JPH09312587A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JPH09312587A
JPH09312587A JP8150211A JP15021196A JPH09312587A JP H09312587 A JPH09312587 A JP H09312587A JP 8150211 A JP8150211 A JP 8150211A JP 15021196 A JP15021196 A JP 15021196A JP H09312587 A JPH09312587 A JP H09312587A
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circuit
transmission
signal
reception
antenna
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JP8150211A
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Masami Abe
雅美 阿部
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/40Circuits
    • H04B1/50Circuits using different frequencies for the two directions of communication
    • H04B1/52Hybrid arrangements, i.e. arrangements for transition from single-path two-direction transmission to single-direction transmission on each of two paths or vice versa
    • H04B1/525Hybrid arrangements, i.e. arrangements for transition from single-path two-direction transmission to single-direction transmission on each of two paths or vice versa with means for reducing leakage of transmitter signal into the receiver

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transceivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周波数分割デュプレクス方式を用いた無線通
信装置において、送信回路からアンテナ共用回路を経て
受信回路に漏洩する、漏洩送信信号の影響を排除する。 【解決手段】 それぞれ異なる周波数帯を使用する送信
回路40と受信回路20とがアンテナ共用回路12を介
して共通のアンテナ11に接続される無線通信装置であ
る。送信回路の電力増幅回路45とアンテナ共用回路と
の間に、第1の方向性結合器51を介挿して、送信回路
の出力信号の一部を抽出する。抽出した信号の振幅およ
び位相を減衰器53および移相回路54により調整し
て、送信回路からアンテナ共用回路を経由する漏洩送信
信号STLを相殺するための相殺信号を生成する。この相
殺信号をアンテナ共用回路と受信回路との間に介挿した
第2の方向性結合器52により、受信回路に注入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、送信信号の周波
数帯域と、受信信号の周波数帯域とが異なる方式(周波
数分割デュプレクス方式)を用いた無線通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、アナログセルラーシステムや
CDMA方式ディジタルセルラーシステムのように、周
波数分割デュプレクス方式を採用した無線通信システム
が知られている。
【0003】このような無線通信システムの端末装置に
は、互いに異なる送信周波数帯と受信周波数帯とで、単
一のアンテナを共用するために、図10に示すような特
性を呈するアンテナ共用回路(デュプレクサ)が用いら
れる。
【0004】図示は省略するが、この共用回路は、アン
テナ側、送信側および受信側の3つのポートを備え、送
信帯域BTXの帯域通過フィルタが、アンテナ側と送信側
のポートの間に接続されると共に、アンテナ側と受信側
のポートの間には、受信帯域BRXの帯域通過フィルタが
接続される。
【0005】そして、送信電力の損失を小さくするため
に、アンテナポートから送信ポート間の送信帯域におけ
る挿入損失を小さくすることが望まれる。また、受信感
度を向上するためには、アンテナポートから受信ポート
