JPH09313548A - 介護用リフト装置 - Google Patents
介護用リフト装置Info
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- JPH09313548A JPH09313548A JP8157663A JP15766396A JPH09313548A JP H09313548 A JPH09313548 A JP H09313548A JP 8157663 A JP8157663 A JP 8157663A JP 15766396 A JP15766396 A JP 15766396A JP H09313548 A JPH09313548 A JP H09313548A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被介護者の移動時の揺れをなくして、吊り状
態を安定させると共に、使用時には介護人を必要せず、
かつ、身体を比較的、自由に動かすことができ、さら
に、ズボンや下着の着脱が容易に行える介護用リフト装
置を得る。 【解決手段】 フレーム5の下部に被介護者の上体を挟
持する挟持部6と、この挟持部6を回動させる挟持用駆
動部7とを設け、さらに、フレーム5の上部にモータ2
9、小ギヤ及びリミットスイッチ31を設けた懸架挟持体
2を形成する。そして、懸架挟持体2が移動する室内38
の上方に亙って設けられたレール3と、このレール3に
走行自在に設けられた走行体4と、この走行体4に設け
た、懸架挟持体2を吊架、保持するための角パイプを昇
降させるベルト、昇降用駆動モータ及び多角筒32からな
る吊架駆動手段と、この吊架駆動手段を制御するリミッ
トスイッチとを設ける。
態を安定させると共に、使用時には介護人を必要せず、
かつ、身体を比較的、自由に動かすことができ、さら
に、ズボンや下着の着脱が容易に行える介護用リフト装
置を得る。 【解決手段】 フレーム5の下部に被介護者の上体を挟
持する挟持部6と、この挟持部6を回動させる挟持用駆
動部7とを設け、さらに、フレーム5の上部にモータ2
9、小ギヤ及びリミットスイッチ31を設けた懸架挟持体
2を形成する。そして、懸架挟持体2が移動する室内38
の上方に亙って設けられたレール3と、このレール3に
走行自在に設けられた走行体4と、この走行体4に設け
た、懸架挟持体2を吊架、保持するための角パイプを昇
降させるベルト、昇降用駆動モータ及び多角筒32からな
る吊架駆動手段と、この吊架駆動手段を制御するリミッ
トスイッチとを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体不自由者また
は長期療養者などの身体が弱くて介護を必要とする人
が、介護人を必要とせずに、一人でベットから他の場
所、例えばトイレや車椅子に移行する際に使用する介護
用リフト装置に関するものである。
は長期療養者などの身体が弱くて介護を必要とする人
が、介護人を必要とせずに、一人でベットから他の場
所、例えばトイレや車椅子に移行する際に使用する介護
用リフト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、介護用のリフト装置として多くの
種類のものが提案されている。例えば、図15に示すリフ
ト装置91は、移動可能なベース92に上方が湾曲した上下
動可能な支柱93を立設し、この支柱93の上端より吊り下
がる引出可能な吊りベルト94に設けたハンガー95に、被
介護者96を下方より包んで保持した吊上用シート97を懸
架させたものである。
種類のものが提案されている。例えば、図15に示すリフ
ト装置91は、移動可能なベース92に上方が湾曲した上下
動可能な支柱93を立設し、この支柱93の上端より吊り下
がる引出可能な吊りベルト94に設けたハンガー95に、被
介護者96を下方より包んで保持した吊上用シート97を懸
架させたものである。
【0003】そして、このリフト装置91を使用する場合
は、介護者が被介護者96の身体の上体及び上腿の下面に
吊上用シート97を配置し、適所に設けた吊り片98を、下
方向にさげたハンガー95に懸けて、被介護者96を抱える
ようにして持ち上げている。
は、介護者が被介護者96の身体の上体及び上腿の下面に
吊上用シート97を配置し、適所に設けた吊り片98を、下
方向にさげたハンガー95に懸けて、被介護者96を抱える
ようにして持ち上げている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の装
置にあっては、吊上用シートをかけるハンガーを支柱に
ベルト1本で吊っているので、吊上用シートに被介護者
を載せて移動するとき、吊上用シートが揺れて支持状態
が不安定になる問題がある。また、この装置を使用する
場合においては、吊上用シートに被介護者を載せたり、
また、被介護者を載せた吊上用シートを移動させるため
には介護人が必要になる問題がある。
置にあっては、吊上用シートをかけるハンガーを支柱に
ベルト1本で吊っているので、吊上用シートに被介護者
を載せて移動するとき、吊上用シートが揺れて支持状態
が不安定になる問題がある。また、この装置を使用する
場合においては、吊上用シートに被介護者を載せたり、
また、被介護者を載せた吊上用シートを移動させるため
には介護人が必要になる問題がある。
【0005】さらに、被介護者の全身を下から包むよう
にして吊り上げているので、被介護者の身体の自由が束
縛されると共に、トイレを使用する場合には、ズボン等
の着脱が容易に行えない問題もあった。
にして吊り上げているので、被介護者の身体の自由が束
縛されると共に、トイレを使用する場合には、ズボン等
の着脱が容易に行えない問題もあった。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、被介護者の身体の一部を挟持するよ
うにして吊り上げて、室内を移動させ、これにより、移
動時の吊り状態を安定させると共に、使用時には介護人
を必要とせず、かつ、身体を比較的、自由に動かすこと
ができ、さらに、ズボン等の着脱が容易に行える介護用
リフト装置を提供することを目的とする。
になされたもので、被介護者の身体の一部を挟持するよ
うにして吊り上げて、室内を移動させ、これにより、移
動時の吊り状態を安定させると共に、使用時には介護人
を必要とせず、かつ、身体を比較的、自由に動かすこと
ができ、さらに、ズボン等の着脱が容易に行える介護用
リフト装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
フレームに被介護者の身体を挟持する挟持部と、該挟持
部を作動させる挟持用駆動部とを設けると共に、フレー
ム回転駆動部本体を設けた懸架挟持体と、該懸架挟持体
が移動する室の上方に亙って設けられたレールと、該レ
ールに走行自在に設けられた走行体と、該走行体に設け
た、前記懸架挟持体を吊架、保持するための懸架手段を
ベルトを介して昇降させる吊架駆動手段と、該吊架駆動
手段を制御する制御手段とからなることを特徴とするも
