JPH09313036A - 菊の栽培における人工照明の制御方法 - Google Patents

菊の栽培における人工照明の制御方法

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JPH09313036A
JPH09313036A JP9072151A JP7215197A JPH09313036A JP H09313036 A JPH09313036 A JP H09313036A JP 9072151 A JP9072151 A JP 9072151A JP 7215197 A JP7215197 A JP 7215197A JP H09313036 A JPH09313036 A JP H09313036A
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JP
Japan
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illuminance
flowering
time
yellow lamp
chrysanthemums
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JP9072151A
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Shinichi Kosaka
信一 向阪
Jiro Itakura
二郎 板倉
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ヤガ類の防除を図るとともに、開花抑制も図れ
る菊の栽培における人工照明の制御方法を提供するにあ
る。 【解決手段】菊を植える畝面に対して平行に等間隔に複
数の黄色蛍光ランプからなる黄色ランプLaを配置し、
少なくとも菊の平均的な成長点高さである地面から菊の
平均的な成長点高さである略1.2mの位置の照度が開
花抑制を行なう期間中は36ルックス以上となるように
各黄色ランプLaを点灯させる。この場合黄色ランプL
aを調光点灯装置CRにより定格100%で点灯させ
て、上記の照度を得られるように黄色ランプLaの高
さ、間隔、数を設定する。そして防除効果だけを得るた
めの期間においては各黄色ランプLaの明るさを調光点
灯装置LCにより調光制御して、上記の略1.2mの高
さの照度が1ルックス乃至4ルックスの範囲に収まるよ
うに設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、菊の栽培における
人工照明の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来園芸、特に菊の栽培において、開花
抑制を行い出荷時期を調整するために電照方法が採用さ
れている。この場合白熱ランプを用いて50乃至60ル
ックスの照度で菊を照明し、短日性植物である菊の開花
を遅らせることができる。例えば、自然開花期が10月
下旬の「秀芳の力」種の出荷は電照により11月から翌
年の5月上旬まで人工的に抑制されていた。
【0003】一方、菊の害虫であるヤガ類は6月乃至1
1月頃まで発生し、菊に被害を与えている。このヤガ類
に対しては従来は農薬によってその防除を行なってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のヤガ類は夜間菊
の葉や花に飛来し産卵するとともに、孵化した幼虫が葉
や花を食い荒らし、被害を与えていた。その対策は農薬
散布であるが、農薬に対する耐性を持つヤガ類の出現に
より殺虫効果が低下しているという問題がある。また孵
化したヤガ類の幼虫が花芽の中に入ってしまえば、農薬
の効果は期待できない。そのため新しい防除法が求めら
れている。
【0005】本発明は上述の点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところはヤガ類の防除を図るととも
に、開花抑制も図れる菊の栽培における人工照明の制御
方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、黄色ランプを用いて電照する際
に、防蛾効果があって、菊の開花を抑制しないような低
レベル照度に制御する時間と、開花抑制に効果のある高
レベル照度に制御する時間とを、夫々が必要とする時期
