JPH09313301A - 椅子用肘掛け装置 - Google Patents

椅子用肘掛け装置

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JPH09313301A
JPH09313301A JP8133739A JP13373996A JPH09313301A JP H09313301 A JPH09313301 A JP H09313301A JP 8133739 A JP8133739 A JP 8133739A JP 13373996 A JP13373996 A JP 13373996A JP H09313301 A JPH09313301 A JP H09313301A
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elbow pad
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/022Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts
    • A47C1/03Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts being arm-rests
    • A47C1/0307Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts being arm-rests adjustable rectilinearly in horizontal direction

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着座者の作業姿勢に応じて肘当ての前後及び
左右の位置と角度振りを適切に調節可能とする。 【解決手段】 椅子本体側に固定された肘掛けフレーム
5の肘当て支持台3の上を肘当て4が水平移動可能な椅
子用肘掛け装置において、肘当て支持台3と肘当て4と
の相対向する面のいずれか一方に固定支持軸12と椅子
の幅方向に移動可能な可動支持軸11とを設けると共に
他方側に固定支持軸12および可動支持軸11がそれぞ
れ嵌合される2本のガイド溝9,10が前後方向に並べ
て設けられ、各支持軸11,12をガイド溝9,10に
よってそれぞれ案内しながら肘当て4を肘当て支持台3
に対して水平移動させるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は椅子の肘掛けに関す
る。更に詳述すると、本発明は、着座者の作業姿勢に応
じて肘当て部分の前後方向及び左右方向の位置並びに肘
当ての向きを調節することができる椅子用肘掛け装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、肘掛けの肘当て部分が椅子の左右
方向(本明細書では幅方向という)あるいは前後方向に
スライドする椅子としては、例えば特開平8−2407
9号公報に開示されたものがある。この肘掛け装置は、
図5に示すように、肘掛けフレームの上端部に形成され
た肘当て支持台(図示省略)と肘当て101との間にガ
イド機構102とロック機構103とを設けて幅方向に
移動可能とし、着座者の体格や椅子を収容する机下空間
などに応じて椅子両側の肘掛けの位置即ち左右の肘掛け
の間の間隔を調節し得るように設けられている。ガイド
機構102は肘当て支持台側にT形のガイドレール10
4を幅方向に形成すると共にこれと嵌合するガイド溝1
05を肘当て101側に形成し、肘当て101をガイド
レール104に沿って幅方向にスライド可能としてい
る。また、ロック機構103はT形ガイドレール104
の縁に形成された係合凹部106と、これに噛合する係
合爪107を一端に備えた肘当て側のリンク108と、
このリンク108を揺動させる力を付与するロック解除
ボタン109及びリターンコイルスプリング110とか
ら構成され、ロック解除ボタン109を押して係合爪1
07をT形ガイドレール104の係合凹部106から離
脱させている間に肘当て101をガイドレール104に
沿って移動可能としている。この肘掛け装置はガイド機
構102を前後方向に配置することによって肘当て10
1を前後方向に移動可能とすることも可能である。
【0003】また、別のタイプの肘掛け装置としては、
図示していないが、肘当て支持台上に1本の固定軸を設
け、この固定軸を中心に肘当てを旋回可能に取付けて角
度振り(肘当ての水平面内での向き)を調節するタイプ