のである。
フレームに被介護者の身体を挟持する挟持部と、該挟持
部を作動させる挟持用駆動部とを設けると共に、フレー
ム回転駆動部本体を設けた懸架挟持体と、該懸架挟持体
が移動する室の上方に亙って設けられたレールと、該レ
ールに走行自在に設けられた走行体と、該走行体に設け
た、前記懸架挟持体を吊架、保持するための懸架手段を
ベルトを介して昇降させる吊架駆動手段と、該吊架駆動
手段を制御する制御手段とからなることを特徴とするも
のである。
【0008】上記構成においては、被介護者自らがレー
ル上を走行する走行体を作動させ、この走行体に吊架し
た懸架挟持体を、例えば、車椅子の上方に位置させ、吊
架駆動手段を作動させて懸架挟持体を下降させ、この懸
架挟持体のフレームに設けた挟持部を、挟持用駆動部の
駆動によって開閉させて、被介護者の身体を挟持する。
ル上を走行する走行体を作動させ、この走行体に吊架し
た懸架挟持体を、例えば、車椅子の上方に位置させ、吊
架駆動手段を作動させて懸架挟持体を下降させ、この懸
架挟持体のフレームに設けた挟持部を、挟持用駆動部の
駆動によって開閉させて、被介護者の身体を挟持する。
【0009】その後、懸架挟持体を上昇させて身体を持
ち上げ、走行体を移動させて、例えば、トイレの便座の
近傍にまで身体を移動させる。便座に腰かける際は、懸
架挟持体を下降させ、身体の向きを直す場合は、フレー
ム回転駆動部本体を作動させて懸架挟持体を回転させ
て、便座の正しい位置に、腰かけ易いように位置を修正
する。便座に位置したら、ズボンや下着を脱いで用をた
す。用足をたした後は、今とは逆の行動によって車椅子
に戻る。
ち上げ、走行体を移動させて、例えば、トイレの便座の
近傍にまで身体を移動させる。便座に腰かける際は、懸
架挟持体を下降させ、身体の向きを直す場合は、フレー
ム回転駆動部本体を作動させて懸架挟持体を回転させ
て、便座の正しい位置に、腰かけ易いように位置を修正
する。便座に位置したら、ズボンや下着を脱いで用をた
す。用足をたした後は、今とは逆の行動によって車椅子
に戻る。
【0010】請求項2記載の発明は、前記懸架挟持体の
フレームの下部に被介護者の上体を挟持する挟持部を設
けたことを特徴とするものである。
フレームの下部に被介護者の上体を挟持する挟持部を設
けたことを特徴とするものである。
【0011】このようにフレームの下部に、被介護者の
上体を下部ケース側に対面させ、前方より上体側部を挟
持する挟持部を設けて、懸架挟持体の最小の下降で被介
護者の上体を挟持できるようにする。
上体を下部ケース側に対面させ、前方より上体側部を挟
持する挟持部を設けて、懸架挟持体の最小の下降で被介
護者の上体を挟持できるようにする。
【0012】請求項3記載の発明は、前記挟持部の下部
に被介護者の上腿を挟持する上腿挟持部を設けたことを
特徴とするものである。
に被介護者の上腿を挟持する上腿挟持部を設けたことを
特徴とするものである。
【0013】このように挟持部の下部に上腿挟持部を設
けて、被介護者の上体を挟持部で、上腿を上腿挟持部で
挟持して、吊り上げた際、被介護者の上体が挟持部から
抜け落ちるのを防止させる。
けて、被介護者の上体を挟持部で、上腿を上腿挟持部で
挟持して、吊り上げた際、被介護者の上体が挟持部から
抜け落ちるのを防止させる。
【0014】請求項4記載の発明は、前記懸架挟持体を
吊架、保持するための懸架手段を電気絶縁状態に吊架駆
動手段のベルトの下端に接続したことを特徴とするもの
である。
吊架、保持するための懸架手段を電気絶縁状態に吊架駆
動手段のベルトの下端に接続したことを特徴とするもの
である。
【0015】このように構成したので、走行体の内部に
取付けた吊架駆動手段のモータ等から漏電した電流がベ
ルト等を介して懸架手段に流れないようにする。
取付けた吊架駆動手段のモータ等から漏電した電流がベ
ルト等を介して懸架手段に流れないようにする。
【0016】
【発明の実施の形態】請求項1の記載から把握される本
発明において、図2に示すように、フレーム5の下部に
被介護者の上体を挟持する挟持部6と、この挟持部6を
回動させる挟持用駆動部7とを設け、さらに、図6及び
図7に示すように、フレーム5の上部にモータ29、小ギ
ヤ30及びリミットスイッチ31からなるフレーム回転駆動
部本体8を設けた懸架挟持体2を形成する。
発明において、図2に示すように、フレーム5の下部に
被介護者の上体を挟持する挟持部6と、この挟持部6を
回動させる挟持用駆動部7とを設け、さらに、図6及び
図7に示すように、フレーム5の上部にモータ29、小ギ
ヤ30及びリミットスイッチ31からなるフレーム回転駆動
部本体8を設けた懸架挟持体2を形成する。
【0017】そして、図2に示すように、懸架挟持体2
が移動する室内38の上方に亙って設けられたレール3
と、このレール3に走行自在に設けられた走行体4と、
この走行体4に前記懸架挟持体2を吊架、保持するため
の角パイプからなる懸架手段を昇降させる、ベルト、昇
降用モータ及び多角筒32からなる吊架駆動手段と、この
吊架駆動手段を制御するリミットスイッチからなる制御
手段とを設ける。
が移動する室内38の上方に亙って設けられたレール3
と、このレール3に走行自在に設けられた走行体4と、
この走行体4に前記懸架挟持体2を吊架、保持するため
の角パイプからなる懸架手段を昇降させる、ベルト、昇
降用モータ及び多角筒32からなる吊架駆動手段と、この
吊架駆動手段を制御するリミットスイッチからなる制御
手段とを設ける。
【0018】請求項2の記載から把握される本発明にお
いて、図2に示すように、懸架挟持体2のフレーム5の
下部に被介護者の上体の側部を前方より挟持する挟持部
6を設ける。
いて、図2に示すように、懸架挟持体2のフレーム5の
下部に被介護者の上体の側部を前方より挟持する挟持部
6を設ける。
【0019】請求項3の記載から把握される本発明にお
いて、図13に示すように、挟持部6の下部に被介護者の
上腿側部を上方より挟持する上腿挟持部87を設ける。
いて、図13に示すように、挟持部6の下部に被介護者の
上腿側部を上方より挟持する上腿挟持部87を設ける。
【0020】請求項4の記載から把握される本発明にお
いて、図10に示すように、懸架挟持体2を吊架、保持す
るための角パイプ36を電気絶縁状態に絶縁体61,62,63
を介して吊架駆動手段のベルト55の下端に接続する。
いて、図10に示すように、懸架挟持体2を吊架、保持す
るための角パイプ36を電気絶縁状態に絶縁体61,62,63
を介して吊架駆動手段のベルト55の下端に接続する。
【0021】
【実施例】次に、本発明の第1実施例を図1及び図2に
基づいて説明する。本発明に係る介護用リフト装置1
は、懸架挟持体2と、レール3と、走行体4とから概略
構成されている。
基づいて説明する。本発明に係る介護用リフト装置1
は、懸架挟持体2と、レール3と、走行体4とから概略
構成されている。
【0022】懸架挟持体2は、図2に示すように、フレ
ーム5と、挟持部6と、この挟持部6を駆動させるため
の挟持用駆動部7と、フレーム回転駆動部本体8とから