の間の受信帯域における挿入損失を小さくすることが望
まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
な無線通信システムの端末装置では、アンテナ共用回路
の送信ポートから受信ポートを経由して、送信回路から
出力された大振幅の送信信号が受信回路に漏洩すること
は避けられない。
【0007】この漏洩送信信号の振幅が大きいと、受信
回路が大振幅動作状態となり、受信性能が劣化してしま
う。従って、漏洩送信信号を充分抑制するために、アン
テナ共用回路の送信ポートと受信ポートのアイソレーシ
ョンを大きくする、即ち、受信ポート側の帯域通過フィ
ルタの送信帯域における遮断特性を充分に大きくする必
要がある。
【0008】ところが、遮断特性を充分に大きくするた
めには、受信ポート側の帯域通過フィルタの段数を増や
す必要があり、このことは挿入損失の増加を招き、結果
として、受信感度が低下するという問題があった。
【0009】また、送信信号の変調方式として、変調信
号に応じて包絡線が変化するような、線形変調方式が採
用された端末装置では、例えば、図11に示すように、
同じ周波数帯域を使う他の無線通信システムの端末の送
信信号のような、大振幅の妨害信号SITFRが、端末外部
から、アンテナを介して受信回路に入力された場合、図
11に平行斜線で示すような、漏洩送信信号STLのAM
成分が混変調を起こし、混変調成分SCMが妨害信号SIT
FRの近傍に発生してスプリアスとなる。
【0010】そして、妨害信号SITFRと所望受信信号S
RXとの周波数が近接している場合、所望受信信号SRXの
帯域内にスプリアスが部分的に入り込んで雑音となり、
受信感度を劣化させるという問題があった。
【0011】以上の点にかんがみ、この発明の目的は、
アンテナ共用回路を経由して送信回路から受信回路に漏
洩する、漏洩送信信号の影響を排除することができる、
無線通信装置を提供するところにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明による無線通信装置は、第1の周波数帯の
送信信号を送出する送信回路と、第2の周波数帯の受信
信号を受信処理する受信回路と、送受信アンテナと、前
記送信回路および前記受信回路と、前記送受信アンテナ
との間に設けられるアンテナ共用回路と、前記送信回路
の送信信号の一部を抽出する抽出手段と、前記抽出手段
により抽出した信号の振幅および位相を調整して、前記
送信回路から前記アンテナ共用回路を介して前記受信回
路に漏洩する前記送信信号の漏洩成分を相殺するための
相殺信号を生成する相殺信号生成手段と、前記相殺信号
を前記受信回路に注入する注入手段とを備えることを特
徴とする。
【0013】上記の構成の無線通信装置においては、受
信回路の入力信号に含まれる、アンテナ共用回路を介し
て漏洩する送信信号の漏洩成分は、相殺信号生成手段で
生成された相殺信号が注入手段により、受信信号に加え
られるので、受信信号から除去される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照しながら、この
発明による無線通信装置の実施の形態について説明す
る。
【0015】この発明の第1の実施の形態の構成を図1
に示す。この実施の形態では、送受信用のアンテナ11
が、アンテナ共用回路12のアンテナポート12aに接
続される。このアンテナ共用回路12は、送信側のポー
ト12tおよび受信側のポート12rを備え、アンテナ
ポート12aと送信側のポート12tとの間には前述の
図10に示した送信帯域BTXを通過帯域とする帯域通過
フィルタが、アンテナポート12aと受信側のポート1
2rとの間には、前述の図10に示した受信帯域BRXを
通過帯域とする帯域通過フィルタが、それぞれ接続され
る。
【0016】まず、受信系について説明する。アンテナ
共用回路12の受信ポート12rからのRF信号が、受
信回路20の低雑音増幅回路21を通じて、混合回路2
2に供給される。この混合回路22には、局部発振回路
23からの局部発振信号が供給されており、低雑音増幅
回路21からのRF信号は中間周波信号に変換され、中
間周波増幅回路24を通じて、復調回路25に供給され
て復調される。
【0017】中間周波増幅回路26の出力は、また、受
信電力検知回路26に供給される。この受信電力検知回
路26の出力は、中間周波増幅回路24に負帰還され
て、この中間周波増幅回路24の利得が制御される。
【0018】復調回路25の出力はベースバンド信号処
理回路31に供給されて、所定の信号処理が施され、音
声信号などの受信情報が再生される。再生された受信情
報の一部はマイクロコンピュータ32に取り込まれる。
【0019】次に、送信系について説明する。ベースバ
ンド信号処理回路31においては、音声信号などの送信
情報に所定の信号処理が施される。このベースバンド信