に対応させて設定すること黄色ランプの点灯制御のみで
ヤガ類の防除ができるとともに、開花抑制も行なえ、し
かも開花抑制が不要な時期においては開花に影響を与え
ることなく防除が行なえ、またヤガ類の防除のための農
薬散布作業が不要となるから作業の軽減化が図れる。
【0007】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、定植時期から開花抑制が不要となる時期までは、
夜間の一定時間帯において被電照植物の照度が高レベル
照度となるように黄色ランプの明るさを制御し、上記時
間帯以外で防蛾が必要な時間帯において菊の上位葉にお
ける照度が低照度レベルとなるように黄色ランプの明る
さを制御し、上記時期以降で防蛾が不要となる時期まで
は、防蛾が必要な時間帯において上記菊の上位葉におけ
る照度が低いレベル照度となるように黄色ランプの点灯
を制御することを特徴とし、菊花の出荷時期を最適な時
期となるように開花時期を調整し且つ虫害のない品質の
良い菊花を出荷することができる。
【0008】請求項3の発明では、請求項1、2の発明
において、高照度レベルが36ルックス以上であること
を特徴とし、菊、特に”秀芳の力”の開花抑制に顕著な
効果がある。請求項4の発明では、請求項1、2の発明
において、低照度レベルが1乃至4ルックスであること
を特徴とし、開花に影響を与えず、防蛾、特にシロイチ
モジョウトウ、オオタバコガに対する防蛾効果が得られ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】まず本発明の基礎となるヤガ類を
照明により防除する原理について説明する。ヤガ類の視
覚には昼間の「明適応」と夜間の「暗適応」の2種類が
あり、ヤガ類は夜行性であり、被害を与える暗適応時が
問題となる。そのため暗適応時の視覚を黄色ランプを点
灯させることにより明適応させればヤガ類の活動性を抑
えることができる。このヤガ類の活動性を抑えることが
できれば夜間の吸汁活動や産卵活動を低下させ、栽培植
物の被害を軽減できることができる。そのため黄色ラン
プの点灯時刻は原則として夕方から明け方まで終夜点灯
させることが必要であり、またヤガ類の発生が心配され
る時期より早く点灯することが必要であることが分か
る。
【0010】一方、植物の開花抑制を電照により行なう
場合には、開花抑制効果が十分に得られる最低照度があ
る。また開花抑制効果が十分には得られないが開花に影
響が出てくる最低照度が存在する。従って、植物の開花
に影響を与えずにヤガ類の防除を目的とする場合には、
ヤガ類を明適応させて活動性を抑える最低照度から、開
花に影響が出てくる最低照度未満に照度を設定する必要
がある。また開花抑制効果を十分に得ようとする場合に
は照度を開花抑制効果が十分に得られる最低照度以上と
する必要がある。
【0011】本発明者らは照明によりヤガ類の防除が行
なえる点と開花抑制とが行なえる点に注目して、開花抑
制と、ヤガ類の防除とを黄色ランプの点灯を制御するこ
とにより実現する電照方法を発明したのである。以下本
発明方法を詳説する。最初に本発明者らは防除効果及び
開花に影響を与え始める照度を特定するために次のよう
な実験を実際に菊を植栽している畝において行なった。
尚実験に使用した菊の品種としては「城下町」「有明」
(自然開花期が9月中旬から下旬)を用いた。
【0012】図6はその実験時の照度測定点とランプ位
置の関係を示しており、図6の場合黄色ランプとして直
管型の黄色蛍光ランプ(FL40S・Y−F〔松下電子
工業製〕)Laを用い、図示するようにランプの軸方向
が地面に対して直交し且つ中央部が地上高3mに位置す
るように配置した。そして照度測定点の高さを1.2m
とし、また調査地点を水平距離で畝に沿って3mおきに
15mまでの6箇所乃至と、更に30m地点の計
7箇所を調査地点とした。また黄色ランプLaの点灯は
100%点灯でその点灯時間は午後7時から翌朝の午前
5時を初期の設定としてその後日長の変化に応じて日没
前から日の出直後までの点灯を基準としてヤガ類の活動
時間帯に併せて適宜変えた。
【0013】而してヤガ類の防除効果の調査は、菊の苗
を畝に定植すると同時に黄色ランプLaを点灯させ、こ
の点灯から1週後以降2週間間隔で各調査地点における
任意の50茎についてヤガ類の被害調査を見取り調査に
