JPH09309986A - 形状記憶性加硫ゴム成形体 - Google Patents
形状記憶性加硫ゴム成形体Info
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- JPH09309986A JPH09309986A JP14022396A JP14022396A JPH09309986A JP H09309986 A JPH09309986 A JP H09309986A JP 14022396 A JP14022396 A JP 14022396A JP 14022396 A JP14022396 A JP 14022396A JP H09309986 A JPH09309986 A JP H09309986A
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Abstract
は、形状回復率が70%以上であり、形状記憶率が50
%以上であり、かつ、200%伸長後の永久伸びが20
%以下であることを特徴としている。上記の好ましい成
形体は、加硫性ゴム(A) からなる加硫物中に、ビカット
軟化点が70℃以上である樹脂(B) が粒状で分散されて
なり、かつ、樹脂(B) と加硫性ゴム(A) との重量比
[(B)/(A)]が3/100〜50/100の範囲にあ
る。 【効果】上記成形体は、収縮(開始)温度のコントロー
ルをビカット軟化点70℃以上の樹脂(B) により行なっ
ているので使い勝手が良く、しかも、加硫性ゴム(A) を
併用しているのでゴム弾性が高い。したがって、この成
形体は、特にフィルム、シートおよびフィルム状の熱収
縮性成形体として好適に用いることができる。
Description
体に関し、さらに詳しくは、ゴム弾性に優れた形状記憶
性加硫ゴム成形体、特にフィルム、シートまたはチュー
ブ状の熱収縮性成形体である形状記憶性加硫ゴム成形体
に関する。
や鋼管の被覆、ガラスビンのコートなどに用いられる熱
収縮性のフィルム、シートおよびチューブとしては、ポ
リ塩化ビニル製の熱収縮性成形体が使用されていたが、
ポリ塩化ビニル製の熱収縮性成形体は耐候性に劣り、可
塑剤滲出などの欠点が見られるため、分野によってはポ
リエチレン、ポリプロピレンなどの熱収縮性成形体が用
いられている。しかしながら、従来のポリエチレン等の
熱収縮性成形体はゴム弾性が不足するため、用途が限ら
れていた。
ン・1-ブテン・ポリエンランダム共重合ゴムの架橋延伸
物からなる熱収縮性のフィルムないしシートに関する発
明がが開示されており、本願発明者らがこの発明につい
て追試したところ、得られた熱収縮性シートは、ゴム弾
性が十分でなかった。
縮用のチューブを作製することも知られている。しかし
ながら、本願発明者らがこのチューブを追試したとこ
ろ、上記の特公平3−60664号公報に記載の熱収縮
性シートと同様、得られた熱収縮性チューブは、ゴム弾
性が不十分であった。
9),P.42〜46,武井澄夫著、オーム社発行」には、各種
の形状記憶性樹脂が記載されているが、これらの形状記
憶性樹脂は、いずれも熱収縮性成形体のゴム弾性が不足
し、収縮(開始)温度が低すぎるなどの欠点があった。
ールして使い勝手を良くすることができるとともに、ゴ
ム弾性の高い形状記憶性加硫ゴム成形体、特にフィル
ム、シートおよびチューブ状の熱収縮性成形体の出現が
望まれている。
ム、補強剤、軟化剤、充填剤、加硫剤などを混練して得
られた配合ゴムコンパウンドを、プレス成形、押出成形
あるいはカレンダー成形等の成形法により賦形した後
に、加硫して製造される。
加硫ゴムシート製品においては、シート表面へのシボな
どの型付けは、配合ゴムコンパウンドをシート状に分出
しする際に、そのシートを、シボなどの模様を彫り込ん
だロール(エンボスロール)に通すことにより行なわれ
る。
た模様の凹凸、あるいは部分的に深い場所が有れば、配
合ゴムコンパウンドの必要量が一様でないため、型付け
ロールに送られる前の分出しロールで配合ゴムコンパウ
ンドの量を制御しなければならなかった。また、細かい
模様の場合、配合ゴムコンパウンドの粘度が低くなれば
なるほど、また粘着性が増せば増すほど、型付けロール
の表面の細かい凹部個所に配合ゴムコンパウンドが詰ま
り、頻繁に型付けロール表面の清掃を行なう必要があっ
た。さらに、型付け(賦形)工程と加硫工程が連続して
いない場合、分出しした長尺シートを一旦巻き取ってお
くが、加硫工程に入るまでの間に、その長尺シートの自
重および巻き取り圧力により型付けしたシート表面の模
様が薄くなったり、変形すしたりするなどの問題があっ
た。
押出成形された加硫ゴム製品においては、配合ゴムコン
パウンドを押出機で凹状に賦形しても、加硫工程が終了
するまでその賦形形状を保持することは非常に困難であ
るという問題があった。
ような比較的肉厚の厚い加硫ゴム製品でも、加硫時に起
こる変形を考慮に入れてダイスの設計を木目細やかに行
なわなければならないという問題があった。
のように羽根の付いたチューブ状の加硫ゴム製品におい
ては、ダイスの精密な設計を要するだけではなく、配合
ゴムコンパウンドを、羽根を支えるための支柱を組み込
んだ状態で成形し、加硫後、支柱を切り離して製品にす
るという複雑な製造方法が採用されており、生産コスト
が高いという問題があった。
ジョイントに使用されるジョイントホースのような短い
