JPH09306746A - 分割輸送変圧器の吊り上げ方法 - Google Patents

分割輸送変圧器の吊り上げ方法

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JPH09306746A
JPH09306746A JP11899796A JP11899796A JPH09306746A JP H09306746 A JPH09306746 A JP H09306746A JP 11899796 A JP11899796 A JP 11899796A JP 11899796 A JP11899796 A JP 11899796A JP H09306746 A JPH09306746 A JP H09306746A
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JP
Japan
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iron core
transportation
transformer
tank
transport
Prior art date
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Application number
JP11899796A
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English (en)
Inventor
Hiroki Gohara
弘樹 郷原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】変圧器の鉄心を収納した輸送用容器を傾倒させ
る際に、その鉄心に衝撃が加わるのを低減ないし防止し
て鉄心の品質を確保する一方、工場内や現地での輸送用
容器の吊り上げや荷卸を短時間、かつ省スペースで行な
う。 【解決手段】変圧器の鉄心12を収納して固定した起立
状態の輸送用タンク11の上端部を第1のクレーン16
により傾倒自在に支持して空中に吊り上げる。次に、輸
送用タンク11の下端部の一側端の下部吊り耳18bを
第2のクレーン20により吊り上げることにより、この
輸送用タンク11を空中で傾倒させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分解されて据付現
場等に輸送される大型大重量の変圧器等を吊り上げる分
割輸送変圧器の吊り上げ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年電力需要の増大に伴ない送電系統も
500kV送電などと高電圧化すると共に、送変電用に
使用される変圧器も大容量化し、大型化と重量化を招い
ている。
【0003】また、送電距離も長大化しているために、
この種の変圧器も輸送条件が一段と厳しい山間地等に据
付けることが多く、その輸送寸法と重量の大幅な低減が
必要となっている。
【0004】従来、このような山間地等に設置する変圧
器については、例えば3相変圧器の場合は工場等で3個
の単相変圧器として構成して各々輸送し、現地で各々の
単相変圧器を3相一括タンク、あるいは共通ダクトによ
り接続結合して3相結線を行なうことにより3相変圧器
として構成している。この種の変圧器は分割輸送変圧器
と称される。
【0005】しかしながら、例えば300MVA級の大
型大重量の変圧器を分割輸送変圧器方式で構成した場合
は現地据付スペースや変圧器の経済性等からは3分割ま
でが一般的であり、輸送重量も60トン程度に低減する
のが限度である。
【0006】したがって、この種の変圧器を鉄道または
船輸送した後の現地トレーラ輸送に対しては大掛りな橋
梁の補強を含めた道路補強工事が必要となり莫大な輸送
費と時間が必要となる等の課題がある。
【0007】そこで輸送上の制約が特にきびしい場合に
は細分分割輸送変圧器方式が考えられる。この方式は工
場で組立てた変圧器を、鉄心脚、上下ヨーク、巻線およ
び分割タンク等の各部分に分解して細分化し、現地でこ
れらを再度組立てる方式である。
【0008】この方式の場合には、最重量構成物となる
鉄心が例えば三相五脚鉄心の場合には、これをさらに分
解して輸送するために、組立後の総重量が例えば約12
0トンの鉄心でも、最大輸送単位を例えば20トン程度
に軽量化することができる。このために変圧器輸送上の
制約を軽減することができるので、道路補強なしで工場
から一般トレーラーで現地へ輸送することができる。
