JPH09309486A - スライドハッチ装置 - Google Patents
スライドハッチ装置Info
- Publication number
- JPH09309486A JPH09309486A JP12727796A JP12727796A JPH09309486A JP H09309486 A JPH09309486 A JP H09309486A JP 12727796 A JP12727796 A JP 12727796A JP 12727796 A JP12727796 A JP 12727796A JP H09309486 A JPH09309486 A JP H09309486A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hatch cover
- hatch
- hull
- roller
- slide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ship Loading And Unloading (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハッチカバーの開閉時の抵抗が少ないうえ、
閉鎖時には船体内外のシール性がよく、また船底の突起
が最小限に収まり船の進行時における流体抵抗を与えな
いスライドハッチ装置を提供する。 【解決手段】 船体1の下面に設けた開口部4をスライ
ドして開閉するハッチカバー5の両側に、複数のローラ
アーム6を等間隔で回動自在に連結する一方、このロー
ラアーム6の回動先端側をガイドレール7に案内される
ようにするとともに、ローラアーム6を回動させる油圧
シリンダをハッチカバー5側に連結することにより、ロ
ーラアーム6の回動にしたがってハッチカバー5を上昇
させて、シール部18と当接させることにより、開口部
4をシールするとともに、船体1の下面とこの閉鎖時の
ハッチカバー5が同一面となるようにする。
閉鎖時には船体内外のシール性がよく、また船底の突起
が最小限に収まり船の進行時における流体抵抗を与えな
いスライドハッチ装置を提供する。 【解決手段】 船体1の下面に設けた開口部4をスライ
ドして開閉するハッチカバー5の両側に、複数のローラ
アーム6を等間隔で回動自在に連結する一方、このロー
ラアーム6の回動先端側をガイドレール7に案内される
ようにするとともに、ローラアーム6を回動させる油圧
シリンダをハッチカバー5側に連結することにより、ロ
ーラアーム6の回動にしたがってハッチカバー5を上昇
させて、シール部18と当接させることにより、開口部
4をシールするとともに、船体1の下面とこの閉鎖時の
ハッチカバー5が同一面となるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船体の下面に設け
られるハッチ装置の改良に関する。
られるハッチ装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】船体の下面(船底)に、開閉可能な扉を
備えた開口部を設け、この開口部から潜水艦等を発進さ
せたり収納したりできるようにしたハッチ装置を備えた
船がある。
備えた開口部を設け、この開口部から潜水艦等を発進さ
せたり収納したりできるようにしたハッチ装置を備えた
船がある。
【0003】このようなハッチ装置としては、従来か
ら、船体から外側方向または内側方向に観音開きにハッ
チカバーを開く回転ヒンジ式のものや、ハッチカバーが
船底に沿ってスライドできるように、ハッチカバーをそ
の厚み分だけ船体下方に突出して設けたスライド式のも
の等が用いられている。
ら、船体から外側方向または内側方向に観音開きにハッ
チカバーを開く回転ヒンジ式のものや、ハッチカバーが
船底に沿ってスライドできるように、ハッチカバーをそ
の厚み分だけ船体下方に突出して設けたスライド式のも
の等が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
回転ヒンジ式のものでは、ハッチカバーの開閉時に水を
押しのけなければならないのでその抵抗は大きく、また
ヒンジ部分のシール困難であるうえ、ハッチの特定部分
への荷重の集中は避けられない。
回転ヒンジ式のものでは、ハッチカバーの開閉時に水を
