JPH09312934A - 電力系統システムの電力系統安定化装置 - Google Patents
電力系統システムの電力系統安定化装置Info
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- JPH09312934A JPH09312934A JP8125635A JP12563596A JPH09312934A JP H09312934 A JPH09312934 A JP H09312934A JP 8125635 A JP8125635 A JP 8125635A JP 12563596 A JP12563596 A JP 12563596A JP H09312934 A JPH09312934 A JP H09312934A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 直流送電設備を交流電力の吸放出手段とする
電力系統システムで、電力動揺の系統への影響を最小限
にして電力系統を安定化する電力系統安定化装置を提供
する。 【解決手段】 第1、第2の交流系統10、20は、直
流送電装置9と交流送電線4、6で連系され、直流送電
装置9の各電力変換器は変換器制御装置31、32によ
って制御され、直流送電電力Pdcを指令された値に制
御する。母線5に設置された電力貯蔵装置7は、電力吸
放出制御装置41によってその吸放出電力を制御され、
平常時の電力吸放出指令値PesOから、情報伝達装置
50介して得られた直流送電装置9の電力動揺抑制制御
装置33の出力信号△Pdcを減算し、電力吸放出制御
装置41への電力指令値Pesを作成することで、直流
送電装置9のから交流系統2に供給される電力潮流の変
動を抑制することが可能となる。
電力系統システムで、電力動揺の系統への影響を最小限
にして電力系統を安定化する電力系統安定化装置を提供
する。 【解決手段】 第1、第2の交流系統10、20は、直
流送電装置9と交流送電線4、6で連系され、直流送電
装置9の各電力変換器は変換器制御装置31、32によ
って制御され、直流送電電力Pdcを指令された値に制
御する。母線5に設置された電力貯蔵装置7は、電力吸
放出制御装置41によってその吸放出電力を制御され、
平常時の電力吸放出指令値PesOから、情報伝達装置
50介して得られた直流送電装置9の電力動揺抑制制御
装置33の出力信号△Pdcを減算し、電力吸放出制御
装置41への電力指令値Pesを作成することで、直流
送電装置9のから交流系統2に供給される電力潮流の変
動を抑制することが可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の交流電力系
統の間に直流送電装置を接続してなる電力系統システム
における電力系統安定化装置に関し、特に、直流送電装
置による電力変換により交流電力系統の安定化を図る電
力系統安定化装置に関する。
統の間に直流送電装置を接続してなる電力系統システム
における電力系統安定化装置に関し、特に、直流送電装
置による電力変換により交流電力系統の安定化を図る電
力系統安定化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】交流電力系統に対して有効電力を吸放出
制御することにより、電力系統の電力動揺を抑制するこ
とが可能である。従来、例えば、交流有効電力の吸放出
手段として、直流送電設備を用いた場合には、直流送電
設備の変換器変換電力を制御することによって、変換器
の接続された電力系統の安定化を図ることが可能とな
る。また、有効電力の吸放出手段として電力貯蔵装置を
用いた場合は、電力貯蔵装置の出力を制御することで、
電力系統の安定化を図ることが可能である。例えば、特
開平5−153732号公報に示されるように、電力の
吸放出を可能とする可変速同期機を用いて電力系統の安
定度を向上させる装置が既に知られている。
制御することにより、電力系統の電力動揺を抑制するこ
とが可能である。従来、例えば、交流有効電力の吸放出
手段として、直流送電設備を用いた場合には、直流送電
設備の変換器変換電力を制御することによって、変換器
の接続された電力系統の安定化を図ることが可能とな
る。また、有効電力の吸放出手段として電力貯蔵装置を
用いた場合は、電力貯蔵装置の出力を制御することで、
電力系統の安定化を図ることが可能である。例えば、特
開平5−153732号公報に示されるように、電力の
吸放出を可能とする可変速同期機を用いて電力系統の安
定度を向上させる装置が既に知られている。
【0003】しかしながら、電力貯蔵装置を用いた場
合、専用のエネルギー蓄積装置と電力変換装置が必要と
なり、装置の大型化や高価な工事費、日常の保守の大変
さ、さらには、常時損失の発生に伴う電力系統の効率の
低下などの問題点が指摘され、例えば、特開平5−31
6657号公報に示されるように、かかるエネルギー蓄
積装置に代えて、交流電力系統間に変換器を含む直流シ
ステムを設け、変換器の接続された電力系統の電力動揺
を検出し、その変動に応じて直流送電力を制御すること
で、交流系統の安定化を図る制御装置が既に提案されて
いる。
合、専用のエネルギー蓄積装置と電力変換装置が必要と
なり、装置の大型化や高価な工事費、日常の保守の大変
さ、さらには、常時損失の発生に伴う電力系統の効率の
低下などの問題点が指摘され、例えば、特開平5−31
6657号公報に示されるように、かかるエネルギー蓄
積装置に代えて、交流電力系統間に変換器を含む直流シ
ステムを設け、変換器の接続された電力系統の電力動揺
を検出し、その変動に応じて直流送電力を制御すること
で、交流系統の安定化を図る制御装置が既に提案されて
いる。
【0004】また、電力の貯蔵のための設備としては、
例えば、特開平5−300658号公報によれば、2つ
の交流系統の間に介在する直流系統内に電力貯蔵装置を
設け、これらの交流系統が健全であるときは電力を貯蔵
し、いずれかの交流系統に事故等が発生した場合には、
電力の送出又は吸収を行うように制御するものが既に知
られている。
例えば、特開平5−300658号公報によれば、2つ
の交流系統の間に介在する直流系統内に電力貯蔵装置を
設け、これらの交流系統が健全であるときは電力を貯蔵
し、いずれかの交流系統に事故等が発生した場合には、
電力の送出又は吸収を行うように制御するものが既に知
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術、特に、特開平5−316657号公報に示され
る電力システムの安定化制御方法では、直流送電設備の
変換器変換電力を変動させて系統の電力動揺を抑制する
場合、直流送電線を介して他方の変換器変換電力をも変
動してしまうこととなる。そのため、他方の変換器が接
続している電力系統では、かえって電力動揺が拡大され
てしまう場合が生じるという欠点があった。また、交流
系統の故障や、直流系統の故障によって変換器変換電力
が一時的に低下した場合、むしろ、交流系統に電力変動
を引き起こしてしまうという欠点も指摘されていた。さ
らに、上記の特開平5−300658号公報により知ら
れる送電設備及び該設備に用いられる電力貯蔵設備で
は、電力の貯蔵に主眼が置かれためのであり、上記のよ
うな従来技術における問題点、すなわち電力動揺を抑制
し、これを解消するものではない。
来技術、特に、特開平5−316657号公報に示され
る電力システムの安定化制御方法では、直流送電設備の
変換器変換電力を変動させて系統の電力動揺を抑制する
場合、直流送電線を介して他方の変換器変換電力をも変
