JPH09311271A - 対物レンズ及び光学ピックアップ装置 - Google Patents
対物レンズ及び光学ピックアップ装置Info
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- JPH09311271A JPH09311271A JP8125160A JP12516096A JPH09311271A JP H09311271 A JPH09311271 A JP H09311271A JP 8125160 A JP8125160 A JP 8125160A JP 12516096 A JP12516096 A JP 12516096A JP H09311271 A JPH09311271 A JP H09311271A
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Abstract
かつ、色消しがなされ、情報記録密度の高い光ディスク
用の光学ピックアップ装置に用いて好適な対物レンズを
提供する。 【解決手段】 両面非球面レンズ1の両面上に回折型レ
ンズ4,5をそれぞれ一体的に形成し、屈折型回折型一
体の対物レンズとし、開口数(NA)を0.7以上と
し、屈折型レンズと回折型レンズとで色消しを行う。半
導体レーザ19よりの光束を光ディスク23上に集光さ
せることにより、高密度の情報記録再生が行える。
Description
おいて使用される対物レンズ及びこの対物レンズを用い
て構成された光学ピックアップ装置に関する技術分野に
属する。
は、動画、音声、コンピューター用データなどの情報信
号(データ)保存のために用いられている。また、この
光ディスクは、良好な量産性と低コスト性のため、広く
普及している。この光ディスクに対しては、記録される
情報信号の高密度化、大容量化の要望が強く、近年にお
いてもこの要望はますます強くなっている。光ディスク
において記録される情報信号の記録密度を上げるには、
この情報信号の読み出しに用いる光束の短波長化と、該
光束を光ディスク上に集光させる対物レンズとして高い
開口数(NA)のレンズを使うことの2つが有効であ
る。
わゆる「デジタル・ビデオ・ディスク(DVD)」の再
生においては、NA0.6の対物レンズを備えた光学ピ
ックアップ装置が用いられる。この対物レンズは、金型
を用いた射出成型手段を用いて、透明な合成樹脂材料、
または、ガラスモールディングにより形成される。ま
た、この「デジタル・ビデオ・ディスク」においては、
光ディスクの傾きによるコマ収差の影響を低減させるた
めに、透明材料よりなるディスク基板の厚さが、0.6
mmとなされている。この「デジタル・ビデオ・ディス
ク」におけるディスク基板の厚さは、デジタル信号化さ
れた音声情報が記録されているいわゆる「コンパクトデ
ィスク(CD)」や光磁気ディスクのディスク基板の厚
さ(1.2mm)の半分となされている。
ク」において用いられる対物レンズ以上に高いNA(す
なわち、0.6以上)を有する単玉非球面レンズを作る
ことは、金型の加工及び成形時の偏心制御が困難となる
という理由により、殆ど不可能であるといわれている。
すなわち、上記対物レンズを成型するための金型の加工
にあたっては、切削刃(ダイヤモンドバイト)の先端の
大きさから、レンズ面の傾きが45度を越える(光軸に
対して45°未満となる)と、非球面金型の加工は困難
である。また、レンズ面の曲率がきつくなると、「サ
グ」(レンズの頂点から最外周までの項軸方向に沿った
深さ)が大きくなり、金型の切削加工が困難になる。こ
のような事情から、これまで、開口数0.7以上のレン
ズを、単レンズとして作製したという報告はない。
ノイズ要因の一つに、レーザーの出力変動に伴うモード
ホップの問題がある。レーザーの波長が変動すると、焦
点位置が移動し、焦点外れ(フォーカスエラー)を生じ
る。特に光磁気ディスクにおいては、読み出しと書き込
みの切り替えを頻繁に行うため、モードホップが起こり
やすい。これに対して、回折型一体化レンズを用いて色
収差を補正する試みが、例えば、米国特許534947
1号の「ハイブリッド・リフラクティブ・ディフラクテ
ィブ・アクロマティック・レンズ・フォー・オプティカ
ル・データ・ストレージ・システム」("HYBRID REFRAC
TIVE/DIFFRACTIVE ACHROMATIC LENS FOROPTICAL DATA S
TORAGE SYSTEM" G.Micael Morris et al. U.S.Patent N
umber 5,349,471)や、第41回春期応用物理学会予稿
集29a−L−11(1994)にある「光磁気ディス
ク用回折色収差補正対物レンズ」(丸山晃一、岩城真、
若宮俊一郎、小川良太)、あるいは、第56回秋期応用
物理学会予稿集29a−ZA−11(1995)にある
「回折型レンズ一体型ガラス成型色消し対物レンズ」
(山形道広、田中康弘、白藤芳則、清水義之、春原正
明)において報告され提案されている。これらの提案
は、色収差の補正を目的としており、回折型レンズを片
面に有する単玉レンズに関し、開口数が0.55程度の
レンズに関するものである。
は 1988年の「ハイブリッド・リフラクティブ・デ
ィフラクティブ・レンゼス・アンド・アクロマー
ツ」("Hybrid diffractive-refractive lenses and ac
hromats" Thomas Stone and Nicholas George, Appl.Op
t. 27, 2960 (1988) )等において、従来より提案され
ている。しかしながら、これらの回折型レンズの加工、
作製は困難であり、最近までは、実用に供することが可
能なレンズを作製することができなかった。ところが、
最近では、位相型回折型レンズは、通常の非球面レンズ
と同様に、金型上にダイヤモンドターニングで作製でき
ることとなり、プラスチックモールドもしくはガラスモ
ールドの非球面レンズと一体化して作製することができ
るようになった。これによって、従来の非球面レンズと
略々同等のコストで、位相型回折型レンズが一体化され
たレンズを作製することが可能になった。
わせることで、小型軽量であることを維持しつつ色収差
を補正する原理は、以下の通りである。まず、一般に、
色消条件は、次のように導かれる。焦点距離f1,f2の
2枚の薄肉レンズを間隔dで配置すれば、合成レンズの
焦点距離fは、
d=0とすれば、
曲率半径をr1、r2、硝材の屈折率をnとすれば、
得る。
義される。一般によく用いられるのは、可視光に対する
d線を中心とするものである。以下では、添字D、F、
Cを有するnは、それぞれd線(589.6nm)、f
線(486.1nm)、c線(656.3nm)のスペ
クトル線に対する屈折率である。これらの値は、光源の
波長範囲に対して適宜置き換えればよい。
8〕とより、
ズの色消し条件である。
のように求められる。理想的な回折型レンズの位相伝達
関数t(x,y)は、設計波長λ0、設計焦点距離f0に
対して、
(光速)/ν(振動数))の単色光平面波exp〔+i
2πνt〕が入射したとき、透過波面は、
り、
は、
回折型レンズの実効屈折率nz effを定めることができ
る。 すなわち、
である。上記〔数式13〕及び上記〔数式15〕より、
6〕とより、回折型レンズのアッベ数VHOEは、
レンズのアッベ数を上記〔数式9〕へ代入すれば、色消
