JPH09308312A - ロング苗マットの巻取り装置へのガイド装置 - Google Patents
ロング苗マットの巻取り装置へのガイド装置Info
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- JPH09308312A JPH09308312A JP12842696A JP12842696A JPH09308312A JP H09308312 A JPH09308312 A JP H09308312A JP 12842696 A JP12842696 A JP 12842696A JP 12842696 A JP12842696 A JP 12842696A JP H09308312 A JPH09308312 A JP H09308312A
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- long seedling
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロング苗マット1の長手方向に沿うように苗
茎を倒し姿勢に矯正すると共にロール状に巻き取る作業
を効率化する。 【解決手段】 搬送ローラ23にて巻取り装置20方向
に搬送されるロング苗マット1の表面に対して傾斜状に
配置した無端帯29の下端を接近させながら搬送方向と
逆方向に無端帯29を回転駆動することにより、ロング
苗マット1上の苗18の苗茎は、搬送方向と反対側に倒
れるように強制的に姿勢矯正される。苗18が所定の方
向に倒れたロング苗マット1を一対の送りローラ43,
43にて上下に挟んで巻取り装置20における巻取リー
ル35方向へと送り出し、巻取り装置20にて苗ロール
10に仕上げる。
茎を倒し姿勢に矯正すると共にロール状に巻き取る作業
を効率化する。 【解決手段】 搬送ローラ23にて巻取り装置20方向
に搬送されるロング苗マット1の表面に対して傾斜状に
配置した無端帯29の下端を接近させながら搬送方向と
逆方向に無端帯29を回転駆動することにより、ロング
苗マット1上の苗18の苗茎は、搬送方向と反対側に倒
れるように強制的に姿勢矯正される。苗18が所定の方
向に倒れたロング苗マット1を一対の送りローラ43,
43にて上下に挟んで巻取り装置20における巻取リー
ル35方向へと送り出し、巻取り装置20にて苗ロール
10に仕上げる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不織布等からなる
長い帯状の苗床シートに稲や野菜等の植物の種子を蒔い
て育苗させたロング苗マットにおける苗茎を所定方向に
倒しながら巻取りするための装置の構造に関するもので
ある。
長い帯状の苗床シートに稲や野菜等の植物の種子を蒔い
て育苗させたロング苗マットにおける苗茎を所定方向に
倒しながら巻取りするための装置の構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、実開平6−1742
1号公報等に開示されているように、乗用型田植機の苗
植装置に傾斜配置され、かつ左右往復動する苗載台の表
面に、平面視矩形状の苗マットを載置し、前記苗載台の
下端にて回動する苗移植機構の一対の植付爪により適宜
の大きさの土付苗(1株分の苗)に分割しながら圃場に
植付けすることが行われている。
1号公報等に開示されているように、乗用型田植機の苗
植装置に傾斜配置され、かつ左右往復動する苗載台の表
面に、平面視矩形状の苗マットを載置し、前記苗載台の
下端にて回動する苗移植機構の一対の植付爪により適宜
の大きさの土付苗(1株分の苗)に分割しながら圃場に
植付けすることが行われている。
【0003】ところで、従来の苗マットは、その長手方
向を傾斜状苗載台の上下傾斜方向に沿わせて配置するも
のであり、当該苗マットの長手方向の寸法は約58c
m、幅寸法は約28cm程度であり、苗マットが消費さ
れるごとに、苗載台上に新たな苗マットを頻繁に継ぎ足
し供給する必要があるので、前記先行技術では、前記矩
形状の苗マットを田植機の走行機体の側面に設けた予備
苗台から苗載台の上端方向に移行させて受け継がせるこ
とを提案している。
向を傾斜状苗載台の上下傾斜方向に沿わせて配置するも
のであり、当該苗マットの長手方向の寸法は約58c
