中あるいは秒針が所定の位置
に到達する前に電源電圧が復帰した場合は早送りを行う
必要がないので、ステップ69においてそれを判断し、
ステップ70においてタイマーをリセットしてステップ
61にもどって電源電圧の監視を継続して発電電力レベ
ルを判断する。
【0021】一方、モータを停止して第1のカウンタ1
5および25で経過時間の計測をスタートした後は早送
りが必要になる。このため、ステップ68で電源電圧の
復帰を確認した後、ステップ69からステップ71に移
行して早送りを行い、これと同時に第2のカウンタ16
および26をスタートする。そして、ステップ72にお
いて第1のカウンタ15および25と、第2のカウンタ
16および26がそれぞれ一致するまで早送りを行う。
これによって、早送りを行っている間の経過時間も含め
て正確に現在時刻に時刻表示が復帰するので、ステップ
73において通常の表示モードに移行して時刻表示を行
う。同時に、ステップ74において、タイマー13、2
3およびカウンタ15、16、25および26をリセッ
トし、ステップ61に戻って電源電圧の監視を継続す
る。
【0022】図3に、本発明に係る電子時計1の異なっ
て例を示してある。本例の電子時計1は、上記と同様に
秒表示用のモータ2および時分表示用のモータ3を備え
た2モータタイプであり、秒表示用のモータ2の制御ブ
ロック10にのみパワーセーブに移行する機構を設けて
る。パワーセーブに移行する機構は上記の例と同様であ
るので、同一の符号を付して説明を省略する。本例の電
子時計1は、パワーセーブに移行すると秒針のみが運針
を停止し、時針および分針は運針を継続して行う。従っ
て、パワーセーブ状態でも時分は正確な時刻を常に示し
ているのでユーザは常に正確な時刻を知ることができ
る。また、カレンダー機能を備えており、カレンダー機
能が時分表示用のモータ3と連動している場合は、本例
の電子時計1が有効であり、モータ3は停止しないので
カレンダー表示を常に正確に行うことができる。その一
方で、電子時計1が長時間放置された場合は、秒針が停
止するので消費電力を低減することが可能であり、長期
間にわたって精度良く時刻を表示することができる。
【0023】図4に、本発明に係る電子時計1のさらに
異なった例を示してある。本例の電子時計は秒および時
分を1つのモータ2によって表示する1モータタイプの
電子時計である。そして、モータの駆動ブロック10に
は上記と同様にモータを停止してパワーセーブに移行す
る機構が設けられている。パワーセーブおよび時刻表示
を復帰する機構は上記の例と同様なので同じ符号を付し
て説明は省略する。本例の電子時計1は1モータタイプ
なので現在時刻に復帰する時間が上記の例の電子時計と
比較し多少長くなる。しかしながら、本例の電子時計1
は構成が簡単であり、さらに、正確な現在時刻に復帰す
るパワーセーブ機構が設けられているので長時間にわた
って精度良く時刻を表示できる電子時計を安価に提供で
きる。
【0024】図5に、本発明に係る電子時計1のさらに
異なった例を示してある。本例の電子時計は1モータタ
イプの電子時計であり、さらに、電源として電池35を
用いている。そして、モータ2の停止および時刻表示の
再開は電子時計に設けられたスイッチ59によって行わ
れるようになっている。従って、本例の電子時計1は、
スイッチ59を押すと時刻表示を停止し、パワーセーブ
モードに移行する。さらにスイッチ59を押すと時刻表
示を再開し、第1および第2のカウンタ15および16
によってモータ2を早送りして正確な現在時刻を表示で
きるようになっている。従って、ユーザは、時計を交換
使用するときなどのように長時間にわたり時刻表示を必
要としないときに自ら選択してパワーセーブモードに移
行させることが可能である。時刻表示の必要な場合はス
イッチ59を押して表示モードに簡単に戻すことがで
き、秒および時分の表示を早送りして正確な現在時刻を
表示させることができる。また、モータの停止を指示す
るスイッチ59は、例えば懐中時計の蓋に連動させるこ
とが可能であり、ユーザが時刻を見ないときは時刻表示
を停止し、時刻表示が必要となったときに再表示すると
いった制御が可能である。
【0025】図6に、本発明に係る電子時計1のさらに
異なった例を示してある。本例の電子時計も1モータタ
イプの電子時計であり、モータ2を停止するスイッチ5
9を設けてある。また、監視回路6を設けてあり、監視
回路6が発電電力レベルが高くなって電源電圧が復帰し
たことを検出すると時刻表示を再開するようになってい
る。本例の電子時計1は、例えば、発電装置31として
AGSや太陽電池が採用されており、長時間放置すると
きにユーザがスイッチ59を押すことによって時刻表示
を停止してパワーセーブモードに入れることができる。
そして、次に、ユーザが電子時計1を腕に装着したとき
や、太陽光を照射したときに監視回路6が発電の再開を
検出して時刻表示を再開するといった処理が行える。従
って、ユーザはなにも操作せずに時刻表示を再開させる
ことができる。
【0026】このように、上述した本発明に係る電子時
計は、第1および第2のカウンタを備えており、時刻表
示を停止しても早送りを行うことによって正確な現在時
刻に戻すことが可能である。このため、時刻表示が不要
なとき、あるいは不要と思われるときにモータを停止し
てパワーセーブすることができる。従って、蓄電装置や
電池から供給される電力消費を大幅に削減することがで
きるので、長期間にわたって計時を継続して行うことが
可能である。このため、複数の時計を目的などに合わせ
て交換して使用するユーザなどにとっては時計を装着し
たときに電池切れで時計が役立たないといった不具合を
防止できる。また、太陽電池やAGSといった発電装置
を用いた電子時計においては、発電が行われない期間中
の電力消費を低減でき、表示は別として計時機能自体を
長期間にわたって活かすことができる。また、本発明は
計時機能の他の諸機能に用いられる電力を確保する面で
も有効である。
【0027】なお、上記においては幾つかの例を挙げて
本発明の実施の形態を説明しているが、本発明が上記の
例に限定されないことはもちろんである。上記の例で説
明した機能を異なった組み合わせで用いることももちろ
ん可能であり、例えば、モータの停止および再表示を行
うスイッチと、発電電力レベルの変動に伴う電源電圧変
化などによって自動的にモータの停止および再表示を行
う機能を合わせて設置することももちろん可能である。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の電子時