曲管の加硫ゴム製品は、配合ゴムコンパウンドをホース
状に押し出して短く切断した後、マンドレルを挿入し、
加硫を行なうことにより製造される。そのため、柔らか
い配合ゴムコンパウンドでは、マンドレルの挿入が難し
いだけではなく、その挿入時にホースが破れたり、その
挿入時に付いた傷がそのまま製品に残ったりする場合が
あり、問題となることがあった。
後に、型付け等の賦形を行なって得られる成形体であっ
て、製品使用時に一時的に変形しても元の形状に戻る性
質、すなわちゴム弾性に優れた形状記憶性加硫ゴム成形
体の出現が望まれている。
に伴う問題を解決しようとするものであって、収縮(開
始)温度をコントロールして使い勝手を良くすることが
できるとともに、ゴム弾性の高い形状記憶性加硫ゴム成
形体、特にフィルム、シートおよびフィルム状の熱収縮
性成形体を提供することにある。
パウンドの加硫後に、型付け等の賦形を行なって得られ
る成形体であって、製品使用時に一時的に変形しても元
の形状に戻る性質、すなわちゴム弾性に優れた形状記憶
性加硫ゴム成形体を提供することにある。
は、(i) 形状回復率が70%以上であり、(ii)形状記憶
率が50%以上であり、かつ、(iii) 200%伸長後の
永久伸び[JIS K 6301] が20%以下であることを特徴
としている。
好ましい形状記憶性加硫ゴム成形体は、加硫性ゴム
(A)からなる加硫物中に、ビカット軟化点[ASTM D 1
525]が70℃以上である樹脂(B)が粒状で分散されて
なり、かつ、樹脂(B)と加硫性ゴム(A)との重量比
[(B)/(A)]が3/100〜50/100の範囲にあ
る。
0.1〜200μmの範囲にある。本発明で好ましく用
いられる加硫性ゴム(A)は、エチレンと炭素原子数3
〜20のα- オレフィンと非共役ポリエンとからなるエ
チレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム
である。
は、結晶性プロピレン単独重合体、もしくはプロピレン
と1種以上の炭素原子数2〜12のα- オレフィンとの
結晶性プロピレン・α- オレフィン共重合体、またはス
チレン含有非晶性樹脂である。
成形体としては、次のような成形体が挙げられる。 (1)加硫性ゴム(A)である前記エチレン・α- オレ
フィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A1)からなる
加硫物中に、ビカット軟化点が70℃以上の樹脂(B)
である結晶性プロピレン単独重合体または前記結晶性プ
ロピレン・α-オレフィン共重合体(B1)が粒状で分
散されてなり、かつ、(共)重合体(B1)と加硫性ゴ
ム(A1)との重量比[(B1)/(A1)]が3/100〜5
0/100の範囲にある形状記憶性加硫ゴム成形体。
ン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A
1)からなる加硫物中に、ビカット軟化点が70℃以上
の樹脂(B)であるスチレン含有非晶性樹脂(B2)が
粒状で分散されてなり、かつ、 樹脂(B2)とゴム
(A1)との重量比[(B2)/(A1)]が3/100〜50
/100の範囲にある形状記憶性加硫ゴム成形体。
硫ゴム成形体は、樹脂(B)のビカット軟化点以上の温
度で賦形された後に、ビカット軟化点未満の温度に冷却
されることにより得られた成形体であることが好まし
い。
は、通常フィルム、シートまたはチューブ状の熱収縮性
成形体として好適に用いられる。
硫ゴム成形体について具体的に説明する。形状記憶性加硫ゴム成形体 本発明に係る形状記憶性加硫ゴム成形体は、特定の形状
回復率、形状記憶率および200%伸長後の永久伸びを
有する。
は、(i) 形状回復率が70%以上、好ましくは80%以
上、より好ましくは85%以上であり、(ii)形状記憶率
が50%以上、好ましくは60%以上、より好ましくは
70%以上であり、かつ、(iii) 200%伸長後の永久
伸びが20%以下、好ましくは18%以下、より好まし
くは15%以下である。
弾性の指標となり、この永久伸びが20%以下の形状記
憶性加硫ゴム成形体はゴム弾性が高い。上記の形状回復
率、形状記憶率および200%伸長後の永久伸びは、次
のようにして求められる。 (1)形状回復率および形状記憶率 まず、厚さ3mmの未加硫シートをプレス成形機[コー
タキ精機社製]を用い、金型中で160℃で20分間加
硫し、2mm(厚さ)×15cm(縦)×12cm
(横)の加硫シートを調製し、この加硫シートを打ち抜
いて幅20mm、長さ70mmの長方形試験片を調製す
る。
mmの標線を引き、この標線が60mmになるように治
具を用いて試験片を変形し、180℃のオーブンに入れ
3分間放置した後、この試験片をオーブンより取り出し
て水冷する。治具を取り外し、1日後に試験片表面に引
いた標線間距離(L1)を測定する。
ンに入れて3分間放置した後取り出し、常温下に30分
間放置し、上記標線間距離(L2)を測定する。形状回
復率および形状記憶率は、上記のようにして測定された
標線間距離(L1)および(L2)を用いて、次式より
算出することができる。
00]/[L1−30] 形状記憶率[%]=[(L1−30)×100]/[6
0−30] (2)200%伸長後の永久伸び 200%伸長後の永久伸びは、JIS K 6301に準