しに必要な回折型レンズと屈折型レンズとの焦点距離の
比が求められる。ガラスのアッベ数は常に正であり、2
5乃至70程度の間に分布している。したがって、通常
の色消しレンズ(凸レンズ)においては、クラウンガラ
スの凸レンズとフリントガラスの凹レンズを用いて色収
差補正を行う(f1>0,f2<0)。しかし、回折型レ
ンズ及び屈折型レンズを用いた色収差補正においては、
VHOE<0なので、屈折型凸レンズと回折型凸レンズと
を組み合わせて、色収差補正ができる。このため、それ
ぞれのレンズのパワーが弱くても済む、すなわち、曲率
を緩くしたまま色収差補正ができ、金型作製の加工が容
易になるという利点がある。また、可視光に対して−
3.452という回折型レンズのアッベ数は、絶対値と
してみても、通常のガラスとはオーダーが違うほどの違
いがある。すなわち、回折型レンズの分散は、屈折型レ
ンズに比べて、はるかに大きいものであることが分か
る。
開口数のレンズも、色消しレンズも、複数のレンズを組
み合わせれば実現できる。しかし、これを1枚のレンズ
として、同時に実現することはこれまでできなかった。
また、最近では、これらの課題に対して、非球面レンズ
(後玉)と半球状のレンズ(前玉)との2枚のレンズを
用い、該半球状のレンズを光ディスクに略々密着させ
て、顕微鏡において使用される液浸レンズと同様の原理
で、該半球状のレンズの屈折率分(約1.5倍)だけ開
口数(NA)が上がるようにした固体液浸型レンズが提
案されている。しかし、この固体液浸型レンズでも、光
源として半導体レーザを用いた場合にモードホップによ
り生じる色収差が問題となる。また、この固体液浸型レ
ンズでは、後玉のパワーを上げた方が、公差的にも、設
計上有利である。
クト・ディスク(CD)」の如き光ディスクのディスク
基板の厚さは、前述したように、1.2mmである。し
かし、今後は、さらに薄いディスク基板を有する高密度
フォーマットの光ディスクが用いられるようになる可能
性が高い。これは、ディスク基板が薄いほど、ディスク
スキューによって生じるコマ収差などのノイズ要因を小
さくすることができるからである。記録される情報信号
の高密度化のため、より短波長の光源とより高い開口数
の対物レンズとが使われるようになれば、このようなデ
ィスク基板の厚さの影響はますます著しくなる。ここ
で、光ディスクより情報信号を読み取る光学ピックアッ
プ装置においては、従来のフォーマットの光ディスクと
将来のフォーマットの光ディスクとの互換性を確保する
ことが、重要な課題となる。ディスク基板の厚みが違え
ば、その厚みによって生じる球面収差が変わってくるの
で、このままでは、互換性が確保できない。
予講集(No 3.p956-957、SPIE VOL.2338 Optical Data
Storage(1994) p282-288)において、対物レンズの中心
部にホログラムを形成し、0次光と1次光で、それぞれ
別のフォーマットのディスクを読むという報告がされて
いる(ISOM'95 Post-deadline Paper Technical Digest
P-38-39)。また、本件出願人は、±1次光を用いて上
記提案と同様の効果を実現する「二重焦点レンズを用い
た光ディスク装置」を提案している。
化することは、情報記録量を飛躍的に増大させる有力な
手段である。しかし、各信号記録層に対応するディスク
基板の厚みの違いによって生じる球面収差の量の違いを
どう補正するか、という課題がある。これらに対して、
いくつかの提案がなされているが、これらの提案は、複
数の光学ピックアップ装置を必要としたり可動部が必要
となることにより、装置構成の複雑化が招来されるもの
であったり、または、必要な開口数が確保できないとい
った課題を残しているものであった。
ものであって、開口数が0.7以上で、かつ、色収差が
補正された対物レンズを、回折型レンズ一体型の両非球
面単玉レンズとして実現するという課題を解決しようと
するものである。
め、本発明に係る対物レンズは、第1面及び第2面の両
面が非球面である単玉レンズであって、該両面上にそれ
ぞれ位相型回折型レンズを有し、中心波長をλ2として
最短波長λ1乃至最長波長λ3において使用する場合にお
いてこのレンズを形成している硝材の各波長λ1、λ2、
λ3での屈折率をそれぞれn1、n2、n3、この領域での
該硝材のアッベ数VをV=(n2−1)/(n1−
n3)、位相型回折型レンズのアッベ数VHOEをVHOE=
λ2/(λ1−λ3)とすれば、 (1+(VHOE/V))・(n2−1)>0.572 が成立しており、色収差が補正されているとともに、開
口数が0.7以上となされているものである。
て、上記位相型回折型レンズにより、短波長に対して焦
点距離が短くなるように色収差が過剰補正されているこ
ととしたものである。
て、上記位相型回折型レンズが非球面位相項をもち、こ
の位相型回折型レンズの最小ピッチ部分の位置がレンズ
の中心と周縁との間の位置となされていることとしたも
のである。
て、上記位相型回折型レンズを構成する各溝の深さが、
波長に対して10以下の整数倍の光路差が生じる深さと
なされていることとしたものである。
て、上記第1面、または、上記第2面上に形成された位
相型回折型レンズによって生じる複数の回折光のそれぞ
れが、互いに異なる仕様の光学記録媒体に対する記録再
生に用いられることとしたものである。
て、半球状のレンズと組み合わせられて固体液浸型対物
レンズを構成していることとしたものである。
置は、光源と、この光源より発せられる光束を光学記録
媒体の信号記録面上に集光させる対物レンズと、該光学
記録媒体による該光束の反射光束を検出する光検出手段
とを備え、上記対物レンズは、第1面及び第2面の両面
が非球面である単玉レンズであって、該両面上にそれぞ
れ位相型回折型レンズを有し、中心波長をλ2として最
短波長λ1乃至最長波長λ3において使用する場合におい
て、このレンズを形成している硝材の該各波長λ1、
λ2、λ3での屈折率をそれぞれn1、n2、n3、この領
域での該硝材のアッベ数VをV=(n2−1)/(n1−
n3)、上記位相型回折型レンズのアッベ数VHOEをV
HOE=λ2/(λ1−λ3)とすれば、 (1+(VHOE/V))・(n2−1)>0.572 が成立しており、色収差が補正されているとともに、開
口数が0.7以上となされていることとしたものであ
る。
置において、上記対物レンズの光軸と光学記録媒体の信
号記録面が垂直でないことにより生ずるコマ収差を補正
するスキューサーボ機構を有していることとしたもので
ある。
装置であって、上記光学記録媒体として、この光学記録
媒体を構成する透明材料よりなる基板の厚さが0.6m
m以下であるものを用い、この基板を透して信号記録面
に対して光束を集光させることとしたものである。
び光学ピックアップ装置の具体的な実施の形態につい
て、次の順序により説明する。
重ねた結果、図3に示すように、高屈折率高分散の硝材
からなる両面非球面の単玉レンズ1の両面2,3に位相
型回折型レンズ4,5を加えることにより、0.7以上
の高開口数をもつ対物レンズを実現できるとの知見を有
するに至った。また、回折型レンズを構成する溝のピッ
チ(加工ピッチ)を広げるために両面の回折型レンズに
パワーを均等に配置すること、回折型レンズの非球面項
を活用して該溝の最小ピッチを広げることが可能である
という知見を有するに至った。さらに、このような対物
レンズを用いれば、必要であれば0.6mm以下の厚さ
