JPH09312736A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JPH09312736A
JPH09312736A JP8124710A JP12471096A JPH09312736A JP H09312736 A JPH09312736 A JP H09312736A JP 8124710 A JP8124710 A JP 8124710A JP 12471096 A JP12471096 A JP 12471096A JP H09312736 A JPH09312736 A JP H09312736A
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Shiro Yamahashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿搬送ローラとプラテンガラスが最も接近
している位置を自動的に認識する手段を備え、この位置
を基準にキャリッジの停止位置及び、イメージセンサ上
の原稿開始画素を自動的に補正することができ、部品点
数の増加等を招くことなく、装置の使用状態において、
原稿搬送ローラとキャリッジとの位置ずれの補正を自動
的に行うことが可能なデジタル方式の画像読み取り装置
を提供することを課題とする。 【解決手段】 キャリッジを原稿搬送ローラの下面近傍
で走査させ、当該原稿搬送ローラの円周方向に設けられ
た位置認識部を、レンズを介して光学的に縮小して前記
画像読取手段により読み取ることで、前記原稿搬送ロー
ラとプラテンが最も接近している位置を認識する位置認
識手段を備えるように構成して課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真複写機
やファクシミリ等の画像機器に使用されるデジタル方式
の画像読み取り装置に関し、更には、光学系を保持した
キャリッジをプラテン下面に沿って移動させ、前記プラ
テン上に載置された原稿の画像情報をレンズを介して光
学的に縮小し、原稿面より画素サイズが小さなイメージ
センサを用いて読み取る第一の読み取りモードと、プラ
テン下面の特定な画像読み取り位置にキャリッジを停止
させ、前記画像読み取り位置のプラテン上面に回転自在
に配置された原稿搬送ローラを備えた自動原稿送り装置
により搬送された原稿の画像情報をレンズを介して光学
的に縮小し、原稿面より画素サイズが小さな前記イメー
ジセンサを用いて読み取る第二の読み取りモードを選択
可能なデジタル方式の画像読み取り装置に係り、特に第
二の読み取りモードにおけるキャリッジ停止位置及び、
イメージセンサ上の原稿の読み取り開始画素を自動的に
補正することが可能なデジタル方式の画像読み取り装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記電子写真複写機やファクシミ
リ等の画像機器に使用される画像読み取り装置として
は、プラテンガラス上に載置された原稿の画像情報をレ
ンズを介して光学的に縮小し、原稿面の画素サイズより
も小さな画素サイズを有するイメージセンサを用いて読
み取るデジタル方式の画像読み取り装置が普及してい
る。かかる画像読み取り装置の中でも、原稿をプラテン
ガラス上に載置し、前記プラテンガラス下面に沿って光
学系を保持したキャリッジが移動することで画像情報を
前記イメージセンサに導く第一の読み取りモードと、自
動原稿送り装置によって搬送された原稿の画像情報をプ
ラテンガラス下面に停止しているキャリッジにより前記
イメージセンサに導く第二の読み取りモードを選択可能
なデジタル方式の画像読み取り装置が、最近、広く普及
してきている。
【0003】この画像読み取り装置では、第二の読み取
りモードにおいて、図19に示すように、プラテンガラ
ス100下面の所定の位置に光学系を保持したキャリッ
ジ101を停止させ、原稿102を自動原稿送り装置1
03によって搬送しつつ、原稿102の画像の読み取り
を行う。上記自動原稿送り装置103は、原稿載置部1
04上に積層された状態で載置された原稿102を、レ
ジストローラ対105により1枚ずつ分離した状態で搬
送するとともに、原稿搬送路106及びローラ群107
を介してプラテンガラス100上の読み取り位置へと搬
送しつつ、この搬送される原稿102の画像情報をキャ
リッジ101により、図20に示すレンズ108を介し
てイメージセンサ109に導いて読み取る。そして、読
み取り位置を通過した原稿102は、プラテンガラス1
00から分離され、排紙ローラ対110によって原稿排
紙部111に排出される。
【0004】上記画像読み取り装置の場合には、光学系
を保持したキャリッジや自動原稿送り装置等の部品単品
の精度や部品組み付け精度によって、装置間の原稿のレ
ジストレーションにバラツキが生じる。そのため、画像
読み取り装置を組立てた後に、原稿が予め定められたセ
ット位置で正規の画像の読み取り及び画像形成処理が行
われるように、レジストレーションの調整が行われる。
【0005】次に、上記画像読み取り装置の一般的なレ
ジストレーションの調整方法を、図23を参考にしなが
ら説明する。まず、第一の読み取りモードに関しては、
プラテンガラス100上の基準位置に原稿102を合わ
せて載置し、プラテンガラス100の下面に沿って光学
系を保持したキャリッジ101等を走査することによっ
て、原稿102の画像情報をイメージセンサ109に導
き、原稿102の画像の読み取りを開始する(ステップ
S301)。そして、上記イメージセンサ109によっ
て読み取られた画像と原稿102の位置ズレ寸法を測定
し(ステップS302)、ズレ量が所定の範囲内に入っ
ているか否かを判定し(ステップS303)、ズレ量が
所定の範囲内に入っていない場合には、画像読み取り装
置のダイアグモードに切り替え(ステップS304)、