拠して測定する。試験片は、上記(1)で調製した2m
m(厚さ)×15cm(縦)×12cm(横)の加硫シ
ートから打ち抜いて調製したJIS3号試験片を使用す
る。
好ましい形状記憶性加硫ゴム成形体は、加硫性ゴム
(A)からなる加硫物中に、ビカット軟化点[ASTM D 1
525 ]が70℃以上、好ましくは80℃以上である樹脂
(B)が粒状で分散されてなり、かつ、樹脂(B)と加
硫性ゴム(A)との重量比[(B)/(A)]が3/100〜
50/100、好ましくは5/100〜40/100、
より好ましくは5/100〜30/100の範囲にあ
る。
おいては、加硫性ゴム(A)は架橋構造をとっている。
樹脂(B)のビカット軟化点が70℃以上であると、形
状安定性に優れた形状記憶性加硫ゴム成形体、たとえば
フィルム、シートおよびチューブ状の熱収縮性成形体を
得ることができる。
重量比[(B)/(A)]が上記範囲内にあると、熱による変
形回復性とゴム弾性とのバランスに優れた形状記憶性加
硫ゴム成形体を得ることができる。
ゴム]本発明で好ましく用いられる加硫性ゴム(A)と
しては、たとえばエチレンと、炭素原子数3〜20のα
- オレフィンと、非共役ポリエンとをランダム共重合し
て得られるエチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン
共重合体ゴムなどの加硫可能なゴムが挙げられる。
0のα- オレフィンであり、中でもプロピレン、1-ブテ
ン、4-メチル-1-ペンテン、1-ヘキセン、1-オクテン、
特にプロピレン、1-ブテンが好ましく用いられる。すな
わち、本発明では、エチレン・プロピレン・非共役ポリ
エン共重合体ゴム、エチレン・1-ブテン・非共役ポリエ
ン共重合体ゴムが特に好ましく用いられる。
ィン・非共役ポリエン共重合体ゴムは、エチレンとα-
オレフィンとのモル比(エチレン/α- オレフィン)が60/40
〜85/15、好ましくは65/35〜80/20の範
囲にある。
は鎖状の非共役ポリエンが用いられる。環状非共役ポリ
エンとしては、たとえば5-エチリデン-2- ノルボルネ
ン、ジシクロペンタジエン、5-ビニル-2- ノルボルネ
ン、ノルボルナジエン、メチルテトラヒドロインデンな
どが挙げられる。また、鎖状の非共役ポリエンとして
は、たとえば1,4-ヘキサジエン、7-メチル-1,6- オクタ
ジエン、8-メチル-4- エチリデン-1,7- ノナジエン、4-
エチリデン-1,7- ウンデカジエンなどが挙げられる。こ
れらの非共役ポリエンは、単独あるいは2種以上混合し
て用いられ、その共重合量は、ヨウ素価表示で1〜4
0、好ましくは2〜35、より好ましくは3〜30であ
ることが望ましい。
ィン・非共役ポリエン共重合体ゴムの135℃デカリン
中で測定した極限粘度[η]は、0.8〜4.0dl/
g、好ましくは1.0〜3.5dl/g、より好ましく
は1.1〜3.0dl/gの範囲にある。
オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴムは、「ポリマ
ー製造プロセス((株)工業調査会、発行、P.309〜33
0)」などに記載されるているような従来公知の方法に
より調製することができる。
ム(A)として上記エチレン・α- オレフィン・非共役
ポリエン共重合体ゴムのほかに用いられるゴムとして
は、たとえば天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、ニト
リルゴム、クロロプレンゴム、アクリルゴム、水添NB
Rなどが挙げられる。
晶性樹脂である。本発明で樹脂(B)として用いられる
結晶性樹脂は、炭素原子数2〜12のα- オレフィンの
単独重合体もしくは共重合体である。
重合の何れでも良い。ランダム共重合体の場合、少ない
方のα- オレフィン構成単位が通常40モル%以下、好
ましくは30モル%以下で含まれているα- オレフィン
共重合体が望ましい。
ては、たとえばエチレン、プロピレン、1-ブテン、1-ペ
ンテン、1-ヘキセン、4-メチル-1- ペンテン、1-オクテ
ン、1-デセンなどが挙げられる。
および共重合体の中でも、炭素原子数3〜6のα- オレ
フィンの(共)重合体、特にプロピレンの単独重合体、
プロピレンと他のα- オレフィンとの共重合体が好まし
く用いられる。
性樹脂としては、たとえば(1) ポリスチレン、(2) アク
リロニトリルとブタジエンとスチレンとの共重合体であ
るABS樹脂、(3) アクリロニトリルとEPDMとスチ
レンとの共重合体であるAES樹脂、(4) アクリロニト
リル、スチレンおよび特殊ゴムを主原料とした三元重合
系の樹脂であるAAS樹脂、(5) エチレン・環状オレフ
ィン共重合体などが挙げられる。これらの非晶性樹脂の
中でも、スチレン含有非晶性樹脂、すなわち上記(1)、
(2)、(3)および(4)の樹脂が好ましく用いられる。
は、上述したように、ビカット軟化点[ASTM D 1525]
が70℃以上、好ましくは80℃以上であることが望ま
しい。これらの樹脂のビカット軟化点が70℃未満であ
ると、得られる形状記憶性加硫ゴム成形体、たとえばフ
ィルム、シートおよびチューブ状の熱収縮性成形体は、
その形状安定性が保てず、商品としての実用性がなくな
る。
(B)がエチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共