のものが知られている。また、肘当て支持台に対し肘当
ての前後両端をそれぞれ別々に幅方向に移動可能に取り
付けて肘当ての幅方向への平行スライドと角度振りを可
能としたタイプのものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−24079号公報に開示された肘掛け装置では、肘
当て部分を幅方向又は前後方向のいずれかに移動させる
のみであり、着座者の体格や机下空間に合わせて肘当て
の位置を幅方向と前後方向のいずれかに調節するに過ぎ
なかった。このため、ロック機構の操作により作業姿勢
に応じて肘掛けの幅方向位置や前後方向位置を任意の位
置へ移動させることはできても、腕の動きに追従させて
肘当てを自由に前後・左右に移動させて角度振りを与え
ることはできない。即ち、意図的に椅子の前後方向ある
いは幅方向へ肘当てを必要量だけ動かしかつ同時に傾き
を与えることができない問題を有している。
【0005】このため、腕を机上で前後・左右に水平移
動させたり手首を回すことが要求されるような作業、例
えばコンピュータのキーボード操作やマウス操作等を行
う場合には、肘の動きに肘当てが追従できないことか
ら、肘当てに肘を載せたままでの作業ができずに肘を浮
かせて作業するしかなく、作業中の腕のサポートが不十
分であるという欠点を有している。即ち、キーボード入
力を行うときには両腕を体の前方でほぼハの字状に揃え
ているのに対し、マウス操作を行うときには一方の腕を
キーボードの側方に移動させ、さらにその周辺でマウス
を動かす必要があるので、肘当ての位置を左右又は前後
の好適な位置に調節できたとしても、肘の動きに肘当て
が追従できずに肘が擦れたり場合によっては肘当てから
外れてしまうことになる。
【0006】このことは、肘当てを1軸周りに旋回させ
て肘当ての向き調節を行う肘掛け装置や、肘当ての前方
と後方とを互いに逆方向にスライドさせることによって
肘当てに角度振りを与えるようにしている肘掛け装置に
あっても同様である。いずれにしても、肘当ての向きが
変わることによっては肘当ての前後方向位置や左右の肘
当てと肘当てとの間隔も変わらず、椅子の内側へ肘当て
が入ることも外側へ出ることもないので、キーボード操
作やマウス操作などのOA機器の操作の際の腕や手首の
動きには十分に追従することはできない。
【0007】本発明は、着座者の作業姿勢に応じて肘当
ての前後及び左右の位置と角度振りを適切に調節可能な
椅子用肘掛け装置、より具体的には意図的に椅子の前後
方向あるいは幅方向へ必要量だけ動かしかつ同時に傾き
を与えることができる椅子用肘掛け装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1記載の発明は、椅子本体側に固定された肘
掛けフレームの肘当て支持台の上を肘当てが水平移動可
能な椅子用肘掛け装置において、肘当て支持台と肘当て
との相対向する面のいずれか一方に固定支持軸と椅子の
幅方向に移動可能な可動支持軸とを設けると共に他方側
に固定支持軸および可動支持軸がそれぞれ嵌合される2
本のガイド溝が前後方向に並べて設けられ、各支持軸を
ガイド溝によってそれぞれ案内しながら肘当てを肘当て
支持台に対して移動させるようにしている。
【0009】したがって、肘当てに椅子の前後方向へ押
し出す力あるいは引き込む力が加わると、肘当ては、各
支持軸の各ガイド溝に沿った相対移動によって肘当て支
持台の上をガイド溝の長手方向へ移動する。一方、肘当
てに対し幅方向成分を含む力が加わると、前後方向への
移動ストローク端あるいはその途中で可動支持軸が幅方
向へ移動し、固定支持軸を中心に椅子の幅方向内側ある
いは外側へ肘当てを旋回させる。そこで、肘当ては、こ
れらの動きが組み合わせられる範囲で前後あるいは左右
の位置及び向き(角度振り)を変化させる。
【0010】また、請求項2記載の発明は、少なくとも
固定支持軸を案内するガイド溝が前後方向に対して斜め
に形成されるようにしている。この場合、肘当ての回転
中心である固定支持軸がガイド溝に沿った前後方向への
相対移動に伴って同時に幅方向へも移動するため、肘当
ての前後動に伴って幅方向位置も変わる。
【0011】更に、2本のガイド溝はそれぞれ前後方向
に対して斜めに形成され、かつ可動支持軸と嵌合するガ
イド溝と固定支持軸と嵌合するガイド溝とでは傾きの大
きさを異にするようにしている。この場合、2本のガイ
ド溝の傾斜角度の違いから、肘当てが前後動する際に旋
回し、内向きあるいは外向きに角度振りが与えられる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
