JPH09306844A - 半導体装置の製造方法および半導体装置 - Google Patents
半導体装置の製造方法および半導体装置Info
- Publication number
- JPH09306844A JPH09306844A JP8118639A JP11863996A JPH09306844A JP H09306844 A JPH09306844 A JP H09306844A JP 8118639 A JP8118639 A JP 8118639A JP 11863996 A JP11863996 A JP 11863996A JP H09306844 A JPH09306844 A JP H09306844A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- mixed crystal
- semiconductor device
- substrate
- crystal layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10P—GENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10P32/00—Diffusion of dopants within, into or out of wafers, substrates or parts of devices
- H10P32/10—Diffusion of dopants within, into or out of semiconductor bodies or layers
- H10P32/15—Diffusion of dopants within, into or out of semiconductor bodies or layers from the substrate during epitaxy, e.g. autodoping; Preventing or using autodoping
Abstract
(57)【要約】
【課題】 不純物を含有してなるSi基板上にエピタキ
シャル層を形成する際の、上記不純物のエピタキシャル
層へのオートドーピングを抑制する。 【解決手段】 まず不純物としてホウ素を含有してなる
Si基板11上に不純物を含まないSi層12を形成
し、次いでSi層12上にSi1-x Gex の混晶層13
を形成する。続いてこの混晶層13上に不純物を含まな
いSi層14を形成し、その後、Si層14上に、Si
基板11におけるホウ素の濃度よりも低い濃度の不純物
を含有してなるエピタキシャル層15を形成して半導体
装置1を製造する。
シャル層を形成する際の、上記不純物のエピタキシャル
層へのオートドーピングを抑制する。 【解決手段】 まず不純物としてホウ素を含有してなる
Si基板11上に不純物を含まないSi層12を形成
し、次いでSi層12上にSi1-x Gex の混晶層13
を形成する。続いてこの混晶層13上に不純物を含まな
いSi層14を形成し、その後、Si層14上に、Si
基板11におけるホウ素の濃度よりも低い濃度の不純物
を含有してなるエピタキシャル層15を形成して半導体
装置1を製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコン基板上に
エピタキシャル層が形成されてなる半導体装置を製造す
る方法とその半導体装置とに関するものである。
エピタキシャル層が形成されてなる半導体装置を製造す
る方法とその半導体装置とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体装置としては、例
えばバイポーラIC等が知られている。バイポーラIC
を製造する場合には、1×1018atoms/cm3 以上の高
濃度の不純物埋め込み層、例えばP型の不純物であるホ
ウ素の埋込み層を有するシリコン基板上に、この埋込み
層よりも低濃度、例えば1×1015atoms/cm3 以下の
濃度の不純物が含有されてなるエピタキシャル層を成長
させる場合がある。
えばバイポーラIC等が知られている。バイポーラIC
を製造する場合には、1×1018atoms/cm3 以上の高
濃度の不純物埋め込み層、例えばP型の不純物であるホ
ウ素の埋込み層を有するシリコン基板上に、この埋込み
層よりも低濃度、例えば1×1015atoms/cm3 以下の
濃度の不純物が含有されてなるエピタキシャル層を成長
させる場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の半導体装置の製造にあっては、エピタキシャル層を
形成する際の加熱によって、シリコン基板中のホウ素が