【0009】しかしながら、この場合には、工場組立と
同様に現地においても鉄脚を寝かせ、下部ヨーク積みを
行った後で、重量が100トンを超える鉄心を起立させ
る等大掛りな起立設備とこれを支持据付ける基礎工事が
必要となる。
【0010】さらに、分解された部分の再組立に長時間
を要するため巻線絶縁物が吸湿した場合には長時間にわ
たる乾燥工程が必要となり、変圧器据付工期が大幅に増
大すると共に、異物混入による品質の低下発生等の課題
がある。
【0011】そこで、現地での変圧器組立作業を容易と
するため、従来は鉄心を例えば三相五脚鉄心の場合に
は、図3で示すように分解して輸送していた。すなわち
鉄心主脚1の抜板を脚の幅中央で左右に分離し、下部ヨ
ーク2と一体化した輸送単位のU字形鉄心3と、上部ヨ
ーク4に分割している。
【0012】この場合、総重量120トンの鉄心でも最
大輸送単位を例えば約25トン程度に軽量化することが
できる。このために、一般トレーラーで道路補強なしで
現地へ輸送することが可能となる。
【0013】また、下部ヨーク2を組み合わせた状態で
起立させたまま輸送するので、細分分解輸送方式の場合
に比べて、現地における再組立工数を減少させ、現地に
おける鉄心起立作業を不要にすることができるといった
利点があった。
【0014】しかし、輸送制限としては、一般には重量
制限ばかりではなく、例えば寸法制限があり、特に山岳
地のトンネルや市街地の鉄道ガード等で決まる高さ制限
がきびしいことが多い。
【0015】このため大容量変圧器の場合には、図4で
示す低床トレーラー5を使用しても輸送高さ制限をクリ
アできない場合がある。
【0016】そこで、大容量変圧器の輸送制限がきびし
いため分解輸送方式を適用しなければならない場合で、
かつ輸送制限、特に高さ方向の輸送寸法制限がきびしい
場合にはこれらの輸送制限を満足するために図4で示す
ように輸送用タンク6内に鉄心3を収納し、この輸送タ
ンク6ごと横だおしまたは傾斜させた状態で低床トレー
ラー5に載せ、現地まで輸送する方法がある。なお、輸
送用タンク6は上、下部6a,6bどうしを接続してな
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この輸
送タンク6を吊り上げて傾斜または横だおしにする際に
はこの輸送タンク6内の鉄心3に衝撃が加わる。このた
めに、工場内で組立てた後、検証を行った鉄心3にダメ
ージを与え、品質上問題を発生させる虞れがある。
【0018】また、現地においては傾斜または横だおし
で輸送された鉄心3を、輸送タンク6ごと起立させるた
めには図5で示す大がかりな起立装置7を必要とする。
【0019】そして横にしたままの状態で輸送タンク6
を起立装置7上に下ろして固定した後、起立作業を行な
うため荷下ろしに時間が掛かると共に、起立装置7を設
置する場所と作業スペースが必要となる。
【0020】そこで本発明の目的は、変圧器の鉄心を収
納した輸送用容器を傾倒させる際に、その鉄心に衝撃が
加わるのを低減ないし防止して鉄心の品質を確保する一
方、工場内や現地での輸送用容器の吊り上げや荷卸を短
時間、かつ省スペースで行なうことができる分割輸送変
圧器の吊り上げ方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、変圧
器の鉄心を収納して固定した起立状態の輸送用容器の上
端部を傾倒自在に支持して空中に吊り上げてから、この
輸送用容器の下端部の一側端を吊り上げることにより、
この輸送用容器を空中で傾倒させることを特徴とする。
【0022】本請求項1によれば、起立している輸送用
容器の上端部を傾倒自在に支持して空中に吊り上げてか
ら、この輸送容器の下端部一側端を吊り上げるので、こ
の下端部の吊り上げ高さに応じて輸送容器を空中で徐々
に傾倒させることができる。
【0023】このとき、輸送用容器の上端部を傾倒自在
に支持していると共に、輸送用容器を空中で傾倒させる
ので、その傾倒の際に、輸送用容器とその内部の鉄心に
衝撃が加わるのを低減ないし防止することができる。し
たがって、傾倒により鉄心の品質が低下するのを低減な
いし防止することができる。
【0024】また、輸送用容器の下端部一側端の吊り上
げ高さを適宜調節することにより、輸送用容器の傾倒角
度を簡単かつ迅速に調節することができる。
【0025】さらに、従来の起立装置を使用せずに輸送
用容器の吊り上げないし吊り下ろしを行なうので、その
吊り上げないし荷卸しを短時間かつ低コスト、並びに省
