JPH09314797A - 縦形印刷機 - Google Patents

縦形印刷機

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JPH09314797A
JPH09314797A JP15602696A JP15602696A JPH09314797A JP H09314797 A JPH09314797 A JP H09314797A JP 15602696 A JP15602696 A JP 15602696A JP 15602696 A JP15602696 A JP 15602696A JP H09314797 A JPH09314797 A JP H09314797A
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bucket
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ink
vertical
screen
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JP15602696A
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English (en)
Inventor
Masakazu Yamaguchi
正和 山口
Naoyuki Yokoi
直行 横井
Yuji Suzuki
祐二 鈴木
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷用素材が大面積の場合であっても印刷機
の設置面積を小さく抑えることができ、容易に印刷用素
材の両面を同時に印刷することができる縦形印刷機を提
供すること。 【解決手段】 平板状の印刷用素材にスクリーン印刷す
る印刷機であって、印刷用素材2を印刷面が鉛直になる
ように支持する支持部材20と、支持された印刷用素材
2の印刷面と平行に少許の間隔を空けてスクリーン板3
を鉛直に固定するスクリーン固定部材31、33と、該
固定部材により固定されるスクリーン板3と、該スクリ
ーン板3にインキを塗布する機構と、塗布したインキを
押圧転写するスキージ90を有する。インキを塗布する
機構としてインキを充填したバケット70を採用すれ
ば、バケット端70aをインキ塗布面下部に密着させ、
傾け、上昇させることによってインキが塗布される。バ
ケット70は余剰インキ受けとしても利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平板状の印刷用素
材にスクリーン印刷する印刷機に関しており、さらに詳
しくは縦形で両面印刷が同時にできる印刷機に関してい
る。
【0002】
【従来の技術】従来、平板状の印刷用素材にスクリーン
印刷する場合には、印刷用素材を印刷面を上向きにして
水平テーブルに支持し、印刷面の上面にスクリーン板を
設置する印刷機が用いられていた。
【0003】しかし、かかる構成では、印刷用素材が大
面積の場合に印刷機も大型とならざるを得ず、このため
印刷機の設置面積の問題が生じる場合があった。
【0004】一方、平板状の印刷用素材の両面に印刷す
る場合には、まず片面を印刷し、次いでインキを乾燥さ
せた後に再び他面を印刷していたため、印刷作業の作業
性が悪いという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、印刷用素材
が大面積の場合であっても印刷機の設置面積を小さく抑
えることができ、容易に印刷用素材の両面を同時に印刷
することができる縦形印刷機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明において上記課題
を解決するための手段は、平板状の印刷用素材にスクリ
ーン印刷する印刷機において、印刷用素材を印刷面が鉛
直になるように支持する支持部材と、支持された印刷用
素材の印刷面と平行に少許の間隔を空けてスクリーン板
を鉛直に固定するスクリーン板固定部材と、該固定部材
により固定されるスクリーン板と、該スクリーン板にイ
ンキを塗布する機構と、塗布したインキを押圧転写する
スキージを有することを特徴とする。
【0007】両面印刷は、鉛直に支持された印刷用素材
の両印刷面にそれぞれスクリーン板を設置し、両面同時
に押圧転写することにより、押圧転写時の印刷用素材の
支持負担が軽減されることを特徴とする。
【0008】又、上記印刷機において、インキを塗布す