のディスク基板を有する光ディスクに対して情報信号の
読み出し書き込みを行う光学ピックアップ装置を構成す
ることが可能であり、また、スキューサーボ機構を併用
すればさらに高密度の情報記録を行う光ディスクに対し
て情報信号の読み出し書き込みを行う光学ピックアップ
装置を構成することができる。さらに、この対物レンズ
と半球状のレンズとを組み合わせれば、高開口数の固体
液浸型レンズを実現することができる。
レンズをなす硝材を変えなくとも、この屈折型レンズの
表面に回折型レンズを形成することにより、レンズのパ
ワーを上げることができ、開口数(NA)を上げること
ができる。
面上にさらに非球面係数を含む回折型レンズを一体成型
することには、大きなメリットがある。一見、非球面上
に非球面を乗せても、非球面であることに変わりはない
ようにも思われるが、これには大きな効果がある。すな
わち、図21に示すように、通常の屈折型レンズにおい
ては、面の曲率(=1/R)を変えれば、同じ光線に対
しても、入射角θとサグz(レンズの頂点から入射位置
までの光軸に平行に測った深さ)が変化する。しかし、
この面上に回折型レンズ4を形成すれば、回折型レンズ
4は厚みが0なので、その位置における格子周期を変え
れば、この面からの出射角θ′だけが変化する。つま
り、屈折型レンズとしてのベース曲率と回折型レンズと
しての格子周期によって、出射角θ′とサグzとを独立
に自由に変えることができる。したがって、設計の自由
度が拡大する。
には、正弦条件を満たさなければならない。アフォーカ
ル系の場合の正弦条件は、図20に示すように、次式で
与えられる。
る。
22に示すように、第2面に回折型レンズ5を配置する
ことが必要である。すなわち、焦点距離fのレンズに入
射高hで入射する光の光路を考えたとき、この光が正弦
条件を満たすとすれば、出射角Uは、正弦条件より、U
=sin-1(h/f)で与えられる。したがって、レンズ
の出射点はCでなければならない。したがって、入射位
置Aが決まれば、正弦条件を満たす光路ACF(Fは、
焦点)は一意に決まってしまう。しかし、屈折型かレン
ズでは、全ての光線がこの条件を満たす光路を通ること
ができるわけではなく、このずれがコマ収差となる。し
かし、このレンズ1の第2面に回折型レンズ5があれ
ば、前述したように、光線の方向だけを自由に変えられ
るので、正弦条件を完全に満たすことができる。
対物レンズにおいては、回折型レンズによって得られた
設計の自由度により、球面収差及びコマ収差を高次まで
に亘って補正することができる。一般に、偏心によって
生じるコマ収差などは、より低次の球面収差やコマ収差
の関数である。これらの低次収差が抑えられれば、当然
に、偏心によって発生するコマ収差も少なくなる。もし
くは、その発生量のバランスを最適化することで、互い
に打ち消し合うような設計が可能になる。したがって、
屈折型回折型一体型レンズにおいては、偏心に対するト
レランスを広げることができる。
ある。屈折型レンズと回折型レンズとを一体化(ハイブ
リッド化)しても、回折型レンズのパワーと屈折型レン
ズのパワーの比が色消し条件を略々満たすものとなって
いなければ、大きな色収差が生じてしまう。上記各レン
ズのパワーの比は、先に述べたように、屈折型レンズを
なす硝材の分散で決まる。この硝材の分散が大きければ
大きいほど、回折型レンズのパワーの屈折型レンズのパ
ワーに対する比を上げなければいけない。つまり、回折
型レンズに強いパワーを与えることができる。上記各レ
ンズのパワーの比を色消し条件を略々満たすものとすれ
ば、屈折型の凸レンズに対して回折型の凸レンズを組み
合わせることにより、色収差は補正できる。したがっ
て、上記硝材が高分散の材料であるほど、色収差を補正
しつつ、回折型レンズによってパワーを上げることがで
きることになる。ただし、色消し条件を多少オーバーし
ても、色収差が実用上問題ない範囲であれば、回折型レ
ンズのパワーを上げて過剰補正し、さらに開口数(N
A)を上げても構わない。この場合においては、焦点距
離は、短波長であるほど短くなることになる。
ある。レンズの開口数(NA)は、薄肉近似において、
以下のように与えられる。
R1、R2は、以下のものを示している。
ど、曲率を変えなくとも、開口数(NA)を上げること
ができる。この点からも、屈折型レンズに回折型レンズ
を一体的に形成する場合においては、高屈折率高分散の
硝材を用いることが望ましい。また、回折型レンズの回
折効率は、入射角が大きくなると低下する。そのため、
ベースとなる曲面の曲率はできるだけ小さい方が効率が
良くなる。この観点からも、上記〔数式18〕中の曲率
半径R1,R2はできるだけ大きいことが望ましい。
口数(NA)を上げられるか、ということが問題にな
る。ここで、レンズの両面の曲率半径R1,R2とレンズ
径aが同じ2つのレンズL1(屈折率n1、アッベ数
V1),L2(屈折率n2、アッベ数V2)を考える。する
と、これら2つのレンズの開口数NA1,NA2は、
型レンズを加えて、色収差補正を行う。このとき、この
回折型レンズの焦点距離fHOEは、
型レンズとの一体型レンズの全体のパワーは、
achromatは、
のレンズL1のNA1との比Qは、
折型回折型一体型のレンズを、開口数(NA)が0.6
以下の従来のレンズの加工に用いられたのと同様の金型
加工技術で作製するには、Q≧1.17(=0.7/
0.6)(比Qが1.17以上)となる屈折率とアッベ
数を持つ硝材を用いればよい。
しては、図1に示すように、例えば、いわゆるビデオデ
ィスク用の対物レンズや、「デジタル・ビデオ・ディス
ク(DVD)」用の対物レンズを考えれば十分である。
これらのレンズは、以下の〔表1〕に示すように、それ
ぞれ市販されているレンズや試作されているレンズのう
ちでは最も開口数(NA)が高く、しかも、どちらも実
際に製造の実績があるものである。したがって、これら
のレンズが有する曲率は、現在の加工技術で十分作成可
能な曲率の目安と考えることができる。
の曲率を有する屈折型レンズに回折型レンズを一体的に
形成して開口数(NA)を上げた場合においては、
上で色消しがなされた屈折型回折型一体型のレンズが作
成可能な硝材であることがわかる。また、「デジタル・
ビデオ・ディスク(DVD)」用の対物レンズと同様の
曲率を有する屈折型レンズに回折型レンズを一体的に形
成して開口数(NA)を上げた場合においては、
上で色消しがなされた屈折型回折型一体型のレンズが作
成可能な硝材であることがわかる。ただし、ここで、回
折型レンズのアッベ数は、波長の関数である。前述した
ように、一般によく用いられるのは、可視光に対するd
線を中心とする589.6nm、486.1nm、65
6.3nmのスペクトル線に対する屈折率を用いたVd
である。半導体レーザー(LD)を光源として使用され
るレンズにおいては、アッベ数は、この半導体レーザの
発する光束の波長範囲に対して適宜置き換えればよい。
同様のことは、他の屈折率やアッベ数についてもいえ
る。しかし、硝材選択の目安としては、簡便な目安のほ
うが便利である。また、現在、半導体レーザーの発光波
長の短波長化が、赤から緑や青にかけて、可視域におい
て進められている。これらを考慮すると、通常用いられ
るアッベ数を用いて考えても十分な目安が得られる。し
たがって、上記ビデオディスク用の対物レンズの場合に
基づき、
る。これを、実際のガラスモールドにおいてよく使われ