動してしまうこととなる。そのため、他方の変換器が接
続している電力系統では、かえって電力動揺が拡大され
てしまう場合が生じるという欠点があった。また、交流
系統の故障や、直流系統の故障によって変換器変換電力
が一時的に低下した場合、むしろ、交流系統に電力変動
を引き起こしてしまうという欠点も指摘されていた。さ
らに、上記の特開平5−300658号公報により知ら
れる送電設備及び該設備に用いられる電力貯蔵設備で
は、電力の貯蔵に主眼が置かれためのであり、上記のよ
うな従来技術における問題点、すなわち電力動揺を抑制
し、これを解消するものではない。
【0006】そこで、本発明の目的は、以上のような従
来方式の問題点を解決し、すなわち、直流送電設備の各
変換器の接続された電力系統の安定化を図ることが可能
で、同時に、直流送電設備の送電電力が一時的に変動し
た場合にも系統に与える影響を最小限にとどめることを
可能とする電力系統システムにおける電力系統安定化装
置を提供することにある。
来方式の問題点を解決し、すなわち、直流送電設備の各
変換器の接続された電力系統の安定化を図ることが可能
で、同時に、直流送電設備の送電電力が一時的に変動し
た場合にも系統に与える影響を最小限にとどめることを
可能とする電力系統システムにおける電力系統安定化装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも2
つの交流電力系統の間に直流送電装置を接続し、この直
流送電装置による電力変換によりこれら交流電力系統の
安定化を図る電力系統システムの電力系統安定化装置に
おいて、前記直流送電装置は、一方の交流電力系統の母
線に接続された第1の電力変換装置と、他方の交流電力
系統の母線に接続された第2の電力変換装置と、前記第
1及び第2の電力変換装置間を結ぶ直流送電線路とで構
成され、さらに、前記電力変換装置と前記交流系統との
間を連系する交流送電線路の一方に、前記直流送電装置
と強調して働く電力貯蔵装置を接続したことを特徴とす
る電力系統システムの電力系統安定化装置が提案されて
いる。
つの交流電力系統の間に直流送電装置を接続し、この直
流送電装置による電力変換によりこれら交流電力系統の
安定化を図る電力系統システムの電力系統安定化装置に
おいて、前記直流送電装置は、一方の交流電力系統の母
線に接続された第1の電力変換装置と、他方の交流電力
系統の母線に接続された第2の電力変換装置と、前記第
1及び第2の電力変換装置間を結ぶ直流送電線路とで構
成され、さらに、前記電力変換装置と前記交流系統との
間を連系する交流送電線路の一方に、前記直流送電装置
と強調して働く電力貯蔵装置を接続したことを特徴とす
る電力系統システムの電力系統安定化装置が提案されて
いる。
【0008】また、上記本発明の電力系統システムにお
ける電力系統安定化装置において、前記交流送電線路の
電力潮流の変動に応じて、前記電力貯蔵装置の吸放出電
力を制御する電力吸放出制御装置を備えたものが提案さ
れている。
ける電力系統安定化装置において、前記交流送電線路の
電力潮流の変動に応じて、前記電力貯蔵装置の吸放出電
力を制御する電力吸放出制御装置を備えたものが提案さ
れている。
【0009】さらに、上記本発明の電力系統システムに
おける電力系統安定化装置において、前記直流送電装置
により前記一方の交流系統から変換される直流電力の変
動に基づいて前記電力貯蔵装置による吸放出電力を制御
する電力吸放出制御装置を備えたものが提案されてい
る。
おける電力系統安定化装置において、前記直流送電装置
により前記一方の交流系統から変換される直流電力の変
動に基づいて前記電力貯蔵装置による吸放出電力を制御
する電力吸放出制御装置を備えたものが提案されてい
る。
【0010】加えて、上記本発明の電力系統システムに
おける電力系統安定化装置において、前記一方の交流系
統の電力動揺を抑制するような直流電力制御指令を形成
する第1の電力動揺抑制装置を設け、前記電力吸放出制
御装置は、前記第1の電力動揺抑制装置からの直流電力
制御指令に基づいて、前記電力貯蔵装置による吸放出電
力を制御するように構成されたものが提案されている。
おける電力系統安定化装置において、前記一方の交流系
統の電力動揺を抑制するような直流電力制御指令を形成
する第1の電力動揺抑制装置を設け、前記電力吸放出制
御装置は、前記第1の電力動揺抑制装置からの直流電力
制御指令に基づいて、前記電力貯蔵装置による吸放出電
力を制御するように構成されたものが提案されている。
【0011】そして、上記本発明の電力系統システムに
おける電力系統安定化装置において、さらに、前記他方
の交流系統の電力動揺を抑制するような直流電力制御指
令を形成する第2の電力動揺抑制装置とを設け、前記電
力吸放出制御装置は、前記第1の電力動揺抑制装置から
の直流電力制御指令と前記第2の電力動揺抑制装置から
の直流電力制御指令とに基づいて、前記電力貯蔵装置に
よる吸放出電力を制御するように構成されたものが提案
されている。
おける電力系統安定化装置において、さらに、前記他方
の交流系統の電力動揺を抑制するような直流電力制御指
令を形成する第2の電力動揺抑制装置とを設け、前記電
力吸放出制御装置は、前記第1の電力動揺抑制装置から
の直流電力制御指令と前記第2の電力動揺抑制装置から
の直流電力制御指令とに基づいて、前記電力貯蔵装置に
よる吸放出電力を制御するように構成されたものが提案
されている。
【0012】また、上記本発明の電力系統システムにお
ける電力系統安定化装置において、前記第1の交流系統
の交流電力値を検出する第1の交流電力値検出手段を設
け、前記第1の電力動揺抑制装置は、前記第1の交流電
力値検出手段により検出された交流電力検出値に基づい
て、前記第1交流系統の電力動揺を抑制するような直流
電力制御指令を形成するように構成され、加えて、前記
第2の交流系統の交流電力値を検出する第2の交流電力
値検出手段を設け、前記第2の電力動揺抑制装置は、前
記第2の交流電力値検出手段により検出された交流電力
検出値に基づいて、前記第2交流系統の電力動揺を抑制
するような直流電力制御指令を形成するように構成され
たものが提案されている。
ける電力系統安定化装置において、前記第1の交流系統
の交流電力値を検出する第1の交流電力値検出手段を設
け、前記第1の電力動揺抑制装置は、前記第1の交流電
力値検出手段により検出された交流電力検出値に基づい
て、前記第1交流系統の電力動揺を抑制するような直流
電力制御指令を形成するように構成され、加えて、前記
第2の交流系統の交流電力値を検出する第2の交流電力
値検出手段を設け、前記第2の電力動揺抑制装置は、前
記第2の交流電力値検出手段により検出された交流電力
検出値に基づいて、前記第2交流系統の電力動揺を抑制
するような直流電力制御指令を形成するように構成され
たものが提案されている。
【0013】また、上記本発明の電力系統システムにお
ける電力系統安定化装置において、前記第1の電力動揺
抑制装置と前記電力吸放出制御装置との間には、前記第
1の電力動揺抑制装置により生成された直流電力制御指
令を前記電力吸放出制御装置へ伝送するための信号伝送
手段を設けたものが提案されている。
ける電力系統安定化装置において、前記第1の電力動揺
抑制装置と前記電力吸放出制御装置との間には、前記第
1の電力動揺抑制装置により生成された直流電力制御指
令を前記電力吸放出制御装置へ伝送するための信号伝送
手段を設けたものが提案されている。
【0014】また、上記本発明の電力系統システムにお
ける電力系統安定化装置において、前記偏差演算手段と
