JPH0931093A - 魚類白子由来の水溶性に優れたdna塩類およびその製造方法 - Google Patents
魚類白子由来の水溶性に優れたdna塩類およびその製造方法Info
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- JPH0931093A JPH0931093A JP7216456A JP21645695A JPH0931093A JP H0931093 A JPH0931093 A JP H0931093A JP 7216456 A JP7216456 A JP 7216456A JP 21645695 A JP21645695 A JP 21645695A JP H0931093 A JPH0931093 A JP H0931093A
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- JP
- Japan
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- dna
- salt
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- producing
- heat treatment
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 魚類白子由来の水溶性に優れたDNA塩類。
加熱処理により分子量を低下させたものである。塩類は
アルカリ金属塩である。原料DNAとして魚類白子由来
の遊離型DNAを用い、これを水中で加熱処理すること
を特徴とする魚類白子由来の水溶性に優れたDNA塩類
の製造方法。加熱処理後、アルカリで中和しpH7の水
溶液とする。加熱処理は、50〜90℃にて30分〜2
時間加熱攪拌することである。原料DNAが、魚類白子
を均質にしたのちアルカリ水溶液でpH8以上とし、攪
拌後固形分を分離した濾液に酸を加えて得ることのでき
る遊離型のDNAのアルカリ金属塩である。 【効果】 分子量が低下し、高濃度溶液においても粘度
の極めて低いDNAアルカリ金属塩およびその製造方法
を提供することができる。水溶性が格段に向上し、液状
食品などへの添加が容易となるDNAアルカリ金属塩お
よびその製造方法を提供することができる。
加熱処理により分子量を低下させたものである。塩類は
アルカリ金属塩である。原料DNAとして魚類白子由来
の遊離型DNAを用い、これを水中で加熱処理すること
を特徴とする魚類白子由来の水溶性に優れたDNA塩類
の製造方法。加熱処理後、アルカリで中和しpH7の水
溶液とする。加熱処理は、50〜90℃にて30分〜2
時間加熱攪拌することである。原料DNAが、魚類白子
を均質にしたのちアルカリ水溶液でpH8以上とし、攪
拌後固形分を分離した濾液に酸を加えて得ることのでき
る遊離型のDNAのアルカリ金属塩である。 【効果】 分子量が低下し、高濃度溶液においても粘度
の極めて低いDNAアルカリ金属塩およびその製造方法
を提供することができる。水溶性が格段に向上し、液状
食品などへの添加が容易となるDNAアルカリ金属塩お
よびその製造方法を提供することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は魚類白子由来の水溶性に
優れたDNA塩類およびその製造方法に関する。詳細に
は本発明は、従来品よりも分子量が大幅に低下し、それ
によって水溶性が格段に向上し、液状食品などへの添加
が容易となるなどのメリットがある魚類白子由来の水溶
性に優れたDNAアル力リ金属塩類およびその製造方法
に関する。
優れたDNA塩類およびその製造方法に関する。詳細に
は本発明は、従来品よりも分子量が大幅に低下し、それ
によって水溶性が格段に向上し、液状食品などへの添加
が容易となるなどのメリットがある魚類白子由来の水溶
性に優れたDNAアル力リ金属塩類およびその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】魚類の精巣、いわゆる白子からDNAを
分離採取する方法としては食塩水による抽出〔J.Bi
ol.Chem.,203,167(1953)〕、ア
ルカリ水溶液で抽出する方法〔フランス特許第1,24
5,818号(1961)〕、あるいは有機溶剤、界面
活性剤(SDS)処理による蛋白変性除去による方法
(J.Chem.Soc.,1129〔1947),
J.Biol.Chem.,190,165(195
1)〕などの報告があり、このようにして得た処理液の
酸沈殿、アルコール沈殿等によるDNAの回収方法が知
られている。
分離採取する方法としては食塩水による抽出〔J.Bi
ol.Chem.,203,167(1953)〕、ア
ルカリ水溶液で抽出する方法〔フランス特許第1,24
5,818号(1961)〕、あるいは有機溶剤、界面
活性剤(SDS)処理による蛋白変性除去による方法
(J.Chem.Soc.,1129〔1947),
