JPH09312363A - 光半導体素子用パッケージ - Google Patents

光半導体素子用パッケージ

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JPH09312363A
JPH09312363A JP12796496A JP12796496A JPH09312363A JP H09312363 A JPH09312363 A JP H09312363A JP 12796496 A JP12796496 A JP 12796496A JP 12796496 A JP12796496 A JP 12796496A JP H09312363 A JPH09312363 A JP H09312363A
Authority
JP
Japan
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bottom plate
optical semiconductor
metal bottom
semiconductor element
metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP12796496A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuto Ono
小野和人
Masato Sakata
坂田正人
Hideaki Murata
村田秀明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な光半導体素子用パッケージを提供す
る。 【解決手段】 光半導体素子を搭載する金属底板31
と、金属枠体とを有する光半導体素子用パッケージにお
いて、前記金属底板31は底板本体32と、底板本体3
2の凹み部32bに嵌め込まれる光半導体素子の搭載部
33からなり、搭載部33に限定して銅−タングステン
合金が用いられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光半導体素子用パ
ッケージに関し、特に金属底板を改良した光半導体素子
用パッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】光通信装置などに用いられる光半導体素
子用パッケージの一例を図10に示す。通常、この光半
導体素子用パッケージ1は主要構成部材として、金属枠
体2、セラミック端子3、金属底板4、リード5、シー
ルリング6および光ファイバが取り付けられる窓枠7か
らなっている。金属枠体2は、光半導体素子用パッケー
ジ1の外形を形づくり、内部部品格納およびセラミック
端子3や光ファイバを接合する基材としての役割を有し
ている。この金属枠体2は、通常、Fe−Ni−Co合
金(通称、コバール)で構成されている。
【0003】金属底板4は、光半導体素子用パッケージ
1の底部を形づくり、光半導体素子用パッケージ1の内
部で発生した熱を効率よく外部へ放熱する機能を有して
いる。この機能は、搭載する光半導体素子の特性が温度
依存性をもつため、光半導体素子を一定の温度に保つ必
要があるので、極めて重要である。そのため、例えば、
図11に示すように、レーザ駆動時のレーザチップ61
の発熱を、キャリア62を通して冷却素子63により吸
熱し、冷却素子63の放熱面63aから金属底板4を通
して熱を外部に逃がす構造となっている。この金属底板
4には、次の2つの特性が要求される。1つは上述のよ
うに、レーザチップを効率よく冷却するために高い熱伝
導率が要求される。もう1つは、光半導体素子用パッケ
ージ1はろう付、一般には銀ろう付により組み立てられ
るので、高温(〜800℃)まで他の部品との熱膨張率
の整合性が得られることである。もし、他の部品との熱
膨張率の整合性が得られないと、ろう付で金属底板4に
歪が生じる。そうすると、ボード等にネジ穴8を利用し
てネジで固定する際に、この歪が矯正されて、レーザチ
ップ61の光軸と窓枠7に取り付けられた光ファイバ
(図示せず)との相対位置がずれてしまい、レーザ光の
結合効率の低下につながる。以上2つの特性を満足する
材質として、金属底板4の材質には、一般に銅−タング
ステン合金が採用されることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金属底
板4には上述の二つの特性、高い熱伝導率と熱膨張率の
整合性の他に、形状についても厳しい条件があり、高精
度でかつ様々な加工を施す必要がある。ところが、金属
底板4を構成する銅−タングステン合金は高価な材料で
ある上に、大変な難削材として知られており、その加工
費は非常に高くなる。このように材料費および加工費が
非常に高いため、銅−タングステン合金製の金属底板4
