JPH09305607A - 翻訳装置および翻訳方法 - Google Patents

翻訳装置および翻訳方法

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Publication number
JPH09305607A
JPH09305607A JP8117318A JP11731896A JPH09305607A JP H09305607 A JPH09305607 A JP H09305607A JP 8117318 A JP8117318 A JP 8117318A JP 11731896 A JP11731896 A JP 11731896A JP H09305607 A JPH09305607 A JP H09305607A
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JP
Japan
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sentence
translation
unit
analysis
input
Prior art date
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Application number
JP8117318A
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English (en)
Inventor
Koji Asano
康治 浅野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正しい翻訳文を、容易に得ることができるよ
うにする。 【解決手段】 入力文解析処理部21は、翻訳すべき入
力文を解析処理するようになされており、その解析処理
の過程において問題(以下、解析問題という)が生じた
場合には、入力文の解析処理を一時中断して、その解析
問題を、問題解析処理部22に出力する。問題解析部2
2は、解析問題を解析し、どのような原因で、解析問題
が生じているのかを認識し、その原因を、質問生成部2
3に供給する。質問生成部23は、問題解析部22から
の原因に基づいて、解析問題を解消するために、質問
(問い合わせ)を行うための質問文を生成し、ユーザに
提示する。そして、その後、ユーザにより、質問文に対
する回答が入力された場合には、入力文解析処理部21
は、その回答に基づいて解析問題を解消し、入力文の解
析処理を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、翻訳装置および翻
訳方法に関する。特に、入力文の翻訳処理の過程におい
て問題が生じた場合に、その問題を解消するための問い
合わせを行うことにより、容易に、翻訳結果の精度を向
上させることができるようにした翻訳装置および翻訳方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コミュニケーションにおける
言語の壁を克服するため、自然言語の翻訳に関する研究
が行われている。図7は、従来の翻訳装置の一例の構成
を示している。この翻訳装置は、入力文解析処理部41
と出力文生成処理部42から構成されている。
【0003】例えば、テキストデータなどでなる入力文
は、入力文解析処理部41に供給されるようになされて
おり、入力文解析処理部41では、入力文に対して、形
態素解析や構文解析などの言語処理が施され、これによ
り、入力文の意味する内容を抽象的に表現した、中間言
語などによる意味表現が生成される。この意味表現は、
出力文生成処理部42に供給され、そこでは、入力文解
析処理部41からの意味表現が表す内容の、入力文の言
語とは異なる言語の翻訳文が生成されて出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の翻訳
装置においては、一般的に、翻訳処理の過程において、
例えば、入力文に含まれる単語の対訳が複数存在し、ど
の対訳を用いるのが適切なのか不明であるといった問題
が生じても、とりあえず、いずれかの対訳を用いて翻訳
処理を続行し、翻訳文を出力するようになされているた
め、翻訳文が誤っていることがあった。
【0005】そこで、入力文が、例えば複数の対訳が考
えられるような曖昧なものであったり、構文的に複雑で
ある場合は、翻訳結果(翻訳文)の精度を向上させるた
めに、利用者(ユーザ)に、あらかじめ前編集を行って
もらい、入力文を構文的に単純なものに変換してから、
翻訳装置に入力してもらう方法や、翻訳文の後編集を行
ってもらい、その翻訳文における誤りを訂正してもらう
方法などがある。
【0006】しかしながら、入力文を前編集する方法で
は、どのように入力文を変更すれば、正しい翻訳文が得
られるのかを熟知している必要があり、これを、一般の
ユーザが行うのは困難であった。また、翻訳文を後編集
する方法では、ユーザが、入力文および翻訳文の両方の
言語に精通している場合は問題ないが、翻訳装置を利用
するユーザは、そのうちのいずれかの言語に精通してい
ないのが普通であり、そのようなユーザが、後編集を行
うのは困難であった。さらに、後編集にあたっては、ま
ず、入力文を正しく翻訳した翻訳文が得られているのか
どうかを判断する必要があるが、このような判断を行う
のも、入力文および翻訳文の両方の言語に精通していな
ければ困難である。
【0007】そこで、翻訳文が正しいかどうかの確認
を、その翻訳文を、再び元の言語に翻訳し直すことによ
って行う方法がある(以下、適宜、このような翻訳を逆
翻訳という)。しかしながら、この方法では、入力文の
翻訳が正しく行われているにも拘らず、翻訳文の逆翻訳
に誤りが生じる場合がある。また、逆翻訳が誤りなく行
われ、その翻訳結果から、入力文を翻訳した翻訳文が誤
っていることを確認することができた場合であっても、