号処理回路31の出力信号は、送信回路40の変調回路
41に供給されて変調される。この変調回路41の出力
は、中間周波増幅回路42を通じて、混合回路43に供
給される。
【0020】この混合回路43には、局部発振回路23
からの局部発振信号が供給されて、中間周波増幅回路4
2からの中間周波信号がRF信号に変換される。このR
F信号は、駆動増幅回路44および電力増幅回路45を
通じて、アンテナ共用回路12の送信ポート12tに供
給される。
【0021】なお、中間周波増幅回路42および駆動増
幅回路44には、送信電力制御回路46からの送信電力
制御信号が供給されて、それぞれの利得が制御される。
この送信電力制御信号は、受信電力検知回路26および
マイクロコンピュータ32からの制御信号に基づいて生
成される。
【0022】次に、送信信号の漏洩成分の除去について
説明する。この実施の形態では、アンテナ共用回路12
の送信ポート12tと送信回路40の電力増幅回路45
との間に第1の方向性結合器51が介挿されると共に、
アンテナ共用回路12の受信ポート12rと受信回路2
0の低雑音増幅回路21との間に第2の方向性結合器5
2が介挿される。そして、両方向性結合器51,52の
間に、減衰器53と移相回路54とが縦続に接続され
て、漏洩相殺信号生成回路50が形成される。第1の方
向性結合器51は、送信信号の一部を抽出する抽出手段
を構成し、第2の方向性結合器52は、漏洩相殺信号生
成回路50からの相殺信号を受信回路20に供給する注
入手段を構成する。
【0023】この場合、漏洩相殺信号生成回路50を経
由して送信回路40から受信回路20に供給される漏洩
相殺信号が、アンテナ共用回路12を経由して送信回路
40から受信回路20に漏洩する漏洩送信信号STLに対
して、受信回路20の低雑音増幅回路21の入力側にお
いて、等振幅・逆位相となるように、両方向性結合器5
1,52における減衰と移相とを含めて、漏洩相殺信号
生成回路50の減衰器53の減衰量と移相回路54の移
相量とが設定される。
【0024】これにより、第1の実施の形態では、受信
回路20の低雑音増幅回路21の入力側において、漏洩
送信信号STLが漏洩相殺信号と相殺される。
【0025】したがって、アンテナ共用回路12の受信
ポート12r側の、前述のような帯域通過フィルタ(図
示は省略)の送信帯域における遮断特性を緩和すること
ができ、結果として、受信帯域の挿入損失を低減するこ
とができて、受信感度が向上し、漏洩送信信号STLの影
響を排除することができる。
【0026】[第2の実施の形態]次に、図2を参照し
ながら、この発明による無線通信装置の第2の実施の形
態について説明する。
【0027】この図2において、前出図1に対応する部
分には同一の符号を付して一部説明を省略する。
【0028】この第2の実施の形態では、アンテナ共用
回路12の送信ポート12tと送信回路40の電力増幅
回路45との間に抽出手段としての第1の方向性結合器
51が介挿されると共に、アンテナ共用回路12の受信
ポート12rと受信回路20の低雑音増幅回路21との
間に注入手段としての第2の方向性結合器52が介挿さ
れるのは、第1の実施の形態と同様であるが、漏洩相殺
信号生成回路の構成が第1の実施の形態とは異なる。
【0029】すなわち、この第2の実施の形態において
は、方向性結合器51,52の間には、減衰器53と移
相回路54とが縦続に接続されると共に、方向性結合器
51と減衰器53の間に、帯域通過フィルタ55が介挿
されて、漏洩相殺信号生成回路50Aが形成される。
【0030】この帯域通過フィルタは、送信信号の成分
のみを抽出して、送信回路40において発生する雑音信
号またはスプリアス信号を除去するために用いられる。
【0031】この場合、漏洩相殺信号生成回路50Aを
経由して送信回路40から受信回路20に供給される漏
洩相殺信号が、アンテナ共用回路12を経由して送信回
路40から受信回路20に漏洩する漏洩送信信号STLに
対して、受信回路20の低雑音増幅回路21の入力側に
おいて、等振幅・逆位相となるように、両方向性結合器
51,52および帯域通過フィルタ55における減衰と
移相とを含めて、漏洩相殺信号生成回路50Aの減衰器
53の減衰量と移相回路54の移相量とが設定される。
【0032】これにより、図2の実施の形態では、受信
回路20の低雑音増幅回路21の入力側において、漏洩
送信信号STLが漏洩相殺信号と相殺されるので、アンテ
ナ共用回路12の受信ポート12r側の、前述のような
帯域通過フィルタ(図示は省略)の送信帯域における遮
断特性を緩和することができ、結果として、受信帯域の
挿入損失を低減することができて、受信感度が向上し、
漏洩送信信号STLの影響を排除することができる。
【0033】また、帯域通過フィルタ55を設けたこと
により、送信回路40において発生する雑音信号または
スプリアス信号が受信回路20へ回り込むことを防止す
ることができる。
