JPH09309849A - アルコキシド化合物の製造方法 - Google Patents
アルコキシド化合物の製造方法Info
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- JPH09309849A JPH09309849A JP12742596A JP12742596A JPH09309849A JP H09309849 A JPH09309849 A JP H09309849A JP 12742596 A JP12742596 A JP 12742596A JP 12742596 A JP12742596 A JP 12742596A JP H09309849 A JPH09309849 A JP H09309849A
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- alkoxide compound
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Abstract
(57)【要約】
【課題】アルコールと反応させるアルカリ金属化合物と
して取り扱い易いアルカリ金属水酸化物を使用し、アル
コキシド化合物を収率良く製造する。 【解決手段】アルコールとアルカリ金属水酸化物との反
応を、反応によって生成する水を除去しながら行うこと
を特徴とするアルコキシド化合物の製造方法。
して取り扱い易いアルカリ金属水酸化物を使用し、アル
コキシド化合物を収率良く製造する。 【解決手段】アルコールとアルカリ金属水酸化物との反
応を、反応によって生成する水を除去しながら行うこと
を特徴とするアルコキシド化合物の製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルコキシド化合
物の製造方法に関する。詳しくは、安全なアルカリ金属
水酸化物を使用してアルコキシド化合物を高収率で製造
することが可能なアルコキシド化合物の製造方法であ
る。
物の製造方法に関する。詳しくは、安全なアルカリ金属
水酸化物を使用してアルコキシド化合物を高収率で製造
することが可能なアルコキシド化合物の製造方法であ
る。
【0002】
【従来の技術】ポリテトラフルオロエチレンは耐薬品
性、耐熱性、表面特性、電気特性等の優れた物性を有し
ている半面、加工性等に問題点を有している。それ故、
種々のコモノマーとテトラフルオロエチレンとの共重合
体が製造されている。こういった共重合体のうち、側鎖
にアルコキシル基を有する樹脂が溶融特性の優れたフッ
素樹脂として知られている。例えば、特開平2−276
808号公報には広いモノマー組成で製造できる樹脂と
して、テトラフルオロエチレンと含フッ素ビニルエ−テ
ルとの共重合体が提案されている。該共重合体に用いら
れる含フッ素ビニルエ−テルは、対応するアルコキシド
化合物とテトラフルオロエチレンとの反応によって製造
されることが知られている(米国特許2917548号
明細書)。
性、耐熱性、表面特性、電気特性等の優れた物性を有し
ている半面、加工性等に問題点を有している。それ故、
種々のコモノマーとテトラフルオロエチレンとの共重合
体が製造されている。こういった共重合体のうち、側鎖
にアルコキシル基を有する樹脂が溶融特性の優れたフッ
素樹脂として知られている。例えば、特開平2−276
808号公報には広いモノマー組成で製造できる樹脂と
して、テトラフルオロエチレンと含フッ素ビニルエ−テ
ルとの共重合体が提案されている。該共重合体に用いら
れる含フッ素ビニルエ−テルは、対応するアルコキシド
化合物とテトラフルオロエチレンとの反応によって製造
されることが知られている(米国特許2917548号
明細書)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した米国特許29
17548号明細書によれば、アルコキシド化合物の製
造方法として、該アルコキシド化合物に対応するアルコ
ールとアルカリ金属から製造することが記載されてい
る。また、特開平6−72938号公報によれば、アル
コキシド化合物とテトラフルオロエチレンとの反応によ
って含フッ素ビニルエーテルを製造する方法に於いて、
原料となるアルコキシド化合物を対応するアルコールと
アルカリ金属、或いはアルカリ金属水素化物との反応に
より得る方法が示されている。
17548号明細書によれば、アルコキシド化合物の製
造方法として、該アルコキシド化合物に対応するアルコ
ールとアルカリ金属から製造することが記載されてい