上述したように、一般的なユーザが、前編集や後編集を
行うことは困難であり、従って、正しい翻訳文を得るこ
とは困難であった。
【0008】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、翻訳処理の精度を向上させ、これによ
り、容易に、正しい翻訳文を得ることができるようにす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の翻訳装
置は、入力文を翻訳し、翻訳文を出力する翻訳手段と、
翻訳手段による入力文の翻訳処理の過程において問題が
生じた場合に、その問題を解析する問題解析手段と、問
題解析手段による解析結果に基づいて、翻訳処理の過程
において生じた問題を解消するための問い合わせ文を生
成して出力する問い合わせ文生成手段とを備え、翻訳手
段が、翻訳処理の過程において問題が生じた場合、その
翻訳処理を中断し、その後、問い合わせ文に対する回答
が入力された場合、その回答に基づいて問題を解消し、
翻訳処理を再開することを特徴とする。
【0010】請求項8に記載の翻訳方法は、入力文の翻
訳処理の過程において問題が生じた場合に、その翻訳処
理を中断し、翻訳処理の過程において生じた問題を解析
することにより、その問題を解消するための問い合わせ
文を生成して出力し、その後、問い合わせ文に対する回
答が入力された場合に、その回答に基づいて問題を解消
し、翻訳処理を再開することを特徴とする。
【0011】請求項1に記載の翻訳装置においては、翻
訳手段は、入力文を翻訳し、翻訳文を出力するようにな
されている。問題解析手段は、翻訳手段による入力文の
翻訳処理の過程において問題が生じた場合に、その問題
を解析し、問い合わせ文生成手段は、問題解析手段によ
る解析結果に基づいて、翻訳処理の過程において生じた
問題を解消するための問い合わせ文を生成して出力する
ようになされている。この場合において、翻訳手段は、
翻訳処理の過程において問題が生じたとき、その翻訳処
理を中断し、その後、問い合わせ文に対する回答が入力
されたとき、その回答に基づいて問題を解消し、翻訳処
理を再開するようになされている。
【0012】請求項8に記載の翻訳方法においては、入
力文の翻訳処理の過程において問題が生じた場合に、そ
の翻訳処理を中断し、翻訳処理の過程において生じた問
題を解析することにより、その問題を解消するための問
い合わせ文を生成して出力し、その後、問い合わせ文に
対する回答が入力された場合に、その回答に基づいて問
題を解消し、翻訳処理を再開するようになされている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を説明す
るが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各手段
と以下の実施例との対応関係を明らかにするために、各
手段の後の括弧内に、対応する実施例(但し、一例)を
付加して、本発明の特徴を記述すると、次のようにな
る。
【0014】即ち、請求項1に記載の翻訳装置は、入力
文を、その言語と異なる言語に翻訳した翻訳文を出力す
る翻訳装置であって、入力文を翻訳し、翻訳文を出力す
る翻訳手段(例えば、図2に示す入力文解析処理部21
および出力文生成処理部26や、図5に示す翻訳部31
など)と、翻訳手段による入力文の翻訳処理の過程にお
いて問題が生じた場合に、その問題を解析する問題解析
手段(例えば、図2に示す問題解析部22や、図5に示
す制御部32など)と、問題解析手段による解析結果に
基づいて、翻訳処理の過程において生じた問題を解消す
るための問い合わせ文を生成して出力する問い合わせ文
生成手段(例えば、図2に示す質問生成部23や、図5
に示す質問生成部33など)とを備え、翻訳手段が、翻
訳処理の過程において問題が生じた場合、その翻訳処理
を中断し、その後、問い合わせ文に対する回答が入力さ
れた場合、その回答に基づいて問題を解消し、翻訳処理
を再開することを特徴とする。
【0015】請求項2に記載の翻訳装置は、翻訳手段
が、入力文を解析する入力文解析手段(例えば、図2に
示す入力文解析処理部21など)と、入力文解析手段の
解析結果に基づいて、翻訳文を生成する翻訳文生成手段
(例えば、図2に示す出力文生成処理部26など)とを
有し、問題解析手段が、入力文解析手段による入力文の
解析処理の過程において問題が生じた場合に、その問題
を解析することを特徴とする。
【0016】請求項3に記載の翻訳装置は、翻訳手段
が、入力文を解析する入力文解析手段(例えば、図2に
示す入力文解析処理部21など)と、入力文解析手段の
解析結果に基づいて、翻訳文を生成する翻訳文生成手段
(例えば、図2に示す出力文生成処理部26など)とを
有し、問題解析手段が、翻訳文生成手段による翻訳文の
生成処理の過程において問題が生じた場合に、その問題
を解析することを特徴とする。
【0017】請求項6に記載の翻訳装置は、入力文が音
声で入力された場合に、その音声を音声認識する音声認
識手段(例えば、図1に示す音声認識部1など)をさら
に備え、翻訳手段が、音声認識手段による音声の音声認
識結果を翻訳することを特徴とする。
【0018】請求項7に記載の翻訳装置は、翻訳手段よ
り出力される翻訳文に対応する合成音を生成する合成音
生成手段(例えば、図1に示す音声合成部3など)をさ
らに備えることを特徴とする。
【0019】なお、勿論この記載は、各手段を上記した
ものに限定することを意味するものではない。
【0020】図1は、本発明を適用した翻訳装置(音声
翻訳装置)の一実施例の構成を示している。音声認識部
1は、翻訳すべき入力文が、音声で入力されると、その
音声を音声認識するようになされている。この音声によ
る入力文の音声認識結果は、例えば、テキストデータな
どの形で、音声認識部1から機械翻訳部2に供給される
ようになされている。なお、音声認識部1は、入力文に
対応する音声の他、後述する回答情報に対応する音声な
