JPH09311235A - 光導波路の分岐構造 - Google Patents
光導波路の分岐構造Info
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- JPH09311235A JPH09311235A JP8125857A JP12585796A JPH09311235A JP H09311235 A JPH09311235 A JP H09311235A JP 8125857 A JP8125857 A JP 8125857A JP 12585796 A JP12585796 A JP 12585796A JP H09311235 A JPH09311235 A JP H09311235A
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Landscapes
- Optical Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明の主たる目的は、分岐部を構成する
各部に鋭角部や微細な部分がなくても分岐損失を少なく
することができ、各部を高精度に形成する必要性が緩和
されるような分岐構造を提供することにある。 【解決手段】 1本の入力側導波路12と2本の出力側
導波路13,14との間に分離された状態で過渡部導波
路15が設けられている。過渡部導波路15は入力側導
波路12の端部12aから導波路幅が段差状に急に少し
広がる拡張部16と、拡張部16から出力側導波路1
3,14の方向に延びる延長部17とを有している。拡
張部16の導波路幅Aは入力側導波路12の幅Bよりも
やや広い。延長部17は拡張部16から出力側導波路1
3,14に至る間で導波路幅が実質的に一定、またはテ
ーパ状に広がる形状となっている。
各部に鋭角部や微細な部分がなくても分岐損失を少なく
することができ、各部を高精度に形成する必要性が緩和
されるような分岐構造を提供することにある。 【解決手段】 1本の入力側導波路12と2本の出力側
導波路13,14との間に分離された状態で過渡部導波
路15が設けられている。過渡部導波路15は入力側導
波路12の端部12aから導波路幅が段差状に急に少し
広がる拡張部16と、拡張部16から出力側導波路1
3,14の方向に延びる延長部17とを有している。拡
張部16の導波路幅Aは入力側導波路12の幅Bよりも
やや広い。延長部17は拡張部16から出力側導波路1
3,14に至る間で導波路幅が実質的に一定、またはテ
ーパ状に広がる形状となっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信などにおい
て信号光を分岐するディバイスなどに適用される光導波
路の分岐構造に関する。
て信号光を分岐するディバイスなどに適用される光導波
路の分岐構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば光通信に使われる光集積回路(光
IC)用ディバイス等において、信号光を分岐させるた
めの一手段として、例えば特開平3−172804号公
報や特開平5−119220号公報に記載されているよ
うな光方向性結合器が知られている。また、特開平3−
245107号公報や特開平5−11130号公報に記
載されているようなY分岐導波路も知られている。
IC)用ディバイス等において、信号光を分岐させるた
めの一手段として、例えば特開平3−172804号公
報や特開平5−119220号公報に記載されているよ
うな光方向性結合器が知られている。また、特開平3−
245107号公報や特開平5−11130号公報に記
載されているようなY分岐導波路も知られている。
【0003】従来の光方向性結合器は、図7に例示する
ように、基板1に形成された複数の導波路2,3,4の
一部を互いに平行かつ直線的に近接させることにより、
入力側導波路2を伝搬する光を出力側導波路3,4に移
行させるようにしている。この光方向性結合器は導波路
幅が一定であるため、シングルモードの入射光をシング
ルモードのまま伝搬させることができ、損失が少ないと
いう利点がある。
ように、基板1に形成された複数の導波路2,3,4の
一部を互いに平行かつ直線的に近接させることにより、
入力側導波路2を伝搬する光を出力側導波路3,4に移
行させるようにしている。この光方向性結合器は導波路
幅が一定であるため、シングルモードの入射光をシング
ルモードのまま伝搬させることができ、損失が少ないと
いう利点がある。
【0004】しかしながら上記の光方向性結合器は、伝
搬定数が光の波長の変化に対して敏感に変化するため波
長依存性が強いという特性がある。このため、波長帯域
幅が50〜100オングストロームと狭く、導波路どう
しの間隔や結合部の長さ等の設計が難しく、製造時の寸
法ばらつきによって特性が大きく変化するという欠点が
あった。また光通信では主に波長1.3μmと1.55
μmの光が用いられるが、方向性結合器を用いた分岐で
は、使用する波長によって結合長などを変更する必要が
あり、その結果、波長の変化に応じて2種類の方向性結
合器を用いなければならず、通信システムを構成する上
で大きな問題となる。
搬定数が光の波長の変化に対して敏感に変化するため波
長依存性が強いという特性がある。このため、波長帯域
幅が50〜100オングストロームと狭く、導波路どう