重合ゴム等の加硫性ゴム(A)からなる加硫ゴム中に分
散しており、その平均分散粒子径は、通常0.1〜20
0μm、好ましくは0.1〜100μm、より好ましく
は0.1〜50μmの範囲にあることが望ましい。
(相形態)は、上記のような樹脂(B)を溶融状態にし
て樹脂(B)に剪断作用を与えることにより達成でき
る。たとえば、プロピレン単独重合体の場合、200℃
の温度条件で、二軸押出機中でプロピレン単独重合体に
比エネルギーを0.01kW・hr/kg以上、好まし
くは0.02kW・hr/kg以上を与えれば良い。温
度条件、剪断エネルギーの不足により、樹脂(B)の平
均分散粒子径が200μmを超えると、得られる形状記
憶性加硫ゴム成形体の強度が低下したり、あるいは樹脂
(B)の流動性が低下し形状記憶性加硫ゴム成形体の加
工性に支障をきたす傾向がある。
親和性があまりに良過ぎて、たとえば上述したエチレン
・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴムとポリ
エチレンとが分子レベルで相溶すると、得られる形状記
憶性加硫ゴム成形体のゴム弾性が低下するという欠点が
生じる傾向がある。したがって、樹脂(B)と加硫性ゴ
ム(A)の種類は両者が分子レベルで相溶しない範囲で
選択する必要がある。
(B)は、樹脂(B)と加硫性ゴム(A)との重量比
[(B)/(A)]が3/100〜50/100、好ま
しくは5/100〜40/100、より好ましくは5/
100〜30/100の範囲内になる量で用いられる。
熱による変形回復性とゴム弾性とのバランスに優れた形
状記憶性加硫ゴム成形体を得ることができる。その他の成分 本発明に係る形状記憶性加硫ゴム成形体の成分として、
上述したような加硫性ゴム(A)および樹脂(B)のほ
かに、少なくとも加硫剤が使用され、必要により、その
他の従来公知の配合剤、たとえば加硫促進剤、加硫助
剤、軟化剤、補強材、充填材、加工助剤、顔料、老化防
止剤、発泡剤等の通常ゴムの製造に使用される配合剤が
本発明の目的を損なわない範囲で使用される。
機過酸化物を挙げることができる。イオウ系化合物とし
ては、たとえばイオウ、塩化イオウ、二塩化イオウ、モ
ルフォリンジスルフィド、アルキルフェノールジスルフ
ィド、テトラメチルチウラムジスルフィド、ジチオカル
バミン酸セレンなどが挙げられる。中でも、イオウが好
ましい。
0重量部に対して、通常0.1〜10重量部、好ましく
は0.5〜5重量部、より好ましくは1.0〜3.0重
量部の割合で用いられる。
シド、2,5-ジメチル-2,5- ジ(t-ブチルペルオキシ)ヘ
キサン、2,5-ジメチル-2,5- ジ(ベンゾイルペルオキ
シ)ヘキサン、2,5-ジメチル-2,5- ジ(t-ブチルペルオ
キシ)ヘキシン-3、ジ -t-ブチルペルオキシド、ジ -t-
ブチルペルオキシ-3,3,5- トリメチルシクロヘキサン、
t-ジブチルヒドロペルオキシドなどが挙げられる。中で
も、ジクミルペルオキシド、ジ -t-ブチルペルオキシ
ド、ジ -t-ブチルペルオキシ-3,3,5- トリメチルシクロ
ヘキサンが好ましく用いられる。
gに対して、通常3×10-3〜5×10-2モル、好まし
くは1×10-3〜3×10-2モルの割合で用いられる。
加硫剤としてイオウ系化合物を使用する場合には、加硫
促進剤の併用が好ましい。加硫促進剤としては、たとえ
ば、N-シクロヘキシル-2- ベンゾチアゾールスルフェン
アミド、N-オキシジエチレン-2- ベンゾチアゾールスル
フェンアミド、N,N'- ジイソプロピル-2- ベンゾチアゾ
ールスルフェンアミド、2-メルカプトベンゾチアゾー
ル、2-(2,4-ジニトロフェニル)メルカプトベンゾチア
ゾール、2-(2,6-ジエチル-4- モルフォリノチオ)ベン
ゾチアゾール、ジベンゾチアジル- ジスルフィド等のチ
アゾール系化合物;ジフェニルグアニジン、トリフェニ
ルグアニジン、ジオルソトリルグアニジン等のグアニジ
ン系化合物;アセトアルデヒド- アニリン縮合物、ブチ
ルアルデヒド- アニリン縮合物等のアルデヒドアミン系
化合物;2-メルカプトイミダゾリン等のイミダゾリン系
化合物;ジエチルチオウレア、ジブチルチオウレア等の
チオウレア系化合物;テトラメチルチウラムモノスルフ
ィド、テトラメチルチウラムジスルフィド等のチウラム
系化合物;ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジエチル
ジチオカルバミン酸亜鉛、ジエチルジチオカルバミン酸
テルル等のジチオ酸塩系化合物;ジブチルキサントゲン
酸亜鉛等のザンテート系化合物;その他亜鉛華などを挙
げることができる。
100重量部に対して、0.1〜20重量部、好ましく
は0.2〜10重量部、より好ましくは0.5〜5重量
部の割合で用いられる。
は、加硫助剤の併用が好ましい。加硫助剤としては、た
とえば、硫黄; P-キノンジオキシム等のキノンジオキ
シム系;エチレングリコールジメタクリレート、トリメ
チロールプロパントリメタクリレート等の(メタ)アク
リル系化合物;ジアリルフタレート、トリアリルイソシ
アヌレート等のアリル系化合物;その他マレイミド系化
合物、ジビニルベンゼン(DVB)などが挙げられる。
化物1モルに対し、0.5〜2モル、好ましくは均等モ
ルの割合で使用する。軟化剤としては、通常ゴムに用い
