JPH093095A - 新規なフエネチルアミド誘導体 - Google Patents
新規なフエネチルアミド誘導体Info
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- JPH093095A JPH093095A JP8115220A JP11522096A JPH093095A JP H093095 A JPH093095 A JP H093095A JP 8115220 A JP8115220 A JP 8115220A JP 11522096 A JP11522096 A JP 11522096A JP H093095 A JPH093095 A JP H093095A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 細胞成長抑制作用及び/又は抗新生物作用を
有しており、抗癌、抗腫瘍剤として有用なペプチド誘導
体を提供する。 【解決手段】 本発明は一般式 【化1】 式中、Rは(R)−又は(S)−2−ヒドロキシ−2−
フェニルエチルアミノ基、2−フェニルシクロプロピル
アミノ基又は1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリ
ン−2−イル基を表わす、で示されるペプチド誘導体又
はその塩に関する。
有しており、抗癌、抗腫瘍剤として有用なペプチド誘導
体を提供する。 【解決手段】 本発明は一般式 【化1】 式中、Rは(R)−又は(S)−2−ヒドロキシ−2−
フェニルエチルアミノ基、2−フェニルシクロプロピル
アミノ基又は1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリ
ン−2−イル基を表わす、で示されるペプチド誘導体又
はその塩に関する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なペプチド化合物に
関する。本発明の化合物は細胞成長抑制作用及び/又は
抗新生物作用を有しており、抗癌、抗腫瘍剤として有用
である。
関する。本発明の化合物は細胞成長抑制作用及び/又は
抗新生物作用を有しており、抗癌、抗腫瘍剤として有用
である。
【0002】
【従来の技術】海の軟体動物であるアメフラシ類縁のタ
ツナミガイ(Dolabella auricularia)から細胞生長抑
制作用及び/又は抗新生物作用を有する化合物の単離は
今までにいくつかなされており、それらの化合物はドラ
スタチン1〜15と称されている。このうち、ドラスタ
チン10は、1987年ペチット等によりインド洋産の
タツナミガイから抽出された下記構造式をもつペンタペ
プチドで、既知の化合物の中で最強の細胞生長抑制作用
を有する化合物として知られている(ペチット等,ジャ
ーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサイアテ
ィー,109巻,6883頁,1987年及び特開平2
−167278号公報参照)。
ツナミガイ(Dolabella auricularia)から細胞生長抑
制作用及び/又は抗新生物作用を有する化合物の単離は
今までにいくつかなされており、それらの化合物はドラ
スタチン1〜15と称されている。このうち、ドラスタ
チン10は、1987年ペチット等によりインド洋産の
タツナミガイから抽出された下記構造式をもつペンタペ
プチドで、既知の化合物の中で最強の細胞生長抑制作用
を有する化合物として知られている(ペチット等,ジャ
ーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサイアテ
ィー,109巻,6883頁,1987年及び特開平2
−167278号公報参照)。
【0003】
【化2】
【0004】また、最近になって、ドラスタチン10の
全合成についても報告された(アメリカ特許第4978
744号明細書参照)。
全合成についても報告された(アメリカ特許第4978
744号明細書参照)。
【0005】一方、本発明者らは先に、ある種のドラス
タチン10誘導体について開示した(国際公開WO93
/03054号パンフレット参照)。
タチン10誘導体について開示した(国際公開WO93
