JPH09307762A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH09307762A
JPH09307762A JP11647896A JP11647896A JPH09307762A JP H09307762 A JPH09307762 A JP H09307762A JP 11647896 A JP11647896 A JP 11647896A JP 11647896 A JP11647896 A JP 11647896A JP H09307762 A JPH09307762 A JP H09307762A
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abc
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JP11647896A
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Akihiro Yoshitani
明洋 吉谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像のコントラストを補正するABC処理に
おいて補正の基準となるABC値を入力画像に応じて変
更する。 【解決手段】 ディジタル比較器8は入力画像データX
とABC値カウンタ2のカウント値Yとを比較する。A
BC値プラスカウンタ4はX>Yの状態が所定期間連続
したとき上記カウンタ2の値を1つ増やすと共にレジス
タ5から初期値CRaをロードする。ABCマイナスカ
ウンタ6はX<Yの状態が所定期間連続したとき上記カ
ウンタ2の値を1つ減じると共に初期値CRbをロード
する。 【効果】 カウンタ2のカウント値として画像データに
応じたABC値が得られ、このABC値により画像デー
タを除算器9で補正することにより、画像のコントラス
トを補正することができる。この際、カウンタの初期値
CRa、CRbを入力画像の解像度などにより適正な値
に設定することで、解像度が変化しても良好なABC処
理を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力された濃淡画像
のコントラストを補正するための画像処理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】複写機やファクシミリなど画像入力機構
を備えた装置において、入力画像が青焼き原稿であるな
どの理由で、明部(画像の下地部分)の輝度が低いため
に入力画像の輝度ダイナミックレンジが狭い場合、その
明部の輝度値をもとに輝度ダイナミックレンジを拡大す
ることによりコントラストを補正する処理を行う必要が
ある。このような処理をABC(Auto Background Cont
rol )処理と呼ぶ。従来はこの処理をアナログ回路によ
って行っていた。以下図7を用いてその機構について説
明する。
【0003】図7はアナログ処理回路の回路図である。
同図中、11はコンデンサ、12、13は抵抗を示す。
また、14はアナログ比較器15の比較結果により自動
的にオン/オフされるスイッチ、15は入力画像データ
(アナログ値)とコンデンサ11の電位差とを比較する
アナログ比較器、16はコンデンサ11の電位差をリフ
ァレンス電圧としてA/D変換を行うA/D変換器であ
る。VCCは電源電圧である。
【0004】以下この回路の動作を説明する。あらかじ
めコンデンサ11を最大まで充電しておく。この回路に
外部より入力アナログ信号としてアナログ画像データを
連続的に入力する。アナログ画像データの電圧は入力画
像中各画素の輝度に比例するものとする。入力された画
像データはアナログ比較器15においてコンデンサ11
の電位差と比較される。このとき、入力画像データ>電
位差ならばスイッチ14がオン、入力画像データ<電位
差ならばスイッチ14がオフになるようにしておく。こ
の場合、入力画像データ>電位差ならば、スイッチ14
がオンになりコンデンサ11は電源電圧VCCにより充
電される。この充電時定数は抵抗12の抵抗値R2×コ
ンデンサ11の容量C1によって決まる(スイッチ14
の抵抗はここでは無視する)。また、入力画像データ<
電位差ならば、スイッチ14がオフになりコンデンサ1
1の電荷は抵抗13を経由して放電される。この放電時
定数は抵抗13の抵抗値R3×コンデンサ11の容量C
1によって決まる。
【0005】このように、入力画像データがコンデンサ
11の電位差より大きければコンデンサ11が充電さ