J.Biol.Chem.,190,165(195
1)〕などの報告があり、このようにして得た処理液の
酸沈殿、アルコール沈殿等によるDNAの回収方法が知
られている。
【0003】しかし、これらの方法で得られたDNAは
分子量が高いことに基づき水溶液とする場合粘度が非常
に高くなり、取り扱い時に大量の水を加え粘度を低下さ
せる必要があり、高濃度にDNA溶液を作成することが
困難であり、DNA含有の液状食品等への応用が妨げら
れる要因ともなっていた。
分子量が高いことに基づき水溶液とする場合粘度が非常
に高くなり、取り扱い時に大量の水を加え粘度を低下さ
せる必要があり、高濃度にDNA溶液を作成することが
困難であり、DNA含有の液状食品等への応用が妨げら
れる要因ともなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】水溶性のDNAすなわ
ちDNAのアルカリ金属塩類は本出願前公知であるが、
これまでの製品は分子量が高すぎるため易溶性とは言え
なかった。本発明は水溶性が格段に向上し、液状食品な
どへの添加が容易となるDNAアルカリ金属塩およびそ
の製造方法を提供することを目的とする。本発明は分子
量が低下し、高濃度溶液においても粘度の極めて低いD
NAアルカリ金属塩およびその製造方法、すなわち水溶
性を格段に向上させたDNAのアルカリ金属塩の製造方
法を提供することを目的とする。
ちDNAのアルカリ金属塩類は本出願前公知であるが、
これまでの製品は分子量が高すぎるため易溶性とは言え
なかった。本発明は水溶性が格段に向上し、液状食品な
どへの添加が容易となるDNAアルカリ金属塩およびそ
の製造方法を提供することを目的とする。本発明は分子
量が低下し、高濃度溶液においても粘度の極めて低いD
NAアルカリ金属塩およびその製造方法、すなわち水溶
性を格段に向上させたDNAのアルカリ金属塩の製造方
法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】DNA含量が高いこと、
および入手しやすいことから、サケ、マス、ニシン、サ
バ、タラ等の魚類の白子(精巣)の生もしくは冷凍物は
従来よりDNAの抽出材料とされている。これまでDN
Aの抽出に際し例えばアルカリはDNAの分子を適度に
切断して抽出しやすくする作用があること、あるいは魚
類の白子の摩砕物にプロテアーゼを作用させて反応液を
得、該反応液からDNAを回収する方法は知られている
が、急激な分子量の低下を引き起こさせる手段は知られ
ていない。本発明者らは、魚類の白子から抽出、分離さ
れる遊離型のDNAが水中での加熱処理により急激な分
子量の低下が起きることを発見し、その発見を基に鋭意
研究し本発明を完成させたものである。
および入手しやすいことから、サケ、マス、ニシン、サ
バ、タラ等の魚類の白子(精巣)の生もしくは冷凍物は
従来よりDNAの抽出材料とされている。これまでDN
Aの抽出に際し例えばアルカリはDNAの分子を適度に
切断して抽出しやすくする作用があること、あるいは魚
類の白子の摩砕物にプロテアーゼを作用させて反応液を
得、該反応液からDNAを回収する方法は知られている
が、急激な分子量の低下を引き起こさせる手段は知られ
ていない。本発明者らは、魚類の白子から抽出、分離さ
れる遊離型のDNAが水中での加熱処理により急激な分
子量の低下が起きることを発見し、その発見を基に鋭意
研究し本発明を完成させたものである。
【0006】すなわち、本発明は魚類の白子から抽出、
分離される遊離型のDNAに対し、水中で加熱処理を施
すことにより急激な分子量の低下を引き起こさせ、その
後アルカリで中和をすることにより、きわめて優れた水
溶性を示すDNAのアルカリ金属塩を製造する方法であ
る。これにより溶液状の食品等への添加、高濃度DNA
溶液等の製造に寄与するものである。上記アルカリ金属
塩としてナトリウム塩、カリウム塩などを用いる。
分離される遊離型のDNAに対し、水中で加熱処理を施
すことにより急激な分子量の低下を引き起こさせ、その
後アルカリで中和をすることにより、きわめて優れた水
溶性を示すDNAのアルカリ金属塩を製造する方法であ
る。これにより溶液状の食品等への添加、高濃度DNA
溶液等の製造に寄与するものである。上記アルカリ金属
塩としてナトリウム塩、カリウム塩などを用いる。
【0007】本発明の処理の対象となる上記DNA、す
なわち原料DNAは、魚類白子より得たDNAの酸沈殿
物である。魚類の白子を均質にしたのちアルカリ水溶液
でpH8以上とし、撹拌後固形分を分離し、濾液に酸を
加えて得ることのできる遊離型DNAである。
なわち原料DNAは、魚類白子より得たDNAの酸沈殿
物である。魚類の白子を均質にしたのちアルカリ水溶液
でpH8以上とし、撹拌後固形分を分離し、濾液に酸を
加えて得ることのできる遊離型DNAである。
【0008】本発明の魚類白子由来の水溶性に優れたD
NA塩類は以下のようにして製造される。原料DNAの
魚類白子より得たDNAの酸沈殿物に水を加え、この混
合物を50〜90℃に加熱する。このような簡単な操作