略構成されている。
ーム5と、挟持部6と、この挟持部6を駆動させるため
の挟持用駆動部7と、フレーム回転駆動部本体8とから
略構成されている。
【0023】フレーム5は2本のステンレス製の縦部材
を平行に配置して形成したもので、その湾曲して上方に
延びた湾曲部先端は懸架部9となっている。このフレー
ム5の上部にはフレーム回転駆動部本体8が、下部には
挟持部6が、そして、フレーム5の中間部には挟持部6
を開閉させる挟持用駆動部7が各々取付けられている。
を平行に配置して形成したもので、その湾曲して上方に
延びた湾曲部先端は懸架部9となっている。このフレー
ム5の上部にはフレーム回転駆動部本体8が、下部には
挟持部6が、そして、フレーム5の中間部には挟持部6
を開閉させる挟持用駆動部7が各々取付けられている。
【0024】このような部材を取付けたフレーム5の上
部に、図1に示すような、アルミニューム製の上部ケー
ス10を嵌合せ、下部に下部ケース11を嵌合せるにより懸
架挟持体2が形成される。
部に、図1に示すような、アルミニューム製の上部ケー
ス10を嵌合せ、下部に下部ケース11を嵌合せるにより懸
架挟持体2が形成される。
【0025】挟持部6は、被介護者の身体の上部、すな
わち上体の両側部を前方より抱くように挟持するもので
あり、フレーム5の下部に対向させて回動自在に設け
た、一対の湾曲挟持体12の内側に、肌に柔らかな感触を
与えるように可撓性部材13を装着させたものである。可
撓性部材13は、例えば、ウエットスーツ用のスポンジ、
合成ゴム、ポリウレタン、ウレタン、発泡スチロール等
で成形したものが使用される。
わち上体の両側部を前方より抱くように挟持するもので
あり、フレーム5の下部に対向させて回動自在に設け
た、一対の湾曲挟持体12の内側に、肌に柔らかな感触を
与えるように可撓性部材13を装着させたものである。可
撓性部材13は、例えば、ウエットスーツ用のスポンジ、
合成ゴム、ポリウレタン、ウレタン、発泡スチロール等
で成形したものが使用される。
【0026】また、挟持用駆動部7は湾曲挟持体12を回
動させるもので、図3及び図4に示すように、シリンダ
14と、このシリンダ14のピストン14a に順次、連結する
第1リンク15、第2リンク16及び、図5に示す、第3リ
ンク17とから概略構成されている。シリンダ14は電気に
よって駆動する電気シリンダであり、ピストン14a を下
側にしてボルト18によりフレーム5に回動可能に取付け
られている。
動させるもので、図3及び図4に示すように、シリンダ
14と、このシリンダ14のピストン14a に順次、連結する
第1リンク15、第2リンク16及び、図5に示す、第3リ
ンク17とから概略構成されている。シリンダ14は電気に
よって駆動する電気シリンダであり、ピストン14a を下
側にしてボルト18によりフレーム5に回動可能に取付け
られている。
【0027】第1リンク15は略L字状をしたものであ
り、曲り部に挿通させたパイプ材19に回動可能に支持さ
れている。なお、パイプ材19はフレーム5に固定されて
いる。第1リンク15の上部に位置する側には丸孔が設け
られており、この丸孔を介して第1リンク15とシリンダ
14のピストン14a とが回動可能に連結している。また、
第1リンク15の下部に位置する側には長孔20が形成さ
れ、この長孔20を介して第1リンク15と第2リンク16の
後部が回動可能に連結している。
り、曲り部に挿通させたパイプ材19に回動可能に支持さ
れている。なお、パイプ材19はフレーム5に固定されて
いる。第1リンク15の上部に位置する側には丸孔が設け
られており、この丸孔を介して第1リンク15とシリンダ
14のピストン14a とが回動可能に連結している。また、
第1リンク15の下部に位置する側には長孔20が形成さ
れ、この長孔20を介して第1リンク15と第2リンク16の
後部が回動可能に連結している。
【0028】なお、第1リンク15のパイプ材19の取付部
は丸孔となっている。そして、ピストン14a が一番短か
く縮んだ際は、第1リンク15の一側及び他側が略斜めに
位置する状態になる。このときは、挟持部6の湾曲挟持
体12は閉じることになる。
は丸孔となっている。そして、ピストン14a が一番短か
く縮んだ際は、第1リンク15の一側及び他側が略斜めに
位置する状態になる。このときは、挟持部6の湾曲挟持
体12は閉じることになる。
【0029】また、第1リンク15の下側と接続している
第2リンク16は、図4に示すように、揺動可能な板部21
(板部21は可撓性の、例えば合成ゴム板でもよい)を挿
通して、保持され、図5に示すように、抱持部6側に突
出している。そして、この第2リンク16の前部はコネク
タ22を介して第3リンク17の後端に回動自在に連結して
いる。第3リンク17の先端は各々一対の湾曲挟持体12の
内側に回動自在に連結している。
第2リンク16は、図4に示すように、揺動可能な板部21
(板部21は可撓性の、例えば合成ゴム板でもよい)を挿
通して、保持され、図5に示すように、抱持部6側に突
出している。そして、この第2リンク16の前部はコネク
タ22を介して第3リンク17の後端に回動自在に連結して
いる。第3リンク17の先端は各々一対の湾曲挟持体12の
内側に回動自在に連結している。
【0030】このように構成すれば、ピストン14a を伸
縮させて、湾曲挟持体12を開閉する際、直進運動のピス
トン14a 及び第2リンク16と、円運動の第1リンク15と
の運動時のずれは、ボルト18により回動可能にしたシリ
ンダ14と、第1リンク15の長孔20と、第2リンク16を保
持する揺動可能な板部21とによって吸収される。
縮させて、湾曲挟持体12を開閉する際、直進運動のピス
トン14a 及び第2リンク16と、円運動の第1リンク15と
の運動時のずれは、ボルト18により回動可能にしたシリ
ンダ14と、第1リンク15の長孔20と、第2リンク16を保
持する揺動可能な板部21とによって吸収される。
【0031】なお、図4に示すように、第2リンク16に
刻設された螺子部23には調整螺子24が螺合しており、こ
の調整螺子24を回すことによって、湾曲挟持体12の締め
付けを調整することができる。すなわち、調整螺子24が
板部21側に接近すれば、湾曲挟持体12の閉じ方向が規制
されることになる。
刻設された螺子部23には調整螺子24が螺合しており、こ
の調整螺子24を回すことによって、湾曲挟持体12の締め
付けを調整することができる。すなわち、調整螺子24が
板部21側に接近すれば、湾曲挟持体12の閉じ方向が規制
されることになる。
【0032】また、図3に示すように、シリンダ14の外
周部の軸方向にはピストン14a の伸縮に同期して移動す
る杆部材25が配設されている。杆部材25の下端はピスト
ン14a の先端部に設けたブラケットに固定されており、
上端はシリンダ14の軸方向に沿って配設されたガイド棒
26に摺動自在に設けられたスイッチ接触部材27に固定さ
れている。
周部の軸方向にはピストン14a の伸縮に同期して移動す