しの間隔や結合部の長さ等の設計が難しく、製造時の寸
法ばらつきによって特性が大きく変化するという欠点が
あった。また光通信では主に波長1.3μmと1.55
μmの光が用いられるが、方向性結合器を用いた分岐で
は、使用する波長によって結合長などを変更する必要が
あり、その結果、波長の変化に応じて2種類の方向性結
合器を用いなければならず、通信システムを構成する上
で大きな問題となる。
【0005】これに対してY分岐導波路は、図8に例示
するように、基板1に設けた1本の導波路5と2本の出
力側導波路6,7との間にY形の分岐部8を形成してい
る。このようなY分岐導波路は、光の波長に対する依存
性が少なく、波長帯域幅が約1000オングストローム
と広いため、設計が比較的容易である。
するように、基板1に設けた1本の導波路5と2本の出
力側導波路6,7との間にY形の分岐部8を形成してい
る。このようなY分岐導波路は、光の波長に対する依存
性が少なく、波長帯域幅が約1000オングストローム
と広いため、設計が比較的容易である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしY分岐導波路
は、分岐部8における導波路幅が各導波路5,6,7よ
りも広くなるために、入射光がシングルモードであって
も、分岐部8で高次モードの発生によるマルチモード化
の傾向がある。このためY分岐導波路は光パワーの一部
が導波路外に放射され、損失が大きくなるという欠点が
ある。また、分岐部先端8aを微細な鋭角パターンにす
る必要があるが、加工上の限界などから完全な鋭角パタ
ーンを形成することに困難を伴い、分岐部先端8aの形
状が不完全であると散乱損失を生じやすいという問題も
あった。
は、分岐部8における導波路幅が各導波路5,6,7よ
りも広くなるために、入射光がシングルモードであって
も、分岐部8で高次モードの発生によるマルチモード化
の傾向がある。このためY分岐導波路は光パワーの一部
が導波路外に放射され、損失が大きくなるという欠点が
ある。また、分岐部先端8aを微細な鋭角パターンにす
る必要があるが、加工上の限界などから完全な鋭角パタ
ーンを形成することに困難を伴い、分岐部先端8aの形
状が不完全であると散乱損失を生じやすいという問題も
あった。
【0007】上記Y分岐導波路は、分岐部先端8aの幅
が小さくなるほど分岐損失が減少することが知られてい
る。しかし現実には分岐部先端8aが完全な鋭角となる
ように微細に形成することに困難を伴う。すなわち実際
にY分岐導波路を製作した際に、加工上の限界などから
分岐部先端8aが設計通りの形状とならず、図8に2点
鎖線で示すようにある程度の「なまり」9が生じてしま
う。このため導波路幅の広がる領域がさらに長くなった
り、埋込み型導波路ではコアがクラッド層によって十分
に覆われずに部分的に空洞が生じるなどして、設計値通
りの特性が得られないことがある。
が小さくなるほど分岐損失が減少することが知られてい
る。しかし現実には分岐部先端8aが完全な鋭角となる
ように微細に形成することに困難を伴う。すなわち実際
にY分岐導波路を製作した際に、加工上の限界などから
分岐部先端8aが設計通りの形状とならず、図8に2点
鎖線で示すようにある程度の「なまり」9が生じてしま
う。このため導波路幅の広がる領域がさらに長くなった
り、埋込み型導波路ではコアがクラッド層によって十分
に覆われずに部分的に空洞が生じるなどして、設計値通
りの特性が得られないことがある。
【0008】上記の問題を解決するには、分岐部8を設
計する際に、予め分岐部先端8aに2μm以上のなまり
幅Wを確保しておくとよい。また、分岐部先端8aを正
確に加工し、埋込み型導波路の製作においてコアがクラ
ッド層に完全に埋込まれるようにする必要からも、2μ
m以上のなまり幅Wを確保することが望まれる。しか
し、こうしたなまり幅Wの存在は、分岐部8におけるモ
ード変換損失をさらに増加させる要因となる。
計する際に、予め分岐部先端8aに2μm以上のなまり
幅Wを確保しておくとよい。また、分岐部先端8aを正
確に加工し、埋込み型導波路の製作においてコアがクラ
ッド層に完全に埋込まれるようにする必要からも、2μ
m以上のなまり幅Wを確保することが望まれる。しか
し、こうしたなまり幅Wの存在は、分岐部8におけるモ
ード変換損失をさらに増加させる要因となる。
【0009】すなわち、図9に示すように、なまり9を
有するY分岐構造においては、入力側導波路5における
界分布が緩やかな摂動を受けるため光は基本モード成分
M1がほとんどであり、その界分布が光の進行につれて
対称的に左右に広がるようになる。一方、分岐部8にお
いては2本の対称な出力側導波路6,7が設けられてい
るため、偶対称モードしか励起されない。つまり、入力
側導波路5を伝搬してきた光の基本モードM1 と、分岐
部8における出力側導波路6,7の結合端の偶対称モー
ドM′との間では界分布に大きな差がある。そしてこれ
が原因となってモード変換損失が発生し、分岐損失の一
部になるという欠点がある。この場合の具体的な放射損
失は0.1dB(デシベル)程度以上の値となる。現状
の導波路製造プロセスでは、導波路形状に関してある程
度のばらつきは避けられず、またクラッド層によってコ
アを十分に埋込む必要があるなどの事情からも、なまり
幅Wが大きくなる傾向がある。
有するY分岐構造においては、入力側導波路5における