ども音声認識するようになされている。
【0021】機械翻訳部2は、音声認識部1から供給さ
れる音声認識結果としての入力文を、その言語と異なる
所定の言語に翻訳(機械翻訳)し、その結果得られる翻
訳文を、音声合成部3に出力するようになされている。
即ち、機械翻訳部2は、例えば、音声認識部1から供給
される音声認識結果としての入力文を解析し、その解析
結果に基づいて、入力文の意味内容と同様の意味内容を
表現する、その入力文の言語と異なる言語の翻訳文を生
成して、音声合成部3に出力するようになされている。
【0022】音声合成部3は、機械翻訳部2からの翻訳
文に対応する合成音を生成し、図示せぬスピーカや、イ
ヤフォン、ヘッドセットなどから出力するようになされ
ている。なお、音声合成部3は、機械翻訳部2からの翻
訳文の他、同じく機械翻訳部2から供給される、後述す
る問い合わせ文(以下、質問文ともいう)などに対応す
る合成音も生成するようになされている。
【0023】以上のように構成される翻訳装置では、翻
訳すべき入力文が、ユーザにより発話されると、その音
声は、音声認識部1において音声認識される。そして、
その結果得られる音声認識結果としての入力文は、音声
認識部1から機械翻訳部2に供給される。機械翻訳部2
は、音声認識部1より入力文を受信すると、その入力文
を翻訳し、翻訳文を生成する。この翻訳文は、機械翻訳
部2から音声合成部3に供給され、音声合成部3では、
機械翻訳部2からの翻訳文に対応する合成音が生成され
て出力される。
【0024】次に、図2は、図1の機械翻訳部2の構成
例を示している。この実施例においては、機械翻訳部2
は、解析部11および生成部12で構成されている。そ
して、解析部11は、入力文解析処理部21、問題解析
部22、および質問生成部23で構成され、生成部12
は、問題解析部22、質問生成部23、および出力文生
成処理部26で構成されている。
【0025】入力文解析処理部21には、音声認識部1
から、音声認識結果としての入力文が供給されるように
なされており、入力文解析処理部21は、図7の入力文
解析処理部41と同様に、その入力文に対して、形態素
解析や構文解析などの言語処理(解析処理)を施し、こ
れにより、入力文の意味する内容を抽象的に表現した、
中間言語などによる意味表現を生成するようになされて
いる。また、入力文解析処理部21は、例えば、音声認
識部1における入力文の音声認識結果に誤りが生じ、あ
るいは、入力文が文法的、意味的に正しくなく、そのた
め、適切な意味表現を生成することができないというよ
うな、入力文の解析処理の過程において問題(以下、適
宜、解析問題という)が生じた場合に、入力文の解析処
理を一時中断して、その解析問題を、問題解析処理部2
2に出力するようになされている。さらに、入力文解析
処理部21は、上述の解析問題を解消するための回答情
報が、問題解析処理部22から供給された場合には、そ
の回答情報に基づいて解析問題を解消し、入力文の解析
処理を再開するようになされている。
【0026】問題解析部22は、入力文解析処理部21
から解析問題を受信した場合、または、後述する出力文
生成処理部26から、翻訳文の生成処理の過程において
生じた問題(以下、適宜、生成問題という)を受信した
場合、その解析問題または生成問題それぞれを解析し、
どのような原因で、解析問題または生成問題が生じてい
るのかを認識するようになされている。そして、問題解
析部22は、その解析結果として、解析問題または生成
問題が生じた原因を、質問生成部23に供給するように
なされている。さらに、問題解析部22は、後述するよ
うに、音声認識部1から音声認識結果として、回答情報
が供給された場合には、その回答情報を検討し、入力文
解析処理部21または出力文解析処理部26に供給する
ようにもなされている。
【0027】質問生成部23は、問題解析部22より、
解析問題または生成問題が生じている原因を受信する
と、その原因に基づいて、解析問題または生成問題を解
消するために、ユーザに、質問(問い合わせ)を行うた
めの質問文(問い合わせ文)を生成し、音声合成部3に
出力するようになされている。
【0028】出力文生成処理部26は、図7の出力文生
成処理部42と同様に、入力文解析処理部21からの意
味表現が表す内容の、入力文の言語とは異なる言語の翻
訳文を生成し、音声合成部3に出力するようになされて
いる。また、出力文生成処理部26は、例えば、入力文
解析処理部21からの意味表現に、翻訳文を生成するた
めに必要な情報が含まれておらず、そのため、翻訳文を
生成することができないというような、翻訳文の生成処
理の過程において問題(生成問題)が生じた場合に、翻
訳文の生成処理を一時中断して、その生成問題を、問題
解析処理部22に出力するようになされている。さら
に、出力文生成処理部26は、上述の生成問題を解消す
るための回答情報が、問題解析処理部22から供給され
た場合には、その回答情報に基づいて生成問題を解消
し、翻訳文の生成処理を再開するようになされている。
【0029】次に、図3および図4のフローチャートを
参照して、機械翻訳部2の処理について説明する。
【0030】まず、図3のフローチャートを参照して、
機械翻訳部2における解析部11の処理について説明す
る。音声認識部1において音声認識された入力文は、解
析部11の入力文解析処理部21に供給され、入力文解
析処理部21は、入力文を受信すると、ステップS1に
おいて、その入力文を解析処理を行い、ステップS2に
進み、その解析が問題なく終了したかどうか(入力文の
解析が成功したかどうか)を判定する。ステップS2に
おいて、入力文の解析が問題なく終了したと判定された
場合、ステップS3に進み、入力文解析処理部21から
出力文生成処理部26に対し、入力文の解析の結果得ら
れる意味表現が出力され、処理を終了する。
【0031】一方、ステップS2において、入力文の解