前記制御装置との間には、前記偏差演算手段からの偏差
を前記電力吸放出制御装置へ伝送するための信号伝送手
段を設けたものが提案されている。
ける電力系統安定化装置において、前記偏差演算手段と
前記制御装置との間には、前記偏差演算手段からの偏差
を前記電力吸放出制御装置へ伝送するための信号伝送手
段を設けたものが提案されている。
【0015】また、上記本発明の電力系統システムにお
ける電力系統安定化装置において、前記直流送電装置か
ら前記第2の交流系統へ供給される交流電力に基づい
て、前記第2の交流系統の電力変動を抑制するような電
力変動抑制出力を形成する電力変動抑制制御部を設けた
ものが提案されている。
ける電力系統安定化装置において、前記直流送電装置か
ら前記第2の交流系統へ供給される交流電力に基づい
て、前記第2の交流系統の電力変動を抑制するような電
力変動抑制出力を形成する電力変動抑制制御部を設けた
ものが提案されている。
【0016】また、上記本発明の電力系統システムにお
ける電力系統安定化装置において、前記直流送電装置の
電力変換動作を検知する変換器動作状態検出部を設け、
前記変換器動作状態検出部による前記直流送電装置の電
力変換動作状態に基づいて、前記電力変動抑制制御部か
ら出力される電力吸放出指令を断続するように構成した
ものが提案されている。
ける電力系統安定化装置において、前記直流送電装置の
電力変換動作を検知する変換器動作状態検出部を設け、
前記変換器動作状態検出部による前記直流送電装置の電
力変換動作状態に基づいて、前記電力変動抑制制御部か
ら出力される電力吸放出指令を断続するように構成した
ものが提案されている。
【0017】また、上記本発明の電力系統システムにお
ける電力系統安定化装置において、前記変換器動作状態
検出部は、さらに、前記直流送電装置の変換器の故障も
しくは動作異常を検出する異常検出手段を備え、前記電
力吸放出制御装置は、前記異常検出手段により検出され
た変換器の故障もしくは動作異常に応じて前記電力貯蔵
装置による吸放出電力を制御するように構成されたもの
が提案されている。
ける電力系統安定化装置において、前記変換器動作状態
検出部は、さらに、前記直流送電装置の変換器の故障も
しくは動作異常を検出する異常検出手段を備え、前記電
力吸放出制御装置は、前記異常検出手段により検出され
た変換器の故障もしくは動作異常に応じて前記電力貯蔵
装置による吸放出電力を制御するように構成されたもの
が提案されている。
【0018】また、本発明の実施の形態によれば、上記
本発明の電力系統システムにおける電力系統安定化装置
において、前記電力貯蔵装置の停止状態を検出するため
の手段と、前記電力貯蔵装置停止状態検出手段からの検
出信号に基づいて、前記電力変換装置による電力変換量
を制限する手段とを設けたものが提案されている。
本発明の電力系統システムにおける電力系統安定化装置
において、前記電力貯蔵装置の停止状態を検出するため
の手段と、前記電力貯蔵装置停止状態検出手段からの検
出信号に基づいて、前記電力変換装置による電力変換量
を制限する手段とを設けたものが提案されている。
【0019】また、上記本発明の電力系統システムにお
ける電力系統安定化装置において、前記電力貯蔵装置
を、回転子を交流励磁することで電力の吸放出を行うこ
とを可能とする可変速同期機、電力の吸放出を行うこと
の可能な2次電池、超電導コイルと電力系統間の電力を
制御する電力変換装置を具備する超電導エネルギー貯蔵
装置、回転子に可逆式ポンプ水車が連結された交流励磁
式の可変速揚水発電機のいずれかの少なくても1により
構成したものが提案されている。
ける電力系統安定化装置において、前記電力貯蔵装置
を、回転子を交流励磁することで電力の吸放出を行うこ
とを可能とする可変速同期機、電力の吸放出を行うこと
の可能な2次電池、超電導コイルと電力系統間の電力を
制御する電力変換装置を具備する超電導エネルギー貯蔵
装置、回転子に可逆式ポンプ水車が連結された交流励磁
式の可変速揚水発電機のいずれかの少なくても1により
構成したものが提案されている。
【0020】以上のように、交直変換装置と電力貯蔵装
置を協調して制御することにより、直流送電線路両端で
異なった電力動揺モードに対して、各々独立な制御を行
うことが可能となり、系統の安定化を効率的に図ること
ができる。すなわち、これは、直流送電設備両端の系統
それぞれに独立なエネルギー吸放出制御装置が設置され
たことと同じ安定化効果が得られることとなる。
置を協調して制御することにより、直流送電線路両端で
異なった電力動揺モードに対して、各々独立な制御を行
うことが可能となり、系統の安定化を効率的に図ること
ができる。すなわち、これは、直流送電設備両端の系統
それぞれに独立なエネルギー吸放出制御装置が設置され
たことと同じ安定化効果が得られることとなる。
【0021】また、直流変換器の変換電力に協調して電
力貯蔵装置の出力を制御することで、直流送電線路の故
障や、変換器の近くの交流系統での故障などの原因によ
って直流変換電力が一時的に低下した場合に、変換電力
の低下分を補い、交流系統への悪影響を低減させること
が可能となる効果が得られる。
力貯蔵装置の出力を制御することで、直流送電線路の故
障や、変換器の近くの交流系統での故障などの原因によ
って直流変換電力が一時的に低下した場合に、変換電力
の低下分を補い、交流系統への悪影響を低減させること
が可能となる効果が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照して詳細に説明する。図1は、本
発明になる電力系統安定化装置を、直流送電装置9と電
力貯蔵設備とで構成した場合の例を示したものである。
この図において、発電機11、母線12、送電線13、
負荷14などで構成される第1の交流系統10と、発電
機21、母線22、送電線23、負荷24などで構成さ
れる第2の交流系統20は、上記の直流送電装置9と送
電線4、6とを介して連系されている。この直流送電装
置9は、第1の電力変換器1、第2の電力変換器2、直
流線路3で構成され、各電力変換器は変換器制御装置3
1、32によってそれぞれ制御され、直流送電電力Pd
cを指令された値に保つ。各電力変換器への直流送電電
力の指令値Pdcは、定常状態での指令値(直流電力指
令値)POに第1の交流系統で電力動揺が発生した場合
に交流電力動揺を抑制させるような直流電力制御分の指
令値(電力動揺抑制制御信号)△Pdcを加える(Pd
c=PO+△Pdc)ことで作成される。また、第1の
交流系統に設置された電力検出器15は系統の電力値を
検出し、この信号を基に電力動揺抑制制御装置33で電
力動揺抑制制御信号である△Pdcが作成される。すな
わち、△Pdc信号に従って直流電力を変動させ、もっ
て、第1の交流系統の電力動揺を抑制することができる
構成となっている。
て、添付の図面を参照して詳細に説明する。図1は、本
発明になる電力系統安定化装置を、直流送電装置9と電
力貯蔵設備とで構成した場合の例を示したものである。
この図において、発電機11、母線12、送電線13、
負荷14などで構成される第1の交流系統10と、発電
機21、母線22、送電線23、負荷24などで構成さ
れる第2の交流系統20は、上記の直流送電装置9と送
電線4、6とを介して連系されている。この直流送電装
置9は、第1の電力変換器1、第2の電力変換器2、直
流線路3で構成され、各電力変換器は変換器制御装置3
1、32によってそれぞれ制御され、直流送電電力Pd
cを指令された値に保つ。各電力変換器への直流送電電
力の指令値Pdcは、定常状態での指令値(直流電力指