m、幅寸法は約28cm程度であり、苗マットが消費さ
れるごとに、苗載台上に新たな苗マットを頻繁に継ぎ足
し供給する必要があるので、前記先行技術では、前記矩
形状の苗マットを田植機の走行機体の側面に設けた予備
苗台から苗載台の上端方向に移行させて受け継がせるこ
とを提案している。
【0004】しかしながら、苗マットの長さが短いかぎ
り、当該苗マットの継ぎ足し供給作業の回数が頻繁とな
り、その度に、走行機体を停止させたりする苗マットの
供給作業が必要となり、田植作業の効率化を妨げる原因
となっていた。そこで、苗マットを帯状(ストリップ
状)に長く形成すると、そのロング苗マットをそのまま
苗載台に載置するのは、取扱いが至極面倒となり、且つ
苗載台が長大となり過ぎるという不具合があるから、当
該ロング苗マットをロール状に巻取り、そのロング苗マ
ットを巻き解きながら苗載台の下端方向へ供給すること
が考えられた。
り、当該苗マットの継ぎ足し供給作業の回数が頻繁とな
り、その度に、走行機体を停止させたりする苗マットの
供給作業が必要となり、田植作業の効率化を妨げる原因
となっていた。そこで、苗マットを帯状(ストリップ
状)に長く形成すると、そのロング苗マットをそのまま
苗載台に載置するのは、取扱いが至極面倒となり、且つ
苗載台が長大となり過ぎるという不具合があるから、当
該ロング苗マットをロール状に巻取り、そのロング苗マ
ットを巻き解きながら苗載台の下端方向へ供給すること
が考えられた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロング
苗マットの表面側には苗茎が略垂直状に立設しているの
で、そのまま巻き取ると、苗茎がランダム方向に倒れた
り、苗の茎及び葉の途中が折れて破損するという問題が
あった。また、苗茎が苗マットの幅方向に倒れている
と、その幅方向に並んだ左右一対の植付爪にて苗マット
を1株ずつに分割するとき、前記倒れた苗茎の中途部を
植付爪にて切断してしまう頻度が大きくなり、それを圃
場に植付けても苗の育成ができないという問題がある。
苗マットの表面側には苗茎が略垂直状に立設しているの
で、そのまま巻き取ると、苗茎がランダム方向に倒れた
り、苗の茎及び葉の途中が折れて破損するという問題が
あった。また、苗茎が苗マットの幅方向に倒れている
と、その幅方向に並んだ左右一対の植付爪にて苗マット
を1株ずつに分割するとき、前記倒れた苗茎の中途部を
植付爪にて切断してしまう頻度が大きくなり、それを圃
場に植付けても苗の育成ができないという問題がある。
【0006】本発明は、前記の問題点を解決すべくなさ
れたものであって、この種のロング苗マットの表面にお
ける苗茎を予め所定方向に傾ける前処理を実行しなが
ら、当該ロング苗マットをロール状に巻取りさせる装置
を提供することを目的とするものである。なお、本発明
は、稲の苗ばかりでなく、草花、野菜等の苗移植機のた
めのロング苗マットにも適用できるものである。
れたものであって、この種のロング苗マットの表面にお
ける苗茎を予め所定方向に傾ける前処理を実行しなが
ら、当該ロング苗マットをロール状に巻取りさせる装置
を提供することを目的とするものである。なお、本発明
は、稲の苗ばかりでなく、草花、野菜等の苗移植機のた
めのロング苗マットにも適用できるものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明のロング苗マットの巻取り装
置へのガイド装置は、不織布等からなる長い帯状の苗床
シートに稲や野菜等の植物の種子を蒔いて育苗させたロ
ング苗マットを、その長手方向に沿う搬送手段を介して
巻取り装置に搬送するように構成する一方、該搬送手段
による搬送経路には、ロング苗マットの表面における苗
茎を当該ロング苗マットの長手方向の後方向に強制的に
傾斜させつつ巻取り装置側に搬送するための姿勢矯正手
段を配置したものである。
め、請求項1に記載の発明のロング苗マットの巻取り装
置へのガイド装置は、不織布等からなる長い帯状の苗床
シートに稲や野菜等の植物の種子を蒔いて育苗させたロ
ング苗マットを、その長手方向に沿う搬送手段を介して
巻取り装置に搬送するように構成する一方、該搬送手段
による搬送経路には、ロング苗マットの表面における苗
茎を当該ロング苗マットの長手方向の後方向に強制的に
