JPH09308258A - 電源装置、放電ランプ点灯装置及び照明装置 - Google Patents

電源装置、放電ランプ点灯装置及び照明装置

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JPH09308258A
JPH09308258A JP8123267A JP12326796A JPH09308258A JP H09308258 A JPH09308258 A JP H09308258A JP 8123267 A JP8123267 A JP 8123267A JP 12326796 A JP12326796 A JP 12326796A JP H09308258 A JPH09308258 A JP H09308258A
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voltage
switching
circuit
capacitor
transistor
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JP8123267A
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Noriyuki Kitamura
紀之 北村
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な起動回路によりインバータを確実に起
動すること。 【解決手段】 電源を投入すると、整流回路2からの整
流電流が抵抗R1を通してコンデンサC1を充電し、そ
の端子電圧がトランジスタQ1のゲートに印加され、所
定電圧を越えると、トランジスタQ1がオンする。トラ
ンジスタQ1がオンすると、整流電流がトランジスタQ
1、可飽和トランスの1次側CT1、リンケージトラン
ス3、コンデンサC4に流れる。この時、コンデンサC
1の電荷はトランジスタQ1を通って放電され、前記所
定電圧以下になると、トランジスタQ1はオフになり、
可飽和トランスの1次側CT1に上記と逆の電流が流
れ、トランジスタQ2をオンとし、以降、トランジスタ
Q1、Q2をスイッチングさせる。トランジスタQ1、
Q2がスイッチングすると、抵抗R5に高周波電圧発生
し、この電圧によりトランジスタQ3がスイッチングし
て、コンデンサC1の電荷を放電させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高周波電圧を負荷に
出力する電源装置と、この電源装置を用いて放電ランプ
を点灯する放電ランプ点灯装置及びこの放電ランプ点灯
装置を用いた照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の放電ランプ点灯装置の構成
例を示した回路図である。本例はコンデンサC4に交流
電源1側から充電電流を流すことにより、入力力率を高
くし、入力電流の高調波成分を低減して、交流電源1側
の高調波成分のレベルを低減させる回路構成を採ってい
る。
【0003】電源が投入されると、商用電源1から供給
される交流は高調波漏洩防止のフィルタ5を介して整流
回路2に入力し、ここで整流される。整流回路2からの
整流電流は抵抗R1を通してコンデンサC1に流れ、こ
のコンデンサC1を充電する。これにより、コンデンサ
C1の充電電圧が上昇し、トリガダイオードTDのトリ
ガ電圧を越えると、トリガダイオードTDがオンして、
コンデンサC1からの放電電圧が抵抗R8、抵抗R6を
介して、電界効果トランジスタ(以降単にトランジスタ
と称する)Q2のゲートに印加され、トランジスタQ2
をオンにする。これにより、整流回路2の整流電流がコ
ンデンサC4、リンケージトランス3の1次側、可飽和
トランスの1次側CT1、トランジスタQ2を通して流
れる。又、トランジスタQ2がオンになると、ダイオー
ドD1がオンとなってコンデンサC1の電荷はダイオー
ドD1を通してトランジスタQ2側に放電され、その端
子電圧はローレベルになって、以降このレベルが継続す
る限り、トリガダイオードTDをオフにする。
【0004】トランジスタQ2がオフになると、リーケ