令値)POに第1の交流系統で電力動揺が発生した場合
に交流電力動揺を抑制させるような直流電力制御分の指
令値(電力動揺抑制制御信号)△Pdcを加える(Pd
c=PO+△Pdc)ことで作成される。また、第1の
交流系統に設置された電力検出器15は系統の電力値を
検出し、この信号を基に電力動揺抑制制御装置33で電
力動揺抑制制御信号である△Pdcが作成される。すな
わち、△Pdc信号に従って直流電力を変動させ、もっ
て、第1の交流系統の電力動揺を抑制することができる
構成となっている。
【0023】一方、上記の送電線4と送電線6との間に
設置された母線5には、電力貯蔵装置7が設置されてい
る。この電力貯蔵装置7は、電力(P)吸放出制御装置
41によって、その吸放出電力が制御される。また、こ
の電力(P)吸放出制御装置41への電力指令値Pes
は、平常時の電力(P)吸放出指令値PesOに、第2
の交流系統で電力動揺が発生した場合に電力動揺を抑制
させるような吸放出電力制御分△Pesを加え、さら
に、上記直流送電装置9の電力動揺抑制制御装置33の
出力値△Pdcを減じることで作成される。
設置された母線5には、電力貯蔵装置7が設置されてい
る。この電力貯蔵装置7は、電力(P)吸放出制御装置
41によって、その吸放出電力が制御される。また、こ
の電力(P)吸放出制御装置41への電力指令値Pes
は、平常時の電力(P)吸放出指令値PesOに、第2
の交流系統で電力動揺が発生した場合に電力動揺を抑制
させるような吸放出電力制御分△Pesを加え、さら
に、上記直流送電装置9の電力動揺抑制制御装置33の
出力値△Pdcを減じることで作成される。
【0024】すなわち、第2の交流系統に設置された電
力検出器25は系統の電力値を検出し、この信号を基に
電力動揺抑制制御装置42で制御信号△Pesが作成さ
れる。そして、電力(P)吸放出指令値PesOに△P
esを加えることで、電力貯蔵装置7の吸放出電力は第
2の交流系統20の電力動揺を抑制するように制御され
る。また、△Pdcを減じることで、直流送電装置9の
第2の変換器2から第2の交流系統に流れる電力潮流P
acの変動を低減させることができる。なお、上記の△
Pdc信号は、直流送電装置9を制御する上記電力動揺
抑制制御装置33からの出力(△Pdc)を、情報伝達
装置50によって、電力貯蔵装置7の制御装置に伝達す
ることにより形成されている。この情報伝達装置50
は、図からも明らかなように、送信器51、受信器5
2、信号伝達経路53とから構成されており、送信器5
1と受信器52の間は信号伝達経路53を介して信号が
伝達される。この情報伝達装置50としては、例えば光
ケーブルによる通信装置やマイクロウエーブを用いた通
信装置を用いてもよいし、あるいは、電力貯蔵装置7と
直流送電装置9が十分近い場所にある場合には、直接信
号線路を設置してもよい。
力検出器25は系統の電力値を検出し、この信号を基に
電力動揺抑制制御装置42で制御信号△Pesが作成さ
れる。そして、電力(P)吸放出指令値PesOに△P
esを加えることで、電力貯蔵装置7の吸放出電力は第
2の交流系統20の電力動揺を抑制するように制御され
る。また、△Pdcを減じることで、直流送電装置9の
第2の変換器2から第2の交流系統に流れる電力潮流P
acの変動を低減させることができる。なお、上記の△
Pdc信号は、直流送電装置9を制御する上記電力動揺
抑制制御装置33からの出力(△Pdc)を、情報伝達
装置50によって、電力貯蔵装置7の制御装置に伝達す
ることにより形成されている。この情報伝達装置50
は、図からも明らかなように、送信器51、受信器5
2、信号伝達経路53とから構成されており、送信器5
1と受信器52の間は信号伝達経路53を介して信号が
伝達される。この情報伝達装置50としては、例えば光
ケーブルによる通信装置やマイクロウエーブを用いた通
信装置を用いてもよいし、あるいは、電力貯蔵装置7と
直流送電装置9が十分近い場所にある場合には、直接信
号線路を設置してもよい。
【0025】以上のように、直流送電装置9と電力貯蔵
装置7とを協調して動作させることで、交流系統の電力
動揺を低減させるように直流電力Pdcを変動させた影
響が他の交流系統に影響を与えることを抑制することが
可能となる。すなわち、第1の交流系統の電力動揺を抑
制するために直流送電装置9は電力動揺抑制制御装置3
3の指令に従って直流電力Pdcを変動させる必要があ
るが、これに伴って、直流送電装置9から第2の交流系
統2へ変換される電力Pacも変動してしまい、第2の
交流系統2に悪影響を与える場合がある。そこで、この
電力変動を電力貯蔵装置7の電力制御機能を用いて相殺
することで、直流送電装置9は第2の交流系統に悪影響
を与えることなく、直流電力Pdcを変動させることが
可能となる。また、電力貯蔵装置7を第2の交流系統2
の電力動揺を抑制するように動作させることで、第1、
第2の交流系統の電力動揺をそれぞれ独立に抑制するこ
とが可能となる。
装置7とを協調して動作させることで、交流系統の電力
動揺を低減させるように直流電力Pdcを変動させた影
響が他の交流系統に影響を与えることを抑制することが
可能となる。すなわち、第1の交流系統の電力動揺を抑
制するために直流送電装置9は電力動揺抑制制御装置3
3の指令に従って直流電力Pdcを変動させる必要があ
るが、これに伴って、直流送電装置9から第2の交流系
統2へ変換される電力Pacも変動してしまい、第2の
交流系統2に悪影響を与える場合がある。そこで、この
電力変動を電力貯蔵装置7の電力制御機能を用いて相殺
することで、直流送電装置9は第2の交流系統に悪影響
を与えることなく、直流電力Pdcを変動させることが
可能となる。また、電力貯蔵装置7を第2の交流系統2
の電力動揺を抑制するように動作させることで、第1、
第2の交流系統の電力動揺をそれぞれ独立に抑制するこ
とが可能となる。
【0026】なお、上記の実施の形態では、直流電力P
dcを用いるとして説明したが、この直流電力Pdcに
代えて、直流電圧、あるいは、直流電流を用いることも
可能である。すなわち、直流電流が一定の時には、この
直流電圧は上記直流電力Pdcと同様の動きを示し、直
流電圧が一定の時には、この直流電流は上記直流電力P
dcと同様の動きを示すことによる。また、いずれかの
変換器端の交流電圧の実効値も、変換器が正常に動作す
る場合、交流電流が一定であれば直流電力と同様の動き
を示すことから、これらを利用することも出来る。さら
には、いずれかの変換器端の交流電流の実効値も、変換
器が正常に動作する場合、交流電圧が一定であれば直流
電力と同様の動きを示すことから、これらをも利用する
ことも出来る。
dcを用いるとして説明したが、この直流電力Pdcに
代えて、直流電圧、あるいは、直流電流を用いることも
可能である。すなわち、直流電流が一定の時には、この
直流電圧は上記直流電力Pdcと同様の動きを示し、直
流電圧が一定の時には、この直流電流は上記直流電力P
dcと同様の動きを示すことによる。また、いずれかの
変換器端の交流電圧の実効値も、変換器が正常に動作す
る場合、交流電流が一定であれば直流電力と同様の動き
を示すことから、これらを利用することも出来る。さら
には、いずれかの変換器端の交流電流の実効値も、変換
器が正常に動作する場合、交流電圧が一定であれば直流
電力と同様の動きを示すことから、これらをも利用する
ことも出来る。
【0027】さらには、上記の直流電力Pdcを直接検
出する代わりに、この直流電力Pdcを他の検出信号か
ら推定することも可能である。例えば、直流電流を一定