このダイアグモードで読み取り開始位置データを補正値
に書き換えて、ダイアグモードを終了する(ステップS
305、S306)。そして、ズレ量分をイメージセン
サ109の副走査のタイミング調整、及びキャリッジ1
01等の読み取り開始位置の調整によって補正してい
る。
【0006】また、第二の読み取りモードに関しては、
第一の読み取りモードと同じ調整を行った後に、予めキ
ャリッジ101等をプラテンガラス100下面の所定の
画像読み取り位置に停止させた状態で、自動原稿送り装
置103で原稿102を送り、読み取った画像と原稿1
02の位置ズレ寸法を測定し、そのズレ量に応じて原稿
送り装置103の送り方向のタイミング調整、原稿送り
装置103の取付位置の調整等によってレジストレーシ
ョンの調整を行うようになっている。
【0007】このように、従来の画像読み取り装置で
は、第一の読み取りモードにおいて、イメージセンサ1
09によって読み取られた画像と原稿102の位置ズレ
寸法を測定して、ズレ量分をイメージセンサ109の副
走査のタイミング調整、及びキャリッジ101等の読み
取り開始位置の調整を行い、第二の読み取りモードにお
いても、同様にイメージセンサ109によって読み取ら
れた画像と原稿102の位置ズレ寸法を測定して、その
ズレ量に応じて原稿送り装置103の送り方向のタイミ
ング調整や、原稿送り装置103の取付位置の調整等に
よってレジストレーションの調整を行う必要があるた
め、調整作業は非常に面倒であり、手間がかかる作業で
あるという問題点があった。
【0008】また、上記従来の画像読み取り装置では、
図19に示すように、第二の読み取りモードにおいて原
稿102を読み取る際に、原稿102の厚み・紙質、読
み取り時の温度や湿度等により、プラテンガラス100
と自動原稿送り装置103の隙間ΔL内でプラテンガラ
ス100と原稿102の隙間が変化し、原稿102の画
像が図20に示すようにレンズ108を介してイメージ
センサ109へ結像されるときに、原稿102の読み取
り倍率が変化したり、解像力が劣化するという問題点が
あった。また、図21に示すように、画像読み取り時に
隙間ΔL内で若干原稿112が細かく上下することで、
図22に示すような線のゆらぎや、カラー原稿102を
カラーイメージセンサ109で読み取った場合に色ズレ
が発生するという問題点もあった。
【0009】そこで、上記前者の問題点を解決し、原稿
の読み取り位置を自動的に補正可能な原稿位置補正装置
としては、例えば特開平5−328052号に提案され
ているように、特定原稿を読み取らせることで、自動的
にレジストレーションの調整を行うものや、特開平6−
311319号に提案されているように、スタート位置
が印刷された位置検出用プレートをプラテンガラスに貼
り付け、この印刷を基準に読み取りを開始するものが知
られている。
【0010】また、上記後者の問題点を解決し、原稿の
搬送状態を安定させて読み取り画質の向上を可能とした
画像読み取り装置としては、次に示すようなものが既に
使用されてきている。つまり、近年、上記画像読み取り
装置においては、高画質化・高速化・カラー化等のニー
ズが高まってきており、かかるニーズに応えるため、上
記画像読み取り装置では、図24に示すように、第二の
読み取りモードにおける画像読み取り位置付近のプラテ
ンガラス100上面に原稿搬送ローラ120を配置し、
この原稿搬送ローラ120によって原稿102をプラテ
ンガラス100の表面にほとんど接触して安定した状態
で搬送し、読み取り位置におけるプラテンガラス100
と原稿102の間の隙間を少なく抑えるように構成した
自動原稿送り装置103が一般的に採用されてきてい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
の場合には、次のような問題点を有している。すなわ
ち、上記従来の画像読み取り装置の場合には、プラテン
ガラス100上に原稿102を載置した状態で当該原稿
102の画像を読み取る第一の読み取りモードと、原稿
102を自動原稿搬送装置103によって搬送しつつ当
該原稿102の画像を読み取る第二の読み取りモードと
があるため、第一の読み取りモードを行う際には、自動
原稿搬送装置103が装着された原稿台カバー115を
開閉する必要がある。そのため、上記画像読み取り装置
では、原稿台カバー115の開閉を繰り返すと、原稿台
カバー115に装着された自動原稿搬送装置103とプ
ラテンガラス100との間に相対的な位置ずれが発生す
る虞れがある。
【0012】従って、上記特開平5−328052号公
報に提案されているように、特定原稿を読み取らせるこ
とで、自動的にレジストレーションの調整を行う装置の
場合には、1台に1枚の特定原稿が必要な上、ユーザー
側で調整作業を行ってもらう必要があり、高価な特殊原
稿代のコストアップ、及びユーザー側に複雑な調整作業
は敬遠されるという問題点があった。
【0013】また、上記特開平6−311319号公報
に提案されているように、スタート位置が印刷された位
置検出用プレートをプラテンガラスに貼り付け、この印
刷を基準に読み取りを開始するように構成した場合に
は、新たに位置検出用プレートが必要となり、部品点数
が増えるとともに、位置検出用プレートの位置決め作業
が面倒であるという問題点を有している。
【0014】さらに、プラテンガラス100上面に原稿
搬送ローラ120を配置し、この原稿搬送ローラ120
によって原稿102をプラテンガラス100の表面にほ
とんど接触させた状態で搬送するように構成した画像読
み取り装置の場合には、図25に示すように、キャリッ
ジ101等の部品の単品精度や部品組み付け精度によっ
て、原稿搬送ローラ120とキャリッジ101の相対的
な位置がズレているときに、そのままの状態でレジスト
レーションの調整を行うと、自動原稿送り装置103の
送り方向のタイミング調整でレジストレーションを合わ