【0034】[第3の実施の形態]次に、図3を参照し
ながら、この発明による無線通信装置の第3の実施の形
態について説明する。なお、この図3において、前出図
1および図2に対応する部分には同一の符号を付して一
部説明を省略する。
【0035】この第3の実施の形態も、アンテナ共用回
路12の送信ポート12tと送信回路40の電力増幅回
路45との間に第1の方向性結合器51が介挿されると
共に、アンテナ共用回路12の受信ポート12rと受信
回路20の低雑音増幅回路21との間に第2の方向性結
合器52が介挿されるのは、第1の実施の形態および第
2の実施の形態と同様であるが、漏洩相殺信号生成回路
の構成が第1の実施の形態とは異なる。
【0036】すなわち、この第3の実施の形態において
は、方向性結合器51,52の間には、可変減衰器53
Vと可変移相回路54Vとが縦続に接続されると共に、
方向性結合器51と減衰器53の間に、帯域通過フィル
タ55が介挿されて、漏洩相殺信号生成回路50Bが形
成される。
【0037】可変減衰器53Vと可変移相回路54Vと
は、それぞれその減衰量および移相量が、マイクロコン
ピュータ32により制御されるものである。その制御方
法は、2通りある。
【0038】アンテナ共用回路12を経由して送信回
路40から受信回路20に漏洩する漏洩送信信号STLの
振幅および位相特性は、送信帯域幅において周波数特性
を有する。このため、送信信号周波数に応じて、漏洩送
信信号STLの周波数特性を補正するように、マイクロコ
ンピュータ32により可変減衰器53Vと可変移相回路
54Vの減衰量および移相量を制御する。この制御によ
り、送信帯域BTXにおいて、漏洩相殺特性を向上させる
ことができる。
【0039】マイクロコンピュータ32には、図示し
ないユーザインターフェースが接続されており、このユ
ーザインターフェースには、可変減衰器53Vでの減衰
量および可変移相回路54Vでの移相量を制御するため
の操作部が設けられている。そして、この操作部を通じ
てのユーザによる外部操作に応じて、マイクロコンピュ
ータ32は、可変減衰器53Vでの減衰量および可変移
相回路54Vでの移相量を制御するものである。出荷時
において、この制御を行うことにより、方向性結合器5
1、共用回路12、方向性結合器52の個体ばらつき、
および漏洩相殺信号生成回路50Bの個体ばらつきを補
正し、漏洩相殺特性を改善する。
【0040】なお、帯域通過フィルタ55は、第2の実
施の形態において説明したように、送信回路40におい
て発生する雑音信号またはスプリアス信号を除去するた
めのものである。
【0041】なお、マイクロコンピュータ32を経由せ
ずに、可変減衰器53Vの減衰量と可変移相回路54V
の移相量とを、端末の外部から、直接的、かつ電気的ま
たは機械的に、それぞれ制御するように構成してもよ
い。
【0042】この第3の実施の形態では、可変減衰器5
3Vの減衰量、可変移相回路54Vの移相量を、適宜、
調整することにより、漏洩相殺信号生成回路50Bを経
由して送信回路40から受信回路20に供給される漏洩
相殺信号が、アンテナ共用回路12を経由して送信回路
40から受信回路20に漏洩する漏洩送信信号STLに対
して、受信回路20の低雑音増幅回路21の入力側にお
いて、等振幅・逆位相となるように、制御することが可
能になる。
【0043】したがって、図3の実施の形態では、送信
信号周波数の変化や、アンテナ共用回路12、方向性結
合器51,52などの無線通信装置個々のばらつきに応
じて、漏洩相殺信号の移相量、振幅量を変化させること
が可能となり、受信回路20の低雑音増幅回路21の入
力側において、漏洩送信信号STLが漏洩相殺信号と相殺
されるので、アンテナ共用回路12の受信ポート12r
側の、前述のような帯域通過フィルタ(図示は省略)の
送信帯域における遮断特性を緩和することができ、結果
として、受信帯域の挿入損失を低減することができて、
受信感度が向上し、漏洩送信信号STLの影響を排除する
ことができる。
【0044】また、帯域通過フィルタ55を設けたこと
により、送信回路40において発生する雑音信号または
スプリアス信号が受信回路20へ回り込むことを防止す
ることができる。
【0045】[第4の実施の形態]次に、図4を参照し
ながら、この発明による無線通信装置の第4の実施の形
態について説明する。この図4の実施の形態において、
前出図1に対応する部分には同一の符号を付して一部説
明を省略する。
【0046】図4の実施の形態では、第1の方向性結合
器51が送信回路40の電力増幅回路45と駆動増幅回
路44の間に介挿されると共に、第2の方向性結合器5
2がアンテナ共用回路12の受信ポート12rと受信回
路20の低雑音増幅回路21との間に介挿される。そし
て、両方向性結合器51,52の間に、減衰器53と移
相回路54とが縦続に接続されて、漏洩相殺信号生成回
路50Cが形成される。
【0047】この場合、漏洩相殺信号生成回路50Cを