析が問題なく終了していないと判定された場合、即ち、
入力文の解析処理の過程において、何らかの問題(解析
問題)が生じた場合、入力文解析処理部21は解析処理
を一時中断し、その解析問題を、問題解析処理部22に
出力する。
【0032】問題解析部22は、入力文解析処理部21
から解析問題を受信すると、ステップS4において、そ
の解析問題を解析し、どのような原因で、解析問題が生
じているのかを認識する。
【0033】即ち、例えば、入力文として「郵便局はど
こにありますか。」などが、音声で入力された場合にお
いて、環境雑音などの影響で、その音声の中の、例え
ば、「郵便局」の部分を、音声認識部1で音声認識する
ことができず、あるいは、誤った単語に音声認識し、そ
の結果、「どこにありますか。」だけや、文脈的におか
しな単語Aを主語とした「Aはどこにありますか。」な
どが、入力文解析処理部21に入力され、このため、何
がどこにあるかを尋ねたいのかわかならいという解析問
題が生じた場合には、問題解析部22は、主語がないた
めに、あるいは、主語がおかしいために、そのような解
析問題が生じていることを認識する。
【0034】また、例えば、英語から日本語への翻訳を
行う場合において、入力文として「I watched the boy
with glasses.」などが入力されたときには、その日本
語訳としては、「私はメガネをかけた少年を見た。」と
「私は双眼鏡でその少年を見た。」の2つが考えられ
(このように、対訳が複数考えられる場合というのは、
入力文が曖昧である場合ということができる。また、そ
の原因である、複数の対訳が考えられる単語「glasse
s」は、曖昧な単語ということができる)、このため、
ユーザがいずれの翻訳文(日本語訳)を欲しているのか
わからないという解析問題が生じた場合には、問題解析
部22は、単語「glasses」の訳として、「メガネ」と
「双眼鏡」との2通りが考えられるために、そのような
解析問題が生じていることを認識する。
【0035】ステップS4において、解析問題が解析さ
れ、これにより、解析問題が生じている原因が認識され
ると、問題解析部22から質問生成部23に対し、その
原因が供給される。質問生成部23は、問題解析部22
より、解析問題が生じている原因を受信すると、ステッ
プS5において、その原因に基づいて、解析問題を解消
するために、ユーザに、質問(問い合わせ)を行うため
の質問文(問い合わせ文)を生成する。
【0036】即ち、質問生成部23は、例えば、上述し
たように、主語がないために、あるいは、主語がおかし
いという原因で解析問題が生じている場合には、その解
析問題を解消するための質問文として、例えば「何の場
所をお探しですか。」などを生成する。また、質問生成
部23は、例えば、上述したように、単語「glasses」
の訳(意味)として、「メガネ」と「双眼鏡」との2通
りが考えられるという原因で解析問題が生じている場合
には、その解析問題を解消する質問文として、例えば、
「glasses」が「メガネ」または「双眼鏡」のうちのい
ずれを意味するものなのかを質問する旨を生成する。
【0037】質問生成部23は、質問文を生成すると、
その質問文を、音声合成部3に供給する。これにより、
音声合成部3からは、質問文が合成音で出力される。
【0038】その後、ステップS6において、ステップ
S5で出力された質問文に対する回答が、ユーザから入
力されたかどうかが判定される。ステップS6におい
て、質問文に対する回答が入力されていないと判定され
た場合、ステップS6に戻る。また、ステップS6にお
いて、質問文に対する回答が入力されたと判定された場
合、即ち、質問文に対する回答が、ユーザにより発話さ
れ、その音声が、音声認識部1に入力された場合、音声
認識部1は、その回答を音声認識し、その音声認識結果
を、回答情報として、機械翻訳部2の問題解析部22に
供給する。
【0039】問題解析部22は、音声認識部1より回答
情報を受信すると、ステップS7において、その回答情
報が、ステップS4で解析した解析問題を解消するのに
有効な情報かどうかを判定(検討)する。ステップS7
において、回答情報が、解析問題を解消するのに有効な
情報でないと判定された場合、即ち、ユーザにより、い
わば的外れな回答が入力された場合、ステップS5に戻
り、再び、ステップS5以下の処理を繰り返す。なお、
この場合、ステップS5では、質問生成部23におい
て、ユーザにより質問文の意図が理解されていないもの
とし、前回の場合と異なる表現の質問文を生成するよう
にすることが可能である。
【0040】一方、ステップS7において、回答情報
が、解析問題を解消するのに有効な情報であると判定さ
れた場合、即ち、例えば、上述の場合において、場所を
内容とする回答情報や、「glasses」が「メガネ」また
は「双眼鏡」のうちのいずれであるかを示すことを内容
とする回答情報が入力されたとき、問題解析部22は、
その回答情報を、入力文解析処理部21に供給し、解析
処理を再開させる。
【0041】これに対応して、入力文解析処理部21
は、問題解析部22からの回答情報に基づいて、解析問
題を解消する。そして、入力文解析処理部21は、ステ
ップS1に戻り、中断した解析処理を再開する。
【0042】次に、図4のフローチャートを参照して、
機械翻訳部2における生成部12の処理について説明す
る。出力文生成処理部26は、入力文解析処理部10よ
り入力文の意味表現を受信すると、ステップS11にお
いて、その意味表現が表す内容の、入力文の言語とは異
なる言語の翻訳文の生成処理を行い、ステップS12に
進み、その生成処理が問題なく終了したかどうか(翻訳
文の生成が成功したかどうか)を判定する。ステップS
12において、翻訳文の生成が問題なく終了したと判定
された場合、ステップS13に進み、出力文生成処理部
26から音声合成部3に対し、生成された翻訳文が供給
され、処理を終了する。即ち、この場合、音声合成部3