る杆部材25が配設されている。杆部材25の下端はピスト
ン14a の先端部に設けたブラケットに固定されており、
上端はシリンダ14の軸方向に沿って配設されたガイド棒
26に摺動自在に設けられたスイッチ接触部材27に固定さ
れている。
【0033】スイッチ接触部材27は、ピストン14a が伸
縮した際、上下に設けたリミットスイッチ28のアームに
接触して接点を開閉し、シリンダ14の作動を停止させ
て、ピストン14a の伸縮を規制する。
縮した際、上下に設けたリミットスイッチ28のアームに
接触して接点を開閉し、シリンダ14の作動を停止させ
て、ピストン14a の伸縮を規制する。
【0034】次に、フレーム回転駆動部本体8について
説明する。図6に示すように、フレーム回転駆動部本体
8は、フレーム5の上部の湾曲部先端に設けたモータ29
と、モータ29の駆動軸に連結した小ギヤ30と、2個のリ
ミットスイッチ31(図7をも参照)とから構成されてい
る。
説明する。図6に示すように、フレーム回転駆動部本体
8は、フレーム5の上部の湾曲部先端に設けたモータ29
と、モータ29の駆動軸に連結した小ギヤ30と、2個のリ
ミットスイッチ31(図7をも参照)とから構成されてい
る。
【0035】このフレーム回転駆動部本体8と、走行体
4の下部の多角筒32(図6及び図7参照)の下端に固定
した大ギヤ33と、この大ギヤ33と小ギヤ30とに掛合する
チェーン34とからフレーム回転駆動部35が構成される。
なお、図6に示すものは、多角筒32の下端に設けた懸架
手段である角パイプ36に、フレーム5の湾曲部先端の懸
架部9を組付けたものである。懸架部9は、フレーム5
の2本の縦部材の上端の対向面に開口部を設けたもの
で、組付けは、この開口に角パイプ36を嵌合させ脱落防
止のねじで固定している。
4の下部の多角筒32(図6及び図7参照)の下端に固定
した大ギヤ33と、この大ギヤ33と小ギヤ30とに掛合する
チェーン34とからフレーム回転駆動部35が構成される。
なお、図6に示すものは、多角筒32の下端に設けた懸架
手段である角パイプ36に、フレーム5の湾曲部先端の懸
架部9を組付けたものである。懸架部9は、フレーム5
の2本の縦部材の上端の対向面に開口部を設けたもの
で、組付けは、この開口に角パイプ36を嵌合させ脱落防
止のねじで固定している。
【0036】また、図7に示すように、チェーン34の適
所にはスイッチ当接部材37が取付けられており、このス
イッチ当接部材37がチェーン34の移動によってリミット
スイッチ31,31に接触してモータ29への通電が止まり、
フレーム5の回動が停止する。モータ29が通電して小ギ
ヤ30が回転した際、小ギヤ30と共にチェーン34が移動す
るが大ギヤ33は固定されているので、フレーム5の方が
回動する。
所にはスイッチ当接部材37が取付けられており、このス
イッチ当接部材37がチェーン34の移動によってリミット
スイッチ31,31に接触してモータ29への通電が止まり、
フレーム5の回動が停止する。モータ29が通電して小ギ
ヤ30が回転した際、小ギヤ30と共にチェーン34が移動す
るが大ギヤ33は固定されているので、フレーム5の方が
回動する。
【0037】次に、レール3及び走行体4に付いて説明
する。まず、レール3を図8に基づいて述べる。レール
3は、図9に断面で示すようにL字形をしたものを使
い、内側の直角の部分を下側にし、かつ、背中合わせに
して室内38の上部に平行に配設される。レール3には、
懸架挟持体2が室内38を曲がってトイレ39の便座まで移
動することができるように、曲り部にはR状のコーナレ
ール40が使用されている。
する。まず、レール3を図8に基づいて述べる。レール
3は、図9に断面で示すようにL字形をしたものを使
い、内側の直角の部分を下側にし、かつ、背中合わせに
して室内38の上部に平行に配設される。レール3には、
懸架挟持体2が室内38を曲がってトイレ39の便座まで移
動することができるように、曲り部にはR状のコーナレ
ール40が使用されている。
【0038】コーナレール40には、走行体4が確実にコ
ーナを曲がることができるように、図9に示すように、
側面レール41をコーナレール40の上方内側に立設させて
いる。この側面レール41の外側には後述する上部転子42
が当接する。
ーナを曲がることができるように、図9に示すように、
側面レール41をコーナレール40の上方内側に立設させて
いる。この側面レール41の外側には後述する上部転子42
が当接する。
【0039】レール3は、天井(図示略)と床(図示
略)との間で突張った7本の支柱43によって支持されて
いる。また、レール3の一部端部には側壁44間で突張っ
ることができるように、長さを変えることができる伸縮
部が取付けられてある。さらに、レール3と支柱43との
連結はジョイント45により行い、夫々セットボルト(図
示略)によって固定されている。
略)との間で突張った7本の支柱43によって支持されて
いる。また、レール3の一部端部には側壁44間で突張っ
ることができるように、長さを変えることができる伸縮
部が取付けられてある。さらに、レール3と支柱43との
連結はジョイント45により行い、夫々セットボルト(図
示略)によって固定されている。
【0040】次に、走行体4を図8乃至図10に基づいて
説明する。走行体4は枠体を含むハウジング46を備え、
その移動方向の両側面には、図8及び図9に示すよう
に、垂直軸の周りに回転する下部転子47がレール3の内
面に接するように取付けられている。また、下部転子47
の上側には上部転子42が側面レール41の外面に接するよ
うに取付けられている。これによって、走行体4が安定
して走行するようになる。特に、コーナの走行が安定
し、確実に曲がることができるようになる。
説明する。走行体4は枠体を含むハウジング46を備え、
その移動方向の両側面には、図8及び図9に示すよう
に、垂直軸の周りに回転する下部転子47がレール3の内
面に接するように取付けられている。また、下部転子47
の上側には上部転子42が側面レール41の外面に接するよ
うに取付けられている。これによって、走行体4が安定
して走行するようになる。特に、コーナの走行が安定
し、確実に曲がることができるようになる。
【0041】さらに、図8及び図10に示すように、水平
軸の周りに回転する走行車輪48が移動方向の両側面に2
個ずつ取付けられている。これら走行車輪48と、下部転
子47及び上部転子42の配置により走行体4はレール3か
ら脱線することはない。
軸の周りに回転する走行車輪48が移動方向の両側面に2
個ずつ取付けられている。これら走行車輪48と、下部転
子47及び上部転子42の配置により走行体4はレール3か
ら脱線することはない。
【0042】ハウジング46の移動方向の一側面に位置す
る2個の走行車輪48の一方は、図10に示すように、ハウ
ジング46の内部に設置した駆動モータ49により駆動され
る。すなわち、駆動モータ49の駆動軸49a に連結させた
スプロケット50と、走行車輪48の一方に設けたスプロケ
ット51とに駆動チェーン52を係合させることにより駆動
