JPH0930679A - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

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JPH0930679A
JPH0930679A JP7178911A JP17891195A JPH0930679A JP H0930679 A JPH0930679 A JP H0930679A JP 7178911 A JP7178911 A JP 7178911A JP 17891195 A JP17891195 A JP 17891195A JP H0930679 A JPH0930679 A JP H0930679A
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JP
Japan
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guide plate
vertical guide
paper
sheet
upper guide
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Pending
Application number
JP7178911A
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English (en)
Inventor
Seiji Kasagi
誠司 笠木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイド・レジストレーション方式の用紙搬送
装置で例えばジャムが発生した際に用紙を迅速に取り除
くことができるようにする。 【解決手段】 下ガイド板102の一側部には垂直ガイ
ド板103が取り付けられている。ドライブロール10
5とピンチロール107は垂直ガイド板103に片持ち
支持されていて用紙38をこの垂直ガイド板103に沿
わせて搬送させるようにしている。上ガイド板71は一
方の突出部71Aを垂直ガイド板103に穿たれた穴6
1に遊嵌し、この箇所を支点として回動できるようにし
ている。ジャムの除去の際には、摘まみ77を回して上
ガイド板71の他方の突出部71Bの固定を解除し、こ
の端部側を持ち上げて搬送路に十分な空間を発生させ、
用紙38を引っ張り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ等
のように裁断された用紙を搬送するための用紙搬送装置
に関わり、特に搬送路の上側に用紙が移動するのを規制
した平板状のシュートを有する用紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタのような画像形成装置
では、ロール紙を装置内のカッタによって裁断した用紙
や予め所定の寸法に裁断された用紙に対して画像の転写
を行ったり、転写された画像の定着を行うようになって
いる。このような画像形成プロセスにおいて、裁断され
た用紙は装置内の比較的長い搬送路をローラやベルトに
よって搬送されるので、次第にその搬送方向が狂って斜
め送り(スキュー)を発生させることがある。
【0003】画像の転写前にスキューが発生すると、例
えば用紙の上端と平行に印字されるべき罫線や各行の文
字が傾いて印字されることになり、文書の体裁が悪くな
る。また、用紙の本来の搬送方向から所定の角度だけ傾
いた状態でこの搬送が行われると、斜め送りを原因とし
て搬送路に用紙の角が引っ掛かり、ジャム(紙詰り)が
発生することもあり、この点でも不都合が発生する。
【0004】そこで、従来からサイド・レジストレーシ
ョン方式と呼ばれる用紙の搬送方法が提案されている。
この方法では、搬送路に沿って垂直ガイド板を立設させ
ておき、用紙の側端部をこれに沿わせる形で搬送を行
い、スキューの発生を防止するようにしている。
【0005】図12は、このサイド・レジストレーショ
ン方式の用紙搬送装置の要部を表わしたものである。こ
の用紙搬送装置には、用紙101の搬送方向に沿って複
数本の筋状の凸部が形成された所定幅の下ガイド板10
2が配置されている。この下ガイド板102の図で向か
って左側部には、垂直ガイド板103がこれと接するよ
うにして立設されている。垂直ガイド板103の所定位
置には、一端に駆動力伝達用のギア104を取り付けた
ドライブロール105が片持ち支持されている。すなわ
ち、図示しないブランケットがドライブロール105の