る。また、特開平6−72938号公報によれば、アル
コキシド化合物とテトラフルオロエチレンとの反応によ
って含フッ素ビニルエーテルを製造する方法に於いて、
原料となるアルコキシド化合物を対応するアルコールと
アルカリ金属、或いはアルカリ金属水素化物との反応に
より得る方法が示されている。
【0004】しかしながら、これらアルカリ金属、また
はアルカリ金属水素化物はプロトン性化合物に対し非常
に活性であり、時によって発火することもある。従っ
て、これらの化合物は一般には取り扱いにくい化合物で
あり、場合によっては防爆設備が必要となってくる。
はアルカリ金属水素化物はプロトン性化合物に対し非常
に活性であり、時によって発火することもある。従っ
て、これらの化合物は一般には取り扱いにくい化合物で
あり、場合によっては防爆設備が必要となってくる。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の点に鑑み本発明者
らは、アルコールからアルコキシド化合物への変換に、
取り扱いやすい原料を用いる製造法を開発すべく鋭意研
究を重ねた。その結果、意外にも、アルコールとアルカ
リ金属水酸化物との反応において、反応中に水を除去す
るための脱水処理を行うことにより、アルコキシド化合
物を実用的に十分な高収率で調製できることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
らは、アルコールからアルコキシド化合物への変換に、
取り扱いやすい原料を用いる製造法を開発すべく鋭意研
究を重ねた。その結果、意外にも、アルコールとアルカ
リ金属水酸化物との反応において、反応中に水を除去す
るための脱水処理を行うことにより、アルコキシド化合
物を実用的に十分な高収率で調製できることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
【0006】即ち、本発明は、アルコールとアルカリ金
属水酸化物との反応を、該反応により生成する水を除去
しながら行うことを特徴とするアルコキシド化合物の製
造方法である。
属水酸化物との反応を、該反応により生成する水を除去
しながら行うことを特徴とするアルコキシド化合物の製
造方法である。
【0007】本発明において、原料として用いられるア
ルコールは、公知のものが特に制限されることなく使用
できるが、特に本発明において好適に採用されるアルコ
ールとしては下記一般式(1) RfCH2OH (1) (但し、Rfはハロゲン化炭化水素基である)で示され
るアルコールが挙げられる。そして更に、上記一般式
(1)で示されるアルコールは、Rfのハロゲン化炭化
水素基が下記一般式(2) −CaHbFcXd (2) (但し、Xはハロゲン原子であり、a及びcは1以上の
整数であり、b及びdは0以上の整数であり、且つb+
c+d≦2a+1となる関係を満足する。)で示される
フッ素化炭化水素基であるものが好ましい。また、Xの
ハロゲン原子としては、塩素原子が好適に採用される。
ルコールは、公知のものが特に制限されることなく使用
できるが、特に本発明において好適に採用されるアルコ
ールとしては下記一般式(1) RfCH2OH (1) (但し、Rfはハロゲン化炭化水素基である)で示され
るアルコールが挙げられる。そして更に、上記一般式
(1)で示されるアルコールは、Rfのハロゲン化炭化
水素基が下記一般式(2) −CaHbFcXd (2) (但し、Xはハロゲン原子であり、a及びcは1以上の
整数であり、b及びdは0以上の整数であり、且つb+
c+d≦2a+1となる関係を満足する。)で示される
フッ素化炭化水素基であるものが好ましい。また、Xの
ハロゲン原子としては、塩素原子が好適に採用される。
【0008】上記した通り前記一般式(1)中、Rfは
ハロゲン化炭化水素基であればよいが、本発明において
は、ハロゲン化炭化水素基は前記一般式(2)で示させ
るフッ素化炭化水素基が好適である。上記式中のaは1
以上の整数であればよいが、原料のアルコールの入手の
容易さから、aは1〜10の整数であることが好まし
い。上記式中cは1以上の整数であればよく、b及びd
はそれぞれ0以上の整数であればよく、b+c+d≦2
a+1となる関係を有する。
ハロゲン化炭化水素基であればよいが、本発明において
は、ハロゲン化炭化水素基は前記一般式(2)で示させ
るフッ素化炭化水素基が好適である。上記式中のaは1
以上の整数であればよいが、原料のアルコールの入手の
容易さから、aは1〜10の整数であることが好まし