される。
る2個の走行車輪48の一方は、図10に示すように、ハウ
ジング46の内部に設置した駆動モータ49により駆動され
る。すなわち、駆動モータ49の駆動軸49a に連結させた
スプロケット50と、走行車輪48の一方に設けたスプロケ
ット51とに駆動チェーン52を係合させることにより駆動
される。
【0043】この一側面に位置する2個の走行車輪48に
は、図2に示すように、連動チェーン53がかけられてお
り、一方の走行車輪48の駆動力を他方の走行車輪48に伝
達することにより2個を動輪としている。この場合、走
行体4がコーナを通過する際、外側に位置する2個の走
行車輪48に連動チェーン53を掛けている。なお、コーナ
を通過する際、内側に位置する2個の走行車輪48はいず
れも駆動モータ49と連結しておらずフリー回転にしてあ
る。
は、図2に示すように、連動チェーン53がかけられてお
り、一方の走行車輪48の駆動力を他方の走行車輪48に伝
達することにより2個を動輪としている。この場合、走
行体4がコーナを通過する際、外側に位置する2個の走
行車輪48に連動チェーン53を掛けている。なお、コーナ
を通過する際、内側に位置する2個の走行車輪48はいず
れも駆動モータ49と連結しておらずフリー回転にしてあ
る。
【0044】これにより走行体4がコーナを通過する
際、上部転子42が側面レール41の外側に接触し、下部転
子47がレール3の内側に接触して案内されると共に、コ
ーナの外側に位置する走行車輪48のみが動力によって走
行し、コーナの内側に位置する走行車輪48はフリーにな
っているので、走行体4は容易にコーナを曲がることが
できる。
際、上部転子42が側面レール41の外側に接触し、下部転
子47がレール3の内側に接触して案内されると共に、コ
ーナの外側に位置する走行車輪48のみが動力によって走
行し、コーナの内側に位置する走行車輪48はフリーにな
っているので、走行体4は容易にコーナを曲がることが
できる。
【0045】また、ハウジング46の内部には昇降用モー
タ54が設置されており、懸架挟持体2を吊架、保持する
角パイプ36をベルト55を介して巻き上げ、巻き降ろしを
するように設けられている。なお、昇降用モータ54の出
力軸54a に固定された巻上転子56にベルト55の基端部を
固定している。上記昇降用モータ54、ベルト55及び多角
筒32によって吊架駆動手段が形成される。
タ54が設置されており、懸架挟持体2を吊架、保持する
角パイプ36をベルト55を介して巻き上げ、巻き降ろしを
するように設けられている。なお、昇降用モータ54の出
力軸54a に固定された巻上転子56にベルト55の基端部を
固定している。上記昇降用モータ54、ベルト55及び多角
筒32によって吊架駆動手段が形成される。
【0046】ベルト55の巻かれた部分には通電されたリ
ミットスイッチ(図示略)の、付勢された腕部が常時接
触しており、ベルト55が巻き降ろされて巻きがなくなっ
た際、通電が切れ、昇降用モータ54を停止させるように
なっている。なお、符号57はベルト55を中継する中間転
子である。
ミットスイッチ(図示略)の、付勢された腕部が常時接
触しており、ベルト55が巻き降ろされて巻きがなくなっ
た際、通電が切れ、昇降用モータ54を停止させるように
なっている。なお、符号57はベルト55を中継する中間転
子である。
【0047】ベルト55の下端部にはピン58によってチェ
ーン体59が取り付けられ、チェーン体59の下部には中央
部にボスを有する、ステンレス製の円形の支持プレート
(円形部の厚み 5mm)60が連結されている。また、支持
プレート60の下面には、順次ナイロン製の円形の絶縁体
(厚さ 5mm)61、ナイロン製の円柱状の、絶縁体を兼ね
たベアリング収納ケース(厚さ 30mmm)62、ナイロン製
の円形の絶縁体(厚さ5mm)63、摩耗減少用、かつ、位
置決用のステンレス製の円形の金属プレート(厚さ 5m
m)64、懸架手段の角パイプ(厚さ25mm)36が積層され
ている。
ーン体59が取り付けられ、チェーン体59の下部には中央
部にボスを有する、ステンレス製の円形の支持プレート
(円形部の厚み 5mm)60が連結されている。また、支持
プレート60の下面には、順次ナイロン製の円形の絶縁体
(厚さ 5mm)61、ナイロン製の円柱状の、絶縁体を兼ね
たベアリング収納ケース(厚さ 30mmm)62、ナイロン製
の円形の絶縁体(厚さ5mm)63、摩耗減少用、かつ、位
置決用のステンレス製の円形の金属プレート(厚さ 5m
m)64、懸架手段の角パイプ(厚さ25mm)36が積層され
ている。
【0048】これらベアリング収納ケース62より上部側
はボルト65、すなわち90度間隔に設けた4本のボルト65
によって一体化されており、ベアリング収納ケース62よ
り下部側の絶縁体63、金属プレート64は2本のボルト6
6、すなわち180 度間隔に設けたボルト66によって一体
化されている。
はボルト65、すなわち90度間隔に設けた4本のボルト65
によって一体化されており、ベアリング収納ケース62よ
り下部側の絶縁体63、金属プレート64は2本のボルト6
6、すなわち180 度間隔に設けたボルト66によって一体
化されている。
【0049】また、ベアリング収納ケース62の中央部に
設けた凹部にはベアリング67を介して大ボルト68が挿通
されている。大ボルト68の下部には前述した角パイプ36
が固定されている。なお、符号69は二枚のワッシャを示
し、
設けた凹部にはベアリング67を介して大ボルト68が挿通
されている。大ボルト68の下部には前述した角パイプ36
が固定されている。なお、符号69は二枚のワッシャを示
し、
【0050】また、図10及び図11に示すように、大ボル
ト68の最下部にはレバー70の中間部が揺動自在に緩嵌挿
している。レバー70の一端は、角パイプ36に貫通され、
かつ、ばね71で上方に付勢されたピン72の下端部に係合
している。ピン72の先端部は角パイプ36から上方に突出
し、位置決用の金属プレート64の外縁近傍の下面に形成
した位置決め溝(図示略)に係合している。
ト68の最下部にはレバー70の中間部が揺動自在に緩嵌挿
している。レバー70の一端は、角パイプ36に貫通され、
かつ、ばね71で上方に付勢されたピン72の下端部に係合
している。ピン72の先端部は角パイプ36から上方に突出
し、位置決用の金属プレート64の外縁近傍の下面に形成
した位置決め溝(図示略)に係合している。
【0051】レバー70の他端を矢印方向に押せば、ばね
71に抗してピン72を下方に押し下げることができる。こ
れによって、ピン72の先端部の金属プレート64の位置決
め溝に対する係合を外すことができ、この状態で、角パ
イプ36は金属プレート64より上方の部材に対して水平方
向に回動自在となる。
71に抗してピン72を下方に押し下げることができる。こ
れによって、ピン72の先端部の金属プレート64の位置決
め溝に対する係合を外すことができ、この状態で、角パ
イプ36は金属プレート64より上方の部材に対して水平方
