JPH09306782A - 金属化フィルムコンデンサ - Google Patents
金属化フィルムコンデンサInfo
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- JPH09306782A JPH09306782A JP8117531A JP11753196A JPH09306782A JP H09306782 A JPH09306782 A JP H09306782A JP 8117531 A JP8117531 A JP 8117531A JP 11753196 A JP11753196 A JP 11753196A JP H09306782 A JPH09306782 A JP H09306782A
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- vapor deposition
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 保安機構の動作性を向上し、耐電圧が高く、
安全性に優れた金属化フィルムコンデンサを実現する。 【解決手段】 第1の金属化フィルム1Aは、プラスチ
ックフィルム10上に、巻軸方向の中央部で2分断され
るとともに巻き方向に等間隔に複数分断された2列の電
極片からなる蒸着電極4を形成している。2列の電極片
の各列は、巻軸方向の中央のマージン部3に対して対称
に配置し、2列の電極片の巻軸方向の両端の近傍に電極
非形成部6を設けて電流容量の小さいヒューズ部7を形
成している。第1の金属化フィルム1A上に、幅の狭い
蒸着電極9を形成した第2の金属化フィルム2を重ねて
巻回し、巻回した素子の両側に電極取出し用の金属溶射
部を形成する。1つの蒸着電極4(電極片)が一方の電
極となり、蒸着電極9が他方の電極となる小コンデンサ
を、電極片の数に応じて有し、2段直列の小コンデンサ
を並列に集合した形の結線構造である。
安全性に優れた金属化フィルムコンデンサを実現する。 【解決手段】 第1の金属化フィルム1Aは、プラスチ
ックフィルム10上に、巻軸方向の中央部で2分断され
るとともに巻き方向に等間隔に複数分断された2列の電
極片からなる蒸着電極4を形成している。2列の電極片
の各列は、巻軸方向の中央のマージン部3に対して対称
に配置し、2列の電極片の巻軸方向の両端の近傍に電極
非形成部6を設けて電流容量の小さいヒューズ部7を形
成している。第1の金属化フィルム1A上に、幅の狭い
蒸着電極9を形成した第2の金属化フィルム2を重ねて
巻回し、巻回した素子の両側に電極取出し用の金属溶射
部を形成する。1つの蒸着電極4(電極片)が一方の電
極となり、蒸着電極9が他方の電極となる小コンデンサ
を、電極片の数に応じて有し、2段直列の小コンデンサ
を並列に集合した形の結線構造である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラスチックフ
ィルムを誘電体とし、その表面に真空蒸着法などにより
形成した亜鉛,アルミニウム等の蒸着金属を電極とした
金属化フィルムコンデンサに関するものである。
ィルムを誘電体とし、その表面に真空蒸着法などにより
形成した亜鉛,アルミニウム等の蒸着金属を電極とした
金属化フィルムコンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自己保安機構の備えたコンデンサ
はその安全性によってあらゆる分野で使用されている。
従来の自己保安機構について説明すると、例えば湿式タ
イプでは、異常時のガス発生により外装ケースが変形す
るが、そのときの力によりリード線を切断するという方
式があり、また、乾式タイプでは、分割電極構成とする
ことにより、欠陥の発生した部分の分割電極のみを、大
多数の正常なコンデンサ部分から分離するという方式が
あった。
はその安全性によってあらゆる分野で使用されている。
従来の自己保安機構について説明すると、例えば湿式タ
イプでは、異常時のガス発生により外装ケースが変形す
るが、そのときの力によりリード線を切断するという方
式があり、また、乾式タイプでは、分割電極構成とする
ことにより、欠陥の発生した部分の分割電極のみを、大
多数の正常なコンデンサ部分から分離するという方式が
あった。
【0003】図4に自己保安機構を備えた従来の金属化
フィルムコンデンサの構成を示す。図4(a),(b)
はそれぞれ第1,第2の金属化フィルムの平面図、図4
(c)はコンデンサ素子巻回途中の斜視図である。図4
において、31はプラスチックフィルム40の片面に蒸
着電極34を形成した第1の金属化フィルム、32はプ
ラスチックフィルム41の片面に蒸着電極36を形成し
た第2の金属化フィルム、33は蒸着電極34を巻軸方
向の中央で2つに分断するためのマージン部、35は蒸
着電極36の電極縁端のマージン部、37は分割電極構
成とするための分割マージン部、38は電極非形成部、
39は電流容量の小さいヒューズ部である。
フィルムコンデンサの構成を示す。図4(a),(b)
はそれぞれ第1,第2の金属化フィルムの平面図、図4
(c)はコンデンサ素子巻回途中の斜視図である。図4
において、31はプラスチックフィルム40の片面に蒸
着電極34を形成した第1の金属化フィルム、32はプ
ラスチックフィルム41の片面に蒸着電極36を形成し
た第2の金属化フィルム、33は蒸着電極34を巻軸方
向の中央で2つに分断するためのマージン部、35は蒸
着電極36の電極縁端のマージン部、37は分割電極構
成とするための分割マージン部、38は電極非形成部、
39は電流容量の小さいヒューズ部である。
【0004】この従来の金属化フィルムコンデンサは、
図4(a)に示す第1の金属化フィルム31の幅を、図
4(b)に示す第2の金属化フィルム32の幅よりも大
きくしてあり、図4(c)に示すように、第1の金属化
フィルム31上に幅の狭い第2の金属化フィルム32を
重ねて巻回し、巻回した素子の両側に金属溶射を行うこ
とにより、電極取出し用の金属溶射部(図示せず)が2
つに分断された蒸着電極34の両端に接続される。
図4(a)に示す第1の金属化フィルム31の幅を、図
4(b)に示す第2の金属化フィルム32の幅よりも大
きくしてあり、図4(c)に示すように、第1の金属化
フィルム31上に幅の狭い第2の金属化フィルム32を
重ねて巻回し、巻回した素子の両側に金属溶射を行うこ
とにより、電極取出し用の金属溶射部(図示せず)が2
つに分断された蒸着電極34の両端に接続される。
【0005】したがって、この金属化フィルムコンデン
サは、1つの蒸着電極36がヒューズ部39を介して2
つの電極片からなり、各電極片が一方の電極となり蒸着
電極34が他方の電極となる小コンデンサを電極片の数
に応じて有し、2段直列の小コンデンサを並列に集合し
た形の結線構造となっている。この構成によれば、小コ
ンデンサの1つに絶縁破壊が生じて短絡すると、これと
直列接続された小コンデンサに正常時の2倍の電圧が加
わり、この小コンデンサも絶縁破壊され、これら直列接
続された2つの小コンデンサおよびヒューズ部39に短
絡電流が流れ、この2つの小コンデンサは瞬時放電によ
って自己回復する。また、ヒューズ部39が溶断され、
2つの小コンデンサのみコンデンサ機能がなくなって
も、他の多くの小コンデンサは支障なく動作するため、