よって行い、被害茎はその都度取り除いた。ここで菊に
被害を与えるヤガ類はシロイチモジョウトウ、オオタバ
コガ、ハスモンヨトウであり、前者の2種の蛾による被
害は菊の成長点付近の食害により、また後者による被害
は葉の食害により判断した。
【0014】以上の調査結果を纏めたのが表1である。
また点灯から30日後に黄色ランプLaから水平方向に
1m間隔で測定した水平照度と最大照度を纏めたのが表
2である。尚ハスモンヨトウによる食害状況は殆ど無か
ったので調査結果としては示さない。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】以上の結果はシロイチモジヨウトウ、オオ
タバコガの2種のヤガ類に対する防除効果が黄色ランプ
Laから12m以内で顕著に認められることを示してい
る。そしてそれに関わる照度は地上1.2mの最大照度
で1ルックスが最低点であることが推考できる。以上の
ことからヤガ類に対する高い防除効果を得るためには、
地上1.2mで1ルックス以上を確保することと、既発
生時からの点灯開始は効果の安定に卵から蛹までの期間
を要するので、初発生時までに点灯を開始するのが良い
と判断できる。
【0018】一方、開花に対する影響についての調査
は、収穫を開始する直前(59日目)に、草丈、葉数の
他開花程度を図7に示すようにからまでの5段階に
分けて行なった。そして黄色ランプLaからの距離と開
花程度、黄色ランプLaからの距離と草丈、黄色ランプ
Laからの距離と葉数との関係についての調査結果を夫
々纏めたのが表3、表4、表5である。
【0019】
【表3】
【0020】
【表4】
【0021】
【表5】
【0022】が顕著に見られ、6m以上では影響が無
く、開花の遅れは5乃至7日であった。また3m地点で
の照度は地上1.2mで12.0ルックス(最大照
度)、同じく6m地点では4.2ルックスであった。草
丈はランプ直下ではやや長くなる傾向が見られたが、葉
数では顕著な差がないことが分かる。また品質に対する
影響は特に認められなかった。
【0023】また「城下町」種では開花程度に有意な差
は認められなかったが、同じく黄色ランプLaから3m
の範囲内でわずかに開花遅延の傾向があることが分か
る。また草丈、葉数はランプ直下でやや増加する傾向が
見られた。粗に品質に対する影響は特に認められなかっ
た。このように「有明」種は「城下町」種より黄色ラン
プに対する反応が強いことが推察され、品種による差が
あるものと考える。
【0024】以上の実験は「有明」「城下町」の2種の
菊について行なったものであるが、別の品種「秀芳の
力」(自然開化期10月下旬)について黄色ランプLa
を地上高さ1.8mに設置し、日長が限界日長より短く
なる時期から2週間経過後黄色ランプLaを午後22時
から午前2時までの間点灯させ、同様な実験を行い、そ
の畝面での水平照度と、定植日からの到花(開花)に至
る日数との関係を測定してみたところ図8(a)に示す
ようになった。また水平照度と、切花茎長との関係を測
定してみたところ図8(b)に示すようになった。更に
摘心後の茎長と摘心日からの日数の関係を白熱ランプ
と、黄色ランプLaの照明下において測定してみたとこ
ろ図8(c)に示すようになった。
【0025】以上の結果から「秀芳の力」種の開花を完
全に抑制するためには、畝地表面での水平照度が36ル
ックス以上必要であることが分かった。ここで本来は成
長点付近の上位葉での照度を測定すれば良いのである
が、菊の成長につれて上位葉の位置は光源に近づく。開
花抑制には最低照度以上の照度があれば効果があるの
で、畝地表面での照度を代表値とした(それより高い位
置での照度は、当然この値より高くなり開花抑制効果が
ある)。
【0026】尚開花抑制に有効な照度の下では開花日は
黄色ランプLaと、白熱ランプとも変わらなかった。ま
た切花の品質を示す総節数、柳葉数、舌状花数も変わら
なかった。このような実験結果から「有明」種や「秀芳
の力」種等各種の菊を栽培するに当たって開花抑制効果
を十分に得るためには、畝地表面で36ルックス以上の
照度があれば良いことが分かった。
【0027】一方ヤガ類の防除効果を得るには1ルック
ス以上あれば良いことが分かったが、開花に影響を与え
る照度は、「有明」種において照度が4.2ルックス以
上であることから、品種のばらつきを考慮して各種菊に
おいて開花に影響を与えずに防除効果を得るには、畝地