から、翻訳文が音声で出力される。
【0043】一方、ステップS12において、翻訳文の
生成が問題なく終了していないと判定された場合、即
ち、翻訳文の生成処理の過程において、何らかの問題
(生成問題)が生じた場合、出力文生成処理部26は生
成処理を一時中断し、その生成問題を、問題解析部22
に出力する。
【0044】問題解析部22は、出力文生成処理部26
から生成問題を受信すると、ステップS14において、
その生成問題を解析し、どのような原因で、生成問題が
生じているのかを認識する。
【0045】即ち、例えば、日本語から英語への翻訳を
行う場合において、入力文として「山田さんにお会いし
たいのですが。」などが入力されたときには、「山田さ
ん」が男性または女性のいずれであるのかによって、さ
らには、「山田さん」が女性である場合には、既婚であ
るのか、または未婚であるのかによって、その英訳が異
なる。つまり、「山田さん」が男性、既婚の女性、また
は未婚の女性である場合には、「山田さんにお会いした
いのですが。」の英訳は、それぞれ「May I see Mr. Ya
mada ?」、「May I see Mrs. Yamada ?」、または「May
I see Miss Yamada ?」となる。このように、いずれの
翻訳文(英訳)が正しいのかわからないという生成問題
が生じた場合には、問題解析部22は、「山田さん」が
男性または女性のうちのいずれであるかわからないため
に、また、既に、「山田さん」が女性である旨の回答情
報が得られている場合には、「山田さん」が既婚の女性
または未婚の女性のうちのいずれであるかわからないた
めに、上述のような生成問題が生じていることを認識す
る。
【0046】ステップS14において、生成問題が解析
され、これにより、生成問題が生じている原因が認識さ
れると、問題解析部22から質問生成部23に対し、そ
の原因が供給される。質問生成部23は、問題解析部2
2より、生成問題が生じている原因を受信すると、ステ
ップS15において、図3のステップS5における場合
と同様に、その原因に基づいて、生成問題を解消するた
めの質問文を生成する。
【0047】即ち、質問生成部23は、例えば、上述し
たように、「山田さん」が男性または女性のうちのいず
れであるかわからないという原因で生成問題が生じてい
る場合には、その生成問題を解消するための質問文とし
て、例えば「山田さんは男性ですか、女性ですか。」な
どを生成する。また、質問生成部23は、例えば、「山
田さん」が既婚の女性または未婚の女性のうちのいずれ
であるかわからないという原因で生成問題が生じている
場合には、その生成問題を解消する質問文として、例え
ば、「山田さんは、既婚ですか、未婚ですか」などを生
成する。
【0048】質問生成部23は、質問文を生成すると、
その質問文を、音声合成部3に供給する。これにより、
音声合成部3からは、質問文が合成音で出力される。
【0049】その後、ステップS16またはステップS
17において、図3のステップS6またはS7における
場合とそれぞれ同様の処理が行われ、ステップS7にお
いて、回答情報が、生成問題を解消するのに有効な情報
であると判定された場合には、問題解析部22は、その
回答情報を、出力文生成処理部26に供給し、生成処理
を再開させる。
【0050】これに対応して、出力文生成処理部26
は、問題解析部22からの回答情報に基づいて、生成問
題を解消する。そして、出力文生成処理部26は、ステ
ップS11に戻り、中断した生成処理を再開する。
【0051】以上のように、入力文の解析処理や、翻訳
文の生成処理などの翻訳処理の過程において問題が生じ
た場合に、翻訳処理を中断して、その問題を解消するた
めの質問文を生成し、これを、ユーザに提示し、回答情
報を得て、その回答情報に基づいて、問題を解消し、翻
訳処理を再開するようにしたので、従来のように、入力
文を一括して翻訳し、その翻訳結果を出力する場合に比
較して、翻訳処理の精度を向上させることができる。ま
た、ユーザに前編集や後編集などを強いることなく、容
易に、正しい翻訳文を得ることが可能となる。その結
果、使用感の良好な翻訳装置の提供が可能となる。
【0052】ここで、例えば、日本語の文では、一般的
に、主語が省略され易いが、英語の文では、その逆に、
一般的に、主語が必要となる。従って、日本語から英語
への翻訳を行う場合においては、通常、省略された主語
の補完が必要となる。
【0053】このような省略された表現の補完を行うも
のとしては、例えば、特開平1−28777号公報など
に、対話文中における省略部分を確定するための言語処
理装置などが開示されており、このような装置によれ
ば、省略された表現を推定することができ、従って、上
述したような日本語から英語への翻訳を行う場合に適用
することができる。しかしながら、この場合、その推定
結果の信頼性が低いときには、翻訳処理の精度が劣化す
ることとなる。
【0054】そこで、推定結果の信頼性の高い場合の
み、その推定結果を用いた翻訳を行うようにし、推定結
果の信頼性が低い場合には、質問生成部23に、省略さ
れた表現を問い合わせる(質問する)質問文を生成さ
せ、ユーザに提示させるようにすることができる。この
場合、翻訳処理の精度を向上させることができる。
【0055】ところで、図1の翻訳装置では、入力文
が、音声認識部1で音声認識され、その音声認識結果
が、機械翻訳部2で翻訳されるため、その翻訳の結果得
られる翻訳文には、翻訳の過程で誤りが生じた場合の
他、音声認識部1での音声認識に誤りが生じた場合にも
誤訳が生じる。そこで、音声認識の誤りに対処するため
に、入力文の音声認識結果をユーザに提示し、確認して
もらう方法がある。
【0056】図5は、そのように機械翻訳部2を構成し
た場合の翻訳装置の構成例を示している。翻訳部31
は、例えば、図2の入力文解析処理部21および出力文
生成処理部26などと同様に構成されており、音声認識