全体としてコンデンサ機能を維持できるようになってい
る。
サは、1つの蒸着電極36がヒューズ部39を介して2
つの電極片からなり、各電極片が一方の電極となり蒸着
電極34が他方の電極となる小コンデンサを電極片の数
に応じて有し、2段直列の小コンデンサを並列に集合し
た形の結線構造となっている。この構成によれば、小コ
ンデンサの1つに絶縁破壊が生じて短絡すると、これと
直列接続された小コンデンサに正常時の2倍の電圧が加
わり、この小コンデンサも絶縁破壊され、これら直列接
続された2つの小コンデンサおよびヒューズ部39に短
絡電流が流れ、この2つの小コンデンサは瞬時放電によ
って自己回復する。また、ヒューズ部39が溶断され、
2つの小コンデンサのみコンデンサ機能がなくなって
も、他の多くの小コンデンサは支障なく動作するため、
全体としてコンデンサ機能を維持できるようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、コンデンサ運転中におけるコンデンサ素子
の発熱、特にヒューズ部39の電気抵抗による発熱によ
りプラスチックフィルム40,41が膨張し、この膨張
により素子中央部のプラスチックフィルム40,41の
締付けがきつくなるため、素子中央部に位置するヒュー
ズ部39の溶断の動作性すなわち保安機構の動作性が遅
くなる。これは、コンデンサ素子への印加電圧が低圧
(交流600V以下の電圧)を超えた電圧で使用した場
合に顕著となり、例えば1つの小コンデンサに絶縁破壊
が生じても、保安機構が動作せずにコンデンサが全破壊
に到り、高い耐電圧が得られないという問題があった。
の構成では、コンデンサ運転中におけるコンデンサ素子
の発熱、特にヒューズ部39の電気抵抗による発熱によ
りプラスチックフィルム40,41が膨張し、この膨張
により素子中央部のプラスチックフィルム40,41の
締付けがきつくなるため、素子中央部に位置するヒュー
ズ部39の溶断の動作性すなわち保安機構の動作性が遅
くなる。これは、コンデンサ素子への印加電圧が低圧
(交流600V以下の電圧)を超えた電圧で使用した場
合に顕著となり、例えば1つの小コンデンサに絶縁破壊
が生じても、保安機構が動作せずにコンデンサが全破壊
に到り、高い耐電圧が得られないという問題があった。
【0007】この発明の目的は、保安機構の動作性を向
上し、耐電圧が高く、安全性に優れた金属化フィルムコ
ンデンサを提供することである。
上し、耐電圧が高く、安全性に優れた金属化フィルムコ
ンデンサを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の金属化フ
ィルムコンデンサは、第1のプラスチックフィルム,第
1の蒸着電極,第2のプラスチックフィルム,および第
2の蒸着電極を順次重ねて巻回した金属化フィルムコン
デンサであって、第1の蒸着電極は、巻軸方向の中央部
で2分断されるとともに巻き方向に等間隔に複数分断さ
れた2列の電極片からなり、2列の電極片の巻軸方向の
両端の近傍に電極非形成部分を設けて電流容量の小さい
ヒューズ部を形成し、2列の電極片の巻軸方向の両端よ
りも内側に第2の蒸着電極を配置して2列の電極片の巻
軸方向の両端に電極取出し用の金属溶射部を接続するよ
うにしたことを特徴とする。
ィルムコンデンサは、第1のプラスチックフィルム,第
1の蒸着電極,第2のプラスチックフィルム,および第
2の蒸着電極を順次重ねて巻回した金属化フィルムコン
デンサであって、第1の蒸着電極は、巻軸方向の中央部
で2分断されるとともに巻き方向に等間隔に複数分断さ
れた2列の電極片からなり、2列の電極片の巻軸方向の
両端の近傍に電極非形成部分を設けて電流容量の小さい
ヒューズ部を形成し、2列の電極片の巻軸方向の両端よ
りも内側に第2の蒸着電極を配置して2列の電極片の巻
軸方向の両端に電極取出し用の金属溶射部を接続するよ
うにしたことを特徴とする。
【0009】この構成によれば、電極取出し側の第1の
蒸着電極を構成する電極片が一方の電極となり、第2の
蒸着電極が他方の電極となる小コンデンサを、電極片の
数に応じて有し、2段直列の小コンデンサを並列に集合
した形の結線構造、言い換えれば、並列接続した小コン
デンサ群を2段直列に接続した結線構造となっている。
例えば、1つの電極片を一方の電極とする1個の小コン
デンサに絶縁破壊が生じた場合、この小コンデンサのみ
短絡し、これと直列に接続された小コンデンサに正常時
の2倍の電圧が加わり、この小コンデンサにおいても絶
縁破壊が生じる。この結果、2段直列の小コンデンサお
よびヒューズ部に短絡電流が流れ、2段直列の小コンデ
ンサは瞬時放電によって自己回復する。そしてこの自己
回復時の短絡電流によって2段直列の小コンデンサのヒ
ューズ部が溶断される。これによりヒューズ部が溶断さ
れた小コンデンサにはコンデンサ機能がなくなっても、
他の多くの小コンデンサは支障なく動作するため、全体
としてのコンデンサ機能を維持できる。このように、絶
縁破壊が生じた場合でも、絶縁破壊が生じた部分にのみ
短絡電流が流れるため、コンデンサ全体が短絡すること
がなく、自己回復するか、あるいはヒューズ部が溶断さ
れた小コンデンサのみが切り離される。
蒸着電極を構成する電極片が一方の電極となり、第2の
蒸着電極が他方の電極となる小コンデンサを、電極片の
数に応じて有し、2段直列の小コンデンサを並列に集合
した形の結線構造、言い換えれば、並列接続した小コン
デンサ群を2段直列に接続した結線構造となっている。
例えば、1つの電極片を一方の電極とする1個の小コン
デンサに絶縁破壊が生じた場合、この小コンデンサのみ
短絡し、これと直列に接続された小コンデンサに正常時
の2倍の電圧が加わり、この小コンデンサにおいても絶
縁破壊が生じる。この結果、2段直列の小コンデンサお
よびヒューズ部に短絡電流が流れ、2段直列の小コンデ
ンサは瞬時放電によって自己回復する。そしてこの自己
回復時の短絡電流によって2段直列の小コンデンサのヒ
ューズ部が溶断される。これによりヒューズ部が溶断さ
れた小コンデンサにはコンデンサ機能がなくなっても、
他の多くの小コンデンサは支障なく動作するため、全体
としてのコンデンサ機能を維持できる。このように、絶
縁破壊が生じた場合でも、絶縁破壊が生じた部分にのみ
短絡電流が流れるため、コンデンサ全体が短絡すること
がなく、自己回復するか、あるいはヒューズ部が溶断さ
れた小コンデンサのみが切り離される。
【0010】そして、コンデンサ運転中に発熱によりプ
ラスチックフィルムが膨張し、素子の中央部の締付けが
きつくなっても、電極取出し用の金属溶射部に接続され
る第1の蒸着電極の両端の近傍、すなわち素子の両端部
近傍にヒューズ部を設けているため、小コンデンサの絶
縁破壊時の短絡電流によるヒューズ部の溶断の動作性す
なわち保安機構の動作性が損なわれず、素子の中央部に
ヒューズ部が位置する従来の金属化フィルムコンデンサ
と比べ、保安機構の動作性を向上し、耐電圧が高く、安
全性に優れた金属化フィルムコンデンサを実現すること
ができる。
ラスチックフィルムが膨張し、素子の中央部の締付けが
きつくなっても、電極取出し用の金属溶射部に接続され
る第1の蒸着電極の両端の近傍、すなわち素子の両端部
近傍にヒューズ部を設けているため、小コンデンサの絶
縁破壊時の短絡電流によるヒューズ部の溶断の動作性す