界分布が緩やかな摂動を受けるため光は基本モード成分
M1がほとんどであり、その界分布が光の進行につれて
対称的に左右に広がるようになる。一方、分岐部8にお
いては2本の対称な出力側導波路6,7が設けられてい
るため、偶対称モードしか励起されない。つまり、入力
側導波路5を伝搬してきた光の基本モードM1 と、分岐
部8における出力側導波路6,7の結合端の偶対称モー
ドM′との間では界分布に大きな差がある。そしてこれ
が原因となってモード変換損失が発生し、分岐損失の一
部になるという欠点がある。この場合の具体的な放射損
失は0.1dB(デシベル)程度以上の値となる。現状
の導波路製造プロセスでは、導波路形状に関してある程
度のばらつきは避けられず、またクラッド層によってコ
アを十分に埋込む必要があるなどの事情からも、なまり
幅Wが大きくなる傾向がある。
【0010】従って本発明の目的は、波長の変化に影響
されにくいY分岐構造において、製造時のばらつき等が
特性に与える影響を低減でき、また、一対の出力側導波
路相互の間隔を2μm以上確保しても損失が少なく、し
かも鋭角部がないため、各部の加工が容易となり、かつ
コアをクラッドガラスによって確実に包み込むことがで
きるような光導波路の分岐構造を提供することにある。
されにくいY分岐構造において、製造時のばらつき等が
特性に与える影響を低減でき、また、一対の出力側導波
路相互の間隔を2μm以上確保しても損失が少なく、し
かも鋭角部がないため、各部の加工が容易となり、かつ
コアをクラッドガラスによって確実に包み込むことがで
きるような光導波路の分岐構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を果たすため
に開発された本発明は、クラッド層によって覆われたコ
アを有する光導波路において、1本の入力側導波路と、
上記入力側導波路の端部と対向する方向に配置された2
本の出力側導波路と、上記入力側導波路の端部と上記2
本の出力側導波路との間に上記入力側導波路のコアおよ
び上記出力側導波路のコアから分離されて設けられかつ
導波路幅が上記入力側導波路の端部から広がる拡張部お
よびこの拡張部から上記出力側導波路の方向に延びる延
長部を有する過渡部導波路とを具備している。
に開発された本発明は、クラッド層によって覆われたコ
アを有する光導波路において、1本の入力側導波路と、
上記入力側導波路の端部と対向する方向に配置された2
本の出力側導波路と、上記入力側導波路の端部と上記2
本の出力側導波路との間に上記入力側導波路のコアおよ
び上記出力側導波路のコアから分離されて設けられかつ
導波路幅が上記入力側導波路の端部から広がる拡張部お
よびこの拡張部から上記出力側導波路の方向に延びる延
長部を有する過渡部導波路とを具備している。
【0012】本発明において、上記過渡部導波路は従来
のY分岐導波路の分岐部のようなテーパ形状ではなく、
入力側導波路から分離する過渡部導波路との界面におい
て段差状に急に少し広がる拡張部と、この拡張部から出
力側導波路の方向に延びる延長部を有している。この場
合、入力側導波路と過渡部導波路との界面では伝搬する
光は基本モードが主となるが、僅かな輻射モード成分も
励起させることができる。さらにこの過渡部導波路の長
さを適正な値に調整し、基本モードと輻射モードの界分
布を適正に重ね合わせることにより、2本の出力側導波
路への結合に有利な界分布を過渡部導波路内でつくり出
すことができる。この入力側導波路から過渡部導波路に
移行する際に僅かなモード変換損失を生じるが、過渡部
導波路から2本の出力側導波路への結合時には損失がほ
とんど発生しないため、また、入力側導波路から過渡部
導波路及び過渡部導波路から出力側導波路に入射する際
に発生すると考えられるフレネル反射損失は無視できる
程小さな値であるため、分岐部全体として低損失に抑え
ることができる。なお、入力側導波路と過渡部導波路と
の間隔および過渡部導波路と出力側導波路との間隔は2
μm〜8μmの範囲がよい。この間隔が2μm未満では
通常の成膜方法では所望精度を満たして製造することが
困難になる。上記間隔が8μmを越えると光の出射ビー
ムの幅が広くなり過ぎ、モードフィールドのミスマッチ
ングの原因となり実用に適さない。
のY分岐導波路の分岐部のようなテーパ形状ではなく、
入力側導波路から分離する過渡部導波路との界面におい
て段差状に急に少し広がる拡張部と、この拡張部から出
力側導波路の方向に延びる延長部を有している。この場
合、入力側導波路と過渡部導波路との界面では伝搬する
光は基本モードが主となるが、僅かな輻射モード成分も
励起させることができる。さらにこの過渡部導波路の長
さを適正な値に調整し、基本モードと輻射モードの界分
布を適正に重ね合わせることにより、2本の出力側導波
路への結合に有利な界分布を過渡部導波路内でつくり出
すことができる。この入力側導波路から過渡部導波路に
移行する際に僅かなモード変換損失を生じるが、過渡部
導波路から2本の出力側導波路への結合時には損失がほ
とんど発生しないため、また、入力側導波路から過渡部
導波路及び過渡部導波路から出力側導波路に入射する際
に発生すると考えられるフレネル反射損失は無視できる
程小さな値であるため、分岐部全体として低損失に抑え
ることができる。なお、入力側導波路と過渡部導波路と
の間隔および過渡部導波路と出力側導波路との間隔は2
μm〜8μmの範囲がよい。この間隔が2μm未満では