れ、小さければコンデンサ11が放電されるので、コン
デンサ11の電位差は入力画像データに追従することに
なる。ここで、充電時定数を放電時定数よりかなり小さ
くしておくと、コンデンサ11の電位差は図8のように
ほぼ入力画像の明出力値(原稿の下地色)に追従する。
これを明出力追従値(ABC値)と呼ぶ。このABC値
をリファレンス電圧として、A/D変換器16で入力画
像データをディジタル値に変換することにより、入力原
稿の下地色が暗い場合でも、図9の実線で示すABC補
正出力のようなコントラストの高いディジタル画像が得
られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すような回路
を用いてABC処理を行う場合、コンデンサ11の充放
電の時定数は抵抗値とコンデンサ11の容量によって一
意的に決まってしまう。これらの時定数は入力画像デー
タのラスタ入力画素数に対してのABC値の傾きに反比
例するため、例えば入力画像のサイズが小さい(あるい
は解像度が低い)場合には、図4(b)に示すように、
入力画像に対しABC値の変化が同図(a)の通常時よ
り緩くなりすぎてしまい、結果としてABC処理の効果
があまり現れないことになる。
【0007】また、図7に示すような回路を用いてAB
C処理を行う場合、動作開始時にコンデンサは最大限に
充電されていて、入力画像の下地色が暗い場合には電荷
がこのコンデンサから放電されてコンデンサの電位差
(=A/D変換のリファレンス電圧)が徐々に下がって
いくわけであるが、例えばあらかじめ原稿の下地色が暗
いということがわかっている場合には、このコンデンサ
を最大まで充電せず、電位差を最大よりも低い値にして
おけば、図5(b)のように同図(a)の通常時より高
速にABC値を原稿の下地色に追従させることができ
る。しかし、従来の装置においては、そのコンデンサの
充電量をアナログで細かく制御することは困難であっ
た。
【0008】本発明は以上の問題点に鑑み成されたもの
で、ABC値の変化の傾きを任意に変更できると共に、
ABC値の初期値を任意に設定できるようにした画像処
理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明において
は、第1のカウント手段と、上記第1のカウント手段の
カウント値Yと入力画像データXとを比較する比較手段
と、上記比較手段の比較結果がX>YもしくはX≧Yと
なった状態をカウントし、そのカウント値が第1の所定
値となったことに応じて上記第1のカウント手段をカウ
ントアップさせる第2のカウント手段と、上記比較手段
の比較結果がX<YもしくはX≦Yとなった状態をカウ
ントし、そのカウント値が第2の所定値となったことに
応じて上記第1のカウント手段をカウントダウンさせる
第3のカウント手段とを設けている。
【0010】請求項7の発明においては、カウント手段
と、上記カウント手段のカウント値Yと入力画像データ
Xとを比較し、その比較結果が所定期間連続してX>Y
もしくはX≧Yになったことに応じて、上記カウント手
段をカウントアップさせ、上記比較結果が所定期間連続
してX<YもしくはX≦Yになったことに応じて、上記
カウント手段をカウントダウンする比較制御手段とを設
けている。
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば、入力画像データと第
1のカウント手段のカウント値との比較結果に応じて第
2、第3のカウント手段のカウントアップ/ダウンを制
御することにより、第1のカウント手段より入力画像デ
ータに応じた補正値が得られる。また、第2、第3のカ
ウント手段における上記各所定値の大きさにより、補正
値の変化の傾きが決められる。
【0012】請求項7の発明によれば、入力画像データ
とカウント手段のカウント値との比較結果に応じてカウ
ント手段のカウントアップ/ダウンを制御することによ
り、カウント手段より入力画像データに応じた補正値が
得られる。また、画像の下地色が暗いことがわかってい
る場合は、カウント手段の初期値を低く設定することに
より、入力画像データを補正値で補正したとき、コント
ラストの高い画像が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明による画像処理装置
の第1の実施の形態を示すブロック図である。図におい
て、1は図示しない外部より入力されるアナログ画像デ
ータにA/D変換を施して、入力画像の輝度ディジタル
を得るA/D変換器である。以下、ディジタル画像デー