は、光半導体素子用パッケージのコスト低減に対して大
きな障壁になるという問題があった。
【0005】以下、金属底板4の形状の条件について、
図12を用いて説明する。即ち、ネジ締めによる光軸の
ズレを防止するため、従来の技術で説明したようなろう
付による反りだけでなく、ろう付前の部品段階でもボー
ドに接する面4aには10〜30μmの平面度が要求さ
れる。また、ろう付面4bについても、ろう付のために
高い平面度が要求される。更に、光半導体素子用パッケ
ージは一般にネジ締めによりボード等に固定されるの
で、ネジ締めのためのネジ穴4cの加工が必要である。
また、光軸ずれ防止を目的にしてネジ締めする際に、歪
が金属底板4全体に及ぶのを抑制するため、ネジ穴4c
部分の板厚が他の部分より薄くなるように段差4dをつ
けたり、光半導体素子を搭載する部分に凹み部4eなど
を加工する場合もある。
【0006】なお、金属底板4の材質に銅−タングステ
ン合金以外のものを採用することは、従来の技術で説明
したような2つの特性を同時に満足しなければならない
ことから非常に困難である。例えば、図10における金
属枠体2に使用されているコバールを金属底板4に採用
した場合、熱膨張率は金属枠体2と整合性が得られる
が、熱伝導率が低いため放熱性の問題が残る。因みに、
室温近くでの熱伝導率は10%Cu−Wが180,20
%Cu−Wが200に対して、コバールは16.7(単
位W/m・K)であり、コバールの熱伝導率は銅−タン
グステン合金より1桁小さい。また、無酸素銅を金属底
板4に採用した場合、高い熱伝導率(398W/m・
K)のため放熱性は十分確保されるが、金属枠体2との
熱膨張率が合わず、ろう付の際に大きな歪が発生する。
因みに、室温からろう付温度の800℃付近までの平均
熱膨張率は、コバールが約10×10-6/℃に対し、無
酸素銅は約20×10-6/℃であり、無酸素銅の平均熱
膨張率はコバールの2倍になる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決すべくなされたもので、光半導体素子を搭載する金属
底板と、金属枠体とを有する光半導体素子用パッケージ
において、前記金属底板は光半導体素子を搭載する部分
に略限定された部分が銅−タングステン合金からなるこ
とを特徴とするものである。
【0008】上述のように、金属底板の放熱性を必要と
する光半導体素子を搭載する部分に略限定して銅−タン
グステン合金を用いると、金属底板全体を銅−タングス
テン合金材で構成する場合に比較して、金属底板の放熱
性を損なうことなく、高価な銅−タングステン合金材料
の使用量を減少させることができ、材料費を節減するこ
とができる。また、金属底板全体を銅−タングステン合
金材料で形成する場合に比較して、難加工材である銅−
タングステン合金材料に加える加工度が少なくなるた
め、加工費が低減する。
【0009】本発明においては、金属底板の光半導体素
子を搭載する部分以外を金属枠体と同じ材料、例えばコ
バール材で構成することができる。そうすると、コバー
ル材には金属射出成形を適用できるため、ニアネットシ
ェイプ品を作製後、簡単な加工を施すことで、容易に金
属底板を形成することができる。また、金属底板と金属
枠体の熱膨張率を等しくすれば、両者のろう付けによる
接合時に発生する歪みを小さくすることができる。さら
に、金属底板の光半導体素子を搭載する部分以外と金属
枠体が同一材であることを利用して、金属底板のコバー
ル部分と金属枠体を金属射出成形で一体化したニアネッ
トシェイプ品を製作することもできる。この場合、金属
底板の光半導体素子搭載部以外の部分と金属枠体のろう
付け工程を省くことができ、組み立て作業が簡略化す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明にかかる光
半導体素子用パッケージを構成する金属底板の実施形態
の説明図である。この金属底板11は、コバールからな
る底板本体12と、銅−タングステン合金からなる光半
導体素子を搭載する搭載部材13から構成されている。
底板本体12の中央部分には貫通孔12aが設けられて
おり、また、底板本体12の片側には、この貫通孔12
aを含む領域に凹み部12bが設けられている。搭載部
材13は、凹み部12bに嵌め込まれる形状をしてい
る。金属底板11は、底板本体12に搭載部材13を嵌
め込み、ろう付けして形成される。この際、金属底板1
1の光半導体素子用パッケージの外側に相当する面、即
ち底板本体面12cおよび搭載部材面13bが平坦にな
るように、搭載部材13は底板本体12に嵌め込まれ
る。そうして、光半導体素子は貫通孔12a内の搭載部
材面13a上に、例えば冷却素子を介して搭載される。