る機構としてバケットを設け、バケットの印刷面側上端
部を鋭角の形状とし、インキを充填したバケットの印刷
面側上端部をスクリーン板のインキ塗布面下部に密着さ
せるための駆動機構と、バケットをスクリーン板側に傾
けるためのバケット印刷面側上端部を中心とする円弧状
のバケット傾けスライダガイド及び該ガイドに沿ってス
ライドするバケット傾けスライダ及び該スライダを駆動
するためのバケット傾けシリンダと、バケットを傾けた
状態でインキを垂らしつつインキ塗布面上部に至るまで
バケットを上昇させる機構とを有し、さらに、バケット
をスキージによる押圧転写時の余剰インキ受けとしても
利用することを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1において、1は本発明の実施
例であり、電源部、制御部、操作スイッチ及び主動力部
を有する直方体状の制御ユニット10の上に、2枚のス
クリーン板3及び印刷用素材2を印刷面が鉛直になるよ
うに設置して印刷する縦形両面印刷機である。
【0010】制御ユニット10の正面には操作機構が設
けられ、電源コード11、ペダルスイッチ12、タイマ
ー13等が設けられている。
【0011】制御ユニット10の上面の四隅部には側柱
15が設置されている。4本の側柱15は同じ長さを有
し、上端には水平に天板16が設けられている。側柱1
5の中央部には前後の側柱に対し補助板17、18が設
けられているが、左側の補助板17は前後の側柱を連結
しているのに対し、右側の補助板18は前後の側柱の中
間部に空隙を設けるため、分離した2枚の板である。な
お、右側の補助板18の間に設けた空隙は、印刷用素材
2の出し入れのためのものである。
【0012】本実施例では、制御ユニット10の上面中
央部からスライドバーガイド22が右端を突出して設け
られている。スライドバーガイド22には該ガイド22
上をスライドするスライドバー21が摺動自在に載置さ
れている。スライドバー21には印刷用素材2を印刷面
が鉛直になるように保持する2枚の印刷用素材支持板2
0が設けられている。又、天板15から補助板17、1
8までの間には、側柱15に平行して前後左右に4本の
ガイド棒30が設けられ、該ガイド棒30には、これに
沿って水平を保って移動可能な印刷用素材固定部材23
の掴み部24と後述するスクリーン板上部固定部材31
の掴み部32が設けられている。なお、印刷用素材固定
部材23及びスクリーン板上部固定部材31の設定高さ
の読み取り等の便宜のため、天板15から補助板17、
18までの間に左右2本の目盛り板19が設けられてい
ると共に、各掴み部24、32は取り付け高さが選択で
きるように固定されている。
【0013】本実施例は両面印刷機であり、2枚のスク
リーン板を設置することができるようになっている。上
記したスライドバーガイド22の上方にスクリーン板下
部固定部材33が設けられている。一方、上記したよう
に天板15と補助板17、18の間にはガイド棒30が
設けられているので、該ガイド棒30に沿って水平を保
って移動可能なスクリーン板上部固定部材31が設けら
れ、該スクリーン板上部固定部材31は前後のスクリー
ン板3に対応して2本設けられている。
【0014】図1は2枚のスクリーン板3を設置した状
態を示している。スクリーン板3は、下部をスクリーン
板下部固定部材33に嵌め合せ、上部をスクリーン板上
部固定部材31に着脱自在にねじ止めすることによって
固定される。
【0015】4本の側柱15の上部内側には上部駆動用
ベルト車40が、また下部内側には下部駆動用ベルト車
41がそれぞれ設けられ、これらのベルト車40、41
に上下駆動用ベルト42が掛けられている。また下部駆
動用ベルト車41にはそれぞれ連結シャフト43によっ
て連結されていると共に2本の連結シャフト43には動
力伝達用ベルト車44が設けられている。さらに該動力
伝達用ベルト車44には動力伝達用ベルト45が掛けら
れている。なお、動力伝達用ベルト45は2つの動力伝
達用ベルト車44と制御ユニット10内の主電動機48
とを連動させるものであり、制御ユニット10内の出力
伝達ベルト車47に補助車46を介して掛けられてい
る。
【0016】図2は本実施例の正面図を示している。図
3は図2のA−A断面図、図4は図2のB−B断面図、
図5は図3の左側面図である。
【0017】4本の側柱15の上部及び下部駆動用ベル
ト車40、41の間には、それぞれ第2のガイド棒49
が設けられ、該第2のガイド棒49には上下駆動用ベア
