JPH09306821A - 半導体装置及びその合わせマーク - Google Patents
半導体装置及びその合わせマークInfo
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- JPH09306821A JPH09306821A JP8124647A JP12464796A JPH09306821A JP H09306821 A JPH09306821 A JP H09306821A JP 8124647 A JP8124647 A JP 8124647A JP 12464796 A JP12464796 A JP 12464796A JP H09306821 A JPH09306821 A JP H09306821A
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- groove
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- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】金属膜が高温の成膜工程により形成される場合
にも、フォトリソグラフィー工程において高い合わせ精
度を実現することができる半導体装置を提供する。 【解決手段】金属配線4を成形するためのフォトリソグ
ラフィー工程において、金属配線4の位置とその下に形
成されている層2の位置とを合わせるために金属配線4
の下の層2に形成された段差部により構成される合わせ
マークを具備し、段差部近傍の凸部領域側に開口部3を
具備する。
にも、フォトリソグラフィー工程において高い合わせ精
度を実現することができる半導体装置を提供する。 【解決手段】金属配線4を成形するためのフォトリソグ
ラフィー工程において、金属配線4の位置とその下に形
成されている層2の位置とを合わせるために金属配線4
の下の層2に形成された段差部により構成される合わせ
マークを具備し、段差部近傍の凸部領域側に開口部3を
具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォトリソグラフ
ィー工程に用いられる合わせマークを有する半導体装置
と合わせマークに関し、特に、例えばリフロー技術、ま
たは高温スパッタ技術、またはレーザーメルト技術等、
高温の成膜工程により形成された膜をフォトリソグラフ
ィー法により加工する時に用いられる合わせマークを有
する半導体装置に関する。
ィー工程に用いられる合わせマークを有する半導体装置
と合わせマークに関し、特に、例えばリフロー技術、ま
たは高温スパッタ技術、またはレーザーメルト技術等、
高温の成膜工程により形成された膜をフォトリソグラフ
ィー法により加工する時に用いられる合わせマークを有
する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に半導体装置は、フォトリソグラフ
ィー法を用いて様々なパターンに加工された、例えば配
線層等の複数の層を半導体基板上に積層することにより
製造される。ここで、これらの複数の層の間の相互の位
置を正確に合せることが、半導体装置の高集積化に対し
て重要な技術となっている。すなわち、複数のパターン
の間の位置を正確に合せることができない場合には、こ
れに伴う複数の層の間の短絡等を防止するために、常に
合せ余裕を確保する必要が生じて、これが集積密度の向
上を妨げる要因となるからである。
ィー法を用いて様々なパターンに加工された、例えば配
線層等の複数の層を半導体基板上に積層することにより
製造される。ここで、これらの複数の層の間の相互の位
置を正確に合せることが、半導体装置の高集積化に対し
て重要な技術となっている。すなわち、複数のパターン
の間の位置を正確に合せることができない場合には、こ
れに伴う複数の層の間の短絡等を防止するために、常に
合せ余裕を確保する必要が生じて、これが集積密度の向
上を妨げる要因となるからである。
【0003】複数の層の相互のパターンの位置を合わせ
るために、一般に、各層を加工すると同時に、例えばダ
イシングライン上に合せマークが形成される。この合せ
マークは、例えば凹または凸形状を有しており、先に形
成された層の合せマークの端の段差部を計測することに
より、先に形成された層の位置を確認する。さらに、こ
の位置に合わせて、後に形成される層のパターニングを
行う。
るために、一般に、各層を加工すると同時に、例えばダ