られる軟化剤が用いられる。たとえば、プロセスオイ
ル、潤滑油、パラフィン、流動パラフィン、石油アスフ
ァルト、ワセリン等の石油系軟化剤;コールタール、コ
ールタールピッチ等のコールタール系軟化剤;ヒマシ
油、ナタネ油、大豆油、ヤシ油等の脂肪油系軟化剤;ト
ール油;密ロウ、カルナウバロウ、ラノリン等のロウ
類;リシノール酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ステ
アリン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム等の脂肪酸
またはその金属塩;ナフテン酸またはその金属石鹸;パ
イン油、ロジンまたはその誘導体;テルペン樹脂、石油
樹脂、クマロンインデン樹脂、アタクチックポリプロピ
レン等の合成高分子物質;ジオクチルフタレート、ジオ
クチルアジペート、ジオクチルセバケート等のエステル
系可塑剤;ジイソドデシルカーボネート等の炭酸エステ
ル系可塑剤;その他マイクロクリスタリンワックス、サ
ブ(ファクチス)、液状ポリブタジエン、変性液状ポリ
ブタジエン、液状チオコール、炭化水素系合成潤滑油な
どが挙げられる。
0重量部に対して、通常100重量部以下、好ましくは
70重量部以下の割合で用いられる。補強材としては、
たとえばSRF、GPF、FEF、MAF、ISAF、
SAF、FT、MT等の各種カーボンブラック、微粉ケ
イ酸などが適宜用いられる。
ウム、重質炭酸カルシウム、タルク、クレーなどが用い
られる。これらの補強材および充填材は、加硫性ゴム
(A)100重量部に対して、通常200重量部以下、
好ましくは150重量部以下の割合で用いられる。
される加工助剤を使用することができる。このような加
工助剤としては、たとえばリシノール酸、ステアリン
酸、パルミチン酸、ラウリン酸等の高級脂肪酸;ステア
リン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン
酸亜鉛等の高級脂肪酸塩;リシノール酸エステル、ステ
アリン酸エステル、パルミチン酸エステル、ラウリン酸
エステル等の高級脂肪酸エステル類などが挙げられる。
(A)100重量部に対して、約10重量部以下、好ま
しくは約1〜5重量部の割合で用いられる。顔料として
は、従来公知の無機顔料(たとえばチタンホワイト)お
よび有機顔料(たとえばナフトールグリーンB)が使用
される。
重量部に対して、最大20重量部、好ましくは最大10
重量部の量で用いられる。老化防止剤としては、たとえ
ば、フェニルブチルアミン、N,N'- ジ-2- ナフチル-p-
フェニレンジアミン等の芳香族第二アミン系安定剤;ジ
ブチルヒドロキシトルエン、テトラキス[メチレン(3,
5-ジ-t- ブチル-4-ヒドロキシ)ヒドロシンナメート]
メタン等のフェノール系安定剤;ビス[2-メチル-4-(3
-n- アルキルチオプロピオニルオキシ)-5-t- ブチルフ
ェニル]スルフィド等のチオエーテル系安定剤;ジブチ
ルジチオカルバミン酸ニッケル等のジチオカルバミン酸
塩系安定剤などが挙げられる。
以上の組み合わせて用いることができる。このような老
化防止剤は、加硫性ゴム(A)100重量部に対して、
通常0.1〜5重量部、好ましくは0.5〜3重量部の
割合で用いられる。
は、老化防止剤を使用しなくても、優れた耐熱性、耐久
性を示すが、さらに老化防止剤を使用すれば、製品寿命
を長くすることが可能である。
は、非発泡体であってもよいし、また発泡体であっても
よい。発泡体形成に際して使用される発泡剤としては、
市販の発泡剤の何れもが好適に使用することができる。
たとえば、重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸
アンモニウム、炭酸アンモニウム、亜硝酸アンモニウム
等の無機系発泡剤;N,N'- ジニトロソテレフタルアミ
ド、N,N'- ジニトロソペンタメチレンテトラミン等のニ
トロソ化合物;アゾジカルボンアミド、アゾビスイソブ
チロニトリル、アゾシクロヘキシルニトリル、アゾジア
ミノベンゼン、バリウムアゾジカルボキシレート等のア
ゾ化合物;ベンゼンスルフォニルヒドラジド、トルエン
スルフォニルヒドラジド、P,P'-オキシビス(ベンゼン
スルフォニルヒドラジド)ジフエニルスルフォン-3,3'-
ジスルフェニルヒドラジド等のスルフォニルヒドラジド
化合物;カルシウムアジド、4,4'-ジフェニルジスルホニ
ルアジド、パラトルエンスルホニルアジド等のアジド化
合物などが挙げられる。なかでも、アゾ化合物、スルフ
ォニルヒドラジド化合物、アジド化合物が好適に使用さ
れる。
発泡体の比重が0.01〜0.9になるよう適宜選択され
るが、発泡剤は通常、加硫性ゴム(A)100重量部に
対し、0.5〜30重量部、好ましくは1〜20重量
部、より好ましくは2〜10重量部の割合で用いられ
る。
剤を併用しても差し支えない。発泡助剤の添加は、発泡
剤の分解温度の調節、気泡の均一化などに効果がある。
発泡助剤としては、たとえばサリチル酸、フタル酸、ス
テアリン酸、シュウ酸等の有機酸、尿素およびその誘導
体などが挙げられる。
うに、非発泡体または発泡体であって、たとえば次のよ
うな方法で調製することができる。
ム成形体の必須成分である、上述したエチレン・α- オ
レフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム等の加硫性ゴム
