JPH09307782A - 高周波水平偏向・高圧回路 - Google Patents
高周波水平偏向・高圧回路Info
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- JPH09307782A JPH09307782A JP8117609A JP11760996A JPH09307782A JP H09307782 A JPH09307782 A JP H09307782A JP 8117609 A JP8117609 A JP 8117609A JP 11760996 A JP11760996 A JP 11760996A JP H09307782 A JPH09307782 A JP H09307782A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 偏向回路において、偏向コイルインダクタン
ス低下による偏向回路損失の増大および偏向コイルの巻
数低下による特性劣化を防止する高周波水平偏向・高圧
回路を提供する。 【解決手段】 偏向トランス64とスイッチングトラン
ジスター62となる水平偏向回路にFET68の同期ス
イッチングによる共振回路を形成し、偏向ヨーク65に
印加される電圧が最大となるように接続し、かつ高圧発
生回路を偏向トランス64と低結合度の高圧トランスの
1次巻線87を形成し、FET86によるスイッチング
共振電圧を変化させることにより高圧制御し、回路損失
低減が実現できると共に偏向ヨークの巻数低下による特
性劣化を防止でき、かつ、高圧制御が広範囲に実施で
き、技術的にも経済的にも大きな効果が得られる。
ス低下による偏向回路損失の増大および偏向コイルの巻
数低下による特性劣化を防止する高周波水平偏向・高圧
回路を提供する。 【解決手段】 偏向トランス64とスイッチングトラン
ジスター62となる水平偏向回路にFET68の同期ス
イッチングによる共振回路を形成し、偏向ヨーク65に
印加される電圧が最大となるように接続し、かつ高圧発
生回路を偏向トランス64と低結合度の高圧トランスの
1次巻線87を形成し、FET86によるスイッチング
共振電圧を変化させることにより高圧制御し、回路損失
低減が実現できると共に偏向ヨークの巻数低下による特
性劣化を防止でき、かつ、高圧制御が広範囲に実施で
き、技術的にも経済的にも大きな効果が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波ディスプレ
イモニター、テレビジョン受像機等に用いる高周波水平
偏向・高圧回路に関するものである。
イモニター、テレビジョン受像機等に用いる高周波水平
偏向・高圧回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ハイビジョンテレビを始めとす
る、高精細度化およびコンピューター用モニター、ディ
スプレイ等の高周波化が進んでいる。そのような状況
下、高周波化、高精細度化に伴う技術課題、特に損失に
伴う発熱が問題になってきている。
る、高精細度化およびコンピューター用モニター、ディ
スプレイ等の高周波化が進んでいる。そのような状況
下、高周波化、高精細度化に伴う技術課題、特に損失に
伴う発熱が問題になってきている。
【0003】以下従来の偏向回路の構成について図7お
よび図8を参照しながら説明する。図7は、従来の偏向
回路図である。ここで1は水平スイッチングトランジス
ター、2はダンパーダイオード、3は共振コンデンサ
ー、4は偏向ヨーク、5は偏向トランス、6はS字コン
デンサー、7は電源である。
よび図8を参照しながら説明する。図7は、従来の偏向
回路図である。ここで1は水平スイッチングトランジス
ター、2はダンパーダイオード、3は共振コンデンサ
ー、4は偏向ヨーク、5は偏向トランス、6はS字コン
デンサー、7は電源である。
【0004】以上の様に構成された偏向回路における高
周波化の問題点を考える。この回路は従来より、解析が
なされており、これを参考に進める。
周波化の問題点を考える。この回路は従来より、解析が
なされており、これを参考に進める。
【0005】水平スイッチングトランジスター1がON
すると、偏向ヨーク4に偏向電流が流れ、水平スイッチ
ングトランジスター1がOFFすると、回路の合成イン
ダクタンスと共振コンデンサー3による共振電圧、通常
フライバックパルスと呼ばれる高電圧(約1000〜1
200V)パルスが発生し、この帰線期間が終了する
と、ダンパーダイオード2がONして負の偏向電流を形
成する。このくり返しにより水平偏向動作がなされてい
る。
すると、偏向ヨーク4に偏向電流が流れ、水平スイッチ
ングトランジスター1がOFFすると、回路の合成イン
ダクタンスと共振コンデンサー3による共振電圧、通常
フライバックパルスと呼ばれる高電圧(約1000〜1
200V)パルスが発生し、この帰線期間が終了する
と、ダンパーダイオード2がONして負の偏向電流を形
成する。このくり返しにより水平偏向動作がなされてい
る。
【0006】図7において、走査周波数FHで水平偏向
動作を行う場合、所定のラスター振幅Wを得るために
は、(数1)で表わされる。ここで(数2)はコンスタ
ントで、K1は定数、EHTはブラウン管の高電圧値であ
る。IDYPP(偏向電流)は(数3)で示される。
動作を行う場合、所定のラスター振幅Wを得るために
は、(数1)で表わされる。ここで(数2)はコンスタ
ントで、K1は定数、EHTはブラウン管の高電圧値であ
る。IDYPP(偏向電流)は(数3)で示される。
【0007】
【数1】
【0008】
【数2】
【0009】図8は従来の偏向回路の偏向動作波形図
で、(数4)、(数5)、(数6)なる関係を持つTS
とTHとTFの関係を示す。ここで、Bは電源電圧、LDY
は偏向ヨークインダクタンス、TSは走査時間、THは水
平周期、TFは帰線期間、K2は定数である。
で、(数4)、(数5)、(数6)なる関係を持つTS
とTHとTFの関係を示す。ここで、Bは電源電圧、LDY
は偏向ヨークインダクタンス、TSは走査時間、THは水
平周期、TFは帰線期間、K2は定数である。
【0010】
【数3】
【0011】
【数4】
【0012】
【数5】
【0013】
【数6】
【0014】この様な動作時水平スイッチングトランジ
スター1のTF期間に発生するコレクター電圧(以後、
VCPという)は(数7)で表わされる。
スター1のTF期間に発生するコレクター電圧(以後、
VCPという)は(数7)で表わされる。
【0015】
【数7】
【0016】以上の関係により、偏向インダクタンス
(以後、LDYという)とFHとの関係は(数8)に示す
ように周波数の2乗に反比例する。ここで、K3は定数
である。
(以後、LDYという)とFHとの関係は(数8)に示す
ように周波数の2乗に反比例する。ここで、K3は定数
である。
【0017】
【数8】
【0018】一方、VCPとFHとの関係は、(数9)と
なり、FHと無関係となる。
なり、FHと無関係となる。
【0019】
【数9】
【0020】以上より水平スイッチングトランジスター
1の耐圧としてVCPを一定とすると、動作周波数比の2
乗に反比例して、偏向ヨークのインダクタンスが低下せ
ざるを得ない。
1の耐圧としてVCPを一定とすると、動作周波数比の2
乗に反比例して、偏向ヨークのインダクタンスが低下せ
ざるを得ない。
【0021】次に、偏向回路の電力について述べる。図
7の従来の偏向回路においては、損失は、走査期間と帰
線期間とに分け、偏向ヨーク4と水平スイッチングトラ
ンジスター1の損失については(数10)、(数1
1)、(数12)、(数13)で表わされる。ここで、
PSは走査期間損失、PFは帰線期間損失、PDYは偏向コ
イル損失、PTRSはトランジスター損失、RDYは偏向ヨ
ーク抵抗、IDYは偏向電流、RSはトランジスター内部
抵抗、IPPはトランジスターコレクター電流、εは指
数、Qは共振のQである。
7の従来の偏向回路においては、損失は、走査期間と帰
線期間とに分け、偏向ヨーク4と水平スイッチングトラ
ンジスター1の損失については(数10)、(数1
1)、(数12)、(数13)で表わされる。ここで、