表面で略1ルックス以上で略4ルックスを照度の上限と
することが良いことが分かった。
【0028】従って開花抑制を行なう期間とヤガ類の防
除期間とが重複する間で、開花抑制のための照明を行な
う時間帯では開花抑制効果が十分得られるように畝地表
面での水平照度を略36ルックス以上となるように黄色
ランプLaを点灯し、上記時間帯以下で防蛾が必要な時
間帯においては開花に影響が出てくる照度未満で且つ防
除効果が得られる照度の以上の範囲(略1〜略4ルック
ス)となるように黄色ランプLaの点灯を制御し、開花
抑制を必要としないが、ヤガ類の防除を必要とする期間
においては開花に影響が出てくる照度未満で且つ防除効
果が得られる照度の以上の範囲(略1〜略4ルックス)
となるように黄色ランプLaの点灯を制御する。以上の
ようにすることによりヤガ類を防除するための農薬の散
布を行なうことなく、黄色ランプの点灯制御のみで防除
と、開花抑制とが同時に行なえるのである。
【0029】(実施例1)図1に示すように菊を植える
畝地表面(地面と表記)に対して平行に等間隔に複数の
黄色蛍光ランプからなる黄色ランプLaを配置し、開花
抑制を行なう期間中の必要とする時間帯において畝地表
面の水平照度が略36ルックス以上となるように各黄色
ランプLaを点灯させる。尚各黄色ランプLaの高さ、
間隔、数は各黄色ランプLaを調光点灯装置CRにより
定格100%で点灯させた時に上記の照度を得られるよ
うに設定される。そして防除効果だけを得るための時間
帯及び期間においては各黄色ランプLaの明るさを調光
点灯装置LCにより調光制御して、最大照度が略1ルッ
クス乃至略4ルックスの範囲に収まるように設定する。
【0030】このように黄色ランプLaを配置してその
点灯を調光制御する方法をとれば、均済度を低下させる
ことなく、2つの照度レベルが設定でき、防除効果が期
待できない1ルックス以下のエリアの出力を防ぐことが
できる。図2は本実施例を用いて、「秋芳菊を8月に定
植し、12月末に出荷するための点灯制御パターンの一
例を示しており、この場合8月に定植してから一定期間
経過後、ヤガ類防除と、開花抑制とを行なう期間Aを1
0月中旬まで設定し、この期間を過ぎてから11月末ま
でを開花非抑制で且つヤガ類防除期間Bとして設定して
いる。
【0031】期間Aでは図3に示すように午後10時か
ら翌日の午前2時までの期間を開花抑制の時間帯aと
し、午後6時から午後10時までの時間帯bと、翌日の
午前2時から午前6時までの時間帯cとを防除のための
時間帯として設定し、時間帯b及びcでは上述の照度が
1乃至4ルックスの範囲に照度が収まるように各黄色ラ
ンプLaを調光制御し、時間帯aでは上述の照度が36
ルックス以上となるように各黄色ランプLaを定格10
0パーセントで点灯させる。
【0032】また期間Bでは図4に示すように午後6時
から翌日の午前6時までの時間帯dを防除のための時間
帯として設定し、該時間帯dでは上述の照度が1乃至4
ルックスの範囲に照度が収まるように各黄色ランプLa
を調光制御する。時間帯a乃至d以外は黄色ランプLa
を不点状態とする。以上のようにすることにより本実施
例では、ヤガ類を防除しながら菊の開花を抑制し、所望
の出荷時期にヤガ類に被害を受けることなく菊を開花さ
せることができる。
【0033】(実施例2)上記実施例1では黄色ランプ
Laを調光することにより低照度を得るようにしている
が、本実施例では開花抑制のための照明系と、防除のた
めの照明系とを併設したもので、図5に示すように地上
に近い位置に開花抑制のための照明系の黄色ランプLa
aを配置し、防除効果だけの時間帯に点灯させる照明系
の黄色ランプLabを均済度を得るために黄色ランプL
aaよりも高い位置に配置し、開花抑制のための時間帯
では黄色ランプLaaを定格100%で点灯して、36
ルックス以上の照度を得、防除効果だけの時間帯では黄
色ランプLabを定格100%で点灯して1〜4ルック
スの範囲の照度を得るようにしてある。勿論黄色ランプ
Labとして低定格の黄色ランプLab’を用いてその
設置高さを黄色ランプLaaの高さ位置と略同じに配置
しても良い。この場合均済度を得るために黄色ランプL
ab’の数を多くする必要がある。
【0034】而して本実施例においても実施例1と同様
に各ランプLaa、Lab(又はLab’)の制御を図
2の点灯制御パターンに沿って制御することにより、ヤ