せてしまうため、原稿搬送ローラ120を採用した目的
に反し、読み取り位置でのプラテンガラス100と自動
原稿送り装置103の間に隙間ΔL’が生じてしまうと
いう問題点があった。このために、レジストレーション
の調整を行う前に、図26に示すように、部品精度の調
整やイメージセンサ109の合わせ込みを行い、原稿搬
送ローラ120とキャリッジ101の相対的な位置合わ
せを行う必要が生じるという問題点があった。
【0015】また、この画像読み取り装置の場合には、
一度原稿搬送ローラ120とキャリッジ101の位置を
合わせた後にレジストレーションを調整しても、装置を
使用する際に、第一の読み取りモード選択時に毎回行わ
れる、自動原稿送り装置103を装着した原稿台カバー
115の開閉により、原稿搬送ローラ120とキャリッ
ジ101との間に位置ずれが徐々に生じてしまうため、
ある程度の時間した使用後に原稿搬送ローラ120とキ
ャリッジ101の相対的な位置の調整が必要となる。し
かし、原稿搬送ローラ120とキャリッジ101の相対
的な位置の調整作業は、ユーザー側では行うことができ
ないため、画像読み取り装置自体の故障ではないにもか
かわらず、サービスエンジニア等を呼ぶ必要が生じると
いう問題点があった。
【0016】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたものであり、その目的とす
るところは、前記原稿搬送ローラとプラテンガラスが最
も接近している位置を自動的に認識する手段を備え、こ
の位置を基準にキャリッジの停止位置及び、イメージセ
ンサ上の原稿開始画素を自動的に補正することができ、
部品点数の増加等を招くことなく、装置の使用状態にお
いて、原稿搬送ローラとキャリッジとの位置ずれの補正
を自動的に行うことが可能なデジタル方式の画像読み取
り装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段および作用】請求項1に記
載の発明は、上記課題を解決するために、光学系を保持
したキャリッジをプラテン下面に沿って移動させ、前記
プラテン上に載置された原稿の画像情報を、レンズを介
して光学的に縮小して画像読取手段により読み取る第一
の読み取りモードと、前記プラテン下面の所定の画像読
取位置にキャリッジを停止させ、当該画像読取位置のプ
ラテン上面に回転自在に配置された原稿搬送ローラを備
えた自動原稿搬送手段により搬送された原稿の画像情報
を、レンズを介して光学的に縮小して前記画像読取手段
により読み取る第二の読み取りモードを選択可能な画像
読み取り装置において、前記キャリッジを原稿搬送ロー
ラの下面近傍で走査させ、当該原稿搬送ローラの円周方
向に設けられた位置認識部を、レンズを介して光学的に
縮小して前記画像読取手段により読み取ることで、前記
原稿搬送ローラとプラテンが最も接近している位置を認
識する位置認識手段を備えるように構成されている。そ
のため、上記位置認識手段によって認識された位置を基
準にして、キャリッジの停止位置及びイメージセンサ上
の原稿開始画素を自動的に補正することにより、特別な
調整作業を行なわなくとも、常に原稿搬送ローラとキャ
リッジ位置関係を一定に保つことができる。
【0018】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
記載の画像読み取り装置において、前記プラテン上面か
ら原稿搬送ローラに設けられた位置認識部が離れると、
当該位置認識部の像がレンズを介して光学的に縮小され
て前記画像読取手段に結像されることを用い、前記原稿
搬送ローラの円周方向に設けられた位置認識部が画像読
取手段上に最も大きく結像されるキャリッジの位置を、
原稿搬送ローラとプラテンが最も接近した位置と認識す
るように構成したものである。そのため、原稿搬送ロー
ラとプラテンが最も接近した位置を認識のために、複雑
な処理を必要とせず、常に原稿搬送ローラとキャリッジ
位置関係を一定に保つことができる。
【0019】さらに、請求項3に記載の発明は、請求項
1又は2記載の画像読み取り装置において、前記原稿搬
送ローラの円周方向に設けられた位置認識部が、原稿搬
送ローラの表面に円周方向に沿って形成された直線状の
マークからなるように構成されているので、認識のため
に新たな部品を追加する必要がない。
【0020】又さらに、請求項4に記載の発明は、請求
項1又は2記載の画像読み取り装置において、前記原稿
搬送ローラの円周方向に設けられた位置認識部が、原稿
搬送ローラの表面に形成された溝あるいは段差からなる
ように構成されている。そのため、位置認識部を形成し
た場合のように、マークの印刷や塗装にコストが掛かっ
てしまうと共に、印刷又は塗装が剥がれたりすると誤認
識の原因になるというこがなく、コスト上昇の抑制及
び、認識の経時的な信頼性の低下を防止することができ
る。
【0021】更に、請求項5に記載の発明は、請求項1
又は2記載の画像読み取り装置において、前記原稿搬送
ローラの円周方向に設けられた位置認識部が、原稿搬送
ローラの側端面からなるように構成されている。そのた
め、原稿搬送ローラの側端面を位置認識部とすること
で、印刷又は塗装によるマークや、溝あるいは段差を形
成する必要が無くなり、原稿搬送ローラのコスト上昇の
抑制が可能となる。
【0022】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
乃至5のいずれかに記載の画像読み取り装置において、
前記原稿搬送ローラの円周方向に設けられた位置認識部
が、最大サイズの原稿の外側であって、かつ、画像読取
手段の読み取り可能範囲内に位置するように構成されて
いる。そのため、薄紙等からなる原稿の読み取り時に、
原稿搬送ローラ上のマークや、溝あるいは段差の影の裏
写りを防止できる。
【0023】さらに、請求項7に記載の発明は、請求項