なわち保安機構の動作性が損なわれず、素子の中央部に
ヒューズ部が位置する従来の金属化フィルムコンデンサ
と比べ、保安機構の動作性を向上し、耐電圧が高く、安
全性に優れた金属化フィルムコンデンサを実現すること
ができる。
【0011】請求項2記載の金属化フィルムコンデンサ
は、第1のプラスチックフィルム,第1の蒸着電極,第
2のプラスチックフィルム,および第2の蒸着電極を順
次重ねて巻回した金属化フィルムコンデンサであって、
第1の蒸着電極は、巻軸方向の中央部で2分断されると
ともに巻き方向に等間隔に複数分断された2列の電極片
からなり、2列の電極片の巻軸方向の両端のうち一端の
近傍に電極非形成部分を設けて電流容量の小さいヒュー
ズ部を形成し、2列の電極片の巻軸方向の両端よりも内
側に第2の蒸着電極を配置して2列の電極片の巻軸方向
の両端に電極取出し用の金属溶射部を接続するようにし
たことを特徴とする。
は、第1のプラスチックフィルム,第1の蒸着電極,第
2のプラスチックフィルム,および第2の蒸着電極を順
次重ねて巻回した金属化フィルムコンデンサであって、
第1の蒸着電極は、巻軸方向の中央部で2分断されると
ともに巻き方向に等間隔に複数分断された2列の電極片
からなり、2列の電極片の巻軸方向の両端のうち一端の
近傍に電極非形成部分を設けて電流容量の小さいヒュー
ズ部を形成し、2列の電極片の巻軸方向の両端よりも内
側に第2の蒸着電極を配置して2列の電極片の巻軸方向
の両端に電極取出し用の金属溶射部を接続するようにし
たことを特徴とする。
【0012】この構成によれば、請求項1と同じく、2
段直列の小コンデンサを並列に集合した形の結線構造、
言い換えれば、並列接続した小コンデンサ群を2段直列
に接続した結線構造となっており、1個の小コンデンサ
に絶縁破壊が生じた場合、これと直列に接続された小コ
ンデンサにおいても絶縁破壊が生じ、これら2段直列の
小コンデンサに短絡電流が流れ、瞬時放電によって自己
回復する。そしてこの自己回復時の短絡電流によって2
段直列の小コンデンサのヒューズ部が溶断され、ヒュー
ズ部が溶断された小コンデンサにはコンデンサ機能がな
くなっても、他の多くの小コンデンサは支障なく動作す
るため、全体としてのコンデンサ機能を維持できる。し
たがって、請求項1と同様の効果が得られ、また、ヒュ
ーズ部を、2列の電極片の両端のうち一端の近傍に設け
ているため、請求項1のように2列の電極片の両端の近
傍に設けるよりも、製造歩留りを向上することができ
る。
段直列の小コンデンサを並列に集合した形の結線構造、
言い換えれば、並列接続した小コンデンサ群を2段直列
に接続した結線構造となっており、1個の小コンデンサ
に絶縁破壊が生じた場合、これと直列に接続された小コ
ンデンサにおいても絶縁破壊が生じ、これら2段直列の
小コンデンサに短絡電流が流れ、瞬時放電によって自己
回復する。そしてこの自己回復時の短絡電流によって2
段直列の小コンデンサのヒューズ部が溶断され、ヒュー
ズ部が溶断された小コンデンサにはコンデンサ機能がな
くなっても、他の多くの小コンデンサは支障なく動作す
るため、全体としてのコンデンサ機能を維持できる。し
たがって、請求項1と同様の効果が得られ、また、ヒュ
ーズ部を、2列の電極片の両端のうち一端の近傍に設け
ているため、請求項1のように2列の電極片の両端の近
傍に設けるよりも、製造歩留りを向上することができ
る。
【0013】請求項3記載の金属化フィルムコンデンサ
は、請求項1または2記載の金属化フィルムコンデンサ
において、2列の電極片の一方の列と他方の列とを、巻
軸方向の中央部に対して対称に配置している。これによ
り電極片を一方の電極とする小コンデンサも巻軸方向の
中央部に対して対称に配置されることになる。請求項4
記載の金属化フィルムコンデンサは、請求項1記載の金
属化フィルムコンデンサにおいて、2列の電極片の一方
の列と他方の列とを、巻軸方向の中央部に対して非対称
に配置している。これにより、電極片を一方の電極とす
る小コンデンサも巻軸方向の中央部に対して非対称に配
置されることになり、はじめに絶縁破壊の生じた小コン
デンサのヒューズ部に大きな短絡電流が流れ、この小コ
ンデンサのヒューズ部が早く溶断される。
は、請求項1または2記載の金属化フィルムコンデンサ
において、2列の電極片の一方の列と他方の列とを、巻
軸方向の中央部に対して対称に配置している。これによ
り電極片を一方の電極とする小コンデンサも巻軸方向の
中央部に対して対称に配置されることになる。請求項4
記載の金属化フィルムコンデンサは、請求項1記載の金
属化フィルムコンデンサにおいて、2列の電極片の一方
の列と他方の列とを、巻軸方向の中央部に対して非対称
に配置している。これにより、電極片を一方の電極とす
る小コンデンサも巻軸方向の中央部に対して非対称に配
置されることになり、はじめに絶縁破壊の生じた小コン
デンサのヒューズ部に大きな短絡電流が流れ、この小コ
ンデンサのヒューズ部が早く溶断される。
【0014】請求項5記載の金属化フィルムコンデンサ
は、請求項1,2,3または4記載の金属化フィルムコ
ンデンサにおいて、ヒューズ部を、10〜30mAの電
流が流れることによって溶断される幅に設定している。
これにより、小コンデンサに絶縁破壊が生じて短絡電流
が流れたときに、確実にヒューズ部を溶断することがで
きる。
は、請求項1,2,3または4記載の金属化フィルムコ
ンデンサにおいて、ヒューズ部を、10〜30mAの電
流が流れることによって溶断される幅に設定している。
これにより、小コンデンサに絶縁破壊が生じて短絡電流
が流れたときに、確実にヒューズ部を溶断することがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について説明する。 〔第1の実施の形態〕図1はこの発明の第1の実施の形
態の金属化フィルムコンデンサの構成を示し、図1
(a),(b)はそれぞれ第1,第2の金属化フィルム
の平面図、図1(c)はコンデンサ素子巻回途中の斜視
図である。図1において、1Aは(第1の)プラスチッ
クフィルム10の片面に(第1の)蒸着電極4を形成し
た第1の金属化フィルム、2は(第2の)プラスチック
フィルム11の片面に(第2の)蒸着電極9を形成した
第2の金属化フィルム、3は蒸着電極4を巻軸方向の中
央部で2つに分断するためのマージン部、5は蒸着電極
4を巻き方向に等間隔に複数分断して分割電極構成とす
るための分割マージン部、6は電極非形成部、7は電流
容量の小さいヒューズ部、8は蒸着電極9の巻軸方向の
両端のマージン部である。なお、プラスチックフィルム
10,11としては、ポリプロピレンを用いたが、他に
ポリエチレンテレフタレート,ポリカーボネートなどを
用いることができる。また、蒸着電極4,9としては、
亜鉛を用いたが、他にアルミニウムなどを用いることが
できる。
明の実施の形態について説明する。 〔第1の実施の形態〕図1はこの発明の第1の実施の形
態の金属化フィルムコンデンサの構成を示し、図1
(a),(b)はそれぞれ第1,第2の金属化フィルム
の平面図、図1(c)はコンデンサ素子巻回途中の斜視
図である。図1において、1Aは(第1の)プラスチッ
クフィルム10の片面に(第1の)蒸着電極4を形成し
た第1の金属化フィルム、2は(第2の)プラスチック
フィルム11の片面に(第2の)蒸着電極9を形成した