一旦、雰囲気ガス中に飛び出し、それが再びエピタキシ
ャル層中に取り込まれる、いわゆるオートドーピング現
象が起こる。このため、シリコン基板界面付近の不純物
プロファイルが急峻にならずにダレてしまい、目的とし
たデバイス特性が得られないといった不具合が多く発生
している。
来の半導体装置の製造にあっては、エピタキシャル層を
形成する際の加熱によって、シリコン基板中のホウ素が
一旦、雰囲気ガス中に飛び出し、それが再びエピタキシ
ャル層中に取り込まれる、いわゆるオートドーピング現
象が起こる。このため、シリコン基板界面付近の不純物
プロファイルが急峻にならずにダレてしまい、目的とし
たデバイス特性が得られないといった不具合が多く発生
している。
【0004】そこで、従来では以下のような3つの手法
にてオートドピングの抑制を図っている。 (1)エピタキシャル層の導電型がN型である場合に
は、エピタキシャル層を形成するための昇温中からドー
ピングガスであるホスフィン(PH3 )をエピタキシャ
ル成長炉内に供給し、シリコン基板から炉内の雰囲気ガ
ス中に飛び出したホウ素を相殺してエピタキシャル成長
を行う。 (2)エピタキシャル層の導電型がP型である場合に
は、エピタキシャル層の成長を2段階に分ける。そして
1段階目で、シリコン基板からのホウ素の外方拡散を抑
制するための、不純物を含まないエピタキシャル層を成
長させる。その後、炉内に飛び出したP型のホウ素を含
む雰囲気ガスを一定時間、水素ガスの炉内への供給によ
り排出してから、2段階目で所望のエピタキシャル層の
成長を行う。 (3)炉内の雰囲気ガス中にできる限りホウ素を飛び出
させないよう、例えば950℃〜1000℃程度の低温
でエピタキシャル層を成長させる。
にてオートドピングの抑制を図っている。 (1)エピタキシャル層の導電型がN型である場合に
は、エピタキシャル層を形成するための昇温中からドー
ピングガスであるホスフィン(PH3 )をエピタキシャ
ル成長炉内に供給し、シリコン基板から炉内の雰囲気ガ
ス中に飛び出したホウ素を相殺してエピタキシャル成長
を行う。 (2)エピタキシャル層の導電型がP型である場合に
は、エピタキシャル層の成長を2段階に分ける。そして
1段階目で、シリコン基板からのホウ素の外方拡散を抑
制するための、不純物を含まないエピタキシャル層を成
長させる。その後、炉内に飛び出したP型のホウ素を含
む雰囲気ガスを一定時間、水素ガスの炉内への供給によ
り排出してから、2段階目で所望のエピタキシャル層の
成長を行う。 (3)炉内の雰囲気ガス中にできる限りホウ素を飛び出
させないよう、例えば950℃〜1000℃程度の低温
でエピタキシャル層を成長させる。
【0005】しかしながら、最近では、半導体装置の微
細化の進展に伴って、デバイス形成領域が益々狭小にな
っており、上記手法によってもオートドーピングの抑制
が充分になされているとは言えない状態となっている。
細化の進展に伴って、デバイス形成領域が益々狭小にな
っており、上記手法によってもオートドーピングの抑制
が充分になされているとは言えない状態となっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
の製造方法は、まず、不純物を含有してなるシリコン基
板上に、シリコンとゲルマニウムとの混晶層を形成し、
次いでこの混晶層上に、上記シリコン基板における不純
物の濃度よりも低い濃度の不純物を含有してなるエピタ
キシャル層を形成することを上記課題の解決手段とし
た。
の製造方法は、まず、不純物を含有してなるシリコン基
板上に、シリコンとゲルマニウムとの混晶層を形成し、
次いでこの混晶層上に、上記シリコン基板における不純
物の濃度よりも低い濃度の不純物を含有してなるエピタ
キシャル層を形成することを上記課題の解決手段とし
た。
【0007】本発明に係る半導体装置は、不純物を含有
してなるシリコン基板と、このシリコン基板上に形成さ
れかつシリコン基板における不純物の濃度よりも低い濃
度の不純物を含有してなるエピタキシャル層とを備え、
シリコン基板とエピタキシャル層との間に、シリコンと
ゲルマニウムとの混晶層が形成されてなることを上記課
題の解決手段とした。
してなるシリコン基板と、このシリコン基板上に形成さ
れかつシリコン基板における不純物の濃度よりも低い濃
度の不純物を含有してなるエピタキシャル層とを備え、
シリコン基板とエピタキシャル層との間に、シリコンと
ゲルマニウムとの混晶層が形成されてなることを上記課
題の解決手段とした。
【0008】シリコンとゲルマニウムとの混晶層は、ゲ
ルマニウムの含有率が、ある範囲において不純物、特に
ホウ素の拡散係数を小さくし、その拡散速度を遅くする
層であることが知られている。本発明に係る半導体装置
の製造方法では、シリコン基板上にこのような混晶層を