通常の成膜方法では所望精度を満たして製造することが
困難になる。上記間隔が8μmを越えると光の出射ビー
ムの幅が広くなり過ぎ、モードフィールドのミスマッチ
ングの原因となり実用に適さない。
【0013】本発明はY型に分岐する2分岐タイプの分
岐構造であるが、このY分岐構造を複数組合わせること
によって、8分岐あるいは16分岐等の導波路も構成す
ることができ、その場合も分岐部1か所あたりの損失が
非常に小さいため挿入損失特性に優れたスターカプラが
得られる。さらに、上記分岐構造を応用して導波路型光
スイッチや変調器などを形成することもできる。
岐構造であるが、このY分岐構造を複数組合わせること
によって、8分岐あるいは16分岐等の導波路も構成す
ることができ、その場合も分岐部1か所あたりの損失が
非常に小さいため挿入損失特性に優れたスターカプラが
得られる。さらに、上記分岐構造を応用して導波路型光
スイッチや変調器などを形成することもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て、図1から図6を参照して説明する。図1に示したY
分岐型の光導波路10を有する光分岐ディバイス11
は、1本の入力側導波路12と、2本の出力側導波路1
3,14と、過渡部導波路15などを備えている。過渡
部導波路15は、入力側導波路12のコアの端部12a
と出力側導波路13,14のコアの端13a,14aと
の間にそれぞれ間隔Y1 ,Y2 を有する分離部Gを介し
て互いに分離されて設けられている。上記分離部Gの間
隔Y1 ,Y2 はいずれも2μm〜8μm(例えば5μ
m)にするとよい。この過渡部導波路15は、入力側導
波路12の端部12aから入射するところで導波路幅が
段差状に急に少し広がる拡張部16を有し、かつ、拡張
部16から出力側導波路13,14の方向に延びる延長
部17を備えている。入力側導波路12の端部12aと
拡張部16とは互いに平行あるいはそれに近い状態であ
る。また、過渡部導波路15の出力側の端面18と出力
側導波路13,14の端部13a,14aも平行あるい
はそれに近い状態となるように配置されている。
て、図1から図6を参照して説明する。図1に示したY
分岐型の光導波路10を有する光分岐ディバイス11
は、1本の入力側導波路12と、2本の出力側導波路1
3,14と、過渡部導波路15などを備えている。過渡
部導波路15は、入力側導波路12のコアの端部12a
と出力側導波路13,14のコアの端13a,14aと
の間にそれぞれ間隔Y1 ,Y2 を有する分離部Gを介し
て互いに分離されて設けられている。上記分離部Gの間
隔Y1 ,Y2 はいずれも2μm〜8μm(例えば5μ
m)にするとよい。この過渡部導波路15は、入力側導
波路12の端部12aから入射するところで導波路幅が
段差状に急に少し広がる拡張部16を有し、かつ、拡張
部16から出力側導波路13,14の方向に延びる延長
部17を備えている。入力側導波路12の端部12aと
拡張部16とは互いに平行あるいはそれに近い状態であ
る。また、過渡部導波路15の出力側の端面18と出力
側導波路13,14の端部13a,14aも平行あるい
はそれに近い状態となるように配置されている。
【0015】図示例の拡張部16の導波路幅Aは、入力
側導波路12の導波路幅Bの例えば2倍以下である。延
長部17の導波路幅は拡張部側16から出力側導波路1
3,14に至る間で実質的に一定である。なお図1に2
点鎖線で示すように、延長部17の導波路幅が拡張部1
6から出力側導波路13,14に至る間でテーパ状に広
がる形状としてもよい。
側導波路12の導波路幅Bの例えば2倍以下である。延
長部17の導波路幅は拡張部側16から出力側導波路1
3,14に至る間で実質的に一定である。なお図1に2
点鎖線で示すように、延長部17の導波路幅が拡張部1
6から出力側導波路13,14に至る間でテーパ状に広
がる形状としてもよい。
【0016】過渡部導波路15に対する出力側導波路1
3,14の各々の過渡部近接端13a,14aの導波路
幅Cは、それぞれ入力側導波路12の幅Bの半分以下と
してあり、しかも過渡部近接端13a,14aから延び
る部分13b,14bは、円弧またはサインカーブ等の
三角関数に基く形状から選ばれた曲線で構成されてい
る。また、出力側導波路13,14の導波路幅は、過渡
部近接端13a,14aから遠ざかるにつれて次第に幅
が広がりながら一定の導波路幅Dの部分13c,14c
に連なる形状となっている。過渡部近接端13a,14
a間の分岐導波路間隔Wは、2μmあるいはそれ以上確
保されている。
3,14の各々の過渡部近接端13a,14aの導波路
幅Cは、それぞれ入力側導波路12の幅Bの半分以下と
してあり、しかも過渡部近接端13a,14aから延び
る部分13b,14bは、円弧またはサインカーブ等の
三角関数に基く形状から選ばれた曲線で構成されてい
る。また、出力側導波路13,14の導波路幅は、過渡
部近接端13a,14aから遠ざかるにつれて次第に幅
が広がりながら一定の導波路幅Dの部分13c,14c
に連なる形状となっている。過渡部近接端13a,14
a間の分岐導波路間隔Wは、2μmあるいはそれ以上確
保されている。
【0017】上記光導波路10の製造方法の一例を以下
に述べる。Siウエハあるいは石英等からなる基板20
(図3に示す)の表面に、CVD法(Chemical Vapor D