イジトランス3→可飽和トランスCTCT1→トランジ
スタQ1のボディダイオード→コンデンサC4の方向で
電流が流れたのち、可飽トランスが飽和して可飽和トラ
ンスの1次側CT1に上記と逆方向の電流が流れ、これ
により可飽和トランスの2次側CT21に発生する電圧
が電界効果トランジスタ(以降単にトランジスタと称す
る)Q1のゲートに印加され、トランジスタQ1をオン
にする。これにより、コンデンサC4の放電電流がトラ
ンジスタQ1、可飽和トランスの1次側CT1、リンケ
ージトランス3の1次側を通して流れる。これにより、
可飽和トランスの2次側CT21に発生する電圧が引き
続きトランジスタQ1のゲートに印加され、このトラン
ジスタQ1はオン状態を保つが、可飽和トランスが飽和
すると、2次側CT21に発生する電圧がなくなって、
トランジスタQ1がオフする。
【0005】トランジスタQ1がオフすると、コンデン
サンC5、リンケージトランス3の1次側から可飽和ト
ランスの1次側に電流が流れて、この可飽和トランスを
リセットした後、可飽和トランスの2次側CT22に発
生する電圧がトランジスタQ2のゲートに印加され、ト
ランジスタQ2をオンにする。以降、トランジスタQ
1、Q2は高周波でスイッチングを開始し、高周波電流
がリンケージトランス3の1次側を流れるので、その2
次側に昇圧された高周波電圧が発生し、この高電圧の高
周波電圧が放電ランプ4に印加されて、放電ランプ4を
点灯する。
【0006】しかし、上記のようなインバータを構成す
るトランジスタのQ2の起動回路は高価なトリガダイオ
ードTDを使用するため、放電ランプ点灯装置が高価に
なるという不具合があった。また、特に電界効果トラン
ジスタはバイポーラトランジスタを起動させるためパル
ス電圧の幅が狭く、電界効果トランジスタを十分にオン
させる電圧が発生しない。尚、図1の装置にて放電ラン
プ4を外すと、高周波電圧を負荷に出力する電源装置に
なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の放
電ランプ点灯装置は、電源投入時、コンデンサC1を整
流電流で充電し、その端子電圧が上昇するとトリガダイ
オードTDをオンとして、コンデンサC1の放電電圧を
インバータを構成するトランジスタのQ2のゲートに印
加して、このトランジスタのQ2をオンにすることによ
り、インバータを構成するトランジスタのQ1、Q2の
スイッチングを起動するが、起動回路に高価なトリガダ
イオードTDを使用するため、放電ランプ点灯装置が高
価になるという不具合があった。
【0008】そこで本発明は上記のような課題を解決す
るためになされたもので、安価な起動回路によりインバ
ータを確実に起動する電源装置、この電源装置を用いて
インバータを安価な起動回路により確実に起動する放電
ランプ点灯装置、更にこの放電ランプ点灯装置を用いた
安価な照明装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、直流
電源と;少なくとも1個のスイッチング素子を有し、直
流電源の電圧を印加されるスイッチング回路と;スイッ
チング素子のオン・オフに基づく高周波電圧を出力して
負荷を付勢する出力回路と;高周波出力の1部を帰還し
てスイッチング素子をオン・オフさせる帰還手段と;起
動時に前記直流電源から供給される直流電圧を充電した
後、その放電電圧をスイッチング回路を構成する1個の
スイッチング素子の制御端子に印加する起動用コンデン
サと;起動用コンデンサに充電電流を流す充電抵抗と;
スイッチング回路がスイッチングを始めると、最初に起
動されたスイッチング素子の制御端子に発生する交流電
流をトリガとして起動用コンデンサの電荷を急速に放電
させる放電回路と;を具備している。
【0010】このような構成により、電源投入時に、前
記直流電源から供給される直流電圧により起動用コンデ
ンサの充電電圧が上昇して、このコンデンサの端子電圧
が前記スイッチング素子の制御端子に印加され、この端
子電圧が所定電圧を越えると、前記スイッチング素子が
オンする。可飽和トランスCT1が飽和して、前記スイ
ッチング素子がオフすると、別のスイッチング素子がオ
