JPH09307487A - 磁場通信回路およびそれを用いた通信システム - Google Patents

磁場通信回路およびそれを用いた通信システム

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JPH09307487A
JPH09307487A JP8115089A JP11508996A JPH09307487A JP H09307487 A JPH09307487 A JP H09307487A JP 8115089 A JP8115089 A JP 8115089A JP 11508996 A JP11508996 A JP 11508996A JP H09307487 A JPH09307487 A JP H09307487A
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JP
Japan
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antenna
magnetic field
communication circuit
data
field communication
Prior art date
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Pending
Application number
JP8115089A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Miyoshi
達夫 三好
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S I I R D CENTER KK
Original Assignee
S I I R D CENTER KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電磁誘導方式の磁場通信回路において
は、電磁誘導コイルを小型にすると通信可能な位置範囲
が狭くなるとか、トランスと同様の結合であるため自己
共振周波数付近でのデータ速度において伝送する必要が
あるとか、特別なデータ処理が必要であり回路規模が大
きくなるなどの課題があった。 【解決手段】 電波を受信するアンテナ1を具備し、ア
ンテナ1にマグネットインピーダンス素子3を挿入し、
アンテナ1に外部から高周波を放射させながら、同時に
マグネットインピーダンス素子3に送信データにもとづ
いた磁界変動を与え、アンテナ1の出力振幅変動を検波
回路7で復調し、送信されたデータを再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁場の強弱によっ
て通信を行う磁場通信回路およびそれを用いた通信シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】磁場の変動を利用した通信回路はあらゆ
る場所へ多く利用されている。例えば、スキー場でのリ
フトシステム、あるいはレストランにおけるウェイトレ
スの持つハンディターミナル、ID−TAGなどの電子
機器がそうである。磁場通信の多くは電磁誘導方式であ
り、これは2つのコイルを向き合わせ、ちょうどトラン
ス結合のような状態をつくり、データを伝送するという
ものである。磁場の変動を利用した通信回路は光や無線
などを利用したシステムと比較すると以下のような特徴
を持つ。 ・汚れに関係なくデータ通信ができる。 ・ある一定の範囲内においてのみ通信が可能であり、秘
匿性に優れる。 ・比較的高速の通信を行うことが可能である。 このような特徴を生かせる部分において、様々な場面で
これは利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この電磁誘導
方式の磁場通信回路においては、以下に示すような課題
を生じていた。 ・電磁誘導コイルを小型にすると通信可能な位置範囲が
狭くなる。 ・前記課題を解決しようとするとコイルが大きくなり小
型化の妨げになる。 ・トランスと同様の結合であるため自己共振周波数付近
でのデータ速度において伝送する必要がある。 ・そのため、マンチェスタなどの特別なデータ処理が必
要であり、回路規模が大きくなる。 このように小型化へ拍車がかかる現代、とくにこれらは
大きな課題であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の磁場通信回路は、電波を受信するアンテ
ナまたはピックアップコイルを具備し、前記アンテナま
たはピックアップコイルにマグネットインピーダンス素
子(以下MI素子)を挿入し、前記アンテナまたはピッ
クアップコイルに外部から高周波を放射させながら、同