第2の金属化フィルム、3は蒸着電極4を巻軸方向の中
央部で2つに分断するためのマージン部、5は蒸着電極
4を巻き方向に等間隔に複数分断して分割電極構成とす
るための分割マージン部、6は電極非形成部、7は電流
容量の小さいヒューズ部、8は蒸着電極9の巻軸方向の
両端のマージン部である。なお、プラスチックフィルム
10,11としては、ポリプロピレンを用いたが、他に
ポリエチレンテレフタレート,ポリカーボネートなどを
用いることができる。また、蒸着電極4,9としては、
亜鉛を用いたが、他にアルミニウムなどを用いることが
できる。
【0016】図1(a)に示す第1の金属化フィルム1
Aは、プラスチックフィルム10上に蒸着電極4を形成
し、この蒸着電極4は、巻軸方向中央のマージン部3お
よび分割マージン部5により、巻軸方向の中央部で2分
断されるとともに巻き方向に等間隔に複数分断された2
列の電極片からなる。この2列の電極片の各列は、巻軸
方向の中央のマージン部3に対して対称に配置してい
る。また、2列の電極片の巻軸方向の両端の近傍に電極
非形成部6を設けて電流容量の小さいヒューズ部7を形
成している。図1(b)に示す第2の金属化フィルム2
は、プラスチックフィルム10より幅の狭いプラスチッ
クフィルム11を用い、このプラスチックフィルム11
上に蒸着電極9を形成し、プラスチックフィルム11の
巻軸方向の両端にマージン部8を設けている。
Aは、プラスチックフィルム10上に蒸着電極4を形成
し、この蒸着電極4は、巻軸方向中央のマージン部3お
よび分割マージン部5により、巻軸方向の中央部で2分
断されるとともに巻き方向に等間隔に複数分断された2
列の電極片からなる。この2列の電極片の各列は、巻軸
方向の中央のマージン部3に対して対称に配置してい
る。また、2列の電極片の巻軸方向の両端の近傍に電極
非形成部6を設けて電流容量の小さいヒューズ部7を形
成している。図1(b)に示す第2の金属化フィルム2
は、プラスチックフィルム10より幅の狭いプラスチッ
クフィルム11を用い、このプラスチックフィルム11
上に蒸着電極9を形成し、プラスチックフィルム11の
巻軸方向の両端にマージン部8を設けている。
【0017】そして、図1(c)に示すように、第1の
金属化フィルム1Aの幅を第2の金属化フィルム2の幅
よりも大きくしてあり、第1の金属化フィルム1A上に
幅の狭い第2の金属化フィルム2を重ねて巻回し、巻回
した素子の両側に金属溶射を行うことにより、電極取出
し用の金属溶射部(図示せず)がマージン部3により2
列に分断された蒸着電極4の巻軸方向の両端に接続され
る。そして、図示しないが、両側の金属溶射部にリード
線が接続されることになる。
金属化フィルム1Aの幅を第2の金属化フィルム2の幅
よりも大きくしてあり、第1の金属化フィルム1A上に
幅の狭い第2の金属化フィルム2を重ねて巻回し、巻回
した素子の両側に金属溶射を行うことにより、電極取出
し用の金属溶射部(図示せず)がマージン部3により2
列に分断された蒸着電極4の巻軸方向の両端に接続され
る。そして、図示しないが、両側の金属溶射部にリード
線が接続されることになる。
【0018】この金属化フィルムコンデンサは、1つの
蒸着電極4(電極片)が一方の電極となり、蒸着電極9
が他方の電極となる小コンデンサを、電極片の数に応じ
て有し、2段直列の小コンデンサを並列に集合した形の
結線構造、言い換えれば、並列接続した小コンデンサ群
を2段直列に接続した結線構造となっている。この構成
により、例えば、点s1 を含む1つの蒸着電極4を一方
の電極とする1個の小コンデンサ(以下「小コンデンサ
s1 」という)に絶縁破壊が生じた場合、この小コンデ
ンサs1 のみ短絡し、これと直列に接続された点t1 を
含む1つの蒸着電極4を一方の電極とする1個の小コン
デンサ(以下「小コンデンサt 1 」という)に正常時の
2倍の電圧が加わり、この小コンデンサt1 においても
絶縁破壊が生じる。この結果、小コンデンサs1 ,t1
およびヒューズ部7に短絡電流が流れ、小コンデンサs
1 ,t1 は瞬時放電によって自己回復する。そしてこの
自己回復時の短絡電流によって小コンデンサs1 ,t1
のヒューズ部7が溶断される。これにより小コンデンサ
s1 ,t1 にはコンデンサ機能がなくなっても、他の多
くの小コンデンサは支障なく動作するため、全体として
のコンデンサ機能を維持できる。このように、絶縁破壊
が生じた場合でも、絶縁破壊が生じた部分にのみ短絡電
流が流れるため、コンデンサ全体が短絡することがな
く、自己回復するか、あるいは2段直列に接続された小
コンデンサのみが切り離される。
蒸着電極4(電極片)が一方の電極となり、蒸着電極9
が他方の電極となる小コンデンサを、電極片の数に応じ
て有し、2段直列の小コンデンサを並列に集合した形の
結線構造、言い換えれば、並列接続した小コンデンサ群
を2段直列に接続した結線構造となっている。この構成
により、例えば、点s1 を含む1つの蒸着電極4を一方
の電極とする1個の小コンデンサ(以下「小コンデンサ
s1 」という)に絶縁破壊が生じた場合、この小コンデ
ンサs1 のみ短絡し、これと直列に接続された点t1 を
含む1つの蒸着電極4を一方の電極とする1個の小コン
デンサ(以下「小コンデンサt 1 」という)に正常時の
2倍の電圧が加わり、この小コンデンサt1 においても
絶縁破壊が生じる。この結果、小コンデンサs1 ,t1
およびヒューズ部7に短絡電流が流れ、小コンデンサs
1 ,t1 は瞬時放電によって自己回復する。そしてこの
自己回復時の短絡電流によって小コンデンサs1 ,t1
のヒューズ部7が溶断される。これにより小コンデンサ
s1 ,t1 にはコンデンサ機能がなくなっても、他の多
くの小コンデンサは支障なく動作するため、全体として
のコンデンサ機能を維持できる。このように、絶縁破壊
が生じた場合でも、絶縁破壊が生じた部分にのみ短絡電
流が流れるため、コンデンサ全体が短絡することがな
く、自己回復するか、あるいは2段直列に接続された小
コンデンサのみが切り離される。
【0019】なお、JIS C 4908に示される保
安性試験により、ヒューズ部7の評価を行ったところ、
ヒューズ部7の幅と試験電圧にはほぼ比例関係があるこ
とがわかった。また、ヒューズ部7の幅を広くとり過ぎ
ると、保安機構が十分に働かず、コンデンサ全体が破壊
するため、ヒューズ部7の幅を、10〜30mAの電流
が流れることによって溶断される幅にしておけば、保安
機構を良好に動作させることができる。
安性試験により、ヒューズ部7の評価を行ったところ、
ヒューズ部7の幅と試験電圧にはほぼ比例関係があるこ
とがわかった。また、ヒューズ部7の幅を広くとり過ぎ
ると、保安機構が十分に働かず、コンデンサ全体が破壊
するため、ヒューズ部7の幅を、10〜30mAの電流
が流れることによって溶断される幅にしておけば、保安
機構を良好に動作させることができる。
【0020】そして、この金属化フィルムコンデンサの
20台のサンプルを用いて、JISC 4908に示さ
れる保安性試験を実施したところ、20台すべて保安機
構が正常に動作した。なお、比較のため、図4に示す従
来の金属化フィルムコンデンサの20台のサンプルを用
いて同じ試験を実施したところ、15台は保安機構が正
常に働いたが、5台はコンデンサ全体の破壊に到った。