回転軸の両端を軸支すると共に、垂直ガイド板103の
所定位置に固定されている。ギア104は図示しない搬
送用のモータかち駆動力の伝達を受けるようになってい
る。
【0006】ドライブロール105にはこれに転接させ
てピンチロール107が配置されている。ピンチロール
107も垂直ガイド板103に片持ち支持されている
が、その回転軸が垂直ガイド板103の方向にわずかに
傾いている。これにより、両ロール105、107によ
って挟持されるようにして矢印で示した搬送方向108
に搬送される用紙101は、その左端部の先端から後端
までを一様に垂直ガイド板103に沿わせるようにして
進行することになり、スキューが防止されることにな
る。
【0007】用紙101が搬送される搬送路には、下ガ
イド板102からわずかの間隔を置いてこれと平行に上
ガイド板111が配置されている。この上ガイド板11
1の一端は、90度折り曲げられて垂直ガイド板103
にネジ112で固定されている。また、他端は下ガイド
板102の側部に土手状に配置された凸部102Aに同
じくネジ113で固定されている。上ガイド板111
は、ピンチロール107の配置されている箇所の近傍が
切り欠かれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようなサイド・レ
ジストレーション方式の用紙搬送装置は、ドライブロー
ル105とピンチロール107を搬送路の全幅にわたっ
て配置する必要がないので、用紙101の搬送のための
機構を簡単に構成することができるという利点がある。
しかしながら、何らかの理由で用紙101が上ガイド板
111の下でジャムになったとき、これを取り除くこと
が困難であった。すなわち、上ガイド板111からはみ
出している用紙部分を掴んで搬送方向108あるいはこ
れと反対方向に引き抜こうとしても、用紙101がドラ
イブロール105とピンチロール107に比較的強く挟
まれているので、引き抜きにくく、無理に引き抜こうと
すると途中で破れてしまうことが多かった。用紙101
が途中で破けると、その破片が上ガイド板111と下ガ
イド板102の間に放置されることになり、次に新たな
用紙101を搬送させるときにジャムを誘発することに
なった。
【0009】そこで従来の用紙搬送装置では、2か所の
ネジ112、113を外して上ガイド板111を取り外
し、破れた用紙部分を取り除くといったことが行われて
いた。しかしながら、特に垂直ガイド板103にとめら
れたネジ112は画像形成装置等の装置内部の奥まった
箇所に存在するので、その取り外しや再度の取り付けに
時間を要する場合があり、ジャムの発生から復旧までに
かなりの時間を要することになるといった問題があっ
た。
【0010】そこで本発明の目的は、サイド・レジスト
レーション方式の用紙搬送装置で用紙を迅速に取り除く
ことができるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)用紙の搬送路の一端に沿って立設された垂直
ガイド板と、(ロ)この垂直ガイド板に一側部全体を沿
わせるようにして用紙の搬送を行わせる搬送ローラと、
(ハ)この搬送ローラによって搬送される用紙の面の上
方向への移動を規制する平板状の部材であって、垂直ガ
イド板と反対側に位置する端部が垂直ガイド板側の端部
を支点として上方に回動自在とされた水平ガイド板とを
用紙搬送装置に具備させる。
【0012】すなわち請求項1記載の発明では、サイド
・レジストレーション用の垂直ガイド板に対して水平に
配置される水平ガイド板を垂直ガイド板側の端部を支点
として上方に回動自在に配置することにして、ジャムを
起こした用紙等を手前側に引き抜けるようにして、迅速
な処理を可能にしている。
【0013】請求項2記載の発明では、(イ)用紙の搬
送路の一端に沿って立設された垂直ガイド板と、(ロ)
この垂直ガイド板に一側部全体を沿わせるようにして用
紙の搬送を行わせる搬送ローラと、(ハ)この搬送ロー
ラによって搬送される用紙の面の上方向への移動を規制
する平板状の部材であって、垂直ガイド板と反対側に位
置する端部が垂直ガイド板側の端部を支点として上方に
回動自在とされた水平ガイド板と、(ニ)この水平ガイ
ド板が水平に保たれている状態で反対側に位置する端部
を随時固定する固定手段とを用紙搬送装置に具備させ
る。
【0014】すなわち請求項2記載の発明では、サイド
・レジストレーションを行うための垂直ガイド板に対し
て水平に配置される水平ガイド板を垂直ガイド板側の端