押しのけなければならないのでその抵抗は大きく、また
ヒンジ部分のシール困難であるうえ、ハッチの特定部分
への荷重の集中は避けられない。
【0005】また、スライド式のものでは、船底にハッ
チカバーの厚み分の突出部分が生じてしまい、この部分
が船の進行に対して流体抵抗を引き起こし、船の速力を
低下させてしまう問題点があった。
チカバーの厚み分の突出部分が生じてしまい、この部分
が船の進行に対して流体抵抗を引き起こし、船の速力を
低下させてしまう問題点があった。
【0006】本発明は、このような問題点に着目し、ハ
ッチカバーの開閉時の抵抗が少ないうえ、閉鎖時には船
体内外のシール性がよく、また船底の突起が最小限に収
まり船の進行時における流体抵抗を与えないスライドハ
ッチ装置を提供することを目的とする。
ッチカバーの開閉時の抵抗が少ないうえ、閉鎖時には船
体内外のシール性がよく、また船底の突起が最小限に収
まり船の進行時における流体抵抗を与えないスライドハ
ッチ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、船体の下
面に設けた開口部と、この開口部を船体下面に沿ってス
ライドして開閉するハッチカバーと、このハッチカバー
をスライドさせるハッチカバー移動手段とを備えたスラ
イドハッチ装置において、前記ハッチカバーのスライド
を案内するように船体下面に配設した一対の平行なガイ
ドレールと、前記ハッチカバーの両側に等間隔で回動自
在に連結された複数のローラアームと、このローラアー
ムの回動先端に設けられ前記ガイドレールに案内されて
移動するローラ部と、前記ローラアームを回動させるア
ーム駆動手段と、前記ローラアームの回動に伴いハッチ
カバーが上昇したときにハッチカバー周囲の上面と密着
して船体の内外をシールするシール部とを備えた。
面に設けた開口部と、この開口部を船体下面に沿ってス
ライドして開閉するハッチカバーと、このハッチカバー
をスライドさせるハッチカバー移動手段とを備えたスラ
イドハッチ装置において、前記ハッチカバーのスライド
を案内するように船体下面に配設した一対の平行なガイ
ドレールと、前記ハッチカバーの両側に等間隔で回動自
在に連結された複数のローラアームと、このローラアー
ムの回動先端に設けられ前記ガイドレールに案内されて
移動するローラ部と、前記ローラアームを回動させるア
ーム駆動手段と、前記ローラアームの回動に伴いハッチ
カバーが上昇したときにハッチカバー周囲の上面と密着
して船体の内外をシールするシール部とを備えた。
【0008】第2の発明は、前記アーム駆動手段が油圧
シリンダであり、この油圧シリンダの一端が前記ハッチ
カバーに回動自在に連結されるとともに、他端が前記ロ
ーラアームの回転軸に固定されたブラケットに連結され
る。
シリンダであり、この油圧シリンダの一端が前記ハッチ
カバーに回動自在に連結されるとともに、他端が前記ロ
ーラアームの回転軸に固定されたブラケットに連結され
る。
【0009】
【作用】第1の発明では、ハッチカバー移動手段によ
り、ハッチカバーがローラアームを介してガイドレール
に沿ってスライドして開口部を閉鎖または開放するが、
開口部の閉鎖時には、アーム駆動手段によりローラアー
ムを回動して、ハッチカバーをガイドレールのレベルか
らハッチカバー上面がシール部に密着するまで上昇させ
る。これにより、ハッチカバーにより開口部が遮断さ
れ、船体内外のシールは完全となるとともに、ハッチカ
バーは船体の下面と同一面を形成するので、船体の進行
時の流体抵抗が最小限に押さえられる。また、ハッチカ
バーは複数のローラアームによって支持されているの
で、スライドハッチ装置は安定的に作動し、またハッチ
カバーに荷重が集中する箇所が生じず、その荷重を適度
に分散することができる。
り、ハッチカバーがローラアームを介してガイドレール
に沿ってスライドして開口部を閉鎖または開放するが、
開口部の閉鎖時には、アーム駆動手段によりローラアー
ムを回動して、ハッチカバーをガイドレールのレベルか
らハッチカバー上面がシール部に密着するまで上昇させ
る。これにより、ハッチカバーにより開口部が遮断さ
れ、船体内外のシールは完全となるとともに、ハッチカ
バーは船体の下面と同一面を形成するので、船体の進行
時の流体抵抗が最小限に押さえられる。また、ハッチカ