る硝材について調べれば、例えば「HOYA」社製の硝
材においては、BSC7,FCD1は、非球面ガラスモ
ールドレンズの硝材としてよく使われる低分散低屈折率
の硝材だが、上記〔数式26〕の条件を満たさない。B
aCD5,BaCD16は、ともに、対物レンズ用の硝
材としてよく使われるが、これらは上記〔数式26〕の
条件を満たすものの、「デジタル・ビデオ・ディスク
(DVD)」用の対物レンズの曲率を基準とすれば、作
成可能な条件を満たさない。したがって、これらの硝材
は、屈折型回折型一体型のレンズの作成は可能ではある
かもしれないが、決して好ましい材料ではないことが分
かる。一方、LaF20,LaF81,NbFD81,
FDS3,FD13,LaC13などの、高屈折率高分
散の硝材は、これらの条件をよく満たす。これらの材料
は、生産性に優れたものが多く、大量生産に最適だが、
色収差が多いことから、光通信用などの用途に限られて
使われてきた。したがって、屈折型回折型一体型の色消
しによって、これらの硝材が光ディスクや光磁気ディス
ク用の対物レンズに使えるようになれば、生産性が上が
り、量産コストの面からも大きな効果が期待できる。な
お、プラスチック光学材料のほとんどはこれらの条件を
満たさない。
について では、このような硝材を用いることによりレンズの開口
数(NA)をどれだけ上げることができるか、というこ
とを考えるうえで問題になるのは、回折型レンズを構成
する溝のピッチである。回折型レンズレンズのパワーを
上げようとすれば、同じレンズ径においては、上記溝の
ピッチはどんどん狭くなり、加工が困難となる。
ての開口数と硝材を決定すれば、前述の色消し条件から
決定される。したがって、同じ開口数のレンズであって
も、硝材が異なれば、回折型レンズのピッチは異なる。
そこで、屈折型の非球面レンズの作製と回折型レンズの
加工とのどちらもが可能となるように、最適な硝材を決
定しなければならない。
議論が有効である。まず、図2に示すように、回折型レ
ンズが屈折型レンズの第1面のみに形成される場合を考
える。回折型レンズの非球面項を無視して、図10乃至
図12及び図14に示すように、濃度型フレネルゾーン
プレート(すなわち、フレネルの輪帯6,7を1つ置き
に塗りつぶして、同位相の光のみが透過し、回折光が一
点に集光するような機能を持った回折型光学素子)と考
えれば、以下のような見積もりが可能である。本発明に
おいて主に考えているのは、図17に示すように、ブレ
ーズド形状の位相型回折型レンズであるが、この位相型
回折型レンズは、上記濃度型フレネルゾーンプレート
を、図13、図15及び図16に示すように、位相型フ
レネルゾーンプレートを経て、拡張したものであって、
該濃度型フレネルゾーンプレートと同様の原理に基づく
ものであり、このように置き換えて考えても一般性を失
わない。なお、上記位相型フレネルゾーンプレートは、
フレネルの輪帯8,9を1つ置きに厚みの異なる領域と
して、透過した光の位相が該フレネルの輪帯8,9ごと
に異なるようにして、回折光が一点に集光するような機
能を持った回折型光学素子である。ここで、特に、図1
0に示すように、中心の円盤に始まる奇数番目の輪帯7
を透明にしたものを正の(濃度型)ゾーンプレートとい
い、図11に示すように、偶数番目の輪帯7を透明にし
たものを負の(濃度型)ゾーンプレートという。これら
正及び負の(濃度型)ゾーンプレートは、それぞれ、無
収差の凸レンズ及び凹レンズとして機能する。この濃度
型フレネルゾーンプレートのn番目の透明輪帯7の外側
の半径sn(n=1,2,3,...)は次式で与えら
れる。
のゾーンプレートについてのものであり、下の式が負の
ゾーンプレートについてのものである。) また、それぞれの輪帯の幅は、
の式が正のゾーンプレートについてのものであり、下の
式が負のゾーンプレートについてのものである。)本発
明で考えているのは、図17に示すように、位相型回折
型凸レンズであり、この位相型回折型凸レンズは、正の
(濃度型)ゾーンプレートにおける透過輪帯7と遮光輪
帯6とを1本ずつを合わせた位相1周期にあたる領域
で、ブレーズド(傾斜状溝)形状の段差により透過光に
位相差を与えるものと考えることができる。したがっ
て、外周側のブレーズのピッチが細かい領域では、位相
型回折型レンズを構成するブレーズのピッチdsは、
折型レンズと回折型レンズとのうち回折型レンズのみの
開口数(NA)は、通常よく使われる硝材について、全
レンズの開口数(NA)の5%乃至15%である。従っ
て、開口数(NA)0.7を達成しようとすれば、この
0.7のうちの0.035乃至0.105が、回折型レ
ンズのみの開口数(NA)ということになる。レンズの
有効径を直径5mmとすれば、焦点距離は、約25mm
乃至70mmということになる。有効径直径5mmにお
ける最外周部は、波長635nmに対して、
の輪帯に略々相当する。このとき最外周部分のブレーズ
のピッチは、最小最大それぞれ、
程度なので、スカラー理論が成立する範囲である。ブレ
ーズのピッチが上記最短のピッチより短くなると、偏光
方向によって回折効率が変化するため、スキューノイズ
が方向依存性を持ったり、光磁気ディスクについて記録
再生を行う場合においてノイズが生じ易くなるなど、問
題が多い。そこで、上記ブレーズのピッチは、最低でも
5μm、実用的には、10μm以上であることが望まし
い。このことから、本発明に係る対物レンズにおいて
は、何らかの手段で、上記ブレーズのピッチを緩和する
(広げる)手段を併用することが望ましい。上記ブレー
ズのピッチを緩和する(広げる)ことにより、偏光に対
する影響を抑圧することができ、光磁気ディスクに対す
る記録再生においても十分にこの対物レンズが応用可能
であることがわかる。また、現在の加工技術の点から見
れば、このピッチは、曲面上に加工する格子のピッチと
してはかなり狭いものである。そこで、このピッチを緩
和することができれば、製造上も大きな利点となる。
は、図3に示すように、屈折型レンズ1の両面2,3に
回折型レンズ4,5を配して、パワーを分散させること
が有効である。理想的には、これら両面の回折型レンズ
4,5の焦点距離を、ともに、図2に示すように第1面
だけに回折型レンズを形成する場合における回折型レン
ズ4の2倍にした場合が、上記ブレーズのピッチを最大
にする解である。このとき、レンズの径を一定とすれ
ば、上記〔数式27〕より、輪帯の本数は、第1面のみ
に回折型レンズを形成した場合に比して、約半分にな
る。このことと上記〔数式29〕とより、上記ブレーズ
の最短ピッチは、第1面のみに回折型レンズを形成した
場合に比して、約2倍になることとなる。しかし、実際
の設計においては、収差補正の観点から、いわゆるベン
ディングが必要になるので、両面の回折型レンズの焦点
距離の比が0.5乃至2.0の範囲であれば、十分に、
両面に回折型レンズのパワーを分割した効果が得られ
る。この場合、この対物レンズは、回折型レンズを両面
に持つことになり、回折型レンズの回折効率が問題とな
るかに見えるが、現在、回折型レンズにおいては、設計
波長では充分に高い(90%以上の)回折効率が得られ
るといわれているので問題はない。また、近年、光源と
なる半導体レーザーの出力が向上しており、さらに、偏
光ビームスプリッターを用いた偏光光学系を採用するな
どの手法により、光出力の効率については十分に補償す
ることができる。
の方向と偏光方向との角度に依存する。また、光ディス
