JPH09306754A - チョークコイル - Google Patents
チョークコイルInfo
- Publication number
- JPH09306754A JPH09306754A JP14356796A JP14356796A JPH09306754A JP H09306754 A JPH09306754 A JP H09306754A JP 14356796 A JP14356796 A JP 14356796A JP 14356796 A JP14356796 A JP 14356796A JP H09306754 A JPH09306754 A JP H09306754A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- leg
- central leg
- magnetic
- choke coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気特性が安定し、負荷電流の変化に応じて
インダクタンスを変えることができる構造が簡単なチョ
ークコイルを提供する。 【解決手段】 互いに対向する二つの基部3と、基部3
の両端を結ぶ端部脚3a,3bと、二つの基部3を中央
で結ぶ中央脚3cとを設けた強磁性体からなるコア1
と、中央脚3cに巻回したコイル6とを備えたチョーク
コイルにおいて、中央脚3cに中央脚3cより小さい断
面積を有し、前記コアと同一材料からなる狭隘部5を設
けたものである。
インダクタンスを変えることができる構造が簡単なチョ
ークコイルを提供する。 【解決手段】 互いに対向する二つの基部3と、基部3
の両端を結ぶ端部脚3a,3bと、二つの基部3を中央
で結ぶ中央脚3cとを設けた強磁性体からなるコア1
と、中央脚3cに巻回したコイル6とを備えたチョーク
コイルにおいて、中央脚3cに中央脚3cより小さい断
面積を有し、前記コアと同一材料からなる狭隘部5を設
けたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、整流回路やスイッ
チングレギュレータなどの電気的なフィルタとして使用
されるチョークコイルに関する。
チングレギュレータなどの電気的なフィルタとして使用
されるチョークコイルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チョークコイルは、例えば図5に
示すように、環状の磁気回路Aの途中の中心部から外れ
た片側に断面積が小さくなるようにギャップGを形成
し、磁気回路Aに巻回したコイルCの負荷電流が小さ
く、ギャップを設けた部分の磁気回路が飽和しない状態
ではインダクタンスが大きく、負荷電流が大きくなり、
ギャップを設けた部分の磁気回路が飽和した状態ではイ
ンダクタンスが小さくなるようにしたものが開示されて
いる(例えば、特開昭62−165310号公報)。ま
た、例えば図6に示すように、E型コアとI型コアを突
き合わせて磁気回路Aを形成し、E型コアとI型コアの
間に、E型コアとI型コアよりも透磁率の高い軟磁性体
材Bをはさみ込むとともに、E型コアの中央脚A1 にコ
イルCを巻付け、コイルに流す電流が小さいうちはイン
ダクタンスが大きくなるようにし、電流が大きくなると
インダクタンスが小さくなるようにしたものが開示され
ている(例えば、特開昭63−228605号公報)。
示すように、環状の磁気回路Aの途中の中心部から外れ
た片側に断面積が小さくなるようにギャップGを形成
し、磁気回路Aに巻回したコイルCの負荷電流が小さ
く、ギャップを設けた部分の磁気回路が飽和しない状態
ではインダクタンスが大きく、負荷電流が大きくなり、
ギャップを設けた部分の磁気回路が飽和した状態ではイ
ンダクタンスが小さくなるようにしたものが開示されて
いる(例えば、特開昭62−165310号公報)。ま
た、例えば図6に示すように、E型コアとI型コアを突
き合わせて磁気回路Aを形成し、E型コアとI型コアの
間に、E型コアとI型コアよりも透磁率の高い軟磁性体
材Bをはさみ込むとともに、E型コアの中央脚A1 にコ
イルCを巻付け、コイルに流す電流が小さいうちはイン
ダクタンスが大きくなるようにし、電流が大きくなると
インダクタンスが小さくなるようにしたものが開示され
ている(例えば、特開昭63−228605号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記前者の
従来技術では、磁気回路の中心部から外れた片側にギャ
ップを設けてあるため、磁束の片よりが生じ、磁気特性
が不安定になるという問題があった。また、上記後者の
従来技術では、E型コアとI型コアの間に、軟磁性体材
をはさみ込んでいるが、軟磁性体材に直流磁界が印加さ
れると磁石になる偏磁を生じ、電流が小さいうちに磁束
が早く飽和するので、インダクタンスはほとんど変化し
ない時と同じになってしまうという問題があった。本発
明は、磁気特性が安定し、負荷電流の変化に応じてイン
ダクタンスを変えることができる構造が簡単なチョーク
コイルを提供することを目的とするものである。
従来技術では、磁気回路の中心部から外れた片側にギャ
ップを設けてあるため、磁束の片よりが生じ、磁気特性
が不安定になるという問題があった。また、上記後者の
従来技術では、E型コアとI型コアの間に、軟磁性体材
をはさみ込んでいるが、軟磁性体材に直流磁界が印加さ
れると磁石になる偏磁を生じ、電流が小さいうちに磁束
が早く飽和するので、インダクタンスはほとんど変化し
ない時と同じになってしまうという問題があった。本発
明は、磁気特性が安定し、負荷電流の変化に応じてイン
ダクタンスを変えることができる構造が簡単なチョーク