ンして、スイッチング回路のスイッチング動作が起動す
る。スイッチング回路が高周波でスイッチングすると、
最初に起動された前記スイッチング素子の制御端子に高
周波電圧が発生するが、放電回路はこの電圧をトリガと
して起動用コンデンサの両端を短絡する経路を形成し
て、このコンデンサの電荷を放電させて、その端子電圧
をローレベルにするため、以降、スイッチング回路のス
イッチング素子の通常のスイッチングに対して影響を与
えない。又、発振が停止すると再び直流電圧が上昇し再
起動する。スイッチング回路がスイッチングすると、出
力回路から負荷に高周波電圧が出力される。尚、ここで
いう直流電源とは、商用電源を整流回路で整流して得ら
れる脈流も含み、他の請求項においても同様である。
【0011】請求項2の発明は、直流電源と;少なくと
も1個のスイッチング素子を有し、直流電源の電圧を印
加されるスイッチング回路と;スイッチング素子のオン
・オフに基づく高周波電圧を出力して負荷に付勢する出
力回路と;高周波出力の1部を帰還してスイッチング素
子をオン・オフさせる帰還手段と;起動時に前記直流電
源から供給される直流電圧を充電した後、その放電電圧
をスイッチング回路を構成する1個のスイッチング素子
の制御端子に印加する起動用コンデンサと;起動用コン
デンサに充電電流を流す充電抵抗と;スイッチング回路
がスイッチングを始めると、起動用コンデンサへの充電
を停止するスイッチ手段と;を具備している。
【0012】このような構成により、電源投入時に、前
記直流電源から供給される直流電圧により起動用コンデ
ンサの充電電圧が上昇して、このコンデンサの端子電圧
が前記スイッチング素子の制御端子に印加され、この端
子電圧が所定電圧を越えると、前記スイッチング素子が
オンする。スイッチング回路が高周波でスイッチングす
ると、スイッチ手段をオフとすると共に、起動用コンデ
ンサの電荷は最初に起動された前記スイッチング素子の
制御端子回路からスイッチング素子側に流れて放電し、
その端子電圧をローレベルにするため、以降、スイッチ
ング回路のスイッチング素子への影響はない。スイッチ
ング回路がスイッチングすると、出力回路から負荷に高
周波電圧が出力される。尚、スイッチング素子のオンオ
フ周期は起動用コンデンサの充電時定数よりもかなり短
いため、起動用コンデンサの電荷はこのスイッチング素
子を通して放電される。
【0013】請求項3の発明は、直流電源と;少なくと
も1個のスイッチング素子を有し、直流電源の電圧を印
加されるスイッチング回路と;スイッチング素子のオン
・オフに基づく高周波電圧を出力して放電ランプに付勢
する出力回路と;高周波出力の1部を帰還してスイッチ
ング素子をオン・オフさせる帰還手段と;起動時に前記
直流電源から供給される直流電圧を充電した後、その放
電電圧をスイッチング回路を構成する1個のスイッチン
グ素子の制御端子に印加する起動用コンデンサと;起動
用コンデンサに充電電流を流す充電抵抗と;スイッチン
グ回路がスイッチングを始めると、最初に起動されたス
イッチング素子の制御端子に発生する交流電流をトリガ
として起動用コンデンサの電荷を急速に放電させる放電
回路と;を具備している。
【0014】このような構成により、電源投入時に、前
記直流電源から供給される直流電圧により起動用コンデ
ンサの充電電圧が上昇して、このコンデンサの端子電圧
が前記スイッチング素子の制御端子に印加され、この端
子電圧が所定電圧を越えると、前記スイッチング素子が
オンする。スイッチング回路が高周波でスイッチングす
ると、最初に起動された前記スイッチング素子の制御端
子に高周波電圧が発生するが、放電回路はこの電圧をト
リガとして起動用コンデンサの両端を短絡する経路を形
成して、このコンデンサの電荷を放電させて、その端子
電圧をローレベルにするため、以降、スイッチング回路
のスイッチング素子への影響はない。スイッチング回路
がスイッチングすると、出力回路から放電ランプに高周
波電圧が出力され、放電ランプを点灯する。
【0015】請求項4の発明は、放電回路は起動用コン
デンサの放電電圧が印加される制御端子に発生する交流
電圧をコンデンサを介して流入させる抵抗と;コレクタ
とエミッタを起動用コンデンサの両端に並列に接続し、