ガ類を防除しながら菊の開花を抑制し、所望の出荷時期
にヤガ類に被害を受けることなく菊を開花させることが
できることになる。尚各実施例1、2の黄色ランプL
a、Laa,Lab,Lab’として光波長がピーク値
が約580nmで500nm以下、及び700nm以上
の成分を持たない幅狭の分光分布特性を持つものを採用
することが、ヤガ類の防除と開花抑制を行うのに好まし
い。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明は、黄色ランプを用いて
電照する際に、防蛾のために栽培中の菊の上位葉におけ
る照度が略1乃至略4ルックスの範囲となるように黄色
ランプの明るさを制御する時間と、開花抑制のために上
記菊の上位葉における照度が略36ルックス以上となる
ように黄色ランプの点灯を制御する時間とを、夫々が必
要とする時期に対応させて設定するので、黄色ランプの
点灯制御のみでヤガ類の防除ができるとともに、開花抑
制も行なえ、しかも開花抑制が不要な時期においては開
花に影響を与えることなく防除が行なえ、またヤガ類の
防除のための農薬散布作業が不要なるから作業の軽減化
が図れるという効果がある。
【0036】請求項2の発明は、請求項1、2の発明に
おいて、定植時期から開花抑制が不要となる時期まで
は、夜間の一定時間帯において被電照植物の照度が略3
6ルックス以上となるように黄色ランプの明るさを制御
し、上記時間帯以外で防蛾が必要な時間帯において菊の
上位葉における照度が略1乃至略4ルックスとなるよう
に黄色ランプの明るさを制御し、上記時期以降で防蛾が
不要となる時期までは、防蛾が必要な時間帯において上
記菊の上位葉における照度が略1乃至略4ルックスとな
るように黄色ランプの点灯を制御するので、請求項1の
発明の効果に加えて、菊花の出荷時期を最適な時期とな
るように開花時期を調整し且つ虫害のない品質の良い菊
花を出荷することができるという効果がある。
【0037】請求項3の発明は.請求項1、2の発明に
おいて、黄色ランプは光波長がピーク値が約580nm
で500nm以下、及び700nm以上の成分を持たな
い幅狭の分光分布特性を持つものを使用したので、最も
最適なヤガ類の防除と、開花抑制とを実現することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のランプ配置説明図である。
【図2】同上の点灯制御パターン例図である。
【図3】同上の照度制御説明図である。
【図4】同上の照度制御説明図である。
【図5】本発明の実施例2のランプ配置説明図である。
【図6】試験時の説明図である。
【図7】同上の開花程度の基準例図である。
【図8】別の実験結果のグラフである。
【符号の説明】
La 黄色ランプ
. LC 調光装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】黄色ランプを用いて電照する際に、防蛾効
    果があって、菊の開花を抑制しないような低レベル照度
    に制御する時間と、開花抑制に効果のある高レベル照度
    に制御する時間とを、夫々が必要とする時期に対応させ
    て設定することを特徴とする菊の栽培における人工照明
    の制御方法。
  2. 【請求項2】定植時期から開花抑制が不要となる時期ま
    では、夜間の一定時間帯において被電照植物の照度が高
    レベル照度となるように黄色ランプの明るさを制御し、
    上記時間帯以外で防蛾が必要な時間帯において菊の上位
    葉における照度が低照度レベルとなるように黄色ランプ
    の明るさを制御し、上記時期以降で防蛾が不要となる時
    期までは、防蛾が必要な時間帯において上記菊の上位葉
    における照度が低いレベル照度となるように黄色ランプ
    の点灯を制御することを特徴とする請求項1記載の菊の
    栽培における人工照明の制御方法。
  3. 【請求項3】高照度レベルが36ルックス以上であるこ
    とを特徴とする請求項1、2記載の菊の栽培における人
    工照明の制御方法。
  4. 【請求項4】低照度レベルが1乃至4ルックスであるこ
    とを特徴とする請求項1、2記載の菊の栽培における人
    工照明の制御方法。
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