1乃至6のいずれかに記載の画像読み取り装置におい
て、前記原稿搬送ローラの円周方向に設けられた位置認
識部の読み取り時に、原稿搬送ローラを回転させるよう
に構成されている。そのため、原稿搬送ローラを回転さ
せ、所定時間だけ読み取りつづけたデータから統計的に
処理した値を、位置認識部の位置とすることで、原稿搬
送ローラ上に形成されている位置認識部の形成位置ズレ
の影響を受けなくすることが可能となる。
【0024】又さらに、請求項8に記載の発明は、請求
項1乃至7のいずれかに記載の画像読いずれかに記載の
画像読み取り装置において、前記位置認識部を原稿搬送
ローラの軸方向の異なった位置に複数設け、当該複数の
位置認識部を画像読取手段により読み取ることで、画像
読み取り手段に対するプラテン上での読み取り域と前記
原稿搬送ローラの軸心との平行度のズレ、傾きを認識可
能とするように構成されている。そのため、原稿搬送ロ
ーラに平行度のズレ、傾きがある場合でも、これを認識
することができ、原稿のスキューに対する対策も可能と
なる。
【0025】
【実施の形態】以下に、この発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0026】図1はこの発明の一実施の形態に係るイメ
ージセンサ固定方式の縮小光学型画像読み取り装置を示
すものである。
【0027】図1において、1は画像読み取り装置本体
を示すものであり、この画像読み取り装置本体1の上端
部には、プラテンガラス2が配置されている。このプラ
テンガラス2は、原稿3をその一端縁を基準にして載置
した状態で読み取る第1の領域2aと、原稿3を自動原
稿搬送装置4で搬送しながら読み取る第2の領域2bと
に分かれており、第1の領域2aと第2の領域2bとの
間には、第1の領域2aに載置される原稿3の一端縁を
突き当てるとともに、第2の領域2bを搬送される原稿
3をプラテンガラス2上から分離する傾斜面を有する仕
切部材4が設けられている。また、上記画像読み取り装
置本体1の内部には、第1のキャリッジ5と第2のキャ
リッジ6とが、プラテンガラス2の下面に沿って矢印方
向に移動可能に配置されている。上記第1のキャリッジ
5には、プラテンガラス2上に載置された原稿3面を照
明するランプ7と、原稿3からの反射光を水平方向に反
射する第1のミラー8とからなる第1光学系が搭載され
ている。一方、上記第2のキャリッジ6には、一対のミ
ラー9、10からなる第2光学系が搭載されている。
【0028】この画像読み取り装置において第一の読み
取りモードを選択した時には、自動原稿送り装置4が一
体的に装着された原稿台カバー11を開けることにより
露出状態となったプラテンガラス2上に原稿3を載置
し、プラテンガラス2の下面に位置して矢印方向に一定
速度で移動する第1のキャリッジ5と、その1/2の速
度で矢印方向に移動する第2のキャリッジ6とによっ
て、プラテンガラス2上に載置された原稿3の画像を、
第1の光学系、第2の光学系及びレンズ系12を介して
光学的に縮小した状態で、基板14上に取付けられた原
稿3面より画素サイズが小さなイメージセンサ13上に
走査結像するようになっている。このイメージセンサ1
3上に結像された画像情報は、イメージセンサ13によ
り光電変換され、接続線15を介してプリント基板上の
画像処理/制御回路16に導かれて電気的に処理され
る。なお、自動原稿送り装置と一体に形成されている原
稿台カバー11は、画像読み取り装置本体1に対して、
図示しないヒンジ部材を介して開閉自在に取付けられて
いる。
【0029】一方、第二の読み取りモード選択時には、
プラテンガラス2上に原稿台カバー11を閉じた状態
で、この原稿台カバー11に一体的に装着された自動原
稿送り装置4の原稿載置部17上に載置された原稿3
が、レジストローラ対18により1枚ずつ分離された状
態で送り出される。この原稿3は、直径の比較的大きな
原稿搬送ローラ19及びローラ群20によって一定速度
で搬送される。そして、上記原稿搬送ローラ19等によ
って原稿3を搬送する間に、当該原稿搬送ローラ19及
びプラテンガラス2の下面に静止状態にある第1のキャ
リッジ5上のミラー8で原稿3の画像情報を反射させ、
レンズ系12を介して光学的に縮小し、原稿面より画素
サイズが小さなイメージセンサ13上に結像させる。こ
のイメージセンサ13上に結像された画像情報の流れ
は、第一の読み取りモードと同じである。また、読み取
られた原稿3は、仕切部材4の傾斜面によってプラテン
ガラス2から分離され、排紙ローラ対21により更に搬
送されて原稿台カバー11の排紙部22上に排出され
る。
【0030】図2はこの発明の他の実施の形態に係るイ
メージセンサ移動方式の縮小光学型画像読み取り装置を
示すものである。
【0031】この実施の形態に係る画像読み取り装置で
は、キャリッジ5上に搭載されたランプ7で原稿面を照
射し、少なくとも一枚以上のミラー8、9により反射し
た原稿像をレンズ系12を介して光学的に縮小し、原稿
面より画素サイズが小さなイメージセンサ13上に結像
して読み取るように構成されている。また、オペレータ
により第一の読み取りモードが選択された時には、プラ
テンガラス2の下面に位置し、矢印方向に一定速度で移
動するキャリッジ5内のミラー8、9で画像情報を反射
して、レンズ系12を介して光学的に縮小し、原稿面よ
り画素サイズが小さなイメージセンサ13上に結像して
読み取るようになっている。
【0032】一方、第二の読み取りモード選択時には、
原稿搬送ローラ19及びプラテンガラス2の下面でキャ
リッジ5を静止させ、プラテンガラス2上を移動する原
稿3の画像情報をイメージセンサ13により読み取る。
尚、その際の原稿3の流れ及び、結像された画像情報の
処理は、図1に示した装置と同じである。
【0033】ところで、この実施の形態では、前記キャ