(A)と、結晶性あるいは非晶性である樹脂(B)と
を、たとえば二軸押出機で250℃で1分間混合、混練
する。
材、軟化剤、顔料などの添加剤とを、バンバリーミキサ
ー等のミキサー類を用いて約80℃〜170℃の温度で
約3〜10分間混練する。
に、加硫剤、加硫助剤をオープンロール等のロール類を
用いて追加混合し、ロール温度約40℃〜80℃で約3
〜30分間混練して分出しし、リボン状またはシート状
の未加硫ゴム配合物(加硫性ゴム組成物)を調製する。
物は、押出機、カレンダーロール、プレス、射出成形
機、トランスファー成形機などにより所望の形状に成形
され、成形と同時にまたはその成形体を加硫槽内で、通
常約150℃〜270℃で約1〜30分間加熱する方法
により加硫されるか、または発泡されるとともに加硫さ
れる。
加硫槽、ガラスビーズ流動床、溶融塩加硫槽、マイクロ
波槽などが挙げられる。これらの加硫槽は、単独あるい
は組み合わせで使用される。
ム成形体を、樹脂(B)のビカット軟化点以上の温度で
賦形してビカット軟化点以上の温度雰囲気下に置くか、
あるいはビカット軟化点以上の温度雰囲気下に置いた後
に樹脂(B)のビカット軟化点以上の温度で賦形し、そ
のままビカット軟化点未満の温度に冷却する。冷却方法
は、放冷、水冷、空冷等、特に制限はない。
状記憶性加硫ゴム成形体は、最終賦形のために加えた力
を除いても、賦形された形状、たとえばフィルム、シー
トまたはチューブ状の形態が保持される。
形状記憶性加硫ゴム成形体を再びビカット軟化点以上の
温度雰囲気下に置くと、最終賦形前の加硫ゴム成形体の
形態に戻る。本発明に係る形状記憶性加硫ゴム成形体
は、たとえば最終賦形後の形状が内径の大きいチューブ
状の加硫ゴム成形体であり、最終賦形前の形状がこの内
径よりも小さいチューブ状加硫ゴム成形体である場合、
チューブ状加硫ゴム成形体の収縮と膨張を繰り返すこと
が可能である。
は、収縮(開始)温度のコントロールをビカット軟化点
70℃以上の樹脂(B)により行なっているので使い勝
手が良く、しかも加硫性ゴム(A)を併用しているので
ゴム弾性が高い。
加硫後に、シボなどの型付け等の賦形を行なって得られ
る成形体であって、製品使用時に一時的に変形しても元
の形状に戻る性質、すなわちゴム弾性に優れた形状記憶
性加硫ゴム成形体が得られる。
は、上記のような効果を有するので、特にフィルム、シ
ートおよびフィルム状の熱収縮性成形体として好適に用
いることができる。
ム成形体を提供することができる理由は明確ではない
が、次のように推察される。すなわち、加硫性ゴム
(A)からなる加硫物中に、粒状に分散している樹脂
(B)が、樹脂(B)のビカット軟化点以上の温度で加
硫ゴムが賦形されると変形方向にシート状に変形し、こ
れがゴム弾性(変形回復性)を妨げる。熱収縮時には、
樹脂(B)は元の粒状に戻る。粒状に戻った樹脂(B)
は、加硫ゴム成形体中の充填材として働くため、収縮後
の加硫ゴム成形体は、使用温度下では高いゴム弾性を発
現する。
形状記憶性加硫ゴム成形体は、シボなどの模様を有して
いてもよいフィルム、シートまたはチューブ状の熱収縮
性成形体として、各種シール材、グロメット類、衣服の
ギャザー類、異形パイプの接続などの用途、さらには、
自動車用ラジエーターホース等のジョイントホース、グ
ラスランチャンネル、ウェザーストリップスポンジなど
の自動車用部品の用途などに広く利用することができ
る。
発明は、これら実施例に限定されるものではない。
ル比)=63/37、非共役ポリエン=5-エチリデン-2
- ノルボルネン、135℃デカリン中で測定した極限粘
度[η]=1.5dl/g、ヨウ素価=22、以下、E
PT(1)と略す]と、結晶性樹脂としてポリプロピレ
ン[プロピレン・エチレン共重合体;ビカット軟化点
(ASTM D 1525 )=150℃、メルトフローレート(AS
TM D 1238,230℃,2.16kg荷重)=55g/10分、エチ
レン含量=3モル%、密度(ASTM D 1505)=0.91
g/cm3 、PP(1)と略す]とを、第1表に示す割
合で、二軸押出機[東芝機械(株)製:50φ二軸押出
機、L/D=45)]を用いて、設定温度230℃、ス
クリュー回転数200rpmの条件で混合、混練し、配
合物−Aを得た。
で染色し、走査型電子顕微鏡[日本電子(株)製:T3
30A]で10,000倍の写真をとり、画像解析装置
[(株)ピアス:LA−500]で、写真中のポリプロ
ピレン粒子の平均粒径を求めたところ、平均粒子径は
0.8μmであった。
合処方になるように配合材を添加し、14インチオープ
ンロール[日本ロール社製]で5分間混練し、配合物−
Bを得た。
50℃、後ロール60℃であった。
プンロール[日本ロール社製]に巻き付けた。このとき
のロール表面温度は、前ロール50℃、後ロール60℃
であった。このオープンロール上で第3表に示す配合処
方になるように配合剤を、配合物−Bに添加し、3分間
混練した後、分出しして厚さ3mmの未加硫シートを得
た。
キ精機社製]を用い、金型中で160℃で20分間プレ
ス加硫し、2mm(厚)×15cm(縦)×12cm
(横)の加硫シートを得た。
長さ70mmの長方形試験片を打ち抜いた。この試験片
を用いて、上述した方法により形状記憶率と形状回復率
を求めた。
験片を打ち抜き、JIS K 6301に従って、引張強