eposition :化学気相蒸着法)あるいはFHD法(Flam
eHydrolysis Deposition :火炎堆積法)などの膜形成
方法によって、SiO2 を主成分とする低屈折率の下部
クラッド層21を形成する。また、下部クラッド層21
の上に、SiO2 にドープ剤を添加するなどの手段によ
って屈折率をクラッド層21よりも0.2%〜0.32
%程度高めたコア22を形成する。なお、屈折率を下げ
るドープ剤をクラッド層21に添加することにより、ク
ラッド層21の屈折率を下げる方法をとってもよい。
に述べる。Siウエハあるいは石英等からなる基板20
(図3に示す)の表面に、CVD法(Chemical Vapor D
eposition :化学気相蒸着法)あるいはFHD法(Flam
eHydrolysis Deposition :火炎堆積法)などの膜形成
方法によって、SiO2 を主成分とする低屈折率の下部
クラッド層21を形成する。また、下部クラッド層21
の上に、SiO2 にドープ剤を添加するなどの手段によ
って屈折率をクラッド層21よりも0.2%〜0.32
%程度高めたコア22を形成する。なお、屈折率を下げ
るドープ剤をクラッド層21に添加することにより、ク
ラッド層21の屈折率を下げる方法をとってもよい。
【0018】上記コア22の表面にフォトレジストによ
って所定の導波路パターンを形成したのち、RIE(Re
active Ion Etching)などの方法によってエッチングを
行うことにより、所定パターンの導波路コア22を成形
する。その後、再びCVD法あるいはFHD法などによ
りコア22を埋込むように上部クラッド層25を形成す
る。これにより、ステップインデックス型屈折率分布を
もつ光導波路10が形成される。図3は、FHD法によ
って形成される埋込み型導波路構造であるが、図4に示
すようなリッジ型導波路構造をCVD法によって形成し
てもよい。
って所定の導波路パターンを形成したのち、RIE(Re
active Ion Etching)などの方法によってエッチングを
行うことにより、所定パターンの導波路コア22を成形
する。その後、再びCVD法あるいはFHD法などによ
りコア22を埋込むように上部クラッド層25を形成す
る。これにより、ステップインデックス型屈折率分布を
もつ光導波路10が形成される。図3は、FHD法によ
って形成される埋込み型導波路構造であるが、図4に示
すようなリッジ型導波路構造をCVD法によって形成し
てもよい。
【0019】なお、コア22の屈折率をドープ剤の添加
によって予め高めに設定しておき、加熱によりドープ剤
を熱拡散させるなどの導波路製造方法を用いて、グレー
テッド型の屈折率分布をもつ導波路を形成してもよい。
また、上記の説明とは異なる公知の導波路製造プロセス
(例えばガラス基板中に不純物を拡散させるなど)によ
って、グレーテッドインデックス型の屈折率分布をもつ
導波路を形成してもよい。
によって予め高めに設定しておき、加熱によりドープ剤
を熱拡散させるなどの導波路製造方法を用いて、グレー
テッド型の屈折率分布をもつ導波路を形成してもよい。
また、上記の説明とは異なる公知の導波路製造プロセス
(例えばガラス基板中に不純物を拡散させるなど)によ
って、グレーテッドインデックス型の屈折率分布をもつ
導波路を形成してもよい。
【0020】上記実施例の光導波路10の分岐構造で
は、入力側導波路12と過渡部導波路15との界面にお
いて伝搬する光は主に基本モードとなるが、入力側導波
路12に対して拡張部16が段差状に急に少し広がった
形状となっているため、過渡部導波路15において僅か
な輻射モード成分を励起させることができる。しかも過
渡部導波路15の長さを適正な値に調整し、基本モード
と輻射モードの界分布を適正に重ね合わせるようにすれ
ば過渡部導波路15と2本の出力側導波路13,14と
の界面でのモード変換損失がほとんど発生しない。しか
も、入力側導波路12から過渡部導波路15に入射する
際、及び過渡部導波路15から出力側導波路13,14
に入射する際に発生すると考えられるフレネル反射損失
は、幾何光学計算によると入力光1に対して10-6オー
ダであり、実用上無視できるほど小さい値である。この
ため、上記界面で僅かなモード変換損失を生じても分岐
部全体として低損失に抑えることができる。
は、入力側導波路12と過渡部導波路15との界面にお
いて伝搬する光は主に基本モードとなるが、入力側導波
路12に対して拡張部16が段差状に急に少し広がった
形状となっているため、過渡部導波路15において僅か
な輻射モード成分を励起させることができる。しかも過
渡部導波路15の長さを適正な値に調整し、基本モード
と輻射モードの界分布を適正に重ね合わせるようにすれ
ば過渡部導波路15と2本の出力側導波路13,14と
の界面でのモード変換損失がほとんど発生しない。しか
も、入力側導波路12から過渡部導波路15に入射する
際、及び過渡部導波路15から出力側導波路13,14
に入射する際に発生すると考えられるフレネル反射損失
は、幾何光学計算によると入力光1に対して10-6オー
ダであり、実用上無視できるほど小さい値である。この
ため、上記界面で僅かなモード変換損失を生じても分岐
部全体として低損失に抑えることができる。
【0021】図2に、上記実施形態における界分布の各
モード結合状態を示す。入力側導波路12と過渡部導波
路15との界面では、基本モードM1 からM2 に変換す