イシングライン上に合せマークが形成される。この合せ
マークは、例えば凹または凸形状を有しており、先に形
成された層の合せマークの端の段差部を計測することに
より、先に形成された層の位置を確認する。さらに、こ
の位置に合わせて、後に形成される層のパターニングを
行う。
【0004】このため、相互のパターンを正確に合せる
ためには、正確な位置にマークを形成することと、正確
に位置を測定することが必要となる。図5および図6
に、接続孔と配線層のパターンとを合せるために使用さ
れる従来の合せマークの構造を示す。図5の(a)は、
凸形状を有する合せマークの上面図、図5の(b)は、
同図(a)のA−A´断面図である。図6は、凹形状を
有する合せマークの上面図、図6の(b)は、同図
(a)のA−A´断面図である。
ためには、正確な位置にマークを形成することと、正確
に位置を測定することが必要となる。図5および図6
に、接続孔と配線層のパターンとを合せるために使用さ
れる従来の合せマークの構造を示す。図5の(a)は、
凸形状を有する合せマークの上面図、図5の(b)は、
同図(a)のA−A´断面図である。図6は、凹形状を
有する合せマークの上面図、図6の(b)は、同図
(a)のA−A´断面図である。
【0005】これらの合せマークは、接続孔と同時に例
えばダイシングライン上の層間絶縁膜2に形成される。
この後、接続孔および合せマークが形成されている層間
絶縁膜2上に、配線層を構成する例えば金属膜を形成
し、この金属膜をフォトリソグラフィー法とエッチング
技術を用いて加工して配線層を形成する。この時に、配
線層の位置を接続孔の位置に合せるために、合わせマー
クの端の段差部を計測する。
えばダイシングライン上の層間絶縁膜2に形成される。
この後、接続孔および合せマークが形成されている層間
絶縁膜2上に、配線層を構成する例えば金属膜を形成
し、この金属膜をフォトリソグラフィー法とエッチング
技術を用いて加工して配線層を形成する。この時に、配
線層の位置を接続孔の位置に合せるために、合わせマー
クの端の段差部を計測する。
【0006】ここで、配線層を構成する例えばAl等の
金属膜が、例えばリフロー技術、または高温スパッタ技
術、またはレーザーメルト技術等、高温の成膜工程によ
り形成される場合には、金属が溶融したり金属結晶粒の
粒径が拡大する。この時に、金属結晶が不均一に成長す
るため、金属膜が形成された後の合わせマークの形状
が、図5の(c)および(d)、または図6の(c)お
よび(d)に示すように、変形する。すなわち、本来直
線であるべき合わせマークの端の段差部に凹凸が生じ
て、直線ではなくなる。このため、このような凹凸に起
因して、合わせマークの段差部の正確な計測が困難とな
り、例えば配線層の位置を接続孔の位置に対して正確に
合わせることができないという問題を生じる。
金属膜が、例えばリフロー技術、または高温スパッタ技
術、またはレーザーメルト技術等、高温の成膜工程によ
り形成される場合には、金属が溶融したり金属結晶粒の
粒径が拡大する。この時に、金属結晶が不均一に成長す
るため、金属膜が形成された後の合わせマークの形状
が、図5の(c)および(d)、または図6の(c)お
よび(d)に示すように、変形する。すなわち、本来直
線であるべき合わせマークの端の段差部に凹凸が生じ
て、直線ではなくなる。このため、このような凹凸に起
因して、合わせマークの段差部の正確な計測が困難とな
り、例えば配線層の位置を接続孔の位置に対して正確に
合わせることができないという問題を生じる。
【0007】このように、半導体装置を構成する各層の
位置を相互に正確に合わせることができない場合、半導
体装置の特性が劣化したり、各層の間の短絡等、致命的
な不良が発生する可能性がある。
位置を相互に正確に合わせることができない場合、半導
体装置の特性が劣化したり、各層の間の短絡等、致命的
な不良が発生する可能性がある。
【0008】このような問題を解決し、合わせ精度を向
上するために、例えば金属の結晶成長を抑制する様々な
方法が考えられる。すなわち、熱処理温度の低温化等、
熱負荷を緩和する方法、または金属の堆積膜厚を薄膜化
する方法、または層間絶縁膜等の下地膜を変更する方法
である。
上するために、例えば金属の結晶成長を抑制する様々な
方法が考えられる。すなわち、熱処理温度の低温化等、
熱負荷を緩和する方法、または金属の堆積膜厚を薄膜化
する方法、または層間絶縁膜等の下地膜を変更する方法