部を支点として上方に回動自在に配置すると共に、反対
側の端部をレバー等の機構で常時は固定するようにして
いる。ジャムが発生した等により搬送路上の用紙を除去
する必要があるときには、この固定を解除して固定され
た側を上方に持ち上げ、これによって生じた空間に手を
入れて用紙を引っ張り出すことができる。
【0015】請求項3記載の発明では、(イ)用紙をそ
の上面に沿って移動させる下ガイド板と、(ロ)この下
ガイド板の一端に沿って立設された垂直ガイド板と、
(ハ)この垂直ガイド板に一側部全体を沿わせるように
して用紙の搬送を行わせる搬送ローラと、(ニ)下ガイ
ド板から用紙の厚さに相当する長さよりも高い所定位置
で垂直ガイド板に穿たれた穴と、(ホ)この穴に一端部
を遊嵌させこの遊嵌させた部分を支点として水平位置か
ら所定角度範囲で回動自在に配置された平板状の上ガイ
ド板とを用紙搬送装置に具備させる。
【0016】すなわち請求項3記載の発明では、用紙の
上下方向の動きを上ガイド板と下ガイド板で規制し、左
右方向の動き(スキュー)を垂直ガイド板に用紙の一側
部全体を沿わせるようにして規制する装置において、垂
直ガイド板の所定位置に穴を開け、この穴に上ガイド板
の一端部を遊嵌させこの遊嵌させた部分を支点としてこ
の上ガイド板を回動させることによって、搬送路上の用
紙を引っ張り出すことができるようにしたものである。
上ガイド板の一端部は、垂直ガイド板に穿たれた穴に直
接挿入されるものであってもよいし、この穴に所定の筒
状の部材を嵌入させて、その穴に上ガイド板の一端部を
遊嵌させるようにしてもよい。
【0017】
【発明の実施形態】以下実施例につき本発明を詳細に説
明する。
【0018】図1は本発明の一実施例における用紙搬送
装置を使用したプリンタの構成の概要を表わしたもので
ある。このプリンタ10は、3系統の給紙を行うことが
できる。第1は、プリンタ本体11の底部に着脱自在に
配置されるカセットトレイ12から送り出される定型サ
イズの用紙13である。カセットトレイ12は用紙サイ
ズに応じて複数のものから1つを選択することができ
る。第2は、手差し給紙口14から手差しされる図示し
ない用紙である。例えば厚い用紙や、定型サイズ以外の
用紙のような用紙がここから手差しされる。第3は、図
示しない封筒カセットを封筒カセット挿入口15に挿入
した場合である。この場合には、封筒カセットに積層さ
れた封筒が1枚ずつ送り出される。
【0019】カセットトレイ12の手前側上部には、デ
ュプレックス用搬送路17を介して半月フィードロール
18が配置されている。半月フィードロール18が所定
のタイミングで回転すると、デュプレックス用搬送路1
7の図示しない切り欠き部分をこの半月形の部分が通過
してカセットトレイ12の最上層の用紙13と接触しそ
の送り出しが開始されるようになっている。プリンタ本
体11内の感光体ドラム19の上流側にはレジストロー
ル対19が配置されている。
【0020】カセットトレイ12から送り出された用紙
13は、各フィードロール対21、22によって順にフ
ィードされてレジストロール対19の箇所まで搬送され
るようになっている。また、手差し給紙口14から手差
しされた用紙は、送りロール24によって送り出された
後、フィードロール対22を経てレジストロール対19
の箇所まで搬送されるようになっている。更に封筒カセ
ット挿入口15にセットされた封筒カセットから送り出
された封筒カセットは、フィードロール対22を経てレ
ジストロール対19の箇所まで搬送されるようになって
いる。
【0021】図2は、感光体ドラムの周辺を原理的に表
わしたものである。感光体ドラム19の図で下側には転
写用の電位を設定する転写ロール31が配置されてい
る。また、感光体ドラム19にはその上部左側に電荷の
付与を行うための帯電ロール32が配置されている。感
光体ドラム19は矢印で示した時計方向33に定速で回
転するようになっており、帯電ロール32によって電荷
を一様に塗布されたドラム表面には画像信号によって変
調されたレーザビーム35が照射されることになる。こ
のとき、レーザビーム35の照射された部位の電荷が放
電され、そうでない部位の電荷は保持されて、画像に対
応した静電潜像が形成される。この静電潜像は、帯電ロ
ール32の下流側のドラム表面に近接して配置された磁
気ロール37によって現像され、トナー像が作成される
ことになる。転写ロール31は、カセットトレイ12等
の各給紙手段のうちの1つから送り出された記録用紙3
8に対してトナー像を転写するようになっている。この
