JPH09307396A - 電子部品の封止構造および封止方法 - Google Patents

電子部品の封止構造および封止方法

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JPH09307396A
JPH09307396A JP14085996A JP14085996A JPH09307396A JP H09307396 A JPH09307396 A JP H09307396A JP 14085996 A JP14085996 A JP 14085996A JP 14085996 A JP14085996 A JP 14085996A JP H09307396 A JPH09307396 A JP H09307396A
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JP
Japan
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cap
substrate
adhesive
sealing
electronic component
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Pending
Application number
JP14085996A
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English (en)
Inventor
Michinobu Maesaka
通伸 前阪
Junji Koyama
潤司 小山
Masato Higuchi
真人 日口
Takashi Toda
崇 戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】封止用接着剤の硬化時におけるキャップのずれ
を抑制でき、生産性の向上を図ることができる電子部品
の封止構造および封止方法を提供する。 【解決手段】電極パターン2,3を形成した基板1上に
電子部品素子5を搭載し、この電子部品素子5を覆うキ
ャップ11を基板1上に接着封止する。基板1のキャッ
プ接着部上に感圧性接着剤12を塗布し、キャップ11
の開口部には封止用接着剤13を塗布する。キャップ1
1の開口部を基板1のキャップ接着部に押し付け、感圧
性接着剤12によりキャップ11を基板1上に仮固定す
る。その後、封止用接着剤13を硬化させることによ
り、基板1とキャップ11とを接着封止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品の封止構造
および封止方法、特に表面実装型の電子部品に好適な封
止構造および封止方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、圧電発振子や圧電フィルタ等の表
面実装型の電子部品として、上面に電極パターンが形成
された基板と、凹状のキャップと、基板とキャップとで
形成される内部空間に配置される圧電素子とを備えたも
のが知られている。圧電素子の電極は、基板上の電極パ
ターンに導電性接着剤によって接続固定される。キャッ
プは圧電素子を覆うように基板上に載置され、キャップ
の開口部に塗布された封止用接着剤によって基板上に接
着される。基板の電極パターンはキャップ接着部より外
側へ延長されており、この延長された電極部を外部電極
とすることにより、表面実装型電子部品が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の表面実装型電
子部品の場合、プリント基板への実装時に洗浄処理を行
うため、封止性が必要となる。封止性は基板とキャップ
とを接着する接着剤によって確保されるが、封止用接着
剤としてはエポキシ樹脂のような熱硬化性樹脂が一般に
使用される。
【0004】封止用接着剤を加熱処理によって硬化させ
る際、キャップ内の中空部に存在する空気が熱膨張して
内圧が高くなり、硬化途中の接着剤を破って外部に抜け
ようとする、所謂呼吸現象が発生する。このような呼吸
現象で生じる空気の流れにより、キャップが基板に対し
て動いたり、接着剤の硬化途中に一旦粘度が低下するた
め、少しの振動でキャップがずれることがある。そのた
め、従来の封止方法では、接着剤の加熱処理の間中、何
らかの手段でキャップを加圧し続けなければならず、加