い。上記式中cは1以上の整数であればよく、b及びd
はそれぞれ0以上の整数であればよく、b+c+d≦2
a+1となる関係を有する。
【0009】本発明において更に好適に用いられるアル
コールを具体的に例示すると、CF3CH2OH、CF3
CF2CH2OH、CF3(CF2)2CH2OH、CF
3(CF2)3CH2OH、CF3(CF2)4CH2OH、C
F3(CF2)5CH2OH、CF3(CF2)6CH2OH、
HCF2CF2CH2OH、H(CF2)4CH2OH、Cl
CF2CF2CH2OH等を挙げることができる。
コールを具体的に例示すると、CF3CH2OH、CF3
CF2CH2OH、CF3(CF2)2CH2OH、CF
3(CF2)3CH2OH、CF3(CF2)4CH2OH、C
F3(CF2)5CH2OH、CF3(CF2)6CH2OH、
HCF2CF2CH2OH、H(CF2)4CH2OH、Cl
CF2CF2CH2OH等を挙げることができる。
【0010】本発明において、アルカリ金属水酸化物は
公知のものが特に制限なく使用することができる。例え
ば、LiOH、NaOH、KOHが好適に採用される。
公知のものが特に制限なく使用することができる。例え
ば、LiOH、NaOH、KOHが好適に採用される。
【0011】本発明においては、アルコールとアルカリ
金属水酸化物との反応は、溶媒中で行うのが一般的であ
る。用いられる溶媒は、本発明の反応に関して実質的に
不活性である化合物であれば特に制限はない。本発明に
おいて好適に採用される溶媒を例示すると、ジエチルエ
ーテル、グライム類等の直鎖状エーテル;ジオキサン、
テトラヒドロフラン等の環状エーテル;更にはベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素化合物を挙
げることができ、このうち特にジオキサン、テトラヒド
ロフランを好適に用いることができる。
金属水酸化物との反応は、溶媒中で行うのが一般的であ
る。用いられる溶媒は、本発明の反応に関して実質的に
不活性である化合物であれば特に制限はない。本発明に
おいて好適に採用される溶媒を例示すると、ジエチルエ
ーテル、グライム類等の直鎖状エーテル;ジオキサン、
テトラヒドロフラン等の環状エーテル;更にはベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素化合物を挙
げることができ、このうち特にジオキサン、テトラヒド
ロフランを好適に用いることができる。
【0012】本発明において、アルコールとアルカリ金
属水酸化物の供給量比は特に制限はないが、一般的に
は、アルコールに対し、アルカリ金属水酸化物を1〜3
モル倍となる割合でを使用することが好適である。アル
カリ金属水酸化物が1モル倍より少ない場合、アルコー
ルが残存し、蒸留等による除去が必要となる。また、得
られるアルコキシド化合物を含む反応液をそのまま使用
し、該アルコキシド化合物とテトラフルオロエチレンと
の反応によって含フッ素ビニルエーテルを製造する反応
を引き続いて行う場合、アルコールがプロトン源として
作用し、副反応が起きる原因となる。また、アルカリ金
属水酸化物はこの値より多い場合は、反応に実質的な影
響は無いが不要なアルカリ金属水酸化物を反応系に持ち
込むことになり、反応器の実質的な容量が少なくなると
いった問題を生ずる。
属水酸化物の供給量比は特に制限はないが、一般的に
は、アルコールに対し、アルカリ金属水酸化物を1〜3
モル倍となる割合でを使用することが好適である。アル
カリ金属水酸化物が1モル倍より少ない場合、アルコー
ルが残存し、蒸留等による除去が必要となる。また、得
られるアルコキシド化合物を含む反応液をそのまま使用
し、該アルコキシド化合物とテトラフルオロエチレンと
の反応によって含フッ素ビニルエーテルを製造する反応
を引き続いて行う場合、アルコールがプロトン源として
作用し、副反応が起きる原因となる。また、アルカリ金
属水酸化物はこの値より多い場合は、反応に実質的な影
響は無いが不要なアルカリ金属水酸化物を反応系に持ち
込むことになり、反応器の実質的な容量が少なくなると
いった問題を生ずる。
【0013】本発明の最大の特徴は上述したアルコール
とアルカリ金属水酸化物との反応において、反応により
生成する水を除去しながら、反応を行うことにある。
とアルカリ金属水酸化物との反応において、反応により
生成する水を除去しながら、反応を行うことにある。
【0014】本発明において、アルコールとアルカリ金
属水酸化物との反応は、水を生成する平衡反応であり、
上記水の除去量は、反応系に供給したアルコールとアル
