JPH09307726A - 画像圧縮・復元装置 - Google Patents

画像圧縮・復元装置

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JPH09307726A
JPH09307726A JP8148403A JP14840396A JPH09307726A JP H09307726 A JPH09307726 A JP H09307726A JP 8148403 A JP8148403 A JP 8148403A JP 14840396 A JP14840396 A JP 14840396A JP H09307726 A JPH09307726 A JP H09307726A
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JP
Japan
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unit
image
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block
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JP8148403A
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English (en)
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Tamiaki Chin
黎明 陳
Osamu Asada
修 浅田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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Publication date
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    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像復元装置が確実に受信できる大きさの画
像データを画像圧縮装置が、送出するようにする。 【解決手段】 画像圧縮装置TX内のメモリチェック部
15が、画像復元装置RX内のメモリ部21の容量を伝
送路を介して確認する。さらに、メモリチェック部15
は、そのメモリ部21の容量と、圧縮器11a〜cで圧
縮された画像データの容量とを比較し、その圧縮された
画像データの容量が、メモリ部21の容量よりも小さく
なるようにするべく、セレクタ部12へ選択信号を出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白画素と黒画素と
からなる原2値画像のデータを圧縮・復元する技術に関
し、特に、圧縮された画像から再生される2値画像の解
像度が、原2値画像の解像度にできる限り近付くよう
に、原2値画像のデータを圧縮・復元する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンピュータで作成した静止
画像等をプリンタ装置で印刷するということが、広くな
されている。この静止画像のデータ量は極めて大きいた
め、通常、コンピュータからプリンタ装置へ静止画像の
データを伝送する際には、予めコンピュータで静止画像
のデータを圧縮し、その圧縮されたデータをプリンタ装
置へ送出している。
【0003】一方、プリンタ装置は、コンピュータから
送出される圧縮データを格納するために、データ・メモ
リを有する。一般に、このデータ・メモリの容量は、大
きければ大きいほど好ましい。しかし、データ・メモリ
を搭載するためのスペースを充分に確保できない、ある
いは、プリンタ装置の価格を低く抑えなければならない
等の制約がある。従って、現実には、プリンタ装置は、
どのような静止画像のデータをも記憶できるほどには、
充分なデータ・メモリを搭載されていない。
【0004】このような現状に鑑み、コンピュータは、
プリンタ装置のデータ・メモリの容量を越えない量のデ
ータをプリンタ装置へ伝送する必要がある。そこで、コ
ンピュータでは、静止画像が、比較的容易に圧縮できる
文字の画像であるか、あるいは、あまり容易に圧縮でき
ない、即ち、冗長性の少ない疑似中間調(白画素と黒画
素とによって灰色を擬似的に表現)の写真等の画像であ
るかを問わずに、静止画像を圧縮できる必要がある。そ
こで、文字の画像だけであれば、可逆的に再生できる圧
縮器だけを採用すれば足りるにも拘わらず、写真等の疑
似中間調の画像を圧縮しなければならないので、非可逆
的にしか再生できない圧縮器をも採用している。
【0005】さらに、コンピュータは、プリンタ装置の
データ・メモリの容量を越えない程度にまで、静止画像
等のデータを圧縮する必要がある。しかし、一方で、圧
縮すればするほど、プリンタ装置で再生される画像の解
像度が低下してしまうという問題がある。そこで、原2
値画像のデータを異なる解像度で圧縮することにより、
解像度の異なる圧縮データをいくつか作成し、それらの
圧縮データを解像度の低い圧縮データから解像度の高い
圧縮データへと順々に、言い換えれば、小さい容量のデ
ータ・メモリで足りる圧縮率の最も小さい圧縮データか
ら始めて、次々に、より大きい容量のデータ・メモリを
必要とする圧縮率のより大きい圧縮データを送出すると
いう、JBIG−PRES方式が採用されている。な
お、ここで、「圧縮率」とは、原2値画像データの量と
圧縮された画像データの量との比をいう。従って、例え
ば、圧縮率50%とは、原2値画像データの量と圧縮さ
れた2値画像データの量との比が、2:1である意であ
り、また、圧縮率100%とは、圧縮された画像データ
の量と原2値画像データの量との比が、1:1である意
である。
【0006】より具体的には、最初に、最も圧縮率の小
さい圧縮データD1を送出し、次に、その圧縮データD
1よりも圧縮率の大きい圧縮データD2と圧縮データD
1との差分を送出し、同様にして、圧縮データD2より
も圧縮率の大きいD3と圧縮データD2との差分を送出
するようにしている。これにより、例えば、プリンタ装
置のデータ・メモリの容量が小さい場合には、最も圧縮
率の小さいデータD1に基づき静止画像を再生し、ま
た、容量が大きい場合には、圧縮度の比較的小さいデー
タD3に基づいて静止画像を再生できることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように、非可逆的な圧縮器をも搭載するコンピュータ
が、JBIG−PRES方式の下で、静止画像のデータ
を圧縮・伝送する場合には、非可逆的に圧縮した静止画
像についても、圧縮度の小さいデータから順番に送出す
ることになる。その結果、プリンタ装置のデータ・メモ