/03054号パンフレット参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】今回、本発明者らは、ドラスタチン10のC末
端のドラフェニン(α−(チアゾリル)フェネチルアミ
ン)を他の置換基に代替したある種のドラスタチン10
誘導体が、ドラスタチン10に比べてはるかに強い抗腫
瘍作用を有することを見いだした。
の手段】今回、本発明者らは、ドラスタチン10のC末
端のドラフェニン(α−(チアゾリル)フェネチルアミ
ン)を他の置換基に代替したある種のドラスタチン10
誘導体が、ドラスタチン10に比べてはるかに強い抗腫
瘍作用を有することを見いだした。
【0007】しかして、本発明によれば、一般式(I)
【0008】
【化3】
【0009】式中、Rは(R)−又は(S)−2−ヒド
ロキシ−2−フェニルエチルアミノ基、2−フェニルシ
クロプロピルアミノ基又は1,2,3,4−テトラヒド
ロイソキノリン−2−イル基を表わす、で示されるペプ
チド誘導体又はその塩が提供される。
ロキシ−2−フェニルエチルアミノ基、2−フェニルシ
クロプロピルアミノ基又は1,2,3,4−テトラヒド
ロイソキノリン−2−イル基を表わす、で示されるペプ
チド誘導体又はその塩が提供される。
【0010】本発明の前記式(I)の化合物において、
イソプロピル基、sec−ブチル基、メトキシ基及びメ
チル基がそれぞれ結合している炭素原子は不整炭素原子
であるので、それらは任意の(R)−又は(S)−の立
体配置を有することができ、それらは全て本発明の範囲
に包含されるが、薬理活性の点からみると、ドラスタチ
ン10と同じ立体配置を有する化合物が好ましい。
イソプロピル基、sec−ブチル基、メトキシ基及びメ
チル基がそれぞれ結合している炭素原子は不整炭素原子
であるので、それらは任意の(R)−又は(S)−の立
体配置を有することができ、それらは全て本発明の範囲
に包含されるが、薬理活性の点からみると、ドラスタチ
ン10と同じ立体配置を有する化合物が好ましい。
【0011】前記式(I)のペプチド化合物は、また、
塩として存在することができ、そのような塩の例として
は、塩酸塩、臭化水素酸塩、トリフルオロ酢酸塩、p−
トルエンスルホン酸塩、酢酸塩等を挙げることができ
る。
塩として存在することができ、そのような塩の例として
は、塩酸塩、臭化水素酸塩、トリフルオロ酢酸塩、p−
トルエンスルホン酸塩、酢酸塩等を挙げることができ
る。
【0012】本発明によれば、前記式(I)のペプチド
化合物は、例えばペプチド化学の分野で周知の液相合成
法(イー・シュレーダー及びケイ・リュブケ著「ザ・ペ
プタイズ」第1巻、76〜136頁、1965年アカデ
ミック・プレス発行参照)に従って、各アミノ酸又はペ
プチドフラグメントを縮合させることにより製造するこ
とができる。
化合物は、例えばペプチド化学の分野で周知の液相合成
法(イー・シュレーダー及びケイ・リュブケ著「ザ・ペ
プタイズ」第1巻、76〜136頁、1965年アカデ
ミック・プレス発行参照)に従って、各アミノ酸又はペ
プチドフラグメントを縮合させることにより製造するこ
とができる。
【0013】例えば、縮合時におけるラセミ化を避ける
ためには、下記式(II)
ためには、下記式(II)
【0014】
【化4】
【0015】のトリペプチドフラグメントと、下記式
(III)
(III)
【0016】
【化5】
【0017】式中、Rは前記の意味を有する、のフラグ
メントとを縮合させることにより合成するのが好適であ
る。
メントとを縮合させることにより合成するのが好適であ
る。
【0018】また、数多くの本発明化合物を効率よく合
成するには、下記式(IV)
成するには、下記式(IV)
【0019】
【化6】
【0020】のテトラペプチドフラグメントと、下記式
(V) H−R (V) 式中、Rは前記の意味を有する、のフラグメントとを縮
合させることにより行うのが好ましい。
(V) H−R (V) 式中、Rは前記の意味を有する、のフラグメントとを縮
合させることにより行うのが好ましい。
【0021】縮合反応は、一般に、不活性溶媒、例えば
クロロホルム、酢酸エチル、テトラヒドロフラン(TH
F)、ジメチルホルムアミド(DMF)、アセトニトリ