とみなすことが出来れば、直流電圧を検出することで直
流電力Pdcの代わりに用いても良い。同様に、直流電
圧を一定とみなせることが出来れば、直流電流を検出す
ることで直流電力Pdcの代わりに用いても良い。ま
た、変換器端あるいは電力貯蔵装置設置点付近の交流電
圧や交流電流から推定しても良いし、変換器端あるいは
電力貯蔵装置設置点付近の交流電圧または交流電流の周
波数変動や位相の変動から推定しても良い。さらには、
上記の直流送電装置9を構成する変換器が他励式変換器
の場合には、点弧制御角や位相余裕角から推定し、ある
いは、変換器が自励式変換器の場合には、変換器電圧の
大きさや位相の指令値もしくは実測値から推定すること
も可能である。
出する代わりに、この直流電力Pdcを他の検出信号か
ら推定することも可能である。例えば、直流電流を一定
とみなすことが出来れば、直流電圧を検出することで直
流電力Pdcの代わりに用いても良い。同様に、直流電
圧を一定とみなせることが出来れば、直流電流を検出す
ることで直流電力Pdcの代わりに用いても良い。ま
た、変換器端あるいは電力貯蔵装置設置点付近の交流電
圧や交流電流から推定しても良いし、変換器端あるいは
電力貯蔵装置設置点付近の交流電圧または交流電流の周
波数変動や位相の変動から推定しても良い。さらには、
上記の直流送電装置9を構成する変換器が他励式変換器
の場合には、点弧制御角や位相余裕角から推定し、ある
いは、変換器が自励式変換器の場合には、変換器電圧の
大きさや位相の指令値もしくは実測値から推定すること
も可能である。
【0028】次に、上記図1に示した電力系統安定化装
置における各機器の動作の一例を図2に示す。まず、直
流送電装置9の変換器2の変換電力Pacは、POに△
Pdcを加えて、図2(a)のグラフに示すように変動
した場合を考える。ここで、電力貯蔵装置7には第2の
交流系統2の電力動揺を抑制するために、図2(c)の
グラフに示すような動揺抑制制御指令値△Pesが与え
られたとする。この場合、電力貯蔵装置7は、変換器2
の変換電力Pacの変動を相殺しながら、第2の交流系
統2に対して所望の電力制御を行うために、図2(b)
のグラフに示すPesのように電力を吸放出する。これ
により、第2の交流系統2への線路電力Plineは、
図2(c)のグラフに示すように、PacとPesとを
足し合わせた(Pac+Pes)波形となり、電力動揺
抑制制御装置42の指令通りの電力変動が得られる。こ
こで、電力潮流の向きは図1中に示す矢印の向きを正、
電力貯蔵装置の出力の向きは電力貯蔵装置7から系統の
母線5に電力を放出する向きを正としている。
置における各機器の動作の一例を図2に示す。まず、直
流送電装置9の変換器2の変換電力Pacは、POに△
Pdcを加えて、図2(a)のグラフに示すように変動
した場合を考える。ここで、電力貯蔵装置7には第2の
交流系統2の電力動揺を抑制するために、図2(c)の
グラフに示すような動揺抑制制御指令値△Pesが与え
られたとする。この場合、電力貯蔵装置7は、変換器2
の変換電力Pacの変動を相殺しながら、第2の交流系
統2に対して所望の電力制御を行うために、図2(b)
のグラフに示すPesのように電力を吸放出する。これ
により、第2の交流系統2への線路電力Plineは、
図2(c)のグラフに示すように、PacとPesとを
足し合わせた(Pac+Pes)波形となり、電力動揺
抑制制御装置42の指令通りの電力変動が得られる。こ
こで、電力潮流の向きは図1中に示す矢印の向きを正、
電力貯蔵装置の出力の向きは電力貯蔵装置7から系統の
母線5に電力を放出する向きを正としている。
【0029】なお、上記の図1では、電力貯蔵装置7に
伝達する信号として、電力動揺抑制制御装置の出力△P
dcを用いたが、この信号は直流電力の変動を表す信号
であれば、他の信号を用いてもかまわない。例えば、図
3に示すように、第2の変換器2の変換電力Pacを電
力検出器8で検出し、直流電力指令値POとの偏差を△
Pdcとして(△Pdc=Pac−PO)、電力貯蔵装
置7に伝達することでも、上記図1に示した装置と同等
の効果が得られる。また、この場合、交流系統または直
流系統における落雷等による系統故障が原因で、変換器
が正常に動作できず、変換電力が低下した場合には、直
流送電装置9から交流系統への供給電力減少分を上記電
力貯蔵装置7によって補うことも可能となる。
伝達する信号として、電力動揺抑制制御装置の出力△P
dcを用いたが、この信号は直流電力の変動を表す信号
であれば、他の信号を用いてもかまわない。例えば、図
3に示すように、第2の変換器2の変換電力Pacを電
力検出器8で検出し、直流電力指令値POとの偏差を△
Pdcとして(△Pdc=Pac−PO)、電力貯蔵装
置7に伝達することでも、上記図1に示した装置と同等
の効果が得られる。また、この場合、交流系統または直
流系統における落雷等による系統故障が原因で、変換器
が正常に動作できず、変換電力が低下した場合には、直
流送電装置9から交流系統への供給電力減少分を上記電
力貯蔵装置7によって補うことも可能となる。
【0030】上記の図3に示した制御装置を用いた場合
の各機器の動作の一例を図4に示す。系統への何らかの
外乱によって、第2の変換器2の変換電力Pacが、図
4(a)のグラフに示すように変動した場合を考える。
ここで、動揺抑制制御指令値△Pesは、図4(c)の
グラフに示すように常に零(0)であるとする。従っ
て、一時的に変換器2から交流系統2へ供給される電力
は、低下することになる。このとき、電力の低下分は交
流電力Pacと直流電力指令値POとの偏差△Pdc
(=Pac−PO)として検出され、この信号に基づい
て電力貯蔵装置7の出力は図4(b)のグラフに示すよ
うに制御される。この結果、交流系統2への供給電力P
lineの変動は、図4(c)のグラフに示すようにほ
ぼ零(0)に抑制することが可能となる。ここで、電力
潮流の向きは図1中に示す矢印の向きを正、電力貯蔵装
置出力の向きは電力貯蔵装置7から系統の母線5に電力
を放出する向きを正とする。
の各機器の動作の一例を図4に示す。系統への何らかの
外乱によって、第2の変換器2の変換電力Pacが、図
4(a)のグラフに示すように変動した場合を考える。
ここで、動揺抑制制御指令値△Pesは、図4(c)の
グラフに示すように常に零(0)であるとする。従っ
て、一時的に変換器2から交流系統2へ供給される電力
は、低下することになる。このとき、電力の低下分は交
流電力Pacと直流電力指令値POとの偏差△Pdc
(=Pac−PO)として検出され、この信号に基づい
て電力貯蔵装置7の出力は図4(b)のグラフに示すよ
うに制御される。この結果、交流系統2への供給電力P
lineの変動は、図4(c)のグラフに示すようにほ
ぼ零(0)に抑制することが可能となる。ここで、電力
潮流の向きは図1中に示す矢印の向きを正、電力貯蔵装
置出力の向きは電力貯蔵装置7から系統の母線5に電力
を放出する向きを正とする。
【0031】続いて、図5には、直流送電装置9と電力
貯蔵装置7の間での信号の伝達を行わない場合の構成を
示す。直流送電装置9から交流系統2に供給される電力
Pacは、電力検出装置8によって検出され、電力変動
抑制制御部60の入力信号となる。この電力変動抑制制
御部60の出力は、電力貯蔵装置7の電力(P)吸放出
指令値PesOに加えられ、線路電力の変動を相殺する
ように電力貯蔵装置7の出力が制御される。このような
構成により、直流送電装置9の変換電力が急変した場合
でも、交流系統2へ供給される電力の変動は抑制でき
る。すなわち、電力変動抑制制御部60は、例えば、リ