により、DNAの主鎖がランダムに切断され分子量が低
下し高濃度溶液においても粘度のきわめて低いDNAア
ルカリ金属塩を得ることができる。
NA塩類は以下のようにして製造される。原料DNAの
魚類白子より得たDNAの酸沈殿物に水を加え、この混
合物を50〜90℃に加熱する。このような簡単な操作
により、DNAの主鎖がランダムに切断され分子量が低
下し高濃度溶液においても粘度のきわめて低いDNAア
ルカリ金属塩を得ることができる。
【0009】さらに具体的に説明すると、凍結した魚類
白子を原料として凍結白子は解凍後に肉ひき機等で均質
化し、食塩、アルカリを加える。液量は当初の白子均質
化液の3〜4倍程度とし、この際食塩濃度は2Mとなる
様に加え、またアルカリは水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等を用いてpHを8以上、好ましくは9〜11に
調整し、80〜100℃にて30分〜2時間撹拌後遠心
分離により不要残さを除去し、得られた上清に塩酸、硫
酸等の鉱酸を添加してpH2以下として遊離型のDNA
沈殿を得る。
白子を原料として凍結白子は解凍後に肉ひき機等で均質
化し、食塩、アルカリを加える。液量は当初の白子均質
化液の3〜4倍程度とし、この際食塩濃度は2Mとなる
様に加え、またアルカリは水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等を用いてpHを8以上、好ましくは9〜11に
調整し、80〜100℃にて30分〜2時間撹拌後遠心
分離により不要残さを除去し、得られた上清に塩酸、硫
酸等の鉱酸を添加してpH2以下として遊離型のDNA
沈殿を得る。
【0010】この得られた沈殿物を流水中で十分に水洗
いし、沈殿物の等倍から2倍量の水を加えた後、50〜
90℃にて30分〜2時間加熱撹拌後、デカンテーショ
ンにより不溶物を除去後、得られた上清を水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム等のアルカリで中和しpH7の水
溶液とする。次いでこの水溶液を凍結乾燥もしくは噴霧
乾燥等の乾燥手段によりDNAアルカリ金属塩の粉末と
して取得する。
いし、沈殿物の等倍から2倍量の水を加えた後、50〜
90℃にて30分〜2時間加熱撹拌後、デカンテーショ
ンにより不溶物を除去後、得られた上清を水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム等のアルカリで中和しpH7の水
溶液とする。次いでこの水溶液を凍結乾燥もしくは噴霧
乾燥等の乾燥手段によりDNAアルカリ金属塩の粉末と
して取得する。
【0011】
【実施例】本発明を実施例によって説明する。本発明は
この実施例によって何ら限定されない。
この実施例によって何ら限定されない。
【0012】実施例1 サケの凍結白子100gを解凍後肉ひき機により均質化
し、この均質化液を撹拌機付きのフラスコに移し、水3
10ml食塩48gを加え85℃にて撹拌し20%水酸
化ナトリウム溶液を添加してpHを10.5としてI時
間撹拌し、次いで3000G(5分)にて遠心分離して
固型分を除去し、得られた濾液に7%塩酸溶液を加えて
pHを1.5とし、沈殿した遊離型のDNAを集めた。
集めた遊離型のDNAは流水でよく水洗いし、2倍重量
の水を加えた後80℃で30分間加熱し放冷後デカンテ
ーションにより不溶物を除去、上清に20%水酸化ナト
リウム溶液を添加してpH7に調整し、凍結乾燥してD
NAナトリウム塩の粉末4.0gを得た。Schimi
dt thannhauzer Schneider法
(以下STS法と略す)により分析した結果、純度は9
2.9%であった。 (DNA収率:対原料白子 3.5%)
し、この均質化液を撹拌機付きのフラスコに移し、水3
10ml食塩48gを加え85℃にて撹拌し20%水酸
化ナトリウム溶液を添加してpHを10.5としてI時
間撹拌し、次いで3000G(5分)にて遠心分離して
固型分を除去し、得られた濾液に7%塩酸溶液を加えて
pHを1.5とし、沈殿した遊離型のDNAを集めた。
集めた遊離型のDNAは流水でよく水洗いし、2倍重量
の水を加えた後80℃で30分間加熱し放冷後デカンテ
ーションにより不溶物を除去、上清に20%水酸化ナト
リウム溶液を添加してpH7に調整し、凍結乾燥してD
NAナトリウム塩の粉末4.0gを得た。Schimi
dt thannhauzer Schneider法
(以下STS法と略す)により分析した結果、純度は9
2.9%であった。 (DNA収率:対原料白子 3.5%)
【0013】実施例2 サケの凍結白子を実施例1と同様に処理して得た遊離型
DNAの沈殿物20gに2倍重量の水を加えた後で70
℃1時間加熱し放冷後デカンテーションして不溶物を除
去し、得られた上清10%水酸化ナトリウム溶液でpH
7に調整後凍結乾燥によりDNAナトリウム塩の粉末
3.8gを得た。STS法で分析した結果、純度は9
2.6%であった。 (DNA収量:対原料白子 3.5%)