リの容量が小さい場合には、そのような圧縮率の小さい
データ、言い換えれば、解像度の低いデータのみに基づ
いて静止画像を再生しなければならない事態となり、再
生される画像の解像度が、著しく低下してしまうという
問題があった。特に、本来ならば可逆的に再生されるは
ずである文字の画像の解像度までもが低下してしまうの
で、印刷される文書の品質が損なわれてしまうという問
題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の問題点
を解決するために、次の構成を採用する。 〈構成〉本発明に係る第一の画像圧縮装置は、原画像デ
ータから圧縮された画像データを、原画像データへ復元
する画像復元装置のメモリ部の容量を確認するメモリチ
ェック部を有することを特徴とする。
【0009】本発明に係る第二の画像圧縮装置は、外部
から原画像データを受信する入力部と、異なる圧縮率に
より画像データを圧縮する複数の圧縮器と、最も大きい
圧縮率を有する圧縮器から圧縮率の最も小さい圧縮率を
有する圧縮器へと降順に、前記圧縮された画像データの
うちの1つを選択するセレクタ部と、前記選択された画
像データを可逆符号化する可逆符号器と、前記符号化さ
れ画像データを格納するメモリ部と、前記メモリ部に格
納された画像データの容量と、前記メモリ部に格納され
た画像データを受信する画像復元装置内のメモリ部の容
量とを比較し、かつ、その比較結果に基づいてセレクタ
部へ選択信号を出力するメモリチェック部とからなり、
前記メモリチェック部が、前記メモリ部に格納された画
像データの容量が前記復元装置内のメモリ部の容量より
も大きい場合には、より圧縮率の小さい圧縮器の画像デ
ータを選択するようセレクタ部に指示することを特徴と
する。
【0010】本発明に係る第三の圧縮符号器は、画像デ
ータを、1ブロックを2画素×2画素として、複数のブ
ロックへ分割するブロック化部と、ブロックの状態と伝
送すべきパターン列との対応関係を示す変換表を記憶す
る記憶部と、前記変換表に基づき、各ブロックをパター
ン列へ変換する変換部とを有することを特徴とする。
【0011】本発明に係る第四の圧縮符号器は、画像デ
ータを、1ブロックをS画素×T画素(S、Tは任意の
正の整数)として、複数のブロックへ分割するブロック
化部と、各ブロック内に存在する黒画素の数または白画
素の数を算出する計数部と、各ブロック内の黒画素同士
また白画素同士の連結関係を検出する検出部と、ブロッ
クの状態と伝送すべきパターン列との対応関係を示す変
換表を記憶する記憶部と、前記変換表に基づき、各ブロ
ックをパターン列へ変換する変換部と、変換されたパタ
ーン列を1ビットずつ選択するビット選択部を有するこ
とを特徴とする。
【0012】本発明に係る第五の画像圧縮装置は、外部
から原画像データを受信する入力部と、異なる圧縮率に
より画像データを圧縮する複数の圧縮器と、最も大きい
圧縮率を有する圧縮器から圧縮率の最も小さい圧縮率を
有する圧縮器へと降順に、前記圧縮された画像データの
うちの1つを選択するセレクタ部と、前記選択された画
像データを可逆符号化する可逆符号器と、前記符号化さ
れ画像データを格納するメモリ部と、前記メモリ部に格
納された画像データの容量と、前記メモリ部に格納され
た画像データを受信する画像復元装置内のメモリ部の容
量とを比較し、かつ、その比較結果に基づいてセレクタ
部へ選択信号を出力するメモリチェック部とからなり、
前記圧縮器が、画像データを、1ブロックを2画素×2
画素として、複数のブロックへ分割するブロック化部
と、各ブロック内に存在する黒画素の数または白画素の
数を算出する計数部と、各ブロック内の黒画素同士また
白画素同士の連結関係を検出する検出部と、ブロックの
状態と伝送すべきパターン列との対応関係を示す変換表
を記憶する記憶部と、前記変換表に基づき、各ブロック
をパターン列へ変換する変換部と、変換されたパターン
列を1ビットずつ選択するビット選択部とからなること
を特徴とする。
【0013】〈作用、効果〉本発明に係る第一の画像圧
縮装置では、メモリチェック部が、画像復元装置内にあ
るメモリ部の容量を確認する。従って、本発明によれ
ば、画像圧縮装置は、画像データを伝送する前に、画像
復元装置内のメモリ部の容量を知得することができる
(請求項1に対応)。また、メモリチェック部が、圧縮
された画像データの容量と、画像復元装置内のメモリ部
の容量とを比較する。従って、本発明によれば、画像圧
縮装置は、画像復元装置が、その圧縮した画像データを
受信できるか否かを確認できる(請求項2に対応)。さ
らに、受信できないと判断した場合には、さらに圧縮す
るという方策を取ることができる。これにより、画像復
元装置内のメモリ部が、画像圧縮装置からの画像データ
によってメモリオーバする事態を回避することができる
(請求項3に対応)。そして、圧縮した画像データを予
め複数の記憶部に記憶しておくことにより、外部に対
し、原画像データの再送を要求するという時間的なロス
を削除することができる(請求項4に対応)。
【0014】本発明に係る第二の画像圧縮装置では、複
数の圧縮器が、同一の画像データを同時に圧縮し、セレ
クタ部で選択された圧縮データをさらに可逆符号器で圧
縮し、メモリチェック部が、その圧縮された画像データ
の容量と、画像復元装置内のメモリ部の容量とを比較
し、そのメモリ部がメモリオーバしないような画像デー
タを選択するようにセレクタ部へ指示し、さらに、選択
された画像データを符号器で圧縮することができる。こ
れにより、メモリ部がメモリオーバしないような画像デ
ータを確実に選択することが可能となる(請求項5)。
また、複数の圧縮器が圧縮した画像データを複数の記憶
部が記憶する。これにより、外部に対し原画像データの
再送を要求することなく、既に圧縮されている複数の画
像データの中から一つの画像データを選択することが可
能となる(請求項6)。さらに、画像圧縮装置は、圧縮
率をも示す選択信号を画像復元装置へ送出する。従っ
て、画像復元装置は、その選択信号に基づいて、画像圧
縮装置から受信した画像データから元の画像を再現する
ことが可能となる(請求項7)。
【0015】本発明に係る第三の圧縮符号器は、画像デ
ータを複数の4画素からなるブロックへ分割し、変換表
に基づいて、各ブロックの状態に対応したパターン列へ
変換する。これにより、本来的に必要とする4ビットの
情報量を、それより少ないビット数で伝送しても、後述
の対応する復元器でこれらのビットから原画像に近い画
質で復元することが可能となる(請求項8に対応)。ま
た、黒画素の数または白画素の数を算出し、かつ、黒画
素同士の連結関係または白画素同士の連結関係を検出す
る。これにより、それら画素の数に関する情報や連結関
係に関する情報をパターン列に盛り込むことが容易とな
る(請求項9に対応)。また、ビット選択部が、変換さ
れたパターン列を1ビットずつ選択する。従って、パタ