経由して送信回路40から受信回路20に供給される漏
洩相殺信号が、アンテナ共用回路12を経由して送信回
路40から受信回路20に漏洩する漏洩送信信号STLに
対して、受信回路20の低雑音増幅回路21の入力側に
おいて、等振幅・逆位相となるように、両方向性結合器
51,52における減衰と移相とを含めて、漏洩相殺信
号生成回路50Cの減衰器53の減衰量と移相回路54
の移相量とが設定されるのは第1の実施の形態と同様で
ある。また、その他の構成は、第1の実施の形態と同様
に構成される。
【0048】これにより、第4の実施の形態では、上述
の実施の形態と同様に、受信回路20の低雑音増幅回路
21の入力側において、漏洩送信信号STLが漏洩相殺信
号と相殺されるので、アンテナ共用回路12の受信ポー
ト12r側の、前述のような帯域通過フィルタ(図示は
省略)の送信帯域における遮断特性を緩和することがで
き、結果として、受信帯域の挿入損失を低減することが
できて、受信感度が向上し、漏洩送信信号STLの影響を
排除することができる。
【0049】また、この第4の実施の形態においては、
特に、送信回路40の電力増幅回路45と駆動増幅回路
44の間に方向性結合器51を介挿することにより、こ
の方向性結合器51の挿入損失による送信出力の低下を
回避することができる。すなわち、送信回路40の電力
増幅回路45の出力側に方向性結合器51を設けた場合
には、この方向性結合器51での損失により、送信信号
出力が低下するが、この第4の実施の形態においては、
電力増幅回路45の前段において、方向性結合器51に
より送信信号成分を抽出するようにするので、方向性結
合器51における電力増幅回路45の出力である送信信
号出力の低下は生じない。
【0050】[第5の実施の形態]次に、図5を参照し
ながら、この発明による無線通信装置の第5の実施の形
態について説明する。この図5において、前出図1に対
応する部分には同一の符号を付して一部説明を省略す
る。
【0051】この第5の実施の形態では、アンテナ共用
回路12の送信ポート12tと送信回路40の電力増幅
回路45との間に第1の方向性結合器51が介挿される
と共に、第2の方向性結合器52が受信回路20の低雑
音増幅回路21と混合回路22との間に介挿される。な
お、低雑音増幅回路21としては、線形動作振幅範囲の
大きな増幅回路が用いられる。
【0052】そして、両方向性結合器51,52の間
に、減衰器53と移相回路54とが縦続に接続されて、
漏洩相殺信号生成回路50Dが形成される。
【0053】この第5の実施の形態においても、漏洩相
殺信号生成回路50Dを経由して送信回路40から受信
回路20に供給される漏洩相殺信号が、アンテナ共用回
路12を経由して送信回路40から受信回路20に漏洩
する漏洩送信信号STLに対して、受信回路20の低雑音
増幅回路21の出力側において、等振幅・逆位相となる
ように、両方向性結合器51,52における減衰と移相
とを含めて、漏洩相殺信号生成回路50Dの減衰器53
の減衰量と移相回路54の移相量とが設定される。その
他は、第1の実施の形態と同様に構成される。
【0054】以上のように構成されるので、この第5の
実施の形態においても、受信回路20の低雑音増幅回路
21の出力側において、漏洩送信信号STLが漏洩相殺信
号と相殺されるので、アンテナ共用回路12の受信ポー
ト12r側の、前述のような帯域通過フィルタ(図示は
省略)の送信帯域における遮断特性を緩和することがで
き、結果として、受信帯域の挿入損失を低減することが
できて、受信感度が向上し、漏洩送信信号STLの影響を
排除することができる。
【0055】また、この第5の実施の形態においては、
特に、方向性結合器52を受信回路20の低雑音増幅回
路21の出力側に介挿したことにより、この方向性結合
器52の挿入損失による雑音指数の低下を回避すること
ができる。すなわち、漏洩送信信号STLとしての送信信
号成分を、受信回路20の入力段に注入すると、方向性
結合器52での損失は、そのまま雑音指数の増加とな
り、受信感度を劣化させるが、この第5の実施の形態に
よれば、方向性結合器52が受信回路20の低雑音増幅
回路21の出力側に介挿されるので、方向性結合器52
の雑音指数の影響が小さくなり、前記の欠点が改善され
る。
【0056】[第6の実施の形態]次に、図6を参照し
ながら、この発明による無線通信装置の第6の実施の形
態について説明する。この図6において、前出図1に対
応する部分には同一の符号を付して一部説明を省略す
る。
【0057】この第6の実施の形態では、アンテナ共用
回路12の送信ポート12tと送信回路40の電力増幅
回路45との間に第1の方向性結合器51が介挿される
と共に、アンテナ共用回路12の受信ポート12rと受
信回路20の低雑音増幅回路21との間に第2の方向性
結合器52が介挿される。
【0058】そして、両方向性結合器51,52の間