形成した後、エピタキシャル層を形成するため、特にシ
リコン基板に含有されている不純物がホウ素である場
合、エピタキシャル層の形成時に、混晶層がキャップ層
となってシリコン基板のホウ素が雰囲気ガス中へ飛び出
すことが抑制される。よって、エピタキシャル層を形成
する際に、オートドーピングが起こり難い。
ルマニウムの含有率が、ある範囲において不純物、特に
ホウ素の拡散係数を小さくし、その拡散速度を遅くする
層であることが知られている。本発明に係る半導体装置
の製造方法では、シリコン基板上にこのような混晶層を
形成した後、エピタキシャル層を形成するため、特にシ
リコン基板に含有されている不純物がホウ素である場
合、エピタキシャル層の形成時に、混晶層がキャップ層
となってシリコン基板のホウ素が雰囲気ガス中へ飛び出
すことが抑制される。よって、エピタキシャル層を形成
する際に、オートドーピングが起こり難い。
【0009】また本発明に係る半導体装置は、シリコン
基板とエピタキシャル層との間にシリコンとゲルマニウ
ムとの混晶層が形成されていることから、シリコン基板
上に上記混晶層を形成した後、混晶上にエピタキシャル
層を形成する手順で製造される。よって、その製造に際
してシリコン基板のホウ素が雰囲気ガス中へ飛び出すこ
とが抑えられてオートドーピングが抑制されたものとな
る。
基板とエピタキシャル層との間にシリコンとゲルマニウ
ムとの混晶層が形成されていることから、シリコン基板
上に上記混晶層を形成した後、混晶上にエピタキシャル
層を形成する手順で製造される。よって、その製造に際
してシリコン基板のホウ素が雰囲気ガス中へ飛び出すこ
とが抑えられてオートドーピングが抑制されたものとな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る半導体装置の
製造方法および半導体装置の実施形態を図面に基づいて
説明する。図1は本発明に係る半導体装置の製造方法の
一実施形態を示す工程図であり、図2はこの実施形態の
方法によって形成された半導体装置を示した要部断面図
である。本実施形態では、不純物を含有してなるシリコ
ン基板(以下、Si基板と記す)基板として、ホウ素を
高濃度、例えば1×1018atoms/cm3 の濃度で含有す
る埋込み層11aを備えたSi基板11を用いる。そし
てまずステップ(以下、STと記す)1として、Si基
板11の洗浄処理を行い、その後Si基板11上にSi
層12を形成する。
製造方法および半導体装置の実施形態を図面に基づいて
説明する。図1は本発明に係る半導体装置の製造方法の
一実施形態を示す工程図であり、図2はこの実施形態の
方法によって形成された半導体装置を示した要部断面図
である。本実施形態では、不純物を含有してなるシリコ
ン基板(以下、Si基板と記す)基板として、ホウ素を
高濃度、例えば1×1018atoms/cm3 の濃度で含有す
る埋込み層11aを備えたSi基板11を用いる。そし
てまずステップ(以下、STと記す)1として、Si基
板11の洗浄処理を行い、その後Si基板11上にSi
層12を形成する。
【0011】すなわち、最初にSi基板11をフッ酸を
用いて洗浄し、Si基板11表面に存在する自然酸化膜
等を除去する。次いで、所要の温度に加熱したアンモニ
ア−過酸化水素水溶液でSi基板11を洗浄処理し、続
いて希フッ酸でSi基板11の洗浄処理を行って、Si
基板11表面に付着している有機性、無機性の汚染物質
を除去する。次いでSi基板11を、例えば化学的気相
成長法(以下、CVD法と記す)方式のエピタキシャル
装置の炉内に搬送する。そして、水素ガス雰囲気にて5
分程度、Si基板11を1000℃〜1100℃で加熱
処理して、上記洗浄処理後にSi基板11表面に形成さ
れた自然酸化膜を除去する。
用いて洗浄し、Si基板11表面に存在する自然酸化膜
等を除去する。次いで、所要の温度に加熱したアンモニ
ア−過酸化水素水溶液でSi基板11を洗浄処理し、続
いて希フッ酸でSi基板11の洗浄処理を行って、Si
基板11表面に付着している有機性、無機性の汚染物質
を除去する。次いでSi基板11を、例えば化学的気相
成長法(以下、CVD法と記す)方式のエピタキシャル
装置の炉内に搬送する。そして、水素ガス雰囲気にて5
分程度、Si基板11を1000℃〜1100℃で加熱
処理して、上記洗浄処理後にSi基板11表面に形成さ
れた自然酸化膜を除去する。
【0012】次に同じエピタキシャル装置にて、Si基
板11の加熱温度を700℃〜800℃程度に降温し、
不純物を含まない、いわゆるノンドープのSi層12を
Si基板11上にエピタキシャル成長させる。このSi
層12は、Si基板11の格子定数と、次工程でSi層
12上に形成するシリコン−ゲルマニウム(以下、Si