スペースで行なうことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図1、図2を参照して本発
明の実施の形態を説明する。なお、図1、図2中、同一
又は相当部分には同一符号を付している。
【0027】図1は本発明の第1の実施形態に係る分割
輸送変圧器の吊り上げ方法の一ステップを示す要部正面
図であり、この図において、輸送用容器である輸送用タ
ンク11内には変圧器の鉄心12を固定した状態で収納
している。
【0028】輸送用タンク11は下部タンク11a上に
上部タンク11bを同心状に重ね合せて脱着自在に結合
されて構成されており、鉄心12としては例えば図3等
で示すように輸送単位に分割されたU字形鉄心等があ
る。
【0029】そして、輸送用タンク11の図1中上端部
左右端にある左右一対の上部吊り耳13a,13bに、
第1のワイヤーロープ14の両端のフックをそれぞれ引
掛ける。このワイヤーロープ14の中間部は滑動自在の
支持体である滑車15の図1中上面上に引掛けられる。
【0030】さらに、この滑車15をワイヤーロープ1
5aにより第1のクレーン16のフック17に吊持さ
せ、この滑車15を垂直方向上方へ吊り上げないし吊り
下ろすようになっている。つまり、第1のクレーン16
により輸送用容器11の上端部を傾倒自在に吊持してい
る。
【0031】また、輸送容器11の下部左右端にある左
右一対の下部吊り耳18a,18bの一方、例えば18
bに、第2のワイヤーロープ19のフックを引掛けてい
る。この第2のワイヤーロープ19の他端部は第2のク
レーン20のフック21に引掛けられている。第2のク
レーン20は図1に示すようにそのフック21を第1の
クレーン16のフック17よりも低い位置の側方に位置
させるとよい。なお、図1、図2中、符号22a,22
bは輸送用タンク11の上部と下部にそれぞれ装着され
た衝撃計である。
【0032】そして、輸送容器11を傾斜ないし横倒し
等のように傾倒させる場合は、まず、図1に示すように
第1のクレーン16により滑車15を介して輸送容器1
1を上方へほぼ垂直に吊り上げ、空中でほぼ静止させ
る。
【0033】次に、図2に示すように第2のクレーン2
0により輸送用タンク11の一方の下部吊り耳18bを
上方へ徐々に吊り上げて行く。すると、輸送タンク11
が徐々に傾斜して行き、輸送タンク11の重心が次第に
移動する。
【0034】この輸送タンク11の重心の移動により滑
車15が第1のワイヤーロープ14を支持しつつ、その
下面で滑動して、その支持位置を例えば図2中右方へス
ムースに移動させて行く。
【0035】輸送用タンク11が所要の角度で傾斜し、
あるいは横倒しになったときは、第2のクレーン20に
よる吊り上げを停止する。この第2のクレーン20によ
る吊り上げ高さに応じて輸送用タンク11を所要角で傾
斜、または横倒し状態に適宜調節することができる。
【0036】そこで、次にこの輸送用タンク11を輸送
するときは、まず、第1、第2のクレーン16,20に
より輸送用タンク11の上部吊り耳13a,13bと、
一方の下部吊り耳18bとをほぼ等速で徐々に吊り下ろ
して行くことにより、例えば図4で示す低床トレーラー
5や輸送鉄道、船舶等の荷台上に、輸送用タンク11を
所要角度で傾斜させ、または横倒し状態で載置すること
ができる。
【0037】したがって、この実施形態によれば、輸送
用タンク11とその内部の鉄心12に殆ど衝撃を与える
ことなく、簡単かつ迅速に所要角度に傾斜させ、あるい
は横倒しすることができる。このために、鉄心12の品
質を保持することができる。
【0038】また、輸送用タンク11の下端部一側端の
下部吊り耳18bの吊り上げ高さに応じて輸送用タンク
11の傾倒角度を簡単かつ迅速に調節することができ
る。
【0039】そして、このように傾倒された状態でトレ
ーラー5等により輸送された輸送用タンク11と鉄心1
2を、変圧器等の据付現場等で積み卸しを行なう場合
は、上述した輸送用タンク11の吊り上げ方法の逆の手
順により簡単かつ迅速に行なうことができる。
【0040】すなわち、第1、第2のクレーン16,2
0により、トレーラー5等の荷台上で傾倒している輸送
用タンク11を、その上部吊り耳13a,13bと一方
の下部吊り耳18bがほぼ等速をなすようにそれぞれ上
方へほぼ垂直に吊り上げてトレーラー5の荷台から積み
卸し、所要高さの空中で一旦停止させる。
【0041】次に、図2に示すように第2クレーン20
のみを駆動して輸送用タンク11の一方の下部吊り耳1