20台のサンプルを用いて、JISC 4908に示さ
れる保安性試験を実施したところ、20台すべて保安機
構が正常に動作した。なお、比較のため、図4に示す従
来の金属化フィルムコンデンサの20台のサンプルを用
いて同じ試験を実施したところ、15台は保安機構が正
常に働いたが、5台はコンデンサ全体の破壊に到った。
【0021】この実施の形態によれば、コンデンサ運転
中に発熱によりプラスチックフィルム10,11が膨張
し、素子の中央部の締付けがきつくなっても、電極取出
し用の金属溶射部に接続される蒸着電極4の巻軸方向の
両端の近傍、すなわち素子の両端部近傍にヒューズ部7
を設けているため、小コンデンサの絶縁破壊時の短絡電
流によるヒューズ部7の溶断の動作性すなわち保安機構
の動作性が損なわれず、素子の中央部にヒューズ部39
(図4)が位置する従来の金属化フィルムコンデンサと
比べ、保安機構の動作性を向上し、耐電圧が高く、安全
性に優れた金属化フィルムコンデンサを実現することが
できる。
中に発熱によりプラスチックフィルム10,11が膨張
し、素子の中央部の締付けがきつくなっても、電極取出
し用の金属溶射部に接続される蒸着電極4の巻軸方向の
両端の近傍、すなわち素子の両端部近傍にヒューズ部7
を設けているため、小コンデンサの絶縁破壊時の短絡電
流によるヒューズ部7の溶断の動作性すなわち保安機構
の動作性が損なわれず、素子の中央部にヒューズ部39
(図4)が位置する従来の金属化フィルムコンデンサと
比べ、保安機構の動作性を向上し、耐電圧が高く、安全
性に優れた金属化フィルムコンデンサを実現することが
できる。
【0022】なお、この実施の形態では、各電極片(1
つの蒸着電極4)について、ヒューズ部7を1つ設けて
いるが、各電極片について複数のヒューズ部7を設けて
もよい。この場合、ヒューズ部7の幅は、10〜30m
Aの短絡電流が流れることによって複数のヒューズ部7
全部が溶断されるような幅にしておけばよい。 〔第2の実施の形態〕図2はこの発明の第2の実施の形
態の金属化フィルムコンデンサの構成を示し、図2
(a),(b)はそれぞれ第1,第2の金属化フィルム
の平面図、図2(c)はコンデンサ素子巻回途中の斜視
図である。図2において、1Bは(第1の)プラスチッ
クフィルム10の片面に(第1の)蒸着電極4を形成し
た第1の金属化フィルムであり、その他、図1と対応す
る部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
つの蒸着電極4)について、ヒューズ部7を1つ設けて
いるが、各電極片について複数のヒューズ部7を設けて
もよい。この場合、ヒューズ部7の幅は、10〜30m
Aの短絡電流が流れることによって複数のヒューズ部7
全部が溶断されるような幅にしておけばよい。 〔第2の実施の形態〕図2はこの発明の第2の実施の形
態の金属化フィルムコンデンサの構成を示し、図2
(a),(b)はそれぞれ第1,第2の金属化フィルム
の平面図、図2(c)はコンデンサ素子巻回途中の斜視
図である。図2において、1Bは(第1の)プラスチッ
クフィルム10の片面に(第1の)蒸着電極4を形成し
た第1の金属化フィルムであり、その他、図1と対応す
る部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0023】この金属化フィルムコンデンサは、図1の
第1の金属化フィルム1Aの代わりに、第1の金属化フ
ィルム1Bを用いたものであり、その他の構成は図1と
同様である。第1の金属化フィルム1Bは、蒸着電極4
を、巻軸方向中央のマージン部3および分割マージン部
5により、マージン部3を挟んで対称に2列に並んだ多
数の電極片に分断したことは、第1の金属化フィルム1
Aと同じであり、2列電極片の巻軸方向の両端のうち一
端の近傍に電極非形成部6を設けて電流容量の小さいヒ
ューズ部7を形成し、他端の近傍には電極非形成部6お
よびヒューズ部7を設けていないことが、第1の金属化
フィルム1Aと異なる。
第1の金属化フィルム1Aの代わりに、第1の金属化フ
ィルム1Bを用いたものであり、その他の構成は図1と
同様である。第1の金属化フィルム1Bは、蒸着電極4
を、巻軸方向中央のマージン部3および分割マージン部
5により、マージン部3を挟んで対称に2列に並んだ多
数の電極片に分断したことは、第1の金属化フィルム1
Aと同じであり、2列電極片の巻軸方向の両端のうち一
端の近傍に電極非形成部6を設けて電流容量の小さいヒ
ューズ部7を形成し、他端の近傍には電極非形成部6お
よびヒューズ部7を設けていないことが、第1の金属化
フィルム1Aと異なる。
【0024】したがって、この図2の金属化フィルムコ
ンデンサも、図1と同様、分断された1つの蒸着電極4
(電極片)が一方の電極となり、蒸着電極9が他方の電
極となる小コンデンサを、電極片の数に応じて有し、2
段直列の小コンデンサを並列に集合した形の結線構造と
なっている。この構成により、例えば、点s2 を含む1
つの蒸着電極4を一方の電極とする1個の小コンデンサ
(以下「小コンデンサs2 」という)に絶縁破壊が生じ
た場合、この小コンデンサs2 のみ短絡し、これと直列
に接続された点t2 を含む1つの蒸着電極4を一方の電
極とする1個の小コンデンサ(以下「小コンデンサ
t 2 」という)に正常時の2倍の電圧が加わり、この小
コンデンサt2 においても絶縁破壊が生じる。この結
果、小コンデンサs2 ,t2 およびヒューズ部7に短絡
電流が流れ、小コンデンサs2 ,t2 は瞬時放電によっ
て自己回復する。そしてこの自己回復時の短絡電流によ
って小コンデンサs2 のヒューズ部7が溶断される。こ
れにより小コンデンサs2 にはコンデンサ機能がなくな
るが、ヒューズ部7の無い小コンデンサt2 について
は、上の層(または下の層)との間でコンデンサを形成
し、電気的接続の関係から負担電圧が小さくなるため、
故障を回避できる。
ンデンサも、図1と同様、分断された1つの蒸着電極4
(電極片)が一方の電極となり、蒸着電極9が他方の電
極となる小コンデンサを、電極片の数に応じて有し、2
段直列の小コンデンサを並列に集合した形の結線構造と
なっている。この構成により、例えば、点s2 を含む1
つの蒸着電極4を一方の電極とする1個の小コンデンサ
(以下「小コンデンサs2 」という)に絶縁破壊が生じ
た場合、この小コンデンサs2 のみ短絡し、これと直列
に接続された点t2 を含む1つの蒸着電極4を一方の電
極とする1個の小コンデンサ(以下「小コンデンサ
t 2 」という)に正常時の2倍の電圧が加わり、この小
コンデンサt2 においても絶縁破壊が生じる。この結
果、小コンデンサs2 ,t2 およびヒューズ部7に短絡
電流が流れ、小コンデンサs2 ,t2 は瞬時放電によっ
て自己回復する。そしてこの自己回復時の短絡電流によ
って小コンデンサs2 のヒューズ部7が溶断される。こ
れにより小コンデンサs2 にはコンデンサ機能がなくな
るが、ヒューズ部7の無い小コンデンサt2 について
は、上の層(または下の層)との間でコンデンサを形成
し、電気的接続の関係から負担電圧が小さくなるため、
故障を回避できる。
【0025】また、ヒューズ部7の無い小コンデンサt
2 に絶縁破壊が生じた場合、この小コンデンサt2 のみ
短絡し、これと直列に接続された小コンデンサs2 に正
常時の2倍の電圧が加わり、この小コンデンサs2 にお