リング50を介して該ガイド棒49に沿って上下動する
上下駆動基板51がそれぞれ設けられている。4つの上
下駆動基板51は高さを揃えて、その一側面を上記した
上下駆動用ベルト42に連結されている。
【0018】上記各上下駆動基板51にはそれぞれ同じ
高さに揃えて平面コ字形のバケット枠60が設けられ、
向い合う左右のバケット枠60の内側には該バケット枠
60に設けたバケット台支持軸61に水平方向に移動可
能なバケット台62が取り付けられている。バケット枠
60とバケット台62とはバケット前後微動シリンダ6
3を介して連結されており、該シリンダ63の動作によ
ってバケット台62がバケット枠60の内側で前後方向
に移動する。また上下駆動基板51にはスキージ上下駆
動シリンダ取付け台64がそれぞれ同じ高さに揃えて設
けられ、該取付け台64にはそれぞれスキージ上下駆動
シリンダ65が取り付けられ、該シリンダ65を介して
水平にスキージ台67が連結されている。またスキージ
台67の円滑な上下駆動のため、スキージ上下駆動シリ
ンダ用ガイド66がスキージ上下駆動シリンダ取り付け
台64及びスキージ台67に設けられている。
【0019】バケット台62には、それぞれバケット前
後駆動シリンダ75が左右一対でかつシリンダ端を外側
にして平行に周設されている。また、該シリンダ75の
シリンダ端にはバケット台62と平行するバケット支持
軸固定板74が固定されると共に、該支持軸固定板74
に端部を固定したバケット支持軸73が2本設けられて
いる。また、バケット支持軸73はバケット台62を貫
通しており、他端には垂直下方に延びるバケット支持板
77が固定されている。なお、バケット台62の貫通孔
はバケット支持軸73のスライドガイドの役割を担うも
のである。
【0020】バケット支持板77の下端には内側に向っ
て、該支持板77に直交するバケット傾けシリンダ支持
板78が設けられており、該支持板78の中央部にはバ
ケット傾けシリンダ79が設けられている。又、バケッ
ト傾けシリンダ79のシリンダ端にはバケット載置板7
1が設けられると共に、該載置板71にバケット取付け
板72が突設されている。
【0021】バケット載置板71にはバケット取付けバ
ー72に隣接してインキを塗布するためのバケット70
が載置されている。バケットの取り付け部には、バケッ
ト取付け板72とねじ結合しバケット70に固定したバ
ケット圧調整ねじ76が設けられており、該調整ねじ7
6を回転することでバケット取付け板72とバケット7
0の距離を調整することでバケット圧を調整している。
バケット70の形状は箱形で印刷面側の側壁を傾斜さ
せ、バケット印刷面側上端部70aを鋭角としている。
バケット印刷面側の傾きは、バケット傾け時にほぼ水平
となる角度としている。
【0022】バケット支持板77の側面にはバケット印
刷面側上端部70aを中心とする円弧状のバケット傾け
スライダガイド81が設けられており、該ガイド81に
は当該ガイド81に沿ってスライドするバケット傾けス
ライダ80が設けられている。なお、該スライダ80に
前記したバケット取付け板72の両端が取り付けられて
いる。本実施例では、バケット傾けスライダ80にコロ
82がバケット傾けスライダガイド81の円弧状の内周
縁及び同じく円弧状の外周縁に接する位置にそれぞれ2
個ずつ挟むように設けられているため、コロ82の転が
りによってバケット傾けスライダ80はバケット傾けス
ライダガイド81に沿ってスライドする。
【0023】スキージ台66にはそれぞれ、スキージ前
後駆動シリンダ96が左右一対でかつシリンダ端を外側
にして平行に設けられ、該シリンダ96のシリンダ端に
はスキージ台66と平行するスキージ支持軸固定板95
が固定されており、該支持軸固定板95に端部を固定し
たスキージ支持軸94が2本設けられている。スキージ
支持軸94はスキージ台66を貫通しており、他端には
スキージ取付けバー91が設けられている。スキージ台
66の貫通孔はスキージ支持軸94のスライダガイドの
役割を担うものである。
【0024】スキージ取付けバー91はインキを押圧転
写するためのスキージ90を挟持固定する構造を有して
おり、4個のスキージ取付けねじ92でスキージを挟持
固定している。スキージ取付けバー91には、スキージ
90の角度を調整するスキージ角度調整ねじ93が設け
られている。なおスキージ90は、本実施例ではゴム材
直方体形状としているが、材質、形状ともこれに限られ
ない。
【0025】なお、各シリンダは制御ユニット10とエ