に、第1の実施の形態の減衰器53に代えて、増幅回路
56が介挿され、この増幅回路56と移相回路54とが
縦続に接続されて、漏洩相殺信号生成回路50Eが形成
される。
【0059】この第6の実施の形態では、漏洩相殺信号
生成回路50Eを経由して送信回路40から受信回路2
0に供給される漏洩相殺信号が、アンテナ共用回路12
を経由して送信回路40から受信回路20に漏洩する漏
洩送信信号STLに対して、受信回路20の低雑音増幅回
路21の入力側において、等振幅・逆位相となるよう
に、両方向性結合器51,52における減衰と移相とを
含めて、漏洩相殺信号生成回路50Eの増幅回路56の
利得と移相回路54の移相量とが設定される。
【0060】これにより、第6の実施の形態では、受信
回路20の低雑音増幅回路21の入力側において、漏洩
送信信号STLが漏洩相殺信号と相殺される。
【0061】この第6の実施の形態の場合、増幅回路5
6で、所定の利得を確保することにより、前出図1の第
1の実施の形態の減衰器53を使用する場合に比べて、
アンテナ共用回路12の受信ポート12r側の、前述の
ような帯域通過フィルタ(図示は省略)の送信帯域にお
ける遮断特性を更に緩和することができ、結果として、
受信帯域の挿入損失を更に低減することができて、受信
感度が向上し、漏洩送信信号STLの影響を排除すること
できる。
【0062】なお、図7に示すように、増幅回路56の
代わりに可変利得増幅回路56Aを設け、図示しないユ
ーザインターフェースを通じてユーザが利得調整操作を
行うことにより、図7に示すように、マイクロコンピュ
ータ32がこの可変利得増幅回路56Aの利得を制御す
るように構成することもできる。その場合には、漏洩相
殺信号の振幅を、この可変利得増幅回路56Aの利得を
調整することで、より適切な漏洩相殺信号を生成するこ
とが容易になる。
【0063】[第7の実施の形態]次に、図8を参照し
ながら、この発明による無線通信装置の第7の実施の形
態について説明する。この図8において、前出図2に対
応する部分には同一の符号を付して一部説明を省略す
る。
【0064】この第7の実施の形態では、アンテナ共用
回路12の送信ポート12tと送信回路40の電力増幅
回路45との間に第1の方向性結合器51が介挿される
と共に、アンテナ共用回路12の受信ポート12rと受
信回路20の低雑音増幅回路21との間に第2の方向性
結合器52が介挿されると共に、両方向性結合器51,
52の間に、前出図2の実施の形態の減衰器53に代え
て、増幅回路56が介挿され、この増幅回路56と移相
回路54とが縦続に接続されると共に、方向性結合器5
1と増幅回路56の間に、帯域除去フィルタ55が介挿
されて、漏洩相殺信号生成回路50Fが形成される。
【0065】この第7の実施の形態においても、漏洩相
殺信号生成回路50Fを経由して送信回路40から受信
回路20に供給される漏洩相殺信号が、アンテナ共用回
路12を経由して送信回路40から受信回路20に漏洩
する漏洩送信信号STLに対して、受信回路20の低雑音
増幅回路21の入力側において、等振幅・逆位相となる
ように、両方向性結合器51,52および帯域除去フィ
ルタ55における減衰と移相とを含めて、漏洩相殺信号
生成回路50Fの増幅回路56の利得と移相回路54の
移相量とが設定される。
【0066】以上の構成により、この第7の実施の形態
では、受信回路20の低雑音増幅回路21の入力側にお
いて、漏洩送信信号STLが漏洩相殺信号と相殺されると
共に、増幅回路56の所定の利得を確保することによ
り、前出図2の実施の形態の減衰器53を使用する場合
に比べて、アンテナ共用回路12の受信ポート12r側
の、前述のような帯域通過フィルタ(図示は省略)の送
信帯域における遮断特性を更に緩和することができ、結
果として、受信帯域の挿入損失を更に低減することがで
きて、受信感度が向上し、漏洩送信信号STLの影響を排
除することができる。
【0067】また、帯域除去フィルタ55を設けたこと
により、送信回路40において発生する雑音信号または
スプリアス信号が受信回路20へ回り込むことを防止す
ることができる。
【0068】なお、図9に示すように、増幅回路56の
代わりに可変利得増幅回路56Bを設け、図9に示すよ
うに、マイクロコンピュータ32がこの可変利得増幅回
路56Bの利得を制御するように構成することもでき
る。
【0069】この場合も、前述した図3の例と同様に、
マイクロコンピュータ32により、送信信号周波数に応
じて、漏洩送信信号STLの周波数特性を補正するよう
に、可変利得増幅回路56Bの利得を制御することで、
送信帯域BTXにおいて、相殺特性を向上させることがで
きると共に、図示しないユーザインターフェースを通じ
たユーザの利得調整操作を受けたマイクロコンピュータ
32により、方向性結合器51、共用回路12、方向性
結合器52の個体ばらつき、および漏洩相殺信号生成回