さ、伸びを測定した。また、硬さと200%伸長後の永
久伸びをJIS K 6301に準拠して測定した。
なわず、EPT(1)をそのまま用い、第2表および第
3表に示す処方をそれぞれ第4表、第5表に示す処方に
変更した以外は、実施例1と同様に行なった。
なわず、EPT(1)をそのまま用い、第2表に示す処
方を第6表に示す処方に変更した以外は、実施例1と同
様に行なった。
ポリエチレン[ビカット軟化点(ASTM D 1525 )=11
4℃、メルトフローレート(ASTM D 1238,230℃,2.16kg
荷重)=20.0g/10分、密度(ASTM D 1505 )=
0.945g/cm3 ]を用いた以外は、実施例1と同
様に行なった。結果を第11表に示す。
10重量部にし、かつ第2表および第3表に示す処方を
それぞれ第7表、第8表に示す処方に変更した以外は、
実施例1と同様に行なった。
30重量部にし、第2表および第3表に示す処方をそれ
ぞれ第9表、第10表に示す処方に変更した以外は、実
施例1と同様に行なった。
非晶性樹脂であるポリスチレン[電気化学工業(株)
製:デンカスチロールQP−2、ビカット軟化点(ASTM
D 1525 )=80℃]を用い、粒径測定の際オスミウム
酸を用いた以外は、実施例1と同様に行なった。
非晶性樹脂であるAES樹脂[宇部サイコン社製:UC
L AXS WS20、ビカット軟化点(ASTM D 1525)
=100℃]を用いた以外は、実施例1と同様に行なっ
た。
100重量部にしたが、EPT(1)とPP(1)との
混練物は非常に硬く、以降の作業ができなかった。
(1)との混合を容量1.7リットルのバンバリーミキ
サー[(株)神戸製鋼所:BR]で6kg/cm2 ステ
ィームを流しながら2分間混練、混合した以外は、実施
例1と同様に行なった。混練温度は150℃であった。
ル比)=73/27、非共役ポリエン=5-エチリデン-2
- ノルボルネン(以下、ENBと略す)およびジシクロ
ペンタジエン(以下、DCPDと略す)、135℃デカ
リン中で測定した極限粘度[η]=2.3dl/g、ヨ
ウ素価=12(ENB)、6(DCPD)、以下、EP
T(2)と略す]と、結晶性樹脂としてポリプロピレン
[プロピレン単独重合体;ビカット軟化点(ASTM D 152
5 )=155℃、メルトフローレート(ASTM D 1238,23
0℃,2.16kg荷重)=11g/10分、密度(ASTM D 150
5 )=0.91g/cm3 、以下、PP(2)と略す]
とを、第12表に示す割合で、二軸押出機[東芝機械
(株)製:50φ二軸押出機、L/D=45)]を用い
て、設定温度230℃、スクリュー回転数200rpm
の条件で混合、混練し、配合物−Cを得た。
で染色し、走査型電子顕微鏡[日本電子(株)製:T3
30A]で10,000倍の写真をとり、画像解析装置
[(株)ピアス:LA−500]で、写真中のポリプロ
ピレン粒子の平均粒径を求めたところ、平均粒子径は
0.9μmであった。
配合処方になるように配合材を添加し、14インチオー
プンロール[日本ロール社製]で5分間混練し、混練物
−Dを得た。このときのロール表面温度は、前ロール5
0℃、後ロール60℃であった。
プンロール[日本ロール社製]に巻き付けた。このとき
のロール表面温度は、前ロール50℃、後ロール60℃
であった。このオープンロール上で第14表に示す配合
処方になるように配合剤を、配合物−Dに添加し、3分
間混練した後、未加硫の配合ゴム、または分出しして厚
さ3mmの未加硫シートを得た。
キ精機社製]を用い、金型中で170℃で12分間プレ
ス加硫し、2mm(厚)×15cm(縦)×12cm
(横)の加硫シートを得た。
長さ70mmの長方形試験片を打ち抜いた。この試験片
を用いて、上述した方法により形状記憶率と形状回復率
を求めた。
験片を打ち抜き、JIS K 6301に従って、引張強
さ、伸びを測定した。また、200%伸長後の永久伸び
(PS)をJIS K 6301に準拠して測定した。
ムを、板状ダイス(幅30mm、高さ2mm)を装着し
た50mm押出機を用いて、ダイス温度80℃、シリン
ダー温度60℃の条件で、押出してリボン状に成形し、
引き続き220℃の熱空気加硫槽中で5分間加硫を行な
った。
ンを、直ちにエンボスの深さが0.05mmのエンボス
ロールに通し、直ちに冷却し、片面にエンボスが施され
た加硫ゴムリボンを得た。加硫ゴムリボン表面に形成さ
れたエンボスの深さは、0.05mmであった。
なわず、EPT(2)をそのまま用い、かつ、MAFカ
ーボンブラックの配合量を60重量部から80重量部に
変えた以外は、実施例7と同様に行なった。
ル比)=78/22、非共役ポリエン=ENB、135
℃デカリン中で測定した極限粘度[η]=3.0dl/
g、ヨウ素価=12、以下、EPT(3)と略す]と、
結晶性樹脂として4-メチル-1- ペンテン樹脂[ビカット
軟化点(ASTM D 1525 )=173℃、メルトフローレート
(ASTM D 1238,230℃,2.16kg荷重)=26g/10分、
密度(ASTM D 1505)=0.83g/cm3、以下、4MP
と略す]とを、EPT(3)と4MPとの重量比[EPT
(3)/4MP]が100/30重量部になるようにして、二
軸押出機[東芝機械(株)製:50φ二軸押出機、L/
D=45)]を用いて、設定温度270℃、スクリュー