且つ前記抵抗に発生する電圧によりオンオフするトラン
ジスタと;を具備している。
【0016】このような構成により、スイッチング回路
が起動して、高周波でスイッチングすると、最初に起動
された前記スイッチング素子の制御端子に交流電圧が発
生し、この交流が前記抵抗にコンデンサを介して流入す
る。これにより、トランジスタがオンオフし、起動用コ
ンデンサの両端子が短絡されて、且つトランジスタのオ
ンオフ周期は起動用コンデンサの充電時定数よりもかな
り短いため、起動用コンデンサへの充電電圧は上昇しな
くなる。
【0017】請求項5の発明は、放電回路は起動用コン
デンサの放電電圧が印加される制御端子に発生する交流
電圧をコンデンサを介して流入させる抵抗と;この抵抗
に発生する電圧を整流平滑する整流回路と;コレクタと
エミッタを起動用コンデンサの両端に並列に接続し、且
つ前記整流回路から出力される直流電圧によりオンする
トランジスタと;を具備している。
【0018】このような構成により、スイッチング回路
が起動して、高周波でスイッチングすると、最初に起動
された前記スイッチング素子の制御端子に交流電流が発
生し、この交流電流が前記抵抗にコンデンサを介して流
入して、この抵抗に交流電圧を発生し、整流回路がこの
発生電圧を整流平滑して、直流電圧とする。これによ
り、この直流電圧がトランジスタのベースに印加され、
トランジスタがオンするため、起動用コンデンサの両端
子が短絡されて、起動用コンデンサの電荷がこのトラン
ジスタを通して放電される。
【0019】請求項6の発明は、直流電源と;複数個の
スイッチング素子を有し、直流電源の電圧を印加される
スイッチング回路と;スイッチング素子のオン・オフに
基づく高周波電圧を出力して放電ランプに付勢する出力
回路と;出力回路に1次側が挿入され、スイッチング制
御回路に2次側が挿入されてスイッチング素子を正帰還
信号によりオン・オフさせる帰還手段と;起動時に前記
直流電源から供給される直流電圧を充電した後、その放
電電圧をスイッチング回路を構成する1個のスイッチン
グ素子の制御端子に印加する起動用コンデンサと;起動
用コンデンサに充電電流を流す充電抵抗と;を具備して
いる。
【0020】このような構成により、電源投入時に、前
記直流電源から供給される直流電圧により起動用コンデ
ンサの充電電圧が上昇して、このコンデンサの端子電圧
が前記スイッチング素子の制御端子に印加され、この端
子電圧が所定電圧を越えると、前記スイッチング素子が
オンする。このスイッチング素子がオンすると、前記コ
ンデンサの放電電流がスイッチング素子側に流れる。そ
の後、帰還手段より別のスイッチング素子がオンして、
スイッチング回路のスイッチング動作が起動する。スイ
ッチング回路が高周波でスイッチングすると、スイッチ
手段をオフとすると共に、起動用コンデンサの電荷は最
初に起動された前記スイッチング素子の制御端子回路か
らスイッチング素子側に流れて放電し、その端子電圧を
ローレベルにするため、以降、スイッチング回路のスイ
ッチング素子が再起動されることはない。スイッチング
回路がスイッチングすると、出力回路から放電ランプに
高周波電圧が出力され、放電ランプを点灯する。尚、ス
イッチング素子のオンオフ周期は起動用コンデンサの充
電時定数よりもかなり短いため、起動用コンデンサの電
荷はこのスイッチング素子を通して放電される。
【0021】請求項7の発明は、請求項3乃至6いずれ
か1項記載の放電ランプ点灯装置と;この放電ランプ点
灯装置を組み込んだ照明装置本体と;を具備している。
【0022】このような構成により、照明装置本体に組
み込まれた放電ランプ点灯装置が点灯する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の放電ランプ点灯装
置の第1の実施の形態の構成を示した回路図である。1
は交流を供給する商用電源、2は交流を整流するダイオ
ードブリッジなどからなる整流回路、3は高周波電圧を
昇圧するリンケージトランス、4は蛍光灯などの放電ラ
ンプ、C1はインバータ起動用の電荷を充電する起動用
コンデンサ、C2はトランジスタQ1のベースに発生す
る交流電流を抵抗R5側に入力するコンデンサ、C3、