PSは走査期間損失、PFは帰線期間損失、PDYは偏向コ
イル損失、PTRSはトランジスター損失、RDYは偏向ヨ
ーク抵抗、IDYは偏向電流、RSはトランジスター内部
抵抗、IPPはトランジスターコレクター電流、εは指
数、Qは共振のQである。
【0022】
【数10】
【0023】
【数11】
【0024】
【数12】
【0025】
【数13】
【0026】この様に周波数が高くなると、水平スイッ
チングトランジスター1の走査期間の損失と帰線期間の
損失が増大することがわかる。
チングトランジスター1の走査期間の損失と帰線期間の
損失が増大することがわかる。
【0027】これより、損失を小さくするには、水平ス
イッチングトランジスター1の電流を低減する手段、つ
まり電源電圧を上げ、従来の偏向ヨークのインダクタン
スより2〜3倍高い値のインダクタンスの偏向ヨークで
動作することが有効である。
イッチングトランジスター1の電流を低減する手段、つ
まり電源電圧を上げ、従来の偏向ヨークのインダクタン
スより2〜3倍高い値のインダクタンスの偏向ヨークで
動作することが有効である。
【0028】また、水平偏向回路における、重要な動作
の中で振幅調整および、糸巻補正(サイドピン補正)動
作について述べる。振幅およびサイドピン補正動作は
(数1)においてIDYPPを変化させることにより得られ
る。IDYPPを変化させる手段として、(数3)より、電
源電圧BおよびLDYを可変させることが、従来より用い
られている。図10に電源電圧を可変する回路例を示
す。本方式では、+B3なる電源より、所定の振幅、サ
イドピン補正を実現するため、制御用トランジスター1
53を介して電圧降下を発生させて動作する。このた
め、制御用トランジスター153において損失が発生す
る。また偏向用電圧+B1は、図10に示す様に、波高
値が一定でないため、偏向回路より高圧出力を得る場
合、一定な高圧値が得られない。そこでVCPの波高値を
一定にするため、一般的に使用されている、ダイオード
モジュレーターといわれる回路方式を図11に示す。図
11において、偏向ヨーク154と共振コンデンサ15
5よりなる第1の共振回路と、モジュレーター用インダ
クタンス156と共振コンデンサ157による第2の共
振回路および偏向トランス(FBT)の1次インダクタ
ンスと、FBTの持つ分布容量Cからなる第3の共振回
路159となり、各共振回路の共振周波数を同一とした
場合、偏向ヨーク154に印加される電圧は、偏向ヨー
ク154のインダクタンスとモジュレーターインダクタ
ンスの比に電源電圧が分担される。制御用トランジスタ
ー158により、電源電圧の分担比を変化させることに
より、振幅およびサイドピン補正を実現している。この
動作において、VCPは一定となるため、高圧出力電源は
原理上一定となる。この結果、高圧出力電圧は、振幅調
整、サイドピン補正の影響を受けず一定出力となる。し
かしながら、本方式においても、制御用トランジスター
158は損失を生じる。また偏向ヨーク154のインダ
クタンスはモジュレーター用インダクタンス156の存
在の為、大きく設定できない。また、偏向トランス(F
BT)が持つ分布容量Cの為、共振周波数の制限を受
け、1次インダクタンスを高く設定できず、結果的にス
イッチングトランジスターの電流を増大させる結果とな
り、損失増大につながる欠点を有する。またモジュレー
タコイル156と、共振コンデンサー157、制御用ト
ランジスター158等の大電流用素子を必要とし経済的
にも不利となる。調整に必要な変化量をK3とすると、
の中で振幅調整および、糸巻補正(サイドピン補正)動
作について述べる。振幅およびサイドピン補正動作は
(数1)においてIDYPPを変化させることにより得られ
る。IDYPPを変化させる手段として、(数3)より、電
源電圧BおよびLDYを可変させることが、従来より用い
られている。図10に電源電圧を可変する回路例を示
す。本方式では、+B3なる電源より、所定の振幅、サ
イドピン補正を実現するため、制御用トランジスター1
53を介して電圧降下を発生させて動作する。このた
め、制御用トランジスター153において損失が発生す
る。また偏向用電圧+B1は、図10に示す様に、波高
値が一定でないため、偏向回路より高圧出力を得る場
合、一定な高圧値が得られない。そこでVCPの波高値を
一定にするため、一般的に使用されている、ダイオード
モジュレーターといわれる回路方式を図11に示す。図
11において、偏向ヨーク154と共振コンデンサ15
5よりなる第1の共振回路と、モジュレーター用インダ
クタンス156と共振コンデンサ157による第2の共
振回路および偏向トランス(FBT)の1次インダクタ
ンスと、FBTの持つ分布容量Cからなる第3の共振回
路159となり、各共振回路の共振周波数を同一とした
場合、偏向ヨーク154に印加される電圧は、偏向ヨー
ク154のインダクタンスとモジュレーターインダクタ
ンスの比に電源電圧が分担される。制御用トランジスタ
ー158により、電源電圧の分担比を変化させることに
より、振幅およびサイドピン補正を実現している。この
動作において、VCPは一定となるため、高圧出力電源は
原理上一定となる。この結果、高圧出力電圧は、振幅調
整、サイドピン補正の影響を受けず一定出力となる。し
かしながら、本方式においても、制御用トランジスター
158は損失を生じる。また偏向ヨーク154のインダ
クタンスはモジュレーター用インダクタンス156の存
在の為、大きく設定できない。また、偏向トランス(F
BT)が持つ分布容量Cの為、共振周波数の制限を受
け、1次インダクタンスを高く設定できず、結果的にス
イッチングトランジスターの電流を増大させる結果とな
り、損失増大につながる欠点を有する。またモジュレー
タコイル156と、共振コンデンサー157、制御用ト
ランジスター158等の大電流用素子を必要とし経済的
にも不利となる。調整に必要な変化量をK3とすると、
【0029】
【数14】
【0030】で示される。偏向ヨークインダクタンスに
設定され、インダクタンスを低く設定する必要がある。
設定され、インダクタンスを低く設定する必要がある。
【0031】また、偏向ヨークのL値が低下すること
は、前に述べたがこの場合偏向ヨークのL値は(数1
5)の関係がありnを小さくすることを意味する。ここ
で、nは巻数、lは磁路長、Sは断面積、μは比透過率
である。
は、前に述べたがこの場合偏向ヨークのL値は(数1
5)の関係がありnを小さくすることを意味する。ここ
で、nは巻数、lは磁路長、Sは断面積、μは比透過率
である。
【0032】
【数15】
【0033】偏向ヨークの機能は、巻回されたnターン
の巻線に電流を流し偏向走査、およびCRTの発光面の
RGBの色ずれ(いわゆる、コンバーゼンス特性)を防
止するとともに歪みの少ない画面を構成するものであ
る。しかし偏向ヨークの設計において、巻数が小さくな
ると最適磁界分布を設定するのが困難な面がでてきてい
る。
の巻線に電流を流し偏向走査、およびCRTの発光面の
RGBの色ずれ(いわゆる、コンバーゼンス特性)を防
止するとともに歪みの少ない画面を構成するものであ
る。しかし偏向ヨークの設計において、巻数が小さくな
ると最適磁界分布を設定するのが困難な面がでてきてい
る。
【0034】従来の高周波用の偏向装置の場合、高圧回
路は偏向回路への影響をさけて別回路で構成されている
場合が多い。
路は偏向回路への影響をさけて別回路で構成されている
場合が多い。
【0035】その理由として高周波用の偏向装置は、動
作周波数が信号に自動追従するマルチスキャン方式や、
振幅調整がユーザーサイドで調整できる装置等、偏向動
作が常に一定でなく、その結果安定した高圧を偏向パル
スから得られないことに起因する。図9は従来の高周波
ディスプレイの偏向・高圧構成図で、図9において、8
は偏向回路、9は高圧回路であり動作はそれぞれ単独で
行われ、高圧回路9には、高圧を検出して高圧回路の制
御を行い高圧を安定させる機能が設けられている。
作周波数が信号に自動追従するマルチスキャン方式や、
振幅調整がユーザーサイドで調整できる装置等、偏向動