である。
【0009】しかし、熱負荷を緩和することは、リフロ
ー技術、または高温スパッタ技術、またはレーザーメル
ト技術等の高温の成膜工程が有する本来の利点を損なう
ため、困難である。また、金属の堆積膜厚または層間絶
縁膜等の下地膜は、主に半導体装置の特性から決定され
るものであり、これらを変更することは、半導体装置の
特性が劣化する可能性があるため、困難である。
ー技術、または高温スパッタ技術、またはレーザーメル
ト技術等の高温の成膜工程が有する本来の利点を損なう
ため、困難である。また、金属の堆積膜厚または層間絶
縁膜等の下地膜は、主に半導体装置の特性から決定され
るものであり、これらを変更することは、半導体装置の
特性が劣化する可能性があるため、困難である。
【0010】また、合わせ精度を向上するために、合わ
せマーク上の金属膜を除去して、合わせマークを露出す
るという方法が考えられる。しかし、このためには、金
属膜を除去するという工程を増加する必要があるため、
好ましくない。
せマーク上の金属膜を除去して、合わせマークを露出す
るという方法が考えられる。しかし、このためには、金
属膜を除去するという工程を増加する必要があるため、
好ましくない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の半
導体装置では、金属膜が高温の成膜工程により形成され
る場合に、金属結晶が不均一に成長するため、フォトリ
ソグラフィー法において高い合わせ精度を実現すること
が困難であった。
導体装置では、金属膜が高温の成膜工程により形成され
る場合に、金属結晶が不均一に成長するため、フォトリ
ソグラフィー法において高い合わせ精度を実現すること
が困難であった。
【0012】本発明の目的は、金属膜が高温の成膜工程
により形成される場合にも、フォトリソグラフィー工程
において高い合わせ精度を実現することができる半導体
装置及びその合わせマークを提供することである。
により形成される場合にも、フォトリソグラフィー工程
において高い合わせ精度を実現することができる半導体
装置及びその合わせマークを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明による半導体装置は、金属配線
を成形するためのフォトリソグラフィー工程において、
前記金属配線の位置とその下に形成されている層の位置
とを合わせるために前記金属配線の下の層に形成された
段差部により構成される合わせマークを具備する半導体
装置において、前記段差部近傍の凸部領域側に開口部を
具備することを特徴とする。
達成するために、本発明による半導体装置は、金属配線
を成形するためのフォトリソグラフィー工程において、
前記金属配線の位置とその下に形成されている層の位置
とを合わせるために前記金属配線の下の層に形成された
段差部により構成される合わせマークを具備する半導体
装置において、前記段差部近傍の凸部領域側に開口部を
具備することを特徴とする。
【0014】また、上記の半導体装置において、前記開
口部は溝により構成されることも可能である。さらに、
前記溝の幅は0.6μm以下であることが可能である。
口部は溝により構成されることも可能である。さらに、
前記溝の幅は0.6μm以下であることが可能である。
【0015】また、前述の半導体装置において、前記開
口部は、複数の孔により構成されることも可能である。
さらに、前記孔の径は1μm未満であることが可能であ
る。
口部は、複数の孔により構成されることも可能である。
さらに、前記孔の径は1μm未満であることが可能であ
る。
【0016】また、本発明による半導体装置は、前述の
半導体装置において、前記開口部が、前記段差部から1
μm未満の距離に形成されていることを特徴とする。こ
のように本発明による半導体装置は、合わせマークの段
差部近傍の凸部領域側に開口部を具備するため、この合
わせマークが形成されている層の上に、例えばリフロー
技術、または高温スパッタ技術、またはレーザーメルト
技術等の高温の成膜工程を用いて金属膜を形成した時
に、凸部領域に形成された開口部の内部に金属が流れ込
み、凸部領域上の金属の量を低減することができる。こ
れにより、金属膜が不均一に成長することを抑制するこ
とができ、合わせマークの端に凹凸が生じることを抑制
することができる。このようにして、金属膜が高温の成
膜工程により形成される場合にも、フォトリソグラフィ
ー工程において高い合わせ精度を実現することができ