いても絶縁破壊が生じる。この結果、小コンデンサ
s2 ,t2 およびヒューズ部7に短絡電流が流れ、小コ
ンデンサs2 ,t2 は瞬時放電によって自己回復する。
そしてこの自己回復時の短絡電流によって小コンデンサ
s2 のヒューズ部7が溶断される。これにより小コンデ
ンサs2 にはコンデンサ機能がなくなるが、ヒューズ部
7の無い小コンデンサt2 については、上の層(または
下の層)との間でコンデンサを形成し、電気的接続の関
係から負担電圧が小さくなるため、故障を回避できる。
2 に絶縁破壊が生じた場合、この小コンデンサt2 のみ
短絡し、これと直列に接続された小コンデンサs2 に正
常時の2倍の電圧が加わり、この小コンデンサs2 にお
いても絶縁破壊が生じる。この結果、小コンデンサ
s2 ,t2 およびヒューズ部7に短絡電流が流れ、小コ
ンデンサs2 ,t2 は瞬時放電によって自己回復する。
そしてこの自己回復時の短絡電流によって小コンデンサ
s2 のヒューズ部7が溶断される。これにより小コンデ
ンサs2 にはコンデンサ機能がなくなるが、ヒューズ部
7の無い小コンデンサt2 については、上の層(または
下の層)との間でコンデンサを形成し、電気的接続の関
係から負担電圧が小さくなるため、故障を回避できる。
【0026】いずれの場合も、他の多くの小コンデンサ
は支障なく動作するため、全体としてのコンデンサ機能
を維持できる。そして、この金属化フィルムコンデンサ
の20台のサンプルを用いて、第1の実施の形態同様、
JIS C 4908に示される保安性試験を実施した
ところ、20台すべて保安機構が正常に動作した。
は支障なく動作するため、全体としてのコンデンサ機能
を維持できる。そして、この金属化フィルムコンデンサ
の20台のサンプルを用いて、第1の実施の形態同様、
JIS C 4908に示される保安性試験を実施した
ところ、20台すべて保安機構が正常に動作した。
【0027】この実施の形態によれば、第1の実施の形
態同様、コンデンサ運転中に発熱によりプラスチックフ
ィルム10,11が膨張し、素子の中央部の締付けがき
つくなっても、電極取出し用の金属溶射部に接続される
蒸着電極4の一端の近傍、すなわち素子の端部近傍にヒ
ューズ部7を設けているため、小コンデンサの絶縁破壊
時の短絡電流によるヒューズ部7の溶断の動作性すなわ
ち保安機構の動作性が損なわれず、素子の中央部にヒュ
ーズ部39(図4)が位置する従来の金属化フィルムコ
ンデンサと比べ、保安機構の動作性を向上し、耐電圧が
高く、安全性に優れた金属化フィルムコンデンサを実現
することができる。
態同様、コンデンサ運転中に発熱によりプラスチックフ
ィルム10,11が膨張し、素子の中央部の締付けがき
つくなっても、電極取出し用の金属溶射部に接続される
蒸着電極4の一端の近傍、すなわち素子の端部近傍にヒ
ューズ部7を設けているため、小コンデンサの絶縁破壊
時の短絡電流によるヒューズ部7の溶断の動作性すなわ
ち保安機構の動作性が損なわれず、素子の中央部にヒュ
ーズ部39(図4)が位置する従来の金属化フィルムコ
ンデンサと比べ、保安機構の動作性を向上し、耐電圧が
高く、安全性に優れた金属化フィルムコンデンサを実現
することができる。
【0028】また、この実施の形態によれば、2列の電
極片のうち一方の電極片にのみ、電極非形成部6および
ヒューズ部7を形成しているため、第1の実施の形態に
比べて、製造歩留りの向上を図ることができる。なお、
この実施の形態では、1つの電極片(1つの蒸着電極
4)にヒューズ部7を1つ設けているが、1つの電極片
に複数のヒューズ部7を設けてもよい。また、ヒューズ
部7の幅については、10〜30mAの短絡電流が流れ
ることによって溶断されるような幅にしておけばよいこ
とも、第1の実施の形態と同様である。
極片のうち一方の電極片にのみ、電極非形成部6および
ヒューズ部7を形成しているため、第1の実施の形態に
比べて、製造歩留りの向上を図ることができる。なお、
この実施の形態では、1つの電極片(1つの蒸着電極
4)にヒューズ部7を1つ設けているが、1つの電極片
に複数のヒューズ部7を設けてもよい。また、ヒューズ
部7の幅については、10〜30mAの短絡電流が流れ
ることによって溶断されるような幅にしておけばよいこ
とも、第1の実施の形態と同様である。
【0029】〔第3の実施の形態〕図3はこの発明の第
3の実施の形態の金属化フィルムコンデンサの構成を示
し、図3(a),(b)はそれぞれ第1,第2の金属化
フィルムの平面図、図3(c)はコンデンサ素子巻回途
中の斜視図である。図3において、1Cは(第1の)プ
ラスチックフィルム10の片面に(第1の)蒸着電極4
を形成した第1の金属化フィルムであり、その他、図1
と対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
3の実施の形態の金属化フィルムコンデンサの構成を示
し、図3(a),(b)はそれぞれ第1,第2の金属化
フィルムの平面図、図3(c)はコンデンサ素子巻回途
中の斜視図である。図3において、1Cは(第1の)プ
ラスチックフィルム10の片面に(第1の)蒸着電極4
を形成した第1の金属化フィルムであり、その他、図1
と対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0030】この金属化フィルムコンデンサは、図1の
第1の金属化フィルム1Aの代わりに、第1の金属化フ
ィルム1Cを用いたものであり、その他の構成は図1と
同様である。第1の金属化フィルム1Cは、蒸着電極4
を、巻軸方向中央のマージン部3および分割マージン部
5により多数の電極片に分断し、2列の電極片の巻軸方
向の両端の近傍に電極非形成部6を設けて電流容量の小
さいヒューズ部7を形成したことは、第1の金属化フィ
ルム1Aと同じであり、マージン部3により分断される
2列の電極片がマージン部3を挟んで対称ではなく、2
列の電極片をマージン部3を挟んでずらして(非対称
に)配置したことが、第1の金属化フィルム1Aと異な
る。
第1の金属化フィルム1Aの代わりに、第1の金属化フ
ィルム1Cを用いたものであり、その他の構成は図1と
同様である。第1の金属化フィルム1Cは、蒸着電極4
を、巻軸方向中央のマージン部3および分割マージン部
5により多数の電極片に分断し、2列の電極片の巻軸方
向の両端の近傍に電極非形成部6を設けて電流容量の小
さいヒューズ部7を形成したことは、第1の金属化フィ
ルム1Aと同じであり、マージン部3により分断される
2列の電極片がマージン部3を挟んで対称ではなく、2
列の電極片をマージン部3を挟んでずらして(非対称
に)配置したことが、第1の金属化フィルム1Aと異な
る。
【0031】したがって、この図3の金属化フィルムコ
ンデンサも、図1と同様、分断された1つの蒸着電極4
(電極片)が一方の電極となり、蒸着電極9が他方の電
極となる小コンデンサを、電極片の数に応じて有し、並
列接続した小コンデンサ群を2段直列に接続した結線構
造となっている。この構成により、例えば、点s3 を含
む1つの蒸着電極4を一方の電極とする1個の小コンデ
ンサ(以下「小コンデンサs3 」という)に絶縁破壊が
生じた場合、この小コンデンサs3 のみ短絡し、これと
直列に接続された点t3 ,u3 を含む1つの蒸着電極4