最良の形態に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1から図3に本発明の肘掛け装置を適用
した椅子用肘掛け装置の実施の一形態を示す。この椅子
用肘掛け装置は、椅子本体側に固定される肘掛けフレー
ム5と、該フレーム5の上端部に形成される肘当て支持
台3と、この肘当て支持台3の上を水平移動可能な肘当
て4とから構成されている。
【0014】肘当て支持台3は、図3に示す肘掛けフレ
ーム5と一体成形されるか、あるいは別体に成形されて
から肘掛けフレーム5に固定されている。本実施形態の
場合、可動支持軸11のフランジ部分11aを収容する
凹部8が形成されたベース部材3aとこれを覆う扇形の
スライドプレート3bとから構成されている。スライド
プレート3bには可動支持軸を幅方向に移動可能に収容
する円弧状の長孔からなるガイド溝7が形成されてい
る。尚、肘掛けフレーム5は、椅子本体側例えば座部1
あるいは座部1を脚部に取り付けるための座受け部材
(図示省略)に固定されている。また、肘当て4は、例
えば図2に示すように、スライドプレート6の上にイン
ナーシェル17を配置すると共に更にその上にクッショ
ン材18を取り付けて表皮部材19で覆うことによって
構成されている。インナーシェル17とスライドプレー
ト6との間には可動支持軸11及び固定支持軸12の相
対移動を可能とする空間20が形成されている。
【0015】肘当て支持台3及び肘当て4の相対向する
面のいずれか一方にはほぼ前後に並べて形成された一対
のガイド溝9,10が、他方にはこれらガイド溝9,1
0とそれぞれ嵌合する固定支持軸12と可動支持軸11
とが前後に並べて設けられている。本実施形態では、肘
当て支持台3側に固定支持軸12とほぼ幅方向に移動可
能な可動支持軸11とが備えられ、肘当て4側の対向す
る面に2本のガイド溝9,10が形成されている。
【0016】ガイド溝9,10は、肘当て4を構成する
スライドプレート6を貫通するように、椅子の前後方向
に対して斜め(換言すれば図1に実線で示す基準位置P
1での肘当て4あるいは肘当て支持台3の長手方向中心
線Oに対して斜め)に形成された長孔である。即ち、ガ
イド溝9,10は斜め前後方向に形成されている。ここ
で、前側のガイド溝9は、前方への突き出し時に肘当て
4に傾き(角度振り)を与えるため、後側のガイド溝1
0よりも幅方向に大きく傾けて形成されている。そし
て、固定支持軸12が嵌合される後方のガイド溝10
は、前端側即ち肘当てが最も引き込まれた位置P1で固
定支持軸12が当接する部位(即ちガイド溝10の最も
内側となる端部)が肘当て4の中心線Oの上にあり、後
端側即ち肘当て4が最も前方へ突き出された位置P2あ
るいはP3で固定支持軸12が当接する部位(即ちガイ
ド溝10の最も外側となる端部)が肘当て4の中心線O
よりも右側になるように形成されている。これによって
肘当て4を最も前方へ突き出しかつ可動支持軸11を最
も内側へ移動させたときに肘当て4が椅子の内側へ向く
角度振りが与えられ、肘当て内寸(左右の肘当て4,4
の間隔)をキーボード操作などに適した値に確保し得
る。また、可動支持軸11が嵌合される前方のガイド溝
9は、前端側即ち肘当て4が最も引き込まれた位置P1
で可動支持軸11が当接する部位(即ちガイド溝9の最
も内側となる端部)と後端側即ち肘当て4が最も前方へ
突き出された位置P2あるいはP3で可動支持軸11が
当接する部位(即ちガイド溝9の最も外側となる端部)
がそれぞれ肘当て4の中心線Oから等位置にあるように
形成されている。これによって肘当て4を最も引き込ん
でかつ可動支持軸11をガイド溝7の内側端(図1で左
端)に引き寄せた通常位置P1に配置したときに、肘当
て4が肘当て支持台3の上で椅子の前方へ真っ直ぐに向
く姿勢が確保される。また、肘当て4を最も前方へ突き
出し尚かつ可動支持軸11を最も外側(図1上右側)へ
ガイド溝7内を移動させたときには、肘当て4には椅子
の外側へ向く角度振りが与えられ、肘当て4をマウス操
作等に適した配置とすることができる。
【0017】一方、支持軸11,12は、例えばピン部
材から成り、肘当て支持台3のスライドプレート3bか
ら突出している。各支持軸11,12のうち固定支持軸
12は、肘当て支持台3の長手方向中心線Oの上の後方
寄りの位置に固定されており、後述するように肘当て4
の向きを変える場合の支点となる。また、可動支持軸1
1は、固定支持軸12よりも前方に形成されている円弧