C5は共振回路を構成するコンデンサ、C4は整流回路
2から出力される整流電流(脈流)を整流平滑する充電
用コンデンサ、CT1は可飽和トランスの1次側で、こ
の1次側に高周波電流が流れると、2次側CT21、C
T22に高周波電圧を発生し、1次側が飽和すると、2
次側電圧の発生が停止される。Q1、Q2は高周波電圧
を出力するインバータを構成するスイッチングトランジ
スタ(電界効果トランジスタ)、R1はコンデンサC1
の充電時定数を決める充電用抵抗、R2はコンデンサC
1からの放電電流を制限する抵抗、R3、R4はトラン
ジスタQ1のゲートバイアス用抵抗、R5はトランジス
タQ3のベース電圧を得るための抵抗、R6、R7はト
ランジスタQ2のゲートバイアス用抵抗である。
【0024】ここで、トランジスタQ1、Q2はスイッ
チング回路を構成し、リンケージトランス3は出力回路
を構成し、可飽和トランスの1次側CT1と2次側CT
21、CT22は帰還手段を構成するが、この帰還手段
としては、バラストチョーク等を用いることもできる。
更に、抵抗R2、R5及びトランジスタQ3は放電回路
を構成している。尚、本例にて、放電ランプ4を外せ
ば、電源装置を構成することになる。
【0025】次に本実施の形態について説明する。電源
が投入されると、商用電源1から供給される交流は整流
回路2により整流され、この整流電流が抵抗R1を通し
てコンデンサC1を充電する。これにより、コンデンサ
C1の充電電圧が上昇し、この端子電圧が電界効果トラ
ンジスタ(以降単にトランジスタと称する)Q2のゲー
トに印加される。これにより、コンデンサC1の端子電
圧が所定電圧を越えると、トランジスタQ1がオンし
て、整流回路2の整流電流がトランジスタQ1、可飽和
トランスの1次側CT1、リンケージトランス3の1次
側、コンデンサC4を通して流れる。この時、コンデン
サC4は充電される。
【0026】トランジスタQ1がオンすると、コンデン
サC1の電荷がゲートを通って、ソース側に抜けるた
め、ゲート電圧が前記所定電圧以下になって、トランジ
スタQ1がオフする。トランジスタQ1がオフになる
と、コンデンサC4の放電電流がリンケージトランス3
の1次側、可飽和トランスの1次側CT1側に流れ、可
飽和トランスの2次側CT22にトランジスタQ2をオ
ンにする電圧を発生して、このトランジスタQ2をオン
にする。これにより、整流回路2からの整流電流がコン
デンサC5を通してリンケージトランス3の1次側、可
飽和トランスの1次側CT1及びトランジスタQ2側に
流れる。この時、可飽和トランスの2次側CT21には
トランジスタQ2をオンとする電圧が発生し、トランジ
スタQ2のオン状態を維持する。
【0027】その後、可飽和トランスが飽和すると、可
飽和トランスの2次側CT22に発生していた電圧がな
くなり、トランジスタQ2をオフにする。トランジスタ
Q2がオフになると、リンケージトランス3に逆起電力
が発生し、可飽和トランスの1次側CT1にリンケージ
トランス3側方向に流れる電流が発生し、この電流によ
り可飽和トランスがリセットされた後、可飽和トランス
の2次側CT21にトランジスタQ1をオンにする電圧
を発生して、このトランジスタQ1をオンにする。トラ
ンジスタQ1がオンになると、整流回路2の整流電流が
トランジスタQ1、可飽和トランスの1次側CT1、リ
ンケージトランス3の1次側、コンデンサC4を通して
流れ、可飽和トランスの2次側CT21にトランジスタ
Q1をオンにする電圧を発生し続けて、トランジスタQ
1のオン状態を維持すると共に、可飽和トランスの2次
側CT22にトランジスタQ2をオフにする電圧を発生
して、トランジスタQ2のオフ状態を維持する。
【0028】その後、可飽和トランスが飽和すると、可
飽和トランスの2次側CT21に発生していた電圧がな
くなり、トランジスタQ1をオフにする。トランジスタ
Q1がオフになると、コンデンサC4の放電電流がリン
ケージトランス3の1次側、可飽和トランスの1次側C
T1側に流れて可飽和トランスをリセットした後、可飽
和トランスの2次側CT22にトランジスタQ2をオン
にする電圧を発生して、このトランジスタQ2をオンに