バーは複数のローラアームによって支持されているの
で、スライドハッチ装置は安定的に作動し、またハッチ
カバーに荷重が集中する箇所が生じず、その荷重を適度
に分散することができる。
【0010】第2の発明では、ハッチカバーに連結され
た各油圧シリンダの伸縮により、ブラケットを介して、
ハッチカバーに回動自在にに連結された各ローラアーム
が回動し、ハッチカバーは、ガイドレールに案内される
ローラ部を基準にして、ローラアームの回動に合わせて
昇降する。
た各油圧シリンダの伸縮により、ブラケットを介して、
ハッチカバーに回動自在にに連結された各ローラアーム
が回動し、ハッチカバーは、ガイドレールに案内される
ローラ部を基準にして、ローラアームの回動に合わせて
昇降する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
明の実施の形態について説明する。
【0012】図1〜図3に示すように、船体1の下面に
はスライドハッチ装置2が設けられる。このスライドハ
ッチ装置2は水中に没した部分にあり、図1に示すよう
に、このスライドハッチ装置2を通って、潜水艇3等
が、水中に投入されたり、船体1内に収容されたりする
ようになっている。
はスライドハッチ装置2が設けられる。このスライドハ
ッチ装置2は水中に没した部分にあり、図1に示すよう
に、このスライドハッチ装置2を通って、潜水艇3等
が、水中に投入されたり、船体1内に収容されたりする
ようになっている。
【0013】スライドハッチ装置2は、その開口部4を
閉鎖するように、船体1の前後方向(図1では紙面に垂
直方向、また図2、図3では左右方向)に移動可能な一
対のハッチカバー5を備えている。この一対のハッチカ
バー5は、開口部4を前後方向の中央から2分割した領
域を各々が塞ぐようになっており、開口部4を前後方向
からスライドして塞いで行き、中央で互いの先端5A同
士を突き合わせ、さらに後述するように、上方にリフト
して(図3参照)、一対のハッチカバー5の周縁を開口
部4の内周縁に密着させることにより、開口部4を完全
に遮断するようになっている。
閉鎖するように、船体1の前後方向(図1では紙面に垂
直方向、また図2、図3では左右方向)に移動可能な一
対のハッチカバー5を備えている。この一対のハッチカ
バー5は、開口部4を前後方向の中央から2分割した領
域を各々が塞ぐようになっており、開口部4を前後方向
からスライドして塞いで行き、中央で互いの先端5A同
士を突き合わせ、さらに後述するように、上方にリフト
して(図3参照)、一対のハッチカバー5の周縁を開口
部4の内周縁に密着させることにより、開口部4を完全
に遮断するようになっている。
【0014】ハッチカバー5の左右両側(図1では左右
両側、図2、図3では紙面の手前側と奥側)には、複数
のローラアーム6がハッチカバー5の全長にわたって等
間隔で配設され、ハッチカバー5は、このローラアーム
6を介して、左右のガイドレール7に案内されて開閉す
るようになっている。なお、この一対のガイドレール7
は、開口部4の左右両側(図1では左右両側、図2、図
3では紙面の手前側と奥側)からその前後へと平行に延
び、船体1の下面から突設した一対のスケグ8内に形成
されたものである。
両側、図2、図3では紙面の手前側と奥側)には、複数
のローラアーム6がハッチカバー5の全長にわたって等
間隔で配設され、ハッチカバー5は、このローラアーム
6を介して、左右のガイドレール7に案内されて開閉す
るようになっている。なお、この一対のガイドレール7
は、開口部4の左右両側(図1では左右両側、図2、図
3では紙面の手前側と奥側)からその前後へと平行に延
び、船体1の下面から突設した一対のスケグ8内に形成
されたものである。
【0015】ハッチカバー5の駆動手段は以下のように
構成される。すなわち、図示されない開ウインチが、一
対のハッチカバー5に対してひとつづつ備えられ、これ
らの開ウインチから延びる一対のロープ25(例えば、
ステンレス製の2重系のものとする)は、複数のガイド
ローラ26を介して案内され、ハッチカバー5の先端5
A側を牽引し、ハッチカバー5を閉鎖方向に動かす。一
方、開ウインチと同様に一対のハッチカバー5に対して
ひとつづつ備えられた、図示されない閉ウインチから延
びるロープ27は、ガイドラーラ28に案内されて、ハ