リッジを原稿搬送ローラの下面近傍で走査させ、当該原
稿搬送ローラの円周方向に設けられた位置認識部を、レ
ンズを介して光学的に縮小して前記画像読取手段により
読み取ることで、前記原稿搬送ロー8とプラテンが最も
接近している位置を認識する位置認識手段を備えるよう
に構成されている。
【0034】すなわち、この実施の形態では、図3に示
すように、上記イメージセンサ固定方式の縮小光学型画
像読み取り装置において、原稿搬送ローラ19の表面に
円周方向に沿って環状に形成された位置認識部25が、
軸方向に沿って両端側の対称な位置に所定の間隔で形成
されている。上記位置認識部25は、表面が白色の原稿
搬送ローラ19の表面に、黒色で印刷又は塗装された直
線状のマークからなり、この位置認識部25は、原稿搬
送ローラ19が1回転する間にその幅および位置が変化
しないように構成されている。尚、上記位置認識部25
の色および原稿搬送ローラ19の地肌の色は、イメージ
センサ13で読み取った時に出力波形に差が出る組合せ
であれば良く、白色と黒色の組合せに限定されるもので
はない。
【0035】図4は画像読み取り装置の前記画像処理/
制御回路16を示すブロック図である。
【0036】図4において、30は画像読み取り装置の
動作を制御するCPUを示すものであり、このCPU3
0からの制御信号によって、タイミング発生回路31及
びタイミング発生回路32を介してイメージセンサ13
を構成するCCD33が駆動され、このCCD33によ
って画像の読み取り動作が行われる。上記CCD33に
よって読み取られた画像情報は、アンプ34及びA/D
変換器35を介してデジタル信号に変換された後、シェ
ーディング補正回路36によってシェーディング補正が
施される。このシェーディング補正回路36では、第1
の補正RAM37によって補正値が設定されるようにな
っている。上記シェーディング補正回路36によってシ
ェーディング補正が施された信号は、イメージ処理回路
38に入力され、イメージ処理回路38によって所定の
イメージ処理が施され、イメージデータが出力される。
このイメージ処理回路38では、第2の補正RAM39
によって補正値が設定されるようになっている。
【0037】また、上記画像読み取り装置の動作を制御
するCPU30には、キャリッジ位置カウンター40、
キャリッジホームポジションセンサ41、及び原稿搬送
装置のポジションセンサ42からの信号が入力されるよ
うになっている。
【0038】さらに、上記画像読み取り装置の動作を制
御するCPU30からは、キャリッジモータドライブ回
路43を介してキャリッジモータ44が駆動されるとと
もに、キャリッジランプ点灯回路45を介してキャリッ
ジランプ7が点灯される。また、上記画像読み取り装置
の動作を制御するCPU30からは、原稿搬送装置モー
タドライブ回路46を介して原稿搬送装置のモータ47
が駆動されるようになっている。
【0039】以上の構成において、この実施の形態に係
る画像読み取り装置では、次のようにして、前記原稿搬
送ローラとプラテンガラスが最も接近している位置を自
動的に認識する手段を備え、この位置を基準にキャリッ
ジの停止位置及び、イメージセンサ上の原稿開始画素を
自動的に補正することができ、部品点数の増加等を招く
ことなく、装置の使用状態において、原稿搬送ローラと
キャリッジとの位置ずれの補正を自動的に行うことが可
能となっている。
【0040】上記画像読み取り装置においては、原稿搬
送ローラ19とプラテンガラス2が最も接近している位
置を自動的に認識し,第二の読み取りモード時における
キャリッジ5等の停止位置を調整する動作を行うように
なっている.
【0041】図5は、原稿搬送ローラ19とプラテンガ
ラス2の最接近位置を自動的に認識する制御のフローチ
ャートを示す図である。
【0042】まず、画像読み取り装置の動作を制御する
CPU30は、第1及び第2のキャリッジ5、6を、図
6に示すように,副走査方向の基準となるホームポジシ
ョンセンサ42がON状態となるまで副走査方向に沿っ
て低速で移動させる(S101〜S102)。次に、ホ
ームポジションセンサ42がON状態となった場合に
は、このホームポジションセンサ42の位置を基準にし
て、キャリッジ位置カウンター40をスタートさせ(S
103)、更に第1及び第2のキャリッジ5、6を図6
に示すように移動させ、設計値上で原稿搬送ローラ19
とプラテンガラス2が最も接近している位置から事前に
入力されているXmm手前の位置で停止する(S104
〜S106)。そして,キャリッジ5、6が停止した位
置で,原稿搬送ローラ19の表面に形成された位置認識
部25をイメージセンサ13で読み取り(S107)、
位置認識部25の幅がイメージセンサ13の1画素より
太く、数画素にまたがる場合は、濃度と画素位置より位
置認識部25の重心を算出し,この算出された位置認識
部25の重心位置と現在のキャリッジ5、6の位置を図
示しないメモリに入力する(S108,S109)。な
お、位置認識部25の幅が1画素より太く数画素にまた
がる場合の算出方法に関しては,重心を求める方法に限
定されるものではなく、例えば最も外側の画素又は最も
内側の画素を位置認識部25の代表画素としても良い。
【0043】その際,上記画像読み取り装置において
は、図6及び図7に示すように、第1のキャリッジ5が
原稿搬送ローラ19の下面付近で、原稿搬送ローラ19
の円周方向に設けられた位置認識部25が読み取られ
る。
【0044】この図6では、原稿搬送ローラ19とプラ
テンガラス2が最も接近している状態ではなく、ある程
度の距離が空いて状態を示している。図7は、図6の状
態における原稿搬送ローラ19及び、縮小光学系の光路
を光軸48に沿って展開した図を示すものである。
【0045】この状態で、原稿搬送ローラ19の円周方
向に設けられた位置認識部25をイメージセンサ13に