ル等の中で、必要に応じて有機塩基、例えばトリエチル
アミン、N−メチルモルホリン、ジイソプロピルエチル
アミン(DIEA)等の存在下に、縮合剤、例えばジシ
クロヘキシルカルボジイミド(DCC)、ジフェニルホ
スホリルアジド(DPPA)、シアノリン酸ジエチル
(DEPC)、BOP試薬等で処理することにより行う
ことができる。
クロロホルム、酢酸エチル、テトラヒドロフラン(TH
F)、ジメチルホルムアミド(DMF)、アセトニトリ
ル等の中で、必要に応じて有機塩基、例えばトリエチル
アミン、N−メチルモルホリン、ジイソプロピルエチル
アミン(DIEA)等の存在下に、縮合剤、例えばジシ
クロヘキシルカルボジイミド(DCC)、ジフェニルホ
スホリルアジド(DPPA)、シアノリン酸ジエチル
(DEPC)、BOP試薬等で処理することにより行う
ことができる。
【0022】反応温度は、通常−10℃乃至室温、好ま
しくは0℃前後であり、式(II)の化合物に対する式
(III)の化合物、有機塩基及び縮合剤の各々の使用
割合は、式(II)の化合物1モル当り、式(III)
の化合は少なくとも1モル、好ましくは1.0〜1.1
モル程度、有機塩基は1〜2モル程度、そして縮合剤は
等モル程度用いるのが有利である。
しくは0℃前後であり、式(II)の化合物に対する式
(III)の化合物、有機塩基及び縮合剤の各々の使用
割合は、式(II)の化合物1モル当り、式(III)
の化合は少なくとも1モル、好ましくは1.0〜1.1
モル程度、有機塩基は1〜2モル程度、そして縮合剤は
等モル程度用いるのが有利である。
【0023】また、式(IV)の化合物と式(V)の化
合物との反応も、上記の式(II)の化合物と式(II
I)の化合物との反応と同様の条件下に行なうことがで
きる。
合物との反応も、上記の式(II)の化合物と式(II
I)の化合物との反応と同様の条件下に行なうことがで
きる。
【0024】かくして、得られる式(I)のペプチド化
合物の反応混合物からの単離、精製は、再結晶、イオン
交換クロマトグラフィー、ゲルろ過、高速液体クロマト
グラフィー等により行うことができる。
合物の反応混合物からの単離、精製は、再結晶、イオン
交換クロマトグラフィー、ゲルろ過、高速液体クロマト
グラフィー等により行うことができる。
【0025】なお、前記反応において出発原料として使
用される前記式(III)及び(IV)の化合物は従来
の文献に未載の新規な化合物であるが、その構成成分で
ある各アミノ酸を液相合成法で縮合することにより容易
に製造することができる。
用される前記式(III)及び(IV)の化合物は従来
の文献に未載の新規な化合物であるが、その構成成分で
ある各アミノ酸を液相合成法で縮合することにより容易
に製造することができる。
【0026】本発明の式(I)のペプチド化合物は、ド
ラスタチン10よりも強い抗腫瘍作用を有しており、ま
た治療比も大きく、例えば白血病、非小細胞肺癌、小細
胞肺癌、大腸癌、CNS癌、黒色腫、卵巣癌、腎臓癌、
胃癌、膀胱癌などの処置又は治療に有用である。
ラスタチン10よりも強い抗腫瘍作用を有しており、ま
た治療比も大きく、例えば白血病、非小細胞肺癌、小細
胞肺癌、大腸癌、CNS癌、黒色腫、卵巣癌、腎臓癌、
胃癌、膀胱癌などの処置又は治療に有用である。
【0027】本発明の式(I)の化合物の抗腫瘍作用は
次のようにして測定することができる。
次のようにして測定することができる。
【0028】7週齢のCDF1マウスの腹腔内に、マウ
ス白血病P388細胞を0.1ml(106cells/マウ
ス)ずつ移植した。移植第一日目(移植翌日)及び第五
日目に薬物を腹腔内に投与し、マウスの生死を60日間
観察した結果から下記式により延命率(ILS,%)を
算出した。なお、下記式中、Tは薬物投与群のメディア
ン生存日数、Cはコントロール群のメディアン生存日数
を意味している。
ス白血病P388細胞を0.1ml(106cells/マウ
ス)ずつ移植した。移植第一日目(移植翌日)及び第五
日目に薬物を腹腔内に投与し、マウスの生死を60日間
観察した結果から下記式により延命率(ILS,%)を
算出した。なお、下記式中、Tは薬物投与群のメディア
ン生存日数、Cはコントロール群のメディアン生存日数
を意味している。
【0029】
【数1】