クへの入射角やレンズへの入射角が大きい場合には、偏
光方向によって、反射率が異なる。このため、回折型レ
ンズに直線偏光の光束を入射させた場合、瞳上の強度分
布が不均一になり、スポットが非対称になる虞れがあ
る。このような瞳上の強度分布の不均一さは、光磁気デ
ィスクに対する情報信号の記録再生を行う場合などに
は、記録再生特性に影響を及ぼす。このような影響を避
けるためには、回折型レンズに入射される半導体レーザ
等の光源からの直線偏光光束を予め円偏光にしておけば
よい。直線偏光光束を円偏光にするには、この光束を、
四分の一波長板の如き位相子を透過させればよい。
は、回折型レンズのパワーを一定にして色消し条件を保
ったまま、上記ブレーズの最小ピッチを広げる手法がい
くつか考えられる。すなわち、上記ブレーズのピッチ緩
和の手法としては、第一に、回折型レンズの非球面係数
を活用することが考えられる。図5に示すように、レン
ズの最外周での回折型レンズによる位相差の傾きが緩く
なるように、逆の符号の高次の非球面係数を加えてやれ
ば、この非球面係数は1次の色収差には関係ないので、
図4に示すように、回折型レンズの非球面係数を活用し
ない場合に比して、上記ブレーズのピッチを緩めること
ができる。この場合、回折型レンズが高次の非球面位相
項をもち、上記ブレーズの最小ピッチ位置は、レンズ内
部、すなわち、レンズの最外周とレンズの中心との間に
位置することになる。このような非球面係数は、同じ面
の屈折型レンズの非球面係数でやりくりすればよい。た
だし、この場合には、高次で色収差が発生するので、こ
れを十分許容できる範囲にとどめることが必要である。
うに、位相型回折型レンズの各溝の深さを波長の整数倍
の光路差が生じるような深さにしてやることで、上記ブ
レーズのピッチを広げることができることが知られてい
る(1961年、ジャーナル・オブ・オプティカル・ソ
サエティ・オブ・アメリカ「ザ・フェイズ・フレネル・
レンズ」(K.Miyamoto,"The Phase Fresnel Lens", Jou
rnal of the OpticalSociety of America, vol.51, No.
1, Jan.1961, p.17))。ただし、この場合には、上記
各溝の深さを深くしていくと、ついには、屈折型のフレ
ネルレンズに戻ってしまう。また、上記各溝の深さを深
くすると、波長変動に対しての回折効率の変化の感度が
高くなる。また、作製上における上記各溝の深さの製造
誤差も大きくなる。このような点から、上記各溝の深さ
は、波長の10倍程度以下に抑えることが、実用上望ま
しい(なお、図6は、位相型回折型レンズの各溝の深さ
が波長の1倍の光路差が生じるような深さとなっている
場合を示す。同様に、図7は、位相型回折型レンズの各
溝の深さが波長の2倍の光路差が生じるような深さとな
っている場合を、図8は、位相型回折型レンズの各溝の
深さが波長の3倍の光路差が生じるような深さとなって
いる場合を、図9は、位相型回折型レンズの各溝の深さ
が波長の4倍の光路差が生じるような深さとなっている
場合を、それぞれ示す)。
て 上述のような対物レンズを用いれば、情報信号が高密度
に記録される光ディスクに対して記録再生を行う光学ピ
ックアップ装置を実現できる。ここで、問題になるの
が、光ディスクの傾きにより生じるコマ収差である。光
ディスク再生時のディスクスキューによって発生するコ
マ収差は、短波長化、高NA化によって増加し、大きな
ノイズ要因となる。光ディスクにおける記録情報信号の
高密度化に際して、近年、コマ収差は、光学系の大きな
課題として注目されている。3次、5次のコマ収差は、
ディスクスキューに比例する。ディスクスキューθ(ra
d)が生じたときの3次、5次コマ収差係数(W31、W
51)は、
て、t、N、NAは、以下のものを示している。
2つの解決策が考えられる。1つめの解決策は、アクテ
ィブなスキュー補正である(1994年の「ファスト・
ディスク・スキュー・サーボ・フォー・オプティカル・
ディスク・ピックアップ」("Fast Disk Skew Servo fo
r Optical Disk Pickup" N.Eguchi et al., Techinical
Digest of SOM'94 (1994) P.83)や、1995年、第
42回春期応用物理学会予稿集29a−T−3、4「コ
リメート光学系によるチルト補正」糸長誠、長谷川祐
一、吉田隆行、松崎邦久、羽地泰雄)。このようなスキ
ュー補正は、ディスク基板の厚みが、「デジタル・ビデ
オ・ディスク(DVD)」と同じか、それ以上の厚みで
ある場合は特に有効である。
以下のようなものである。すなわち、図23に示すよう
に、コマ収差を持つ光学系中に、2枚の補償用光学素子
(スキュープレート(凸)12及びスキュープレート
(凹)13)を配置し、それらを互いに逆方向に移動さ
せて正負が逆のコマ収差を発生させて収差補正するもの
である。上記光学系は、半導体レーザ19が発した光束
をコリメータレンズ18により平行光束とし、この平行
光束をビームスプリッタ15により反射させ、四分の一
波長板14及び上記2枚の補償用光学素子13,12を
経て、対物レンズ(ハイブリッドレンズ)1に入射させ
る光学系である。この対物レンズ1は、入射された光束
を光ディスク23の信号記録層上に集光させる。この光
ディスク23は、中心部分をスピンドルモータ22の駆
動軸24によって支持され、該スピンドルモータ22に
よって回転操作される。上記光束は、上記光ディスク2
3の信号記録層により反射され、上記対物レンズ1、上
記各補償用光学素子12,13及び上記四分の一波長板
14を経て、上記ビームスプリッタ15に戻る。ここ
で、上記光ディスク23の信号記録層により反射された
光束は、上記ビームスプリッタ15を透過して、検出系
レンズ16を介して、ディテクタ(光検出器)17によ
り受光される。上記各スキュープレート12,13は、
上記光ディスク23の上記対物レンズ1の光軸に対する
スキューを検出するスキューセンサ20による検出結果
に基づき、サーボ回路21を介して、上記光学系の光軸
に直交する方向に移動操作される。上記スキューセンサ
20は、例えば、上記光ディスク23に対して光束を照
射する発光ダイオードの如き発光素子と該光束の反射光
を検出する光検出器とを有して構成され、図23中矢印
Tで示すように、該光ディスク23のラジアル方向の傾
き量を検出するものである。
たものであり、その方位を問わない。上記2枚のスキュ
ープレート(補償用光学素子)12,13は、それぞ
れ、±αR4(Rは、正規化瞳半径、αは、4次非球面
係数)で与えられる凸と凹の非球面を有する素子、もし
くは、それと同等の波面変換の機能を有する素子であ
る。例えば、この非球面形状は、量子化された階段形状
で近似することができる。また、屈折率分布型レンズと
球面研磨とを組み合わせて作ることもできる。これらス
キュープレート12,13に対する最適の移動操作は、
発生するコマ収差の方位に対して、2枚のスキュープレ
ート12,13を互いに逆方向に、上記光ディスク23
のスキュー角に比例して移動させることで与えられる。
このような補正用光学素子を光学ピックアップ装置の光
路中に配置すれば、上記光ディスク23の回転ぶれや反
りによって生じるコマ収差を高帯域までに亘って追従的
に補正することができる。すなわち、上記サーボ回路2
1は、上記スキューセンサ20により得られる検出結果