より読み取った時の出力信号をオシロスコープで見た波
形を図8に示す。図8では、黒色の直線からなる位置認
識部25を読み取っている部分のみ光量出力値が低下し
ており、この信号値が低下した部分が位置認識部25で
あると認識される。
【0046】次に、CPU30は、キャリッジ5を副走
査方向に予め設定されている距離ΔYmmだけ、原稿搬
送ローラ19に近づけ(S110、S111)、キャリ
ッジ5が距離ΔYmmだけ移動した後に停止させ(S1
12)、再び位置認識部25をイメージセンサ13によ
って読み取り(S113)、読み取り位置がイメージセ
ンサ13上の何画素目かを算出する(S114)。そし
て、算出画素とメモリ画素を比較し(S115)、現在
の位置の方がメモリ画素よりイメージセンサ13の画素
列上でセンサ13の端部側に位置している場合のみメモ
リ上の画素情報及び、キャリッジ位置情報を書き換える
(S116)。上記の如くキャリッジ5をΔYmmだけ
移動した場合における位置認識部25の読み取り及び、
メモリ値との比較は、設計値上の原稿搬送ローラ19と
プラテンガラス2が最も接近している位置から事前に入
力されているZmm通過した位置まで継続され、最終的
にメモリ残ったキャリッジ位置が、原稿搬送ローラ19
とプラテンガラス2の最接近位置として認識される。
【0047】その際、ステップS111に示すようにキ
ャリッジ5を、図6の矢印A方向に走査させると、イメ
ージセンサ13の光量出力値低下部は、図8に示すよう
に,両端部の方向(矢印B方向)に移動する。このオシ
ロスコープ上の光量出力低下部の端部方向への移動は、
図9に示すように、原稿搬送ローラ19とプラテンガラ
ス2が最も接近している位置にキャリッジ5が到達する
まで続く。その後、原稿搬送ローラ19とプラテンガラ
ス2が離れる方向である矢印A’方向にキャリッジ5の
走査を更に続けると、図10に示す様にオシロスコープ
上の光量出力低下部は移動方向を変え、オシロスコープ
の波形上の中央方向に移動する。
【0048】これは、図11に示すように、同じ位置認
識部25を見ていてもプラテンガラス2に位置認識部2
5を近づけると、縮小光学系によりイメージセンサ13
上の結像位置がセンサ端部方向に移動するために発生す
る。また、第一の読み取りモードと同じプラテンガラス
2面を基準に考えると、図6の状態では,光軸48から
位置認識部25までの寸法が実寸法より縮小されて結像
されており、図9の状態で初めて倍率が同じになる。
【0049】ここで図11において、原稿面上の0.0
635mm2 の部分をイメージセンサ13上の1画素が
0.010mm2 の部分に結像させる15.7dots
/mm(400dots/25.4mm)、最大原稿の
幅A3が297mm、サイドレジが光軸から奥側14
8.5mm(A3の1/2)、位置認識部25の位置が
光軸48から両側150mm、プラテンガラス2からイ
メージセンサ13の光軸48上の寸法Tが410mmと
する。また、位置認識部25と光軸48との画角θは、
レンズ系12の明るさで若干値が異なるが、この実施の
形態のものは21.5°に設定されている。
【0050】図12では、上記実施の形態においてプラ
テンガラス2から位置認識部25が遠ざかった(浮い
た)場合のイメージセンサ13結像面での縮小率をグラ
フに示したものである。例えば、プラテンガラス2から
位置認識部25が1.5mm遠ざかった時、{150m
m÷(150mm+1.5mm×Tan21.5°)}
=0.996 → −0.4%縮小される。
【0051】また、図13に示すように,原稿面上で
0.0635mm2 がイメージセンサ13上の1画素に
対応するため、プラテンガラス2から位置認識部25
が、 (0.0635÷Tan21.5°)=0.16mm だけ遠ざかると、イメージセンサ13上の隣の画素に位
置認識部25が結像される。この0.16mmが、この
実施の形態でのプラテンガラス2から位置認識部25が
遠ざかった(浮いた)場合の認識可能な最小値である。
【0052】なお、図5のフローチャートでは,位置認
識部25の読み取り時にキャリッジ5を毎回停止させて
いるが、高速処理が可能な画像読み取り装置であれば毎
回停止の必要はない。
【0053】また、本動作は、第二の読み取りモードを
選択の度に行われることが好ましいが、これに限定する
ものではなく、当該装置の電源を投入した際、又は所定
枚数の原稿の読み取り動作を実行した後などに、行うよ
うにしても良い。
【0054】実施の形態2 図14及び図15はこの発明の実施の形態2を示すもの
であり,前記実施の形態と同一の部分には同一の符号を
付して説明すると、この実施の形態2では、前記原稿搬
送ローラの円周方向に設けられた位置認識部が、原稿搬
送ローラの表面に形成された溝あるいは段差からなるよ
うに構成されている。
【0055】すなわち、この実施の形態2では、図14
及び図15に示すように、原稿搬送ローラ19の円周方
向に設けられた位置認識部25が、ローラ19の円周表
面に形成された溝50あるいは段差51から構成されて
いる。この様に形成されるのは、マークの印刷又は、塗
装にはコストが掛かってしまうと共に、印刷又は、塗装
が剥がれたりすると誤認識の原因になるためであり、コ
スト上昇の抑制及び、認識の経時的な信頼性低下が防止
できる。
【0056】実施の形態3 図16はこの発明の実施の形態3を示すものであり,前
記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施の形態3では、前記原稿搬送ローラの
円周方向に設けられた位置認識部が、原稿搬送ローラの
側端面からなるように構成されている。
【0057】すなわち、この実施の形態3では、図16
に示すように、原稿搬送ローラ19の円周方向に設けら
れた位置認識部が、ローラ部材19の側端面52から構
成されている。この様にローラ部材19の側端面52を