【0030】その結果を下記表に示す。なお、抗腫瘍作
用は、ドラスタチン10の延命率を1とした場合の相対
比で表わした。
用は、ドラスタチン10の延命率を1とした場合の相対
比で表わした。
【0031】 本発明に係る化合物は、薬剤として用いる場合、その用
途に応じて、固体形態(例えば錠剤、硬カプセル剤、軟
カプセル剤、顆粒剤、散剤、細粒剤、丸剤、トローチ錠
など)、半固体形態(例えば坐剤、軟膏など)又は液体
形態(注射剤、、乳剤、懸濁液、ローション、スプレー
など)のいずれかの製剤形態に調製して用いることがで
きる。しかして、上記製剤に使用し得る無毒性の添加物
としては、例えばでん粉、ゼラチン、ブドウ糖、乳糖、
果糖、マルトース、炭酸マグネシウム、タルク、ステア
リン酸マグネシウム、メチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロース又はその塩、アラビアゴム、ポリエチレ
ングリコール、p−ヒドロキシ安息香酸アルキルエステ
ル、シロップ、エタノール、プロピレングリコール、ワ
セリン、カーボワックス、グリセリン、塩化ナトリウ
ム、亜硫酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、クエン酸等
が挙げられる。該薬剤はまた、治療学的に有用な他の薬
剤を含有することもできる。
途に応じて、固体形態(例えば錠剤、硬カプセル剤、軟
カプセル剤、顆粒剤、散剤、細粒剤、丸剤、トローチ錠
など)、半固体形態(例えば坐剤、軟膏など)又は液体
形態(注射剤、、乳剤、懸濁液、ローション、スプレー
など)のいずれかの製剤形態に調製して用いることがで
きる。しかして、上記製剤に使用し得る無毒性の添加物
としては、例えばでん粉、ゼラチン、ブドウ糖、乳糖、
果糖、マルトース、炭酸マグネシウム、タルク、ステア
リン酸マグネシウム、メチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロース又はその塩、アラビアゴム、ポリエチレ
ングリコール、p−ヒドロキシ安息香酸アルキルエステ
ル、シロップ、エタノール、プロピレングリコール、ワ
セリン、カーボワックス、グリセリン、塩化ナトリウ
ム、亜硫酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、クエン酸等
が挙げられる。該薬剤はまた、治療学的に有用な他の薬
剤を含有することもできる。
【0032】該薬剤中における本発明の化合物の含有量
はその剤形に応じて異なるが、一般に固体及び半固体形
態の場合には0.1〜50重量%の濃度で、そして液体
形態の場合には0.05〜10重量%の濃度で含有して
いることが望ましい。
はその剤形に応じて異なるが、一般に固体及び半固体形
態の場合には0.1〜50重量%の濃度で、そして液体
形態の場合には0.05〜10重量%の濃度で含有して
いることが望ましい。
【0033】本発明の化合物の投与量は、対象とする人
間をはじめとする温血動物の種類、投与経路、症状の軽
重、医者の診断等により広範に変えることができるが、
一般に1日当たり、0.01〜50mg/kg程度とす
ることができる。しかし、患者の症状の軽重、医者の診
断に応じて上記範囲の下限よりも少ない量又は上限より
も多い量を投与することはもちろん可能である。上記投
与量は1日1回又は数回に分けて投与することができ
る。
間をはじめとする温血動物の種類、投与経路、症状の軽
重、医者の診断等により広範に変えることができるが、
一般に1日当たり、0.01〜50mg/kg程度とす
ることができる。しかし、患者の症状の軽重、医者の診
断に応じて上記範囲の下限よりも少ない量又は上限より
も多い量を投与することはもちろん可能である。上記投
与量は1日1回又は数回に分けて投与することができ
る。
【0034】
【実施例】以下、参考例及び実施例により本発明をさら
に説明する。
に説明する。
【0035】なお、参考例及び実施例において用いる化
合物番号に対応する化合物の構造については、以下のフ
ローシートを参照されたい。ここで、Butはtert
−ブチル基、Bocはtert−ブトキシカルボニル
基、Bzlはベンジル基、Meはメチル基を表わし、R
は前記の意味を有する。