すると共に、2次側CT21にトランジスタQ1をオフ
にする電圧を発生して、トランジスタQ1のオフ状態を
維持する。こうして、トランジスタQ1、Q2のスイッ
チングが開始される。
【0029】トランジスタQ1、Q2のスイッチングが
開始されと、トランジスタQ1のゲートには高周波の電
圧が発生するため、コンデンサC2と抵抗R5の直列回
路には高周波の電流が流れ、抵抗R5には高周波電圧が
発生するため、トランジスタQ3は高周波でオンオフす
る。ここで、トランジスタQ3のスイッチング周期は、
コンデンサC1と抵抗R1で決まるコンデンサC1の充
電時定数に比べて極めて短いため、コンデンサC1の電
荷はトランジスタQ3を通して放電してしまい、その端
子電圧はローレベルになって、トランジスタQ1、Q2
のスイッチングに影響を与えることはない。
【0030】図3は上記したトランジスタQ1、Q2の
スイッチングが起動される時の動作を説明する波形図で
ある。図3(A)の上段の波形は図2に示したトランジ
スタQ1のドレイン・ソース間に流れるドレイン電流
で、下段の波形はドレイン・ソース間電圧を示してい
る。図3(B)は図3(A)で示した波形の位相Aで示
した部分の拡大波形図である。この部分ではトランジス
タQ1がオンオフし始めた期間である。図3(C)は図
3(A)で示した波形の位相Bで示した部分の拡大波形
図である。この部分ではトランジスタQ1が完全にオン
オフして、トランジスタQ1、Q2がスイッチングして
いる期間である。
【0031】本実施の形態によれば、起動用の電荷を充
電するコンデンサC1の端子をトランジスタQ1のゲー
ト回路に直接接続し、このコンデンサC1の端子電圧を
直接トランジスタQ1のゲートに印加する構成により、
高価なトリガダイオードを用いることなく、インバータ
を構成するトランジスタQ1、Q2のスイッチングを起
動する起動回路を構成でき、装置を安価にすることがで
きる。しかも、起動時、上昇するコンデンサC1の端子
電圧はトランジスタQ1のゲートにトランジスタQ1が
オンするまで印加され続けるるため、トランジスタQ1
を確実にオンさせて、トランジスタQ1、Q2のスイッ
チングを起動させるため、起動性を向上させることがで
きる。
【0032】尚、本発明は上記実施の形態で示したイン
バータの出力側の回路以外の、例えば図4に示したよう
な第2の実施の形態の回路構成を有する放電灯点灯装置
等、各種の放電灯点灯装置に適用して同様の効果を得る
ことができる。
【0033】図5は本発明の放電ランプ点灯装置の第3
の実施の形態の構成を示した回路図である。本例は、起
動用の電荷を充電するコンデンサC1の電荷を放電させ
る経路を形成するトランジスタQ3のベースをダイオー
ドD2とコンデンサC6から成る整流回路を介して、抵
抗R5に接続している。但し、抵抗R9はトランジスタ
Q3のベースバイアス抵抗である。
【0034】従って、本例では、トランジスタQ1、Q
2がスイッチングした後に、抵抗R5に発生する高周波
電圧は前記整流回路により整流平滑されて直流電圧とな
り、この直流電圧がトランジスタQ3のベースに印加さ
れて、トランジスタQ3がオンすることにより、コンデ
ンサC1の電荷を放電させている。他の構成は図2に示
した第1の実施の形態と同様で、同様の動作を行い、同
様の効果がある。
【0035】図6は本発明の放電ランプ点灯装置の第4
の実施の形態の構成を示した回路図である。本例は、起
動用の電荷を充電するコンデンサC1の端子をトランジ
スタQ3のベース回路に直接接続して、図2に示した第
1の実施の形態と同様の構成を採っているが、コンデン
サC1の充電電荷を放電させる経路としてトランジスタ
Q3のベース・エミッタ間を用いており、回路を極めて
単純化している。
【0036】トランジスタQ1、Q2が高周波でスイッ
チングを開始すると、抵抗R1に直列に挿入されたスイ
ッチSWをオフとする。しかも、トランジスタQ1のス
イッチング周期は、コンデンサC1と抵抗R1で決まる
コンデンサC1の充電時定数に比べて極めて短いため、
コンデンサC1の電化はトランジスタQ1を通して放電
してしまい、その端子電圧はローレベルになって、トラ
ンジスタQ1、Q2のスイッチングに影響を与えること