セットフィルタ61、位相補償ブロック62、ローパス
フィルタ63、ゲインブロック64により構成すること
ができ、かかる構成によれば、リセットフィルタ61で
電力の変動分を抽出し、位相補償ブロック62及びロー
パスフィルタ63により、伝達遅れ補償及び高周波除去
を行う。また、ゲインブロック64のゲインは系統状態
などに応じて調整すればよく、かつ、このゲインは負の
値とする必要がある。
貯蔵装置7の間での信号の伝達を行わない場合の構成を
示す。直流送電装置9から交流系統2に供給される電力
Pacは、電力検出装置8によって検出され、電力変動
抑制制御部60の入力信号となる。この電力変動抑制制
御部60の出力は、電力貯蔵装置7の電力(P)吸放出
指令値PesOに加えられ、線路電力の変動を相殺する
ように電力貯蔵装置7の出力が制御される。このような
構成により、直流送電装置9の変換電力が急変した場合
でも、交流系統2へ供給される電力の変動は抑制でき
る。すなわち、電力変動抑制制御部60は、例えば、リ
セットフィルタ61、位相補償ブロック62、ローパス
フィルタ63、ゲインブロック64により構成すること
ができ、かかる構成によれば、リセットフィルタ61で
電力の変動分を抽出し、位相補償ブロック62及びロー
パスフィルタ63により、伝達遅れ補償及び高周波除去
を行う。また、ゲインブロック64のゲインは系統状態
などに応じて調整すればよく、かつ、このゲインは負の
値とする必要がある。
【0032】このように、電力貯蔵装置7を、直流送電
設備9の電力変動によって線路電力に変動が発生するよ
うな線路に設置し、線路電力の変動に応じて制御を行う
ことで、直流送電設備9と電力貯蔵装置7との間での信
号の伝達等を行わなくても、直流送電装置9の電力変動
や一時的な変換電力低下の交流系統への影響を低減する
ことが可能となる。また、電力貯蔵装置7の設置個所
が、変換器2の設置された変換所内の母線へ設置されて
いれば、通信設備も簡単化でき、信号伝送の遅れも小さ
く、最も有効に直流送電電力変動の影響を低減すること
ができる。
設備9の電力変動によって線路電力に変動が発生するよ
うな線路に設置し、線路電力の変動に応じて制御を行う
ことで、直流送電設備9と電力貯蔵装置7との間での信
号の伝達等を行わなくても、直流送電装置9の電力変動
や一時的な変換電力低下の交流系統への影響を低減する
ことが可能となる。また、電力貯蔵装置7の設置個所
が、変換器2の設置された変換所内の母線へ設置されて
いれば、通信設備も簡単化でき、信号伝送の遅れも小さ
く、最も有効に直流送電電力変動の影響を低減すること
ができる。
【0033】また、直流送電装置9の運転状態に応じ
て、電力貯蔵装置7の制御方式を変更してもよい。例え
ば、図6に示すように、変換器動作状態検出部34で直
流送電装置9の変換器の動作状態を検知し、変換器が停
止している場合に電力変動抑制制御部60の動作を停止
するようにすれば、電力貯蔵装置7の不要な動作を避け
ることができる。あるいは、直流送電装置9の故障もし
くは動作異常を検出するための異常検出装置を設け、こ
の異常検出装置により検出される異常の種類に応じて、
前記電力貯蔵装置7の吸放出電力を制御する電力(P)
吸放出制御装置41の制御を変えるように構成すること
も可能である。
て、電力貯蔵装置7の制御方式を変更してもよい。例え
ば、図6に示すように、変換器動作状態検出部34で直
流送電装置9の変換器の動作状態を検知し、変換器が停
止している場合に電力変動抑制制御部60の動作を停止
するようにすれば、電力貯蔵装置7の不要な動作を避け
ることができる。あるいは、直流送電装置9の故障もし
くは動作異常を検出するための異常検出装置を設け、こ
の異常検出装置により検出される異常の種類に応じて、
前記電力貯蔵装置7の吸放出電力を制御する電力(P)
吸放出制御装置41の制御を変えるように構成すること
も可能である。
【0034】その他にも、例えば、電力貯蔵装置7が停
止状態であったり、直流送電装置9により制御可能な電
力が制限されているような状態にある場合、これを検出
する装置を設け、この検出装置により検出される状態に
応じて、直流送電装置9を用いた電力動揺抑制制御を制
限するような制御装置を備えてもよい。
止状態であったり、直流送電装置9により制御可能な電
力が制限されているような状態にある場合、これを検出
する装置を設け、この検出装置により検出される状態に
応じて、直流送電装置9を用いた電力動揺抑制制御を制
限するような制御装置を備えてもよい。
【0035】なお、以上に述べてきた直流送電装置の変
換器は、自励式変換器、他励式変換器、もしくはそれら
の組合せのいずれでも、同様に効果を有するものであ
る。また、第1および第2の交流系統は、分離されてい
るか、交流系統で接続されているかに関わらず、同様な
効果が得られる。
換器は、自励式変換器、他励式変換器、もしくはそれら
の組合せのいずれでも、同様に効果を有するものであ
る。また、第1および第2の交流系統は、分離されてい
るか、交流系統で接続されているかに関わらず、同様な
効果が得られる。
【0036】ここで、上記の電力貯蔵装置7として適用
できる機器の具体的な例について説明する。図7には、
この電力貯蔵装置7として超電導コイルを用いた機器の
例を示す。図において、超電導コイル72には変換器7
1が接続され、この変換器71を制御して超電導コイル
に流れる電流量を調整する。このことにより、昇圧変圧
器70を介して、交流系統母線5との間での電力の授受
を行うことが可能となる。
できる機器の具体的な例について説明する。図7には、
この電力貯蔵装置7として超電導コイルを用いた機器の
例を示す。図において、超電導コイル72には変換器7
1が接続され、この変換器71を制御して超電導コイル
に流れる電流量を調整する。このことにより、昇圧変圧
器70を介して、交流系統母線5との間での電力の授受
を行うことが可能となる。
【0037】さらに、図8には、上記電力貯蔵装置7と
して、2次電池を用いた機器の例を示す。すなわち、2
次電池74を変換器73に接続し、変換器73を制御す
ることで、昇圧変圧器70を介して交流系統母線5との
間で電力の授受を行うことが可能となる。なお、この2
次電池としては、例えば、鉛蓄電池、NaS電池、ニッケ
ル・カドミウム電池、リチウム電池など、電力の充放電
を可能とする電池を用いればよい。
して、2次電池を用いた機器の例を示す。すなわち、2
次電池74を変換器73に接続し、変換器73を制御す
ることで、昇圧変圧器70を介して交流系統母線5との
間で電力の授受を行うことが可能となる。なお、この2
次電池としては、例えば、鉛蓄電池、NaS電池、ニッケ
ル・カドミウム電池、リチウム電池など、電力の充放電
を可能とする電池を用いればよい。
【0038】図9には、可変速同期機を上記電力貯蔵装
置7として用いた他の機器の例を示す。ここで、可変速
同期機は、二次励磁電圧の位相を制御し、回転子の回転
エネルギーとして蓄積することで、電力の貯蔵を行うこ
とが出来る。すなわち、図示のように、可変速同期機8
1は固定子82と回転子83とを含んでおり、この固定
子82の3相1次巻線は、昇圧変圧器昇圧変圧器70を
介して交流系統母線5に接続されている。また、この回
転子83にはフライホイール84が連結されている。か
かる構成の可変速同期機では、回転子83の3相二次巻
線85(a、b、c)は、励磁制御装置88によって交
流励磁される。なお、この励磁制御装置88は、励磁量
設定手段87と位相変換手段86(a、b、c)を含ん
で構成されている。そして、この励磁量設定手段87は