合物番号に対応する化合物の構造については、以下のフ
ローシートを参照されたい。ここで、Butはtert
−ブチル基、Bocはtert−ブトキシカルボニル
基、Bzlはベンジル基、Meはメチル基を表わし、R
は前記の意味を有する。
【0036】
【化7】
【0037】参考例1 化合物1 830.7mg(1.71ミリモル)を氷冷
下50%トリフルオロ酢酸/ジクロルメタン20mlに
溶かし、室温にて2時間撹拌したのち減圧乾固し、残渣
をジメチルホルムアミド(DMF)5mlに溶かし氷冷
下トリエチルアミン2.4mlを加えて減圧乾固する。
下50%トリフルオロ酢酸/ジクロルメタン20mlに
溶かし、室温にて2時間撹拌したのち減圧乾固し、残渣
をジメチルホルムアミド(DMF)5mlに溶かし氷冷
下トリエチルアミン2.4mlを加えて減圧乾固する。
【0038】一方、化合物2 644.3mg(1.7
1ミリモル)を氷冷下4N塩化水素/ジオキサン8.6
mlに溶かし、室温で1.5時間撹拌したのち減圧乾固
する。
1ミリモル)を氷冷下4N塩化水素/ジオキサン8.6
mlに溶かし、室温で1.5時間撹拌したのち減圧乾固
する。
【0039】この両方を合わせてDMF7mlに溶か
し、氷冷撹拌下シアノリン酸ジエチル(DEPC)35
2mg(2.16ミリモル)とトリエチルアミン0.5
3ml(3.82ミリモル)とを加え、0゜から室温に
て一夜撹拌をつづける。反応液を酢酸エチル−ベンゼン
(4:1)混液でうすめ、飽和重曹水および飽和食塩水
で洗浄し乾燥する。溶媒を留去して残る油状物1.35
gをヘキサン−メタノール−ジクロルメタン(4:5:
15)を溶出液とするセファデックスLH−20のカラ
ムクロマトグラフィで精製して、目的の化合物3を無定
形物として得た。1.06g(収率89.7%)。
し、氷冷撹拌下シアノリン酸ジエチル(DEPC)35
2mg(2.16ミリモル)とトリエチルアミン0.5
3ml(3.82ミリモル)とを加え、0゜から室温に
て一夜撹拌をつづける。反応液を酢酸エチル−ベンゼン
(4:1)混液でうすめ、飽和重曹水および飽和食塩水
で洗浄し乾燥する。溶媒を留去して残る油状物1.35
gをヘキサン−メタノール−ジクロルメタン(4:5:
15)を溶出液とするセファデックスLH−20のカラ
ムクロマトグラフィで精製して、目的の化合物3を無定
形物として得た。1.06g(収率89.7%)。
【0040】[α]28 D−48.2゜(c=0.375, MeOH)1 H-NMR(CDCl3,δ) 0.7-1.1(m)、1.27(3H, d, J=6.8H
z)、1.6-2.2(m)、2.25(6H, s)、2.3-2.6(m)、3.02(3H,
s)、3.30(3H, s)、3.35(3H, s)、3.9-4.3(m)、4.80(1H,
dd, J=9.2Hz, 6.4Hz)、5.13(2H, s)、6.86(1H, br.
d)、7.34(5H, s)。
z)、1.6-2.2(m)、2.25(6H, s)、2.3-2.6(m)、3.02(3H,
s)、3.30(3H, s)、3.35(3H, s)、3.9-4.3(m)、4.80(1H,
dd, J=9.2Hz, 6.4Hz)、5.13(2H, s)、6.86(1H, br.
d)、7.34(5H, s)。
【0041】参考例2 化合物3 688mg(1.00ミリモル)をt−ブタ
ノール−水(9:1)10mlに溶かし、5%パラジウ
ム炭素0.1gを加え、水素気流下5時間撹拌する。触
媒を濾別、洗浄し、濾洗液を減圧乾固して、目的の化合
物4を無色泡状物として得た。590mg(収率98.
7%)。
ノール−水(9:1)10mlに溶かし、5%パラジウ
ム炭素0.1gを加え、水素気流下5時間撹拌する。触
媒を濾別、洗浄し、濾洗液を減圧乾固して、目的の化合
物4を無色泡状物として得た。590mg(収率98.
7%)。
【0042】[α]26 D−57.3゜(c=0.955, MeOH)1 H-NMR(CDCl3,δ) 0.7-1.1(m)、1.17(3H, d, J=4.4H
z)、1.6-2.2(m)、2.54(6H, s)、3.04 and 3.08(3H,
s)、3.27 and 3.31(3H, s)、3.36 and 3.42(3H, s)、4.