傾斜させつつ巻取り装置側に搬送するための姿勢矯正手
段を配置したものである。
【0008】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載のロング苗マットの巻取り装置へのガイド装置
において、前記姿勢矯正手段は、ロング苗マットの表面
にその長手方向に沿い且つ搬送下流側に向かって傾斜状
に接近させる回転無端帯にて構成したものである。
1に記載のロング苗マットの巻取り装置へのガイド装置
において、前記姿勢矯正手段は、ロング苗マットの表面
にその長手方向に沿い且つ搬送下流側に向かって傾斜状
に接近させる回転無端帯にて構成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1及び図2は、後述するように
してロール状に巻き取ったロング苗マット(以下、苗ロ
ール10という)を乗用型田植機に装着した実施形態を
示し、走行機体2の後部にリンク機構3及び油圧シリン
ダ4を介してフロート6付の苗植装置5を昇降可能に装
着し、該苗植装置5における後下向き傾斜状に配置し、
且つ左右往復動する苗載台7の上端のスタンド部8に苗
ロール10を回転自在に配置し、この苗ロール10を巻
き戻しつつ苗載台7の表面に沿わせて下端方向にすべり
落として、当該苗載台7の下端にて回動するロータリ式
苗移植機構9の一対の植付爪により一株に分割して圃場
に植付けするものである。
態について説明する。図1及び図2は、後述するように
してロール状に巻き取ったロング苗マット(以下、苗ロ
ール10という)を乗用型田植機に装着した実施形態を
示し、走行機体2の後部にリンク機構3及び油圧シリン
ダ4を介してフロート6付の苗植装置5を昇降可能に装
着し、該苗植装置5における後下向き傾斜状に配置し、
且つ左右往復動する苗載台7の上端のスタンド部8に苗
ロール10を回転自在に配置し、この苗ロール10を巻
き戻しつつ苗載台7の表面に沿わせて下端方向にすべり
落として、当該苗載台7の下端にて回動するロータリ式
苗移植機構9の一対の植付爪により一株に分割して圃場
に植付けするものである。
【0010】図3は短い幅寸法がほぼ28cm、長さが
ほぼ6m、厚さ6cm以下の不織布製の苗床シート14
を敷いてロング苗マット1を形成するための育苗トレイ
11を示し、該育苗トレイ11は、長手方向の中途部で
分割可能な内トレイ12a,12bと、ラス網16等で
底板を形成させた外トレイ13とからなり、内トレイ1
2a,12bには、前記各苗床シート14を4列平行状
に敷くための区画板15を備えると共に、育苗トレイ1
1上方から散水等にて供給された養液(図示せず)を外
トレイ13を介して外部に放出するための漏下口17が
他方の内トレイ12bの端部に穿設されている。
ほぼ6m、厚さ6cm以下の不織布製の苗床シート14
を敷いてロング苗マット1を形成するための育苗トレイ
11を示し、該育苗トレイ11は、長手方向の中途部で
分割可能な内トレイ12a,12bと、ラス網16等で
底板を形成させた外トレイ13とからなり、内トレイ1
2a,12bには、前記各苗床シート14を4列平行状
に敷くための区画板15を備えると共に、育苗トレイ1
1上方から散水等にて供給された養液(図示せず)を外
トレイ13を介して外部に放出するための漏下口17が
他方の内トレイ12bの端部に穿設されている。
【0011】従って、育苗トレイ11内に敷いた苗床シ
ート14の表面に、発芽前処理した籾を蒔いて図示しな
い発芽室にて所定の温度及び湿度の環境下で3〜4日放
置して発芽させた後、緑化室(図示せず)に育苗トレイ
11を移して、養液を散水機等にて苗床シート14に供
給し、日光を与えながら所定の環境下で5〜7日放置し
て苗茎、苗葉を緑化させ、さらに、硬化室(図示せず)
に育苗トレイ11を移して、養液を散水機等にて苗床シ
ート14に供給し、日光を与えながら5〜7日放置して
苗茎、苗葉を硬化させる。なお、前記各養液は夫々の室
にて独自に循環させて使用する。
ート14の表面に、発芽前処理した籾を蒔いて図示しな
い発芽室にて所定の温度及び湿度の環境下で3〜4日放
置して発芽させた後、緑化室(図示せず)に育苗トレイ
11を移して、養液を散水機等にて苗床シート14に供
給し、日光を与えながら所定の環境下で5〜7日放置し
