JPH09307535A - データ伝送方法 - Google Patents

データ伝送方法

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Publication number
JPH09307535A
JPH09307535A JP8119870A JP11987096A JPH09307535A JP H09307535 A JPH09307535 A JP H09307535A JP 8119870 A JP8119870 A JP 8119870A JP 11987096 A JP11987096 A JP 11987096A JP H09307535 A JPH09307535 A JP H09307535A
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JP
Japan
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frame
request number
request
bit
transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP8119870A
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English (en)
Inventor
Akio Kurobe
彰夫 黒部
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8119870A priority Critical patent/JPH09307535A/ja
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送誤りに強く、遅延の発生が少なくかつ高
スループットな再送方法を提供する。 【解決手段】 Nビットのフラグの第nビットは1次要
求番号にnを加えたフレーム番号を示しており、前記第
nビットの値が当該フレーム番号を要求するか要求しな
いかを示していることとして1次要求番号以外に1次要
求番号の次に送信してほしい2次要求番号から以降M次
要求番号までを送信フレームに付加して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ伝送方法に
関し、より特定的には伝送誤りが生じた場合に、その誤
ったデータを再送することによって誤り訂正を行う再送
型のデータ伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ電話やテレビ会議システムにおい
ては、膨大な情報量を持つビデオ信号は高能率で符号化
した後、伝送先に伝送することが一般的である。このよ
うな高能率符号化の例としてはITU−Tの国際標準規
格であるH.261や同じくドラフト段階であるH.2
63がある。これらの圧縮原理はいずれも動き補償フレ
ーム間予測符号化方法や可変長符号化であり、伝送誤り
に対しては大変敏感であり1ビットの誤りでも画面の大
きな範囲へ伝搬するとともに時間方向にも伝搬し、画質
の劣化が著しいため、伝送誤りが発生しやすいアナログ
電話回線では再送制御により誤り訂正を行ってから画像
復号化を行うのが一般的である。一方音声データもIT
U−Tでドラフトが発行されたG.723のように高能
率符号化により超低ビットレートに圧縮して伝送する
が、ビデオデータに比べると伝送誤りが目立ちにくい性
質をもつ反面、伝送遅延には敏感であり、よって再送に
よる誤り訂正は用いず、誤りを検出した場合にはミュー
ティングによりノイズ化することを防止している。こう
した再送型の可変長データであるビデオデータと非再送
型の固定長データである音声データを多重伝送する方法
として同じくITU−TのドラフトとしてH.223が
発行されている。H.223で規定されているビデオの
再送制御方法は一般的なセレクティブリジェクト方式で
あり、受信側で誤りが検出される場合のみ当該フレーム
のリジェクト信号を当該フレーム番号を添付して返送す
るものである。この場合、リジェクト信号は1フレーム
につき1回しか送信されないため、リジェクト信号に誤
りが発生すると送信側において当該フレームの再送は行
われず、受信側でタイムアウトになるか、以降にリジェ
クトしたフレームの再送が届いた時点で送信番号エラー