状のガイド溝7内に移動可能に収容されている。このガ
イド溝7は、固定支持軸12を中心にしかつ長手方向中
心線Oを横切る円弧状の長孔で形成されている。本実施
形態の場合、ガイド溝は長手方向中心線Oから左右に等
しい長さに形成されているが、これに特に限定されるも
のではなく、場合によっては左右の長さを異にして肘当
て4の振り角度をより目的に応じたものとすることもあ
る。可動支持軸11はガイド溝7内を移動して肘当て4
の回転のガイドとなる。各支持軸11,12のフランジ
(図2にはフランジ11aのみ図示)はガイド溝7より
も大きなベース部材3aの凹部8に収められてから脱落
しないようにスライドプレート3bで覆われている。
【0018】支持軸11,12の先端は対応するガイド
溝9,10に挿入されて貫通しており、内周面に多数の
係止爪を有するストッパリング21によって抜け止めさ
れている。このストッパリング21とスライドプレート
6との間には座金22を介してスプリング23が介在さ
れ、スプリング力によってスライドプレート6が肘掛け
支持台3側へ押し付けられ、肘当て支持台3と肘当て4
との間に適宜摩擦を発生させて肘当て4にある程度の力
がかかったときにのみ移動し得るように設けられてい
る。
【0019】なお、支持軸11,12とガイド溝9,1
0とは、本実施形態の場合、椅子の両側の肘掛けにそれ
ぞれ対称的に組み込まれそれぞれ肘当て4,4に左右対
称の動きを与える構造とされているが、場合によっては
各支持軸11,12の位置やガイド溝9,10の位置・
傾き等を左右の肘掛け毎に異にして左右の肘当て4,4
で動きうる範囲などを異ならせるようにしても良いし、
一方の肘掛けの肘当てのみを可動にするようにしても良
い。
【0020】以上のように構成された本発明の肘掛け装
置によれば、次のようにして腕の動きに追従して肘当て
4が前後・左右に自由に移動しかつ角度振りを与えるこ
とはできる。
【0021】肘当て4に椅子の前後方向へ押し出す力あ
るいは引き込む力が加わると、肘当て4は、支持軸1
1,12のガイド溝9,10に沿った相対移動によって
肘当て支持台3の上をガイド溝9,10の長手方向へ移
動する。一方、肘当て4に対し幅方向成分を含む力が加
わると、前後方向への移動ストローク端あいるはその途
中で可動支持軸11がガイド溝7内を幅方向へ移動し、
固定支持軸12を中心に椅子の幅方向内側あるいは外側
へ肘当て4を旋回させる。そこで、肘当て4は、これら
の動きが組み合わせられる範囲で前後あるいは左右の位
置及び向き(角度振り)を変化させる。
【0022】即ち、図1に実線で示す通常基本となる位
置P1に肘当て4があるときに、肘を肘当て4に載せた
ままの状態で腕を図1中左斜め前方に動かすと、肘当て
4は腕の動きに追従して各ガイド溝9,10を支持軸1
1,12に対して滑らせながら二点鎖線で示す内向きで
最も内側の位置P2まで前進する。
【0023】このとき、各ガイド溝9,10は図1では
左斜め方向に形成されているので、肘当て4は全体とし
て斜め前方に移動し、前方へ突き出るのと同時に幅方向
内側へも移動し肘当て4の内寸を変える。また、前方の
ガイド溝9が後方のガイド溝10よりも傾斜角を大きく
しているので、それらの傾斜角度の違いから肘当て4が
前進しながら図中反時計回転方向に旋回して内向きに角
度振りが与えられる。
【0024】この状態から、腕を外向き(図中右側)に
向けると、この動きに伴って、可動支持軸11がガイド
溝7内を移動し、固定支持軸12を中心に旋回し、仮想
線で示す外向き位置P3に向きを変える。
【0025】そして、この状態から、腕をさらに右側に
向けたまま後方に引き下げると、肘当て4はガイド溝
9,10を支持軸11,12に対して滑らせながら図1
に仮想線で示す位置P4まで移動する。このときには肘
当て4を前方へ突き出したときよりも更に大きく外向き
に肘当て4の角度を振ることができる。ガイド溝9,1
0は前後方向に斜めにその長手方向が配置されるように
形成されているので、肘当て4は全体として斜め右後方
に移動し、前後方向及び左右・幅方向に位置を変える。
また、ガイド溝9,10の幅方向への傾斜角度が異なっ
ているので、肘当て4の後退は図中右側に僅かに旋回し
ながら向きを変えつつ行われる。
【0026】次に、腕を図中左側に向けると、この動き
に伴って可動支持軸11がガイド溝7内を図中左側に移
動し、肘当て4が固定支持軸12を中心に左旋回して元
の位置P1に戻る。
【0027】このように、肘当て4が腕の動きに追従し
て必要量だけ前後あるいは左右若しくは同時に双方に移