て苗茎、苗葉を緑化させ、さらに、硬化室(図示せず)
に育苗トレイ11を移して、養液を散水機等にて苗床シ
ート14に供給し、日光を与えながら5〜7日放置して
苗茎、苗葉を硬化させる。なお、前記各養液は夫々の室
にて独自に循環させて使用する。
【0012】このようにして苗18が所定の背丈に育っ
たロング苗マット1を、巻取り装置20にてロール状に
巻き取り、苗ロール10を形成する。この場合、本発明
では、巻取り装置20へのロング苗マット1の搬送経路
中、好ましくは巻取り装置20の直前に、搬送されるロ
ング苗マット1の苗18の苗茎が当該ロング苗マット1
の長手方向に沿って倒れ姿勢を保持するように処理しつ
つ巻取り装置20方向に送る姿勢矯正手段を設けるもの
である。
たロング苗マット1を、巻取り装置20にてロール状に
巻き取り、苗ロール10を形成する。この場合、本発明
では、巻取り装置20へのロング苗マット1の搬送経路
中、好ましくは巻取り装置20の直前に、搬送されるロ
ング苗マット1の苗18の苗茎が当該ロング苗マット1
の長手方向に沿って倒れ姿勢を保持するように処理しつ
つ巻取り装置20方向に送る姿勢矯正手段を設けるもの
である。
【0013】図4〜図7は、巻取り装置20及び苗の傾
斜姿勢への矯正のための姿勢矯正手段としての前処理装
置21の第1実施形態であり、ガイド板22a,22b
と搬送ローラ23及びその駆動モータ24等とからなる
搬送手段の上方に位置する支持枠25の下向きブラケッ
ト26には、上プーリ27を枢支し、ゴム製等の無端帯
29を上下プーリ27,28に巻掛けて傾斜状に配置す
る。この上プーリ27は支持枠25上の駆動モータ30
及び減速機構31、伝動チェン等を介して回転駆動され
る。
斜姿勢への矯正のための姿勢矯正手段としての前処理装
置21の第1実施形態であり、ガイド板22a,22b
と搬送ローラ23及びその駆動モータ24等とからなる
搬送手段の上方に位置する支持枠25の下向きブラケッ
ト26には、上プーリ27を枢支し、ゴム製等の無端帯
29を上下プーリ27,28に巻掛けて傾斜状に配置す
る。この上プーリ27は支持枠25上の駆動モータ30
及び減速機構31、伝動チェン等を介して回転駆動され
る。
【0014】この場合、無端帯29はその下端に行くほ
ど搬送下流側となり、且つ下プーリ28が前記搬送ロー
ラ23の上面にほぼ対峙するように傾斜状に配置され
る。そして、上下プーリ27,28の左右両側軸を支持
する連結板32を支持枠25に設けた油圧シリンダ33
にて上下位置調節させることにより、前記下プーリ28
の外周の無端帯29の表面がロング苗マット1の表面を
押圧する力を調節できる構成である。なお、無端帯29
の幅寸法はロング苗マット1の幅寸法より若干広い。
ど搬送下流側となり、且つ下プーリ28が前記搬送ロー
ラ23の上面にほぼ対峙するように傾斜状に配置され
る。そして、上下プーリ27,28の左右両側軸を支持
する連結板32を支持枠25に設けた油圧シリンダ33
にて上下位置調節させることにより、前記下プーリ28
の外周の無端帯29の表面がロング苗マット1の表面を
押圧する力を調節できる構成である。なお、無端帯29
の幅寸法はロング苗マット1の幅寸法より若干広い。
【0015】巻取り装置20は、図6及び図7に示すよ
うに、中空パイプ状の巻取リール35の両端に係合して
回転自在に支持する一対の支持軸36,37のうち少な
くとも一方の支持軸36をその軸線方向に進退動可能と
する油圧シリンダ等のアクチュエータ40を備える。一
つの支持軸36または37を駆動モータ、減速部等の動
力機構38にて回転駆動する。巻取リール35に前記ロ
ング苗マット1の始端1aを巻き付けする手段として、
図示実施例では、巻取リール35の円周面一側に、可撓
性を有する巻き付け片39の基端を固定し、ロング苗マ
ット1の始端1a(苗18を有しない部分)を巻取リー
ル35の円周面との間に挟みながら巻き付け始めれば良
い。
うに、中空パイプ状の巻取リール35の両端に係合して
回転自在に支持する一対の支持軸36,37のうち少な
くとも一方の支持軸36をその軸線方向に進退動可能と
する油圧シリンダ等のアクチュエータ40を備える。一
つの支持軸36または37を駆動モータ、減速部等の動
力機構38にて回転駆動する。巻取リール35に前記ロ