を検出した時点まで再送要求をだすことができないた
め、信頼性に劣る。そこで従来、バックワードチャネル
の誤りに強い再送方法として特開昭63−42534号
公報に記載の通信システムが考案されている。この再送
方法は受信側が誤りなく受信したフレームの確認信号を
返送する際にそれ以前の複数のフレームの確認信号を返
送するものである。具体的にはNビットのフラグの第n
ビットを誤りなく受信して確認信号を返送するフレーム
から第nフレーム前に受信したフレームに対応させ、第
nビットの値を当該フレームの誤りの有無に対応させる
ものである。図6は従来のバックワードチャネルの誤り
に強い再送方法の例を示した図である。図6においてt
は時刻、aは送信フレーム番号、bはフォーワード通信
路およびバックワード通信路、cは受信フレーム番号、
dは返送する確認情報である。図6の(1)は確認情報
に誤りがない場合の例であり、時刻t=1で送信された
フレーム1は正しく受信され確認信号が返送される。時
刻t=2で送信されたフレーム2も同様である。t=
3、4、5で送信されたそれぞれフレーム3、4、5は
フォーワードチャネルで誤っている。この場合誤ったフ
レームのフレーム番号は分からないため確認情報は返送
できない。時刻t=6で送信されたフレーム6は正しく
受信されフレーム6の確認信号とそれ以前に受信したフ
レームの確認情報がビットマップ「11100111」
として返送される。受信側ではビットマップの各ビット
がフレーム番号の何番に対応しているかは知らないで、
フレーム6を受信する以前の順番として記述している。
ビットの値は「1」が未確認、「0」が確認である。送
信側でこの確認情報を受け取るのはt=10であり、そ
れ以前には通常のセレクティブリピートの手順に従っ
て、t=10までにフレーム10までを送信している。
上記確認情報を受け取った送信側はフレーム6を送信す
る以前に送信するよりも以前に送信したフレームの順番
を性格に把握しており、ビットマップの各ビットを対応
させる。その結果、値が1であるビットに対応する順番
のフレームを送信順の古いものから順に送信バッファに
転送する。その結果t=11ではフレーム3がt=12
ではフレーム4が、t=13ではフレーム5が再送され
る。で送信されたフレーム2はフォーワード通信路で誤
りとなったので確認信号は返送されない。図6の(2)
は確認情報に誤りがある場合の例であり、上述のフレー
ム6に対する確認信号がバックワードチャネルで誤った
場合の例である。この場合においてもフレーム7の確認
情報に付随しているビットマップにより一つ前に送信し
たフレーム6の確認とさらにそれ以前に送信したフレー
ム3、4、5の未確認が通知され、t=12より順にフ
レーム3、4、5が再送される。
【0003】一方、アナログ電話回線に比べてさらに伝
送誤りの発生しやすいPHSの無線回線でコンピュータ
データを伝送する方法としてMODS−ARQが提案さ
れている。(電子情報通信学会総合大会 B−495
1995)以下に上記MODS−ARQの再送手順につ
いて説明する。
【0004】図7はMODS−ARQにおけるフレーム
構成を表している。各フレームはデータ長表示領域、デ
ータ領域、送信番号、要求番号、誤り検出符号から構成
されている。図8はMODS−ARQにおける再送手順
である。図8はデータ送信側が送信する送信フレーム、
データ受信側が受信する受信フレーム、フレームを受信
した場合にデータ送信側に返送する要求番号を示してい
る。実線の矢印は伝送誤りが生じなかったことを意味し
ており、破線の矢印は伝送誤りが生じたことを意味す
る。
【0005】図8において送信側はフレーム1から順に
送信しており、フレーム3、4、5のフォーワードチャ
ネルで誤りが発生した場合である。受信側は、毎回次に
受信したいフレーム番号を要求番号として送信側に送
る。フレーム1を誤りなく受信した時点で2を要求番号
として返送し、フレーム2を誤りなく受信した時点で3
を要求番号として返送する。t=3で送信されたフレー
ム3はフォーワードチャネルにおいて誤ったため、受信
側ではt=5ではフレーム3は受信できず、次の要求番
号も3を返送する。送信側ではt=3においてフレーム
3を送信した時点で予め一巡遅延時間を元に決定してお
いたタイムアウト時間、ここでは△t=4を計測してお
り、タイムアウト以前に到着した当該フレームの要求は