部1から供給される音声認識結果としての入力文を翻訳
し(例えば、入力文を解析し、その解析結果に基づい
て、入力文に対応する翻訳文を生成し)、その結果得ら
れる翻訳文を、音声合成部3に出力するようになされて
いる。また、翻訳部31は、図2の入力文解析処理部2
1や、出力文生成処理部26と同様に、入力文の翻訳処
理の過程において問題(以下、適宜、翻訳問題という)
が生じた場合に、翻訳処理を一時中断して、その翻訳問
題を、制御部32に出力するようになされている。そし
て、翻訳部31は、上述の翻訳問題を解消するための回
答情報が、制御部32から供給された場合には、その回
答情報に基づいて翻訳問題を解消し、入力文の翻訳処理
を再開するようになされている。
【0057】制御部32は、図2の問題解析部22と同
様の処理を行うようになされている。即ち、制御部32
は、翻訳部31からの翻訳問題を解析し、どのような原
因で、翻訳問題が生じているのかを認識し、その原因
を、質問生成部33に供給するとともに、音声認識部1
から回答情報が供給された場合には、その回答情報を検
討し、翻訳部31に供給するようになされている。ま
た、制御部32には、音声認識部1から入力文の音声認
識結果が供給されるようになされており、制御部32
は、この入力文の音声認識結果を、音声合成部3に供給
し、合成音で出力させるようになされている。さらに、
制御部32には、音声認識部1から、その他の音声の音
声認識結果も入力されるようになされており、制御部3
2は、そのような音声認識結果に対応した処理を行うよ
うにもなされている。
【0058】質問生成部33は、図2の質問生成部23
と同様に、制御部32から、翻訳問題が生じている原因
を受信すると、その原因に基づいて、その翻訳問題を解
消するための質問文を生成し、音声合成部3に出力する
ようになされている。但し、質問生成部33は、入力文
を構成するある単語についての対訳が複数存在するとい
う原因から、複数種類の翻訳文が得られる可能性がある
という翻訳問題が生じている場合には、その単語の同義
語を用いた質問文を生成するようになされている。
【0059】次に、以上のように機械翻訳部2が構成さ
れる場合の、図1の翻訳装置の動作について、図6のフ
ローチャートを参照して説明する。ユーザにより、翻訳
すべき入力文が発話されると、その音声としての入力文
は、ステップS21において、音声認識部1により音声
認識され、その音声認識結果は、機械翻訳部2に供給さ
れる。機械翻訳部2では、音声認識部1からの入力文の
音声認識結果が、翻訳部31および制御部32に入力さ
れる。
【0060】翻訳部31は、入力文の音声認識結果を受
信すると、ステップS22において、その入力文の翻訳
処理を行い、ステップS23に進み、その翻訳処理が問
題なく終了したかどうか(入力文の翻訳が成功したかど
うか)を判定する。ステップS23において、入力文の
翻訳が問題なく終了したと判定された場合、制御部32
は、音声認識部1からの入力文の音声認識結果を、音声
合成部3に供給し、これにより、入力文の音声認識結果
を、合成音で出力させる。ユーザは、この合成音を聴い
て、入力文の音声認識結果が正しいかどうかを確認し、
その確認結果を発話する。この音声(以下、適宜、確認
音声という)は、音声認識部1において音声認識され、
その音声認識結果が、制御部32に供給される。
【0061】制御部32は、確認音声の音声認識結果を
受信すると、ステップS24において、それに基づい
て、入力文の音声認識結果が正しいかどうかを判定す
る。ステップS24において、入力文の音声認識結果が
正しくないと判定された場合、制御部32は、再度、入
力文の入力を促す旨のメッセージを、音声合成部3に出
力させ、その後、そのメッセージに対応して、ユーザに
より、入力文が発話されるのを待って、ステップS21
に戻る。
【0062】また、ステップS24において、入力文の
音声認識結果が正しいと判定された場合、ステップS2
5に進み、制御部32は、翻訳部31を制御することに
より、入力文を翻訳することで得られた翻訳文を、音声
合成部3に供給させ、処理を終了する。これにより、音
声合成部3からは、その翻訳文が、合成音で出力され
る。
【0063】一方、ステップS23において、入力文の
翻訳処理が問題なく終了していないと判定された場合、
即ち、入力文の翻訳処理の過程において、何らかの問題
(翻訳問題)が生じた場合、翻訳部31は翻訳処理を一
時中断し、その翻訳問題を、制御部32に出力する。
【0064】制御部32は、翻訳部31から翻訳問題を
受信すると、その翻訳問題を解析し、どのような原因
で、翻訳問題が生じているのかを認識する。そして、制
御部32は、その認識した原因を、質問生成部23に供
給する。質問生成部33は、制御部32より、翻訳問題
が生じている原因を受信すると、ステップS26におい
て、その原因に基づき、図2の質問生成部23における
場合と同様にして、翻訳問題を解消するためにの質問文
を生成する。この質問文は、音声合成部3に供給され、
合成音で出力される。
【0065】その後、ユーザから、質問文に対する回答
が入力された場合、制御部32では、図2の問題解析部
22における場合と同様の処理が行われる。これによ
り、制御部32から翻訳部31に対し、質問文に対する
回答情報が供給されると、翻訳部31は、制御部32か
らの回答情報に基づいて、翻訳問題を解消し、ステップ
S22に戻って、中断した翻訳処理を再開する。
【0066】ここで、上述したように、質問生成部33
では、入力文を構成するある単語についての対訳が複数
存在するという原因から、複数種類の翻訳文が得られる
可能性があるという翻訳問題が生じている場合には、そ
の単語の同義語を用いた質問文を生成するようになされ
ている。
【0067】即ち、例えば、上述したように、英語の入
力文「I watched the boy with glasses.」を日本語に
訳す場合においては、単語「glasses」の訳として、