る。これにより、性能の優れた高密度の半導体装置を実
現することが可能となる。
半導体装置において、前記開口部が、前記段差部から1
μm未満の距離に形成されていることを特徴とする。こ
のように本発明による半導体装置は、合わせマークの段
差部近傍の凸部領域側に開口部を具備するため、この合
わせマークが形成されている層の上に、例えばリフロー
技術、または高温スパッタ技術、またはレーザーメルト
技術等の高温の成膜工程を用いて金属膜を形成した時
に、凸部領域に形成された開口部の内部に金属が流れ込
み、凸部領域上の金属の量を低減することができる。こ
れにより、金属膜が不均一に成長することを抑制するこ
とができ、合わせマークの端に凹凸が生じることを抑制
することができる。このようにして、金属膜が高温の成
膜工程により形成される場合にも、フォトリソグラフィ
ー工程において高い合わせ精度を実現することができ
る。これにより、性能の優れた高密度の半導体装置を実
現することが可能となる。
【0017】また、開口部が溝により構成され、この溝
の幅は0.6μm以下である本発明による半導体装置で
は、合わせマークの凸部領域上の金属が、溝の内部に容
易に流れ込むことができる。一般に、金属は溶融した時
にその表面積を最小とするような形状となる。ここで、
溝の幅が0.6μm以上の場合には、溶融した金属が溝
の内部に流れ込むことにより金属膜の表面積を小さくす
ることはできないが、溝の幅が0.6μm以下の場合に
は、溶融した金属が溝の内部を埋め込むことにより、金
属膜の表面積を小さくすることができる。このため、溝
の幅を0.6μm以下とすることにより、合わせマーク
の凸部領域上の金属が溝の内部に容易に流れ込み、金属
膜が不均一に成長することを抑制して、合わせマークの
端の形状を改善することができる。
の幅は0.6μm以下である本発明による半導体装置で
は、合わせマークの凸部領域上の金属が、溝の内部に容
易に流れ込むことができる。一般に、金属は溶融した時
にその表面積を最小とするような形状となる。ここで、
溝の幅が0.6μm以上の場合には、溶融した金属が溝
の内部に流れ込むことにより金属膜の表面積を小さくす
ることはできないが、溝の幅が0.6μm以下の場合に
は、溶融した金属が溝の内部を埋め込むことにより、金
属膜の表面積を小さくすることができる。このため、溝
の幅を0.6μm以下とすることにより、合わせマーク
の凸部領域上の金属が溝の内部に容易に流れ込み、金属
膜が不均一に成長することを抑制して、合わせマークの
端の形状を改善することができる。
【0018】また、開口部が孔により構成され、孔の径
が1μm未満である半導体装置では、前述の溝の場合と
同様に、合わせマークの凸部領域上の金属が孔の内部に
容易に流れ込み、金属膜が不均一に成長することを抑制
して、合わせマークの端の形状を改善することができ
る。
が1μm未満である半導体装置では、前述の溝の場合と
同様に、合わせマークの凸部領域上の金属が孔の内部に
容易に流れ込み、金属膜が不均一に成長することを抑制
して、合わせマークの端の形状を改善することができ
る。
【0019】さらに、開口部は、段差部から1μm未満
の距離に形成されている本発明による半導体装置では、
合わせマークの凸部領域上の凸部の端の近傍の金属を開
口部の内部に流れ込ませることができるため、特に段差
部近傍の金属が不均一に成長することを抑制することが
でき、これにより、合わせマークの形状を改善すること
ができ、合わせ制度を向上することができる。
の距離に形成されている本発明による半導体装置では、
合わせマークの凸部領域上の凸部の端の近傍の金属を開
口部の内部に流れ込ませることができるため、特に段差
部近傍の金属が不均一に成長することを抑制することが
でき、これにより、合わせマークの形状を改善すること
ができ、合わせ制度を向上することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1の(a)は、本発明の
第1の実施の形態による半導体装置が有する合わせマー
クの構造を示す上面図、図1の(b)は、同図(a)の
A−A´断面図である。
て図面を参照して説明する。図1の(a)は、本発明の
第1の実施の形態による半導体装置が有する合わせマー
クの構造を示す上面図、図1の(b)は、同図(a)の
A−A´断面図である。
【0021】また、図2の(a)は、本発明の第2の実
施の形態による半導体装置が有する合わせマークの構造