アー供給チューブで接続されているが、図1から図5に
は図示していない。
【0026】続いて本実施例を使用するには、まずスク
リーン板3をスクリーン板上部及び下部固定部材31、
33によって印刷機1に固定して図1に示す状態にす
る。スクリーン板3を嵌め込む際には、バケット前後駆
動シリンダ75によってバケット70を外側に位置させ
ておき、スクリーン板3を固定した後は、バケット前後
駆動シリンダ75によってバケット70を内側に位置さ
せる。バケット前後駆動シリンダ75は、スクリーン板
3の着脱時のみに駆動させるものである。
【0027】次いで、印刷用素材2を2枚の印刷用素材
支持板20の間に鉛直に挟持保持させ、印刷用素材支持
板20と一体にスライドするスライドバー21をスライ
ドバーガイド22に沿ってスライドさせ、スクリーン板
3のインキ塗布部と印刷面とが一致する位置で印刷用素
材固定部材23を下降させて印刷用素材2を挟持できる
位置に設定する。片面印刷の場合には印刷用素材2をし
っかり固定する必要があるが、両面印刷の場合には両面
から押圧転写の力を受けるため、スライドバー21のス
ライドを妨げない程度の固定で十分である。スライドバ
ー21がスライドできる状態であれば、印刷用素材2の
交換が迅速に行える。なお印刷用素材2の大きさを予め
知っていれば、目盛り板19を活用できる。
【0028】印刷用素材2が設定できたら、バケット7
0にインキを充填して、ぺダルスイッチ12を踏んでス
イッチを入れる。印刷機1は制御ユニット10にプログ
ラムされた制御アルゴリズムに従って稼働する。
【0029】まず、バケット前後微動シリンダ61が稼
働してバケット70がスクリーンに密着する。密着圧の
程度は、バケット圧調整ねじ76で調整が可能である。
続いて、バケット傾けのためにスキージ上下駆動シリン
ダ64が稼働してスキージ90は上方へ回避し、同時に
バケット傾けシリンダ79が稼働してバケット取付け板
71は上に押し上げられ、これに伴ってバケット取付け
板71の側面に固定したバケット傾けスライダ80がこ
ろ82の転がりによってバケット傾けスライドガイド8
1に沿ってスライドし、結果としてバケット取付け板7
1とバケット70は、バケット印刷面側上端部70aを
中心とした回転運動をして傾けられる。かかる傾けによ
りインキはバケット70からスクリーンに垂らされる。
【0030】本実施例ではバケット印刷面側の側壁を、
バケット傾け時にほぼ水平になるように傾斜させている
ため、垂れないインキがバケット70内に残ることがな
い。また傾けはバケット印刷面側上端部70aを中心に
して行われるため、バケット70はスクリーンに密着し
た状態を維持でき、従ってインキが無駄に溢れることが
防止される。
【0031】なおインキの粘度により、バケット70か
らインキが垂れるまで時間がかかる場合が有るが、本実
施例ではかかる時間を計測してタイマー13で設定する
ことにより、適度な待ち時間を入れた自動運転が可能で
ある。さらにバケット70において、積極的にインキを
押し出す機構を設けることも可能である。
【0032】バケット70の傾けによってインキが垂れ
始めると、制御ユニット10内の主電動機48が稼働し
て出力伝達ベルト車47、補助車46、動力伝達用ベル
ト45、動力伝達用ベルト車44、上下駆動用ベルト車
連結シャフト43、上部及び下部駆動用ベルト車40、
41、上下駆動用ベルト42を介して上下駆動基板51
は上昇する。4つの上下駆動基板51は同期して上昇す
るため、上下駆動基板51に連結されているバケット台
62及びスキージ台66は上記した位置関係を変えずに
揃って上昇する。従って、バケット印刷面側上端部70
aはスクリーンに密着したまま上昇するため、垂れるイ
ンキは当該バケット印刷面側上端部70aにこすられる
ようにしてスクリーンに塗布される。上下駆動基板51
の上昇速度は、インキの粘度等に合わせて、インキの塗
布が良好になされるように調整される。
【0033】バケット70がインキの塗布終了地点まで
上昇すると、主電動機48が停止して上昇は止まり、バ
ケット傾けシリンダ79が逆方向に駆動してバケット7
0は水平に戻る。ここで、上昇が止まってからバケット
70の傾けを元に戻す間にもインキは垂れるため、イン
キの塗布終了地点にはインキが厚く盛られてしまうが、
一般にインキの塗布終了地点は印刷面最上部より上方に
設定するため、厚く盛られたインキは印刷に使用されず
無駄になるという問題が発生する。そこで本実施例は、