を一方の電極とする2個の小コンデンサ(以下「小コン
デンサt3 ,小コンデンサu3 」という)に正常時の2
倍の電圧が加わり、これらの小コンデンサt3 ,u3 に
おいても絶縁破壊が生じる。この結果、小コンデンサs
3 ,t3 ,u3 およびヒューズ部7に短絡電流が流れ、
小コンデンサs3 ,t3 ,u3 は瞬時放電によって自己
回復する。このとき、小コンデンサs3 には小コンデン
サs3 および小コンデンサu3 の2個分の電流が流れる
ため、小コンデンサs3 のみヒューズ部7が溶断され
る。これにより小コンデンサs3 にはコンデンサ機能が
なくなっても、他の多くの小コンデンサは支障なく動作
するため、全体としてのコンデンサ機能を維持できる。
このように、絶縁破壊が生じた場合でも、絶縁破壊が生
じた部分にのみ短絡電流が流れるため、コンデンサ全体
が短絡することがなく、自己回復するか、あるいは絶縁
破壊が生じた小コンデンサのみが切り離される。
ンデンサも、図1と同様、分断された1つの蒸着電極4
(電極片)が一方の電極となり、蒸着電極9が他方の電
極となる小コンデンサを、電極片の数に応じて有し、並
列接続した小コンデンサ群を2段直列に接続した結線構
造となっている。この構成により、例えば、点s3 を含
む1つの蒸着電極4を一方の電極とする1個の小コンデ
ンサ(以下「小コンデンサs3 」という)に絶縁破壊が
生じた場合、この小コンデンサs3 のみ短絡し、これと
直列に接続された点t3 ,u3 を含む1つの蒸着電極4
を一方の電極とする2個の小コンデンサ(以下「小コン
デンサt3 ,小コンデンサu3 」という)に正常時の2
倍の電圧が加わり、これらの小コンデンサt3 ,u3 に
おいても絶縁破壊が生じる。この結果、小コンデンサs
3 ,t3 ,u3 およびヒューズ部7に短絡電流が流れ、
小コンデンサs3 ,t3 ,u3 は瞬時放電によって自己
回復する。このとき、小コンデンサs3 には小コンデン
サs3 および小コンデンサu3 の2個分の電流が流れる
ため、小コンデンサs3 のみヒューズ部7が溶断され
る。これにより小コンデンサs3 にはコンデンサ機能が
なくなっても、他の多くの小コンデンサは支障なく動作
するため、全体としてのコンデンサ機能を維持できる。
このように、絶縁破壊が生じた場合でも、絶縁破壊が生
じた部分にのみ短絡電流が流れるため、コンデンサ全体
が短絡することがなく、自己回復するか、あるいは絶縁
破壊が生じた小コンデンサのみが切り離される。
【0032】そして、この金属化フィルムコンデンサの
20台のサンプルを用いて、第1の実施の形態同様、J
IS C 4908に示される保安性試験を実施したと
ころ、20台すべて保安機構が正常に動作した。この実
施の形態によれば、第1の実施の形態同様、コンデンサ
運転中に発熱によりプラスチックフィルム10,11が
膨張し、素子の中央部の締付けがきつくなっても、電極
取出し用の金属溶射部に接続される蒸着電極4の巻軸方
向の両端の近傍、すなわち素子の両端部近傍にヒューズ
部7を設けているため、小コンデンサの絶縁破壊時の短
絡電流によるヒューズ部7の溶断の動作性すなわち保安
機構の動作性が損なわれず、素子の中央部にヒューズ部
39(図4)が位置する従来の金属化フィルムコンデン
サと比べ、保安機構の動作性を向上し、耐電圧が高く、
安全性に優れた金属化フィルムコンデンサを実現するこ
とができる。
20台のサンプルを用いて、第1の実施の形態同様、J
IS C 4908に示される保安性試験を実施したと
ころ、20台すべて保安機構が正常に動作した。この実
施の形態によれば、第1の実施の形態同様、コンデンサ
運転中に発熱によりプラスチックフィルム10,11が
膨張し、素子の中央部の締付けがきつくなっても、電極
取出し用の金属溶射部に接続される蒸着電極4の巻軸方
向の両端の近傍、すなわち素子の両端部近傍にヒューズ
部7を設けているため、小コンデンサの絶縁破壊時の短
絡電流によるヒューズ部7の溶断の動作性すなわち保安
機構の動作性が損なわれず、素子の中央部にヒューズ部
39(図4)が位置する従来の金属化フィルムコンデン
サと比べ、保安機構の動作性を向上し、耐電圧が高く、
安全性に優れた金属化フィルムコンデンサを実現するこ
とができる。
【0033】なお、この実施の形態では、1つの電極片
(1つの蒸着電極4)にヒューズ部7を1つ設けている
が、1つの電極片に複数のヒューズ部7を設けてもよ
い。また、ヒューズ部7の幅については、10〜30m
Aの短絡電流が流れることによって溶断されるような幅
にしておけばよいことも、第1の実施の形態と同様であ
る。
(1つの蒸着電極4)にヒューズ部7を1つ設けている
が、1つの電極片に複数のヒューズ部7を設けてもよ
い。また、ヒューズ部7の幅については、10〜30m
Aの短絡電流が流れることによって溶断されるような幅
にしておけばよいことも、第1の実施の形態と同様であ
る。
【0034】なお、上記第1〜第3の実施の形態では、
2枚の片面金属化フィルムを重ねて巻回しているが、電
極構成を変えずに、両面金属化フィルムと非金属化フィ
ルムとを巻回するようにしても、同様の効果を得ること
ができる。
2枚の片面金属化フィルムを重ねて巻回しているが、電
極構成を変えずに、両面金属化フィルムと非金属化フィ
ルムとを巻回するようにしても、同様の効果を得ること
ができる。
【0035】
【発明の効果】この発明の金属化フィルムコンデンサ
は、第1のプラスチックフィルム,第1の蒸着電極,第
2のプラスチックフィルム,および第2の蒸着電極を順
次重ねて巻回した金属化フィルムコンデンサであって、
第1の蒸着電極は、巻軸方向の中央部で2分断されると
ともに巻き方向に等間隔に複数分断された2列の電極片
からなり、2列の電極片の巻軸方向の両端の近傍に電極
非形成部分を設けて電流容量の小さいヒューズ部を形成
し、2列の電極片の巻軸方向の両端よりも内側に第2の
蒸着電極を配置して2列の電極片の巻軸方向の両端に電
極取出し用の金属溶射部を接続するようにしたことによ
り、電極取出し側の第1の蒸着電極を構成する電極片が
一方の電極となり、第2の蒸着電極が他方の電極となる
小コンデンサを、電極片の数に応じて有し、2段直列の
小コンデンサを並列に集合した形の結線構造、言い換え
れば、並列接続した小コンデンサ群を2段直列に接続し
た結線構造となっており、コンデンサ運転中に発熱によ
りプラスチックフィルムが膨張し、素子の中央部の締付
けがきつくなっても、電極取出し用の金属溶射部に接続
される第1の蒸着電極の巻軸方向の両端の近傍、すなわ
ち素子の両端部近傍にヒューズ部を設けているため、小
コンデンサの絶縁破壊時の短絡電流によるヒューズ部の
溶断の動作性すなわち保安機構の動作性が損なわれず、
素子の中央部にヒューズ部が位置する従来の金属化フィ
ルムコンデンサと比べ、保安機構の動作性を向上し、耐
電圧が高く、安全性に優れた金属化フィルムコンデンサ
を実現することができる。
は、第1のプラスチックフィルム,第1の蒸着電極,第
2のプラスチックフィルム,および第2の蒸着電極を順
次重ねて巻回した金属化フィルムコンデンサであって、
第1の蒸着電極は、巻軸方向の中央部で2分断されると
ともに巻き方向に等間隔に複数分断された2列の電極片
からなり、2列の電極片の巻軸方向の両端の近傍に電極
非形成部分を設けて電流容量の小さいヒューズ部を形成