1-x Gex と記す)の混晶層13の格子定数との不整合
による歪みを緩和するためのバッファ層として設けるも
のである。また、後述するエピタキシャル層15の形成
時において、Si基板11の埋込み層11aからのホウ
素の外方拡散を抑制するための層として設けるものであ
る。
板11の加熱温度を700℃〜800℃程度に降温し、
不純物を含まない、いわゆるノンドープのSi層12を
Si基板11上にエピタキシャル成長させる。このSi
層12は、Si基板11の格子定数と、次工程でSi層
12上に形成するシリコン−ゲルマニウム(以下、Si
1-x Gex と記す)の混晶層13の格子定数との不整合
による歪みを緩和するためのバッファ層として設けるも
のである。また、後述するエピタキシャル層15の形成
時において、Si基板11の埋込み層11aからのホウ
素の外方拡散を抑制するための層として設けるものであ
る。
【0013】Si層12をエピタキシャル成長させるた
めの原料ガスとしては、例えばモノシラン(Si
H4 )、ジクロルシラン(SiH2 Cl2 )、ジシラン
(Si2 H 6 )等のシラン系のガスが挙げられる。また
このときの反応圧力としては、例えば1.33×103
Pa〜1.01×105 Pa(10Torr〜760T
orr)程度の範囲における所定の圧力とする。さらに
Si層12の膜厚は、次工程でSi層12上に混晶層1
3をエピタキシャル成長させる場合に、Si層12の界
面においても混晶層13を結晶性良く成長できる厚みに
する。本実施形態ではSi層12を、例えば30nm〜
70nm程度の膜厚に形成する。
めの原料ガスとしては、例えばモノシラン(Si
H4 )、ジクロルシラン(SiH2 Cl2 )、ジシラン
(Si2 H 6 )等のシラン系のガスが挙げられる。また
このときの反応圧力としては、例えば1.33×103
Pa〜1.01×105 Pa(10Torr〜760T
orr)程度の範囲における所定の圧力とする。さらに
Si層12の膜厚は、次工程でSi層12上に混晶層1
3をエピタキシャル成長させる場合に、Si層12の界
面においても混晶層13を結晶性良く成長できる厚みに
する。本実施形態ではSi層12を、例えば30nm〜
70nm程度の膜厚に形成する。
【0014】続いてST2として、同じエピタキシャル
装置にて、Si基板11の加熱温度を600℃〜700
℃程度に降温し、Si基板11上にSi層12を介して
Si 1-x Gex の混晶層13をエピタキシャル成長させ
る。ここで、シリコン(Si)とゲルマニウム(Ge)
との混晶層(以下、Si1- x Gex の混晶層と記す)
は、この混晶層中において不純物、特にホウ素の拡散速
度を遅らせる層であることが知られている。またSi
1-x Gex の混晶層は、Si中とGe中とでホウ素の拡
散に関与する点欠陥が異なる。すなわち、Si中では格
子間原子(self-interstitial)、Ge中では空孔とな
る。このため、混晶層中におけるホウ素の拡散機構がG
eの含有率によって異なり、特にある範囲のGeの含有
率においてホウ素の拡散速度を遅らせることが知見され
ている。
装置にて、Si基板11の加熱温度を600℃〜700
℃程度に降温し、Si基板11上にSi層12を介して
Si 1-x Gex の混晶層13をエピタキシャル成長させ
る。ここで、シリコン(Si)とゲルマニウム(Ge)
との混晶層(以下、Si1- x Gex の混晶層と記す)
は、この混晶層中において不純物、特にホウ素の拡散速
度を遅らせる層であることが知られている。またSi
1-x Gex の混晶層は、Si中とGe中とでホウ素の拡
散に関与する点欠陥が異なる。すなわち、Si中では格
子間原子(self-interstitial)、Ge中では空孔とな
る。このため、混晶層中におけるホウ素の拡散機構がG
eの含有率によって異なり、特にある範囲のGeの含有
率においてホウ素の拡散速度を遅らせることが知見され
ている。
【0015】図3は、900℃にて熱処理を行ったとき
のSi1-x Gex の混晶層中のホウ素の拡散係数とGe
の含有率との相関関係を示す図である(「1995 秋期応
用物理学会予稿集 No.1 p175」)。この図から、Ge
の含有率が0.2〜0.55程度の範囲においてホウ素
の拡散が遅くなっていることが認められる。
のSi1-x Gex の混晶層中のホウ素の拡散係数とGe
の含有率との相関関係を示す図である(「1995 秋期応
用物理学会予稿集 No.1 p175」)。この図から、Ge
の含有率が0.2〜0.55程度の範囲においてホウ素
の拡散が遅くなっていることが認められる。
【0016】そこで本実施形態では、図3のデータか
ら、混晶層13におけるGeの含有率が例えばx=0.