作が常に一定でなく、その結果安定した高圧を偏向パル
スから得られないことに起因する。図9は従来の高周波
ディスプレイの偏向・高圧構成図で、図9において、8
は偏向回路、9は高圧回路であり動作はそれぞれ単独で
行われ、高圧回路9には、高圧を検出して高圧回路の制
御を行い高圧を安定させる機能が設けられている。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の高
周波用の偏向装置は、より経済的にかつエネルギー資源
の有効活用という点において、改善すべき点がある。そ
の第1は、偏向回路の電力損失、第2に振幅調整サイド
ピン補正に伴う電力損失、第3に高圧発生回路の電力損
失、高圧制御動作の簡略化、第4に偏向ヨークの特性劣
化と生産性である。
周波用の偏向装置は、より経済的にかつエネルギー資源
の有効活用という点において、改善すべき点がある。そ
の第1は、偏向回路の電力損失、第2に振幅調整サイド
ピン補正に伴う電力損失、第3に高圧発生回路の電力損
失、高圧制御動作の簡略化、第4に偏向ヨークの特性劣
化と生産性である。
【0037】この4点の課題について述べる。第1に高
周波用の偏向装置は、従来よりスイッチング素子1個で
構成されており、その耐圧に限界があり現在1500〜
1700V程度の耐圧となっている。従来の動作例で説
明した如く、高周波動作は偏向ヨークのインダクタンス
が低下せざるを得ない。その結果、スイッチング素子の
電流が増加し、損失が増大する。
周波用の偏向装置は、従来よりスイッチング素子1個で
構成されており、その耐圧に限界があり現在1500〜
1700V程度の耐圧となっている。従来の動作例で説
明した如く、高周波動作は偏向ヨークのインダクタンス
が低下せざるを得ない。その結果、スイッチング素子の
電流が増加し、損失が増大する。
【0038】第2に偏向回路の重要な回路動作に、振幅
調整、サイドピン補正動作があるが、従来の電源変調方
式およびダイオードモジュレーター方式も電力損失を生
じる結果となっている。
調整、サイドピン補正動作があるが、従来の電源変調方
式およびダイオードモジュレーター方式も電力損失を生
じる結果となっている。
【0039】第3に高圧回路を別に設けることは、特性
上非常に有利ではあるが、偏向回路の基本動作と同様に
スイッチング素子の損失の増大を招き、装置として消費
電力が増大するという問題点を有していた。
上非常に有利ではあるが、偏向回路の基本動作と同様に
スイッチング素子の損失の増大を招き、装置として消費
電力が増大するという問題点を有していた。
【0040】第4に偏向ヨークのインダクタンスの低下
は偏向ヨークの巻線数で決定されるため最適設計の磁界
分布が、巻線数が小さくなると、設定が難しく設計自由
度の低下を招く。また巻線数を小さくする結果、巻線積
を示す定数L/Rを満たすため、線径を大きく設定する
ことになり巻線性や、高周波抵抗の劣化を招く結果とな
る。
は偏向ヨークの巻線数で決定されるため最適設計の磁界
分布が、巻線数が小さくなると、設定が難しく設計自由
度の低下を招く。また巻線数を小さくする結果、巻線積
を示す定数L/Rを満たすため、線径を大きく設定する
ことになり巻線性や、高周波抵抗の劣化を招く結果とな
る。
【0041】本発明の高周波水平偏向・高圧回路は従来
の課題を解決するもので、高周波用の偏向装置の電力損
失を低減する手段、いいかえれば、偏向ヨークのインダ
クタンスを水平スイッチングトランジスターのコレクタ
ー電圧の制限を越えて設定し得る駆動方法および、振幅
調整およびサイドピン補正を低損失で動作せしめ、偏向
パルスを昇圧する高圧発生方式を採用し、実用に具する
高周波水平偏向・高圧回路を提供することを目的として
いる。
の課題を解決するもので、高周波用の偏向装置の電力損
失を低減する手段、いいかえれば、偏向ヨークのインダ
クタンスを水平スイッチングトランジスターのコレクタ
ー電圧の制限を越えて設定し得る駆動方法および、振幅
調整およびサイドピン補正を低損失で動作せしめ、偏向
パルスを昇圧する高圧発生方式を採用し、実用に具する
高周波水平偏向・高圧回路を提供することを目的として
いる。
【0042】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の高周波水平偏向・高圧回路は、インダクタン
スの高い偏向ヨークを駆動して電力損失を低減するた
め、トランジスターのV CP以上の電圧を偏向ヨークに印
加する必要がある。その手段として共振回路を形成し、
この電圧を偏向ヨークに逆位相、つまり+パルスと−パ
ルスとして印加し等価的な印加電圧を高く設定すること
と、偏向トランスの巻線電圧によりおくれ時間をもって
高速スイッチング素子を同期スイッチングさせ、−パル
スを発生させる構成を持つ。−パルスを発生する回路
へ、サイドピン補正振幅調整に対応した電圧を供給する
ことによりその動作を実現できる構成を持つ。また高圧
の安定化については+パルスの昇圧整流を実施するた
め、サイドピン補正、振幅調整が高圧出力電圧に与える
影響が小さく、高圧の安定化を目的とした制御動作を実
施するにあたり、制御量を小さく設定できる結果広範囲
な負荷電流に対する高圧安定化動作が実現できる構成を
有している。
に本発明の高周波水平偏向・高圧回路は、インダクタン
スの高い偏向ヨークを駆動して電力損失を低減するた
め、トランジスターのV CP以上の電圧を偏向ヨークに印
加する必要がある。その手段として共振回路を形成し、
この電圧を偏向ヨークに逆位相、つまり+パルスと−パ
ルスとして印加し等価的な印加電圧を高く設定すること
と、偏向トランスの巻線電圧によりおくれ時間をもって
高速スイッチング素子を同期スイッチングさせ、−パル
スを発生させる構成を持つ。−パルスを発生する回路
へ、サイドピン補正振幅調整に対応した電圧を供給する
ことによりその動作を実現できる構成を持つ。また高圧
の安定化については+パルスの昇圧整流を実施するた
め、サイドピン補正、振幅調整が高圧出力電圧に与える
影響が小さく、高圧の安定化を目的とした制御動作を実
施するにあたり、制御量を小さく設定できる結果広範囲
な負荷電流に対する高圧安定化動作が実現できる構成を
有している。
【0043】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、偏向トランスと第1のスイッチング素子と第1の共
振コンデンサーとからなる偏向回路と、第2のスイッチ
ング素子と第2の共振コンデンサーとからなる共振回路
とを有し、前記偏向回路の第1の出力波形と前記共振回
路の第2の出力波形が接地点を中心に逆位相になるよう
に接続するとともに、第2のスイッチング素子のスイッ
チングを前記偏向トランスの巻線の電圧により行い第1
のスイッチング素子との同期スイッチング動作を行うよ
うにしたもので、偏向ヨークには第1のスイッチング素
子によって形成される第1の共振電圧と、第2のスイッ
チング素子によって形成される第2の共振電圧が逆位相
で付加されるように接続することにより、偏向ヨークに
は(第1の共振電圧+第2の共振電圧)が印加されるこ
とにより、インダクタンスが高く設定できる。その結
果、偏向電流の低域が実現でき、スイッチング素子の損
失を低減できる。またインダクタンス値を高く設定でき
た結果、偏向ヨークの巻数nを高く設定でき、磁界の最
適設計の自由度、および、生産性を著しく向上できるも
のである。
は、偏向トランスと第1のスイッチング素子と第1の共
振コンデンサーとからなる偏向回路と、第2のスイッチ
ング素子と第2の共振コンデンサーとからなる共振回路
とを有し、前記偏向回路の第1の出力波形と前記共振回
路の第2の出力波形が接地点を中心に逆位相になるよう
に接続するとともに、第2のスイッチング素子のスイッ
チングを前記偏向トランスの巻線の電圧により行い第1
のスイッチング素子との同期スイッチング動作を行うよ
うにしたもので、偏向ヨークには第1のスイッチング素
子によって形成される第1の共振電圧と、第2のスイッ
チング素子によって形成される第2の共振電圧が逆位相
で付加されるように接続することにより、偏向ヨークに
は(第1の共振電圧+第2の共振電圧)が印加されるこ