無視し、タイムアウト後に到着した当該フレームの要求
に対しては直ちにそのフレームを送信バッファに送る。
ここではt=7に到着した要求番号3に対してt=8で
フレーム3を再送している。受信側は要求番号を出した
フレームが誤りなく受信されるまで3を要求し続ける。
ここではt=9まで3を要求しており、フレーム4を要
求するのはフレーム3が誤りなく受信できたt=10に
おいてである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
(バックワードチャネルの誤りに強い再送方式の課題)
上述した、バックワードチャネルの誤りに強い再送方式
はフォーワードチャネルが連続して誤った場合に送信側
での再送に遅延が生じるという第1の課題と送信側での
処理が複雑であるという第2の課題が生じる。
【0007】第1の課題は受信側からの以前のフレーム
の確認の履歴を示すフラグが、最後に誤りなく受信され
たフレームの確認信号に付随して返送されることに起因
している。送信側では受信側から返送されてきた確認履
歴を示すフラグと過去の送信フレームとを対応づけるた
めにその起点となるフレームのフレーム番号を知る必要
がある。一方、受信側においては誤って受信されたフレ
ームのフレーム番号は知ることができないため、結局確
認履歴を示すフラグは誤りなく受信されたフレームの確
認信号に付随させるしか方法がない。この時、図6
(1)のようにフレーム3の誤りに引き続いてフレーム
4、5が誤った場合、フレーム3の誤りを送信側につた
えることのできる確認履歴を示すフラグはフレーム6の
確認信号に付随することになり、送信側におけるフレー
ム3の再送はt=11まで遅延している。歩行速度以下
で使用するPHSの場合、スローフェージングにより数
十mSのバーストエラーが頻繁に発生する。送信フレー
ム長が10mS前後の場合、このように数フレームに渡
って誤りが発生することは頻繁にあると考えられ、特に
リアルタイムなビデオを伝送する場合にはこのような遅
延の発生は致命的である。
【0008】第2の課題は確認履歴を示すフラグの各ビ
ットに対応するのがフレーム番号ではなくフレームの送
信順序であることに起因する。送信側は常に送信順序と
フレーム番号を対応付けて記憶する必要があり、次に確
認情報として返送されてきたフレーム番号を検索する必
要がある。3番目に検索したフレーム番号を起点にし
て、それ以前に送信したフレームの番号を読み出す必要
がある。4番目に確認履歴を示すフラグと送信したフレ
ームの番号との対応付けを行い、5番目に確認のとれて
いないフレームを送信バッファに転送する。6番目に送
信順序とフレーム番号の対応付けを更新する必要があ
る。こうした複雑な処理は電池駆動の無線端末にとって
は重要な課題となる。
【0009】(MODS−ARQの課題)上述したMO
DS−ARQによる再送方法には複数のフレームに誤り
が発生すると2つ目以降のフレームが大きく遅延すると
いった課題があった。
【0010】MODS−ARQでは図8のように複数の
フレーム(フレーム3、4、5)に誤りが発生すると、
まずフレーム3の要求を行い、フレーム3を正常に受信
してからフレーム4を要求し、フレーム4を正常に受信
してからフレーム5を要求するため、フレーム5を受信
するまでの遅延時間は一巡遅延時間の3倍にもなる。た
だし、その間に新しいフレームの送信を継続しているた
め、スループットの面では問題はなく、MODS−AR
Qの本来の目的であるコンピュータデータの伝送におい
ては課題ではないが、これをリアルタイムなビデオの伝
送に適用することを考えるとこのような遅延の発生は致
命的である。
【0011】本発明は、上記の様な問題を解決するため
のもので伝送誤りに強く、遅延の発生が少なくかつ高ス
ループットな再送方法、特にリアルタイムなビデオの伝
送に適したデータ伝送方法を提供することを目的として
いる。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のデータ伝送方法では、請求項1記載の発明
においては、受信側が1次要求番号以外に1次要求番号
の次に送信してほしい2次要求番号から以降M次要求番
号までを送信することとしている。
【0013】請求項2記載の発明においては、M次送信
要求のMが4以上であることようにしている。
【0014】請求項3記載の発明においては、Nビット