【0011】本実施形態では、銅−タングステン合金か
らなる搭載部材13は、金属底板11の一部分を占める
に過ぎず、金属底板全体を銅−タングステンで構成する
場合に比較して使用する銅−タングステン合金材料を節
減することができる。また、搭載部材13の形状は単純
な平板であり、難加工材である銅−タングステン合金の
加工費を低下させることができる。
【0012】図2は、本発明にかかる光半導体素子用パ
ッケージを構成する金属底板の他の実施形態の説明図で
ある。この金属底板21は、コバールからなる底板本体
22と、銅−タングステン合金からなる光半導体素子を
搭載する搭載部材23から構成されている。底板本体2
2の中央部分には貫通孔が設けられており、そこに搭載
部材23が嵌め込まれている。搭載部材23の光半導体
素子を搭載する部分には凹み部23aが設けられてい
る。
【0013】本実施形態では、金属底板全体を銅−タン
グステンで構成する場合に比較して、使用する銅−タン
グステンを節減できる。ただし、前記実施形態よりは銅
−タングステン材の使用量は増加する。また、搭載部材
23には凹み部23aを設けるため、加工費がそのだけ
前記実施形態よりも高くなる。
【0014】
【実施例】
(実施例1)図3は、本発明にかかる光半導体素子用パ
ッケージを構成する金属底板の実施例の分解斜視図であ
る。本実施例は従来技術の説明に用いた図12に相当す
るものである。本実施例の金属底板31は、コバールか
らなる底板本体32と、銅−タングステン合金からなる
光半導体素子を搭載する搭載部材33から構成されてい
る。ここで、銅−タングステン合金はタングステンに銅
が10〜30%含まれる合金である。底板本体32は金
属射出成形で形成したもので、金属粉末にバインダーを
加え射出、成形後に適当な熱処理を施し、通常の機械加
工では実現困難な複雑な形状を低コストで作製すること
ができる。
【0015】本実施例の金属底板31は、以下のように
して形成する。即ち、底板本体32には、光半導体素子
を搭載し、内部部品を組み立てる部分に貫通孔32aを
設け、光半導体素子用パッケージの底になる面(図3の
上側)に凹み部32bを設ける。この凹み部32bは、
底板本体32の長手方向にある2辺の壁面32cを有
し、幅方向の壁面は除去されている。また、凹み部32
bと形状があう銅−タングステン合金製の板材を用意
し、Niめっきを施して搭載部材33とする。そうし
て、銀ろうで気密性を確保するように、搭載部材33を
底板本体32の凹み部32bにろう付する。
【0016】ろう付の際は、底になる面をろう付治具な
どの平らな面に押し当て、必要な場合には重りをかけ
る。搭載部材33は、ろう材の厚さを確保するため、凹
み部32bの深さよりも数十μm薄くなるようにする。
加工によるクリアランスのばらつきは、ろう材が溶融す
ることにより埋めることができる。このようにろう付す
ることで、金属底板31の光半導体素子用パッケージの
底になる面側に段差を生じることなく、底板本体32と
搭載部材33を接合させることができる。
【0017】なお、底板本体32の凹み部32bは、図
4に示すように、隅32dは完全な直角とはならず、多
少のRがつく。ここに搭載部材33をはめ込むと、搭載
部材33は沈みきらずに浮く可能性がある。そこで、搭
載部材33のエッジ33aに図中の点線で示したような
C面を設けるか、あるいは、隅32dとエッジ33aが
ぶつからない程度に、底板本体32の凹み部32bを大
きくして、この浮きを回避する。34はろう材である。
【0018】また、図5に示すように、底板本体32の
凹み部32bの隅32dに沿って、少なくとも搭載部材
33を支持できる程度に部分的に段差32eを設け、底
板本体32のRと搭載部材33のエッジのぶつかりを避
ける方法を採用してもよい。更に、ろう付けする際に、
搭載部材33をこの段差32eに接触させて、高さ方向
の位置決めを精度よくすることができる。
【0019】(実施例2)図6は、本発明にかかる光半
導体素子用パッケージを構成する金属底板の他の実施例
の分解斜視図である。本実施例では、金属底板41は底
板本体42と銅−タングステン合金からなる搭載部材4
3からなる。底板本体42には凹み部42bが設けられ
ている。この底板本体42の凹み部42bは、前記実施
例と異なり、底板本体42の4辺の壁面で囲まれた直角
4辺形をなしている。搭載部材43は凹み部42bに嵌
め込まれ、ろう付けされる。
【0020】(実施例3)図7は、本発明にかかる光半
導体素子用パッケージを構成する金属底板のさらなる他
の実施例の分解斜視図である。本実施例では、金属底板
51の底板本体52には、壁面52bで囲まれた直角4
辺形の貫通孔52aが設けられている。また、銅−タン
グステン合金からなる搭載部材53は、貫通孔52aと