動しかつ向きを調節するため、特に、コンピュータ操作
を行うような場合、肘掛けに肘を載せたままキーボード
操作を実行したり、肘掛けに肘を載せたまま腕をキーボ
ードの横にずらしてマウス操作を行うことができる。し
かも、マウス操作に伴う腕の動きに併せて肘を載せた肘
当て4を移動させることがきる。また、肘当て4は、各
支持軸11,12に係止されているストッパリング21
とスライドプレート6との間のスプリング23によって
発生する摩擦によってむやみにスライドしないようにさ
れている。
【0028】また、図1から図4に示す実施形態では、
肘当て支持台3は、肘当て4の位置及び向きに拘わらず
常に肘当て4に隠れて露出することがないので、外観を
損なうこともないし、ガイド溝7などに指や異物などが
挟まれることがない。
【0029】なお、上述の形態は本発明の好適な形態の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。
【0030】例えば、上述の実施形態では、ガイド溝
9,10を肘当て4側に形成すると共に支持軸11,1
2を肘当て支持台3側に設けているが、この関係を逆に
してガイド溝9,10を肘当て支持台3側に形成すると
共に支持軸11,12を肘当て4側に設けても良い。
【0031】また、上述の実施形態では、支持軸11,
12のうち、前側に可動支持軸11を配置すると共に後
側に固定支持軸12を配置しているが、これとは逆に前
側に固定支持軸12を配置する共に後側に可動支持軸1
1を配置しても良い。
【0032】また、上述の実施形態では、同じストロー
クでも可動範囲を広くするため、ガイド溝9,10を双
方とも前後方向に対して斜め(即ち、長手方向中心線O
に対して斜め)に形成しているが、可動支持軸11を収
めるガイド溝9については必ずしも幅方向に傾斜させて
おく必要はない。少なくとも固定支持軸12を収めるガ
イド溝10を幅方向に傾斜させておけば、肘当て4の幅
方向への位置調節は可能である。また、ガイド溝9,1
0は、場合によっては双方とも前後方向に並べて一直線
状に配置されることもある。このときには、肘当て4の
前後動に伴って椅子の内側あるいは外側へ向けて肘当て
4がほぼ平行移動することはないが、可動支持軸11の
幅方向移動による肘当て4の旋回によって肘当ての突き
出し位置あるいは引き込み位置もしくはそれらの途中の
位置でそれぞれ向きが変えられると共にそのことによっ
て実質的に肘当て4の内寸あるいは外寸もある程度変更
できる。更に、後方のガイド溝10を例えば∧形あるい
は∩形などの連続する2方向の溝とし、いずれか一方の
溝に固定支持軸12が導入されるようにしても良い。こ
の場合、例えば溝9と逆方向に傾く溝側へ固定支持軸1
2を導入すると、図1に示す各位置P1〜P4の他に、
図1に示すP2の位置よりも更に内側で傾いた内側位置
とP2とP3の位置の間の外側位置との間で角度振りが
与えられる。
【0033】また、可動支持軸11を肘当て支持台3に
対してねじ止め等によって係止できる構造にし、肘当て
4の突き出し位置と引き込み位置とで固定するようにし
ても良い。例えば、可動支持軸11の上端側にフランジ
を形成し、下端側を肘当て支持台3の下方に突き出すよ
うにして、蝶ねじ等で任意の位置で固定できるようにす
る。
【0034】さらに、図4に示すように、肘当て4を移
動させた時にガイド溝9,10などが露出することが特
に問題とならない仕様のときには、図1の実施例のもの
より各支持軸11,12間の距離を大きくすると共に各
ガイド溝9,10の長さを延長し、肘当て4の移動範囲
を図1のものより拡大することも可能である。また、可
動支持軸11を収めるガイド溝9に、所定間隔置きに凹
部16が形成されたプレート15を重ね、可動支持軸1
1に対し段階的な位置決めを行うようにしても良い。こ
こで、プレート15は、可動支持軸11の移動方向と直
交する方向にスライド可能に取付られ、図示していない
リターンスプリングなどの介在によって可動支持軸11
に設定値以上の大きさの力が作用したときにのみスプリ
ングの力に抗して後退し、可動軸11の通過を可能とす
るように設けられている。
【0035】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載の発明は、肘当て支持台と肘当てとの相対向する
面のいずれか一方に固定支持軸と椅子の幅方向に移動可
能な可動支持軸とを設けると共に他方側に固定支持軸お
よび可動支持軸がそれぞれ嵌合される2本のガイド溝を
前後方向に並べて設け、各支持軸をガイド溝によってそ