ッチカバー5の後端5Bを牽引し、ハッチカバー5を開
放方向に動かすようになっている。
構成される。すなわち、図示されない開ウインチが、一
対のハッチカバー5に対してひとつづつ備えられ、これ
らの開ウインチから延びる一対のロープ25(例えば、
ステンレス製の2重系のものとする)は、複数のガイド
ローラ26を介して案内され、ハッチカバー5の先端5
A側を牽引し、ハッチカバー5を閉鎖方向に動かす。一
方、開ウインチと同様に一対のハッチカバー5に対して
ひとつづつ備えられた、図示されない閉ウインチから延
びるロープ27は、ガイドラーラ28に案内されて、ハ
ッチカバー5の後端5Bを牽引し、ハッチカバー5を開
放方向に動かすようになっている。
【0016】さて、図4、図5に示すように、ローラア
ーム6のアーム本体12の回動先端には、ガイドレール
7側に突出する円柱状のローラ部10が取り付けられて
おり、このローラ部10は、軸受け20を介してガイド
レール7内に回転自在にはめ込まれている。なお、ロー
ラ部10の先端にはフランジ30がピン結合され、ロー
ラ部10がガイドレール7から抜け出さないようになっ
ている。
ーム6のアーム本体12の回動先端には、ガイドレール
7側に突出する円柱状のローラ部10が取り付けられて
おり、このローラ部10は、軸受け20を介してガイド
レール7内に回転自在にはめ込まれている。なお、ロー
ラ部10の先端にはフランジ30がピン結合され、ロー
ラ部10がガイドレール7から抜け出さないようになっ
ている。
【0017】一方、アーム本体12の基端には、ハッチ
カバー5の内部に延びる回転軸11が固設されており、
この回転軸11は軸受け21を介してハッチカバー5に
回動自在に支持されている。また、回転軸11の先端に
はフランジ31がピン結合され、回転軸11がハッチカ
バー5から抜け出さないようになっている。
カバー5の内部に延びる回転軸11が固設されており、
この回転軸11は軸受け21を介してハッチカバー5に
回動自在に支持されている。また、回転軸11の先端に
はフランジ31がピン結合され、回転軸11がハッチカ
バー5から抜け出さないようになっている。
【0018】さらに、回転軸11の途中にはブラケット
14が固設されており、このブラケット14の突起部1
4Aには、図6に示すように、各ローラアーム6ごとに
設けられた油圧シリンダ15のロッド16の先端側が回
動可能に結合されている。一方、この油圧シリンダ15
の基端側は、ハッチカバー5に回動可能に取り付けられ
ているので、この油圧シリンダ15が伸縮すると、回転
軸11が回転し、アーム本体12を一体的に回動させ
る。
14が固設されており、このブラケット14の突起部1
4Aには、図6に示すように、各ローラアーム6ごとに
設けられた油圧シリンダ15のロッド16の先端側が回
動可能に結合されている。一方、この油圧シリンダ15
の基端側は、ハッチカバー5に回動可能に取り付けられ
ているので、この油圧シリンダ15が伸縮すると、回転
軸11が回転し、アーム本体12を一体的に回動させ
る。
【0019】このため、図6に示すように、油圧シリン
ダ15が伸長状態から収縮して、最収縮状態となると、
油圧シリンダ15の伸長時にはローラ部10と回転軸1
1を略同レベルとするように略水平方向にあったアーム
本体12は、略垂直方向に直立するまで回動する。
ダ15が伸長状態から収縮して、最収縮状態となると、
油圧シリンダ15の伸長時にはローラ部10と回転軸1
1を略同レベルとするように略水平方向にあったアーム
本体12は、略垂直方向に直立するまで回動する。
【0020】このとき、図7に示すように、アーム本体
12の先端側のローラ部10はガイドレール7(図7に
おいては1本の軸線で示した)内に案内されているの
で、アーム本体12の回動に伴って、ハッチカバー5
は、略アーム本体12の長さ分のストロークだけ上昇
し、船体1の開口部4の内周に設けたシール部18に、
その周囲の上面を密着する。
12の先端側のローラ部10はガイドレール7(図7に
おいては1本の軸線で示した)内に案内されているの
で、アーム本体12の回動に伴って、ハッチカバー5
は、略アーム本体12の長さ分のストロークだけ上昇
し、船体1の開口部4の内周に設けたシール部18に、
その周囲の上面を密着する。
【0021】これにより、船体1の内外は、ハッチカバ