タは8ビット(256階調)とする。2はABC値を保
持するABC値カウンタである。このカウンタ2はアッ
プダウンカウンタであり、画素クロック(1画素ごとの
入力に同期したクロック)により動作され、ABC値プ
ラスカウンタ4からのパルスによりカウンタの値を1つ
増やし、ABC値マイナスカウンタ6からのパルスによ
りカウンタの値を1つ減らすようになっている。また、
外部からのロード信号パルスにより、ABC値初期設定
レジスタ3からABC値の初期値を読み込むようになっ
ている。
【0014】3はABC値カウンタ2の初期値を設定す
るABC値初期設定レジスタであり、外部よりレジスタ
内のデータを設定することができる。通常は輝度最大値
すなわち255をセットする。4はABC値カウンタ2
の増加タイミングを決定するABC値プラスカウンタで
ある。このカウンタ4はダウンカウンタであり、画素ク
ロックにより動作され、ディジタル比較器8において行
われる入力画素のディジタル輝度値(X)とABC値カ
ウンタ2の値(Y)との比較処理の結果がX>Yなら
ば、このカウンタ4の値を1つ減らす。また、上記比較
処理において、X≦YからX>Yに変化したときに、充
電時定数設定レジスタ5から時定数値CRaをロードす
る。また、このカウンタ4の値が0になったとき、すな
わちX>Yの関係がCRa+1(=ロード)画素だけ連
続したときに、パルスを出力してABC値カウンタ2の
値を1つ増やす。
【0015】5はABC値プラスカウンタ4の初期値C
Raを設定する充電時定数設定レジスタであり、外部よ
りこのレジスタ5内のデータを設定することができる。
CRaが大きいほどABC値の増加の傾きは小さくなる
ので、CRaは従来例におけるコンデンサの充電時の時
定数に相当することになる。6はABC値カウンタ2の
減少タイミングを決定するABC値マイナスカウンタで
ある。このカウンタ6はダウンカウンタであり、画素ク
ロックにより動作され、ディジタル比較器8において行
われる入力画素のディジタル輝度値(X)とABC値カ
ウンタの値(Y)との比較処理の結果がX<Yならば、
このカウンタ6の値を1つ減らす。また、上記比較処理
において、X≧YからX<Yに変化したときに、放電時
定数設定レジスタ7から時定数値CRbをロードする。
また、このカウンタ6の値が0になったとき、すなわち
X<Yの関係がCRb+1(=ロード)画素だけ連続し
たときに、パルスを出力してABC値カウンタ2の値を
1つ減らす。
【0016】7はABC値マイナスカウンタ6の初期値
CRbを設定する放電時定数設定レジスタであり、外部
よりレジスタ内のデータを設定することができる。CR
bが大きいほどABC値の減少の傾きは小さくなるの
で、CRbは従来例におけるコンデンサの放電時の時定
数に相当することになる。8はA/D変換器1からの入
力画素ディジタル輝度値(X)と、ABC値カウンタに
保持されているABC値(Y)との値を比較するディジ
タル比較器である。この比較結果がX>YならばABC
値プラスカウンタ4が、X<YならばABC値マイナス
6がイネーブルになる。9は入力画素ディジタル輝度値
を8ビット左シフトした上で、ABC値によって除算を
行う除算器である。この計算(輝度値×256÷ABC
値)を行うことにより、原稿の下地色(ABC値)が出
力輝度最大値になるように補正され、画像のコントラス
トが改善される。
【0017】図2は、本実施の形態による処理の流れを
示すフローチャートである。以下このフローチャートを
用いて図1の各部の動作を説明する。あらかじめABC
値カウンタ2に外部よりロードパルスを入力し、ABC
値初期設定レジスタ3からカウンタにABC値初期値を
ロードする。ステップS1において、図示しない外部か
ら濃淡画像アナログデータをラスタ形式で1画素ずつ入
力する。ステップS2において、注目画素のアナログデ
ータから、A/D変換によりその画素の8ビットディジ
タル輝度データを得る。
【0018】ステップS3において、注目画素輝度値
(X)と、ABC値カウンタ2に格納されているABC
値(Y)との比較を行う。ステップS4において、ステ
ップS3での比較の結果がX>Yならば、ステップS6
に進む。そうでなければステップS5に進む。ステップ
S5において、ステップS3での比較の結果がY>Xな
らば、ステップS7に進む。そうでなければステップS
16に進む。ステップS6において、注目画素の前画素
に関するステップS3での比較の結果X>Yならば、ス
テップS8に進む。そうでなければステップS9に進
む。
【0019】ステップS7において、注目画素の前画素