のフラグの第nビットは要求番号にnを加えたフレーム
番号を示しており、第nビットの値が当該フレーム番号
を要求するか要求しないかを示していることとして2次
要求番号以降の要求番号を送信することにしている。
【0015】請求項4記載の発明においては、第nビッ
トの値が1のとき当該フレームを要求することを示し、
第nビットの値が0のとき当該フレームを要求しないこ
とを示すことにしている。
【0016】請求項5記載の発明においては、送信フレ
ームに送信フレームに格納されたデータのデータ長を添
付して送信し、2次要求番号以降の要求番号を伝送する
必要が生じた場合にはデータ長を小さく設定することに
よりデータ領域にNビット以上の空き領域を確保し、N
ビットのフラグを空き領域に格納して送信することにし
ている。
【0017】請求項6記載の発明においては、受信側か
らのP回目に送信した同一の要求番号が送信側において
タイムアウトとして再送要求対象となる場合、受信側に
おいて、Nビットのフラグで2次要求番号以降の要求番
号を返送する場合には、1次要求番号をN+P+R回送
信した次の要求番号はN+P+R回目の1次要求番号以
降でかつ未受信の最も古いフレーム番号を1次要求番号
として送信し、Nビットにフラグの第nビットは当該1
次要求番号にnを加えたフレーム番号を示すこと、ここ
でRは対象となる1次要求番号を送信中に受信した再送
フレームの数とすることにしている。
【0018】請求項7記載の発明において、受信側で要
求番号を最初に返送してから少なくともN+Pに一巡遅
延時間を加えた値以上であるタイマーを仕掛け、タイマ
ーのタイムアウトまでに当該フレームの再送が受信され
ない場合、または再送フレームどうしの番号追い越しが
検知された場合に上位レイヤにその旨を通知することと
している。
【0019】請求項8記載の発明においては、一巡遅延
時間を元に決めた前記タイムアウト時間を元に前記Nビ
ットのフラグのNの値を決めることとしている。
【0020】請求項9記載の発明においては、請求項1
または請求項2記載の発明に加えて受信側で要求番号を
最初に返送してから少なくとも一巡遅延時間以上である
タイマーを仕掛け、タイマーのタイムアウトまでに当該
フレームの再送が受信されない場合、または再送フレー
ムどうしの番号追い越しが検知された場合に上位レイヤ
にその旨を通知することとしている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明を行う。
【0022】(実施の形態1)図1から図3はMODS
−ARQの要求番号に加えて2次要求番号からM次要求
番号までをNビットのフラグで要求する場合の実施の形
態の一例である。まずはじめにNビットのフラグで2次
からM次の要求番号を返送する方法を図1を用いて説明
する。図1はN=8の場合の例を示している。8ビット
のフラグの各々のビット位置は要求番号からのオフセッ
トを示しており、例えばここでは一番左のビット位置が
要求番号オフセット+1を示しており、その右隣りのビ
ット位置は要求番号オフセットが+2を示しており以下
同様に8番目のビット位置は+8を示しているものとす
る。従来の技術で説明したMODS−ARQの要求番号
をここでは1次要求番号とすると、本発明におけるNビ
ットフラグの各々のビット位置は1次要求番号にオフセ
ットを加えた番号を示す。次に各々のビットの値である
が、ここでは「1」がそのビット位置が示す要求番号を
要求することを示し、「0」はそのビット位置が示す要
求番号を要求しないことを示すこととすると、図1の例
では、1次要求番号+1、1次要求番号+2、1次要求
番号+4、1次要求番号+8を要求していることとな
る。これらは要求番号の古いものから2次要求番号から
5次要求番号となる。つまりNビット要求フラグにより
一度に要求できる2次からM次要求番号のMは可変とな
るが、すべてを連続して要求する場合にはM=N+1と
なる。図1のように8ビットフラグを用いた場合には連
続して要求できる要求番号は2次からM=9次要求番号
までである。
【0023】次にNビットフラグを返送フレームに格納
する方法の例を図2を用いて説明する。図2において
(a)はフレーム構成を表しているが、フレーム構成は
従来の技術で説明したMODS−ARQのフレーム構成
と同一であり、データ長表示領域、データ領域、送信番