0-4.3(m)、4.6-5.0(m)、5.0-5.4(m)、6.97(1H, br.
d)。
z)、1.6-2.2(m)、2.54(6H, s)、3.04 and 3.08(3H,
s)、3.27 and 3.31(3H, s)、3.36 and 3.42(3H, s)、4.
0-4.3(m)、4.6-5.0(m)、5.0-5.4(m)、6.97(1H, br.
d)。
【0043】実施例1 化合物4 30mg(50マイクロモル)、(R)−2−
ヒドロキシ−2−フェニルエチルアミン塩酸塩10mg
(58マイクロモル)をDMF0.5mlに溶かし、氷
冷撹拌下でDEPC9.5mg(58マイクロモル)と
トリエチルアミン16μl(11.5マイクロモル)を
加え、0゜から室温にて一夜撹拌をつづける。反応液を
ジクロルメタンでうすめ、飽和重曹水および飽和食塩水
で洗浄、乾燥し、溶媒を留去して残った残渣を分取TL
C(展開溶媒:ジクロルメタン−メタノール(10:
1))、ついでヘキサン−メタノール−ジクロルメタン
(4:5:15)を溶出液とするセファデックスLH−
20のカラムクロマトグラフィで精製して、目的の化合
物5−A(化合物5においてRが(R)−2−ヒドロキ
シ−2−フェニルエチルアミノ基である化合物)を無定
形物として得た。25.1mg(収率69.9%)。
ヒドロキシ−2−フェニルエチルアミン塩酸塩10mg
(58マイクロモル)をDMF0.5mlに溶かし、氷
冷撹拌下でDEPC9.5mg(58マイクロモル)と
トリエチルアミン16μl(11.5マイクロモル)を
加え、0゜から室温にて一夜撹拌をつづける。反応液を
ジクロルメタンでうすめ、飽和重曹水および飽和食塩水
で洗浄、乾燥し、溶媒を留去して残った残渣を分取TL
C(展開溶媒:ジクロルメタン−メタノール(10:
1))、ついでヘキサン−メタノール−ジクロルメタン
(4:5:15)を溶出液とするセファデックスLH−
20のカラムクロマトグラフィで精製して、目的の化合
物5−A(化合物5においてRが(R)−2−ヒドロキ
シ−2−フェニルエチルアミノ基である化合物)を無定
形物として得た。25.1mg(収率69.9%)。
【0044】[α]23 D−43.8゜(c=0.319, MeOH)1 H-NMR(CDCl3,δ) 0.7-1.1(m)、1.27(3H, d, J=7.0H
z)、1.6-2.2(m)、2.27(6H, s)、2.3-2.6(m)、3.02(3H,
s)、3.32(3H, s)、3.43(3H, s)、3.82(1H, br. d)、4.0
-4.2(m)、4.77(1H, dd, J=9.0Hz, 6.8Hz)、6.6-7.0
(m)、7.2-7.5(5H, m)。
z)、1.6-2.2(m)、2.27(6H, s)、2.3-2.6(m)、3.02(3H,
s)、3.32(3H, s)、3.43(3H, s)、3.82(1H, br. d)、4.0
-4.2(m)、4.77(1H, dd, J=9.0Hz, 6.8Hz)、6.6-7.0
(m)、7.2-7.5(5H, m)。
【0045】実施例2 実施例1と同様にして化合物4と(S)−2−ヒドロキ
シ−2−フェニルエチルアミンとから化合物5−B(化
合物5においてRが(S)−2−ヒドロキシ−2−フェ
ニルエチルアミノ基である化合物)を得た(収率79.
1%)。
シ−2−フェニルエチルアミンとから化合物5−B(化
合物5においてRが(S)−2−ヒドロキシ−2−フェ
ニルエチルアミノ基である化合物)を得た(収率79.
1%)。
【0046】[α]28 D−44.5゜(c=0.330, MeOH)1 H-NMR(CDCl3,δ) 0.7-1.1(m)、1.26(3H, d, J=7.0H
z)、1.5-2.2(m)、2.65(6H, s)、3.02(3H, s)、3.32(3H,
s)、3.40(3H, s)、3.85(1H, dd, J=9.5Hz, 1.5Hz)、4.