に基づき、発生するコマ収差量を算出し、この算出結果
に応じて、図示しない移動駆動機構により、上記各スキ
ュープレート12,13を最適な方向へ最適な距離だけ
移動させる。
することである。すなわち、ディスク基板において生ず
るコマ収差は、ディスク基板を薄くすれば、スキューに
よる発生量は少なくなる。これらの解決策を組み合わせ
ることにより、高い開口数(NA)の対物レンズを用い
た光学ピックアップ装置を構成することができる。
レンズも、色消しレンズも、複数のレンズを組み合わせ
れば実現できる。しかし、これらを1枚のレンズとし
て、同時に実現することは、これまでできなかった。最
近では、この課題に対して、半球状のレンズ(前玉)の
平面部を光ディスクに略々密着させ、この半球状のレン
ズの後方に非球面レンズ(後玉)を配置することによ
り、顕微鏡の液浸レンズと同様の原理によって、該半球
状のレンズの屈折率分だけ(すなわち、約1.5倍に)
開口数(NA)を上げるようにした固体液浸型レンズが
提案されている。しかし、この固体液浸型レンズにおい
ても、光源となる半導体レーザにおけるモードホップ時
の色収差が問題になる。また、後玉の開口数(NA)を
大きくし、前玉の屈折率を下げた方が公差的に有利であ
る。したがって、本発明に係る屈折型回折型一体型の対
物レンズを後玉として用いることにより、高開口数の固
体液浸型レンズを構成することができる。
生について 本発明に係る屈折型回折型一体型の対物レンズの片面に
よって生じる複数の回折光を用いて、異なる仕様の光デ
ィスクに対する記録再生を行うことができる。すなわ
ち、異なる厚みのディスク基板を有する仕様の異なる光
ディスクでは、各ディスク基板の厚みに対する球面収差
の補正がそれぞれ必要である。また、異なる開口数の対
物レンズに適合された仕様の異なる光ディスクでは、そ
の開口数に応じて対物レンズの有効径を制限することが
それぞれ必要である。このような、ディスク基板の差異
に応じた球面収差の補正、及び、対物レンズの開口数を
各仕様の光ディスクに適合させることを、本発明に係る
対物レンズにおいては、回折型レンズの第1面によって
生じる0次光と1次光、あるいは、±1次光などを使い
分けることによって行うことができる。
施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。な
お、以下の説明においては、レンズの形状については、
光学設計用ソフトウエア“CODEV”に沿って定義してい
る。また、非球面形状は、x、h、c、k、A、B、
C、Dをそれぞれ以下のように定義したとき、 x:光軸からの高さがhの非球面上の点の非球面頂点の
接平面からの距離 h:光軸からの高さ c:非球面頂点の曲率(=1/R) k:円錐定数 A:第4次の非球面係数 B:第6次の非球面係数 C:第8次の非球面係数 D:第10次の非球面係数 としたとき、
型と位相型とに分けられるが、本発明において考えてい
るのは、主に位相型、特に効率の点から、図18に示す
ように、ブレーズド形状のものである。これは、一般の
ホログラムと同様に、製造時の2つの点光源を無限遠に
あるとしたときの各面上での非球面的位相のずれの係数
として、基板上の極座標多項式を使用して指定する。こ
こで、多項式の係数は、回折基準波長での光路差(OP
D)をmm単位で与える。すなわち、回折型レンズ面上
で光軸からの高さRの点における回折による光路差が次
式のように定義される。すなわち、
ために、図19に示すように、断続的に変化させる。す
なわち、屈折率nの媒質中の光路と空気中の光路の間に
生じる光路差はt(n−1)で与えられるので、回折型
レンズの各輪帯の段差dは回折基準波長をλnmとする
とき、次式のd,もしくはその整数倍である。
りを光路差として生じる深さを表面形状に与える。
社製)を用いた設計例 通称SKに分類される硝材を用いて、本発明に係る対物
レンズを設計することができる。一例として、BaCD
16(「HOYA」社製)を用いた設計例を以下の〔表
2〕及び〔表3〕に示す。また、レンズの形状を図24
に示し、球面収差(LONGITUDINAL SPHERICAL ABER:6
15nm、635nm、655nm)及び非点収差(AS
TIGMATIC FIELD CURVES)を図25に示し、横収差図を
図26に示す。なお、上記図25及び以下の説明におい
て、球面収差のグラフは、色収差の状態も示している
(各波長(615nm、635nm、655nm)につ
いてのグラフの差異による)。
5nm)である。
製)を使った設計例 通称SKに分類される硝材を用いて、本発明に係るレン
ズを設計することができる。一例として、BaCD5
(「HOYA」社製)を用いた設計例を以下の〔表4〕
及び〔表5〕に示す。また、レンズの形状を図27に示
し、球面収差(LONGITUDINAL SPHERICAL ABER:615
nm、635nm、655nm)及び非点収差(ASTIGM
ATIC FIELD CURVES)を図28に示し、横収差図を図2
9に示す。
5nm)である。
製)を使った設計例 通称LaKに分類される硝材を用いて、本発明に係るレ
ンズを設計することができる。一例として、LaC13
(「HOYA」社製)を用いた設計例を以下の〔表6〕
及び〔表7〕に示す。また、レンズの形状を図30に示
し、球面収差(LONGITUDINAL SPHERICAL ABER:615
nm、635nm、655nm)及び非点収差(ASTIGM
ATIC FIELD CURVES)を図31に示し、横収差図を図3
2に示す。 回折基準波長は、635nmである。
5nm)である。
製)を使った設計例 通称SFに分類される硝材を用いて、本発明に係るレン
ズを設計することができる。一例として、FD13
(「HOYA」社製)を用いた設計例を以下の〔表8〕
及び〔表9〕に示す。また、レンズの形状を図33に示
し、球面収差(LONGITUDINAL SPHERICAL ABER:615
nm、635nm、655nm)及び非点収差(ASTIGM
ATIC FIELD CURVES)を図34に示し、横収差図を図3
5に示す。
5nm)である。
製)を使った設計例 通称SFSに分類される硝材を用いて、本発明に係るレ
ンズを設計することができる。一例としてFDS3
(「HOYA」社製)を用いた設計例を以下の〔表1
0〕及び〔表11〕に示す。また、レンズの形状を図3
6に示し、球面収差(LONGITUDINAL SPHERICAL ABER:
615nm、635nm、655nm)及び非点収差
(ASTIGMATIC FIELD CURVES)を図37に示し、横収差
図を図38に示す。 回折基準波長は、635nmであ
る。設計波長は、635nm(615乃至655nm)
である。開口数は、0.7である。
T」社製)を使った設計例 通称LaFに分類される硝材を用いて、本発明に係るレ
ンズを設計することができる。一例として、LaF20
(「SCHOTT」社製)を用いた設計例を以下の〔表
12〕及び〔表13〕に示す。また、レンズの形状を図
39に示し、球面収差(LONGITUDINAL S
PHERICAL ABER:615nm、635n
m、655nm)及び非点収差(ASTIGMATIC FIELD CUR
VES)を図40に示し、横収差図を図41に示す。
5nm)である。
製)を使った設計例 通称LaFに分類される硝材を用いて、本発明に係るレ