ー5によって完全に遮断されるようになっている。な
お、図4、図5に示すように、ハッチカバー5の後端5
Bおよび両側の上面側には、その全幅にわたって、帯状
のシール部材35が、また、シール部18側のこのシー
ル部材35との当接箇所には、帯状のシール部材36
が、ぞれぞれ取り付けられ、この船体1の開口部4の周
囲のシールを完全なものとしている。
ー5によって完全に遮断されるようになっている。な
お、図4、図5に示すように、ハッチカバー5の後端5
Bおよび両側の上面側には、その全幅にわたって、帯状
のシール部材35が、また、シール部18側のこのシー
ル部材35との当接箇所には、帯状のシール部材36
が、ぞれぞれ取り付けられ、この船体1の開口部4の周
囲のシールを完全なものとしている。
【0022】また、この上昇したハッチカバー5の底面
は、船体1の底面と同一平面を形成するようになってい
るので、スライドハッチ装置2の閉鎖時には、船体1の
船底にはスケグ8以外に、船体1の進行に流体抵抗を与
えるものはなくなる。
は、船体1の底面と同一平面を形成するようになってい
るので、スライドハッチ装置2の閉鎖時には、船体1の
船底にはスケグ8以外に、船体1の進行に流体抵抗を与
えるものはなくなる。
【0023】なお、このハッチカバー5の閉鎖時には、
閉ウインチから延びるロープ25にはテンションがかけ
られ、一対のハッチカバー5は互いに先端5Aを突き合
わせる方向(閉鎖方向)に付勢されているので、一対の
ハッチカバー5は先端5Aを突き合わせた状態のままで
垂直に上昇する。アーム本体12は回転軸11を支点と
して回動し、このため、ローラ部10はガイドレール7
に沿ってアーム本体12の回動ストロークに応じた量だ
け移動することとなる。
閉ウインチから延びるロープ25にはテンションがかけ
られ、一対のハッチカバー5は互いに先端5Aを突き合
わせる方向(閉鎖方向)に付勢されているので、一対の
ハッチカバー5は先端5Aを突き合わせた状態のままで
垂直に上昇する。アーム本体12は回転軸11を支点と
して回動し、このため、ローラ部10はガイドレール7
に沿ってアーム本体12の回動ストロークに応じた量だ
け移動することとなる。
【0024】つぎに作用を説明する。
【0025】スライドハッチ装置2を開放状態から閉鎖
状態とするには、一対の閉ウインチを同期させながら作
動させ、ロープ25により一対のハッチカバー5を前後
から開口部4の中央に向けて、ローラアーム6を介して
ガイドレール7に沿ってスライドさせる。
状態とするには、一対の閉ウインチを同期させながら作
動させ、ロープ25により一対のハッチカバー5を前後
から開口部4の中央に向けて、ローラアーム6を介して
ガイドレール7に沿ってスライドさせる。
【0026】このようにして、ハッチカバー5がその先
端5Aを突き合わせたならば、各ローラアーム6に備え
られた伸長状態の油圧シリンダ15を、同期させながら
最収縮状態にまで収縮させる。これにより、ハッチカバ
ー5を支持する各ローラアーム6が回動して直立状態と
なり、ハッチカバー5は上方に押し上げられ、ハッチカ
バー5の縁5B側の上面のシール部材35が、船体1側
のシール部18のシール部材36と密着して、開口部4
を完全に遮断する。
端5Aを突き合わせたならば、各ローラアーム6に備え
られた伸長状態の油圧シリンダ15を、同期させながら
最収縮状態にまで収縮させる。これにより、ハッチカバ
ー5を支持する各ローラアーム6が回動して直立状態と
なり、ハッチカバー5は上方に押し上げられ、ハッチカ
バー5の縁5B側の上面のシール部材35が、船体1側
のシール部18のシール部材36と密着して、開口部4
を完全に遮断する。
【0027】その後、排水ポンプで船体1内の排水を行
って船体1内をドライにするが、このとき、開口部4は
ハッチカバー5によって完全にシールされているので、
船体1外部から水が流入することはない。
って船体1内をドライにするが、このとき、開口部4は
ハッチカバー5によって完全にシールされているので、
船体1外部から水が流入することはない。
【0028】また、スライドハッチ装置2の閉鎖時に
は、ハッチカバー5は船底と同一平面を形成し、船体1
の進行に対して流体抵抗を与えることはなく、また唯一
の突出部であるスケグ8は縦長であり、横方向の断面積