ーン列内のビットのうち、重要なものと重要でないもの
とを取捨選択することができるので、圧縮度を向上させ
ることが可能となる(請求項10に対応)。また、ビッ
ト選択部が、パターン列中のビットを、重要なビットか
らあまり重要でないビットへと降順に選択する。これに
より、画像復元装置内のメモリ部の大きさに応じて、重
要なビットだけを送出したり、あるいは、あまり重要で
ないビットまでをも送出したりすることができるため、
画像復元装置は、メモリ部の大きさに拘わらず、常に一
定以上の解像度で画像を再現することが可能となる(請
求項11に対応)。
【0016】また、変換表が、パターン列の最重要ビッ
トとして、黒画素の数または白画素の数を設定させる。
従って、画像復元装置内のメモリ部の容量が小さい場合
には、それら画素の数だけを元にして、画像を再現する
ことが可能となる(請求項12に対応)。また、変換表
が、パターン列の最重要ビットの次にビットとして、黒
画素同士の連結関係または白画素同士の連結関係を設定
させる。これにより、画像復元装置内のメモリ部の容量
が大きい場合には、画素の数だけでなく、それら画素同
士の連結関係をも参照することにより、画素の数だけで
画像を再現する場合の解像度よりも優れた解像度で画像
を再現することが可能となる(請求項13に対応)。ま
た、変換表が、パターン列の2つの最重要ビットとし
て、黒画素の数または白画素の数を設定させる。これに
より、1つの最重要ビットに黒画素の数または白画素の
数を割り当てた場合の解像度よりも優れた解像度で画像
を再現することが可能となる(請求項14に対応)。
【0017】また、変換表が、パターン列の最重要ビッ
トの次に重要な2つのビットとして、黒画素同士の連結
関係または白画素同士の連結関係を設定させる。従っ
て、2つの最重要ビットとして割り当てられた黒画素の
数または白画素の数だけで画像を再現する場合の解像度
よりも優れた解像度で画像を再現することが可能となる
(請求項15に対応)。また、遅延部が、前の位置にあ
るブロックに存在する黒画素の数または白画素の数を示
す信号を、その次のブロックを変換する際に帰還する。
これにより、前の位置にあるブロックの画素の状態を考
慮して、次のブロックを変換することができるので、画
像を再現する際に、ブロック同士の相関関係を反映させ
ることが可能となる(請求項16に対応)。
【0018】また、変換表が、あるブロック内に存在す
る黒画素の数または白画素の数が1個である場合に、遅
延部によって帰還された信号を参照する。これにより、
再現される画像の解像度への影響が大きいブロックの変
換を向上させることが可能となる(請求項17に対
応)。さらに、変換表が、黒画素がある旨を示す信号を
帰還された場合には、次のブロックを黒味を増すように
変換させ、また、黒画素が無い旨を示す信号が帰還され
た場合には、白味を増すように変換させる。これによ
り、再現される画像の解像度への影響が大きい、黒画素
が1個であるブロックの変換を向上させることが可能と
なる(請求項18に対応)。
【0019】本発明に係る第四の圧縮符号器では、ブロ
ック化部が、1ブロックをS画素×T画素として、画像
データを複数のブロックへ分割し、さらに、変換部が、
変換表に基づいて、それらのブロックを変換する。これ
により、本来であれば、各ブロックを表すのに必要なS
×Tビットを、それよりも少ないビット数で表すことが
可能となる(請求項19に対応)。
【0020】本発明に係る第五の画像圧縮装置では、画
像を複数の圧縮器で圧縮するだけでなく、画像を2画素
×2画素のブロックへ分割し、それらのブロックを変換
表に基づいて変換する。これにより、画像をより効率的
に圧縮することが可能となる(請求項20に対応)。
【0021】本発明に係る第六の画像復元装置では、画
像圧縮装置から受信した復元率に関する情報に基づい
て、受信した画像データを復元する。これにより、画像
圧縮装置側での圧縮率に対応する復元率により、最適に
画像データを復元することが可能となる(請求項21に
対応)。
【0022】本発明に係る第七の復元器では、記憶部に
記憶されている、パターン列と2画素×2画素からなる
ブロックとの変換表とに基づいて、変換部が、受信した
画像データ中のパターン列をブロックへ変換する。これ
により、符号器側で符号化された画像データをもとの画
像へ的確に再現することができる(請求項22に対
応)。
【0023】
【発明の実施の形態】
〈具体例の概要〉以下、本発明の画像圧縮装置並びに符
号器について、実施の形態に沿って説明する。実施の形
態として、2つの画像圧縮装置(具体例1、2)と、4
つの符号器(具体例3、4、5、6)とを挙げる。具体
例1の画像圧縮装置の主な特徴は、画像復元装置に搭載
されたメモリ部の容量に適した圧縮をすることであり、
また、具体例2の画像圧縮装置の主な特徴は、具体例1
の特徴に加えて、複数の圧縮器で圧縮した画像データを
格納するべく複数の記憶部を備えていることである。さ
らに、具体例3の圧縮符号器の主な特徴は、画像データ
を1ブロックを2×2の4画素として複数のブロックに
分割し、各ブロックを第1の変換表に基づき3ビット以
内で表すことであり、具体例4、5の圧縮符号器の主な
特徴は、同様なブロックを第2の変換表、または第3の
変換表に基づき4ビット以内で表すことであり、具体例
6の圧縮符号器の主な特徴は、具体例4、5の圧縮符号
器の特徴に加えて、あるブロックを符号化する際に、そ
の前に位置するブロックの画素の数を考慮することであ
る。
【0024】〈具体例1の画像圧縮・復元システムの構
成〉図1は、具体例1の画像圧縮装置を含む画像圧縮・
復元システムのブロック図である。この画像圧縮・復元
システムは、画像圧縮装置TXと画像復元装置RXとか
ら構成されており、両装置は、伝送路Dを介して接続さ
れる。 〈画像圧縮装置の構成〉コンピュータ等に搭載されてい
る画像圧縮装置TXは、コンピュータ内の図示しない記
憶部から原2値画像データを受信する入力部10;入力
部10が受信した画像データを圧縮する圧縮器11a〜
c;入力部10から送信される画像データ、並びに、圧
縮器11a〜cが圧縮した画像データの中から1つを選
択するセレクタ部12;セレクタ部12により選択され
た画像データを符号化する可逆符号器13;可逆符号器
13が符号化した画像データを記憶するメモリ部14;
可逆符号器13により符号化された画像データの量が、
メモリ部14の記憶容量を越えていないかどうかを確認
するメモリチェック部;メモリ部14が記憶する画像デ
ータを画像復元装置RXへ伝送する出力部16から構成
されている。そして、圧縮器11a〜cは、それぞれ3
/4、2/4、1/4の圧縮率を有している。
【0025】〈画像復元装置の構成〉プリンタ装置等に
搭載される画像復元装置RXは、画像圧縮装置TXから
送出される圧縮データを受信する入力部20;入力部2
0が受信した圧縮データを記憶するメモリ部21;メモ