時に前記マグネットインピーダンス素子に送信データま
たは送信信号にもとずいた磁界変動を与え、前記アンテ
ナまたはピックアップコイルの出力振幅変動を復調素子
を介し、受信データ、または受信信号を再生する構成と
した。
【0005】また、本発明の上記磁場通信回路を用いた
通信システムとして本発明は、高周波電波を発生する電
波発生手段と、送信すべきデータまたは信号に基づいて
変動する磁場を発生する送信信号発生手段とを具備する
送信装置と、前記高周波電波を受信するアンテナまたは
ピックアップコイルと、前記アンテナまたはピックアッ
プコイルに接続され、前記送信信号発生手段からの磁場
によりそのインピーダンスを変化させるマグネットイン
ピーダンス素子とからなるアンテナ手段と、前記アンテ
ナ手段の出力信号を復調する検波手段とを具備した受信
装置とから構成した。
【0006】
【発明の実施の形態】上記の構成をした本発明の磁場通
信回路および通信システムは、一定電波をアンテナまた
はピックアップコイルに与えながら磁場をデータとして
MI素子に与えると、アンテナのインピーダンスが磁場
に応じて変化するために、この変化を取り出すことによ
り、すなわちMI素子が接続されたアンテナまたはピッ
クアップコイルから出力される信号を検波し、その検波
出力信号を判別することにより、与えられたデータを検
出することができるというものである。
【0007】
【実施例】以下に図面にもとづいて本発明の磁場通信回
路の実施形態について説明する。図1は発明の具体例を
示す図である。1はアンテナエレメント、2は同調コン
デンサ、3はMI素子、4および5はタップ、6は整合
用コンデンサ、7は検波回路、8はADコンバータであ
る。
【0008】アンテナエレメント1、同調コンデンサ
2、MI素子3、および整合用コンデンサ6によってル
ープアンテナが構成されている。なお、ループアンテナ
は共振Qが高いアンテナとして知られている。まずMI
素子3の単体インピーダンスを測定した。MI素子3は
磁場の強度に応じてインピーダンスが変化する素子であ
り、測定したMI素子3の特性を図2のスミスチャート
に示す。この測定においては、磁場がない状態の時と磁
場を近づけた状態の時のインピーダンス変化が大きい周
波数である131MHzでのインピーダンスがプロット
されている。外部磁場がかかるとスミスチャート上のA
点、磁場がかからないとB点を示す。この測定に用いた
周波数においては、磁場があるとR成分は小さくなる
が、L成分はあまり変化がないという結果が得られた。
【0009】この特性をもつMI素子3を利用し、図1
に示すループアンテナを構成したときのアンテナの特性
を図3および図4のスミスチャートに示す。実施例にお
いてマーカー周波数は131MHzであり、周波数幅は
200MHzである。図4は磁場がかけられたときの特
性であり、図3は磁場がかけられないときの特性であ
る。磁場がかけられたときの特性である図4においては
反射率VSWRはほぼ1であり、磁場がかからないとき
の特性である図3においてはVSWRはほぼ4である。
つまり、磁場がかけられたときに効率よく次段回路へ高
周波伝送が可能となる。この測定において、磁場がある
とアンテナの損失抵抗も減少し、同時に適正マッチング
することにより変化量を多く取り出せるという結果が得
られた。
【0010】いま、このループアンテナに131MHz
の高周波一定振幅のキャリアを外部からかけ、そして、
同時にMI素子に磁場データまたは送信信号にもとずい
た変動磁場を加えると、タップ4および5におけるアン
テナ出力の振幅はそのデータまたは信号に応じて変化す
る。よって、検波回路7において、アンテナ出力をAM
検波することにより送信データ、または送信信号を再生
することが可能である。 なお、実施例においてはAM
検波に包絡線検波を利用しているが、ディジタルシグナ
ルプロセッサやAD変換器によってデータや信号を処理
してもよい。
【0011】また、包絡線検波したのちは実施例のよう
にADコンバータ8において送信データまたは送信信号
の論理判断する。なお、論理判断は電圧コンパレータを
用いても良い。本発明の磁場通信回路および通信システ
ムの上記実施例において、磁場による送信データの発生
手段としては、ソレノイドに電流を流す/流さないを制
御するように構成して、磁場による送信データをつくっ
ている。したがって、本発明は、送信データまたは送信
信号がディジタルデータであることには限定されず、磁
気の大きさによってインピーダンスが変化するというM
I素子の特性を活かして、送信データまたは送信信号を
アナログ信号としても本発明の磁場通信回路および通信
システムは適用できる。この場合は、ADコンバータ8
の出力を論理判断する必要がないことはいうまでもな