0-4.2(m)、4.71(1H, dd, J=8.1Hz, 6.8Hz)、4.8-5.1
(m)、6.7-6.9(m)、7.2-7.5(5H, m)。
z)、1.5-2.2(m)、2.65(6H, s)、3.02(3H, s)、3.32(3H,
s)、3.40(3H, s)、3.85(1H, dd, J=9.5Hz, 1.5Hz)、4.
0-4.2(m)、4.71(1H, dd, J=8.1Hz, 6.8Hz)、4.8-5.1
(m)、6.7-6.9(m)、7.2-7.5(5H, m)。
【0047】実施例3 実施例1と同様にして化合物4とdl−trans−2
−フェニルシクロプロピルアミンとから化合物5−C
(化合物5においてRが2−フェニルシクロプロピルア
ミノ基である化合物)を得た(収率82.1%)。
−フェニルシクロプロピルアミンとから化合物5−C
(化合物5においてRが2−フェニルシクロプロピルア
ミノ基である化合物)を得た(収率82.1%)。
【0048】[α]24 D−52.4゜(c=0.354, MeOH)1 H-NMR(CDCl3,δ) 0.7-1.2(m)、1.2-1.4(m)、1.6-2.2
(m)、2.37(6H, s)、3.02(3H, s)、3.33 and 3.35(3H,
s)、3.41(3H, s)、3.8-4.3(m)、4.76(1H, dd, J=8.7Hz,
6.9Hz)、7.26(5H, s)。
(m)、2.37(6H, s)、3.02(3H, s)、3.33 and 3.35(3H,
s)、3.41(3H, s)、3.8-4.3(m)、4.76(1H, dd, J=8.7Hz,
6.9Hz)、7.26(5H, s)。
【0049】実施例4 実施例1と同様にして化合物4と1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキノリンとから化合物5−D(化合物5に
おいてRが1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
−2−イル基である化合物)を得た(収率66.2
%)。
ラヒドロイソキノリンとから化合物5−D(化合物5に
おいてRが1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
−2−イル基である化合物)を得た(収率66.2
%)。
【0050】[α]23 D−48.2゜(c=0.320, MeOH)1 H-NMR(CDCl3,δ) 0.6-1.1(m)、1.1-1.3(m)、1.5-2.2
(m)、2.55(6H, s)、2.7-3.0(m)、3.00(3H, s)、3.30(3
H, s)、3.44(3H, s)、3.55-4.0(m)、4.0-4.3(m)、4.5-
5.0(m)、7.15 and 7.19(4H, s)。
(m)、2.55(6H, s)、2.7-3.0(m)、3.00(3H, s)、3.30(3
H, s)、3.44(3H, s)、3.55-4.0(m)、4.0-4.3(m)、4.5-
5.0(m)、7.15 and 7.19(4H, s)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉村 明広 神奈川県川崎市中原区下小田中1−22−12 (72)発明者 小林 基博 神奈川県川崎市高津区千年458−2
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 式中、Rは(R)−又は(S)−2−ヒドロキシ−2−
フェニルエチルアミノ基、2−フェニルシクロプロピル
アミノ基又は1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリ
ン−2−イル基を表わす、で示されるペプチド誘導体又
はその塩。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11522096A JP3810129B2 (ja) | 1995-04-21 | 1996-04-15 | 新規なフエネチルアミド誘導体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11909095 | 1995-04-21 | ||
| JP7-119090 | 1995-04-21 | ||
| JP11522096A JP3810129B2 (ja) | 1995-04-21 | 1996-04-15 | 新規なフエネチルアミド誘導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH093095A true JPH093095A (ja) | 1997-01-07 |
| JP3810129B2 JP3810129B2 (ja) | 2006-08-16 |
Family
ID=26453773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11522096A Expired - Fee Related JP3810129B2 (ja) | 1995-04-21 | 1996-04-15 | 新規なフエネチルアミド誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3810129B2 (ja) |
-
1996
- 1996-04-15 JP JP11522096A patent/JP3810129B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3810129B2 (ja) | 2006-08-16 |
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| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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