明細書で記録用紙38という語句は、カセットトレイ1
2から送り出された用紙13に限らず、前記した封筒等
の諸々の用紙を総称したものとして使用する。
【0022】転写ロール31によってトナー像を転写さ
れた記録用紙38は、定着装置39に到達し、ヒートロ
ール41とプレッシャロール42の間を通過して定着さ
れる。トナー像の転写が行われた後も感光体ドラム19
上に残ったトナー粒子は、ドラム表面に接触するクリー
ニングブレード44によって削りとられ、清掃が行われ
る。清掃後のドラム表面には、次の静電潜像形成のため
に帯電ロール32が電荷を一様に付与することになる。
【0023】一方、図1に示す定着装置39から反射さ
れた記録用紙38は、搬送ロール対46および排出ロー
ル対47によってプリンタ本体11内を上方に搬送さ
れ、排出トレイ48上に排出されるようになっている。
なお、この装置ではデュプレックス用搬送路17が定着
装置39の出口側の搬送路と繋がっており、逆Y字形と
なっている。これは、排出ロール対47によって排出ト
レイ48に途中まで排出した記録用紙38を引き戻し
て、この逆Y字形の部分からデュプレックスユニット4
9を経てデュプレックス用搬送路17に進入させること
で、両面プリントを実現するためのものである。
【0024】デュプレックスユニット49はプリンタ本
体11に着脱自在な構成となっている。デュプレックス
ユニット49は記録用紙搬送用の駆動機構を備えてお
り、プリンタ本体11から得られた駆動制御信号に基づ
いて内蔵の搬送ロール対の駆動制御を行うようになって
いる。デュプレックスユニット49は顧客の要求に応じ
て設置されるオプション部品であり、これが装着される
と両面プリントが可能となる。デュプレックスユニット
49を装着していない状態では片面プリントのみが可能
である。
【0025】プリンタ本体11内の定着装置39と排出
トレイ48の間には、スキャナユニット51が配置され
ている。スキャナユニット51は、図示しないレーザか
ら射出されたレーザビームを偏向するポリゴンミラー5
2を高速回転させるためのポリゴンモータ53や、偏向
後のレーザビームを反射するミラー54、55等の光学
部品を内蔵している。後段のミラー55によって反射さ
れたレーザビーム35は、図2で説明したように感光体
ドラム35をその軸方向に繰り返し走査し、これによっ
て静電潜像が形成されることになる。なお、図2で示し
た感光体ドラム19、帯電ロール32、磁気ロール37
を含む現像装置およびクリーニングブレード44を含む
クリーニング装置は、プリントカートリッジ57内に一
体化されており、これを消耗部品として交換できるよう
になっている。
【0026】図3は、このような構成のプリンタに使用
されている用紙搬送装置の要部を表わしたものである。
図12と同一部分には同一の符号を付しており、これら
の説明を適宜省略する。このようなサイド・レジストレ
ーション方式の用紙搬送装置は、このプリンタで感光体
ドラム19(図1)の手前で随所に配置され、記録用紙
38の姿勢を正すために使用されている。
【0027】この図3で垂直ガイド板103にはドライ
ブロール105とピンチロール107が共に片持ち支持
されている。また、垂直ガイド板103におけるピンチ
ロール107の取り付けられている位置とほぼ同一の高
さで、この取付位置から搬送方向108にわずかに離れ
た位置には、搬送方向108を長辺とする矩形の穴61
が穿たれている。この穴61には、これにちょうど嵌合
する断面形状の筒状部材62が圧入されている。筒状部
材62の奥行きは垂直ガイド板103の厚さよりも所定
長だけ長くなっており、この長くなった部分が垂直ガイ
ド板103の図3では見えない裏面側に突出している。
【0028】図4は、この筒状部材の外観を表わしたも
のである。筒状部材62の底板部分62Aは手前側(図
で右側)に一定の長さだけシフトした形状となってお
り、天板部分62Bから突出した形となっている。この
突出部の中央部分にはピン63が植設されている。本実
施例では筒状部材62を金属で加工しているが、プラス
チックを成形したものであってもよい。
【0029】図5は、本実施例の上ガイド板の形状を表
わしたものである。上ガイド板71は、全体として矩形
をした金属製の平板であるが、両側部に突出部71A、
71Bを有し、更に図3で示したピンチロール107の
配置される箇所72が切り欠かれている。また、一方の
突出部71Aの近傍には、図3に示したピン63を通す
ための長穴73が開けられている。