る。過渡部導波路15において2本の出力側導波路1
3,14に必要な界分布M3 が作られるため、出力側導
波路13,14の過渡部導波路15との近接端13a,
14aにおいて出力側の偶対称モードM4 に対しスムー
ズなモード結合が実現できる。その後、2本の出力側導
波路13,14の間隔を徐々に広げることにより光を二
分したモードM5 を作り出すことができる。さらにこの
2本の出力側導波路13,14の近接端13a,14a
では各導波路幅を入力側導波路12のコア幅の半分以下
まで細くすることにより、光の閉じ込めを一時的に弱
め、モード変換に伴う損失も減少させることができる。
モード結合状態を示す。入力側導波路12と過渡部導波
路15との界面では、基本モードM1 からM2 に変換す
る。過渡部導波路15において2本の出力側導波路1
3,14に必要な界分布M3 が作られるため、出力側導
波路13,14の過渡部導波路15との近接端13a,
14aにおいて出力側の偶対称モードM4 に対しスムー
ズなモード結合が実現できる。その後、2本の出力側導
波路13,14の間隔を徐々に広げることにより光を二
分したモードM5 を作り出すことができる。さらにこの
2本の出力側導波路13,14の近接端13a,14a
では各導波路幅を入力側導波路12のコア幅の半分以下
まで細くすることにより、光の閉じ込めを一時的に弱
め、モード変換に伴う損失も減少させることができる。
【0022】上記分岐構造では入力側導波路12と過渡
部導波路15との間隔Y1 および出力側導波路13,1
4の近接端13a,14aと過渡部導波路15の間隔Y
2 を2μm以上8μm以下に設定しているが、この部位
での反射損失は実質的に無視できる程度であり、ここで
の急激なモード変換はほとんど生じないため、このよう
な間隔Y1 ,Y2 を有する分離した形状であっても損失
は問題にならない。また、出力側導波路13,14の一
端側の近接端13a,14aから他端側に連なる部分1
3b,14bを円弧や三角関数に基く曲線などから選ば
れた適正な形状を用いることにより、曲げ損失を0.0
01dB以下に抑えることができる。
部導波路15との間隔Y1 および出力側導波路13,1
4の近接端13a,14aと過渡部導波路15の間隔Y
2 を2μm以上8μm以下に設定しているが、この部位
での反射損失は実質的に無視できる程度であり、ここで
の急激なモード変換はほとんど生じないため、このよう
な間隔Y1 ,Y2 を有する分離した形状であっても損失
は問題にならない。また、出力側導波路13,14の一
端側の近接端13a,14aから他端側に連なる部分1
3b,14bを円弧や三角関数に基く曲線などから選ば
れた適正な形状を用いることにより、曲げ損失を0.0
01dB以下に抑えることができる。
【0023】上記実施形態の分岐構造によれば、各部を
構成するコア形状において2μm以下の細かいパターン
や鋭角パターンに形成しなくてもモード変換損失を少な
くでき、微細な鋭角部分を形成する必要がないため、加
工が容易であるとともに、コア22の周囲を上部クラッ
ド層25によって完全に包囲し埋込むことができる。つ
まり分岐部の成形不良の原因のひとつを排除でき、分岐
部を歩留まり良く成形可能な形状にすることができるこ
とにより、特性ばらつきの少ない光導波路10が得られ
る。
構成するコア形状において2μm以下の細かいパターン
や鋭角パターンに形成しなくてもモード変換損失を少な
くでき、微細な鋭角部分を形成する必要がないため、加
工が容易であるとともに、コア22の周囲を上部クラッ
ド層25によって完全に包囲し埋込むことができる。つ
まり分岐部の成形不良の原因のひとつを排除でき、分岐
部を歩留まり良く成形可能な形状にすることができるこ
とにより、特性ばらつきの少ない光導波路10が得られ
る。
【0024】上記実施形態の光導波路10の作用(挿入
損失等)を確かめるために、本発明者らはBPM(ビー
ム伝搬法)によるシミュレーションを行った。その結果
について以下に述べる。
損失等)を確かめるために、本発明者らはBPM(ビー
ム伝搬法)によるシミュレーションを行った。その結果
について以下に述べる。
【0025】まず分岐損失については、図5に示すよう
に、上記実施形態の場合、分岐導波路間隔W=2μm付
近で損失が0.04dB程度ときわめて低くなってい
る。分岐損失は、分岐導波路間隔Wの増加に伴って増加
する傾向があるが、上記実施形態では従来のY分岐構造
よりも損失の増加の程度が緩やかである。分岐導波路間
隔Wが3.5μm程度まで増加しても分岐損失が0.1
dB以下に抑えられており、従来のY分岐構造に比較し
て著しく低い分岐損失となっている。
に、上記実施形態の場合、分岐導波路間隔W=2μm付
近で損失が0.04dB程度ときわめて低くなってい
る。分岐損失は、分岐導波路間隔Wの増加に伴って増加
する傾向があるが、上記実施形態では従来のY分岐構造
よりも損失の増加の程度が緩やかである。分岐導波路間
隔Wが3.5μm程度まで増加しても分岐損失が0.1
dB以下に抑えられており、従来のY分岐構造に比較し
て著しく低い分岐損失となっている。
【0026】これに対し従来のY分岐導波路(図8参
照)のようなテーパ状の過渡部分をもつ分岐構造では、
分岐導波路間隔Wが2μmとなるように分岐部先端を微
細に成形したとしても、損失は0.1dB以上となる。