路50Bの個体ばらつきを補正するように可変利得増幅
回路56Bの利得制御をすることにより、相殺特性を改
善するようにすることができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、アンテナ共用回路を経由して送信回路から受信回路
に漏洩する、漏洩送信信号の影響を排除することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による無線通信装置の実施の形態の構
成を示すブロック図である。
【図2】この発明の他の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】この発明の他の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】この発明の他の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】この発明の他の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】この発明の他の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】この発明の他の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】この発明の他の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】この発明の他の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】従来の無線通信装置の要部の特性を示す略線
図である。
【図11】従来例の動作を説明するための周波数スペク
トル図である。
【符号の説明】
11…アンテナ、12…アンテナ共用回路(デュプレク
サ)、12a…アンテナポート、12r…受信ポート、
12t…送信ポート、20…受信回路、21…増幅回
路、25…復調回路、31…ベースバンド信号処理回
路、32…マイクロコンピュータ、40…送信回路、4
1…変調回路、44…駆動増幅回路、45…電力増幅回
路、50,50A,50B,50C,50D,50E,
50F…漏洩相殺信号生成回路、51,52…方向性結
合器、53…減衰器、54…移相回路、55…帯域除去
フィルタ、56…増幅回路、56A,56B…可変利得
増幅回路、STL…漏洩送信信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の周波数帯の送信信号を送出する送信
    回路と、 第2の周波数帯の受信信号を受信処理する受信回路と、 送受信用アンテナと、 前記送信回路および前記受信回路と、前記送受信用アン
    テナとの間に設けられるアンテナ共用回路と、 前記送信回路の送信信号の一部を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出した信号の振幅および位相を調
    整して、前記送信回路から前記アンテナ共用回路を介し
    て前記受信回路に漏洩する前記送信信号の漏洩成分を相
    殺するための相殺信号を生成する相殺信号生成手段と、 前記相殺信号を前記受信回路に注入する注入手段とを備
    えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】前記相殺信号生成手段が減衰器と移相回路
    からなる請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】前記相殺信号生成手段が、減衰器および移
    相回路と、前記送信信号成分以外の成分を除去するため
    のフィルタとからなることを特徴とする請求項1に記載
    の無線通信装置。
  4. 【請求項4】前記相殺信号生成手段が、増幅回路と移相
    回路からなることを特徴とする請求項1に記載の無線通
    信装置。
  5. 【請求項5】前記相殺信号生成手段が、増幅回路および
    移相回路と、前記送信信号成分以外の成分を除去するた
    めのフィルタとからなることを特徴とする請求項1に記
    載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】前記相殺信号生成手段が、可変移相回路
    と、可変減衰器もしくは可変利得増幅回路とからなる請
    求項1に記載の無線通信装置。
  7. 【請求項7】前記抽出手段が前記送信回路の終段増幅回
    路の入力側に設けられることを特徴とする請求項1に記
    載の無線通信装置。
  8. 【請求項8】前記注入手段が前記受信回路の低雑音増幅
    回路の出力側に設けられることを特徴とする請求項1に
    記載の無線通信装置。
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