を示す上面図、図2の(b)は、同図(a)のA−A´
断面図である。
施の形態による半導体装置が有する合わせマークの構造
を示す上面図、図2の(b)は、同図(a)のA−A´
断面図である。
【0022】これら図に示すように、本発明の第1また
は第2の実施の形態による半導体装置は、合わせマーク
の凸部領域に、その端の段差部から例えば1μm未満程
度の近傍に、例えば0.6μm以下の幅の溝3が形成さ
れている。この溝3は、例えば層間絶縁膜2に接続孔を
形成する時に、合わせマークと共に形成する。
は第2の実施の形態による半導体装置は、合わせマーク
の凸部領域に、その端の段差部から例えば1μm未満程
度の近傍に、例えば0.6μm以下の幅の溝3が形成さ
れている。この溝3は、例えば層間絶縁膜2に接続孔を
形成する時に、合わせマークと共に形成する。
【0023】このように本実施の形態では、合わせマー
クの凸部領域の端の段差部の近傍に溝3が形成されてい
るため、例えばリフロー技術、または高温スパッタ技
術、またはレーザーメルト技術等の高温の成膜工程を用
いて金属膜を形成する時に、合わせマークの凸部領域上
の金属がこの溝3の内部に流れ込み、凸部領域上の金属
の膜厚を低減することができる。これにより、金属結晶
粒が成長する時に、結晶粒径が不均一となることを抑制
し、合わせマークの端に凹凸が生じることを抑制するこ
とができる。
クの凸部領域の端の段差部の近傍に溝3が形成されてい
るため、例えばリフロー技術、または高温スパッタ技
術、またはレーザーメルト技術等の高温の成膜工程を用
いて金属膜を形成する時に、合わせマークの凸部領域上
の金属がこの溝3の内部に流れ込み、凸部領域上の金属
の膜厚を低減することができる。これにより、金属結晶
粒が成長する時に、結晶粒径が不均一となることを抑制
し、合わせマークの端に凹凸が生じることを抑制するこ
とができる。
【0024】図1の(c)および(d)、または図2の
(c)および(d)に、金属膜を形成した後の合わせマ
ークの形状を示す。この金属膜4として、例えばスパッ
タ技術を用いて、Ti等により構成されるバリアメタル
層を例えば0.13μm程度の膜厚となるように形成し
た後に、例えば470℃の温度で7分間のリフロー技術
を用いて、膜厚が例えば0.6μm程度のAl膜を形成
することができる。これらの図に示すように、本実施の
形態によれば、高温の成膜工程を用いて金属膜4を形成
した時に、合わせマークの段差部の形状を改善すること
ができる。
(c)および(d)に、金属膜を形成した後の合わせマ
ークの形状を示す。この金属膜4として、例えばスパッ
タ技術を用いて、Ti等により構成されるバリアメタル
層を例えば0.13μm程度の膜厚となるように形成し
た後に、例えば470℃の温度で7分間のリフロー技術
を用いて、膜厚が例えば0.6μm程度のAl膜を形成
することができる。これらの図に示すように、本実施の
形態によれば、高温の成膜工程を用いて金属膜4を形成
した時に、合わせマークの段差部の形状を改善すること
ができる。
【0025】また、一般に、金属は溶融した時にその表
面積を最小とするような形状となる。ここで、溝3の幅
が0.6μm以上の場合には、溶融した金属4が溝3の
内部に流れ込むことにより金属膜4の表面積を小さくす
ることはできないため、金属4は溝3の内部に流れ込ま
ず、合わせマークの端の形状を改善することはできな
い。これに対して、溝の幅が0.6μm以下の場合に
は、溶融した金属4が溝6の内部を埋め込むような形状
となり、金属膜の表面積を小さくすることができる。こ
のため、溶融した金属4が溝3の内部に容易に流れ込
み、合わせマークの端の形状が改善される。
面積を最小とするような形状となる。ここで、溝3の幅
が0.6μm以上の場合には、溶融した金属4が溝3の
内部に流れ込むことにより金属膜4の表面積を小さくす
ることはできないため、金属4は溝3の内部に流れ込ま
ず、合わせマークの端の形状を改善することはできな
い。これに対して、溝の幅が0.6μm以下の場合に
は、溶融した金属4が溝6の内部を埋め込むような形状
となり、金属膜の表面積を小さくすることができる。こ
のため、溶融した金属4が溝3の内部に容易に流れ込
み、合わせマークの端の形状が改善される。
【0026】ただし、このような溝3の最大幅は、金属
膜4の膜厚に影響される。すなわち、金属膜4の膜厚が
厚い場合には、溝3の幅が0.6μmより広い場合にも
合わせマークの端の形状を改善することができる。一
方、金属膜4の膜厚が薄い場合には、0.6μmの幅の
溝3では合わせマークの端の形状を改善することができ
ない。
膜4の膜厚に影響される。すなわち、金属膜4の膜厚が
厚い場合には、溝3の幅が0.6μmより広い場合にも
合わせマークの端の形状を改善することができる。一
方、金属膜4の膜厚が薄い場合には、0.6μmの幅の
溝3では合わせマークの端の形状を改善することができ
ない。
【0027】また、溝3の最小幅は、フォトリソグラフ
ィー法の最小加工幅と金属膜4の構造とに影響される。
すなわち、本実施の形態のようにバリアメタル層を形成
する場合には、このバリアメタル層により溝3が埋め込
まれない程度に溝3の幅を確保する必要がある。例えば
本実施の形態のように、0.13μmの膜厚のバリアメ
タル層を形成する場合には、この膜厚の約2倍である
0.3μm程度以上の幅を有する溝3を形成する必要が
ある。
ィー法の最小加工幅と金属膜4の構造とに影響される。
すなわち、本実施の形態のようにバリアメタル層を形成
する場合には、このバリアメタル層により溝3が埋め込
まれない程度に溝3の幅を確保する必要がある。例えば
本実施の形態のように、0.13μmの膜厚のバリアメ
タル層を形成する場合には、この膜厚の約2倍である
0.3μm程度以上の幅を有する溝3を形成する必要が
ある。
【0028】また、金属膜4の成膜工程における温度が
より高温である場合、またはリフロー時間がより長い場
合には、金属膜4が溝3の内部に流れ込みやすくなるた
め、溝3の幅が0.6μm以上の場合にも、合わせマー
クの形状を改善することができる。
より高温である場合、またはリフロー時間がより長い場
合には、金属膜4が溝3の内部に流れ込みやすくなるた
め、溝3の幅が0.6μm以上の場合にも、合わせマー
クの形状を改善することができる。
【0029】また、上記の実施の形態では、合わせマー
クは、端にそれぞれ1つずつ溝3を有しているが、例え
ば複数の溝3を高密度に形成した場合には、すべての溝
3に均一に金属膜4が流れ込まずに、これらの溝3の一
部分に金属膜4が流れ込み、溝3の一部分には金属膜4
が流れ込まないという現象が生じる。このため、合わせ
マークの端の形状を改善することができない。
クは、端にそれぞれ1つずつ溝3を有しているが、例え
ば複数の溝3を高密度に形成した場合には、すべての溝
3に均一に金属膜4が流れ込まずに、これらの溝3の一
部分に金属膜4が流れ込み、溝3の一部分には金属膜4
が流れ込まないという現象が生じる。このため、合わせ
マークの端の形状を改善することができない。
【0030】ただし、前述の0.6μm以上の幅の溝3
を有する場合と同様に、金属の成膜工程における温度が
高温である場合、または時間が長い場合には、金属膜が
より均一に溝3の内部に流れ込むため、溝3が高密度に
形成されている場合にも、合わせマークの形状を改善す
ることができる。
を有する場合と同様に、金属の成膜工程における温度が
高温である場合、または時間が長い場合には、金属膜が
より均一に溝3の内部に流れ込むため、溝3が高密度に
形成されている場合にも、合わせマークの形状を改善す
ることができる。
【0031】さらに、溝3の深さが金属膜4の堆積膜厚
と同程度である場合には、合わせマークの形状は改善さ
れず、溝3の深さを、金属膜4の堆積膜厚より深く形成
することが望ましい。
と同程度である場合には、合わせマークの形状は改善さ
れず、溝3の深さを、金属膜4の堆積膜厚より深く形成
することが望ましい。
【0032】また、溝3を合わせマークの段差と同時に
形成することにより、溝3を形成するための工程を新た
に追加する必要がなくなる。このため、本発明を実施す
るために製造工程が増加することはない。
形成することにより、溝3を形成するための工程を新た
に追加する必要がなくなる。このため、本発明を実施す
るために製造工程が増加することはない。
【0033】また、本発明による第3の実施の形態とし
て、合わせマークの凸部領域の端の段差部の近傍に、例
えば直径1μm未満の孔5を例えば3μm程度のピッチ
で多数個並べて形成することも可能である。この孔5と
段差部との間の距離は、前述の実施の形態における溝3
の場合と同様に、例えば1μm未満とすることが望まし
い。図3の(a)に、本実施の形態による半導体装置が
有する合わせマークの構造を示す上面図、図3の(b)
に、同図(a)のA−A´断面図を示す。また、図3の
(c)および(d)に、高温の成膜工程を用いて金属膜
4を形成した後の合わせマークの形状を示す。
て、合わせマークの凸部領域の端の段差部の近傍に、例
えば直径1μm未満の孔5を例えば3μm程度のピッチ
で多数個並べて形成することも可能である。この孔5と
段差部との間の距離は、前述の実施の形態における溝3
の場合と同様に、例えば1μm未満とすることが望まし
い。図3の(a)に、本実施の形態による半導体装置が
有する合わせマークの構造を示す上面図、図3の(b)
に、同図(a)のA−A´断面図を示す。また、図3の
(c)および(d)に、高温の成膜工程を用いて金属膜
4を形成した後の合わせマークの形状を示す。
【0034】この図に示すように、孔5を多数個形成す
ることによっても、前述の第1または第2の実施の形態
における溝3と同様に、この孔5の内部に金属膜4が流
れ込むため、金属膜4が不均一に成長することを抑制
し、合わせマークの形状を改善することができる。さら
に、この孔の形状は、図3に示すような円形に限らず、
例えば図4の(a)から(c)に上面図を示すような、
様々な形状とすることができる。
ることによっても、前述の第1または第2の実施の形態
における溝3と同様に、この孔5の内部に金属膜4が流
れ込むため、金属膜4が不均一に成長することを抑制
し、合わせマークの形状を改善することができる。さら
に、この孔の形状は、図3に示すような円形に限らず、
例えば図4の(a)から(c)に上面図を示すような、
様々な形状とすることができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明による半導体装置
では、金属膜が高温の成膜工程により形成される場合に
も、合わせマークの端に凹凸が生じることを抑制するこ
とができるため、フォトリソグラフィー法において高い
合わせ精度を実現することができる。
では、金属膜が高温の成膜工程により形成される場合に
も、合わせマークの端に凹凸が生じることを抑制するこ
とができるため、フォトリソグラフィー法において高い
合わせ精度を実現することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態による半導体装置の
構造を示す上面図および断面図。
構造を示す上面図および断面図。
【図2】本発明の第2の実施の形態による半導体装置の
構造を示す上面図および断面図。
構造を示す上面図および断面図。
【図3】本発明の第3の実施の形態による半導体装置の
構造を示す上面図および断面図。
構造を示す上面図および断面図。
【図4】本発明の第3の実施の形態による半導体装置の
他の構造を示す上面図。
他の構造を示す上面図。
【図5】従来の半導体装置の構造を示す上面図および断
面図。
面図。
【図6】従来の半導体装置の構造を示す上面図および断
面図。
面図。
1…半導体基板、 2…層間絶縁膜、 3…溝、 4…金属膜、 5…孔
Claims (8)
- 【請求項1】 金属配線を成形するためのフォトリソグ
ラフィー工程において、前記金属配線の位置とその下に
形成されている層の位置とを合わせるために前記金属配
線の下の層に形成された段差部により構成される合わせ
マークを具備する半導体装置において、前記段差部近傍
の凸部領域側に開口部を具備することを特徴とする半導
体装置。 - 【請求項2】 前記開口部は溝により構成される請求項
1記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記溝の幅は0.6μm以下である請求
項2記載の半導体装置。 - 【請求項4】 前記溝を覆う溶融して形成された金属膜
は、前記溝内に入り込み、その表面積が最小となること
を特徴とする請求項3記載の半導体装置。 - 【請求項5】 前記開口部は、複数の孔により構成され
る請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項6】 前記孔の径は1μm未満である請求項5
記載の半導体装置。 - 【請求項7】 前記開口部は、前記段差部から1μm未
満の距離に形成されている請求項1乃至6記載の半導体
装置。 - 【請求項8】 金属配線を成形するためのフォトリソグ
ラフィー工程において、前記金属配線の位置とその下に
形成されている層の位置とを合わせるために前記金属配
線の下の層に形成された段差部により構成される合わせ
マークにおいて、前記段差部近傍の凸部領域側に開口部