ンズを設計することができる。一例として、LaF81
(「HOYA」社製)を用いた設計例を以下の〔表1
4〕及び〔表15〕に示す。また、レンズの形状を図4
2に示し、球面収差(LONGITUDINAL SPHERICAL ABER:
615nm、635nm、655nm)及び非点収差
(ASTIGMATIC FIELD CURVES)を図43に示し、横収差
図を図44に示す。
5nm)である。
社製)を使った設計例 通称NbSFに分類される硝材を用いて、本発明に係る
レンズを設計することができる。一例として、NbFD
82(「HOYA」社製)を用いた設計例を以下の〔表
16〕及び〔表17〕に示す。また、レンズの形状を図
45に示し、球面収差(LONGITUDINAL SPHERICAL ABE
R:615nm、635nm、655nm)及び非点収
差(ASTIGMATIC FIELD CURVES)を図46に示し、横収
差図を図47に示す。
5nm)である。
計例 ここまで、開口数が0.7程度の対物レンズの設計例を
示してきたが、この開口数を最大で0.9程度とする設
計が、本発明に係る対物レンズにおいて可能である。こ
の設計例を以下の〔表18〕及び〔表19〕に示す。ま
た、レンズの形状を図48に示し、球面収差(LONGITUD
INAL SPHERICAL ABER:615nm、635nm、65
5nm)及び非点収差(ASTIGMATIC FIELD CURVES)を
図49に示し、横収差図を図50に示す。
5nm)である。
ーザー用対物レンズの設計例 近年、短波長半導体レーザーの開発が行われている。本
発明は、これらの短波長光源と組み合わせることによ
り、より一層の高密度記録が達成できる対物レンズを提
供することができる。最近では、GaNを用いた410
nmの半導体レーザーの室温発振が報告されている。こ
の半導体レーザーを光源に使った場合の設計例を以下の
〔表20〕及び〔表21〕に示す。また、レンズの形状
を図51に示し、球面収差(LONGITUDINAL SPHERICAL A
BER:400nm、410nm、420nm)及び非点
収差(ASTIGMATIC FIELD CURVES)を図52に示し、横
収差図を図53に示す。
0nm)である。
レーザー用対物レンズの設計例 ZnSeを用いた発光波長515nmの半導体レーザー
の室温発振が報告されている。この半導体レーザーを光
源に使った場合の設計例を以下の〔表22〕及び〔表2
3〕に示す。また、レンズの形状を図54に示し、球面
収差(LONGITUDINAL SPHERICAL ABER:505nm、5
15nm、525nm)及び非点収差(ASTIGMATIC FIE
LD CURVES)を図55に示し、横収差図を図56に示
す。
高開口数二重焦点レンズの設計例 本発明に係る対物レンズにおいては、回折型レンズのう
ち第1面によって生じる複数の回折光のそれぞれを、異
なる仕様の光ディスクに対する記録再生のために用いる
ことができる。例えば、回折型レンズの第1面によって
生じる0次光と1次光とを、以下に示すようなフォーマ
ットの光ディスクの記録再生に用いることができる。こ
の場合の設計例を以下の〔表24〕、〔表25〕及び
〔表26〕に示す。また、レンズの形状を図57(ポジ
ション1)及び図61(ポジション2)に示し、この対
物レンズの伝達関数(モジュレーション・トランスファ
・ファンクション:MTF)を図58(ポジション1)
及び図62(ポジション2)に示し、球面収差(LONGIT
UDINAL SPHERICAL ABER:625nm、635nm、6
45nm)及び非点収差(ASTIGMATIC FIELD CURVES)
を図59(ポジション1)及び図63(ポジション2)
に示し、横収差図を図60(ポジション1)及び図64
(ポジション2)に示す。
645nm)である。
重焦点レンズ設計例 本発明に係る対物レンズにおいては、回折型レンズのう
ちの第1面によって生じる複数の回折光のそれぞれを、
異なる仕様の光ディスクの記録再生のために用いること
ができる。例えば、回折型レンズの第1面によって生じ
る±1次光を、以下に示すようなフォーマットの光ディ
スクの記録再生のために用いることができる。この場合
の設計例を以下の〔表27〕、〔表28〕及び〔表2
9〕に示す。また、レンズの形状を図65(ポジション
1)及び図68(ポジション2)に示し、球面収差(LO
NGITUDINAL SPHERICAL ABER:625nm、635n
m、645nm)及び非点収差(ASTIGMATIC FIELD CUR
VES)を図66(ポジション1)及び図69(ポジショ
ン2)に示し、横収差図を図67(ポジション1)及び
図70(ポジション2)に示す。
645nm)である。
型一体型レンズを固体液浸型レンズの後玉として使う場
合の設計例 半球状のレンズ(前玉)の平面部を光ディスクに略々密
着させ、この半球状のレンズの後方側に非球面レンズを
配置して、顕微鏡の液浸レンズと同様の原理により、該
半球状のレンズの屈折率分だけ(約1.5倍に)開口数
(NA)を上げる固体液浸型レンズが提案されている。
ここでも、光源となる半導体レーザにおけるモードホッ
プにより生じる色収差は問題である。また、後玉のパワ
ーが高い方が設計上、公差的に有利である。そこで、本
発明に係る屈折型回折型一体型レンズを上記非球面レン
ズ(後玉)として用いることが有効である。この場合の
設計例を以下の〔表30〕及び〔表31〕に示す。ま
た、レンズの形状を図71に示し、球面収差(LONGITUD
INAL SPHERICAL ABER)及び非点収差(ASTIGMATIC FIEL
D CURVES)を図72に示し、横収差図を図73に示す。
は、第1面及び第2面の両面が非球面である単玉レンズ
であって、該両面上にそれぞれ位相型回折型レンズを有
することにより、開口数が0.7以上であって、色収差
が補正された屈折型回折型一体型の対物レンズとなって
いる。
クに対する情報信号の記録再生を行う光学ピックアップ
装置に適用されることにより、高解像力化と色収差補正
によるモードホップノイズの影響低減を図ることがで
き、高密度の情報記録を実現することができる。
図である。
非球面の屈折型レンズの形状を示す縦断面図である。
非球面の屈折型レンズである本発明に係る対物レンズの
形状を示す縦断面図である。
すグラフである。
を示すグラフである。
示す要部拡大縦断面図である。
示す要部拡大縦断面図である。
示す要部拡大縦断面図である。
示す要部拡大縦断面図である。
る。
る。
ある。
ある。
す側面図である。
す側面図である。
拡大縦断面図である。
示す拡大縦断面図である。
面との関係を示すグラフである。
面との関係を示すグラフである。
レンズの側面図である。
部拡大縦断面図である。
断面図である。
本発明に係る光学ピックアップ装置の構成を示す側面図
である。
ける形状を示す側面図である。
ける球面収差及び非点収差を示すグラフである。
ける横収差を示すグラフである。
ける形状を示す側面図である。
ける球面収差及び非点収差を示すグラフである。
ける横収差を示すグラフである。
ける形状を示す側面図である。
ける球面収差及び非点収差を示すグラフである。
ける横収差を示すグラフである。
ける形状を示す側面図である。
ける球面収差及び非点収差を示すグラフである。
ける横収差を示すグラフである。
ける形状を示す側面図である。
ける球面収差及び非点収差を示すグラフである。