ング苗マット1の始端1aを巻き付けする手段として、
図示実施例では、巻取リール35の円周面一側に、可撓
性を有する巻き付け片39の基端を固定し、ロング苗マ
ット1の始端1a(苗18を有しない部分)を巻取リー
ル35の円周面との間に挟みながら巻き付け始めれば良
い。
【0016】また、巻取リール35に一対のサイド板4
1,41を着脱自在に被嵌するか、もしくは被嵌固定
し、ロング苗マット1の幅寸法の間隔に一対のサイド板
41,41を隔てて位置保持させてロング苗マット1を
巻き取るときの幅方向への巻きずれを防止する。さら
に、中空パイプ状の巻取リール35の円周面に半径方向
に貫通する空気孔42が多数穿設され、苗ロール10と
なったときの巻取り内径部分への空気流通性を向上させ
る。
1,41を着脱自在に被嵌するか、もしくは被嵌固定
し、ロング苗マット1の幅寸法の間隔に一対のサイド板
41,41を隔てて位置保持させてロング苗マット1を
巻き取るときの幅方向への巻きずれを防止する。さら
に、中空パイプ状の巻取リール35の円周面に半径方向
に貫通する空気孔42が多数穿設され、苗ロール10と
なったときの巻取り内径部分への空気流通性を向上させ
る。
【0017】この構成によれば、矢印A方向に搬送され
るロング苗マット1の表面に対して傾斜状に配置した無
端帯29の下端を接近させながら搬送方向と逆方向に無
端帯29を回転駆動することにより、ロング苗マット1
上の苗18の苗茎は、搬送方向と反対側に倒れるように
強制的に姿勢矯正されるのである。このように苗18が
所定の方向に倒れたロング苗マット1を一対の送りロー
ラ43,43にて上下に挟んで巻取り装置20における
巻取リール35方向へと送り出し、巻取り装置20にて
苗ロール10に仕上げるのである。
るロング苗マット1の表面に対して傾斜状に配置した無
端帯29の下端を接近させながら搬送方向と逆方向に無
端帯29を回転駆動することにより、ロング苗マット1
上の苗18の苗茎は、搬送方向と反対側に倒れるように
強制的に姿勢矯正されるのである。このように苗18が
所定の方向に倒れたロング苗マット1を一対の送りロー
ラ43,43にて上下に挟んで巻取り装置20における
巻取リール35方向へと送り出し、巻取り装置20にて
苗ロール10に仕上げるのである。
【0018】このように、ロング苗マット1を搬送させ
ながら、姿勢矯正手段としての前処理装置21にて苗1
8の茎を搬送方向後方へ倒し、次いで巻取り装置20に
て苗ロール10に仕上げるという一連の作業を流れ作業
的に実行できるから、作業効率を向上させることができ
る。図8は、姿勢矯正手段としての前処理装置21の変
形例を示し、搬送上流側のガイド板22aより高い位置
に搬送ローラ23を配置して、その搬送ローラ23の上
側周面の搬送上流側にてロング苗マット1の下面を凸湾
曲状に支持しながら搬送する。これにより、搬送される
ロング苗マット1の苗18の茎の先端方向を予め搬送上
流側に倒れ姿勢となるように変位させることができるか
ら、その上方の傾斜状に配置した無端帯29の下面にて
苗18の茎を倒れ姿勢に矯正することが至極容易となる
のである。
ながら、姿勢矯正手段としての前処理装置21にて苗1
8の茎を搬送方向後方へ倒し、次いで巻取り装置20に
て苗ロール10に仕上げるという一連の作業を流れ作業
的に実行できるから、作業効率を向上させることができ
る。図8は、姿勢矯正手段としての前処理装置21の変
形例を示し、搬送上流側のガイド板22aより高い位置
に搬送ローラ23を配置して、その搬送ローラ23の上
側周面の搬送上流側にてロング苗マット1の下面を凸湾
曲状に支持しながら搬送する。これにより、搬送される
ロング苗マット1の苗18の茎の先端方向を予め搬送上
流側に倒れ姿勢となるように変位させることができるか
ら、その上方の傾斜状に配置した無端帯29の下面にて
苗18の茎を倒れ姿勢に矯正することが至極容易となる
のである。
【0019】前記2つの実施形態において、ロング苗マ
ット1の下面を支持して搬送する搬送ロング苗マット2
3の周速度より、無端帯29の周速度を速くすることに
より、苗18の茎の倒れ姿勢の矯正効果を向上させるこ
とができる。なお、図6に示すように、巻取り装置20
の手前に位置するガイド板22bの左右両側に立て起こ
しガイドリブ44,44を設けることにより、搬送され