2〜0.55程度であるSi1-x Gex の混晶層13を
エピタキシャル成長させる。このエピタキシャル成長で
のGeの原料ガスとしては、例えばゲルマンガス(Ge
H4 )を、またSiの原料ガスとしては、先に述べたS
i層12と同様のガスをそれぞれ用いることができる。
またこれらのガス流量比は、混晶層13におけるGeの
含有率に基づき設定する。そして混晶層13を結晶性良
く積むことができる厚みに形成する。ここでは混晶層1
3を、例えば200〜250nm程度の厚みに形成す
る。
ら、混晶層13におけるGeの含有率が例えばx=0.
2〜0.55程度であるSi1-x Gex の混晶層13を
エピタキシャル成長させる。このエピタキシャル成長で
のGeの原料ガスとしては、例えばゲルマンガス(Ge
H4 )を、またSiの原料ガスとしては、先に述べたS
i層12と同様のガスをそれぞれ用いることができる。
またこれらのガス流量比は、混晶層13におけるGeの
含有率に基づき設定する。そして混晶層13を結晶性良
く積むことができる厚みに形成する。ここでは混晶層1
3を、例えば200〜250nm程度の厚みに形成す
る。
【0017】こうして混晶層13を形成した後は、ST
3として、同じエピタキシャル装置にて、Si基板11
の加熱温度を700℃〜800℃程度に昇温し、不純物
を含まない、ノンドープのSi層14を混晶層13上に
エピタキシャル成長させる。このSi層14は、Si
1-x Gex の混晶層13の格子定数と、次工程で形成す
るエピタキシャル層15の格子定数との不整合による歪
みを緩和するためのバッファ層として設けるものであ
る。またエピタキシャル層15の形成の際に、混晶層1
3からエピタキシャル層15へのGeの外方拡散を抑制
するための層として設けるものである。このSi層14
は、例えば先に述べたSi層12と同様の条件にて形成
する。またSi層14の膜厚は、次工程でSi層14上
にエピタキシャル層15を形成する場合に、Si層14
の界面においてもエピタキシャル層15を結晶性良く成
長できる厚みにする。本実施形態ではSi層14を、例
えば100nm〜150nm程度の膜厚に形成する。
3として、同じエピタキシャル装置にて、Si基板11
の加熱温度を700℃〜800℃程度に昇温し、不純物
を含まない、ノンドープのSi層14を混晶層13上に
エピタキシャル成長させる。このSi層14は、Si
1-x Gex の混晶層13の格子定数と、次工程で形成す
るエピタキシャル層15の格子定数との不整合による歪
みを緩和するためのバッファ層として設けるものであ
る。またエピタキシャル層15の形成の際に、混晶層1
3からエピタキシャル層15へのGeの外方拡散を抑制
するための層として設けるものである。このSi層14
は、例えば先に述べたSi層12と同様の条件にて形成
する。またSi層14の膜厚は、次工程でSi層14上
にエピタキシャル層15を形成する場合に、Si層14
の界面においてもエピタキシャル層15を結晶性良く成
長できる厚みにする。本実施形態ではSi層14を、例
えば100nm〜150nm程度の膜厚に形成する。
【0018】次にST4として、同じエピタキシャル装
置にて、Si基板11の加熱温度を900℃〜1050
℃程度に昇温し、埋込み層11aのホウ素濃度よりも低
濃度の不純物を含有してなる例えばSiのエピタキシャ
ル層15を形成する。この形成に使用するSiの原料ガ
スとしては、例えばSi層12の形成に用いる原料ガス
と同様のものを用いることができる。またここでは、反
応圧力を1.01×105 Pa(760Torr)程度
に設定し、エピタキシャル層15を成長させる。以上の
工程によって、図2に示すSi基板11とエピタキシャ
ル層15との間に、Si層12、混晶層13およびSi
層14がこの順に積層形成された、本発明に係る半導体
装置の一実施形態となる半導体装置1を製造することが
できる。
置にて、Si基板11の加熱温度を900℃〜1050
℃程度に昇温し、埋込み層11aのホウ素濃度よりも低
濃度の不純物を含有してなる例えばSiのエピタキシャ
ル層15を形成する。この形成に使用するSiの原料ガ
スとしては、例えばSi層12の形成に用いる原料ガス
と同様のものを用いることができる。またここでは、反
応圧力を1.01×105 Pa(760Torr)程度
に設定し、エピタキシャル層15を成長させる。以上の
工程によって、図2に示すSi基板11とエピタキシャ
ル層15との間に、Si層12、混晶層13およびSi
層14がこの順に積層形成された、本発明に係る半導体
装置の一実施形態となる半導体装置1を製造することが
できる。
【0019】前述したように、本実施形態の方法では、
Si基板11上に、ノンドープのSi層12、ホウ素の
拡散速度を遅くする層であるSi1-x Gex の混晶層1
3、およびノンドープのSi層14を順次積層形成した
後、エピタキシャル層15を形成する。よって、エピタ
キシャル層15の形成時に、これらSi層12、混晶層
13、Si層14がキャップ層となってSi基板1の埋
込み層11aのホウ素が雰囲気ガス中へ飛び出すことを
抑えるので、エピタキシャル層15の形成時におけるホ