バケット70を水平に戻して後再び主電動機48を稼働
させ、バケット70を微小距離上昇させることにより、
厚く盛られたインキを除去し回収する。
【0034】水平に戻したバケット70の上昇による余
剰インキの回収の後、スキージ上下駆動シリンダ64及
びスキージ前後駆動シリンダ96が稼働して、スキージ
90はインキ塗布面上部よりやや上の位置でスクリーン
に圧着する。一方、バケット70はバケット前後微動シ
リンダ61が逆に稼働して微小距離スクリーンから離れ
る。
【0035】スキージ90とバケット70の位置関係を
維持したまま、主電動機48が逆回転して上下駆動基板
51は下降する。スキージ90の下降に伴って、スクリ
ーンに塗布されたインキが印刷用素材2に押圧転写され
る。スキージ90の押圧強度は、印刷用素材2の硬度等
に合せて、スキージ角度調整ねじ93によって調整でき
る。転写されずスキージ90に剥ぎ取られて垂れるイン
キはバケット70内に落ちるため無駄にならない。
【0036】スキージ90がインキ塗布面下部よりやや
下の位置まで下降すると、主電動機48が停止して下降
は止まり、スキージ前後駆動シリンダ96が稼働してス
キージ90は外側に移動し、再びバケット70を上昇す
べく主電動機が稼働して、バケットが元の位置に戻って
制御アルゴリズムの1行程が終わる。
【0037】連続印刷のためには上記のアルゴリズムを
繰り返せば良く、1行程毎にペダルスイッチ12の入力
を必要とすることも、完全に自動化することも可能であ
る。印刷用素材2の入れ替えは、印刷完了後スキージ9
0による押圧転写開始時までになされればよい。本実施
例は右側から印刷用素材2を手動で出し入れするもので
あるが、完全自動化のためには、左側の補助板17も分
離して中央部に空隙を設けて印刷用素材2を例えば右か
ら入れて左側に出すようにするとよい。
【0038】
【発明の効果】本発明は、印刷用素材を印刷面が鉛直に
なるように支持するため、印刷用素材が大面積の場合で
あっても印刷機の設置面積を小さく抑えることができる
ことの効果がある。
【0039】また、本発明は両面印刷機であり、両面同
時に押圧転写することにより、印刷用素材の支持負担を
軽減でき、容易に両面を同時に印刷することができるこ
との効果がある。
【0040】さらに本発明は、インキを塗布する機構と
してバケットを設け、バケットの印刷面側上端部を鋭角
の形状とし、インキを充填したバケットの印刷面側上端
部をスクリーンのインキ塗布部下方に密着させるための
駆動機構と、バケットをスクリーン側に傾けるためのバ
ケット印刷面側上端部を中心とする円弧状のバケット傾
けスライダガイド及び該ガイドに沿ってスライドするバ
ケット傾けスライダ及び該スライダ駆動のためのバケッ
ト傾けシリンダと、バケットを傾けた状態でインキを垂
らしつつインキ塗布部上方に至るまでバケットを上昇さ
せる機構とを有し、一方、バケットをスキージによる押
圧転写時の余剰インキ受けとしても利用することを特徴
とするものであるから、縦形印刷機特有のインキの取り
扱いに関する問題を全て克服した画期的な縦形印刷機で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体を示す斜視図。
【図2】本発明の実施例の正面図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】図2のB−B断面図。
【図5】図3の左側面図。
【図6】バケットを傾けた状態を示す側面図。
【符号の説明】
1 縦形両面印刷機 2 印刷用素材 3 スクリーン板 10 制御ユニット 11 電源コード 12 ペダルスイッチ 13 タイマー 15 側柱 16 天板 17 補助板 18 補助板 19 目盛り板 20 印刷用素材支持板 21 スライドバー 22 スライドバーガイド 23 印刷用素材固定部材 24 掴み部 30 ガイド棒 31 スクリーン板上部固定部材 32 掴み部 33 スクリーン板下部固定部材 40 上部駆動用ベルト車 41 下部駆動用ベルト車 42 上下駆動用ベルト 43 連結シャフト 44 動力伝達用ベルト車 45 動力伝達用ベルト 46 補助車 47 出力伝達ベルト車 48 主電動機 49 第2のガイド棒 50 上下駆動用ベアリング 51 上下駆動基板 60 バケット枠 61 バケット台支持軸 62 バケット台 63 バケット前後微動シリンダ 64 スキージ上下駆動シリンダ取付け台 65 スキージ上下駆動シリンダ 66 スキージ上下駆動シリンダ用ガイド 67 スキージ台 