カリ金属水酸化物との反応により生成する水の理論量よ
り好適な範囲が決定される。即ち、上記生成する水の理
論量に対して、95%以上の量の水を反応系より除去し
ながら反応を行うことにより、極めて良好に反応を行う
ことができる。
属水酸化物との反応は、水を生成する平衡反応であり、
上記水の除去量は、反応系に供給したアルコールとアル
カリ金属水酸化物との反応により生成する水の理論量よ
り好適な範囲が決定される。即ち、上記生成する水の理
論量に対して、95%以上の量の水を反応系より除去し
ながら反応を行うことにより、極めて良好に反応を行う
ことができる。
【0015】従って、かかる操作により、最終的に得ら
れるアルコキシド化合物を含む反応液は、95%以上の
量の水が除去された状態で得られる。そして、この場
合、アルコキシド化合物のアルコール基準の収率は、9
5%以上を達成することができる。
れるアルコキシド化合物を含む反応液は、95%以上の
量の水が除去された状態で得られる。そして、この場
合、アルコキシド化合物のアルコール基準の収率は、9
5%以上を達成することができる。
【0016】また、かかる除去する水の量の調整は、前
記した、得られるアルコキシド化合物を含む反応液をそ
のまま使用し、該アルコキシド化合物とテトラフルオロ
エチレンとの反応によって含フッ素ビニルエーテルを製
造する反応を引き続いて行う場合にも重要である。即
ち、除去される水分量が前記95%より少ない場合は、
引き続き行う反応、例えば、アルコキシド化合物とテト
ラフルオロエチレンとの反応をおこなった場合、該水が
プロトン源となり、副生性物であるRfCH2OCF2C
F2H(但しRfは前記と同じ)を生成し、目的物の収
率が低下し好ましくない。
記した、得られるアルコキシド化合物を含む反応液をそ
のまま使用し、該アルコキシド化合物とテトラフルオロ
エチレンとの反応によって含フッ素ビニルエーテルを製
造する反応を引き続いて行う場合にも重要である。即
ち、除去される水分量が前記95%より少ない場合は、
引き続き行う反応、例えば、アルコキシド化合物とテト
ラフルオロエチレンとの反応をおこなった場合、該水が
プロトン源となり、副生性物であるRfCH2OCF2C
F2H(但しRfは前記と同じ)を生成し、目的物の収
率が低下し好ましくない。
【0017】尚、該アルコキシド化合物とテトラフルオ
ロエチレンとの反応によって含フッ素ビニルエーテルを
製造する方法は、公知の製造条件を特に制限なく採用す
ることができる。例えば、前記溶媒中で生成したアルコ
キシド化合物の反応液に、必要に応じて溶媒を追加した
後、テトラフルオロエチレンを供給し、反応温度20〜
80℃、テトラフルオロエチレンの圧力を5〜20kg
/cm2−Gの条件下に反応させる方法が挙げられる。
ロエチレンとの反応によって含フッ素ビニルエーテルを
製造する方法は、公知の製造条件を特に制限なく採用す
ることができる。例えば、前記溶媒中で生成したアルコ
キシド化合物の反応液に、必要に応じて溶媒を追加した
後、テトラフルオロエチレンを供給し、反応温度20〜
80℃、テトラフルオロエチレンの圧力を5〜20kg
/cm2−Gの条件下に反応させる方法が挙げられる。
【0018】本発明において、アルコールとアルカリ金
属水酸化物との反応系からの水の除去方法は、公知の方
法が何等制限なく採用される。代表的な水の除去方法を
例示すると、加熱、減圧、或いはこれらの手段を組み合
すことによって反応系から水を留出させる方法が挙げら
れる。この際、水を単独で留出させる方法の他に、共存
する溶媒と共沸させて留出させる方法も採用することが
可能である。また、溶媒及び生成する水の全量を留出さ
せることも可能である。更に、他の方法として、反応系
に乾燥剤を存在させ、該乾燥剤により反応系から水を除
去する方法も可能である。
属水酸化物との反応系からの水の除去方法は、公知の方
法が何等制限なく採用される。代表的な水の除去方法を
例示すると、加熱、減圧、或いはこれらの手段を組み合
すことによって反応系から水を留出させる方法が挙げら
れる。この際、水を単独で留出させる方法の他に、共存
する溶媒と共沸させて留出させる方法も採用することが
可能である。また、溶媒及び生成する水の全量を留出さ
せることも可能である。更に、他の方法として、反応系
に乾燥剤を存在させ、該乾燥剤により反応系から水を除
去する方法も可能である。
【0019】上記反応液の水分量、或いは留出液の水分
量は例えばカールフィッシャー法等公知の水分分析方法
により、測定することができる。