ウ素のオートドーピングを抑制することができる。
Si基板11上に、ノンドープのSi層12、ホウ素の
拡散速度を遅くする層であるSi1-x Gex の混晶層1
3、およびノンドープのSi層14を順次積層形成した
後、エピタキシャル層15を形成する。よって、エピタ
キシャル層15の形成時に、これらSi層12、混晶層
13、Si層14がキャップ層となってSi基板1の埋
込み層11aのホウ素が雰囲気ガス中へ飛び出すことを
抑えるので、エピタキシャル層15の形成時におけるホ
ウ素のオートドーピングを抑制することができる。
【0020】また従来のSiのエピタキシャル成長の際
に比較してSi層12、混晶層13、Si層14を低温
で形成するので、これらの形成時におけるホウ素の外方
拡散も抑制することができる。さらにSi層14を介し
てエピタキシャル層15を形成するので、この層15を
形成する際の混晶層13からのGeの外方拡散を防止す
ることができる。さらにSi基板11と混晶層3との結
晶の歪みを緩和するSi層12によって、結晶性の良い
混晶層3を得ることができるとともに、混晶層13とエ
ピタキシャル層15との結晶の歪みを緩和するSi層1
4によって、結晶性の良いエピタキシャル層15を得る
ことができる。
に比較してSi層12、混晶層13、Si層14を低温
で形成するので、これらの形成時におけるホウ素の外方
拡散も抑制することができる。さらにSi層14を介し
てエピタキシャル層15を形成するので、この層15を
形成する際の混晶層13からのGeの外方拡散を防止す
ることができる。さらにSi基板11と混晶層3との結
晶の歪みを緩和するSi層12によって、結晶性の良い
混晶層3を得ることができるとともに、混晶層13とエ
ピタキシャル層15との結晶の歪みを緩和するSi層1
4によって、結晶性の良いエピタキシャル層15を得る
ことができる。
【0021】また、こうして製造された半導体装置1
は、オートドーピングが抑制されたものとなるので、S
i基板11界面付近における不純物プロファイルのダレ
が防止されて急峻になり、目的としたデバイス特性を有
するものとなる。したがって、本実施形態によれば、半
導体装置の微細化および高性能化を一層進展させること
ができる。
は、オートドーピングが抑制されたものとなるので、S
i基板11界面付近における不純物プロファイルのダレ
が防止されて急峻になり、目的としたデバイス特性を有
するものとなる。したがって、本実施形態によれば、半
導体装置の微細化および高性能化を一層進展させること
ができる。
【0022】なお、本実施形態では、不純物を含有して
なるSi基板として、例えばホウ素を高濃度で含有する
埋込み層を備えたSi基板を用いたが、例えば不純物と
してホウ素を高濃度に含有するSi基板を用いても、同
様の効果を得ることができるのはもちろんである。
なるSi基板として、例えばホウ素を高濃度で含有する
埋込み層を備えたSi基板を用いたが、例えば不純物と
してホウ素を高濃度に含有するSi基板を用いても、同
様の効果を得ることができるのはもちろんである。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る半導体
装置の製造方法によれば、不純物の、特にホウ素の拡散
速度を遅くする層である混晶層をシリコン基板上に形成
した後、エピタキシャル層を形成するため、エピタキシ
ャル層を形成する際のオートドーピングを抑制できる。
よって、オートドーピング現象によるシリコン基板界面
付近における不純物プロファイルのダレを防止でき、目
的としたデバイス特性を有する半導体装置を製造するこ
とができる。
装置の製造方法によれば、不純物の、特にホウ素の拡散
速度を遅くする層である混晶層をシリコン基板上に形成
した後、エピタキシャル層を形成するため、エピタキシ
ャル層を形成する際のオートドーピングを抑制できる。
よって、オートドーピング現象によるシリコン基板界面
付近における不純物プロファイルのダレを防止でき、目
的としたデバイス特性を有する半導体装置を製造するこ
とができる。
【0024】また本発明に係る半導体装置は、シリコン
基板とエピタキシャル層との間にシリコンとゲルマニウ
ムとの混晶層が形成されており、上記発明の方法によっ
て製造されることとなるため、エピタキシャル層の形成
に際してオートドーピングが抑制されたものとなる。よ
って、シリコン基板界面付近における不純物プロファイ
ルが急峻で、目的としたデバイス特性を有するものとな
る。したがって、本発明に係る方法および装置によれ
ば、半導体装置の微細化および高性能化を一層進展させ
ることができる。
基板とエピタキシャル層との間にシリコンとゲルマニウ
ムとの混晶層が形成されており、上記発明の方法によっ
て製造されることとなるため、エピタキシャル層の形成
に際してオートドーピングが抑制されたものとなる。よ
って、シリコン基板界面付近における不純物プロファイ
ルが急峻で、目的としたデバイス特性を有するものとな
る。したがって、本発明に係る方法および装置によれ
ば、半導体装置の微細化および高性能化を一層進展させ
ることができる。
【図1】本発明に係る半導体装置の製造方法の一実施形
態を示す工程図である。