に関するステップS3での比較の結果X<Yならば、ス
テップS10に進む。そうでなければステップS11に
進む。ステップS8において、ABC値プラスカウンタ
4の値を1つ減らした後、ステップS12へ進む。ステ
ップS9において、充電時定数設定レジスタ5からAB
C値プラスカウンタ4へプラスカウンタ初期値をロード
した後、ステップS16へ進む。ステップS10におい
て、ABC値マイナスカウンタ6の値を1つ減らした
後、ステップS13へ進む。ステップS11において、
放電時定数設定レジスタ7からABC値マイナスカウン
タ6へマイナスカウンタ初期値をロードした後、ステッ
プS16へ進む。
【0020】ステップS12において、ABC値プラス
カウンタ4の値が0になっていれば、ステップS14へ
進む。そうでなければステップS16へ進む。ステップ
S13において、ABC値マイナスカウンタ6の値が0
になっていれば、ステップS15へ進む。そうでなけれ
ばステップS16へ進む。ステップS14において、A
BC値プラスカウンタ4からABC値カウンタ2にパル
スを出力してABC値を1つ増やす。同時に充電時定数
設定レジスタ5からABC値プラスカウンタ4にプラス
カウンタ初期値をロードし、次にステップS16へ進
む。
【0021】ステップS15において、ABC値マイナ
スカウンタ6からABC値カウンタ2にパルスを出力し
てABC値を1つ減らす。同時に放電時定数設定レジス
タ7からABC値マイナスカウンタ6にマイナスカウン
タ初期値をロードし、次にステップS16へ進む。ステ
ップS16において、除算器9を用いて注目画素ディジ
タル値×256÷ABC値の計算を行い、その計算結果
を注目画素のABC補正輝度値として図示しない外部へ
出力する。次にステップS17へ進む。ステップS17
において、注目画素を次の画素に移した後、ステップS
1へ戻る。尚、ステップS6、7、9、11はABC処
理に必ずしも必要な工程ではないが、下地色輝度が細か
く変動する場合にABC値がそれに追従して変化するの
を防ぐという効果がある。
【0022】次に第2の実施の形態について説明する。
上述した第1の実施の形態において、外部出力として多
値データでなく2値データで十分な場合(モノクロディ
ジタルコピー装置など)は、コントラスト伸張のための
除算器9を装備してコントラスト伸張の演算処理を行う
必要はなく、代りに図3に示すようにディジタル比較器
10とシフタ11とを装備する。このディジタル比較器
10を用いてABC値カウンタ2の値をシフタ11で1
ビット右シフトした値(ABC値÷2)を閾値として、
A/D変換済の入力画像データの2値化処理を行えば、
原稿の下地色が暗い場合でも図6に示すように有意な2
値化処理を行うことができる。
【0023】以上説明したように第1、第2の実施の形
態は、外部よりラスタ走査形式で送られてくる多値画像
のコントラスト補正処理を行う画像処理装置であって、
画像の明出力追従値(ABC値)を保持するアップダウ
ンカウンタ2と、入力画像中の注目画素の輝度(X)と
明出力追従値(Y)を比較する比較器と、以下の条件を
満たす2つのカウンタ4、6およびレジスタ5、2と、
上記注目画素のディジタル輝度値と上記明出力追従値と
から注目画素輝度補正値を計算するための除算器9とを
備えている。
【0024】そしてカウンタ4、6、レジスタ5、7の
条件が下記のように定められている。 条件1:レジスタ5、7はカウンタ4、6の初期値を設
定するものであり、かつその値は外部から任意に設定す
ることができる。 条件2:前記比較の結果、X>Yならばカウンタ4、X
<Yならばカウンタ6においてカウント動作を行う。
【0025】条件3:カウンタ4が所定の値になったと
きにパルスを出力し上記アップダウンカウンタ2の値
(=明出力追従値)を減少させ、同時にレジスタ5から
初期値をカウンタ4にロードする。 条件4:カウンタ6が所定の値になったときにパルスを
出力し上記アップダウンカウンタ2の値(=明出力追従
値)を増加させ、同時にレジスタ7から初期値をカウン
タ6にロードする。
【0026】条件5:注目画素の前に入力された画素の
輝度(X0)とその入力時点での明出力追従値(Y0)
との比較も考慮して、X0<Y0かつX>Y(またはX
0≦Y0かつX>Y)が成立したときレジスタ5から初
期値をカウンタ4にロードする。 条件6:同様にX0>Y0かつX<Y(またはX0≧Y
0かつX<Y)が成立したときにレジスタ7から初期値
をカウンタ6にロードする。
【0027】上記のように、ABC値をディジタルデー