るロング苗マット1が巻取リール35に対して横ずれし
ないように確実に案内することができる。また、巻取り
時にロング苗マット1の左右両側を左右両側のサイド板
41,41に案内することにより、押し倒された苗茎が
ロング苗マット1の幅方向にはみ出すのを防止できるの
である。
ット1の下面を支持して搬送する搬送ロング苗マット2
3の周速度より、無端帯29の周速度を速くすることに
より、苗18の茎の倒れ姿勢の矯正効果を向上させるこ
とができる。なお、図6に示すように、巻取り装置20
の手前に位置するガイド板22bの左右両側に立て起こ
しガイドリブ44,44を設けることにより、搬送され
るロング苗マット1が巻取リール35に対して横ずれし
ないように確実に案内することができる。また、巻取り
時にロング苗マット1の左右両側を左右両側のサイド板
41,41に案内することにより、押し倒された苗茎が
ロング苗マット1の幅方向にはみ出すのを防止できるの
である。
【0020】さらに、図7に示すように、左右両側のサ
イド板41,41の半径外寄り部位に貫通孔45を穿設
する一方、左右両側端に断面コ字状等の嵌合部46a,
46aを備えた外周枠体46をピン47,47を介して
止め付けすることにより、苗ロール10の外周を緩まな
いように緩く押えることができる。また、巻取り装置2
0から取り出した苗ロール10を一時保管するために、
巻取リール35の内径部に支持軸(図示せず)を挿通さ
せて、当該巻取リール35の軸線を垂直方向にして複数
の苗ロール10を積み重ねるようにしても良いし、苗ロ
ール10を、軸線が水平となるようにして巻取リール3
5の両端を保管枠に支持させておいても良い。さらに
は、苗ロール10を左右両側のサイド板41,41の外
周より小さい径に巻くことにより、移動時にサイド板4
1の外周が苗ロール10の外面を保護する役目を果たす
ことができる。
イド板41,41の半径外寄り部位に貫通孔45を穿設
する一方、左右両側端に断面コ字状等の嵌合部46a,
46aを備えた外周枠体46をピン47,47を介して
止め付けすることにより、苗ロール10の外周を緩まな
いように緩く押えることができる。また、巻取り装置2
0から取り出した苗ロール10を一時保管するために、
巻取リール35の内径部に支持軸(図示せず)を挿通さ
せて、当該巻取リール35の軸線を垂直方向にして複数
の苗ロール10を積み重ねるようにしても良いし、苗ロ
ール10を、軸線が水平となるようにして巻取リール3
5の両端を保管枠に支持させておいても良い。さらに
は、苗ロール10を左右両側のサイド板41,41の外
周より小さい径に巻くことにより、移動時にサイド板4
1の外周が苗ロール10の外面を保護する役目を果たす
ことができる。
【0021】このように、ロング苗マット1の長手方向
に沿って苗茎が倒れるように矯正させた後、当該ロング
苗マット1の始端を巻取り装置20の巻取リール35に
装着して巻取るとき、苗18の苗茎が巻き取る方向に沿
うように並んで倒れているので、当該苗茎が巻取り時に
折れる等の不都合が発生せず、良好な苗ロール10を形
成することができるのである。
に沿って苗茎が倒れるように矯正させた後、当該ロング
苗マット1の始端を巻取り装置20の巻取リール35に
装着して巻取るとき、苗18の苗茎が巻き取る方向に沿
うように並んで倒れているので、当該苗茎が巻取り時に
折れる等の不都合が発生せず、良好な苗ロール10を形
成することができるのである。
【0022】なお、ロング苗マット1をロール状に巻き
込む側に向かって苗18の苗茎先端が倒れるように姿勢
矯正した場合には、田植機の苗載台7上端に配置した苗
ロール10からロング苗マット1を巻き戻す状態では苗
18の根元側が、苗載台の下端に先に到達するので植付
爪にて1株ごとに分割して圃場に植付けするときの苗姿
勢が良好である。
込む側に向かって苗18の苗茎先端が倒れるように姿勢
矯正した場合には、田植機の苗載台7上端に配置した苗
ロール10からロング苗マット1を巻き戻す状態では苗
18の根元側が、苗載台の下端に先に到達するので植付
爪にて1株ごとに分割して圃場に植付けするときの苗姿
勢が良好である。
【0023】従って、前記と逆に、ロング苗マット1を
ロール状に巻き込む側と反対側に向かって苗の茎先端が