は小さく、大きな流体抵抗を与えることはないので、船
体1の進行に対する流体抵抗は最小限に押さえることが
できる。
は、ハッチカバー5は船底と同一平面を形成し、船体1
の進行に対して流体抵抗を与えることはなく、また唯一
の突出部であるスケグ8は縦長であり、横方向の断面積
は小さく、大きな流体抵抗を与えることはないので、船
体1の進行に対する流体抵抗は最小限に押さえることが
できる。
【0029】一方、スライドハッチ5を閉鎖状態から開
放状態とするには、まず収縮状態の油圧シリンダ15を
伸長させ、ハッチカバー5をガイドレール7と同レベル
まで下降させ、船体1の下面に沿って移動可能とする。
その後、一対の開ウインチを作動させ、ロープ27によ
り一対のハッチカバー5を、それぞれ開口部4の前後方
向にスライドさせ、開口部4を開いて行く。
放状態とするには、まず収縮状態の油圧シリンダ15を
伸長させ、ハッチカバー5をガイドレール7と同レベル
まで下降させ、船体1の下面に沿って移動可能とする。
その後、一対の開ウインチを作動させ、ロープ27によ
り一対のハッチカバー5を、それぞれ開口部4の前後方
向にスライドさせ、開口部4を開いて行く。
【0030】スライドハッチ5の開閉はこのようにして
なされるが、このとき、ハッチカバー5は複数のローラ
アーム6で、その荷重を分散して支持されているため、
スライドハッチ装置2には特に大きな荷重を支持するた
めに強化すべき箇所は生じず、またハッチカバー5の移
動は安定的に保たれる。
なされるが、このとき、ハッチカバー5は複数のローラ
アーム6で、その荷重を分散して支持されているため、
スライドハッチ装置2には特に大きな荷重を支持するた
めに強化すべき箇所は生じず、またハッチカバー5の移
動は安定的に保たれる。
【0031】
【発明の効果】第1の発明によれば、ハッチカバー移動
手段により、ハッチカバーがローラアームを介してガイ
ドレールに沿ってスライドして開口部を閉鎖または開放
するが、開口部の閉鎖時には、アーム駆動手段によりロ
ーラアームを回動して、ハッチカバーをガイドレールの
レベルからハッチカバー上面がシール部に密着するまで
上昇させる。これにより、ハッチカバーにより開口部が
遮断され、船体内外のシールは完全となるとともに、ハ
ッチカバーは船体の下面と同一面を形成するので、船体
の進行時の流体抵抗が最小限に押さえられる。また、ハ
ッチカバーは複数のローラアームによって支持されてい
るので、スライドハッチ装置は安定的に作動し、またハ
ッチカバーに荷重が集中する箇所が生じず、その荷重を
適度に分散することができる。
手段により、ハッチカバーがローラアームを介してガイ
ドレールに沿ってスライドして開口部を閉鎖または開放
するが、開口部の閉鎖時には、アーム駆動手段によりロ
ーラアームを回動して、ハッチカバーをガイドレールの
レベルからハッチカバー上面がシール部に密着するまで
上昇させる。これにより、ハッチカバーにより開口部が
遮断され、船体内外のシールは完全となるとともに、ハ
ッチカバーは船体の下面と同一面を形成するので、船体
の進行時の流体抵抗が最小限に押さえられる。また、ハ
ッチカバーは複数のローラアームによって支持されてい
るので、スライドハッチ装置は安定的に作動し、またハ
ッチカバーに荷重が集中する箇所が生じず、その荷重を
適度に分散することができる。
【0032】第2の発明によれば、ハッチカバーに連結
された各油圧シリンダの伸縮により、ブラケットを介し
て、ハッチカバーに回動自在にに連結された各ローラア
ームが回動し、ハッチカバーは、ガイドレールに案内さ
れるローラ部を基準にして、ローラアームの回動に合わ
せて昇降する。
された各油圧シリンダの伸縮により、ブラケットを介し
て、ハッチカバーに回動自在にに連結された各ローラア
ームが回動し、ハッチカバーは、ガイドレールに案内さ
れるローラ部を基準にして、ローラアームの回動に合わ
せて昇降する。
【図1】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図2】同じく断面図である。
【図3】同じく断面図である。
【図4】同じくローラアームを示す断面図である。
【図5】同じくローラアームを示す断面図である。
【図6】同じくローラアームの動作を示す側面図であ
る。
る。
【図7】同じくハッチカバーの動作を示す側面図であ