れぞれ案内しながら肘当てを肘当て支持台に対して移動
させるようにしているので、肘当てに前後方向へ押し出
す力あるいは引き込む力が加わると、肘当ては、各支持
軸の各ガイド溝に沿った相対移動によって肘当て支持台
の上をガイド溝の長手方向へ移動する。一方、肘当てに
対し幅方向成分を含む力が加わると、前後方向への移動
ストローク端あるいはその途中で可動支持軸が幅方向へ
移動し、固定支持軸を中心に椅子の幅方向内側あるいは
外側へ肘当てを旋回させる。そこで、肘当ては、これら
の動きが組み合わせられる範囲で前後あるいは左右の位
置及び向き(角度振り)を変化させる。
【0036】したがって、肘当てに腕を載せたまま机上
で腕を前後・左右に動かしたり、手首を回転させること
が可能となる。これによって、OA機器などの操作にお
いてキーボード操作やマウス操作などの間にも肘を肘掛
けでサポートすることができ、作業の疲れを少なくでき
る利点を有している。
【0037】また、請求項2記載の発明は、少なくとも
固定支持軸を案内するガイド溝が前後方向に対して斜め
に形成されているので、肘当ての前後動と共に幅方向に
も移動することとなり、幅方向の移動量を増加させて肘
当ての内寸を作業に合わせて狭くすることあるいは外寸
を広くすることなどができ、かつ肘当ての調節を着座者
の腕の動きにより追従させ易くなる。
【0038】更に、請求項3記載の発明は、2本のガイ
ド溝がそれぞれ傾きの大きさを異にして前後方向に斜め
に形成されている。この場合、2本のガイド溝の傾斜角
度の違いから肘当てが前後動する際に旋回し、肘当ての
前方への突き出しと同時に内向きあるいは外向きの角度
振りが与えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の肘掛け装置の実施形態の一例を示す平
面図である。
【図2】図1の肘掛け装置の縦断面図である。
【図3】図1の肘掛け装置を備える椅子の斜視図であ
る。
【図4】本発明の肘掛け装置の他の実施形態を示す平面
図である。
【図5】従来の肘掛け装置を示す平面図である。
【符号の説明】
3 肘当て支持台 4 肘当て 6 スライドプレート 9,10 ガイド溝 11 可動支持軸 12 固定支持軸 O 肘当てあるいは肘当て支持台の長手方向中心線(前
後方向)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 椅子本体側に固定された肘掛けフレーム
    の肘当て支持台の上を肘当てが水平移動可能な椅子用肘
    掛け装置において、前記肘当て支持台と肘当てとの相対
    向する面のいずれか一方に固定支持軸と椅子の幅方向に
    移動可能な可動支持軸とを設けると共に他方側に前記固
    定支持軸および可動支持軸がそれぞれ嵌合される2本の
    ガイド溝が前後方向に並べて設けられ、前記各支持軸を
    前記ガイド溝によってそれぞれ案内しながら前記肘当て
    を前記肘当て支持台に対して移動させることを特徴とす
    る椅子用肘掛け装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも前記固定支持軸を案内するガ
    イド溝が前後方向に対して斜めに形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の椅子用肘掛け装置。
  3. 【請求項3】 前記2本のガイド溝はそれぞれ前後方向
    に対して斜めに形成され、かつ前記可動支持軸と嵌合す
    るガイド溝と前記固定支持軸と嵌合するガイド溝とでは
    傾きの大きさを異にすることを特徴とする請求項1記載
    の椅子用肘掛け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002291574A (ja) * 2001-03-28 2002-10-08 Takano Co Ltd 椅 子
JP2002336079A (ja) * 2001-05-21 2002-11-26 Kokuyo Co Ltd 肘掛け
JP2008528919A (ja) * 2005-01-25 2008-07-31 サン‐ゴバン インダストリーケラミック ローデンタル ゲーエムベーハー 熱膨張の所定の補償を伴うキルンランカート
JP2016093346A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 コクヨ株式会社 椅子

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