「メガネ」と「双眼鏡」との2通りが考えられるという
原因で翻訳問題が生じるが、このような場合、質問生成
部33は、単語「glasses」の対訳「メガネ」の同義語
である「spectacles」、または単語「glasses」の対訳
「双眼鏡」の同義語である「binoculars」を用いた質問
文を生成する。
【0068】さらに、この場合、本実施例では、制御部
32から質問生成部33に対し、入力文の音声認識結果
「I watched the boy with glasses.」が供給されるよ
うになされており、質問生成部33は、この音声認識結
果「I watched the boy withglasses.」を構成する単語
のうち、翻訳問題の原因となっている単語「glasses」
を、上述の同義語「spectacles」または「binoculars」
に置き換えたものを質問文とするようになされている。
【0069】従って、この場合、ステップS26では、
質問文として、「I watched the boy with spectacle
s.」または「I watched the boy with binoculars.」
が、合成音で、ユーザに提示される。ユーザは、この合
成音を聴いて、翻訳しようとしている入力文の意味内容
が、質問文(合成音)のそれと一致しているかどうかを
確認し、その確認結果を発話する。この音声(以下、適
宜、質問文確認音声という)は、音声認識部1において
音声認識され、その音声認識結果が、制御部32に供給
される。
【0070】制御部32は、質問文確認音声の音声認識
結果を受信すると、それに基づいて、ユーザが意図して
いる入力文の意味内容が、質問文のそれと一致している
かどうかを判定する。そして、制御部32は、質問文の
意味内容がユーザが意図したものではないと判定した場
合、質問生成部33を制御して、他の同義語を用いた質
問文を生成させ、以下、同様の処理を繰り返す。即ち、
これにより、例えば、上述の場合において、単語「glas
ses」の同義語「spectacles」を用いた質問文「I watch
ed the boy with spectacles.」が提示され、それが、
ユーザが意図した入力文の意味内容と一致していない旨
の質問文確認音声が発話された場合には、他の同義語
「binoculars」を用いた質問文「I watched the boy wi
th binoculars.」が提示される。
【0071】一方、制御部32は、質問文の意味内容
が、ユーザが意図したものであると判定した場合、その
質問文を構成するのに用いられた同義語を、回答情報と
して、翻訳部31に供給する。これにより、翻訳部31
は、翻訳問題を解消し、中断した翻訳処理を再開する。
【0072】なお、上述の場合、質問文「I watched th
e boy with spectacles.」および質問文「I watched th
e boy with binoculars.」のいずれも、ユーザが意図し
た入力文の意味内容と一致していない旨の質問文確認音
声が発話された場合には、制御部32は、単語「glasse
s」の音声認識結果が誤っていたものとして、音声合成
部3を制御することにより、再度、入力文の発話を要求
する旨のメッセージを、合成音で出力させる。
【0073】以上のようにした場合、単語「glasses」
が、「メガネ」または「双眼鏡」のうちのいずれの意味
であるのかという確認と、入力文の音声認識結果の確認
とを、ユーザに違いを意識させることなく、同一の操作
手順で対話的に行うことができる。
【0074】即ち、単語「glasses」が正しい音声認識
結果であれば、その同義語「spectacles」または「bino
culars」それぞれを用いた質問文によって、単語「glas
ses」が、「メガネ」または「双眼鏡」のうちのいずれ
の意味であるのかという確認をすることができる。ま
た、単語「glasses」が誤った音声認識結果であれば、
質問文「I watched the boy with spectacles.」および
質問文「I watched the boy with binoculars.」のいず
れも、入力文の意味内容と一致していない旨の質問文確
認音声が、ユーザにより発話されるので、単語「glasse
s」が誤った音声認識結果であることを確認することが
できる。
【0075】以上、本発明を、音声により入力文を入力
し、合成音により、その翻訳文を出力する翻訳装置(音
声翻訳装置)に適用した場合について説明したが、本発
明は、その他、例えば、キーボードなどを操作すること
により入力文を入力し、また、その翻訳文を、リアルタ
イムで、ディスプレイなどに表示する翻訳装置などにも
適用可能である。
【0076】なお、本実施例における場合のように、音
声により入力文を入力し、合成音により、その翻訳文を
出力する場合には、ユーザへの質問文の提示と、それに
対するユーザからの回答情報の入力という、いわゆる対
話的なやりとりを、容易に行うことができる。
【0077】また、本実施例においては、翻訳の対象と
なる言語として、日本語と英語とを例に説明したが、翻
訳の対象となる言語は、これらに限定されるものではな
い。
【0078】
【発明の効果】請求項1に記載の翻訳装置および請求項
8に記載の翻訳方法によれば、入力文の翻訳処理の過程
において問題が生じた場合に、その翻訳処理が中断さ
れ、翻訳処理の過程において生じた問題を解析すること
により、その問題を解消するための問い合わせ文が生成
されて出力される。そして、その後、問い合わせ文に対
する回答が入力された場合、その回答に基づいて問題が
解消され、翻訳処理が再開される。従って、容易に、正
しい翻訳文を得ることが可能となる。さらに、これを、
例えば音声翻訳に適用した場合には、音声認識の誤りの
確認、修正と、機械翻訳処理の問題点の解消とを、同一
の操作手順で統一したインターフェイスで行うことがで