とにより、インダクタンスが高く設定できる。その結
果、偏向電流の低域が実現でき、スイッチング素子の損
失を低減できる。またインダクタンス値を高く設定でき
た結果、偏向ヨークの巻数nを高く設定でき、磁界の最
適設計の自由度、および、生産性を著しく向上できるも
のである。
【0044】また、第2の共振回路に発生する−パルス
の波高値を制御することで偏向ヨークに印加される電圧
(第1の共振電圧+第2の共振電圧)を所定の振幅およ
びサイドピン補正ができる様に、構成するものである。
の波高値を制御することで偏向ヨークに印加される電圧
(第1の共振電圧+第2の共振電圧)を所定の振幅およ
びサイドピン補正ができる様に、構成するものである。
【0045】請求項2は、偏向回路と高圧回路を一体化
した場合、広範囲な高圧制御を可能にするトランスの構
造と制御手段を提供するものである。
した場合、広範囲な高圧制御を可能にするトランスの構
造と制御手段を提供するものである。
【0046】請求項3、4、5は請求項1、2、6を実
現するための電源電圧の制御手段に関するものである。
現するための電源電圧の制御手段に関するものである。
【0047】請求項6は請求項1〜2を実用的に構成す
る一方法を提供するものである。 (実施の形態1)図1は本発明の一実施の形態による高
周波水平偏向高圧回路図を示す。図1の偏向回路部のス
イッチングトランジスター10のエミッターは接地され
コレクターに偏向トランス13を介して、接地された電
源41よりエネルギーが供給される。またスイッチング
トランジスター10のコレクターにはダンパーダイオー
ド11および第1の共振コンデンサー12が接続され、
それぞれ他端は接地されている。偏向ヨーク16の一端
は、スイッチングトランジスター10のコレクターに接
続され、他端はS字コンデンサー22を介して、電界効
果型トランジスター(以後FETという)21のソース
に接続されドレインは接地されている。FET21のド
レイン・ソース間には、第2の共振コンデンサー17が
接続されている。またドレイン・ソース間には、チョー
クコイル57と平滑コンデンサー56が直列に接続さ
れ、平滑コンデンサー56の両端には、偏向トランスの
巻線15より可飽和リアクター29の2次側および整流
ダイオード58を介し、直流電圧供給回路が構成され
る。また可飽和リアクター29の1次巻線は、制御用電
源23に接続され、他端はサイドピン・振幅調整用のト
ランジスター30のコレクターに接続され、エミッター
は接地されている。ベースにはサイドピン補正、振幅に
対応した制御信号が印加される。
る一方法を提供するものである。 (実施の形態1)図1は本発明の一実施の形態による高
周波水平偏向高圧回路図を示す。図1の偏向回路部のス
イッチングトランジスター10のエミッターは接地され
コレクターに偏向トランス13を介して、接地された電
源41よりエネルギーが供給される。またスイッチング
トランジスター10のコレクターにはダンパーダイオー
ド11および第1の共振コンデンサー12が接続され、
それぞれ他端は接地されている。偏向ヨーク16の一端
は、スイッチングトランジスター10のコレクターに接
続され、他端はS字コンデンサー22を介して、電界効
果型トランジスター(以後FETという)21のソース
に接続されドレインは接地されている。FET21のド
レイン・ソース間には、第2の共振コンデンサー17が
接続されている。またドレイン・ソース間には、チョー
クコイル57と平滑コンデンサー56が直列に接続さ
れ、平滑コンデンサー56の両端には、偏向トランスの
巻線15より可飽和リアクター29の2次側および整流
ダイオード58を介し、直流電圧供給回路が構成され
る。また可飽和リアクター29の1次巻線は、制御用電
源23に接続され、他端はサイドピン・振幅調整用のト
ランジスター30のコレクターに接続され、エミッター
は接地されている。ベースにはサイドピン補正、振幅に
対応した制御信号が印加される。
【0048】次に偏向回路の同期スイッチング回路の実
施形態を示す。偏向トランスの巻線14の正極性側が、
FET20のゲート、他端がソースに接続され、正極性
側はダイオード19を介して抵抗26に接続されFET
20のドレインに接続される。FET20の出力(ドレ
イン)は抵抗28とダイオード27の並列接続されたカ
ソード側に、他端はFET21のゲート、ゲート側に印
加される。
施形態を示す。偏向トランスの巻線14の正極性側が、
FET20のゲート、他端がソースに接続され、正極性
側はダイオード19を介して抵抗26に接続されFET
20のドレインに接続される。FET20の出力(ドレ
イン)は抵抗28とダイオード27の並列接続されたカ
ソード側に、他端はFET21のゲート、ゲート側に印
加される。
【0049】次に高圧回路の一実施の形態の構成につい
て述べる。高圧トランスに巻回わされた高圧発生巻線3
6の一端は接地され、他端は高圧整流ダイオード37に
て整流され、高圧検出抵抗31,32が接続されてい
る。検出抵抗32の電圧が反転増幅器34の反転端子に
入力され、正転端子には基準電圧33が入力されてい
る。誤差増幅器の出力端はトランジスター35のベース
入力端に接続される。またトランジスター35の出力側
のコレクターは可飽和リアクター38を介して電源43
の+側に接続され、エミッター側は接地されている。偏
向トランス13の1次巻線と高圧発生トランスの1次巻
線45をU字コアの両脚に配し、高圧側は結線され、高
圧トランスの1次巻線45の低圧側はコンデンサ53を
介してFET42のソースに接続され、ドレインは接地
されている。FET42のソース,ドレイン間にはチョ
ークコイル55および平滑コンデンサー40がシリーズ
接続され、かつ、共振コンデンサー54が並列に接続さ
れる。一方、平滑コンデンサー40の両端には、巻線4
4より可飽和リアクター38の2次巻線と整流ダイオー
ド39を介して整流回路が構成されている。
て述べる。高圧トランスに巻回わされた高圧発生巻線3
6の一端は接地され、他端は高圧整流ダイオード37に
て整流され、高圧検出抵抗31,32が接続されてい
る。検出抵抗32の電圧が反転増幅器34の反転端子に
入力され、正転端子には基準電圧33が入力されてい
る。誤差増幅器の出力端はトランジスター35のベース
入力端に接続される。またトランジスター35の出力側
のコレクターは可飽和リアクター38を介して電源43
の+側に接続され、エミッター側は接地されている。偏
向トランス13の1次巻線と高圧発生トランスの1次巻
線45をU字コアの両脚に配し、高圧側は結線され、高
圧トランスの1次巻線45の低圧側はコンデンサ53を
介してFET42のソースに接続され、ドレインは接地
されている。FET42のソース,ドレイン間にはチョ
ークコイル55および平滑コンデンサー40がシリーズ
接続され、かつ、共振コンデンサー54が並列に接続さ
れる。一方、平滑コンデンサー40の両端には、巻線4
4より可飽和リアクター38の2次巻線と整流ダイオー
ド39を介して整流回路が構成されている。
【0050】なお、高圧制御FET42のゲート・ソー
ス間には、前述の偏向回路の同期スイッチング回路と同
様のものが接続されている。
ス間には、前述の偏向回路の同期スイッチング回路と同
様のものが接続されている。
【0051】以上のように構成された、偏向・高圧回路
の動作について説明する。まず、偏向回路の基本動作に
ついて説明する。
の動作について説明する。まず、偏向回路の基本動作に
ついて説明する。
【0052】図1において、トランジスター10がON
になると、偏向トランスの1次巻線13を介して、電源
41の電流が流れると、巻線15に誘起電圧が生じ、F
ET21のゲートをONし、ドレインとソースとを導通
せしめる。この時、トランジスター10、およびFET
21は導通状態となり、偏向ヨークに電流が流れる。次
に帰線期間に入るとトランジスター10がOFFとな
り、偏向ヨーク16と偏向トランスの1次巻線13との
並列インダクタンスと、共振容量18および、12の並
列容量による共振パルスが発生する。共振が始まる時、
FET21はまだ導通状態である。この時、巻線14に