号、要求番号、誤り検出符号から構成されている。
【0024】(b)から(e)はデータ領域を表してい
る。(b)はデータ量が最大データ長−Nビット以上の
場合の例であり、データ長を最大データ長−Nビットと
表示してNビットの空き領域を設け、ここにNビットフ
ラグを格納する。(c)はデータ量が最大データ長−N
ビット未満の場合であり、空き領域の最後部にNビット
フラグを格納する。Nビットフラグは通信が複数の誤り
がなく行われており、送信側において2次要求番号以降
のフレーム番号のタイムアウトが発生するまでの間には
返送する必要はない。受信側においては2次要求番号以
降のフレームは当該フレームを受信するまではすべて要
求状態にあるため、Nビットフラグの値はすべて「1」
であるが、送信側においてはタイムアウト以前に要求さ
れた要求番号は廃棄するため、この場合受信側は2次要
求番号以降を返送する必要がない。(d)はNビットフ
ラグを返送する必要がない場合にデータ量が最大データ
長−Nビット以上の場合であり、データ長を最大データ
長に設定する。送信側ではデータ長からNビットフラグ
なしを検出する。(e)Nビットフラグを返送する必要
がない場合にデータ量が最大データ長−Nビット未満の
場合であり、オール「1」のNビットフラグを格納する
か、または空き領域はすべて「1」にすることとする
と、送信側ではどちらも等価である。
【0025】図3は本方法における再送手順である。図
3はMODS−ARQの再送手順を説明した図8と同じ
状況に対して描かれており、データ送信側が送信する送
信フレーム、データ受信側が受信する受信フレーム、フ
レームを受信した場合にデータ送信側に返送する要求番
号を示している。実線の矢印は伝送誤りが生じなかった
ことを意味しており、破線の矢印は伝送誤りが生じたこ
とを意味する。
【0026】図3において送信側はフレーム1から順に
送信しており、フレーム3、4、5のフォーワードチャ
ネルで誤りが発生した場合である。受信側は、毎回次に
受信したいフレーム番号を1次要求番号として2次以降
の要求番号をここでは4ビットフラグとして送信側に送
る。フレーム1を誤りなく受信した時点で2を1次要求
番号として返送し、フレーム2を誤りなく受信した時点
で3を1次要求番号として返送する。t=3で送信され
たフレーム3はフォーワードチャネルにおいて誤ったた
め、受信側ではt=5ではフレーム3は受信できず、次
の1次要求番号も3を返送する。送信側ではt=3にお
いてフレーム3を送信した時点で予め一巡遅延時間を元
に決定しておいたタイムアウト時間、ここでは△t=4
を計測しており、タイムアウト以前に到着した当該フレ
ームの要求は無視し、タイムアウト後に到着した当該フ
レームの要求に対しては直ちにそのフレームを送信バッ
ファに送る。ここではt=7に到着した要求番号3に対
してt=8でフレーム3を再送している。ここまでは2
次要求番号以降の要求番号はタイムアウトにならないた
め送信側では無視されている。受信側は要求番号を出し
たフレームが誤りなく受信されるまで3を要求し続け
る。しかし、t=6で受信側が返送した4ビットフラグ
の1ビット目が要求しているフレーム4が送信側に到着
するt=8においてタイムアウトとなるため、送信側は
t=9においてフレーム4を再送する。同様にt=7で
受信側が返送した4ビットフラグの2ビット目が要求し
ているフレーム5が送信側に到着するt=9においてタ
イムアウトとなるため、送信側はt=10においてフレ
ーム5を再送する。t=8において受信側にフレーム6
が誤りなく受信されたため、この後に返送する4ビット
フラグの3ビット目は「0」とし、フレーム6は要求し
ない。同様にt=9において受信側にフレーム7が誤り
なく受信されたため、この後に返送する4ビットフラグ
の3ビット目と4ビット目は「0」とし、フレーム6と
フレーム7は要求しない。以上の結果、t=10にはフ
レーム3がt=11にはフレーム4が、t=12にはフ
レーム5がとどくことになる。
【0027】以上のように本実施の形態では、MODS
−ARQの利点である高スループット、高信頼性を損な
うことなく、少ない付加ビットで複数のフレーム誤りに
対しても遅延の少ない再送方法を実現できる。
【0028】なお、ここではNビットフラグとして8ビ
ットと4ビットの例をあげて説明したがこれはその他の
ビット数でもよく、例えば一巡遅延時間に応じてビット