はなく、図2に示した第1の実施の形態と同様の効果が
あり、しかも、本回路の方が第1の実施の形態の起動回
路よりも簡単なため、装置を更に安価にすることができ
る。
【0037】図7は本発明の照明装置の一実施の形態の
構成を示した斜視図である。71は照明装置本体で、こ
の照明装置本体71に放電ランプの一種である蛍光灯7
2が装着されている。この蛍光灯72は図2、図4、図
5、図6に示した放電ランプ点灯装置により点灯され、
この放電ランプ点灯装置は照明装置本体71に内蔵され
ている。本例は、内蔵の放電ランプ点灯装置のインバー
タの起動性能が向上されていることと、装置が安価なた
め、コストを低減させる方向で、蛍光灯72を安定且つ
確実に点灯させることができる。
【0038】
【発明の効果】以上記述した如く請求項1、3、4、5
の発明によれば、起動用コンデンサの端子電圧をスイッ
チング素子の制御端子回路に直接印加し、スイッチング
後は起動用コンデンサの電荷を前記制御端子に発生する
交流電流をトリガとして動作する放電回路により放電す
ることにより、トリガダイオードを省略した安価な起動
回路によりスイッチング素子のスイッチングを確実に起
動させることができる。
【0039】請求項2、5の発明によれば、起動用コン
デンサの端子電圧をスイッチング素子の制御端子回路に
直接印加し、スイッチング後は起動用コンデンサの電荷
を前記制御端子を通してスイッチング素子側に放電する
ことにより、トリガダイオードを省略した極めて簡単な
起動回路によりスイッチング素子のスイッチングを確実
に起動でき、回路を極めて簡単で安価なものとすること
ができる。
【0040】請求項7の発明によれば、照明装置を価格
を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の放電ランプ点灯装置の構成例を示した回
路図。
【図2】本発明の放電ランプ点灯装置の第1の実施の形
態の構成を示した回路図。
【図3】図2に示したスイッチングトランジスタの起動
時の動作を説明する波形図。
【図4】本発明の放電ランプ点灯装置の第2の実施の形
態の構成を示した回路図。
【図5】本発明の放電ランプ点灯装置の第3の実施の形
態の構成を示した回路図。
【図6】本発明の放電ランプ点灯装置の第4の実施の形
態の構成を示した回路図。
【図7】本発明の照明装置の一実施の形態の構成を示し
た斜視図。
【符号の説明】
1…商用電源 2…整流回路 3…リンケージトランス 4…放電ランプ 5…フィルタ C1〜C6…コンデンサ CT1…可飽和トランスの1次側 CT21、CT22…可飽和トランスの2次側 D2…ダイオード Q1、Q2…スイッチングトランジスタ Q3…放電用トランジスタ R1〜R9…抵抗

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源と;少なくとも1個のスイッチ
    ング素子を有し、直流電源の電圧を印加されるスイッチ
    ング回路と;スイッチング素子のオン・オフに基づく高
    周波電圧を出力して負荷を付勢する出力回路と;高周波
    出力の1部を帰還してスイッチング素子をオン・オフさ
    せる帰還手段と;起動時に前記直流電源から供給される
    直流電圧を充電した後、その放電電圧をスイッチング回
    路を構成する1個のスイッチング素子の制御端子に印加
    する起動用コンデンサと;起動用コンデンサに充電電流
    を流す充電抵抗と;スイッチング回路がスイッチングを
    始めると、最初に起動されたスイッチング素子の制御端
    子に発生する交流電流をトリガとして起動用コンデンサ
    の電荷を急速に放電させる放電回路と;を具備したこと
    を特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】直流電源と;少なくとも1個のスイッチン
    グ素子を有し、直流電源の電圧を印加されるスイッチン
    グ回路と;スイッチング素子のオン・オフに基づく高周
    波電圧を出力して負荷に付勢する出力回路と;高周波出
    力の1部を帰還してスイッチング素子をオン・オフさせ