も帰線パルスが発生する。この帰線パルスの電圧がFE
T20のゲートのスレッショルド電圧を越えると、FE
T20はON状態となり、抵抗26とFET20のドレ
インの接続点はONとなり、FET21のゲートの電荷
を引き出しOFF状態となる。
になると、偏向トランスの1次巻線13を介して、電源
41の電流が流れると、巻線15に誘起電圧が生じ、F
ET21のゲートをONし、ドレインとソースとを導通
せしめる。この時、トランジスター10、およびFET
21は導通状態となり、偏向ヨークに電流が流れる。次
に帰線期間に入るとトランジスター10がOFFとな
り、偏向ヨーク16と偏向トランスの1次巻線13との
並列インダクタンスと、共振容量18および、12の並
列容量による共振パルスが発生する。共振が始まる時、
FET21はまだ導通状態である。この時、巻線14に
も帰線パルスが発生する。この帰線パルスの電圧がFE
T20のゲートのスレッショルド電圧を越えると、FE
T20はON状態となり、抵抗26とFET20のドレ
インの接続点はONとなり、FET21のゲートの電荷
を引き出しOFF状態となる。
【0053】この結果、平滑コンデンサー56を電源電
圧として、チョークコイル57と、共振コンデンサー1
7による帰線パルスが発生する。これにより偏向ヨーク
16には正極性の帰線パルスVCPと、負極性帰線パルス
−VSP1が印加され、結果的に動作電圧が等価的に高く
なる。その動作波形を図2に示す。この一連の動作の重
要な点は、VCPとの同期スイッチングの実現である。第
1のスイッチング素子(トランジスター)10がOFF
して帰線パルスが発生しだす直後に第2のスイッチング
素子(FET)21がOFFすることにより実現でき
る。その動作波形を図3に示す。図3に示すようにTsg
はトランジスターの蓄積時間と称されるOFFする時に
必要な時であり通常2〜3μsecと大きいことと、素子
毎のバラツキも大きく、第2の同期スイッチング素子と
して使用するには難がある。そこで、FETやIGBT
等の高速スイッチング素子を使用することにより目的を
達することができる。図3に示すT1は小さいことが望
ましいが、トランジスター10より先にOFFする動作
は、全電圧がFETに印加される可能性があり、信頼性
上問題があること、および、TSGの存在の為、同期スイ
ッチングが不可能となる。本動作によれば、TR10が
OFFした後、必ずおくれ時間T1を経た後にFET2
1がOFFする規則制をもたせることができる。
圧として、チョークコイル57と、共振コンデンサー1
7による帰線パルスが発生する。これにより偏向ヨーク
16には正極性の帰線パルスVCPと、負極性帰線パルス
−VSP1が印加され、結果的に動作電圧が等価的に高く
なる。その動作波形を図2に示す。この一連の動作の重
要な点は、VCPとの同期スイッチングの実現である。第
1のスイッチング素子(トランジスター)10がOFF
して帰線パルスが発生しだす直後に第2のスイッチング
素子(FET)21がOFFすることにより実現でき
る。その動作波形を図3に示す。図3に示すようにTsg
はトランジスターの蓄積時間と称されるOFFする時に
必要な時であり通常2〜3μsecと大きいことと、素子
毎のバラツキも大きく、第2の同期スイッチング素子と
して使用するには難がある。そこで、FETやIGBT
等の高速スイッチング素子を使用することにより目的を
達することができる。図3に示すT1は小さいことが望
ましいが、トランジスター10より先にOFFする動作
は、全電圧がFETに印加される可能性があり、信頼性
上問題があること、および、TSGの存在の為、同期スイ
ッチングが不可能となる。本動作によれば、TR10が
OFFした後、必ずおくれ時間T1を経た後にFET2
1がOFFする規則制をもたせることができる。
【0054】次に、サイドピン補正、振幅調整の動作に
ついて説明する。前述の如く、FET21による負極性
パルス発生回路の電源電圧(平滑コンデンサー56の電
圧)を変化することによって波高値を制御できるが、そ
の制御範囲を確保するためには、共振容量の分配の設定
が必要となる。その説明図を図4に示す。
ついて説明する。前述の如く、FET21による負極性
パルス発生回路の電源電圧(平滑コンデンサー56の電
圧)を変化することによって波高値を制御できるが、そ
の制御範囲を確保するためには、共振容量の分配の設定
が必要となる。その説明図を図4に示す。
【0055】図4において、S1はTR10、S2はFE
T21、各共振回路の容量値をC1(TR−10のC−
E間)、C2(FET21のD−S間)、C3(DYの両
端)として、帰線パルス幅の変化を小さくしかつ、B2
の変化に対してVDPIを可変させるには、LDY・C3≒
LHOT・C1≒Lチョーク・C2としかつ、LHOT》Lチョークの
時、S2の両端に発生する電圧は小さくなりB2も小さく
設定できる。この条件下で、B2を可変することにより
負極性パルスVDPIの波高値をB2に比例した波高値に変
化させることができ、偏向ヨークの両端に印加される等
価電圧を制御できる。これにより、サイドピン補正、振
幅調整が可能となる。偏向ヨークの偏向トランスのイン
ダクタンスは偏向ヨークのインダクタンスの数倍以上に
設定されることより、偏向ヨークのインダクタンスLDY
と両端の共振コンデンサーにより帰線パルス幅を設定
し、第2の共振回路のチョーク57のインダクタンスと
共振コンデンサー17との共振を帰線パルス幅に設定
し、第1の共振コンデンサー12の値を小さく設定する
ことになる。巻線15より可飽和リアクター29の2次
巻線および整流ダイオード58を介して、平滑コンデン
サーに注入される電源回路において、可飽和リアクター
29の1次巻線にサイドピン補正および振幅に対応する
制御電流をトランジスター30を介して流すことによ
り、サイドピン補正、振幅調整動作を実施している。
T21、各共振回路の容量値をC1(TR−10のC−
E間)、C2(FET21のD−S間)、C3(DYの両
端)として、帰線パルス幅の変化を小さくしかつ、B2
の変化に対してVDPIを可変させるには、LDY・C3≒
LHOT・C1≒Lチョーク・C2としかつ、LHOT》Lチョークの
時、S2の両端に発生する電圧は小さくなりB2も小さく
設定できる。この条件下で、B2を可変することにより
負極性パルスVDPIの波高値をB2に比例した波高値に変
化させることができ、偏向ヨークの両端に印加される等
価電圧を制御できる。これにより、サイドピン補正、振
幅調整が可能となる。偏向ヨークの偏向トランスのイン
ダクタンスは偏向ヨークのインダクタンスの数倍以上に
設定されることより、偏向ヨークのインダクタンスLDY
と両端の共振コンデンサーにより帰線パルス幅を設定
し、第2の共振回路のチョーク57のインダクタンスと
共振コンデンサー17との共振を帰線パルス幅に設定
し、第1の共振コンデンサー12の値を小さく設定する
ことになる。巻線15より可飽和リアクター29の2次
巻線および整流ダイオード58を介して、平滑コンデン
サーに注入される電源回路において、可飽和リアクター
29の1次巻線にサイドピン補正および振幅に対応する
制御電流をトランジスター30を介して流すことによ
り、サイドピン補正、振幅調整動作を実施している。
【0056】以上の偏向回路の動作は、従来回路の動作
説明式(数8)の関係を(数16)のように表わすこと
ができ、偏向ヨークのインダクタンスLDYを高く設定で
きる。
説明式(数8)の関係を(数16)のように表わすこと
ができ、偏向ヨークのインダクタンスLDYを高く設定で
きる。
【0057】
【数16】
【0058】またトランジスターの損失式(数12)に
おけるトランジスターのコレクター電流IPPが減少し損
失が低減される。しかしながら高速なスイッチング素子
であるFET21(例えばスイッチング時間150〜1
60nsのもの)を使用しており、ON期間の損失分が
付加されるため、ON抵抗の小さな高速スイッチング素
子を選定する必要がある。現状では400〜800V耐
圧クラスの低ON抵抗素子を選定することが、本方式に
おいては望ましい。
おけるトランジスターのコレクター電流IPPが減少し損