回転数200rpmの条件で混合、混練し、配合物−E
を得た。
で染色し、走査型電子顕微鏡[日本電子(株)製:T3
30A]で10,000倍の写真をとり、画像解析装置
[(株)ピアス:LA−500]で、写真中の4MP粒
子の平均粒径を求めたところ、平均粒子径は1.5μm
であった。
配合処方になるように配合材を添加し、14インチオー
プンロール[日本ロール社製]で5分間混練し、配合物
−Fを得た。この混練時のロール表面温度は、前ロール
50℃、後ロール60℃であった。
プンロール[日本ロール社製]に巻き付けた。このとき
のロール表面温度は、前ロール50℃、後ロール60℃
であった。このオープンロール上で第17表に示す配合
処方になるように配合剤を、配合物−Eに添加し、3分
間混練した後、分出しして厚さ3mmの未加硫シートを
得た。
シートを、ダイおよびバレルの温度を60℃、またスク
リュー温度を40℃に制御した60mm径の押出機でチ
ューブ状に押出成形し、その成形品を引き続き220℃
に制御された熱風槽に連続的に導き、5分間加熱して内
径14mm、厚さ2mmの長尺チューブ(加硫ゴム製
品)を得た。
200mmにカットした後、得られたチューブ1を25
0℃のオーブンに3分間放置し、続いて、チューブ1の
中に、シリコーンオイルを塗布した図2に示す形状の金
属棒2を100mmの長さまで挿入し、放置空冷した。
1時間後に、この金属棒2をチューブ1から引き抜き、
図3に示すような内径の異なる端面を持つチューブ3を
得た。
ートを、上述した形状記憶特性の測定試験に供し、形状
記憶率と形状回復率を求めた。この形状記憶特性の測定
は、上記試験方法において、オーブンの温度を250℃
にして行なった。
ように長さ200mmにカットした後、得られたチュー
ブ1を250℃のオーブンに3分間放置し、続いて、チ
ューブ1の中に、シリコーンオイルを塗布した図4に示
す形状の金属棒4を挿入し、水槽に入れ冷却した。1時
間後に、この金属棒4をチューブ1から引き抜き、図5
に示すような曲管形状に賦形されたチューブ5を得た。
0mmの長尺チューブの斜視図である。
図である。
る端面を持つチューブの斜視図である。
図である。
チューブの斜視図である。
Claims (8)
- 【請求項1】(i) 形状回復率が70%以上であり、 (ii)形状記憶率が50%以上であり、かつ、 (iii) 200%伸長後の永久伸びが20%以下である ことを特徴とする形状記憶性加硫ゴム成形体。
- 【請求項2】加硫性ゴム(A)からなる加硫物中に、ビ
カット軟化点が70℃以上である樹脂(B)が粒状で分
散されてなり、かつ、 樹脂(B)と加硫性ゴム(A)との重量比[(B)/(A)]
が3/100〜50/100の範囲にあることを特徴と
する請求項1に記載の形状記憶性加硫ゴム成形体。 - 【請求項3】前記樹脂(B)の平均分散粒径が0.1〜
200μmの範囲にあることを特徴とする請求項2に記
載の形状記憶性加硫ゴム成形体。 - 【請求項4】前記加硫性ゴム(A)が、エチレンと炭素
原子数3〜20のα- オレフィンと非共役ポリエンとか
らなるエチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重
合体ゴムであることを特徴とする請求項2に記載の形状
記憶性加硫ゴム成形体。 - 【請求項5】前記樹脂(B)が、結晶性プロピレン単独
重合体またはプロピレンと1種以上の炭素原子数2〜1
2のα- オレフィンとの結晶性プロピレン・α- オレフ
ィン共重合体であることを特徴とする請求項2に記載の
形状記憶性加硫ゴム成形体。 - 【請求項6】前記樹脂(B)が、スチレン含有非晶性樹
脂であることを特徴とする請求項2に記載の形状記憶性
加硫ゴム成形体。 - 【請求項7】前記加硫ゴム成形体は、樹脂(B)のビカ
ット軟化点以上の温度で賦形された後に、ビカット軟化
点未満の温度に冷却されることにより得られた成形体で
あることを特徴とする請求項2に記載の形状記憶性加硫
ゴム成形体。 - 【請求項8】フィルム、シートまたはチューブ状の熱収
縮性成形体であることを特徴とする請求項1〜7に記載
の形状記憶性加硫ゴム成形体。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14022396A JP3669529B2 (ja) | 1996-03-19 | 1996-06-03 | 形状記憶性加硫ゴム成形体 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6341396 | 1996-03-19 | ||
| JP8-63413 | 1996-03-19 | ||
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| JPH09309986A true JPH09309986A (ja) | 1997-12-02 |
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ID=26404536
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| JP (1) | JP3669529B2 (ja) |
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