る。
る。
1 船体 2 スライドハッチ装置 4 開口部 5 ハッチカバー 6 ローラアーム 7 ガイドレール 10 ローラ部 11 回転軸 14 ブラケット 15 油圧シリンダ 16 ロッド 18 シール部 25 ロープ 26 ガイドローラ 27 ロープ 28 ガイドローラ
Claims (2)
- 【請求項1】船体の下面に設けた開口部と、 この開口部を船体下面に沿ってスライドして開閉するハ
ッチカバーと、 このハッチカバーをスライドさせるハッチカバー移動手
段と、 を備えたスライドハッチ装置において、 前記ハッチカバーのスライドを案内するように船体下面
に配設した一対の平行なガイドレールと、 前記ハッチカバーの両側に等間隔で回動自在に連結され
た複数のローラアームと、 このローラアームの回動先端に設けられ前記ガイドレー
ルに案内されて移動するローラ部と、 前記ローラアームを回動させるアーム駆動手段と、 前記ローラアームの回動に伴いハッチカバーが上昇した
ときにハッチカバー周囲の上面と密着して船体の内外を
シールするシール部と、 を備えたことを特徴とするスライドハッチ装置。 - 【請求項2】前記アーム駆動手段が油圧シリンダであ
り、この油圧シリンダの一端が前記ハッチカバーに回動
自在に連結されるとともに、他端が前記ローラアームの
回転軸に固定されたブラケットに連結されることを特徴
とする請求項1に記載のスライドハッチ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12727796A JPH09309486A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | スライドハッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12727796A JPH09309486A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | スライドハッチ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09309486A true JPH09309486A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14956006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12727796A Pending JPH09309486A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | スライドハッチ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09309486A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013084546A1 (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | 三菱重工業株式会社 | 浮体式風力発電装置 |
| JPWO2013084546A1 (ja) * | 2012-08-10 | 2015-04-27 | 三菱重工業株式会社 | 浮体式風力発電装置 |
| JP2015532242A (ja) * | 2012-10-16 | 2015-11-09 | ワルトシラ ネザーランズ ベー フェー | 海洋船内の船体内のホイストチャンバーの下部を閉鎖するための閉鎖カバー及びホイストチャンバー内の下部にアクセスすることを容易にする方法 |
| CN116573095A (zh) * | 2023-05-26 | 2023-08-11 | 交通运输部上海打捞局 | 一种打捞工程船专用启闭舱 |
-
1996
- 1996-05-22 JP JP12727796A patent/JPH09309486A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013084546A1 (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | 三菱重工業株式会社 | 浮体式風力発電装置 |