向に回動自在となる。
【0052】また、図10に示すように、ハウジング46の
下面のベルト55が通過する部位には貫通孔73が設けられ
ており、この貫通孔73とチェーン体59を固定した支持プ
レート60との間にはテレスコピック構造の複数の多角筒
32(実施例では四角筒)がベルト55を取り囲んだ状態で
取付けられている。一番太い径の多角筒32は貫通孔73の
周囲に係合しており、一番径の細い多角筒32の下端部が
支持プレート60の上部のボスに係合している。
下面のベルト55が通過する部位には貫通孔73が設けられ
ており、この貫通孔73とチェーン体59を固定した支持プ
レート60との間にはテレスコピック構造の複数の多角筒
32(実施例では四角筒)がベルト55を取り囲んだ状態で
取付けられている。一番太い径の多角筒32は貫通孔73の
周囲に係合しており、一番径の細い多角筒32の下端部が
支持プレート60の上部のボスに係合している。
【0053】テレスコピック構造の多角筒32で囲まれた
部分は固定されているので、回転はせず、従って多角筒
32の伸縮に伴って懸架挟持体2は回転角度を変えること
なく昇降する。また、貫通孔73の上部のハウジング46の
内部には角状ケーシング74が設けられており、この角状
ケーシング74の内部に多角筒32が折りたたまれて入るこ
とになる。そして、最上の多角筒32の上面には封止プレ
ート75が載置されており、その上方には角状ケーシング
74に固定された保持プレート76が設けられている。
部分は固定されているので、回転はせず、従って多角筒
32の伸縮に伴って懸架挟持体2は回転角度を変えること
なく昇降する。また、貫通孔73の上部のハウジング46の
内部には角状ケーシング74が設けられており、この角状
ケーシング74の内部に多角筒32が折りたたまれて入るこ
とになる。そして、最上の多角筒32の上面には封止プレ
ート75が載置されており、その上方には角状ケーシング
74に固定された保持プレート76が設けられている。
【0054】保持プレート76の下部には封止プレート75
の衝撃を緩衝するばね部材77が吊設固定されている。ま
た、保持プレート76にはばねで下方に付勢された突出部
材78が設けられている。さらに、突出部材78の上方には
リミットスイッチ79が配置されている。ベルト55が巻き
上げられ、複数の多角筒32の全てが伸縮したとき封止プ
レート75と突出部材78とが接触し、突出部材78が上昇し
てリミットスイッチ79に接触すれば、通電が止まって昇
降用モータ54の回転を止める作動する。
の衝撃を緩衝するばね部材77が吊設固定されている。ま
た、保持プレート76にはばねで下方に付勢された突出部
材78が設けられている。さらに、突出部材78の上方には
リミットスイッチ79が配置されている。ベルト55が巻き
上げられ、複数の多角筒32の全てが伸縮したとき封止プ
レート75と突出部材78とが接触し、突出部材78が上昇し
てリミットスイッチ79に接触すれば、通電が止まって昇
降用モータ54の回転を止める作動する。
【0055】なお、図10中、符号80で示すものは、走行
体4の前後方向に設けたリミットスイッチで、レール3
に接触物を取付けて走行体4の走行範囲を予め決めて置
き、これとの接触により駆動モータ49にブレーキを駆
け、走行体4の走行を止める作動をさせる。
体4の前後方向に設けたリミットスイッチで、レール3
に接触物を取付けて走行体4の走行範囲を予め決めて置
き、これとの接触により駆動モータ49にブレーキを駆
け、走行体4の走行を止める作動をさせる。
【0056】また、図1において、符号81で示すものは
電気を取り入れるための電線、符号82で示すものは走行
体4と懸架挟持体2を接続するための電線で、符号83は
リモートコントロール用のスイッチ84の電線である。
電気を取り入れるための電線、符号82で示すものは走行
体4と懸架挟持体2を接続するための電線で、符号83は
リモートコントロール用のスイッチ84の電線である。
【0057】次に、本実施例の作用を説明する。図12に
示すように、被介護者がトイレ39を使用する場合、リモ
ートコントロールスイッチ84によって、レール3上の走
行体4を作動させ、走行体4と車椅子85とを接近させ、
この走行体4に吊架した懸架挟持体2を車椅子85の上方
より下降させる。そして、懸架挟持体2に設けた挟持部
6を開いて、被介護者の上体側部を前方より挟持する。
示すように、被介護者がトイレ39を使用する場合、リモ
ートコントロールスイッチ84によって、レール3上の走
行体4を作動させ、走行体4と車椅子85とを接近させ、
この走行体4に吊架した懸架挟持体2を車椅子85の上方
より下降させる。そして、懸架挟持体2に設けた挟持部
6を開いて、被介護者の上体側部を前方より挟持する。
【0058】その後、懸架挟持体2を上昇させて身体を
持ち上げ、走行体4を移動させて、トイレ39の便座の近
傍にまで身体を移動させる。身体の向きを直す場合は、
懸架挟持体2を下降させて、回動させ、便座の正しい位
置で、腰かけ易い位置に身体の向きを修正し、便座に腰
かける。車椅子85に戻る際は、上記とは逆の行動を行
う。
持ち上げ、走行体4を移動させて、トイレ39の便座の近
傍にまで身体を移動させる。身体の向きを直す場合は、
懸架挟持体2を下降させて、回動させ、便座の正しい位
置で、腰かけ易い位置に身体の向きを修正し、便座に腰
かける。車椅子85に戻る際は、上記とは逆の行動を行
う。
【0059】次に、本発明の第2実施例を図13に基づ
き、前記第1実施例と同一の部材には同一の付して説明
する。この発明に係る介護用リフト装置86の特徴とする
ところは、挟持部6の下部に被介護者の上腿(大腿部)
の側部を上方より挟持する上腿挟持部86を設けたことで
ある。上腿挟持部86の基端とフレーム5との連結部は、
フレーム5の最下端に固定したコ字状のブラケットに、
上腿挟持部87の湾曲挟持体12の基端部を回動可能に支持
する保持部材88を固定している。
き、前記第1実施例と同一の部材には同一の付して説明
する。この発明に係る介護用リフト装置86の特徴とする
ところは、挟持部6の下部に被介護者の上腿(大腿部)
の側部を上方より挟持する上腿挟持部86を設けたことで
ある。上腿挟持部86の基端とフレーム5との連結部は、
フレーム5の最下端に固定したコ字状のブラケットに、
上腿挟持部87の湾曲挟持体12の基端部を回動可能に支持
する保持部材88を固定している。
【0060】次に、上腿挟持部87の湾曲挟持体12を開閉
する駆動部の構造を図14に基づいて説明する。上腿挟持
部87の駆動源は第1実施例の挟持部6を開閉させるシリ
ンダ14を共通に使用している。シリンダ14のピストン14
a の先端側に縦リンク89の一側を回動自在に連結してお
り、他側をコネクタ22を介して第3リンク17の後端部に
接続させている。第3リンク17の前端部は湾曲挟持体12
に連結している。そして、縦リンク89はフレーム5に固
定したガイド部材90に摺動可能に挿通されている。
する駆動部の構造を図14に基づいて説明する。上腿挟持