コイルを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、互いに対向する二つの基部と、前記基部
の両端を結ぶ端部脚と、前記二つの基部を中央で結ぶ中
央脚とを設けた強磁性体からなるコアと、前記中央脚に
巻回したコイルとを備えたチョークコイルにおいて、前
記中央脚に前記中央脚より小さい断面積を有し、前記コ
アと同一材料からなる狭隘部を設けたものである。
め、本発明は、互いに対向する二つの基部と、前記基部
の両端を結ぶ端部脚と、前記二つの基部を中央で結ぶ中
央脚とを設けた強磁性体からなるコアと、前記中央脚に
巻回したコイルとを備えたチョークコイルにおいて、前
記中央脚に前記中央脚より小さい断面積を有し、前記コ
アと同一材料からなる狭隘部を設けたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施例に
ついて説明する。図1は本発明の実施例を示す(a)正
面図および(b)側面図である。図において、1はコア
で、2個のE形コア2の基部3の両端に形成された端部
脚3a,3bおよび中央部に形成された中央脚3cを突
き合わせて形成し、中央脚3cと基部3と端部脚3aを
通る一方の磁気回路と、中央脚3cと基部3と端部脚3
bを通る他方の磁気回路を形成してある。二つの中央脚
3cの先端には中央脚3cより断面積が小さくなるよう
に絞った突起部4を設けてある。したがって、二つのE
形コア2を突き合わせたときに、中央脚3cの中央には
二つの突起部4によって狭隘部5が形成されている。6
は中央脚3cの回りに巻回されたコイルである。
ついて説明する。図1は本発明の実施例を示す(a)正
面図および(b)側面図である。図において、1はコア
で、2個のE形コア2の基部3の両端に形成された端部
脚3a,3bおよび中央部に形成された中央脚3cを突
き合わせて形成し、中央脚3cと基部3と端部脚3aを
通る一方の磁気回路と、中央脚3cと基部3と端部脚3
bを通る他方の磁気回路を形成してある。二つの中央脚
3cの先端には中央脚3cより断面積が小さくなるよう
に絞った突起部4を設けてある。したがって、二つのE
形コア2を突き合わせたときに、中央脚3cの中央には
二つの突起部4によって狭隘部5が形成されている。6
は中央脚3cの回りに巻回されたコイルである。
【0006】このような構成で、コイル5に流れる負過
電流が小さいときは、負荷電流によって誘起される磁束
Φ1 は、コア1の端部脚3a,3bおよび中央脚3cを
流れるが、中央脚3cに流れる磁束Φ1 は、図2(a)
に示すように、全て狭隘部5を通過し、チョークコイル
としてのインダクタンスL1 は、図3に示すように、大
きい値になる。負荷電流が大きくなると、磁束は大きく
なり、図2(b)に示すように、狭隘部5は磁気飽和を
起こし、中央脚3cに流れる磁束Φ2 は狭隘部5を通過
しない磁束が発生し、図3に示すように、チョークコイ
ルとしてのインダクタンスL2は小さくなる。このよう
に、中央脚3cに磁気飽和が生じる狭隘部5を設けてあ
るので、負荷電流が小さい時はインダクタンスを大きく
し、負荷電流が大きい時は磁気飽和を発生させてインダ
クタンスを小さくなる二重特性を持たせることができ
る。このとき、磁気飽和が発生しても、外部に漏れるこ
とがなく、また磁束の片よりが生じるともなく、磁気特
性が安定する。また、狭隘部5は強磁性体であるコアと
同じ材質であるので、偏磁が生じることもなく、負荷電
流の変化に応じてインダクタンスを変えることができ
る。なお、コア1の狭隘部5は、図4に示すように、中
央脚3cの先端に複数の歯41からなる突起部4を持っ
たE形コア2を積層して形成してもよい。また、上記実
施例ではE形コアを二つ突き合わせてコアを形成した例
について説明したが、E形コアとI形コアを組み合わ
せ、中央脚とI形コアの間に狭隘部を形成し、中央脚の
両側に二つの磁気回路を形成してもよい。
電流が小さいときは、負荷電流によって誘起される磁束
Φ1 は、コア1の端部脚3a,3bおよび中央脚3cを
流れるが、中央脚3cに流れる磁束Φ1 は、図2(a)
に示すように、全て狭隘部5を通過し、チョークコイル
としてのインダクタンスL1 は、図3に示すように、大
きい値になる。負荷電流が大きくなると、磁束は大きく
なり、図2(b)に示すように、狭隘部5は磁気飽和を
起こし、中央脚3cに流れる磁束Φ2 は狭隘部5を通過
しない磁束が発生し、図3に示すように、チョークコイ
ルとしてのインダクタンスL2は小さくなる。このよう
に、中央脚3cに磁気飽和が生じる狭隘部5を設けてあ
るので、負荷電流が小さい時はインダクタンスを大きく
し、負荷電流が大きい時は磁気飽和を発生させてインダ
クタンスを小さくなる二重特性を持たせることができ
る。このとき、磁気飽和が発生しても、外部に漏れるこ
とがなく、また磁束の片よりが生じるともなく、磁気特
性が安定する。また、狭隘部5は強磁性体であるコアと
同じ材質であるので、偏磁が生じることもなく、負荷電
流の変化に応じてインダクタンスを変えることができ
る。なお、コア1の狭隘部5は、図4に示すように、中
央脚3cの先端に複数の歯41からなる突起部4を持っ
たE形コア2を積層して形成してもよい。また、上記実
施例ではE形コアを二つ突き合わせてコアを形成した例
について説明したが、E形コアとI形コアを組み合わ
せ、中央脚とI形コアの間に狭隘部を形成し、中央脚の
両側に二つの磁気回路を形成してもよい。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、コ
アの中央脚に磁気飽和が生じる狭隘部を設けてあるの
で、一つのチョークコイルで偏磁が生じることもなく、