リ部21に記憶されている圧縮データを復号化する可逆
復号器22;可逆復号器22が復号化したデータを復元
する復元器23a〜c;復元器23a〜cが復元したデ
ータのうちの1つを選択するセレクタ部24;セレクタ
部24が選択したデータを図示しない印刷部へ出力する
出力部25から構成されている。なお、可逆復号器22
は、可逆符号器13の機能に対応する可逆復号機能を有
しており、また、復元器23a〜cは、圧縮器11a〜
cの機能に対応する機能を有している。
【0026】〈画像圧縮・復元システムの動作〉次に、
具体例1の画像圧縮・復元システムの動作について説明
する。図2は、具体例1の画像圧縮装置TXの動作を示
すフローチャートであり、また、図3は、具体例1の画
像復元装置RXの動作を示すフローチャートである。以
下、それぞれの装置の動作をそれらのフローチャートに
沿って説明する。
【0027】〈画像圧縮装置の動作〉最初に、画像圧縮
装置TXの動作について説明する。 ステップS10: 入力部10は、コンピュータ内の図
示しない記憶部等から、原2値画像のデータを受信し
て、セレクタ部12並びに各圧縮器11a〜cへ送信す
る。そして、入力部10は、メモリチェック部15に対
し、メモリ部21の容量を確認するよう指示する。 ステップS11: 指示を受けたメモリチェック部15
は、出力部16を介して、メモリ部21の容量をメモリ
部21に確認する。そして、メモリ部21の容量を記憶
する。 ステップS12: 圧縮器11a〜cは、受信した原2
値画像データをそれぞれの圧縮率に基づいて圧縮する。
そして、圧縮した2値画像データをセレクタ部12へ出
力する。
【0028】ステップS13: セレクタ部12は、メ
モリチェック部15から出力されるメモリ選択信号pに
基づいて、入力部10並びに圧縮器11a〜cから受信
した2値画像のデータの中から1つのデータを選択し、
可逆符号器13へ送出する。ここで、メモリ選択信号p
としては、「00」、「01」、「10」、「11」の4つの値
のうちの1つが出力される。各々の値が出力された場合
に、セレクタ部12は、以下のような画像データを選択
する。 p=00:入力部10からの画像データ(圧縮率1) p=01:圧縮器11aからの画像データ(圧縮率3/4) p=10:圧縮器11bからの画像データ(圧縮率2/4) p=11:圧縮器11cからの画像データ(圧縮率1/4)
【0029】また、メモリ選択信号pの順番は、圧縮率
の大きい画像データから圧縮率の小さい画像データへと
選択するように、「00」→「01」→「10」→「11」の通
りとなる。従って、原2値画像→3/4に圧縮された画
像→2/4に圧縮された画像→1/4に圧縮された画像
の順に選択されることになる。但し、必ずしもメモリ選
択信号pとして、それら全ての値が出力される訳ではな
い。よって、後述するように、例えば、p=「00」が出
力され、原2値画像データを選択した時点において、そ
の原2値画像データを画像復元装置RXへ伝送できるこ
とが判明したときには、その次の値「01」は、出力され
ないので、3/4に圧縮された画像は選択されないこと
になる。
【0030】ステップS14: 可逆符号器13は、セ
レクタ部12が選択した画像データを符号化した後、そ
の符号化した画像データをメモリ部14へ出力する。 ステップS15: メモリチェック部15は、メモリ部
14に入力された画像データの容量と、メモリ部21の
容量とを比較する。その画像データの容量が、メモリ部
21の容量よりも小さい場合には、メモリチェック部1
5は、出力部16へ、データセット信号sとして、その
符号化された画像データがメモリ部14にセットされた
旨、並びに、そのときのメモリ選択信号pを出力する。
一方、その符号化された画像データの容量が、メモリ部
21の容量よりも大きい場合には、メモリチェック部1
5は、メモリクリア信号cによりメモリ部14をクリア
し、また、再度読込信号qによりコンピュータ内の図示
しない記憶部等に対し、原2値画像データの再送を要求
する。そして、その次のメモリ選択信号pをセレクタ部
へ出力する。
【0031】ステップS16: 出力部16は、伝送す
べきデータがメモリ部14にセットされた旨を示すデー
タセット信号sを受けて、メモリ部14に格納されてい
る画像データとメモリ選択信号pとを伝送路を介して画
像復元装置RXへ送出する。これにより、圧縮された画
像データが画像圧縮装置TXから画像復元装置RXへ伝
送されることになる。 ステップS17: メモリチェック部15から再度読込
信号qを受けた図示しないコンピュータ内の記憶部等
は、原2値画像データを入力部10へ送出する。以下、
ステップS12以下と同様な動作を繰り返すことにな
る。
【0032】このように、メモリチェック部が、画像復
元装置内にあるメモリ部の容量を確認するので、画像デ
ータを伝送する前に、画像復元装置内のメモリ部の容量
を知得することができる。また、メモリチェック部が、
圧縮された画像データの容量と、画像復元装置内のメモ
リ部の容量とを比較するので、圧縮された画像データを
画像復元装置が受信できるか否かを予め確認することが
できる。万が一、画像復元装置が受信できないと判断さ
れた場合には、原画像をより圧縮することができるの
で、画像復元装置内のメモリ部が、格納し切れない程の
多量の画像データによって、メモリオーバになってしま
うという事態を避けることができる。
【0033】〈画像復元装置の動作〉次に、画像復元装
置RXの動作について説明する。 ステップS20: 入力部20は、画像圧縮装置TXか
ら送出された画像データとメモリ選択信号pとを受信す
る。そして、その画像データをメモリ部21へ出力する
と共に、そのメモリ選択信号pをセレクタ部24へ出力
する。 ステップS21: メモリ部21は、画像データを格納
する。ここで、画像圧縮装置TXから送出される画像デ
ータの容量は、メモリ部21の容量よりも必ず小さいの
で、メモリ部21がメモリオーバーになることは決して
ない。 ステップS22: 可逆復号器22は、メモリ部21か
ら画像データを受取り、その受け取った画像データを復
号化し、復号化した画像データをセレクタ部24並びに
復元器23a〜cへ送出する。
【0034】ステップS23: 復元器23a〜cは、
復号化された画像データを復元し、その復元した画像デ
ータをセレクタ部24へ出力する。 ステップS24: セレクタ部24は、セレクタ部12
と同様に、入力部20からのメモリ選択信号pに基づい
て、以下のように画像データを選択する。 p=00:可逆復号器22からの画像データ(圧縮率1) p=01:復元器23aからの画像データ(圧縮率3/4) p=10:復元器23bからの画像データ(圧縮率2/4) p=11:復元器23cからの画像データ(圧縮率1/4) ステップS25: 出力部25は、セレクタ部24によ
って選択された画像データを出力信号として出力する。