8bのみを徐々に下方へ吊り下ろして行く。
【0042】これに伴って、輸送用タンク11の重心が
徐々に移動して行くので、滑車15が第1のワイヤーロ
ープ14の下面で滑動して、その支持位置を徐々にかつ
スムースに移動させて行き、やがて図1に示すように輸
送用タンク11が空中で起立する。
【0043】したがって、この起立した輸送用タンク1
1をさらに吊り下ろして行くことにより所定の場所に輸
送用タンクを起立状態で載置することができる。
【0044】また、傾斜あるいは横倒し状態の輸送用タ
ンク11を空中で起立させるので、この輸送用タンク1
1内の鉄心12に衝撃が加わるのを低減ないし防止する
ことができる。したがって、鉄心12の品質が衝撃によ
り低下するのを未然に防止することができる。
【0045】また、この実施形態によれば、図5等で示
す従来の起立装置7を使用しないので、輸送用タンク1
1と鉄心12とを簡単かつ迅速に低コストで起立させる
ことができると共に、荷卸しを簡単、迅速かつ低コスト
で行なうことができる。
【0046】さらに、輸送用タンク11に衝撃計22
a,22bを取付けているので、この輸送用タンク11
の吊り上げから吊り下ろしまでの一連の作業において輸
送用タンク11と鉄心12に衝撃が加わったか否かとそ
の大きさを、その数値で知ることができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明は、
起立している輸送用容器の上端部を傾倒自在に支持して
空中に吊り上げてから、この輸送容器の下端部一側端を
吊り上げるので、この下端部の吊り上げ高さに応じて輸
送容器を空中で徐々に傾倒させることができる。
【0048】このとき、輸送用容器の上端部を傾倒自在
に支持していると共に、輸送用容器を空中で傾倒させる
ので、その傾倒の際に、輸送用容器とその内部の鉄心に
衝撃が加わるのを低減ないし防止することができる。し
たがって、傾倒により鉄心の品質が低下するのを低減な
いし防止することができる。
【0049】また、輸送用容器の下端部一側端の吊り上
げ高さを適宜調節することにより、輸送用容器の傾倒角
度を簡単かつ迅速に調節することができる。
【0050】また、従来の起立装置を使用せずに輸送用
容器の吊り上げないし吊り下ろしを行なうので、その吊
り上げないし荷卸しを短時間かつ低コスト、並びに省ス
ペースで行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る分割輸送変圧器
の吊り上げ方法の一ステップを示す要部正面図。
【図2】図1で示す実施形態の他のステップを示す要部
正面図。
【図3】一般的な変圧器のU字形鉄心輸送単位の分割方
法を示す図。
【図4】従来のU字形鉄心の輸送方法を一部縦断面で示
す図。
【図5】従来の起立装置を示す図。
【符号の説明】
11 輸送用タンク 12 U字形鉄心 13a,13b 一対の上部吊り耳 14 第1のワイヤーロープ 15 滑車 16 第1のクレーン 18a,18b 一対の吊り耳 19 第2のワイヤーロープ 20 第2のクレーン 22a,22b 一対の衝撃計

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変圧器の鉄心を収納して固定した起立状
    態の輸送用容器の上端部を傾倒自在に支持して空中に吊
    り上げてから、この輸送用容器の下端部の一側端を吊り
    上げることにより、この輸送用容器を空中で傾倒させる
    ことを特徴とする分割輸送変圧器の吊り上げ方法。
JP11899796A 1996-05-14 1996-05-14 分割輸送変圧器の吊り上げ方法 Pending JPH09306746A (ja)

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JP11899796A JPH09306746A (ja) 1996-05-14 1996-05-14 分割輸送変圧器の吊り上げ方法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2093182A1 (fr) 2008-02-25 2009-08-26 Electricité de France Dispositif pour soulever une charge, et procédé pour mettre en oeuvre un tel dispositif
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