安定して負荷電流の変化に応じてインダクタンスを変え
ることができるチョークコイルを提供できる効果があ
る。
アの中央脚に磁気飽和が生じる狭隘部を設けてあるの
で、一つのチョークコイルで偏磁が生じることもなく、
安定して負荷電流の変化に応じてインダクタンスを変え
ることができるチョークコイルを提供できる効果があ
る。
【図1】 本発明の実施例を示す(a)正面図および
(b)側面図である。
(b)側面図である。
【図2】 本発明の実施例の中央脚を磁束が通過する状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図3】 本発明の実施例の負荷電流とインダクタンス
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
【図4】 本発明の他の実施例を示す正面図である
【図5】 従来例を示す正面図である
【図6】 他の従来例を示す正面図である
1:コア、2:E形コア、3:基部、3a,3b:端部
脚、3c:中央脚、4:突起部、41:歯、5:狭隘
部、6:コイル
脚、3c:中央脚、4:突起部、41:歯、5:狭隘
部、6:コイル
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに対向する二つの基部と、前記基部
の両端を結ぶ端部脚と、前記二つの基部を中央で結ぶ中
央脚とを設けた強磁性体からなるコアと、前記中央脚に
巻回したコイルとを備えたチョークコイルにおいて、前
記中央脚に前記中央脚より小さい断面積を有し、前記コ
アと同一材料からなる狭隘部を設けたことを特徴とする
チョークコイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14356796A JPH09306754A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | チョークコイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14356796A JPH09306754A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | チョークコイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09306754A true JPH09306754A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=15341763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14356796A Pending JPH09306754A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | チョークコイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09306754A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011176253A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-09-08 | Toyota Industries Corp | 誘導機器 |
| JP2011211102A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Toyota Industries Corp | リアクトル |
| US8159323B2 (en) | 2007-09-19 | 2012-04-17 | Panasonic Corporation | Transformer and power supply apparatus using the same |
-
1996
- 1996-05-13 JP JP14356796A patent/JPH09306754A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8159323B2 (en) | 2007-09-19 | 2012-04-17 | Panasonic Corporation | Transformer and power supply apparatus using the same |
| JP4930596B2 (ja) * | 2007-09-19 | 2012-05-16 | パナソニック株式会社 | トランスとこれを用いた電源装置 |
| JP2011176253A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-09-08 | Toyota Industries Corp | 誘導機器 |
| JP2011211102A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Toyota Industries Corp | リアクトル |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20051017 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051026 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060301 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |