JPH09306822A - プラズマエチング方法及びフォトマスクの製造方法 - Google Patents
プラズマエチング方法及びフォトマスクの製造方法Info
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- JPH09306822A JPH09306822A JP12465096A JP12465096A JPH09306822A JP H09306822 A JPH09306822 A JP H09306822A JP 12465096 A JP12465096 A JP 12465096A JP 12465096 A JP12465096 A JP 12465096A JP H09306822 A JPH09306822 A JP H09306822A
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- Japan
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- etching
- mask
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- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- ing And Chemical Polishing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プラズマエッチングによってマスク基板の表
面にパターンを加工する際に、マスク基板の表面におけ
るエッチング速度の均一性を改善する。 【解決手段】 本発明のプラズマエッチング方法は、表
面にレジストによってパターン63aが形成された石英
基板61を、反応性ガスプラズマを利用してエッチング
する際に、前記パターン部63aに、被エッチング部6
1aと同等のエッチング速度を有するSOGの被膜66
を、被エッチング部61aを目標の深さまでエッチング
した後に当該被膜66の一部が残る厚さ以上の厚さで形
成することによって、前記パターン部63aと被エッチ
ング部61aとの間で、プラズマエッチングの過程にお
いて蓄積される荷電粒子による帯電量を均一化すること
を特徴とする。
面にパターンを加工する際に、マスク基板の表面におけ
るエッチング速度の均一性を改善する。 【解決手段】 本発明のプラズマエッチング方法は、表
面にレジストによってパターン63aが形成された石英
基板61を、反応性ガスプラズマを利用してエッチング
する際に、前記パターン部63aに、被エッチング部6
1aと同等のエッチング速度を有するSOGの被膜66
を、被エッチング部61aを目標の深さまでエッチング
した後に当該被膜66の一部が残る厚さ以上の厚さで形
成することによって、前記パターン部63aと被エッチ
ング部61aとの間で、プラズマエッチングの過程にお
いて蓄積される荷電粒子による帯電量を均一化すること
を特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反応性ガスプラズ
マを利用して被加工材表面のエッチングを行うプラズマ
エッチング方法に係り、特に、半導体素子の製造プロセ
スの内、リソグラフィプロセスにおいて使用されるフォ
トマスクを作成する際のプラズマエッチング方法、及び
この方法を適用したフォトマスクの製造方法に関する。
マを利用して被加工材表面のエッチングを行うプラズマ
エッチング方法に係り、特に、半導体素子の製造プロセ
スの内、リソグラフィプロセスにおいて使用されるフォ
トマスクを作成する際のプラズマエッチング方法、及び
この方法を適用したフォトマスクの製造方法に関する。
【0002】
a.位相シフトマスク 図14に、リソグラフィプロセスにおいて使用されるス
テッパの概要を示す。フォトマスク144はステッパに
セットされ、光源141から発射された光は、フライア
イレンズ142及びコンデンサレンズ143を通って平
行光線となってフォトマスク144に入射し、更に投影
レンズ145を通ってウエハ146の表面に収束する。
これによって、フォトマスク144上に形成されている
遮光膜によるパターン144aが、ウエハ146上に塗
布されているレジスト146aに縮小転写される。
テッパの概要を示す。フォトマスク144はステッパに
セットされ、光源141から発射された光は、フライア
イレンズ142及びコンデンサレンズ143を通って平
行光線となってフォトマスク144に入射し、更に投影
レンズ145を通ってウエハ146の表面に収束する。
これによって、フォトマスク144上に形成されている
遮光膜によるパターン144aが、ウエハ146上に塗
布されているレジスト146aに縮小転写される。
【0003】最近の半導体素子の高集積化を志向した微
細加工技術に対する要求の高度化に伴い、ステッパの光
学系及びフォトマスクについて、パターン解像力の向
上、露光焦点深度の増大などを目指した改良の試みが盛
んに行われている。
細加工技術に対する要求の高度化に伴い、ステッパの光
学系及びフォトマスクについて、パターン解像力の向
上、露光焦点深度の増大などを目指した改良の試みが盛
んに行われている。
【0004】その中で、フォトマスクに関しては、マス
クパターン面上の一部に位相シフタを設け、光学像の一
部を位相反転させて非反転部と重ね合わることによっ
て、解像力を向上させ、且つ焦点深度を増加させる位相
シフトマスクが開発されている。この様な位相シフトマ
スクとして、レベンソンマスク、ハーフトーンマスク、
シフタエッジマスク、自己整合マスクなどが発表されて
いる。これらの位相シフトマスクの中で、解像力、焦点
深度の改善効果が最も大きいのは、レベンソンマスクで
ある。
クパターン面上の一部に位相シフタを設け、光学像の一
部を位相反転させて非反転部と重ね合わることによっ
て、解像力を向上させ、且つ焦点深度を増加させる位相
シフトマスクが開発されている。この様な位相シフトマ
スクとして、レベンソンマスク、ハーフトーンマスク、
シフタエッジマスク、自己整合マスクなどが発表されて
いる。これらの位相シフトマスクの中で、解像力、焦点
深度の改善効果が最も大きいのは、レベンソンマスクで
ある。
【0005】レベンソンマスクの構造の一例を図15に
示す。図15は、特開昭62−189468号公報に開
示されている基板掘り込み型レベンソンマスクである。
図15において、151は石英ガラス製のマスク基板、
152は遮光膜、154は位相シフタを表しており、マ
スク基板151を、所定のパターンに合わせて下式で与
えられる深さdだけ掘り込むことによって位相シフタ1
54が形成されている、 d=λ/2(n−1) ・・・(1) ここで、nはマスク基板の屈折率、λは露光波長を表
す。
示す。図15は、特開昭62−189468号公報に開
示されている基板掘り込み型レベンソンマスクである。
図15において、151は石英ガラス製のマスク基板、
152は遮光膜、154は位相シフタを表しており、マ
スク基板151を、所定のパターンに合わせて下式で与
えられる深さdだけ掘り込むことによって位相シフタ1
54が形成されている、 d=λ/2(n−1) ・・・(1) ここで、nはマスク基板の屈折率、λは露光波長を表
す。
【0006】図16に、基板掘り込み型レベンソンマス
クの製造工程の概要を示す。先ず、図16(a)に示す
様に、遮光膜152によってパターンが形成されたマス
ク基板151の光透過部156の一つ置きに、図16
(b)に示す様に、レジスト153のパターンを形成す
る。このレジストのパターンをマスクに用いて、マスク
基板をエッチングすることにより位相シフタ154が形
成される。その後、レジスト153を除去して、図16
(c)に示す様な基板掘り込み型レベンソンマスクを得
る。
クの製造工程の概要を示す。先ず、図16(a)に示す
様に、遮光膜152によってパターンが形成されたマス
ク基板151の光透過部156の一つ置きに、図16
(b)に示す様に、レジスト153のパターンを形成す
る。このレジストのパターンをマスクに用いて、マスク
基板をエッチングすることにより位相シフタ154が形
成される。その後、レジスト153を除去して、図16
(c)に示す様な基板掘り込み型レベンソンマスクを得
る。
【0007】位相シフタにより与えられる位相差は、1
80度近傍の所定の目標値に均一化されている必要があ
る。図17は、透過光の強度分布に与えるフォーカスの
条件の影響を示したものであり、縦軸は透過光の強度、
横軸はウエハ表面上の位置、154は位相シフタ部、1
55は非シフタ部を表す。
80度近傍の所定の目標値に均一化されている必要があ
る。図17は、透過光の強度分布に与えるフォーカスの
条件の影響を示したものであり、縦軸は透過光の強度、
横軸はウエハ表面上の位置、154は位相シフタ部、1
55は非シフタ部を表す。
【0008】図17に示す様に、位相差が目標値(例え
ば180度)から外れた場合、露光の際、デフォーカス
部分において、互いに隣接する開口部を透過した光の間
でその強度に差が生じる。これによって、ウエハ上のデ
バイスパターンによる段差部において互いに隣接する開
口部の間でパターン寸法に違いが生じ、デバイス特性を
劣化させる要因となる。位相シフタにより得られる位相
差は基板掘込み深さdに比例する。この基板掘り込み深
さはエッチング速度に依存するため、マスク基板面内で
のエッチング速度を均一にする必要がある。
ば180度)から外れた場合、露光の際、デフォーカス
部分において、互いに隣接する開口部を透過した光の間
でその強度に差が生じる。これによって、ウエハ上のデ
バイスパターンによる段差部において互いに隣接する開
口部の間でパターン寸法に違いが生じ、デバイス特性を
劣化させる要因となる。位相シフタにより得られる位相
差は基板掘込み深さdに比例する。この基板掘り込み深
さはエッチング速度に依存するため、マスク基板面内で
のエッチング速度を均一にする必要がある。
【0009】b.プラズマエッチング マスク基板のエッチングには、Siウエハのエッチング
と同様に、異方性を備え微細パターンのエッチングが可
能な、反応性イオンエッチングなどのプラズマエッチン
グが用いられる。プラズマエッチングは、反応室内で高
周波電圧によって反応性ガスをプラズマ状態に解離させ
るとともに、反応室内にセットされた被加工材(マスク
基板)に高周波電圧を印加して、被加工材の表面に電圧
を励起させ、反応性ガスプラズマ中の電子あるいはイオ
ンなどの荷電粒子を引き込むことによって、物理的及び
化学的に被加工材の表面をエッチングするものである。
プラズマエッチングにおいて、エッチング速度は被加工
材の表面電圧の上昇に従って増大する。
と同様に、異方性を備え微細パターンのエッチングが可
能な、反応性イオンエッチングなどのプラズマエッチン
グが用いられる。プラズマエッチングは、反応室内で高
周波電圧によって反応性ガスをプラズマ状態に解離させ
るとともに、反応室内にセットされた被加工材(マスク
基板)に高周波電圧を印加して、被加工材の表面に電圧
を励起させ、反応性ガスプラズマ中の電子あるいはイオ
ンなどの荷電粒子を引き込むことによって、物理的及び
化学的に被加工材の表面をエッチングするものである。
プラズマエッチングにおいて、エッチング速度は被加工
材の表面電圧の上昇に従って増大する。
【0010】c.エッチング速度の不均一性(マスクパ
ターンに起因するもの) 被加工材の表面でレジストなどの耐エッチング性被膜
(エッチングマスク)によるパターンで覆われている非
エッチング領域と、耐エッチング性被膜が取り除かれて
いるエッチング領域とでは、プラズマエッチングの過程
において、その材質の違いに起因して、電子あるいはイ
オンなどの荷電粒子による帯電量に差が生ずる。この様
子を、図18及び図19に示す。
ターンに起因するもの) 被加工材の表面でレジストなどの耐エッチング性被膜
(エッチングマスク)によるパターンで覆われている非
エッチング領域と、耐エッチング性被膜が取り除かれて
いるエッチング領域とでは、プラズマエッチングの過程
において、その材質の違いに起因して、電子あるいはイ
オンなどの荷電粒子による帯電量に差が生ずる。この様
子を、図18及び図19に示す。
【0011】図18は、比較的大きな面積の耐エッチン
グ性被膜のパターン186に隣接して、微細パターンの
被エッチング部187が配置されている領域でのマスク
基板表面の近傍における電位の分布の状態を示し、図1
9は、微細パターンのみが配置されている領域188で
の電位の分布の状態を示す。図中、181はマスク基
板、182は耐エッチング性被膜、189は等電位面を
表す。
グ性被膜のパターン186に隣接して、微細パターンの
被エッチング部187が配置されている領域でのマスク
基板表面の近傍における電位の分布の状態を示し、図1
9は、微細パターンのみが配置されている領域188で
の電位の分布の状態を示す。図中、181はマスク基
板、182は耐エッチング性被膜、189は等電位面を
表す。
【0012】図18に示される様に、比較的大きな面積
の耐エッチング性被膜186の近傍では、当該被膜18
6に蓄積された電荷によって電位分布が影響を受けるの
で、マスク基板の表面電圧が上昇する。他方、当該被膜
186から離れるに従って、前記電荷による影響が小さ
くなり、マスク基板の表面電圧が低下する。この様に、
比較的大きな面積の耐エッチング性被膜の周辺部におい
て、マスク基板の表面電圧に差が生ずる。エッチング速
度はマスク基板の表面電圧に依存するので、その結果、
比較的大きな面積の耐エッチング性被膜の周辺部におい
て、エッチング速度に差が現れる。他方、図19に示さ
れる様に、微細パターンのみが配置され、それらの間の
サイズの差が小さい領域では、耐エッチング性被膜18
2上の電荷蓄積量の差も小さくなり、領域内での表面電
圧の差はほとんど問題にならない。
の耐エッチング性被膜186の近傍では、当該被膜18
6に蓄積された電荷によって電位分布が影響を受けるの
で、マスク基板の表面電圧が上昇する。他方、当該被膜
186から離れるに従って、前記電荷による影響が小さ
くなり、マスク基板の表面電圧が低下する。この様に、
比較的大きな面積の耐エッチング性被膜の周辺部におい
て、マスク基板の表面電圧に差が生ずる。エッチング速
度はマスク基板の表面電圧に依存するので、その結果、
比較的大きな面積の耐エッチング性被膜の周辺部におい
て、エッチング速度に差が現れる。他方、図19に示さ
れる様に、微細パターンのみが配置され、それらの間の
サイズの差が小さい領域では、耐エッチング性被膜18
2上の電荷蓄積量の差も小さくなり、領域内での表面電
圧の差はほとんど問題にならない。
【0013】以上の様な現象に起因して、例えば、図2
0に示される様な、比較的大きな面積の耐エッチング性
被膜186の近傍に存在する位相シフタ207と、当該
被膜186から遠く離れた位置に存在する位相シフタ2
08とを較べると、当該被膜186の近傍の位相シフタ
207の部分の方が表面電位が高いので、エッチング速
度が大きくなる。この結果、当該被膜186から離れた
位置にある位相シフタ208の位相差を、目標値通り1
80度に加工した場合、当該被膜186の近傍の位相シ
フタ207の位相差は180度よりも大きくなり、前者
の位相シフタ208と較べて、焦点深度が低下すると言
う問題が生じる。
0に示される様な、比較的大きな面積の耐エッチング性
被膜186の近傍に存在する位相シフタ207と、当該
被膜186から遠く離れた位置に存在する位相シフタ2
08とを較べると、当該被膜186の近傍の位相シフタ
207の部分の方が表面電位が高いので、エッチング速
度が大きくなる。この結果、当該被膜186から離れた
位置にある位相シフタ208の位相差を、目標値通り1
80度に加工した場合、当該被膜186の近傍の位相シ
フタ207の位相差は180度よりも大きくなり、前者
の位相シフタ208と較べて、焦点深度が低下すると言
う問題が生じる。
【0014】d.エッチング速度の不均一性(マスク基
板の厚みに起因するもの) 以上のマスクパターンの配置の粗密による影響に加え
て、マスク基板が厚い場合には、以下で説明する様に、
マスク基板の中心部と周縁部との間でエッチング速度に
差が現れる。
板の厚みに起因するもの) 以上のマスクパターンの配置の粗密による影響に加え
て、マスク基板が厚い場合には、以下で説明する様に、
マスク基板の中心部と周縁部との間でエッチング速度に
差が現れる。
【0015】従来のフォトマスクでは、マスク基板とし
て、例えば一辺5インチのものが使用されていた。とこ
ろが、現在では、より露光有効面積の大きい一辺6イン
チのものが主流になりつつある。マスク基板の大型化に
伴い、ステッパ装着時のマスク基板の自重による撓みが
増大し、その結果、投影露光像にパターンサイズの変
動、パターンの歪み等が生じるため露光時の焦点深度が
低下する問題がある。このため、実際には、上記の撓み
を減少させるべくマスク基板の厚みを増加させている。
て、例えば一辺5インチのものが使用されていた。とこ
ろが、現在では、より露光有効面積の大きい一辺6イン
チのものが主流になりつつある。マスク基板の大型化に
伴い、ステッパ装着時のマスク基板の自重による撓みが
増大し、その結果、投影露光像にパターンサイズの変
動、パターンの歪み等が生じるため露光時の焦点深度が
低下する問題がある。このため、実際には、上記の撓み
を減少させるべくマスク基板の厚みを増加させている。
【0016】マスク基板の自重による撓みωは、マスク
基板を平板と仮定したとき、一辺の長さをa、厚さを
h、自重をP、ヤング率をE、αを撓み係数とすると、
次式で表される。
基板を平板と仮定したとき、一辺の長さをa、厚さを
h、自重をP、ヤング率をE、αを撓み係数とすると、
次式で表される。
【0017】 ω=α・P・a4 /(E・h3 )・・・(2) 従って、厚さの異なる(h1 ,h2 )2枚の基板の間で
の撓み(ω1 ,ω2 )の比は、次式で表される。
の撓み(ω1 ,ω2 )の比は、次式で表される。
【0018】 ω1 /ω2 =(h1 /h2 )2 ・・・(3) 従来、フォトマスクを作成する場合、マスク基板とし
て、ステッパに装着した時の自重による撓みに対して十
分な強度を持つ厚い透光性基板を用い、その表面にマス
クパターンを直接、形成していた。
て、ステッパに装着した時の自重による撓みに対して十
分な強度を持つ厚い透光性基板を用い、その表面にマス
クパターンを直接、形成していた。
【0019】プラズマエッチングにおいては、前述の様
に、エッチング速度はマスク基板の表面電圧の増加に従
って増大する。他方、高周波電圧は物体を透過する際に
減衰を生じる。例えば、図21に示す様に、0.25イ
ンチ厚及び0.09インチ厚の石英基板について、その
基板の表面電圧を比較すると、同じ高周波電圧パワーを
与えた場合、0.25インチ厚の石英基板の基板表面電
圧は、0.09インチ厚の石英基板の基板表面電圧の2
分の1程度しかならない。
に、エッチング速度はマスク基板の表面電圧の増加に従
って増大する。他方、高周波電圧は物体を透過する際に
減衰を生じる。例えば、図21に示す様に、0.25イ
ンチ厚及び0.09インチ厚の石英基板について、その
基板の表面電圧を比較すると、同じ高周波電圧パワーを
与えた場合、0.25インチ厚の石英基板の基板表面電
圧は、0.09インチ厚の石英基板の基板表面電圧の2
分の1程度しかならない。
【0020】この様に、マスク基板の厚みの増加に伴っ
て高周波電圧の透過率が低下すると、マスク基板の上方
の空間部に存在する反応ガスのプラズマ中の反応性イオ
ンを、マスク基板の表面に引き付ける力が減少する結
果、エッチング速度が低下する。
て高周波電圧の透過率が低下すると、マスク基板の上方
の空間部に存在する反応ガスのプラズマ中の反応性イオ
ンを、マスク基板の表面に引き付ける力が減少する結
果、エッチング速度が低下する。
【0021】図22は、マスク基板に高周波電圧を印加
した場合の、エッチング速度に対する高周波電圧の透過
率の影響を示したものである。図中、a、b、cは、そ
れぞれ、マスク基板がない場合、マスク基板が薄く高周
波電圧の透過率が高い場合、マスク基板が厚く高周波電
圧の透過率が小さい場合における、マスク基板の中心付
近でのエッチング速度に対応している。これに対して、
マスク基板の周縁部付近では、マスク基板を透過する高
周波電圧よりもマスク基板の周囲に形成される高周波電
場の寄与が大きいので、エッチング速度は、中心部と比
較してマスク基板の厚さの影響を受けにくい。
した場合の、エッチング速度に対する高周波電圧の透過
率の影響を示したものである。図中、a、b、cは、そ
れぞれ、マスク基板がない場合、マスク基板が薄く高周
波電圧の透過率が高い場合、マスク基板が厚く高周波電
圧の透過率が小さい場合における、マスク基板の中心付
近でのエッチング速度に対応している。これに対して、
マスク基板の周縁部付近では、マスク基板を透過する高
周波電圧よりもマスク基板の周囲に形成される高周波電
場の寄与が大きいので、エッチング速度は、中心部と比
較してマスク基板の厚さの影響を受けにくい。
【0022】以上の様な、マスク基板の中心部と周縁部
との間のエッチング速度の差は、マスク基板が薄い場合
には、余り問題にはならない。一方、マスク基板が厚く
なった場合には、マスク基板の中心部と周縁部との間の
エッチング速度の差が拡大するので、大きな問題とな
る。即ち、マスク基板が厚い場合、基板の周縁部におけ
る基板表面電圧が相対的に高めになるので、エッチング
速度が相対的に増大し、マスク基板面内でのエッチング
量の均一性が損なわれる。
との間のエッチング速度の差は、マスク基板が薄い場合
には、余り問題にはならない。一方、マスク基板が厚く
なった場合には、マスク基板の中心部と周縁部との間の
エッチング速度の差が拡大するので、大きな問題とな
る。即ち、マスク基板が厚い場合、基板の周縁部におけ
る基板表面電圧が相対的に高めになるので、エッチング
速度が相対的に増大し、マスク基板面内でのエッチング
量の均一性が損なわれる。
【0023】更に、図23に示す様に、マスク基板31
の周囲に、マスク基板よりも導電率が高い部材37が配
置される様な構造の反応室35を有するプラズマエッチ
ング装置においては、マスク基板の周縁部付近に高周波
電圧の通過経路としてマスク基板の底面から表面に透過
する経路41の他に、マスク基板の周囲を透過する経路
42が存在する。高周波電圧は、導電率の高い物質を透
過し易いので、印加された高周波電圧パワーは経路42
に集中する。これにより、経路42を透過する高周波電
圧は、マスク基板が存在しない場合の透過率100%よ
りも大きくなるので、マスク基板の中心部と周縁部との
間での基板表面電圧の差が、更に拡大する。これに伴っ
て、マスク基板の中心部と周縁部との間でのエッチング
速度の差が拡大し、その結果、マスク基板面内でのエッ
チング量の均一性が損なわれ、加工寸法精度を低下させ
る原因となる。
の周囲に、マスク基板よりも導電率が高い部材37が配
置される様な構造の反応室35を有するプラズマエッチ
ング装置においては、マスク基板の周縁部付近に高周波
電圧の通過経路としてマスク基板の底面から表面に透過
する経路41の他に、マスク基板の周囲を透過する経路
42が存在する。高周波電圧は、導電率の高い物質を透
過し易いので、印加された高周波電圧パワーは経路42
に集中する。これにより、経路42を透過する高周波電
圧は、マスク基板が存在しない場合の透過率100%よ
りも大きくなるので、マスク基板の中心部と周縁部との
間での基板表面電圧の差が、更に拡大する。これに伴っ
て、マスク基板の中心部と周縁部との間でのエッチング
速度の差が拡大し、その結果、マスク基板面内でのエッ
チング量の均一性が損なわれ、加工寸法精度を低下させ
る原因となる。
【0024】以上の様に、プラズマエッチングによって
位相シフトマスクを加工する場合、マスク基板の厚さの
影響によって、マスク基板の中心部付近に配置された位
相シフタと、マスク基板の周縁部付近に配置された位相
シフタとの間で、得られる位相差に差が生ずると言う問
題がある。
位相シフトマスクを加工する場合、マスク基板の厚さの
影響によって、マスク基板の中心部付近に配置された位
相シフタと、マスク基板の周縁部付近に配置された位相
シフタとの間で、得られる位相差に差が生ずると言う問
題がある。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の様な
問題点に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、
プラズマエッチングによって被加工材の表面にパターン
を加工する際に、被加工材の表面におけるエッチング速
度の均一性を改善して、エッチング形状の精度を向上さ
せる方法を提供することにある。特に、位相シフトマス
クの作成の際に、マスク基板の面内で、位相シフタの位
相差の均一性を確保することが可能なプラズマエッチン
グ方法を提供することにある。
問題点に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、
プラズマエッチングによって被加工材の表面にパターン
を加工する際に、被加工材の表面におけるエッチング速
度の均一性を改善して、エッチング形状の精度を向上さ
せる方法を提供することにある。特に、位相シフトマス
クの作成の際に、マスク基板の面内で、位相シフタの位
相差の均一性を確保することが可能なプラズマエッチン
グ方法を提供することにある。
【0026】
(請求項1から5の発明について)本発明のプラズマエ
ッチング方法は、表面にエッチングマスクによってパタ
ーンが形成された被加工材を、反応性ガスプラズマを利
用してエッチングするプラズマエッチング方法におい
て、前記エッチングマスクの上に、被エッチング部とほ
ぼ同等のエッチング速度を有する材料からなる被膜を、
被エッチング部を目標の深さまでエッチングした後に当
該被膜の一部が残る厚さ以上の厚さで形成することによ
って、被エッチング部とエッチングマスク上の前記被膜
との間で、プラズマエッチングの過程において蓄積され
る荷電粒子による帯電量を均一化することを特徴とす
る。なお、前記被膜のエッチング速度は、被エッチング
部のエッチング速度の80%以上、120%以下とする
のが良い。
ッチング方法は、表面にエッチングマスクによってパタ
ーンが形成された被加工材を、反応性ガスプラズマを利
用してエッチングするプラズマエッチング方法におい
て、前記エッチングマスクの上に、被エッチング部とほ
ぼ同等のエッチング速度を有する材料からなる被膜を、
被エッチング部を目標の深さまでエッチングした後に当
該被膜の一部が残る厚さ以上の厚さで形成することによ
って、被エッチング部とエッチングマスク上の前記被膜
との間で、プラズマエッチングの過程において蓄積され
る荷電粒子による帯電量を均一化することを特徴とす
る。なお、前記被膜のエッチング速度は、被エッチング
部のエッチング速度の80%以上、120%以下とする
のが良い。
【0027】前記被膜として、例えば、前記被エッチン
グ部と同一の材料を用い、これを目標のエッチング深さ
よりも厚く形成することにより、上記の条件を実現する
ことができる。
グ部と同一の材料を用い、これを目標のエッチング深さ
よりも厚く形成することにより、上記の条件を実現する
ことができる。
【0028】また、前記被エッチング部が石英ガラスか
らなる場合、前記被膜は、SOG(Spin-on Glass )に
よって形成することができる。また、前記被膜を、前記
パターン部のエッチングマスクの表面を改質することに
よって形成することもできる。
らなる場合、前記被膜は、SOG(Spin-on Glass )に
よって形成することができる。また、前記被膜を、前記
パターン部のエッチングマスクの表面を改質することに
よって形成することもできる。
【0029】例えば、前記被エッチング部が石英ガラス
からなり、前記エッチングマスクがフォトレジストから
なる場合には、前記被膜を、このフォトレジストの表面
をシリル化することによって形成することができる。
からなり、前記エッチングマスクがフォトレジストから
なる場合には、前記被膜を、このフォトレジストの表面
をシリル化することによって形成することができる。
【0030】以上のプラズマエッチング方法の原理につ
いて説明する。プラズマエッチングにおいて、反応性ガ
スプラズマ中の荷電粒子は、被加工材に印加された高周
波電圧によって被加工材の表面に引き寄せられ、被エッ
チング部での物理的及び化学的反応によって荷電粒子が
消費される。従来のプラズマエッチングの場合、エッチ
ングマスクの表面では、ほとんどエッチングが起こらな
いので、エッチングマスクによるパターンで覆われた部
分における荷電粒子の消費量は被エッチング部と較べて
少なく、その結果、前者の部分に次第に電荷が蓄積され
る。
いて説明する。プラズマエッチングにおいて、反応性ガ
スプラズマ中の荷電粒子は、被加工材に印加された高周
波電圧によって被加工材の表面に引き寄せられ、被エッ
チング部での物理的及び化学的反応によって荷電粒子が
消費される。従来のプラズマエッチングの場合、エッチ
ングマスクの表面では、ほとんどエッチングが起こらな
いので、エッチングマスクによるパターンで覆われた部
分における荷電粒子の消費量は被エッチング部と較べて
少なく、その結果、前者の部分に次第に電荷が蓄積され
る。
【0031】本発明では、図1に示す様に、マスク基板
11上に形成されたエッチングマスクによるパターン1
2の上に、被エッチング部と同質の被膜13を形成した
後、プラズマエッチングを行うことによって、エッチン
グマスク上の被膜13も被エッチング部と同様にエッチ
ングされて、荷電粒子が消費される。これによって、エ
ッチングマスク上と被エッチング部との間で帯電量に差
が無くなり、表面電位分布19が均一になり、被加工材
の表面における電圧の差が無くなる。この結果、被加工
材の表面のエッチング速度分布は、エッチングマスクの
パターンによらず均一になり、従って、被加工材の表面
でのエッチング量が均一になる。
11上に形成されたエッチングマスクによるパターン1
2の上に、被エッチング部と同質の被膜13を形成した
後、プラズマエッチングを行うことによって、エッチン
グマスク上の被膜13も被エッチング部と同様にエッチ
ングされて、荷電粒子が消費される。これによって、エ
ッチングマスク上と被エッチング部との間で帯電量に差
が無くなり、表面電位分布19が均一になり、被加工材
の表面における電圧の差が無くなる。この結果、被加工
材の表面のエッチング速度分布は、エッチングマスクの
パターンによらず均一になり、従って、被加工材の表面
でのエッチング量が均一になる。
【0032】エッチングマスク上に残っている被膜13
は、プラズマエッチングの工程が終了した後、被膜の種
類に応じた方法によって除去される。上記のプラズマエ
ッチング方法を、フォトマスクにおいて位相シフタをプ
ラズマエッチングにより加工する際に適用すれば、フォ
トマスクの面内における位相シフタの掘り込み深さの均
一性を向上させることができる。 (請求項6から8の発明について)また、本発明のプラ
ズマエッチング方法は、表面に遮光膜、半透明膜あるい
はレジストによるパターンが形成された透光性基板の、
前記遮光膜、前記半透明膜あるいは前記透光性基板を反
応性ガスプラズマを利用してエッチングする際に、前記
透光性基板の厚さを、前記透光性基板を透過する高周波
電圧の透過率が80%以上になる様に設定する。
は、プラズマエッチングの工程が終了した後、被膜の種
類に応じた方法によって除去される。上記のプラズマエ
ッチング方法を、フォトマスクにおいて位相シフタをプ
ラズマエッチングにより加工する際に適用すれば、フォ
トマスクの面内における位相シフタの掘り込み深さの均
一性を向上させることができる。 (請求項6から8の発明について)また、本発明のプラ
ズマエッチング方法は、表面に遮光膜、半透明膜あるい
はレジストによるパターンが形成された透光性基板の、
前記遮光膜、前記半透明膜あるいは前記透光性基板を反
応性ガスプラズマを利用してエッチングする際に、前記
透光性基板の厚さを、前記透光性基板を透過する高周波
電圧の透過率が80%以上になる様に設定する。
【0033】図2に、石英基板の厚さと高周波電圧透過
率との関係の一例を示す。図2に示す様に、石英基板の
場合、その厚さを1mm以下とすれば、透過率として8
0%以上の値が得られる。
率との関係の一例を示す。図2に示す様に、石英基板の
場合、その厚さを1mm以下とすれば、透過率として8
0%以上の値が得られる。
【0034】なお、透光性基板(マスク基板)を上記の
様に薄くした場合、曲げ剛性が大幅に不足するので、プ
ラズマエッチングの終了後、その裏面に透光性の支持板
を接合してフォトマスクとする。一例として、6インチ
角のフォトマスクの場合、石英基板の厚さを1mmと
し、透光性の支持板の厚さを5.3mmとすると、石英
基板単体で構成されたフォトマスクの自重による撓みは
0.74μmであるのに対し、前記支持板を裏面に接合
したフォトマスクの撓みは0.02μmとなる。この様
に、フォトマスクの撓みを小さく押さえることにより、
このフォトマスクを用いたリソグラフィプロセスにおけ
る、露光光学像の焦点深度を大きくすることができる。 (請求項9及び10の発明について)また、本発明のプ
ラズマエッチング方法は、導電性ステージの上に被加工
材を載せて、反応性ガスプラズマを利用して被加工材の
表面をエッチングする際に、前記被加工材の周囲の前記
導電性ステージの上に絶縁シールドを配置するととも
に、前記被加工材の厚さを、前記被加工材を透過する高
周波電圧の透過率が、前記絶縁シールドを透過する高周
波電圧の透過率とほぼ等しくなる様に設定することを特
徴とする。具体的には、前記被加工材を透過する高周波
電圧の透過率が、前記絶縁シールドを透過する高周波電
圧の透過率の80%以上、120%以下になる様に、前
記被加工材の板厚を設定する。
様に薄くした場合、曲げ剛性が大幅に不足するので、プ
ラズマエッチングの終了後、その裏面に透光性の支持板
を接合してフォトマスクとする。一例として、6インチ
角のフォトマスクの場合、石英基板の厚さを1mmと
し、透光性の支持板の厚さを5.3mmとすると、石英
基板単体で構成されたフォトマスクの自重による撓みは
0.74μmであるのに対し、前記支持板を裏面に接合
したフォトマスクの撓みは0.02μmとなる。この様
に、フォトマスクの撓みを小さく押さえることにより、
このフォトマスクを用いたリソグラフィプロセスにおけ
る、露光光学像の焦点深度を大きくすることができる。 (請求項9及び10の発明について)また、本発明のプ
ラズマエッチング方法は、導電性ステージの上に被加工
材を載せて、反応性ガスプラズマを利用して被加工材の
表面をエッチングする際に、前記被加工材の周囲の前記
導電性ステージの上に絶縁シールドを配置するととも
に、前記被加工材の厚さを、前記被加工材を透過する高
周波電圧の透過率が、前記絶縁シールドを透過する高周
波電圧の透過率とほぼ等しくなる様に設定することを特
徴とする。具体的には、前記被加工材を透過する高周波
電圧の透過率が、前記絶縁シールドを透過する高周波電
圧の透過率の80%以上、120%以下になる様に、前
記被加工材の板厚を設定する。
【0035】例えば、図3に示す様なプラズマエッチン
グ装置において、高周波電圧のパワーが透過する経路
を、コンデンサで構成された回路でモデル化し、石英基
板31(被加工材)の比誘電率をεr 、厚さをDr 、絶
縁シールド36の比誘電率をεs 、厚さをDs とする
と、石英基板31の厚さDr を、 Dr =(εr /εs )・Ds ・・・(4) とした場合に、石英基板31及び絶縁シールド36を透
過する高周波電圧のパワーが等しくなる。一例として、
絶縁シールド36を厚さ2mmのアルミナ(比誘電率ε
s =8.5)で作成した場合、石英基板(比誘電率=
3.8)の厚さを1mm程度に設定すればよい。
グ装置において、高周波電圧のパワーが透過する経路
を、コンデンサで構成された回路でモデル化し、石英基
板31(被加工材)の比誘電率をεr 、厚さをDr 、絶
縁シールド36の比誘電率をεs 、厚さをDs とする
と、石英基板31の厚さDr を、 Dr =(εr /εs )・Ds ・・・(4) とした場合に、石英基板31及び絶縁シールド36を透
過する高周波電圧のパワーが等しくなる。一例として、
絶縁シールド36を厚さ2mmのアルミナ(比誘電率ε
s =8.5)で作成した場合、石英基板(比誘電率=
3.8)の厚さを1mm程度に設定すればよい。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。 [例1]表面に大面積のエッチングマスクが配置された
マスク基板(石英基板)を用いて、エッチングマスク上
に被エッチング部と同質の被膜としてSOG膜を形成し
た後、プラズマエッチングを行った。図4に、使用した
平行平板型RIE(反応性イオンエッチング装置)の概
要を示す、図中、31はマスク基板、32は導電性ステ
ージ、33は高周波電源、34は反応性ガスプラズマを
表す。エッチングの条件としては、高周波電圧の周波数
を13.56MHz、高周波電圧のパワーを0.5W/
cm2 、反応ガスをCF4 ガス、反応ガスの流量を15
sccm、反応チャンバ内の圧力を20mTorrとし
た。
に基いて説明する。 [例1]表面に大面積のエッチングマスクが配置された
マスク基板(石英基板)を用いて、エッチングマスク上
に被エッチング部と同質の被膜としてSOG膜を形成し
た後、プラズマエッチングを行った。図4に、使用した
平行平板型RIE(反応性イオンエッチング装置)の概
要を示す、図中、31はマスク基板、32は導電性ステ
ージ、33は高周波電源、34は反応性ガスプラズマを
表す。エッチングの条件としては、高周波電圧の周波数
を13.56MHz、高周波電圧のパワーを0.5W/
cm2 、反応ガスをCF4 ガス、反応ガスの流量を15
sccm、反応チャンバ内の圧力を20mTorrとし
た。
【0037】プラズマエッチング中の、基板表面電圧の
分布の状態を図5に示す。図中、実線で示されたデータ
の様に、基板表面電圧Vdcの値は、被エッチング部51
と、SOG膜53をコートしたエッチングマスク上52
との間で差が無く、基板表面電圧は一様な分布状態を示
した。なお、図中、破線で示されたデータは、比較のた
めに行った、エッチングマスク上にSOG膜53が形成
されていないマスク基板の基板表面電圧の分布状態を示
す。
分布の状態を図5に示す。図中、実線で示されたデータ
の様に、基板表面電圧Vdcの値は、被エッチング部51
と、SOG膜53をコートしたエッチングマスク上52
との間で差が無く、基板表面電圧は一様な分布状態を示
した。なお、図中、破線で示されたデータは、比較のた
めに行った、エッチングマスク上にSOG膜53が形成
されていないマスク基板の基板表面電圧の分布状態を示
す。
【0038】[例2]以下に、本発明のプラズマエッチ
ング方法を、基板掘り込み型レベンソンマスクの作成に
適用した例について説明する。
ング方法を、基板掘り込み型レベンソンマスクの作成に
適用した例について説明する。
【0039】図6に基板掘り込み型レベンソンマスクの
作成工程の説明図を示す。先ず、石英基板61上に遮光
膜パターン62を形成する(図6(a))。この遮光膜
は、露光波長に対して十分不透明な物質をスパッタ成膜
し、レジストコートした後、電子線描画装置を用いてパ
ターニングし、ウェットエッチングすることによって形
成される。この例では、遮光膜としてCr膜を用いた。
作成工程の説明図を示す。先ず、石英基板61上に遮光
膜パターン62を形成する(図6(a))。この遮光膜
は、露光波長に対して十分不透明な物質をスパッタ成膜
し、レジストコートした後、電子線描画装置を用いてパ
ターニングし、ウェットエッチングすることによって形
成される。この例では、遮光膜としてCr膜を用いた。
【0040】次に、マスク基板全面にレジスト63を塗
布する(図6(b))。この例では、スピンコータを用
いて膜厚1μmでレジストコートを行った。次に、レジ
ストの上に全面に渡ってSOG膜66を塗布して、更
に、ベーキングを行った(図6(c))。SOG膜66
は、ベーキングにより石英基板と同等の性質を持つ様に
なる。SOG膜66の膜厚は、石英基板のシフタエッチ
ング深さ以上の値に設定する。この例では、後続のプラ
スマエッチング工程におけるエッチング量245nm
(位相差180°相当)を考慮し、SOG膜66の膜厚
を0.3μmとした。
布する(図6(b))。この例では、スピンコータを用
いて膜厚1μmでレジストコートを行った。次に、レジ
ストの上に全面に渡ってSOG膜66を塗布して、更
に、ベーキングを行った(図6(c))。SOG膜66
は、ベーキングにより石英基板と同等の性質を持つ様に
なる。SOG膜66の膜厚は、石英基板のシフタエッチ
ング深さ以上の値に設定する。この例では、後続のプラ
スマエッチング工程におけるエッチング量245nm
(位相差180°相当)を考慮し、SOG膜66の膜厚
を0.3μmとした。
【0041】次に、SOG膜66の上に、更に、レジス
ト67をコートする(図6(d))。この例では、スピ
ンコータを用いて膜厚1μmでレジストコートを行っ
た。次に、このレジスト67に、遮光膜パターン62の
開口部の1つ置きのパターンを描画する。この例では、
レーザー描画装置を用いてパターン描画を行った。これ
を現像処理して、レジストパターン67aを形成した
(図6(e))。なお、レーザー描画の代わりに電子線
描画装置を用いてパターン描画を行っても良い。但し、
この場合には、レジスト67の上層あるいは下層にチャ
ージアップを防止するための導電膜をコートする必要が
ある。
ト67をコートする(図6(d))。この例では、スピ
ンコータを用いて膜厚1μmでレジストコートを行っ
た。次に、このレジスト67に、遮光膜パターン62の
開口部の1つ置きのパターンを描画する。この例では、
レーザー描画装置を用いてパターン描画を行った。これ
を現像処理して、レジストパターン67aを形成した
(図6(e))。なお、レーザー描画の代わりに電子線
描画装置を用いてパターン描画を行っても良い。但し、
この場合には、レジスト67の上層あるいは下層にチャ
ージアップを防止するための導電膜をコートする必要が
ある。
【0042】次に、このレジストパターン67aをマス
クに用いて、SOG膜66を、下層のレジスト膜63が
露出するまで異方性エッチングを行う(図6(f))。
この例では、先に図4に示した平行平板型RIEを用い
て異方性エッチングを行った。エッチングの条件として
は、高周波電圧の周波数を13.56MHz、高周波電
圧のパワーを0.5W/cm2 、反応ガスをCF4 ガ
ス、反応ガスの流量を15sccm、反応室圧力を20
mTorrとして、エッチングに要した時間は10分で
あった。
クに用いて、SOG膜66を、下層のレジスト膜63が
露出するまで異方性エッチングを行う(図6(f))。
この例では、先に図4に示した平行平板型RIEを用い
て異方性エッチングを行った。エッチングの条件として
は、高周波電圧の周波数を13.56MHz、高周波電
圧のパワーを0.5W/cm2 、反応ガスをCF4 ガ
ス、反応ガスの流量を15sccm、反応室圧力を20
mTorrとして、エッチングに要した時間は10分で
あった。
【0043】次に、上層のレジストパターン67a及び
SOG膜パターン66aをマスクに用いて、下層のレジ
スト63をパターニングする(図6(g))。この例で
は、異方性O2 プラズマエッチングを用いて、下層のレ
ジスト63とともに上層のレジストパターン67aが除
去されるまでプラズマエッチングを行った。
SOG膜パターン66aをマスクに用いて、下層のレジ
スト63をパターニングする(図6(g))。この例で
は、異方性O2 プラズマエッチングを用いて、下層のレ
ジスト63とともに上層のレジストパターン67aが除
去されるまでプラズマエッチングを行った。
【0044】この様にして、遮光膜パターン62の開口
部の1つ置きに、(下層の)レジストパターン63aと
SOG膜パターン66aとが残ったパターンが得られる
(図6(g))。このパターンをエッチングマスクに用
いて、先に図4に示した平行平板型RIEを用いて、石
英基板61のエッチングを行って、位相シフタ64を形
成した(図6(h))。エッチングの条件としては、高
周波電圧の周波数を13.56MHz、高周波電圧のパ
ワーを0.5W/cm2 、反応ガスをCF4 ガス、反応
ガスの流量を15sccm、反応室圧力を20mTor
rとした。また、目標エッチング量は、位相差180度
相当で245nmとした。
部の1つ置きに、(下層の)レジストパターン63aと
SOG膜パターン66aとが残ったパターンが得られる
(図6(g))。このパターンをエッチングマスクに用
いて、先に図4に示した平行平板型RIEを用いて、石
英基板61のエッチングを行って、位相シフタ64を形
成した(図6(h))。エッチングの条件としては、高
周波電圧の周波数を13.56MHz、高周波電圧のパ
ワーを0.5W/cm2 、反応ガスをCF4 ガス、反応
ガスの流量を15sccm、反応室圧力を20mTor
rとした。また、目標エッチング量は、位相差180度
相当で245nmとした。
【0045】その後、レジストパターン63aを、過酸
化水素水と硫酸の混合液を用いて、酸化し除去した。レ
ジストパターン63aの除去の際、同時に,残りのSO
G膜パターン66aも除去される(図6(i))。
化水素水と硫酸の混合液を用いて、酸化し除去した。レ
ジストパターン63aの除去の際、同時に,残りのSO
G膜パターン66aも除去される(図6(i))。
【0046】以上の工程によって作成された位相シフト
マスクについて、マスク面内における位相差の分布を測
定したところ、位相差の誤差は3度以内に収まった。な
お、上記の様なSOG膜を形成しない従来のプラズマエ
ッチング方法で作成された位相シフトマスクの場合、大
面積のエッチングマスクから離れたラインアンドスペー
スパターンの中心部に対して、大面積のエッチングマス
クの近傍では(図20参照)、10度程度の位相差の誤
差が生じていた。
マスクについて、マスク面内における位相差の分布を測
定したところ、位相差の誤差は3度以内に収まった。な
お、上記の様なSOG膜を形成しない従来のプラズマエ
ッチング方法で作成された位相シフトマスクの場合、大
面積のエッチングマスクから離れたラインアンドスペー
スパターンの中心部に対して、大面積のエッチングマス
クの近傍では(図20参照)、10度程度の位相差の誤
差が生じていた。
【0047】このレベンソンマスクを用いて、露光波長
248nm、NA=0.75、σ=0.3の露光装置で
投影露光したところ、サイズ0.15μmのラインアン
ドスペースパターンについて、マスク全面で1.7μm
の焦点深度を得た。なお、従来のプラズマエッチング方
法で作成された位相シフトマスクの場合、大面積のエッ
チングマスク近傍の位相シフタでは、位相差の誤差が大
きく、位相シフト効果が無くなり、段差部ではパターン
の解像が不可能であった。
248nm、NA=0.75、σ=0.3の露光装置で
投影露光したところ、サイズ0.15μmのラインアン
ドスペースパターンについて、マスク全面で1.7μm
の焦点深度を得た。なお、従来のプラズマエッチング方
法で作成された位相シフトマスクの場合、大面積のエッ
チングマスク近傍の位相シフタでは、位相差の誤差が大
きく、位相シフト効果が無くなり、段差部ではパターン
の解像が不可能であった。
【0048】次に、上記と同様のプラズマエッチング方
法を用いて、1G−DRAMのメモリセル部の配線層形
成用のフォトマスクの位相シフタを加工した。このフォ
トマスクを用いた結果、チップ内全面で所望の配線パタ
ーンを解像することができた。なお、従来の方法で作成
されたフォトマスクを用いた場合、チップ内の一部の段
差部で、メモリセル部のビット線・ワード線がパターン
非解像となった。
法を用いて、1G−DRAMのメモリセル部の配線層形
成用のフォトマスクの位相シフタを加工した。このフォ
トマスクを用いた結果、チップ内全面で所望の配線パタ
ーンを解像することができた。なお、従来の方法で作成
されたフォトマスクを用いた場合、チップ内の一部の段
差部で、メモリセル部のビット線・ワード線がパターン
非解像となった。
【0049】[例3]次に、本発明のプラズマエッチン
グ方法を、基板掘り込み型レベンソンマスクの作成に適
用した他の例について説明する。
グ方法を、基板掘り込み型レベンソンマスクの作成に適
用した他の例について説明する。
【0050】図7に、この例におけるレベンソンマスク
の作成工程の概要を示す。先ず、先の図6と同様に、マ
スク基板61にCr膜を用いて遮光膜パターン62を形
成する。次に、遮光膜パターン62の1つ置きにレジス
トパターン63を形成し、シフタパターンとする(図7
(a))。この例では、レジストとして、ノボラック−
オルソジアゾナフトキノン系レジストを用いた。レジス
トの膜厚は、描画及び現像プロセスを行った後の膜厚
が、基板エッチング深さ以上である様に設定する。この
例では、レジスト膜厚を1μmとした。
の作成工程の概要を示す。先ず、先の図6と同様に、マ
スク基板61にCr膜を用いて遮光膜パターン62を形
成する。次に、遮光膜パターン62の1つ置きにレジス
トパターン63を形成し、シフタパターンとする(図7
(a))。この例では、レジストとして、ノボラック−
オルソジアゾナフトキノン系レジストを用いた。レジス
トの膜厚は、描画及び現像プロセスを行った後の膜厚
が、基板エッチング深さ以上である様に設定する。この
例では、レジスト膜厚を1μmとした。
【0051】次に、このレジストパターン63付きのマ
スク基板を、シリル化装置にかけてレジストの表面をシ
リル化する。この例では、マスク基板を110度にベー
クしながら、テトラメチルジシラザン(TMDS)を気
化させて作用させ、レジスト表面から300nmの範囲
にシリル化層68を形成した(図7(b))。シリル化
層68の厚さは、石英基板61に位相シフタ64をエッ
チングする工程において、石英基板61が位相差180
度相当分エッチングされる間にシリル化層68がエッチ
ングされる深さと同程度になる様に設定した。
スク基板を、シリル化装置にかけてレジストの表面をシ
リル化する。この例では、マスク基板を110度にベー
クしながら、テトラメチルジシラザン(TMDS)を気
化させて作用させ、レジスト表面から300nmの範囲
にシリル化層68を形成した(図7(b))。シリル化
層68の厚さは、石英基板61に位相シフタ64をエッ
チングする工程において、石英基板61が位相差180
度相当分エッチングされる間にシリル化層68がエッチ
ングされる深さと同程度になる様に設定した。
【0052】この様にして、レジスト表面にシリル化層
68が形成されたマスク基板に、先に図4に示した平行
平板型RIEを用いて、プラズマエッチングを施した。
この例では、位相シフタによる位相差の目標値を180
度とし、目標エッチング量を245nmとした。プラズ
マエッチングによって、マスク基板61上の位相シフタ
部64がエッチングされると同時に、レジスト膜62の
表層側のシリル化層68もエッチングされる(図7
(c))。
68が形成されたマスク基板に、先に図4に示した平行
平板型RIEを用いて、プラズマエッチングを施した。
この例では、位相シフタによる位相差の目標値を180
度とし、目標エッチング量を245nmとした。プラズ
マエッチングによって、マスク基板61上の位相シフタ
部64がエッチングされると同時に、レジスト膜62の
表層側のシリル化層68もエッチングされる(図7
(c))。
【0053】プラズマエッチングの後、残ったシリル化
層68及びレジスト63を剥離して、レベンソンマスク
を得た(図7(d))。以上の工程によって作成された
位相シフトマスクについて、マスク面内における位相差
の分布を測定したところ、位相差の誤差は3度以内に収
まった。なお、上記の様なシリル化層をレジスト膜の表
層側に形成していない従来のプラズマエッチング方法で
作成された位相シフトマスクの場合、大面積のエッチン
グマスクから離れたラインアンドスペースパターンの中
心部に対して、大面積のエッチングマスクの近傍では
(図20参照)、10度程度の位相差の誤差が生じてい
た。
層68及びレジスト63を剥離して、レベンソンマスク
を得た(図7(d))。以上の工程によって作成された
位相シフトマスクについて、マスク面内における位相差
の分布を測定したところ、位相差の誤差は3度以内に収
まった。なお、上記の様なシリル化層をレジスト膜の表
層側に形成していない従来のプラズマエッチング方法で
作成された位相シフトマスクの場合、大面積のエッチン
グマスクから離れたラインアンドスペースパターンの中
心部に対して、大面積のエッチングマスクの近傍では
(図20参照)、10度程度の位相差の誤差が生じてい
た。
【0054】このレベンソンマスクを用いて、露光波長
248nm、NA=0.75、σ=0.3の露光装置で
投影露光したところ、サイズ0.15μmのラインアン
ドスペースパターンについて、マスク全面で1.7μm
の焦点深度を得た。なお、従来のプラズマエッチング方
法で作成された位相シフトマスクの場合、大面積のエッ
チングマスク近傍の位相シフタでは、位相差の誤差が大
きく、位相シフト効果が無くなり、ウエハ上の段差部の
パターンの解像が不可能であった。
248nm、NA=0.75、σ=0.3の露光装置で
投影露光したところ、サイズ0.15μmのラインアン
ドスペースパターンについて、マスク全面で1.7μm
の焦点深度を得た。なお、従来のプラズマエッチング方
法で作成された位相シフトマスクの場合、大面積のエッ
チングマスク近傍の位相シフタでは、位相差の誤差が大
きく、位相シフト効果が無くなり、ウエハ上の段差部の
パターンの解像が不可能であった。
【0055】次に、上記と同様のプラズマエッチング方
法を用いて、1G−DRAMのメモリセル部の配線層形
成用のフォトマスクの位相シフタを加工した。このフォ
トマスクを用いた結果、チップ内全面で所望の配線パタ
ーンを解像することができた。なお、従来の方法で作成
されたフォトマスクを用いた場合、チップ内の一部の段
差部で、メモリセル部のビット線・ワード線がパターン
非解像となった。
法を用いて、1G−DRAMのメモリセル部の配線層形
成用のフォトマスクの位相シフタを加工した。このフォ
トマスクを用いた結果、チップ内全面で所望の配線パタ
ーンを解像することができた。なお、従来の方法で作成
されたフォトマスクを用いた場合、チップ内の一部の段
差部で、メモリセル部のビット線・ワード線がパターン
非解像となった。
【0056】[例4]マスク基板の板厚を調整すること
によって高周波電圧の透過率を増大させ、プラズマエッ
チングの際、マスク基板面内でエッチング速度の均一化
を図る例について説明する。
によって高周波電圧の透過率を増大させ、プラズマエッ
チングの際、マスク基板面内でエッチング速度の均一化
を図る例について説明する。
【0057】図8に、先に示したプラズマエッチング装
置(図3)を用いて、石英基板のプラズマエッチングを
行った場合の、石英基板の厚さと基板表面電圧との関係
を示す。プラズマエッチングの条件としては、反応性ガ
スとしてCl2 ガスを用い、その流量を25sccm、
反応室内の圧力を0.5mTorr、印加する高周波電
圧の周波数を13.56MHzとし、高周波のパワーを
60、75及び100Wの3水準とした。図8に示す様
に、高周波パワーが、それぞれ、60、75、100W
の時、厚さが6.4mmの石英基板では、基板表面電圧
(Vdc)は、それぞれ、15、20、30V程度となっ
た。一方、厚さが1mmの石英基板では、基板表面電圧
(Vdc)は、それぞれ、60、80、120V程度まで
増加した。石英基板の厚さを1mmとすることにより、
石英基板を透過する際の高周波電圧の減衰量が減少し
て、印加した高周波電圧のパワーが、十分に、基板表面
に達して、基板表面電圧が増加することがわかる。
置(図3)を用いて、石英基板のプラズマエッチングを
行った場合の、石英基板の厚さと基板表面電圧との関係
を示す。プラズマエッチングの条件としては、反応性ガ
スとしてCl2 ガスを用い、その流量を25sccm、
反応室内の圧力を0.5mTorr、印加する高周波電
圧の周波数を13.56MHzとし、高周波のパワーを
60、75及び100Wの3水準とした。図8に示す様
に、高周波パワーが、それぞれ、60、75、100W
の時、厚さが6.4mmの石英基板では、基板表面電圧
(Vdc)は、それぞれ、15、20、30V程度となっ
た。一方、厚さが1mmの石英基板では、基板表面電圧
(Vdc)は、それぞれ、60、80、120V程度まで
増加した。石英基板の厚さを1mmとすることにより、
石英基板を透過する際の高周波電圧の減衰量が減少し
て、印加した高周波電圧のパワーが、十分に、基板表面
に達して、基板表面電圧が増加することがわかる。
【0058】[例5]次に、厚さの異なる石英基板を用
いてプラズマエッチングを行い、基板面内でのエッチン
グ速度の分布を測定した。石英基板は、6インチ角で、
板厚は1mm及び6.4mmである。図9に、使用した
電子ビーム励起プラズマエッチング装置の概要を示す。
図中、31は石英基板、32は導電性ステージ(サセプ
タ)、33は高周波電源、34は反応性ガスプラズマ、
35は反応室、97は電子ビーム、98はビームライン
を表す。エッチングの条件としては、反応ガスをC
F4、その流量を15sccm、反応チャンバ内の圧力
を0.5mTorr、印加する高周波電圧のパワーを6
0Wとした。
いてプラズマエッチングを行い、基板面内でのエッチン
グ速度の分布を測定した。石英基板は、6インチ角で、
板厚は1mm及び6.4mmである。図9に、使用した
電子ビーム励起プラズマエッチング装置の概要を示す。
図中、31は石英基板、32は導電性ステージ(サセプ
タ)、33は高周波電源、34は反応性ガスプラズマ、
35は反応室、97は電子ビーム、98はビームライン
を表す。エッチングの条件としては、反応ガスをC
F4、その流量を15sccm、反応チャンバ内の圧力
を0.5mTorr、印加する高周波電圧のパワーを6
0Wとした。
【0059】図10に、エッチング速度の面内分布を示
す、図中、横軸は基板のエッジからの距離、縦軸はエッ
チング速度を表す。従来、フォトマスクに使用されてい
る厚さ6.4mm、一辺152mmの正方形の石英基板
の場合、基板周縁部でのエッチング速度が、中心部のエ
ッチング速度に較べて40%程度も大きくなっている。
一方、本発明に基く厚さ1mmの石英基板の場合、石英
基板の中心部のエッチング速度が増大した結果、基板周
縁部と中心部とのエッチング速度の差は3%まで縮小し
て、基板全体でのエッチング速度の均一性が改善されて
いる。
す、図中、横軸は基板のエッジからの距離、縦軸はエッ
チング速度を表す。従来、フォトマスクに使用されてい
る厚さ6.4mm、一辺152mmの正方形の石英基板
の場合、基板周縁部でのエッチング速度が、中心部のエ
ッチング速度に較べて40%程度も大きくなっている。
一方、本発明に基く厚さ1mmの石英基板の場合、石英
基板の中心部のエッチング速度が増大した結果、基板周
縁部と中心部とのエッチング速度の差は3%まで縮小し
て、基板全体でのエッチング速度の均一性が改善されて
いる。
【0060】[例6]次に、上記のプラズマエッチング
方法を、基板掘り込み型レベンソンマスクの作成に適用
した例について説明する。
方法を、基板掘り込み型レベンソンマスクの作成に適用
した例について説明する。
【0061】6インチ角、厚さ6.4mm及び1mmの
石英基板を用いて、上記と同じエッチングの条件で、位
相シフタの加工を行った。基板掘り込み型レベンソンマ
スクの作成プロセスの概要は、先に示したもの(図1
6)と同一である。露光波長を248nmとし、位相シ
フタの目標エッチング量を245nmに設定した。
石英基板を用いて、上記と同じエッチングの条件で、位
相シフタの加工を行った。基板掘り込み型レベンソンマ
スクの作成プロセスの概要は、先に示したもの(図1
6)と同一である。露光波長を248nmとし、位相シ
フタの目標エッチング量を245nmに設定した。
【0062】エッチング時間は、厚さ1mmの石英基板
については8分、厚さ6.4mmの石英基板については
11分とした。なお、装置安定性に起因するエッチング
速度変動によるエッチング量のずれをなくすため、マス
ク基板中心付近にエッチング量モニター用のパターンを
配置し、このエッチング量を段差測定器で測定し、中心
部のエッチング量を目標値に一致させた。
については8分、厚さ6.4mmの石英基板については
11分とした。なお、装置安定性に起因するエッチング
速度変動によるエッチング量のずれをなくすため、マス
ク基板中心付近にエッチング量モニター用のパターンを
配置し、このエッチング量を段差測定器で測定し、中心
部のエッチング量を目標値に一致させた。
【0063】フォトマスクの中心部における目標の位相
シフト量を180°に設定したとき、厚さ1mmの石英
基板を用いた場合、基板中心部と周縁部との間の位相シ
フト量のずれは2.6°であった。一方、厚さ6.4m
mの石英基板を用いた場合、基板中心部と周縁部との間
の位相シフト量のずれは72°であった。
シフト量を180°に設定したとき、厚さ1mmの石英
基板を用いた場合、基板中心部と周縁部との間の位相シ
フト量のずれは2.6°であった。一方、厚さ6.4m
mの石英基板を用いた場合、基板中心部と周縁部との間
の位相シフト量のずれは72°であった。
【0064】次に、上記の様にして作成されたフォトマ
スクを用いてラインアンドスペースパターンの露光を行
った。なお、厚さ1mmの石英基板のフォトマスクをそ
のまま露光装置にセットすると、先に述べた様に、マス
ク基板の自重による撓みが大きく、焦点深度が低下す
る。例えば、6インチ角、厚さ1mmのフォトマスクの
露光領域を120mm角としたとき、露光領域内での基
板の撓み量はおよそ0.58μmとなり、その撓み量分
の露光焦点深度が低下する。そこで、厚さ1mmの石英
基板については、厚さ5.3mmの透光性基板を接合し
て、自重による撓みを抑えた。図11に、このフォトマ
スクの断面図を示す。図中、11は厚さ1mmの石英基
板、12は遮光膜、116は補強用の透光性の支持板を
表す。
スクを用いてラインアンドスペースパターンの露光を行
った。なお、厚さ1mmの石英基板のフォトマスクをそ
のまま露光装置にセットすると、先に述べた様に、マス
ク基板の自重による撓みが大きく、焦点深度が低下す
る。例えば、6インチ角、厚さ1mmのフォトマスクの
露光領域を120mm角としたとき、露光領域内での基
板の撓み量はおよそ0.58μmとなり、その撓み量分
の露光焦点深度が低下する。そこで、厚さ1mmの石英
基板については、厚さ5.3mmの透光性基板を接合し
て、自重による撓みを抑えた。図11に、このフォトマ
スクの断面図を示す。図中、11は厚さ1mmの石英基
板、12は遮光膜、116は補強用の透光性の支持板を
表す。
【0065】透光性の支持板116の材質は、撓みに対
して十分な剛性を有し、且つ、石英基板11との界面で
露光光の反射を抑えることができる材質を選ぶ必要があ
る。基板の自重による撓みωは、一辺の長さをa、板厚
をh、自重をP、Eをヤング率、αを撓み係数とする
と、次式で表される。
して十分な剛性を有し、且つ、石英基板11との界面で
露光光の反射を抑えることができる材質を選ぶ必要があ
る。基板の自重による撓みωは、一辺の長さをa、板厚
をh、自重をP、Eをヤング率、αを撓み係数とする
と、次式で表される。
【0066】 ω=α・P・a4 /(E・h3 )・・・(5) 上式から、支持板116としては、その密度をρとした
場合、(ρ/E)の値が石英基板11と同等かあるいは
それ以下である材料で構成されていることが望ましい。
場合、(ρ/E)の値が石英基板11と同等かあるいは
それ以下である材料で構成されていることが望ましい。
【0067】また、界面での反射を抑えるために、支持
板116の光学定数n(屈折率)、k(消衰係数)につ
いては、石英基板11のそれとの違いが1%以内である
ことが望ましい。更に、石英基板11に支持板116を
接合する方法についても、界面での反射を十分、抑える
ことが可能な接合方法を採用する必要がある。この例で
は、両基板を圧着する方法を採用した。具体的には、両
基板界面を真空中で接合し、これを大気中に取り出す真
空接合法を用いた。
板116の光学定数n(屈折率)、k(消衰係数)につ
いては、石英基板11のそれとの違いが1%以内である
ことが望ましい。更に、石英基板11に支持板116を
接合する方法についても、界面での反射を十分、抑える
ことが可能な接合方法を採用する必要がある。この例で
は、両基板を圧着する方法を採用した。具体的には、両
基板界面を真空中で接合し、これを大気中に取り出す真
空接合法を用いた。
【0068】この様にして接合されたフォトマスクを用
いて、露光波長248nm、NA=0.75、σ=0.
3の露光装置でサイズ0.15μmのラインアンドスペ
−スパターンの投影露光を行ったところ、マスク全面で
1.7μmの焦点深度が得られた。一方、従来方式の厚
さ6.4mmの石英基板を用いたフォトマスクを用いて
同様のラインアンドスペ−スパターンを投影露光した場
合には、マスク基板周縁部において位相シフト効果が低
下して、ウエハ上の段差部ではパターンを解像すること
が不可能であった。
いて、露光波長248nm、NA=0.75、σ=0.
3の露光装置でサイズ0.15μmのラインアンドスペ
−スパターンの投影露光を行ったところ、マスク全面で
1.7μmの焦点深度が得られた。一方、従来方式の厚
さ6.4mmの石英基板を用いたフォトマスクを用いて
同様のラインアンドスペ−スパターンを投影露光した場
合には、マスク基板周縁部において位相シフト効果が低
下して、ウエハ上の段差部ではパターンを解像すること
が不可能であった。
【0069】次に、本発明の方法に基くプラズマエッチ
ング方法によって位相シフタを加工したフォトマスクを
用いて、DRAMのチップの露光を行った。作成したフ
ォトマスクは、1G−DRAMのメモリセル部配線層の
フォトマスクである。厚さ1mmの石英基板を用いて、
メモリセル部のビット線・ワード線を構成する0.15
μmデザインルール周期パターン部に位相シフタを設け
た。なお、位相シフタのエッチングには、先に示した電
子ビーム励起プラズマエッチング装置(図9)を用い
た。エッチングの条件としては、反応ガスをCF4 、そ
の流量を15sccm、反応チャンバ内の圧力を0.5
Torr、RFバイアスを60Wとし、エッチング時間
を8分間とした。位相シフタの加工の後、石英基板の裏
面に、厚さ5.3mmの石英製の透光性支持板を接合し
た。
ング方法によって位相シフタを加工したフォトマスクを
用いて、DRAMのチップの露光を行った。作成したフ
ォトマスクは、1G−DRAMのメモリセル部配線層の
フォトマスクである。厚さ1mmの石英基板を用いて、
メモリセル部のビット線・ワード線を構成する0.15
μmデザインルール周期パターン部に位相シフタを設け
た。なお、位相シフタのエッチングには、先に示した電
子ビーム励起プラズマエッチング装置(図9)を用い
た。エッチングの条件としては、反応ガスをCF4 、そ
の流量を15sccm、反応チャンバ内の圧力を0.5
Torr、RFバイアスを60Wとし、エッチング時間
を8分間とした。位相シフタの加工の後、石英基板の裏
面に、厚さ5.3mmの石英製の透光性支持板を接合し
た。
【0070】このフォトマスクを用いてDRAMのチッ
プの露光を行ったところ、チップ全面で、メモリセル部
のビット線・ワード線のパターンを寸法精度良く解像す
ることができ、デバイスの電気的特性を向上することが
できた。なお、従来方式のフォトマスクを用いた場合に
は、チップ周縁部での寸法制御性が悪く、段差部で絶縁
性が低下したりあるいは逆に導通したりして、均一な電
気的特性は得られなかった。
プの露光を行ったところ、チップ全面で、メモリセル部
のビット線・ワード線のパターンを寸法精度良く解像す
ることができ、デバイスの電気的特性を向上することが
できた。なお、従来方式のフォトマスクを用いた場合に
は、チップ周縁部での寸法制御性が悪く、段差部で絶縁
性が低下したりあるいは逆に導通したりして、均一な電
気的特性は得られなかった。
【0071】[例7]マスク基板の周囲の導電性ステー
ジ上に絶縁シールドすることによって、プラズマエッチ
ングの際、マスク基板面内でエッチング速度の均一化を
図る例について説明する。
ジ上に絶縁シールドすることによって、プラズマエッチ
ングの際、マスク基板面内でエッチング速度の均一化を
図る例について説明する。
【0072】先に図3に示したプラズマエッチング装置
を用いて、絶縁シールド36として厚さ2mmのアルミ
ナ製の板を使用し、被加工材31として厚さ1mmの石
英基板を用いてエッチングを行った場合の石英基板の表
面近傍での電位分布状態の模式図を、図12に示す。な
お、プラズマエッチングの条件としては、反応性ガスと
してCF4 ガスを用い、その流量を15sccm、反応
室内の圧力を0.5mTorrとし、高周波電圧のパワ
ーを60Wとした。
を用いて、絶縁シールド36として厚さ2mmのアルミ
ナ製の板を使用し、被加工材31として厚さ1mmの石
英基板を用いてエッチングを行った場合の石英基板の表
面近傍での電位分布状態の模式図を、図12に示す。な
お、プラズマエッチングの条件としては、反応性ガスと
してCF4 ガスを用い、その流量を15sccm、反応
室内の圧力を0.5mTorrとし、高周波電圧のパワ
ーを60Wとした。
【0073】以上の様に、石英基板31の周囲の導電性
ステージ上に絶縁シールド36を配置してプラズマエッ
チングを行った場合、導電性ステージから反応チャンバ
の上部に透過する高周波電圧が、導電性ステージ上で、
石英基板31が載せられた部分と、その周囲に配置され
た絶縁シールド36の部分とで等しくなるため、電位分
布39が全面で一様になる。その結果、エッチング速度
の面内均一性が改善され、更に、露光光に対する位相の
制御性が向上し、露光光学像の焦点深度を大きくするこ
とができる。
ステージ上に絶縁シールド36を配置してプラズマエッ
チングを行った場合、導電性ステージから反応チャンバ
の上部に透過する高周波電圧が、導電性ステージ上で、
石英基板31が載せられた部分と、その周囲に配置され
た絶縁シールド36の部分とで等しくなるため、電位分
布39が全面で一様になる。その結果、エッチング速度
の面内均一性が改善され、更に、露光光に対する位相の
制御性が向上し、露光光学像の焦点深度を大きくするこ
とができる。
【0074】なお、比較のために、絶縁シールドを使用
しない従来のエッチング装置の場合の、石英基板31の
表面近傍での電位分布状態の模式図を、図13に示す。
石英基板31の周囲に導電率が高い部材37が配置され
ている場合、石英基板の周縁部の電圧が増大するので、
電位分布39が不均一になる。
しない従来のエッチング装置の場合の、石英基板31の
表面近傍での電位分布状態の模式図を、図13に示す。
石英基板31の周囲に導電率が高い部材37が配置され
ている場合、石英基板の周縁部の電圧が増大するので、
電位分布39が不均一になる。
【0075】[例8]次に、上記のプラズマエッチング
方法を、基板掘り込み型レベンソンマスクの作成に適用
した例について説明する。
方法を、基板掘り込み型レベンソンマスクの作成に適用
した例について説明する。
【0076】プラズマエッチング装置は、先に示したも
の(図3)と同一である。絶縁シールド36として厚さ
2mmのアルミナ板(比誘電率8.5)を使用し、マス
ク基板31として厚さ1mmの石英基板を使用した。作
成したフォトマスクはレベンソンマスクである。エッチ
ングの条件としては、反応性ガスをCF4 、その流量を
15sccm、反応チャンバ内圧力を0.5mTor
r、印加する高周波電圧のパワーを60Wとし、露光波
長248nmに対する位相シフタ深さ245nmを得る
ため、エッチング時間を7分30秒に設定した。
の(図3)と同一である。絶縁シールド36として厚さ
2mmのアルミナ板(比誘電率8.5)を使用し、マス
ク基板31として厚さ1mmの石英基板を使用した。作
成したフォトマスクはレベンソンマスクである。エッチ
ングの条件としては、反応性ガスをCF4 、その流量を
15sccm、反応チャンバ内圧力を0.5mTor
r、印加する高周波電圧のパワーを60Wとし、露光波
長248nmに対する位相シフタ深さ245nmを得る
ため、エッチング時間を7分30秒に設定した。
【0077】この条件で位相シフタのエッチングを行っ
た結果、厚さ1mmの石英基板の全面で、目標位相差1
80°に対して、誤差を1.8°以内に抑えることがで
きた。このマスク基板に、厚さ5.3mmの透光性支持
板を接合して、剛性を補った。この様にして得られたフ
ォトマスクを用いて、0.15μmサイズのラインアン
ドスペースパターンを、露光波長248nm、NA=
0.75、σ=0.3の露光装置により投影露光した結
果、焦点深度1.9μmを得た。
た結果、厚さ1mmの石英基板の全面で、目標位相差1
80°に対して、誤差を1.8°以内に抑えることがで
きた。このマスク基板に、厚さ5.3mmの透光性支持
板を接合して、剛性を補った。この様にして得られたフ
ォトマスクを用いて、0.15μmサイズのラインアン
ドスペースパターンを、露光波長248nm、NA=
0.75、σ=0.3の露光装置により投影露光した結
果、焦点深度1.9μmを得た。
【0078】なお、本発明に基くプラズマエッチング方
法は、以上に示した例に限定されるものではない。エッ
チングマスクとなるレジスト上に形成する被膜の種類に
ついては、他のSiO2 膜(スパッタ膜)や、エッチン
グガスに対する反応がマスク基板材と類似している他の
膜でも良い。
法は、以上に示した例に限定されるものではない。エッ
チングマスクとなるレジスト上に形成する被膜の種類に
ついては、他のSiO2 膜(スパッタ膜)や、エッチン
グガスに対する反応がマスク基板材と類似している他の
膜でも良い。
【0079】また、エッチングマスクもレジストに限定
されるものではなく、水酸基、カルボン酸基、アルデヒ
ド骨格を有する有機樹脂などを用いても良い。また、レ
ジストのシリル化に気相シリル化材TMDSを用いた
が、この他、HMDS(ヘキサメチルジシラザン)、D
MSDEA(ジエチルアミノジメチルアミン)、TMS
DEA(ジエチルアミノトリメチルシラン)、TMSD
MA(ジメチルアミノトリメチルシラン)、DMSDM
A(ジメチルシリルジメチルアミン)、など他の気相シ
リル化材を用いても良い。また、HMCTS(ヘキサメ
チルシクロトリシラザン)、(B)DMADMS(ビス
−ジメチルアミノジメチルシラン)、(B)DMAMS
(ビス−ジメチルアミノメチルシラン)などの溶液中に
浸して液相シリル化処理を行っても良い。上記の例で
は、エッチングマスクの処理はシリル化のみにより行っ
たが、位相シフタのプラズマエッチング前に、シリル化
されたレジスト表面をオゾン、一酸化炭素など酸化性ガ
ス雰囲気中に曝すなどの処理を付加し、表面を酸化して
も良い。
されるものではなく、水酸基、カルボン酸基、アルデヒ
ド骨格を有する有機樹脂などを用いても良い。また、レ
ジストのシリル化に気相シリル化材TMDSを用いた
が、この他、HMDS(ヘキサメチルジシラザン)、D
MSDEA(ジエチルアミノジメチルアミン)、TMS
DEA(ジエチルアミノトリメチルシラン)、TMSD
MA(ジメチルアミノトリメチルシラン)、DMSDM
A(ジメチルシリルジメチルアミン)、など他の気相シ
リル化材を用いても良い。また、HMCTS(ヘキサメ
チルシクロトリシラザン)、(B)DMADMS(ビス
−ジメチルアミノジメチルシラン)、(B)DMAMS
(ビス−ジメチルアミノメチルシラン)などの溶液中に
浸して液相シリル化処理を行っても良い。上記の例で
は、エッチングマスクの処理はシリル化のみにより行っ
たが、位相シフタのプラズマエッチング前に、シリル化
されたレジスト表面をオゾン、一酸化炭素など酸化性ガ
ス雰囲気中に曝すなどの処理を付加し、表面を酸化して
も良い。
【0080】マスク基板の厚さを調整して、エッチング
量の面内均一性を向上させる方法におけるマスク基板等
の板厚、あるいは支持基板の接合方法についても上記の
例に限定されるものではない。
量の面内均一性を向上させる方法におけるマスク基板等
の板厚、あるいは支持基板の接合方法についても上記の
例に限定されるものではない。
【0081】例えば、接合する透光性支持板の厚さにつ
いては、接合する透光性支持板の厚さについて、マスク
基板を接合する前のフォトマスク中央部パターンの焦点
深度をd、透光性基板を接合した後のフォトマスクの撓
みをω、基板の1辺の長さをa、露光有効エリアの長さ
をbとすると、露光波長が248nm以下の場合、 d−ω×b/a>1.0μm、 露光波長が248nm以上の場合、 d−ω×b/a>1.5μm、 の関係を満足する様に、透光性の支持板の厚さを選択す
るのが好ましい。
いては、接合する透光性支持板の厚さについて、マスク
基板を接合する前のフォトマスク中央部パターンの焦点
深度をd、透光性基板を接合した後のフォトマスクの撓
みをω、基板の1辺の長さをa、露光有効エリアの長さ
をbとすると、露光波長が248nm以下の場合、 d−ω×b/a>1.0μm、 露光波長が248nm以上の場合、 d−ω×b/a>1.5μm、 の関係を満足する様に、透光性の支持板の厚さを選択す
るのが好ましい。
【0082】また、透光性支持板を接合する方法として
は、例えば、屈折率が透光性基板のそれと近い接着剤
を、マスク基板の裏面全面に塗布し接着する方法でもあ
る。または露光用マスクの露光領域外のみに接着剤を塗
布して接着する方法もある。またはクリップでとめる方
法もある。
は、例えば、屈折率が透光性基板のそれと近い接着剤
を、マスク基板の裏面全面に塗布し接着する方法でもあ
る。または露光用マスクの露光領域外のみに接着剤を塗
布して接着する方法もある。またはクリップでとめる方
法もある。
【0083】被加工材の周囲に絶縁シールドを配置し
て、エッチング量の面内均一性を向上させる方法におけ
る絶縁シールドの材質についてもアルミナに限定される
ものではない。例えば蛍石の様な、比誘電率が3.8以
上の材料ならば使用することができる。
て、エッチング量の面内均一性を向上させる方法におけ
る絶縁シールドの材質についてもアルミナに限定される
ものではない。例えば蛍石の様な、比誘電率が3.8以
上の材料ならば使用することができる。
【0084】本発明に基くプラズマエッチング方法が適
用されるプラズマエッチング装置についても、図3、図
4に示される平行平板型RIE、あるいは図9に示され
る電子ビーム励起プラズマエッチング装置に限定される
ものではなく、他の種類のRIE装置など、プラズマ中
の荷電粒子を彼加工材の表面に引きつけて異方性エッチ
ングを行う装置において、本発明の方法を適用できる。
用されるプラズマエッチング装置についても、図3、図
4に示される平行平板型RIE、あるいは図9に示され
る電子ビーム励起プラズマエッチング装置に限定される
ものではなく、他の種類のRIE装置など、プラズマ中
の荷電粒子を彼加工材の表面に引きつけて異方性エッチ
ングを行う装置において、本発明の方法を適用できる。
【0085】また、本発明に基くプラズマエッチング方
法を適用して作成されるフォトマスクの例として、基板
掘り込み型レベンソンマスクを示したが、他の種類のフ
ォトマスクを作成する場合にも、本発明の方法を適用で
きる。例えば、透光性膜からなる位相シフタを基板上に
堆積させた後、シフタパターンをエッチングして作成さ
れるレベンソンマスク、あるいは、上記の例によって作
成されたレベンソンマスクに、更に、光透過部の石英基
板全てにウェットエッチング或いは異方性エッチングを
付加したレベンソンマスク等を作成する際にも、本発明
の方法を適用できる。更に、レベンソンマスクのみでな
く、シフタエッジ型、ハーフトーン型などのマスクを作
成する際にも、本発明の方法を適用できる。
法を適用して作成されるフォトマスクの例として、基板
掘り込み型レベンソンマスクを示したが、他の種類のフ
ォトマスクを作成する場合にも、本発明の方法を適用で
きる。例えば、透光性膜からなる位相シフタを基板上に
堆積させた後、シフタパターンをエッチングして作成さ
れるレベンソンマスク、あるいは、上記の例によって作
成されたレベンソンマスクに、更に、光透過部の石英基
板全てにウェットエッチング或いは異方性エッチングを
付加したレベンソンマスク等を作成する際にも、本発明
の方法を適用できる。更に、レベンソンマスクのみでな
く、シフタエッジ型、ハーフトーン型などのマスクを作
成する際にも、本発明の方法を適用できる。
【0086】露光に使用する光源に関しても、上記の例
で用いたKrFエキシマレーザー光源(波長248n
m)のみでなく、例えばg線、i線等の、他の波長で露
光を行うフォトマスクに対しても、本発明の方法により
作成されたフォトマスクを適用することができる。
で用いたKrFエキシマレーザー光源(波長248n
m)のみでなく、例えばg線、i線等の、他の波長で露
光を行うフォトマスクに対しても、本発明の方法により
作成されたフォトマスクを適用することができる。
【0087】更に、本発明のプラズマエッチング方法
は、石英基板などマスク基板のエッチングに限定される
ものではない。この他に、被加工材として、Siウエハ
などの半導体基板、液晶基板などを用いた場合にも、本
発明を適用できる。
は、石英基板などマスク基板のエッチングに限定される
ものではない。この他に、被加工材として、Siウエハ
などの半導体基板、液晶基板などを用いた場合にも、本
発明を適用できる。
【0088】
【発明の効果】本発明の請求項1から5に記載されたプ
ラズマエッチング方法によれば、マスク基板内のエッチ
ング部と非エッチング部との間で、電子及びイオンなど
の荷電粒子の供給・消費の差が少なくなるので、マスク
基板内での表面電圧の差が縮小し、マスク基板内でのエ
ッチング速度が均一になり、その結果、エッチング深さ
の均一性が向上する。また、本発明のプラズマエッチン
グ方法を、フォトマスクの位相シフタ加工の際に適用す
ることによって、露光光学像の焦点深度が大きいフォト
マスクの作成が可能になる。
ラズマエッチング方法によれば、マスク基板内のエッチ
ング部と非エッチング部との間で、電子及びイオンなど
の荷電粒子の供給・消費の差が少なくなるので、マスク
基板内での表面電圧の差が縮小し、マスク基板内でのエ
ッチング速度が均一になり、その結果、エッチング深さ
の均一性が向上する。また、本発明のプラズマエッチン
グ方法を、フォトマスクの位相シフタ加工の際に適用す
ることによって、露光光学像の焦点深度が大きいフォト
マスクの作成が可能になる。
【0089】更に、本発明の請求項6から8に記載され
ている様に、マスク基板として、従来と比較して板厚が
薄い基板を使用すれば、基板中央部と基板周縁部との間
のエッチング速度の均一性が向上し、高精度のフォトマ
スクを作成することができる。その結果、投影露光光学
像の焦点深度を大幅に改善することができる。
ている様に、マスク基板として、従来と比較して板厚が
薄い基板を使用すれば、基板中央部と基板周縁部との間
のエッチング速度の均一性が向上し、高精度のフォトマ
スクを作成することができる。その結果、投影露光光学
像の焦点深度を大幅に改善することができる。
【0090】また、上記の方法に加えて、請求項9及び
10に記載されている様に、マスク基板の周囲の導電性
ステージの上に絶縁シールドを配置して、マスク基板を
透過する高周波電圧と、当該絶縁シールドを透過する高
周波電圧を同等に調整すれば、更に、高精度のフォトマ
スクを作成することが可能になる。
10に記載されている様に、マスク基板の周囲の導電性
ステージの上に絶縁シールドを配置して、マスク基板を
透過する高周波電圧と、当該絶縁シールドを透過する高
周波電圧を同等に調整すれば、更に、高精度のフォトマ
スクを作成することが可能になる。
【図1】プラズマエッチングの際のマスク基板の近傍の
電位分布を示す図。
電位分布を示す図。
【図2】石英基板の厚さと高周波電圧の透過率の関係を
示す図。
示す図。
【図3】被加工材の周囲に絶縁シールドが配置されたプ
ラズマエッチング装置の概要をを示す図。
ラズマエッチング装置の概要をを示す図。
【図4】平行平板RIEの概要を示す図。
【図5】プラズマエッチングの際のマスク基板の表面電
圧の分布を示す図。
圧の分布を示す図。
【図6】本発明のプラズマエッチング方法を適用したフ
ォトマスクの製造工程の一例を示す図、(a)〜(i)
は各工程における断面図を表す。
ォトマスクの製造工程の一例を示す図、(a)〜(i)
は各工程における断面図を表す。
【図7】本発明のプラズマエッチング方法を適用したフ
ォトマスクの製造工程の他の例を示す図、(a)〜
(d)は各工程における断面図を表す。
ォトマスクの製造工程の他の例を示す図、(a)〜
(d)は各工程における断面図を表す。
【図8】石英基板の厚さと表面電圧の関係を示す図。
【図9】電子ビーム励起プラズマエッチング装置の概要
を示す図。
を示す図。
【図10】基板周縁部からの距離とエッチング速度の関
係を示す図。
係を示す図。
【図11】マスク基板の裏面に透光性の支持板を接合し
たフォトマスクの断面図。
たフォトマスクの断面図。
【図12】本発明の方法に基くプラズマエッチングの際
のマスク基板の近傍の電位分布を示す図。
のマスク基板の近傍の電位分布を示す図。
【図13】従来の方法に基くプラズマエッチングの際の
マスク基板の近傍の電位分布を示す図。
マスク基板の近傍の電位分布を示す図。
【図14】ステッパの概略構成図。
【図15】基板掘り込み型レベンソンマスクの概略図。
【図16】基板掘り込み型レベンソンマスクの作成の工
程を示す図。(a)〜(c)は各工程における断面図を
表す。
程を示す図。(a)〜(c)は各工程における断面図を
表す。
【図17】レベンソンマスクの光学像の一例を示した
図。
図。
【図18】マスク基板表面近傍の等電位面を示す図。