し、2列の電極片の巻軸方向の両端よりも内側に第2の
蒸着電極を配置して2列の電極片の巻軸方向の両端に電
極取出し用の金属溶射部を接続するようにしたことによ
り、電極取出し側の第1の蒸着電極を構成する電極片が
一方の電極となり、第2の蒸着電極が他方の電極となる
小コンデンサを、電極片の数に応じて有し、2段直列の
小コンデンサを並列に集合した形の結線構造、言い換え
れば、並列接続した小コンデンサ群を2段直列に接続し
た結線構造となっており、コンデンサ運転中に発熱によ
りプラスチックフィルムが膨張し、素子の中央部の締付
けがきつくなっても、電極取出し用の金属溶射部に接続
される第1の蒸着電極の巻軸方向の両端の近傍、すなわ
ち素子の両端部近傍にヒューズ部を設けているため、小
コンデンサの絶縁破壊時の短絡電流によるヒューズ部の
溶断の動作性すなわち保安機構の動作性が損なわれず、
素子の中央部にヒューズ部が位置する従来の金属化フィ
ルムコンデンサと比べ、保安機構の動作性を向上し、耐
電圧が高く、安全性に優れた金属化フィルムコンデンサ
を実現することができる。
【0036】また、ヒューズ部は、2列の電極片の巻軸
方向の両端のうち一端の近傍に設けても同様の効果が得
られ、この場合、2列の電極片の巻軸方向の両端の近傍
に設けるよりも、製造歩留りを向上することができる。
方向の両端のうち一端の近傍に設けても同様の効果が得
られ、この場合、2列の電極片の巻軸方向の両端の近傍
に設けるよりも、製造歩留りを向上することができる。
【図1】この発明の第1の実施の形態の金属化フィルム
コンデンサの構成を示す図である。
コンデンサの構成を示す図である。
【図2】この発明の第2の実施の形態の金属化フィルム
コンデンサの構成を示す図である。
コンデンサの構成を示す図である。
【図3】この発明の第3の実施の形態の金属化フィルム
コンデンサの構成を示す図である。
コンデンサの構成を示す図である。
【図4】従来の金属化フィルムコンデンサの構成を示す
図である。
図である。
1A,1B,1C 第1の金属化フィルム 2 第2の金属化フィルム 3 マージン部 4 (第1の)蒸着電極 5 分割マージン部 6 電極非形成部 7 ヒューズ部 8 マージン部 9 (第2の)蒸着電極 10 (第1の)プラスチックフィルム 11 (第2の)プラスチックフィルム
Claims (5)
- 【請求項1】 第1のプラスチックフィルム,第1の蒸
着電極,第2のプラスチックフィルム,および第2の蒸
着電極を順次重ねて巻回した金属化フィルムコンデンサ
であって、 前記第1の蒸着電極は、巻軸方向の中央部で2分断され
るとともに巻き方向に等間隔に複数分断された2列の電
極片からなり、前記2列の電極片の巻軸方向の両端の近
傍に電極非形成部分を設けて電流容量の小さいヒューズ
部を形成し、前記2列の電極片の巻軸方向の両端よりも
内側に前記第2の蒸着電極を配置して前記2列の電極片
の巻軸方向の両端に電極取出し用の金属溶射部を接続す
るようにしたことを特徴とする金属化フィルムコンデン
サ。 - 【請求項2】 第1のプラスチックフィルム,第1の蒸
着電極,第2のプラスチックフィルム,および第2の蒸
着電極を順次重ねて巻回した金属化フィルムコンデンサ
であって、 前記第1の蒸着電極は、巻軸方向の中央部で2分断され
るとともに巻き方向に等間隔に複数分断された2列の電
極片からなり、前記2列の電極片の巻軸方向の両端のう
ち一端の近傍に電極非形成部分を設けて電流容量の小さ
いヒューズ部を形成し、前記2列の電極片の巻軸方向の
両端よりも内側に前記第2の蒸着電極を配置して前記2
列の電極片の巻軸方向の両端に電極取出し用の金属溶射
部を接続するようにしたことを特徴とする金属化フィル
ムコンデンサ。 - 【請求項3】 2列の電極片の一方の列と他方の列と
は、巻軸方向の中央部に対して対称に配置した請求項1
または2記載の金属化フィルムコンデンサ。 - 【請求項4】 2列の電極片の一方の列と他方の列と
は、巻軸方向の中央部に対して非対称に配置した請求項
1記載の金属化フィルムコンデンサ。 - 【請求項5】 ヒューズ部は、10〜30mAの電流が
流れることによって溶断される幅に設定した請求項1,
2,3または4記載の金属化フィルムコンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8117531A JPH09306782A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 金属化フィルムコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8117531A JPH09306782A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 金属化フィルムコンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09306782A true JPH09306782A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14714103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8117531A Pending JPH09306782A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 金属化フィルムコンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09306782A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100495226B1 (ko) * | 2002-11-04 | 2005-06-14 | 필코전자주식회사 | 보정패턴을 구비한 필름 콘덴서 |
| JP2013219305A (ja) * | 2012-04-12 | 2013-10-24 | Nichicon Corp | 金属化フィルムコンデンサ |
| KR20180060561A (ko) * | 2016-11-29 | 2018-06-07 | 주식회사 뉴인텍 | 패턴 증착 필름을 갖는 고전압 직렬 커패시터용 유전체 소자를 사용한 고전압 직렬 커패시터 |
-
1996
- 1996-05-13 JP JP8117531A patent/JPH09306782A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100495226B1 (ko) * | 2002-11-04 | 2005-06-14 | 필코전자주식회사 | 보정패턴을 구비한 필름 콘덴서 |
| JP2013219305A (ja) * | 2012-04-12 | 2013-10-24 | Nichicon Corp | 金属化フィルムコンデンサ |
| KR20180060561A (ko) * | 2016-11-29 | 2018-06-07 | 주식회사 뉴인텍 | 패턴 증착 필름을 갖는 고전압 직렬 커패시터용 유전체 소자를 사용한 고전압 직렬 커패시터 |
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