圧のための作業や設備、治具などが必要となるため、生
産性の低下を招いていた。
【0005】そこで、本発明の目的は、封止用接着剤の
硬化時におけるキャップのずれを抑制でき、生産性の向
上を図ることができる電子部品の封止構造および封止方
法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、電極パターンを形成した基板上に電
子部品素子を搭載し、この電子部品素子を覆うキャップ
を基板上に接着封止してなる電子部品において、上記キ
ャップと基板とを接着する接着剤が、封止用接着剤と感
圧性接着剤とを含むものである。
【0007】第2の発明は、電極パターンを形成した基
板上に電子部品素子を搭載し、この電子部品素子を覆う
キャップを基板上に接着封止する電子部品の封止方法で
あって、基板のキャップ接着部上に感圧性接着剤を塗布
する工程と、キャップの開口部に封止用接着剤を塗布す
る工程と、キャップの開口部を基板のキャップ接着部に
載置し、感圧性接着剤によりキャップを基板上に仮固定
する工程と、電子部品を封止用接着剤の硬化温度に加熱
する工程と、を含むものである。
【0008】キャップと基板とを接着した際に、感圧性
接着剤によりキャップと基板とは仮固定される。この状
態で、電子部品を封止用接着剤の硬化温度まで加熱すれ
ば、封止用接着剤が硬化してキャップと基板との隙間を
封止しかつ両者を接着することができる。この際、キャ
ップを加圧し続けなくても、感圧性接着剤によってキャ
ップのずれを確実に防止できる。
【0009】感圧性接着剤を基板のキャップ接着部に部
分的に塗布し、封止用接着剤をキャップの開口部全周に
塗布した場合には、感圧性接着剤の厚みのために段差が
生じ、その上にキャップをマウントすると、キャップに
塗布した封止用接着剤が押しのけられ、感圧性接着剤に
よりキャップは確実に仮固定される。封止用接着剤は加
熱時、一旦粘度が下がり、キャップの内圧上昇に伴いキ
ャップ外側へ押し出され、感圧性接着剤を包み込むよう
にキャップ外側へフィレットを形成できる。そのため、
確実な封止性が得られる。
【0010】封止用接着剤としては、例えばエポキシ樹
脂のような公知の熱硬化性樹脂接着剤が用いられる。ま
た、感圧性接着剤とは僅かな圧力で物体どうしを瞬時に
接着する機能を持つ接着剤のことであり、いわゆる粘着
剤のことである。粘着剤としては、例えばシリコーン系
粘着剤,アクリル系エマルジョン型,アクリル系溶液
型、ゴム系粘着剤などが用いられる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明にかかる電子部品の
一例である圧電発振子Aを示す。基板1はアルミナセラ
ミックスをシート成形した長方形状の薄板であり、その
厚みは例えば0.3〜0.7mmである。勿論、基板材
質に制限はなく、誘電体セラミックス、ガラスエポキシ
など、如何なる材料でもよい。基板1の上面には電極
2,3が形成されている。これら電極2,3はスパッタ
リング,蒸着,印刷,溶射など公知の方法で形成される
が、ここでは固着強度と半田付け性を考慮して、Ag/
Pdの焼付けタイプの導電ペーストを50μm以下に印
刷,焼成した。上記電極2,3の両端は、基板1の長辺
部側縁に形成された凹状のスルーホール1aまで引き出
され、スルーホール1a内面に形成された電極を介して
基板1の下面側の電極と接続されている。
【0012】上記基板1上には、導電性接着剤のような
導電性と接着性とを有する材料10によって、発振子素
子5が接着固定されている。なお、接続材料10として
は、同等な機能を有するものであれば、例えば半田や金
属端子などを用いてもよい。この実施例の発振子素子5
は、厚みすべり振動モードの発振子であり、圧電セラミ
ック基板6の表面の一端側から約2/3の領域に渡って
第1の電極7が形成され、裏面の他端側から約2/3の
領域に渡って第2電極8が形成されている。電極7,8
の一端部は圧電基板6を間にしてその中間部位で対向
し、振動部を構成している。上記電極7,8の他端部は
圧電基板6の両端部へ延びており、対向面に形成された
補助電極7a,8aと端面電極7b,8bを介して接続
されている。なお、端面電極7b,8bは保護層9で覆
われている。
【0013】発振子素子5の両端部を導電性材料10に
よって基板1に接着固定することにより、基板1の電極