【図19】マスク基板表面近傍の等電位面を示す図。
【図20】実際のフォトマスクのパターンの一例を示す
図。
図。
【図21】高周波電圧パワーと基板表面電圧の関係の一
例を示す図。
例を示す図。
【図22】高周波電圧の透過率とエッチング速度の関係
の一例を示す図。
の一例を示す図。
【図23】プラズマエッチング装置において、マスク基
板等を透過する高周波電圧の状況を説明する図。
板等を透過する高周波電圧の状況を説明する図。
11・・・マスク基板、12・・・遮光膜、13・・・
被エッチング部と同質の被膜、17・・・比較的大きな
面積のエッチングマスク、18・・・微細パターン、1
9・・・等電位面、31・・・石英基板、32・・・導
電性ステージ、33・・・高周波電源、34・・・反応
性ガスプラズマ、35・・・反応室、36・・・絶縁シ
ールド、37・・・導電性部材、39・・・等電位面、
51・・・・被エッチング部、52・・・・エッチング
マスク、53・・・・SOG膜、61・・・マスク基
板、62・・・遮光膜、63・・・レジスト(下層)、
64・・・位相シフタ、66・・・SOG膜、67・・
・レジスト(上層)、68・・・シリル化層、97・・
・電子ビーム、98・・・ビームライン、116・・・
透光性の支持板、141・・・光源、142・・・フラ
イアイレンズ、143・・・コンデンサレンズ、144
・・・フォトマスク、144a・・・遮光膜パターン、
145・・・投影レンズ、146・・・ウエハ、146
a・・・レジスト、151・・・マスク基板、152・
・・遮光膜、153・・・レジスト、154・・・位相
シフタ、155・・・非シフタ部、156・・・開口
部、181・・・マスク基板、182・・・遮光膜、1
86・・・比較的大きな面積のエッチングマスク、18
7、188、207、208・・・微細パターン、18
9・・・等電位面。
被エッチング部と同質の被膜、17・・・比較的大きな
面積のエッチングマスク、18・・・微細パターン、1
9・・・等電位面、31・・・石英基板、32・・・導
電性ステージ、33・・・高周波電源、34・・・反応
性ガスプラズマ、35・・・反応室、36・・・絶縁シ
ールド、37・・・導電性部材、39・・・等電位面、
51・・・・被エッチング部、52・・・・エッチング
マスク、53・・・・SOG膜、61・・・マスク基
板、62・・・遮光膜、63・・・レジスト(下層)、
64・・・位相シフタ、66・・・SOG膜、67・・
・レジスト(上層)、68・・・シリル化層、97・・
・電子ビーム、98・・・ビームライン、116・・・
透光性の支持板、141・・・光源、142・・・フラ
イアイレンズ、143・・・コンデンサレンズ、144
・・・フォトマスク、144a・・・遮光膜パターン、
145・・・投影レンズ、146・・・ウエハ、146
a・・・レジスト、151・・・マスク基板、152・
・・遮光膜、153・・・レジスト、154・・・位相
シフタ、155・・・非シフタ部、156・・・開口
部、181・・・マスク基板、182・・・遮光膜、1
86・・・比較的大きな面積のエッチングマスク、18
7、188、207、208・・・微細パターン、18
9・・・等電位面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/20 504 G03F 7/20 504 H01L 21/3065 H01L 21/30 502P 21/302 J
Claims (10)
- 【請求項1】 表面にエッチングマスクによってパター
ンが形成された被加工材を、反応性ガスプラズマを利用
してエッチングするプラズマエッチング方法において、 前記エッチングマスクの上に、そのエッチング速度が被
エッチング部のエッチング速度の80%以上、120%
以下の材料からなる被膜を、被エッチング部を目標の深
さまでエッチングした後に当該被膜の一部が残る厚さ以
上の厚さで形成することを特徴とするプラズマエッチン
グ方法。 - 【請求項2】 前記被膜は、前記被エッチング部と同一
の材料によって形成されることを特徴とする請求項1に
記載のプラズマエッチング方法。 - 【請求項3】 前記被エッチング部は石英ガラスからな
り、 前記被膜は、SOGからなることを特徴とする請求項1
に記載のプラズマエッチング方法。 - 【請求項4】 前記被膜は、前記エッチングマスクの表
面を改質することによって形成されることを特徴とする
請求項1に記載のプラズマエッチング方法。 - 【請求項5】 前記被エッチング部は石英ガラスからな
り、 前記エッチングマスクはフォトレジストからなり、 前記被膜は、このフォトレジストの表面をシリル化する
ことによって形成されることを特徴とする請求項1に記
載のプラズマエッチング方法。 - 【請求項6】 表面に遮光膜、半透明膜あるいはレジス
トによるパターンが形成された透光性基板の、前記遮光
膜、前記半透明膜あるいは前記透光性基板を反応性ガス
プラズマを利用してエッチングする際に、前記透光性基
板の厚さを、前記透光性基板を透過する高周波電圧の透
過率が80%以上になる様に設定することを特徴とする
プラズマエッチング方法。 - 【請求項7】 表面に遮光膜、半透明膜あるいはレジス
トによるパターンが形成された透光性基板の、前記遮光
膜、前記半透明膜あるいは前記透光性基板を反応性ガス
プラズマを利用してエッチングする際に、前記透光性基
板の厚さを、前記透光性基板を透過する高周波電圧の透
過率が80%以上になる様に設定するとともに、 プラズマエッチングの終了後、前記透光性基板の裏面に
透光性の支持板を接合することを特徴とするフォトマス
クの製造方法。 - 【請求項8】 表面に遮光膜が形成された厚さ1mm以
下の石英基板と、この石英基板の裏面に接合された透光
性の支持板とを備えたことを特徴とするフォトマスク。 - 【請求項9】 導電性ステージの上に被加工材を載せ
て、反応性ガスプラズマを利用して被加工材の表面をエ
ッチングする際に、前記被加工材の周囲の前記導電性ス
テージの上に絶縁シールドを配置するとともに、前記被
加工材の厚さを、前記被加工材を透過する高周波電圧の
透過率が、前記絶縁シールドを透過する高周波電圧の透
過率の80%以上、120%以下になる様に設定するこ
とを特徴とするプラズマエッチング方法。 - 【請求項10】 前記被加工材は石英ガラスからなり、 前記絶縁シールドはアルミナからなることを特徴とする
請求項9に記載のプラズマエッチング方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12465096A JP3319568B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | プラズマエッチング方法 |
| US08/850,700 US6165907A (en) | 1996-05-20 | 1997-05-02 | Plasma etching method and plasma etching apparatus |
| KR1019970019541A KR100269931B1 (ko) | 1996-05-20 | 1997-05-20 | 플라즈마 에칭 방법 및 플라즈마 에칭 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12465096A JP3319568B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | プラズマエッチング方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002110658A Division JP3684206B2 (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | フォトマスク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09306822A true JPH09306822A (ja) | 1997-11-28 |
| JP3319568B2 JP3319568B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=14890665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12465096A Expired - Fee Related JP3319568B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | プラズマエッチング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3319568B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004518990A (ja) * | 2000-09-18 | 2004-06-24 | マイクロニック レーザー システムズ アクチボラゲット | 二重層レティクル素材及びその製造方法 |
| JP2007041599A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-15 | Applied Materials Inc | フォトマスク製造におけるプロセス集積のためのクラスターツールおよび方法 |
| WO2010047196A1 (ja) * | 2008-10-21 | 2010-04-29 | 東京応化工業株式会社 | 表面処理液及び表面処理方法、並びに疎水化処理方法及び疎水化された基板 |
| JP2014232825A (ja) * | 2013-05-30 | 2014-12-11 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | プラズマ処理方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7592063B2 (en) | 2006-09-05 | 2009-09-22 | Asahi Glass Company, Limited | Quartz glass substrate and process for its production |
-
1996
- 1996-05-20 JP JP12465096A patent/JP3319568B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004518990A (ja) * | 2000-09-18 | 2004-06-24 | マイクロニック レーザー システムズ アクチボラゲット | 二重層レティクル素材及びその製造方法 |
| JP2007041599A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-15 | Applied Materials Inc | フォトマスク製造におけるプロセス集積のためのクラスターツールおよび方法 |
| WO2010047196A1 (ja) * | 2008-10-21 | 2010-04-29 | 東京応化工業株式会社 | 表面処理液及び表面処理方法、並びに疎水化処理方法及び疎水化された基板 |
| US9244358B2 (en) | 2008-10-21 | 2016-01-26 | Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. | Surface treatment liquid, surface treatment method, hydrophobilization method, and hydrophobilized substrate |
| JP2014232825A (ja) * | 2013-05-30 | 2014-12-11 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | プラズマ処理方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3319568B2 (ja) | 2002-09-03 |
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