態を示す工程図である。
【図2】本発明に係る半導体装置の一実施形態を示す要
部側断面図である。
部側断面図である。
【図3】Si1-x Gex の混晶層中におけるホウ素の拡
散係数とGeの含有率との相関図である。
散係数とGeの含有率との相関図である。
1 半導体装置 11 Si基板 12、14 S
i層 13 Si1-x Gex の混晶層 15 エピタキシャ
ル層
i層 13 Si1-x Gex の混晶層 15 エピタキシャ
ル層
Claims (4)
- 【請求項1】 不純物を含有してなるシリコン基板上
に、シリコンとゲルマニウムとの混晶層を形成する工程
と、 該混晶層上に、前記シリコン基板における前記不純物の
濃度よりも低い濃度の不純物を含有してなるエピタキシ
ャル層を形成する工程とを有していることを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記混晶層を形成する工程の前に、前記
シリコン基板上に不純物を含まないシリコン層を形成す
る工程を有し、かつ前記混晶層を形成する工程と前記エ
ピタキシャル層を形成する工程との間に、前記混晶層上
に不純物を含まないシリコン層を形成する工程を有する
ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項3】 不純物を含有してなるシリコン基板と、
このシリコン基板上に形成されかつ該シリコン基板にお
ける前記不純物の濃度よりも低い濃度の不純物を含有し
てなるエピタキシャル層とを備えた半導体装置におい
て、 前記シリコン基板と前記エピタキシャル層との間には、
シリコンとゲルマニウムとの混晶層が形成されてなるこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】 前記シリコン基板と前記混晶層との間、
および該混晶層と前記エピタキシャル層との間にはそれ
ぞれ、不純物を含まないシリコン層が形成されているこ
とを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8118639A JPH09306844A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 半導体装置の製造方法および半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8118639A JPH09306844A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 半導体装置の製造方法および半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09306844A true JPH09306844A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14741526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8118639A Pending JPH09306844A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 半導体装置の製造方法および半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09306844A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2779005A1 (fr) * | 1998-05-19 | 1999-11-26 | Sgs Thomson Microelectronics | Procede de depot par epitaxie d'une couche de silicium sur un substrat de silicium fortement dope |
| JP2001189279A (ja) * | 1999-11-05 | 2001-07-10 | Fr Telecom | 窒素のバリアを形成することにより、半導体構成要素中へのホウ素の拡散を防止する方法、およびそのようにして得られた半導体構成要素 |
| JP2004363510A (ja) * | 2003-06-09 | 2004-12-24 | Sumitomo Mitsubishi Silicon Corp | 半導体基板の製造方法 |
| JP2012094905A (ja) * | 2007-03-09 | 2012-05-17 | Cree Inc | 中間層構造を有する厚い窒化物半導体構造、及び厚い窒化物半導体構造を製造する方法 |
-
1996
- 1996-05-14 JP JP8118639A patent/JPH09306844A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2779005A1 (fr) * | 1998-05-19 | 1999-11-26 | Sgs Thomson Microelectronics | Procede de depot par epitaxie d'une couche de silicium sur un substrat de silicium fortement dope |