DNAの沈殿物20gに2倍重量の水を加えた後で70
℃1時間加熱し放冷後デカンテーションして不溶物を除
去し、得られた上清10%水酸化ナトリウム溶液でpH
7に調整後凍結乾燥によりDNAナトリウム塩の粉末
3.8gを得た。STS法で分析した結果、純度は9
2.6%であった。 (DNA収量:対原料白子 3.5%)
【0014】比較例 サケの凍結白子を実施例1と同様に処理して得た遊離型
DNAの沈殿物20gに20倍量の水を加えた後、室温
にて10%の水酸化ナトリウム溶液を加え撹拌溶解しp
H7に調整後凍結乾燥によりDNAナトリウム塩の粉末
4.1gを得た。STS法で分析した結果、純度は8
8.0%であった。 (DNA収量:対原料白子3.6%)
DNAの沈殿物20gに20倍量の水を加えた後、室温
にて10%の水酸化ナトリウム溶液を加え撹拌溶解しp
H7に調整後凍結乾燥によりDNAナトリウム塩の粉末
4.1gを得た。STS法で分析した結果、純度は8
8.0%であった。 (DNA収量:対原料白子3.6%)
【0015】実施例3 実施例1、2および比較例で得たDNAナトリウム塩に
ついて試験例1〜3でそれぞれ試験した。試験例1(溶液) 実施例1、2および比較例の各粉末を1gおよび10g
を採取し、それぞれ20℃の水100mlを加え、5分
ごとに30秒間振り混ぜる操作を行い、30分後の状態
を、表1に示した。
ついて試験例1〜3でそれぞれ試験した。試験例1(溶液) 実施例1、2および比較例の各粉末を1gおよび10g
を採取し、それぞれ20℃の水100mlを加え、5分
ごとに30秒間振り混ぜる操作を行い、30分後の状態
を、表1に示した。
【0016】
【表1】
【0017】実施例品は10%濃度においても澄明な溶
液となったが、比較例品は10%では粘度の高い塊状の
ダマとなり、完全に溶けきらなかった。
液となったが、比較例品は10%では粘度の高い塊状の
ダマとなり、完全に溶けきらなかった。
【0018】試験例2(1%溶液の粘度測定) 実施例1、2および比較例の各粉末を1g採取し、水を
加えてそれぞれ100mlとし、20℃にてB型粘度計
によりNo.1のローターを用いて回転数100rp
m、保持時間30秒にて各溶液の粘度を測定した。結果
を表2に示した。
加えてそれぞれ100mlとし、20℃にてB型粘度計
によりNo.1のローターを用いて回転数100rp
m、保持時間30秒にて各溶液の粘度を測定した。結果
を表2に示した。
【0019】
【表2】
【0020】試験例3(推定分子量の測定) 実施例1、2及び比較例で得られたDNAナトリウム塩
の分子量を液体クロマトグラフ法で測定した。測定条件
は以下の通りである。 使用機器及び測定条件 ポンプ:日本分光製PV−980型 検出器:エルマ製示差屈折計ERC−7512型 インテグレーター:ウォーターズ製805型データステ
ーション カラムオーブン:日本分光製865−CO型 カラム:ウォーターズ製ウルトラハイドロジェルリニア
ー(7.8×300mm) 移動相:0.1M酢酸ナトリウム 流量:1.0ml/min カラム温度:45℃
の分子量を液体クロマトグラフ法で測定した。測定条件
は以下の通りである。 使用機器及び測定条件 ポンプ:日本分光製PV−980型 検出器:エルマ製示差屈折計ERC−7512型 インテグレーター:ウォーターズ製805型データステ
ーション カラムオーブン:日本分光製865−CO型 カラム:ウォーターズ製ウルトラハイドロジェルリニア
ー(7.8×300mm) 移動相:0.1M酢酸ナトリウム 流量:1.0ml/min カラム温度:45℃
【0021】分子量はショーデックス製プルラン標準品
を用いて、液体クロマトグラフで各分子量ごとの溶出時
間を測定し、分子量と溶出時間をプロットした較正曲線
を作成する。その後、試料溶液(実施例1,2品および
比較例品)を同じ液体クロマトグラフの測定条件で溶出
時間を測定し、この値を先の較正曲線上に当てはめその
推定分子量を算出した。結果を図1および表3に示し
た。
を用いて、液体クロマトグラフで各分子量ごとの溶出時
間を測定し、分子量と溶出時間をプロットした較正曲線
を作成する。その後、試料溶液(実施例1,2品および
比較例品)を同じ液体クロマトグラフの測定条件で溶出
時間を測定し、この値を先の較正曲線上に当てはめその
推定分子量を算出した。結果を図1および表3に示し
た。
【0022】
【表3】
【0023】
【発明の効果】分子量が低下し、高濃度溶液においても
粘度の極めて低いDNAアルカリ金属塩およびその製造
方法を提供することができる。水溶性が格段に向上し、
液状食品などへの添加が容易となるDNAアルカリ金属
塩およびその製造方法を提供することができる。
粘度の極めて低いDNAアルカリ金属塩およびその製造
方法を提供することができる。水溶性が格段に向上し、
液状食品などへの添加が容易となるDNAアルカリ金属
塩およびその製造方法を提供することができる。
【図1】プルラン標準品の較正曲線及び試料溶液(実施
例1,2品および比較例品)の測定結果を表す説明図で