70 バケット 70a バケット印刷面側上端部 71 バケット載置板 72 バケット取付け板 73 バケット支持軸 74 バケット支持軸固定板 75 バケット前後駆動シリンダ 76 バケット圧調整ねじ 77 バケット支持板 78 バケット傾けシリンダ支持板 79 バケット傾けシリンダ 80 バケット傾けスライダ 81 バケット傾けスライダガイド 82 コロ 90 スキージ 91 スキージ取付けバー 92 スキージ取付けねじ 93 スキージ角度調整ねじ 94 スキージ支持軸 95 スキージ支持軸固定板 96 スキージ前後駆動シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横井 直行 東京都江戸川区西瑞江1丁目35番6号 (72)発明者 鈴木 祐二 埼玉県戸田市新曽南1丁目5番22号

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状の印刷用素材にスクリーン印刷す
    る印刷機(1)において、印刷用素材(2)を印刷面が
    鉛直になるように支持する支持部材(20)と、該支持
    部材(20)に支持された印刷用素材(2)の印刷面と
    平行に少許の間隔を空けてスクリーン板(3)を鉛直に
    固定するスクリーン板固定部材(31、33)と、該固
    定部材(31、33)により固定されるスクリーン板
    (3)と、該スクリーン板(3)にインキを塗布する機
    構と、塗布したインキを押圧転写するスキージ(90)
    とを有することを有することを特徴とする縦形印刷機。
  2. 【請求項2】 平板状の印刷用素材に両面印刷をするた
    めに、鉛直に支持した印刷用素材(2)の両印刷面にそ
    れぞれスクリーン板(3)を設置し、両印刷面を同時に
    押圧転写することを特徴とする請求項1に記載の縦形印
    刷機。
  3. 【請求項3】 インキを塗布する機構としてバケット
    (70)を設けたことを特徴とする請求項1または2に
    記載の縦形印刷機。
  4. 【請求項4】 バケット(70)の印刷面側上端部(7
    0a)が、印刷面側の側壁の傾斜によって鋭角であるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の縦形印刷機。
  5. 【請求項5】 インキを充填したバケット(70)の印
    刷面側上端部(70a)をスクリーン(3)のインキ塗
    布面下部に密着させるための駆動機構(63)と、上記
    バケット(70)をスクリーン側に傾ける機構と、上記
    バケット(70)を傾けた状態でインキを垂らしつつイ
    ンキ塗布面上部に至るまで当該バケット(70)を上昇
    させる機構とを有することを特徴とする請求項3または
    4に記載の縦形印刷機。
  6. 【請求項6】 バケット(70)をスクリーン側に傾け
    る機構として、バケット印刷面側上端部(70a)を中
    心とする円弧状のバケット傾けスライダガイド(81)
    と、該ガイドに沿ってスライドするバケット傾けスライ
    ダ(80)と、該スライダを駆動するためのバケット傾
    けシリンダ(79)とを設けたことを特徴とする請求項
    5に記載の縦形印刷機。
  7. 【請求項7】 インキの塗布終了後、バケット(70)
    の傾きをもとに戻し、さらに該バケット(70)をイン
    キの塗布終了地点より微小距離だけ上昇するように制御
    することを特徴とする請求項5または6に記載の縦形印
    刷機。
  8. 【請求項8】 バケット(70)の上下動と独立にスキ
    ージ(90)の上下動を制御する機構(64、65)を
    設けたことを特徴とする請求項3から7のいずれかに記
    載の縦形印刷機。
  9. 【請求項9】 バケット(70)を、スキージ(90)
    による押圧転写時の余剰インキ受けとして利用するよう
    に制御することを特徴とする請求項3から8のいずれか
    に記載の縦形印刷機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002166522A (ja) * 2000-11-30 2002-06-11 Yokowo Co Ltd スクリーン印刷機およびスクリーン印刷方法
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