タとして保持し、入力画像データをディジタル化するか
ABC値をアナログ化するかした上で入力画像データと
ABC値とを比較し、入力画像輝度>ABC値という関
係がある程度の画素数(CRa個とする)以上続けばA
BC値を増やし、逆に入力画像輝度<ABC値という関
係がある程度の画素数(CRb個とする)以上続けばA
BC値を減らすようなディジタル回路を構成している。
CRa、CRbの値が大きければABC値の変化の傾き
は小さくなるため、これらの値はそれぞれ前記従来例に
おけるコンデンサ充電時の時定数、および放電時の時定
数に相当すると考えられる。
【0028】このような回路を構成し、CRa、CRb
の値を外部より変更可能にしておくことで、ABC処理
の効き具合を調節することができる。例えば、CRa、
CRbの値を大きくすれば、ABC値はほとんど変化し
ないため、ABC処理の効果は薄くなる。例えば入力画
像の解像度が低くても、充電時時定数と放電時時定数を
解像度に合わせて小さく設定してやることで、図4
(c)のように解像度の高い画像を入力した場合と同様
の効果を得ることができる。
【0029】また、アップダウンカウンタ2は以下の条
件を満たす。 条件7:アップダウンカウンタの初期値は上記レジスタ
に格納される。 条件8:上記比較の結果、X>Yの関係がある程度以上
続けばアップダウンカウンタをカウントアップする。 条件9:上記比較の結果、X<Yの関係がある程度以上
続けばアップダウンカウンタをカウントダウンする。
【0030】上記構成によって、下地色が暗いことがわ
かっている場合に、図5(b)に示すように、上記レジ
スタ3によりアップダウンカウンタ2に低い初期値を与
えることによって、ABC値を原稿の下地色に高速に精
度よく追従させることができる。
【0031】即ち、前述の処理において、ABC値をデ
ィジタルデータとしてアップダウンカウンタに保持し、
入力画像データをディジタル化するかABC値をアナロ
グ化するかした上で入力画像データとABC値とを比較
し、入力画像輝度>ABC値という関係が続けばABC
値を増やし、逆に入力画像輝度<ABC値という関係が
ある程度続けばABC値を減らすようなディジタル回路
を構成する。また、ABC値の初期値を格納するレジス
タを設け、原稿読み取り開始時に上記アップダウンカウ
ンタにそのレジスタから初期値をロードするようにして
おく。
【0032】このような回路を構成し、ABC値初期設
定レジスタの値を変更可能にしておくことで、ABC処
理の初期値を調節することができる。即ち、画像階調数
が256の場合、通常原稿ではABC初期値を輝度最大
の255にセットし、原稿の下地色が暗いことがあらか
じめわかっている場合には、ABC初期値をこれより低
めにセットしておけばよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、入力画像の変化などに応じて自由にABC処理
の効き具合を調節することができる。
【0034】請求項7の発明によれば、原稿の下地色が
暗いことがわかっている場合に、容易に細かくABC値
を高速に制御することができ、従来より効果的なABC
処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明による処理動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図4】従来例と本発明によるABC処理の効果を示す
特性図である。
【図5】ABC初期値の設定を変更できるようにするこ
とにより、ABC値がより早く原稿下地色に追従できる
ことを示す特性図である。
【図6】第2の実施の形態と従来の効果とを示す特性図
である。
【図7】従来の画像処理装置を示す回路図である。
【図8】入力画像輝度とABC値の変化を示す特性図で
ある。
【図9】ABC処理によりコントラストを補正された出
力輝度を示す特性図である。
【符号の説明】
2 ABC値カウンタ 3 ABC値初期設定レジスタ 4 ABC値プラスカウンタ 6 ABC値マイナスカウンタ 8 ディジタル比較器 9 除算器 10 ディジタル比較器 11 シフタ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のカウント手段と、 上記第1のカウント手段のカウント値Yと入力画像デー
    タXとを比較する比較手段と、 上記比較手段の比較結果がX>YもしくはX≧Yとなっ
    た状態をカウントし、そのカウント値が第1の所定値と
    なったことに応じて上記第1のカウント手段をカウント