ける横収差を示すグラフである。
ける形状を示す側面図である。
ける球面収差及び非点収差を示すグラフである。
ける横収差を示すグラフである。
ける形状を示す側面図である。
ける球面収差及び非点収差を示すグラフである。
ける横収差を示すグラフである。
ける形状を示す側面図である。
ける球面収差及び非点収差を示すグラフである。
ける横収差を示すグラフである。
ける形状を示す側面図である。
ける球面収差及び非点収差を示すグラフである。
ける横収差を示すグラフである。
おける形状を示す側面図である。
おける球面収差及び非点収差を示すグラフである。
おける横収差を示すグラフである。
おける形状を示す側面図である。
おける球面収差及び非点収差を示すグラフである。
おける横収差を示すグラフである。
(ポジション1)における形状を示す側面図である。
(ポジション1)における伝達関数(モジュレーション
・トランスファ・ファンクション:MTF)を示すグラ
フである。
(ポジション1)における球面収差及び非点収差を示す
グラフである。
(ポジション1)における横収差を示すグラフである。
(ポジション2)における形状を示す側面図である。
(ポジション2)における伝達関数(モジュレーション
・トランスファ・ファンクション:MTF)を示すグラ
フである。
(ポジション2)における球面収差及び非点収差を示す
グラフである。
(ポジション2)における横収差を示すグラフである。
(ポジション1)における形状を示す側面図である。
(ポジション1)における球面収差及び非点収差を示す
グラフである。
(ポジション1)における横収差を示すグラフである。
(ポジション2)における形状を示す側面図である。
(ポジション2)における球面収差及び非点収差を示す
グラフである。
(ポジション2)における横収差を示すグラフである。
おける形状を示す側面図である。
おける球面収差及び非点収差を示すグラフである。
おける横収差を示すグラフである。
5 回折型レンズ、12 スキュープレート(凸)、1
3 スキュープレート(凹)、17 ディテクタ、19
半導体レーザ、20 スキューセンサ、21 サーボ
回路、23 光ディスク
Claims (9)
- 【請求項1】 第1面及び第2面の両面が非球面である
単玉レンズであって、該両面上にそれぞれ位相型回折型
レンズを有し、 中心波長をλ2として最短波長λ1乃至最長波長λ3にお
いて使用する場合において、このレンズを形成している
硝材の該各波長λ1、λ2、λ3での屈折率をそれぞれ
n1、n2、n3、この領域での該硝材のアッベ数VをV
=(n2−1)/(n1−n3)、上記位相型回折型レン
ズのアッベ数VHOEをVHOE=λ2/(λ1−λ3)とすれ
ば、 【数1】 が成立しており、色収差が補正されているとともに、開
口数が0.7以上となされている対物レンズ。 - 【請求項2】 位相型回折型レンズにより、短波長に対
して焦点距離が短くなるように色収差が過剰補正されて
いる請求項1記載の対物レンズ。 - 【請求項3】 位相型回折型レンズが非球面位相項をも
ち、この位相型回折型レンズの最小ピッチ部分の位置
が、レンズの中心と周縁との間の位置となされている請
求項1記載の対物レンズ。 - 【請求項4】 位相型回折型レンズを構成する各溝の深
さが、波長に対して10以下の整数倍の光路差が生じる
深さとなされている請求項1記載の対物レンズ。 - 【請求項5】 第1面、または、第2面上に形成された
位相型回折型レンズによって生じる複数の回折光のそれ
ぞれが、互いに異なる仕様の光学記録媒体に対する記録
再生に用いられることとなされた請求項1記載の対物レ
ンズ。 - 【請求項6】 半球状のレンズと組み合わせられて、固
体液浸型対物レンズを構成している請求項1記載の対物
レンズ。 - 【請求項7】 光源と、 上記光源より発せられる光束を光学記録媒体の信号記録
面上に集光させる対物レンズと、 上記光学記録媒体による上記光束の反射光束を検出する
光検出手段とを備え、 上記対物レンズは、第1面及び第2面の両面が非球面で
ある単玉レンズであって、該両面上にそれぞれ位相型回
折型レンズを有し、中心波長をλ2として最短波長λ1乃
至最長波長λ3において使用する場合において、このレ
ンズを形成している硝材の該各波長λ1、λ2、λ3での
屈折率をそれぞれn1、n2、n3、この領域での該硝材
のアッベ数VをV=(n2−1)/(n1−n3)、上記
位相型回折型レンズのアッベ数VHOEをVHOE=λ2/
(λ1−λ3)とすれば、 (1+(VHOE/V))・(n2−1)>0.572 が成立しており、色収差が補正されているとともに、開
口数が0.7以上となされている光学ピックアップ装
置。 - 【請求項8】 対物レンズの光軸と光学記録媒体の信号
記録面が垂直でないことにより生ずるコマ収差を補正す
るスキューサーボ機構を有している請求項7記載の光学
ピックアップ装置。 - 【請求項9】 光学記録媒体として、この光学記録媒体
を構成する透明材料よりなる基板の厚さが0.6mm以
下であるものを用い、この基板を透して信号記録面に対
して光束を集光させることとなされた請求項7記載の光
学ピックアップ装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP8125160A JPH09311271A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 対物レンズ及び光学ピックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP8125160A JPH09311271A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 対物レンズ及び光学ピックアップ装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09311271A true JPH09311271A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14903368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8125160A Pending JPH09311271A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 対物レンズ及び光学ピックアップ装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050719 |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050920 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061031 |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061227 |
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| A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20070202 |
|
| A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20070223 |