    る帰還手段と;起動時に前記直流電源から供給される直
    流電圧を充電した後、その放電電圧をスイッチング回路
    を構成する1個のスイッチング素子の制御端子に印加す
    る起動用コンデンサと;起動用コンデンサに充電電流を
    流す充電抵抗と;スイッチング回路がスイッチングを始
    めると、起動用コンデンサへの充電を停止するスイッチ
    手段と;を具備したことを特徴とする電源装置。
  3. 【請求項3】 直流電源と;少なくとも1個のスイッチ
    ング素子を有し、直流電源の電圧を印加されるスイッチ
    ング回路と;スイッチング素子のオン・オフに基づく高
    周波電圧を出力して放電ランプに付勢する出力回路と;
    高周波出力の1部を帰還してスイッチング素子をオン・
    オフさせる帰還手段と;起動時に前記直流電源から供給
    される直流電圧を充電した後、その放電電圧をスイッチ
    ング回路を構成する1個のスイッチング素子の制御端子
    に印加する起動用コンデンサと;起動用コンデンサに充
    電電流を流す充電抵抗と;スイッチング回路がスイッチ
    ングを始めると、最初に起動されたスイッチング素子の
    制御端子に発生する交流電流をトリガとして起動用コン
    デンサの電荷を急速に放電させる放電回路と;を具備し
    たことを特徴とする放電ランプ点灯装置。
  4. 【請求項4】 放電回路は起動用コンデンサの放電電圧
    が印加される制御端子に発生する交流電圧をコンデンサ
    を介して流入させる抵抗と;コレクタとエミッタを起動
    用コンデンサの両端に並列に接続し、且つ前記抵抗に発
    生する電圧によりオンオフするトランジスタと;を具備
    したことを特徴とする請求項2記載の放電ランプ点灯装
    置。
  5. 【請求項5】 放電回路は起動用コンデンサの放電電圧
    が印加される制御端子に発生する交流電圧をコンデンサ
    を介して流入させる抵抗と;この抵抗に発生する電圧を
    整流平滑する整流回路と;コレクタとエミッタを起動用
    コンデンサの両端に並列に接続し、且つ前記整流回路か
    ら出力される直流電圧によりオンするトランジスタと;
    を具備したことを特徴とする放電ランプ点灯装置。
  6. 【請求項6】 直流電源と;複数個のスイッチング素子
    を有し、直流電源の電圧を印加されるスイッチング回路
    と;スイッチング素子のオン・オフに基づく高周波電圧
    を出力して放電ランプに付勢する出力回路と;出力回路
    に1次側が挿入され、スイッチング制御回路に2次側が
    挿入されてスイッチング素子を正帰還信号によりオン・
    オフさせる帰還手段と;起動時に前記直流電源から供給
    される直流電圧を充電した後、その放電電圧をスイッチ
    ング回路を構成する1個のスイッチング素子の制御端子
    に印加する起動用コンデンサと;起動用コンデンサに充
    電電流を流す充電抵抗と;スイッチング回路がスイッチ
    ングを始めると、起動用コンデンサへの充電を停止する
    スイッチ手段と;を具備したことを特徴とする放電ラン
    プ点灯装置。
  7. 【請求項7】 請求項3乃至6いずれか1項記載の放電
    ランプ点灯装置と;この放電ランプ点灯装置を組み込ん
    だ照明装置本体と;を具備したことを特徴とする照明装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006280123A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Fujitsu Access Ltd インバータ装置

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JP2006280123A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Fujitsu Access Ltd インバータ装置

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