このように、画像復元装置が、画像圧縮装置から圧縮率
(復元率)に関する選択信号を受信するので、画像復元
装置は、その選択信号に基づいて、受信した画像データ
から元の画を再現することが可能となる。
【0035】〈具体例2の画像圧縮・復元システムの構
成〉次に、具体例2の画像圧縮・復元システムについて
説明する。図4は、具体例2の画像圧縮・復元システム
のブロック図である。この画像圧縮・復元システムを構
成する画像圧縮装置txの構成・動作は、具体例1の画
像圧縮装置TXの構成・動作と概ね同じであり、また、
画像復元装置rxの構成・動作は、具体例1の画像復元
装置RXの構成・動作と全く同じである。。主な相違点
は、この画像圧縮装置txが、図示しないコンピュータ
内の記憶部等に原2値画像データの再送を要求すること
を省略するべく、具体例1の画像圧縮装置TXには存在
しない記憶部17a〜cを有することである。そこで、
この画像圧縮装置txの動作について、記憶部17a〜
cの動作を中心に、図5の動作フローチャートに沿って
説明する。
【0036】〈画像圧縮装置txの動作〉 ステップS30: ステップS10〜11と同様な動作
により、外部のコンピュータ等から原2値画像データを
受信し、また、メモリ部21の容量を確認する。 ステップS31: 圧縮器11a〜cは、入力部10か
ら受信した画像データを圧縮し、その圧縮した画像デー
タを記憶部17a〜cへ出力する。 ステップS32: 記憶部17a〜cは、圧縮器11a
〜cからの圧縮された画像データを格納する。 ステップS33: セレクタ部12は、メモリ選択信号
pに基づいて、入力部10からの原2値画像データ、並
びに、記憶部17a〜cに格納されている圧縮された画
像データのうちの1つを選択し、可逆符号器13へ出力
する。 ステップS34: 可逆符号器13は、画像データを符
号化し、メモリ部14へ出力する。 ステップS35: メモリチェック部15は、画像デー
タの容量とメモリ部21の容量とを比較する。
【0037】ステップS36: 画像データの容量が、
メモリ部21よりも小さい場合には、その画像データを
出力部16へ引き渡す。 ステップS37: 画像データの容量が、メモリ部21
よりも大きい場合には、メモリチェック部15は、異な
るメモリ選択信号p、メモリクリア信号cを出力する。
但し、圧縮器11a〜cによって圧縮された画像データ
は、既に記憶部17a〜cに格納されているので、図示
しないコンピュータ内の記憶部等に対し、原画像データ
の再送を要求する必要が無い。従って、具体例1の画像
圧縮装置TXとは異なり、圧縮された画像データの容量
が、メモリ部21の容量よりも大きい場合でも、メモリ
チェック部15は、再度読込信号qを送出しない。
【0038】このように、画像圧縮装置が、圧縮した画
像データを予め複数の記憶部に記憶しているので、コン
ピュータ等の外部に対し、原画像データの再送を要求す
る必要がなくなり、時間的なロスを低減することが可能
となる。
【0039】〈具体例3の圧縮器の説明〉次に、具体例
3の圧縮器11を詳細に説明する。図6は、圧縮器のブ
ロック図である。この圧縮器は、ブロック化部11A、
計数部11B、検出部11C、変換部11D、記憶部1
1E、ビット選択部11Fとから構成されている。
【0040】〈各部の説明〉ブロック化部11Aは、入
力されたM画素×N画素(M、Nは、正の正数)の2値
画像データを、図7(a)に示すように、1つのブロッ
クを2画素×2画素(画素a、b、c、d)として、複
数のブロックへ分割する。各ブロックは、図7(b)に
示すように、16種類のブロック(ブロック0〜15)
のうちのいずれかに該当することになる。そして、ブロ
ック化部11Aは、各ブロックを4ビットのデータ列に
変換する。これにより、図8に示すように、各ブロック
は、それら各画素の状態に応じて、16通りのデータ列
のうちのいずれかで表すことができることになる。な
お、ここでは、黒画素を1で表し、白画素を0で表して
いる。
【0041】計数部11Bは、そのデータ列について、
ビット1あるいはビット0の数をカウントする。計数の
結果は、0〜4の5状態のいずれかになる。検出部11
Cは、画素同士の連結関係を検出する。連結関係として
は、垂直方向での連結、水平方向での連結、斜め方向で
の連結等がある。変換部11Dは、計数部11Bによる
計数結果だけを元にし、あるいは、その計数結果と検出
部11Cによる連結関係とを元にし、記憶部11Eに記
憶されている、図9に示す第1の変換表を参照すること
によって、データ列をそれらのデータ列に対応する、3
ビットからなるビット列へ変換する。各パターン列にお
ける各ビットは、以下のような内容を意味する。
【0042】第1ビット: データ列の中にある黒画素
の数を表す。 2未満の場合:0 2以上の場合:1 第2ビット: 黒画素の数が2未満である場合、さら
に、黒画素の正確な数を表す。 黒画素の数が0個の場合:0 黒画素の数が1個の場合:1 一方、黒画素の数が2以上である場合、連結関係とし
て、斜め方向の連結があるか否かを表す。 斜め方向の連結が無い場合:0 斜め方向の連結がある場合:1 第3ビット: 黒画素の数が2未満である場合、不定と
なる。一方、黒画素の数が2であり、かつ、斜め方向の
連結が無い場合、垂直方向の連結があるか、あるいは、
水平方向の連結があるかを表す。 垂直方向の連結がある場合:0 水平方向の連結がある場合:1 また、黒画素の数が2以上であり、斜め方向の連結があ
る場合、黒画素の正確な数を表す。 黒画素の数2個の場合:0 黒画素の数が3個以上の場合:1 ビット選択部11Fは、変換されたパターン列から、必
要なビットを取り出し、その取り出したビットを出力す
る。
【0043】上記の処理を実行することにより、例え
ば、M画素×N画素からなる画像データ中にある、ブロ
ック5と同一なブロックのデータ列「1010」は、パ
ターン列「100」へ変換される。そして、パターン列
「100」は、時刻1において、第1ビットの「1」だ
けを出力される。画像データ中にある他のブロックにつ
いても同様に、時刻1においては、第1ビットだけが出
力される。このようにして、時刻1においては、(M×
N)/4個のビットだけが、圧縮器11から出力される
ことになる。
【0044】これらのビットを受け取った復元器23
は、図9に示すように、画像データ(a)について、画
像データ(b)を再現する。同様にして、時刻2におい
て、データ列「100」については、第2ビット「0」
を出力し、他のデータ列についても、それぞれ第2ビッ
トを出力する。今度は、既に出力されている(M×N)
/4個の第1ビットと、新たに出力された(M×N)/
4個の第2ビットとに基づいて画像を再現することによ
り、画像データ(c)が得られることになる。さらに、
第3ビットについても同様な処理をすることにより、画
像データ(d)を得ることができる。