部87の駆動源は第1実施例の挟持部6を開閉させるシリ
ンダ14を共通に使用している。シリンダ14のピストン14
a の先端側に縦リンク89の一側を回動自在に連結してお
り、他側をコネクタ22を介して第3リンク17の後端部に
接続させている。第3リンク17の前端部は湾曲挟持体12
に連結している。そして、縦リンク89はフレーム5に固
定したガイド部材90に摺動可能に挿通されている。
【0061】これにより、シリンダ14が作動してピスト
ン14a が伸びた場合、縦リンク89はガイド部材90を摺動
して、真っ直ぐ伸び、コネクタ22を下方に移動させて上
腿挟持部87を開く。また、ピストン14a が縮んだ場合
は、縦リンク89はガイド部材90を摺動して真っ直ぐに縮
み、コネクタ22を引き戻して上腿挟持部87を閉鎖して大
腿を挟持する。図14は大腿を挟持する状態を示してい
る。この上体挟持部87の動きは上体を挟持する挟持部6
と同期して行われる。
ン14a が伸びた場合、縦リンク89はガイド部材90を摺動
して、真っ直ぐ伸び、コネクタ22を下方に移動させて上
腿挟持部87を開く。また、ピストン14a が縮んだ場合
は、縦リンク89はガイド部材90を摺動して真っ直ぐに縮
み、コネクタ22を引き戻して上腿挟持部87を閉鎖して大
腿を挟持する。図14は大腿を挟持する状態を示してい
る。この上体挟持部87の動きは上体を挟持する挟持部6
と同期して行われる。
【0062】このように挟持部6の下部に上腿挟持部87
を設けて、被介護者の上体を挟持部6で、上腿を上腿挟
持部87で挟持することができるので、被介護者が上体を
挟持する挟持部6から抜け落ちるのを防止して確実に吊
りあげることができる。他の作用は第1実施例と同じな
ので、省略する。なお、上腿挟持部87の湾曲挟持体12を
開閉する駆動部を、第1実施例の挟持部6を開閉させる
シリンダ14を共通に使用したが、このようにせず、上腿
挟持部87の湾曲挟持体12の各基端部に回転シリンダを接
続して湾曲挟持体12を回転させて上腿を挟持してもよ
い。
を設けて、被介護者の上体を挟持部6で、上腿を上腿挟
持部87で挟持することができるので、被介護者が上体を
挟持する挟持部6から抜け落ちるのを防止して確実に吊
りあげることができる。他の作用は第1実施例と同じな
ので、省略する。なお、上腿挟持部87の湾曲挟持体12を
開閉する駆動部を、第1実施例の挟持部6を開閉させる
シリンダ14を共通に使用したが、このようにせず、上腿
挟持部87の湾曲挟持体12の各基端部に回転シリンダを接
続して湾曲挟持体12を回転させて上腿を挟持してもよ
い。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明においては、フレー
ムに被介護者を挟持する挟持部と、この挟持部を駆動す
る挟持用駆動部と、フレームを回動させるためのフレー
ム回転駆動部本体を設けた懸架挟持体を、室内に設けた
レール上を移動する走行体の懸架手段に吊架させ、走行
体に設けた吊架駆動手段によって懸架挟持体を昇降する
ようにしたので、挟持部で被介護者の身体を挟持するこ
とができ、被介護者の身体を持ち上げて移動させても、
吊架駆動手段により安定して移動させることができる。
ムに被介護者を挟持する挟持部と、この挟持部を駆動す
る挟持用駆動部と、フレームを回動させるためのフレー
ム回転駆動部本体を設けた懸架挟持体を、室内に設けた
レール上を移動する走行体の懸架手段に吊架させ、走行
体に設けた吊架駆動手段によって懸架挟持体を昇降する
ようにしたので、挟持部で被介護者の身体を挟持するこ
とができ、被介護者の身体を持ち上げて移動させても、
吊架駆動手段により安定して移動させることができる。
【0064】また、被介護者の身体を挟持するようにし
たので、介護人がいなくても被介護者が一人で操作して
移動することができる。さらに、被介護者を挟持するよ
うにしたので、手足を自由に動かすことができ、着衣を
容易に着脱することができる。
たので、介護人がいなくても被介護者が一人で操作して
移動することができる。さらに、被介護者を挟持するよ
うにしたので、手足を自由に動かすことができ、着衣を
容易に着脱することができる。
【0065】請求項2記載の発明は、懸架挟持体のフレ
ームの下部に被介護者の上体を挟持する挟持部を設けた
ので、懸架挟持体の最小の下降で被介護者の上体側部を
挟持することができる。これによって、能率よく被介護
者を挟持して移動させることができる。
ームの下部に被介護者の上体を挟持する挟持部を設けた
ので、懸架挟持体の最小の下降で被介護者の上体側部を
挟持することができる。これによって、能率よく被介護
者を挟持して移動させることができる。
【0066】請求項3記載の発明は、挟持部の下部に被
介護者の上腿を挟持する上腿挟持部を設けたので、被介
護者の上体を挟持部で、上腿を上腿挟持部で挟持して、
吊り上げた際、被介護者の上体が挟持部から抜け落ちる
のを防止することができる。これによって、被介護者を
確実に吊上げて、目的の場所まで確実に移動できるよう
にさせる。
介護者の上腿を挟持する上腿挟持部を設けたので、被介
護者の上体を挟持部で、上腿を上腿挟持部で挟持して、
吊り上げた際、被介護者の上体が挟持部から抜け落ちる
のを防止することができる。これによって、被介護者を
確実に吊上げて、目的の場所まで確実に移動できるよう
にさせる。
【0067】請求項4記載の発明は、懸架挟持体を吊
架、保持するための懸架手段を電気絶縁状態に吊架駆動
手段のベルトの下端に接続したので、走行体の内部に取
付けた吊架駆動手段のモータ等から漏電した電流がベル
ト等を介して懸架手段に流れるのを防止することができ
る。これによって、走行体が水分、水蒸気の多い浴室内
に移動し、漏電しても、被介護者の感電を防止すること
ができる。
架、保持するための懸架手段を電気絶縁状態に吊架駆動
手段のベルトの下端に接続したので、走行体の内部に取
付けた吊架駆動手段のモータ等から漏電した電流がベル
ト等を介して懸架手段に流れるのを防止することができ
る。これによって、走行体が水分、水蒸気の多い浴室内
に移動し、漏電しても、被介護者の感電を防止すること
ができる。
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のもののケースを外したところを示す斜視
図である。
図である。
【図3】図2の挟持用駆動部を説明するための斜視図で
ある。
ある。
【図4】本発明の挟持用駆動部のシリンダ部と各リンク
との連結を示した模式図である。
との連結を示した模式図である。
【図5】本発明の第3リンクの連結状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図6】本発明のフレーム回転駆動部本体を示す斜視図
である。
である。
【図7】本発明のフレーム回転駆動部の上面斜視図であ
る。
る。
【図8】本発明のレールの配置を示す上面図である。
【図9】本発明の走行体がコーナを通るときの上部転
子、下部転子を示す正面図である。
子、下部転子を示す正面図である。