有効電力指令値に従って、可変速同期機81の出力が指
令値に一致するように、回転子82の励磁量を設定す
る。なお、上記のフライホイール84は、回転子3に蓄
えるエネルギー量を大きくする目的で接続されている
が、回転子3のみでも十分なエネルギーが蓄積できる場
合には、特に必要はない。また、このフライホイール8
4の代わりに、水車を接続した可変速揚水発電機でも、
上記と同様に、電力の吸放出は可能であり、やはり、本
発明の電力系統安定化装置における電力貯蔵装置として
機能させることができる。
置7として用いた他の機器の例を示す。ここで、可変速
同期機は、二次励磁電圧の位相を制御し、回転子の回転
エネルギーとして蓄積することで、電力の貯蔵を行うこ
とが出来る。すなわち、図示のように、可変速同期機8
1は固定子82と回転子83とを含んでおり、この固定
子82の3相1次巻線は、昇圧変圧器昇圧変圧器70を
介して交流系統母線5に接続されている。また、この回
転子83にはフライホイール84が連結されている。か
かる構成の可変速同期機では、回転子83の3相二次巻
線85(a、b、c)は、励磁制御装置88によって交
流励磁される。なお、この励磁制御装置88は、励磁量
設定手段87と位相変換手段86(a、b、c)を含ん
で構成されている。そして、この励磁量設定手段87は
有効電力指令値に従って、可変速同期機81の出力が指
令値に一致するように、回転子82の励磁量を設定す
る。なお、上記のフライホイール84は、回転子3に蓄
えるエネルギー量を大きくする目的で接続されている
が、回転子3のみでも十分なエネルギーが蓄積できる場
合には、特に必要はない。また、このフライホイール8
4の代わりに、水車を接続した可変速揚水発電機でも、
上記と同様に、電力の吸放出は可能であり、やはり、本
発明の電力系統安定化装置における電力貯蔵装置として
機能させることができる。
【0039】
【発明の効果】以上の詳細な説明からも明らかなよう
に、本発明になる電力系統システムにおける電力系統安
定化装置によれば、直流送電設備を交流有効電力の吸放
出手段として用いた電力系統システムにおいて、直流送
電設備の変換器が接続された電力系統のいずれに対して
も、電力動揺を拡大させることなく、電力系統の安定化
を図ることが可能となり、さらには、交流系統の故障
や、直流系統の故障によって変換器変換電力が一時的に
低下した場合でも、系統に与える影響を最小限にとどめ
ることが可能となるという、技術的にも極めて優れて効
果を発揮することが可能になる。
に、本発明になる電力系統システムにおける電力系統安
定化装置によれば、直流送電設備を交流有効電力の吸放
出手段として用いた電力系統システムにおいて、直流送
電設備の変換器が接続された電力系統のいずれに対して
も、電力動揺を拡大させることなく、電力系統の安定化
を図ることが可能となり、さらには、交流系統の故障
や、直流系統の故障によって変換器変換電力が一時的に
低下した場合でも、系統に与える影響を最小限にとどめ
ることが可能となるという、技術的にも極めて優れて効
果を発揮することが可能になる。
【図1】本発明になる電力系統安定化装置を適用した電
力系統システムの構成図である。
力系統システムの構成図である。
【図2】上記電力系統安定化装置における電力系統安定
化動作を説明するための波形図である。
化動作を説明するための波形図である。
【図3】本発明の他の実施の形態になる電力系統安定化
装置を説明する一部構成図である。
装置を説明する一部構成図である。
【図4】上記他の実施の形態になる電力系統安定化装置
の電力系統安定化動作を説明する波形図である。
の電力系統安定化動作を説明する波形図である。
【図5】本発明の更に他の実施の形態になる電力系統安
定化装置を説明する構成図である。
定化装置を説明する構成図である。
【図6】本発明の更に他の実施の形態になる電力系統安
定化装置を説明する構成図である。
定化装置を説明する構成図である。
【図7】上記本発明になる電力系統安定化装置における
電力貯蔵装置の具体的構成例を示す図である。
電力貯蔵装置の具体的構成例を示す図である。
【図8】上記本発明になる電力系統安定化装置における
電力貯蔵装置の他の具体的構成例を示す図である。
電力貯蔵装置の他の具体的構成例を示す図である。
【図9】上記本発明になる電力系統安定化装置における
電力貯蔵装置の更に他の具体的構成例を示す図である。
電力貯蔵装置の更に他の具体的構成例を示す図である。
1 第1の電力変換器 2 第2の電力変換器 3 直流線路 4、6、13、23 送電線 5、12、22 母線 7 電力貯蔵装置 8、15、25 電力検出器 9 直流送電設備 10 第1の交流系統 11、21 発電機 14、24 負荷 20 第1の交流系統 31、32 変換器制御装置 33 電力動揺抑制制御装置 34 変換器動作状態検出部 41 電力吸放出制御装置 42 電力動揺抑制制御装置 50 情報伝達装置 51 送信機 52 受信機 53 信号伝達経路 60 電力変動抑制制御部 61 リセットフィルタ 62 位相補償ブロック 63 ローパスフィルタ 64 ゲインブロック 70 昇圧変圧器 71、73 変換器 72 超電導コイル 74 2次電池 81 可変速同期機 82 固定子 83 回転子 84 フライホイール 85 二次巻線 86 位相変換手段 87 励磁量設定手段 88 励磁制御装置
Claims (16)
- 【請求項1】 少なくとも2つの交流電力系統の間に直
流送電装置を接続し、この直流送電装置による電力変換
によりこれら交流電力系統の安定化を図る電力系統シス
テムの電力系統安定化装置において、前記直流送電装置
は、一方の交流電力系統の母線に接続された第1の電力
変換装置と、他方の交流電力系統の母線に接続された第
2の電力変換装置と、前記第1及び第2の電力変換装置
間を結ぶ直流送電線路とで構成され、さらに、前記電力
変換装置と前記交流系統との間を連系する交流送電線路
の一方に、前記直流送電装置と強調して働く電力貯蔵装
置を接続したことを特徴とする電力系統システムの電力
系統安定化装置。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載した電力系統システ
ムの電力系統安定化装置において、前記交流送電線路の
電力潮流の変動に応じて、前記電力貯蔵装置の吸放出電
力を制御する電力吸放出制御装置を備えたことを特徴と
する電力系統システムの電力系統安定化装置。 - 【請求項3】 前記請求項1に記載した電力系統システ
ムの電力系統安定化装置において、前記直流送電装置に
より前記一方の交流系統から変換される直流電力の変動
に基づいて前記電力貯蔵装置による吸放出電力を制御す
る電力吸放出制御装置を備えたことを特徴とする電力系
統システムの電力系統安定化装置。 - 【請求項4】 前記請求項3に記載した電力系統システ
ムの電力系統安定化装置において、前記一方の交流系統
の電力動揺を抑制するような直流電力制御指令を形成す
る第1の電力動揺抑制装置を設け、前記電力吸放出制御
装置は、前記第1の電力動揺抑制装置からの直流電力制
御指令に基づいて、前記電力貯蔵装置による吸放出電力
を制御するように構成されたことを特徴とする電力系統
システムの電力系統安定化装置。 - 【請求項5】 前記請求項4に記載した電力系統システ
ムの電力系統安定化装置において、前記他方の交流系統
の電力動揺を抑制するような直流電力制御指令を形成す
る第2の電力動揺抑制装置とを設け、前記電力吸放出制
御装置は、前記第1の電力動揺抑制装置からの直流電力
制御指令と前記第2の電力動揺抑制装置からの直流電力