失が低減される。しかしながら高速なスイッチング素子
であるFET21(例えばスイッチング時間150〜1
60nsのもの)を使用しており、ON期間の損失分が
付加されるため、ON抵抗の小さな高速スイッチング素
子を選定する必要がある。現状では400〜800V耐
圧クラスの低ON抵抗素子を選定することが、本方式に
おいては望ましい。
【0059】次に高圧発生動作について説明する。基本
的な動作は偏向回路と同様であるが、高圧制御を実施す
る手段として第3の共振スイッチング回路の電源電圧を
可飽和リアクター27のインダクタンス値Lを制御する
方法をとっている。図1において高圧出力電圧を検出用
の抵抗31,32によって検出し、検出電圧が基準電圧
線33より低下すると反転増幅器34の出力が上がり、
制御用のトランジスター35のコレクター電流を増加さ
せる動作を行う。この結果可飽和リアクター38の1次
制御電流が増加し2次側のL値が低下する。高圧トラン
スの巻線44に可飽和リアクター38が接続されている
ため、インダクタンスによる電圧降下が減少し、整流電
圧が上昇し、高圧トランスの低圧側に接続されている交
流結合コンデンサー53を介して印加される共振電圧の
波高値が高くなる。高圧トランスの1次側への印加電圧
はコレクター電圧VDP+制御電圧VSP2が高くなり2次
側の高圧トランスの2次巻線36の出力電圧も高くなり
高圧の安定化動作を行う。本動作の重要な点は偏向トラ
ンスの1次巻線13と、高圧トランスの1次巻線45と
の結合度であり、高圧の制御が可能な範囲まで結合度を
低くすることである。結合度Kが1に近い状態での実験
では高圧制御幅が著しく狭く、実用に具さない。動作実
験の結果、U字コアの両脚に配した場合の結合度(K≒
0.7)以下に設定することにより、所定の高圧値の制
御が可能となる。高圧制御の動作原理を図6の本発明の
一実施の形態による高周波偏向回路の高圧制御動作図に
示す。
的な動作は偏向回路と同様であるが、高圧制御を実施す
る手段として第3の共振スイッチング回路の電源電圧を
可飽和リアクター27のインダクタンス値Lを制御する
方法をとっている。図1において高圧出力電圧を検出用
の抵抗31,32によって検出し、検出電圧が基準電圧
線33より低下すると反転増幅器34の出力が上がり、
制御用のトランジスター35のコレクター電流を増加さ
せる動作を行う。この結果可飽和リアクター38の1次
制御電流が増加し2次側のL値が低下する。高圧トラン
スの巻線44に可飽和リアクター38が接続されている
ため、インダクタンスによる電圧降下が減少し、整流電
圧が上昇し、高圧トランスの低圧側に接続されている交
流結合コンデンサー53を介して印加される共振電圧の
波高値が高くなる。高圧トランスの1次側への印加電圧
はコレクター電圧VDP+制御電圧VSP2が高くなり2次
側の高圧トランスの2次巻線36の出力電圧も高くなり
高圧の安定化動作を行う。本動作の重要な点は偏向トラ
ンスの1次巻線13と、高圧トランスの1次巻線45と
の結合度であり、高圧の制御が可能な範囲まで結合度を
低くすることである。結合度Kが1に近い状態での実験
では高圧制御幅が著しく狭く、実用に具さない。動作実
験の結果、U字コアの両脚に配した場合の結合度(K≒
0.7)以下に設定することにより、所定の高圧値の制
御が可能となる。高圧制御の動作原理を図6の本発明の
一実施の形態による高周波偏向回路の高圧制御動作図に
示す。
【0060】結合度の低い状態を実現するため、偏向ト
ランスの1次巻線と高圧トランスの1次巻線をU字コア
の両脚に巻線を施しており、その構成図を図5に示す。
結合度を低く設定するためには別コアによる高圧トラン
スを用いても同等の動作を実現できるが、励磁力の増大
を招くことになる。K=1の場合偏向トランスの1次側
の電圧は固定されており、高圧トランスの1次側電圧を
変化させることができない。
ランスの1次巻線と高圧トランスの1次巻線をU字コア
の両脚に巻線を施しており、その構成図を図5に示す。
結合度を低く設定するためには別コアによる高圧トラン
スを用いても同等の動作を実現できるが、励磁力の増大
を招くことになる。K=1の場合偏向トランスの1次側
の電圧は固定されており、高圧トランスの1次側電圧を
変化させることができない。
【0061】(実施の形態2)図12は、本発明の一実
施形態2による高周波偏向・高圧回路図を示す。図12
において、偏向回路部の第1のスイッチングトランジス
ター62のコレクターには負側が接地された電源60の
正側がチョークコイル61を介して接地されたコンデン
サー63の他端とともに接続されている。スイッチング
トランジスター62のコレクター・エミッター間にはダ
ンパーダイオード102、および第1の共振コンデンサ
ー103が並列接続されている。またエミッターには偏
向トランスの1次巻線64の一端が接続され他端は接地
されているとともに、偏向ヨーク65と、S字補正コン
デンサー66が直列に接続され、その両端に第3の共振
コンデンサー67が並列に接続されている。この他端
が、第2のスイッチング素子(FET)68のドレイン
に接続され、ソースは接地されている。FET68のド
レイン・ソース間には第2の共振コンデンサー69およ
び直列接続されたチョークコイル70と平滑コンデンサ
ー71が接続されている。FET68のゲートには、実
施形態1で述べた同期スイッチング回路Gが接地されて
接続されている。また平滑コンデンサー71の正側に実
施形態1で述べた、可飽和リアクター73を制御するサ
イドピン、振幅制御回路Eが接続されている。
施形態2による高周波偏向・高圧回路図を示す。図12
において、偏向回路部の第1のスイッチングトランジス
ター62のコレクターには負側が接地された電源60の
正側がチョークコイル61を介して接地されたコンデン
サー63の他端とともに接続されている。スイッチング
トランジスター62のコレクター・エミッター間にはダ
ンパーダイオード102、および第1の共振コンデンサ
ー103が並列接続されている。またエミッターには偏
向トランスの1次巻線64の一端が接続され他端は接地
されているとともに、偏向ヨーク65と、S字補正コン
デンサー66が直列に接続され、その両端に第3の共振
コンデンサー67が並列に接続されている。この他端
が、第2のスイッチング素子(FET)68のドレイン
に接続され、ソースは接地されている。FET68のド
レイン・ソース間には第2の共振コンデンサー69およ
び直列接続されたチョークコイル70と平滑コンデンサ
ー71が接続されている。FET68のゲートには、実
施形態1で述べた同期スイッチング回路Gが接地されて
接続されている。また平滑コンデンサー71の正側に実
施形態1で述べた、可飽和リアクター73を制御するサ
イドピン、振幅制御回路Eが接続されている。
【0062】次に高圧発生回路の構成について述べる。
高圧回路も偏向回路とほぼ同様の構成となっている。高
圧トランスの1次巻線87の一端が、第1のスイッチン
グ素子62のエミッターに接続され、他端は、コンデン
サー88を介して、第3のスイッチング素子(FET)
のドレインに接続され、ソースは接地されている。ドレ
インソース間には、共振コンデンサー89および、直列
接続されたチョークコイル90と平滑コンデンサー91
が接続されている。一方ゲートには偏向回路の同期スイ
ッチング回路Gが接続され、平滑コンデンサー91の正
側に実施形態1で述べた高圧制御回路Fが接続されてい
る。
高圧回路も偏向回路とほぼ同様の構成となっている。高
圧トランスの1次巻線87の一端が、第1のスイッチン
グ素子62のエミッターに接続され、他端は、コンデン
サー88を介して、第3のスイッチング素子(FET)
のドレインに接続され、ソースは接地されている。ドレ
インソース間には、共振コンデンサー89および、直列
接続されたチョークコイル90と平滑コンデンサー91
が接続されている。一方ゲートには偏向回路の同期スイ
ッチング回路Gが接続され、平滑コンデンサー91の正
側に実施形態1で述べた高圧制御回路Fが接続されてい
る。
【0063】以上の構成における動作説明を行う。基本
の共振回路構成を図14に示す。実施形態1と異なる点