| CN104066979A (zh) * | 2011-12-05 | 2014-09-24 | 三菱重工业株式会社 | 浮体式风力发电装置 |
| CN104066979B (zh) * | 2011-12-05 | 2017-04-05 | 三菱重工业株式会社 | 浮体式风力发电装置 |
| JPWO2013084546A1 (ja) * | 2012-08-10 | 2015-04-27 | 三菱重工業株式会社 | 浮体式風力発電装置 |
| JP2015532242A (ja) * | 2012-10-16 | 2015-11-09 | ワルトシラ ネザーランズ ベー フェー | 海洋船内の船体内のホイストチャンバーの下部を閉鎖するための閉鎖カバー及びホイストチャンバー内の下部にアクセスすることを容易にする方法 |
| CN116573095A (zh) * | 2023-05-26 | 2023-08-11 | 交通运输部上海打捞局 | 一种打捞工程船专用启闭舱 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP3114023B1 (en) | Boat with submersible stern hatch | |
| US8911174B2 (en) | Watercraft lift and automatic water craft cover | |
| US6964239B2 (en) | Modular floating boat lift | |
| KR102329504B1 (ko) | 선체 외판 청소작업용 설비 | |
| SU824889A3 (ru) | Люковое закрытие | |
| KR101655114B1 (ko) | 수직 승하강 유압실린더-작동식 선박 부양 또는 침수용 보트리프트 장치 | |
| JPH09309486A (ja) | スライドハッチ装置 | |
| US5522744A (en) | Retractable marine power drive | |
| CN215553928U (zh) | 一种船舶用埋入式舱口盖 | |
| US4529386A (en) | Bow motor assembly | |
| US4100873A (en) | Floating craft | |
| US7631610B1 (en) | Variable area trim tab and means to control water flow along a trim tab and added propeller guard including tunnel propellers | |
| JPS6235956B2 (ja) | ||
| JP3757201B2 (ja) | 自動ロック式通船ゲート | |
| JP3330148B2 (ja) | 船舶のバウスラスタゲート装置 | |
| US4972788A (en) | Aquatic vehicle | |
| US20040142610A1 (en) | Retractable system for stowing away the propulsion components for a vessel | |
| CN1121964C (zh) | 货船舱口盖的转动机构 | |
| US3291091A (en) | Leak-proof centerboard construction for sail boats | |
| RU2571531C1 (ru) | Устройство, узел и способ фиксации подводного люка или другой съемной конструкции | |
| FI68377B (fi) | Stoeduppstaellning foer fartyg | |
| JP4194496B2 (ja) | ロック式通船ゲート | |
| RU2010916C1 (ru) | Самоподъемная платформа | |
| JPH0310983A (ja) | 浮遊ごみ回収装置 | |
| WO1994004412A1 (en) | A closing device for an opening in the bottom of a vessel |