図5は波長1.3μmにおける特性であるが、従来のY
分岐構造では、分岐導波路間隔が増加するにつれて分岐
損失が急激に増加する傾向がある。
照)のようなテーパ状の過渡部分をもつ分岐構造では、
分岐導波路間隔Wが2μmとなるように分岐部先端を微
細に成形したとしても、損失は0.1dB以上となる。
図5は波長1.3μmにおける特性であるが、従来のY
分岐構造では、分岐導波路間隔が増加するにつれて分岐
損失が急激に増加する傾向がある。
【0027】光通信では主に波長1.3μmと1.55
μmの光が用いられるが、図6に示すように波長に対す
る分岐損失の依存性は小さく、上記実施形態の光導波路
10であれば上記2種類の波長のいずれでも十分に低い
分岐損失が得られている。
μmの光が用いられるが、図6に示すように波長に対す
る分岐損失の依存性は小さく、上記実施形態の光導波路
10であれば上記2種類の波長のいずれでも十分に低い
分岐損失が得られている。
【0028】上述したように、導波路の分岐部を製造す
る際にばらつく要因となる分岐部の形状等に関し、特に
分岐部を構成する各部の形状等について精度を緩和でき
るため、分岐部における低損失化が図れるのは勿論のこ
と、分岐導波路間隔の許容範囲を広く設定できるので加
工が容易となり、導波路の分岐部を製造する上で歩留ま
りを飛躍的に高めることができる。
る際にばらつく要因となる分岐部の形状等に関し、特に
分岐部を構成する各部の形状等について精度を緩和でき
るため、分岐部における低損失化が図れるのは勿論のこ
と、分岐導波路間隔の許容範囲を広く設定できるので加
工が容易となり、導波路の分岐部を製造する上で歩留ま
りを飛躍的に高めることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、入力側導波路と出力側
導波路の中間に位置する過渡部分ではテーパ状ではなく
急に導波路コア幅を僅かに広げることにより、入力側導
波路と過渡部導波路との界面では基本モードが主である
が、僅かな輻射モード成分を励起させることができ、さ
らにこの過渡部導波路の長さを適正な値に調整し、基本
モードと輻射モードの界分布を適正に重ね合わすことに
より、2本の出力側導波路への結合に有利な界分布を作
り出すことができる。ここで入力側導波路からこの過渡
部分へ結合の際、僅かなモード変換損失を生ずるが、過
渡部分から2本の出力側導波路に結合する際には損失が
ほとんど発生しないため、全体として低損失に抑えるこ
とができる。
導波路の中間に位置する過渡部分ではテーパ状ではなく
急に導波路コア幅を僅かに広げることにより、入力側導
波路と過渡部導波路との界面では基本モードが主である
が、僅かな輻射モード成分を励起させることができ、さ
らにこの過渡部導波路の長さを適正な値に調整し、基本
モードと輻射モードの界分布を適正に重ね合わすことに
より、2本の出力側導波路への結合に有利な界分布を作
り出すことができる。ここで入力側導波路からこの過渡
部分へ結合の際、僅かなモード変換損失を生ずるが、過
渡部分から2本の出力側導波路に結合する際には損失が
ほとんど発生しないため、全体として低損失に抑えるこ
とができる。
【0030】従って、分岐損失が低減し、光を効率良く
伝搬することができる。しかも分岐部のコアを形成する
際の加工上の限界によって製造時にばらつく可能性のあ
るコア形状の精度等を緩和でき、分岐導波路間隔の許容
範囲を広く設定できる。また過渡部導波路のコアが入力
側導波路のコアおよび出力側導波路のコアと分離されて
いて、コアの全周をクラッドガラスが十分に回り込むこ
とのできる形態となっているからコアの埋込み不良の問
題も回避できる。これらの理由から、製造時にばらつく
要因による導波路特性への影響を低減でき、製造が容易
になるとともに不良品の発生が減って歩留まりが大幅に
向上する。しかも波長が変化しても光伝搬特性への影響
が少ない。また、分岐部における出力側導波路の曲線を
少なくできるため曲り損失の低減化を図ることができ
る。
伝搬することができる。しかも分岐部のコアを形成する
際の加工上の限界によって製造時にばらつく可能性のあ
るコア形状の精度等を緩和でき、分岐導波路間隔の許容
範囲を広く設定できる。また過渡部導波路のコアが入力
側導波路のコアおよび出力側導波路のコアと分離されて
いて、コアの全周をクラッドガラスが十分に回り込むこ
とのできる形態となっているからコアの埋込み不良の問
題も回避できる。これらの理由から、製造時にばらつく
要因による導波路特性への影響を低減でき、製造が容易
になるとともに不良品の発生が減って歩留まりが大幅に
向上する。しかも波長が変化しても光伝搬特性への影響
が少ない。また、分岐部における出力側導波路の曲線を
少なくできるため曲り損失の低減化を図ることができ
る。
【0031】請求項5のように2本の出力側導波路の結
合端の導波路幅をそれぞれ入力側導波路の半分以下まで
細くした場合には、過渡部導波路と各出力側導波路との
結合部に生じるモード変換に伴う損失を更に減少させる
ことができる。
合端の導波路幅をそれぞれ入力側導波路の半分以下まで
細くした場合には、過渡部導波路と各出力側導波路との
結合部に生じるモード変換に伴う損失を更に減少させる
ことができる。
【図1】 本発明の一実施形態を示す光導波路の分岐部
の平面図。
の平面図。
【図2】 図1に示された分岐部における界分布の変化
を示す図。
を示す図。
【図3】 図1中のIII-III 線に沿う断面図。