【0045】このように、変換部が、画像データ中の4
画素からなるブロック(4ビット)を変換表に基づい
て、1ビット、2ビット、3ビット、4ビットのうちの
いずれのパターン列へ変換するので、本来的に4ビット
の情報量を必要とする各ブロックを、画質を殆ど劣化さ
せることなく、それよりも少ないビット数で伝送するこ
とが可能となる。また、検出部が、黒画素または白画素
の数を算出し、かつ、黒画素どうしの連結関係または白
画素の連結関係を検出するので、それらの画素の数に関
する情報や連結関係に関する情報をパターン列に盛り込
むことが容易となる。特に、黒画素または白画素の数を
優先的に早期に設定するので、画像復元装置内のメモリ
部の容量が小さい場合には、それらの画素の数だけを元
にして、画像を再現することができる。また、それらの
画素の数の次に、黒画素同士または白画素同士の連結関
係を設定するので、画像復元装置内のメモリ部の容量が
大きい場合には、それら連結関係をも参照することによ
り、より解像度の良い画像を再現することが可能とな
る。また、ビット選択部が、変換されたパターン列を1
ビットずつ選択するので、パターン列内のビットのう
ち、重要なものと重要でないものとの取捨選択により、
圧縮度をより向上させることが可能となる。さらには、
ビット選択部が、パターン列中のビットを、需要なビッ
トからあまり重要でないビットへの降順に選択するの
で、画像復元装置内のメモリ部の大きさに応じて、重要
なビットだけを送出したり、あるいは、あまり重要でな
いビットまでをも送出したりすることができるため、画
像復元装置は、メモリ部の大きさを問わず、常に一定以
上の解像度で画像を再現することができる。
【0046】〈第4の圧縮器の説明〉次に、第4の圧縮
器について説明する。この圧縮器の構成は、第3の圧縮
器11の構成と同じである。主な相違点は、記憶部11
Eに記憶されている変換表である。変換部11Dは、こ
の第2の変換表を参照することにより、各ブロックのデ
ータ列を、4ビットからなるパターンへ変換する。各パ
ターン列における各ビットは、以下のような内容を表
す。
【0047】第1ビット: データ列の中にある黒画素
の数を表す。 黒画素の数が2未満の場合:0 黒画素の数が2以上の場合:1 第2ビット: 黒画素の数が2未満である場合、さら
に、黒画素の正確な数を表す。 黒画素の数が0個の場合:0 黒画素の数が1個の場合:1 一方、黒画素の数が2以上である場合、連結関係とし
て、斜め方向の連結があるか否かを表す。 斜め方向の連結関係が無い場合:0 斜め方向の連結関係がある場合:1
【0048】第3ビット: 黒画素が2未満である場
合、黒画素が上側の画素(画素a、b)であるか、ある
いは、下側の画素(画素c、d)であるかを表す。 上側にある場合:0 下側にある場合:1 また、黒画素が2以上で、斜め方向の連結関係が無い場
合には、水平方向の連結関係があるか、または、垂直方
向の連結関係があるかを表す。 水平方向の連結関係がある場合:0 垂直方向の連結関係がある場合:1 そして、黒画素の数が2以上で、斜め方向の連結関係が
ある場合、さらに、黒画素の正確な数を表す。 黒画素の数が2個の場合:0 黒画素の数が3個以上の場合:1
【0049】第4ビット: 黒画素の数が2未満である
場合、黒画素が左側の画素(画素a、c)であるか、あ
るいは、右側の画素(画素b、d)であるかを表す。 左側にある場合:0 右側にある場合:1 また、黒画素の数が2であり、かつ、垂直方向の連結関
係がある場合には、それらの画素が左側の画素である
か、あるいは、右側の画素であるかを表す。 左側にある場合:0 右側にある場合:1 さらに、黒画素の数が2であり、かつ、水平方向の連結
関係がある場合には、それらの画素が上側の画素である
か、あるいは、下側の画素であるかを表す。 上側にある場合:0 下側にある場合:1 そして、黒画素の数が2であり、かつ、斜め方向の連結
関係がある場合には、斜め方向の状態を表す。 \方向の場合:0 /方向の場合:1 最後に、黒画素の数が3以上である場合には、黒画素の
正確な数を表す。 黒画素の数が3個の場合:0 黒画素の数が4個の場合:1
【0050】第3の圧縮器と同様に、ビット選択部11
Fは、時刻1においては、パターン列の第1ビットのみ
を選択して伝送し、時刻2には、第2ビットのみを選択
して伝送するというように、各時刻毎に1ビットだけを
選択して伝送する。
【0051】〈具体例5の圧縮器の説明〉次に、具体例
5の圧縮器について説明する。具体例5の圧縮器の構成
も、具体例3、4と同様であり、主な相違点は、記憶部
11Eに記憶されている変換表である。変換部11D
は、この第3の変換表に基づいて、具体例3のパターン
列とは異なるパターンへ、データ列を変換する。変換さ
れたパターン列の各ビットは、以下のような内容を表
す。
【0052】第1ビット: 黒画素の数を表す。 黒画素の数が2未満である場合:0 黒画素の数が2以上である場合:1 第2ビット: 黒画素の数が2未満である場合には、黒
画素の数が0個であるか1個であるかを表す。 黒画素の数が0個の場合:0 黒画素の数が1個の場合:1 また、黒画素の数が2以上である場合には、黒画素の数
が2個であるか3個以上であるかを表す。 黒画素の数が2個である場合:0 黒画素の数が3個である場合:1
【0053】第3ビット: 黒画素の数が1である場
合、その画素の位置を表す。 上にある場合:0 下にある場合:1 また、黒画素の数が2個である場合、斜め方向の連結関
係があるか否かを表す。 斜め方向の連結関係が無い場合:0 斜め方向の連結関係がある場合:1 さらに、黒画素の数が3個である場合、白画素の位置を
表す。 上側にある場合:0 下側にある場合:1
【0054】第4ビット: 黒画素の数が1である場
合、その画素の位置を表す。 右側にある場合:0 左側にある場合:1 また、黒画素の数が2であり、かつ、斜め方向の連結関
係が無い場合、垂直方向の連結関係があるか、水平方向
の連結関係があるかを表す。 垂直方向の連結関係がある場合:0 水平方向の連結関係がある場合:1 さらに、黒画素の数が2であり、かつ、斜め方向の連結
関係がある場合、斜めの状態を表す。 \方向である場合:0 /方向である場合:1 さらに、黒画素の数が3である場合、白画素の位置を表
す。 左側にある場合:0 右側にある場合:1 なお、黒画素の数が4である場合のパターン列は、黒画
素の数が3である場合のいずれかのパターン列と一致さ
せる。このような第3の変換表に基づいて変換されたパ
ターン列は、具体例3、4の圧縮器と同様に、1ビット
ずつ伝送されることになる。
【0055】〈具体例6の圧縮器の説明〉次に、具体例
6の圧縮器について説明する。図13は、その圧縮器の
ブロック図である。この圧縮器の構成は、具体例3、
4、5の圧縮器の構成と概ね同じであり、主な特徴点
は、遅延部11Gを有すること、並びに、記憶部11E
が第4の変換表を記憶していることである。この遅延部