位置認識部とすることで、印刷又は、塗装によるマーク
や、溝あるいは段差を形成する必要が無くなり、原稿搬
送ローラ19のコストアップが抑えられる。また、図1
7でローラ部材19の側端面52が、最大読み取り原稿
通過範囲の外側で、かつ、一次元イメージセンサ13の
読み取り可能範囲内に位置している。このことにより、
薄紙原稿読み取り時に位置認識部が裏写りして、この部
分だけ原稿背景が黒っぽく読み取られる現象を防止する
ことができる。
【0058】実施の形態4 図18はこの発明の実施の形態4を示すものであり、前
記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施の形態4では、前記原稿搬送ローラの
円周方向に設けられた位置認識部の読み取り時に、原稿
搬送ローラを回転させるように構成されている。
【0059】すなわち、この発明のすべての実施の形態
では、原稿搬送ローラ19の円周方向に設けられた位置
認識部25が、原稿搬送ローラ19が1回転する間にそ
の幅および位置が変化しないように構成されていること
が原則であるが、部品製造上微少な幅および位置変化は
避けられない。その製造上、幅および位置変化が生じて
も、ズレの影響を受けなくするために、図18のステッ
プS206〜S209に示すように、キャリッジ5を停
止させた後、原稿搬送ローラ19の円周方向に設けられ
た位置認識部25の読み取り時に原稿搬送ローラ19を
回転させ、所定時間ΔTだけ読み取りつづけたデータか
ら統計的に処理するように構成されている。
【0060】実施の形態5 この実施の形態5では、前記位置認識部を原稿搬送ロー
ラの軸方向の異なった位置に複数設け、当該複数の位置
認識部を画像読取手段により読み取ることで、前記原稿
搬送ローラの傾斜を認識可能となるように構成されてい
る。
【0061】すなわち、この実施の形態5では、前記の
図3に示すように、原稿搬送ローラ19の表面に円周方
向に沿って環状に形成された位置認識部25が、軸方向
に沿って両端側の対称な位置に所定の間隔で形成されて
おり、位置認識部25が原稿搬送ローラ19に2つ設け
られている。そのため、図6乃至図11に示すように、
第1のキャリッジ5を原稿搬送ローラ19の手前側で一
端停止させた後、この第1のキャリッジ5を原稿搬送ロ
ーラ19の下部を通過するように徐々に移動させて、第
1のキャリッジ5と原稿搬送ローラ19の最近接位置を
認識する。その際、上記第1のキャリッジ5と原稿搬送
ローラ19等が互いに平行でないと、つまり原稿搬送ロ
ーラ19に傾斜等が存在すると、2つの位置認識部25
によって検出される第1のキャリッジ5と原稿搬送ロー
ラ19の最近接位置が互いに異なる。
【0062】そこで、この実施の形態5では、2つの位
置認識部25によって検出される第1のキャリッジ5と
原稿搬送ローラ19の最近接位置のずれ量によって、原
稿搬送ローラ19がプラテンガラス2bに平行な面内
で、その軸心に傾きがある場合に、この傾きを認識する
ことが可能となっている。
【0063】そして、上記原稿搬送ローラ19の傾きを
認識した場合には、当該原稿搬送ローラ19の一端に設
けられたモータ等によって駆動されるスキュー補正手段
によって、原稿搬送ローラ19の傾きを補正したり、イ
メージセンサ13によって読み取られたイメージデータ
に、ローテーション等の画像処理を施すことにより、原
稿搬送ローラ19がスキューしているために傾いた状態
で読み取られた原稿2のスキューを補正するように構成
されている。
【0064】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
によれば、キャリッジを原稿搬送ローラ下面付近で微小
走査させ、原稿搬送ローラの円周方向に設けられた位置
認識部を前記一次元イメージセンサにより読み取ること
で、原稿搬送ローラとプラテンが最も接近している位置
を精度良く認識できるため、この位置を基準にキャリッ
ジ停止位置を自動的に補正でき、この位置にキャリッジ
を停止させた時の位置認識部のイメージセンサ上の結像
画素位置よりセンサ上の原稿開始画素を自動的に補正す
ることができる。
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明をイメージセンサ固定方式縮
小光学型の画像読み取り装置に適用した模式図である。
【図2】 図2はこの発明をイメージセンサ移動方式縮
小光学型の画像読み取り装置に適用した模式図である。
【図3】 図3は図1において、円周方向に位置認識部
が形成された原稿搬送ローラ及び縮小光学系画像読み取
り部を示した構成図である。
【図4】 図4は画像読み取り装置の画像処理/制御部
を示すブロック図である。
【図5】 図5は画像読み取り装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】 図6は図1において、原稿搬送ローラとプラ
テンガラスが離れている位置において、キャリッジが原
稿搬送ローラの円周方向に設けられた位置認識部を見て
いる状態を示した断面構成図である。
【図7】 図7は原稿搬送ローラ部及び、縮小光学系の
光路展開図である。、
【図8】 図8は円周方向に位置認識部が設けられた原
稿搬送ローラをイメージセンサにより読み取った時の出
力信号をオシロスコープで見た時の波形を示す図であ
る。
【図9】 図1において、原稿搬送ローラとプラテンが
最も接近している位置にキャリッジが停止し、原稿搬送
ローラの円周方向に設けられた位置認識部を見ている状
態を示した断面構成図である。
【図10】 図10は円周方向に位置認識部が設けられ
た原稿搬送ローラをイメージセンサにより読み取った時
の出力信号をオシロスコープで見た時の波形を示す図で
ある。
【図11】 図11は原稿搬送ローラ部及び、縮小光学
系の光路展開図である。
【図12】 図12は図10の条件で、プラテンガラス