計においては、モータが停止してからの経過時間をカウ
ントする第1のカウンタと、早送りされた表示時間をカ
ウントする第2のカウンタを別々に設けることによっ
て、第1のカウンタではモータを停止してからの経過時
間に加え、モータを早送りしている間の経過時間も継続
してカウントできるので、表示時刻を正確に現在時刻に
復帰させることが可能であり、その後も正しい時刻を表
示させることができる。従って、正しい時刻を表示する
という電子時計の基本的な機能を損なうことはなく、時
刻表示が不要のときはモータを停止してパワーセーブす
ることが可能となる。ユーザ側においても、時刻表示が
復帰する度に時刻合わせを行うといった煩わしい操作が
不要であり、また、本発明の電子時計においては、パワ
ーセーブ後も正確な時刻が表示されるので安心して電子
時計を使用することができる。このように、本発明によ
って時刻が狂うことを心配することなくパワーセーブを
行える電子時計を提供することができる。
【0029】また、発電電力レベルが低下して所定の値
になるとスタートするタイマーを設けることによって、
不用意にパワーセーブモードに移行して時刻表示が停止
してしまうのを防止することができる。さらに、モータ
による時刻の表示位置を検出する手段を設け、発電電力
レベルが低下した後に、時刻の表示位置が所定の位置に
達するとモータを停止させることにより、パワーセーブ
のために運針を停止しているのか否かの判断を可能にし
ている。さらに、りゅうずなどを用いて停止する位置を
ユーザに選択させることも可能である。また、モータを
停止し、時刻表示を再開するスイッチを設けておいても
良く、時刻表示の停止・再開をユーザの選択に任せるこ
とも可能である。さらに、秒を表示するモータと、時分
を表示するモータを設けた2モータタイプ、あるいは時
表示と分表示を別々に行う3モータタイプを採用するこ
とにより、時刻表示の復帰時間が短く、頻繁にパワーセ
ーブモードに移行して省電力化を計れる電子時計を提供
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子時計の構成例を示すブロック
図である。
【図2】図1に示す電子時計における処理を示すフロー
チャートである。
【図3】本発明に係る電子時計の異なった構成例を示す
ブロック図である。
【図4】本発明に係る電子時計のさらに異なった構成例
を示すブロック図である。
【図5】本発明に係る電子時計のさらに異なった構成例
を示すブロック図である。
【図6】本発明に係る電子時計のさらに異なった構成例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1・・電子時計 2、3・・表示用のモータ 5・・発振分周回路 6・・監視回路 10、20・・制御ブロック 11、21・・モータ駆動回路 12、22・・制御回路 13、23・・タイマー 15、25・・第1のカウンタ 16、26・・第2のカウンタ 17・・第3のカウンタ 30・・電源ブロック 31・・発電装置 32・・蓄電装置 35・・電池

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻表示を行う少なくとも1つのモータ
    と、 前記モータに電力を供給する電源と、 前記モータが停止してからの経過時間をカウントする第
    1のカウンタと、 前記モータを早送りして進めた表示時間をカウントする
    第2のカウンタと、 前記モータが停止した後に、前記第1のカウンタと前記
    第2のカウンタの値が一致するまで前記モータを早送り
    してから前記モータを用いて時刻表示を再開する制御手
    段とを有することを特徴とする電子時計。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記電源は、発電装
    置と、この発電装置によって充電される蓄電装置とを備
    えており、 前記制御手段は、前記発電装置の発電電力レベルが低下
    すると前記モータを停止し、前記発電電力レベルが高く
    なると前記時刻表示を開始することを特徴とする電子時
    計。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記発電電力レベル
    が低下して所定の値になるとスタートするタイマーを有
    し、 前記制御手段は、前記タイマーによって所定の時間が経
    過した後に前記モータを停止することを特徴とする電子
    時計。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記モータによる表
    示位置を検出する手段を有し、 前記制御手段は、前記発電電力レベルが低下した後に、
    前記表示位置が所定の位置に達すると前記モータを停止
    することを特徴とする電子時計。
  5. 【請求項5】 請求項2において、前記発電装置は、機
    械エネルギーを電気エネルギーに変換する装置または太
    陽電池の少なくともいずれかであることを特徴とする電
    子時計。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記モータを停止
    し、前記時刻表示を再開するスイッチを備えていること
    を特徴とする電子時計。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記モータを停止す
    るスイッチを備えており、 前記制御手段は、前記電源である発電装置の発電電力レ
    ベルが高くなると前記時刻表示を開始することを特徴と
    する電子時計。
  8. 【請求項8】 請求項1において、前記モータは、秒を
    表示する第1のモータと、時分を表示する第2のモータ
    とを備えており、前記第1のモータのみが停止すること
    を特徴とする電子時計。
  9. 【請求項9】 請求項1において、前記モータは、秒を
    表示する第1のモータと、時分を表示する第2のモータ
    とを備えており、前記第1および第2のモータが停止す
    ることを特徴とする電子時計。
  10. 【請求項10】 請求項1において、前記電源は電池で
    あることを特徴とする電子時計。
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