11Gは、解像度を改善するべく、既に圧縮した画像デ
ータに関する情報を、これから圧縮すべき画像データを
圧縮する際に帰還させる機能を有する。特に、黒画素を
1つしか含まないブロック1〜4の明度は、そのブロッ
ク自身の前に位置するブロックの明度と相関関係があ
る。従って、前に位置するブロック中に黒画素が多い場
合には、黒味を増すように次のブロックを圧縮すること
が望ましく、また、前に位置するブロック中に白画素が
多い場合には、白味を増すように圧縮することが望まし
い。第4の変換表は、このような相関関係をも考慮して
いる。
【0056】〈遅延部の動作〉遅延部11Gは、変換部
11Dから出力される第1のビットが、1である場合
(黒画素の数が2以上である場合)には、帰還値として
「1+」を設定し、一方、0である場合(黒画素の数が
2未満である場合)には、「1−」を設定する。変換部
11Dは、計数部11Bでカウントされた黒画素の数、
並びに、遅延部11Gで設定された帰還値を元に、図1
4に示すような第4の変換表を参照することにより、第
1ビットを決定する。これにより、例えば、これから圧
縮しようとするブロックBn(nは、任意の正数)がブ
ロック1(データ列「1000」)である場合に、その前の
ブロックBn−1の黒画素の状態を示す帰還値が「1
+」、即ち、黒画素の数が2以上であるときには、第1
ビットとして1を割り当て、また、ブロックBn−1の
黒画素の状態を示す帰還値が「1−」、即ち、黒画素の
数が2未満であるときには、第1ビットして0を割り当
てることになる。図15に示すような、元の画像(a)
は、第2、3の変換表により変換されたパターン列の第
1ビットだけで再現されると、図16に示すような画像
(b)となるが、この第4の変換表により変換されたパ
ターン列の第1ビットだけで再現されると、図17に示
すような画像(c)となる。
【0057】このように、遅延部が、前の位置にあるブ
ロックに存在する黒画素または白画素の数を示す信号
を、その次のブロックを変換する際に帰還することによ
り、前の位置にあるブロックの画素の状態を考慮して、
次のブロックを変換することができるので、ブロック同
士の相関関係を反映させることができ、帰還させない場
合に比べて、より良い画像を再現することが可能とな
る。特に、ブロック内に存在する黒画素または白画素の
数が1個である場合に、遅延部によって帰還された信号
を参照することにより、再現される画像の解像度に対し
ての影響が大きいブロックをより良く変換することが可
能となる。さらに、遅延部が、黒画素が存在する旨を示
す信号を帰還させることにより、次のブロックを黒味を
増すように変換させ、一方、黒画素が存在しない旨を示
す信号を帰還させることにより、次のブロックを白味を
増すように変換させるので、再現される画像の解像度に
対しての影響が大きい、黒画素が1個だけ存在するブロ
ックの変換をより向上させることが可能となる。
【0058】なお、上述の具体例3〜6では、黒画素の
数をカウントしたり、黒画素同士の連結関係を検出した
りしているが、白画素の数をカウントしたり、白画素同
士の連結関係を検出したりしても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1の画像圧縮・復元システムのブロック
図である。
【図2】具体例1の画像圧縮装置の動作フローチャート
である。
【図3】具体例1の画像復元装置の動作フローチャート
である。
【図4】具体例2の画像圧縮・復元システムのブロック
図である。
【図5】具体例2の画像圧縮装置の動作フローチャート
である。
【図6】具体例3の圧縮器のブロック図である。
【図7】ブロックの状態を示す図である。
【図8】ブロックとデータ列との対応を示す図である。
【図9】第1の変換表を示す図である。
【図10】元の画像と第1の変換表に基づき復元される
画像とを示す図である。
【図11】第2の変換表を示す図である。
【図12】第3の変換表を示す図である。
【図13】具体例6の圧縮器のブロック図である。
【図14】第4の変換表を示す図である。
【図15】元の画像を示す図である。
【図16】第2、3の変換表に基づき復元される画像を
示す図である。
【図17】第4の変換表に基づき復元される画像を示す
図である。
【符号の説明】
11a〜c 圧縮器 12 セレクタ部 13 符号器 14 メモリ部 15 メモリチェック部

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原画像データから圧縮された画像データ
    を、原画像データへ復元する画像復元装置のメモリ部の
    容量を確認するメモリチェック部を有することを特徴と
    する画像圧縮装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリチェック部が、圧縮された画
    像データの容量と、その画像データを復元する画像復元
    装置のメモリ部の容量とのうち、いずれが大きいかを判
    断することを特徴とする請求項1記載の画像圧縮装置。
  3. 【請求項3】 原画像データを異なる圧縮率で圧縮する
    圧縮器を有し、 一の圧縮率で圧縮された画像データの容量が、画像復元
    装置のメモリ部の容量よりも大きいと判断した場合に、
    前記メモリチェック部が、前記一の圧縮率よりも小さい
    圧縮率で原画像データを圧縮するよう前記圧縮器に指示
    することを特徴とする請求項2記載の画像圧縮装置。
  4. 【請求項4】 原画像データを異なる圧縮率で圧縮する
    複数の圧縮器と、 異なる圧縮率で圧縮された画像データを記憶する複数の
    記憶部とを有し、 一の記憶部に記憶されている、一の圧縮率の圧縮器で圧
    縮された画像データの容量が、画像復元装置のメモリ部
    の容量よりも大きいと判断した場合に、前記メモリチェ
    ック部が、前記一の圧縮率よりも小さい圧縮率の圧縮器
    で圧縮された画像データを記憶する記憶部に記憶されて
    いる画像データを選択することを特徴とする請求項3記
    載の画像圧縮装置。
  5. 【請求項5】 外部から原画像データを受信する入力部
    と、 異なる圧縮率により画像データを圧縮する複数の圧縮器
    と、 最も大きい圧縮率を有する圧縮器から圧縮率の最も小さ
    い圧縮率を有する圧縮器へと降順に、前記圧縮された画
    像データのうちの1つを選択するセレクタ部と、 前記選択された画像データを可逆符号化する可逆符号器
    と、 前記符号化され画像データを格納するメモリ部と、 前記メモリ部に格納された画像データの容量と、前記メ
    モリ部に格納された画像データを受信する画像復元装置
    内のメモリ部の容量とを比較し、かつ、その比較結果に
    基づいてセレクタ部へ選択信号を出力するメモリチェッ