2,3と素子5の電極7,8とが電気的に接続される。
なお、接着の際、素子5の中央部と基板1との間に僅か
な振動空間を設けておく必要がある。
【0014】基板1の上面には、後述するキャップ11
と電極2,3との絶縁性を確保しかつ電極2,3による
段差を平坦化するため、絶縁層4が枠形に形成されてい
る。この実施例では、絶縁層4としてガラスペーストを
用い、焼き付けたが、絶縁材料の材質は何ら制約されな
い。また、キャップ11として絶縁材料を用いた場合に
は、この絶縁層4は必ずしも必要ではない。
【0015】キャップ11は、上記素子5を覆うように
その開口部が基板1の絶縁層4の上に接着される。キャ
ップ11の材料としては、アルミナ等のセラミックス、
樹脂、金属があるが、この実施例では製品の小型化と寸
法精度を確保するため、横断面U字形にプレス成形した
金属材料を用いた。製品強度・接着性が得られれば金属
材料の選定は任意であり、例えばアルミニウム合金,洋
白,42Ni合金等を使用できる。
【0016】上記基板1のキャップ接着部の一部、特に
絶縁層4の上には複数箇所に感圧性接着剤(いわゆる粘
着剤)12が印刷,ピン転写,ディスペンスなどの方法
で塗布されている。粘着剤12としては、例えばシリコ
ーン系,アクリル系,ゴム系など種々のものがある。こ
こで必要となる粘着力(粘着剤が被着体に接着した後、
被着体から引き剥がす力)については、キャップ11の
形状,内容積,硬化時の温度プロファイル,粘着剤塗布
面積などで異なる。今回使用した粘着剤12は、180
°引き剥がし法による粘着力が約750gf/19mm
のものである。塗布面積,塗布部位については特に制約
はないが、キャップ11を搭載した際に空気の出入り可
能な隙間を形成するよう、部分的に塗布するのがよい。
今回は、図2のようなパターンでスクリーン印刷により
形成した。粘着剤12の塗布後、硬化(ここでは100
℃×5分)を行った。なお、粘着剤12の塗布は、マザ
ー基板状態で複数個同時に行えば、粘着剤12の塗布の
ための工数増加は僅かで済む。
【0017】キャップ11の開口部全周には封止用接着
剤13が塗布され、基板1の絶縁層4上に接着し、硬化
される。封止用接着剤13は熱硬化性接着剤であり、こ
こではエポキシ系接着剤を用いた。キャップ11を基板
1上に搭載する際、粘着剤12との粘着性を確保するた
め、若干の加圧(例えば300gf/1個×0.2se
c)を行った。
【0018】その後、圧電発振子Aは硬化炉に投入さ
れ、所定の温度プロファイルで加熱処理される。加熱に
よる呼吸作用によってキャップ11の内部の空気が抜
け、キャップ11がその反作用で微小量だけ動くことが
ある。ところが、本発明ではキャップ11は粘着剤12
によって仮固定されているので、呼吸作用によるキャッ
プ11のずれが防止される。その結果、硬化処理中、キ
ャップ11を加圧する必要はなく、加圧のための作業や
設備,治具などが不要となり、生産性が格段に向上す
る。
【0019】図3は本発明における封止方法の一例を示
す。図3(a)はキャップ11の搭載前の状態を示し、
基板1のキャップ接着部上には絶縁層4が形成され、こ
の絶縁層4の上に粘着剤12が塗布されている。また、
キャップ11の開口部には封止用接着剤13が塗布され
ている。図3(b)はキャップ11を基板1に搭載した
状態を示し、段差状に盛り上がった粘着剤12によって
キャップ11の開口部に塗布された封止用接着剤13が
両側へ押しのけられ、キャップ11の開口部が粘着剤1
2に接触する。そのため、キャップ11は粘着剤12に
よって仮固定される。図3(c)は電子部品Aを加熱処
理した状態を示す。加熱時、封止用接着剤13の粘度が
一旦低下し、キャップ11の内圧上昇に伴い接着剤13
はキャップ11の外側へ押し出される。そして、粘着剤
12を包み込むようにキャップ11の外側に一様なフィ
レット13aが形成される。そのため、確実な封止性が
得られる。上記加熱処理時に封止用接着剤13の粘度が
低下するため、呼吸現象や振動等によりキャップ11が
基板1に対して横ズレしやすくなるが、粘着剤12がキ
ャップ11を仮固定しているので、キャップ11を加圧
し続けなくても横ずれを未然に防止できる。
【0020】上記実施例では、基板1とキャップ11と
を接着した後に加熱処理するため、接着剤13のフィレ
ット13aがキャップ11の外側に大きく形成される可