【図4】 導波路コアの変形例を示す断面図。
【図5】 分岐導波路間隔と損失との関係を示す図。
【図6】 分岐導波路間隔と損失との関係を2種類の波
長に関して示す図。
長に関して示す図。
【図7】 従来の光方向性結合器を示す平面図。
【図8】 従来のY分岐導波路を示す平面図。
【図9】 図8に示されたY分岐導波路における界分布
の変化を示す図。
の変化を示す図。
10…光導波路 11…光分岐ディバイス 12…入力側導波路 13,14…出力側導波路 15…過渡部導波路 16…拡張部 17…延長部 20…基板 21…クラッド層 22…コア 25…クラッド層
Claims (5)
- 【請求項1】クラッド層によって覆われたコアを有する
光導波路において、 1本の入力側導波路と、 上記入力側導波路の端部と対向する方向に配された2本
の出力側導波路と、 上記入力側導波路の端部と上記2本の出力側導波路との
間に上記入力側導波路のコアおよび上記出力側導波路の
コアから分離されて設けられかつ導波路幅が上記入力側
導波路の端部から広がる拡張部およびこの拡張部から上
記出力側導波路の方向に延びる延長部を有する過渡部導
波路と、 を具備したことを特徴とする光導波路の分岐構造。 - 【請求項2】上記入力側導波路と上記過渡部導波路との
間隔および上記過渡部導波路と上記出力側導波路との間
隔をそれぞれ2μm以上8μm以下としたことを特徴と
する請求項1記載の光導波路の分岐構造。 - 【請求項3】上記拡張部の導波路幅が上記入力側導波路
よりもやや広くかつ上記延長部の導波路幅が上記延長部
の上記出力側導波路に相対する出力端に至る間で実質的
に一定としたことを特徴とする請求項1記載の光導波路
の分岐構造。 - 【請求項4】上記拡張部の導波路幅が上記入力側導波路
よりもやや広くかつ上記延長部の導波路幅が上記延長部
の上記出力側導波路に相対する出力端に至る間でテーパ
状に広がる形状としたことを特徴とする請求項1記載の
光導波路の分岐構造。 - 【請求項5】上記過渡部導波路に対する上記一対の出力
側導波路の入力端の導波路幅がそれぞれ上記入力側導波
路の幅の半分以下であり、かつ、上記入力端から延びる
部分が円弧または三角関数に基く形状から選ばれた曲線
で構成されしかも上記入力端から離れるにつれて導波路
幅が次第に広がる形状としたことを特徴とする請求項1
記載の光導波路の分岐構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8125857A JPH09311235A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 光導波路の分岐構造 |
| US08/742,407 US5757995A (en) | 1995-12-27 | 1996-11-04 | Optical coupler |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8125857A JPH09311235A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 光導波路の分岐構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09311235A true JPH09311235A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14920668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8125857A Pending JPH09311235A (ja) | 1995-12-27 | 1996-05-21 | 光導波路の分岐構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09311235A (ja) |
Cited By (3)
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| WO2010082673A1 (ja) * | 2009-01-16 | 2010-07-22 | 日本碍子株式会社 | 分岐型光導波路、光導波路基板および光変調器 |
| JP2012203339A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | 光導波路素子 |
| JP2015184680A (ja) * | 2014-03-25 | 2015-10-22 | シーゲイト テクノロジー エルエルシー | 分岐された導波路構成を含む装置、および光を変換するための方法 |
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| JPH06503899A (ja) * | 1990-12-20 | 1994-04-28 | イギリス国 | 強度分割デバイス |
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-
1996
- 1996-05-21 JP JP8125857A patent/JPH09311235A/ja active Pending
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