【図10】本発明の走行体と吊架駆動手段との関係を示
す一部縦断面図である。
す一部縦断面図である。
【図11】本発明における懸架手段に設けられた回り止
めを説明するための模式図である。
めを説明するための模式図である。
【図12】本発明における実施態様を示す斜視図であ
る。
る。
【図13】本発明の第2実施例の要部を示す正面図であ
る。
る。
【図14】本発明の第2実施例の挟持用駆動部を示す斜
視図である。
視図である。
【図15】従来の介護用リフトを示す斜視図である。
2 懸架挟持体 3 レール 4 走行体 5 フレーム 6 挟持部 7 挟持用駆動部 8 フレーム回転駆動部本体 29 モータ 30 小ギヤ 31 リミットスイッチ 32 多角筒 36 角パイプ 38 室内 54 昇降用モータ 55 ベルト 61 絶縁体 62 絶縁体 63 絶縁体 79 リミットスイッチ 87 上腿挟持部
Claims (4)
- 【請求項1】 フレームに被介護者の身体を挟持する挟
持部と、該挟持部を作動させる挟持用駆動部とを設ける
と共に、フレーム回転駆動部本体を設けた懸架挟持体
と、該懸架挟持体が移動する室の上方に亙って設けられ
たレールと、該レールに走行自在に設けられた走行体
と、該走行体に設けた、前記懸架挟持体を吊架、保持す
るための懸架手段をベルトを介して昇降させる吊架駆動
手段と、該吊架駆動手段を制御する制御手段とからなる
ことを特徴とする介護用リフト装置。 - 【請求項2】 前記懸架挟持体のフレームの下部に被介
護者の上体を挟持する挟持部を設けたことを特徴とする
請求項1記載の介護用リフト装置。 - 【請求項3】 前記挟持部の下部に被介護者の上腿を挟
持する上腿挟持部を設けたことを特徴とする請求項1ま
たは請求項2記載の介護用リフト装置。 - 【請求項4】 前記懸架挟持体を吊架、保持するための
懸架手段を電気絶縁状態に吊架駆動手段のベルトの下端
に接続したことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載
の介護用リフト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8157663A JPH09313548A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 介護用リフト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8157663A JPH09313548A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 介護用リフト装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09313548A true JPH09313548A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15654668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8157663A Pending JPH09313548A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 介護用リフト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09313548A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002000671A (ja) * | 2000-06-22 | 2002-01-08 | Akira Amano | 自立支援装置 |
| JP2014223131A (ja) * | 2013-05-15 | 2014-12-04 | 株式会社ニコン | 介護装置、介護支援システム、及び介護装置の駆動方法 |
| GB2549474A (en) * | 2016-04-18 | 2017-10-25 | Joerns Healthcare Ltd | Patient ceiling-hoist carriage |
| USD854275S1 (en) | 2016-10-13 | 2019-07-16 | Joerns Healthcare Limited | Combined patient ceiling-hoist trolley and motor unit |
| WO2021131185A1 (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-01 | 株式会社がまかつ | 介助用装置 |
| CN115998531A (zh) * | 2022-12-27 | 2023-04-25 | 河南翔宇医疗设备股份有限公司 | 一种升降型护理移位机 |
-
1996
- 1996-05-29 JP JP8157663A patent/JPH09313548A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002000671A (ja) * | 2000-06-22 | 2002-01-08 | Akira Amano | 自立支援装置 |
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| CN113316442A (zh) * | 2019-12-25 | 2021-08-27 | 伽玛卡兹株式会社 | 护理用装置 |
| JP6968309B1 (ja) * | 2019-12-25 | 2021-11-17 | 株式会社がまかつ | 介助用装置 |
| EP3868350A4 (en) * | 2019-12-25 | 2022-10-12 | Gamakatsu Co., Ltd. | ASSISTANCE DEVICE |
| CN113316442B (zh) * | 2019-12-25 | 2023-11-14 | 伽玛卡兹株式会社 | 护理用装置 |
| US12121485B2 (en) | 2019-12-25 | 2024-10-22 | Gamakatsu Co., Ltd. | Assistance device |
| AU2020414528B2 (en) * | 2019-12-25 | 2026-02-12 | Gamakatsu Co., Ltd. | Assistance device |
| CN115998531A (zh) * | 2022-12-27 | 2023-04-25 | 河南翔宇医疗设备股份有限公司 | 一种升降型护理移位机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051228 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060111 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060607 |