同形状の銅−タングステン合金板材からなる。この搭載
部材53を貫通孔52aに嵌め込み、ろう付けする。金
属底板51の光半導体素子を搭載する面は平坦になって
おり、実施例1および2とは異なる。
【0021】(実施例4)図8は、本発明にかかる光半
導体素子用パッケージを構成する金属底板のさらなる他
の実施例の分解斜視図である。本実施例では、金属底板
61は、銅−タングステン合金からなる搭載部材63の
両側に底板本体62をろう付けして構成されている。金
属底板61の光半導体素子を搭載する面は平坦になって
いる。
【0022】なお、上記実施例3、4において、ろう付
の際にろう材が流出するのを防止するためには、図9に
示すように、底板本体52、62と搭載部材53、63
のろう付け部分に互い違いになる段差52b、62a、
53a、63aを設けるとよい。
【0023】また、銅−タングステン合金からなる搭載
部材は、板厚が厚いと強度は強いが、放熱特性は落ち、
逆に薄いほど放熱特性は上がるが、強度は弱くなる。放
熱特性と強度の関係から、一例としては、好ましい板厚
は0.3〜1.0mm、最も好ましい板厚は0.5mm
〜0.8mmの値が得られた。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
半導体素子を搭載する金属底板と、金属枠体とを有する
光半導体素子用パッケージにおいて、前記金属底板は光
半導体素子を搭載する部分に略限定された部分が銅−タ
ングステン合金からなるため、必要な機能を損なうこと
なく、安価な光半導体素子用パッケージを製作すること
ができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる光半導体素子用パッケージを構
成する金属底板の実施形態の分解説明図である。
【図2】本発明にかかる光半導体素子用パッケージを構
成する金属底板の他の実施形態の説明図である。
【図3】本発明にかかる光半導体素子用パッケージを構
成する金属底板の一実施例の分解斜視図である。
【図4】図3に示した実施例おける、底板本体と搭載部
材の接合状態の説明図である。
【図5】図3に示した実施例おける、底板本体と搭載部
材の接合状態の他の説明図である。
【図6】本発明にかかる光半導体素子用パッケージを構
成する金属底板のさらなる他の実施例の分解斜視図であ
る。
【図7】本発明にかかる光半導体素子用パッケージを構
成する金属底板のさらなる他の実施例の分解斜視図であ
る。
【図8】本発明にかかる光半導体素子用パッケージを構
成する金属底板のさらなる他の実施例の斜視図である。
【図9】図7、8に示し実施例における底板本体と搭載
部材のろう付け部分の説明図である。
【図10】従来の光半導体素子用パッケージの斜視図で
ある。
【図11】図10に示した光半導体素子用パッケージの
光半導体素子を搭載した部分の部分説明図である。
【図12】従来の金属底板の斜視図である。
【符号の説明】
11、21、31、41、51、61金属底板 12、22、32、42、52、62底板本体 12a、32a、52a 貫通孔 12b、23a、32b、42b 凹み部 12c 底板本体面 13、23、33、43、53、63搭載部材 13a、b 搭載部材面 32c、52b 壁面 32d 隅 32e 段差 33a エッジ 34 ろう材 52b、53a、62a、63a 段差

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光半導体素子を搭載する金属底板と、金
    属枠体とを有する光半導体素子用パッケージにおいて、
    前記金属底板は光半導体素子を搭載する部分に略限定さ
    れた部分が銅−タングステン合金からなることを特徴と
    する光半導体素子用パッケージ。
  2. 【請求項2】 前記金属底板は、光半導体素子を搭載す
    る部分に貫通孔を有し、光半導体素子を搭載する側の反
    対側に前記貫通孔を含む領域に凹み部を有する底板本体
    と、前記凹み部に嵌め込まれ接合している搭載部材とを
    備え、前記搭載部材に限定して銅−タングステン合金が
    用いられていることを特徴とする請求項1記載の光半導
    体素子用パッケージ。
JP12796496A 1996-05-23 1996-05-23 光半導体素子用パッケージ Pending JPH09312363A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111375855A (zh) * 2018-12-27 2020-07-07 丹阳荣鼎金粉科技有限公司 精密合金与钨铜合金复合结构热沉及其制造方法

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