| EP0961313A1 (fr) * | 1998-05-19 | 1999-12-01 | STMicroelectronics SA | Procédé de dépÔt par épitaxie d'une couche de silicium sur un substrat de silicium fortement dopé |
| JP2001189279A (ja) * | 1999-11-05 | 2001-07-10 | Fr Telecom | 窒素のバリアを形成することにより、半導体構成要素中へのホウ素の拡散を防止する方法、およびそのようにして得られた半導体構成要素 |
| JP2004363510A (ja) * | 2003-06-09 | 2004-12-24 | Sumitomo Mitsubishi Silicon Corp | 半導体基板の製造方法 |
| JP2012094905A (ja) * | 2007-03-09 | 2012-05-17 | Cree Inc | 中間層構造を有する厚い窒化物半導体構造、及び厚い窒化物半導体構造を製造する方法 |
| US9054017B2 (en) | 2007-03-09 | 2015-06-09 | Cree, Inc. | Thick nitride semiconductor structures with interlayer structures and methods of fabricating thick nitride semiconductor structures |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5013859B2 (ja) | 半導体装置、および薄層歪緩和バッファ成長方法 | |
| US6982208B2 (en) | Method for producing high throughput strained-Si channel MOSFETS | |
| JP2007511892A (ja) | 緩和シリコンゲルマニウム層のエピタキシャル成長 | |
| JPH05347249A (ja) | 低温シリコン・エピタキシアル成長方法 | |
| US7648853B2 (en) | Dual channel heterostructure | |
| US7507642B2 (en) | Vapor-phase growth method, semiconductor manufacturing method and semiconductor device manufacturing method | |
| JP2010103142A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JP4826475B2 (ja) | 半導体ウェーハの製造方法 | |
| JP6927429B2 (ja) | SiCエピタキシャル基板の製造方法 | |
| JP4158607B2 (ja) | 半導体基板の製造方法 | |
| US7863162B2 (en) | Semiconductor device and manufacturing method thereof | |
| JPH09306844A (ja) | 半導体装置の製造方法および半導体装置 | |
| US7202142B2 (en) | Method for producing low defect density strained -Si channel MOSFETS | |
| JPWO2002099890A1 (ja) | 半導体層及びその形成方法、並びに半導体装置及びその製造方法 | |
| JP2701793B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JP2012148944A (ja) | 半導体基板及びその製造方法 | |
| CN106298457A (zh) | 一种SiGe/Si外延片生长方法 | |
| JP4550870B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JP2003528443A (ja) | バイポーラトランジスタの層状構造体およびその製造法 | |
| JP4635062B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JP2006173323A (ja) | 歪みシリコンウェーハの製造方法 | |
| JP2010074016A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
| JP2003017499A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
| JP2002305205A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 |