ある。
例1,2品および比較例品)の測定結果を表す説明図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秦 和彦 八王子市北野町559−6 日本水産株式会 社中央研究所内
Claims (7)
- 【請求項1】 魚類白子由来の水溶性に優れたDNA塩
類。 - 【請求項2】 加熱処理により分子量を低下させたもの
である請求項1の水溶性に優れたDNA塩類。 - 【請求項3】 塩類がアルカリ金属塩である請求項1ま
たは2の水溶性に優れたDNA塩類。 - 【請求項4】 原料DNAとして魚類白子由来の遊離型
DNAを用い、これを水中で加熱処理することを特徴と
する魚類白子由来の水溶性に優れたDNA塩類の製造方
法。 - 【請求項5】 加熱処理後、アルカリで中和しpH7の
水溶液とする請求項4の水溶性に優れたDNA塩類の製
造方法。 - 【請求項6】 加熱処理が、50〜90℃にて30分〜
2時間加熱撹拌することである請求項4または5の水溶
性に優れたDNA塩類の製造方法。 - 【請求項7】 原料DNAが、魚類白子を均質にしたの
ちアルカリ水溶液でpH8以上とし、撹拌後固形分を分
離した濾液に酸を加えて得ることのできる遊離型のDN
Aである請求項4ないし6のいずれかの水溶性に優れた
DNA塩類の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7216456A JPH0931093A (ja) | 1995-07-22 | 1995-07-22 | 魚類白子由来の水溶性に優れたdna塩類およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7216456A JPH0931093A (ja) | 1995-07-22 | 1995-07-22 | 魚類白子由来の水溶性に優れたdna塩類およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0931093A true JPH0931093A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16688791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7216456A Withdrawn JPH0931093A (ja) | 1995-07-22 | 1995-07-22 | 魚類白子由来の水溶性に優れたdna塩類およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0931093A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007291062A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-11-08 | Nissei Bio Kk | 基礎化粧品用配合剤及び基礎化粧品 |
| JP2009131222A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Maruha Nichiro Foods Inc | 飲料への配合に適した核酸素材及びその製造方法 |
| CN103819513A (zh) * | 2014-03-05 | 2014-05-28 | 北京师范大学 | 脱氧核糖核酸的洗脱液与洗脱方法 |
| KR102190612B1 (ko) | 2019-08-27 | 2020-12-14 | (주)모아캠 | 식물성 원료, 미생물 원료 또는 해양성 원료로부터 유래된 저분자량 dna의 제조방법 |
-
1995
- 1995-07-22 JP JP7216456A patent/JPH0931093A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007291062A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-11-08 | Nissei Bio Kk | 基礎化粧品用配合剤及び基礎化粧品 |
| JP2009131222A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Maruha Nichiro Foods Inc | 飲料への配合に適した核酸素材及びその製造方法 |
| CN103819513A (zh) * | 2014-03-05 | 2014-05-28 | 北京师范大学 | 脱氧核糖核酸的洗脱液与洗脱方法 |
| KR102190612B1 (ko) | 2019-08-27 | 2020-12-14 | (주)모아캠 | 식물성 원료, 미생물 원료 또는 해양성 원료로부터 유래된 저분자량 dna의 제조방법 |
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