【0030】この上ガイド板71は、一方の突出部71
Aを図3に示した穴61に挿入し、長穴73からピン6
3が突出するように位置決めしながら水平に配置する。
このとき、他方の突出部71Bは、下ガイド板102の
側部に土手状に配置された凸部102Aに載置される。
凸部102Aの所定位置には、位置決め板75が立設し
ており、この近傍には矢印76方向に回動自在の摘まみ
77が配置されている。上ガイド板71の突出部71B
の一側部を位置決め板75に押し当てて、摘まみ76を
回動させ、その底部を突出部71Bに図のように乗り上
げさせることで上ガイド板71の固定を行うことができ
る。
【0031】図6は、この用紙搬送装置が記録用紙の搬
送を行っている状態を原理的に表わしたものである。記
録用紙38は、下ガイド板102と上ガイド板71によ
って上下方向を規制され、かつピンチロール107の働
きによってその一側部を垂直ガイド板103に押し当て
た状態で搬送されている。このとき、上ガイド板71の
図で向かって右側の突出部71Bは、摘まみ77と凸部
102Aに挟持されるようにして固定されている。な
お、この図は端面図なので、他方の突出部71は図示さ
れていないが、垂直ガイド板103を貫通している。
【0032】図7は、上ガイド板の手前側(図で右側)
を持ち上げた状態を表わしたものである。何らかの原因
で上ガイド板71の下でジャムが発生した場合には、摘
まみ77を回動させて突出部71Bに対する拘束を解除
する。そして、この図には示されない他方の突出部71
Aを支点として上ガイド板71の突出部71B側を矢印
79で示す上側に持ち上げる。これにより、下ガイド板
102と上ガイド板71の間に、作業者の手が入るのに
十分な空間が生じる。そこで、作業者は記録用紙38を
手前側、すなわち矢印81方向に引っ張ることで、これ
を容易に除去することができる。この方向では、記録用
紙38に力を加えてもドライブロール105とピンチロ
ール107がつられて回転しながら長い距離にわたって
記録用紙38の除去に抵抗するといった現象が発生しな
い。これらドライブロール105とピンチロール107
は記録用紙38の奥側を挟持しており、かつ手前に引き
抜くことはこれらの軸方向に引っ張ることなので、簡単
にこれらの拘束を解除することができる。
【0033】図8は、上ガイド板が持ち上げられていな
い状態における筒状部材の働きを表わしたものである。
上ガイド板71が持ち上げられていない状態では、筒状
部材の天板部分62Bが突出部71Aの上方向の移動を
規制しており、底板部分62Aが下方向の移動を規制し
ている。
【0034】図9は、上ガイド板が持ち上げられた状態
における筒状部材の働きを表わしたものである。上ガイ
ド板71はピン63の挿入された長穴73を中心として
回動することによって持ち上げられる。このときの回動
可能な角度θは、底板部分62Aの奥側端部の位置と天
板部分62Bの手前側端部の位置およびこれら2つの板
状部材の間隔に関係する。
【0035】変形例
【0036】図10は、本発明の第1の変形例における
筒状部材と上ガイド板の関係を表わしたものである。こ
の図でも垂直ガイド板の図示を省略しているが、装置の
手前側の面、すなわち上ガイド板91と対向する側の筒
状部材92の端面は垂直ガイド板の手前側の面と同一面
を形成している。この変形例では、筒状部材92の内面
にピン93が植設されており、上ガイド板91の突出部
91Aにはこれを差し込んで位置決めするための長穴9
4が穿たれている。
【0037】この第1の変形例の用紙搬送装置では、上
ガイド板91の突出部91B側を矢印79で示す上側に
持ち上げることで、搬送路上のジャムを取り除くことが
できる。また、この変形例では搬送路中に実施例におけ
る底板部分62A(図4参照)に相当する部分が突出し
ていないので、記録用紙38の搬送をスムーズに行うこ
とができる。なお、先の実施例では底板部分62Aが搬
送路中に突出しているが、ドライブロール105とピン
チロール107のニップ部分の高さがこの底板部分62
Aよりも十分に低くなっているので、底板部分62Aに
記録用紙38が衝突することはない。
【0038】図11は、本発明の第2の変形例における
筒状部材と上ガイド板の関係を表わしたものである。筒
状部材95は図4に示した先の実施例の筒状部材62と
同様に装置の手前側に出っ張った突出部95Aを備えて
おり、この部分に位置決め用のピン96を植設してい
る。この図でも垂直ガイド板の図示を省略しているが、