き、機器の操作に熟練していないユーザであっても、簡
単に、精度の高い音声翻訳結果を得ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した翻訳装置の一実施例の構成例
を示すブロック図である。
【図2】図1の機械翻訳部2の構成例を示すブロック図
である。
【図3】図2の解析部11の処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図4】図2の生成部12の処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図5】図1の機械翻訳部2の他の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図6】機械翻訳部2が図5に示されるように構成され
る場合の、図1の翻訳装置の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図7】従来の翻訳装置の一例の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 音声認識部, 2 機械翻訳部, 3 音声合成
部, 11 解析部,12 生成部, 21 入力文解
析処理部, 22 問題解析部, 23 質問生成部,
26 出力文生成処理部, 31 翻訳部, 32
制御部, 33質問生成部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力文を、その言語と異なる言語に翻訳
    した翻訳文を出力する翻訳装置であって、 前記入力文を翻訳し、前記翻訳文を出力する翻訳手段
    と、 前記翻訳手段による前記入力文の翻訳処理の過程におい
    て問題が生じた場合に、その問題を解析する問題解析手
    段と、 前記問題解析手段による解析結果に基づいて、前記翻訳
    処理の過程において生じた問題を解消するための問い合
    わせ文を生成して出力する問い合わせ文生成手段とを備
    え、 前記翻訳手段は、前記翻訳処理の過程において問題が生
    じた場合、その翻訳処理を中断し、その後、前記問い合
    わせ文に対する回答が入力された場合、その回答に基づ
    いて前記問題を解消し、前記翻訳処理を再開することを
    特徴とする翻訳装置。
  2. 【請求項2】 前記翻訳手段は、 前記入力文を解析する入力文解析手段と、 前記入力文解析手段の解析結果に基づいて、前記翻訳文
    を生成する翻訳文生成手段とを有し、 前記問題解析手段は、前記入力文解析手段による前記入
    力文の解析処理の過程において問題が生じた場合に、そ
    の問題を解析することを特徴とする請求項1に記載の翻
    訳装置。
  3. 【請求項3】 前記翻訳手段は、 前記入力文を解析する入力文解析手段と、 前記入力文解析手段の解析結果に基づいて、前記翻訳文
    を生成する翻訳文生成手段とを有し、 前記問題解析手段は、前記翻訳文生成手段による前記翻
    訳文の生成処理の過程において問題が生じた場合に、そ
    の問題を解析することを特徴とする請求項1に記載の翻
    訳装置。
  4. 【請求項4】 前記問題解析手段は、複数種類の前記翻
    訳文が得られる可能性がある場合に、そのような可能性
    が生じた原因を解析し、 前記問い合わせ手段は、前記問題解析手段により解析さ
    れた前記原因に基づいて、1つの前記翻訳文が得られる
    ようにするための問い合わせ文を生成することを特徴と
    する請求項1に記載の翻訳装置。
  5. 【請求項5】 前記問い合わせ手段は、前記入力文を構
    成するある単語についての対訳が複数存在するという原
    因から、複数種類の前記翻訳文が得られる可能性が生じ
    ている場合、その単語の同義語を用いた前記問い合わせ
    文を生成することを特徴とする請求項4に記載の翻訳装
    置。
  6. 【請求項6】 前記入力文が音声で入力された場合に、
    その音声を音声認識する音声認識手段をさらに備え、 前記翻訳手段は、前記音声認識手段による前記音声の音
    声認識結果を翻訳することを特徴とする請求項1に記載
    の翻訳装置。
  7. 【請求項7】 前記翻訳手段より出力される前記翻訳文
    に対応する合成音を生成する合成音生成手段をさらに備
    えることを特徴とする請求項1に記載の翻訳装置。
  8. 【請求項8】 入力文を、その言語と異なる言語に翻訳
    した翻訳文を出力する翻訳方法であって、 前記入力文の翻訳処理の過程において問題が生じた場合
    に、その翻訳処理を中断し、 前記翻訳処理の過程において生じた問題を解析すること
    により、その問題を解消するための問い合わせ文を生成
    して出力し、 その後、前記問い合わせ文に対する回答が入力された場
    合に、その回答に基づいて前記問題を解消し、前記翻訳
    処理を再開することを特徴とする翻訳方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012008852A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Toshiba Corp 機械翻訳装置及び機械翻訳プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0561906A (ja) * 1991-06-20 1993-03-12 Ricoh Co Ltd 言語変換方式
JPH07141374A (ja) * 1993-11-12 1995-06-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 機械翻訳装置

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