倒れるように姿勢矯正した場合には、一旦巻き付けた苗
ロール10の外周端が巻取リールの内径側になように再
度別の巻取り装置にて巻き取るようにしても良いし、田
植機の苗載台7上端に配置した苗ロール10からロング
苗マット1を巻き戻したときに、その苗18が苗床シー
ト14からほぼ直立状に立つように、苗茎を引き起こす
装置を設けることが好ましい。
ロール状に巻き込む側と反対側に向かって苗の茎先端が
倒れるように姿勢矯正した場合には、一旦巻き付けた苗
ロール10の外周端が巻取リールの内径側になように再
度別の巻取り装置にて巻き取るようにしても良いし、田
植機の苗載台7上端に配置した苗ロール10からロング
苗マット1を巻き戻したときに、その苗18が苗床シー
ト14からほぼ直立状に立つように、苗茎を引き起こす
装置を設けることが好ましい。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
の発明のロング苗マットの巻取り装置へのガイド装置
は、不織布等からなる長い帯状の苗床シートに稲や野菜
等の植物の種子を蒔いて育苗させたロング苗マットを、
その長手方向に沿う搬送手段を介して巻取り装置に搬送
するように構成する一方、該搬送手段による搬送経路に
は、ロング苗マットの表面における苗茎を当該ロング苗
マットの長手方向の後方向に強制的に傾斜させつつ巻取
り装置側に搬送するための姿勢矯正手段を配置したもの
である。
の発明のロング苗マットの巻取り装置へのガイド装置
は、不織布等からなる長い帯状の苗床シートに稲や野菜
等の植物の種子を蒔いて育苗させたロング苗マットを、
その長手方向に沿う搬送手段を介して巻取り装置に搬送
するように構成する一方、該搬送手段による搬送経路に
は、ロング苗マットの表面における苗茎を当該ロング苗
マットの長手方向の後方向に強制的に傾斜させつつ巻取
り装置側に搬送するための姿勢矯正手段を配置したもの
である。
【0025】従って、搬送されるロング苗マットの苗茎
を姿勢矯正手段により、当該ロング苗マットの長手方向
の後方に予め揃えて倒れるように姿勢矯正したものを後
続する巻取り装置で苗ロールに仕上げることができ、苗
ロールの成形作業を至極効率よくすることができると共
に、システム全体もコンパクトになる。また、ロング苗
マットをロール状に巻き付ける場合に、苗茎や葉が中途
で折れる等の破損を受けず、また、苗茎の倒れ方向がロ
ング苗マットの長手方向に揃うことにより、後の植付爪
による株分割作業時に苗茎や葉を切断する危険が少なく
なり、植付、育苗が良好となるという顕著な効果を奏す
る。
を姿勢矯正手段により、当該ロング苗マットの長手方向
の後方に予め揃えて倒れるように姿勢矯正したものを後
続する巻取り装置で苗ロールに仕上げることができ、苗
ロールの成形作業を至極効率よくすることができると共
に、システム全体もコンパクトになる。また、ロング苗
マットをロール状に巻き付ける場合に、苗茎や葉が中途
で折れる等の破損を受けず、また、苗茎の倒れ方向がロ
ング苗マットの長手方向に揃うことにより、後の植付爪
による株分割作業時に苗茎や葉を切断する危険が少なく
なり、植付、育苗が良好となるという顕著な効果を奏す
る。
【0026】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載のロング苗マットの巻取り装置へのガイド装置
において、前記姿勢矯正手段は、ロング苗マットの表面
にその長手方向に沿い且つ搬送下流側に向かって傾斜状
に接近させる回転無端帯にて構成したものであるから、
倒れ姿勢への矯正が容易にできるという効果を奏するの
である。
1に記載のロング苗マットの巻取り装置へのガイド装置
において、前記姿勢矯正手段は、ロング苗マットの表面
にその長手方向に沿い且つ搬送下流側に向かって傾斜状
に接近させる回転無端帯にて構成したものであるから、
倒れ姿勢への矯正が容易にできるという効果を奏するの
である。
【図1】田植機の側面図である。
【図2】田植機の平面図である。
【図3】育苗トレイの斜視図である。
【図4】姿勢矯正手段の第1実施形態を示す側面図であ
る。
る。
【図5】姿勢矯正手段の第1実施形態を示す正面図であ
る。
る。
【図6】巻取り装置の正面図である。
【図7】巻取り装置における巻取リール及びサイド板等
の斜視図である。
の斜視図である。