から位置認識部が遠ざかった(浮いた)場合のイメージ
センサ結像面での縮小率を示す図である。
【図13】 図13は図11の条件で、認識可能な原稿
搬送ローラとプラテンガラスの最小離れ量を示す図であ
る。
【図14】 図14は実施の形態2に係る原稿搬送ロー
ラと結像光学系を示す構成図である。
【図15】 図15は実施の形態2に係る原稿搬送ロー
ラと結像光学系を示す構成図である。
【図16】 図16は実施の形態3に係る原稿搬送ロー
ラと結像光学系を示す構成図である。
【図17】 図17は円周方向に位置認識部が設けられ
た原稿搬送ローラをイメージセンサにより読み取った時
の出力信号をオシロスコープで見た時の波形を示す図で
ある。
【図18】 図18は実施の形態4に係る画像読み取り
装置の動作を示すフローチャートである。
【図19】 図19は従来の画像読み取り装置を示す構
成図である。
【図20】 図20は従来の画像読み取り装置を光軸方
向に展開した状態を示す図である。
【図21】 図21は図19において原稿搬送時に隙間
ΔL内で原稿があそび上下して送られる状態を示す図で
ある。
【図22】 図22は原稿の搬送不良による読み取り画
像の劣化を示す模式図である。
【図23】 図23は従来の画像の読み取り動作を示す
フローチャートである。
【図24】 図24は従来のさらに他の画像読み取り装
置を示す構成図である。
【図25】 図25は原稿搬送ローラとキャリッジとの
位置関係を示す断面構成図である。
【図26】 図26は原稿搬送ローラとキャリッジとの
位置関係を示す断面構成図である。
【符号説明】
1....画像読み取り装置本体、2....プラテン
グラス、3....原稿、4....自動原稿送り装
置、5...第1キャリッジ、6...第2キャリッ
ジ、7...ランプ(光学系)、8、9、10...ミ
ラー(光学系)、12...レンズ系、13....イ
メージセンサ、19....原稿搬送ローラ、1
8....レジストローラ対、21....排紙ローラ
対、20....ローラ群、25....位置認識部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系を保持したキャリッジをプラテン
    下面に沿って移動させ、前記プラテン上に載置された原
    稿の画像情報を、レンズを介して光学的に縮小して画像
    読取手段により読み取る第一の読み取りモードと、前記
    プラテン下面の所定の画像読取位置にキャリッジを停止
    させ、当該画像読取位置のプラテン上面に回転自在に配
    置された原稿搬送ローラを備えた自動原稿搬送手段によ
    り搬送された原稿の画像情報を、レンズを介して光学的
    に縮小して前記画像読取手段により読み取る第二の読み
    取りモードを選択可能な画像読み取り装置において、 前記キャリッジを原稿搬送ローラの下面近傍で走査さ
    せ、当該原稿搬送ローラの円周方向に設けられた位置認
    識部を、レンズを介して光学的に縮小して前記画像読取
    手段により読み取ることで、前記原稿搬送ローラとプラ
    テンが最も接近している位置を認識する位置認識手段を
    備えたことを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記プラテン上面から原稿搬送ローラに
    設けられた位置認識部が離れると、当該位置認識部の像
    がレンズを介して光学的に縮小されて前記画像読取手段
    に結像されることを用い、前記原稿搬送ローラの円周方
    向に設けられた位置認識部が画像読取手段上に最も大き
    く結像されるキャリッジの位置を、原稿搬送ローラとプ
    ラテンが最も接近した位置と認識することを特徴とする
    請求項1記載の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記原稿搬送ローラの円周方向に設けら
    れた位置認識部が、原稿搬送ローラの表面に円周方向に
    沿って形成された直線状のマークからなることを特徴と
    する請求項1又は2記載の画像読み取り装置。
  4. 【請求項4】 前記原稿搬送ローラの円周方向に設けら
    れた位置認識部が、原稿搬送ローラの表面に形成された
    溝あるいは段差からなることを特徴とする請求項1又は
    2記載の画像読み取り装置。
  5. 【請求項5】 前記原稿搬送ローラの円周方向に設けら
    れた位置認識部が、原稿搬送ローラの側端面からなるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の画像読み取り装
    置。
  6. 【請求項6】 前記原稿搬送ローラの円周方向に設けら
    れた位置認識部が、最大サイズの原稿の外側であって、
    かつ、画像読取手段の読み取り可能範囲内に位置してい
    ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の
    画像読み取り装置。
  7. 【請求項7】 前記原稿搬送ローラの円周方向に設けら
    れた位置認識部の読み取り時に、原稿搬送ローラを回転
    させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記
    載の画像読み取り装置。
  8. 【請求項8】 前記位置認識部を原稿搬送ローラの軸方
    向の異なった位置に複数設け、当該複数の位置認識部を
    画像読取手段により読み取ることで、前記画像読み取り
    手段の読み取り域に対する前記原稿搬送ローラの軸心の
    傾きを認識可能としたことを特徴とする請求項1乃至7
    のいずれかに記載の画像読み取り装置。
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