突出部95Aを除いた筒状部材95の手前側の端面が垂
直ガイド板の手前側の面と同一となっている。
【0039】一方、上ガイド板97は筒状部材95の開
口部に遊嵌させる突出部97Aが他の部分に比べて一段
高くなるように折り曲げられており、この部分にピン9
6を差し込むための長穴98が穿たれている。この第2
の変形例でも、上ガイド板97の突出部97B側を矢印
79で示す上側に持ち上げることで、搬送路上のジャム
を取り除くことができる。また、この変形例では搬送路
中に実施例におけるような突出部95Aが配置されてい
るが、突出部97Aがこの上に載置されても上ガイド板
97のその他の部分は突出部95Aと同一の高さかこれ
よりも低い高さの位置に配置されることになる。したが
って、搬送路中に突出部95Aが飛び出していても記録
用紙の搬送に障害となることはない。
【0040】以上説明した実施例および変形例では上ガ
イド板の1つの突出部を筒状部材に遊嵌させることでこ
の箇所を支点として上ガイド板を回動させ記録用紙の除
去等の作業を可能にしたが、垂直ガイド板側に上ガイド
板の突出部が複数配置されていてもよいことは当然であ
る。また、実施例および変形例では垂直ガイド板に開け
られた穴に筒状部材を嵌入することにしたが、筒状部材
を使用せず垂直ガイド板に設けられた穴に突出部を直接
挿入するような構成となっていてもよい。また、通常用
いられるヒンジ構造をこの部分に適用することも可能で
ある。
【0041】また、実施例では上ガイド板71の他方の
突出部71Bを摘まみ77の回転によって固定するよう
にしたが、指で簡単に回転させて取り外せるような頭部
が比較的大きなネジを用いて固定するようにしてもよ
い。また、上ガイド板71の突出部71Bを下側に90
度折り曲げると共に、これに対向する凸部102A(図
3参照)に少なくともこの突出部71Bを収容すること
ができる深さの溝を設けておいて、自重によってこの突
出部71B側への固定を行うようにしてもよい。突出部
71Bが複数個存在し、これらが共に下側に90度折り
曲げられていてもよいことも当然である。
【0042】なお、実施例では例えば図8に示される筒
状部材62における底板部分62Aと天板部分62Bの
これらの面方向における隙間と上ガイド板71の厚さと
の関係について考察していないので、これについて若干
の考察を加える。底板部分62Aと天板部分62Bのこ
れらの面方向における隙間をAとし、上ガイド板71の
厚さをBとする。上ガイド板71の突出部71Aを筒状
部材62に差し込んだ状態で上下方向の揺動の可能性を
少なくするためには、隙間Aは厚さBとほぼ等しいこと
が望ましい。図4に示したような差し込み形態をとる場
合にはこのような要請がある。ただし、突出部71Aを
差し込んで取り付ける際に、図4における底板部分62
Aと天板部分62Bの対向する隙間の間隔Cは厚さBよ
りも大きくなければならない。
【0043】このように隙間Aは厚さBがほぼ等しくな
いといけないような差し込み形態を採る必要がない場合
には、すなわち上ガイド板71が水平状態を保てるよう
に他方の突出部71Bが所定の高さの部材上に固定でき
る場合には、図11あるいは図12の形態を採ることが
できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、用紙のサイド・レジストレーションを行う用
紙搬送装置の水平ガイド板を垂直ガイド板側の端部を支
点として上方に回動できるようにした。したがって、水
平ガイド板の一端を持ち上げた状態でジャムを起こした
用紙等を簡単に取り除くことができる。しかも搬送ロー
ルの軸方向に沿って用紙を引っ張り出すことができるの
で、処理が簡単になり、迅速化するという利点もある。
【0045】また、請求項2記載の発明によれば、水平
ガイド板を垂直ガイド板側の端部を支点として上方に回
動自在に配置すると共に、反対側の端部をレバー等の機
構で常時は固定するようにした。このため用紙搬送装置
の組み込まれた装置を運搬したような場合にも、水平ガ
イド板の位置が狂うことがなく、用紙の搬送の信頼性が
損なわれることがない。また、ジャムが発生したような
場合には、この固定手段の固定を解除することで搬送路
に対して作業者が容易にアクセスすることができる。
【0046】更に、請求項3記載の発明によれば、用紙
の上下方向の動きを上ガイド板と下ガイド板の両方で規
制し、更に左右方向の動き(スキュー)を垂直ガイド板
に用紙の一側部全体を沿わせるようにして規制する装置
において、垂直ガイド板の所定位置に穴を開け、この穴