【図8】姿勢矯正手段の変形例を示す側面図である。
1 ロング苗マット 10 苗ロール 14 苗床シート 20 巻取り装置 21 前処理装置 22a,22b ガイド板 23 搬送ローラ 29 無端帯 35 巻取リール 41,41 サイド板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平井 宏典 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 (72)発明者 勢井 康友 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 不織布等からなる長い帯状の苗床シート
に稲や野菜等の植物の種子を蒔いて育苗させたロング苗
マットを、その長手方向に沿う搬送手段を介して巻取り
装置に搬送するように構成する一方、該搬送手段による
搬送経路には、ロング苗マットの表面における苗茎を当
該ロング苗マットの長手方向の後方向に強制的に傾斜さ
せつつ巻取り装置側に搬送するための姿勢矯正手段を配
置したことを特徴とするロング苗マットの巻取り装置へ
のガイド装置。 - 【請求項2】 前記姿勢矯正手段は、ロング苗マットの
表面にその長手方向に沿い且つ搬送下流側に向かって傾
斜状に接近させる回転無端帯にて構成したことを特徴と
する請求項1に記載のロング苗マットの巻取り装置への
ガイド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12842696A JPH09308312A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | ロング苗マットの巻取り装置へのガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12842696A JPH09308312A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | ロング苗マットの巻取り装置へのガイド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09308312A true JPH09308312A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14984467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12842696A Pending JPH09308312A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | ロング苗マットの巻取り装置へのガイド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09308312A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20070092665A (ko) * | 2006-03-10 | 2007-09-13 | 이세키노우키가부시키가이샤 | 모종 권취 보조장치 |
| CN116746343A (zh) * | 2023-06-09 | 2023-09-15 | 江西中耕农业科技有限公司 | 一种插秧机外挂式苗板装配平台 |
-
1996
- 1996-05-23 JP JP12842696A patent/JPH09308312A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20070092665A (ko) * | 2006-03-10 | 2007-09-13 | 이세키노우키가부시키가이샤 | 모종 권취 보조장치 |
| CN116746343A (zh) * | 2023-06-09 | 2023-09-15 | 江西中耕农业科技有限公司 | 一种插秧机外挂式苗板装配平台 |
| CN116746343B (zh) * | 2023-06-09 | 2024-04-05 | 江西中耕农业科技有限公司 | 一种插秧机外挂式苗板装配平台 |
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