量は例えばカールフィッシャー法等公知の水分分析方法
により、測定することができる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば取扱いの難しいアルカリ金属やアルカリ金属水
素化物を用いることなく、安全なアルカリ金属水酸化物
を使用してアルコキシド化合物を高収率で製造すること
が可能となる。また、アルカリ金属水酸化物はアルカリ
金属やアルカリ金属水素化物に較べ非常に安価であるた
め、経済的にも有利な製造方法といえる。
によれば取扱いの難しいアルカリ金属やアルカリ金属水
素化物を用いることなく、安全なアルカリ金属水酸化物
を使用してアルコキシド化合物を高収率で製造すること
が可能となる。また、アルカリ金属水酸化物はアルカリ
金属やアルカリ金属水素化物に較べ非常に安価であるた
め、経済的にも有利な製造方法といえる。
【0021】更に、得られるアルコキシド化合物を含む
反応液をそのまま使用し、該アルコキシド化合物とテト
ラフルオロエチレンとの反応によって含フッ素ビニルエ
ーテルを製造する反応を引き続いて行う場合でも、得ら
れる含フッ素ビニルエーテルを収率良く得ることが可能
である。
反応液をそのまま使用し、該アルコキシド化合物とテト
ラフルオロエチレンとの反応によって含フッ素ビニルエ
ーテルを製造する反応を引き続いて行う場合でも、得ら
れる含フッ素ビニルエーテルを収率良く得ることが可能
である。
【0022】
【実施例】本発明を更に詳細に説明するために以下実施
例を示すが、本発明はこれら実施例によってなんら制限
をうけるものではない。
例を示すが、本発明はこれら実施例によってなんら制限
をうけるものではない。
【0023】実施例1 容量1Lのフラスコ中に2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロ
パノール45.0g、NaOH16.9gおよび1,4-ジ
オキサン562.5gを入れ、攪拌を開始し、室温で一
夜放置した。次に、これを蒸留塔に設置し、2時間還流
し、その後生成する水を1,4-ジオキサンと共に共沸させ
て除去しながら反応を継続した。この時、留出液中の水
分量をカールフィッシャー法で分析していき、水分除去
量が、導入した2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロパノール
の96%に相当したところで、操作を終了した。
パノール45.0g、NaOH16.9gおよび1,4-ジ
オキサン562.5gを入れ、攪拌を開始し、室温で一
夜放置した。次に、これを蒸留塔に設置し、2時間還流
し、その後生成する水を1,4-ジオキサンと共に共沸させ
て除去しながら反応を継続した。この時、留出液中の水
分量をカールフィッシャー法で分析していき、水分除去
量が、導入した2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロパノール
の96%に相当したところで、操作を終了した。
【0024】反応液の一部を取り、それを蒸発乾固さ
せ、酸水溶液で処理した後、ガスクロマトグラフィーで
2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロパノールの量を定量し
た。その結果、2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロパノール
の量が仕込み量から計算した量の95%であったことか
ら、アルコキシドの収率は95%といえる。
せ、酸水溶液で処理した後、ガスクロマトグラフィーで
2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロパノールの量を定量し
た。その結果、2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロパノール
の量が仕込み量から計算した量の95%であったことか
ら、アルコキシドの収率は95%といえる。
【0025】参考例 実施例1で製造したアルコキシド溶液をそのまま使用
し、以下に示す反応を行った。
し、以下に示す反応を行った。
【0026】容量1lのステンレス製の反応容器に上記
アルコキシド溶液を移送し、これにリモネン2gを加え
た。次に、これを密閉し、液体酸素で冷却後、脱気を行
った。この後、反応器を60℃まで昇温し、攪拌を開始
した。次に、テトラフルオロエチレンを反応器へ20k
g/cm2−Gまで導入し、その後も反応器の圧力が2
0kg/cm2−Gになるようにテトラフルオロエチレ