に上ガイド板の一端部を遊嵌させこの遊嵌させた部分を
支点としてこの上ガイド板を開き、搬送路上の用紙を引
っ張り出すことができるようにした。したがって、垂直
ガイド板自体を上ガイド板の開閉に使用した単純な機構
で上ガイド板の本来のガイド機能を満足させると共に、
搬送路に対する作業者のアクセスの要請にも応えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における用紙搬送装置を使
用したプリンタの構成の概要を表わした概略構成図であ
る。
【図2】 図1に示したプリンタの感光体ドラムの周辺
を表わした概略構成図である。
【図3】 本実施例の用紙搬送装置の要部を表わした斜
視図である。
【図4】 本実施例で使用される筒状部材の外観を表わ
した斜視図である。
【図5】 本実施例で使用される上ガイド板の外観を表
わした斜視図である。
【図6】 用紙搬送装置が記録用紙の搬送を行っている
状態を原理的に表わした端面図である。
【図7】 上ガイド板の手前側を持ち上げて記録用紙を
除去する状態を表わした端面図である。
【図8】 上ガイド板が持ち上げられていない状態にお
ける筒状部材の働きを表わした要部断面図である。
【図9】 上ガイド板が持ち上げられた状態における筒
状部材の働きを表わした要部断面図である。
【図10】 本発明の第1の変形例における筒状部材と
上ガイド板の関係を表わした斜視図である。
【図11】 本発明の第2の変形例における筒状部材と
上ガイド板の関係を表わした斜視図である。
【図12】 従来使用されたサイド・レジストレーショ
ン方式の用紙搬送装置の要部を表わした斜視図である。
【符号の説明】 11…プリンタ本体、61…穴、62、92、95…筒
状部材、62A…底板部分、63、93、96…ピン、
71、91、97…上ガイド板、71A、71B、91
A、91B、95A、97A、97B…突出部、73、
94、98…長穴、75…位置決め板、77…摘まみ、
103…垂直ガイド板、105…ドライブロール、10
7…ピンチロール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙の搬送路の一端に沿って立設された
    垂直ガイド板と、 この垂直ガイド板に一側部全体を沿わせるようにして用
    紙の搬送を行わせる搬送ローラと、 この搬送ローラによって搬送される用紙の面の上方向へ
    の移動を規制する平板状の部材であって、前記垂直ガイ
    ド板と反対側に位置する端部が前記垂直ガイド板側の端
    部を支点として上方に回動自在とされた水平ガイド板と
    を具備することを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 【請求項2】 用紙の搬送路の一端に沿って立設された
    垂直ガイド板と、 この垂直ガイド板に一側部全体を沿わせるようにして用
    紙の搬送を行わせる搬送ローラと、 この搬送ローラによって搬送される用紙の面の上方向へ
    の移動を規制する平板状の部材であって、前記垂直ガイ
    ド板と反対側に位置する端部が前記垂直ガイド板側の端
    部を支点として上方に回動自在とされた水平ガイド板
    と、 この水平ガイド板が水平に保たれている状態で前記反対
    側に位置する端部を随時固定する固定手段とを具備する
    ことを特徴とする用紙搬送装置。
  3. 【請求項3】 用紙をその上面に沿って移動させる下ガ
    イド板と、 この下ガイド板の一端に沿って立設された垂直ガイド板
    と、 この垂直ガイド板に一側部全体を沿わせるようにして用
    紙の搬送を行わせる搬送ローラと、 前記下ガイド板から前記用紙の厚さに相当する長さより
    も高い所定位置で前記垂直ガイド板に穿たれた穴と、 この穴に一端部を遊嵌させこの遊嵌させた部分を支点と
    して水平位置から所定角度範囲で回動自在に配置された
    平板状の上ガイド板とを具備することを特徴とする用紙
    搬送装置。
JP7178911A 1995-07-14 1995-07-14 用紙搬送装置 Pending JPH0930679A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101590956B (zh) 2008-05-28 2012-01-25 佳能株式会社 片材输送设备和成像设备

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