を具備することを特徴とする合わせマーク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8124647A JPH09306821A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 半導体装置及びその合わせマーク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8124647A JPH09306821A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 半導体装置及びその合わせマーク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09306821A true JPH09306821A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14890590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8124647A Abandoned JPH09306821A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 半導体装置及びその合わせマーク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09306821A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6319791B1 (en) | 1998-10-27 | 2001-11-20 | Nec Corporation | Semiconductor device manufacturing method and semiconductor device |
| US6801313B1 (en) | 1999-07-28 | 2004-10-05 | Nec Electronics Corporation | Overlay mark, method of measuring overlay accuracy, method of making alignment and semiconductor device therewith |
| KR100709477B1 (ko) * | 2005-12-08 | 2007-04-18 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 소자의 오버레이 버니어 및 그의 형성방법 |
-
1996
- 1996-05-20 JP JP8124647A patent/JPH09306821A/ja not_active Abandoned
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6319791B1 (en) | 1998-10-27 | 2001-11-20 | Nec Corporation | Semiconductor device manufacturing method and semiconductor device |
| KR100427501B1 (ko) * | 1998-10-27 | 2004-04-30 | 닛뽄덴끼 가부시끼가이샤 | 반도체 제조방법 |
| US6801313B1 (en) | 1999-07-28 | 2004-10-05 | Nec Electronics Corporation | Overlay mark, method of measuring overlay accuracy, method of making alignment and semiconductor device therewith |
| KR100709477B1 (ko) * | 2005-12-08 | 2007-04-18 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 소자의 오버레이 버니어 및 그의 형성방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050114 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060228 |
|
| A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20060407 |