    ク部とからなり、 前記メモリチェック部が、前記メモリ部に格納された画
    像データの容量が前記復元装置内のメモリ部の容量より
    も大きい場合には、より圧縮率の小さい圧縮器の画像デ
    ータを選択するようセレクタ部に指示することを特徴と
    する画像圧縮装置。
  6. 【請求項6】 前記圧縮器が出力する画像データを記憶
    する記憶部を圧縮器毎に有しており、 前記メモリ部に格納された画像データの容量が、前記復
    元装置内のメモリ部の容量よりも大きい場合には、前記
    メモリチェック部が、より圧縮率の小さい画像データを
    格納する記憶部の画像データを選択するようセレクタ部
    に指示することを特徴とする請求項5記載の画像圧縮装
    置。
  7. 【請求項7】 メモリチェック部が、選択信号を画像復
    元装置へ送出することを特徴とする請求項5記載の画像
    圧縮装置。
  8. 【請求項8】 画像データを、1ブロックを2画素×2
    画素からなる4ビットとして、複数のブロックへ分割す
    るブロック化部と、 ブロックの状態と伝送すべきパターン列との対応関係を
    示す変換表を記憶する記憶部と、 前記変換表に基づき、各ブロックの4ビットを1ビッ
    ト、2ビット、3ビット、4ビットのうちのいずれかか
    からパターン列へ変換することにより圧縮する変換部と
    を有することを特徴とする圧縮符号器。
  9. 【請求項9】 各ブロック内に存在する黒画素の数また
    は白画素の数を算出する計数部と、 各ブロック内の黒画素同士また白画素同士の連結関係を
    検出する検出部とを有することを特徴とする請求項8記
    載の圧縮符号器。
  10. 【請求項10】 変換されたパターン列を1ビットずつ
    選択するビット選択部を有することを特徴とする請求項
    8記載の圧縮符号器。
  11. 【請求項11】 ビット選択部が、パターン列を重要な
    ビットから降順に選択することを特徴とする請求項10
    記載の圧縮符号器。
  12. 【請求項12】 変換表が、パターン列の最重要ビット
    として、黒画素の数または白画素の数を設定させること
    を特徴とする請求項9記載の圧縮符号器。
  13. 【請求項13】 変換表が、パターン列の最重要ビット
    の次に重要なビットとして、黒画素同士の連結関係また
    は白画素同士の連結関係を設定させることを特徴とする
    請求項12記載の圧縮符号器。
  14. 【請求項14】 変換表が、パターン列の2つの最重要
    ビットとして、黒画素の数または白画素の数を設定させ
    ることを特徴とする請求項9記載の圧縮符号器。
  15. 【請求項15】 変換表が、パターン列の2つの最重要
    ビットの次に重要な2つのビットとして、黒画素同士の
    連結関係または白画素同士の連結関係を設定させること
    を特徴とする請求項14記載の圧縮符号器。
  16. 【請求項16】 あるブロックをパターン列へ変換する
    際に、その前に位置するブロック内に存在する黒画素の
    数または白画素の数を示す信号を変換部へ帰還する遅延
    部を有することを特徴とする請求項8記載の圧縮符号
    器。
  17. 【請求項17】 変換表が、あるブロック内に存在する
    黒画素の数または白画素の数が1個である場合に、遅延
    部によって帰還された信号を参照することを特徴とする
    請求項16記載の圧縮符号器。
  18. 【請求項18】 変換表が、黒画素がある旨を示す信号
    が帰還された場合には、次のブロックを黒味を増すよう
    に変換させ、また、黒画素が無い旨を示す信号が帰還さ
    れた場合には、白味を増すように変換させることを特徴
    とする請求項17記載の圧縮符号器。
  19. 【請求項19】 画像データを、1ブロックをS画素×
    T画素(S、Tは任意の正の整数)として、複数のブロ
    ックへ分割するブロック化部と、 各ブロック内に存在する黒画素の数または白画素の数を
    算出する計数部と、 各ブロック内の黒画素同士また白画素同士の連結関係を
    検出する検出部と、 ブロックの状態と伝送すべきパターン列との対応関係を
    示す変換表を記憶する記憶部と、 前記変換表に基づき、各ブロックをパターン列へ変換す
    る変換部と、 変換されたパターン列を1ビットずつ選択するビット選
    択部を有することを特徴とする圧縮符号器。
  20. 【請求項20】 外部から原画像データを受信する入力
    部と、 異なる圧縮率により画像データを圧縮する複数の圧縮器
    と、 最も大きい圧縮率を有する圧縮器から圧縮率の最も小さ
    い圧縮率を有する圧縮器へと降順に、前記圧縮された画
    像データのうちの1つを選択するセレクタ部と、 前記選択された画像データを符号化する符号器と、 前記符号化され画像データを格納するメモリ部と、 前記メモリ部に格納された画像データの容量と、前記メ
    モリ部に格納された画像データを受信する画像復元装置
    内のメモリ部の容量とを比較し、かつ、その比較結果に
    基づいてセレクタ部へ選択信号を出力するメモリチェッ
    ク部とからなり、 前記圧縮器が、画像データを、1ブロックを2画素×2
    画素として、複数のブロックへ分割するブロック化部
    と、 各ブロック内に存在する黒画素の数または白画素の数を
    算出する計数部と、 各ブロック内の黒画素同士また白画素同士の連結関係を
    検出する検出部と、 ブロックの状態と伝送すべきパターン列との対応関係を
    示す変換表を記憶する記憶部と、 前記変換表に基づき、各ブロックをパターン列へ変換す
    る変換部と、 変換されたパターン列を1ビットずつ選択するビット選
    択部とからなることを特徴とする画像圧縮装置。
  21. 【請求項21】 画像圧縮装置から圧縮された画像デー
    タと復元率に関する情報とを受信する入力部と、 その受信した画像データを格納するメモリ部と、 前記メモリ部に格納された画像データを復号化する復号
    器と、 異なる復元率により画像データを復元する複数の復元器
    と、 その受信した復元率に関する情報に基づき、復元された
    画像データを選択するセレクタ部と、 その選択された画像データを出力する出力部とからなる
    ことを特徴とする画像復元装置。
  22. 【請求項22】 パターン列と2画素×2画素からなる
    ブロックの状態との対応関係を示す変換表を記憶する記
    憶部と、 前記変換表に基づき、各パターン列を各ブロックへ変換
    する変換部とを有することを特徴とする復号器。
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