数を設定すればよく、そのつど一巡遅延時間に適応して
変化することにしてもよい。また、Nビットフラグのビ
ットの値を「0」が要求としてもよい。さらに、Nビッ
トフラグの格納方法は本実施の形態に限定されるもので
はなく、フレームの中に格納領域を設定し、ヘッダなど
でその有無を指示できることにしてもよい。
【0029】(実施の形態2)請求項1から請求項5ま
での発明を実施した場合の実施の形態である実施の形態
1では、1フレームも取りこぼすことのないエラーフリ
ーの再送を実現できるが、Nビットフラグのビット数N
に1フレームのビット数と伝送速度を掛けた時間に比べ
て一巡遅延時間が長い場合には、Nビットフラグで要求
できないフレームに誤りが発生したばあい、その再送を
要求することができず、遅延してしまうといった課題が
生じる。図4は図3に比べて一巡遅延時間が2倍でNビ
ットフラグは4ビットの場合を示している。図3と図4
を比較するとフレーム3、フレーム4、フレーム5の再
送に関しては違いはないが、図4ではt=15でフレー
ム11の誤りが発生しているが、この時点で受信側はフ
レーム3を1次要求番号として返送しており、よってN
ビットフラグで要求できる要求番号はたかだか7フレー
ムまでである。結局、フレーム11はフレーム5を受信
したt=18において1次要求番号で要求することにな
り、その再送が届くのはt=27である。
【0030】図5は上記の課題を解決する請求項6、請
求項7の発明の実施の形態であり、受信側から2回目に
送信した同一の要求番号が送信側においてタイムアウト
として再送要求対象となる場合を示しており、受信側に
おいて、前記4ビットのフラグで2次要求番号以降の要
求番号を返送する場合には、1次要求番号を4+2=6
回送信した次の要求番号は6回目に2次要求番号として
送信した要求番号を1次要求番号として送信し、4ビッ
トにフラグの第nビットは当該1次要求番号にnを加え
たフレーム番号を示す。こうすることにより、誤りのあ
ったフレーム3、フレーム4、フレーム5に対してそれ
ぞれN+1回、ここでは5回ずつ均等に有効な要求番号
を返送でき、バックワードチャネル誤りに対する信頼性
を保ちつつ、フレーム11の誤りをt=24で回復して
いる。ここでフレーム11の1次要求番号は再送フレー
ム3、4、5を受信したため、6に3を加えた9回送信
している。
【0031】以上のように本実施の形態では、エラーフ
リーではないが、MODS−ARQの利点である高スル
ープット、高信頼性を継承しつつ、少ない付加ビットで
複数のフレーム誤りに対しても遅延の極めて少ない再送
方法を実現できる。
【0032】なお、本実施の形態では、Nビットフラグ
として4ビットの例をあげて説明したがこれはその他の
ビット数でもよく、例えば一巡遅延時間に応じてビット
数を設定すればよく、そのつど一巡遅延時間に適応して
変化することにしてもよい。また、それに応じて1次要
求番号の送信回数を変化させてもよい。また、Nビット
フラグのビットの値を「0」が要求としてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、エラー
フリーで遅延の少ない高信頼な再送方法またはエラーフ
リーではないが極めて遅延の少ない高信頼な再送方法が
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態におけるNビットフ
ラグを示す図
【図2】本発明の第一の実施の形態におけるフレーム構
成を示す図
【図3】本発明の第一の実施の形態における再送方法の
例を示すタイミング図
【図4】本発明の第二の実施の形態における再送方法の
例を示すタイミング図
【図5】本発明の第二の実施の形態における再送方法の
例を示すタイミング図
【図6】(1)従来のバックワードチャネルの誤りに強
い再送方法の例のうち、確認情報に誤りがない場合を示
したタイミング図 (2)従来のバックワードチャネルの誤りに強い再送方
法の例のうち、確認情報に誤りがある場合を示したタイ
ミング図
【図7】従来のMODS−ARQにおけるフレーム構成
【図8】従来のMODS−ARQにおけるタイミング図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ送信側はデータをいくつかのブロッ
    クに分割し、前記ブロックに誤り検出符号およびフレー