制御指令とに基づいて、前記電力貯蔵装置による吸放出
電力を制御するように構成されたことを特徴とする電力
系統システムの電力系統安定化装置。 - 【請求項6】 前記請求項5に記載した電力系統システ
ムの電力系統安定化装置において、前記第1の交流系統
の交流電力値を検出する第1の交流電力値検出手段を設
け、前記第1の電力動揺抑制装置は、前記第1の交流電
力値検出手段により検出された交流電力検出値に基づい
て、前記第1交流系統の電力動揺を抑制するような直流
電力制御指令を形成するように構成され、加えて、前記
第2の交流系統の交流電力値を検出する第2の交流電力
値検出手段を設け、前記第2の電力動揺抑制装置は、前
記第2の交流電力値検出手段により検出された交流電力
検出値に基づいて、前記第2交流系統の電力動揺を抑制
するような直流電力制御指令を形成するように構成され
たことを特徴とする電力系統システムの電力系統安定化
装置。 - 【請求項7】 前記請求項4に記載した電力系統システ
ムの電力系統安定化装置において、前記第1の電力動揺
抑制装置と前記電力吸放出制御装置との間には、前記第
1の電力動揺抑制装置により生成された直流電力制御指
令を前記電力吸放出制御装置へ伝送するための信号伝送
手段を設けたことを特徴とする電力系統システムの電力
系統安定化装置。 - 【請求項8】 前記請求項3に記載した電力系統システ
ムの電力系統安定化装置において、前記直流送電装置に
より変換される交流電力の電力値を検出する手段と、前
記交流電力検出手段により検出された電力値と前記直流
送電装置により変換される直流電力との偏差を演算する
手段を設け、前記電力吸放出制御装置は、前記偏差演算
手段からの偏差に基づいて、前記電力貯蔵装置による吸
放出電力を制御するように構成されたことを特徴とする
電力系統システムの電力系統安定化装置。 - 【請求項9】 前記請求項8に記載した電力系統システ
ムの電力系統安定化装置において、前記偏差演算手段と
前記制御装置との間には、前記偏差演算手段からの偏差
を前記電力吸放出制御装置へ伝送するための信号伝送手
段を設けたことを特徴とする電力系統システムの電力系
統安定化装置。 - 【請求項10】 前記請求項1に記載した電力系統シス
テムの電力系統安定化装置において、前記直流送電装置
から前記第2の交流系統へ供給される交流電力に基づい
て、前記電力貯蔵装置による吸放出電力を制御する電力
吸放出制御装置を備えたことを特徴とする電力系統シス
テムの電力系統安定化装置。 - 【請求項11】 前記請求項10に記載した電力系統シ
ステムの電力系統安定化装置において、前記直流送電装
置から前記第2の交流系統へ供給される交流電力に基づ
いて、前記第2の交流系統の電力変動を抑制するような
電力変動抑制出力を形成する電力変動抑制制御部を設け
たことを特徴とする電力系統システムの電力系統安定化
装置。 - 【請求項12】 前記請求項11に記載した電力系統シ
ステムの電力系統安定化装置において、前記直流送電装
置を構成する前記第2の電力変換器からの交流出力を検
出する手段を設け、前記電力変動抑制制御部は、前記交
流電力値検出手段により検出された電力検出値に基づい
て、前記第2交流系統の電力変動を抑制するような電力
吸放出指令を形成するように構成されたことを特徴とす
る電力系統システムの電力系統安定化装置。 - 【請求項13】 前記請求項12に記載した電力系統シ
ステムの電力系統安定化装置において、前記直流送電装
置の電力変換動作を検知する変換器動作状態検出部を設
け、前記変換器動作状態検出部による前記直流送電装置
の電力変換動作状態に基づいて、前記電力変動抑制制御
部から出力される電力吸放出指令を断続するように構成
したことを特徴とする電力系統システムの電力系統安定
化装置。 - 【請求項14】 前記請求項13に記載した電力系統シ
ステムの電力系統安定化装置において、前記変換器動作
状態検出部は、前記直流送電装置の変換器の故障もしく
は動作異常を検出する異常検出手段を備え、前記電力吸
放出制御装置は、前記異常検出手段により検出された変
換器の故障もしくは動作異常に応じて前記電力貯蔵装置
による吸放出電力を制御するように構成されたことを特
徴とする電力系統システムの電力系統安定化装置。 - 【請求項15】 前記請求項1に記載した電力系統シス
テムの電力系統安定化装置において、前記電力貯蔵装置
の停止状態を検出するための手段と、前記電力貯蔵装置
停止状態検出手段からの検出信号に基づいて、前記電力
変換装置による電力変換量を制限する手段とを設けたこ
とを特徴とする電力系統システムの電力系統安定化装
置。 - 【請求項16】 前記請求項1に記載した電力系統シス
テムの電力系統安定化装置において、前記電力貯蔵装置
を、回転子を交流励磁することで電力の吸放出を行うこ
とを可能とする可変速同期機、電力の吸放出を行うこと
の可能な2次電池、超電導コイルと電力系統間の電力を
制御する電力変換装置を具備する超電導エネルギー貯蔵
装置、及び、回転子に可逆式ポンプ水車が連結された交
流励磁式の可変速揚水発電機のいずれかの少なくとも1
つにより構成したことを特徴とする電力系統システムの
電力系統安定化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8125635A JPH09312934A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 電力系統システムの電力系統安定化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8125635A JPH09312934A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 電力系統システムの電力系統安定化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09312934A true JPH09312934A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14914920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8125635A Pending JPH09312934A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 電力系統システムの電力系統安定化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09312934A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11299100A (ja) * | 1998-04-15 | 1999-10-29 | Hitachi Ltd | エネルギー・電力融通システム及びその融通方法 |
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| US9920746B2 (en) | 2012-07-13 | 2018-03-20 | Wobben Properties Gmbh | Method for controlling an electric generator |
-
1996
- 1996-05-21 JP JP8125635A patent/JPH09312934A/ja active Pending
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