はスイッチS1およびS2が、C4とLHOTを介してLDYと
CSに接続されている点であるが、共振条件の設定は実
施形態1と同等である。この回路動作は第1のスイッチ
ング素子62のエミッターに負極性パルスが発生し、第
2のスイッチング素子68のドレインに正極性パルスが
発生する(図12参照)。
の共振回路構成を図14に示す。実施形態1と異なる点
はスイッチS1およびS2が、C4とLHOTを介してLDYと
CSに接続されている点であるが、共振条件の設定は実
施形態1と同等である。この回路動作は第1のスイッチ
ング素子62のエミッターに負極性パルスが発生し、第
2のスイッチング素子68のドレインに正極性パルスが
発生する(図12参照)。
【0064】実施形態1と極性が反対となるが実施形態
1と同様偏向ヨーク65に印加される電圧は高くなり、
偏向ヨークのインダクタンスを高く設定できかつ、偏向
電流低減に伴う、損失低減の効果も得られる。また高圧
発生および制御動作に関しても、第3のスイッチング素
子86のドレインに正極性パルスが発生し、実施形態1
と同様の動作が実現できる。実施形態2において特に有
効なのは、第2のスイッチング素子68および第3のス
イッチング素子86のソースが接地できる点である。実
施形態1では、ソースに負極性パルスが発生するため、
ゲート、ソース間への同期スイッチング回路はフローテ
ィングする必要があり、絶縁が必要となる。その結果、
偏向回路と高圧発生回路にA,Bの独立した同期スイッ
チング回路が必要となり、実施形態2が実用上有効であ
る。
1と同様偏向ヨーク65に印加される電圧は高くなり、
偏向ヨークのインダクタンスを高く設定できかつ、偏向
電流低減に伴う、損失低減の効果も得られる。また高圧
発生および制御動作に関しても、第3のスイッチング素
子86のドレインに正極性パルスが発生し、実施形態1
と同様の動作が実現できる。実施形態2において特に有
効なのは、第2のスイッチング素子68および第3のス
イッチング素子86のソースが接地できる点である。実
施形態1では、ソースに負極性パルスが発生するため、
ゲート、ソース間への同期スイッチング回路はフローテ
ィングする必要があり、絶縁が必要となる。その結果、
偏向回路と高圧発生回路にA,Bの独立した同期スイッ
チング回路が必要となり、実施形態2が実用上有効であ
る。
【0065】請求項3、4、5は第2、第3のスイッチ
ング共振回路への電源の供給手段に関するもので、請求
項3の可飽和リアクターによる制御は、図1、図12に
て示されるC,D,E,Fの部分である。この電圧制御
を他の方法で実施することもできる。一実施の形態とし
て図12のFの部分に請求項5を例とし降圧式スイッチ
ング回路を使用する場合の回路構成を図15に示す。
ング共振回路への電源の供給手段に関するもので、請求
項3の可飽和リアクターによる制御は、図1、図12に
て示されるC,D,E,Fの部分である。この電圧制御
を他の方法で実施することもできる。一実施の形態とし
て図12のFの部分に請求項5を例とし降圧式スイッチ
ング回路を使用する場合の回路構成を図15に示す。
【0066】図15において外部電源110,スイッチ
ングトランジスター111,フライホイルダイオード1
15,インダクター116によりスイッチング回路にお
いて高圧検出電圧と基準電圧97と比較した結果をP・
W・M(パルス・ワイド・モジュレーター)を介して、
スイッチングトランジスター111の時比率制御を行う
ことにより、高圧制御用の共振スイッチング回路の電源
電圧を可変して高圧の安定制御を実施するものである。
ングトランジスター111,フライホイルダイオード1
15,インダクター116によりスイッチング回路にお
いて高圧検出電圧と基準電圧97と比較した結果をP・
W・M(パルス・ワイド・モジュレーター)を介して、
スイッチングトランジスター111の時比率制御を行う
ことにより、高圧制御用の共振スイッチング回路の電源
電圧を可変して高圧の安定制御を実施するものである。
【0067】このように、第2,第3の共振スイッチン
グ回路へ電源を印加する方法は種々考えられ、印加電圧
を制御することで目的を達することができる。
グ回路へ電源を印加する方法は種々考えられ、印加電圧
を制御することで目的を達することができる。
【0068】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1に高
周波偏向回路における、回路動作損失の増大、偏向ヨー
クにインダクタンスの低下による特性の劣化・生産性の
低下を共振回路を、高速同期スイッチングさせ偏向ヨー
クに印加し動作電圧を上げる回路を設けることにより、
偏向ヨークインダクタンスの低下を防止できる。その結
果、偏向電流を低減せしめ、回路動作損失を低減する主
たる目的を達することができる。
周波偏向回路における、回路動作損失の増大、偏向ヨー
クにインダクタンスの低下による特性の劣化・生産性の
低下を共振回路を、高速同期スイッチングさせ偏向ヨー
クに印加し動作電圧を上げる回路を設けることにより、
偏向ヨークインダクタンスの低下を防止できる。その結
果、偏向電流を低減せしめ、回路動作損失を低減する主
たる目的を達することができる。
【0069】第2に偏向回路と高圧回路を分離した従来
の偏向装置の方式の回路動作損失を、高圧回路に共振回
路と電圧制御回路とを設け、所定の結合度に設定された
高圧トランスに印加し、かつその動作電圧を制御するこ
とにより高圧の安定化が実現でき、動作損失を低減でき
る。
の偏向装置の方式の回路動作損失を、高圧回路に共振回
路と電圧制御回路とを設け、所定の結合度に設定された
高圧トランスに印加し、かつその動作電圧を制御するこ
とにより高圧の安定化が実現でき、動作損失を低減でき
る。
【0070】以上、第1および第2の構成により、高周
波偏向回路として、動作損失の少ない高性能な特性を実
現できるし、応用面も広く有用な効果を有するものであ
る。
波偏向回路として、動作損失の少ない高性能な特性を実
現できるし、応用面も広く有用な効果を有するものであ
る。
【図1】本発明の一実施の形態による高周波水平偏向・
高圧回路図
高圧回路図
【図2】本発明の一実施の形態1による高周波偏向回路
のVCP(コレクター電圧)とV SP1(ソース電圧)の関
係図
のVCP(コレクター電圧)とV SP1(ソース電圧)の関
係図
【図3】偏向回路における、各動作波形のスイッチング
遅れ関係図
遅れ関係図
【図4】本発明の一実施の形態1による高周波偏向回路
の共振の回路構成図
の共振の回路構成図
【図5】本発明の一実施の形態による偏向・高圧トラン
スの構成図
スの構成図
【図6】本発明の一実施の形態による高周波偏向回路の
高圧制御動作図
高圧制御動作図
【図7】従来の偏向回路図
【図8】従来の偏向回路の偏向波形図
【図9】従来の高周波ディスプレイの偏向・高圧構成図
【図10】従来のサイドピン補正の一実施例を示す図
【図11】従来のサイドピン補正の一実施例(ダイオー
ドモジュレーター)を示す図
ドモジュレーター)を示す図
【図12】本発明の一実施形態2による高周波水平偏向
・高圧回路図
・高圧回路図
【図13】本発明の一実施形態2による高周波水平偏向
回路のVEP(エミッター電圧)とVDP1(ドレイン電
圧)の関係図
回路のVEP(エミッター電圧)とVDP1(ドレイン電
圧)の関係図
【図14】本発明の一実施形態2による高周波水平偏向
回路の共振回路構成図
回路の共振回路構成図
【図15】別電源による高圧制御回路の一実施例を示す
図
図