    アップさせる第2のカウント手段と、 上記比較手段の比較結果がX<YもしくはX≦Yとなっ
    た状態をカウントし、そのカウント値が第2の所定値と
    なったことに応じて上記第1のカウント手段をカウント
    ダウンさせる第3のカウント手段とを備えた画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 上記第2のカウント手段は、カウント値
    が上記第1の所定値となったことに応じて、その初期値
    がロードされるようにした請求項1記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 上記第3のカウント手段は、カウント値
    が上記第2の所定値となったことに応じて、その初期値
    がロードされるようにした請求項1もしくは2記載の画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 上記第1のカウント手段の現時点のカウ
    ント値Y0とその1つ前の入力画像データX0とが(X
    0<Y0)かつ(X≧Y)または(X0≦Y0)かつ
    (X>Y)の関係になったことに応じて上記第2のカウ
    ント手段に初期値をロードするようにした請求項1記載
    の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 上記第1のカウント手段の現時点のカウ
    ント値Y0とその1つ前の入力画像データX0とが(X
    0>Y0)かつ(X≦Y)または(X0≧Y0)かつ
    (X<Y)の関係になったことに応じて上記第3のカウ
    ント手段に初期値をロードするようにした請求項1もし
    くは4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 上記入力画像データを上記第1のカウン
    ト手段のカウント値を用いて補正する補正手段を設けた
    請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 カウント手段と、 上記カウント手段のカウント値Yと入力画像データXと
    を比較し、その比較結果が所定期間連続してX>Yもし
    くはX≧Yになったことに応じて、上記カウント手段を
    カウントアップさせ、上記比較結果が所定期間連続して
    X<YもしくはX≦Yになったことに応じて、上記カウ
    ント手段をカウントダウンする比較制御手段とを備えた
    画像処理装置。
  8. 【請求項8】 上記カウント手段の初期値を設定する設
    定手段を設けたことを特徴とする請求項7記載の画像処
    理装置。
  9. 【請求項9】 上記入力画像データを上記カウント手段
    のカウント値に基づいて所定の演算を行うことにより補
    正する補正手段を設けた請求項7もしくは8記載の画像
    処理装置。
  10. 【請求項10】 上記入力画像データを上記カウント手
    段のカウント値に基づいて所定の演算を行うことにより
    閾値を得、この閾値を用いて上記入力画像データの2値
    化処理を行う補正手段を設けたことを特徴とする請求項
    7乃至9の何れか1項に記載の画像処理装置。
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JP (1) JPH09307762A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0895409A3 (en) * 1997-07-31 2000-02-23 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus
US6273556B1 (en) 1997-08-26 2001-08-14 Canon Kabushiki Kaisha Liquid discharge head having movable member with corrosion-resistant coating and method of manufacture therefor
JP2010161755A (ja) * 2008-06-25 2010-07-22 Canon Inc 画像処理装置及びその方法、並びに、コンピュータプログラムおよび記憶媒体

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