ンを供給しつつ反応を行った。テトラフルオロエチレン
の吸収が止まった後、脱圧し反応器を加熱して蒸留によ
り沸点60〜61℃の留分を29.0g得た。この留出
分の組成は主生成物のCF3CF2CH2OCF=CF2お
よび副生成物のCF3CF2CH2OCF2CHF2がそれ
ぞれ99.7:0.3(モル比)であった。この時、C
F3CF2CH2OCF=CF2の収率は原料の2,2,3,3,3-
ペンタフルオロプロパノール基準で42%であった。
アルコキシド溶液を移送し、これにリモネン2gを加え
た。次に、これを密閉し、液体酸素で冷却後、脱気を行
った。この後、反応器を60℃まで昇温し、攪拌を開始
した。次に、テトラフルオロエチレンを反応器へ20k
g/cm2−Gまで導入し、その後も反応器の圧力が2
0kg/cm2−Gになるようにテトラフルオロエチレ
ンを供給しつつ反応を行った。テトラフルオロエチレン
の吸収が止まった後、脱圧し反応器を加熱して蒸留によ
り沸点60〜61℃の留分を29.0g得た。この留出
分の組成は主生成物のCF3CF2CH2OCF=CF2お
よび副生成物のCF3CF2CH2OCF2CHF2がそれ
ぞれ99.7:0.3(モル比)であった。この時、C
F3CF2CH2OCF=CF2の収率は原料の2,2,3,3,3-
ペンタフルオロプロパノール基準で42%であった。
Claims (1)
- 【請求項1】 アルコールとアルカリ金属水酸化物との
反応を、反応により生成する水を除去しながら行うこと
を特徴とするアルコキシド化合物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12742596A JPH09309849A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | アルコキシド化合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12742596A JPH09309849A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | アルコキシド化合物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09309849A true JPH09309849A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14959649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12742596A Pending JPH09309849A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | アルコキシド化合物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09309849A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001062694A1 (fr) * | 2000-02-25 | 2001-08-30 | Daikin Industries, Ltd. | Procede de preparation de 2,2,3,4,4,4-hexafluoro-1-butanol et utilisation de ladite substance |
| US20090118248A1 (en) * | 2004-04-23 | 2009-05-07 | Euro-Celtique S.A. | 3-Alpha-hydroxy 21-n-heteroaryl-pregnane derivatives for modulation of brain excitability and a process for the production thereof |
| JP2021512931A (ja) * | 2018-03-01 | 2021-05-20 | 浙江大学Zhejiang University | 2−メチルアリルアルコキシドのアルコール溶液を連続的に製造する方法 |
-
1996
- 1996-05-22 JP JP12742596A patent/JPH09309849A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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