能性がある。電子部品を小型化するためには、キャップ
11の外側のフィレット13aを小さくすることが望ま
れている。その対策として、基板1およびキャップ11
を接着剤13の硬化温度付近(例えば150℃)まで予
熱しておくことが考えられる。この場合、予熱したキャ
ップ11をマウントしても、接着剤13の粘度が低下す
るため、キャップ11が基板1に対して横ずれしやす
い。しかし、本発明ではキャップ11が粘着剤12によ
って仮固定されているので、接着剤13の粘度が低下し
てもキャップ11の横ずれを防止できる。この状態で、
接着剤13を硬化させればよい。
【0021】上記予熱方式の場合には、キャップ11の
内部の空気は基板1へのマウント時に既に加熱してある
ので、接着剤13の硬化時にキャップ11内の空気が膨
張して接着剤13を押し出すことがなく、キャップ11
の外側のフィレット13aを小さくできる。そのため、
基板1の外形寸法を小さくでき、電子部品の小型化が可
能となる。
【0022】本発明は上記実施例のような発振子素子を
内蔵した圧電発振子に限らず、発振子素子とコンデンサ
素子とを有する容量内蔵型発振子のほか、容量部を基板
上に形成した容量内蔵型発振子にも適用できる。さら
に、本発明はフィルタ、回路モジュールなどの他の電子
部品にも適用できる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、基板とキャップとを接着する接着剤として封止
用接着剤と感圧性接着剤とを用いたので、キャップを感
圧性接着剤により仮固定でき、加圧しなくても加熱硬化
時のキャップの横ずれを防止できる。そのため、加圧に
要する作業や設備、治具が不要となり、生産性が格段に
向上するとともに、キャップの横ずれによる不良率を低
減できる。また、キャップのマウントと同時にキャップ
が仮固定されることから、機械精度そのままの組立が可
能となる。また、接着剤の硬化までのハンドリングを無
くすことができるとともに、搬送時の振動等によるズレ
を防止できるので、不良率が一層減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電子部品の一例の分解斜視図で
ある。
【図2】図1の基板の平面図である。
【図3】本発明にかかる電子部品の封止工程を示す図2
のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2,3 電極 4 絶縁層 5 発振子素子 7,8 電極 11 キャップ 12 感圧性接着剤(粘着剤) 13 封止用接着剤
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03H 9/17 H03H 9/17 A (72)発明者 戸田 崇 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電極パターンを形成した基板上に電子部品
    素子を搭載し、この電子部品素子を覆うキャップを基板
    上に接着封止してなる電子部品において、 上記キャップと基板とを接着する接着剤は、封止用接着
    剤と感圧性接着剤とを含むことを特徴とする電子部品の
    封止構造。
  2. 【請求項2】電極パターンを形成した基板上に電子部品
    素子を搭載し、この電子部品素子を覆うキャップを基板
    上に接着封止する電子部品の封止方法であって、 基板のキャップ接着部上に感圧性接着剤を塗布する工程
    と、 キャップの開口部に封止用接着剤を塗布する工程と、 キャップの開口部を基板のキャップ接着部に載置し、感
    圧性接着剤によりキャップを基板上に仮固定する工程
    と、 電子部品を封止用接着剤の硬化温度に加熱する工程と、
    を含む電子部品の封止方法。
JP14085996A 1996-05-09 1996-05-09 電子部品の封止構造および封止方法 Pending JPH09307396A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012114810A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 表面実装水晶振動子及びその製造方法
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