い。
【0012】なお、本実施例において、アンテナエレメ
ント1には幅5mm長さ116mmの銅板を用い、同調
用コンデンサ2は12pFの容量、整合用コンデンサの
容量は15pFを用いた。
【0013】
【発明の効果】上記の構成とすることにより、本発明の
磁場通信回路および通信システムは、以下に示す効果を
有する。 ・比較的波長の短い周波数をキャリアとして利用するこ
とによって、電磁誘導方式より小型化をおこなうことが
可能である。 ・受信側の検波回路には部品点が少なくてすむ包絡線検
波回路を用いることができるので簡潔な回路にて磁場通
信が可能である。 ・決められた高周波周波数にのみデータや信号が反応す
るので、秘匿性を向上させることができる。 ・高周波をキャリアとするので、周波数範囲の広い周波
数特性の信号伝送が可能である。 ・トランスのもつ自己共振周波数の影響がないため、極
低速から高速なデータも共通の回路において受信でき
る。 ・受信回路は受動素子のみで構成できるためエネルギー
の無駄がない。
【0014】このように、従来の電磁誘導方式磁場通信
回路のような欠点をなくし、小型で特性のよい磁場通信
回路および通信システムを提供できる。なお、本発明を
EEPROMなどのメモリ素子と組み合わせることによ
り機器外部からプログラムやIDの書き込みができ、組
み込み後のあらゆる調整ずれやID変更、プログラム変
更を容易におこなうことができ、その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁場通信回路および通信システムの実
施例を示す説明図である。
【図2】本発明の磁場通信回路および通信システムの実
施例におけるMI素子3の特性を示すスミスチャートで
ある。
【図3】本発明の磁場通信回路および通信システムの実
施例における磁場をかけないときのアンテナの特性を示
すスミスチャートである。
【図4】本発明の磁場通信回路および通信システムの実
施例における磁場をかけたときのアンテナの特性を示す
スミスチャートである。
【符号の説明】
1 アンテナエレメント 2 同調コンデンサ 3 MI素子 4 タップ 5 タップ 6 整合用コンデンサ 7 検波回路 8 ADコンバータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波をアンテナに、かつ磁場をマグネッ
    トインピーダンス素子に同時にかけながらデータまたは
    信号を送出する磁場通信回路。
  2. 【請求項2】 電波を受信するアンテナまたはピックア
    ップコイルと、前記アンテナまたはピックアップコイル
    に接続されたマグネットインピーダンス素子とからなる
    アンテナ手段と、前記アンテナ手段の出力信号を復調す
    る検波手段と、からなることを特徴とする磁場通信回
    路。
  3. 【請求項3】 前記検波手段が包絡線検波を用いた検波
    手段である請求項2記載の磁場通信回路。
  4. 【請求項4】 前記アンテナ手段がループアンテナであ
    る請求項2または3記載の磁場通信回路。
  5. 【請求項5】 高周波電波を発生する電波発生手段と、
    送信すべきデータまたは信号に基づいて変動する磁場を
    発生する送信信号発生手段とを具備する送信装置と、 前記高周波電波を受信するアンテナまたはピックアップ
    コイルと、前記アンテナまたはピックアップコイルに接
    続され、前記送信信号発生手段からの磁場によりそのイ
    ンピーダンスを変化させるマグネットインピーダンス素
    子とからなるアンテナ手段と、前記アンテナ手段の出力
    信号を復調する検波手段とを具備した受信装置と、から
    構成されることを特徴とする通信システム。
JP8115089A 1996-05-09 1996-05-09 磁場通信回路およびそれを用いた通信システム Pending JPH09307487A (ja)

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ID=14653933

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021130972A (ja) * 2020-02-20 2021-09-09 株式会社大林組 建設機械の制御システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021130972A (ja) * 2020-02-20 2021-09-09 株式会社大林組 建設機械の制御システム

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