10 スイッチングトランジスター 11 ダンパーダイオード 12,17,18,54 共振コンデンサー 13 偏向トランス1次巻線 14,15,44,45,46 巻線 16 偏向ヨーク 19,27,39,48,51,58 整流ダイオード 20,21,42,47 FET 22 S字コンデンサー 23,43 制御用電源 24 サイドピン補正振幅信号入力端子 25,40,50,56 平滑コンデンサー 26,28,31,32,49,52 抵抗 29,38 可飽和リアクター 30,35 トランジスター 33 基準電圧 34 反転増幅器 36 2次巻線(高圧発生巻線) 37 高圧電流ダイオード 41 電源 53 コンデンサー 55,57 チョークコイル 60 電源 61,70,90 チョークコイル 62 スイッチングトランジスター 64 偏向トランス1次巻線 65 偏向ヨーク 66 S字補正コンデンサー 67,69,89,103 共振コンデンサー 68,81,86 FET 71,84,91 平滑コンデンサー 72,79,83,102 整流ダイオード 73,100 可飽和リアクター 74,99 制御用電源 75,101 トランジスター 76 サイドピン補正、振幅信号入力端子 77,78,92 2次巻線 80,82,85,94,95,98 抵抗 87 高圧発生トランス1次巻線 88,104コンデンサー 93 2次巻線(高圧発生巻線) 96 反転増幅器 97 基準電圧 102 ダンパーダイオード
Claims (6)
- 【請求項1】偏向トランスと第1のスイッチング素子と
第1の共振コンデンサーと偏向ヨークと第3の共振コン
デンサーからなる偏向回路と、第2のスイッチング素子
と第2の共振コンデンサーとからなる共振回路を有し、
前記偏向回路の第1の出力波形と前記共振回路の第2の
出力波形が接地点を中心に逆位相となるように接続する
とともに、前記第2のスイッチングを前記偏向トランス
の巻線の電圧により行い、前記第1のスイッチング素子
から必ず遅れ時間を有する同期スイッチング動作を行う
偏向回路において、 前記第3の共振コンデンサーと前記第1の共振コンデン
サーとの容量値の和と前記偏向ヨークのインダクタンス
との共振周波数を帰線パルス幅になるように設定すると
ともに、第2の共振回路のチョークコイルのインダクタ
ンスと第2の共振コンデンサーとの共振周波数を帰線パ
ルス幅になるように設定し、かつ第1の共振コンデンサ
ーの値を第2の共振コンデンサの容量値に対して小さく
設定された構成において、第2の共振回路へチョークコ
イルを介して印加される電圧を調整し、第2の共振回路
の帰線パルス波高値を制御することにより、サイドピン
補正、振幅調整を実施することを特徴とした高周波水平
偏向・高圧回路。 - 【請求項2】偏向トランスの1次巻線と高圧発生トラン
スの1次巻線を設け、各1次巻線をU字型フェライトコ
アの両脚に配し、高圧発生トランスの1次巻線の低圧側
に、第3のスイッチング共振回路を設け、かつ共振回路
の電源電圧を調整して、高圧出力電圧の安定化を実現す
ることを特徴とした高周波水平偏向・高圧回路。 - 【請求項3】偏向トランスにそれぞれ、電源供給巻線を
設け、整流ダイオードと可飽和リアクターを介して、第
2あるいは第3の共振回路へ電源を供給する構成におい
て、可飽和リアクターの制御電流を調整することによ
り、第2の共振回路あるいは、第3の共振回路の電源電
圧を制御して、サイドピン補正、振幅調整、高圧制御を
実施することを特徴とした請求項1又は2記載の高周波
水平偏向・高圧回路。 - 【請求項4】偏向トランスにそれぞれ電源供給巻線を設
け、整流ダイオードとスイッチング素子またはトランジ
スター等の制御素子を介して、第2、第3の共振回路へ
電源を供給する構成において、スイッチング素子の導通
時間の時比率制御または、トランジスターによる電圧降
下制御を実施して、第2および第3の共振回路の帰線パ
ルスの波高値を制御して、サイドピン補正、振幅調整、
高圧制御を実施することを特徴とする請求項1又は2記
載の高周波水平偏向・高圧回路。 - 【請求項5】サイドピン補正振幅調整および高圧制御に
対応した電源を別電源とし、第2および第3の共振回路
へ供給することを特徴とした請求項1又は2記載の高周
波水平偏向・高圧回路。 - 【請求項6】第1のスイッチング素子のエミッターに偏
向ヨークとS字コンデンサーを直列に接続し他端に第2
のダンパーダイオードスイッチング素子(FET)のド
レインを接続し、ソースを接地するとともに、第1のス
イッチング素子のコレクターにダンパーダイオードのカ
ソードをエミッターにアノードを接続し、コレクターに
コンデンサーを接続し他端を接地し、かつコレクターに
インダクタンスを介して負側が接地された電源を接続
し、エミッターと接地間に偏向トランスの1次巻線を接
続し、かつ第1の共振コンデンサーが第1のスイッチン
グ素子のコレクター、エミッター間に第2の共振コンデ
ンサーおよび直列接続されたチョークコイルと平滑コン
デンサーが、第2のスイッチング素子のドレイン・ソー
ス間に、第3の共振コンデンサーが直列接続された偏向
ヨークとS字コンデンサーの両端に接続されたことを特
徴とする高周波水平偏向・高圧回路。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8117609A JPH09307782A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 高周波水平偏向・高圧回路 |
| US08/853,313 US5939844A (en) | 1996-05-13 | 1997-05-08 | High-frequency horizontal deflection/high-voltage generation apparatus for cathode ray tube |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8117609A JPH09307782A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 高周波水平偏向・高圧回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09307782A true JPH09307782A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14716007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8117609A Pending JPH09307782A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 高周波水平偏向・高圧回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09307782A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002019696A1 (en) * | 2000-08-31 | 2002-03-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | High-voltage deflection circuit |
-
1996
- 1996-05-13 JP JP8117609A patent/JPH09307782A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002019696A1 (en) * | 2000-08-31 | 2002-03-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | High-voltage deflection circuit |
| US7098613B2 (en) | 2000-08-31 | 2006-08-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | High voltage deflection circuit |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050322 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050329 |
|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050622 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050726 |