    ム番号を付加して送信フレームを構成して送信し、デー
    タ受信側は未受信フレームの中で最も古いフレームのフ
    レーム番号を1次要求番号として前記データ送信側のフ
    レーム送信間隔に同期して送信し、データ受信側は前記
    データ送信側から前記送信フレームを受信するたびに受
    信したフレームの誤り検出を行い、誤りの発生がない場
    合には前記1次要求番号を更新し、誤まっている場合に
    は前記1次要求番号を更新しないままとし、前記送信側
    では送信してから送信フレームに対する応答が到達する
    までの一巡遅延時間を元に決めたタイムアウト時間を前
    記各々の送信フレームに対して計測しており、タイムア
    ウト後においても当該送信フレームに対する前記1次要
    求番号が返送されてきた場合にそのフレームを再送する
    データ伝送方法において、受信側が前記1次要求番号以
    外に前記1次要求番号の次に送信してほしい2次要求番
    号から以降M次要求番号までを送信フレームに付加して
    送信することを特徴としたデータ伝送方法。
  2. 【請求項2】前記M次送信要求のMが4以上であること
    を特徴とした請求項1記載の多重伝送方法。
  3. 【請求項3】Nビットのフラグの第nビットは前記要求
    番号にnを加えたフレーム番号を示しており、前記第n
    ビットの値が当該フレーム番号を要求するか要求しない
    かを示していることとして前記2次要求番号以降の要求
    番号を送信することを特徴とした請求項1または請求項
    2記載のデータ伝送方法。
  4. 【請求項4】前記第nビットの値が1のとき当該フレー
    ムを要求することを示し、前記第nビットの値が0のと
    き当該フレームを要求しないことを示すことを特徴とし
    た請求項3記載のデータ伝送方法。
  5. 【請求項5】前記送信フレームに送信フレームに格納さ
    れたデータのデータ長を添付して送信し、前記2次要求
    番号以降の要求番号を伝送する必要が生じた場合には前
    記データ長を小さく設定することによりデータ領域にN
    ビット以上の空き領域を確保し、前記Nビットのフラグ
    を前記空き領域に格納して送信することを特徴とした請
    求項3または請求項4記載のデータ伝送方法。
  6. 【請求項6】受信側からのP回目に送信した同一の要求
    番号が送信側においてタイムアウトとして再送要求対象
    となる場合、受信側において、前記Nビットのフラグで
    2次要求番号以降の要求番号を返送する場合には、1次
    要求番号をN+P+R回送信した次の要求番号はN+P
    +R回目の1次要求番号より新しくかつ未受信の最も古
    いフレーム番号を1次要求番号として送信し、Nビット
    にフラグの第nビットは当該1次要求番号にnを加えた
    フレーム番号を示すこと、ここでRは対象となる1次要
    求番号を送信中に受信した再送フレームの数とすること
    を特徴とする請求項4または請求項5記載のデータ伝送
    方法。
  7. 【請求項7】受信側で要求番号を最初に返送してから少
    なくとも前記N+Pに前記一巡遅延時間を加えた値以上
    であるタイマーを仕掛け、前記タイマーのタイムアウト
    までに当該フレームの再送が受信されない場合、または
    再送フレームどうしの番号追い越しが検知された場合に
    上位レイヤにその旨を通知することを特徴とした請求項
    6記載のデータ伝送方法。
  8. 【請求項8】一巡遅延時間を元に決めた前記タイムアウ
    ト時間を元に前記NビットのフラグのNの値を決めるこ
    とを特徴とする請求項3から請求項7記載のいずれか1
    項に記載のデータ伝送方法。
  9. 【請求項9】受信側で要求番号を最初に返送してから少
    なくとも前記一巡遅延時間以上であるタイマーを仕掛
    け、前記タイマーのタイムアウトまでに当該フレームの
    再送が受信されない場合、または再送フレームどうしの
    番号追い越しが検知された場合に上位レイヤにその旨を
    通知することを特徴とした請求項1または請求項2記載
    のデータ伝送方法。
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